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2024-11-15

anond:20241115235219

男女共同参画支出

介護給付国庫負担金等(3兆342億円)

子どものための教育・保育給付など(1兆4743億円)

児童手当制度(1兆3261億円)

良質な障害福祉サービスの確保(約1兆2422億円)

日本学生支援機構大学奨学金事業の充実(7525億円*)

年金生活支援給付金(4908億円)

高等教育の修学支援制度(4881億円)

企業主導型保育事業(2269億円)

地域支援事業(1972億円)

母子家庭対策費( 1755億円)

児童入所施設措置費等(1354億円)

中小企業最低賃金引上げ支援対策費(1377億円)

非正規雇用労働者キャリアアップ事業( 1231億円)

税金の使途は1億で割って考えよう

なんせ何十兆円って額だから税金の使途たる国家予算の大小って直感的に分からんのよ。

どこそこの事業に何千億円、けしからん!みたいな意見は山ほどあるけど、直感的に大小が分からんから感情は乗らないし怒れない。

ゆえに投票もしなくていっかーっ思うとよ。

そこで、1億で割ってみることを考えるぞ。

ちなみに1億は、日本人民の概数だ。

1億で割ると、国民一人当たりで計算できる。

毎年100万円以上税金を払ってるわけだけど、この額と国家予算÷1億の額を比べれば、直感的に理解できるかもしれんと思うのだ。

学術会議10億円→10

まあ、そんくらいならいいんじゃね

ユネスコ負担金…30億円→30円

ユネスコってなんぞ 世界遺産払い過ぎでしょ別にいいけど

アイヌ関連予算…58億円→58円

すごい額だね?別にいいけど

外国人生活保護…1200億円→1200円

これマジ?1000分のくらいこれじゃん。信じられなーい

家庭子ども庁…4兆円→4万円

まーいうて省庁1個でしょ?そんなもんじゃないの

林野庁の年間予算10倍だけど

SDGs関連予算…6.3兆円→6.3万円

個人じゃどうにもならないからね、税金でやるしかいからね、しょうがいね

男女共同参画…9兆円→9万円

そんなにいる?笑何に使ったらそんなになるんだよ笑

でも女子賃金って男子の8割くらいだから男子から9万ずつとって女子に配ったとしても差は18万円しかまらないわけで…

イヤそもそも金銭的な話だけでもないか

マジ具体的に何に使ってるの気になるわあー

 

そんな感じ?いかがでしたか

所得税課税世帯生活保護受給世帯除く)って貴族ことなんじゃないの?

給与事業・雑所得以外に入ってくるお金暮らしててかつ生活保護必要ないレベルの額ってことでしょ?

現役世代生活保護対象にならない普通に働ける家庭はもちろん課税対象だし

課税世帯への給付って労働者から搾り取った金を貴族にばらまく施策しか思えないんだけど違うのか?

2024-11-14

地方選挙にこそ行ってほしい

衆院選が終わった。

選挙に行ってとか、投票率がーとか、国政選挙のたびに話題が上がる。

国政選挙は行くけど地方選挙は行かないという人を見かけるが、地方選挙にこそ行ってほしい。

特に市区町村首長選挙議員選挙

ピンと来ないかもしれないが、実は私たち生活に大きな影響がある。

もし、あなた

役所の窓口で何度も同じことを書かせないでほしい」

介護子育て支援する事業を充実してほしい」

手続きオンライン化してほしい」

町おこしもっと頑張ってほしい」

このような要望を持っているのなら、それは役所=地方自治体に対して声を届ける必要がある。

どのようにして届ければいいのか?

もちろん、手紙電話オンライン受付フォームなど、様々な手段があるが、それだけじゃない。

議員」を使うのだ。

地方議会議員は、あらゆる機会で行政運営に対して意見を述べることができる。

そして、行政はそれに応えなければならない。

地方議会は、民間企業でいう株主総会みたいなものだ。

もちろん首長も大切だ。

役所で働いているのは地方公務員であり、そのトップに立つの首長である

首長地方自治体方針を決めている。

民間企業でいう社長のようなものだ。

議員首長も、行政運営に大きな影響を及ぼす。

ぜひ公約を見て「自分がやってほしいことを実現してくれる人」に票を託してほしい。

もし、しばらく選挙がない!という人は、ぜひ今のうちに「議会だより」を見てほしい。

議会だよりには、どの議員がどんな質問をして、自治体側は何を答えたのか、ということが記されている。

また、余裕があれば「議会中継(国会中継地方議会版)」もやっているはずなので、それも見てみてほしい。

ちゃんと答弁が実施されているはずだ。

地方議会は、成果を確認やすい。

上記に加えて、最近SNSで発信する首長地方議員も多いだろう。

ぜひ、応援したいと思える政治家を見つけて、自分要望を叶えてもらってほしい。

anond:20241114023633

PR TIMES にもガッツリ出稿してるし、なんか「増田にだけこっそり教えるヨ!」みたいな雰囲気気に食わないな

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000061329.html

コソコソしないでそういう事業なんだって堂々とすればいいのに

日本の政治反社によって維持されてきていたという事実

複数の元反社政権与党擁護する記事ネット活動をしているのたくさん見かけるのだ

なぜそんなことをするかというと、

今の反社補助金ビジネスにずっぷりと浸かっている

震災復興ビジネス

事業立ち上げ補助金

生活保護向けビジネス

税金事業に絡んでいる元反社は多い

税金クルーザーをかったり大豪邸に住んだりしているので、

政権擁護する

カルト反社半グレ医師有害経営者インフルエンサー

このスクラム日本をここまで徹底的に破壊した

2024-11-13

田舎太陽光発電守のつぶやき

https://toyokeizai.net/articles/-/839082

こんな記事があったけど、あんまり皆さん実態を知らないようなのでひとつ

自分土地に作った中規模ソーラー場合

自分土地に立てたようなところはオーナー草刈りとかメンテしていることが多いです。

で、メンテしきれなくなると、ワイのような限界集落看取り人みたいな輩に依頼が来て、お小遣いぐらいの金をもらって草刈りをすることになる。

こういう所はだいたいちゃんとしてるが、最大のリスクオーナー健康状態だったりする。


前にあった例は、草刈り電気系のメンテナンスを月2万円ぐらいで請け負っていた所で、オーナーがお亡くなりになった例があった。

息子さんももういい歳で、今更田舎に来る気が無いという事もあったが、まぁ散々お世話になったしと思いながら生前と同じようにメンテをしていたところ、息子さんから買い取ってくれと言う打診があった。

しかしそんな金も信用力もワイにはないので、地元組織的に再エネの発電事業をやっている半公共団体に話をつないで、そこに買収してもらった。

固定価格買取制度認定みの太陽光発電所は、後は自動的に金を生み出してくれる施設なので、売り先にはそんなに困らないのである

ワイはむっちゃ借金があるから無理なだけで。


なので、くさぼーぼーになると言うのは、くさぼーぼーになる以前に素人が設置したとか、坂に設置したので全然発電効率が上がってなくてそもそも赤字とか、くらーい何かがある気がする。

再エネを専門にやっている人たちの場合

うそ組織自分たちでメンテ部隊を持っているので、そこがやる。と言う感じである

今はもう違うが、ちょっと前までの固定価格買取制度は、ここら辺を外注する想定で経費設計がされていたので、自分たちでやればやるほど儲けが増えると言う構造があるので、それはもう地道にやる。

さら草刈りなんてのは、ある一定の期間に一定の面積を借れば良いと言うスタイルなので、農家のおじさんたちや、建設会社おっちゃんたちのちょうどいい副業なのである

そして、最近ロボット草刈り機がありまして、普段管理はだいたいそれで済んでしまうと言う場合もそれなりにある。

anond:20241113143659

伏せる必要がないも何もワイはなんのハードの話とは書くつもりないです

この程度でSLAPP裁判とかないと思いますけど余計なことはしないに限りますし、

特定ハードメーカーに限らず、下記は世間一般的感覚お話かと思います

NvidiaAMDなどと性能勝負できると称したり、言葉を発するどころか本気でそう考えているのだとしたら、

周囲が察しってなってもまぁ致し方なしだと思います

(事業を)続けている間は、AさんとBさんにとって、○万円は同じ価値ではない現実とは真摯に向き合ってもろて

賃金差別があるし、賃金差別回避できても、さまざまなバックグラウンド問題がある

というか、 幅広い属性の中に含まれる、ある場面では助けが必要かもしれない人を騙すのはやめましょう。倫理的問題があります

マシンパワー必要ゲーム積極的にやりたい人はゲーミング PCを買っている現実と、ゲーミングPC持ってない人は持ってないなりの理由がありそうな現実を見つめた上でターゲット設定してもろて

 

あと、能力問題云々は下記の続きです

 

去年の今くらいから考えてたことに、ようやく答えが出た(メモ)

https://anond.hatelabo.jp/20241108055814#

anond:20241113143416

暇空は今日前澤友作に絡みついて新事業詐欺情弱をカモにしてるって大騒ぎしてるよ

anond:20241113122211

最近話題なのはまさにその人の話だろ

航空会社規定が変わったりはした

有名フェミだと仁藤はレイプ売春レベルにまで落ちたことはない・事業成功してる・思想が同じの内縁イケメン夫がいる・家族仲悪いそうだが実家金持ち、で異常強メンタルの持ち主だが、

kutooの人は全部逆なのでいじりすぎるとそのうち本当に死んじゃいそうな感じがある

2024-11-11

【お詫びとお知らせ】弊社委託倉庫へのサイバー攻撃による個人情報漏洩可能性について

松竹ストア会員様各位

謹啓

松竹ストアでございます。平素は格別なご高配を賜り、厚く御礼申し上げます

※このメール2017年11月24日から2024年9月12日の間に松竹ストアで商品を購入された会員様に

配信しております

 9月19日松竹ストア公式サイトにて、弊社の配送業委託先(株式会社 倉業サービス)のシステム

に対するサイバー攻撃によるお客様個人情報漏洩可能性をご報告(※)申し上げておりますが、

今般、同社より本件にかかる調査結果の報告を受領いたしました。

2024/11/11更新【倉業サービス 個人情報漏洩懸念に関する調査結果のご報告】

https://www.sougyo.co.jp/notice/3stReport.pdf

※【お詫びとお知らせ】弊社委託倉庫へのサイバー攻撃による個人情報漏洩可能性について

https://store.shochiku.co.jp/shop/pages/info20240919.aspx

詳細は後述のとおりでございますが、第三者である外部の専門会社に詳しい解析を依頼して可能

限りの調査を行いましたが、現時点では

  ・サイバー攻撃により保有していた個人情報漏洩した可能性は否定できない

  ・一方で、個人情報が具体的に漏洩している事実確認されていない

とのことで、9月19日のご報告内容と変わらず「情報漏洩懸念」を打ち消すには至りませんでした。

お客様には引き続き、多大なご心配とご迷惑をおかけいたしますことを心よりお詫び申し上げます

また、調査時間を要しました為、個別のご連絡、ご報告が今日に至りましたこと何卒ご容赦賜りたく、

重ねてお詫び申し上げます

本件の経緯ならびに調査結果は以下のとおりです。

1.本件の経緯

2024年9月12日株式会社倉業サービスシステムを構築しているサーバーにおいて障害が発生。

調査を進めたところサーバーに対する不正アクセスおよびランサムウェア攻撃があったことを同社が

認識9月18日、同社より個人情報漏洩した可能性がある旨の報告を弊社にて受領し、9月19日に弊社

ホームページ及び松竹ストアに本件に関する第一報を掲載いたしました。

その後、同社より第三者セキュリティ専門会社に詳細の解析調査を依頼し、検証が進められました。

2.漏洩可能性のある個人情報

2017年11月24日から2024年9月12日の間に弊社事業推進部が運営する通販サイト松竹ストア

(旧「Froovie」、旧「松竹歌舞伎屋本舗」を含む)、および松竹歌舞伎屋本舗楽天市場店にてご注文

いただきました215,099名のお客様(ご注文主様ならびにお届け先様)の「氏名」「住所」「電話

番号」「ご注文内容」です。

クレジットカード番号などの決済情報ならびにメールアドレスは当該システムでは保持しておりませ

んので、漏洩可能性はございません。

3.調査により判明した事実

株式会社倉業サービスより受領した報告内容は以下のとおりです。(一部抜粋

『当該不正アクセスサーバーにおいて使用しているソフトウェアにあった脆弱性悪用してなされた

こと、この不正アクセスを契機としてランサムウェア攻撃がなされたことが判明しました。

取引先(=松竹株式会社を含む委託元)から受託した発送業務における発送先情報等(取引先ごとに

情報の種類は異なることがあります)が漏えいしたおそれは否定できません。ただ、現時点では漏え

いの具体的事実確認しておりません。』

 ご報告は以上となりますが、弊社は今回の事態を重く受け止め、再びこのようなことがないよう

業務委託先の管理も含めた個人情報管理体制の強化に努めてまいります

 なお、外部への漏洩可能性の調査継続して行う旨の報告を受けておりますので、新たにお知らせ

すべき情報がございましたら、改めてご連絡させていただきます

 なお、仮に情報漏洩いたしました場合には、弊社を装う郵便電話など、情報悪用される可能性も

否定できません。ご心配やご不明な点などがございましたら、大変お手数ではございますが以下の

お問い合わせ先までご連絡くださいますようお願い申し上げます

敬白

<お問い合わせ先>

松竹株式会社事業推進部

松竹ストア問い合わせフォーム

https://store.shochiku.co.jp/shop/contact/contact.aspx

「件名:倉庫システム個人情報漏洩に関する問い合わせ」

トランプやイーロンだってエリート富豪選民なのに!

って言うけど

ビジネス系の自ら事業を起こしたり拡大してきたリーダーシップの強いタイプエリート

専門職とか言論人的なエリートとはまた違うだろう

なお裏でどちら側でも暗躍する金融系が一番賢い

2024-11-10

サルと金子勝でも分かる!マイナカード保険証

https://president.jp/articles/-/87827

このままでは国民皆保険が壊れていく…金子勝マイナ保険証政治献金企業が儲かる究極の寄生システム

この記事が本当に💩なので、一つずつ説明していきます

敬称略です。

マイナカードシステム日本大手IT企業8社が受注しており情報産業のための救済事業? 日本オリガルヒオリガルヒ

政治献金技術的に遅れた日本情報産業のための救済事業との結びつきは非常に強い。
ほぼ10年間でマイナンバー関連事業を少なくとも3000億円近く発注していると見られるが、大企業8社が共同受注などで独占的に契約している。

そんなことはありません。むしろ大手IT企業はこの手の自治体公共事業が薄利すぎて足を洗いたがっているというのがほぼほぼ現在の状況です。最近では大手撤退が激しく、元々大手が担っていた部分を別の中堅SIerが無理して受注したものの、ノウハウもなく薄利過ぎて対応出来ず納期通りに納品できない案件が続発しています。そこで、入札参加条件が上げられた結果、入札が予定価格を上回り、随意契約になると言うケースが多発しています

やり玉に挙がっている8社とは恐らく以下の企業のことです。

見る人が見れば、NTT系が基本を抑えつつ、周辺の企業が参画しているというのがわかると思います大手5社のコンソーシアムで、NTTコムがメイン、NTTデータNEC日立富士通の合わせて5社で共同受注しています。そして、他に手を上げた企業はありません。

NEC日立富士通は関連公共システム(住基や戸籍、税務システムなど)が関わりそれらとのつなぎ込みが必要になるからですね。

他に手を上げた企業がない上、入札では予定価格を上回ってしまった結果、随意契約と言うケースです。報道によれば、いずれも随意契約にするにあたって、調整の結果入札価格よりも低い価格で受注させているようです。


他、凸版とDNP物理的なカードの発行業務をやっており、合わせて800億円ぐらいの受注額です。そしてマイナカードは1億枚発行していますので、1枚辺り800円。カード物理的に1枚300円はしますし、送付事務に使う簡易書留は350円しますので。単純に残りの取り分は150円です。全然高くありませんね。ここで事務手続きなどをやる事になります。数が多いので最大限コストは低く抑えていると思いますし、全てが郵送交付ではないとか細かい話はあるでしょうけれども。


JECCはリース会社です。国の予算関係でいったんファイナンスを引き受る。大手IT企業がごそっと出資している特殊会社です。金額はでかいですがこの会社が入るのは主に行政の硬直性の問題です。


さて、これは日本オリガルヒなんでしょうか?

何故か突然旧ソ連ロシア方面用語が出てきて面食らった人もいると思いますが、オリガルヒとは、官製新興財閥だそうで、その方面の人たちから社会主義国ソビエト連邦崩壊したどさくさに紛れて、民間にいくときに出来た悪しき存在という事で、よく批判に出てくる用語です。

さて、彼らはオリガルヒなのでしょうか?


そんなわけないんですね。

一般的IT企業が求める水準の利益率とは30%と言われる中、政府系の仕事利益率が1割を切る事があたりまえです。エンジニア不足の中でやりたくない仕事です。


NTT系が1300億円程度の受注をし、物理的発行やリース会社を合わせて8割以上で、残りとは大きな差があります。ここで金子らなぜNEC日立富士通を入れたのか。それは5社が献金していると言いたいが為に3社を水増しした感じがしますね。

マイナンバーカードマイナ保険証利便性セキュリティもまったくないために、普及しない。

まずは、利便性について検討しましょう。金子はこの一文のみ、内容も根拠も全く触れず、まるで自明のような扱いですが事実とは異なります

政府は、マイナンバーカード調査を定期的に行っており、最新の結果はこちらです。

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8adde791-e214-4b5b-b9ad-4eb89a354dbc/2c98d210/20240321_mynumbercard-promotion_outline_02.pdf

こちらはほぼ1年前のアンケートですが、

と言う結果が出ています。ほぼ食わず嫌いですね。

少なくとも、利便性が「まったくない」と言う事は「まったくない」ことがわかります


次にセキュリティについて検討しましょう。

やたら多くの紐付けをするために、なくしたり盗まれたりすると、すべての個人情報漏れしまう。

これは事実とは異なります

ここでは逆に、全ての情報漏れるにはどのような条件が揃う必要があるかを並べてみると

と言う事が必要

パスワードを用いずに物理的に情報窃盗するには

と言う事が必要です。

さてこれを「セキュリティがまったくない」と表現するのが適切でしょうか?

現状、これよりも固いセキュリティを強いているシステムは本当にわずかです。

複数種類のカードが発行されて、極めて不効率

暗証番号のない顔認証マイナ保険証スマホマイナ保険証(これもマイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの)など、数種類のカードが発行される極めて非効率もの

これは明確に誤りです。何故ならば、1人に発行されるマイナカードは1枚しかいからです。受け取る側のシステムも一つ。

マイナ保険証スマホ接触させないと使えない無意味もの」も誤りです。最初の1回だけ行えばよく、使う時にマイナカード必要ありません。

初回のそれはマイナカード認証する為に必要というだけの話です。


さて、金子はこの状況を「数種類のカードが発行される極めて非効率もの」とする一方で、「多数数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で」を提言しているのですが、整合性がありません。

最初からスマートフォンクラウド対応する能力がなく、

マイナンバーシステム設計されたのは今から10年前の2014年ですが、当時はまだスマートフォン安全電子証明書を持たせる仕組みがありませんでした。

現在できる様になったのは、日本政府や担う企業なども参画し国際標準規格を作ったからです。ISO18013-5が正式に出来たのは2021年です。最初からできた所は存在しないでしょう。そしてこの規格を世界が利用しようとしています

技術的にとんでもなく遅れた4桁の暗証番号で顔認証不安定プラスチックカード

これも誤りです。いまでもICカードが最も堅いセキュリティ確保の手段の一つです。

それは何故かと言うと、ICカードに入れた鍵は、現実的手段では取り出す事も複製もできないからです。これはパスワード漏れていても完全に中身を出せないと言う意味でもあります


こういったことを言っている人は、大抵プラスチックカードといえば磁気カード時代認識が止まっている事が多いです。

ICカードは、単に定型情報を返すものではなく、このカード自体コンピュータです。マイナカードを利用する時にパスワードを入れますが、このパスワードオンラインではなく、カードの中で処理されます。そして複数回数間違えると、カードの中の最も重要な鍵、電子証明書が消されアクセス出来なくなります。また、電子証明書も、このICカード演算して帰す事で行われます。こういったことを理解しているのでしょうか。


また、顔認証不安定という詳細が明らかにされていませんが、事実として顔認証は99%の精度があります。たまに「マスクをしていたのに顔認証が通った」という人もいますが、これはマスクをしていても顔認証ができる技術を使っているからです。他人マイナカード認証ができてしまったと言った話が出回っていますが、反マイナカード保険証団体調査した結果2件だそうです。日本保険医療件数は数億件ありますが、そのうち2件です。

今回のマイナ保険証では、日本IT企業クラウド運営するノウハウに欠けており、時代遅れになっている欠点が露呈してしまった

その理由オンプレミス方式で、クラウドプラットフォームにしてないからだと説くのですが、今回出てきたトラブルシステム的なトラブルはほんのわずかであり、ほとんどはインプットするデータ問題でした。

これは、仮にアメリ中国の巨大IT企業に依頼しても同じ事が起きていたでしょう。

金子は「マイナ保険証のひどい醜態」を自明のごとく上げていますが、その具体的な中身について一切論じていませんが、これが事実だと言う客観的証拠がありません。全国民使用しているシステムであると言う事を考えたとき例外マイナーなトラブルしか起きていませんが、これはむしろ過剰品質とさえ言える状態です。

台湾閣僚であるオードリータン氏をデジタル大臣につければ解決!?

オードリータン氏は、マイナンバーシステムの普及が必要不可欠だと言う事を自明のものとして扱った上で、普及を進めるにはどのようにしたら良いかと言う点で多くの提言を行っています

また、台湾日本以上に全ての情報が「中華民國統一證號」に統一されており、身分証携帯義務づけられているなど、日本より遙か前から国民総背番号制です。前からあるが故にシステムが古い所があって運用に苦労をしているようですが、その全てを捨てて失敗だなという暴論が出ているとは聞いたことがありません。

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要

ちょっとこれの意味が分かりません。金子は、オードリータン氏の名前を出した直後にこれを言っているのですが。その段落を全部抜き出すとこうです。

マイナ保険証については、通常の健康保険廃止を止め、一からやり直して、クラウド上でスマホアプリにする。多数の紐付けを止め、一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)で丁寧にプログラムを組んでいくことが必要である

もっと意味が分かりませんが、ここから頑張ってエスパーしてみます

つのIDで多数の結びつけを行うのは危険

これについては全く逆です。マイナンバーシステムを通じてデータを関連づけすることによって、システム間で生の個人情報を槍と知りなくて良くなると言うメリットがあります

共通IDがない場合、一貫した行政処理を行う時には、住所氏名生年月日といった従来からの本人の個人情報判別するしかなくなります

一方で統一つぃたID管理されている場合は、その結びつけの情報だけでデータのやりとりが出来ます。また、結びつけの情報中央存在するシステム管理するのみで、接続されているそれぞれのシステムではユーザ識別する情報は別々です。中心に存在するシステムを通さないと結びつけが出来ない仕組みになっています

また、中央システムで結びつけの情報を捨てるだけで容易に結びつけが出来なくすることが簡単にできます

しかし、リアル情報を使ってしまうとそのような事はできません。

からやり直して、クラウド上でスマホアプリにするほうがいい?

既にマイナポータルスマホで動いていますし、一からやり直す必要はありません。

また、既に述べたようにICカードは現時点で全国民規模で動作させるセキュリティとしては最も固いものの一つです。スマホアプリ専用にするのはセキュリティ(これは情報保護不正アクセス回避という他に、可用性という意味も含みます)の問題があります

現在スマートフォンに入れることが出来る環境が揃ってきましたので、スマートフォンに入れた証明書普段使用して、マイナカード本体は家に置いておく、と言うスタイル可能になります

また、マイナカードアプリケーションはいわゆる「クラウド」と呼ばれるシステムで多数動いており、既にクラウドであると言えます

一つひとつ独自OSオペレーティングシステム)がよい?

既にOSレベル独自作成する意味はありません。それも一つ一つ別のシステムに刷るなどと言う意味はありません。

これは、交通安全のために、全ての自動車運転方法バラバラにするべきだ、と言っているようなものです。

また、問題になっているのはその上に乗っているサービスであるため、これによって何かが良くなることはありません。

丁寧にプログラムを組んでいくとよい?

一概には言えませんが、金子成功例としてあげるGAFAMなどでは「Agile開発」と言われる手法一般的になっていますが、これは「丁寧にプログラムを組んでいく」から連想されるものとは大きく異なるものです。

そもそも政府医療IT化の方向性が完全に間違っている?

最後金子はこう述べています

政府厚生労働省が描いている医療の姿はまさにこれそのもの(もう少し具体化され、洗練されていますが)だと思いますが、何故これが「完全に間違っている」のでしょうか。

また既に実現している部分があります

一方で実現されていない部分もあり、それを補うためにマイナンバーシステム共通IDとして活用しようと言う事になっています

感想

ツッコミどころが多すぎるのを真面目に突っ込んでみるということをやってみたが、人生時間無駄にしたと思いました。

なので推敲見直しもせずに上げます

ブクマカでっち上げデマ概念大学生協における書籍割引販売の「趣旨に反する」について

[B! 大学] 東京電機大学生、生協で取り寄せたらどんな本も1割引きになると凌辱物のエロ漫画を購入→大学「学内で調査を行っております。調査後、大学として厳重に対処いたします。」

いちいち引用しないが、事実を誤認した大量のゴミブコメトップに並んでいる。

生協エロ本を買うのは制度悪用であり、お目こぼしがなくなりルール厳格化を招く」? 全くのデマである

目次 兼 要約

  1. 一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である
  2. エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである
  3. 大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである
  4. 大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである
  5. 大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

一般書店で本を値下げできないことこそ、独禁法の「趣旨に反する」歪な既得権益であり、「お目こぼし」されているのが現状である

書店でなぜ原則本を値下げできないのかというと、日本には「再販制度」、製造である出版社が決定する定価を書店は変えてはならない、という業界慣行があるからだ。

だが、この形態取引方法は、独占禁止法において明示的に禁止されている。

二条⑨ この法律において「不公正な取引方法」とは、次の各号のいずれかに該当する行為をいう。

 四 自己供給する商品を購入する相手方に、正当な理由がないのに、次のいずれかに掲げる拘束の条件を付けて、当該商品供給すること。

  イ 相手方に対しその販売する当該商品販売価格を定めてこれを維持させることその他相手方の当該商品販売価格自由な決定を拘束すること。

  ロ 相手方販売する当該商品を購入する事業者の当該商品販売価格を定めて相手方をして当該事業者にこれを維持させることその他相手方をして当該事業者の当該商品販売価格自由な決定を拘束させること。

我々の生きる資本主義社会というのは、市場での公正で自由競争大原則とするものであって、価格決定権は小売業者が持つべものである価格統制を行い、小売業者同士の競争禁止するなぞ以ての外である

このような掟破り行為出版業界でおおっぴらに行われているのは、独禁法23条4項に、著作物の発行事業者による正当な行為であれば、独禁法適用しないという例外が定められているからだ。

なぜこのような特権が認められているのか? 独禁法教科書を開いてみよう。

著作物に係る法定再販制度趣旨は,必ずしも明らかではないが,戦前から定価販売慣行を追認したものとされている。また,著作物の種類ごとに,例えば,新聞については戸別配達の維持,書籍雑誌については多様な出版物の発売や書店での展示販売の確保といった説明が後付け的になされているが,再販行為必要性とは必ずしもつながらないと思われる。(『条文から学ぶ独占禁止法 第3版』p271)

趣旨は必ずしも明らかでない」「戦前から定価販売慣行を追認したもの」「説明が後付的になされているが、再販行為必要性とは必ずしもつながらない」なかなかボロクソな書きぶりではないか

当然「商慣習の追認」なる貧弱な理由で、大原則を曲げていいはずがない。再販制度廃止の動きはこれまでも何度もあった。今もなお現存しているのは、廃止の動きがあるたびに既得権益を守りたい新聞業界が大々的に抗議キャンペーンを行い揉めに揉めたかである政治的駆け引きの末の「お目こぼし」によって成り立っている制度なのだ

エロ本を割引するなんてズルい!」こそ、「お目こぼしを良いことにイキる」行為のものである

新聞業界という第四の権力がバックにある以上、既得権益廃止するのは難しい。されど、お目こぼしをいいことに既得権益を拡大しようとする、出版業界のイキり行為には公正取引委員会は否を突きつけ続けてきた。

この1つの例が2004年ポイントサービス禁止論争である

1990年代を通して喧喧諤諤の大戦争となった再販制度廃止論争は、2001年公正取引委員会による「当面再販制度を存置するのが妥当」という停戦宣言により一応の終結を迎えた。

事実上の勝利にイキった出版業界が次に目をつけたのがポイントサービス禁止である

かに再販価格維持契約定価販売義務付けても、ポイント還元がOKであるならば、事実上値引きと言っていい。「本はどの本屋でも同じ価格」というカルテルを侵す存在であり、再販制度に当面のお墨付きを得た出版業界禁止を目指すのは当然の成り行きであった。

されど原理原則に戻れば、現状の再販制度さえ、政治的判断による苦渋の決断として認められているにすぎないのである

出版業界の舐めた振る舞いに激怒した公正取引委員会は、ポイントサービス禁止運動を行う業界団体に対し、「事業者団体による共同行為禁止する」独占禁止法第8条違反を宣告。

結果、業界団体会長責任をとって辞任、クビを差し出して詫びる羽目になった。

ポイントサービス禁止論争で争点となったのは、1%程度のごく低率のポイントサービスであったが、

現在では、アマゾンヨドバシなどの大手通サイトを見れば、条件付きではあれど12%ポイント還元だとか10%ポイント還元だとか、大幅な値引きを行っている。再販価格維持契約?なにそれおいしいの?の域である

しか再販制度自体お目こぼし例外である以上は、再度「ズルいからやめろ」とヤブをつついて蛇を出したくないというのが業界の考えだろう。

再び公正取引委員会逆鱗に触れ、今度はアマゾン政治力を背後に一気に再販制度廃止まで持っていかれるかもしれないのである

この事例からわかるように「イキり行為」に気をつけなければいけないのは消費者である大学生ではなく、売り手である出版業界側であって、ブクマカ認識はまったくあべこべなのだ

大学生協書籍を割引できるのは学業支援目的ゆえではなく、組合員奉仕することを目的とする生活協同組合からである

ここまで述べた再販制度の縛りを、大学生協は負っていない。これは独禁法23条5項が生協例外例外の1つとして指定しているかである

まり書籍例外として再販価格を拘束する契約を結んでよいが、その例外として生協には通常の取引と同様に、再販価格の拘束契約を結んではならないということである

ブクマカ勝手でっち上げていう「学業目的の特例」とかそんなものではない。実際、書籍の割引は一般生活協同組合(例えばコープこうべ)でもおこなわれていることだ。

ではなぜ、例外例外が設けられたのか?

再販制度という大本例外が設けられた理由再確認すると「商慣習の追認」が定説である。ただこの理屈では再販制度生協のみならずすべての事業者において廃止すべきという結論しか導かれない()。

なので百歩譲って少数説である出版業界ポジショントークを参照すると、再販制度なしには、書店理念を見失い利益至上主義に陥り売れ筋の俗悪本のみが蔓延世界になるから、らしい。

しかしこの捏ねくりだ出した理屈ですら生活協同組合適応することはできない。生協は、利益目的としない消費者うしの相互共助団体であるからである

利益の追求のために消費者不利益を与える行為法律禁止されており、また組合員が持つ平等議決権及び選挙権によって効果的に阻止される。再販制度容認などという副作用の大きな例外を認めるだけの意義はどうあがいても見出すことができない。

大学生協書籍を一律で割引くのは、組合員たる大学教員/職員/大学生の総意に基づくものである

前節では、大学生協書籍が割引が「可能である理由を述べたが、愚かなブクマカは「大学生協学生学業支援するためにあるのだから制度可能であってもエロ本については割り引くべきではない」などと言うかもしれない。

可能であること」と「やること」は違うそれは正しい。

しか大学生協目的なぞをでっちあげたいならば、まず定款を見るべきだ。

第1条 この消費生活協同組合(以下「組合」という。)は、協同互助精神に基づき、組合員生活文化的経済的改善向上を図ることを目的とする。

事業

第3条 この組合は、第1条の目的を達成するため、次の事業を行う。

(1)組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組組合員生活必要物資を購入し、これに加工し又は生産して組合員供給する事業合員に供給する事業

(2)組合員生活有用協同施設を設置し、組合員に利用させる事業

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

(4)組合員生活共済を図る事業

(5)組合員及び組合従業員組合事業に関する知識の向上を図る事業

(6)組合員のための旅行業法に基づく旅行業に関する事業

(7)前各号の事業に附帯する事業

どこに学業支援なる文字列があるのであろうか。

というか名は体を表すというように、大学生協とは生活、「大学に属するすべての人つまり大学生/大学職員/教職員生活」を共助する団体である役割学業に限られない、当然娯楽を提供することも含まれるのである

書籍の割引販売は、それが教科書であろうと、学術書であろうと、コミックであろうと、エロ本であろうと

(3)組合員生活改善及び文化の向上を図る事業

に一律で含まれるであろう。

追記id:worris 氏のブコメより、誤りの指摘があった。書籍は第3条第1号「組合員生活必要物資である。つまるところ、生協の言う「生活必要物資」とは日常用語生活必需品より広い概念であり、娯楽を含むのだろう。論旨の変更は必要ない。)

もちろん、娯楽の提供大学生協役割に含まれると言っても、程度問題存在する。

生協資金力にも労働力にも限界存在するのだから、何にリソースを投じれば「組合員生活改善及び文化の向上」を達成できるか、取捨選択必要になる。

決めるのは、一人ひとり議決権あるいは選挙権を持つ、組合員である

ブクマカは「イキるとお上のお怒りを買うぞ」という論調であるので、決定権が生協のおえらいさんとか大学経営陣とかにあるように勘違いしているように見受けられるのだが、事実は全くの逆なのだ

組合員自治原則念頭に置いた上で、なぜ本が一律割引されるのかを考えてみよう。

大学生とは多くの人にとって人生で一番本を読む時期である。これは今年『何故働いていると本が読めなくなるのか』という新書ベストセラーになったことでもわかることである

大学教員もまた大量に本を購入する。

そして生協再販価格拘束契約で縛ることのできない例外的な存在として、彼ら組合員独自価値提供できる。

そう考えると書籍の一律割引販売で、組合員合意がまとまるのは、ごく自然なりゆきである

仮に「娯楽本は除外」とか「教科書のみ割引」とかい制度になったならば、利益を得る層が組合員の中で偏ってしまう。みんながWin-Winになる制度こそが、民主主義的な議論で選ばれるものである

ただし、ここ最近若者の「紙の本離れ」が叫ばれて久しい。

紙の本をほとんど買わない組合員からすれば、事業資金は「書籍10%引きで売る」ことより「生協食堂メニューを1品増やす」方に費やしてほしいことだろう。

学術書読んでる同級生応援したいけど、エロ本はな……」と彼らの票が離れることは、あり得る展開ではあるかもしれない。

しかエロ本を割引販売することで、大学生協は何ら損をしていないことにも留意必要である。むしろ大学生協は新たな顧客層を開拓することで利益を得て、他の事業投資可能資金を増やしたと言える。

「割引率が10%であるべきか5%であるべきか」は難しい経営判断であり組合員間での真摯議論が求められるところであるが、割引中止とか販売停止とかになると誰のトクにもならない論上に上げるまでもない愚論なのだ

なお大学生協に客を取られなければ、定価でエロ本を1冊売ることができたであろう一般書店は損をしたといえるが、再販制度というお目こぼしに守られているものが「ズルイ!」なんて言える立場にないことは先に述べたとおりだ。

大量のバカブコメは、大学生による「生協ではエロ本も割引!」啓蒙活動の意義を逆説的に示している

大学生の行為を「バカッター」とか「バイトテロに等しい」だとか意気揚々名誉毀損行為を行うブクマカたちは、

実際は、自分たちがこそが大学生協役割勝手でっち上げたイキりバカブクマカであり、はてなというプラットフォーム名誉を大いに傷つけるブコメテロであることを認め、真摯謝罪すべきである

そして、大学生協役割学業目的だと誤解する人がここまで多いという事実は、「生協ではどんな本でも割引される」ということを声高く啓蒙する意義を証明している。

ルールを正しく理解する人が多ければ多いほど、組合員生活費を節約し、生協の売上は増え、サービスの質は向上するのだから

anond:20241109134310

増田知らないと思うけど政府もピンピン方面事業すすめてるよ今

2024-11-09

金というか資産に働いてもらうにも、それを持ってなきゃ何も始まらない。

無い金は増やせないし、無い土地も貸せないし、無い株からは何も得られない。

まれついてのボンボンではないから、それを手にするには働いて金貯めるか、でなきゃ借りるしかない。

投資というか投機的な運用でさえ、元手が知れてりゃ増える額も同じことだし。

そこでレバレッジですよ!

というほどの度胸もない。

借金して、別にやりたくもないし儲かる保証もない事業を無理やり始めた所で、楽に金を集めるために苦労するなら実に本末転倒だ。

寿命若さ欲望永遠なら、金を享楽に回さずコツコツ貯めるのもやぶさかではないけど。

この身の時間を使って何かしらスキルを得て高給の職を得ようってのも本質的には同じことだよな。

過去言葉しかなくて、未来なんて存在すらしなくて、ただ現在連続けがある。その今まさに感じている欲求をほっぽってやるべきことなんてあんのかな。

まあ漠然と生き急ごうとする気持ちも薄れてきて「今」への執着とかもなくなってきたら、先の満足のために今を犠牲にするのも悪かないかな。とか思うようになんのかな。

でもそんな風にすっかり欲望去勢されて安定を得た先には実にディフェンシブな満足感しか残ってない、なんて事にはならねえかな。そこに燃えるような喜びの実感ってあるんかな。

まあ消費と貯蓄なんて程度というかバランス感の問題だよな、とか、そういう保守的な心を安全生き方自己弁護していきながら生きていくしかねえのかな。

金のかからねえ趣味でも楽しく生きていられる。

なんて、色んな楽しさを知りたい気持ちに嘘をついて、いつかそれが本当になってしまうんかな。

ほどほどな無欲さに至って、悩みがほどほどなら喜びもほどほどにしかない人生になってしまわねえか、それだけがどうしようもなく恐ろしいぜ。

いまだに Winny金子さんを称えるヤツは犯罪予備群だろ

そりゃ、Winny金子さんを褒め称えるのは悪くないし、技術が悪いわけではない。

ただ、Winny で様々な著作権侵害個人情報取引が行われていたのは事実で、

そうなったら、誰かが逮捕されないと、ますます助長されていたわけだ。

それに、昔と今じゃ時代背景が違って、P2P型のネットワーク必要とされていた時代だった。

もう、かつてのように帯域が不足するという恐怖と戦わなくても、

人類必要とする程度には配信可能になってしまった以上は、

使い勝手の良くない P2P なんて、もはや事業提供者はしたがらないだろ。

から、未だに Winny とか技術的に優位だったとかいうやつは、時代遅れの技術者だ。

2024-11-08

アラフォーだけど、経営者になれば、「若手」

経営者って、平均年齢は60歳らしい。

40歳未満は、3%程と。

  

自分は、アラフォーフリーターなんだけど。

起業してみる。50万円あれば、2年くらいは経営し続けられるみたいだ。

経営者の集まり、商工議会しょだっけ?その辺りに顔出して、若いんだぜ〜ってのやってきてみる。

  

老害になって、普通就職もできなくなったし、これが自分人生一発逆転だ〜。

  

事業としては、昔取った杵柄だけど、博士号もあるし、論文リサーチとかをしまーすみたいな情報提供

2024-11-06

anond:20241105194755

ご回答いただきありがとうございます

あなたが思っておられる「多くの書店共通する」点は、多くの書店努力しているもの解決が難しい、あるいは実情とは異なるご指摘ばかりでしたので不思議に思ったのですが、なるほど、ご自身の大型店指向に基づいた個人的要望ポストしておられたのですね。理解しました。

お気付きのように文化事業としての大型書店は持続不可能ビジネスです。これはいまに始まったことではなく、日本出版流通歴史的背景があってのことです。

地方書店チェーン運営に関わったわたくしからすると、東京大阪などの大都市圏ですら副業による収入がなければ大型書店経営が成り立たないのは既に明らかなことで、また、公共図書館専門性の高い書籍の蔵書を求めるのも無理があります

地域中小書店の維持存続ではなく大型書店になんらかの充実を求めることと、公共図書館へのアクセスを容易にすることはまったく別の話であります

また、「 新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっている」がなにを指していて、それが公益とどう関係するのかはわかりませんが、なんにせよ「自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていな」いことのほうがよほど公益に反するし、かてて加えて残念ながらあなたが望んでいるであろう大型書店クリオティが上がる未来が来る確率は低いと思います

はたして「社会全体」が考えてくれるかなぁ。

トーハンばかりで日販の話が出ないのも面白いです。

2024-11-05

anond:20241105122822

ありがとうございます自分は、自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていなく、基本的に専門書へのアクセスを確保したいと思っています。そのため大型書店が持続可能ビジネスであることが死活的に重要です(amazon重要)。自分読書好きになった経緯から子どもが本好きになるためには図書館へのアクセスの方が重要かなと思います古本屋一定数ある街は、それがインフラかどうかは別として、素敵だなと思います

頂いたご質問自分感覚で答えてみます:

リアル店舗web店舗を問わず在庫検索システムの構築にかかる費用書店単体で担うのか。

個人的には書店在庫APIがあれば、誰かがそういうサイトを作るのではと思います図書館の蔵書に関しては、calilがあるかと思います

会計列を短くする目的レジ台数を増やすとして、そのレジスペースを確保できるのか。またそのためのレジ要員の人件費はどうするのか。

店舗によると思います八重洲ブックセンター本店ときは、1Fにレジスペースがありましたが、最上階に銀行カウンターみたいな会計スペースがあったのでそこで座りながら数十冊・数万円の会計10分ぐらいでしてました。客単価によって、セルフレジ有人レジカウンターみたいに使い分けても良いと思います

新刊小売書店の付加サービスのもの訴求力必要なのか。

必要ないと思います書店での体験が全てです。ただ、「15000円以上のときに送料無料」のようなサービスがあると、(基本的に本を持って帰る自分のような)顧客対話できていない感を感じます。「ポイントx倍」とかのサービス本棚勝負できていない書店稚拙集客に走っている印象です。なお、八重洲ブックセンター物理的なポイントカードは結構好きでした。

書籍を取り寄せするために行われる口頭でのやりとりを短時間で済ませることがはたして可能なのか。

オンラインフォームのようなものがあれば、十分だと思います。参考までに、e-honだと注文は一瞬ですが、物理書店との連携中途半端です。丸善ジュンク堂のshopifyのサイトでも取り置き可能なので、取り寄せを可能にすることは出来るかもです。なお、その際、amazonサイトを見ているときがありますが、様々な理由により敢えて物理書店で買いたいときがあります

書籍を取り寄せするための流通システムamazone-honとでは流通システムが異なるが、その責は新刊小売書店が負うべきものなのか。

流通の細かな話は分からないですが、amazone-honを使わないで書籍を取り寄せしたいニーズもあるので、そうした潜在ニーズ新刊小売書店企業努力で発掘されたら良いと思います個人的には、敢えて物理書店で取り寄せする際は、10日後に納品とかで問題ないです。

しおりを作っているのは大半が出版社であり、自社でしおり制作している書店がどのくらいある(あった)のか。つまりコストカットしているのは本当に書店なのか。

八重洲ブックセンターではしおりがありました。ただ、トーハンが49%の株を持った2016年から、無くなりました。2024年オープンしたグランスタ八重洲店ではオープン当初はありました。神保町東京堂書店も昔あった記憶です。

本棚微妙につまらなくなったとして、それは取次のせいなのか。

→ これも細かな話は分からないですが、取次とのパワーバランス本棚書籍が決まっているような印象を受けるときがあります丸善日本橋丸善丸の内ジュンク堂池袋紀伊國屋書店本店自分比較的詳しい分野だと同じような本が並ぶ感覚が強くなっています神保町東京堂書店自分比較的詳しい分野だと結構厳しくなってきている印象です。

書籍以外を収益源にするのを少し危険に思う根拠

大型書店でx年前に入荷した数千円の本が売れた、みたいなのを積み上げるときに、数千円の文房具雑貨を売るのとオペレーションモチベーションも違うのかなと思います。また、文房具雑貨収入がメインの有隣堂を見ても、書店セレクトした文房具雑貨からといってそこまで面白くなく、中途半端に終わる気がします。丸善丸の内日本橋にあるような高級文房具絵画などは別かもしれませんが、自分がそうした商品を買うときは結局その専門店に行きました。なお、八重洲ブックセンタープレスマンシャーペンは良く購入してましたので、書店アクセントとしてあっても良いと思います

・書棚の回転率よりも客単価を意識するとなにが改善されるのか。

書店体験が変わると思います。今はレクサスを買うのに、カローラ販売店で購入している感覚があります

ブックカバーの付け方が凄く雑になったとして、それは取次のせいなのか。

→ 取次のせいではないと思います。なお、神保町東京堂書店はけっこうちゃんと付けてくれます外人外商に支えられている紀伊國屋書店微妙にこの辺が改善してきている気がします。

・「雑誌ベースインフラを全国に構築している」トーハンは同時に、書籍流通システムも構築していますが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わるのが危険する根拠はなにか。

一般論として、toBをメインの収益源にしている企業toCに関わるのは難しいと思いますtoB向けのコストカットkaizentoC向けに中途半端にすると安っぽくなるだけな印象もあります大型書店場合について考えると、ニッチ需要にどれだけ対応できるかが重要なので、書籍流通システムを維持するためにマス向けの本や雑誌毎日物流網に載せたい取次とはやや利益方向性が違い、結果として大型書店で数万円の本を買いたい顧客ニーズ対応する体制を整備することが難しくなるのだと思われます

・いち業界流通販売構造をはたして社会全体で考えるべきなのか。

新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっていることで、公益が損なわれているならば、社会全体で考えるべきだと思います。なお、再販制度独禁法適用除外となっていることとは別の論点ではあると思います

・「文化事業」でなければ大型書店運営はほんとうに難しいのか。

1978年オープンしたとき八重洲ブックセンターは「文化事業」として数年の赤字前提だったようですが、結局2年で黒字化したようです。オープンして数ヶ月で1000万人の来店者数みたいな記事もありましたが、潜在的ニーズを当時の経営陣が把握できたのは、それが彼らが自身ニーズであり一番の顧客であったからだと思いますが、同時に「文化事業」として大胆な投資を出来たかなのだと思います上記のしおりが必要なのかどうかや文房具雑貨で稼ぐことの問題点みたいな議論貧乏くさい気がしており、結局大型書店は「文化事業」としてすることで潜在的ニーズを中長期で発掘し持続可能ビジネスになるのかなと思います。なお、今の大型書店本棚を見ると、ただ大きなスペースに本を沢山並べているだけ感もあり、そもそも書店員や経営陣はその書店利用者なのかなと思うときがあります紀伊國屋書店みたいな外人向けの運営は良く分かりません。

以上です

anond:20241104015800

業界にはあまり詳しくないのですが。

あなたが思っておられる「多くの書店共通する」点についてお伺いします。

ご存知のように、大型書店以外の新刊小売書店不動産業を営むこともなく、また図書館との取引があるところも少ない。すると薄利多売のみで成り立っている新刊小売書店に対して優良顧客がなにを要望できるのか。

リアル店舗web店舗を問わず在庫検索システムの構築にかかる費用書店単体で担うのか。

会計列を短くする目的レジ台数を増やすとして、そのレジスペースを確保できるのか。またそのためのレジ要員の人件費はどうするのか。

新刊小売書店の付加サービスのもの訴求力必要なのか。

書籍を取り寄せするために行われる口頭でのやりとりを短時間で済ませることがはたして可能なのか。

書籍を取り寄せするための流通システムamazone-honとでは流通システムが異なるが、その責は新刊小売書店が負うべきものなのか。

しおりを作っているのは大半が出版社であり、自社でしおり制作している書店がどのくらいある(あった)のか。つまりコストカットしているのは本当に書店なのか。

本棚微妙につまらなくなったとして、それは取次のせいなのか。

書籍以外を収益源にするのを少し危険に思う根拠

・書棚の回転率よりも客単価を意識するとなにが改善されるのか。

ブックカバーの付け方が凄く雑になったとして、それは取次のせいなのか。

・「雑誌ベースインフラを全国に構築している」トーハンは同時に、書籍流通システムも構築していますが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わるのが危険する根拠はなにか。

・いち業界流通販売構造をはたして社会全体で考えるべきなのか。

・「文化事業」でなければ大型書店運営はほんとうに難しいのか。

長くなってしまたことをお詫びします。

返答する価値があると思われるのであれば、お考えをお示しください。

音声作品の話…やはりブクマ反論する人が出てきたか

音声作品の闇というか?

音声作品を作ることで不本意に損をしてる・搾取されている・駄サイクルを養う側に回ってしまたかわいそうなスポンサーがたくさんいる現状。

↑これをなんとかしたいと思って、増田にいくつかの警鐘記事を残してきた。

不都合な真実ゆえに、あまり目立たないように…。

それでいて「分かる人が読めば、内々にシェアされるぐらいにはいものを」描くようにしてきた。

ところが、ここに来てうっかりはてなブックマークされてしまった。

DLsiteをやってるはてな民の網に引っかからないように、「わかる人にしかからない話」として書いてたのだが…わかりやすくしすぎてはてなブックマークされてしまった。

わかりにくくしてた理由は…お察しの通りです。

この話が表に出ると、都合の悪い人間がけっこういるのです。

スポンサーには「音声作品さえ作れたらなんでもいい」「赤字なのは全部自分たち責任」と思っていてほしいクリエイターとして顧客に回収させられない人がゴロゴロいるのです。

こういう人達は「私達は自分仕事をやった」と主張するかもしれませんが…あんたらアルバイトなの?

いや、アルバイトでさえ、「企業アルバイトを雇って黒字になる」と判断してるから企業募集し続けたり、勤務の継続をお願いしてる。

活動事業制度として続いていかないなら、もうバイトにも劣るんだよ…。

最近ソシャゲして声優さんが闇バイトして捕まったニュースがでてきた。

若手の声優さんなんてそれぐらいお金に困ってるのに、同人声優の分野では「赤字でも自分仕事してたらそれで許されるべきだ」なんて、お金の重みがわかんない発言しませんよね?

誰とは言わないけど、担当した作品がほぼ全部赤字シナリオライターを担いだ声優2人。

うち一人はあなたもかなりの作品に出演して、AI作品以外はペイできてないですよね?それでも、自分職業として声優だとのたまうおつもりでしょうか?

こういう「実態赤字なのにプロクリエイターっぽい顔して表舞台に出てくる」「騙されてスポンサーになった人だけが赤字人知れず泣いて、次回作を出せずに消える」という蟻地獄を眼の前で見てると気分悪いねん。

そんで、そこを全部調べ上げて記事書いても、目立つものだとチン騎士ファンコミュニティ使って攻撃しようとしてくる。

IQ下げたり、女の子正論言っちゃダメみたいな文化は、エッチもの見てる時だけにしてくれよ…。こちとら構造の話ししとんねん…。

私、あんたらが自分お金使って?

ちゃん黒字にできるチーム作って?

活動する分には止めへんねん。

よくよく勉強しないと、高確率赤字クリエイターを掴まされてる信用不安な音声作品環境が、作る側にも見る側にもよろしくいから、こういうところで記事書いてるんやわ。

それがブクマされちゃって「あちゃー」ってなりましたわ。

案の定赤字クリエイター擁護する?もしかすると本人による!?反論とか出てて…頭抱えとりますわ。

私はあんたらのママでもパパでもない他人なんやで?もちろん、あんたらと友達でもない。

なんで他人意見にズカズポジショントーク否定されなあかんねん…。

「そういう意見もあるよね」

はてななんて掃き溜め見てる時点で、DLsiteにはおしこりしかこないよね」

で済ませられないのは、罪悪感でもあるの?自信が持てないの?

正しいことしてるなら罪悪感ないでしょ?

成功してるなら、ちゃんと自信を持てるでしょ?

そのどちらでもないから、増田にすら反論してるんじゃないの?

もし当事者による反論だとしたら、こういう人と作品作らされる関係者不憫でならんよ…。

しらんけど

2024-11-04

大型書店の「トーハン」化

休日に暇だったので、図書館行って東京商工リサーチデータベース神保町にある東京堂書店データを見てみたら、トーハンが25%株持っていた。歴史的には東京堂の株をずっと持っていたようだが、2011年東京堂東京堂書店合併したらしく、その頃からパワーバランスが変わったのかなと思ったりした(多分、東京堂不動産賃貸収入東京堂書店赤字節税やすくした)。トーハンは、2013年にはブックファーストの全株、2016年には八重洲ブックセンターの株を49%取得している。2023年には丸善ジュンク堂書店も裏側のシステムトーハンに合わせた。結果として、今の日本大型書店に行こうとすると、紀伊國屋書店三省堂書店(現在本店改装中)等々を除き、トーハンの影響圏のなかでしか選択肢がないようだ。

個人的には、東京堂書店株主データを見て、少し納得感があった。というのも、八重洲ブックセンタートーハンが関わってから良くなったと思える点が全く無かったので(旧本店)。あと、下記の点も多くの書店共通すると思う。

...

折角なので鹿島出版社データも見てみたが、近年は売上は3億円程度を推移しているようだった。昨今の書店文化の衰退は、どちらかというと雑誌不況であり、書籍はまだ底堅いニーズはあるのではないかという言説を支持出来る一つのデータに思えた。雑誌ベースインフラを全国に構築しているトーハンが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わることが良いことなのかは、もう少し社会全体で考えるべきだと思われる。確かに伊藤忠ファミリーマートに関わったことで、ファミリーマートクオリティーは上がったが、書店場合、取次が小売に関わることで本当にエンドユーザーにとって良いことなのか。少なくとも大型書店エンドユーザーにとって具体的に何が良くなったのか。八重洲ブックセンター鹿島卯女氏の遺産は数百億円あったが、そういう人の「文化事業」ではないと大型書店運営は難しいのではないか

鹿島卯女氏の遺産文化学術財団の基盤になったが、次の鹿島守之助が居るであろう新興企業への投資には流れなかった。アメリカワシントン・ポスト紙はグラハムからジェフ・ベゾス経営権が継承されたが、こういうところでも微妙に日米の差を感じる。

ちなみに、セブンイレブン鈴木敏文氏はトーハン出身

2024-11-02

意識高い系が30歳に近くなって思うこと

先日、フリーランスとして手伝っていた会社倒産した。この業界20代後半まで活動してきて、感じることがたくさんあるので、思うままに書いてみたい。

学生時代の私は、「"死んだ目をして満員電車に乗って働く"なんて絶対嫌だ」と思っていた。いわゆる意識高い系で、海外ボランティアに参加したり、地方創生を掲げて学生ながらイベントを開催したりしていた。あの頃、周りの謎めいた大人たちを妙に尊敬していたし、なぜ社会世界が変わらないのか、本気で嘆いていたように思う。

就活時には「スーツを着て面接なんてダサい」と反抗的姿勢をとり、仲間とそんなスタンスを共有しながら、迫る社会への不安を分かち合っていた。

それから10年近く経ち、振り返ってみると、自分も変わったなと感じる。大学時代自分をこうして振り返ると、つい冷笑してしまうし、同じような学生出会うと、自分が昔嫌っていた皮肉なおじさん的な振る舞いをしていることに気づき、少し恥ずかしくなる。

あの頃の私は、卒業後も「Twitter話題Webエンジニアブーム」に乗り、プログラミングスクールに通い、新卒ベンチャー企業入社して海外で働く――まさに意識高い系トレンドを突き進む、典型的ミーハーだった。今振り返ると、当時の自分が滑稽に思える。

この記事で伝えたいのは、「誰もが成功するわけではない」という、当たり前だけれど大切なことだ。学生時代意識高い系の友人たちも、今ではその勢いを失った人が多い。ワーホリ海外をさまよう者、鬱で社会復帰が難しい者、愚痴ばかり言う者、死んだ目をして満員電車に乗って働く者――それが現実だ。

また、当時関わっていた大人たちも、学生をうまく利用したい人や、社会第一から退いた人が多かった。地方創生行政にとっては「メリットのないことをやってくれる人材」を求める施策に過ぎず、学生をおだてて地方移住させる行政職員を見ると、なんとも言えない気持ちになる。

スタートアップ上場して億万長者になる」という夢物語簡単には実現しない。私が関わった3社も、事業整理で撤退コロナで身売り、倒産と、どれも悲惨な結末を迎えた。資金調達熱狂が終わり、エクイティ関係撤退もできずゾンビのように続ける社長たちも多く見てきた。VC学生をそそのかして起業させる光景にも、時折やりきれない思いが湧く。

「いい加減、俺にも夢を見させてくれ」と叫ぶ過去自分と、「これが現実か」と冷静に受け止める今の自分がいる。

債権者集会で、髪が乱れ、うつむいたままの社長を見たとき言葉にできない感情がこみ上げてきた。

そんな中、スモールビジネスブームに乗り、私はのらりくらりと会社を始めた。先日決算が終わり、売上は3000万、年収は2500万ほどになった。ミーハー意識高い系バンザイ

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