2021-06-29

デジ道とは

平井卓也デジタル改革担当大臣

「私の言葉で読者の皆さまに伝えたく思い、こうして筆をとっ」たという文章

https://note.digital.go.jp/n/nefb0c246a4db

まず目に入ってくるのが、彼自身キーボード打ってますよの写真

私、デジタルに慣れています、とドヤっているのだろうか。

斜め前から、斜め後ろから、どってことな写真が2枚もあるのは、現国会議員で彼くらいの人間自分キーボードを打つということが珍しいことを意味している。。。。

2020年5月国会審議中にワニが大蛇にかみつかれたりする動画タブレットで見ていたくらいなんだから、それくらいアピールしてくれなくてもわかる。

よく見ると、背景には御影石らしき素材に「デジタル改革」と彫られた謎の板

なぜ墓石のようなものをわざわざ作らせ、飾ってしまうのか。

このあたりはさすがに地上波デジタル化に反対していただけある。

アナログテレビはなくならない」

https://web.archive.org/web/20100920074724/http://www.hirataku.com/previous/contents/seisaku/seisakus/analog1.htm

今では国会審議中にタブレットデジタル映像化されたワニに夢中らしい。

そして

日本はこんなもんじゃない」ということをもう一度国民と共有したい

という最高のパンチライン

「こんなもん」というのは、日本デジタル、いや経済的な後退を意味しているのだろう。その自覚はあるらしい。「もう一度国民と共有したい」というのは、戦後復興高度経済成長期のイメージなのか。

なかなかにすごい。

最後写真は「デジ道」を掲げている。

筆で!! よく見てみると「ハンコ」押してあるやん!!!

いや「デジ道」とは。トドメを刺された。

このテキストオワコン感についてはもうネット上で大喜利状態なので、もうおいておく。

最も闇深いのは、これを止めるスタッフ修正する官僚がまわりにいないということを示してしまっていることだ。

百歩譲って、大臣稚拙なのはしょうがないとしよう。

だけど、それを公開する前に、いくらなんでもチェックしたり、助言する人くらいいるだろう。

「干したる庁」と揶揄されるように、やはり「脅し」が怖いのだろうか。

https://www.asahi.com/articles/ASP6Q6JLVP6QULFA01M.html

Wikipediaによると、1993年11月丸亀平井美術館設立・館長に就任している。

2019年1月くらいまでは、香ばしいホームページがあったようだが、現在404 Not Found

https://web.archive.org/web/20190126104957/http://www.rnc.co.jp/moto

2018年10月には、第4次安倍改造内閣内閣府特命担当大臣クールジャパン戦略知的財産戦略科学技術政策宇宙政策)、情報通信技術IT政策担当大臣就任。その直後に消されていることがわかる。

公文書を改鼠しても誤魔化せるという空気をここに見た。

本当にまずい。色々忘れちゃいけない。

デジタル庁、頑張ってくれ。

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