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2022-10-02

anond:20221001185745

いわゆる冷笑系が好む言葉が「お花畑

そんで正義理想バカにしたがる

現代においてその代表例とされるのが世界平和だの人種民族共存だの反差別とか

から結果的冷笑系嘲笑対象左翼リベラル派の類になりやす

まり冷笑系は「俺は現実主義者大人だぜ」というスタンスを取りたがるわけだが

一方で右派的な主張にもお花畑的な理想主義や嘘くさい過去の美化もある

明治から戦前日本教育勅語があったか理想的な聖人君子しかいなかったとか

戦国時代残酷なことをしたのは織田信長一人だけで庶民はみな非暴力だったとか

きちんとした歴史書を読めば大ウソとわかるから

自分は「人間はずるいし汚い(俺もな!)」という前提で生きてるから

恐らく冷笑系に分類され得る人間なのだろうが

人間はずるいし汚いからこそ、せめてタテマエ上の正義理想ぐらい必要

ぐらいに思っておくべきではないか

ウヨもサヨも自陣営だけは善良な人間という前提だからそこが抜けてる気がする

2022-08-28

ホロコースト否定論簡単に釣られてしまう人たち

ホロコーストなんて今どき、それ自体話題にすることは少ないし、日本の歴史問題の何倍も関心度は低いだろうとは思う。近現代とは言え遥か昔の話だし、同じ枢軸国がやったと言っても日本にはほぼ無関係だ。それに、日本ホロコースト否定論が世間を多少賑わせたのは1995年阪神淡路大震災オウム真理教で大騒ぎだった年に、文芸春秋社月刊誌だった『マルコポーロ』が廃刊になった記事の一件だけである・・・あ、例のT院長の件もあったな。

 

欧州では昨年か一昨年にスウェーデンホロコースト否定禁止法を立法するかどうかの話があったくらい(その後どうなったかは知らないが)、ホロコースト否定論は今も珍しい話題でもない程度には問題にされることがある。現状確か、イスラエルを入れて20カ国弱の国で否定論を公然と主張することには法的な規制がある。ホロコーストの中心地でもあったポーランドでは、否定論ではないがホロコーストについて自国の関与を主張するような言論禁止する法律が制定されたのも数年前。またアメリカでも、憲法修正第1条で言論の自由が広く認められているせいもあり、ホロコースト否定論の主張をしてもなんらお咎めを受けることはないが、FacebookYouTubeツイッターなどの主要なインターネットメディアでは厳しく規制されている(が、実際には消滅したわけでもない)。

 

いずれにしても、欧米日本ではホロコースト否定論について、かなりの温度差があるのは事実である日本では義務教育ホロコーストを習うことなほとんどないのではないかと思われるが、欧米では必須としている国や教育機関は多いそうである。それでも、関心の大きさからホロコースト否定の主張に賛同するような人はもちろん欧米の方が圧倒的に多いだろう。翻って日本ではそもそも関心が薄いので、否定論が目立つことはほぼない。せいぜい、ナチス軍服を着たとか、ハーケンクロイツの旗を公共の場で掲げたとかで、問題になる程度のことだ。その程度のことで神経質にビクビクしてタブー扱いするのもどうかとは個人的には思うけれど。

 

何故欧米で、ホロコースト否定が法的に禁止されたり、規制されたりするのか? 最も大きな理由あん悲劇を二度と繰り返さないためであるホロコースト否定デマであり、ナチ復興を許しかねず、そしてユダヤ人差別につながる。また犠牲者遺族たちの心を酷く傷つけるものでもある。だが、否定論に賛同する人たちはそんなことどうでもいいらしい、それは日本でも同じであるホロコースト否定賛同することが非常に危険行為だなんて、多分考えたことすらないのだろう。

 

日本ネオナチ怪文書にあっさり賛同する人たち。

こんなツイートが私の網に引っかかった。

https://twitter.com/masami6666/status/1563353770092003328

ツイート内の画像で示される文書は、そこに書いてある通り「国家社会主義日本労働党(NSJAP) 山田一成」によるものであるドイツナチスとは日本語では正式名称を「国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)」と呼ぶ。従って、山田一成日本ネオナチであることは否定しようもない事実である。ググればわかるが、ネット上の基地こちである

http://nsjap.com/jp/

また、Youtubeにある「密着24時!日本ネオナチ」というタイトル動画山田一成が紹介されているので興味のある方はご覧いただきたい。タイトルにそうあるくらいなのだから山田自身ネオナチであることを否定してはいないということでもある。

 

ネオナチなのだからホロコースト否定するのは当然である。ところが実は、傾向として、欧米の主流のホロコースト否定論者、いわゆるプロ歴史修正主義者たちは、ネオナチと結びつけられるのを嫌う。何故なら、思想的にネオナチと見られると、自分達が世間から信用されなくなることを知っているかである欧米プロ歴史修正主義者は、ほとんどの場合ネオナチ関係があったとしてもそれを隠す。世間から信用を失くすと、修正主義者目的である否定論を世間的に認めてもらうこと」が困難になると思っているからに相違ない。『ヒトラー戦争』という歴史書欧米では超有名なデヴィッド・アーヴィングは、彼をホロコースト否定論者だと書いた歴史学者であるリップシュタット教授を訴えた裁判で見事に負けたが、裁判ではアーヴィングネオナチ集会に出て聴衆を扇動していたことを暴かれた。しかアーヴィングはその事実を誤魔化そうとしたくらいだったのである

 

あるいはこれもその筋では有名な否定書、1970年台中から後半にかけて広まった『600万人は本当に死んだのか?』というホロコースト否定古典的パンフレットがあるのだが、著者の名前はリチャード・ハーウッドとなっている。が、そのプロフィールに該当する人物存在せず、本当の名前をリチャード・ベラルという。リチャード・ベラルはイギリスナショナルフロント国民戦線)という極右組織出版物であるスペアヘッド」の編集長だった。何故、実名と実際のプロフィールを書かないのかは、当然、世間に信用されたいからであり、ネオナチ世間に信用されない存在であることを知っているかである。そのパンフレット欧米国会議員などに広くばら撒かれた。

 

かつて、雑誌マルコポーロ廃刊騒動の時に、問題記事を書いた西岡昌紀とタッグを組んでいた木村愛二というジャーナリストがいたのだが、彼ですらもネオナチ呼ばわりされるのを嫌った。

 

なのに、上のツイート賛同意見を述べたツイートを発した人たちには、山田一成ネオナチであることなどどうでもいいらしい。山田思想的に偏向しているのは誰の目にも明らかなはずなのに、そんなことを気にすることもなく、ホロコーストなかった説をあっさり賛同する。私たち普通ネオナチとか関係なくても、ネットで広められるだけのほんとかどうかわからない主張を、そのまま信用したりはしないと思うのだが、あまりにあっさり信用の方向に流れるのだから、呆れるというかなんというか。その賛同者の多くは、いわゆる陰謀論の方に傾倒するような人たちばかりであることは言うまでもない。

 

日本にも、ホロコースト否定論の方に賛同する人たちが意外に多い。多いと言っても私自身の感触だけであるが、Youtubeにあるホロコースト否定論の動画チャンネルには6000人強の登録者がいる。否定動画としてはよくで出来ているので、否定論がどんなものか知りたければ『ホロコースト論争』で検索をかけて、同じタイトル動画ニコニコ動画でご覧になるといい。Youtubeにアップされた同チャンネル動画は何話分か削除されてしまっているかである。見ればわかると思うが、それ相当の知識かあるいは調査能力がないと、ホロコースト否定論には簡単には反論し難い。いうまでもなく、ネオナチ怪文書のようなものにあっさり釣られて賛同するような人たちに、その嘘・誤りが見抜けるようなものでは絶対にない。

 

まぁ世の中、そういうあっさり釣られる人もいる、だけの話なので、別にどうでもいいようなことなのかもしれないが、はてな増田をご利用の賢い方々には、そんなことはないだろうと思いつつも、注意していただきたいものである。今回は、私のアンチホロコースト記事などはあえて紹介しない。たくさんあるので興味があれば参考にはしてほしいが、興味がなければ特に面白いものでもなく、時間無駄になるだけだと思う。だが、一点だけ、怪文書反論しておきたい。

 

見直し学派は、ホロコースト説は何年もの間に大幅に変わったことを指摘している。

 

とあるが、そう思えるのは単純な話で、戦後長らく、ホロコースト実態がよくわからなかったかである。よくわからなかったと言っても、大勢ユダヤ人たち(や、精神疾患患者同性愛者、ロマ人、その他)がナチスドイツによって死に至らしめられたこ自体は疑いようのない事実として判明はしていた。たとえば、ユダヤ人人口が600万人弱、戦前に比べて減っていることは1945年5月終戦よりも前にわかっていたくらいだったのだ。何故わかっていたかというと、(これはある資料からの推測であるが)ユダヤ人ユダヤ人共同体集会所となっていたシナゴーグで名簿管理されていたからであり、各地のシナゴーグの名簿を集計すればたちどころに判明するからである。また、ニュルンベルク裁判ではあのアドルフ・アイヒマンユダヤ人処分数はトータルで600万人だと語っていた、とアイヒマン関係者が証言していたりする。それ以外にも多くの情報戦時中からすでに世界中漏れていた。ナチスドイツが極力、ユダヤ人絶滅などの非合法殺戮を極秘に行ったにも関わらず、である。そして、この600万人説は何度も研究調査され、現代までおおむねの数値として、主流の歴史学者から異論はない。日本研究者の柴健介氏も自著で「600万人以上」と推計している。

 

が、細かい話はよくわからなかったのである。たとえばあのアウシュヴィッツで殺されたユダヤ人実数は当初は全然からなかった。何故ならば、アウシュヴィッツで殺されたユダヤ人の大半は、囚人登録もされておらず、ガス処刑死体は焼却処分されて、残った骨などは砕かれて近くのヴィスワ川やソラ川などに捨てられてしまったのだ。アウシュヴィッツ解放したソ連は、絶滅された総計を400万人とした報告書を提出したが、死刑に処せられたアウシュヴィッツ司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスはそれを否定して最終的には120万人くらいだと自己推計した(記録を取ることを許されなかったので、ヘスでさえ推計するしかなかったようである)。このヘスの値が現在判明している犠牲者数(110万人)に非常に近いことが判明するのは1980年代後半まで待たなければならない。ソ連の400万人説は、それっぽく推計したようには書いてあるが、どう考えても囚人生存者の証言を元にしているとしか考えられない。何人もの囚人が400万人くらいだと語っているかである。が、それらは皆、生存自身が推計値、あるいは収容所内の噂だと語っているに過ぎないもので、囚人に正確な数字が分かったはずはない。

 

あるいはナチスドイツ最初に作った強制収容所であるダッハウ収容所ガス室についてであるが、ダッハウ収容所米軍解放した時に、何千体もの死体があったのだ。これらの死体の大半は割とすぐに餓死や疫病の死体だと判明したようであるが、ダッハウにはガス室もあった。そのガス室にはダミーシャワーがあり、毒ガスの元を投入するような仕掛けまであった。そのガス室のすぐ隣には火葬炉もあった。もちろんその建築物そばにはたくさんの死体が山積みになっていた。こんな状況で、「ガス室で大量殺戮をおこなっていた動かぬ証拠だ!」と誤解するなという方が無理である米軍には当然、マスコミ記者たちも従軍していたので、そうしたガス室殺戮の話はすぐに広まったのである

 

ところが、よくよく調べてみると、ダッハウガス室でのガス殺処刑証拠は、ほぼないに等しい状態だったのである。確かに、ガス処刑については、裁判での証言はいたが、たったの一人なのである。それ以外には一通の文書証拠と、イギリス諜報員捕虜が語ったとされる伝聞証言程度のもので、他には何もなかった。一方でアウシュヴィッツガス室については、証言だけでも大量に存在するし、なにより加害者証言もかなり存在し、その最大のものとしては司令官だったルドルフ・ヘスが事細かに証言し、自叙伝にまで書いているのだ。ガス室・ガス処刑があったことを裏付け証言以外の証拠豊富である。(もちろん修正主義者証言は全て嘘であると主張し、アウシュビッツガス室裏付け証拠など絶対に認めない)

 

これらの内容は、具体的に歴史家などが調べなければわからないものばかりなのであるダッハウのガス処刑証言が一人しかいない件だって裁判記録を調べなければ判明しない。したがって、ダッハウなどの収容所現地にたくさんの死体があったことが原因で、誤った説が戦後長らく広まっただけの話なのだ。そうした事実を、あたかも、ディープステートのような闇の陰謀者が、初期のホロコースト説が杜撰なので、それをもっともらしい説に変えていった、かのようにネオナチは主張しているのである。つまりは、ネオナチ修正主義者論点先取、最初から話を陰謀論ホロコースト捏造と決めつけていることがわかる。

 

ダッハウガス室捏造だと主張するのであれば、何故証言者がたった一人しかおらず(陰謀実行者は偽証証言者を何故たくさん用意しなかったのか?)、文書記録やあるいは物証としての死体解剖してもガス処刑された死体しか判別できない死体がなかったのか(陰謀実行者なのだからそれらを用意して当然だと思うのだが?)、説明がつかない。その実際にいた証言者(フランツブラーハ)とて、たかが数名の処刑のその後の死体を見た、と言っているだけであるダッハウガス室連合国による捏造なら、そんなあやふやな頼りない、犠牲者も少ししかいない証言がたった一つだなんて、あまりにも変である

 

反論はそんなところ。こんな馬鹿げた幼稚な説でも、賛同する人がいるのはしょうがいかなーとは思うけど、何が事実真実かを知りたいのなら、もうちょっと知恵を絞って考えてみるという気は起きないの? と思ったりはする。

2022-08-17

安倍元首相台湾訪問の2週間前に暗殺された。

100年後の歴史書にはこう書かれるだろう。「安倍元首相台湾訪問の2週間前に暗殺された。」

真偽はともかく。

2022-08-16

anond:20220816134829

スカッと系コンテンツは割と読んで楽しむ方ではあるけど、

物語のために用意された悪役については確かに気持ち悪いなと感じる。

特にリトルマーメイドアナと雪の女王

リトルマーメイド原作では王子隣国の姫と結婚してしま失恋するというオチだったのが、

ハッピーエンドにするために「実は隣国の姫は海底の魔女だった!」という話にすり替えられてしまった。

主人公正義とするために無理やり誰かを悪者に仕立て上げるという手法に恐ろしさを感じないのだろうか?

これってアメリカ正義を名乗って戦争を起こすときによく使う手口では?

原作人魚姫ストーリーリトルマーメイドに上書きされてしまうし本当にひどい内容だと思う。

アナと雪の女王姉妹確執王位継承にあたってのあれこれを乗り越えるにあたって

二人で膝を突き合わせて話し合うことも、国民から信頼を得るような努力もすることな

「ハンス王子は実は悪い人でした!やっつけました!困難を乗りこえた!めでたしめでたし!」となって終わる。

エルサが暴走したときあんなに頼りになったハンス、もし現実なら王族の血が流れているというだけで

碌に国民の前に顔を出すこともなかったエルサが「実はハンスは悪い奴でした~みんなは見てないけど影で国を

乗っ取ろうとしてたからやっつけました~」と言って信じるのだろうか?

もしハンスに「自分の国が欲しい」という野心があったとしても、為政者となれば結果的に良く治めてくれるのではないだろうか。

実際エルサの暴走で国が凍り付いてしまっているので、国民を守るにはエルサを討ち取るしかないと考えるのは自然だ。

この物語はハンスを悪者に仕立てることで自らが努力することな国民の信頼を得たエルサが、自分の都合の良いストーリーを作って

それを歴史書に載せ、国史としてきれいに整えたかのような気持ち悪さを感じる。

アナと雪の女王を見て感動したという話をよく聞くので、みんなは気持ち悪くないの??といつも疑問に思ってしまう。

2022-08-11

反共産主義の嫌なイメージ

 偽旗作戦戦争政策をやる

 そのために格差を拡大する

 当然のように工作員を使う

 気取られないようなプロパガンダや教導をやる

 信徒勧誘戦争と金融で儲かれば愛国心や発展などどうでも良いと思ってる

 マズイ報道を潰すためにスピン事件を起こす

 司法支配してるから人の家系を把握しており家潰しもやる

 歴史書き換えや、事実上隠蔽をやる

 

2022-07-18

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

anond:20220718121818

願望(嘘)を1000回言えば本当のこととして歴史書に残る。

まさに韓国よね

2022-07-04

伝説上の実在しないと言われてる天皇までカウントちゃうぐらい

歴史を盲信している人たちなのに

歴史書にある天皇の親殺しや子殺しはガン無視なのなんで?

2022-07-03

池袋再開発浄化運動をしても翌年には必ず治安が悪くなる

池袋再開発浄化運動をしても翌年には必ず治安が悪くなる

https://togetter.com/li/1910220

こういうのって土地因縁が絡んでることが多いみたいだけど、

さすがにネットではそこまでの情報はないなあ

歴史書さらないと無理だろう

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B1%8A%E5%B3%B6%E9%83%A1_(%E6%AD%A6%E8%94%B5%E5%9B%BD)

2022-04-24

ガス輸入問題(ノルドストリーム)の章

anond:20220424211552

DER SPIEGEL:あなたウクライナ主権を強調していますが、同時に経済的な混乱を恐れて、即時のガス禁輸の願いを認めてはいませんね。これは、我々ドイツ人プーチンの軍資金をまだ満たしていることを意味します。キエフあなた言葉嘲笑していると見るかもしれないことを理解できますか?

ショルツ:まず、ガス禁輸で戦争が終わるとは全く思えない。もしプーチン経済的議論従順であれば、このような非常識戦争は決して起こらなかったでしょう。第二に、あなたは、それがすべて私たちの金儲けのためであると推測している。しかし、重要なのは、劇的な経済危機、何百万人もの雇用喪失、二度と操業できない工場喪失を避けたいということだ。そうなれば、わが国はもちろん、ヨーロッパ全体にも大きな影響を与え、ウクライナ復興資金にも深刻な影響を与えることになる。そのため、私にはこう言う責任がある。そんなことは許されない。そして3つ目は、世界的な影響について実際に考えている人はいるのでしょうか?

DER SPIEGEL:ドイツフランクヴァルターシュタインマイヤー大統領は、ロシアを含むヨーロッパ共通の家を設立する努力は失敗したと述べていますあなたはそう思いますか?

ショルツ:ロシアは、開かれた社会国境近くに集まり世界のどの経済圏よりも大きな経済力を持つ強力な欧州連合形成していることを受け入れなければならない。私は2016年ハンブルク市長としてサンクトペテルブルクで行わせていただいたスピーチで、まさにそのことを定式化しました。そしてロシアは、誰もロシア軍事的攻撃したり、外部から政権交代をもたらしたりする計画を持っていないことを明確にする必要があります

DER SPIEGEL:侵攻後、我々は真剣プーチンに彼の国に害を与えないことを保証する必要があるのでしょうか?

ショルツ:私の答えは2016年言及したものです。国家主権国境不可侵を認めてこそ、欧州安全保障が成り立つというのは、今日でも変わらない。ロシアはこの原則残酷なまでに無視した。侵略だけでなく、すでにクリミア併合ドンバス地方や他の地域での反乱の演出もそうだ。国家元首が歴史書を読み、今日の結果を推し量るために、かつて国境があった場所を調べなければならないとき平和は脅かされているのです。

DER SPIEGEL:モスクワ2014年にすでにこの原則違反していたのなら、ドイツロシアのガスパイプライン「ノルドストリーム2」プロジェクト継続許可したのは間違いだったのでは?

ショルツ:ロシアのガス、石油石炭依存する限り、非常に短い時間で他の供給からサービスを受けられることを早い段階で確認すべきでした。いざという時、ドイツ液化天然ガスターミナル東ドイツ石油精製所の輸入インフラに、たとえ経済的に見合わなかったとしても、資金提供しなければならなかっただろう。これが、私が長い間悩んできた本当の間違いである。

DER SPIEGEL:ノルドストリーム2は我々のエネルギー供給にとって決して不可欠なものではありませんでした。

ショルツ:その通りだ。問題は、2つ、3つ、4つのパイプラインがあることではなく、それらがすべてロシアから来ていることなのです。

DER SPIEGEL:しかし、ロシアのノルドストリーム2の目的は、ガスパイプライからウクライナ排除することでした。なぜ、その試みを長い間支持したのですか?

ショルツ:同時に、それこそが、ウクライナを経由するガスの継続的な輸送契約上確保した理由でもあるのです。そして、もしあなた地政学的な議論をするのであれば、こうも言わなければなりません。DER SPIEGELはLNG基地批判ばかりしている場合ではないのかもしれませんね。

DER SPIEGEL:しかし、もう一度。ロシアがガスビジネスウクライナ孤立させることは、クリミア併合への正しい対応だったのでしょうか?

ショルツ:正しい対応とは、ロシアからの輸入に依存しないようにすること、あるいは少なくとも、いつでもそうできるような技術的条件を整えておくことだっただろう。これは、現在私たち知識で言えることだ。クリミア併合には、現在課しているような制裁措置ですでに対応すべきだったのです。そうすれば効果があったでしょう。

DER SPIEGEL:なぜあなたはこの言葉を口にすることができないのでしょう。Nord Stream 2は間違いだったのですか?

ショルツ:ロシア侵略対応して、稼働を阻止したのです。また、地政学的にも、もっと早くから輸入の多様化を図るべきでした。また、環境のためにも化石資源の輸入や使用から自立するために、再生可能エネルギーの拡大を加速させることも、もっと早くから行うべきだったのです。

2022-04-14

今後ロシアへの制裁戦争が始まる

どうころんでもロシア世界から拒絶されるし、中国だって利益にならないと思えば切るかもしれない

たぶん歴史書には「ロシア制裁戦争」という名前武力を伴わない戦争の一つとして載るだろうな

2022-03-21

anond:20220320193433

最大の問題被害者面してる奴しかいないことじゃねえかな。

人殺しの血を引いている顔をしてる反戦教育者っていないんだよな。

特攻賛成派も特攻反対も同じように「米軍が攻めてくるから天皇が変な命令を出すから『仕方なく』戦争に巻き込まれた」って発想をしている。

自分たちが醸成した「ガンガン鬼畜米英中国人をぶっ殺しまくっていい暮らししようぜ?」っていう発想が間違っていたと認められる人って本当にも限りなく0に近いブルーひいては永遠ニアリー0。

ロシアぶっ潰したとき最前線あん関係ない場所では「いやー戦争っていいよねー。なんか国が元気になってさ―」って雰囲気があった。

これは間違いなく歴史書や当時の新聞にも描かれている事実であり、この辺の感覚から戦争≒勝つと幸せ」っていう図式が存在してたんだよ日本人脳内に。

そもそも日本人って昔から戦国武将とか大好きでさ、信長の快進撃や太閤立志伝とかそういうので興奮する性質だったのよね。

もっといえば忠臣蔵みたいな逆ギレ自分のご都合押し付け気に食わないやつぶっ殺し精神にも共感しがち。

兎にも角にも利己的な暴力行為を愛する心根の民族だったわけだよ。

それをあろうことか表面上取り繕って「僕タチ……暴力大嫌いヨ……ヨヨヨ……」みたいな事を戦争教育ときだけ口にするの。

でも実際は大好きなままなんだよね。

戦争教育体育館にずらーっと並べた生徒が、話に来た爺さんのボソボソ声に「すみませーーーん。マイク大きくしてくださ―ーーい」って叫んだ瞬間にさ、

体躯教師が「コラー!!(# ゚Д゚) お年寄りには経緯を払わんか―い!!!ヽ(`Д´)ノ」と竹刀をバシーンって地面に叩きつけて脅したときは驚いたさ。

暴力は良くないですよ。話し合いましょう」って内容の講義を受けている最中に、教師暴力で人を従わせるのを最適解であるかのごとく振る舞うのだから

まさにこれが日本という国の戦後教育なのだと実感したよ。

表向きは暴力の嫌いな大人しい奴隷のふりをして、いざ権力を持ったらブンブン暴力で人を従わせたがる凶暴な奴隷監督であろうとする。

それは結局の所、GHQに表面上従っていても内心は不満たらたらでいつかアメリカをぶっ殺し直しにいこうって精神が胸の一番奥にはあるってことなんじゃろうねえ。

まあ仕方ないよ。

占領米軍は確かに酷いことを沢山やったらしいし。

それは満州日本人がやったようなことだろうし、韓国が未だに「なんとかもうちょい賠償金貰えねえかな」と未練を持たせるような何かがあったわけだよ。

戦争における憎しみの連鎖ってのは終わりようがないね

まずはそこが事実なのさ。

日本人は未だに米軍を恨んでいるってことをまずは認めないといけない。

そしてその憎しみと内面にある暴力性は深い所で今でも結びついていて、いざ何かあったら米英の輩を滅ぼして世界アジアン、いや日本人の一色で埋められないかと今でも虎視眈々と狙っているんだわ。

その象徴として天皇を掲げられれば自分たち正当性は立証できると今でも信じている。

でなきゃなんでこんなにこの国の人間は令和の世で帝だ帝だわっしょいわっしょいなんだといのかね。

結局ね、自分たち民族こそが正当なるこの世界支配種族であるべきであり、暴力によってそれを証明するべきだって思想は全ての人類根底にあるんだよ。

いや全ての人類は言いすぎだったかも知れないが少なくとも多くの日本人は心根の根っこでそう思っているのさ。

でもね、今の戦争教育はそれを認めるところからスタートすることが出来ずに上っ面しかなぞらないのさ。

なんでかっていえばね、それによってGHQは満足して引き上げたっていう成功体験があるからだね。

反省しているふりだけしておけばいいんだ反省している演技を教えるために、暴力子どもたちを調教すればいいんだって、ずーっとずーっと繰り返してんだよね。

それがちゃんとした反戦教育だなんて俺は思わないけどさ、日本教育者達はそれこそが最善だって信じ切ってるんだわ

2022-03-16

anond:20220316115820

そうやって、場にあわせて動機とか経緯が嘘の歴史書いてると、そのうち自分でも信じ込むようになっちゃうぞ。

 

もう手遅れか。

2022-03-11

anond:20220311160950

まぁそんなに生産性がなくても昔は少しは世界とやりあえたんだろうけど、現代経済戦争では全く歯が立たず、過去の栄光に縋るしかなくなったってことなんだろうな

プーチン歴史書読み漁りたくなる気持ちはわかる

2022-03-04

anond:20220304211359

世界史に残る神レベルの実力者と奥さん離婚したの!?

世界史に残るチャンスをフイにするなんて史学クラスタからすると信じられない神経。

そのシチュエーション、喉から手が出るほど欲しい歴史書掲載希望者、千人はくだらない。

2022-03-03

ロシア軍前線徴兵された若者ばかりだそうだからコロナの影響は少ないだろう

そういえばプーチン隔離生活歴史書読み漁って右翼思想をこじらせたって説があったな

2022-02-20

anond:20220220083822

新しいものは常にどうなるかわからない段階からスタートしている。

100年の積み重ねというが、その100年より前は鎖国海外列強太刀打ちできる技術力なんかなかった。韓国台湾なんか戦前植民地化しての一時期しかなかった。

きちんと長期的に金と時間をかけることから必要だよ。

長期的だから検証が難しいからこそ、社会科学であとからでも検証するべき。そもそも歴史書ってのは科学すらない時代過去政治でどんなのが良いかいか判断して今につなげるためにまとめられ、次の時代皇帝勉強材料となった。

2022-02-16

anond:20220214174556

いいですか!日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したのはもはや定説なんですよ!

なんか!勢いと!おふざけで!書いたら!書いたらですよ!意外にブクマが付きました!

なので!なのでですよ!お返事いたしましょう!

lli ツリーの謎のテンションはなんなんだ笑

type-100 どういうテンションで書いてるんだ、この一連のトラバ

せいやせいやせいやせいやーーー!!!

いいですか!日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したのはもはや定説なんですよ!

せいやせいやせいやせいやーーー!!!

nt46 朝鮮半島日本ライフスペース。いいですか、それは継体天皇勝手なんですよ。

Tmr1984 ここから発展して、朝鮮半島は元々は日琉語族土地エルサレムを熱望するユダヤ人のごとく日本人は朝鮮半島高天原)の奪還を望んで良い、とならない?日本南洋ルーツ説も太平洋戦争の時にどう使われた?

いまこそ!いまこそですよ!国土回復運動レコンキスタ☆彡!を行うべきです!

朝鮮語族に支配された!支配されたですよ!高天原を!奪還するのです!

c_shiika 「AD663 村」と書かれたチョコレート女の子から貰いたいだけの人生だった

くらえぇぇぇぇぇえぇえぇぇぇぇぇえぇ!!!ハッピーーーーー!!!!!!!!!!!ヴァレンタイーーーーーンンーーーーーーーー!!!!!!

tigercaffe 先行研究史料提示を。せめて索引くらいつけて欲しい。この3つのない歴史記事は読み物以上の価値はない。

先♥行♥研♥究と史♥料♥の♥提♥示!!?!?!?!?!?!?

こーーーれだーーーーー!!!!!!!!!!!!!ここの参考文献でも読んでろやーーー!!!!!

https://anond.hatelabo.jp/20211121124146

ええええ?????

だってだってこれって「日本語の原郷は「中国東北部の農耕民」」ってのに反論してるんでしょ~~~???

馬鹿馬鹿馬鹿イワン馬鹿

いいですか!この増田はね!「まったくの素人」さんはね!

トランスユーラシア疑義を呈しただけで、日琉語族列島から流入してきたってことは否定してないんですよ!

というか!むしろね!むしろですよ!

この「まったくの素人増田さんもね!「日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来した」ってのには賛成ないし、賛成寄りになるはずですよ!

Nfm4yxnW8 定説とまではいわないけど日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したというのは一番可能性が高い学説だと思う。あと10年もすれば定説になるかも。「大王たちのルーツ」は地理的意味ならYES国家という意味ならNO 歴史

そやな!大王たちのルーツのくだりは勢いやで!なんせ考古学的な証拠があらへんのや!

Cunliffe 日琉祖語の単一起源説はまだちょっと保留かなあって思ってる。クレオールだっていう仮定結構魅力的なんだよね。

そやな!クレオール可能性は高いな! しかしな!「どこで」クレオールになったかというと、列島外でクレオールになった可能性が高いんやないかと思うわ!

https://anond.hatelabo.jp/20220215160324 に書いた通りや!

nagaichi 「定説」という言葉が強すぎるだけで、それほど奇抜なことを言ってるわけではない感はある。 ネタ 古代

そやな!ネタからな!

death6coin “そしてAD663年の白村江の戦い大王たちのルーツであった伽耶任那百済が滅亡したこときっかけに「日本」を名乗るようになるのです。”あー、そういう説の本を読んだことはあるな。通説とは思えんが。

そやな!「大王たちのルーツであった伽耶任那百済」はネタや。しか白村江の戦いの敗北がきっかけで「日本」と言う概念ができた!これは事実なんや

unakowa 記紀歴史書的信用はもっと議論されるべき。少なくとも記紀真実かのように皇位継承問題議論するのは愚の骨頂。

そやな!まあ神はおらんでも宗教には価値はあるんで!いんやない!

まあ天皇陵らせんはいかんがな!

anmin7 よしんばそうだとして君は何を求めているのかね? 現状の何を変更したいのかね。

そやな!「名前を隠して楽しく日記。」が目的やで!そう怖がらんでもええんやで!

El_Fire “縄文人遺伝子を最も強く受け継ぐアイヌ言語日本語と全くの別系統である説明がつかないわけですよ。”縄文時代の長さと広さを考えると、異なる語族と判定せざるを得ない変化が起こっててもおかしくないのだが

な!なにーーーーーー!!!!!日本語とアイヌ語を同系論だとーーーーー!!!

そ!それは!さすがに無理があろうかと思われます!試しに!試しにですよ!

何でもいいので学術論文を探してみるんだ!そこは!そこは!まともな学術論文が一つもない魔境ですぞ!!!

the_sun_also_rises この投稿に賛成する者も反対する者も裏側に現在政治性を帯びていることが問題。1500年以上前のことはアカデミアに任せそれに対して政治性を帯びさせてはならない。こんな投稿をしても今の日韓関係は何ら変わらない

そやな!わいは!わいは!政治的なこと触れたつもりはなかったんやが!なかったんやが!それでも政治的に見えたんか!?

実際はおんどれの!おんどれの眼鏡に色がついとるんやないか!?

ysync で?既存資料チェリーピックしたエビデンスに欠ける定説通説に何の意味が?新資料をもとにした珍説奇説の方が面白いだけマシだな。 /過去出来事教訓としての歴史はおもろいが、現在に影響与えるものでもなかろ。

おりゃーーーー!!!!!!!!!チェリ~~~~~ピックピックピック

でもな!定説ネタやけど!ネタなんやけど!「日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来した」ってのは最も可能性が高いもんやで!

逆にそれ以外の学説は圧倒的に信頼性が低いんや!特に縄文語ってのは超超激激やばやばやで!

memorystock ponponなんとか先生が諦めきれずにまだやってんのかな?ああいう人の動機って反転ネトウヨと言うか韓国ネトウヨと言うか、結局は民族主義レイシズムなんだもん。

ちがうで!わいはponponではないで!

2022-02-15

anond:20220215114557

語族言語系統であって民族系統ではないので「いる」とか「いない」とかいう話はできない。

論外。

いいですか!日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したのはもはや定説なんですよ!

民族民族の話ではないのです!日琉語族語族の話なのです!

日琉語族の!日琉語族のですね!列島外での唯一の痕跡は!

朝鮮三国時代歴史書三国史記地名として残っているもの

これだけなのです!


地名は!地名はですね!先住民言語が残るのです!

札幌稚内ミシシッピ

anond:20220215102842

文化・人の移動が言語の移動と重なるとは限らないだろう

なぜ「分かりません」で終わらせないのか

いいですか!日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したのはもはや定説なんですよ!

そして!何が分かっているのか!何が分かっていないのかをわたくしが!整理いたしまSHOW!

そして最後の!最後のですね!言語学では!何が!確定事項なのか!!!

まず重要なのは日琉語族アイヌ語族が全く別語族だということです!

そして!アイヌ語族は大陸側には痕跡が無いのです!

逆に本州方面に!特に地名に!痕跡が残っているのです!

山形宮城県あたりまでは議論余地がなく!議論余地なくですよ!地名痕跡が残っているのです!

では日琉語族はどうなのか!日琉語族は!日琉語族はですよ!列島外に日琉語族痕跡はないのです!

唯一!朝鮮半島を除いては!

朝鮮三国時代歴史書三国史記地名としての日琉語族痕跡が残っている!

これだけが日琉語族列島外での痕跡なのです!

2022-02-14

anond:20220214173710

いいですか!日琉語族弥生時代朝鮮半島から伝来したのはもはや定説なんですよ!

仮に文字として記録に残っていない縄文時代言語日本語起源であるならば、縄文人遺伝子を最も強く受け継ぐアイヌ言語日本語と全くの別系統である説明がつかないわけですよ。

アイヌ語族鎌倉時代に現ロシア沿岸部サハリンから流入した言語?何を馬鹿なこと言ってるんですか!

そしたら東北地方に残るアイヌ語族地名説明つかないし、大陸アイヌ語族痕跡がないのもおかしいじゃないですか!

そもそもですよ!日琉語族痕跡が残っているのは唯一朝鮮半島だけなのです!

朝鮮半島歴史書である三国史記地名としての日琉語族痕跡が残っている!

これだけが日琉語族列島外での痕跡なのです!


いいですか!継体天皇なんですよ、初代天皇は!

それ以前は各地の豪族集合体大王連合倭国だったのです。

そしてAD663年の白村江の戦い大王たちのルーツであった伽耶任那百済が滅亡したこときっかけに「日本」を名乗るようになるのです。

https://anond.hatelabo.jp/20211222134652

2022-01-29

anond:20220129021809

たぶん、人文系学者の方々に言わせれば中国正史とか吾妻鏡は極めて中立的歴史書なんだろうなぁ

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