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はてなキーワード: 挑発とは

2016-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20160920103537

いつでもどこでも被差別者内面を出すな、TPOを考えろと言っているんだ

なんかあるたびに議論停止語を出すようになると、「自分弱者からこのワードを出す権利がある」と主張する泥仕合になるから

んで、そのアピールのために奇矯なキャラづくりが横行したのが一昔前のはてなだぞ?

今はみんなもういないけど、これじゃまるで珍獣動物園じゃん。まともに議論できるかよこんな場で

2016-09-08

ナコルルナコルル言ってるからかもしんないけど

増田名物罵倒格闘にもいろいろな流派があるな。

1.攻撃型…とにかく罵倒理論がどうとかナシ。低能低学歴底辺などのコンボ攻め。突っ込みすぎて自爆することもある。

2.迎撃型…最初レス意味深なことを書いて、それに食いついてきたやつに辛辣な一撃を食らわす。病院行け、元の文章読んだ?などついつい罵倒したくなる一言を置いておくのがうまい

3.待ち型…いかにも食いついて来そうな微妙話題元増田として長文気味に投稿たっぷりレスが集まってきたところで「実は」的な種明かしがある

4.挑発型…最初はそれなりにレス応酬するものの、最終的に「うるせーばーか」「死ねカス」といった言葉自分からは手を出さなくなる

5.逃亡型…自分の方の分が悪くなってくるといきなり姿をくらます。まれ話題がすっかり流れたあたりで蒸し返しにかかってくることもある

2016-09-01

http://anond.hatelabo.jp/20160901114813

1.実話であると疑いなく信じる(ピュア

2.実話である仮定して思考を進める、実話かどうかはどうでもいい(シュミレーション

3.釣り返してる(挑発

逆に釣り認定士みたいなやつはどこまでを「釣られてる」と定義してんのかのほうが気になる

2016-08-23

東京五輪セレモニーの優れた配色

日の丸の赤というのはまさに暖色の中心の赤。

それを中心に据えながらCool Japan表現する難しさはデザインを心がけた人間ならすぐに分かることだ。

しかし、あのセレモニーには確固たる答えがそこにあった。

セレモニー中に使われている暖色は赤のみ。しかも、FF0000と表記したくなるくらい原色の赤。

それに対して、ショーのメインとして使われているのは白黒のモノトーンと、赤の補色に当たるシアンとそれより寒色側に位置する青系のみ。

基本となるモノトーンは、潔さや清潔感想像させる白、礼儀や誠実さを感じさせる黒という日本代表的カラーと言える。

そこにただ寒色系を織り交ぜだだけでは無機質で寒々しいショーになってしまっただろう。

しかし、日本の象徴であり暖色の代表格と言える赤を、さらテーマカラーではなくアクセントとして時に大胆に用いたことで、内に秘める情熱やたぎるような生命力が見事に表現されていたのだ。

恒星は青くなるほど温度が高くなる。そんなことをも思い出させてくれるような、火傷では済まない熱さが伝わったはずだ。

そのために黄色や緑などの生命感溢れるカラーを徹底的に排除し、それが生命力溢れる原色を前面に押し出すリオのショーに対して真っ向から挑むことになったのは単なる偶然ではないのかもしれない。

リオが押し出したのが生命自然だったのに対し、マリオドラえもんなどの非実在キャラクター都市テクノロジーなどが存分に登場するムービーがそれを物語っていると言っていいだろう。

多くの観衆や視聴者はこのたった10分間だけのショーを見ただけで、リオオリンピック過去のものになってしまったと感じたはずだ。

その証拠に、東京五輪セレモニーを挟んだ前と後のショーとでは全く違うものに見えたのはわたしだけではないはずだからだ。

一見挑発ともとれるこの行為は、まさに地球の裏側であり全く文化の異なる国にバトンが渡されたことを意味するには効果が絶大であり、オリンピックが終わった直後であるにも関わらずすでに4年後を期待させるにはこの上ない演出となったと言っていいだろう。

居合わせた観衆や視聴者の誰もが東京五輪に少なかぬ期待を抱いたはずだ。

ここまで大したデザイン勉強したこともなく、ホームページの配色くらいしか担当したことのない人間妄想だったがいかがだったろうか。

しかしそれよりも何よりも、自らの人生40年を振り返って、まるでその集大成走馬灯のように見させられたかのようであまりにも感慨深かった。

本当に近頃の商用文化だけでお茶を濁すようなものにならなくてほっとしている。この時代に生まれてよかった。

ただこの考えで行くと、小池百合子氏が選んだ高価なお着物の配色は東京五輪テーマとはそぐわなくなってしまうのだがこれは何かの暗示だろうか。

2016-08-08

ヒラリー中国の「黒い関係」に日本は警戒が必要

http://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%e3%83%92%e3%83%a9%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%81%a8%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e3%80%8c%e9%bb%92%e3%81%84%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%80%8d%e3%81%ab%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%af%e8%ad%a6%e6%88%92%e3%81%8c%e5%bf%85%e8%a6%81%e3%81%a0/ar-BBvmAWU?ocid=iehp#page=2

記事のこのコメに一票入れたい。

「この記事は確かに一見トンデモだが色々と考えさせられる。中国馬鹿にしている人、中国と国交を切れとか、一発ぶちかましてやれ、という短絡的な発言をすぐに言う人をコメントではよく見かけるが、中国がなぜここまで執拗挑発してくるのか。深く考えたほうがいい。中国戦争しても余裕で勝てると考えている人は頭がお花畑だろう。」

火花がまだ出ていない今のうちに、国内をなるべく良い状況にしておくこった。大手マスコミが送る塩水をうっかり飲んで、日本国民国土世界レベル金融ブローカーの餌食にされないよう。

日本国民ひとりひとり、中国人民よりも裁量を大きく持っている・持つことが法律上保証されている(社会でそう動くべきである)点で、現状十分に「勝っている」ことを認識すれば、多くの社会問題にも、連中の挑発にも、効果的かつ理性的対処可能と思われます

まずは、ご高齢者から青少年少女まで広い立場にまずは聞き耳をもち、一方で社会経済停滞の元凶である腐敗した政界マスコミ界の老害引退してもらいましょう。

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAA必死アピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道学者環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊火災行方不明者を出す事態


キラー・ホエールキラー州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデルから逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデル封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長


そのころ、マリナワールド遺留品調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類から万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!」

ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたこから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析からゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラ待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラ待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラ対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍密漁対策連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府さらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデル挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣正式要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラ公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍ヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダー履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像プリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから成功率高いと思います


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラ接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方自身見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたときもつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判いくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラ挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル


邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスターハイロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラ船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を

2016-07-15

社会から徹底的に暴力排除した日本

散々相手侮辱して挑発しても、殴ってしまえば

暴力は良くない」の一言断罪される、思考停止も同然だ

暴力に至った経緯ガン無視暴力を振るった者が非難される

殴られるリスクが極端に低下した結果、平気で人を侮辱するクズが増えた

どれだけ相手侮辱しても笑いものにしても暴力を振るっていないならセーフらしい

現代日本言葉暴力という言葉が本当に説得力を持つ時代になった

2016-07-09

爆殺四散

アメリカ容疑者自爆ロボに爆殺されたらしいが,どうせ自爆ロボを使えるのであればもうちょっとやりようはないのだろうか.

水圧で制圧ちゃうロボとか,スタングレネード投擲ロボとか,投網ロボとか,挑発してむだに弾丸使わせるロボとか.

粘着弾で後始末が大変になる,ってネタパトレイバー漫画版であったな.

2016-07-08

天祥院英智くんマジ無理

やばいくらいハマっているあんさんぶるスターズ!サービス開始してはや1年。どうにもこうにもメインストリーラスボスキャラである天祥院英智くんのことがいつまでたっても苦手でした。

原因を考えつつもしっくりこないまま今回のイベントまで流し読みしていたのですが、今回のイベスト読んで少なくとも自分アプリで遊ぶであろうあと2年だか3年だかの間に天祥院くんというキャラクターを好ましく思うことはないかなと思ったのですぐ言葉にできる範囲で苦手なポイントを覚書しておきます

今回の七夕イベントストーリーでやっと無理だなって理由言葉にできるようになったので結果としてValkyrieRa*bitsを引き合いに出していますがこれ書いた増田マジでどっちの担当PでもないのでValkyrie担やRa*bits担が英智叩きの増田書いているわけではないことはご理解ください。

ちなみにサービス開始からプレイしてるのでサーカスも読んでいますし、ノベライズである革命児の凱歌巻末の書き下ろし『Daydream』も読んでいますがどっちも読んでいても苦手なものは苦手なので、その二つを読めば天祥院くんのことを理解できるはず(ないしは好きになるはず)みたいなおすすめの仕方は必ずしも妥当ではないと思います

言われたけどいや読んでるんで…みたいな顔することがすでに数回ありましたし、逆に全キャラクター好きにならないといけないわけでもないと思うので合わなそうなキャラクターだなと思ったら触れずにそっとしておくほうが無難



・今回のイベストRa*bitsのシーン

Valkyrie七夕祭に引きずり出すため、パフォーマンスをさせるために斎宮宗くんを挑発する一連のやりとり。

天祥院くんてなんかアイドルを愛してるみたいな話してませんでしたっけ?Trickstarの革命以降は夢ノ咲学院アイドルを愛して育てるみたいな話してませんでしたっけ?記憶いかもっと先の時系列であって今はまだ残虐な皇帝のままなの?

アイドル愛すとか言ってる口で奇人舞台に引きずり出したいっていう天祥院くんの欲望のためにRa*bits犠牲にする気満々やないか!!!

別にエゴの為にRa*bits利用して斎宮くんを引きずりだすのはいいんだけど、表向き学院アイドルを愛して育てる気がありますみたいな建前がありつつRa*bitsのこと省みる気もないのが無理。生理的に無理。

Ra*bitsみたいな結成したてで実勢もない無価値アイドルなら奇人のために潰しても全然よさそう。無理。

しかしたら天祥院くんを好きな人は、天祥院くんは人の気持ちを読んで動かすのが得意だからRa*bitsを囮に使った時点で斎宮くんと影片みかくんがくるのは決まっていた展開でRa*bits自体危害を加える気がなかったとかそういう解釈なのかもしれないですね。

そういうキャラクターへの信頼に基づいた深読み解釈は一度横にどけておいて、七夕ライブのあの場でValkyrieが来なかった場合どうしてたか想像してみてくださいよ。

わたし想像の中の天祥院くんはfineで鮮やかにRa*bitsを屠りました。みなさんの中の天祥院くんはいかがですか?


・見せられない自覚があるなら直す努力しろ

天祥院くんは同じfine所属する姫宮桃李くんのことを猫っ可愛がりしてますね。

天祥院くんは姫宮くんの前でだけは美しく輝かしいアイドル然としています自分過去の振る舞いや、今回のイベスト斎宮くんに揺さぶりをかけたり過去斎宮くんにしたような人格を分裂させるような揺さぶりかける自身性質は見せないし話しません。

まりは幻滅されるような、人間としてどうかという行いであ自覚があるんだと思うんですが、天祥院くんは残り少ない命でやりたいことをやるためという大義名分姫宮くんには見せられないような人間性を特に正すでもなくそのまま生きていますよね。

好きな人はそれが命を削って自分目的のために全てを投げ出す美しい姿に見えているのかもしれないですけど、好きでもない人間からすると別に命かけてるからってなにやってもいいわけじゃないじゃん!?って思うし、都合よくやりたいように振る舞うために自分自分の命を盾にして周りの人間に全てを容認させてるように見えるので生理的に無理だなって思います

これが生理的に無理だなと思うのはあんさんぶるスターズ作品内に置いて、そういう天祥院くんの姿勢文句をいうキャラクターほとんどいなくてマジで外のキャラクター英智くんの命がけのわがままに付き合っているようにしか見えなくて気持ち悪いというのもあります

表立って天祥院くんを否定するのってそれこそ斎宮くんくらいで、他のキャラクターってその姿勢に関してはほぼ容認してるんですよね。ここは天祥院くんが無理であると同時に作品世界気持ち悪くて無理なところでもあるのかもしれません。

命がかかってようが好意的に見ることができないキャラクターわがまま放題が通りっぱなしなのを見ていると夢ノ咲学院はお前のための介護施設じゃねえ!!!!って気持ちになります

マジで自分に憧れている可愛い後輩に見せられないような人格破綻自覚があるのに命が短くて時間がないからって真っ当に振る舞う努力優先順位を下げるのは甘えでしかないと思うんですよ、なんでみんな付き合ってやってるんだよ……


ファンがきつい

今回の七夕ベストを読んだ感想でよく流れてくるのが、それでこそ英智ゲス最高!!!!(意訳)とか斎宮くんごはんになってくれてありがとう!!!!(意訳)みたいなのばっかなのも個人的に見ててすごいうわキッショって思いました。もちろん感想は個人の自由というのは存じております

もしもわたしRa*bits担だったらうわ英智うわって5回くらい思ったと思うけどさすがに大っぴらにそういうdis書けないじゃん!?

たぶん見えないように鍵垢で英智無理マジ無理って言うと思うし、なんかそういう負の感想があることを前提で、こういう英智すごい好きなんだけどやっぱ嫌な人は嫌なのかなあ…?みたいな感想とか見かけるのも天祥院くんの行いに対するネガティブ感想マウント取って牽制してるように見えてうわあって思いました。フォローしてる範囲は狭いので局所感想です。

でも冒頭でも書いた通りサーカスベストとDaydreamを読んだら好きになるよ!!みたいなことは冗談じゃなく複数回天祥院くん担に言われていて、いや読んでるけど普通に好きになれなかったんだごめん…って感じなのでマジでごめんなさい。

30分弱で形になったマジ無理の理由が今のところこれなんですけどほかにも理由はあると思う。

キャラクターとして成立はしてるんだろうけど本気で一切好きになるポイントが見いだせないくらい苦手なキャラってはじめてなので理由を考えたくなりますが、結論としては今のところマジ無理。

2016-06-12

[]12:増田展望

 北の増田家(一)が謀略によってあっさり滅亡したことで増田家(四)は周囲から孤立した。

 さいわい増田家(八)が増田家(五)との戦いに集中していることは、いろいろな情報源から明らかになっている。

控えめにみつもっても二倍の国力差を埋めるべく、増田家は用意周到に戦いの準備を整えた。

 増田家(三)も戦の準備を着々と整え、戦う前に勝負は決まっている状態を作って南下をはじめた。

 なお、増田家(五)を増田家(八)と折半する戦略は、増田家(五)が好意的な態度を示していたこから否決された。

増田家(四)を併合して増田家(三)が圧倒的な存在になれば、増田家(五)は戦うまでもなく屈するはずだった。

 せいぜい、敵に滅ぼされない程度に耐えてくれていればよい。

 総兵力六万を号する増田軍は自慢の鯖街道を伝って一路、南進。国境を越えた増河のほとりで、

乾坤一擲迎撃作戦に出てきた増田軍二万五千と遭遇した。

背水の陣か……」

 増田家(三)の当主は遠眼鏡で敵陣を観察した。

 敵軍は増河が馬蹄形に屈曲した部分の内側に立てこもっており、カーブする上流と下流が約1kmまで最接近した部分に戦列を連ねていた。

 側面から攻撃は難しく、まずは正面から攻撃するしかない。その点では利に適っている。

 だが、すいすい背水の陣危険な戦法だ。兵は死力を尽くして戦うかもしれないが、負ければ河に退路を塞がれて壊滅は免れない。

この一戦に負ければ後がないとの増田家(四)の覚悟が伝わってくる。

 当主は足止め部隊を残して敵軍を無視して先に進む妄想をもてあそんだが、

ここは海岸へ向かう重要な渡河点の近くであり、足止め部隊が負ければ、背水の陣になるのは自分たちの方だ。

 敵がゲリラ戦に走らず、雁首そろえて出てきてくれたことを幸いとして、叩き潰すにしくはない。

 増田軍六万は敵軍の前に堂々と展開した。

 右翼には裏切りによって味方についた旧増田家(二)一門を中核とする増田勢、

中央にはもっとも頼りになる譜代勢、そして左翼には本領国人衆と北の傭兵軍団。

前衛には降伏直後で信用されていない旧増田(一)勢が配置された。

 秘蔵のカラトラヴァ騎士団は全軍の後方に配置され、名にしおう増田騎馬軍団の出現と、両翼部隊の万が一の裏切りに備えている。

戦闘正面が狭い問題をのぞけば万全の布陣だった。

それも旧増田(一)勢を使いつぶしにして波状攻撃しかけることで最終的には数の優位を活かせる算段だ。

 増田家(士)が増田家(十)攻めに使ったのと同類の戦法である

 一方、増田軍は二倍以上の敵を前にして多くの兵士脱糞を済ませていた。

おかげで、はらわた刃物にえぐられても感染症死ぬ可能性が低下した。大量のうんこも背水に排水できた。

 増河は赤く染まる前に茶色く染まった。

 下っ端には到底勝てると思えない状況なのだが、当主は泰然自若としていた。

それがブラフなのか、本当に秘策があるのかは、火蓋を切るまでわからない。

 戦いを先にしかけたのは劣勢の増田軍であった。すべての敵を視界におさめておきたい事情は彼らも同じだった。

激しく銅鑼をうちならし、一部の兵が増田前衛に突っ込んでくる。

昨日までの敵にむりやり戦わされている前衛部隊はそれでも勇敢な兵士たちであり、敵の攻撃を真っ向から受け止めた。

 しばしもみ合い両者が離れた時には、大地は両軍の血で汚されていた。

「追えーっ!」

 前衛部隊から誰かの声があがり先制攻撃しかけて来た敵を追う。釣られて六万にのぼる増田軍全体が動き出した。

 迎え撃つは増田軍の歩兵戦列。堅固に隊列をくみ、長柄の先をそろえた彼らは肝を据えて、馬蹄形陣地の栓になった。

なにせ背水の陣なのだ

 増田軍の第一波はおしかえされ、前衛指揮官は冷や汗を流しながら、まずは弓と投石で敵を崩そうとする。

飛道具で狙われた長柄兵は置き楯の後ろに隠れ、増田軍(四)の弓兵が応射する。

味方の支援の下に増田前衛突撃すると、矢の雨が止んだ一瞬をついて、長柄兵が再配置され敵を押し返す。

 その繰り返しは増田家(三)当主を苛立たせたが、確実に敵の体力を削っていった。

「両翼からも弓兵を寄騎にまわしてやれ!」

 噂の手銃がたくさんあれば……と当主は唇を噛んだ。

 いよいよ損耗が深刻になってきた増田軍の第一線は大量の矢を浴びながらやっと後退する。

だが、後退は交代であり、すぐ後ろには第二線の歩兵が穂先を連ねていた。

 しかも、第一線と二線の間には浅い溝が掘られていて、いきおいをえて突撃した増田前衛は転んだところを刺されて大損害を被った。

「下がらせよ」

 不機嫌そうに当主は言い捨て、こちらも前線にたつ部隊を変更させる。

両翼と中央から抽出させた精鋭部隊だ。さらに両翼の部隊には一部に増河をわたらせて敵の側面や背後に出るように命じた。

 直接攻撃するにはもう一度、河を渡らなければならないので実害を与えるのは難しいが、心理的に与える影響は大きい。

裏目に出て背水の陣意識を強めてしま可能性も含めて……。

もっと増田軍は敵の迂回を歓迎していないらしく、渡河部隊は岸にたどり着く直前に伏兵攻撃を受けた。

増田騎馬軍団だ!」

 増田軍の中から悲鳴があがる。川岸に展開した増田軍の騎兵は水中で身動きの取りにくい敵を、馬上から次々としとめて行った。

同じ騎兵相手をしようとしても武具が水を吸っていて分が悪い。何よりも渡河中で相互支援ができなかった。

 おかげで両翼での戦いも思うようには進展しない。

「ワタシたちが出ましょうか?」

 カラトラヴァ騎士団グランドマスダー、アトビーノは増田騎馬軍団の出現を受けて、当主に進言した。

「……しばし待て」

 増田騎馬軍団に河を渡ってくる力がなく、迎撃に専念するなら、突破力のあるカラトラヴァ騎士団中央での決め手として使いたい。

両翼にはせいぜい騎馬軍団を引きつけてもらおう。

 増田家の当主はそんな判断で両翼の渡河作戦を続行させたのだけど、それをみた増田家の当主わずかな焦りをみせた。

「やむをえぬ……我が自ら出るぞ。馬廻衆は続けぇ!!」

 彼は第二線の直後まで本陣を進めて、盛んに督戦した。

大将首だ!」

ヒャッハー!!」

恩賞は思いのママぞ~」

 著名なションベンタレ(魚類、別名タカノハダイ)の前立てを目撃した増田兵が戦場中央殺到する。

その先から屈強な怖いお兄さんたちに追い散らされても次々と新手が押し寄せてくる。

 血と泥と汗の渦、その中心に増田がいた。先に脱糞していなければ、脱糞していたかもしれない。

激闘は数刻の長さに感じられたが、実際には太陽ほとんど動いていなかった。

「御館様!これ以上は!!」

 敵を刺して折れた槍を捨て、太刀を抜いて馬廻りが叫んだ。

同士討ちの危険無視して弓矢が当主の近くまでびゅんびゅん飛んでくる。

「おのれ!ここまでか!?

 増田軍は第三線への切り替えをめざし、二度目の後退をはじめた。

「もらった!つっこめぇーーッ!!」

 敵が下がるのを知った増田当主中央譜代衆に命令をくだした。

最大の手柄は自分たちが収める。複数地域支配する家ならではの狡猾さが現れていた。

 下がる増田軍は一気に圧力を増やされ、今度は思ったところで踏みとどまれなかった。

後ろは河なのにずるずると下がり続けてしまう。それをみて、敵は嵩にかかって攻め立ててくる。

 もはや増田軍は風前の灯火。ついに殿をつづける当主を見捨てて、武具も脱ぎ捨て河を泳ぎ渡る兵士が出没しはじめた。

忠誠心の期待できない増田家(六)出身兵の行動だったが、動揺は増田軍全体に広がっていく。

「もうだめだぁ」

「お助けを」

 武器を捨てるもの、敵の慈悲にすがるもの戦意を失ったものパラパラと現れる。

「御館様、ここはお下がりください」

「敵の勢いが激しすぎます

 近侍の諫めに対して、増田当主正反対の行動で応えた。

「ここで生きながらえて意味があろうか。死中に活を得ん!」

 最前線に躍り出て、鞘を抜き放つと、太刀を陽の光にかざして叫ぶ。

「我こそは増田鎮北将軍なり!討って手柄とせよ!!」

 戦場が一瞬、鎮まり――どよめき立った。

「鎮北将軍だとぉ……!?

 敵の名乗りを聞いた増田当主は顔を歪めた。

鎮北将軍といえば、かつて増田家(六)の血筋東北支配に任じられた極めて高位の官職であり、

その権力増田家(三)の現支配領域全体におよんだ。

 増田家(六)の血筋を奪ったことで無理矢理名乗っているのであろうが、当主にとっては非常に不快である

頭の一部では挑発理解しつつも、兵をけしかけてしまう。

「あの僭称者の希望通りにせよ!首をとった者には一城、いや一国を授けるぞ!」

「「おおっ!!」」

 目前に高価な肉をぶら下げられて六万人が一人の殺害に心を合わせた。

まさに殺到が起こり、圧死者が敵味方に発生する。もはや人の津波である。汗の蒸気が霧になり、戦場を覆った。

ちょっと言い過ぎたか……?)

 自称鎮北将軍は鎧の中で冷や汗をかいた。

ちなみに戦場の喧噪の中で鎮北将軍は、ちんぽこ将軍と聞こえた。

 もはや六万人の大半が馬蹄型の内部に入り込み、隊列の入れ替えも難しい状況だった。

目端の利く指揮官は川沿いを走らせることで、敵の側面攻撃を狙った。

彼らが最初被害者になった。

 太鼓の乱打音を受けて対岸に配置されていた増田軍(四)投石機部隊偽装撤去、全力射撃を始めたのだ。

「せーの!」

 数十人が力をあわせて綱を引き下げると、腕木が旋回し、反対側にくくられた飛礫が高速で飛翔していく。

敵だらけなので狙いを付ける必要もない。ただ発射速度を優先して撃ちまくる。

綱を引くだけなら戦闘訓練なしの人材でも行える点も便利だった。

 増田軍は決戦のために領内の投石機をかき集めていた。新造もおこない三十メートルに一基の密度で砲台を築いている。

さらに吊り井楼まで投入され、一挙に高所にあがった精鋭弓兵が対岸の的を射まくった。

 増田兵が吹き飛び、苦悶の声をあげて倒れ、死体が折り重なっていく。射撃から逃れる遮蔽物といえば、その死体しかない。

 増河屈曲部は地獄絵図と化した。

バカ!?野戦あんものを準備できるはずが……ッ」

 増田家(三)の当主絶句する。ただ配置するだけではなく、偽装完璧とは信じられない。

最近の設置であれば動きを察知できたはずだ。自分たちの進撃路は完全に読まれていたと言うのか。

「やつは海から一日行程以上離れない。そして、ここの先には有名な漁港がある……」

 賭けに勝った増田家(四)当主はひとりごちた。長年にわたる地道な諜報活動のたまものであった。

東北で勝ち抜いたのが、以前から国境を接している増田であることが幸いした。

他の二家であれば、ここまでの情報は集められなかったはずだ。

 射程三百メートルを超える投石機の猛射撃によって増田軍はやむなく馬蹄型空間の中心に集められていった。

当初はひとりあたり六平方メートルあった空間が一平方メートルになってしまい、

武具や馬の存在を考えれば満足に体の向きを変えることさえできない。

本陣だけは馬廻りのスクラム空間が確保されていたが、押しつぶされるのも時間問題に思われた。

「ワレラが退路を切り開きもうす」

 アトビーグランドマスダーが当主に告げた。

「よし、いけ!」

 カラトラヴァ騎士団蝟集する味方を吹き飛ばして後方へ走った。

だが、そこには敵の視界外から長駆して進出してきた騎馬軍団が展開を終えていた。

本当の増田騎馬軍団だ。両翼に伏せていたのは増田軍(四)の騎兵にすぎない。内通者によって、その誤認は導かれていた。

 彼らは重騎兵との正面衝突をさけ、騎射でもっぱら馬を狙った。

卑怯者ガ!!」

「ふんっ、武士畜生と言われようが勝つことにござる」

 増田典厩は騎士の主張を鼻で笑う。彼らは戦場からの脱出を試みる敵をことごとく網に掛けていった。

 そうこうしている間にも増田軍本隊は末期状態に陥っており、三国出身者が混在しているせいで同士討ちさえ起こっていた。

「まて、拙者は増田軍だ」

「どの増田軍だ」

「味方だ」

「俺がどの軍か分かるのか」

増田軍だ!」

 もはやグダグダである。一部の兵士にいたっては自分空間を確保するためにあえて味方を殺傷していた。

「降れ!降れ!」

勝負はもう着いた」

 もっともな勧告が正面から聞こえてきて、傷つき疲れ果て恐怖のあまり脱糞した増田軍はついに武器放棄した。劇的な逆転であった。

 カラトラヴァ騎士団のみが何とか組織を維持して戦場離脱する。

 増田家(三)の当主三国の太守から一転、毎年サバ一年分の捨て扶持を与えられる身になった。

「おのれ!我が青ザリガニ大事に育てていることがバレるとは!!」

 ……そんなことは誰も知らなかった。

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160611095343

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160613121912

2016-06-10

女は痩せた方が良いのかもしれない

K-POPでアホみたいに挑発的なダンスを踊っている整形美人たちを見ていて思うんだが、

物凄い挑発的なダンスではあるのだが、下品エロさを感じにくい。むしろ格好いい。

あれが男性受けのいいグラドルのような適度なぽちゃっり体型だったら、相当に下品になる。

プロバレエダンサーも(必要に迫られてだろうが)ガリガリに痩せている人が多い。

あれがAV女優に多いちょいムチ体型だったら、残念ながらエロ目線しか見られなくなるだろう。

半裸に近い格好になりがちなファッションモデルも同様だ。

まり、女は痩せると肉欲的な下品エロさが消えて、爽やかで上品な色香に変わる。

ヌード絵画のような芸術的な美の世界に達する。「ナン・イェッソリヤ」だ。

よく世の中の与沢翼トランプ代表される勝ち組実業家みたいな連中に限って、

高身長スリム美人を横にはべらせたがるが、あれは身近に芸術品を置いておくことで、

自分下劣オーラを紛らわせたい欲求に由来するのかもしれない。

結論を言えば、K-POPガールグループは最高だ。韓国では160cm以下の女性人間扱いされないらしい。

個人的には、HelloVenusが一番の注目株。

http://www.youtube.com/watch?v=BmcIRWguItU

増田諸君アニソン好きなら、CoCoSoRiあたりが激しくオススメである

https://www.youtube.com/watch?v=yHttanRj6VU

2016-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20160606221252

人間には大別して批判されたり挑発されてやる気を出すマゾな人と、評価されて励まされてやる気出す甘えん坊タイプがいる。日本人マゾ気質な人が多いからやる気出させようとしてそうやってダメ出しするやつ多いけど、ポジ出ししてやった方が伸びるやつもいるんだよ。自分管理職やっていくうちにそれに気づいた。叩いて伸びるやつと、励まして伸びるやつね。

2016-06-04

論破することは目的ではないしメリットも1つもない

ちょっとでも自分意向に刃向かう者には、機嫌を悪くして聞く耳を持たなかったり、論破しようとしてきたり。

相手が上の人間だったらヘタに反論してもいいことないと思って黙るが、さら論破しようと挑発してくる。

一体何をどうすればいいんだよ。

あなたの頭や心の中なんてのぞけるわけがないのだからエスパーじゃあるまいし。

2016-06-02

オール沖縄 沖縄にこれ以上基地は作らせない

沖縄県うるま市女性殺害事件以来、いろんな誤報ネットのあらゆる所で広まっている

日58号線で炎天下に「沖縄と共に悲しんでいます」というプラカードを持って頭を下げるアメリカ人の行動が報道された

そんな彼らにはオスプレイファンクラブ幸福実現党宗教団体 幸福の科学)が絡んでいる

http://www.geocities.jp/hs_cult/

あそこにいたアメリカ人達は全員自発的純粋に頭を下げていたのか?それとも皆が幸福実現党と演じていたのか?

純粋気持ち現場にいたアメリカ人もいたはずと信じたいところだが

幸福の科学との関与が明らかになった

https://twitter.com/atsushi_mic/status/736950122358022145

http://ameblo.jp/saikyounohosyu/entry-12151640052.html

ネットのあちらこちらで「あの人達は日当を貰っている」と基地反対派に対し、批判グループオスプレイファンクラブ)によるデマ誹謗中傷が絶え間なく拡散されて続けている

問い詰められると不気味な作り笑いでごまかしたボギーてどこん

https://youtu.be/NUhwnDiPqMs

ボギーてどこんらは証拠として後日さっそく、日当のお金が入っていたとされる封筒自作自演撮影写真をアップした

最近基地反対派をわざわざ撮影しに出向き、自ら期待通りに彼らにもみくちゃにされ、自発的に転び、これを反対派に突き飛ばされたと訴え、それを捉えたこっけいな映像言葉巧みに綴った記事などをボギーchannelにアップした

辺野古付近路上での一部の反対派によるアメリカ人の車を止め窓を叩いて罵声を浴びせるなどの過剰な行動を隠し撮りしてネットにアップ

その他多数の動画記事をアップした

それを見たネットユーザーは、それがすべてだと思い込み、「基地反対派は酷い!過激だ!異常だ!今回の女性殺害事件に便乗してやりたい放題やっている!」などとネット拡散してばらまいている

中には意図的拡散ソルジャーもいる

同じような記事を載せたサイトは多数ある

県議会議員選挙前もあってか、反対派に対するバッシング記事拡散最近はかなりヒートアップしてきた

この批判グループオスプレイファンクラブ目的は一体何だろうか

基地反対派を真っ向から潰す為の団体なのか

アメリカ人の前では誇らしげに正義の味方振る舞う様子とは違って、次の映像ではとても気味が悪く、善良な人とはとても思えないオスプレイファンクラブ

https://youtu.be/B9QK-2nLLE8

アメリカ人には優しいが、基地反対派には脅威だ

幼稚に反対派をおちょくり挑発し、揚足を取り、批判記事を作りあげネットで広める事をとても楽しんでいるように見える

https://youtu.be/gpoU3RwfJjo

基地反対派には確かに過激なやり方で抗議をする人々もいる 

オスプレイファンクラブはその反対派の人達を「ゾンビ」だの「基地外キチガイ)」だのバカにしている

基地反対運動のやり方、その人々の風貌や人格について批判するのではなく、その人達目的本質を見極めるべきではないのか

辺野古に座り込んでいる人の中にはお年寄りもいる

その人たちは子や孫の為に基地縮小や辺野古移設反対、そして基地撤去を願い残りの人生を費やすと話している方もいる

復帰後、戦争の恐ろしさも知らずに平和幸せにヌクヌクと育ってきた私達世代、何もしない、何も出来ない私達に代わってお年寄り県内から応援家達が、炎天下や悪天候の中、今現在も体を張って座り込み辺野古基地新設反対運動をしている

https://youtu.be/QcWEzGH81-E

自分先祖家族恋人友達やその知り合い、これまでに何度も沖縄県民の大切な人々を米軍人による事件事故で失った

消える事の無い深い悲しみ、苦しみ、怒り、魂の叫び

そして今現在基地米軍機、ヘリコプター等に生活を脅かされている人達の苦悩など、戦後70年以上も代々延々と続く県民負担を全く親身になって考えてもくれない、軽減してくれない日本政府

これまでにも沖縄県民の悲痛な叫び無視し続け、水面下でアメリカ側と話し合いを続ける日本政府に対しての不信感

県民の声が届かない、どうする事もできない中、限界を超え爆発した怒りを直接アメリカ軍に向ける手段しかない現状

過激な行動を取ってしまう彼らにすると、何十年と積もり積もった悲しみや苦しみの果てに取った仕方のない方法だったのではないのか

沖縄未来予想図はどうだろう

中国北朝鮮などから沖縄占領や脅威に対し防衛策としてアメリカ軍を存続させたい

そう考えると基地全面撤去現実的に難しいかもしれない

しか日本自衛隊防衛策だけでは本当に簡単沖縄他国占領されてしまうのか

アメリカ軍依存してしまってはいいか

もしアメリカ軍基地が全面撤退になったとして、他国からの脅かされるような事が起きたとしても、日米安全保障条約でどうにかなるんじゃないのか

もしトランプ氏が大統領になった場合すぐ戦争始めるんじゃないか

そうなると沖縄米軍基地は核の脅威にさらされるのではないか

どっちみち心配は尽きない

雇用員や軍用地主などその他アメリカ軍人に関わる商売などで生計を支える人々のジレンマ

防衛の為に掛る軍資金など経済的方面からも改めて考えてみるとまた別の未来予想図も見えるのかもしれない

一方ではただアメリカ人が大好きで、米軍基地イベントアメリカ人との友好関係を楽しむ等、そんな歓楽的な事を基地賛成理由にするパーリーピーポー的な人もいる

考えは皆様々だと思うが、「辺野古ジュゴンウミガメを守りたい」「沖縄の青い空、青い海を守りたい」と県内関係くそう願う人々は「できればこれ以上米軍基地はいらない」と訴えている

一部の過激な反対派と一部の過激な賛成派の内戦を見て心を決める事はしないで

戦後沖縄県民の子や孫の為に平和を願い、平和を訴え続けながら人生を尽くした、たくさんの人々がいる事を忘れてはいけない

その思いをどう受け継いで行くのかが私達県民課題ではないのか

http://sanderppp.hatenablog.com/ ←(詳しい動画付のサイトはこちら)

2016-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20160520150957

誰がいつ「まやかしだ」なんて言ってる?

状態渡し」に限度がある、って認めたのは、nonstarter自身であり、その他、限界があるのに何でもできる、みたいな嘘をまきちらしていることが批判されている。

なんでもできるんなら、やってみな?とFRPであっさり書けてるコード先に出されて、挑発されてるが、もうあきらめたのかね?

2016-05-05

http://anond.hatelabo.jp/20160505203944

自分には「嫌い」という感情が無い。

これってつまり「どんなに酷いことされても憎まないから試してみろ」って挑発してるようにもとれる。

このことを伝えることでどういう効果を期待しているのかを自覚できれば、もっと適切な表現修正できるはず。

2016-04-24

試験会場が東京タワーの目の前だった。

それだけの理由で、東京タワーに1600円出して登ってきたのだが、

俺の中のロリコーンを呼び出すナニカがあって、

完璧寛解したと思ってたのに非常に辛い。

低い方の展望台に、ライブイベントのための小さいスペースがあって

毎週日曜に生ライブをやっているらしいのだが(調べた)、

今週は14歳女の子たちだった。

彼女たちは実に扇情的だった。

一度行ったきりの地下アイドルで見たような原色蛍光カラーのフリフリドレス

当然肩は剥き出しで、下の丈も短かった。

アンスコを見せて挑発するような振り付け

俺の乏しい知識で言えば、百合漫画元アイドルアシスタント主人公オクターヴや、

今敏監督作品を遡って観て、アイドルVシネおっぱい、更にと墜ちていく姿に

初見はショックで立ち直れなかったパーフェクトブルーみたいな、

そんなレトロフェミの方がカンカンに怒りそうな男性の消費コンテンツとして

絶滅危惧種感すらあった。

最初の曲がラムちゃんテーマ曲だったのも加速感の原因だろう。

自分の歳を二倍にする前にやっていたアニメの曲を歌う女の子たちは、それでも客先のステージに立てて、ユーストで全世界に生ライブして嬉しかったのだろうか。

このおっさん気持ちを知れば、吐きたくなるだろうに…分かってるのだろうか。

幸いだったのがライブの上手で、ずっと振り付けを真似していた幼稚園ぐらいの女の子

ステージくるりと回れば、その娘もくるりと回って、その時だけ周りも和らいだ。

その娘を除けば、偶然立ち会わせた俺のようなおっさんか、駆けつけたおっさん

ギャラリーキモかった。

展望台にも外国人観光客大勢いたが、スルーしていく。

当然だ、ここは何処だ?

居た堪れなくなって途中で失礼した。

近所の公園お茶を飲んで、やっと早まっていた鼓動が収まった。

ふと見上げれば鯉のぼりだ。。。死にたくなった。

近くに愛宕神社がある。ブロンドおっぱい中和しよう。そうするか。

2016-04-14

思っている事と正反対の事を言った方が効くらしい(北風と太陽

てめえでヘマした仕事ミスの穴埋めにこちらを上手く使った挙句、礼も言わないどころか、

ちょっとした仕事技術の練習中に「他系統口出しせず」の不文律を破ってあれこれ口を挟んで指導しようとしてくる

門外漢の年下のガキに

過去児童買春逮捕歴ついて金持ち実家家業の後継から外されたようなルール守れない下半身野郎でも、せめて会や業界ルールくらいは守れや」

という要旨でラインしようとして、文章を完成させて、それから改めて、文章を全削除した。

今日は色々教えてくれてありがとうね。助かりました。またよろしくね」

文章を打ち直し、ラインしてみたところ、いつもは速攻で返ってくるはずの返事が遅い遅いw


仮にこっちの本意が透けて伝わってもOK。

こっちの皮肉が伝わらず文面通りの感謝と受け取られてもOK。

ああスッキリ

なるほど、英国紳士風の性格の悪さって奴は、こういう風に使うんだなあ。

過去犯罪を犯してるだけに、あの手合いは挑発すると徹底的に粘着質に歯向かってくるだろうなと思っていたのだが、この方法ならば問題ないわ。

次なめた真似されたらまた深甚の感謝を向けてあげよう。

心とは正反対の事を書くのって大変だろうと思ってたけど、『完全に正反対である限りは』、まったく苦痛じゃないんだな。

2016-04-05

http://anond.hatelabo.jp/20160405112307

ほらトラバしてやったぞ低能w

せっかく逃走したのに挑発されると悔しくて戻ってくるところが可愛いでちゅねw

平家公達かな?

2016-03-21

3.20川崎事件動画を見て思うこと

差別主義者の暴力行為を黙認し現行犯逮捕しない警察。これはレイシスト特権ですか?」(3.20川崎駅暴力事件

http://togetter.com/li/952305

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/952305 ←ブックマーク

とりあえず、怪我された方には本当に気の毒だったというほかない。でもって、怪我人が出たことについて、警察は、警備が不十分であったことを認めるべきと思う。原因はしっかり究明して、今後同様のことが起きないようにしてほしい。

ただ、この件について、「警察右翼に甘い」云々と陰謀論カマす人がブックマークにも多いけど、それはちょっとどうかと思う。動画で見ている限り、警察は「殴る側(右翼)」の暴力を防ごうとして「抗議する側(左翼?)」を守ってるし「抗議する側(左翼?)」に対しては『テイチョウにオヒキトネガッテ』いるように見えるわけで、特に対応がそれほど偏ってるとは思えない。人手少ない中で、可能な限りトラブル自体を避けようとしているように思う。トラブルを避けるのは何のためか? 後々面倒臭いから? そうじゃないでしょ。届け出のあった合法的スピーチ活動最後まで遂行させるため=「言論の自由を守るため」だよね。そこを踏み違えた安易警察批判は、百害あって一利無しだと思うんだ。

この動画個人的に興味深かったのは、デモ集会の警備というのは(自分の参加した記憶で言うと)基本的デモの『外』を向くんだけど、今やそれが通用しないってことなんだよね。言論の自由を守るって本来はそういうこと(警察デモを『外』の加害や暴力から守る構図)なんだが。だから警察マニュアル対応としてはそりゃあーなるんだよね。基本的に「デモ集会者」側が周囲に暴力を振るうって予測で「警備」はしないよ。つーかソレ警備じゃねーよ(笑)首相を警備するSPが、首相が誰かを殴りつけるとか予測して警備はしないでしょ普通。でもって、たとえ「声」による抗議でも自分が警護の対象として配備されてる人に向かってくる抗議なら、そりゃ基本的には「止めようとする」だろ。これは、警護対象右翼だろうが左翼だろうが関係ない。それは当然のことで、警護する対象政治思想について現場警察官判断しはじめたらそれこそおかしな話になってしまうよ。だから言論言論を超えて暴力と化し始めている昨今、警察集会警備人員ますます増員が必須で、そろそろマニュアル自体を大幅見直ししなきゃいけないんじゃないかなあとも思う。今回の事件も、怪我人が発生し事件化したということを踏まえると、マニュアル改訂のためのモデルケースにはなるのかもしれない。ただ、それでどういう方向に向かうかというと、ますますデモ側に対する管理がきつくなる方向にしかかわないんだよ。それって果たしてイイコトなの?

ついでに。「抗議する側(左翼?)」に「?」マークをつけたのは、動画最後で彼らが身内っぽい人らからも「もういいでしょ」みたいに止められていたから。おそらく想像だけど、あの「抗議に集まっていたふつーっぽい大多数の人ら」の中のごく一部の先鋭的な(元活動家とかそういう)人らであるか、あるいは極論だけど本当は仲間でもなく単に便乗なのかもしれない(そういうケースもゼロではない)。脅えてるようにも見える「大多数の人」と違って拡声器もって確信的にわーわーやってるとか、まあ明らかに挑発してるよね。反論目的ではなく、自分たちの目の前でああいうことを喋ってること自体が許せない、ということなんだろう。集会自体を止めさせよう、と。でもそういう主張をし行動する人が、もし権力握ったらどうなるのかな。言論弾圧とかするんじゃねーの? 発想としては同じでしょ。もし反論それ自体目的なら、翌日同じ場所で、同じように自分たちの主張をただ堂々と述べたらいい。その権利はみんなにあるんだよね。それがもし認められませんでした、つーなら、その経緯なりをもって「警察ヘイトスピーチ側に『のみ』甘い」と主張したらいいと思う。立派な証拠になるし、それならオレも陰謀論とか言わない。

結局、「暴力事件」が発生してしまったら、警備している警察としては集会を取りやめさせるくらいしかできなくなるけど、それを成功事例として残してしまうと、今後、左翼側の集会も同様なやり方(ムリヤリもめ事をおこして中止に追い込む)で中止させないと説明がつかなくなるよね。左翼暴力なんて振るわないって? 分からないでしょ。極論言えば、今回暴力振るった人らは多分向こう側の人なんだろうけど、「抗議してた人ら」がお金払って人やとってアレやってる可能性だってゼロじゃないんだから。そして、その逆のことだって当然カンタンにできるわけなんだぜ?

とりあえず、動画見てもまとめ見ても、申し訳ないけど「このやり方じゃなー」っと、あまり説得力を感じなかった。少なくとも、「明らかに不当な証拠」を揃えて言うのでもない限り、闇雲に警察叩いても一般人理解も協力も得られないということは、学んだ方がいいと思う。

2016-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20160315041443

いやいや、あんたも間違ってるよ。第二次大戦極東方面においては支那事変から拡大した者だし、日VS中じゃなくて日中VS中だよ。しかも初期は米国はさんざん日本挑発してたけど戦争しだしたのは日本攻撃し始めてから

2016-03-08

橋下による改革がなければ大阪破綻してた

http://anond.hatelabo.jp/20160308074646

下市長がつぶやく公務員の高給!この現実会社員は平静を保てるか? - NAVER まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2135288654293243701

能力業務内容の割に高すぎる賃金カットされて当然。

それをしなければすべてが破綻するのだからね。

コンパクトシティ化と一緒だね。いつかはやらなきゃいけない。

身分不相応な厚遇もらってる本人やその家族どもシロアリ寄生虫ゴミ虫どもから嫌われても、全体の為に断行するのはとても勇気が居る。

橋下はそれをやった。

この度、保育士給料を上げよう、というふうになったのは、それが必要だというデータがたくさん露出するようになってきたから。

新たなデータがたくさん出てくれば、それに対応するのは当然のこと。

安保法案だって中国朝鮮なんかがアホみたいな軍備強化挑発してきてるから急行採決された。時代が変われば施策も変わる。

公務員厚遇なんざいつまでも続くもんじゃないんだよ。

公務員厚遇を削れば、その分、国民社会保障福祉民間投資にまわせる。アホみたいな人間にカネやるより、ずっと公益になるからね。

2016-02-29

アルター前川みく1/8フィギュア なんやこれかわいすぎやろ…

数年前の翠星石フィギュアの時は何とか耐えたが、今回もまた強敵が来やがったぜ…

http://www.amazon.co.jp/dp/B01BM050MY/

みくにゃんが可愛いのは元から揺るぎない事実なんだけど、このフィギュアはその魅力を最大限に引きだしている。

アイデンティティーとも言える元気いっぱいのネコポーズ。その腰回りをくねっと曲げたポージングは小柄ながら以外にもボンキュッボンなみくにゃんのスタイルをしっかりと強調。

脚にまとったルーズハイソックスサスペンダーで止めることにより、今にも脱げてしまいそうな危うさが表現されている。あどけなさの中に少しだけ大人のみくにゃんが垣間見え、全体的に元気いっぱいなカワイイ雰囲気からこそ映える力強いアクセントとなっている。

挑発的な表情はアイドルとしての自信からか、自由気ままなネコとしてなのか、はたまた、前述のアクセントから紡ぎだされるのは誘惑するような大人のネコなのか。。幾千もの歴戦のプロデューサーたちを惑わすことになるだろう。

そして、何と言ってもおへそ。衣装全体がヒラヒラと可愛らしいフリルとなっているのだが、それによって上から覗くと腰回りからお腹にかけて隙間が現れ…チラッとだけ見えるおへそ。まさにチラリズムである。。これには完敗(乾杯)。

上記のポージングルーズハイソックス挑発的な表情、チラリズム、そして全体のハイクオリティな造型から表現される、可愛さ、あどけなさ、少女から大人の階段を上がる過程の少し背伸びした危うさ…。このフィギュアにはそんなみくにゃんの魅力が全て詰まっているのだ!


一度でもフィギュアを買うともう後には戻れないという話をよく聞くが… 私はこの可愛らしい子ネコの誘惑に打ち勝つことはできるのであろうか(いやできはしない)。

このフィギュアを添えてアタシポンコツアンドロイドを流した暁には、めくるめくみくにゃんワールドが顕現されるのだ。

回路はとっくにショートしたの(パーン!)

2016-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20160226224055

ご丁寧に岡部叩き専用スレコテつけて「言いがかりはやめて」とか、挑発してる自慢を2chでやってて、それこそ荒らし行為だろ。Qiita運営って馬鹿なの?

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