2016-04-24

試験会場が東京タワーの目の前だった。

それだけの理由で、東京タワーに1600円出して登ってきたのだが、

俺の中のロリコーンを呼び出すナニカがあって、

完璧寛解したと思ってたのに非常に辛い。

低い方の展望台に、ライブイベントのための小さいスペースがあって

毎週日曜に生ライブをやっているらしいのだが(調べた)、

今週は14歳女の子たちだった。

彼女たちは実に扇情的だった。

一度行ったきりの地下アイドルで見たような原色蛍光カラーのフリフリドレス

当然肩は剥き出しで、下の丈も短かった。

アンスコを見せて挑発するような振り付け

俺の乏しい知識で言えば、百合漫画元アイドルアシスタント主人公オクターヴや、

今敏監督作品を遡って観て、アイドルVシネおっぱい、更にと墜ちていく姿に

初見はショックで立ち直れなかったパーフェクトブルーみたいな、

そんなレトロフェミの方がカンカンに怒りそうな男性の消費コンテンツとして

絶滅危惧種感すらあった。

最初の曲がラムちゃんテーマ曲だったのも加速感の原因だろう。

自分の歳を二倍にする前にやっていたアニメの曲を歌う女の子たちは、それでも客先のステージに立てて、ユーストで全世界に生ライブして嬉しかったのだろうか。

このおっさん気持ちを知れば、吐きたくなるだろうに…分かってるのだろうか。

幸いだったのがライブの上手で、ずっと振り付けを真似していた幼稚園ぐらいの女の子

ステージくるりと回れば、その娘もくるりと回って、その時だけ周りも和らいだ。

その娘を除けば、偶然立ち会わせた俺のようなおっさんか、駆けつけたおっさん

ギャラリーキモかった。

展望台にも外国人観光客大勢いたが、スルーしていく。

当然だ、ここは何処だ?

居た堪れなくなって途中で失礼した。

近所の公園お茶を飲んで、やっと早まっていた鼓動が収まった。

ふと見上げれば鯉のぼりだ。。。死にたくなった。

近くに愛宕神社がある。ブロンドおっぱい中和しよう。そうするか。

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