はてなキーワード: 激情とは
絵柄がイマイチだなと思って敬遠していたが、つい最近読み始めた。
さて、キングダムにはさまざまな魅力的な武将、人物が出てくる。
キングダムは史実をもとにアレンジしている。当然と言えば当然であるが、そのアレンジも歴史の流れを理解する能力がなければ魅力的な人物を描くというのは大変難しいと思う。
中国に伝わる物語をアレンジした漫画といえば封神演義を思い出すが、あちらに関してはどうやって物語を着地させるのか、そっちが気になって仕方がなかったのを覚えている。ただしキングダムに関しては仙術のたぐいはほとんど出てこないので、超技術でどうこうという話にならないのが確定的な分、安心して読んでいられるのが救いと言えば救いか。
さてそんなキングダムのキャラ、読者はそれぞれお気に入りの人物がいると思うが、私なりにいろいろ考察したことをつらつらと書いていこうと思う。ちなみに私は史書(原作)を読んだことがないので悪しからず。
・信
三国志なんかでもそうだが、古代中国の人物の名前は概ね姓名各一文字の二文字の名前が多く、稀に姓が二文字の人物が出てくる、という感じだ。
その中でも漂や信は下僕であったので、姓がない・・・のかと思ったが、騰はまだしも貴族の出である壁など、意外と一文字の人物が出てくる。
彼は最初、政を助けた後に将軍職を望むが、説得されて結局は戸籍と家をもらうことになる。あまり細かくは語られていないが、これはかなり重要なことだと思う。
物語が進んでいくとよくわかるが、各将軍には有能な副官、部下がいる。彼らの働きこそが将軍たちを支えているのであり、将軍単体でまともな仕事をする人物というのはなかなかいない。ヒョウコウはとくに優秀な副官らしい人物は出てこずヒョウ公自身がひっぱっている感じで描かれているが、その裏では岳雷をはじめ彼のことを理解し補佐する副官たちが存在したはずだということはわかる程度になっている。
仮にあの時点で信がポンと将軍職をもらっていたとすると、部下のいない将軍が出来上がる。それでは夢の大将軍にはなれないので、イチから始めなさいと言われたわけだ。
当時は下僕に限らず、よっぽどの家に生まれない限りはまともな教育など受けられないはずだが、それを差し引いて考えてもおバカなのである。
物語上、登場人物にとっては当然のこと、常識であっても読者にとってはそうでないことを説明させるのに便利なのだ。キングダム内に置いては、特に地理の説明などに重宝していると言えるだろう。また、序盤はそうでもないが、それなりに話が進んでくると登場する人はたいていそれなりの役職にいる人=優秀な人であるので、説明せずとも理解しないで話が進んでしまうこともままある。それでは読者が置いてけぼりになってしまうので、主人公、あるいはそれに近い人物が物を知らないのは大事なのだ。他の作品で言うと、ワンピースの主人公ルフィはおバカなので、要所要所でナミやそのほかの人に解説を受けている。(その多くをルフィは理解していないが)
・昌文君
彼と王の出会い、心酔するに至るエピソードは明らかになっていない。あえて言うなら紫夏の回想のくだりで初対面を果たしているはずだが、その部分はあの話にとって重要ではないのでまったく語られていない。
登場時点ですでに文官に転じているため、基本的に戦闘シーンはない。時代的にも文官だからといって剣は持たないというようなこともないので、ちょくちょく佩剣しているのを見かけるが、信のように一騎打ちするシーンは出てこない。
(元)武官らしい働きをするのはサイの防衛戦くらいか。彼が武官としてどの位置まで上がったかも今のところ語られていないが、風向き有利な西壁において抜かれている辺り、やはりそんなにでもないのかな・・・なんて思ってしまう。
文官としても、時折シシに諫められていたり、超一流ではないことを伺わせるシーンが折々に挟まれている。リシに頭を下げるシーンなど、彼が文官として(も)頂点に上り詰めるほどの才がないことを強く感じさせるが、そんな完璧超人でない部分が重要な人物であるように感じる。完璧でないからこそ彼の脇を支える壁やシシの働きが際立つのであろう。
信からも「オッサン」と呼ばれ侮られている感があるが(盟友である漂を殺される原因となった人物であり、諸手をあげて尊敬することはできないだろう)、その信も昌文君こそが政を支え、自分も手助けしてくれる存在であることを認知している。特に冒頭に述べた「一の臣」であることを信すらもが認めていることがわかるシーンがある。加冠の儀を終え、アイ国軍を鎮圧したあとの「あんたの口から言ってくれよ」というセリフだ。あのシーンは呂不韋との政争の勝利宣言であるが、勝利宣言というのは勝った側の、頂点に立つ人が行うものである。つまりあの場にいる一番は誰なのかという問題であった。殺されてはならない王族を救った信でもなく、実際に反乱軍を鎮圧するのに必要不可欠であった将を打ち取った昌平君でもなく、政に長く寄り添い、支え続けた昌文君に託され(しかも信から)、彼の口から行われることに意味があった。バカな信でもそのことを理解していた。
長年の苦難を回顧し、その一部を共にしてきた読者にとって、勝利を実感している彼の姿はやはり感動的なものがある。映画版がどこまで話を追うことができるかわからないが、このシーンはぜひとも再現して欲しいと思っている。
・壁
昌文君を大王政の一の臣と評したが、その昌文君の一の臣である。
文官となった昌文君に代わり、「武」を司る人物となるべく存在しているはずだが、実際のところそのあたりはだいたい信に取られてしまっている。王センに捨て駒にされたり、食料を焼かれたりと頼りないシーンが多く、出番の割に見せ場は少ない。合従軍戦でも当て馬にされている。
しかしいぶし銀な働きで大王を支える昌文君を支えるだけあって、地味だが必要な仕事をこなし続ける。合従軍戦においてはヒョウ公と信と共に南道に入り、ヒョウ公を討たれ激情に駆られた信を諫め王都に向かい、サイの守城戦では信の南壁に続く東壁を守り抜いた。また、アイ国戦においては本人の出番はないが、旧友に根回しして軍を率いる将を確保している。
今後の彼に見せ場はあるのだろうか。
・龐煖
ある意味において面白みのないキャラだな、という感じはする。個人的には最初から最強のキャラはかなり好きなのだが、非常に自分本位なキャラであり、どうしても強さ以外に魅力がない。
が、おもしろいなと思う部分はある。彼自身が信が説得され諦めた「ポンと手に入れた、部下もいない大将軍」なのである。幸いなことに李牧という強力な参謀の駒として動くことになるためついてくる部下がいるが、もし彼がいなければ本当に裸の大将だっただろう。
そういう対比という点においてはよいキャラだと思う。
あとは気が向いたら
寝てるとき以外は世の中の全てにイライラしているような感じに見える。
この前俺の運転で一緒に近所のスーパーへ行ったとき、駐車場が満車で入れないとわかるやいなや警備員のおっさんに対して助手席から大激怒説教をずーっとかましてた。
身内の俺はそんな妹のことを狂人やモンスターだなんて思ってなかった。アニメや漫画なんかでたまにいる激情型のヒロインになぞらえて、あくまで1つのキャラの形に過ぎないという認識でいた。
こういう性格でも同性の友達はやたら多いタイプで彼女たちと電話してるときだけは例外的にいつもの不機嫌は完全に鳴りを潜めていかにも女の子らしかった。
仲間がいて、恋愛できていて、社会生活を順調に遅れているから、妹の性格も数ある個性の一種として捉えていた。ずーっと。
だが、そういう楽観的認識は俺が就職したことを契機に完全に変わってしまった。妹の性格を深刻視するようになったのだ。
俺が配属された部署に妹と全く同じタイプの激情型の中年女性がいたのだ。彼女も常に怒りまくっていた。相手が新人でも、上司でも、同性でも、取引先の社員でもお構いなし。男性社員は彼女を疎み、女性社員はよく彼女からの異常な叱責で泣いていた。
まるで憎しみや怒りが服を着て歩いているかのような人だった。
毎日近くにいるのにもかかわらず、俺は彼女の笑顔を見たことがない。
年齢の割にスタイルも良く綺麗で「昔は美人だったんだろうなあ」と思わせるだけの見てくれではあった。それなのに彼女に対して俺が抱くイメージは『バケモノ』。
細身で足が長く色気が漂う美熟女で、課長代理にまで昇進していて、夫と子供がいて、ベイエリアに住んでいて……それでも『バケモノ』としか思えない。
理由は年齢だ。
涼宮ハルヒや俺妹の桐乃があの性格と攻撃性で40歳だったら一発アウトだろう。
つまり、性格が悪くても人間として受け入れてもらえるのは若さゆえの特権なんだと思う。
妹はあの性格を治さないと確実にキチガイとしか見なされなくなる。大学の女友達や歴代彼氏達のような、そんな妹のことも肯定して付き合ってくれた少なくない数の仲間は消え失せてしまうだろう。
会社に中年女性の仲間はいない。もしも彼女が辞めたら職場のみんなは本気で感動するはず。
結婚もセーフティネットにならない気がする。近所付き合い、父母会などなど家庭外の人間関係はどうしても発生する。そのとき、激情型でクレーマー気質の妹が受け入れてもらえるとは思えない。
実際、俺がまだ子供だったころそういう性格の同級生母は親たちのあいだで『変な人』として軽蔑され、距離を置かれていた。俺の母親も渋い顔をして、たまにその人の協調性のなさをやんわりと愚痴るのを耳にしたことがある。
旦那が社会的信用のある人間だとか、本人がキャリアウーマンで美人だとかは周りの人間に心を開かせる材料にはなりえない。
兄として妹の幸福を願っている。
そうなるために妹は変わるしかない。
あの性格のままだとあと何年で妹は孤独になるのだろう。あと何年で禍々しいヤバい人としか見なされなくなるのだろう。
もし幼少期からのあの性格を変えるとしたら一体どれくらいの歳月が必要となるのだろう。
妹の将来がとにかく心配だ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4671163427400953602/comment/fgnjhgnjhgnjhg
仕送りとか甘えたこと言ってるから、ヤリサーとかに入って遊びまくるあほな学生が量産されるんだよ。勝手に一人暮らし始めるんだから、すべて自分でやらせろよ
すごく怨念めいている。そして私が見たかぎりでは彼(女)の唯一のコメントだ。
過去のブックマークを見るにナードなWebエンジニア(または情報系の学生)だ。
学費を自分で稼がざるを得ずにバイト漬けだった、勇気が足りずキラキラしたサークルに入れなかった、友達を作れなかった、そもそも大学に行けず社会人となった…
想像はいくらあっても足りないが、確かなのは彼(女)がこれまで不本意な人生を送ったという事実だ。
それまでは情報ツールとして使っていたはてぶだったが、この記事は一番傷つきやすいところに触れてしまい激情のままに書きなぐってしまった、といったところだろうか。
検索したら anond:20190222223817 がヒットして確かになあと。
今日朝、エスカレーターで右にいたら、エスカレーターを降りてしばらくして、若い女性に追い抜きざま荷物を思いっきりぶつけられた。凄い勢いで逃げていった。足が不自由なので追いつけず。駅員には通報したし、次見たら絶対ただじゃおかない。
ぶつかりおばさんには障害者となってから割と遭遇するようになった。歩くのが遅いので、追い抜きざまにぶつけられる感じ。不必要に寄ってきて、凄い勢いで逃げるので、自然な接触を装っているようでバレバレだし、何度か駅員さんには捕まえてもらった。
思うにぶつかりおばさんは本当に社会の底辺や弱者に前にしか現れないように見える。
障害者や子連れ女性が主なターゲット。ぶつかりおじさんと違うのは、対象が憎しみのある属性ではなく、社会的な弱者であること、そして自分のリソースを奪われたと思って激情に駆られたときにぶつかるのだと思う。だから性別を意識しないし、一般の人には当たらない。我慢する。「弱者が自分の権利を不当に奪った」という時だけ行為に及ぶように思う。だから優先席を使う子連れだったり、障害者だったりが対象になるのかな。
ぶつかりおじさんとまた違った卑劣さを感じる。
彼女を呼んだ東大を評価するのはわかる。祝辞の論旨もわかる。けれども全文を読むと、納得感よりもむしろ反感のほうが上回ってしまう。リアルタイムで聞いていたらよりそう思っただろう。
「ちなみに東京大学理科3類は1.03、平均よりは低いですが1.0よりは高い、この数字をどう読み解けばよいでしょうか。統計は大事です、それをもとに考察が成り立つのですから。」全くそのとおりである。正確な統計や適切な文書管理を疎かにするような国や組織がもしもあるとすれば、その未来は決して明るくないだろうし、国家であれば到底現代の先進国を名乗る資格はない。それではこの1.03という数字はどう判断すればよいだろうか。年間100人しか合格者のいない科類で0.03のずれは、直感的には大きくない。
数字の根拠となるのは、文部科学省の行った「医学部医学科の入学者選抜における公正確保等に係る緊急調査」である。http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2018/09/10/1409128_002_1.pdf これによれば、1.03という数字は平成25年から平成30年までの6年間における男女別合格率の比であり、この期間の延べ合格者数/受験者数は、男性501/1935、女性101/400であった。この数字はどのくらい「歪んだ」ものだろうか?ちょっと計算すればわかるが、合格率がちょうど等しくなるのは、男が498.87人の場合だ。つまり現実と「理想」は、たった2人しか離れていないことになる。受験年度を無視して男女計2335名の受験者から602名の合格者を選んだ場合の男性合格者の数は、超幾何分布H(2335,1935,602)に従うはずであるが、この分布の501までの累積確率密度は62.7%であり、敢えて合格率が等しいという「帰無仮説」を棄却しようと思えばp値0.4をとらねばならない。とてもではないが、男女の合格率に差があるという結論はでてこない。
彼女は社会学を専門とする学者であり、当然ながら統計には詳しい。「統計は大事です、それをもとに考察が成り立つのですから」とまで言った彼女がこの「有意差なし」という事実を知らなかったはずはない。とすれば「1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。」という発言は、控えめに言っても、統計的事実に対する誠実さを欠いた悪質な印象操作との誹りを免れないだろう。
東大、あるいは日本(そして人類)社会の抱える男女格差の深刻さは否定し難い。けれども、祝辞の内容それ自体は、大学構成員の男女比や一部不適切勧誘を行うインカレサークルの存在といった客観的事実に基づいた証拠のみでも十分根拠づけられたはずである。そして、全体の論旨が首肯できるものであるから個別の不当な印象操作を容認せよというのは、「江戸しぐさ」に対してその内容が道徳的に好ましいから歴史の捏造をしてもよいという態度と変わらない。真実や善意に混ぜられた嘘はしばしば、嘘だけの嘘よりも性質が悪い。
さらに言えば「男子学生は東大生であることに誇りが持てる」「東大の男子学生はもてます」「あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはず」といった発言も乱暴に過ぎる。男女を問わず、東大生や東大卒というだけで理不尽な批判を受けたりや偏見の目で見られたりすることはある。「一応東大」という決まり文句が存在し、テレビはしばしば東大生を無感情な機械か珍獣のように扱う。男でも東大であることを明かしたがらない人がいないなどとはとても言えない。合コンも男なら皆行くわけではなく、(少なくとも理工系では)相当数の学生が恋愛とは無縁なのであって、合コンに行く東大生はもてるというのは「強者は強者だ」というトートロジーにも聞こえる(もっとも、「もてる」こと自体に価値を見出さない学生にしてみればどうでもよいことだが)。そして、大学受験というごく限られた世界に限っても、努力した人が全員合格しているわけではないということぐらい、大抵の新入生は見てきただろう。そもそも、初めて会った人間の内心について「はず」などという決めつけをするのは、単に相手を意志をもつ人間として見ていないということではないか。
これらの発言を彼女自身の差別的バイアスによるものだと考えてしまうのは、果たして私のバイアスなのだろうか…… 今まさに暴力を振るってくる者への抗議ならば激情の滲むこともあるだろうが、相手は新入生なのである。解決すべき課題があり、伝えるべき言葉があるのなら、まずするべきは数字に誠実に向き合い、語りかける相手をリスペクトすることではないのか。
ハウルの動く城を見たのは何回目だろうか.初めて観たときからこの映画にたくさん泣かされてきた.
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/comicnews/1533929590/
私はいつも4箇所で泣いてしまうから,それを時系列順に書いてみる.あと,合っているかわからないけど,新しい発見もあったのでそれについても書いてみる.
その前に上の人の考察を共有しておく
さて本題に触れる.
ソフィーは名前の通り,理性が先行してしまいいつも自分の感情を押し殺してしまう.そのため,ソフィーは帽子屋継がなければならないというしがらみに縛られている.そんなソフィーが老婆の姿になりそんなしがらみから解放された.広く,ぽっかりとひらけた星の湖はそんなソフィーの心情と重なる.抑圧からの解放を思い泣けてくる.
ハウルが「美しくなかったら生きていたって仕方がない」といったときにソフィーが言った言葉.心からの本心を解放し若返った姿で雨の中泣く姿に泣けてくる.
黒髪の(サリマンからの支配から解放された)ハウルは自分の家族を守ろうと決心する.そして,自分がいなくなってしまう前に引越しをし,ソフィーに花畑と小屋をプレゼントする.ハウルが幼少期過ごした小屋は,ハウルの心の奥なのではないかと思う.ハウルはソフィーに心の奥へ入ることを許可している.ハウルの決意を感じ取って,こんなの絶対死亡フラグじゃん!って泣いちゃう.
ラストのシーンでハウルの動く城はもはや人が乗るだけの小さな板に足がついただけのミニマルな姿になってしまった.これもハウルの心を表していて,沢山の物を削ぎ落として歩く部分しかない.でも家族が乗るだけのスペースがある.ハウルにとって何が大切な物なのかを表していて泣ける.
他にも泣いちゃうシーンはあるけれどだいたいこんな感じ.次は今回見て,発見したことを書く.
ハウルの少年時代にアクセスしたソフィーは「未来で待ってて!」と言う.その言葉をハウルは本当に信じていたのではないのかなぁ.だから,ソフィーの夢の中で出てきた鳥の姿のハウルは「だって、私、あなたを愛してるの!」という言葉に対し「もう遅い」と言ったのではないか.最後,疲れ果てた鳥の姿のハウルに対して「ごめんね、私、グズだから。ハウルはずっと待っててくれたのに。」とキスをしたのではないか.冒頭でハウルが「探したよ」と言ったときも,ソフィーを案内した指輪のように,ハウルの指輪も光っていた.そう仮定すると,次の二つも辻褄があう.
心を失ったハウル,コンプレックスを抱えたソフィ,欲深い荒地の魔女,支配しようとするサリマン.みんな心の欠陥を抱えている.ハウルはソフィーによってサリマンからの支配を逃れた.欲深い荒地の魔女は最後ソフィーの愛情によって,心臓を譲り渡した.サリマンは ハウルから付け入る隙を失ってハウルと対立することをやめた.
「ちゃんとやって貰わないと(私が)困るんだよね!!!」
とのこと。
突っ込んできた人のこういう物言いは職場で問題になってるらしい。
突っ込むだけあって確かに仕事は出来る人なのだが、言い方がキツ過ぎると。
すっげ詰めてくんの。
激情に任せて言ってるのが丸分かり(しかも概ね自分の不利益になる場合に限って)
私はこの口撃を受けるの2回目だし、まあ別にそれほど気にしないんだけど。
これを見てる周りは気分悪くなるわけよ(言われてる本人より凹むというか、どよんとする)
私も他の人が言われてるの見て「うーわー」と思ったものだわ。
そこまで言うか…って。
だって弱い者虐めみたいなんだもん。
一番の問題は、この人が「相手を見て言ってる」ことなんだよな。
「相手が自分より下で、自分が嫌いな人」にしかこの口撃はしないんだよ。
だから弱い者虐めに見えるんだよ
(ちなみに私は正社で相手はパートなんだけどな。向こうの方がすっげ長く居るんだからこっちが弱くて当然)
教育的指導してる積りなんだろうけど、他の慣れ親しんだスタッフにはこういう言い方しないもの。
ま、どうでもいいんだけどね。
損するのは口撃してる本人だからね(強いから別に不利益は被らないんだけど、問題視はされる)
この手合が居ると、新しいスタッフも古参のスタッフも腹にどんよりしたモノが溜まるからね。
辞める理由になるよ。
つーか、今までの職業人生の中でこんなに面と向かってガーガー言う人見たことねえんだよ。
カルチャーショックだよ。
入職した後、すごい世界に来ちゃったな…と思った。
今までの人生では関わらなかった人達と一緒に働くことになってしまったと思ったもんだわ。
正直言って、これまで「優等生タイプ(物静かで地味なタイプ)」に囲まれて生きてきたけども
カースト上位ってんじゃないけど、ウェイ系で自分に揺るぎない自信があるクラスの人達。
それでもまあシフト制だから人間関係あんまり気にしなくて良いのが救いだわ。
じゃなけりゃ速攻辞めてるわ。
つーか、早く辞めるべきだけどな。激務薄給だから。底辺職だし。
あー。働きたくねー。
従業員同士がもめていて胸糞悪い。お前ら、『話し合い』っていうことができんのか。
年いくつだ?自分の胸に手を当ててみろ。この世に生を受けて半世紀程のおっさん同士のケンカを眺めてやきもきする。マジ卍ぞっとする。現代におけるホラー卍。
ろくに話し合い出来んならラップでバトってくれ。韻を踏んでくれればまだ許せる。
女なら許せる。PMSだと思えば許せる。だがおっさん同士だ。何につき動かされてケンカという手段を取ろうとするのか。頭を抱える。
一人は営業。カッとなりやすいタイプで激情のまま他人を非難するタイプ。何かと理由をつけて感情のコントロールをしない。気楽に生きれてうらやましい限りと言いたいところだ。所かまわずため息を吐き続ける。怒鳴る。いわゆる昭和モーレツ時代の残り香の強い職場の害虫みたいなおっさん。
もう一人は事務方のトップ。御年、上記営業と同じくおよそ半世紀。冷静なのかふわふわしているのか、いわゆる「ゆるキャラ」。もちろん半世紀もたてばホラーであることは言うまでもない。話すことはすべて「ゆるキャラの戯言」。こいつと会話していると、釈迦に説法を説いているのか、暖簾に腕押し状態なのか、考えあぐねる。意思表示が希薄なので忖度もしかねる。
いや、すげーわかんのよ。双方のイライラっていうか主張っていうか、職務上の立場の違いとかそういうのじゃない、人をイライラさせる能力。キャラクター。どっちもわかるのよ。俺は。
だってスゲーテンパってるときにホラーみたいなゆるキャラ目に入った瞬間イラっと来る気持ち、わかるし。
感情でカッと来られてもさ、よくわかんねーもん。クソ忙しいなか怒鳴りこまれてもな、ふんふんてかわすしかねんだわ。やばいときこそ冷静にいないと事故るしな。わかるわ。
お前らもわかってんだろ。キャラあってねえんだわ。キャラで話しててもケンカになる。揉める。わかってるのにわかってないふりで季節を重ねる。
なんでなんだろうな。ほころびた蕾が春の萌芽を呼ぶように、鳴き始めの蝉がこれから始まる夏を強く予感させるように。繁忙期を迎えます。
今日行ってきたんだが、
何だあのふざけた動線。
外で40分待ちの後、中で70分待ちだったのはまあ良い。
目玉である祭姪文稿の前は立ち止まらずに通らなければならないのも承知していたから、それも別にいい。
ただ、その70分待ちは、「祭姪文稿を皆がゆっくり見たがるから発生している待ち」じゃなかった。
っつーか、祭姪文稿の前はガラ空きだった。
がら空きの状態で更に「間隔を開けずに前の人に続いて歩いてください」と誘導されるから、
速足で駆け抜けさせられたのだ。
祭姪文稿の並びの列は、牛歩戦術のような遅々とした歩みで2列になって進むのだが、
祭姪文稿の前に来ると速足なのだ。70分牛歩して、目的の前は速足。
なぜそんな事になるのかというと、展示の仕方が非常に悪いから、としか言いようがない。
70分の並びの最後に祭姪文稿があるのだが、その直前に祭姪文稿についての力入った説明が壁面にドーンと並んでるのだ。
するとどうなるかというと、それまでロクすっぽ見る物がない列をただ牛歩してた人達は、その説明を熱心に読み込んで、祭姪文稿の実物に備えるわけである。
俺もそうした。
70分の渋滞の原因は、ここだったのだ。
祭姪文稿じゃなくて、その直前の壁が作る70分待ちだったのだ。
で、その壁を過ぎると祭姪文稿の実物があり、その前は「止まらずに」「前の人と間隔を開けずに」歩かなければならない。
祭姪文稿を過ぎたら見る必要も無いような説明がチョロチョロあってすぐ出口であり、そんなところで立ち止まる人はロクにいない。
つまり、祭姪文稿の先はガラ空きであり、必然的に祭姪文稿の前もスッカスカで、そのスッカスカを間隔を開けずに歩かなければならないのだ。
その流れる速度たるや、その速度で待機列が流れるなら、70分待ちなんて全く必要ない。5分で見られるレベルの流れの速さだった。
5分で見られるはずの物を見るのに70分並ばされたのだ。
「立ち止まるな」と誘導するべきなのは、「祭姪文稿の前」じゃないんだよ。
「祭姪文稿の直前の説明が書いてある壁の前」なんだよ。
国立博物館の係員は、拓本取り過ぎで脳みそのシワが摩滅してんのか。
せめて、実物の前を牛歩待ちと同じ速度で通れたなら納得できた。
それだけじっくり見られるなら、70分待ちもしょうがない。
自分もじっくり見た分、他人もじっくり見たかろう。それなら待つのも仕方ない。
だが、実際は速足通過である。大書家の激情に乱れた文書を味わう余裕など一切ない。
こう呼んでる。
例えば服を脱ぐシーンがあったら歓声が大きくなったり
でも、笑顔とか、眉を顰めるような苦しげな表情を見たら
すぐ隣でこの表情を見たいなあと思ったり
手とか首とかを見ながら、
近づきたい、触りたい、と強く思ってしまう。
体温のせいで手にもったオペラグラスが曇る。
出番が少ないとかせりふが少ないとかはどうでもいい。
舞台上にいてくれれば私は視姦を繰り返せる。
優雅な表情で踊っていても
顔も名前も知らない客席側には
ごめん。
やめなきゃやめなきゃと思っているのに手元に半券が増えていって
単純にどこも触らずに目の前の対象物を見ながら脳で自慰してるんだよね。
終演後お手洗いでクロッチがべっとりとしているのを見ると
きっと来年も通うんだろうなあ。
ベンチャーで働いてる。30代が主力の会社で、まぁそれなりにわいわいしてて、それなりに良い給料を貰っている。
そんな中、半年ほど前に、とある部門に経験者が欲しいというトップの判断で60代後半の人間が参加することになった。Aさんと呼ぼう。私の会社では、お昼ご飯を一緒に食べるメンバーがいるのだけど、Aさんも一緒に入ってご飯を食べるようになった。当然二倍も年齢が違うので、話題が噛み合わないことも良くある。その人はテレビと新聞は情報源として価値があるものという考え方をお持ちで、若干話題が古かったり、つまらなかったりもするけれども、まぁそれはそれで良かった。
最近、Aさんが慣れてきたせいか、私生活に踏み込んだ話をしてくる。ここで強烈なカルチャーショックを受けた。
Aさんは、まさにステレオタイプなじじいだった。
私の場合の話を書くと、私(既婚男性)は、家庭で料理とお洗濯が担当なので話題になることがある。社員同士で昨夜の料理の話をしたときに、Aさんは「○○さん(私)は、料理が趣味なんですね!多趣味ですね」という。「いや、趣味じゃ無くて家事です」と返事しても、Aさんは「男が料理すると、女性にはできない凝った料理をするんでしょうね!」とか言い出す始末。そこには女性社員もいるので、場が凍り付く。
もうAさんは「料理は女の仕事」という巨大な先入観があるために、私が家事として料理をすることを全く理解してくれない。夕方になって帰る時刻になったときに、会議をしたいとか言い出すのだけども「嫁が帰宅するまでにご飯用意しなきゃいけないので帰ります」と伝えても、Aさんは「そんなの嫁に任せればいいんですよ、旦那は仕事の方が大事でしょ」と大声で言い出す。もちろん、そんな馬鹿らしいことを言われても振り切って帰るんだけど。だいたい、会議の内容は無意味な事が多いので。翌日に同僚に「私さんは、趣味があるから帰るって言われちゃいました〜」なんて言う始末。
文章で書くと大したことないんだけど、本当に理屈が通じない。Aさんなりの哲学なんだろうが、もうすこし世の中多彩である事を理解して欲しい。相手が理解してくれないと感情的になってしまうことが人間には少なからずあると思う。たしかに、私もこういった話題をAさんとすると、少し怒りの感情を持っている。これが激情的になると、あたりにまき散らすフェミに発展するんだろう。私は今まで、フェミがそうやって当たり散らす事を馬鹿馬鹿しく見てたけど、今ではなんとなくそうなってしまうことも理解できる。
少しでも気に入らない事があるとすぐに怒鳴る上司が嫌で転職しましたが、
ここもまたすぐに怒鳴る社長がいました。
「前職はすぐに怒鳴る人がいたので。論理的に解決策を探せなくて苦労しました。」って。
そしたら「ウチはそんな事ないですよー。むしろ、静かすぎるくらいで。」って。
前職との唯一の違いは、直接怒鳴られない事。
でも、誰かが怒鳴られています。
私は、誰かが怒鳴られてるのも嫌です。
怒鳴る人がいると周囲がおとなしくなっていくようで。
ついでに、二度も騙された気分で、もう不信感しかないけど、
うおあーこれはありがたいです。
ちょっと例の増田のせいで印象を捻じ曲げられかけていました。長く彼を見ていた他の人が書いたまとめや(勿論それはどうしても簡素なものではあるものの)、私の元エントリへの言及でも、確かに今トラバしてくれている増田と同じような印象を持っていた方が多かったという感じを受けます。
ただ一方で彼を本当に迷惑だったと思っていた人が相当数いるのも事実に見えたので(idコールを除いて純粋な増田内での話)、昨日の唾を吐きかけるような言及のせいで低能先生氏もやっぱりそういう人だったのかなぁとちょっと傾けかけてたところでした。
きっと低能先生氏は、他人に唾を吐きかけることを厭わないような人ほど歪んだ鏡を覗き込んでいるようで苛々して迷惑極まりない存在に見えるんだろうなぁと彼への印象を修正しておきたいです。勿論彼が実際にはそこまでそういう人間ではないという印象を保った上でですが。ありがとうございます。
追記:
でだな。増田の話し相手は最初からからかうき満々だったじゃねーか
それに気づかないのは増田の非でもあるぜ。
そういうのはさっさと逃げる。それでいいんだ。
これはマジでその通りで、相手にもう私をからかう意図しか無いのは分かっていました。。。マジレス続けてる自分が馬鹿なんだろうなという感じです。。。凄く激情的な性格で、自分でもこの性格やめたいです。。。こんな事に時間を奪われるなんて辛さしかない。。。(この増田と話してる時間じゃなくて例の増田に返信してた時間ね)
でも、そういう一般常識ではやらない無茶苦茶な会話ができるってのは、
発想の枠を広げるんだよ。
ここはそういう酷いところだと思ってたのしみな。
昔2chにいた頃は(当時はまだ2chでした)こんな感じだったなぁと思って懐かしんでます。ぶっちゃけあの元エントリの後に結構ノリノリで色々1行エントリ書いてたり言及付けてたりして、楽しかったです。結構来ること多くなるんじゃないかなと思います。あんな真面目に長文書くことは、まぁ多分二度としないものの。
そしてそれと同時に存在する、普通に会話もしちゃう増田達のお陰で自分や、今回の事件で一時的に増田に流れてきた他の人間が助かってる面があるので、普通に感謝します。今もトラバもらえて安心してますし。ありがとうございます。
追記2:
まぁまとめだけ見てても実際低能先生氏もまともな人間には到底見えたもんじゃなかったですね……。ただそれと今回唾吐きかけてきた増田とまで同じレベルだったかはちょっと別問題ということで。いや実際同じくらいひどかったのかも分からんですが、ただそれについてはちょっと具体的なログが無い以上は「自分もキチガイだと認識してない、余計質の悪い自治厨 VS どこにでもいるよくいる粘着キチガイ」という程度に印象は留めておきます。あ、自分は自分がキチガイだってのは認識してます、元エントリの通りで。。。