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はてなキーワード: 紀伊國屋書店とは

2024-11-05

anond:20241105122822

ありがとうございます自分は、自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていなく、基本的に専門書へのアクセスを確保したいと思っています。そのため大型書店が持続可能ビジネスであることが死活的に重要です(amazon重要)。自分読書好きになった経緯から子どもが本好きになるためには図書館へのアクセスの方が重要かなと思います古本屋一定数ある街は、それがインフラかどうかは別として、素敵だなと思います

頂いたご質問自分感覚で答えてみます:

リアル店舗web店舗を問わず在庫検索システムの構築にかかる費用書店単体で担うのか。

個人的には書店在庫APIがあれば、誰かがそういうサイトを作るのではと思います図書館の蔵書に関しては、calilがあるかと思います

会計列を短くする目的レジ台数を増やすとして、そのレジスペースを確保できるのか。またそのためのレジ要員の人件費はどうするのか。

店舗によると思います八重洲ブックセンター本店ときは、1Fにレジスペースがありましたが、最上階に銀行カウンターみたいな会計スペースがあったのでそこで座りながら数十冊・数万円の会計10分ぐらいでしてました。客単価によって、セルフレジ有人レジカウンターみたいに使い分けても良いと思います

新刊小売書店の付加サービスのもの訴求力必要なのか。

必要ないと思います書店での体験が全てです。ただ、「15000円以上のときに送料無料」のようなサービスがあると、(基本的に本を持って帰る自分のような)顧客対話できていない感を感じます。「ポイントx倍」とかのサービス本棚勝負できていない書店稚拙集客に走っている印象です。なお、八重洲ブックセンター物理的なポイントカードは結構好きでした。

書籍を取り寄せするために行われる口頭でのやりとりを短時間で済ませることがはたして可能なのか。

オンラインフォームのようなものがあれば、十分だと思います。参考までに、e-honだと注文は一瞬ですが、物理書店との連携中途半端です。丸善ジュンク堂のshopifyのサイトでも取り置き可能なので、取り寄せを可能にすることは出来るかもです。なお、その際、amazonサイトを見ているときがありますが、様々な理由により敢えて物理書店で買いたいときがあります

書籍を取り寄せするための流通システムamazone-honとでは流通システムが異なるが、その責は新刊小売書店が負うべきものなのか。

流通の細かな話は分からないですが、amazone-honを使わないで書籍を取り寄せしたいニーズもあるので、そうした潜在ニーズ新刊小売書店企業努力で発掘されたら良いと思います個人的には、敢えて物理書店で取り寄せする際は、10日後に納品とかで問題ないです。

しおりを作っているのは大半が出版社であり、自社でしおり制作している書店がどのくらいある(あった)のか。つまりコストカットしているのは本当に書店なのか。

八重洲ブックセンターではしおりがありました。ただ、トーハンが49%の株を持った2016年から、無くなりました。2024年オープンしたグランスタ八重洲店ではオープン当初はありました。神保町東京堂書店も昔あった記憶です。

本棚微妙につまらなくなったとして、それは取次のせいなのか。

→ これも細かな話は分からないですが、取次とのパワーバランス本棚書籍が決まっているような印象を受けるときがあります丸善日本橋丸善丸の内ジュンク堂池袋紀伊國屋書店本店自分比較的詳しい分野だと同じような本が並ぶ感覚が強くなっています神保町東京堂書店自分比較的詳しい分野だと結構厳しくなってきている印象です。

書籍以外を収益源にするのを少し危険に思う根拠

大型書店でx年前に入荷した数千円の本が売れた、みたいなのを積み上げるときに、数千円の文房具雑貨を売るのとオペレーションモチベーションも違うのかなと思います。また、文房具雑貨収入がメインの有隣堂を見ても、書店セレクトした文房具雑貨からといってそこまで面白くなく、中途半端に終わる気がします。丸善丸の内日本橋にあるような高級文房具絵画などは別かもしれませんが、自分がそうした商品を買うときは結局その専門店に行きました。なお、八重洲ブックセンタープレスマンシャーペンは良く購入してましたので、書店アクセントとしてあっても良いと思います

・書棚の回転率よりも客単価を意識するとなにが改善されるのか。

書店体験が変わると思います。今はレクサスを買うのに、カローラ販売店で購入している感覚があります

ブックカバーの付け方が凄く雑になったとして、それは取次のせいなのか。

→ 取次のせいではないと思います。なお、神保町東京堂書店はけっこうちゃんと付けてくれます外人外商に支えられている紀伊國屋書店微妙にこの辺が改善してきている気がします。

・「雑誌ベースインフラを全国に構築している」トーハンは同時に、書籍流通システムも構築していますが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わるのが危険する根拠はなにか。

一般論として、toBをメインの収益源にしている企業toCに関わるのは難しいと思いますtoB向けのコストカットkaizentoC向けに中途半端にすると安っぽくなるだけな印象もあります大型書店場合について考えると、ニッチ需要にどれだけ対応できるかが重要なので、書籍流通システムを維持するためにマス向けの本や雑誌毎日物流網に載せたい取次とはやや利益方向性が違い、結果として大型書店で数万円の本を買いたい顧客ニーズ対応する体制を整備することが難しくなるのだと思われます

・いち業界流通販売構造をはたして社会全体で考えるべきなのか。

新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっていることで、公益が損なわれているならば、社会全体で考えるべきだと思います。なお、再販制度独禁法適用除外となっていることとは別の論点ではあると思います

・「文化事業」でなければ大型書店運営はほんとうに難しいのか。

1978年オープンしたとき八重洲ブックセンターは「文化事業」として数年の赤字前提だったようですが、結局2年で黒字化したようです。オープンして数ヶ月で1000万人の来店者数みたいな記事もありましたが、潜在的ニーズを当時の経営陣が把握できたのは、それが彼らが自身ニーズであり一番の顧客であったからだと思いますが、同時に「文化事業」として大胆な投資を出来たかなのだと思います上記のしおりが必要なのかどうかや文房具雑貨で稼ぐことの問題点みたいな議論貧乏くさい気がしており、結局大型書店は「文化事業」としてすることで潜在的ニーズを中長期で発掘し持続可能ビジネスになるのかなと思います。なお、今の大型書店本棚を見ると、ただ大きなスペースに本を沢山並べているだけ感もあり、そもそも書店員や経営陣はその書店利用者なのかなと思うときがあります紀伊國屋書店みたいな外人向けの運営は良く分かりません。

以上です

2024-11-04

大型書店の「トーハン」化

休日に暇だったので、図書館行って東京商工リサーチデータベース神保町にある東京堂書店データを見てみたら、トーハンが25%株持っていた。歴史的には東京堂の株をずっと持っていたようだが、2011年東京堂東京堂書店合併したらしく、その頃からパワーバランスが変わったのかなと思ったりした(多分、東京堂不動産賃貸収入東京堂書店赤字節税やすくした)。トーハンは、2013年にはブックファーストの全株、2016年には八重洲ブックセンターの株を49%取得している。2023年には丸善ジュンク堂書店も裏側のシステムトーハンに合わせた。結果として、今の日本大型書店に行こうとすると、紀伊國屋書店三省堂書店(現在本店改装中)等々を除き、トーハンの影響圏のなかでしか選択肢がないようだ。

個人的には、東京堂書店株主データを見て、少し納得感があった。というのも、八重洲ブックセンタートーハンが関わってから良くなったと思える点が全く無かったので(旧本店)。あと、下記の点も多くの書店共通すると思う。

...

折角なので鹿島出版社データも見てみたが、近年は売上は3億円程度を推移しているようだった。昨今の書店文化の衰退は、どちらかというと雑誌不況であり、書籍はまだ底堅いニーズはあるのではないかという言説を支持出来る一つのデータに思えた。雑誌ベースインフラを全国に構築しているトーハンが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わることが良いことなのかは、もう少し社会全体で考えるべきだと思われる。確かに伊藤忠ファミリーマートに関わったことで、ファミリーマートクオリティーは上がったが、書店場合、取次が小売に関わることで本当にエンドユーザーにとって良いことなのか。少なくとも大型書店エンドユーザーにとって具体的に何が良くなったのか。八重洲ブックセンター鹿島卯女氏の遺産は数百億円あったが、そういう人の「文化事業」ではないと大型書店運営は難しいのではないか

鹿島卯女氏の遺産文化学術財団の基盤になったが、次の鹿島守之助が居るであろう新興企業への投資には流れなかった。アメリカワシントン・ポスト紙はグラハムからジェフ・ベゾス経営権が継承されたが、こういうところでも微妙に日米の差を感じる。

ちなみに、セブンイレブン鈴木敏文氏はトーハン出身

2024-09-23

日本経済を憂いてるのに、反中なのに、国産を買わない人々

矛盾していてむかつくのは俺だけだろうか

とりあえず中国米国プラットフォーム寡占がむかつくので、

検索DuckDuckGo

買い物→お店の直販サイトヨドバシ紀伊國屋書店

家電・小物→中国メーカー可能な限り避ける、できれば国産しか中小企業

ドラッグストアで買う系→P&Gを避ける

かみそり→SchickもGiletteも避けて貝印

食べ物国産

車→スズキ

みたいな感じでやってるんだけど、安いからって中国企業にダラダラお金落とす奴に、tiktokとかSHEINとか使ってる奴に、別の場面で「左翼」って罵られるの勘弁してほしいわ

まあ、そういう人たちは国とかどうでもよくて、右翼左翼っていうのも、自由市場重視か共産主義かみたいな話なんだろうし、完全に非論理的とも思わないけど。

ところで、Appleだけは30年前からファンからiPhoneでこれ書いてるんだけど、iOS18の日本語変換やばいね。日本を大切にしてくれてないってことだし、こりゃアップル日本信頼関係も怪しいなと思い、Simejiって入れようと思ったけど、これは百度。flickっていうソフトバンク系?の入れてみたらこれもイマイチ

あと、プラットフォーム監視資本主義みたいなの問題にしたいんだけど、日本日本リクルートとかポイ活とか何か嫌な感じだよね。

愛国消費も大変だわ。

2024-09-16

本屋ではなくAmazonで注文してしま理由

よく実店舗で購入して街の本屋を助けてあげようみたいなの定期的にくるけど、なぜAmazonで注文してしまうのか考えてほしい。

例えば今自分は「ふつう軽音部」を全巻買いたいと思ってるが、そんな中途半端マニアックコミックが近所の本屋に陳列されてるかわからん

からと言って都内紀伊國屋書店まで足を運ぶのはかったるい。結果Amazonで注文になってしまうよね。

ふつう軽音部」くらいの程よいマニアックコミックを欲しいと思ったときが一番困る。

街の本屋はそういう時に不便すぎる。アプリ在庫確認もできないし。

結果として電子書籍か快活クラブリクエストAmazon注文。これ俺らが悪いんじゃなくてどう考えても本屋の怠慢としか思えない。

鬼滅や呪術廻戦くらいのメジャーだけを買う店に成り下がってるやん。

もっと早めに手を打って全国の書店が協力して蔦屋アプリみたいな在庫管理システム構築してりゃ今よりマシになったんじゃないの。(これ何年も前から色んな人が指摘してる)

本屋が潰れても自業自得しか言いようがない。

2024-09-11

丸善ジュンク堂書店ネットストアの店頭在庫検索機能が使いにくくて草

どうしても今日中にとある本が手元に欲しかったので、久しぶりに丸善ジュンク堂で買い物をしようと思った訳です。

で、丸善って店頭在庫検索できるよなって思って、サイトを開いたんすよ。

そしたら、サイトリニューアルされてて、丸善ジュンク堂書店ネットストアって形になってたんですねぇ(るんちょま)。

https://www.maruzenjunkudo.co.jp/

なんで、大企業って定期的にサイト更新すんのかなと思いながら、以前のように欲しい本を検索して、そこから店頭在庫がある店舗を調べようと思ったんですよ。

そしたら、在庫がある店舗一覧の表示がなくなってるんです。いや、在庫店舗に一切ないということじゃなくて、そもそも在庫がどこにあるかという表示コーナー自体がなくなってるんですよ。もう10分くらい探しましたが、まったくないんです。

そのかわり、My店舗受け取りなる新たな機能がありました。これは自分が事前に指定したMy店舗にて本が受け取れるという謎サービスです(欲しい本がある場所がMy店舗なんじゃい)。そして、My店舗指定できるのは5店舗のみ。つまり首都圏近郊の全ての丸善ジュンク堂の中の、どこに欲しい本の在庫があるのかを知ろうと思ったら、My店舗に新たに店舗登録して、そこに在庫あるかを調べて、無ければMy店舗を一度消して新しい店舗登録しなおして、また在庫を調べてというのをエンドレスにやらないといけないんですよ。もうね、アホかと。馬鹿かと。思わず笑ってしまったもんネ。

わたくしは首都圏に生きておりますので、首都圏の話で恐縮なんですけれども、Amazonみたいなネット書店にはないリアル店舗型の書店の一番の強みって、実は「即時性」だと思うんです。ネットでも翌日にはだいたい届くけれど、それでは間に合わない、今すぐにそれが欲しい時に、即購入できる。困った時になんとかしてくれるのがリアルの強さだと思うんですよ。それ以外の、書店の魅力(たとえば良い本との偶然の出会い提供とか)は一部の人以外はそんなにみんな求めてないんじゃないかしら。

にもかかわらず、店頭在庫検索する機能を、ユーザーがひと手間かかるように変更するドラスティック決断をした丸善ジュンク堂書店の皆さまにおかれましては、自分たちの強みを何と捉えており、どういうロジックサイトの仕組みを変更したのか是非教えて欲しいなと思います。正直、こんなことしてるから書店はどんどん潰れていくんじゃないかと思った夏の終わり。

追伸:1つの店舗電話かけてそこで調べてもらったらいいとも思ったけど、電話したくないかネットを使ってるんやで。

追伸:結局は、比較したときにまだサイトが見やす紀伊國屋書店で買いました。

追伸:わたくしみたいなユーザーマイノリティであって、マジョリティにはMy店舗受け取りのが使いやすいのだという可能性はもちろん。あると思います天津木村)。

丸善ジュンク堂書店ネットストアの店頭在庫検索機能が使いにくくて草

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わたくしは首都圏に生きておりますので、首都圏の話で恐縮なんですけれども、Amazonみたいなネット書店にはないリアル店舗型の書店の一番の強みって、実は「即時性」だと思うんです。ネットでも翌日にはだいたい届くけれど、それでは間に合わない、今すぐにそれが欲しい時に、即購入できる。困った時になんとかしてくれるのがリアルの強さだと思うんですよ。それ以外の、書店の魅力(たとえば良い本との偶然の出会い提供とか)は一部の人以外はそんなにみんな求めてないんじゃないかしら。

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追伸:1つの店舗電話かけてそこで調べてもらったらいいとも思ったけど、電話したくないかネットを使ってるんやで。

追伸:結局は、比較したときにまだサイトが見やす紀伊國屋書店で買いました。

追伸:わたくしみたいなユーザーマイノリティであって、マジョリティにはMy店舗受け取りのが使いやすいのだという可能性はもちろん。あると思います

2024-08-17

田舎世界各国の超超巨大書店が集積する都市がほしい

これが世界最大という超超巨大書店を、どーんと僻地でもなんでもいいから街が作れそうな平野に作ってほしい。その超超巨大さは世界第2位を突き抜けてほしい。

政府テコ入れし、クラウドファンディングも募り、数多ある企業も全勢力が参入してほしい。もうとにかく全力をかけて作ってほしい。

「そんなことして失敗したらどうする?!バカじゃん?!」とか考えず作ってほしい。勝算とか考えず勢いで作ってほしい。

そこには和書だけではなく洋書もある。西洋の本だけではなく中国語の本、アラビア語の本、アフリカーンス語の本、とにかく片っ端から「いやこれいらんだろ」みたいな本だったとしてもすべておく。

なんなら和書中央ではなく洋書中央である日本語を中心で考えてほしくはない。言語別に存在する知の量に応じた配分をしてほしい。

客層に応じてカテゴリ分けは必要だろう。1つの書店だけでなく複数書店統合してもかまわない。古本屋を集めてもかまわない。

「よくわからなくても物理の本を買うなら日本のここへ行け。たぶんあるから」という状態になっていてほしい。日本の中規模以上の書店はほぼすべてここに集める。

勢力が協力してできた超超巨大書店中央に据えて、その周りを他の超巨大書店が取り囲む。その周りは巨大書店。その周りは中規模書店、その周りには小規模書店

海外からも片っ端から誘致する。必要なら補助金も出す。「バカなの?」とか「さすがに海外出店は難しいです」とか一蹴されるだろうが「まあ採算とれそうだからいいよ」と言われるまで粘ってほしい。

税金をたくさん投入してもかまわない。重要なことは「そこにある」「とにかく日本のここに来たらある」「お前のやりたいことは知らんけど本がほしいなら日本のここに行け」という願いが叶う場所だ。

例外を作ればそのブランドは失われる。このブランドこそが他国追随不可能な圧倒性を生む。先行者利益だ。バカすぎて1つ1つで見るとデメリットしかない行為が、結合すると巨大な1つのメリットを作り出す。

どこかで手を抜くと終わる。そんなことまでする必要ないんじゃないのとか、それってめちゃくちゃ損しますよねとか言われようが、究極に本を集める。

書店書店の隙間にはさまざまなカフェが立ち並ぶ。個人経営するカフェからチェーン店が密集する。コンビニも立ち並び、公園には読書に適したベンチがある。公園読書最適化されている。

その街にはどこにでも椅子が置いてある。買った本をすぐ座って読む人向けのものだ。

この街には有名人毎日のようにやってくる。たとえば「ビル・ゲイツが本を選びに来日!」など当たり前のことになるだろう。

読書家はこの街付近に別荘をかまえる。なんにもなかった僻地の近隣に富裕層街が誕生し、地価がとんでもなく上昇する。意味不明なおいしい話だ。

一方で本を読むことが目的でない人間には居心地が悪い空間になる。この街存在している人間はほぼ全員本かその周辺が目的なのだ。本以外が目的人間は異様に目立つようになり警戒される。

街の中央部分は徹底的に、本、本、本、本、本、と本が存在するのが当然の本の密集空間になっている。普通人間が「ここまですることはないんじゃ・・・だって採算とか・・・」とドン引きするぐらいの熱量で本で溢れかえっていてほしい。

地面に敷かれたタイルには、文章が書かれている。まっすぐ歩くと偉人言葉などがそのまま読めるようになっているのだ。たとえば「良い本は私の人生におけるイベントである。」「本の無い家は窓の無い部屋のようなものだ。」「天才とは努力する凡才のことである」などという文が永久に書かれている。有名な書の冒頭部分だったりもあるし、古典文学もあるし、文学のみならず数式も書かれていたりする。それを読むだけで日が暮れる。

この街広告はすべて本に関するものでいっぱいだ。ほかでは絶対に見られない、読書家にだけ向けた広告が撃たれる。「こんな難しそうな本の広告ある?」というのがそこここで見つかる。

たとえばベトナム語マンガ新刊広告なども見受けられていてほしい。

この街にあるのは紙の本ばかりではない。電子書籍派のための書店もある。他では絶対採算がとれないような形の店であっても、「読書家が毎日のように集まることが普通」の街特有書店ができる。たとえば巨大な8Kモニタにその人へレコメンドされた電子書籍が大量に表示され、立ち読みすることができるとか。「辞書専門店」や「単語専門店」や「栄養学書専門店」などがあったりもする。そういうものを作っても不思議利益が出るのだ。

この超超巨大書店圏内部には研究所大学なども誘致する。どのような言語でも関係ない。化学系のカテゴリが立ち並ぶ「化学通り」のようなところには実験器具専門店も立ち並ぶ。

そういうところは、基本的には英語がメインだ。英語の下に日本語が書かれている感じ。イメージ的にはハリーポッターだろうか。ときどき「なんで化学通りにオムライス専門店がこんなにあるんだよ」などということもあるかもしれない。秋葉原神田カレーがたくさんあるようなものだろう。

やや込み入ったところにはマイナー本屋がある。「なんだよこの本屋・・・」という、見るからに異国感が漂う本屋だ。謎の部族の謎言語で書かれた謎の材質の本が置いてあるなど。ネクロノミコンのような本も見つかる。

石版などもなぜかある。読書向けの椅子専門店もある。「本のためだけの椅子専門店」が生存できる場所日本ではここしかない。

しかし、この超超巨大書店群の主目的は「本の集積」である。そこから逸れるようなことがあってはならない。何か欲をかいて「ここに企業をうんたら」などとして利益を優先するとこの街はあっという間にその意味をなくし滅びるだろう。ありとあらゆる人々が周辺の利益を求めて集ってくる。そういうのを一蹴できるような体制であってほしい。

この街意味ないだろ。なんで作った。赤字だろ」と罵られながらも存続する街であってほしい。そして、そう罵る人も、ひとたびその街に入ると「すげえ・・・この街地球必要だわ・・・」とどうあがいても認めざるをえないほど感動できる街であってほしい。街自体で見ると赤字なのだ不思議日本経済が潤う源泉である摩訶不思議都市であってほしい。完全に未来へと投資された都市である

この街では、夜もたくさんの書店営業している。こんな大きな本屋24時間営業できるのはこの街しかありえないとなっていてほしい。「夜眠れないな・・・本でも買いに行くか・・・」という人外の行動を普通にするような場所であってほしい。

街の周囲には民家が立ち並ぶ。ただしこの民家に住む民間人はややおかしい。本のために移住してきた狂信者たちだ。軒先には自分選書が並び「1冊100円」などと書かれていることも多々ある。

富豪がゴッソリ買っていくことを見越して少し離れたところに在庫置き場がある。

富豪が「ではこの棚からこっちの棚まで」などと爆買いしていく。もはやテロリストのようなものだが、そんなことは気にせずまた入荷する。本はバカみたいに売れる。

近隣の都市はこの超超巨大書店都市のおかげで経済効果がある。

この街は、「日本人なら1度は絶対行け」と呼ばれる場所になる。そしてひとたびそこに立ち入れば「世の中にはこんなに知識があったのか」「世の中はこんなに頭のいい人たちで溢れかえっていたのか」ということが、嫌でも全身の細胞に刻みつけられる。伊勢神宮みたいなものだ。それよりも神々しいかもしれない。

そして、全身の細胞体感したその人は、格段に読書するようになるだろう。それは地元へ帰っても同じことだ。一流を目の当たりにした者は一流になる。

取次の問題も、書店が潰れかけている問題も、日本人が本を読まなくなってしまっている問題も、経済が深刻化している問題も、だいたい解決できるだろう。

誰か作ってください。

ちなみに国防にも役に立ちます。一度作ってしまえばここを潰すやつは「バカ」なので。ペンは剣よりも強し!

書店兵器です。

追記

ジュンク堂書店など大型書店が潰れかけているのは知っている。

ただそれは、「本がたくさんあっても意味がない」のではない。逆。

大型書店であっても、本が少なすぎるのが問題である

だいたい日本語の本というのは大して範囲が広くない。

それに「物理本を読む人が少ないか本屋が潰れちゃう」というのも逆だ。

物理本を読みたいと思う人を増やす。そのためには本屋すべてが潰れることも辞さない」という情熱が正道である

本というのは知の源泉である。だから知識がない人に迎合すれば、潰れるのは自然だ。知識がない側に与するのだから

本の機能はそれとは真逆であり、全体を引っ張り上げるものである知識がない側が「欲しい」と願える場にすべきなのだ

ない側に媚を売っていれば潰れて当然。

「この本は今は読めないけれど、読みたいと思う」そういうものがない。

「この本は内容はちんぷんかんぷんだけど、そういう本の存在を知っている」そういうものもない。

ジュンク堂書店などですら、知らない人々が多い。大型書店重要性を知覚できていない。入ったことがない人間もいる。

からこそドカンとぶち上げるのだ。

記事を読んでくれた人へ: 記事を読んでくれたのはありがたいが、たぶん自分が考えている規模と読んだ人が考えている規模に大きな差があると思う。

自分が考えているのは、もっとも小さく考えても深圳書城中心城の数十倍の大きさであり、既存書店ちょっとだけ大きくしたものとか、蔵書が全く同一であるような大型書店が単に10個ある街という形ではない。

コーチャンフォーつくば店は50万冊、池袋ジュンク堂書店は150万冊、深圳書城中心城は400万冊、国会図書館は4685万点。Amazon Kindleは60万点。

自分が言っているのは、数億冊あるような書店である。つまりコーチャンフォージュンク堂書店紀伊國屋書店は超超巨大書店世界中の意味わからんハイレベルの本から選びぬかれ集まったエリート本屋)の周辺を取り囲む「日本区域最大の超巨大書店」の周辺を取り囲む「大型書店の1つ」という状態を考えている。ブックオフなどはその周りを取り囲む中型書店になるだろう。その周りを、身近にあるご近所の本屋さんがたくさんずらーーーっと並んでいるというような領域だ。いうならばこれが日本区域である

世界の蔵書数はGoogleによると約1.3億冊であるらしい。日本区域内に別に中国語韓国語の本があることもある。ただし日本区域の横には韓国区域だったり中国区域だったりする。その中国区域でもばかみたいにデカい超巨大書店があり、それを取り囲むようにジュンク堂書店並の大型書店があり、英語区域では……というような状態だ。言語別に分けられているだけでなく、「数学領域」で分けられていることもあり、そこでは「高校数学」の棚に世界各国の高校数学が並ぶ。数学参考書を買いに来た高校生が、カメルーン人の中学生と仲良くなるみたいなことも想定できるわけだ。

地方のクソデカ本屋が数百個単位で入る「は・・・?」「この街・・・全部・・・本屋さん・・・?」という規模の書店である

イメージとしては↓な感じ。

まもなく目的地の駅に近付く。電車にいる人々は全員が本を読んでいる。スマホを触っている人たちなど誰もいない。不思議光景だ。多くの人がそわそわしている。初めて来た人たちが多いのかもしれない。

電車が駅に滑り込み走って降りる人々の後ろでのんびりと降りる。全く、はしゃぎすぎだろう。

降りた直後、本の形をした案内板が表れた。真っ先に飛び込んできたのは「↑ バベル中央書店」というやたらとデカい黒文字と、その下にあるやや大きな黒文字の「↑ 北区書店」だった。

右を向くと・・・あれは・・・本の自動販売機?! 本を自販機販売するのか。カルピスの作り方・・・自動販売機歴史・・・Why could he make vending machines?・・・なるほど。

床には文字が書かれている。Station, State, Statue, Status. 何のことやらわからない。

改札を出る。改札を出ると、ああ、もうこれは本のテーマパークだ。最奥部に見える巨大な塔には雲がかかっている。おそらくあれが中央書店だ。その横には数えるのもバカバカしくなるほど書店が並ぶ。街には今まで見たこともないような人々で溢れかえっていた。ベンチでは読書をしている中東とおぼしき人が中国人らしき人と何やら議論している。彼らが話しているのは何語だろうか。

デジタルサイネージで目まぐるしく本の広告が入れ替わっていく。「サウダージさようなら」「入門グロキング」「般若心経終焉

ぼうっとしているとハトが飛んできた。ここでは何やら、ハトでさえ賢く見える。予算は5万円だったが、足りるだろうか。

Amazon倉庫でもないんだって

なんか全然伝わっていなくてものすごく悲しい。

子どもときに巨大書店や巨大図書館人生で初めて行ったときとか、論文大学研究の仕組みと接したときに、知の偉大さに震えたことがないだろうか。

目に見えないものは見えないことが多い。たとえば、ライブ会場に行ったことがなければライブの偉大さは本当にはわからないし、「本当にこんなにたくさんの人がファンなのだな」ということもわからない。

記号接地問題ともいうらしいが。

いま「自分が考えるクラスの巨大な本の集積地を人類の誰もが見ていない」というのが問題であると思う。誰1人として。

そういう知がたくさんあることは存在としては知っていても、「それを見たことがある人は誰もいない」のだ。いわば、月は見えるけど、月に行ったことは誰もいないような状態だ。

神田古本屋街や、既存大型書店というのは、いわば地球上にある月に似たところでしかない。「たぶんこれとこれがこうなると月」というふうにしか想像できない。だが月に行かなければ月の隕石は無いのだ。

ほとんどの人は、目に見えないなら存在しないと感じてしまう。マッチングアプリ人間を左右にスワイプするとき人間ではないように扱う。それは人間として存在しているのに。

一方、眼の前に相手がいるとき、同じように左右に指を振って弾くのは容易ではない。これが目の前にあるかないかの大きな違いである。

自分が言っているのは、そういう知の集積の偉大さが理解できなくてもとにかくそこに行けば、「ああそういうこと」「人類は偉大だったのか」と、誰もがたちどころにわかってしま場所がほしいということである

それから、実現の不可否はともかくとして、「え、そういう本屋あったらめっちゃいいな〜〜〜〜〜〜〜〜〜」と感じてほしい。

2024-05-30

anond:20240530180727

学術書や専門書は紀伊國屋書店新宿本店で買う派。

紀伊國屋書店新宿本店ビルは古いし綺麗な本屋ではないけれど、子どもの頃から行き慣れてるからなんか自分ホームタウンみたいな感じがする。

2023-11-06

anond:20231106153519

紀伊國屋書店が潰れたばっかやんけ

あと小説空気感表現に長けてるだけでぶっちゃけ表現の幅は狭いだろ

2023-10-13

anond:20231011101050

都市部にあるビルまるごと本屋、みたいな所は話が別

 ・・・ ということで調べてみました。品揃えの客観的比較は難しいので、取り敢えず売り場の床面積比較。 

都市部にあるビルまるごと本屋」と言えば有名なのが紀伊國屋書店新宿本店。ここが約1500坪。かなり広いイメージですよね。 

そして、ジュンク堂書店池袋本店が2000坪。やっぱり広々してますね。主観的には品揃えのバリエーションも素晴らしい。 

で、Wikipedia の「ジュンク堂書店」の項目を見ると、地方都市店舗でも1000坪から2000坪のところが結構あるようです。ここ鹿児島店舗は1300坪で広々してます紀伊國屋書店新宿本店に迫る広さですね。個人的には品揃えも文句ありません。

他にも、紀伊國屋書店新宿本店の1500坪を超える支店が、那覇店(1996坪)、札幌店(1,800坪)、福岡店(2,060坪)、新潟店(1,505坪)と並びます

地方都市も侮るべからずです。そこそこの規模の県庁所在地なら品揃えの良い大規模書店があると考えて良さそうです。

(それじゃあ、ジュンク堂支店も無いような田舎はどうすればいいかって?  知りません....)

anond:20231011095848

もし君の言うように本当に皆がネット書店だけで本を購入しているのだとしたら書店リアル店舗は存続し得ないはずなのだが、現実にはジュンク堂紀伊國屋書店リアル店舗が存続しているのだよ。 

知らなかったのかな? 引きこもり生活もほどほどにしないとね。

anond:20231011083307

仕方ないさ。田舎もんはジュンク堂丸善紀伊國屋書店も縁がないんだろ。あのジュンク堂の品揃えを見たことが無いからああいうことが言えるんだろう。

2023-10-05

anond:20231005143314

すごい昔だけど、新宿の元紀伊國屋書店の地下近辺に超狭いパスタ屋があった気がするんだけど…

本を買った帰りによくそこで食べてた思い出がある

2023-02-03

QUOカード本屋で使うことにしている

QUOカード1000円分を会社たまたまもらった。

僕はQUOカードをもらったら、本屋で使うことにしている。

この習慣を得る前は、そのうちコンビニで使おうとか思って、延々財布に入ったままになりがちだった。

コンビニでなんとなく使ってしまうより、本屋で何を買うとも決めず気になった本を買う方が満足度とワクワク度が高いことにあるとき気づいてしまった。

QUOカード本屋で使えることは意外に知られていない気がする。

今調べたら、‎Tsutaya · ‎紀伊國屋書店 · ‎ジュンク堂書店 · ‎三省堂書店あたりは使えるみたい。

今日仕事終わったら、本屋に寄って帰る!みんなにもおすすめ

2022-10-06

1.採用不可の女子

(1)ブス、絶対に避けること。

(2)チビ身長百四十センチ以下は全く不可。

(3)カッペ田舎っぺ。

(4)メガネ

(5)バカ

(6)弁が立つ。新聞部に属していたものはよく観察すべし。

(7)法律に興味をもつ。前職・専攻課目・関心事に注意。

(8)慢性の既往症。再発の怖れだけでなく、疲労し易いので不満を抱き易い。

2.要注意の女子

(1)革新政党支持。その理由質問し、その答え方の口調に注意。

(2)政治宗教団体関係。頭のきりかえのきかないのが多い。

(3)本籍日本国籍でないもの特に家が飲食店場合は不可。

(4)職を二つ以上変っているもの。流れ者であり即戦力になるように思えても長つゞきしない。

(5)四年制大学中退者。

(6)家庭事情の複雑なもの

(7)父が大学教授

(8)尊敬する人物情熱芸術家場合。(例)ゴッホ林芙美子石川啄木

(9)尊敬する人物学校先生場合、どういう点を尊敬するか質問すること。

ただ、新聞テレビ報道国会質問にまで発展したにもかかわらず、出版社系の媒体ではほとんど報道されなかった。紀伊國屋書店が自社出版物販売を取りやめることを恐れ自粛したのだろう。

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2016/04/post_14724_3.html

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文化インフラ恐怖政治ならやむないね

社会の公器としての自覚がない書店は生き残れない

2022-07-03

1999年紀伊國屋書店における漫画撤去問題

出典: フリー百科事典ウィキペディアWikipedia

1999年紀伊國屋書店における漫画撤去問題とは、1999年児童ポルノ販売禁止されたことをきっかけに、紀伊國屋書店で成年向けマンガポルノにとどまらず、ヌードや性描写を含んだ一般向けの漫画までもが一時撤去された出来事である。過剰な自主規制の一例と指摘される。

概要

1999年児童買春児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童保護等に関する法律(以下、児童ポルノ禁止法)が施行され、児童ポルノ販売禁止されたことにより、各書店では児童ポルノに該当するおそれがある書籍雑誌などが撤去された。そんな中、紀伊國屋書店が各店舗に対して、児童ポルノ禁止施行にともなう注意事項を通達した。その中に、児童ポルノ禁止法の規制対象外であった漫画アニメーションも注意が必要な物の中に含まれていた[1][2]。

その結果、BLを含めた成年向けマンガだけでなく、『バガボンド』や『ベルセルク』、『あずみ』などのポルノグラフィではない、未成年ヌード描写や性描写を含んだ一般向け漫画が、一時的紀伊國屋書店から撤去される事態になった[3][4][5]。他にも山本直樹や『センチメントの季節』を初めとした榎本ナリコの一連の作品なども撤去された[6]。

あずみ』は1997年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した作品であり、また『バガボンド』は2000年文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞、『ベルセルク』も2002年に第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞を受賞している。これらはいずれも芸術的価値が高いと評価された作品であった。

この影響はマンガだけにとどまらず、『本上まなみ写真集』などの有名タレント出版物撤去対象になった。売り場には「児童ポルノ禁止法が施行されました。当店は法律を順守します」という内容の張り紙が出され、この一連の撤去の影響は大手出版社を始め、数十社にも及んだ[6]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/1999%E5%B9%B4%E3%81%AE%E7%B4%80%E4%BC%8A%E5%9C%8B%E5%B1%8B%E6%9B%B8%E5%BA%97%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%BC%AB%E7%94%BB%E6%92%A4%E5%8E%BB%E5%95%8F%E9%A1%8C

2022-01-30

2004年2010年くらいの時期をオタクとして過ごしてた

懐かしさを感じて切なくなって涙流した経験なんて今まで一度もなかった。

みんなは感動の比喩表現として"涙流した"って自己申告してるだけだと思ってた。

でも、この前

ひょんなことからYouTubeハルヒOP(冒険でしょでしょのやつ)を久しぶりに見たら懐かしくてたまらなくなり、

そこから今度はひぐらしED(why or why not)とか探して見てなんか止まらなくなって、

数珠繋ぎ的に2002~2006年あたりのI've sound全盛期の曲を超久しぶりに聴きまくってたら本当に涙止まらなくなった。





大学サークルにも入らず、課外活動なんぞせず、友達なんて1人か2人しかできなくて、

基本的に2コマくらい授業出たらもうやることなくなってしまって、

用がないのにiPodにしこたま入ったエロゲーソング聴きながら無意味大学敷地内とか図書館とか生協をほっつき歩いて、

たまーに麻雀の誘いがあったら吉祥寺とか明大前で打って、

そういうのが無ければメロンブックス紀伊國屋書店とか寄ってそのまま1時間かけて実家帰宅して。

単なる大学実家を往復するだけのクソ生活なのになんであんなに自分の中で輝いてたんだろ。

夜中3時まで2chで実況しながら色んな深夜アニメ見て、

ニコニコ動画にはどっぷり入り浸って、

コミケしか売ってないような同人音楽アクシデント的に聴いて「アマチュアが作ったオリジナルソングなのに凄くいい曲だな」と胸を打たれたり、

たまに気が向いて英語でもマスターしようかなとかいって三日坊主でやめて、

春や夏は家でずーっとネットやりながら甲子園見て、

CROSS†CHANNEL家族計画というエロゲーを期待せずにやったら猛烈に感動したけど「エロゲーで感動とかリアルでは言えない」と2ch作品スレに入り浸って……。


書いてて思い出したけど、当時はhakobakoプライヤーとかあったなあそういえば。YouTubeは1本あたりの容量制限あったからクソ低画質の動画しかなくて。

あと当時デスクトップパソコンを買うと当然のようにTVチューナー付きだった。


結局、彼女もできず、資格も取らず、中小内定と1.1のGPAを得ただけのクソ大学生活だったのになんで今こんなにも懐かしくて感動的なんだろ。

ほんと、非リア非モテしかない大学生だったのに今思い出すと当時の生活ほんとに素敵だったなあ。

2021-11-30

anond:20211129200901

覚えてる限りで。あとプロレスシンゴジでもあった気がするけど見つけられなかった。

少年ジャンプ女子の参入で劣化した?主張と反論まとめ

https://togetter.com/li/972567

・(演出家独り言 蜷川幸雄イケメン俳優人気への憂い:朝日新聞デジタル

https://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/DA3S11444426.html

(元記事は消えてるのでブクマページ)

町山智浩女の子マニアックな事を言い出したら、たいてい男の影響」の謝罪まとめ

https://togetter.com/li/458740ミラー

本広克行総監督劇場版サイコパス」に客席見回し「こんなはずじゃなかった、残念」 - News Lounge(ニュースラウン...

https://b.hatena.ne.jp/entry/newslounge.net/archives/154976

(元記事は消えてるのでブクマページ)

・『パシフィック・リム』は奇跡の一本?樋口真嗣中島かずき激論トーク

https://www.cinematoday.jp/news/N0057999

(これも棘が消えてる)

竹熊健太郎女性が見る特撮は私にとって特撮ではない。特撮魂が曇る。」

https://togetter.com/li/749752

・「東野圭吾村上春樹しか知らないのは勿体無い」に反感!? 紀伊國屋書店渋谷店女子向けフェアが炎上

https://getnews.jp/archives/752549

2021-05-03

見知らぬお兄さんごめん

昨日、就職試験の帰りに人生で初めて紀伊國屋書店新宿店に行った。

目当てのものが別館にあるのだが行き方がわからなくてiPhoneと案内板とにらめっこしてたら、

から見知らぬお兄さんが

「何か探してるんですか?」

声かけてくれた。

今まで新宿声かけられたことといえば風俗系のスカウトナンパに扮した変な勧誘しかなかったので謎に警戒スイッチが入ってしまい、、。

試験で頭使いまくってヘロヘロだったのも重なって脳死で「あ大丈夫です。」と無愛想目に返して逃げてしまった。

たぶん100%善意だったろうに後々めちゃくちゃ申し訳なくなった。

これを機にあのお兄さんが見知らぬ困った人に善意を向けることが無くなってしまうかもしれない。

本当に普通のお兄さんだったのに不審者扱いしてしまった気がして本当にすみませんでした。

ちなみに目当てのものは買えました。

お兄さんごめんなさいーーーーー!!!

2020-12-03

田舎出身からみた東京の魅力

俺は田舎出身で、big4と呼ばれるコンサル会社を経て今はフリーランスとして仕事を受けている。高級派遣揶揄されるが、月単価100万は優に超えるのでアラサーとしてはまあまあ稼いでる方だろう。

そんな俺は大学から東京暮らしているが、一度東京生活してしまうと田舎に帰る気がなくなってしまった。それは東京の持つ以下3つの魅力が大きいように思う。

利便性の高いサービスを利用できる

基本的家事自分ではほとんどしない。家事代行サービスを利用するからだ。最近利用し始めたが、水回りを中心に2時間6,000円ほどで見違えるほど綺麗になる。基本的には土曜の午前に頼むことが多い。寝てる間に部屋が綺麗になるのは極めて費用対効果が高い。

AmazonフレッシュやUberEATSも便利なサービスだ。Amazonフレッシュは利用エリア限定されることからエリア内で部屋を探したぐらいだ。今の家に住んで2年ほどだが、その間スーパーでの買い物をしたのは数回ほど。基本的に夕食は自炊するようにしているにも関わらずだ。

②遊ぶ場所に困らない

博物館美術館といった文化資本へ容易にアクセスできるのも大きな魅力だ。国立科学博物館は、頻繁に展示内容が変わり、何度行っても飽きない。

大型の本屋がいくつもあるのもいい。特にお気に入り新宿紀伊國屋書店本店だ。店内を歩くだけでも新しい発見がある。本を買ってから地下のレストラン街でカレーを食べながら本を読む時間至福のときだ。

基本的飲食店レベルが高いというのも東京の魅力だろう。日本全国ないしは全世界の美味しい物が東京にはある。秋葉原のちゃばらはアンテナショップの集まりだが、ハズレがない。イギリスで食べたフィッシュアンドチップスよりHUBの方が美味い。

人間の質が高い

最後理由については、完全に主観によるものになるが田舎出身自分にとって、高校までの地元の交友関係大学以降の東京の交友関係では人種が全く異なることを感じている。地元人間社会的ルールを守らない人間があまりにも多いのだ。なぜ万引きを平気でするのか、なぜ免許証携帯せずに飲酒運転を平気でするのか。その神経が俺には理解できない。そして口を開けばギャンブルの話と同級生同士でヤッた話を永遠にするわけだ。お互い結婚しているにも関わらずだ。

東京出会った人間達はそんなことは無かった。万引き飲酒運転ダメな事だと理解している。結婚をしていれば、他の異性とヤッてはいけないことを理解している。地元にいる時は自分感覚おかしいのでは無いかと感じるが、東京にいると自分感覚は間違ってないと実感出来るのだ。

3つ上げたが、正直3つめの理由が全てのようにも思う。地元人間で今でも交友関係があるのは、同じように東京に出てきている人間だけだ。

そして自分観測範囲の中ではある程度優秀な人間は皆東京に出てきているように思えてならない。地方にいる人間人材の質が低いのではないかと感じてしまうのだ。

東京から田舎へ転勤となったエントリー最近話題のようだ。田舎から東京へ来た人間、少なくとも俺にとって東京は極めて魅力的な都市であるコンサルならびにフリーランスとして働いているのも、全国転勤の必要が無いというのも理由ひとつだ。将来子供を持つことになった時に東京子育てをしたいからだ。自分の子供には自分地元で接してきたような人間達と接することな人生を歩んで欲しいのだ。

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