はてなキーワード: トドメとは
田舎のスーパーで管理職をしている。店長とかじゃないが、なんだかそういう名前の役職だ。
個人商店ではなく、人口がそう多くない地方で何店舗か出しているチェーン店だ。1階建ての店で、売場面積は3,000㎡くらい。すぐ近くに山があって、イノシシをたまに見かける。
刺身がおいしいので有名だ。薬局もある。地域行事や地元団体にも協力的な方だと思う。
コロナが流行る前までは、毎週土曜日に店の前で目玉商品の調理パフォーマンスをやっていた。今の時期だとウナギの解体など。
夜9時前になると、生鮮食品や店内調理の丼ものを8割引で売っている。働き終わって疲弊した社会人がよく買っていく。
蛇足が過ぎた。本題に入ろう。
タイトルのとおりだ。よくない客がいる。
晴天の霹靂だった。こないだ、年配のパートさんから「何年も前から思っていたが、あれは何とかした方がいいのでは?」という相談が入った。
大体夜8時以降に来て、5割引になっている刺身やパック寿司、丼ものを買っていく。見た目は25くらい。マスクを付けているので正直わからない。言葉遣いはしっかりしているので、肌がきれいなだけで40近い可能性もある。いつも草臥れた作業服だから、土木とか建築の現場をしているのだろう。
彼の何が問題なのかというと、レジの女子店員に話しかけるのだ。けっこうな頻度で。
レジでの接客中、店員に話しかけるお客さんは稀にいる。逆もまたしかり。だいたいは天気の話とか、買った商品の小ネタとか、世間話とかになる。
しかし、彼の場合は違うのだ。明らかに、その……『男女の付き合い的なやつ』を意識している。先ほどのパートさんの報告だと、こんな感じらしい。
・「こんばんは」「お疲れ様」「〇〇さん」など、慣れ慣れしい感じで女子店員に話しかける。
・「学校で何を勉強してるの?」など、客と店員の関係を超えた会話もあり
正直、彼よりヤバい客は何人も見てきたし、今もいる。目下対策を検討中だ。
なぜ彼(作業服なのでS君とする)がここまで問題になったかというと。
実際に、まあまあ魅力があるようなのだ。それで、うちの店員に危害が及んでいる。
店内で彼を見ることがたまにあるし、私も夜の時間帯に2回ほどS君のレジを受けたことがある。その時の印象はというと、
顔つき…マスクなのでなんともいえないが、整っている方かなとは思う。
喋り方…明るい時はハキハキしているが、暗い時は聞き取りにくい。疲れているのだろう。
視線…あれは動物の目だ。年寄りの犬や猫が、危機に満ちた訝し気な表情で、こちらに鋭い視線を向けることがあるだろう。あんな感じだ。
イチ中年男性である私の視点からすると、「ちょっと不気味だな。まあでも普通の若者かな」といったところだった。
モテる方ではないだろうな、と思っていた。作業服はよれよれだし、たまに泥がついているし、やっぱり目つきが異様に鋭い時がある。
先日、こんなことがあった。上に出てきた年配のパートさんの報告内容の一部だ。
彼がよく話しかける女子店員Aが、女子店員Bと事務所の休憩室で口喧嘩になったそうだ。口喧嘩とまでは言い切れないが、険悪な雰囲気になったとのこと。パートさんはその現場を見ていた。
なんでも、AさんがS君から、「髪の感じ変わったね。パーマかけたの?」と言われ、更衣室で皆に嬉しそうに話したらしい。その直後、別のBさんが、「わたしもあの人から髪のこと褒められた!」と名乗り出て――
パートさんの記憶だと、S君の台詞は、「Bさん髪切った?かわいいね」だったらしい。
そのことをAさんが聞いて、AさんとBさんが険悪な雰囲気になって、その場にいたCさんも似たようなことを言われていたことが判明して、さらにDさんは、S君から名刺入りの手紙を渡されたことがあるらしく……。
この時点で私は弱っていた。そして、パートさんが最後に放った一言にトドメを刺された。
「もうこれで6回目なんです。2015年くらいから、ずっと突発的にこんなことが続いていて。だから~」
ある女子店員がレジからフロア担当に代わりたいと言い出したことや、仲良しだった2人の店員が同時期に辞めたことや、また別の店員がある日突然こなくなったりした事件だった。
みんな、私が知っている案件だった。
うすら寒い思いがした。
ただの気持ち悪い客の方がまだいい。「ああいう人いるよね」で済むからだ。そういう奴は、致命的なトラブル(店内で怒鳴り声、他の客とのトラブル、器物破損など)を起こした時点で出入り禁止にすれば解決する。
今回は違う。明確な被害の立証ができない。しかし、対処をせねばならない。できれば出入り禁止にしたい。でも、難しいだろう。相手(の見た目)はまともな社会人だからだ。
ほかのパートさんやアルバイト学生からもS君の情報を聞き取った。彼は地元民のようであり、続々と情報が集まった。個人情報は伏せて説明しよう。
・当店のすぐ近くに住んでいて、30代前半と年は若いが、町内会ではイベント関係の役員をしている
そこまでまずい人間には見えないだろう。むしろまともに見える。
しかし、私の店はS君によって被害を受けている。女子店員の人間関係が悪化したことで何人も辞めている。
思いつく限りでは、3つある。
③ケツモチに依頼して店に来にくくしてもらう
①は無理だ。「こいつ何言ってんの?」で終わる。本人が当店の被害を理解していたとしても、そうだ。
私の話には信ぴょう性が足りない。因果関係が証明できない以上は難癖に終わる。
私の評判は落ちる。地域での店の評判も落ちるかもしれない。よって、この案はだめだ。
②も難しい。S君が話しかけるのは、きれいな子ばかりだ。例えば、上に出てきたAさんは、乃木坂の前の方に立ってる女の子みたいにスラっとした見た目で、溌剌な話し方の高校生だ。逆にBさんは、小柄で、のんびりおっとりとした話し方で、しかしめっちゃフレンドリーに接客する超絶美人の大学生だったりする。
飲食や小売の世界では、「いい子」がいないと困る。お客さんはそういう若い子(男でも女でも)を目当てに店に来る要素がある。容姿がいい子、性格がいい子、仕事が正確な子、とにかく「いい子」がほしい。うちの近所にあるライバル店(個人商店やコンビニなど)も、「いい子」を揃えようと頑張っている。
③一番現実的なのはこの手だと思っている。田舎で何十年も営業している以上、ケツモチは当然いる。こちらが「出入り禁止です!」と伝えたにもかかわらず店に来る客、いや元客――若いのもいれば年寄りもいる。そういう奴を追い出すために警察を呼ぶことはしたくない。店の前にパトカーが停まるのは避けたいし、その客が店内で騒ぎを起こす事態はさらに避けたい。
そういう時に、ケツモチに依頼することになる。一例として、出入り禁止になったはずの問題客がイートインで食事をしている時に、そういう見た目でガタイのいい奴がズンズン歩いて行って、そいつのいる丸テーブルを軽く蹴っ飛ばすのだ。それで、「お前、出入り禁止になったんとちゃうんけ。おい、コラお前!」と、何度も問題客の椅子を小突く。すると、1分も経たないうちに問題客は出ていく。たまに警察を呼ばれることがあるので、その時はケツモチを逃がして、その客は「出入り禁止にしたにも関わらず店に来ている人間」として警察に処してもらう。だが、これはあくまで最後の手段だ。私が店長的な役職になって丸5年間、使用したことは3回しかない。
さて、こういった手を新しく考え出したとして、S君に通用するだろうか。
五分五分といったところか。S君の見た目はおっとりしているが、たぶん愚かな方ではない。なにより若い。元気がある。こちらの手を上回ってくる可能性がある。その時、私は毅然とした態度でS君を追い出すことができるだろうか? 刺し違えてでもS君を店に来させないだけの覚悟はあるつもりだ。
……本当に、どうすればいいんだよ。くそったれな事態だよな、本当に。彼は、はっきりと目に見える形で問題を起こしていない。
こんなことを書いている私が異常なことはわかっている。小売業に関わる人間として、店の内部事情をこんなところに書いたらダメだよな? でも、それぐらい追い詰められている。なんとかしたいんだ。
店員が辞める原因を作る客は、何としても追い出さねばならない。
増田の人。
頼むよ、どうすればいいか教えてくれよ。
S君を店に来させないためにはどうすればいい。
なんとなくうまくいかないような気がしてたし、テレビなんかがオリンピック一色になるであろうことが嫌だった
そんで、暑さ問題とか競技場問題が出てきたところで、もうマジでやめてくれよという気分になっていて、コロナでトドメだ
マジでやるの?っていうのが正直な感想で、7月頭くらいまではなんやかんや中止になるだろうと思ってたくらいだ
まわりの人がみんなオリンピックに肯定的で、やるぞやるぞ!楽しみー!って雰囲気だったんなら、まあ俺が異常なんだろうと思ってそれなりに流せてたと思うんだけど、今回違うんだよな
少なくとも、今年の5月以降くらいでオリンピックの話題が出た時、ただ楽しみだなんて言ってる人はいなかった
中止にしろとまではいかずとも、延期はしたほうがいいっすよねえ、って雰囲気だった
なのにやってんだよなあ!!
俺なんて、地方在住だし、オリンピック誘致に関してはマジでなんの責任もねえ
しかも、たぶん、その東京の人たちですら、そんなにガッツリやりたかった層は少なそう 開催都市決定前の選挙、主要候補は全員誘致前提だったって話も聞くしな
なんか、こう、なんていうんですかね
参加すらしてない選挙でデカい話が決まって、応援してる政党に投票しても箸にも棒にもかからない感じで、全然歓迎したくないクソみたいなイベントが国民的行事みたいな雰囲気で挙行される
俺、この国に参加してる感じがしねえよ
なんなんじゃこりゃあ!
江ノ島(セーリング会場)近くに住んでいるが、五輪が始まってから飛んでくるヘリがやばい。
日中ひっきりなしに飛んできては、島の上空をぐるぐる旋回していて迷惑している。
元々この地域は米軍機が訓練飛行しまくっているから、航空機の音には慣れている方なんだ。
それでもやかましい!!と思えるくらいなので、普通の人なら発狂するんじゃないかと思う。
コロナ禍がなければ、数十年に一度のお祭りだしまぁ今だけ我慢するかと思えたかもしれない。
そもそも平日は出社するから、江ノ島でヘリを飛ばされても休日だけなら平気だっただろう。
でも今はコロナ禍で、週明けからは神奈川も緊急事態宣言下だ。テレワークしている人も多い。
そんな中なのに報道各社は、コロナ禍の危機意識ではなく五輪の浮ついた雰囲気を醸成して、
そのために自分達の地域は信じられないほどの騒音の犠牲になっている。理不尽だと思う。
自治体や警察は五輪無罪で相手にしてくれないし、これが閉会まで続くと思うとしんどい。
今まで五輪やスポーツは好きではなかったが、自分の中で忌み嫌うほどの存在ではなかった。
でも数々の不祥事に加えてトドメの騒音で、完全に呪詛の対象になってしまった。しんどい。
選挙に行こう、自民以外に投票しようなんてことは、言われなくてもわかっている。
コロナ禍にあっても、ただ家で静かに過ごせればそんなに不満を垂れることはなかったのに、
それすら叶わないことに絶望している。
仮面ライダークウガが、今のコロナとかなり似た展開になっているので、ちょっとした再評価が起きていた。
ちょっと前にYouTubeの東映特撮チャンネルでクウガが毎週再放送されていたのだけれど、今のコロナの状況をそっくりそのままなぞったような展開になっていてすごいとコメント欄ではちょっとした話題になっていた。
現実ではウィルスが猛威を奮っているのに対しクウガでは怪人が「ゲーム」で人間を殺している。クウガでは「現実に怪人が現れたら警察はどのように対応するのか」をシュミレートして実際に警察に問い合わせており、怪人は人間ではないから殺人課ではなく警備部の野生動物を管轄するところが対応することになるだろうとしている。
現実では「新型コロナウィルス」を「コロナ」と略してそれが世間で定着しているが、クウガでは怪人(グロンギ)は「未確認生命体」が警察発表の正式名称であり、世間では「未確認」と略されて定着している。ちなみにクウガは世間的には「未確認生命体第4号」であり警察や世間からも「4号」と呼ばれ、「未確認の仲間だが人間の味方」という某8号のような立ち位置となっている。ちなみにキッズたちが幼稚園で「4号はいいやつだ」「いや4号は悪いやつだ」と言い争っているシーンがある。
1回のゲームで殺さなければならない人数はあらかじめ決められており、序盤から中盤までは「数日で数十人」だったのが中盤以降は「数時間で数十人から数百人」となり、怪人の親玉のゲームでは3万人が犠牲になっている。
毎週誰かしらが死ぬような状況なので怪人の動きを警戒して夜は店が閉まっていて、市民がそれをぼやくシーンがあり、主人公が住み込みで働いている喫茶店も客足が遠のいていたりする。
ヒロインはラジオで音楽を聴きながら仕事をしているのだが、未確認関連の臨時ニュースが時折入り、しかも回を重ねるごとに未確認関連のニュースがどんどん増えていく。余談だがニュースのアナウンサーはべ様である。
クウガでは仮面ライダーと警察が協力して怪人と戦っているのだが、警察関係者は寝る間も惜しんで日夜未確認対策に努めており、そこの科学者が家族との時間が取れないことで子供とトラブルになる回が何回かあった。
また、サブキャラの身近な人がゲームの犠牲者となっており、怪人のゲームは遠いニュースの出来事でもないことを印象付ける。
かと思えば、毎日怪人が殺人を行っているわけではなく殺人のない日もちょいちょいあって、実際に人々が警戒しているのは怪人が殺人ゲームをやっている最中であり、怪人がゲームをやっていない時は気が緩んでいるからなのかプールに人がごった返していたりする。
ゲームが行われているのは主に東京であり、東京以外の栃木や千葉では、「東京では未確認で大変なことになっているから極力東京に行かないように」と小学校でお達しがあったり、「まだ終わらないの?未確認の事件」と温度感が東京とそれ以外で大きく違うのもクローズアップされていた。
プールや海などの水辺で暴れている怪人が出たので各種遊泳場を営業禁止にしたのはいいけれど、怪人が暴れているのは東京だからと外浦海岸で遊んでいる若者がいたりするので、なんだかんだで脅威が長続きすると気が緩んでしまうのは現実でもそんなに変わらないなあと思ったものである。
怪人の親玉は最後クウガが倒すのだが、それに準じる幹部怪人的な立ち位置の怪人たちは、最終的に人類が作った「神経断裂弾」で人間の手によって排除されていく。作中で3番目くらいに強い怪人が、特になんの訓練も受けておらず特殊な力も持っていない普通のホモサピエンスによって排除されていくのは正に圧巻の一言であり、同じ時間に放映されていたタイムレンジャーで赤レンジャーが雑魚兵にトドメを刺されるのとは恐ろしく対照的である。
この3点はヤバさのハッピーセットなんやが、未だにknoa氏を有難がろうとしてる連中は、それが分からんのやろなーって思ったわ。
こんなもんをそこそこの理系大学で卒業研究として出そうとしても、担当教授に卒業可能な研究成果として認められない程ハチャメチャなんや。
これは何度も指摘されてる訳やが、予測モデルが存在しなければ誰にも再検証できないし、予測の尤もらしさが検証できない。例えばや、毎日我々が参考にする天気予報にも、当然やが予測に用いた数理モデルが存在する訳や。
それを元にスパコンで計算して過去の例と付き合わせ、予測精度や誤差まで検証したうえで、「こんな感じの精度のモデルをつこうてるから、参考にすべきところは参考にしてな」って予報を日々公開してるんやな。
可笑しいと思った誰かが、それに対して検証し、反論を加えられるだけの材料が揃っているからこそ、広く受け入れられている訳やね!
これは、ほんまにヤバいよ!
例えばやヤードで計測した時速と、メートルで計測した時速を、単位系の変換なしで、数値のみで比較してたらどう思うよ?ガイジやろ、そんなものは?
毎週のように計算方法を変えてるという事はや、本来は以前の計算結果と単純に比較する事は絶対に許されないレベルのアホのやる事な訳やね。仮にも数字を扱ったことがある人間なら、まずやらんことや。
もしも計算方法を変える場合は、変えた前と後でどの程度の違いが生まれるのか等、採用した手法の尤もらしさを計測しなければならん。それぞれの計算方法の間の変換式の妥当さも証明せねばならない。モデルの尤度を証明するのはメンドクサイのや。
例えばやで、毎日参考にしている天気予報が毎週のように予測モデルを変えているのに、昨年の今の時期の予想はこうでした比較すると・・・とか言われても、鼻で笑うやろ。
もっと簡単に例えるとや、先週までは華氏で温度だしていたのに、今週は摂氏で温度を出していて、共に何度ですと同じ単位であるかのように比較されるのとまったく同じことなんやね。意味なしやね。
これがトドメやね!w
円周率が3.1か、3.14かでは大きな違いがあるけど、それを勘で出しましたって言われたら、どうですかね?あかんやろ、そんなもんはwその計算結果を信頼しますか?無理やね。
普通は何らかの方法で計算をして出すのや。人力で目で見て適当に推定するって事はどういうことか?本来は客観的であるべき予測に、主観が入るという事や。
天気予報で例えればや、シミュレーションもしないで、雲を見て明日は雨って言ってるのと同じやね。漁師の勘みたいな再検証不可能な俗人的な経験測からくる天気予報は、占いと同じで
それはそれで本人やもの好きに珍重されていい物ではあるが、客観的に使える予測とは言わん訳やね。
以上を踏まえない限りは、何の価値もありません。あんたの来歴なんて、わいがどうでもいいが、予測の信頼性が全く客観的に示されてない以上は、予測した本人の信頼性の無さが問題になるのも避けられんわなあ。
結局はや、この程度のものに踊らされてる時点で、数字を扱う上での常識とか客観性が備わっていなくて主観で物事を見ているということなんやな。
これは一事が万事にあてはまる欠点で、あらゆる場面でおかしなブコメが目立つし後から振り返れば間違っていたという現状の温床でもある訳や。
完成してないワクチンを買うとかwwwって笑ってたブクマカも、いまやワクチン頼みやろ。感染症対策で決定打は集団免疫の獲得で感染しまくる訳にはいかん以上は、ワクチンしかあらへんで!ってのは常識や。
その場の空気や感情やなしに、何が正しいのか?と客観的な指標を持てない、はてな民の病気の現れなんかもしれへんね
なんやら、ブコメを見たら、増田でやってる遊びにごちゃごちゃ言うな。分かってるわ!的なコメントが散見されるけどや
関係各所の専門家にメールをすると言ってみたり、いっぱしの専門家を気取り始めた時点で、バカがやってる遊びでは済まされんものになったんやね。
専門家に専門的に意見をするのであれば同じクオリティで数字を扱えないとダメだし、おまけに無知な人間からお布施まで貰うようになっては、新興宗教と変わらん。
御上に批判的な(連中が集まってくる誘蛾灯な)新興宗教と言うと、どうしてもオウムを思い出すし、増田を遊び場としてるワイ君としては、もはや看過できんちゅうことやね。
90年代前半、自分が18歳の時に区役所に住民票と戸籍謄本を取りに行った際に父親の名前を聞かれたので答えたところ、違うと言われて怒られた。「君、自分の親の名前なんで知らないの?おかしいでしょ」
父の名前は音読みで通っていて、父の親、つまり祖父母も音読みで呼んでいたし父自身もそれが本名だと言っており仕事で使う名刺の振り仮名も音読みだった。
更にもっとおかしな事に気が付いた。父方の祖父母の名前も違う。普段使っていて手紙や軽い法的文書(学校に出す認書など)にも書き、預金通帳にも記され、付き合いのある人に呼ばれる名前は通名だったのだ。本人が全く名乗った事もなく出てきた事もない本名が別にあったのである。
更に自分の苗字も今まで使っていた当用漢字と違い、戸籍では旧字体だという事にも気が付いた。知らなかったので学校の学生証も卒業証書も銀行口座も当用漢字で、それで通っていた。
何れも父方の関係である。何故こういう風になっているのか良く判らなかった。が、調べる方法を知らなかったしものを知る大人が近くに居なかったので説明を得られなかった。
その後10年以上が経過して図書館で調べる方法を知り、更にネットという道具を得た。その結果歴史的な背景がある事が判った。我々はほんの十数年前の事すら知らない。核家族化によって大文字の伝統から外された風俗も伝授されない。
日本は中華文化圏の周縁にあった。独立した文化ではあったが風物の認識には漢籍(中国で書かれた書物)が参照される。梅雨があるのにそれを無視して「四季」なんていうのもそうだ。漢詩での季題に倣って詩やうたを詠んだ事に由る。
昔の中国では親に貰った本名を親を除いて他人が呼んではいけない。本人も使ってはいけない。これは諱(忌み名)であり墓場まで持って行く。他人が本名を呼ぶのは殺人に値する非礼である。
この風習が日本でも倣われ、江戸時代まではやはり出生時に親に貰った本名は親以外が使ってはいけなかった。幼少時には幼名を使い成長した後には仮名(けみょう)を使う。仮名というのは後世の歴史用語であって当時の人達は本名を絶対使わないのだから「名」といったらこれのみである。
武士の場合は朝廷の官名を名乗った。大岡越前守の越前守は律令制時代の越前国の長官だ。それを名乗っている。水戸黄門は変則的で黄門は中国での中納言の事である。漢籍=知的であるので漢語で名乗ったものだ。~~左衛門~~右衛門というのは宮廷の衛兵の事だ。だから家光公なんて言い方は後世のもので当時の人は絶対に言わない。言ったら死刑だ。
外国の報道では天皇の名にemperorを付けるが日本語の報道では絶対に名を呼ばないのはその名残である。
明治になるとこの風習は廃され、どこでも本名を使う事が定められ、諱の併称も禁止された。だから明治以後は本名一本主義である。
…のだが実際は人々は従わなかった。相変わらず通名も使われ続け、更に一般化したのが有職読みだ。
有職(ゆうそく)読みは訓読みする語を音読みする事である。特に名前での使用が顕著であった。
例えば名付けする時に音読みも訓読みも出来る名にする。本名は訓読みとして戸籍に記す。だが一般に使うのは音読みの名前とした。
一般と言っても法的な行動含めほぼ一生の生活の全部である。不動産を買ったり婚姻届け出す以外ではそれで問題は起きなかった。現在常識化している正しい本名をどこでも使うのを求められるようになったのはバブル以後の30年位でしかないからだ。
だから歴史で伊藤博文(ひろぶみ)と習っても、当時の人はひろぶみなんて呼ぶ人は恐らく一人も居ない。呼び方は「はくぶん」だ。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13120057343
「イヌカイ キ」とフリガナを振っている。日本人の名に「き」はちょっと変だが、訓読みの本名を音読みするのが当たり前なのでそう書いてあるのである。当然本人の名乗りだけでなく世間の通りも「き」なので当然の事だ。
戦前の新聞を見れば歴史で習うのと違い、政治家の名前はほぼ全て音読みのフリガナが振られている。原敬なら「ハラ ケイ」である。
戦後になると流石にこの風習は廃れた。特に戦後生まれの団塊世代はこの倣いに従わなかったし、その親である戦中派の多数派も有職読みで子を呼ぶ事をしなかった。
しかし保守的な家庭ではこの倣いを続ける所もあった。それが私の父方だったのだ。祖父は旧職業軍人で戦後も神社や右翼人士と付き合いがある右翼シンパであった。
こんな感じで段々とこの倣いは細くなって行ったのだがバブル期~90年代前半にトドメがさされた。
銀行口座はそれまでハンコと通帳だけを参照するもので、本人確認もろくに行っていなかった。だから仮名での口座開設も簡単であり、銀行自体がそれを止めていなった。日本人で外国人名の口座をもっている人もいるし、法人格獲得していない社名でも口座が開設出来た。
だが当時日本はストックの急拡大により急激に国際的な地位を獲得しつつあり、マネーロンダリングへの対策を求められる事になった。これで仮名での口座開設は不可能になり、本人確認書類も必要になった。口座の文字は本名の字と一致させる必要がある。
更にIDカードが常に参照される社会になって行った。90年代初頭では「欧米では何するにもIDカード提示させられるのでID携行必須なんだよ」というのが珍しい事として語られていたのだが、90年代後半の日本はその欧米と同じ状態になっていた。
こうして本名との完全一致は常に求められうようになったので有職読みとか通称使用とかは完全に無くなって行ったのであった。
だから私が区役所で怒られる数年前までは細々と続いていた風習であったが、現代っ子であった私は自分の周囲がそういう古い倣いに従っていた事に気づかずに居たのである。
そして私を叱った区役所の役人は自分が生まれた頃にはまだかなり現役の風習に気づかず40年以上生きてきたのである。更に戸籍や住民票を扱う部署に配属されてなお知らなかったのである。常識とは視野を狭くする事の一例だ。常識があるが故に保守的な風習が認識できないというのは寓話的だ。
こういう事が判ってから母型の家系を調べると、やはり曾祖父母として認識されていた名前が戸籍に出てこないケースがあった。認識されていた名前と本名が違うのだろう。
現代っ子の自分は時代の常識に則り祖父母の名を本人に代わり書く時も本名を使うようになったが、この辺の知識が無かったのでその時バツが悪い思いをしているだろうという事に気が付かなかった。直接聞いた訳ではないが生まれてから数十年それが名前であったのだから言うまでもない。
親にキラキラネーム付けられて成人してから変名するケースが増えているが、この問題も昔の知恵なら問題にならない。
そもそも親がまともかバカかというのは子がベット出来ないギャンブルだ。そしてやたらとおかしな名前をつける親というのは戦前には結構いた。ダジャレで付けたり有名芸者の名前付けたり、バカ親は戦前でもバカ親である。
でも通名を別につける方法が残されているから問題が無い。「親に貰った名前を変えていいのですか?だって?親に貰った名前を名乗れるかよ!」と言えたのだ。
更に変な読みを付けられても有職読みすればいいのだから問題ない。「今鹿」で「なうしか」と付けられても「こんろく」と名乗ればいい。これは今でも教育現場でも会社でも本来の読みに固執しているのが問題であってそんな例外なきルールなんて精々30位の歴史しか無い。困った問題が続出しているなら破棄すればいいだけの問題だ。
なので硬いルールと思っているものが実は30年程度の風習でしかない事に気が付くべきだし、柔軟にしたら解決する問題もあるという事に気づくべきだ。伝統というものは伝統と思っているものの外側にある事がある。そしてその伝統が問題を解決する術を持っている事もあるという事に気づくべきだ。
最後に、あの区役所のおっさんにこの「自分の親の名前の読み方を知らない理由」を言って聞かせたいもんだが、もう鬼籍に入っちゃってるだろうなぁ。あんたの叱責のおかげで日本の伝統について知ることが出来たぜ。
負けててもサンダーを取る事が出来れば逆転できるので諦めずに頑張ろう。
サンダーが出現する残り時間2:00までに相手よりレベルを上げよう。最低でもレベル13。できれば14レベルが欲しい。
ユナイトスキルを使用できるようにしておこう。サンダー周辺での集団戦時にユナイトスキルがクールダウン中で使えないという事がないように温存しておこう。
相手がサンダーを取る事ができなければ現状維持でそのまま勝てるからだ。
勝ってる側はサンダー周辺に寄り、相手がサンダーを取ろうとするのを防ぐ事を目的として立ち回るのがベストだ。積極的にサンダーを削る必要はない。相手にトドメを刺されてしまうと逆転されてしまうからだ。
負けてるチームはサンダーを獲得しないと逆転は難しい。相手チームと戦いながら並行してサンダーを削る。非常に辛い戦闘になるが逆転するためには仕方がない。
経験値を稼げ。
初心者にありがちなのが、相手を倒そうとしてずっと戦闘をしてしまう、序盤からゴールを狙いに行く等のゲーム理解度が低い行動をしてしまいがちだ。
相手を倒すより野生を倒して経験値を稼ぐ。序盤のゴールの10ポイント程度、サンダー獲得時のポイントに比べればあまりにも小さい。序盤からゴールを狙うよりも野生を倒して経験値を稼ごう。
野生を狩る事が最重要。
自分のエリアの野生を狩り終わったら相手ゴールを狙う、相手の野生狩りを邪魔する等のアクションを起こす。
野生が湧いたらすぐ狩りに戻る。そして狩り終わってからまたアクションを起こす。
野生を無視してダラダラ相手と追いかけっこをしているなんて事がないようにしよう。
すばらしい。5回立て続けに読んでいる。
大筋に感心し、演出に感心し、絵心に感心し、熱意に感心し、読者を感動させてやろう、おもしろがらせてやろう、びっくりさせてやろう、そしてこのマンガにある特定の@@さんをよろこばせてやろうという全ての思いが高いレベルで結実しており感心しかないマンガ。
正直なところ2021年はマンガにとって「終わりの季節」だった。長いマンガが印象的に終了していった。それでいえば、藤本タツキさんの「チェンソーマン」もそうだ。終了してアニメ化がきまるというかっこいいやつ。
世間に目を向けてもコロナという重い重い厄災のなか、起死回生のつもりがトドメの1発になりそうなオリンピックという名の葬儀がそろそろしめやかに開催される。
だけど、「次」への1発がこのタイミングで放たれた。
ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496401369355
寝起きで読んでぶっとんだ。すごいすごいすごい。
そしてここんところ渦巻いていたはてなやツイッター界隈の憂鬱な流れもぶっ飛ばされた。「いいもん読んだ!がんばろう!」って。こういうとき単純で本当によかったなと思う。
あと、物語に感動できる体質でよかった。
以前、ここで物語はどうせ嘘だから読んでいてもおもしろくないという趣旨の文章がバズったことがある。
この作品を前に何も思わないひとがいるんだとふとそのひとのことを思い出した。
気の毒とかかわいそうと優位に立つつもりはないがもったいなくて損しているなと。
かつてより物語による喜びはあった。ただネットおかげで世界中の物語を参照できる。楽しむことができる。そして「共有」することができる。
たとえば
『カトラ』Netflixで一番ヤバイ作品を観てしまった:telling,(テリング) https://telling.asahi.com/article/14389987
アイスランドの連続ドラマ。アイスランドの連続ドラマを日本の田舎でみることができる。これがおもしろいなんて20世紀にわかる人間はアイスランド近辺の人だけだったろう。
たとえば
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド : 作品情報 - 映画.com https://eiga.com/movie/89421/
上記藤本タツキさんの「ルックバック」はこれのパクリじゃないか?というネットの書き込みをみる。「ほおどれどれ」とすぐさま確かめることができる。Netflixにあるしアマゾンプライムビデオでも299円でレンタルできる。そしてその疑問をすぐさま自分で確かめることができる。
最高じゃないか。
でも、物語を楽しむことができない人はそのことに楽しみを見出すことができない。
今はいいよ。身体が動くだろう。人間関係も豊かだろうし。ただ、それらは消耗品だ。いずれ衰え途絶え弱くなる。
それをいうなら物語も例外ではない。ただ耐久消費はかなり時間がある。老人が病院のベッドでいつまでも時代劇をみている。身寄りがなく見舞いにきてくれるひともほとんどない。でも、時代劇をみているその間はおもしろさで頭の中は充たされている。
物語が楽しくないとその時間になにをしているのだろう? 20代のときに抱いた女よかったなとか?
んまあいいんだろうけど。おれだったら間が持たないなと。地獄だな。またそんなひとと話ししたくないし。絶対につまらなそうだから。
話を楽しむ能力がないひとは話を作る能力がない。つまり、どんなおもしろい体験をしていてもそれを離して聞かせる能力がない。よってつまらない。
ま、そういうことで「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」みます。そのあと「ルックバック」もまた読みます。あとオアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」も聞きます(こっちはまちがいなく関係がある)。
https://open.spotify.com/track/1xRRPtBWty61XDG7BvMdmL?si=7042ba673f32459b
「私の言葉で読者の皆さまに伝えたく思い、こうして筆をとっ」たという文章。
https://note.digital.go.jp/n/nefb0c246a4db
まず目に入ってくるのが、彼自身がキーボード打ってますよの写真。
斜め前から、斜め後ろから、どってことない写真が2枚もあるのは、現国会議員で彼くらいの人間が自分でキーボードを打つということが珍しいことを意味している。。。。
2020年5月、国会審議中にワニが大蛇にかみつかれたりする動画をタブレットで見ていたくらいなんだから、それくらいアピールしてくれなくてもわかる。
よく見ると、背景には御影石らしき素材に「デジタル改革」と彫られた謎の板。
このあたりはさすがに地上波のデジタル化に反対していただけある。
今では国会審議中にタブレットでデジタル映像化されたワニに夢中らしい。
そして
「日本はこんなもんじゃない」ということをもう一度国民と共有したい
という最高のパンチライン。
「こんなもん」というのは、日本のデジタル、いや経済的な後退を意味しているのだろう。その自覚はあるらしい。「もう一度国民と共有したい」というのは、戦後復興や高度経済成長期のイメージなのか。
なかなかにすごい。
筆で!! よく見てみると「ハンコ」押してあるやん!!!
いや「デジ道」とは。トドメを刺された。
このテキストのオワコン感についてはもうネット上で大喜利状態なので、もうおいておく。
最も闇深いのは、これを止めるスタッフ、修正する官僚がまわりにいないということを示してしまっていることだ。
だけど、それを公開する前に、いくらなんでもチェックしたり、助言する人くらいいるだろう。
「干したる庁」と揶揄されるように、やはり「脅し」が怖いのだろうか。
https://www.asahi.com/articles/ASP6Q6JLVP6QULFA01M.html
Wikipediaによると、1993年11月丸亀平井美術館を設立・館長に就任している。
2019年1月くらいまでは、香ばしいホームページがあったようだが、現在は404 Not Found
https://web.archive.org/web/20190126104957/http://www.rnc.co.jp/moto
2018年10月には、第4次安倍改造内閣で内閣府特命担当大臣(クールジャパン戦略、知的財産戦略、科学技術政策、宇宙政策)、情報通信技術(IT)政策担当大臣に就任。その直後に消されていることがわかる。
本当にまずい。色々忘れちゃいけない。
デジタル庁、頑張ってくれ。
https://note.com/tomoakimuta/n/n764e86f6a710
誰も死ななくて良かったです。でもジープだから助かったわけじゃありません。軽だって生き延びれます。
なんか重要な部分とか曖昧なので原因も不明なのでこの人の事はこれ以上言いませんが、同じ事に巻き込まれたらこうしましょう。
緊急事態です。後ろに異常を伝えましょう。
もうね、ブレーキペダルをボディにくっつけるくらい。いつもよりちょっと強めじゃない。すべての力を右足に込めよう。ちなみにブレーキペダルの裏に何かが挟まっていないこととする。
とにかく一番下。1速落として様子見とかNとかじゃなく一番下。慌ててRとかP入れるな。そもそも自分の運転している車のレンジの位置把握してない人は運転しちゃ駄目。頑張れエンブレ。生き延びたら取っ替えたる。
使えるブレーキを全部使おう。修理費用は停まってから考えよう。
上全部やって何も変わらないとか車の1/3は壊れているレベルなんで擦って壊してもさほど変わらないのでガードレールでも壁でもなんでも良いから横っ腹を擦って摩擦力に祈りましょう。
電柱でトドメさすのもオススメ。人の家に突っ込むよりはマシ。緊急避難所があればベストですが、停まること優先で。
書きませんでしたが全員シートベルト、子供はチャイルドシートやジュニアシートしている前提です。
あと癒着とか言われるかも知れませんがディーラー車検が一番安全です。交換部品ケチったりや知り合いの整備士でアレコレしちゃうと不運と踊っちまいます。
海外から来るのは選手のみだと15000くらい。関係者含めて約10万人だっけ?なんて考えてたら以下の記事を見かけたのでそれをもとに考察してみたい。考察を行うにいくつかの記事を眺めリンクで示したが、素人の概算なので正確性はなにも担保しない。自分で考えて。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000216513.html
ちなみに筆者の結論を先に書くと、下記の最低賠償額1600億円を払うくらいなら条件付きで開催すれば良いという結論になりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b9077c3316e38166d8ae9127cbc6756e43dc972a
選手のみで考えると、選手村を設置する晴海フラッグから感染が広がっても地理的に隔離されているし、バブル方式に嫌気が差して脱走して飲みに出かける選手がいるとしても、入国時には6割がなんらかのワクチンを接種済みらしいので大事にはならないだろう。行動制限も厳しい。
医療の逼迫を懸念するほどでもなく、誤差程度のリスクに落ち着きそうだ。開催してもよいと感じる。
以下の記事によるとIOC関係者は上等なホテルを貸し切るみたいだが、収容人数を考えると6000から7000人程度だろうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7dedcc43442d7dcdae859627838a167bc68e2a9d
IOC関係者も選手と同様にどうせワクチンを摂取しているだろう。選手より接種率が高くても驚かない。
こちらももともとオリンピックに反対している人を除いて、無観客での開催なら賛成が多そうな誤差程度のリスクに落ち着きそうだ。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000216513.html
他の属性に比べ最もワクチンの接種率が低そうだし倫理観が低そう(偏見)。
人に会うことが仕事なところがあるので、選手向けだけではなくより厳しい行動制限を科してほしい。
スポンサーはIOC関係者なのか別枠なのか。もし別枠としても、世界中のいわゆる上級国民なのでワクチン接種率は高そう。
また、50000人の内訳としてそれぞれの代表団のサポートチームがメインと考えると、こちらも選手と同じ接種率は6割か、それより少し落ちる程度だろうか。
競技に伴う移動はあれど、業務的に選手に準じた行動をすると思われるので受け入れリスクは低いだろう。
この記事を書いている 5/23 時点で人口10万前後で接種率が4-6割前後の地域を調べてみた。
必要回数のワクチン接種が完了した割合は41.1%(5/23確認時点)
もともと感染者数が増えていなかったのもあり、おおよそ鎮圧に成功している。ここ最近の感染者数は1人/日。
https://www.gov.je/Health/Coronavirus/Pages/CoronavirusCases.aspx
ワクチン接種率の上昇に伴い、おおよそコロナを鎮圧しつつある。ここ最近の感染者数は9人/日。
必要回数のワクチン接種が完了した割合は38.2%(5/23確認時点)
フランスから運ばれたワクチンらしく、 google によると biontech と Pfizer 製ということなのでいわゆるファイザー製 mRNA ワクチンみたい。
https://www.afklcargo.com/JP/ja/local/news/aruba_vaccines.jsp
https://graphics.reuters.com/world-coronavirus-tracker-and-maps/ja/countries-and-territories/aruba/
人口約13万人。アフリカにあってアストラゼネカ製のワクチンを使用している。ここ最近の感染者数は178人/日。
必要回数のワクチン接種が完了した割合は63%(5/23確認時点)
接種後に増えたというニュースがあった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-10/QSWCFGDWRGG101
上記の感染数が急増したピーク時から一週間で44%まで新規感染者数が低下したようだ。今後の推移がどうなるか。
変異株どうこうよりちゃんと免疫がつく前にはしゃいじゃったんだろうか。
数字だけ聞くとまじかよ……ってなるけど、通勤で隣県から東京に流入する人口は一日あたり270万人くらい。通勤やばい。
東京の人口1400万人との比率から、感染拡大がひどかった今年1月の2400人/日を基準に考えると最悪で一日170人の上積みが予想される。
上記は最悪の事態を想定したが、とはいえボランティアは人口比率的にもほとんど東京近郊からの参加に思われる。
その場合はトレンドが変わることはなさそうなので、ボランティア参加者が積極的に連日飲み会に繰り出さないと感染者数の上積みはほぼ無いだろう。
開催にあったってコロナ対策の追加費用がいくら掛かるかといった点も気に掛かる人が多いと思うが、請け負うのは基本国内企業なのだからお金が消えるわけでもなく、公共事業としてばらまけばいいのではと思っている。
ただでさえ経済が縮小している中で、個人給付よりよっぽど関連企業で働く人達への慈雨になるだろう。
国よりも民間のほうがお金を持っているし、お金は動かさなければ意味がないのだ。
観客入れても大丈夫なんじゃね?って検討はバブル方式なりで選手の移動を制限することと、世界的なワクチン接種率の向上を見越したやり取りなんだろう。
もし観客を入れるにしても流石にワクチンパスポート必須になるだろうし。
個人的にはマスコミ除く 70000 人は中止の損害賠償にかかるという最低1600億円と比べると十分にリスクが低そうに見える。
ワクチン摂取必須ならともかく、入国を許可するならもっと行動制限を行うべきだ。選手たちよりもゆるいとか何やねん。ロイターの場合、記者は感染発覚後にクビにしたから関係ないとか言ってるから信用はない。外電買えばいいじゃん。
ボランティアと観客として国内でワクチン二回接種済みの高齢者なりがいくらか参加するとしても、ボランティアと観客を足して、そのグループにおける会場でのワクチン接種者の比率が7割あれば集団免疫を獲得しているのとあまり変わらないのではないか。しらんけど。
今年は長梅雨になりそうだから緊急事態宣言と併せて開催時までに感染者数は落ち着いているだろう。
具体的に言うとステージ1なら観客OKにして大金を使ってほしい。3以上なら国内からは無観客。
開催までにはいくつかコロナ清浄国が誕生していそうだからそこからならいいんじゃない?ワクチン接種は必須で。
梅雨入りが早かったことで開催に携わる人達はだいぶ希望的観測を持ってあれこれ観測気球をあげてそうだが、開催方法に何段階かあるにしても現状では開かない理由は無いだろう。
梅雨のおかげで人手が減り、延長した緊急事態宣言もあいまって感染者数もかなり減ることが期待されるし、おそらく一ヶ月後には国民感情もポジティブな方にだいぶ変化があらわれているんじゃないだろうか。
世界中に開催国リスクをまざまざと見せつけたIOCが近代オリンピックにトドメを差すであろう場所が東京になるとは夢にも思わなかったが、30年もすれば「その昔、世界中の国々が集まっていろんなスポーツで勝負を決める大会があったんだよ…」とオリンピックを知らない世代に語ったりできるように生き延びたいと思う。
皆様もご安全に。
ツイッターで漫画家が「リアル書店で発売1週間以内に注文するのも含めて買ってくれ~」というのをわざわざ4ページも漫画を描いてお願いしていたのを「業界がまるでなってない」旨のごもっともな引用リプで伸びてましたね。こんばんは。その書店最前線でアルバイトをしているアマ漫画描きです。
あの引用リプを食らって「すっげえわかる……ただ何もやってないわけじゃないからお気持ち抜きなら聞き入れてもらえるかなあ」と長文をしたためることとしました。長くなるので論文スタイルにならって先に何言うかざっと並べておきます。太字のとこだけ覚えて帰ってね
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一応、自分はコミック担当なので語りがコミックの話題に寄りますのでそのつもりで後は読んでください。あと取次系通販はこちら
HonyaClub https://www.honyaclub.com/shop/ (取り扱い店舗 https://www.honyaclub.com/shop/store/search.aspx)
e-hon https://www.e-hon.ne.jp/bec/EB/Top (取り扱い店舗 https://www.e-hon.ne.jp/bec/SF/Search)
初速売り上げ…すなわち発売して間もない期間での売り上げ部数というのは書籍流通にかかわる全員にとって重要な指標です。書店員は作品の認知度や以降の追加注文数をはかるために初週売り上げ部数の数字を注意深く追っています。たとえば発売4日か5日後に売り切ってしまった場合は大急ぎで追加注文を入れますし、発売日の入荷数として見積もりが少なかったという事実を受け止め次巻発注は強めに出さなければなりません。
読者をないがしろにするわけではありませんが、ネット通販で熱心に作品を追う読者よりもリアル書店の書店員に作品名が覚えられているほうが大きい効果が出ます。このあたりは先に上げた漫画にもあったと思いますが、続刊が来た時に刷り部数を決めるのは当然取次からの発注数…つまり全国の書店からの注文の集約数です。自分からすれば注文した数から減らされるわ、角川エースとかそもそも注文させてくれないわ色々言いたいことはあるのですが、とにかく発売日が来る前は書店からのアプローチが作品の如何を図るバロメーターなのです。いやほんとKADOKAWAくんさあ前巻の売り上げに対して減らしすぎなのと売れないやつめちゃくちゃ送ってくるのなんなの…
書店員の心象がわかりやすくよくなる方法が「初速でよく売れる」なので、あの漫画はあんなことをお願いしたわけですね。自分からすればあのお願いの仕方はネット民に撒く餌としては仕掛けが甘いと思いますね。ツイデモのせいで見誤ったのでしょうが、Twitterでちゃんと聞き入れてもらえるのは日本一般世論に効くお気持ちではなくてこの後書く読者側にもたらされるメリットを説くほうなんだよなあ…
何度も例の漫画をあげつらうのもアレですが、あの漫画を描いた方KADOKAWA系列でコミック出してるんですよ。じゃあなぜカドカワストアと取次ネット通販を紹介しない??お店の人にこの番号見せてね!とか漫画描いてないでカドカワストアのリンク張りなさいよ…
カドカワストアはその名の通りKADOKAWAの運営する通販サイトです。素直に言いますが手練れのアニメオタクはこういうメーカー通販使うほうが楽だと思います。見出しにある取次系通販というのは、ちらほらと出てきていた取次の運営するネット通販サイトのことを言っています。今回これを書く最大のポイントであり、例の漫画がなぜ取り上げなかったんだと憤慨しているのがここです。
この取次系通販、一番のメリットは書店で受け取る場合はいかなる場合も送料がかからないことです。コロナ禍ステイホームで若干意味合いが薄れてしまいましたが、ネット通販のウィークポイント「送料」「宅配の受け取り」の2点をかなり軽々と克服できるわけです。ほかの通販と違って段ボール個別包装ではないのですが、書店店頭で受けられるサービスは問題なく同等に受けられます。ブックカバー(紙)はもちろん、自分の勤める店はラッピングが無料なので京極夏彦作品10冊ラッピングも無料です。
ちょっと前は新刊予約が弱かったのですが、ここ最近になってかなり予約の融通がきくようになりました。お店に来なくてもジャンプコミックスの予約ができるよ!ただし超人気どころは早期に終了するのでお早めに(直近だとウマ娘シンデレラグレイと呪術廻戦はレーベル同発のうち唯一予約が締め切られた)。作家にとってはAmazonのリンクを張るのと変わらないのでは?と思われますが、取次系通販を使って書店受取してもらうと書店の売り上げにカウントされます。割と続刊発注の参考にされますし、運がよければ棚常備も夢ではありません。作家よ、Amazonをやめて取次系通販のリンクを張るのだ。
いいところだらけみたいに言ってますがそれなりに弱点もあります。まず当然ですが自宅や勤務地の近くに本屋がなければ店頭受け取りのメリットを享受できません。受取に使えるのは本屋だけなので、コンビニがいくらあってもどうにもなりません。その場合宅配に切り替えることとなりますが、送料ボーダーが2000円です。一度に4冊5冊コミックを買ったり、専門書を買う人だと痛くはないのですが、いつもヒロアカだけ買ってるみたいな少額のカジュアルユーザーには不利です。専門通販の弱さが如実に出てます。
あと利用する場合全員にかかわるところでは、近所の本屋がどの通販サイトに対応しているか調べる必要があります。1つの書店は基本的に1つの取次からのみ書籍を入荷しています(例外はあるにはあるのですが、近年取次による書店チェーンの買収が相次いでいるため考えるほとでもありません)。なのでそのサイトを運営している取次と取引してないと「受取店舗を選択」で目標の書店が出ない可能性があります。注文よりも先に対応店舗チェックを怠らないでください。2サイトなのにリンクが4つもあるのはそのせいです。多分受取場所を指定しないと注文確定できないのでとにかくネット通販は落ち着いてやりましょう。
トドメを刺されるのは読者じゃなくて作家側なんですけども…お気持ち抜きと言いましたが、最後ここだけ持論が入るので「お気持ちじゃねえか!」と言われればぐうの音もでません。すんません。
正直なところ、ツイッターで作者本人が新作告知するときにAmazonのリンクをツイートしてるのですが「よしてくれ…」と常々思ってるんですね。まあ書店員なので食い扶持がどうのというんじゃないだろうな?と疑われるやもしれませんが、そっちよりも困ることがあるんですよ。
言いたいことは単純で「文化資本の流通を外資に握られるのまずいよな」ということです。直近ではアニメ業界にチャイナマネーが流れ込んでいて内容に物言いがついたとかいう噂もどこかで聞きますが、日本で日本のユーザーに向けてもの書いたり作ったりするのに何故か海外基準の規制がかかることになっては困るんです。
日本は本当にヤバそうな表現と性器のモザイク修正を除けばかなり表すことには寛容な法運用をしてるのはご存知かと思います。日々増田で繰り広げられる議論にはヒヤヒヤしていますし、そろそろ六法に「週刊文春とWedgeの関係者は年1回殴ってもよい」と書き加えてほしいのですが、それでも書くこと考えることそのものは否定するつもりはありません。だってその刃を向けたとて、次には自分に向けられるもの。エスパー真美の「くたばれ評論家」が最近期間限定公開されたときも話題になりましたが、頑張って作った作品が誰かになじられても「このやろう!」と腹を立てて、それでおしまいなんですよ。出した側と受け取った側にそのコミュニケーションが生まれただけなんですよ。それを送り合う人同士のコミュニティに対して横から火炎放射器で村ごと焼かれるようなことされるわけにはいかないんです。
紙の本だけの話ではなくなりますが、日本語の電子書籍を売ってて、ある日Amazonから「ワシントン州でこの表現が規制されることになったので、今日から販売停止です」とか言われても日本からじゃ抗議のしようがない。たとえ話としては飛躍しすぎてておかしいとは思いますが、売り上げの一部はちゃんと本国に行ってるわけで「全く縛りはうけない」とは言い切れないです。もう一段飛躍しますが海外基準で規制が入ったときには日本国内の表現規制過激派の活動団体が勢いづいて手が付けられなくなると思います。海外のものは何でも先進的だと思われてるので普通に無敵突進してきます。
とにかく、初速の大切さもそうなんですが、作家側は中長期の視点に立った見通しが弱いんです。国内流通に本を流しているのだからもう少し現在のシステムとか問題点とか勉強してもらいたい。というか本来作家がそういうこと考えなくていいようにするのが出版社であり編集者なので、今回の件業界側は作家にああいう漫画描かせてしまったことを猛省してください。音楽業界はLinkfireでストリーミングサイトへのまとめリンクページを作っていますが、出版社側であんな感じのランディングページ作るとかやれることはけっこうわかりやすく残ってるはずです。
最後、見出しの「デフレ」の件はかなり蛇足なので流し読みしてほしいけど書いときます。完全に自分の所感ですが、いまリアル書店がギリギリ残ってるのは「マジョリティがまだまだITオンチ、あと送料も惜しいほど手持ちがない」からではないかと感じています。いつデフレ脱却を達成しITオンチがいなくなるかわかりませんが、もし達成したその時にネット通販の勢力図次第では日本らしい漫画やアニメのありかたを否定されてしまうだろう…そう思いながら明後日もレジに立ちます。