anond:20231015151001 おっさんたち、昔どうしてSFもの・宇宙ものが流行ったか教えて
じゃあいま30代、そのときは60歳を超えてるであろうあなた方はどうやってこの質問に答えるのでしょうか。
ドラゴンクエストがその発火点であることは間違いないが、その手前の、ウィザードリィとウルティマが起源であるし、さらに遡ったらTRPGになります。もっとも少数派だったでしょうが。
ドラゴンクエストにより、家庭用ヴィデオゲームにおけるロールプレイングゲームが一般化し、その「ついでに」剣とファンタジーの冒険が一般化したんですよ。両者は不可分であるけど、RPGという新しいゲームを遊ぶことができるというのが強かったのです。
それまでにファンタジー世界の物語は知られてはいました。でも、メインはSFだったところに「知ってるひとは知っている」というスタンスでファンタジーという分野は生息していたのです。
SF :サイエンス・フィクション HM :ミステリ(昔は違った記憶があるけど思い出せない)
FT :ファンタジイ
書籍分類記号のFTは本棚にかぞえるほどしかありませんでした。
もちろん、グインサーガシリーズや指輪物語のように熱狂的に支持するひとがいたし、通ぶりたいひと(あるは本当に好きなひと)は「やっぱり指輪物語が~」なんていってた記憶があります。
「ネバーエンディング・ストーリー」や「ダーククリスタル」などヒットした映画もありました。だから、世界観に潜在的な知識はあったんですよね。あとはディズニーや昔話もそうですね。
ただ当時(昭和末期)まではSFが強かったのです。というのも、あらゆるジャンルに不思議な要素が紛れ込むとそれはSFということになっていたんですよね。
筒井康隆、星新一、小松左京といったSF御三家も、ボーダー上のジャンル不特定な微妙な作品をSFとして発表していたのです。
それは今後のRPGにも影響を与えるのです。というかオタク文化(から派生してエンタメ全般)全てにわたり垣根が曖昧になっていく「なんでもあり」になっていくのです。
「なんでもあり」はパロディや二次創作も強く影響を与えているわけですが。
そして、そもそものRPGの始祖であるウィザードリィにしてもTRPG「ダンジョンズ&ドラゴンズ」のパロディ要素が多々あるそうです(TRPGはやってないいので)。
ファミコンにより活性化し一般化したヴィデオゲーム。アーケードのゲームとPCからのゲームより、家庭用のデバイスでより洗練されたゲームを、そしてより多岐のジャンルへと裾野を広げた末に飛び出てきたのがドラゴンクエストなどの剣と魔法のファンタジー、さらに様々な要素を加えたファイナルファンタジーなどのRPGが一気に強いゲームジャンルになっていきます。
そこで培われたフォーマットを他のメディアでも更に発展させていくわけです。
そしてひとびとは剣と魔法って宇宙モノよりもこすりがいがある!という発見をします。
それがさらなる発展を生み出すのです。
ここらへんの発展先はライトノベル発が多いように思われますが、もうしわけないが観測してないところですので曖昧です。ウィザードリィやドラゴンクエストのノベル化が大きいような気もしますが曖昧です。ゲームには興味ありましたが派生文化には興味なかったのです。
と、ざっくりとした歴史観があるのですが。
これだと、海外でもファンタジーが流行った理由がもうひとつわからないんですよね。ドラゴンクエストは海外ではそんな流行らなかったそうだし。まあ、スーパーマリオブラザーズも十分ファンタジーな世界観ですからそんなおかしくもないんですがね。ゼルダの伝説は海外でもヒットしてますしファンタジーの知名度アップには貢献してそうです。でも決定打というには弱いような。
ということで
僕は30代でまあまあおっさんだけど、それでもイマイチ昔の流行りがわからん。 ちなみに僕が子供のころは異世界へ主人公が「落とされる」系の【ファンタジー】が全盛期だったと思う...
これの30年後にはこのネタが書かれるように思われます。 anond:20231015151001 おっさんたち、昔どうしてSFもの・宇宙ものが流行ったか教えて じゃあいま30代、そのときは60歳を超えてる...
日本人はダンジョンズ・アンド・ドラゴンズの影響を過小評価しがち
うーん、俺はやっぱりヴェルヌとウェルズの貢献が大きかったと思うのだが、、
昔は子供が多かったから、アニメは子供向けだったんだよ 子供が好きそうなものが流行っていた
戦時中から強い兵器類や未来を空想したりしててそれがずっと続いてるだけに思ってた。 アトムからしてロボットだし…
さんち宇宙ものが流行った昔、どうしても教えておったのSFか・ どうしておったてたえっちSFも、昔の宇宙教かがんもの流行さ・
国会図書館のサイトなんかでSFの有名本が日本でいつ出版されたかとか、出版社のSFレーベルがいつ作られたかとかも調べて表にしてみれば?
クレヨンしんちゃん大人帝国の逆襲を見ればわかる
毎日美味しいご飯が食べられるのは、農薬や肥料の開発と品種改良の積み重ねと輸送技術の発達と調理器具の発達(IH炊飯器、電子レンジ、テフロン加工フライパンなど)、保存手段の発...
それは分かる クソダサいだけの宇宙船に憧れるのは分からん
実感の話だから、それなりに不便を実体験せずに生きてきたり、すぐ忘れながら生きてきたりした人には言葉で説いてもわからないだろな...
なんで赤の他人のお前が得意げなのかわからない SFというか理系全般そういう傾向あるよね
アメリカで流行したのが来ただけ
じゃあなんでアメリカで流行しとったんっちゅう話になるやろ
古くはヨーロッパで小説が出始めてアメリカや世界が宇宙開発をはじめたこと そこからアメリカではテーマとして一大メジャーになってリアル(それこそアポロ計画やら)と創作物が増え...
昔って言うけど、スターウォーズもウルトラマンもシリーズ化してその後ずっと続いてたじゃん。 あと、サンダーバードの前にもタイムトンネルとか宇宙家族ロビンソンとかのテレビシ...
僕には、あんまり科学の発達が社会の発展・生活の改善につながったという実感がない ← これがわからん。エジソンの発明したものだけでも無かったら生活が全然違ってたはずじ...
昔のSF物や宇宙物の流行りは、ハリウッドの実写映画がベースで、当時はCGが無いからすべて特撮なので、どうやって撮っているんだ?と不思議に思いながら見ていたのがワクワク感に繋...
映像の作り方に対する興味と驚きから来る人気、というのはあまり着眼されないけど結構大きな要素だと思う。 CG以前は「こんな映像観たことない!」という驚きが作品毎に次々と起こ...
明治から昭和初期にかけての文学では、科学はもっと神秘的で哲学的なものとして描かれていたと思う。宮沢賢治とか。 戦後の復興を経て日本人が巨大ロボットに憧れるようになったの...
戦後の復興を経て日本人が巨大ロボットに憧れるようになったのは、やっぱり巨大な工場と巨大な機械が日本の発展を支えてきたのが大きいんじゃないだろうか。 ← なるほど! ...
子供向けのお話しを複雑にしてリアリティレベルを上げたようなものが好まれてるのかな
さらにその前に 秘境もの(アフリカ冒険もの)というのがあったり、 西部劇があったりして それにロケット開発を加えて スペオペの一丁上がり また別の過去には 心霊術とかあり 仙術...
ハリウッドはいつでもSF全盛よ
「超能力もの」については、SFやテクノロジー礼賛の次の段階として、カウンターカルチャー的なものとの混交、「物質だけではない、心の時代」みたいなムードがあり、SF的ロマンと「...
戦後の出発点が非科学・精神論・オカルト至上主義の大日本帝国の否定だったからだよ。ファンタジーの流行は日帝時代の記憶の風化が進んだ証拠。
「科学する○○」ってキャッチフレーズが戦中に流行ったの知らなかったり「日帝」「日王」とかいうのは100パー隣国人、「ラ王」とか喜んでんのはラーメンマニア
米ソ冷戦の影響が大きかった。 ソ連=赤=悪を倒す、圧倒的に完全に倒す。 要するにマッチョな時代だった。 ヱヴァンゲリヲン辺りで冷戦の影響は一段落した。
ブコメの方は、「SFものが流行った」はスルーして、「宇宙ものが流行った」の方ばかりなのな トーコンだ、ダイコンだというころは、宇宙ものはひとつのジャンルだったのだけれども
テレビでSFものと言えば、アトム、鉄人28号、ソラン、スーパージェッター、エイトマン、ビッグX、キャプテンウルトラ、ワンダースリー、パーマン、空中都市008、宇宙大作戦(スタ...
ブコメにヴァン・ヴォークトの名前が出ていて嬉しい。僕は子供の頃に彼の本を読んだのがSF好きになるきっかけだった。