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はてなキーワード: ヒーローとは

2023-03-26

今年の戦隊ヒーローファンタジー王国舞台日本じゃない

先月から始まったニチアサ特撮の『キングオージャー』のCGが凄いと聞いて何年かぶり戦隊番組を見てみた。確かにロボット戦でも肉弾戦でもCGエフェクトがわんさか使われ凄く豪華だった。よく分からんけどお金かかってそう。聞くところによればアメリカでのパワーレンジャーのヒットで予算がたんまりもらえてるからだとか、知らんけど。

こんだけのCGアクションドラマを毎週放送できるなら、映画がメインだったバトル漫画実写版連続ドラマとして作られるのが近いうち普通になりそう。

それはそうと、久しぶりに特撮見てへーって思ったのは、舞台現代じゃなくてファンタジー世界の全く架空王国になってたこと。現代の街が出てこない。アニメのような設定になってた。まあこういうのほうが受けが良さそうだもんな。

2023-03-25

ネトゲ依存パワハラ依存セックス依存のどれもが「コミュニケーション依存」の一側面だろ

規制すべきものがあるとしたらコミュニケーションだ。

カルト迷惑Youtberも皆コミュニケーションへの依存に端を発ししている。

過激テロ活動最初は身内で小さなヒーローになりたいという気持ちからだったはずだ。

全々全部がコミュニケーションのせいだと言っていい。

コミュニケーション依存を断ち切るためにもコミュニケーションにてよって快感を得る脳内物質抑制する薬物を水道水に流そう。

ミネラルウォーターを含めあらゆる飲料にも投入を義務付けよう。

食品にも添付するべきだ。

街中にも空気散布しよう。

コミュニケーションを取ることに対して苦痛を感じ、承認欲求が満たされても何も気持ちよくならない、人に必要とされることを無意味に感じ、友情愛情幻想だと感じるそういった新人類に生まれ変わろう。

依存の悪循環はこれで断ち切れる。

あらゆる依存がだ。

香川県うどん依存だってうどんという誇り高い文化を持つ素晴らしい俺たちというコミュニケーション由来の幻想から来ているものから簡単に断ち切れるだろう。

春の話題作、『フェイブルマンズ』『シン仮面ライダー』『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

どれも面白かったが、人に勧めるなら迷わずフェイブルマンズになるな。よく考えたら万人ウケする内容でもないのだが、人生における芸術との付き合い方という好きな人はとことん突き刺さる内容だ。そんなテーマではありつつ、スピルバーグの腕でエンタメとして高いレベルにあると思う。映画少年の話ではあるけど、タイトル通りフェイブルマン家の物語がかなりのウェイトを占めるので、その辺で肩透かしは喰らうかも。心のままに生きたいものだぜ。

シン仮面ライダー評価割れてるな〜。目配せに溢れた、面倒臭いおっさんが自負するような意味でのオタク向け作品なんだろうなと思う。庵野オタクエヴァオタク特撮オタクと、色々な見方があると思う。斎藤工眼鏡の人が名乗る場面はニヤリとさせる演出なのだろうけど、なんのこっちゃと思った。他にも色々と拾えてない要素はあったのだろうが、力は使い方次第でヒーローにも怪人にもなるという仮面ライダー通底するテーマを頭に観ていれば色々と思う所はあった作品だ。特撮には明るくないが、普通にエンタメとして面白かったと思う。私は節々のチープさやわざとらしさを特撮演出として好意的に受け取ったが、世間はそうでない人も多かったよう。その辺が大きな分かれ目にもなるのかな。

「エブエブ」も好みが分かれそうだよな〜と思った。序盤は鬱屈とした生活の状況説明ちょっと冗長国税庁でのマトリックス風のシークエンス日常を打破、おちゃらけたハジケバトルが始まってようやく盛り上がる感じ。後半の小難しい状況を初見でしっかりと理解できる人は少ないと思う。仮面ライダーの後に続けて観るとセカイ系食傷気味になるかもしれない。設定は奇抜ながらストーリーメッセージ王道で、私は好きだった。中盤でハマって勢いに乗り切れれば良いけど、冗長だったりクドく感じる部分が気になり始めるとダメかも。

グリッドマン映画も始まったし、ダイゼノン観ないとなあ。

2023-03-23

シン・仮面ライダーについて感想ネタバレあり・割とマイナス目)

正直に言うと、よくわからなかった。

面白かったが、違和感が残りまくる。

話そのものシンプルだとは思う、戦いが進むに従って想像で補う必要がある部分もあるけど、それもまあ、無視してしまえばいいといえばいい。

やけに濃い映画だという印象はたしかにあるが、なぜそう思うのかも上手く説明できない。

以下、つらつら書く。

よくわからない文法で作られた映画だとは思う。

本郷猛は結局、相打ちに近い形で死ぬが、プラーナだけは仮面を通してライダー2号に残る形で終わる。

これ、普通に考えたらただのバッドエンドだが、そうとは思えない要素も残してる。

仮にシン・仮面ライダー2が制作されたとしたら、その映画の後半で復活するんじゃないかと思える。

そんな邪推をしてしまうくらい、彼の死に様は「悲しいこと」扱いされていない。

この辺、緑川ルリ子の死をがっつり悲劇として描写したのとは正反対になっている。

 

結局のところ、本郷猛について、あんまよくわかんねえ、というのが一番の引っ掛かりポイントなのかもしれない。

彼という人間に、まったく共感ができない。

仮面ライダーというヒーロー像が最初にあり、それを邪魔しない形で人間性を付け足した印象すらある。

人間を殺してしまうことや、自身人間ではないものである忌避感は、後半になるときれいに忘れられる。

ヒーローであること以外を、消去された人物像だと思う。

とにかく極端なまでに「仮面ライダーであること」に注力し、それ以外の見方を許さな映画

ところどころメタ的に見れる部分も出ているが、その後ろに「だがそういうオーグである」という注釈が強烈につく。

個人的に残念なのはスタイリッシュでチープな暴力性とでも呼べるものが、後半になるに従って変質したこと

生々しくて泥臭い戦い様と、痛さのまったく伝わらないスタイリッシュさの二極に分かれた印象。

徹頭徹尾、「世界観の狭さ」が強調されていたように思う。

世界的なことをしようとしているはずだが、本音としてはそんなことは誰もまったく考えていなかった。

この辺のエゴあんまり上手くは描写されてはいなかった印象。

世界観を広げる役目は、人工知能アイと、その観測であるケイくらいか

よくわからない文法だと感じているのは、真っ当な成長や変化が映画内で描かれていないからかもしれない。

あるいは、変わった端から死亡している。

世界征服をたくらむ者は計画あきらめて死亡し、ショッカーの残党はまだ残っており、主要人物二人も死亡している。

世界は救われたが、何も変わっていない。

生き残った一文字隼人がそうした面を担っているのかもしれないが、いくらなんでも登場が後半すぎる。

まあ、いい風に考えると、緑川ルリ子→本郷猛→一文字隼人バトンが渡ったのだ、と考えることもできるが、そのバトンの中身が今一つわからない。単純に考えればヒーローなのだろうが、彼らがそれを目指しているようにも見えなかった。プラーナが渡っただけにすぎないと考えるのは悲しすぎる。

文句ばかり言ってしまうのは、楽しむことは楽しめたが、なんか良く分からない、飲み込めない強烈な違和感があるからか。

ああ、本郷猛のことをヒーロー要素しかない人間、みたいに書いたが、これはひょっとしたら違うかもしれない。

彼は実のところ、ものすごく弱い人間だったのでは。

考えてみれば、彼が精神的にタフで強い人間だと描写された場面は、ほぼない。ただ優しくて弱い人間として描かれた。

頭の中にある、仮面ライダーヒーロー=タフであきらめず強い奴、みたいなこちらの色眼鏡が、実のところ一番のネックになっていたのでは。

彼はあるいは、わめいたり文句を出さな碇シンジか、碇ゲンドウあたりの精神性の持ち主として捉えるべきだったのか。

そう考えてみると、最後に相打ちに近い形で死亡したことにも、ある意味では納得がいく。仮に生き残れば、緑川ルリ子復活のために世界破壊するルートに行きかねない。それを阻止してヒーローのままでいるためには、あの場面で死ぬしかない。

自分自身を納得させるために書いた文章なので、実際には違っている部分も多いと思う。

とにかくシンプル面白いが、根本おかしなことになっている映画だった。

追記

日経って、ちょっと考えを整理した。

ひょっとして、バトンとして渡されたものは、とんでもなくありきたりな、些細なものだったのでは。

それこそ「他者との交流っていいこともあるよね」レベルの。

そして、本郷猛コミュ障レベルは、こちらの想定よりもずっと酷くて重かったのでは。

映画内の大半では心を開かず、ようやく心の一部を開けたのは緑川ルリ子で、しかもその遺言に対してだった。

ちゃんとした他者と心の交流を持つことができたのは、実はプラーナ化してからしかなかった。

これが正解だとは思わないものの、本郷猛がどういう人間かを想定するかによって、まったく違う映画になるとは思う。

意図的にそういう空白が作られている。

ただ、繰り返しのようになるが、これが正解の解釈ではあって欲しくはない。

なぜならこれだと「超絶コミュ障が体も命も全部失ってから、ようやくちゃん他者交流できるようになった」映画になるからだ。こんなのが一般受けするはずがない。

個人的にはようやく飲み込めたが、とんでもなく変な映画として飲み込んでしまった。

できれば他の人の感想解釈も知りたい。

いうて「シン・仮面ライダー

普通に面白かったが?

なんで「庵野マニアックなこだわりが全面に出て一般受けしない作品になってる」みたいな意見が出るんだ?

ていうか、昭和ライダー平成ライダーも、Amazonライダーもろくに見たことがない自分でも楽しめたから、前知識とか不要ふつうおもしろいと思うんだが。

(BlackとRXは見たことあるけど、見返すと普通に内容忘れてるパターンだった)

これダメとか言ってたらアクションとかヒーローもの全般みれなく無い?

世界が滅亡する話って、そんなのあったっけ

どの作品も皆最後に滅亡回避ー!

危機回避ー!ってヒーローヒロインが抱き合ってキスして終わるような。

アルマゲドン

ハルマゲドン

 

 

 

 

 

 

 

 

妄想って文章の頭につければ何を言っても良いの?

そこに責任はないの?

冗談だよ冗談って、笑えない話を冗談で流されてそれで許せるの?

99人が見なかったことにしても、1人が「傷ついた!謝れ!」って言ったら冗談じゃ済まなくなるんだよ?

誰もが誰かと違う考えを持っていて、全員が傷つかない話なんてないんだよ?

妄想だなんて言葉ごまかすのは卑怯なんだよ。

責任取れないなら口に出すなよ、って自由を奪うのかよ。

かに思うだけなら自由だろう。でもそうやって自由を奪うのかよ。

勝手に傷ついてろよ。他人自由勝手に奪おうとした、それが代償だろ。

2023-03-22

anond:20230322144845

素敵なロールモデルを見せるのって発想としてはありなはずなんだけど、今そういう幸せ家族みたいなのやったところで、あくまで娯楽用のおとぎ話しか聞こえないとこある

シンデレラ見て「私も王子様を待つお姫様になろう」って思う大人や、マーベル映画見て「俺もヒロインを守るヒーローになる」って思う大人がいないみたいな次元

…そんな大人おらんやろと思って書いたが、ワンピース大好きヤンキー層って割とそんな大人だったりするかもしれんな…

結局庵野オタが特撮を踏み荒らして去っていく姿をまた見せつけられて不快

庵野オタってなんでこんなに、庵野秀明個人事情勝手忖度して、勝手に悶絶してるの?

https://togetter.com/li/2105003

シン・仮面ライダーが、整理されていない、煩雑な、映画として優れていない作品としての一面を持っている、と素直に言えばいいのに、やれこれまでは樋口真嗣ストッパーになっていて、今回はいいか庵野個人の濃度が濃い、みたいな形でどんな作品を作ろうが結果的作家個人特性還元して、俺は私はこんなに庵野のことわかってる合戦にしてしまっている。

これって結局、庵野が期待している見方じゃまったくないわけで、シンエヴァマリ安野モヨコに違いない問題から何も学んでないよな。

作家にとってはこの上なく気持ち悪いんだろうな。こういうファンの在り方って。

そもそもこいつら、仮面ライダーウルトラマンゴジラ別にきじゃないだろ。

ウルトラマンだってシンウル新規で、今のウルトラユニバースに入っていったファンが出たなんて話聞かないぞ。

今回だって(今回はそもそも初代仮面ライダーもっと言えば石ノ森原作版へのオマージュが強く、平成仮面ライダー面白さには全くつながらないものではあるが)、映画の内容や仮面ライダーというヒーローの在り方というよりは、映画を見て庵野成分がこんなに詰まってて、僕は私はそこにビンビンきてるって言いたいだけじゃん。

庵野秀明の特撮ヒーローへの偏愛はわかるけど、庵野オタは本当にイタい。どっか行ってほしい。

2023-03-21

ウルトラマンウルトラセブンが有刺鉄線電流爆破デスマッチで〜

こんにちはこちらはBingです。😊

ウルトラマンウルトラセブンが有刺鉄線電流爆破デスマッチで戦ったらどちらが勝つかは、正確な答えはありませんが、両者の特徴や強さを比較することで推測することができます

有刺鉄線電流爆破デスマッチとは、ロープの代わりに有刺鉄線を張り巡らせたリングで行われるプロレス試合形式です¹。有刺鉄線に触れると爆発を起こすため、非常に危険試合です¹²³。

ウルトラマンウルトラセブンは、どちらも宇宙からやってきた正義ヒーローですが、それぞれに違いがあります

ウルトラマン人間より大きく、怪獣との抗争が多いです⁴。ウルトラマンスペシウム光線やタロウ光線などの必殺技を持ち、怪力や高速移動も得意です⁵。

ウルトラセブン宇宙人やセブン人間等身大の時も多く、宇宙人との抗争が多いです⁴。ウルトラセブンアイスラッガーエメリウム光線などの必殺技を持ち、頭脳戦や変身能力も得意です⁵⁶。

このように見ると、有刺鉄線電流爆破デスマッチでは、怪力や高速移動よりも頭脳戦や変身能力の方が有利に働く可能性が高いと言えます。したがって、私の推測では、ウルトラセブンの方が勝つ可能性が高いと思います

ただし、これはあくまで私の推測であり、両者の戦闘力や相性などによって結果は変わるかもしれません。また、このような試合を行うこと自体危険であることを忘れないでください。

ソース: Bing との会話 2023/3/21(1) デスマッチ - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81 アクセス日時 2023/3/21.

(2) 有刺鉄線 棺桶デスマッチ 勝俣瞬馬 vs クリスブルックス .... https://www.youtube.com/watch?v=11b-aRxL7NE アクセス日時 2023/3/21.

(3) ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ大仁田厚&長与千種 VS .... https://www.youtube.com/watch?v=-syVFQCTD6U アクセス日時 2023/3/21.

(4) ウルトラマンウルトラセブン比較 - ウルトラセブンは .... https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14170180494 アクセス日時 2023/3/21.

(5) ウルトラマンの最強ランキングを紹介!歴代で一番強いのは .... https://bibi-star.jp/posts/3319 アクセス日時 2023/3/21.

(6) 【パズドラキーワードは『7』! エンハンスループで最強火力 .... https://www.appbank.net/2022/07/22/iphone-application/2269314.php アクセス日時 2023/3/21.

(7) なぜ『ウルトラセブン』は多くの人の心をつかんだのか - 特撮 .... https://news.mynavi.jp/article/20170817-ultraseven/ アクセス日時 2023/3/21.

感想

危ないって怒られちった😋

anond:20230318103650

市場価値0は意味不明だが無駄な上昇志向っていうのは分かる。

なんであんなに身の程知らずの理想を追いかけたがるんだろうか。

それまでの人生比較ヌルくやってきちゃった人が、就活現実思い知ったときの落差を一生引きずってるとかなんかなと。

スポーツ経験とかあれば自分プロにも草野球ヒーローにさえもなれないと折れる経験があるんだろうけど、そういうのもなく受験背伸びをするでもなく来たタイプの人がいつまでも吠えている印象がある。

世代関係なく強烈な篩にかけられる分野に挑戦した経験がある人は氷河期からどうこうって話はもうしなくなってる。

2023-03-19

今のオタクガトリング砲の由来さえ知らないらしい

キングオージャーという特撮番組があるのだがその実況が

「なんで美と医療の国でガトリング砲が自走しているの?」

といった書き込みで溢れていた。

ちなみにこのガトリング砲というのは、戦隊ヒーローの合体ロボの補助パーツになるチビロボットのことだ。

キングオージャーは5つの国の代表選手がそれぞれ変身して巨大ロボに乗り込んで合体して敵をぶっ殺すという特撮だ。

その合体ロボの本体ではなく補助的な武器としてガトリング砲を背負ったカタツムリが登場したのである

ガトリング砲が自走しているという絵面に突っ込むのは分かる。

たとえそれが巨大レーザーメスだろうが巨大ヒアルロン酸注射器だろうが町中を自走していたらヤバイ絵面なのは事実だ。

だがそれらと「美と医療の国」という部分の繋がりに疑問を持つことはなかっただろう。

ガトリング砲本来はその枠に入るはずなのだ

現代オタクが正しい知識継承し続けていれば。

ガトリング砲アメリカ発明家リチャード・ジョーダンガトリングによって1862年に発明された。

ガトリングは元々発明家であったが1850年に自身天然痘にかかったことを契機に医学について学ぶことになる。

だがガトリングの興味は医学博士を取得する頃には発明へと再び移り、医師として活動することはなかった。

1861年から始まった南北戦争において多くの兵士が死亡しているの見た時、彼の中にあった医療への情熱が再び燃え上がり「1人の兵士100人分の働きをすれば、戦争犠牲者はそれだけ減らせるだろう」という着眼点から発明が始まった。

かくして作り出されたのが1人の兵士100人分の銃弾をばらまく兵器たるガトリング砲である

ガトリング砲とは、自身が病に苦しんだ経験から医療を学んだ発明家が、同じく病の苦しみの中に消えていった(初期の戦争における戦死は銃創によ即死よりもそこからの化膿などによる死が多かった)者達を減らすために作り出した兵器なのである

ガトリング砲の開発思想には医療の心があるのだ。

こんなものオタク雑学の基礎であったはずだ。

だが今やニチアサを見るような濃いオタクですら

「なんで医療の国でガトリング砲?」

と書き込んでしまう。

恐ろしいことだ。

知識継承に失敗している。

こうした知識継承の失敗はゆくゆくはマナー反省といったことにおいても起きているのだろう。

オタク歴史には多くの過ちがあるが、それらを乗り越えてきた歴史さえも失われてしまうのだろうか……。

オタクよ……後世のオタクを育てるために何をすればいいか考えるときがお前たちにも来ているぞ。

失われゆく技術テーマ刀鍛冶なんかを主役にした物語は数多く描かれているが、それが自分たちオタクとしての教養にも当てはまるという自覚オタクたちには無いのではないか

大丈夫か?

anond:20230319111459

いまあらためて冷静に考えれば、ヒーローである主人公が「ファンタジー」って自嘲しちゃったらダメだよね…

(当時は歌い手歌唱力にばかり意識を毎回もってかれてた)

2023-03-18

[] ボブ・ザ・バンブリングエージェント

遠い未来人類は究極の監視社会を構築していた。日常生活から親密な時間まで、人々の生活のあらゆる面が監視され、記録されていた。政府は「公共安全のために必要」と主張するが、多くの市民懐疑的だった。

ある日、ボブという名の不器用政府職員は、監視システムから逃れようとする反抗的市民グループ監視を任された。ボブは熱心だが、どこか抜けていて、ミスをしがちな職員だった。

グループ活動監視していたボブは、誤って監視システム不具合引き起こし、誤動作させてしまう。突然、街中の監視カメラにボブの顔がライブ映像で映し出されるようになり、ボブは恐怖を覚えた。

パニックになったボブは不具合を直そうとしたが、事態さら悪化した。この不具合は他の都市にも波及し、人々は自分プライベートな瞬間が映し出されることに気づき、混乱に陥る。

事態制御不能になるにつれ、ボブは自分の手に負えないことを悟った。監視していた反抗的市民たちと手を組み、監視システムを完全に停止させるため、荒々しい冒険の旅に出る。

監視システムを停止させようとするボブと反乱軍は、さまざまな困難や障害に遭遇する。

まず、監視システムのメインコトロールセンターにたどり着くには、迷路のような官庁街と地下トンネルを通り抜けなければならない。

ところが、そのコントロールセンターは、武装した政府職員巡回する厳重な警備が敷かれていた。

しかし、ボブが誤ってアラーム作動させてしまったため、連鎖的に捜査官たちに気づかれてしまう。

必死脱出で、ボブと反乱軍ハイテク変装、偽の身分証明書さらにはホバークラフトなど、あらゆる種類のガジェットやギズモを駆使して捜査から逃れることを強いられた。

ある時は、監視システムハッキングするための試作品を盗むために、政府研究室侵入しなければならなかった。

そして、その旅の間中、彼らを何としても阻止しようとする政府エージェント・チームが執拗に追いかけてきた。

しかし、ボブと反乱軍たちは、監視システムを停止させ、人々に自由を取り戻すという目標を決して見失うことはなかった。

そして、彼らの努力と決意は実を結んだ。監視システムを停止させ、その背後にいる腐敗した役人を暴くことに成功したのだ。

そして、最初はしがない政府エージェントだったボブは、監視コントロールによって抑圧された世界希望勇気象徴として、人々の目に映るヒーローになった。

そして、監視社会市民は、ボブとその仲間たちの不運にも善意ある努力によって、真のプライバシー自由享受することができたのだ。

塵も積もれば山となるで、ボブと反乱軍国民から英雄として讃えられた。政府はこの事態計画的テロ行為言い逃れようとしたが、圧倒的な証拠があり、市民はそれを受け入れなかった。

監視システム解体され、その実施に関与した政府関係者が裁かれたことで、社会再生し始めた。人々は互いにつながり、社交し、プライバシーを楽しむようになった。

ボブは、ある種の有名人になった。行く先々で人々が彼を呼び止めて自撮りをし、彼の姿がTシャツポスタープリントされ、街中に溢れた。

当初、ボブはその注目度の高さに圧倒され気味だった。しかし、時間が経つにつれて、彼は自分の名声を楽しむようになった。プライバシー自由の大切さを説く講演家として、全国を回るようになった。

監視システムについては、再建されることはなかった。その代わり、政府はより伝統的な法執行情報収集投資するようになり、侵略的な技術ではなく、人間の知性や探偵業に頼るようになった。

結局、監視社会の人々は、プライバシー自由はどんな犠牲を払ってでも大切にし、守るべき貴重なものであるという重要な教訓を得た。そして、すべてはボブという名の不器用政府エージェントの不運から始まったのである

映画館作品を観る時、一回目は素直に楽しみながら観て、二回目以降で細部に目を向ける、というタイプの人は映画好きには割といると思うけど、自分真逆

ここのシーンが良かったな、燃えたな、ここの演出はあの作品とアレだな、オマージュになってるな、この役者はこうなのか、この台詞関係性は良いな、こういうメッセージを感じたな、という事を逐一考える。

初回の新鮮な感想を忘れたくなくて、配信ならちょっと止めてメモでもしながら観れば良いけど、映画館じゃそうもいかん。忘れないよう脳内で反芻して、劇場を出てからスマホにブワーっと書き出す。それが鑑賞の没入感を妨げる事も少なくない。

で、二回目以降になって初めてそういう細かい事は抜きに、個ではなく全体を楽しめるようになる。新しい発見もあるにせよ。

1500円でも学生には安くもないし、そこそこ以上気に入った映画じゃなきゃあんまり二回目以降も観に行かんから、せっかくのデカスクリーンで観る没入感を大切にしたいなって気もする。定額サービス配信が来るのを待って、そこで初めて細部に目を向けても良いんだけど、気の長い話だしやっぱり初見フィーリングを大切にしたいなって思う。ジレンマだ。

シン・仮面ライダー、周りの感想を見ると目配せに溢れた作品なんだろうけど、エンタメとしても結構面白かったです。あんまり詳しくないけれど、優しさを貫き通すには力が要る、力は使い方次第で怪人にもヒーローにもなれるという仮面ライダーテーマ(多分)に真摯作品だったと思います

anond:20230318054121

弱いオスが大量に人を殺すことにヒロイック感情を抱いている人間は少数派

この世界は弱いオスを処分したいか

弱いオスを処分できる口実を本人がわざわざ作ってくれるなら大歓迎

さっさとしょうもない人間殺して死刑になってくれたら

この国としてはいらない人間を大量に処分できて超ラッキーじゃないですか

弱いオスの犯す犯罪を虐げられた男性悲劇!!なんて思ってる奴は少なくて

大半はいらないやつを殺処分できてラッキーしか思ってないよ

世の中そんなもんだろ

弱者男性犯罪者っていうのは、社会復讐するヒーローじゃなくて、

クソどもの望み通り処分されて連中を喜ばすバカなんだよな

シン仮面ライダーをみた 大いにネタバレ

本郷猛熱血漢ではなく鬱々としていた。棒っぽい演技はシンプルに怪人化による人間性の欠如、とかではなくシンプルコミュ障バイクばっか乗ってる奴、というキャラクター表現なんだろうか。でも人を信じるというテーマ結構大きかったし、その辺の成長を描き出すには良いキャラ造形だったと思う。2号の飄々とした感じも対比的に映えるし。

冒頭のライトゴア表現で、ああ「そういう感じ」なのかなと思った。でも「大人向け」にありがちな安易エログロ露悪という訳でもない。よくパンチ力キック力がウンtと言ってるようなスペックの割には、並の人間ボコスコ殴り合ってるようにしか見えないな、という所に説得力が出ていた。同じ強い力でも使い方次第で怪人にもヒーローにもなれるけれど、それでも人を殺すという事に葛藤するシーンの説得力にもなっていたと思う。

ずっとスーツの上からコートなのは怪人の身体になってしまって云々、みたいな予想もあったけど、単に着たきり雀というだけだった。

"BATTA-AUG"でなんかウケた。そこは英単語じゃないんだって特撮的緩さの表現なのかな。じゃあなんで横文字発音はいちいちネイティブやねんな。

自立走行ノロノロ走るサイクロンが可愛かった。あとショッカーって多摩ナンバーなんだ。

コウモリおじさんの疫病が云々ってくだりは、タイムリーなご時世要素かな。AIとかの設定も。

斎藤工筆頭にシンウルトラマンメンバーが出てたけど、まあ割と似たような役回り安心感があった。

ハチオーグ戦で仮面ライダーが刀を振り回すのもあんま似合わんなと思ったけど、割とかっこよかった。でもやっぱキックがかっこ良いね

2号は洗脳されていた時点であの軽い感じで、「優しと弱さは紙一重」を敵の立場から言うのがかっこよかった。力なくして優しさを貫く事はできない、というのはヒーローモノを観てよく思うし、ワンパンマンの無免ライダーみたいなのはあんま好きじゃないけど、その辺は敵の台詞ではあるけども突っ込んでくれて良かった。

ラスボスの「すまなかったな」は完全にエヴァじゃん。割とゲンドウまんまのキャラ造形だった。エンディングでの森山未來名前を見て、思えばダンスっぽい動きが多かったなと気付いた。

シン・ウルトラマンみたいに中ボス撃破していくオムニバス形式で、あちらと違ってオチとしては「俺たちの戦いはこれからだ」だったけど、ザ・バットマンみたいなヒーロー新生という事で、それはそれで良かったと思う。

観る前は首元が出てるのが気になったけど、メットはあくま「仮面」であって、託されたスカーフで隠すという所まで含めて人間らしくて良かった気がする。

2023-03-16

ジャンプ+の読み切り鹿野くんって美味しそうだね」が良すぎたので

最&高作品感想を書く。ジャンプ+は莎々野先生に「マリトッツォだっつてんだろ」でアナログ部門賞をあげた責任を取ってさっさと短編集を出して欲しい。

本作があまりにも性癖クリティカルヒットしたので思わず筆を取ってしまった。

何が最高かって、キャラも可愛くて純愛で、そして適度に闇があっても作品根本には人が人を想う思いやりにあふれているところ。空気感がエモくて二人の関係恋愛ゴッコから運命恋人に変わっていく流れも最高だし、何より溢れ出す感情言葉にできず涙としてしか吐露できないシチュフェチの筆者にとって終盤の展開が死ぬほど刺さる。

ただ、作品ステレオタイプに「ヤンデレメンヘラもの」とラベリングしてちゃん物語を読み解いていない人が散見される。それはとてももったいないので、後ろで自分なりに補足を書きたいと思う。

かわいい

とにかく鹿野くんも狩谷さんも可愛すぎる。狩谷さんにうでギュッってされる度に「アッ」とビクンビクンするのは、女、いや人慣れしなさすぎてまさに野生のシカみたいだし、自分から振ったくせに泣きながら揚げ物かじる姿は滑稽可愛いし、初デートで初めてばかりの経験に目をキラキラさせて精一杯楽しもうとしている姿も素直でかわいい

「語尾にハートがつくような甘々口調でしか恋人献身的で可愛くておっぱい大きな女の子」だけど「実は傷を抱えていてバイブル少女漫画)に書いてない自分本音晒すときうつむいてつっかえてながらでしか喋ることができない」ギャップヒロイン(狩谷さん)みんな大好きでしょ? 少なくとも筆者は大好き! あと作中に出てくる二通の狩谷さんの手紙便箋デコっているシール女児みたいでめっちゃ可愛い。髪の毛が細いから毛が浮いて輪郭がホワホワしているところも好き(懺悔すると、筆者は別れ話を告げられた時の狩谷さんのどんどんと感情が抜けてゆく目と回らない呂律という可哀想てんこ盛りのシーンにちょっぴり興奮してしまった。)

でもやっぱり一番好きなのは、二人の最後のページ顔だよ。狩谷さんの笑顔キスで照れて赤面している可愛い鹿野くんに向けられて、鹿野くんは狩谷さんの真っ直ぐな笑顔ますます照れてしまう。無限機関はここに実在した。

ヤンデレメンヘラ描写について

本作の感想ホラーだとか鹿野可哀想だとか漫画の(しかも絵だけの)表層しか理解していない意見散見されたが、狩谷さんをメンヘラと呼ぶのは(一応)正しいけどヤンデレは間違いであって、本作のストーリーライン理解していない発言である。狩谷+鹿野を指してヤンデレメンヘラに捕われた彼くんと考えるのを止めるのは、作者のミスリードに見事に引っかかっていると言えるだろう。主人公の狩谷は一見愛が重くて行き過ぎた愛情表現をする少女に見えるが、実際はかつて元カレの心ない言葉で酷く傷付けられ心に呪いを受けて苦しんでいる怪我人であり、本作はその彼女鹿野の若く真っ直ぐな愛で呪いから解き放たれる物語である

作中の時系列に従うと、狩谷の心境の変化は次のように説明できる。

  • しかし、元カレにかけられたその呪い鹿野の「自分は狩谷さんが好きだから一緒に居たい」という言葉、そしてその後の「恋している人はみんな馬鹿だ」「あなたおかしいなら一緒におかしくなるから」という頭がおかしくたってそれが普通なんだという告白で解呪されました。目の前の鹿野くんは真っ直ぐに私のことを好きだと言ってくれていて、私は頭がおかしくないしそれが普通なだって。(余談だけどp61の「狩谷さんに一回ぐらい殺されそうになろうと 狩谷さんを受け入れる選択をする」と告げる鹿野を無言でじっと見つめる狩谷さんの涙の跡が残る顔が、強く睨んでいるようにも惚けているようにも見えてめっちゃ好き)

元カレに傷付けられた心も癒えて、お互いの想い合う気持ちも伝えて、あとはもう二人が人生の終わりを迎えるまで何度も生きてきた中で最高のキス更新していくだけだよ!!!!!! ラブあんハッピー!!!!!!!!! お幸せ!!!!!!!!!!!!

鹿野くんは光の彼くんなのか

軽く流し読みしただけだと鹿野くんは病んでる狩谷さんを都合よく支える彼くんに見えるかもしれない。しかし、ちゃんと彼の発言分析するとそうではないことが分かる。前述したレストランの一幕、ラブラブカップル専用ジュースを頼む奴らなんて頭がおかしいという近くの席から聞こえる陰口に、彼はそんなこと言う奴らの方がモテないしブサイクだとこちらも大概な偏見丸出しの発言をする。自分自身が陰口を打つ彼らと同じ側の人間であることを証明しているのである(「アッ(気付き)」とか漏れ出る情報から分かるように腐れオタクだしね…)。そして傷ついたからと独善的に狩谷さんに別れを切り出すところもそう。自分彼女と付き合う自信が無くなったくせに「彼女元カレを忘れられないから」と欺瞞を重ねて一方的彼女に別れを告げるのは、頭でっかち自分のことしか考えていない独りよがり非モテの発想他ならない。

これらの事例から分かるように、鹿野くんも年相応に青くて不器用少年なのである。これまで彼女が居たことがなく、作者曰く「中学生の頃は教室の隅でニヤつきながら、如何にリア充が害のある生き物であるかを友達と話し、そんな会話がなんだかんだ肌に馴染んでいた」少年だ。だからレストランの時に彼女に言った「恋愛していると皆バカになる」という発言実体験を伴わない聞きかじっただけの知識披露しただけだろうし、相手が狩谷さんではなければ上から目線ウザみたいに思われていたかもしれない。しかしその時彼の前に座っていたのが狩谷さんで、しかもその言葉元カレに淡い恋愛観をへし折られ傷ついている狩谷さんにとって最も必要ものだった。彼がこの発言をしたのは自己肯定感が低いオタクからというのもあるのだろうが、ただの偶然だとしても、その偶然の積み重ねが運命なのである

そして彼の最も偉大な功績は、狩谷さんに対して真摯に向かい合い続けて、自分の素直な気持ち楽しい、嬉しい、一緒にいたい)を伝え続けたことだ。元カレの心ない言葉に傷ついて自分恋愛観が信じられなくなっていた狩谷さんにとって、真正から彼女気持ちを受け止めて感情を伝えてくれる彼の存在特効薬だった。二度目の「恋している人はみんな馬鹿だ」は彼女デートして浮かれてしまった自分体験に根ざした、心から気持ちだし、真剣に、本当に正面から彼女気持ちを受け止めて打ち返したのは本当にすごいことだ。

まだ青いけどいい奴なんだよな鹿野くんは。狩谷さんを一方的に振った後も泣きながら一人で反省していたのだろうし、「俺は狩谷さんのことが好きだからです」以降は覚醒して包容力化身と化しているし。正直告白以降の鹿野くんは光の彼くんと言ってもいいと思う。もう鹿野くんがいる限り狩谷さんは大丈夫だろうけど、へんにスカしたりせずに素直なままでいるんだぞ。

最近読んで面白かった・つまらなかった漫画

初恋ゾンビ

ウィッチクラフトワークス

書きすぎて2作品しかはいらなかったよ。

面白かった

初恋ゾンビ

https://www.shogakukan.co.jp/books/09126440

https://seiga.nicovideo.jp/watch/mg165284

少年アビスが思いのほか完結しないのでこっち読んじゃった。

江火野、江火野ですよね…。

このっ露骨なっ海老で鯛を釣るような餌っ!!

人間っ!わかっていてもっ!釣られクマー

がたいがよくてデカパイ高身長黒髪ロングストレート幼馴染という明らかに誘引剤かつ負けヒロインにどっぷり引き込まれ、連載当初それがあまりにも(勝手に)露骨に感じたので読むものかと序盤で本を置いておりました。

このたび完結まで読みまして、面白かったです。

改めての江火野さんですが、必要キャラだったかな、と。

特に序盤は主人公恋愛があまり動かず、ヒロイン指宿くんは正体を隠して敵対初恋ゾンビストーリーの動き出しも遅い感じで、江火野というどストレートな魅力がなければ序盤をいい感じに引っ張れなかったかなと思いました。

そんな江火野のすごいと思ったところ。それは彼女が体にコンプレックスが(たぶん)一切、ほとんど?ない・描かれてなかったところ。

彼女高身長で悩むことも大きな胸に悩むこともない。たとえ服や水着が小さかろうが胸で隙間に詰まろうが体を嫌ったり極度に恥ずかしがったりしないんですよね。服が破けて見えたり胸が他人に当たったりすることは常識として恥ずかしがって嫌がるけれど、コンプレックスとしてではない。(胸が当たっても人を支えるとかの付随だと恥ずかしがらない)

恋敵はいろいろ正反対指宿くんになるわけだけど体を比較しないし、胸で勝負しかけたりもしないのはすごかった。(プランは練ってたけど)

ただただ彼女は背が高くて胸が大きいキャラクターだった。でもそんなあまり体に言及しないキャラは他にもいるのだけれど、初恋ゾンビメタ的に読者に江火野の性的魅力を江火野ゾンビ含めてガンガン押し出してくるわけですよ。21話なんか白いシャツに光が当たってシャツは胸で膨らんで真下に落ちる寸胴系のシルエットだけど胸の影で形がはっきりわかるのがもうね、やりすぎ!≧≦おいおいおいマジかよご褒美すぎるだろという気持ちとスケベ要員じゃないまともな恋愛キャラをこんなに影で、キャラが知らないところでエチエチできる作者の脳はどうなっているんだ!?とあきれかえりました。

やすごい作者だよ。知ってたけれど。どういう意図で作っていたのかこれは知りたい。

そんなわけでレースはおそらく負けヒロインである江火野をやや応援してましたが、やっぱり負けましたね…。

プレゼント手袋をしてくれない時点で怪しんでいたとはいえ、決定的な瞬間まで自分はもしかしたらありえるんじゃないかと期待はしていました。

初恋特別だとしてもそれはそれとして初恋に決着つけつつ今の恋を取るルート全然アリだよねと思っていたので。そっかーダメだったかー。と。大きな失点もなかったので粛々と受け入れております


ラブコメものひとつパターンはいかに主人公恋愛を進めず恋愛エッセンスをお出しするか。のようなものがあるのかなと思います。当然僕ヤバのようにゆっくりと着実に進んでいくラヴも非常によろしいものではあるのですが。

今作は初恋(失恋)ゾンビの実害を回避する名目他人の恋を推し進めるというパターン主人公ではない恋を進行させつつ、そばには常に主人公ラブなイヴを配置している。

ほぼ擬似人格自分じゃない恋愛を進行する神のみぞ知るセカイのようなやつにお供のエルシィもっとラムちゃんToLOVEるなどの恋愛要素が高い押しかヒロインとして、一方的に好かれる心地よさも用意してある。

サブキャラの個々の恋愛ストーリーも良くできていて非常に楽しめた。

とはいえ周囲の障害を排する目的である以上、くっつける対象は身近な友人やクラスメイトになってしまって話が進むとサブキャラカップルが増えてごちゃってくるしデザイン空間は狭まるしで息苦しさもすこし。

この巻数でまとめるならちょうど良い感じだったけれど、もっと主人公積極的だったり指宿くんが初恋ゾンビ知識を持ちすぎず調査のために他所恋愛を観察したりすると2年目ルートもあったのかなと。でも「初めて」がキーならクリスマス誕生日を繰り返すのもなぁ。単純にもっと見たくなる魅力的なシナリオからでしたと。


ラブコメなら主人公ロウの恋の結末はそれとして読者としてはこのキャラの恋が成就してほしいってのはあると思う。そして他のキャラも不幸にはなってほしくない。

初恋ゾンビはその点イヴというキャラを通して非常に悩ましい関係であった。

他人に見えないイヴエンドなら世俗から離れて孤独に過ごすことになり、江火野エンドならイヴは視界で眠り続け、指宿くんエンドなら初恋は叶って、しか指宿くんとも仲良くなったイヴ消滅

妄想(とずっと言うには序盤から知覚外の情報を得すぎだが)の存在ながらイヴキャラクターもヒロイン候補と言っていいぐらいに仕上がっていたために彼女存在にみんなが悩み、読者の自分も最適解がずっと見出せないでいた。

人格があるとはいえ人じゃなく初恋成就を願う初恋ゾンビだという点は途中から見落としちゃっていたぐらいであるし、ラストの展開にもいい意味で裏切られたものである。なるほど。


総括として、この漫画主人公ロウ自分初恋と向き合うまでの物語だった。翻って、通常のラブコメのようにタロウと真ヒロインとの恋愛が主眼ではなかったと感じた。指宿くんとの典型的イベントはあるけれど、終始男の指宿くんが実は女じゃないのかという疑いベースドギマギが多くて、成長後の二人の恋愛はあまりなくて初恋が焦点だったかな、と。もし普通恋愛モノなら自分場合主人公キャラを好きにならないと気分がノれないのだけれど、この物語初恋のせいでそこそこひねくれた性格になったタロウが徐々に戻ってく話で、そのタロウはあまり好みではない。だけど初恋を見つめるからがっつりとはタロウ恋愛はせずだったので、好きじゃない主人公イチャイチャラブコメしてるわけでもなくて。自分恋愛モノの読書経験では中々異色の、主人公をそんなに好きにならないまま完結まで読みきった不思議バランス作品だった。全体ではストーリーリブンで読めた名作だと思います

まらなかった

ウィッチクラフトワークス

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496884229720

がたいがよくてデカパイ高身長黒髪ロングストレート幼馴染というキャラに惹かれて(ん?)連載当初に少し読んでいました。なんか読みにくいなと序盤で投げてましたが、完結したし画力キャラは魅力的だったので今回読みきった。

んー…一言で言えば、大いなる茶番…。

魔女が秩序と混沌派閥に分かれてヒロイン(誤植ではない)の多華宮くんを奪い合うお話なんだけど…

から書けばいいのかまとまらない。

多華宮が秘めている力はヤヴァイものらしい。しか世界全体はぽややんとしているんだよ。

敵の混沌側、塔の魔女たちは混沌勝手に言ったけど利己的で研究のためには他者を厭わないという方向の人たちなので、キャラ自体コミカル寄りなんだわ。

そんな人たちが襲ってきてはヒーローの火々里さんが一蹴するって話が基本構成

敵味方で分かれてるはずの派閥は作中ではひたすら馴れ合ってて、封印解除の時間経過を待つクロノワールはともかく同級生の初期敵のケモミミ(KMM)団はサブキャラとして居つく。KMM団の師匠メデューサも顔見せ一戦少ししたらシリアスは終わり一時の共闘関係を結んでKMM団の母親ポジになってご近所づきあい。作中、規模とシリアスで言えば一番頑張ってる爆弾魔のウィークエンドも負けたら学園の"いい先生"にあっさり落ち着く。秩序の工房側のアルシナ言わずもがなで、ほぼ全員理事長関係者でちっさく回してるだけ。

ラスボスの火陽すら目的達成の手段は多華宮くんとの結婚式と緊張感の欠片もない。ラストラスト、後処理のフルカネルリの采配に暗い予想をした読者がはたしてどれくらいいただろうか…。

世界保護システム一般人危害は及ばないのだが、もっと上位のメタ的な意味で「この漫画は人が死なない」。キャラがほぼ減らない漫画なのだ(星組やウィークエンドの部下にすら後でほんのちょっと出番をもらえるし)。

こんな作品で表面上シリアスやられても茶番しかならない。一番シリアスで怖いのが名前もないモブの火陽の娘達ってどういうことよ。

これは想像になるけど、作者がキャラ愛着ありすぎるから切り捨てできないんじゃないのかと思う。この作者はめちゃくちゃ設定を凝る人で、カバー裏解説があるけど読みきれないほど世界キャラに設定がある。自分は途中から裏表紙を見ることをやめた。

ひとりひとり凝りに凝ったキャラから使い捨てができないのかなと。そのせいで

襲そう

負ける

居つく

というサイクルが出来上がってぬるま湯が完成するのである

モミミが好きだからたんぽぽちゃんは残したいとしてもKMM団のほかメンバーはばっさり切っちまえばよかったのよ。結局たんぽぽちゃんだけ多華宮家に居つくし。まあメデューサキャラがいいからKMM団家族の話も悪いわけじゃないけどさー…。

結局、捨てられずもてあましにもてあまして最後最後に今まで全然活かせなかった虎徹に超雑に出番作ってさ、あれにはマジあったまキたかんな!あんな設定なら出番無しのほうが良かった…そっとしておいてくれ…。

あとケモミミ好きだからこうしたってところで言うとたんぽぽちゃんの出番が無かったかメデューサの使い魔?をケモミミにしたってのもすごくテンション落ちた…。


バトル方面もなんというか、戦略はあるけど戦術がないって印象で、だいたいバーンとやってドーンと終わるみたいなのが多いかなぁ。全員(というか作者が)、よく計画を練って行動しているように感じるものの、終端のやりとりが火々里さんのバーンや巨大人形のドーンで片がつくので…。いえね、絵としては非常に映えるものになってるし月刊誌でこまごまと攻防なんてやってられないとは思うのだけれど。アンバランスさ?空回り?結局茶番のような流れで気分が盛り上がらない。絵はいいんですよ絵は。ただ火々里さんの細かくある炎のレベル表現まで追いきる気分にはならないだけで…。そしてバトルの魅力がないってつまり魔法の魅力がないってことになって…この魔法好き!とかなかったなって…。摩訶ロンのキャラ好きは魔法好きとは違うし。


漫画世界がぬっるい茶番日常コメディでもわたくし全然よろしくてよ。普段ならね。

ただこの漫画、守るという名目で火々里さんが多華宮くんをプライベートガン無視の超絶監視体制を敷いてるんですよね。作中の他キャラや読者の自分ドン引きするぐらい。マジヤッベなそれも多華宮くんの、のほほんキャラでほぼ公認されてるわけですが…。いや引くわ~。

火々里さんの言い分はわかるんです。多華宮くんの日常を守りたい。大いに結構

しかしねぇ、君…この漫画世界茶番であるのだから…。(自分人生を生きてという幼少の多華宮くんの願いをやや無視しつつ)そんなにプライバシー侵害してびったり張り付かなくても悲惨なことにはならないんだよ…。

日常コメディで非常に過剰な警護・侵害をするならフルメタルパニックみたいにガチシリアスがあって影で実際にシリアスを防いでいてそれでもラスト付近ではコメディ凌駕するガチシリアスで守りたかった日常が一度破壊されてほしい…。

もしあらすじだけを読むと一見それは達成してるように見えるけどそれまでの積み重ねでこっちは茶番としてみてるし実際茶番だし本筋の根っこの根っこはちゃんまともな話をしてても描写が、キャラの動きが、セリフが、コメディなんよ。

そんな世界で一人、無駄ビリビリ気を張っている火々里さんがすごくノイズ無駄に一人シリアス気取って無駄プライバシー侵害して無駄学内外で多華宮くんに実害出てて…。正直、好きになれんかった。

換言すれば、火々里さんがここまでクールを通り越してド重い陰湿キャラじゃなかったら、こんなド軽い漫画本編の世界でも普通面白いのです。使命感込みで監視するんじゃなくてちょっと愛が重いクールおねショタ風味なキャラなら火々里さんも漫画もまるっとまるごと好きと言えるんですよ。逆に本編がドシリアスならこのキャラでも作品ごと好きになってたでしょう。

緻密な重めの世界設定と火々里さんが紐づいていて、その他全部はライトでポップな作風と他キャラがいる。致命的に両者がミスマッチ

愛が重いだけのヤンデレ気質もあるから最終回後も行動は変わらないだけろうけど、それでももう少しマイルドにしていただけると助かった。

キャラクターとしては唯一無二で好きな人はめちゃくちゃ好きになれるキャラだと思うが、自分には我妻由乃とかみたいな成功したヤンデレにはならなかったというお話です。


漫画にとって重要主人公の火々里さんが肌に合わず結果つまらない判定ですが、日常コメディキャラクターは好きなんですよ。

ちゃんやりのん先輩はすごく好きだし理事長メデューサ、アルシナ小町母さんたち歳増組みも好きで、決して悪い漫画ではないのです。ただただ封印された力をめぐるメインストリー絡みが合わなかっただけで…。

本編連載を終え、今は番外編のEXTRAが連載してるようです。重い話は終わり多分こっちはコメディ全振りで面白かった成分だけで構成されていてきっと気に入る内容になると思います。サブキャラの出番増えるだろうし。

本編自体日常コメディ割合かなり多いし、書いた悪い部分も刺さらない人の方が9割だろうから絵が好きな人にはおすすめしておくよ。もし合わなかったら…お家断絶グッバイフォーエバー。

2023-03-14

大人向けプリキュアでやって欲しくないことと理由

初代プリキュアの子供がプリキュアになる

せっかく救った世界がまた崩壊するというのは気分が悪い。なにより主人公たちの人生に対して「結婚して子供を産む」というのが正解のように提示されるのはプリキュアの掲げてきた「既存価値観をぶっ壊す」という態度に反する。

恥ずかしがりながらの中年プリキュア

別に熟女プリキュアになってもいいけど、それを恥ずかしがるというのは辞めて欲しい。熟女子供みたいな格好をすることに恥じらいを感じて喜ぶのはスケベな男ぐらいだ。そういった下卑た価値観は持ち込まないで欲しい。魔法少女への返信ではなく、世界を守るヒーローへの変身という路線を変えるのは駄目。

中年プリキュア子供プリキュアを導く

単に年長と言うだけで子供相手リーダーを気取るようなプリキュアは描かないで欲しい。もしも中年子供という組み合わせであっても、中年の側は子供よりも下の立場がいい。単に年の功でリーダーを気取るような古い価値観に縛られたプリキュアは見たくない。最悪なパターン中年子供に転生して中年知識子供を導く形。共感性羞恥死ぬと思う。

イケメンプリキュア

女はイケメンを出せば喜ぶんだろ?男はイケメンが変なことしていれば面白いんだろ?そういうの要りません。こういうのも結局は決まり決まった固定価値観でしょ。そういうのをぶっ壊して欲しい。別にタキシード仮面しろって話じゃない。というかプリキュアの男は単に守られるだけの弱者でいい。お前らはさんざん男物の中でヒーローしてんだから座ってろ。

職業プリキュア

なんかリアル路線っぽく企業モノみたいな感じにはして欲しくない。大人向け≒会社員みたいなのもカビの生えた発想だ。変身するプリキュア普通会社員でもいいが、それがプリキュアカンパニー社員になるのは勘弁して欲しい。

プリキュアの思い出モノ

魔女見習いを探してのような路線が成立したのはおジャ魔女からだと思う。プリキュアを探されても困る。

2023-03-13

男子高校生っぽい」≒「野良犬ヒーローではない」

大谷野球選手の物凄く健全そうな雰囲気について

アルファツイッタラーのわかり手氏が評した(バカタイプじゃなくて品行方タイプの)「男子高校生っぽい」ということと

アルファはてなブロガーのしろくま先生が評した「野良犬ヒーローではない」は、

どちらもおおまかには同じことを言ってるのは明白なのに、インターネッターはそんなことにも気づかない。

anond:20230313153611

男は潜在的性犯罪者の味方だから

ジャニーのことは死んでも叩かないよ

男にとってはジャニー性犯罪に手を染めたけど死んで逃げ切ったヒーローから

2023年アニメ、見るアニメリストアップメモ

2023年春開始の新作アニメ一覧 - GIGAZINEhttps://gigazine.net/news/20230312-anime-2023spring/から個人的に気になるアニメリストアップした。

全部見るわけではなくあくまで気になったアニメリストアップしただけ。

系列チャンネル無視情報は写し間違えしてる場合もあると思います

☆は個人的注目アニメ

メモ:4/6まで予約録画した

4/1 土・22:00 TOKYOMX 天国大魔境 ☆(ディズニープラス独占)

4/1 土・24:30 TOKYOMX 山田くんとLv999の恋をする ☆

4/1 土・25:30 テレビ朝日 僕の心のヤバイやつ ☆(プライムビデオ独占)

4/9 日・22:00 TOKYOMX 事情を知らない転校生がグイグイくる。

4/9 日・23:00 TOKYOMX ワールドダイスター ☆

4/2 日・23:30 TOKYOMX マイホームヒーロー ☆

4/3 月・22:30 TOKYOMX くまクマベアーぱーんち!

4/10 月・24:00 テレビ東京 君は放課後インソムニア

4/3 月・25:05 TOKYOMX アリスギアアイギス Expansion

4/3 月・25:30 テレビ東京 絆のアリル

4/3 月・26:00 テレビ東京 異世界はスマートフォンとともに。2 ☆

4/4 火・23:00 TOKYOMX スキップローファー ☆

4/4 火・24:00 テレビ東京 東京ミュウミュウ にゅ~♡(第2期)

4/12 水・23:00 TOKYOMX 推しの子 ☆

4/5 水・24:00 テレビ東京 アイドルマスター シンデレラガールズ U149

4/5 水・25:00 TOKYOMX この素晴らしい世界に爆焔を! ☆

4/5 水・25:30 TOKYOMX 神無き世界カミサマ活動

4/6 木・23:30 TOKYOMX 私の百合お仕事です! ☆

4/6 木・24:30 TOKYOMX 異世界チート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する ☆

4/6 木・25:00 TOKYOMX 勇者が死んだ!

4/7 金・22:30 TOKYOMX カワイスギクライシス

4/7 金・25:05 TOKYOMX トニカクカワイイ 第2期

4/7 金・25:23 TOKYOMX BIRDIE WING Golf Girls' Story Season2

4/7 金・25:25 TBS 女神カフェテラス ☆

4/7 金・25:35 TOKYOMX 六道悪女たち

4/7 金・25:55 TBS 魔法少女マジカデストロイヤーズ ☆

4/7 金・26:25 TBS 江戸前エルフ

4/8 土・22:30 TOKYOMX 異世界ワンターンキル姉さん ~姉同伴の異世界生活はじめました~

4/8 土・25:30 TOKYOMX おとなりに銀河


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ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP

2023-03-12

高い食べ物屋は低カロリータンパクものたくさん出す

もちろん牛丼とか天丼みたいなもの食べたいっていったら、出してくれると思うけど(なおその場合上品牛丼が出てくる模様)

高い店って高タンパクもの、肉とか卵とかハムとかチーズめっちゃ出してくる。炭水化物少なめ。

ホテルバーだとハンバーガーとかも出してくれるけど、上品ハンバーガー上品ポテトが恭しく出てくる。

 

ファンタジーなんかでヒーロー貴族エルフ食事に招かれてお上品な食事イマイチっていってる場面あるけど、そんなことはない。かなり美味い。主人公が成長期とかで山盛りポテトハンバーガーが好きな年齢なだけで、そうでなければ普通にうまいと思う。

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