「現国」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 現国とは

2009-02-26

胡錦涛糖尿病悪化説が駆けめぐる

秋に習近平(副主席)と交替という噂はどこまで本当か?

胡錦涛主席チベット党書記時代、重度の高山病にかかり、ラサで執務できず殆どを四川省成都にいたというのは事実だが、その後、糖尿病を患い、執務に支障が出ているという噂が以前からチャイナウォッチャーの間に広がっていた。

直近の北京の流言に曰く。秋の国慶節軍事パレードで「異変」が起こり、胡は引退を余儀なくされ、上海派太子党の習近平(現国家副主席)と交替するというのである。

陰謀と策略の国で、重病説はときとして政変前夜に流れる特徴がある。

だが、アフリカ歴訪、サウジアラビア訪問のあと、ヒラリー訪中でも胡錦涛は頻繁に登場しており、重体説は怪しい。

第一に政敵=上海派太子党と組んで、意図的に流している可能性がある。

第二は逆で、胡錦涛派が自ら流し、各派がどう動くか反応を見ている可能性もある。

第三は、チベット党書記の王楽泉を近く更迭説があり、そうした人事争奪に政治的に絡んでいる可能性もある。

いずれにしても密謀、策略、謀略が飯よりも好きな北京中南海奥の院で、本当に何が起きているかは誰も分からない。

2009-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20090211161118

政局というか経済情勢によって、目標未達成でも増税の必要性が出てくるかも知れないし

政局というか経済情勢によって、目標達成でも増税の必要性がないかも知れないし

政局は他の情勢の影響と他国の影響を深く受けるのと、経済情勢に詳しくない政治家が多数いる。という政局独自の難しさ、

あと、そういう情勢の変化から論理的に正しくても、数字が間違っていればツッコンでくる野党とか。

郵政発言程度でも曲げたら、失言とか言う政局をトータルに考えると。

数字目標を明言できるような国会じゃないと考える。現国会は。

ただ、そういう困難を極める状況の中で、消費税名言というのは、小泉当たりからは(国民の支持が得られるわけがないという意味で)気が狂ってるといわれたらしいが。

少なくとも明言した。という段階で、勇気がある発言というか。黙って影でやるより良いと思ったよ。すくなくとも、すこしは国民に開かれた政治だと思う。

数字目標が出せるのは、もっと先だね。国民がもっと勉強してからだ。

2008-11-18

081118 国籍法改正法案(170国会閣9) 概要 その1

概要 その2は、http://anond.hatelabo.jp/20081119195158

国籍法改正法案(170国会閣9) - 衆議院TV

http://www.shugiintv.go.jp/jp/video_lib3.cfm?deli_id=39386&media_type=wb

上記3人分まで、書き起こしを元にまとめたもの。

発言内容に沿うようにまとめたが、必ずしも発言に忠実ではない。一部省略もした。

誤字等、間違っている点もあるかもしれない。

意味が通らなかったり質問の答えになっていないものも多いが、それにはなるべく手を加えないで記述した。

一次資料に当たって、自分で確認・判断することが肝要だと思う。

質問者(Q):稲田朋美議員(自由民主党)
Aは、法務省倉吉民事局長

Q 国籍法3条1項が違憲であるという判決の射程距離について。民法900条違憲か。

A 国籍法3条1項では嫡出児、非嫡出児の間に国籍での差異が生じていることが違憲となっており、民法900条相続の差異には触れていない。よって、違憲ではない。

Q 嫡出児と非嫡出児の間に相続の差分が生まれることについて、これは合理的か。

A 法律婚の尊重と、非摘出児の相続分の保護を図るという観点から見て合理的である。

Q 国籍法改正案の罰則は軽いのではないか?(今回の改正で新設した罰則について)

A 虚偽の届けが提出されることによって、法務局の事務の適正や信頼が害されることを根拠に処罰される、というもの。殺人放火等の犯罪とは性質が違う。ところで、国籍国民の規定であり重要なものである。似たような法律での罰則を探して見たところ、国籍法132条外国人登録法18条が懲役1年以下、罰金20万円以下であったので、参考にして今回の罰則となった。

是非、申し上げたいことがある。国籍取得にあたって、三つの手続きが必要となる。

  1. 認知届(父親が認知したことが戸籍にのる)
  2. 国籍法上の国籍取得届
  3. 戸籍法上の国籍取得届(日本国籍となった子供戸籍にのせるための手続き)

1. と3. が偽装であった場合、公正証書原本不実記載罪が成立となる。

いわゆる偽装認知、1.から3.までが偽装であった場合、

  1. 5年以下の懲役、または50万円以下の罰金
  2. 1年以下の懲役、または20万円以下の罰金
  3. 5年以下の懲役、または50万円以下の罰金

みっつのが併合罪となるので、妥当な罰則であると考えている。

偽装認知を行った場合、併合罪で最大7年6ヶ月以下の懲役、120万円以下の罰金

Q 認知に関し、DNA鑑定をするべきだとの国民の声が大きいが、それについてはどうお考えか。

A 以下の四点の理由により適当ではないと考える。

  1. 安易にDNA鑑定によって家族関係を規定する風潮を助長させるべきではない
  2. 認知国籍取得届を受け取る市区町村、法務局の窓口で、DNAの鑑定結果の信用性を判断することができない
  3. DNA鑑定の費用を負担できない方の認知国籍取得の機会を阻む恐れがある
  4. 外国国籍子供認知する場合のみDNA鑑定を義務づけるとすれば、外国人に対する不当な差別になる恐れがある

Q 偽装認知ビジネスについて、どのように防ぐ手立てをお考えか

A 届出には必ず法務局の窓口に来る必要がある。そこで戸籍関係書類を提出。届出人には、

  1. 父母が知り合った経緯
  2. 父が同居しているか、または、父が扶養しているかの有無・程度
  3. 子供が生まれてから認知に至るまでの経緯
  4. 婚姻等の身分関係

を詳細に聴取する。場合によって、関係者がどこそこにいるとなれば、関係者の御宅にお邪魔してまで任意の協力をお願いしたいと思っている。また、父親が届出人となっていない場合も、父親に協力をお願いしたいと思っている。

聴取した結果、子供を懐胎した時期に父母が同じ国に滞在していたかどうかについて疑義が生じる場合、偽装認知組織的な偽装認知が疑われる場合、警察等との関係機関と連絡を密にとり、更なる確認をする。


Aは、警察庁宮本組織犯罪対策部長

Q 警察組織としては、今回法改正による偽装認知について、どのように取り組むのか

A 不法滞在者が合法的な在留資格取得しようとする事案、これまでは偽装結婚が多かった。職業的に配偶者を斡旋するブローカーといった犯罪組織が多く、暴力団がこういった行為を行っていることもあった。偽装認知の場合も、犯罪組織暴力団といったものを視野に入れながら捜査をすすめ、関係機関と密に連絡をとっていきたい。


Aは、法務省倉吉民事局長

Q 最高裁違憲判決の際、近藤崇晴裁判官が「父の認知以外に、出生地が日本であることや日本に一定期間居住していることなど、日本との密接な結びつきを示す他の要件を設けることはできる」との補足意見を述べ、これは憲法違反しないとしたが、これについてはどうお考えか。

A 近藤裁判官の補足意見は、多数意見のなかでの一補足意見である。他の裁判官の補足意見では「用件を課するということは、国籍法に照らし合わせて妥当ではない」という趣旨のものもあった。最高裁判決の多数意見として書かれていたことは「生まれたのちに、日本国民から認知された嫡子でない子と父母の婚姻により嫡子たる子供との間には、わが国との結びつきという点において差異があるとは言えない」ということである。住所等の用件を法律に含めるとするならば、非嫡出児と嫡出児において差異が生まれることによって合法的でないと思われる。また、過去に遡って用件を課する必要が出てくる。これは一般に理解を得られ難いと考える。


稲田朋美議員意見

最高裁違憲判決では、国籍法3条1項が「国籍が付与される」というように読みかえられて述べられた。

これは、司法による、立法への介入と言うことができるかもしれない。

発言者大口善徳議員(公明党)

公明党としては、6月4日最高裁判決を受け、当時の鳩山法務大臣に速やかに国籍法改正を求め、党内でプロジェクトチームを作った。一刻も早く、違憲状態を解消すべきである、との考え。

質問者(Q):古本伸一郎議員(民主党無所属クラブ)

最高裁では、現国籍法では、非嫡出児と嫡出児において、

差別が生じるという判決が出た。

これらを踏まえて質問する。

Aは、法務省倉吉民事局長

Q 2004年子どもの権利委員会から、第7条を元に、日本で生まれた子どもに対して、無国籍となることがないよう、国籍法を是正して欲しいとの勧告があった。法務省として、児童がどこで生まれたかというのは、意識するべきだと考えるがどうか。

A 最高裁違憲であると判決が出たこと、用件を設けることについては違憲判決賛成派のなかでも補足意見賛否両論であること、その点から鑑みて、今回の国籍法改正案に住所用件を設けることは妥当でないと考える


古本伸一郎議員意見

憲法14条、法の下に平等であることというのは、外国人においても基本的人権を守るという点で妥当であるとうのが、憲法解釈の通説である。昭和39年世界人権宣言(注:正しくは昭和23年らしい)で、基本的人権外国人にも付与されるという判決が出されている(注:裁判ではないので、判決という文言が正しいが微妙)。

であるので、外国籍の時点でも基本的人権が守られていると考えて宜しいはずである。

Aは、厚生労働省坂本審議官

Q 外国籍であることと、日本国籍を保有することで、公的給付金に差別があるかないか。

A 基本的に、総じて適法に在留しており行動に制限を受けない外国人に関しては、日本人とほとんど変わりがない。

Q 偽装認知により、虚偽で日本国籍を有した人間生活保護を受けることは出来るのか。

A 生活保護日本人に限る。ただし、適法に国内に居住している外国人の場合は、それに準じた公的給付金を受けることが出来る。

Q 法改正によって、今回の最高裁違憲判決で言うならば、フィリピン国籍だった子が日本国籍となったときに、受け取る金額に違いがあるのかないのか。

A 原則として差はないと思う。


Aは、文部科学省前川審議官

Q 法改正によって、受ける教育に違いはうまれるのか。

A 外国籍であっても、父母が求めれば無償で学校に受け入れている(義務教育の通知も望めばもらえる)


古本伸一郎議員意見

以上の質疑応答により、公的給付金の観点から見た場合、外国籍から日本国籍に移行したからと言って、日本国籍だからこそ得するということは取り立ててない。

問題となってくるのは、公的資格の部分である。非嫡出児が日本警察官になりたいと願う。実際、日本人の父による子であるならば美談ともなるが、偽装認知であった場合、本来ならば、日本国籍を有しない人間警察官となることができてしまうのは、目も当てられない。

Aは、法務省倉吉民事局長

Q 日本人同士の認知の場合、DNA鑑定が必要でなくて、片方が外国人である場合DNA鑑定が必要なのは差別だという話があるが、民法上の父子関係を設定する認知、嫡出でない子の認知、この認知国籍発生が伴わない認知である。本件は、認知に伴い国籍が得られる。この事柄において、異なる認知であると思うが、どう思われるか。

A 異なる認知ではない。

Q DNA鑑定については?

A 先ほど来申し上げた通りの理由(稲田朋美議員との質疑応答参照)により、適当ではないと思われる。

Q 今わが国における認知は、認知の際にDNA関係を求めていない。届け出ればいい。例えば前夫の子を好意的に認知してきたという歴史的背景がある。実子でないにも関わらずその子は、新しいお父さんに認知してもらうことによって、経済的な背景も強化される。日本の父子関係においての認知は、極めて好意的な認知があるということで、好意的な認知ということについては、いわば偽装的な認知があってもそれは寛容してきた。

今回の認知は、国籍という本質がついてくる。領土・国民はわが国にとっての国の骨格である。その国籍というものが今回の認知により付随してくる。だから、今回の認知は今までの認知とは違うのではないかと指摘している。

A 虚偽の認知であるという前提に立って、実子でないにも関わらず、養子縁組をして認知して、周囲もそれを認める、一緒に育てる、そういう今までの認知と、親子関係はないんだが違法に国籍をとってやろうとして虚偽の認知をする、これは勿論動機が違うので、違うと申し上げる。

Q 趣旨説明の冒頭で国籍行政という言葉が使われていた。国籍行政とは何か、今回の法改正によって、範囲を新たに広げることになるのか、今潜在的に権利を留保していた人の権利が行使できるだけなのか、お答えいただきたい。

A 国籍行政対象、射程範囲になっている人が増えるのかという意味であるとするならば、多くの方は簡易帰化によって日本国籍を取得する道を選んでいたのではないかと推測される。多くの人がそうだったとするならば、簡易帰化の申請をするまでもなく、今回の法改正によって届出で国籍取得することが出来るようになるだけなので、それほど変わらない。ただ、今回の法改正によって、外国に在住されている方も届出だけで取得できるようになる。日本の簡易帰化の用件は、少なくとも何年か日本に住むか住所用件が必要だったと思うので、そこは変わる。その意味では増えると言える。


Aは、増原内閣府副大臣

Q 御党では移民政策を唱える方もおられるという風にうかがっている。日本生地主義に切り替えるのだ、少子化なのだから手を打っていくという意味で、日本人になって頂けるのは有難いという発想に転換したのならまだ分かり易い。国籍行政と仰るからには、少子化対策という観点から見ての移民政策についての議論はあったのか。

A 平成16年閣議決定している少子化社会対策大綱には、特に移民政策といったものはいれてない。

Aは、法務省倉吉民事局長

Q 一緒に住んでいるかいないかを重視するかしないか。

A その用件を法案に盛り込むことは、新たな差別をうむことになる。今まで届出だけで認知できていた人にも、その新しい用件を求めることになるということで不合理さが加わる。消極の見解を持っている。


古本伸一郎議員意見

いつから違憲状態になったのかという論点。

昭和59年法改正の時には純正用件は合理的だったと最高裁は仰ってる。平成15年頃には純正と非純正の区別が違憲になったと仰ってる。途中平成7年民法900条4号但し書きの問題、嫡出か非嫡出かの差別についてその後も議論が続いてるが、これは合憲だと仰っている。平成14年頃にも合憲だと、類推される判断がなされている。ピンポイント違憲になったのはいつなのか。

人口統計から言えることで、そんなに劇的な変化があったのか。昭和60年当時の非嫡出割合は1%。違憲だと言われた平成15年が1.9%。この0.9%が立法府をして作った法律憲法違反していると断罪されるに足る違憲状態になったのかどうなのかという問題。

Aは、法務省倉吉民事局長

Q この法改正によって何人の子どもが救われるのか、その数によって法務局・入管管理局・警察等の体制が変わってくると思うのだが。

A サンプル調査をして類推した結果なので正確とは言えないが、600人くらいではないかと思われる。

上の回答を受けて古本伸一郎議員意見

報道によれば、フィリピン人と日本人の間に生まれた子どもをジャピーノと言うらしいが、5万人控えていると聞く。5万人と言ったらちょっとした町。全員が仮に日本国籍を取得するとなれば大変な潜在母数があると私は考える。

古本伸一郎議員意見

純正か非純正かの用件の差別が問題だと言われただけであって、胎児認知の問題に入っていない。子は親が結婚しているかどうかを選べないのと同じく、いつ生まれてくるかを選ぶことができない。胎児認知についての差別差別的扱いと言っていいと思う。これを触れていない。インバランスである。純正の用件は運用で解決できたのではないか。

国籍取得が伴う大きな話である。血統主義をわが国が維持するためのコストとしてさまざまなことを今後やっていかないと思う。

偽装認知について、真正な血統を持っている今回の原告団のような方の名誉を守るためにも、真贋の確認は逆にしっかりやった方がいいと思う。

Aは、森法務大臣

Q いかなる場合の結末を迎えようとも、真正なる血統であるかどうかの確認に向けて、全力をあげると誓って欲しい。

A 委員が仰られた移民政策、難民政策、広い範囲で、そういった大局観を持たなければいけないと感じている。そういった意味本日の議論を参考にさせて頂く。血統主義の点に関しては、委員のご指摘の認識を私も共有する。その方向でもって努力したい。

2008-06-25

http://anond.hatelabo.jp/20080625004415

> あと、現国でも、「この部分をどう思ったか」的な記述問題で、

> 正解があるってのがすげえ納得できなかった。

俺も。だから思い切りひねくれた解釈 (でも一応筋は通ってる) を回答した。

100点をもらった。答案用紙の裏に「新鮮な回答で楽しめた」等と教師の感想が記してあった。

唯一の正解が無くても、良い答えと悪い答えは明らかにある。

例えばそれを読む人の思考を刺激してより深く広く考えさせる種となるような答えだ。

現国ではそういうことを教えるべきだと思う。

だって社会に出たら、正解の無い問題ばかりなんだから。

感想文はともかく現国の問題は好きだった。

提示された文章をもとに出題者の意図を予想するのは、なかなか楽しい

現国で本来何を身につけて欲しかったのかは知らない。

http://anond.hatelabo.jp/20080625004415

文章を読むのは好きだったけど、読書感想文は苦手だった。

俺もそうだった。

あと、現国でも、「この部分をどう思ったか」的な記述問題で、

正解があるってのがすげえ納得できなかった。

当然、成績は悪かったな。文章を読むのも書くのも嫌いじゃないのにな。

2008-03-06

reponさんの日記のへんなところ

reponさんの日記「敗残兵から一言」(d:id:repon:20080227#1204119760)を読んだときには気の毒だと思った。長時間残業の話とか特に。ひとごとではないしね。

でも「召還していないのにマッチョマンから応答が届いたので、せっかくだから質問します」(d:id:repon:20080304#1204598324)には引いた。なにこの品のなさ。まわりでさわいでるブックマーカーとかはさらに下品。

いや、上品とか下品とかはどうでもいいけど、そもそもの話、弾さんが年収を賭けてもいいと言ったのは

その彼らに思い切って聞いてみればいい。「なんで僕にこんなひどい仕打ちができるんですか」って。

君の年収分を賭けてもいい。彼らにはそんな自覚ないから。それどころか彼らは彼らで「俺たちがこんなに一生懸命やっているのに、なんであいつは足を引っ張るんだ」、と思っているから。

「彼らに、reponさんを苛めているという、加害者としての自覚があるかどうか」

だ。

reponさんは「これマジですか?ホントにくれるんですか?なら納税証明書を送るので、はてなポイントでください。」と勝ち誇っているけど、reponさんは、上司やお局さんに加害者としての自覚があったか、ということについてなんら証明してないじゃないか。この記事に書かれているのは、reponさんがどう彼らに立ち向かったかだけであり、上司とかお局さんの言葉は「怒鳴られてお互いスッキリできるならそれでいいだろ」しか登場しない※1。この言葉が許されないものであることは確かだが、この言葉は、弾さんが言うように「俺たちがこんなに一生懸命やっているのに、なんであいつは足を引っ張るんだ」と上司が思っていたとしても出てくる言葉だ(実際に言う奴は鬼畜である以上に馬鹿だが)。よって弾さんに対する反論にはなってない。題意からずれた解答。現国試験なら0点だ(で、これを賞賛してるブックマーカーはさらに気味が悪い)。

ふろむださんの言葉を借りれば(d:id:fromdusktildawn:20080305:120468989120080305)、

「うひゃひゃひゃ。

あいつ、トロくてよ、あいつをイジメると、おもしれえんだ!

なんかムカつくことがあると、難癖をつけて、

あいつを怒鳴り飛ばすことにしてんだ。

ストレス解消、すっげえスカっとするぜ!」

なんてことを上司なりお局さんが言ってたというなら別だが。間接にでもこういう証言が取れているのなら※2、堂々と弾さんに年収分のはてなポイントを要求すればいい。

さて、あらためてreponさんの証言を読み返すと、

アナタの言っていることには矛盾がある。アナタは何時何分にこういう発言をしていたはずだ。記録も残っている。その点についてアナタ意図的に口をつぐんでいるようだが、論理破綻していませんか?仕事上のトラブル感情的に処理するのではなく、お互いミスを生まないような環境を作り、支え合うのがひいてはお客様のためになるのではないですか?どうしてそういったチームプレーを飛び越えて、特定の誰かを些細な理由で傷つけ、その毟り合いに同僚を動員しようとするのですか?」

とお局を詰めたこともありますよ。頭に来たので、社員旅行に行ったとき公開で一晩詰めて詰めて詰めまくったら泣き出しましたよ彼女

おいおい、

いじめてるのはどっちだよ!

どうしてこれが

お局が僕のことを「俺たちがこんなに一生懸命やっているのに、なんであいつは足を引っ張るんだ」と思い、加害者の自覚がなかったか?彼女は確信的にやっていました。

という根拠になるのか? さっぱりわかりません。

どうもこのお局さん※3についてはよくわからないところがあって、最初の日記によれば、

お局が後ろで糸を引いていたからだ。そのことに気づいたのは3ヶ月くらい経ってからだった。お局は、若い人間相談役だった。だから、気づかなかった。

「後ろで糸を引いていた」人らしい。影の権力者? 上司愛人か何か? まあ何でもいいけど、直接にはreponさんに暴言を吐いたりしなかった、ってことでいいのかな。3ヶ月も気付かなかったらしいし。

そんな人を社員旅行の晩公開で吊るし上げたらそりゃ泣き出すよ。「後ろで糸を引いていた」ということ自体、reponさんの推測でしかないわけだし。そもそも具体的にどう「後ろで糸を引いていた」のかすらわかりません。若い人の相談役やってたくらいだから、お局さんは、結構人望に厚い人だったんじゃないの?

それでみんな納得して、うなずいたのに、お局の情報網の方が素早かったのか、みんな口をつぐんで、会議では自分以外パワハラモラハラに対する発言しないですっかり浮いていましたよ。四方八方から集中砲火を浴びせられ、吊し上げられました。裏切られたと思いましたよ。ふざけんなと。お前ら俺の言うことに賛同しただろうと。何で俺だけが矢面に立っているんだと。

陰謀論?

この話の後日談が知りたい。会議の場では、上司やお局さんの報復を恐れてreponさんを裏切るような結果になってしまうこともあるかもしれない。でも、それならその後新人さんの方から謝罪とかあると思うんだけどな。どうも、reponさん、新人クンにも引かれてたんじゃないの? という気がしないでもない。

3年4年経った後、すっかりマッチョになったreponさんは上司にもその矛先を向けます。上司はもはや

「怒鳴られてお互いスッキリできるならそれでいいだろ」

とぼそっと言うことしかできない。これがなぜ「加害者の自覚がなかったか?とんでもない!」の根拠になるのかは相変わらずさっぱりわかりませんが。でも、ここまでマッチョになったreponさんは、新人クンに裏切られ、統括役員にも無視されるわけです。こんなパワハラや長時間残業がまかりとおる会社がそんな大会社とも思えないので、統括役員だって顔の見える範囲にいるんじゃないかな。でも意見を聞いてもらえない、と。

どうも、書かれていない事実があるように思えてしょうがない。

reponさんが提示した直接的な事実がすべて事実だったとして、それでも私には、この上司やお局さんは、愚かで感情的ではあったかもしれないけれど、積極的に加害者の自覚を持ってreponさんをいじめていたとは思えない。以後は想像だけど、reponさんは、(こんな現国0点のエントリを書くことからわかるようにどう考えても論理的な人ではないけど)弁の立つ人ではあったんでしょう。だから、こういう日本的だか体育会系だかわからんような会社では疎まれた。それだけのことだと思います。

こんな腐れた会社(部署?)を是とするわけじゃないです。でも、会社内において視点が顧客じゃなくて役員を向いてるなんてのはよくある話。上司さんは愚かではあったけど積極的な悪人ではなかった、と思う。

だからこそ、「小市民小市民の足を引っ張る」現象なんですよこれは。

そうそう、補足。

2年で辞められたら、会社としては1??2千万円の損害なんですよ。それまでに支払っていた給与や社会保険折半分、雇用保険労災保険の負担が全てムダになるんですから。

まったくです。

「使いすて」なんて、投資費用を回収せずにどぶに捨てるようなものなんですよ。人事や経営陣がそれをきちんと理解していれば、経営的な観点から見ても新人をモラハラ長時間労働スクラップにすることは大変な損害で、そんな一文の得にもならないことはやめさせて当然なんです。

なら雇い入れるなと。採用するなと。投資を回収できなくて何が経営だと。

経営者だって神じゃないんだよ!!

どうもね、最近の一連のはてダを見てて、上司とか経営者を悪者にする人には、「自分がそれをやったらどうなるのか」という視点がすっぽり抜けているように見えるんですよ。弾さんの

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/50841971.html

うらやましいなあ。上司のせいに出来て(棒読み)。

という言葉が身にしみる、中間管理職残業代出ない残業バリバリの日々。

※1「repon君が異動するのは我が部署にとって大変な損失だが、みんなでカバーしよう」は本意ではない発言として扱われているようなので除外する

※2 で、実際には大人がこんなことをそうそう言うわけないので、この命題はもともと検証不能なのね。だから弾さんは気楽に年収を賭けることができるわけだ。ここが弾さんのずるいとこ。

※3 この言葉自体侮蔑語だと思うが。

2007-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20070921143225

わかりにくい粗悪な文章ほど現国の問題になるって言うよね。

わかりやすい文章をかきましょうって小学校先生が言うにも関わらずさ。

2007-04-19

ハルヒ読んだ中学生から

SFって面白い? なんか良いの教えてよ」と相談されるの巻。さてどうしよう。

ここで上手く誘導して「ラノベ読み」から「ラノベも読むジャンル小説読み」に育てたいんだけど。

ハルヒ』好きってことは、ハードSFはアウトだよな、多分。とりあえず今は、超無難なとこで、読みやすくて幼女萌えもある『夏への扉』を貸して時間稼ぎ中。

谷川流オススメ長門百冊)を読ませりゃいいのかと一瞬思ったけど、あれって『ハイペリオン』とか入ってる中級・上級者向けリストだかんなあ。基本的にこれまでラノベ現国教科書しか読んでない人間には辛かろう。なんぼ賢い子でも。俺だって中学生のころじゃ、あのリストは読みこなせなかったと思うし(←自分は賢い子だったといいたいのか貴様)。悩めるわ。いっそワイドスクリーンバロックでも読ませてみるかな。ある意味ラノベっぽいし。『禅銃』(〈小姓〉テラモエス)とか読ませてみたらどうだろう。

うーん……。

http://anond.hatelabo.jp/20070419215937

そのへんは適当に読んでるみたいで、「もうちょっとSF要素が強めのが読みたい」(改めて考えるとよくわからん言葉だ)とのことなんですわ。

http://anond.hatelabo.jp/20070419233602

近作のイメージ(『永久帰還装置』とか『膚の下』とか)が強いもんで、神林はハードル高いかなーと思ったけど、そういや「敵は海賊シリーズがあったね。いいかも。

しかし、海外SFより国産SFの方がハードル低いのかなあ、やっぱり。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん