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2016-05-05

連休も終わるし半生を振り返ろうか

人生50年と言われた時代ならもう折り返し、何もすること無く連休が終わるので振り返る。古い記憶は思い出すのが難しく、新しい記憶ほど濃く出てしまうのは仕方ない。

小学校時代

進研ゼミをやってたこともあり勉強はそれなりに、いやそもそも小学校範囲なんて普通に聞いてればどうにかなるだろうと。

運動は苦手というか嫌いで部活インドア系、今で言う程の虐めは無かったがからかわれたりされるキャラ。同じ目立たな系グループや、全方位社交的タイプの人や、辛うじてまだ友人と呼べる人がいた。

中学校時代

この頃、パソコン(PC-9821)を買って貰った。もちろん建前は一家共用のもの、だけど実際に使うのはほぼ自分だった(PC-98というところかしてお察しください)。

当時のパソコン通信もやるようになり、「馬鹿(なことを言う奴)は叩かれる」という現代に通ずる教訓を得ることができた。

そして勉強生来ズボラさ、真面目系クズの因子があるとこの辺で勉強に付いていけなくなる。当然、落ち零れ始めると進研ゼミテキストも開かない、課題提出もしないまま高3まで継続することになる。

この頃、一人だけ自分に対して話しかけてくれる女の子がいた。「○○って好きな人かいるの?どんな人?だれだれ?」と妙に絡んできたり、将来はパソコン使う仕事がしてみたいとか話したら、教室の班内で日記的なものを順に書き教師に提出するノートで(明らかにそんな興味はなさそうなのに)「パソコン仕事がしてみたい」と書いたり、それなんてエロゲ的な知識からするとフラグと思えなくも無いが目に見えないフラグなんて何の意味も無いし気付くわけが無い。しかし今でも夢に見ることがある。お陰で、上述したエピソードどころかその存在すらも夢の中で自分妄想したものではないかとすら疑い始めている。

高校時代

進学校はいけず、普通に近い公立校へ。

この辺りから、顔を知っているという程度の知人はいても友人というほど親しい存在がいなくなっていた。放課後に誰かと遊びに行くこともなく、パソコンにかまけていたんだと思う。

中学時代女の子は帰り道が一緒になったときに声を掛けてくれたりたまに話してくれたりもしたが、いつしかそれも無くなり、逆に自分無意識に目で追っていることに後で気付いた。

大学受験は散々だった。理系なのに数学の内容が全く理解できない時点で終わってる。結局、3月過ぎの最終日程で、得意な現国一教受験が可能なFラン大学の新設情報学部滑り込みを果たした。

大学時代

(高い)金さえ出せばアホでも行けるという周囲の評判通り、他学部ではチャラそうな男女が目に付いたが、一日自由に誰の目を気にすることも無く快適なパソコンネットが使えるというのは大変に魅力的で暇さえあれば通い、家では新作エロゲをひたすらプレーしていた。

ゼミのメンバは(イベント毎があれば何かしたがるリア充的な彼ら特有のノリで)大変に気さくで飲みに行くこともあったが、それ以外の場ではやはり話す人も無く、遊びに行く友人も無く、淡々と3年で必修単位を取ることに徹した。卒業1年後、ゼミ同窓会的な催しの連絡があり行ったが、その後は音信不通となった。

就職活動

氷河期と呼ばれる時代は辛い。私はこの時点まで使う必要がないことから携帯電話を持っていなかったが、さすがに差し障りが大きいということで親名義のものを譲って貰った。

就活自己分析に始まり自己否定に終わる。誰もが思ってもいない建前を並べ、何処でも良いから内定を寄越せという本音を隠そうとするがそれでも否定され、自分社会に不必要存在であると言うことを実感させられる。

性格分析の結果だと、凄く明るくて社交的なのに全然違うね?」と宣うぐらいなら、性格検査なんていうアホな試験をさせるべきでは無い。何処の世界就活で、自分は暗くて内向的コミュ障ですとアピールする奴がいるというのだ。

「凄く優秀そうなのに、どうしてまだ未内定なのか不思議です」、その理由はすぐ横にいる人事に聞けばいい(これを言われた面接で落とされた)。

しかし50、60、と面接の回数を重ねると利点が一つだけ有る。心身が疲弊しきって、面接程度ではもはや緊張を覚えなくなるのだ。相手も本気で新卒に何かを求めているわけじゃない、地雷かどうかを見極めているだけだ。グループ面接で聞き飽きた他人エピソード第一位は「サークル or バイトリーダーとしてイベント or 仕事成功させた」だが、横で聞いてる自分ですらまたかよと思うのに採用担当者ともなればもうやめてくれと思うんじゃ無かろうか。

そんな無我の境地が奏功したのか、一社だけ内定を得ることができた。自分のやりたかったこと(開発)とは微妙に異なるがIT系ではあるので運が良かった。

社会人時代

アキバオタク聖地だなんて今でも言うのか知らんが、半導体からアニメまで界隈に集い、ここに慣れてしまうと他が物足りなくショボく見えてしまうのは仕方ないことだと思う。毎週通うために回数券で切符を買っていた。

仕事の方は、残業70~90H/月程度だったがこの頃は羽振りがまだ良く残業時間にうるさくは無かった。むしろ残業代の形で還元されることもあり、周囲含めて生活残業が多かったのだと思う。

しかしそんな給与は1円も貯金すること無く、エロゲアニメDVD同人誌マンガCDへと消えていった。

社会人何年目かで、アキバ出会ってしまったのがいわゆるドールだった。フィギュア的な造形でありながら、フィギュア以上の表現力を持ったそれにすっかり魅せられてしまった。

ドール大量生産に向かないためか通常に買う場合でも一体6~10万、過去の人ドールともなるとヤフオク20万、30万、もしくはそれ以上という異常な価格となる。しかし買えない価格では無い。そう、社会人にとっては多少無理をすれば大抵のものは買えてしまう。

ある時、どうしても欲しいドールがあり、初めてキャッシュカード付属したキャッシング枠を使った。そしてクレジットカードと同じように後日それを返すだけ。

人間感覚というのは本当に恐ろしいもので、一度味をしめると慣れが生じる。経験が油断を生み、警戒心を歪ませる。

間が悪いことにこの頃、親会社への出向が解除となり入社以来縁がなかった自社に戻ることになった。子会社にとって残業時間管理死活問題、定時を過ぎて用が無ければ帰れとしつこく言われ、何年かぶりに明るい時間帰宅をした時は戸惑うしか無かった。

残業時間が減れば残業代が減る。残業代が減れば収入が減る。収入が減れば欲しいものが買えなくなる。ここで話は戻り、足りないなら借りるしかないということになる。

最初キャッシュカード使用はいつの間にかなくなり、別の消費者金融カードを作っていた。最初は50万だけだったのが、100万、200万となり、気付けば借金は3社で計400万近くなっていた。

消費者金融における総量規制により年収の1/3以上を借りられなくなるという話を聞いたとき、ようやく現状を省みることができた(総量規制に便乗した、いわゆるおまとめローンの案内が来た)。

多分、一種買い物依存症だったのだろうと思う。買うという行為自体に満足感を覚え、DVDマンガなどは買ったときレジ袋のまま部屋に放置していたというのがその証拠だろう。酒や煙草は全く嗜まないこともあり、溜め込んだストレスを知らず知らずのうちに買い物という方法しか解消できなくなってしまっていた。

この400万近い借金の返済には6年を要した。途中、1円単位小金を集めて用意することもあったが一度の遅延もなく(信用情報上、大きな借金がある時点で不利なのにさらに遅延があると極めて不利になるので絶対に避けたかった。また、大きな借金があっても遅延無く支払っているのであれば継続的に安定した収入があると見做される)、むしろ終盤には収入が増えて余裕ができたこともあり予定より三ヶ月ほど早く完済が叶った。

あれほど金が無い、金が無いと言っていたのに今では200万程の残高がある。しか三十路を過ぎた男が200万しか貯金が無いというのは余りに情けない。

しか20代の頃はただ闇雲に浪費を重ね、何かを極めたわけでも、引き換えに何か誇れるものを得たわけでも無い。そして30代の前半は今月分を返済したら幾ら残るかを考えるだけで過ぎてしまった。

社会人になってから自名義で契約した携帯電話としてiPhoneを持っているが、その番号を知る知人、友人、家族はいない。掛ける相手もいないので履歴は全てセールスの着信で、発信履歴はない。

一度、中学校同窓会案内が転送されてきたことがある。当時はそれどころではなかったのと、中学時代同級生特に思い入れも無かったこともあり返信すらしていなかったが、引越の時にその案内書がでてきた。よくよく見ると同窓会の告知するwebサイトの案内があり、ふとした興味で何となく覗いてみた。いわゆるBBS、当日の写真といったものがあり、聞き覚えのある名前発見することができた。

写真は年相応になった懐かしい(…とはあまり思えなかったが)面々、年老いた教師、といったものだったが、BBSの方は久闊を叙するメッセージ狭間に「当日は子供の世話が…」「嫁の都合で…」といった文言が有り衝撃を受けた。恐らく当時は26、27ぐらいの年齢だと思うが、見覚えのある名前がそういう状況になるというのはなるほど奇妙なものだ。赤の他人の話であることに違いはないのに、すぐ横で出し抜かれたような気がしてしまうのだ。

今となってはもう友人も恋人結婚も望むべくもないし全てが遅すぎた。もし来世があり、草や木に生まれなかったのなら次はもう少し人間らしい人生を送ってみたかったと戯れに考えてしまう。

2016-01-17

http://anond.hatelabo.jp/20160117204238

よく現代文の成績あげるために本を読めとか言う奴いるけど、あれはアホだよなぁとは思う

本読むだけじゃ頭良くならんよ

そんな暇あったらドリルなり問題集でもやっとけ

ただそこで疑問に感じたことを本で調べる習性をつけるのは大事かなとは思う

ちなみに私は活字嫌いだが国語の成績は常に偏差値70以上叩き出してた

本なんて漫画以外年間二冊も読まないレベル

逆に同級生本の虫なわりに国語の成績は真ん中くらいだったか読書させたいと思ってる現国教師には私は目の敵にされてたわ

2015-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20151205111046

現実学校卒業して、実際にはもういい歳であっても、

心の年齢はまだ、学生時代を脱しきれない大人は多い。

通過儀礼形骸化した現代では、心の成長はむずかしい。

さて、この人の夢を考えてみよう。

学校は大体中学高校時代なのは大学よりも中高の方が青春や未熟のイメージが強いからだろう。

この人の夢には、「仲が良かった友人」や部活の仲間ばかりが登場する。

これは充実した学生生活を示すとともに、対比的に当時の現実過酷だったであろうことを暗示している。

現国の授業」のイメージはもう少し具体的な感情描写がなければ推測しづらいが、

おそらく、この人の心の糧、もっと人生の役に立つ授業が、現代文だったのであろう。

まり、夢が現実逃避の場であったと同時に、現実と向き合う力を得るところでもあったのだ。

暖かい春の日」に満開の桜と卒業式を迎えた時、もう現実の困難も乗り越えられたことだろう。

過酷現実と向き合っていく時、初めて人は大人になれるのである

夢の中の学生生活

学生になる夢をよく見ていた。

学校は大体中学高校時代になるが、クラスメート中学高校大学時代の仲が良かった友人などが登場する。そして毎回現国の授業がある。

部活もやるときもあった。僕は剣道部だったので勿論剣道をやった。部員は何故か高校時代ラグビー部メンバーもいた時もあった。

しかしこの前、遂に卒業式を終えた。暖かい春の日で桜が咲いてた。

それ以来学生の夢を見なくなった。夢でも卒業してしまった。

なんか泣いた。

2015-07-13

よく理系文系かいうけどさ

数学が苦手だから文系」とか「現国日本史が嫌いだから理系」とか、そういうレベルで選択しているのがクソなだけであって、どっちにしろ「好きだから」選んでる人は尊敬できるよね。

2015-06-05

http://anond.hatelabo.jp/20150605153546

馬鹿だな。

努力しなくても良い生活ができるようになれば、当然社会的な貢献なんてものはなくなるし、「自分目的」なんてものも、すべて道楽として扱われる。

>達成してもしなくても誰の生活にも影響しないような努力など、自己満足範疇でしょうよ。

>ま、それで満足できるような自己完結型の人ならそれでいいんだろうけど。

からさっきからそういう社会を作る可能性のある人間努力家なんだって言ってるんだけどもしかして日本語通じない人?

センター試験現国いくつ取れてましたかあなた

もしかしてまだ受けてもない?

60~50歳でその文盲だったらネット辛そうですね。

2015-05-23

※冒頭のお詫びとお断り検索対策のために、略字を多用することになりました。読みづらくて申し訳ありません。

お勧めいただいた『R』、読了しました。小説を読むこと自体が、わたしには滅多にないことなので、読み出し当初は困惑しつつも、広大な小説世界に潜り浸るという新鮮な体験を楽しむことができました。作者NA文体も、読み慣れてチューニングが合うようになると、とても心地よく感じました。そんな読書の幸いを少しだけ、感謝を込めて共有させていただけたらと、拙い感想をお届けいたします。ご笑覧いただければ嬉しいです。(わたしには本当に文才がないので、つぶやき投稿のように、思いついた順番で書き散らかしまうことを、どうかご容赦ください。いわゆる「感想文」を期待されませんように…。)

『R』のなかに見出した、タイトルとなった人物RRと、修史を完成させたSS、そしておそらく、作者であるNAの、幾重にも折り重なった宿命との葛藤が、深く胸に響きました。読書中は熱い臨場感をもって読み進めていたのが、いま、こうして彼らについて語ろうとすると、静かに冷たく研ぎ澄まされた気持ちになるのは、なぜだかわかりません。書きながら、自分感情文字にして確認してみたいと思います

RRが、内に抱えた矛盾を少しずつ自覚し、揺れていく様は、わたし自身も覚えがあり、とても身につまされました。B帝に誤解され、国に残した愛する老母も妻も子供も弟も、みな殺されてしまう。RRは、大いに怒り、忠誠を誓ったはずの国とのつながりを見失う。思い返せば、これまでR家の忠誠に国は報いてくれたことがあったかと疑い、むしろ辱しめを受けただけだと失望する。そして、首を取って戻るという目的喪失したものの、よく似た身の上で、誰にも認められなくとも、国への愛情と忠誠を抱き続けたSBに、尊敬の念と敗北感を抱く…。

でも、と、その余白をわたし想像します。

家族を殺された怒りの大きさのあまり、B帝に誤解させたであろう同姓のR将軍の「存在」を怒りの矛先として、即座に彼を殺害したRR。けれど、B帝の誤解の原因が本当にそうであるか、定かでないはず。B帝と同様に、RR自らの誤解の可能性が、R将軍の命を奪い、彼を愛した皇太后を悲しまたかもしれないことに思いは至らなかった。ただ怒りに身を震わせて、衝動的に行動してしまった。おそらくは、B帝がRR裏切りだと誤解して、衝動的に一族皆殺しを命じたように。

しかに、身分の違いによる命の重さの違いを当然とする価値観が、受け入れられていた時代だったかもしれません。それゆえ、別の場面では、砂漠の中、戦局が厳しく、少しでも確実に部隊を生き延びさせるために、RR自ら、部隊男装して混じっていた妻たちを殺害する命令を、冷静に下したこともあった。同様に、愛する妻を殺された部下は、敵に寝返って、RR部隊の勝機を完全に奪った…。

RRは、自分がされて苦しんだことを、他人に対して無自覚にしてきたということ。それゆえ、RRが直面した苦しみの本質は、因果応報自業自得というメカニズム、…などでは「決して」ないと、わたしは思います。そもそも、RRの行動は、彼なりに状況に応じて最善と思われる選択をした結果でした。作者も、そんなRR「悪」として描いてはいません(むしろ宿命との格闘を活き活きと描写する姿勢には、愛情を感じます)。状況に追い立てられ、もがきながら生き延びてきた選択の愚かさを、もしも誰かが(分析好きのわたし自身が)指摘するなら、それは一生懸命さに対する揚げ足取りにすぎず、そもそも人間はそういう愚かな存在だし、渦中にあったら、わたしもそうしたはずだと(ましてや、さらに低きに流れていた可能性のほうが大きいと)、反論せずにはいられません。

SBと邂逅後のRRは、自らの抱える矛盾二面性に気がついて、苦しみを深めます。B帝の死後、かつて望んだように、国から彼が認められ招聘が掛かるのですが、それを断る弱々しい(元気のない)声のRRが印象的です。RRは、ここでもまた無自覚で、言葉を結んでいないものの、自らを通じて、人間存在の内にある矛盾二面性に、また国(人間社会)の内にある矛盾二面性に直面して、途方に暮れているのではないかと、わたしには感じられました。さらにいえば、SBのように国への想いを貫ける強さも持ち合わせず、そのSBを羨望する弱い自分を恥ずかしく思うRRは、それゆえ人間矛盾二面性を丸ごと生きているのでしょう。RR覚悟悲壮であるとすれば、そのような自分気づきつつも、両極に引き裂かれてどちらへも動けない苦しさゆえと感じました。正しい道はあまりに険しくて進めず、かといって居直ってダークサイドに落ちることもできないと自覚した以上、どっちつかずのまま生きながらえます(B帝の死後、7年目に没)。おそらくはRRも、自殺による幕引きを自らに封じた一人でした(文中では、現地での恩義や家族などのつながりをRRはあげていますが、対して、RR祖父は、親のいない孫を残して、義憤から自死を選んでいます)。

ところで、RRは、自らとSBとを「隔てる根本的なもの」に直面し、自らへの「暗い懐疑」を自覚するに至るのですが、SSとの関係もまた非常に興味深いです。

SSは、RR名誉を守ろうとしてB帝らに反駁し、結果、死よりも恥ずかしむべき宮刑を受けます。ところが、このことを伝え聞いたRRは、自らの沈む絶望が深く、SSに対して何の特別感情も抱きません(し、そのようなクールRRの反応を、SSは伝聞することもありません:そこに作者NAの優しさを感じます)。対してRRは、B帝のため国のために信義を尽くそうとするも、相手から誤解され、罰せられて一族が殺されたことを知り、大いに絶望して反転します。しかし、自らが、為を思って働いた相手に無碍にされることが、どれほど当人を傷つけうるかに、思い至りません(し、それも尤もだと説明を書き添える作者NAには、RRへの深い愛情を感じます)。

そんなSSですが、42歳にしてようやく父の遺言を継ぎ、修史の編纂に取り組むことが叶います現代の人々に知らせるために記録するにとどまらず、人間の叡智として後世へ伝え残すための歴史、なにより自分自身が書き残したい歴史には、「人間についての探求」が不可欠だと考え、「述べる」と「作る」との違いを熟考する。しかし、真摯に取り組めば取り組むほど、歴史上の人物自分自身とが渾然一体となるような文章、まるで描き出す歴史上の人物の中に自分が生きているような表現、憑依し憑依される活き活きとした文体が流れ出る。そうした箇所を削除すれば、たちまち修史はいくつもの死人に関する記録に成り下がる。削った字句を戻して、ようやく歴史上の人物たちが「安心してそれぞれの場所に」落ち着くように思われる。

このSS創作風景に、作者NA自身創作風景を重ねて見るのは、自然でしょう。わたしは、NAについてほとんど何も知らないけれど、この『R』やその他の彼の短編小説なども、歴史書を下敷きにして創作されたと(文庫巻末の解説に)目にしました。憑依し憑依される関係性のなかで、自らの書く小説の中に(のみ)活き活きとした自由を感じられたのは、SSだけでなく、NAもそうであったと想像します。

先を急ぐ前に、もうひとつSSについて。時代的・文化的な特徴と思われますが、宮刑を受けて「男」でなくなった自分の身体は、「完全な悪」に落ちたと苦しみます。心の傷は癒えても、醜悪な身体は、死ぬまで自分を苦しめる。それは、自分という存在のものが、悪である証しであり、生きる限り続く恥辱だ、と。これが、「盲目的な獣」としての苦しみの段階です。(が、作者NAの有名な短編『S』では、狼へと変身して初めて思い至った気づきを、数日で通り過ぎてしまうあたり、作者NAが、SSに託した気持ちの大きさを思います。)

その後、SSは、我が身に降りかかった苦悩・人生への懐疑とは別の、意義を疑えない「畢生の事業である修史に「無意識の関心」が向いており、それゆえ自ら死を選ぶことができないでいるとハッキリと自覚します。ここから、「より意識的な・人間」としての苦しみが始まります。この、獣から人間への飛躍が、とても深いことに感嘆しました!

「獣」と書いていますが、つまり世俗社会的価値観のなかで「盲目的に」生きている段階のことです。ここでは、「身体=身」と「心」という対比が支配しています(「身/心」という二元論で捉えられています)。舞台となった漢の時代的・文化的な特徴として、名誉や忠誠といった「心」を守り通すためには、人々は死を恐れず、むしろ喜んで「身体」を自ら差しします。SSも、死刑を恐れてはいませんでした。しかし、醜悪な「身体」となったSSは、その恥辱から「心」解放すべく死を願うも、それを押しとどめるもの存在を予感します。自宅に戻ると、それは父に託された修史編纂の完成であることを理解します。自らに刻み込まれた「宿命的な因縁」として、「肉体的な」仕事とのつながりを放棄できないことに改めて気づかされます。ここから、「より意識的な・人間の苦しみ」へと飛躍するわけです。

ところで、世俗社会的価値観(=知覚や意識)は、SS「心」=「我」と、「身体=身」とを形成してきたものです。しかし、託された使命への自覚は、既存価値観にとって、おめおめと生き恥さらすような人生を続けることを求めますSSの抱く既存価値観(=知覚や意識)にとっては、耐え難く、非情要請です。そのため、「知覚も意識も」持たない、修史編纂のための「機械」に過ぎないと、(既存価値観=知覚や意識で)自分定義しなければ、自らに言い聞かせなければ、生き続けられなかったのだろうと思いますSSSSであるという意識の土台となる「心」=「我」も、そのために捧げる「身体=身」も、当時の社会的解釈の上に成立してきました。この解釈いつまでも安住できたら、まだSSの苦悩は浅かったかもしれません。「宿命的な因縁」、すなわち、いにしえから脈々と受け継がれて自分生命(魂)を与えた血統のように、時代を超越した「肉体的な」つながり=使命(魂)への自覚は、SSに当然視してきた当時の社会的解釈に安住し続けることからの飛躍を求めたわけですから。「心/身」という二元論を越えて、使命を抱く「魂=肉体」として自らの存在のものを捉え直すことは、当時の社会的解釈から、漢の時代的・文化的制約から、身を引き剥がすことでもあります。それは、昭和時代から当時を見つめる、超越的な作者NA視点でもあります

ここで描かれたSSの姿は、作者NA解釈したSSの苦悩であり、おそらくは、昭和現実を生きて苦悩したNA自身の苦悩の姿であるのかと思います。作者NAもまた、病床のなか不遇のなかで「心」も「身体」も傷つきつつ、作家として生きる使命によって、自らの小説の中に「魂=肉体」を解き放したのかなと思いました。(ちなみに、「魂」という単語は、作者NAは使っていません。でも、明らかに、「身体」=「身」と、「肉体」というのを使い分けています。その差を強調するために、わたし勝手に補ってみました。)

そういうわけで、困難な戦場を生き延び、また自らに暗く懐疑するRRも、自らの信じる正義を貫き、恥辱に苦悩しながら使命に生きるSSも、その抱えた宿命の重さにも関わらず、活き活きと自由に躍動する姿には、作者NAが重ねられているのだと思いますNAにとって、小説を書くことというのは、憑依し憑依されてその世界を生きることなのだろうと感じました。事実、『R』のなかで、RRSSの二人について「だけ」、歴史上の人物としての事実描写だけでなく、その場にあって思い感じたこと、彼らの知覚と意識まで作者は思い描き、詳細に語っています。(わたしは、新潮文庫を購入したのですが、その文末の解説に、『R』はRRSSSBの三人の物語だと紹介されていて、そりゃちょっと違くないか?と違和感を覚えました。それもあって、今回の読書では、基本的に予備知識なく、勝手に読んでいます。)

からこそ、冒頭に書いたような「静かに冷たく研ぎ澄まされた気持ち」を抱いてしまうのかなと思いますRRSSが抱えた宿命の重さも悲壮覚悟も、作り物としてのフィクションではなく、また単に歴史を題材にした半分史実・半分フィクションといったものでもなく、作者NAが抱えたであろう実体験を(ノンフィクション、と片仮名で書くには軽すぎる経験を)、わたしはそこに感じたからだと思います

作品は、読者の能力に応じて・読者がそこから読み取れるものしか、読むことができないのだろうと思います。(それゆえ、例えば同じ聖書であっても、子供が、若者が、大人が、死を前にした老人が、それぞれが自分必要ものを、そこから読み取ることができるのだと思います。) だからわたしが読むことができた『R』は、私の興味・関心に限定された、豊穣な作品全体のごくごく小さな断片に過ぎないと自覚しています。きっと、H.H.さんからしてみれば、幼い読み方だと笑ってしまわれるような感想だったかもしれません。それでも、この作品出会えて、とても嬉しいです。作品を作ることに込める覚悟のようなものを、改めて考えるキッカケをもらえました。ありがとうございます

最後に、『R』を読みながら、H.H.さんがそこに読み取ったであろう痕跡をいくつか感じました(例えば、存在することが悪であること、それでも書写機械として生きる覚悟をしたSSの中に)。そんな大切な小説を、紹介してくださって、本当にありがとうございます。とても光栄です。でも、もしかしたら上述した私の感想は、そんなH.H.さんの想いを、まるで現国試験問題に答えるかのように切り刻み、分析し、曲解した失礼なものと映ったかもしれません。もし、不快気持ちにさせてしまいましたら、本当に申し訳ありません。(あなた真摯さに敬服するファンとしては、自分の正直で素直な感想真摯に伝えるべきで、あなたのご機嫌を取るために媚びを売るような接し方こそ失礼なのでは、と勝手に考えてしまいました。決して、あなた否定するものではありませんこと、ご理解ください。)

自分について思索する道を、Kさん=H.H.さんに教え導いてもらえたように感じていますあなたの魂=肉体の存在に、感謝します。(勝手ファンの願いであり、余計なお世話かと思いますが、だからこそ、どうかご無理をされず、くれぐれも心と身体を大切にしてください。) あなたの幸いを心からお祈りしています

h_s

2015-02-28

増田に書けばフィクションって事で許されるよね!19

午後三時あたりになると見かける参拝者層。

中年男と、派手な女という組み合わせ。この組み合わせだけはこの時間帯に来る事が多い。

参拝者自体が少なくなる時間帯だけに余計に目立つのだが、当初はなぜこの組み合わせが多いのか理解できなかった。

不倫にしては人目を忍ぶ風でもなければ雰囲気に纏う後ろめたさもなく、あっけらかんとした軽さとノリはまるで若者のよう。厚い化粧。高いコート

しばらく相当な人数を観察し続けた結果、ようやくこいつらは「同伴出勤前」なのだという事に気付いた。

で。こういう水商売風の女と中年男という組み合わせはまず神社来てもおみくじ引いて年甲斐もなくはしゃいだり境内フラついて帰るだけでこの時間帯に祈願なんて頼みに来ないのだが、珍しく祈願申し込みに来る事があった。

おや珍しい、どういう風の吹き回しだ、出勤時間大丈夫なのかね、と思いつつ受付。



中年男「御祈願をお願いしたいのですが」

神主様「厄除けでいらっしゃいますか?」

中年男「いえ、厄年ではないです、普通ので」

神主様「(違うんかい)では家内安全でよろしいですか。それではご住所とお名前を」

中年男「〇〇市〇〇、〇〇…」

神主様「はい

派手女「……。」

神主様「お連れ様も御祈願お受けになりますか?」

派手女「…はい

中年男「せっかくだしね」

神主様「それではご住所とお名前を」

派手女「……。」

神主様「(? 何だこの沈黙?)」

中年男「………。(固い雰囲気)」

神主様「(? 何でこいつ変な集中してんの?)」

派手女「……〇〇市〇〇、〇〇番地〇〇〇」

神主様「はい(ああ、なるほど)」



何だっけ、どこぞの寺社に残されてる数百年前の祈願受付記録から前田利家父子あたりの生年がわかりましたみたいな話があったけど。

水商売女の住所やら名前やら割るのに、同伴持ちかけて、神社に誘って、祈願受けるよう話を運んで、とこういう手を使う奴もいるんだねえ。

おお俗世こわいこわい。










追記:

うわホッテントリ入りかよ。書いてて確かに、クズで下衆でゴミ増田どもが喜びそうな話だなとは思ったけど。

はいえ、ここで貼らないとこの事態で一つも得する事がないわけだし、一応貼っとくかね。

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/



ブコメ返し:



sukekyo 一応は、神様に対するお願いごとだからウソの住所氏名をいうのもバチがあたるようで抵抗があるって心理をついた上手い方法だね。



A:一夜限りの夢を提供するお仕事プロに対して、神様の前で嘘はつけないだろうと考えるその浅慮さを考えると、とても上手い方法とは言えないだろう。ドラマとかの見過ぎじゃね?



kaerudayo ネタ 人生 日本 よいしょっと お役立ち



A:ネタじゃねーよゴミ野郎ネタならわざわざ匿名の場選んで書く必要ないわカス



sds-page 店の住所でも書いときゃええやろ



A:それが一番スマートだろうな。で、男に気付かれて「それ店の所在地じゃん!」って突っ込まれたとしても「あの店はもう、私の家のようなものから」みたいなイイ話を語り始める事によって切り返すのが、水商売の中の水商売だろうな。



anondwriter http://reisaiburoga-noakusesukojikinihakyouryokusinai で戦ってらした方?



A:戦う?(笑) 昔、大手に噛み付けばいいとでも考えたのか、アクセス乞食の零細ブロガーからブコメやIDコールを連発されたので、迷惑行為をやめるように諭したり自分が相手にしている事がどんな事か教えてあげたりした事はあったけど、戦った事なんてないなあ(笑)人違いじゃね?



anigoka 水商売だったら嘘住所とか候補として暗記してそうだけど もしかして実住所への躊躇と嘘住所の脳内検索が妙な間の正体かw



A:どうだか。相対した私の印象では、女は本当の住所を口にしたように感じたけど、でもこの状況下では十中八九嘘つくのが普通だろうしな。



toru-nakata 市役所に提出する書類ですら、年齢は鯖を読むのが、普通だ。それが世間というものである



A:この人は一体何を言っているのですか?



mrmt ライフハック



A:このエントリを読んでこういう感想が出てくるあたりが増田増田たる所以であり、そして、このようなブコメをつけていくスタイルこそクールだとか思っているあたりが糞ブックマーカーの糞たる所以だよな。



maturi 全部嘘だったんだぜ(斎藤



A:残念ながら実話。女の住所の真偽までは知らんが。



nibo_shi 前置き読まずにいきなり会話から読んだけど意味分かったわ。余計な前書きいらんかったね



A:前置きや状況設定書かずにいきなり会話だけ書くと「~かもしれない」「~かもしれない」って可能性を指摘するバカ大勢湧くんだわ。

エントリ執筆者のことを少しも考えもせずにただ書き散らす、実に浅慮極まりないお前のクソみたいなブコメなんていらんかったね



death6coin ↓信心深いと神様の前で嘘つけない。神様の前で嘘をついたなら、それはそれで責められそう



A:確かに水商売はかなり験をかつぐ方だが、そもそも本当に信心深いような人間水商売なんてやらないだろうよ。




aoi_tomoyuki 普通に嘘書くんちゃうか



A:それをさせない為に、「男だけ住所と名前を言う、と見せかけておいていきなり女にも尋ねさせる」という不意打ちをしたんじゃね?


Sediment このあとは坊主がおいしくいただきました



A:お前現国の成績悪かっただろ

2015-02-22

http://anond.hatelabo.jp/20150222022218

自衛「官」に権力を持たせよう、国民に選ばれた「政」治家ではなく』……というのが、「文民統制廃止」の趣旨なんだが。

それで、なぜこの認識になるのかさっぱり分からん

十数年ほど前ならとんでもない話だと思っただろうけど今においては『ああ仕方が無いな』と思えるのは、おそらく今の日本ダメにしている元凶は政より官にあるんだろうな、という認識になりつつあるからかなと実際、いらない消費税増税積極的に進めていたのは政ではなく、他の所で巣くっている官であるようだし



しろ、今こそ『自衛「官」に権力もたせる方向への転換とか、認められるわけねーだろ』となるべきでは。歴史を振り返ってみれば、どれほど愚かであっても、政治のこと(外交…の延長としての戦争まで含めて)は「政」治家に任せた方がまだいくらかマシである、ということは明らかであるのにな。国民に選ばれるという課程を経ていない人間政治を左右できる状態になることの怖さには、もう少し敏感であってよいと思う、

人質事件において、安倍さん日本対テロ戦争に巻き込もうとしてる云々の批判があるけれども、すでに、自衛隊高官らは、イラク戦争において日本戦争に巻き込もうとしていたという説がある。

http://tactac.dreamlog.jp/archives/51658188.html

これがヨタ記事なのかどうかは、各人の判断に任せるほかないけど、現国会議である佐藤正久発言自体公式に記録に残ったものから自衛隊見解なのか彼個人の暴走なのかはともかくとして、自衛官が進んで日本戦争に巻き込もうとしていたという事実はすでにあるんだよ。それでも、防衛省方針自衛「官」に任せる方が安心だとあなたは思うのかね。

2014-12-15

一人一票実現国会議新聞広告とか見ないのかな

http://anond.hatelabo.jp/20141215180011

「よーわからん」って人が多いようだけど、↓とか参考にしないんかな。

http://www.ippyo.org/

……まぁ、新聞広告にどれだけ目を通しているかって問題はありますがw;

2014-11-05

学校プログラミングを教える意味が分からない

たまにニュースで『学校プログラミングを教えよう』みたいな記事見る。

正直『はぁ?』という感じなので思うところを書いてみたい。

教えられる教員いるの?

情報科出身教員、今のテックキャッチアップできている教員、どんだけいるの?

多少はいるかもしれない。

だけど全国規模で、義務教育レベル教員の頭数揃えることなんてできるの?

何教えるの?

SE, PG文系出身者が多いことからも分かるけど、プログラミング特殊技能なんて要らない。

構文覚えれば誰でも書ける。

ソースコード100行必要プログラムを50行で書くには才能が必要

でもそんな才能、学校で教えられるものじゃない。

20-40人もいるクラスで教えるんでしょ? 尖った才能育成できる環境じゃないし、だいたいそういうヤツはもう自分プログラミング勉強してるよ。

おとなしく着席して自分よりはるかリテラシー低い教員の話聴くゲイツジョブズペイジなんて想像できる?

教育目的は?

論理的思考を育てたいの?

もしくは他の……全く思いつかないけど、なにがしか能力を伸ばしたいの?

うん、いいよ別に

プログラミングで多少は何かのスキルが身につくかもしれない。

だけどその知恵ってプログラミングじゃなきゃ習得できないの?

例えば論理的思考なら、数学でも小論文でも物理でも現国でも哲学寄りの倫理でも教えられるじゃん。

わざわざ公費(おっしゃ!税金だぜ)でラップトップ買って、血税(役人ちょろいぜ!)で40人同時接続トラフィック捌けるネットワーク環境作るの? 教育は『聖域』だからコスパ度外視なの?

放置プレイで良いのでは?

教員よりプログラミングに習熟している学生なんて5万(もっと?)といる。

リクルート人間が優秀な学生の特徴として『就活をしない』を挙げていたけど、マジでそうだよ。

出来るやつは学生の頃からウェブサービス立ち上げて社会人より稼いでいるし、一本釣り就職したり起業したりしてる。

そもそも生き馬の目を抜くような、変化の激しい"イット"業界お上が首突っ込んで成功するわけがない。やめとけ。

私が言いたいことはこんなところ。

昔、全国の小中学校に『コンピューター室』ができたのも、今タブレット端末無理やり導入してるのも、儲けたいヤツらが仕掛けたんだよね。プログラミングの授業うんぬんもたぶん同じ。

2014-06-10

立憲君主制成功例は、実はレアケースでは?

タイクーデター政変が起こったが、その背景には「現国王の高齢化」(いつ崩御してもおかしくない)と、「王位継承の争い」がある。

また、スペイン王室代替わりし、国内に王政廃止論が高まっているらしい。

ということで、立憲君主制の2国が、状況次第では「立憲君主制の危機」「共和制移行の可能性」という事態になっている。

最近では、ネパールが、あっさりと王政から共和制に移行した。

このように眺めてみると、実は「立憲君主制」というのは、政治学が想定しているような安定的制度ではなく、

実は「極めてイレギュラーな、極めてローカル政治形態」なんじゃないか、という気がする。

共和制移行過程の過渡期の政体で、最終的には共和制に移行してしまうんじゃないか、と。

言い方を変えれば、立憲君主制君主存在意義が、以前と今では変わっている、だから立憲君主制不安定になっているのかもしれない。

かつては「立憲君主制の国と絶対君主制の国」で国際社会が成り立っていたから、外交儀礼君主存在意義があったが、

今は「立憲君主制の国と共和制の国」で国際社会が成り立っているから、君主存在意義を発揮しづらいのでは?

ところで、この文脈において、日本は「立憲君主制」なのか?「共和制」なのか?

2014-03-14

理研の「調査委員会調査中間報告書(全文)」のOCR変換。

http://www.riken.jp/pr/topics/2014/20140314_1/

http://www.riken.jp/~/media/riken/pr/topics/2014/20130314_1/document-4.pdf

PDFの中の文字が引っこ抜けなかったので、Microsoft Office Document Imaging使って文字にした。

精度はイマイチだけど、タイプするよりはマシだろうと思うので、情報共有。

誰かが引き継いでくれなかったら、明日清書する。

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平成26 年3 月13 日

独立行政法人理化学研究所理事長野依良治殿

研究論文の疑義に関する調査中間報告書

研究論文の疑義に関する調査委員会委員長石井俊輔他委員5 名

経緯

平成26 年2 月13 日、独立行政法人理化学研究所く以下、「研究所」という0 ) の職員らの研究論文に疑義があるとの連絡を受けた研究所の職員から役員を通じて監査コンプライアンス室に相談があった。監査コンプライアンス室長は、「科学研究上の不正行為の防止等に関する規程く平成24 年9 月13 日規程第61 号)J (以下、「規程]という0 )く参考資料)第10 条第3 項に基づき、当該相談通報に準じて取扱うこととし、規程第11 条に基づき、同日より同年2 月17 日の間、予備調査実施した。予備調査に当たったものは、石井俊輔、他4 名である研究所は、予備調査の結果の報告を受け、平成26 年2 月17 日、規程第12 条に基づき本調査を実施することを決定し、石井俊輔委員長とする本調査委員会が本調査を行うこととなった。

中間報告書は、調査対象のうち、これまでの調査で結論を得た一部のもの、及び調査継続のものについて報告するものである。調査継続のものについては、事実関係をしっかL )と把握した上で結論を導<必要があL )、結論を得た時点で速やかに報告する。

2 調査の方法・内容

2 一1 調査目的調査対象項目及び調査対象

以下の点に関して、規程第2 条第2 項に規定する「研究不正」が認められるかどうか調査した。

( 1 ) obokata et al , Nature 505 : 641 - 647 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文1 ]という。)く1 - 1 ) Figurelf のdZ 及びd3 の矢印で示された色付きの細胞部分が不自然に見える点。

く1 - 2 ) Figureli の電気泳動像においてレーン3 が挿入されているよ引こ見える点。

( 1 - 3 ) Method の核型解析に関する記載部分が他の論文からの盗用であるとの疑い。

( 1 - 4 ) Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった点。

く1 - 5 ) Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く共著者)、若山照彦く共著者)、丹羽仁史く共著者)

( 2 ) obokata et al , Nature 505 : 676 - 650 ( 201 4 )論文(以T 、r 論文2 ]という。)( 2 - 1 ) Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネ

ル)の胎盤蛍光画像が極めて類似している点。

小保方晴子く筆頭著者、責任著者)、笹井芳樹く責任著者)、若山照彦く責任著者)、丹羽仁史く共著者)

2 一2 調査対象省の役職

調査対象者の論文作成時における役職は次のとおL )である

小保方晴子

く発生・再生科学総合研究センターく以下、「CDBJ という0 )細胞リプ口グラミング研究ユニット研究ユニットリーダー

笹井芳樹

( CDB 器官発生研究グループグループディレクター

若山照彦

く前CDB ゲノム・リプ口グラミング研究チーム:チームリーダー現国立大法人山梨大学生命環境学生命学科発生エ学グループ若山研究室教授

丹羽仁史

( CDB 多能性幹細胞研究プ口ジ工クト:プ口ジ工クトリーダー

2 一3 調査方法

平成26 年2 月20 日から同年3 月12 日までの間、関係資料の収集及び関係者ヒアリングを行った。

資料は、論文に掲載された実験オリジナルデータラボノート論文作成過程を示すファイル調査対象者らから提出された書面、調査対象者らの間の電子メール実験に使用された機器類等に関するものである

加えて、イメージ画像復元に関して、専門家である中野明彦氏(国立大学法人東京大学大学院理学研究科生物科学専攻発生生物学研究室教授研究所光量子エ学研究領域エクストリームフオトニクス研究グループライブセル分子イメージング研究チームチームリーダーから意見を聴取した。委員会は、これらの資料・ヒアリング結果を基に審議をした。

2 一4 調査結果及び評価く見解)く結論を得た調査項目)

調査結果

小保方氏より、ライブイメージング画像作成し、この画像から静止画像作成し、これを圧縮したもの投稿した、投稿論文の元の画像には歪みがなかった、論文に掲載された画像に歪みがあることは気付かなかった、歪みが何故生じたかは分からないとの説明があった。

この画像元となるオリジナルライブイメージング画像ファイルの提出を受け、調査したところ、複数の仕様の異なるコンピュターで再生しても画面上で、投稿された論文画像に歪みはな<、他方、論文に掲載された画像には歪みが見えることを確認できた。

中野明彦氏から、歪みが生じる原因等について、以下のコメントを得た。提出されたライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像と全く一致するもの作成できなかったが、類似したもの作成できた。解像度を下げ、さらJPEG などで圧縮すると歪みが出る。歪みはどれだけ圧縮するかによるた

め、同じ歪みを再現するのは難しい。従って、Nature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じたとしても、画像の歪みを正確に再現することは困難である画像圧縮に伴いブ口ックノイズが生じて元画像にはない色が出ることがある。以上のことから論文に掲載された画像は、提出されたライブイメージング画像の1 コマと考えてよい。

評価く見解

元のライブイメージング画像から論文に掲載された静止画像が作製されたと解するのが相当であるc 投稿の際に用いられた画像に歪みはな<、一方、論文に掲載された画像では歪みが見えることからNature 編集部における図の作成過程で、この歪みが生じた可能性がある。画像圧縮した時に生じる画像の歪み(ブ口ックノイズ)についても広く知られているところである。従って、動画からこの図を作製する過程には改ざんの範畷にある不正行為はなかったと判断される。

調査結果

若山氏より、この2 つの画像はいずれもSTAP 細胞から作製したキメラマウス胎児ひとつを、異なる角度から同氏が撮影したものである、それぞれの画像帰属を整理した上で、他のキメラ胎児画像とともに電子ファイルで小保方氏に手渡したとの説明があった。

小保方氏から、同氏が上記2 つの画像を若山氏から受取L )、笹井氏と共に論文用の図を作製した、論文の構想の初期過程では、FigZg 下の画像はsTAP 細胞とFI - SC との比較のためのコント口ールとして使用することとして挿入することとなり、小保方氏が挿入した、その後、笹井氏の執筆過程で、構想が変わり、図の1 ― 頃番を変えたため、この画像不要になL )、この図についての記載も一切行わないことになった、しかし、そのことに気づかず、削除することを失念したままであったという説明を受けた。笹井氏か引ま、同旨の説明に加え、削除することを失念した状態のままで投稿し、論文修正校正過程でも看過したまま論文発表に至った、図の作製の具体的な作業に当たっていた小保方氏に対して、削除の指示をすることも失念していたとの説明を受けた。

FigZg 下の画像は、胎盤でのGFP の発現を示したものであるが、FigZg の本文及び図の説明では、胎仔でのGFP の発現を説明しており、FigZg 上の画像けが記述されている点を確認した。また、当初の論文の構想過程で考えられていた図の配置を示すとする作成情報付きのファイルや該当する実験ノート部分コピー等が提出された。

評価く見解

Figure lb (右端パネル)の胎盤蛍光画像とFig 29 ( T パネル)の胎盤蛍光画像は、同一のキメラに由来する画像である。他にも本文や図の説明の中で言及されていない図が存在することから、GFP 陽性細胞存在を示すためにFig 29 (下パネル)の図が配置されたと解する余地もある。論文構想の変遷のすべてを記録したデータが保存されていなかったため、その変遷を説明通りに復元するには至らなかった。しかし、上述の作成情報付きのファイルデータの内容を検討したところ、当初の論文の構想過程に異なる図の配置を検討したとの説明と矛盾するものではなく、異なる図の配置を議論していたデータであると解する余地が

ある。

論文では、本文及び図の説明の中で言及されていない図が他にもあるので、他の図に関する説明がないことについても検討したところ、失念とは別の理由によって言及されていないと解することもできる。悪意があったことを直接示す資料等も存在していない。とすれば、規程に定める「改ざん]の範畷にはあるが、その行為について「悪意」があったと認定することはできず、研究不正であるとは認められない。

2 一5 調査経過(調査継続中の項目フ

本項目における下記4 点については、研究不正が行われたか否か、について事実関係をしっかりと把握した上で判断するためにさらに期間を要する。現時点で把握された事実について調査経過として報告する。なお、今後、所定の調査結果及び評価く見解)が得られた時点で報告を行う。

調査経過

小保方氏と笹井氏の連名により提出されたFigure 11 の元になったゲル写真電子ファイル実験ノート類および同図の作成経緯と方法の書面による説明、ならびに同二氏からの個別の聴取内容を精査した結果、Figure 11 の図は2 つのパルススフィールド電気泳動ゲル撮影した2 枚の写真に由来する加エ画像であることを確認した。同電気泳動においては合計29 のサンプルを、サンプル1 から14 をゲル1 に、サンプル15 から29 をゲル2 に電気泳動し、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 がゲル1 の左から1 , 2 , 4 , 5 番目のレーンく標準DNA サイズマー力一をレーン0 として左から番記)に相当し、レーン3 がゲル2 のレーン1 (同)に相当することを、各ゲルに写った写真情報から確認した。

画像の加工については、ゲル1 のレーン1 , 2 , 3 , 4 , 5 の写真において本来レーン3 が存在していた場所ゲル2 のレーン1 の写真が単純に挿入されたものではなく、前者のゲルにおける標準DNA サイズマー力ーレーンの泳動距離が後者のそれに比して約063 倍であり、Figure 11 の作成時に前者を縦方向に約16 倍に引き伸1 ます加エをした上で後者が挿入されたことを、前者に写った挨類の位置関係縦方向への歪みから確認した。また後者については写真に淡く写ったスメア消失して挿入されていることからコントラストの調整も行われていたと判断した。そこで小保方氏に説明を求めたところ、T 細胞受容体遺伝子の再構成のポジティブコント口ールを明瞭に示すためにはゲル2 のレーン1 が適しておL )、ゲル1 とゲル2 のそれぞれの標準DNA サイズマー力一の泳動について双方のゲルにおいて、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離が良好な直線性を保っている関係にあることを確認した上で、ゲル1 の写真縦方向に引き伸ばし、標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 の写真の挿入位置を決定したとの説明があった。検証の結果、ゲル1 とゲル2 の間には、標準DNA サイズマー力一の対数値と泳動距離について直線性の保持は見られず、説明通L )に標準DNA サイズマー力一の位置情報に基づいてレーン3 を配置することが無理であること、仮にFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に近い標準DNA サイズマー力一群に絞ってそれらの位置情報に基づいてレーン3 の画像を配置するとFigure 11 のレーン3 に見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンドとは異なる位置にT 細胞受容体遺伝子再構成バンドが来ることから、説明を

裏付けることはできなかった。説明とは逆に、Figure 11 のレーン31 こ見られるT 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置に合わせる形でレーン3 の画像を配置すると、ゲル1 とゲル2 の標準DNA サイズマー力一j くンドの位置にずれが生じることから、Figure 11 の画像加エ時には、標準DNA サイズマー力一を基準にしていたのではなく、T 細胞受容体遺伝子再構成バンド群の位置を隣接するレーン4 のそれらに合わせる形で図の挿入が行われたことが示唆された。

電気泳動されたサンプルについては、実験ノート類などの記載やサンプルチューブのラべルなど小保方氏から提供された各種の情報は、Figure 11 のレーン1 , 2 , 4 , 5 は論文の通りであること、論文で「LymPhocytes 」とラべルされたレーン3 はCD45 + / CD3 + T ' J ンパ球であることを示していた。

( 2 )論文1 のMethod の核型解析に関する記載部分が下記の論文からの盗用であるとの疑いが判明し、この点についても調査した。

Guo J etal ; Multicolor Karyotype Analyses of Mouse embryonic stem cell In Vitro Cell Dev Biol Anim 41 ( 8 - 9 ) , 278 - 283 ( 2005 )

調査経過

小保方氏は、若山氏がチームリーダーをしていたCDB ゲノム・リプ口グラミング研究チームく以下「若山研」という0 )では、核型解析を日常的に行っていたが、若山研で使用されていたプ口トコールの記載が簡単であったので詳しく記載した方がよいと考えて詳しく記載のある文献を参考にしたが、引用を忘れたと説明した。論文のMethod 部分は小保方氏により作成された文章であることを同氏に確認した。小保方氏は何らかの記載をコピーしたという暖昧な記憶を持つ様子であったものの、この文献そのものを保有しておらず、この文章の典拠については覚えていないと説明した。文章の類似性、小保方氏がその手法を熟知していなかったこと、実際に行われていた実験と記載が完全に合致しないことから、この記載はGuoJ らによる論文の記載を何らかの方法コピーしたものであると認められた。

( 3 )笹井、若山両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Method の核型解析の記述の一部に実際の実験手1 ― 頃とは異なる記述があった。

調査経過

この核型解析の実験は、小保方氏と若山研のスタッフによL )行われ、データは小保方氏に渡されたとの説明を若山氏から受けた。細胞サンプルの調製は小保方氏によりMethod に記載された通L ) l こ行われたが、ハイブリダイゼーションとイメージングは、若山研のスタッフにより、記述とは異なり、APP - ied sped 「al lmaging のSKY FISH システムを用いて行われたとの説明を若山氏から受けた。作成情報を含むこれらの画像ファイルが提出された。若山氏は、このMethod 部分は小保方氏により書かれた、小保方氏がハイブリダイゼーションとイメージング部分の実験の詳細を知らなかったため、この間違いが生じたと推測していると説明した。

( 4 )笹井、小保方両氏から、以下の修正すべき点が見つかったとの申し出を受け、この点についても調査した。論文1 : Figure Zd , Ze において画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像酷似する点。5

調査経過

2 月20 日に笹井氏と小保方氏より、修正すべき点についての申し出とこれに関する資料の提出を受けた。申し出の内容は、論文1 の牌臓の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いたという記載が、実際には骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像であることと、正しい画像に訂正することを考えているという2 点であり、提出された資料は、実験過程を示す資料と作成情報を含むこれらの画像ファイルであった。小保方氏から、それぞれの実験過程で、牌臓及び骨髄に由来する血液細胞のサンプルに対し、いずれもhemato ( hemat 叩oietic :血液系の意味)というラべルを用いていたため混乱が生じ、同氏において画像の取り違えをしてしまったとの説明を受けた。提出された資料等により、この2 つの実験は全く違う時期に行われていたことが確認された。一方、上記の骨髄の造血系細胞から作製したSTAP 細胞を用いた画像は、小保方氏の早稲田大学における学位論文に記載された画像酷似することが判明した。データ比較から、これらは同一の実験材料から取得されたデータであると判断せざるを得ない。学位論文では3 - 4 週のマウスB6 骨髄細胞を細いピペットを通過させて得られた多能性幹細胞スフ工ア)を用いて実験が行われたと記載されていることを確認した。すなわち、修正前の論文1 のデータ学位論文作成時に取得されたと推定されるが、実験条件の記載が学位論文論文1 とでは異なっていることが確認された。

また、この申し出の際、これらの図が小保方氏の学位論文に記載されたデータであるとの言及はなかった。

3 その他の事項

論文1 のMethod のBisulphite sequencing の記述の一部に、他の論文と似た記載があることが認められた。記述は8 行であるが、似た記載のうち大半は、プライマー配列と頻繁に行われるPCR 実験記述であり、必然的に良く似た記述となる。そのため、このような似た記載は、多<の論文に見られる。盗用の範畷にないものであった。

以上

○ 手1 学酬究上の不正行為の防止等に関する規程

平成24 年9 月13 日規程第61 号)

目的

第1 条この規程は、独玉目う攻法人理化学研究所(以下研究所」という0 )の研究者等による科学酬究上の不正行為(以ド1 研究不正」という。)を防止し、及び研究不正が行われ、又f まその恐れがあるときに、迅速かつ適正に油志するために必要な事項を定める。

k 定義

第2 条この規程において… 研究者等」とf ま、研究所研究活動に従事する者をいう。2 この規程において「研究不正」とは、研究者等が研究活動を行う場合における次の各号に掲げる行為をいうD ただし、悪意のない間違い及び意見の相違は含まないものとする。( 1 )掲告データ研究結果を作如上げ、これ

2014-01-07

サッカーファンとしては、別に新国立競技場いらない

1.現国立競技場を改修する必要があるのは認める

 前の東京オリンピックの時に建てた50年前の建物からそろそろ限界が来ているというのは確かだし、それ以降に起こったスタジアム安全への配慮とかバリアフリー化とかその辺の理由で、現在国立競技場ではサッカーW杯が開けない。決勝が、ではなくてどんな試合でも。そんな理由で建て直すわけだが……

2.帯に短くたすきに長い新国立競技場

 陸上競技で8万人入ることなんてオリンピック以外ありえないから「陸上競技のことだけ考えるなら」8万人とか大きすぎる。

8万人入るイベントの候補として第1にはサッカー代表戦、第2にアイドルコンサートが考えられているんだけど、『新国立競技場を、サッカースタジアムとして見たら』陸上トラック邪魔サッカーファンとしては、できるだけ近くまで寄って試合を見ることのできるフットボール専用スタジアムが良い(ちなみにサッカーだけでなくラグビーアメフトにも使えます)。なお、首都圏で大きなフットボール専用スタジアムとしてはさいたまスタジアム(収容6.4万人)がある。味の素スタジアム現在陸上トラックがないが、当初の計画では陸上競技を含む多目的スタジアムになる予定だったのでピッチスタンドに距離があるのが微妙。良いスタジアムではあると思うけどね。

 アイドルコンサート用途としては否定しないけど、サッカー視点からすると、芝が荒れるので困る。サッカー場ではないがほっともっとスタジアムをAKBの握手会に使ったら芝が荒れまくったこともあったし、そこまで荒れたわけではないがももいろクローバーのライブに使った後の日産スタジアムの芝も痛んでいたAKBももクロを批判するつもりはない。ただ、『どの用途を優先するのか』をはっきりさせてほしいし、日本気候を考えると冬が寒く(註:緯度の割には)夏に蒸し暑いので芝生の養成に向いていない。その辺を考えるとサッカー試合アイドルコンサート会場は両立出来ないと思う。

3.どのクラブホームスタジアムにするか、しないか

 中間解としては、『オリンピックの期間は陸上トラックを設置して、オリンピック終わったら陸上トラック撤去してフットボール専用スタジアムにする』という考えもあるが、これはこれで問題がある。東京の中心地にフットボール専用スタジアムを作ったら交通アクセスという面では申し分なく集客増が見込まれるためFC東京東京ヴェルディ移転したがると思うが、そうなると味の素スタジアムとの兼ね合いが問題になってくる。一方だけ移転するのではしこりが残るのが目に見えている。新国立味スタの双方を、FC東京ヴェルディが共有すると、公式のグッズショップとか作れなくてこれもまた微妙

 ならば、フットボール専用スタジアムで、どのクラブホームスタジアムでもなくて、代表戦カップ戦の決勝と高校サッカー等だけ行うスタジアムにすれば……というのは絵に描いた餅だ。大型スタジアムでそういう立場スタジアムイギリスウェンブリー・スタジアムフランススタッド・ドゥ・フランスくらいで、ドイツにもスペインにもイタリアにも無い。(ベルギーオーストリアに一応あるが、後者はウイーンのクラブUEFA大会に出場したときホームスタジアムには使用される)。今の日本フットボール(ラグビーアメフトを含めて)事情からすると大きすぎる。将来、そういうスタジアム必要にするようになって欲しいところではあるが。

4.というわけで結論

 新国立普通に陸上競技場としつつ収容人数だけ減らしたらどうですか?

2013-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20130924064649

ねえねえ、その、「我々」ってのも英語教育の現れなの?

特進クラスのものだとは別に思ってないし、実績が無い上直ぐに中止にしてる辺り最初から実験なのは明らかな訳で。

自分高校生の時、数学現国?以外の授業はすべて英語で行われていた。

というか具体的には英語とその他…倫理だったかな?よく思い出せない。

学校日本にあったし、教師以外は日本人だった。

これも何言ってるか全然からない。結局どの教科が英語だったのか。数学現国以外が英語、で、なんで具体的にいうと英語倫理だけになるのか。

学校で4つしか授業やってないん?

てか、むしろ数学なんて一番英語でやっても分かりやすいもんだろ。

なんで現国だけ分けるか意味不明だけど、漢文英語かね?てか、古文は?わざわざ英語で訳すの???

すべて、ってのが全くの嘘で、倫理の授業だけが英語か?

何にしろ倫理なんて、誰も勉強しないで60点70点取れる上に他の教科とかぶらないから皆ノー勉で受けるもんじゃん。今の制度は知らんけど、少くとも数年前までは。

トンデモナイも糞も無いんだけど。

あと、英語国語別に問題ないし、数学日本語がまともに出来てちゃんと数学レベルがあれば、英語だけで学んでも余裕だろう。

理科科目も割とそうだろうな。化学名前とかはちょっとあれだけど、4択だしな。余裕だろ。

教師以外が日本人ってのも意味不明インターナショナルスクールでもないんだから当たり前じゃん。最初から特別クラスからしてるとか言ってるんだし。

教師以外が日本人で、で、結局教師は?

私は実際そのあとの大学受験センター試験を利用することは無かったよ。

海外に行ったの?そうでないならただ逃げただけだよね。別に英語で授業受けててもちゃんとした学力あれば上に書いたようにそれなりの大学までは余裕だよ。

2次のが余計大変だろうし。英語だけで入れる様な大学もあるだろうからそれなのかな?何のために大学行ったのかな?

大学英語教育する云々の前に、大学で何をしたのかな?

せっかくトラックバックを頂くのであれば、大学講義をすべて英語で行うことにこんなメリットがあるんじゃないかみたいな話を聞けたほうが良かったかとは思うけど、特に私が「これこれについての意見を求む」なんて書いた訳ではないからまあこれは勝手な願望だね。

そういうとこはあるじゃん?で、企業はそういうとこ好んで取ってるじゃん?それが何の意味があるかは別だけど。

まあ、普通に海外交流がある企業なら便利だけど。

大学の授業自体は殆ど学生なんて何も意味が無いんだから(結果的にそうしてる。内容どうこう以前にまともに学習すらしない)

どうせなら英語でもやってた方が何らかの意味にはなるだろ。そのために「勉強する」姿勢も得るし。

結果的には余り成果出てない感じだけど。まだサンプル少なすぎるし、そういう大学教育方針自体が特殊すぎるからからない事は多すぎると思うけど。

秋田の新しい学校とか、ホントか嘘かしらんけど、もう缶詰みたいなので勉強させてるよね?

あれがいいかどうかは知らんが、ま、少なくともその辺の学生よりは「勉強」はしてるだろう。




あと、そのまとめは大学院まで言及してるが、理系だけかもしれんが、俺が居た大学は、大学院では学生が一人でも英語でやることを要求した場合

絶対に英語でやらなくちゃいけない、という決まりはあった。(教授が毎回最初の授業で聞いてた)

最初に聞いてた、で分かるように、基本的には日本語でやってたけど。敢えて英語でやったところで意味が無い、って愚痴ってる人も居たけど。

逆に学部の授業すら、英語でやるから、っていう教授も居た。(普通に理系の専門科目)。

まあ、研究やらなんやらで必要になるから英語なんてやるしか無いし、そもそもその程度出来ないなら来るレベルじゃない、って感もあったし。



ちなみに、知り合いがスイス大学院修士の時に1年留学みたいに行ったが(日本修士を1年休学)

そこではフランス語の授業だったって。英語じゃなくて。(そいつ理系のくせにフランス語まで簡単に覚えやがるおかしすごい奴)

から別に大学院ですら、すべて英語でやる、ってのは別に世界標準ではないんじゃない?

2013-08-03

麻生太郎の某ナチス発言を検証してみた

前回、『麻生太郎の某ナチス発言を解読してみた』(http://anond.hatelabo.jp/20130801210220)を書いた者です。


先日、麻生太郎ナチス発言の音声が公開されました。

前の日記で、「動画が公開されていないので解釈割れている」と言いました。

撤回します。

音声を聞いてさらに混乱しました(笑)


正直、麻生太郎については好きでも嫌いでもないので、前回の解読は国語テスト感覚で楽しくやってました。

(一応、10年以上前ですが高校模試現国偏差値80以上取ったことあります理系でしたが(笑)。)

前後関係ナチス歴史から推測して、それなりに自分なりに納得した形で解読したつもりです。

発言全体から見れば「手口に学ぶ」=「(反面教師として)教訓に学ぶ」として捉えないと全体的な整合性が取れません。

しかし音声を聞いて、「あれっ?」となりました。

問題とされたあの「手口に学ぶ」の発言の時に会場から笑いが起きているのです。

私の解釈だと割と真面目な話なので、笑いが起きるのはあまり考えにくいです。

まり、いわゆる『あの発言はブラックジョークだった』説です。

わざと本音とは逆のことを言って、(会場の聴衆もそれを分かっているので)笑いが起きているという可能性です。


分かるか、そんなもん!!!(笑)


そのあたりの解釈も加えて、これまでの一般的に多い解釈検証してみましょう。





=====

①『手口に学ぶ』=『ナチスを見習ってこっそり静かに憲法改正するべき』説

今回の発言が大問題だと捉えている人達に多い意見です。

ニュース等でクローズアップされてる「あの手口学んだらどうかね。」の前後の発言だけを聞くとそう読み取れるのも無理はありません。



矛盾点】

麻生氏は「憲法改正は狂騒の中で決めてほしくない」と前置きした上で、ヒトラーの台頭を例に出し、「憲法はよくても、そういうことはありうる」と指摘してます

「そういうこと」とは「ヒトラーの台頭」のことですし、「憲法はよくても」に続く発言ですからヒトラーは悪い例であることは明らかです。

「例」とは視聴者に分かりやすく説明する時に用いるのが普通ですから、良い例としてヒトラーを出しては意味不明です。

よって狂騒の例としてヒトラーを出していることになります

そうすると『ナチスを見習ってこっそり静かに~』という解釈は非常に違和感があります

また、ワイマール憲法ナチス憲法に変わった経緯で、「だれも気づかないで変わった」と言ってるのに、その直後で「みんないい憲法と、みんな納得して変わった」と言っており、「どっちやねん!」っていう話です。


さらに当時のドイツ不景気議会への不満で混乱期でしたから、狂騒とは反対の『冷静に慎重に』の例に出すのはおかしいです。

この①の説を主張している人の中には「麻生氏の歴史認識が間違っている」と批判する方も多いですが、その前のヒトラーの台頭の歴史認識は合ってます

民主主義ヒトラーが選ばれたことを知っていて、全権委任法が可決された当時のドイツの混乱を知らないのは少し違和感があります

しかもわざわざヒトラーを例に出すということは、それなりに知識に自信が無いとできませんし。





②『手口に学ぶ』=『(反面教師として)教訓として学ぶ』説

これはすでに前の日記と上で書いちゃったので割愛




ブラックジョーク

今回音声が発表されて有力になった説です。

ただし、「静かに冷静に」の例えがヒトラーなのがおかしいのは①で述べたとおり。

狂騒の例としてヒトラーが使われなくては辻褄が合いません。

ではどのような意味でのジョークだったのか。

麻生氏の発言は憲法改正の話から靖国神社参拝の話へと移ります

そして騒ぎのきっかけとなったマスコミを批判します。

この次に出たのが『ナチスの手口に学ぶ』発言。

まりこれは日本憲法改正の話ではなく、「靖国神社の参拝の仕方として、狂騒にまぎれて憲法改正を行ったヒトラーの手口を学んだらどうか」というブラックジョークです。

常識的に実際そんなことできるわけありません。)

靖国問題の例えだとすると、その前の「だれも気づかないで変わった」というのは「ドイツ国民が~」ではなく「諸外国が~」という意味に取れます

したがって、「みんないい憲法と、みんな納得して」の主語は逆に「ドイツ国民」で、「狂騒の中で、あの危険ナチス憲法が良い憲法だと国民みんな勘違いしてしまった」という解釈であれば意味は通ります


矛盾点というか問題点は、これだとせっかくヒトラーを狂騒の例えとして出したのに、その意味が薄れてしまます

非常にややこしいジョークです。





といった感じです。

ここで、あえてもう1つ説を付け足してみます(笑)


④『麻生太郎本人は②のつもりで言ったけど聴衆が③だと思って笑ってしまった』説

そのまんまです。

可能性は少ないですが(笑)








あくまで個人的な感覚ですが、①の説だったら確かに大問題でしょう。

②や④だったら全く問題なく、ただのマスコミ暴走なので騒ぎを大きくしたマスコミはきちんと釈明しないといけないと思います

③の場合微妙だと思います

今回の騒ぎが誤解であることに間違いはないので大問題ではないと思いますが、政治家ジョークナチスを使ったことはまずいと思います




色々書いてみましたが真相はまだ分かりません。

ただ①を信じて疑わない人や冗談に聞こえない人は「麻生太郎ナチスを肯定するような危険思想を持っている」と確信しているということですから、ご自分危険思想テロリスト素質を持っていることを疑った方がいいと思います

この件に関わらず、今後もニュースは中立的な立場で落ち着いて見ていきたいと思います

2013-08-01

舌禍騒ぎについて

思えばセンター試験現国の点数が上がりだしたのは「まああんまり複雑なことは考えてないよね」となめてかかるようになってからだった。

おかげで「行間想像する」という緩やかな知性を涵養する能力は減退したように思える。

2013-07-14

キミも同級生や同僚のTwitterアカウント特定できるかも?っていう話

前に話題になってたこれ

【注意】こんなにあった!あなたの自宅が特定されるツイートまとめ - いまトピ - goo

この記事を見て「別にゲリラ豪雨とか書かないからなー」とか、いまいち危機感がないフォロワー達がタイムライン結構いたので、特定する手法のもう少し本格的なやり方をいくつか紹介してみる。注意喚起も含めて。

本当は自分ブログで書けばいいのだけど、そのままアップすると「話は分かったけど、こいつキモイわー」って言われそうなので増田で書く。

ヘタレですまん。


まずそもそも特定ってなに?という話から

ツイートだけで見ず知らずの人を特定するのは難しい・・・

そのまま顔写真を載せているとか、本名アカウントとってる・・・は論外として、写真EXIF位置情報がつくことも無く、foursquareとかも使って無い、っていう状況だとするとツイートだけから身元を特定っていうのは難しい。ゲリラ豪雨や雷のツイートからから仮にさいたま市って判明してもねー。


けれど、ひとことで「特定」と言っても2種類ある。

この2種類。


前者は難しいし手間もかかる・・・けど実はやれないこともない。だけど文字だけで説明するしかない増田だと手口の解説が面倒だし、試しに文章も途中まで書いたものの冗長になりすぎて断念。気が向いたらその手法を紹介したのをまた別に書くかも。

でもって、本題の後者

ネットで会ったこともない人間でなくて、顔見知りの知人や友人・親戚、同級生先生、同僚や後輩・上司なんかのアカウント特定する、っていうのであれば事前にある程度の情報を取得できてるから、意外に可能だ。


そんなわけで皆も周囲に気になる人がいたらやってみるといいんじゃないかな。



で、以降はその手口の解説

セキュリティは弱いところから探るのが定石

ターゲットは知り合いということでこの場合、氏名・年齢・性別、大まかな居住地や勤務先(または学校)なんかは当然知ってるという状況だと思う。さらケータイの機種と、あとできれば画面をそれとなく見てTwitterクライアントアプリも分かるとやりやすい。


探し方としては、まず素直に名前出身校・所属している会社名で検索して本人の実名アカウントがヒットするか調べよう。あとTwitterメールアドレスでも検索できるのでその手も有効だ。運が良ければそこで終了。


ダメだったら今度はターゲットの友人・知人を調べていく。

Facebook流行っているおかげか、友人を何人か調べていくと割と本名でヒットする人間がいるので、特定はやりやすくなってきて良い時代だ。ターゲットの友人がヒットしたら、彼(彼女)のFacebook投稿Twitterを調べていって、フォロワーターゲットらしき人物のアカウントが無いかチェックする。

もちろん、ターゲット話題があるか、または顔写真なども探していこう。


この段階では確実に一人に絞れないことも多いだろう。

まだ同定できなくても、この人はターゲットかなー?でも違うかもなー?・・・っていうユーザーが何人かいたらどんどんフォローしていこう。このときは勿論、本アカウントでなくて捨てアカウントフォローしていっても良いんだけれど、もうちょっと手間をかけてスパムっぽくするのがコツ。その対象者だけしかフォローしないと怪しまれるので、同時に適当な人を十数人まとめてフォローして

「ボクはスパムですよー」・・・と思わせておくと良い。数日過ぎたらその他のフォローは外せばいいし。

それで何日か、もしくは何週間かツイートを見ていくと、

両毛線人身事故で遅延」とか

夕陽がきれいだった」など

投稿されていくはずだ。例えばターゲットさいたま市学生のはずなのに「出張で~」とか、日本海に沈む夕陽写真とかが投稿されていたら、そのアカウントダウトとして除外していく。

そうすると徐々に絞られていずれは特定できるはず。


これは実際にやったときの事例で、話せるくらいのケース

前に高校教師をやっている友人から、生徒のツイッター利用状況をそれとなくリサーチしたい、という話をされたことがあった。相談っていうより、飲み会雑談レベルで、別にきっちり特定してどうこうする、っていうわけでなく最近学生の動向を知っておきたい・・・くらいのふんわりとした内容だったので、探す方法をいくつかアドバイスをした。


上に書いた通り、まずは素直に本名学校名で検索するのが最初手段

さらに同じ高校内なら学校行事も授業内容も把握できるわけで、短縮授業や創立記念日とか定期的にそういうキーワード検索することを薦めた。この時のコツとしては

現国」「考査」「コンピューター室」といった社会人は滅多に使わない学生特有言葉だと精度高く検索できるとか、他には「自動車学校」を「車校」と省略するのは高校生独特の表現なのでそれも使えるとか。


あとは

みたいな感じの外部では分からない、その学校特有出来事ときには狙い目!・・・ということも教えておいた。当然、学校近くのお店、パン屋スーパーなどの店舗名有効


結果的にはおそらくそ学校の生徒らしいユーザーを何人かピックアップできたようで、それをフォローしてときどきチェックしているようだ。もちろん捨てアカウントで。

今回は学生の利用状況を知りたいということだったので、誰が誰のアカウントであるのか?という特定までは目的でないからやらなかったケースだけど、中には顔写真を載せまくりバレバレの子もいるらしい。



このとき学校の話だったけれど、同じ会社の同僚や上司でも応用は効く。

上でも紹介した方法で、ある程度目星をつけたターゲット(らしき)アカウントがいくつかピックアップしてあるとして、特に出張研修とかのスケジュールを把握できれば判断やすい。普段の生活圏と違って出先でなら結構気軽に食事の写真位置情報つけて投稿することも多いし。

他に特定やすパターン会社で受ける資格試験勉強とかね。

「今ワタシ頑張ってます!」アピール勉強ツイートとか、

試験の日に「終わったー!」みたいなことってみんな書くし。

あとは病欠ときも「ワタシ体調不良ですツイート」も多いかな。そういう顔見知りだから知り得る情報で丁寧に追っていけば、公園スパイダーマンの格好をしたニュースサイト管理人の同僚と遭遇できることもあるかもしれない。



・・・よくタイムラインに、取り引き先の愚痴を書いてるフォロワーさんがいて、もしも同僚や上司アカウントがバレたら大丈夫かな?と他人事ながらヒヤヒヤするような内容までツイートしてることがある。

例えばの話、同僚がこっそり会社にタレこんだらきっと困るんじゃないかなー、とか思ったり思わなかったり。


反対に、特定されないための対策とは

特定する手段はあるとして、では逆に特定されないための方法はどうすればいいか?というと、これがなかなか難しい。

何度も書いた通り、自分がどんなに気をつけていても友人が実名バリバリ活動していると正直どうしようもない。そんな友達なんざ縁を切ってしまおう・・・とは実際いかないだろうし。

から当たり前の話だけれど、もしも特定されて上司先生家族に読まれしまっても困らないようなツイートを心がけるのが重要になる。大学に入ったら現状お酒を飲む機会はあるだろうけれども、20歳以上になるまでは飲酒をしたことは書かない。有名無実法律とは言え、法は法。未成年飲酒だけでなく、喫煙、あとは自転車の二人乗りなんかでもNG

ネットの人って権威をかさに着て正義を振りかざすのが大好きなので、そういう部分はマジで気をつけよう。


ただ一応対策としてお薦めなのはベタな手だけど、Twitterプライベート化。

でもこれも安心できなくて、優しい人だと装ってフォロワーになっていく手口もあったりする。

他の対応策としては本アカウントとは別にもう一つアカウントを取って普段のことはそちらに書くようにする方法。つまり特定されてもいい内容ばかりを投稿したアカウントと、愚痴趣味話題を書くアカウントとは完全に分けること。当然それぞれにつながりがあることは誰にも明かさない。

あとは、適度に嘘を混ぜるのも有効かな。行ったお店のことを書くときも嘘じゃなくても日付をぼかすとか。



でも突き詰めると、絶対に特定されたくなければそもそもネットになんにも書かなければ一番いい、っていうことになるんだよねー。Twitterの利用を始めっからしない方がいいよ、というのが結論かな。



ここから追記

1年後にまた似た内容のことを書いたので、こちらからリンク貼っとく。

カフェで写真撮ってツイートしてる人のアカウントを特定する方法 - はてな匿名ダイアリー

2010-04-01

国家公安委員長が、朝鮮籍女性内縁の関係にあるという事が暴露されている。

国家公安委員長が、朝鮮籍女性内縁の関係にあるという事が暴露されている。

現国公安委員長は独身だから問題無いと主張しているようだが、妻を自殺させたから独身になっているわけで、家庭内の事すら仕切れないのに、警察庁を仕切れるわけが無い。そのうえ、今度は朝鮮籍女性議員宿舎カードキーを渡すほどの関係という事である。

自民党ならば、女房自殺させた時点で県連が支持を取り下げて引退に追い込まれるのだが、民主党には、そういった自浄機能は無いのであろう。幹事長自ら、横領した政党交付金で買い込んだマンション中国人と南鮮人の女性を囲っていたくらいだから、このぐらいは民主党的には当然なのかもしれない。

民主党に票を入れた女性に、今の気持ちを聞いてみたいものである。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html [2010.3.26]

2010-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20100126203117

ああ。やっぱり。アンタの指摘通りカン違ったわ俺。ググレカス

以下V/O。

1)道徳では無く、現国の可能性有り。うろおぼえ。

2)小六では無く、中三の可能性有り。うろおぼえ。

ちなみに『素顔同盟』自体はちゃんと存在した。

すやまたけし作ですね。ググって下さい。

           〜T/H

2009-12-27

読書映画で見る)大人/子供、そして批評哲学

確かこれは高校の現国の授業でやったネタだ。

「大人は読書をする時、それまでの経験を踏まえ、解析を試みながら”読む”。つまりは半ばその是非を疑いながら読むのである。」

子供読書をする時、経験が無い為に移入する。そのものに成り切ってしまうように。その世界観に染まるのである。」

これも極端な話だ。読書中に大人がスキゾで子供がパラノとはね。

と考えると、ワタシは「読書中に限り」子供パラノイアだ。自分で言うのもアレだが、移入の鬼だろう。

小説キャラクター台詞をパクってそのものに成り切ったりとかね。コスプレだよコスプレ(笑)

しかしながら、普段のワタシはそれを否定する。裏切る。

網状言論F改』だろう?「オタク」の奴。アレは当初物凄い没頭した。

でな、2年前に裏切ったんだ。呆気なく。切っ掛けはスラヴォイ・ジジェクだった。(例の東さんもお好きなようですが・笑)

要するに「裏切りの過程」を全部見せていた訳さ。ひょっとすると、今までに無いパターンだったのかもしれない。

「そのものに移入し、それが後になって全否定される。」という強烈な振り幅。

因に『身体なき器官』の冒頭に有った「対話こそ哲学に対する最も際立ったアイロニーである。」は今でも正しいと思っている。

山月記』の詩人は人と一切交わらず虎に成っただろう?虎のままで居たければ人と交わらない事しか無いんだろうか?

哲学コミュ非コミュ詩人/虎、大人/子供。それにな、今は「メディア」が介入する。

情報公開/非公開という要素は案外無視出来ない。過去日記は非公開にしている。

最近じゃ「自分の所有物である」という主張すら止めた。だから増田。それも今年で終わりにしようと思う。20世紀が終わったからだ。

でもこの状況でも「怪物」と言えばマイルス・デイヴィスだ。エヴァンゲリオンの方がネタとしては解り易いかもしれない。

TV版の最終回は単なる「悪戯」だ。だが「通過儀礼」でもある。

アニメという強シンクロ、「見たまんまが総て」という全能感からたった2晩でそれを総て裏切る。

と言っても所謂「酷いオチ」では無く、総てへの裏切りである。失恋に近い感情を抱いた人が多かったのだろう。

(これ実際有りましたよそりゃ。良い歳こいた大人が「はぁ〜」とか言いながら人生語ったりするのよ。エヴァ語りながら・笑)

で、次の映画版ラストは前も言ったけど「中途半端な破滅願望」な。

失恋すると世界が終わるような幻想を抱く事で自分精神を防衛する」これはアンナフロイトが言っていた事だけど、

世界が終わっても結局シンジアスカが残っていた訳。これは新しいパターンだよ。「破滅した。だが人類は滅亡していない。」

後輩の女の子エヴァ劇場2作を振り返ってこう解釈していた。「あれはアダムとイヴなのだ。」とね。

で、次だよ。今のシリーズ

アニメは言わば強シンクロ世界だ。そこに映る物で総てが説明出来る。」とは『アフロディズニー』のネタなんだけど、

先の『破』はとてつもない強シンクロ世界シンジは男らしく、レイは女らしくなった。恋をして、守ろうとした。言うなればただそれだけ。

それだけに素晴らしい。監督自分の望む世界を雄弁に語った。それに尽きると思う。

評価は分かれたな。移入出来れば、まるで自分が恋をしているかのような感情すら抱くと思うし、

出来なければアレだ。「今更庵野と手を組む気は無い」とか言ったりする。両方ともファザコンに近いなぁもう。

東の新作は実はコッソリ読んでみようと思う。哲学談義が現在大パニック状態なだけに多分面白い。(好事家なので)

やっべ。クソ長ぇ文に成っちまった。多分こんなのまともに読まれないだろう。

(まぁ、誰か読んでくれるかもしれないからこのまま落とす。)

http://anond.hatelabo.jp/20091226193955

2009-12-15

天皇の「政治利用」は霞が関トリック

西松建設事件で民主党小沢一郎代表(現幹事長)の秘書逮捕されたときも思ったが、わたしの頭がおかしいのか? 世間のほうがおかしいのか? とにかくどうかしていると思う。

 先週末からさかんに喧伝されている「天皇政治利用」問題だ。あれのどこが政治利用なのかまったく理解に苦しむ。ことの経緯を冷静に検証すれば、「100日ルール」をミスったのは官僚不手際だったことがわかる。それを官僚が「政治利用問題」にすり替え責任回避しているに過ぎない。こういう責任逃れ、保身に関する官僚の智恵は本当にすごい。しかし、それは国益にも何にもならない。しばらく《THE JOURNAL》をさぼっていたが、あまりにデタラメなので復活することにして。しかし、本当はわたしの頭がおかしくなっているのかもしれない......。

 新聞報道によると、そもそも中国側から「国家指導者クラスの来日を打診されたのは前政権下の2009年の初めだったという。外務省は当然、これに対する準備と情報収集を始めたはずだ。もし、始めていなかったら職務怠慢というほかはないが、"優秀"な外務官僚がそんなミスをするはずはない。周到な準備の中で習近平国家副主席が来日することはつかめたはずだ。習が次期主席の最有力候補であることは、チャイナウォッチャーなら誰でも知っていることだからだ。もし知らなかったとしたら、外務省はバカである。知らないはずがないのである。そこで、次に外務省がやるべきことは「前例」のチェックである。

 調べればすぐに分かることだが、1998年に胡錦濤現国主席副主席として来日した際、天皇陛下と会見している。となれば、次期主席を確実視される習副主席の来日に際し、陛下との会見要請があるのは当然、予測できただろうし、外務省としてもその準備を始めたはずだ。なにごとも根回し優先の霞が関で、ここまで簡単に素人でも予測できる事態を前に何もしないはずはない。当然、この段階でどのレベルかは不明だが、内々で宮内庁にも意向を伝えていたはずである。もし伝えていないとしたら、それこそ職務怠慢である。

 宮内庁側も、当然こうした動きは察知していなければならい。本当に天皇陛下の体調をおもんぱかるなら、それに影響を与えそうなあらゆる情報を収集していなければならない。とくに外務省の動きは、「要人来日=陛下との会見」と直結しているだけに、常に連絡を密にすべき相手である。中国側から要人の来日が打診された年初の段階から、両省で連絡を密に取り合い、情報共有していなければならない。していないとしたら職務怠慢である。

 新聞報道によると、最終的に中国側から習の来日を伝えてきたのは10月だったという。あわせて天皇陛下との会見を希望していることを伝えられたそうだ。しかし、そんなことは外務省宮内庁もとっくに知っていなければならない事項だ。なにしろ、素人のわたし(山口)が考えても容易に想像できることだから。もし、知らなかったとしたら、その職に留まる資格はないといえる。

 役人仕事は、ここから「ルールに合わせる」ことだ。習副主席の最終的な来日日程が決まらず、100日を切りそうだと判断したら、どういう方便を使ったらルール違反にならないのかを考えるのが、官僚仕事ではないか。今回はなぜか、外務省宮内庁もそれをしなかった。

 羽毛田信吾宮内庁長官によると、来日100日を切った11月26日になって"初めて"外務省から「内々の打診があった」という。これを信じろというほうが無理だ。羽毛田は、それまでまったく知らない寝耳に水の事態だというのだろうか? 外務省となんら情報共有していなかったのだろうか。だとしたら、これも職務怠慢というほかはない。

 繰り返すが、中国側は遅くとも10月には習の名前を挙げて、陛下との会見を希望している旨を外務省に伝えている。これまでの例から考えると、この段階で即、情報宮内庁に伝わらなければならない。それがなぜか今回はできていなかった。

 ミスはどこで発生したのか。単なる連絡ミスなのか、職務怠慢なのか、あるいは新政権に対する意図的なサボタージュなのか。現段階ではハッキリしないが、いずれにしても省庁間の連絡ミス情報共有できていなかったことが、「100日ルール」を犯した根本原因だ。なぜなら、ここまではすべて事務方の仕事だからだ。

 そのことを官邸政権)が知ったのが、おそらく直前になってからだったのだろう。それでドタバタが始まったのだ。羽毛田はこの動きを見逃さず、官僚側のミスを覆い隠すために「政治利用」という分かりやすいロジックを持ち出したのだ。

 「100日ルール」を守らないとなぜ、「政治利用」になるのだろう。では、バリバリ政治意図を持った要請でも100日以上前に持っていけばOKなのか。いずれにせよ、羽毛田の主張は矛盾している。本気でこれを問題視しているのなら、(根耳に水の)11月26日の段階で新聞記者に対して「官邸がこういう横紙破りの要請をしてきた。宮内庁としては容認できない」と語ればよかったのに、そういうことはしていない。しかも、最終的に平野博文官房長官電話による説得を「宮内庁といえども政府機関の一翼を担う......」などという理屈で、自らの判断によって受け入れてしまっている。つまり、羽毛田も共犯なのだ。

 今回、あえて記者に漏らしたのは、「自首」による共犯逃れを目論んだに相違ない。自ら語れば免責されると考えた、官僚の浅知恵だ。

 もし、羽毛田が宮内庁長官として本心から今回の一件が天皇政治利用であり、あってはならないことだと考えるなら、身を賭してでも会見を阻止すべきである。辞表を叩きつけて、その場で新聞でもテレビにでも出まくって、自らの主張をプロパガンダすればよかったのだ。それをせずに、長官の職にとどまり、小沢に批判されても「辞めない」と言い張るのは、結局、すべてが保身だったと言われても仕方あるまい。

 もちろん、この間に訪中を控えた小沢幹事長サイドから政府に対して何らかのア

ピールなどがあったかもしれない。しかし、あったとしても最後の最後の段階での話ではないか。繰り返すが、最終段階まではあくまで事務方の仕事なのだ。その事務方の連絡ミス(あるいは意図的なサボタージュ)を「政治利用」にすり替えていることは否定できまい。

 しかし情けないのは、こんな簡単な霞が関トリック新聞が見破れないということだ。新聞を読むと、まるで霞が関官僚が書いているような解説ばかりで驚いてします。たとえば、「100日ルール」ができたのは、陛下前立腺がんの手術を受けた2004年からだというが、ではそれ以前はどんなルールがあったのか、まったく触れていない。自民党政権下では、2004年より以前も100日を切る要請はなかったのか? 

 週刊朝日過去に、皇室関係者らの声を元に天皇の公務が多く負担がきつ過ぎるのではないかという記事を何度も書いているが、そうした声を一度として顧みることがなかったのは、羽毛田をはじめとする宮内庁官僚ではなかったか。だから、わたしには羽毛田らが陛下の体調をおもんぱかっているというのは、まったく冗談にしか聞こえない。だったら、もっと早くに公務負担を減らすべきだった。

 「陛下のお体への気づかい」という誰にも否定できないワードをそれこそ政治利用し、民主党政権を牽制しようとしているのは、羽毛田ら宮内庁を中心とする霞が関官僚ではないのか。

 なんてことに憤るわたしはやっぱり頭がヘンなのか。やっぱり新聞に書いてあるとおり、これは小沢らによる天皇政治利用なのだろうか......。わからなくなってきた。

2009-04-04

高校物理教育をやめてみてはどうか?

物理時間数学に使うとよろし。特にベクトル解析(sufix notationあたりも)と多変数微分積分視野に入れて。

で、そして幾何学の方は減らしてもいいのではないか。工学系で幾何学はあんまり使わない気がする(これは私の専攻のせいかもしれないが)

その代わりに、抽象数学に重きを置く。確率は選択にして、けど統計はやらない方向で。

どうせ文系理系なんてつまらない二分野に分けているのだから、そして学問自体も高度化しているのだから、理系理系理系にもっと偏重すればいいと思う。

ついでに地歴公民とか世界史高校ではやらないで大学一般教養にすればいいと思う。例えば大学世界史英語でやらせたりしてもいいんじゃない?英語でできないって云うのは単にできないって思いこんでるのとやらないからであってライティング偏重(かつ読書課題を読んだ上でエッセイを書かせる形にする)でいいと思うよ。英語教育英語でじゃなく英語で何かを学ぶ形にすればいいんじゃないかな。国文とかは選択にして、けど現状のような授業に出なくても単位をとれるようなものにはしないこと。何度でも言うけどできないのはしないからであってできないからではないから。

大学単位制にする。

高校は完全に理系大学への準備、すなわち大学教育一年二年の数学の基礎をみっちりたたきこんでしまえばよろし。で大学入試はそれを試験する形にすればいいと思う。その代わり試験は従来のものより長くなるがしょうがないと思うよ。定員集めのために最低限必要な学力がない学生大学に入学許可するのはどうかと思うけど、そういった最低限の知識がない学生については卒業に必要な単位を取るための必修コースとして数学のコースをとらせればいいと思うよ。まぁ4年以上かかっちゃうけどね。これぐらいに数学がわからないんだったらあきらめた方がいいということ。でも、本当に学びたい人には卒業時間がかかってしまうけど門扉を開いておくようにしておく。(まぁどうせ留年するかやめていくことになるが)

大学一年時に、初めて物理学の基礎(数学的に高度でかつ多様な演習を含む。できたら物理実験の演習もとらせてレポートの書き方と物理学が確からしいことを確認するのにいいと思うよ。)で2-4年は専門課程と一般教養を並行してとりながらやればいいと思う。

化学については分からん。そもそも化学量子力学なしでちゃんと理解できるのか疑問だけど化学化学高校の時面白かったから残してもいいかも。

文系文系適当にやらせておけばいいと思うよ。どうせモラトリアムなんだし。そのかわり文系に今理系がやってる物理化学を必修にした方がいいと思うよ。文系涙目w どうせ大学で何も学ばないんだからもう高校でやらせちゃえよって感じ。高校先生大変だなー

軽くまとめ

  1. 今やっているような物理高校ではやらない。
  2. 数学に重きを置く。
    1. 一年時前半:微分積分(一変数微分をはじめにやる)
    2. 一年時後半:他変数微分積分
    3. 二年時:ベクトル解析、線形代数常微分方程式は同時にやる。(順序に工夫は必要)
    4. 偏微分方程式確率抽象数学化学は選択(抽象数学一年でも十分理解できる内容だと個人的には思う。確率一年で理解できるはず)
    5. 3年時は物理学(特に古典力学古典電磁気学、動力学、静力学あたりで広く浅く拾ってくる感じ。University Physics with cotemporary physicsだったかな?その本みたいな感じで)あとはひたすら数学の演習をさせる。少なくとも大学でこれらを学び直す必要性がなくなるくらいには演習をする。
  3. 地歴公民倫理世界史などは大学一般教養課程にする。高校ではやらない。(できたら世界史日本史は必須で)
  4. 英語は分からん。現状維持で。
  5. 国文(古典漢文現国)は大学に移す。もしくは現国のみ高校で必修にして、古典漢文大学一般教養の選択にするといい。けど必要以上に現国は必要ない。
  6. 文系には物理化学(今の理系学生が取っているもの)を必修にする。

もう少し大学の内容を高度化すべし。以上。

2009-02-26

胡錦涛糖尿病悪化説が駆けめぐる

秋に習近平(副主席)と交替という噂はどこまで本当か?

胡錦涛主席チベット党書記時代、重度の高山病にかかり、ラサで執務できず殆どを四川省成都にいたというのは事実だが、その後、糖尿病を患い、執務に支障が出ているという噂が以前からチャイナウォッチャーの間に広がっていた。

直近の北京の流言に曰く。秋の国慶節軍事パレードで「異変」が起こり、胡は引退を余儀なくされ、上海派太子党の習近平(現国家副主席)と交替するというのである。

陰謀と策略の国で、重病説はときとして政変前夜に流れる特徴がある。

だが、アフリカ歴訪、サウジアラビア訪問のあと、ヒラリー訪中でも胡錦涛は頻繁に登場しており、重体説は怪しい。

第一に政敵=上海派太子党と組んで、意図的に流している可能性がある。

第二は逆で、胡錦涛派が自ら流し、各派がどう動くか反応を見ている可能性もある。

第三は、チベット党書記の王楽泉を近く更迭説があり、そうした人事争奪に政治的に絡んでいる可能性もある。

いずれにしても密謀、策略、謀略が飯よりも好きな北京中南海奥の院で、本当に何が起きているかは誰も分からない。

2009-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20090211161118

政局というか経済情勢によって、目標未達成でも増税の必要性が出てくるかも知れないし

政局というか経済情勢によって、目標達成でも増税の必要性がないかも知れないし

政局は他の情勢の影響と他国の影響を深く受けるのと、経済情勢に詳しくない政治家が多数いる。という政局独自の難しさ、

あと、そういう情勢の変化から論理的に正しくても、数字が間違っていればツッコンでくる野党とか。

郵政発言程度でも曲げたら、失言とか言う政局をトータルに考えると。

数字目標を明言できるような国会じゃないと考える。現国会は。

ただ、そういう困難を極める状況の中で、消費税名言というのは、小泉当たりからは(国民の支持が得られるわけがないという意味で)気が狂ってるといわれたらしいが。

少なくとも明言した。という段階で、勇気がある発言というか。黙って影でやるより良いと思ったよ。すくなくとも、すこしは国民に開かれた政治だと思う。

数字目標が出せるのは、もっと先だね。国民がもっと勉強してからだ。

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