「ライトノベル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ライトノベルとは

2024-01-14

イラストの依頼でAIイラストを出されて「こんな感じで描いてくれ」と

イラストレーターなんだが、客にAIイラストを出されて「こんなテイストでお願いします」と言われた。

仮にもプロイラストレーターに対して、AIイラストの真似をしろと?

ブチ切れたんだが、反論してきやがった。

そもそもAIイラスト技術というのは、膨大なデータベースからAI学習をして、命令に沿ったイラストを出力するものだ。

それはもちろん数多の絵師たちの創作物を無断で剽窃しているわけで、それが問題なのは分かっている。

商用利用に使ったのなら権利侵害になるのはわかるが、今回はイラスト方向性を具体的に指示するために用便的に使ったわけで、金銭の授受が発生したわけでもない。そこになんの問題があるの?

しろ使い方としては正しい。

そもそもイラスト世界では具体的にキャラ名を挙げて、これに似た感じに描いてくださいというのは日常的に行われているよね?

その対象が「特定イラストレーター特定キャラクター」から大勢イラストレーターデータから出力された平均値的なイラスト」に変わっただけで、本質は何も変わらないでしょ?

(これは例えばゼロ魔タバサのようなキャラを注文する時に、参考資料として綾波レイを挙げるような行為。パクれという指示ではないが、具体的に方向性を指示する内容として、イラスト界隈ではほぼ100%行われているのは事実

(今回はライトノベル挿絵だけど、イラストレーター仕事のたびに本一冊読んでなんていられないので、本文は読まずに描いている。なので具体的なビジュアルを大まかに指示してもらわないと仕事ができない)

AI絵を真似してトレースしろっていうなら侮辱だけど、キャラクターの方向性の参考資料として渡しただけだし、むしろこっちとしてはパクリと言われるリスクが減って望ましいくらいだ。

それが侮辱に当たるんだったら、今まであなたが受け入れてきた「参考資料」も、あなたに対する侮辱に当たるんじゃないの?

ってことらしい。

ムカついたか反論してたら、

「じゃあ君は他のキャラクターを参考資料に挙げたら、それを丸パクリするつもりだったの?」

「だったらそんなイラストレーター提供する参考資料としては、なおさらAIイラストを送るのが適切だったよ」

とか捨て台詞言ってきやがった。

書いてて腹立ってきたから寝るわ。

2023-11-22

anond:20231122223816

異世界系の小説を書く実例存在します。おすすめサイトは以下の通りです:

1. **小説家になろう**¹:2004年運営を開始した老舗の小説投稿サイトで、日本最大級小説投稿サイトと言われています¹。『Re:ゼロから始める異世界生活』、『異世界居酒屋「のぶ」』、『転生したらスライムだった件』、『君の膵臓をたべたい』など、多数のライトノベル作品が、ここで人気を博したこときっかけに書籍化されています¹。

2. **カクヨム**¹:2016年正式オープンした小説投稿サイトで、出版社であるKADOKAWA運営しています¹。登録会員数は、100万人を突破していると2023年3月28日カクヨムが発表しています¹。

3. **ノベルアップ+**¹:2019年運営スタートした新興の小説投稿サイトです¹。

これらのサイトは、異世界系の小説が人気で、書籍化可能性も高いです¹²。ただし、どのサイトを選ぶかは、あなたが書きたい内容やスタイル、目指す読者層などによります¹。それぞれのサイト提供する環境ツールコミュニティ理解し、自分創作活動に最適な場所を見つけることが大切です¹。

ソース: Bing との会話 2023/11/22

(1) 2023年おすすめしたい小説投稿サイト8選 / ネット小説を書く .... https://tadeku.net/83288/.

(2) 異世界小説おすすめ人気ランキング20選【面白いファンタジー .... https://ranking.goo.ne.jp/select/2256.

(3) おすすめ小説投稿サイト27選【最新2023年版一覧】 - Web .... https://creative-story.net/novelsaito/.

(4) 小説を書くのにおすすめの「小説投稿サイト」を厳選して紹介 .... https://www.dokusyo-geek-ki.com/entry/novel_posting_site.

(5) 検索結果(累計ランキング) - カクヨム. https://kakuyomu.jp/search?genre_name=fantasy&order=popular.

(6) undefined. https://www.amazon.co.jp.

2023-11-15

なんで文学賞ってセックスしか人生語れないの?

審査員が色ボケしたジジイババアから

何かあればすぐセックス、悩めばセックス若いセックス熟女セックスセックスセックス

思春期少年かよ、そんなにセックス好きなら官能小説賞でも作ってろや。


膣に陰茎を差し込む程度のことに意味を求めすぎなんだよ。

夫婦生活カップルも、セックスしてるのは一緒に居る時間10分の1くらいにも満たないのに、なんで小説の方がセックスセックスなんだよ。

お前が感じている「面白さ」ってのは、文学としての「面白さ」じゃなくて、実は他人セックスを覗き込む「面白さ」を「文学」だと勘違いしてるだけじゃないのか。

まだライトノベルの方が文学してるよ。


若いうちから賞を手に入れて、小説家としてのキャリアを進んだ人間が身内だけで評価してるから、もう文学じゃなくてただの貴族暇つぶしなんよ。内容が光源氏で終わってるんよ。

文学賞とったら人生あがり、インタビュー受けるか旅行行くかしかやること無いから、大学生くらいで人生経験が止まっているのよな。

からセックスモラトリアム文学が終わってんのよ。俺らはとっくに大人になってんの。

肩をすくめるアトラスなんて日本じゃ賞とらんやろ?


どの芸術分野にも、強すぎるが故に行うのが「無粋」として行われるもの存在する。

お笑いで言えば下ネタ料理で言えば味の素、少し昔ならデミグラスソースなんかそうだ。

効果的で完成されたものは、芸術を画一化し進歩を止めてしまう。


ここ数年の「文学」はその無粋を行いすぎている。

第三者から見れば糞詰まんねぇ身内ネタを有難がっている。周りはとっくに飽きている。

銭湯に描かれた富士山のように、見ていて恥ずかしくなってくる。


文学賞はセックス禁止しろセックス無しでセックスを語れ。

セックス制限されている少年漫画やラノベのほうがよっぽど哲学してる。

2023-11-12

人生マジで駄目になってきた

仕事はもう全く好きじゃない。

大学学部選んだ時に漠然とあった好奇心はもう全部使い切っているのに、未だに分からないことだらけで目眩がしてくる。

会社のやってることもなんだか他所と色々違うみたいだから転職してリセットした所で良くなるとは思えん。

ただただ金と時間を交換しているだけなのに、どんどん責任は重くなっていく。

テレビゲームボムみたいな感じで「とにかく助けてください!」でどうにか出来る年齢じゃなくなってきた。

というか自分がそれをやられる側だ。

頼んできた側の勘違いで実際には簡単なことだった時、物凄いホッとする。

いざ自分がやられる川になったら、俺の時間を奪いやがってなんて気持ちが湧き上がるんじゃないかと思っていたけどそんなことはない。

もうとにかく一番怖いのはチーム全体で死にものぐるいで戦わないといけない怪物発見報告がやってくることなんだ。

昔は後ろの方でビクビクしながら最前線サポートだけしてればよかったのが、自分が突っ込んでてよく分からんまま口に手を突っ込んで一か八かトドメをさせないかとアレコレやらされる。

もう嫌だ。

趣味も完全に上手く行ってない。

もう全然楽しくねえ。

膝悪くしてからスポーツは怖いだけで全然楽しめなくなって、足に負担賭けないようにビクビクしながら筋トレだけやってる。

ゲームも全体的に飽きてきて、大作のとにかく先が見えない感じはもうかったるいし、かといってインディーズアイディア勝負ちょっと齧った所で昔やった何かと比べてすぐに飽きてしまう。

昔は存在価値の分からなかった「何だか良く分からないものに触ってあっという間に終わってしまゲーム」の価値が分かるようになってきた。

とにかくアイディアだけサクっと味わえたらもうそれでいいんだって状態なんだ。

映画ドラマも展開は一通り見飽きてるせいで集中力が落ちて話が追えない。

ていうか自分自分の思ったよりも頭が悪いらしくて難しい話をちゃんと分かろうと思ったら画面に齧りつかなきゃいけないってことを直視できない。

画面の中のテレビショーをちゃん理解するために必死に画面に食い入ってそれだけやるって人生の使い方がなんだか凄く惨めでやりたくない。

映画館に行って集中して見てたはずでも話が分かってないことが多い。

見終わってから他人感想を読んで自分全然話を勘違いしてたことに気づいたりする。

なんだか惨めだ。

私生活も荒れてきて、たまに掃除睡眠をしっかりやろうと思いつくことがあるけど、そのブームがいつの間にか去って気づくと汚い部屋で夜更かししていることが年の半分ぐらい。

体は膝以外もボロボロで、歯医者歯石取ってもらってるのにいつも口の中がネバネバしてるような感じとか、ふとしたときに嗅いだ服の匂い加齢臭みたいなのとか、そういうのもう全部辛くなってきた。

バイキングじゃ全然食べられないのに何でもない日にたくさん食べまくってしまい次の日は夜まで何も食べられずに過ごしたりするような、体のコントロールの効かなさがいろんな所に起きてる。

人間関係についてももう両親と職場ぐらいとしか関わりがない。

結婚式葬式以外でしか合わない従兄弟が今何やってるのか時折気になって、そういやアイツらはこっちよりも大分器用に生きてた気がするなと嫌になる。

人間関係健全なあり方みたいなのを身に着けられずに来たからとにかく人間と関わりたくない。

基本的自分人間関係は見下し合いなんだよ。

いい感じに見下しあえたら友達になれて、一方的にこっちが見下してたら関わりたくない相手、逆に相手から強烈に見下されていると感じたらそのときも逃げていく。

ヤンキー共の舐めてる舐めてないの価値観と同じなんだな。

人間他人自分を比べるっていうのは当たり前なんだけど、そこにおいて尊重あうっていうことが道徳的な正しさの上にしか存在してないような感覚がある。

もうなんか人生全部が辛い。

末期がんの患者モルヒネがいい感じに効いてる時の穏やかな気持ちの中で「じゃあ自分人生にどういう結論をつけていくか、頭の中だけでも整理してから終わらせたいなあ」と考えているような状態の中をもうずっとずっといつまでも生きてきた気がする。

そこから突然、なにかが変わって人生好転しだす可能性を信じてた。

世の中じゃこういうのを「人生が始まってることに気づいてない」みたいに言うらしいな。

つの間にか始まっていた人生がいつの間にか終わっているただそれだけなんだってことを納得しておけばいいっぽいのは分かってる。

まれた家とか時代とかDNAとか子供時代の過ごし方とか就職先の選び方とか人間関係とかそういうのにたらればを持ち出すのは無意味だってことも分かってる。

少なくとも生まれてきた瞬間に決まるものについてタラレバを考えるのは無駄だ。

「魂の実在を信じているのか?異世界転生するライトノベルみたいに?」って話だ。

科学を進行しているので魂や輪廻転生は信じてませんって考えてるくせに、どこかで「もしかたらこうだったかも知れない自分」を空想しているのが本当に無駄なんだ。

「生まれ変わったら今度はこういう風に生きよう」みたいなこと館上げるのは、タイムマシン意識だけを過去に飛ばせる実験がどこかで成功したのを聞いてからにすればいい。

今の時代に生まれ自分たちの意識において、過去に飛ぶとかやりなおすとかは無関係ことなんだ。

空想の中でそれをやって、空想の中で満足するだけならまだしも、そうやって作戦を練ることで人生好転する可能性を信じているならそれは科学を進行している人間として実に奇妙な状態になる。

なんたらの賭けの亜種として、もしもそんなことが起きる可能性があったならちょっとぐらいは準備しておくのもアリかもって範囲ならまあいんだろうが。

でもなんか自分含めて皆があーだこーだ考えすぎている気がしてならん。

今の自分じゃなかった可能性の今の自分考慮して何の意味があるんだろう。

「もしも3月31日生まれじゃなくて4月2日生まれだったら学年一位だって取れたかも知れない」みたいに考える時、そもそもその2日違いの生まれの間に意識は全く別物へと変容していて、今の自分とは別の魂で動く別の人間だったはずなのに。

肉体より先に魂がこの世界にあると信じるならそれでもいいが、それならもういっそ割り切って「ハズレを引いたなりになんとかやっていくループ」として今の人生を生きればいいのに。

前世記憶が引き継げたりしないルールっぽいのは明白じゃないか

異世界に行った時に備えて現代知識勉強をするために現代社会を生きるのは完全に無駄だ。

魂の実在を過剰に信じてたらればに執着して生きるってのはそういう生き方だ。

って頭で分かっているのにそういうのに縋ろうとしている自分毎日出会う。

こういう状態の時にカルト洗脳してくるんだろうな。

どうしようもなくなった人生に逆転のワンチャンスを与えてくれるなにかを信じて。

まだ宝くじでも買った方がマシだっていうのに。

こうやって自分を説得しまくってもまだまだ魂の実在を信じて脳がタラレバを考える。

だってもうこんなどうしようもない人生を今から立て直そうとするのはしんどすぎるから

本当にしんどいんだ。

2023-11-07

ライトノベルによくある奴隷契約魔法みたいなのが現実でも使えたら結婚する気になるんだけどね

からいくらでも手のひら返されて容易に財産の半分をむしり取られる契約なんかやってられんよ

2023-11-03

時代遅れ大阪万博なんてやめたらいいのに――来年90歳、筒井康隆が見る世界、そして日本昭和98年https://news.yahoo.co.jp/articles/e73eadd19071c0f48ce1a13294ea96c8d1323de8

好きな人は知ってて言ってないだけだと思うけど、筒井康隆炎上商法が得意なので新刊発売に合わせてこんなことになっている。

EXPO'70の頃は日本SF作家協会で盛り上がっていたんだよ。たしか誰か運営に関わってたような?

ライトノベルジュブナイル小説)だとか、メディアミックスだとか、日本に関してはこのおじさんあたりがスタートなんだよ。

トリスの絵だったんだよ。

忘れないでくれよ。

2023-10-30

「読者と主人公と二人のこれから感想

実在人物名前そのままにガチガチ小説にして出版してそれをクラスメイトに読まれるって

まあ現実でも無くは無いだろうけど相当珍しいだろうし、自分がやられたら最悪な気分だろうけど。

だけど細野のような恋の落ち方って結構現実味がある気がして。

って言うのもTwitter世代ではツイ廃みたいな、内心全部Twitterに書くような、ツイート数数十万みたいな子も居て

そういうのをしこたま読んでから本人と関わるって言うのは、本作の細野に通ずるところがある。

というのも自分も似たような恋愛をした事があって、自分には須藤広尾のような都合の良い友人はいなかったので、いわゆる「飛ぶ」ような形で終わってるんだけど。

そして今もそれを後悔しているのを、思わぬ形で本作に引きずり出されたなぁ。

ネット上では細野の心情や行動は現実味が無い、無理がありすぎる等と書かれているけど個人的にはめちゃくちゃ共感出来た。

ライトノベルなのである程度若い人に向けた作品だと思うけど、twitter名前変わってあんな事になり、そうじゃなくてもSNSオワコン化しつつある中で、今の若い人が同じような経験をしているのだろうか。

SNS自体はインスタとか色々あるけど大量投稿するような感じでも無いし、今時Xになんでもかんでも1日100postするような高校生が居るとも思えないが、どうなんだろう。


ネガティブな面も含めて色々感想を書いて議論したいんだけど

5chのラノベ板が過疎りすぎていて、岬レベルに売れている作家ですらスレdat落ちしている。

継続して新刊が出続けて居るので人気はあるはず、ファンは一体どこに居るんだ?

2023-10-26

anond:20231026111345

User:

勇者魔王を倒した後の元パーティーの人が主人公」のラノベを5つ挙げて。一日で

GPT:

以下は、「勇者魔王を倒した後の元パーティーの人が主人公」のテーマを持つライトノベルラノベ)のいくつかの例です。

『元勇者冒険者たち』 - 作者: 七月鏡一

魔王の後始末人』 - 作者: 蒼山サグ

『再会した元仲間たちと異世界で新たな冒険を』 - 作者: 翠緒さら

魔王討伐後の元勇者、平凡な日常満喫中』 - 作者: 天乃晴

『元仲間たちとの再会が、新たな冒険の始まりだった』 - 作者: 風凛

これらのラノベは、勇者魔王を倒した後の元仲間たちが主人公として新たな冒険日常生活を描いています

2023-10-21

ドラクエ主人公訴訟の結果を見て、小説著作権って意外と弱いなって思った。

最近、シン夏目漱石が大賞取ったライトノベルもあったよな。

なろう小説特定ゲームしか登場してないアイテムモンスター普通のものとして出てきてたりする。

登場人物地名キーワードが他の作品と被っていても問題ないんだ。

 

そういや、葬送のフリーレンで思い出したけど、異世界ウォーキングってラノベにもフリーレンって名前が出てくる。

 

名称だけならもっと自由に流用していいんだって、みんなに広めたいよ。

特にドラクエファイファン世界観がわかりやすいから使ってもらえると入りこみやすくなる。

2023-10-16

おっさんたち、昔どうして剣と魔法もの流行たか教えて

これの30年後にはこのネタが書かれるように思われます

anond:20231015151001 おっさんたち、昔どうしてSFもの宇宙もの流行たか教えて

じゃあいま30代、そのときは60歳を超えてるであろうあなた方はどうやってこの質問に答えるのでしょうか。

ドラゴンクエストがその発火点であることは間違いないが、その手前の、ウィザードリィウルティマ起源であるし、さらに遡ったらTRPGになりますもっとも少数派だったでしょうが

ドラゴンクエストにより、家庭用ヴィデオゲームにおけるロールプレイングゲーム一般化し、その「ついでに」剣とファンタジー冒険一般化したんですよ。両者は不可分であるけど、RPGという新しいゲームを遊ぶことができるというのが強かったのです。

それまでにファンタジー世界物語は知られてはいました。でも、メインはSFだったところに「知ってるひとは知っている」というスタンスファンタジーという分野は生息していたのです。

それは書店文庫コーナーの早川書房背表紙をみてもわかる。

SFサイエンス・フィクション HM :ミステリ(昔は違った記憶があるけど思い出せない)

FT :ファンタジイ

JA日本人作家

書籍分類記号FT本棚にかぞえるほどしかありませんでした。

もちろん、グインサーガシリーズ指輪物語のように熱狂的に支持するひとがいたし、通ぶりたいひと(あるは本当に好きなひと)は「やっぱり指輪物語が~」なんていってた記憶があります

ネバーエンディング・ストーリー」や「ダーククリスタル」などヒットした映画もありました。だから世界観に潜在的知識はあったんですよね。あとはディズニーや昔話もそうですね。

ただ当時(昭和末期)まではSFが強かったのです。というのも、あらゆるジャンル不思議な要素が紛れ込むとそれはSFということになっていたんですよね。

筒井康隆星新一小松左京といったSF御三家も、ボーダー上のジャンル不特定微妙作品SFとして発表していたのです。

それは今後のRPGにも影響を与えるのです。というかオタク文化から派生してエンタメ全般)全てにわたり垣根が曖昧になっていく「なんでもあり」になっていくのです。

「なんでもあり」はパロディ二次創作も強く影響を与えているわけですが。

そして、そもそもRPGの始祖であるウィザードリィにしてもTRPGダンジョンズ&ドラゴンズ」のパロディ要素が多々あるそうです(TRPGはやってないいので)。

ファミコンにより活性化一般化したヴィデオゲームアーケードゲームPCからゲームより、家庭用のデバイスでより洗練されたゲームを、そしてより多岐のジャンルへと裾野を広げた末に飛び出てきたのがドラゴンクエストなどの剣と魔法ファンタジーさらに様々な要素を加えたファイナルファンタジーなどのRPGが一気に強いゲームジャンルになっていきます

そこで培われたフォーマットを他のメディアでも更に発展させていくわけです。

そしてひとびとは剣と魔法って宇宙モノよりもこすりがいがある!という発見します。

それがさらなる発展を生み出すのです。

ここらへんの発展先はライトノベル発が多いように思われますが、もうしわけないが観測してないところですので曖昧です。ウィザードリィドラゴンクエストノベル化が大きいような気もしますが曖昧です。ゲームには興味ありましたが派生文化には興味なかったのです。

と、ざっくりとした歴史観があるのですが。


これだと、海外でもファンタジー流行った理由がもうひとつからないんですよね。ドラゴンクエスト海外ではそんな流行らなかったそうだし。まあ、スーパーマリオブラザーズも十分ファンタジー世界観ですからそんなおかしくもないんですがね。ゼルダの伝説海外でもヒットしてますファンタジー知名度アップには貢献してそうです。でも決定打というには弱いような。

ということで

海外の流れを解説してくれる方望みます


長々とありがとうございますおもしろかったらグッドボタンチャンネル登録お願いします。

2023-10-07

半額弁当争奪戦に負けた……

コンビニで定価で購入して帰る

そういえばそういうライトノベルもあったねぇ

2023-10-04

anond:20231002235321

アスミカケル2話の感想……の前に、いくつか注意点とか色々。(第1話感想にも追記しました)

【私の感想における注意点】

基本的感想フラットに思ったままを書いています

 悪い言い方をすれば、何も考えずに脳死で書いてると言っても過言ではないです。

 特に何が良いとか悪いとか考えず、ただ見て感じたものを書いてるだけなので、場合によっては褒めてるように見えたり、逆に貶してるように見えるかもしれませんが、どちらでもないです。

 赤い色を赤いと言うようなレベル稚拙な見たままの直観を出しているものと考えて頂ければ幸いです。この山は大きいなぁとか、そのレベルです。

 たまに「あっこの川、深いッ!」みたいな多少の感情は乗るかもですが、基本フラット自分にとって快不快を問わず感情が乗るのは良い作品だと思っていますよろしくお願いします。

②たまに何かから引用する事がありますが気にしないで下さい。

 上記の通り脳死で書いてるため、連想ゲーム的に他作品(他の漫画とかアニメとか)の内容やセリフなどを引用したりする事がありますが、比較のためではありません。

 つい「この人の髪型ハンバーグみてーだなぁ……」みたいな事を言うかもしれませんが、その人やハンバーグを貶めたり、逆にそれを理由に名作と引っ付けて評価を上げるような意図とかも無いです。皆無にして絶無です。

 そのような比較や同一視は両方の作者や作品に対して失礼であり、あくま自分の中では全く別のものだけど連想してしまったに過ぎないので、あくま個人の感想である事をご留意して頂けませば幸いです。

 

③同様に、何かしらキャラ演出などについての評価をする事もありますが、それ自体特に作品や作者の評価ではないです。

 もし仮に私が「このキャラ不快だなぁ」と言ったからといって、それが即ちその作品や作者が不快という事でもないです。不快キャラを出すことで、相対的に他のキャラの株が上がる事もあります

 世の中にヤベー人間いるからといって、即ち世の中がヤバい訳ではないように。その作中世界や世界の中の"もの"と作品との評価は全く異なるものであり、なんなら邪悪人間しか出てこない邪悪世界作品でも面白い場合もあるかと思います

 世界最高のコントラバス世界最高の尺八奏者世界最高のDJコラボしたところで、どうひっくり返っても「世界最高のジャズ」が生まれるなんて事はないように。要素同士の相性が良くなければ作品はチグハグになります

 演出とか構成とかストーリーとか諸々の要素が全て満点でも、それらが噛み合ってなければ作品として成り立たないように、あくまで要素と作品全体の評価は別物である認識して頂ければ助かります

 合言葉は「だが。それがいい」。大事だと思います

④また、自分目線はどちらかと言えば創作目線気味で「自分が作者だったらこうするかなぁ……」みたいな事を考えがちな傾向がありますが、だからといって作者へのリスペクトが無いわけではないです。

 そもそも自分創作者というより鑑賞者なので、岡目八目で「ああすれば良いのに」「こうすれば良いのに」と言ったところで自分自身が実際にそれを出来るかどうかと言えば答えはNoです。

 あくまで読者としての視点しかないため、実際に締め切り(納期)通りに同等以上のものを仕上げれるわけではないですし、実際その作品と同じテーマ自分表現するとしたら、それは作者の出す作品とは全く別物になると思います

 素人や読者の視点というのは独り善がりなものであり、あらゆる創作者には個性があるし個々の事情もある。その全てを重んじ、リスペクトしていきたいと自分は考えています

感想本文】

 という事で、とりあえず電子週刊少年ジャンプの125pより、アスミカケル2話(Round.2 取り柄)の感想をじっくり書いていきます

最初の2p。例によって獏じいちゃん稽古相手をする主人公の二兎。即落ち2コマかよってレベルでやられる主人公コマ連続しかし、デイサービスを利用してる物忘れ気味な祖父稽古相手というのも……当人たる獏じいちゃん普通にいから良いけど、骨とか筋肉を痛めるだろうからと止めるのが一般的ではあるよなという脳内ツッコミが入る。

ただまあ現実問題、脳機能的にこそ要介護認定を受けるレベルだったとしても肉体が未だ頑強な武人だった場合、言うことを下手に聞かないと逆に暴れて怪我人が出そうなので、そういう意味ではライフワークなのであろう武術を続けさせるのは悪いとは言い切れないか問題第一話の時点で他害が出てる事なのだが、まあ恐らく正当防衛というか私人逮捕みたいな状態だったのだろうと解釈する。次。

一転、呆けた顔でデイサービスに向かう獏じいちゃんと、介護に興味を示す二兎。そして学校シーンでの前話での不良やジムの話。主人公基本的情報でも感情でも何でも抱え込むタイプなのが相変わらずである。次。

ヒロインの大牙さん現る。コロコロ表情とかが変わるので、こういう格闘技系のヒロインとしては異色ながら魅力があるのも不思議だ。逆に言うと人の印象が時々で違うリアルさがあるとも言えるか?まあひとまず、こういうヒロインでも誰でも何かしら才能を見初められる系の話はスポーツ系には割りと見られる傾向なように思う。

自分の知ってる作品で言えば「どがしかでん!」とか「タカヤ -閃武学園激闘伝-」あたりも基本、主人公ヒロインなり師範的な誰かに何かしらの才覚を見初められて別の世界に飛び込んでいく……というストーリーラインが出来てるように思う。Web小説界隈で言う「転生もの」とか「追放もの」的な言い方をするなら、「見初められもの」とでも言うのだろうか?

実際問題、「劣等生だけど実は最強」みたいな作品でもヒロイン主人公を褒めちぎったりするので、ティーンエイジャー向けの作品では異性に何かしら見初められたり惚れられたりというのは、一種モチベーションとして成立するのだろうと思わなくもない。作品の閲覧継続にも繋がるのだろう。まあ何でもよい。次。

主人公グラップラーからといって開幕グラップリング勝負を挑むヒロインって正直どうなん?(正直すぎる感想)

まあ総合格闘技で組技ありきな以上、組技それ自体抵抗は無いとしても……その、羞恥心とかですね。ちょっと変な人で済ませるな。

主人公自分コンプレックス理由に乗らないのは良いのか悪いのか……そして今回も示唆コマで終了。これが連続で来るので意外性とか意表を突く感じが本当に無い。もうここまでくると、この良くも悪くも丁寧に次のページ展開を示唆していくのは作風として以降スルーしていこう……次。

ヒロインが野望を示唆したり無駄カリスマ性を発揮しつつ、ようやく主人公が「ちょっと変」から「変な人」に認識シフトする……遅いよ! でも流されてジムまで来る主人公

こういう「主人公を引っ張っていくタイプヒロイン」というと、先程に書いた2作品以外では他に思いつくのがライトノベルの「アリソン」(時雨沢恵一/著)とか『涼宮ハルヒシリーズ』(谷川流/著)しかパッと思いつかないが、どれも初出2000代の作品ヒロイン主人公を引っ張っていく準主人公というか進行役になるのは2000~2010年代の主流なのだろうか?

作者の生まれ1983年と、その年代創作物に触れる機会が多そうなのを鑑みるに、まあこの当たりの流れを引き継いだ作品を作るのは不自然ではない。だからなのか、今回の作品火ノ丸相撲ときと違ってヒロイン描写にかなり力を入れている感じはする。

まあ、どちらにせよティーンエイジャー向けの作品主人公も同年代かつストーリーの軸も成長譚である事が多いため、こういった準主人公的な役割人物もセットでないと話が進めにくいというのもあるのかもしれない。この場合主人公の二兎は自らの精神的な弱点に向き合い、克己していく必要がある。まあ流されなくなるのに期待。

次……と言いたいところだが、一旦ここで〆。

続きはまた明日以降に記述していく。

※今後の展望……

 ひとまず今は無限に思った感想を書き連ねていくだけですが、今後は集英社運営Web漫画投稿サイトジャンプルーキー!」での編集部バッジに倣って、それぞれの話毎に「画力」「構成力」「ストーリー」「演出力」「キャラ」「オリジナリティー」といった要素や、それに加えて(その話数時点での)総合的な感想評価などを書いていければ良いなと考えています

というのも自分創作者志望なところがあり、色々な作品を細かく評価したり分析する視点を養っていこうと考えているからです。無論、養われたからといって実際に創作物を作っていかなければ実力はつかないので、あくま客観的創作を見る訓練という感じですが。

また、感想を書いている作品文字だけで評価するのも難しいところがありますし、他の創作から台詞等を引用する際にも同様に、画像原作なりから引っ張ってこれそうなら出していこうと思っています。その際は「作品名(作者名・話数や副題、ページ数)から引用」といった部分を明確にしていこうとも考えています

(引用する必然性自分文章引用部分の区別主従関係の明瞭化、引用物の出所を明示し修正等を加えない事など。著作権法に従った引用をしていきたく存じます)

他にも何かアップグレードできそうなところはしていきますが、まあ無理のない範囲でやっていこうと思います。それではまた明日以降に……!

2023-09-19

anond:20230918232245

芸術性重視はともかく、「文章表現のものの持つ可能性を追求した」なんて前提はそもそも無いぞ もちろん文章表現芸術性も基準ではあるが

そもそも純文学日本文学独自概念なので海外作品は含まれない

近代文学が発展していく中で、わかりやす大衆化していくことを拒んだ作家たちの歴史、の先に位置する作品群を純文学と呼んでいる

ただ純文学の流れの中でSFみたいなジャンル小説手法を取り込んでいったこともあって、じゃあそれは純文学なの?違うの?ってのも論争を呼んできた

結局は批評家共通認識出版レーベルによってカテゴライズされてる現状

ライトノベル」も同じように分類されてるので、その反対側にある作品群だと思えばいいよ

私小説のことって言ってる人もいるけど、純文学歴史の中でやたら私小説がもてはやされてきたってだけでそれがすべてではない

2023-09-18

純文学って結局なんなの?

文章表現のものの持つ可能性を追求した芸術作品」みたいな定義だっけ?

だとすると俺が読んだことがある純文学は「アルジャーノンに花束を」と「虎よ虎よ」だけかなあ。

あれ?どっちも世間的にはSF小説ジャンル分けされてね?

え?じゃあ純文学ってなんだ?

そもそもサブジャンルみたいなもんなのか?

恋愛ドラマ戦争映画でサブテーマ人種差別が入ってきてるような感じ?

純喫茶は「純」=「酒の力に頼らずソフドリと飯と雰囲気だけで勝負してますよ」って意味だっけ?

じゃあ純文学も「純」=「内容に頼らずに文学性だけで勝負してますよ」じゃないとアウトなんか?

チョット調べたら「こころ」や「よだかの星」も純文学らしいね

でもどっちも「"潔癖症的な自己憐憫自己否定"vs"自己満足的な懺悔自己破壊"のタッグマッチ」がメインテーマであって、文学としての表現力はそれを盛り上げるための裏方業務って感じじゃね?

裏方凄いなーって所で盛り上がるときがあるのは分かるよ。

サマフェススピーカーの仕組みがバズるとか、競馬名実況で思い出トークが始まるとか、でもそれってやっぱりサブジャンル的な楽しみ方だと思うんだよなあ。

純粋純文学」ってやっぱ存在しないのかな。

それとも「SF」や「歴史小説」や「架空戦記」みたいに単なる舞台設定の一種なのか?

いやそもそもの考え方が違う気がしてきた。

小説って作品ジャンルを何によって定義するのかが他のコンテンツよりも自由すぎるんだな。

あとテレビゲームの「アクションアドベンチャー」とか「MMOFPSRPG」みたいな合体型のジャンル表現が発達してない。

分類する人間漠然と一番濃度の高い要素で定義してるだけなんだな。

そうなると「純文学」って言われる作品の傾向がなんか見えてきたわ。

「他にメインジャンルになれるような要素が強いものがなく、かつ純文学カラーが強い」って場合に「純文学」の棚に分類されていくってことなんじゃねえか?

あーあーあー今完全にわかってしまった……。

必要条件十分条件認識が間違っていたのか……。

文章表現のものの持つ可能性を追求した芸術作品であることは「純文学」の必要条件しかなく、「文章表現のものの持つ可能性を追求した芸術作品」だったら全部「純文学」になるわけじゃない。

逆に「純文学」と呼ばれている作品はすべて「文章表現のものの持つ可能性を追求した芸術作品であるってことか。

すげー地味なオチだな。

中学生数学問題じゃね―か。

しかしアレだな、こうなると「純文学」ってジャンル区分されるってのは「それ以外の要素が特定ジャンルに含まれるには弱いね」を意味しているってことだな。

恋愛小説」や「ライトノベル」っていうジャンル区分けされるのと「純文学ジャンルに入れられるのどっちが作者的に満足が行くのだろうかってのは永遠の謎だなあ。

アルジャーノンに花束を」にしたって文章によって主人公の知能状態表現しているのは凄いんだが、それを通して描かれる差別問題、知性の絶対性に対する問題定義の方もちゃんと読み込んでやらんとアカンやろとは思うんよな。

絵画世界だと手段のもの目的になっていることは結構あると思うが、文学世界でそうなってる作品ってあんま多くなさそうなんだよな。

結局求めているのは自分が切り取りたい世界観に合わせたより適切なレンズフィルターであって、それが凄いねって褒められたとして作者的には「いやそれを通して見せたかったものの方の感想言えよ」なのかも知れねえなあ。

あーこれもどうせまた中学高校レベル現国問題なんだろうな。

受験用の詰め込み勉強しかしてねーから現実と繋がってね―んだよな―全部学歴社会が悪いよ学歴社会が―。

2023-09-08

anond:20230906124824

俺もそれはみたことあるような気がするけど、スニーカーの表紙か宣伝チラシみたいなやつでハルヒイラスト(例の指さしてるやつ)に「ライトノベル宣言!」とか書いてあるだけで本文に当たる部分とかはなかったような気がする。

単なる宣伝用の煽りみたいな。

2023-09-06

anond:20230906123632

なんかハルヒイラストライトノベル(宣言?)がどうこうと書いてあったのを見たような記憶が...?

だとしたら2005年あたりのはずだしネットが普及する以前では全然ないんだけど

2023-09-01

00年代ジャンプONE PIECENARUTOの二大看板だけど後続への影響は3番手BLEACHが一番強い説

ワンピは現役なので置いとくとしても、NARUTOっぽい作品ってあんま思い浮かばないんだよな。呪術廻戦の3人組なところはNARUTOっぽいけどそれ以上にハンターハンターBLEACH系譜能力バトルモノだし。

ライトノベル界のワンピースともいえるソードアート・オンライン始解卍解のものみたいな技をやってるのでライトノベル界はBLEACH支配下といえる。

2023-08-17

anond:20230817154223

たし🦀

つうかあの花わすれてたごめん。お詫びにこの後見るわ。

とらドラ!ライトノベル原作アニメとして考えると、あの辺りが結構マイルストーンだとは思うんだよな。あー、そうするとなろう系元祖SAOは入れたくなるな(まだ続いてるが)

2023-08-06

在りし日のメイルゲーム(主に遊演体)を説明してみる

メイルゲームを知らない人に、辞典的な通り一遍説明ではなくその魅力を説明するために書いてみた文章なんだが、

知らない人にわかやすいか、興味を持ってもらえそうか、みなの意見を聞いてみたい。

メイルゲームPBM)とは90年代アナログゲーマーの間で人気になった、郵便を使った物語形式大人数参加RPG一種である。最盛期には1ゲームで5000人以上の参加者を集めた。

メイルゲーム主催が用意した世界プレイヤー自分分身になるキャラクター登録するところまではインターネット上のオンラインMMOに似ているが、メイルゲームでは当然リアルタイムではなく、プレイヤーは1か月に一回の締め切りまでに自分キャラクターの行動を所定の行動計画書に記述して運営会社に送ると、運営会社ゲームマスターたちは各PCの行動同士を突き合わせ、行動結果を判定して、ゲーム中でのPCの実際の行動と生じた事件小説形式リアクションと呼ばれる)にして各プレイヤーに返送する。

これを一般的12回(12ターン)繰り返して1年で一つのストーリーが終了するのが一般的だった。

メイルゲームの(MMO比較した)特徴としては以下の点があげられよう。

時間は拘束されないが期間が拘束される。

1ターンは通常1か月で、プレイヤーは行動結果小説を受け取ってから2週間のうちに情報を集めて仲間と行動計画相談し、締め切りまでにPCの行動を決めなければならず、かなり忙しい。とはいえイベントでもない限り時間配分は融通が利き、拘束されることはない。行動提出した後は、今度はマスター陣が2週間のうちにPCの行動判定をして、小説化して、発送する。その間、プレイヤー特にすることはないのでのんびり待つことになる。

しかし、一度参加するとゲームを中断しない限り1年間はゲーム時間を取られることになる。

キャラクターの取れる行動にシステム的な制限がない

MMOであれば、PCゲーム中で取れる行動はある程度決まっている。自由度が高いゲームでもキャラクターは事前にシステム実装されている行動しかとることはできない。

しかし、メイルゲームでは「状況や能力が許す限りで、行動用紙に書ける内容であれば」大抵の行動はとることができる。チームを組んで複雑な行動をしようとすることも、新興宗教を立ち上げようとすることも、敵の親玉を口八丁で騙して罠にかけようとすることも、地球担保に異星人からロボット兵器の購入を試みることもできる。

ただし、その行動が成功するかはマスター陣の判定次第。行動内容が目的達成にはに不十分と見なされれば失敗するし、多くのプレイヤーの行動が相互に影響を与え合うため、時に誰も想定しなかった結果になることも多い。

例えば、【興味を引けそうなよさげな事例はないか?】

このように、問題解決において他のプレイヤーとの根回しや行動の創造性がかなり影響する。

情報分散して提示される

返送される小説はそのPCか、同じグループ視点から知りえることしか書いていない。同じ場所にいて同じ事件に遭遇しても、そこに書かれる情報は大きく異なる場合もある(あるバージョンでは突然起きた正体不明事件が、別のバージョンではその内幕が詳細に書かれているなど)。

プレイヤー自分の受け取った情報を他のプレイヤーに伏せておくこともできる。が、その場合プレイヤー同士の情報交換に参加することが難しくなる。どれだけレア情報であっても、全体からは局地的な一事件情報しかない。なので、ゲーム全体の動向を知ろうと思えば情報交換に参加する必要があり、自分が受け取った情報をどこまで・誰に公開するかが重要駆け引きになる。

ゲーム必要な最低限の共有情報はプレイヤーに毎月送られる冊子に書かれているけれど、それも「真実」が書かれているとは限らない。真実を知るにはやはりいくつものバージョン収集して突き合わせるしかない。

特に参加者が多く情報戦重視の遊演体ゲームでは、1ターンに200バージョンを超える種類のリアクション小説が発行されていた。このため、2週間の「プレイ期間」には速報同人誌が発行され、情報収集プレイヤー同士の作戦会議のためのプレイヤー主催イベントが盛んに行われていた。

④全体を貫くシナリオタイムリミットがある

MMOゲーム内ではシステムアップデートでもない限り大きな変化はないが、メイルゲームでは12ターンの間に解決せねばならない問題が設定されていて、さらにそれが最初は隠されていることが多い。そうした課題は一人では解決不可能で、多くのPCの協力が必要になる。プレイヤーたちは期間内に、自分たちそれぞれの課題解決したり足を引っ張り合いながら、隠れた課題を見つけ出して集団解決することを求められる。

例えば90年の「蓬莱学園冒険!」では、巨大学園都市に新入学したPCたちが、最終ターンで「地球空洞世界」の危機と学園独立騒動解決して終わる。

わず12ターンの間にゲーム構造が変わってしまうほど状況の変化が速いことも、情報収集必要になる原因である

この「シナリオ」は予定調和的なものではなく、隠された大まかな仕掛けのようなものプレイヤーの行動次第でどんなストーリーになるかは全く変わってしまう。

なので、もしプレイヤーがこの問題解決に失敗するとバッドエンドも普通に発生する。93年の「夜桜忍法帖」では人類がほぼ絶滅阪神タイガース世界制覇、95年の「鋼鉄の虹」では対立し戦うプレイヤー所属国が両国とも第三国に攻め込まれ滅亡した。

PCゲーム社会への影響力が大きい

数千のPC相互作用するゲーム世界は一つの社会であるMMOでもプレイヤー同士の相互作用はあるが、メイルゲームはそれに比べても相互作用の強さや範囲はかなり大きい。

さらに、NPCがいる。メイルゲームNPCは「むらびと」や「モンスター」ではない。ゲーム上の重要キャラクター操作するのがプレイヤーゲームマスターかが違うだけで、PCの動向を観察し、時に主体的PCに関わろうとしたり、PCの影響で行動を変えたりする。

このため、自分の考えたアクションによってゲーム状況に大きな影響を与え、重要情報を得たPCは、数千人のプレイヤーに知られた「有名キャラクター」に成り上がることもよくある。中には総集編の表紙の中央を飾るほどの出世を遂げたPCもいた。

MMOだと(ブロントさんのような「話題になるプレイヤーはいても)ゲーム世界の行く末に影響を与えるほどのPCはまず出てこない。

Twitterもない当時ではこのレベル自己実現欲求承認欲求を煽る娯楽はなかなか無かった。

もっとも、その地位や影響力は一時的もので、1~2回的を外した行動を取ってしまうと失われる流動的なものにすぎない。しかし、それが余計に競争心や射幸心を煽ることになった。

こうした「メイルゲーム」のプレイ感覚は、今なら成田良悟ライトノベル小説(「バッカーノ!」「デュラララ!!」など)を読むとわかりやすい。実際、「バッカーノ!」は遊演体メイルゲームこうもり城へようこそ!」のサブストーリーの一つを元ネタにしている。

ホビーデータ遊演体でもこうもり城以降は③④⑤をそれほど重視していないとか、ネット88ははじめは小説リアクションじゃないってのはわかっているんだが、まあ許してほしい。

2023-07-22

ライトノベルは無くなってもいい

かつての携帯小説のように、ただ一時代ライトノベルと呼ばれる小説群があったというだけ。

似たような小説は別の呼ばれ方か別のジャンルで今後も生まれ続ける。

そもそも昔はライトノベルなんてものはなかった。しかし、今カテゴライズするならライトノベルと呼べる小説は昔からあった。ライトノベルと呼ばれていなかっただけだ。

これから時代、紙の本という形は減っていく運命だ。本屋も減っているし、原材料は高くなっているし、日本人貧乏になっているし、手軽に買えるものじゃなくなった。全然ライトじゃない。

でも電子書籍なら出版簡単フォーマットは割と自由。なんなら40ページくらいの短編出版してもいい。そっちの方がよほどライトだ。

そして本は売れなくなったが小説投稿サイトのユーザーは増え続けている。投稿される小説の内容はライトノベル寄りのものが多いが、小説投稿サイトの小説ライトノベルとは呼ばれない。小説投稿サイトは連載形式で、書籍とは違うと認識している人が多いからだろう。

そう。小説舞台ライトノベル全盛からすでに次のステージに変わってきているのだ。

ライトノベルは無くなる。でも僕らが好きな小説は無くならない。それでいいではないか

2023-07-12

手越祐也を愛していた、愛していたかった。今でもきっと愛している。

近頃平野君と神宮寺君の、というか脱退ジャニーズ関連のニュース世間を騒がせている。

ジャニーズ卒業・脱退・解散する、というニュースを聞くたびに、私は手越のことを思い出して苦しくなる。

手越祐也がNEWSを、ジャニーズをやめて3年が経った。

なんでこのタイミングで書き起こそうと思ったかというと、前述のキンプリ騒動をはたから見る中で、そろそろ一度振り返ってみてみてもいいんじゃないかと思ったからだ。

というか、オルタネートを書いた加藤さんではないけれど、あの出来事から3年という長い月日がたって感情的ならずに思出せるようになって、でもこれ以上離れてしまったらきっと気持ち記憶も色あせてしまうから、「今」が最初最後タイミングなんじゃないかと思った。

何を話すかといわれると難しいが、結局のところ手越のことをどう思っているかというお気持ちと思い出をたどるための文章である

どこから話そうか迷ったが、時系列順で話すのが一番いいのかもしれない。

小学生のころ、私はジャニーズなんてみじんも興味がなかった。

なんか女子が騒いでるなあという感じで、当時の関心ごとといえばサッカー観戦、ポケモンイナズマイレブン受験勉強ライトノベル、あとはおままごととかだろうか。

でもVS嵐も、イッテQも、地獄先生ぬ~べ~も、鉄腕ダッシュも見ていたし、キスマイの光のシグナル(ドラえもん主題歌だった)も大好きだった。

ごくごく普通小学生だった。

中学生になって、親友ができた。

彼女は歌がうまくて、カラオケが好きで、そして増田担だった。彼女カラオケに行くと、親友は必ずNEWSの歌を入れる。

当時4+FANの合いの手リズムがわからなくて苦戦したのをいまだに覚えている。

友達が歌う曲をどうせなら一緒に歌えるようになりたいと思うのがカラオケ好きの性である

親友に頼んでNEWSCDを貸してもらい、聞いてみたのが多分2017年

まずNEWSの歌にはまった。

アルバムを4つくらい借りたのでそりゃ一曲くらい好きな曲もできるし、テゴマスは当時から歌がうまかった。

歌番組の時に親友からアナウンスがあったので、時間が合えば見ていた。

当時日テレっ子だった私は、イッテQ手越を、everyで小山さんを知っていた。

気づけば親友からテレビドラマバラエティ番組情報アナウンスも入るようになり、私はNEWSをしっかり好きになっていた。

親が厳しかったためにファンクラブは入れず、ライブも行けなかったが、私は私なりの最大風速でNEWSのことが好きだった。

それから2020年まで、のんびりと、自分なりの距離感ではあったが「好き」を貫いていた。

2020年2月NEWS LIVE TOUR 2020 STORY当落発表があった。

2017年のNEVERLAND、2018年EPCOTIA、2019年のWORLDISTA、最後2020年STORY

4つのライブ頭文字をつなげると「NEWS」になるこの4作品は、通称「4部作」と言われるもので、NEWSにとっても、ファンにとっても思い入れの深い、大事大事ライブだった。

STORYアルバム)」にはファンの将来の夢が収録された楽曲や、メンバーからファンに向けてつづられた思いのこもった楽曲、9人時から気持ち言及するような楽曲インタビューなどがふんだんに盛り込まれていた。

チームNEWS全員にとって本当に大切なアルバムで、私たちSTORYライブ成功を心から願っていたし、心から信じていた。

しかし、世界新型コロナウイルスによる混乱に見舞われた。

様々なイベントの中止が決まっていった。

STORYももちろん例外ではなかった。

「来月にはこのパンデミックが収まる」と信じて駆けずり回ってくれた方がどれだけいたのだろう。

三大ドーム城ホ横アリ

大きな会場を抑えてファンのために準備してくれていた。

ライブ直前のラジオ内で行われたマジカバナナ的なゲームでは、「準備万端といえば?」「「「「STORY!!!」」」」と4人で口をそろえて言ってくれていた。

河川敷ランニング中、桜の舞う中で聞いたその言葉を今でも覚えている。

しかし準備万端だったはずのライブは一公演一公演丁寧に中止を重ねていき、結局全公演中止になってしまった。

実はあの当時、ファンの間でうっすら「STORYが終わったらNEWS解散or 何かしら節目を迎えるのでは?」という空気があった。

実際どうだったのかは本人たちに聞かないとわからない。

それでも、STORYに込められた気持ちはそれだけ大きかったのだ。

「この作品最後なのかもしれない。そんなことはあってほしくないけれど、もしそうであれば、悲しいけれどきっとどうにか受け入れることができると思う。」

そうファンに思わせるほどものだった。

時が来れば必ず報われると思っていた努力が、世界規模の不幸によってぶち壊されてしま気持ちは痛いほどわかる。

この辺は一回全員back number水平線』と 「入学から、この世界だった僕たちへ。」を聞いてきてほしい。

当時高校生だった私も何度も泣いた。

当時仲の悪かった母親背中をさすられながら、夜中に号泣したこともある。

高校生活の中で最も大事な思い出になるはずだった最後合宿が、文化祭が、体育祭が、すべてがなくなってしまうやるせなさに、どれだけ頑張っても結局行われなかったそれらにたいして、声をあげて泣くことしかできなかった。

そんな中で、私はジャニーズWESTに出会っていた。

彼らは底抜けに明るかった。

少なくとも明るくあろうとしてくれた。

まあ彼らに救われたことに関して詳しく書こうとすると長くなるので割愛するが、ジャニーズWESTと出会たことで私のジャニーズ世界は大きく広がっていた。

NEWSはびっくりするぐらいジャニーズ内での縦のつながりがない。

気がする。

あったらごめん。

小山さんと手越からちらほら後輩の名前が挙がっていたくらいで、残りの二人に関しては正直ほとんど思い出せない。

増田さんは兄貴高橋君がいるか

加藤さんは正門君と如恵留くんがまあ居るか?と思ったが、名前が出始めたのはコロナ後かもしれない。

少なくともグループ全体でかかわりの深い後輩グループみたいなのはなかったと思う。

NEWSしか見ていなかった時代、全員顔と名前が一致していたのは正直NEWSと嵐とTOKIOだけだった。

ジャニーズWESTはそこが大きく違った。

関西での縦の結びつきは、とんでもなく強かった。

WESTと仲のいいだれだれが出ているなら、時間もあるし見てみよう、という感覚で、芋づる式に「顔と名前とざっくり性格くらいまでなら把握している」程度のジャニーズが増えていった。

とまあそんな時期、手越が飲んでた。

外で、女の子呼びつけて。

「ねーわ」って思った。

でもまあ手越だし。

そういうやつだし。

そりゃ謹慎くらいするべきやろうけど。

まあ謹慎開けたらちゃんと戻って来るやろと思っていた。

文春では退所報道とかもあった。

正直なところ不安も大きかった。

Johnny’s world HAPPY LIVE with YOUが発表され、NEWSが3人で出演すると知ったときは動揺した。

見るのが怖かった。

それでもNEWSが好きだったから、あとこれは余談だけど、同じ日の出演者ジャニーズWEST(推し)とHey! Say! JUMP(当時好きだった女の子推し)だったのでその日の配信チケットを買わない選択肢はどちらにしろ無かった。

3人のステージを見て、安心した。

泣いた。

それはもうボロボロ泣いた。

簡単セトリを書くと

クローバー」:NEWSからファンへのメッセージソング、4人それぞれが自分パート歌詞を書いた。手越ソロパート前半は歌わず、後半は3人で向かい合って歌った。

weeeek」:6人時からずっと歌っているライブ定番曲であり、代表曲

エンドレスサマー」:6人時代の思い出の曲

「Going that way」:小山さんのソロ

世界」:加藤さんのソロ

「戀」:増田さんのソロ

UR not alone」:4人の代表曲ライブ最後アンコールで必ずうたわれる名曲。ラスラビ手越ソロパートこちらも歌唱ナシ

手越ソロパート部分を歌わないという選択をした三人を見て、三人は手越の帰る場所を守ってくれているのだと思った。

ほかの2グループアイドルらしいきらびやか衣装で華やかな曲を歌っていて、言い方を変えれば自分たちのファン以外の子たちにも楽しんでもらえるような、それでいて自分たちのファンにも愛を届けられるような、そんなバランスの取れたセトリを組んできたのに対して、NEWSははなからNEWSファンと、それから手越のことしか見ていなかった。

セトリを今確認してみても、MCがないのはNEWSだけだ。

状況が複雑な中、語ることを選ばなかったのかもしれない。

当然だろう。

でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う。

私は手越の部分の空席をあえて作るその演出を「3人は手越が返ってくると考えている、これはその表明である。何も案ずることはない。もう少ししたらまた4人のNEWSになる」と受け取った。

違った。ダメだった。彼は帰ってこなかった。

3人での配信ライブが行われた次の日、「18時半に手越に関する重大ニュースがある。おそらく退所報道である」という情報リークされた。

昨日の配信ライブで得た確信なんてものはいつの間にか崩れ去っていた。

私はそのリー情報が本当な気がしてならなかった。

どうしてもその事実を受け入れたくなくて、夕方17時に布団に入った。

ただの現実逃避だ。

知るタイミングを遅らせたからと言って事実が変わるわけではないのに。

朝起きて、ニュースを見た。

不思議とこの日の朝から記憶あいまいで、もしかしたら無意識で封じ込めてしまっているのかもしれない。

泣いた気がする。

気がするだけだ。

3人の側があれだけお前の居場所を作って待っていてくれたのに、なんて不義理なんだ。

せめてSTORYは終わらせてから抜けてほしかった。

あれだけ一生懸命準備してきたものを放りだして「今」退所しなきゃいけない理由があるのか。

事務所じゃできないことって何なんだ。

会見と、その後の活動半年間くらいはみていた。

でも結局彼がわからない。

今書いている恨みつらみが、どの時点で私の中に生まれ感情なのかも正直わからない。

「やめたくなかった」「まだ続けたかった」という発言散見されていた時、「じゃあやめなきゃよかったじゃん」「今ならまだ間に合うから、戻らせてくださいって頭下げて戻ってきてよ」と思っていた。

それと同時に、私たちを、四部作を、3人を、すべてを放りだして知らない人たちと知らないところへ行ってしまたことに激しく怒っていた。

暴露にもならないような浅い内容の暴露本を出したことにはぶちぎれていた。

それでも、彼が好きな気持ちもまだあった。

心のどこかで彼を信じていた。

彼を嫌いになることで、彼がいた時代の楽しかった思い出たちまで嫌いになるのは嫌だった。

でも、脱退前後以降の彼の行動は到底許せるものではなかった。

気持ちの整理がつかなくても手越勝手にズンドコ進んでいっちゃうし、NEWSの3人も少しずつ動き始めていた。

少しずつ「3人のNEWS」が当たり前になっていって、人数が少なくなっていった自虐もたまに挟まるようになっていって。

あといつの間にかNEWSKinKi Kidsに次いで上から二番目になっていたことにびっくりした。

ずっと中堅くらいの意識だった。

そういえばもう嵐もTOKIOV6SMAPタキツバいねえや。

あとたまに忘れちゃうけど、エイトのほうが一年デビュー遅いですよ、これは増田さんへ。

ジャニーズ事務所手越アイドルでいさせてくれた。

あの事務所のおかげで、私たち魔法にかかっていられた。

脱退後のインタビューで、「多くの人は、アイドル事務所という“魔法”にかかっている」と手越が話していた。

違う。

多分違うと思う。

あなたは“魔法”をかけてもらっていたのだ。

“ただの手越祐也”ではなく、“ジャニーズ事務所NEWSアイドル手越祐也”だったから、私たちあなた素行を、すべてひっくるめて、「アイドル個性」と思って愛することができた。

むろん愛すべきところがたくさんある人だ。

花が開いたようにパッと明るく咲く笑顔が大好きだった。

周りを巻き込んで笑わせてしまうような、自分の信じているものに対する絶対の自信からくるあの笑顔が大好きだった。

人の心に直接刺さるような、それでいて華やかで、のびやかで、何にも縛られないような歌声も好きだった。

いつだかジャニーズみんなでTOKIOの『宙船』を歌ったとき、一人きりで上ハモ担当していた。

あの時の誇り高さは、あれだけの大人数でも埋もれない美しい歌声は、きっと一生忘れない。

運動能力の高さと、周りの空気を作り上げてどんな難題だってこなしてしまうところは、天性のアイドルだと思っていた。

彼以上に「アイドル」という言葉が似合う人間はいないんじゃないかとすら思っていた。

どこにも行かないとは思っていなかった。

きっといつかどこかへ行ってしまう人なのだろうと思っていた。

それでも、あなたの安住の地が、優しいあなたの探してた場所が、僕らの愛したここであればいいと思っていた。

今でも正解がわからない。

NEWSいたころの手越が大好きだ」「2020年以降のことに関しては絶対に許せない、許さない」という、相容れない感情いつまでもぐるぐる渦巻いている。

カラオケSUMMER TIMEMVなんか見ちゃうやばい

あのMV全員ビジュ良いけどその中でも手越さん可愛すぎないか

気づいた人がいるかどうかはわからないけれど、私いままでこの文章の中で二回だけ「手越さん」呼びをした。

この段落での一回と、3人での配信ライブの内容に言及したときの「でもそれと同じくらい、手越さんが一番輝くステージで、ライブという空間で、歌を歌うことで、私たちに、彼に、語りかけようとしてくれたんじゃないかと思う」という文章の中。

この三年間、私は手越を恨み続けてきた。

コロナ前までは「手越さん」と呼ぶことも少なくなかったが、退所後はかたくなに「手越」と呼び続けてきた。

ちなみに残りのメンバーはずっと「小山さん」「増田さん」「加藤さん」「山P」「錦戸君」呼びだし、ほかのグループの人のことも呼び捨てをすることはめったにない。

これはささやかな反抗だった。

私は、「私はあなたを許さない」という気持ちを込めて「手越」と呼んできた。それでも、彼のことを愛おしいと思うときには思わず手越さん」と呼んでしまうのだ。

結局私は彼に対するこの矛盾した気持ちを抱えたまま生きていくしかないのだ。

退所前後の一連の行動は許していない。

きっと一生許せないけれど、彼が健康で、幸せでいてくれるといいなと思う。

今の彼のことを応援しているファンのことを盲目だとも思わない。

彼にはそれだけの魅力もある、訴求力がある。

好きになってしまうのはしょうがない。

あの奔放さを、考えなしな一面を、どうしようもない自我の強さを、許すことができるのであれば私だって今の彼の活動応援したい。

もう一度あの伸びあがる歌声を聞きに行きたいし、はちゃめちゃさで成り立ってしま天才的なバラエティ感覚享受したい。

でもだめだ。

ダメなのだ

許せないのだ。

何一つ。

愛していたからこそ。

信じていたからこそ許せないのだ。

それでも愛しているのだ。

結局この話に結論なんてない。

せっかくなのではてなに挙げてみるが、誰かに届くかどうかなんて考えてない。

ただ、こういう折り合いのつけ方をした人間もいる。

というのをどこかに放流しておきたかった

すべてのアイドル幸せでありますように。

できる事ならファンにとっての幸せと、アイドルにとっての幸せが同じでありますように。

2023-07-06

anond:20230706164610

お前の評価は合ってると思うんだが、その枠は現代ではライトノベルっていう強力なライバルがいるので、なおさら現代人が読むもんではない。

 

夏への扉は、原初ライトノベルロリコンものでもあるし。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん