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はてなキーワード: 青春とは

2015-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20151122231347

あくまでも日本左翼、ということが前提だけど。

いわゆる「左翼的」な活動をしてる人のほとんどが学生運動に毛が生えた程度のことの主張しかしてないのが幼稚な印象になる理由だと思う。

声のでかい左翼活動してる連中って、60~70年代学生運動青春期だった団塊世代か、盗んだバイクで走りだして教室の窓ガラス割って回った40代の一部でしょ。

思想がそういう大人vs子供っていう構図から抜け切れてないから議論しても根本的なところから咬み合わない。

わかりやすく言うと学校vs生徒会みたいなもんで、「制服をなくしてほしい」「授業を受けるか自分で選ばせてほしい」「学食無料にしてほしい」とかいうのと同じレベルのことを主張してるのが今のサヨクどもってこと。

学校側にしてみれば古い伝統とか秩序とか発注業者への都合で簡単に制服なんてなくせないし、授業を自由にして適切な単位取得ができる方法があると思えないし、学食無料にするってそりゃその分学費とか高くしないと無理だろっていう大人の意見があるわけ。

でもそういう事情無視して自分らが暮らしやす自由を感じられるような社会しろって一方的に言うのが日本的サヨクの幼稚さの特徴。

やつらは意図的大人の事情無視して自分らの主張が通らない世の中がおかしいとか大声で叫ぶんで、ちょっとは大人の考えができる人たちからは滑稽に見えるわけ。

民主党政権が未だにボロクソに言われてるのは、そんなガキどもが大人にとって代わったせいで突然目の前に出てきた大人の事情に直面して全く仕事ができなかったから。

本来の「左翼」はフランス議会語源なわけだし、日本左翼めざしてもその程度にならざるを得ないんじゃねえの。

建設的にリベラルな主張をしたいと思う時には本当に迷惑からガキども一斉に駆逐したいわ。

2015-11-14

25過ぎて高校生向けのマンガアニメを見て文句言うやつ生きてて恥ずかしくないの?

前々からムカついてたのでこっちもムカつく言い方するけど。

25歳過ぎてさ、自分が好きなものの話するでもなく、話題になってる作品をダラダラみて一生懸命文句語っちゃうやついるじゃん。

生き物としてもオタクとしても怠惰すぎやしません?

25歳のおっさんが落第騎士みてドヤ顔最近ラノベとは―って語ったりさ

30過ぎのおっさんラブライブ見て駄目だしとかしてんの見るとさ

お前ら文句あるならもっと自分が好きな作品のこと見つけたらって思うんだよね。


そういうのってさ、高校生大学の間に卒業しておきなよ。

それまでにネットじゃなくて友達との間で卒業しておきなよ。

25歳すぎてそういう話をネットでしてるってこと自体

そういうことが高校大学の間に出来なかった青春しょんぼり野郎なんだろうなってこっちは思うんだよ。

リアルに友だちがいなくてネット愚痴ってるだけの可哀想な生き物。

それよりはさ、アホみたいに見えても落第騎士を楽しんでる中高生の方がよっぽど幸せだよね。

25過ぎたんだからオタク趣味卒業しろとかは言わないよ。

今の時代オタク卒業するようなもんじゃないしな。

でも楽しみ方や語り方には多少の成長って有るだろ普通

あの頃はまず文句からはいってたけど面白から語れるようになったな、とか

自分が消費するので精一杯だったけど自分の語り自体面白いと言われるようになったな、とか

あの頃は話題になってるのを漫然と見てるだけだったけどだんだん自分の好きなモノが固まってきて文句言うことは減ったなとかそういう変化ってあるもんじゃないの?

25過ぎて、30を過ぎて、いつまでもオタクでーす、いつまでたっても落第騎士見て文句言ってまーすって面を恥ずかしげもなく晒す奴ってなんなの?

バカにされるオタクってやっぱり25とか30になっても独りよがりオタク語りしか出来ないやつだと思うんだよね。

大学生卒業して社会人になったら、少しずつそういうの意識し始めるわけじゃん。

なのに、25過ぎて、30過ぎて、未だにネットで話題になった作品を見て口を開けば文句ばかり。

なにそれ。 生き物としてダメすぎない? 

口を開けば人を不快にさせることしか出来ないオタク存在意義とかなくない?

あ、そういう生き物だからリアルに親しくする人がいなくてネットでグチグチとくだまいてんの?




めっちゃ偉そうなことを言ってるけど、こういうことを書くのは、自分自身がもともとそういうしょうもないオタクだったからだ。

でも今はこういうの絶対にやめようって今は思ってる。

ぶん殴りたいのは過去自分であって、こうなっちゃうかもしれない未来自分だ。

俺の部署課長さん、40過ぎてもオタクだけど、やっぱり営業課長やってるだけあって、話するのがすごくうまい

そしてオタクの話もするけど、周りの人も嫌がらないし、楽しそうに話を聞いてる。

こんな人いるんだって衝撃を受けた。

課長絶対他人に通じないような独りよがりの話し方をしない。相手を不快にさせるような話し方をしない。どんな作品について語る時も文句は言わない。

何かに対する愚痴批判を聞いてて楽しいのはすでにその作品が嫌いで叩きたい人たちだけって良くわかってるんだろう。

なんかに対する批判愚痴は、それを共有する人としかつながれない。そればっかりやってると世界が閉じるってことが多分わかってるんだ。

興味ない人が聞いてもへーそれは面白そうですね―って思わせるような上手な語り方をする。

酒の席で「団地ともお」のアニメの話をして、アニメ見てない人が興味深そうにしてるんだぜ?すごくね?

から40過ぎてオタクですって言ってもバカにするような人はいない。

俺もこの人に出会うまでは、アニメに対してはしょうもない作品を見ては「最近ラノベはwww」とか言ってバカにしてた。そのせいでラノベ天狗に襲われたりもした。あの時は死ねばいいのにって思ってたけどよく考えたら俺もろくでもない楽しみ方してた。

でも、課長のおかげでそれがどれだけ幼稚なことなのかよくわかった。

来年25歳になるけど、もうそういうことはやめようって思った。

俺はずっとオタクをやっていきたいからこそ、楽しいと思えるもの大事にして、そういう話をオタクでない人ともできるようになりたいと思ってる。

変に気張って意識高いオタクやるのはもうやめだ。

そもそも、俺達オタクのためにアニメマンガ作品を作ってくれている人たちは、

そうやってオタク同士で見くだしたり、見下させるために作品を作ってるわけじゃないはずだ。

俺達に楽しんでもらいたい、とおもって作ってくれてるはずだ。

今までそういう作り手の気持をないがしろにし続けてきたと思って反省してる。 

もっと素直に気持ちよく楽しみたい。人目を気にせずに、オタク楽しいよって胸を張って言えるような楽しみ方をしたい。

そもそもメタルゴッドだからなぁ…(笑)

ビックマウスが多い人だったんだろう。楽器演奏出来る感じはしなかったけど。

遅れて来た青春みたいな感じで楽しかったんだろうなぁ…

大人しくアマチュア無線でもやって余生を過ごしたらいいんじゃないの?

http://anond.hatelabo.jp/20151113193721

続きです

デカリボンちゃん拍手

デカリボンちゃんトランペット奏者です、当然同じパートである香織先輩と麗奈技量については熟知しているでしょう

香織先輩はもちろんのこと、デカリボンちゃん麗奈の個人練習を聴いている姿も作中で描かれています

デカリボンちゃんある意味では滝先生以上に二人のソロを聴き比べ、その力の差について知っているのです

からこそ、麗奈に対し当日の再オーディション前、教室において頭を下げ懇願したのです、わざと負けて欲しいと

しかしそれも失敗しました、もはや麗奈が本番直前に心変わりして手心を加えてくれる、そんな望みしかありません、が……おそらくそれも叶わないでしょう

まりデカリボンちゃん演奏が開始される前、最初から香織先輩が負けることは分かっていたのです、そして決めていました、その結果に関係なく香織先輩に拍手しようと

実際、滝先生拍手を促された時すぐさま拍手をすることが出来たのはデカリボンちゃんと久美子だけでした

別に反射神経が良いとか決断力があったとかそういうことではありません、この二人はもう始まる前から決めていたんですね、演奏の内容や結果に関係なく誰に拍手するのかを

ここまで、演奏が終わりデカリボンちゃんが香織先輩に拍手をすることまでは、ある意味デカリボンちゃん想像していた通りでした

しかし、その後、滝先生の問いと香織先輩のそれに対する答え、そしてそれを見たデカリボンちゃんが襲われた感情の波は、想像していたものとはおそらく違ったのでしょう

宇治高校吹奏楽部空気

それにしてもなぜ部員たちは拍手をしなかったのでしょう

香織先輩の方が上手いと思っていたのに麗奈の方が上手かった、その驚きからでしょうか、それとも香織先輩に気を遣ったから?

そもそも騒動の原因って何だったのでしょう、部員たちは本当に香織先輩の方がソロにふさわしいと思っていたのでしょうか

もちろん原因の一端は間違いなくデカリボンちゃんの言動にあります、あれがなければこんな騒動自体がなかったかもしれません

しかし、振り返って騒動最中部員たちが口々に言っていることを聞いてみると、それは多くが滝先生への不満であることが分かります

まりどういうことか、結局、この騒動の本当の原因は滝先生の実力制オーディションというやり方への不満であり、それがあることをきっかけに噴出したものしかないんですね

4月部員たちは滝先生に今後の北宇治高校吹奏楽部目標を問われた時、全国を目指すことを約束し、ある種強制的にではありますがそのために努力してきました

久美子はこのやり方に対して大人はずるいよと言っていましたが、サンフェスの成功を経て部内の空気は大きく変わります

オーディションの開催を告げされた時、多くの部員はその決定に反感を抱いたように見えました

しか部員たちにとって全国大会を目指すと約束してしまった以上、実力制オーディションに反対することは自分たちの言動に矛盾を生みます

オーディション自体全国大会を目指すという目標のためには明らかに必要なことですから、それを盾にされると言い返すことは出来ないのです

更に、4月のあの頃、まだ滝先生のやり方に異を唱えていた部員も多かったあの頃とは、もはや流れ、部の空気が変わってしまいました

約束人質に取られ、空気もそれを許さない、これでは誰もオーディションに反対など出来ません

ここに降って湧いたのが先生麗奈を贔屓したのではないかという疑惑でした

まり部員たちは疑惑それ自体よりも、そもそもオーディション自体に反対だったのですね

この事に部員達が自覚的だったかは人それぞれでしょう、しか自覚的かどうかに関わらず、部員達は自らの不満をソロオーディションへの不服という形でしか表明することが出来ないのです

オーディション自体麗奈のためだったらしいよ」という生徒がいますが、まさにその気持ちをよく表しています、そもそも実力制のオーディション自体が間違いだったと言っているんですね

彼ら彼女らは部活動方針の急速な変化、とりわけ上級生をも容赦なく落とすオーディションなどというものへの不満をここぞとばかりに爆発させているだけなのです

極端なことを言ってしまえば誰も香織先輩の方が上手いとは言っていないのです

からこそ再オーディションにおいて目の前で香織先輩と麗奈の実力差を見せつけられた時、多くの部員拍手をすることができなかったのです

香織先輩の演奏文句無しに上手ければ、麗奈より優れていれば何の問題もなかったでしょう、しか現実はそうではありませんでした

あの場面で、より劣った香織先輩に拍手すること、それはつまり実力制オーディション否定することであり、滝先生に問われ約束した全国大会を目指すという決意自体否定することになります

いくら影ではオーディションへの不満を言い募ろうと、あの場所で、部員全員の前で、さあどうするのかと問われればやはり反対など出来ないのです

しかしだからといって麗奈拍手することも出来ません、集団空気や流れというのは簡単に変わるものではないのですから

オーディション開始前、麗奈は久美子に対し勝てば私は悪者になると言っていますが、まさにその通りあの時点で麗奈悪者なのです

二人の特別

麗奈という女の子の言動を客観的に見てみると、先輩に向かって生意気な口を叩いたり、仲間を作らず一人浮いた存在であったりと余り好かれるような存在ではありません

もちろんキチンと謝るべきは謝り、その言動も悪意があったりするものではないので、好かれないながらも嫌われるという程のものでは無いのですが

あくま部員たちの目線として見てみると麗奈に対して好意的になる要素は余りないことが分かります

ではなぜ視聴者はそんな麗奈の肩を持ちたくなるのでしょうか

物語客観的に見ている視聴者麗奈の方が香織先輩よりもトランペット技術が優れていると知っているから?

それともオーディションにおいて滝先生不正などしていないと知っているからでしょうか?

違いますよね

それは、あの麗奈特別になりたいという想いを、久美子と一緒にあの甘酸っぱい告白を聞いてしまたからです

から視聴者麗奈に負けてほしくないと思うのです、久美子が麗奈のあの告白によって一瞬で心を奪われ麗奈に惚れてしまったように、視聴者もまたあの告白麗奈に惚れてしまったんですね

そして久美子と視聴者にとって麗奈特別であるように、デカリボンちゃんにとっても香織先輩が特別だったのです

オーディション当日、選考開始前の準備時間、「私が負けたら嫌?」そう問いかける麗奈に対し久美子は言います

久美子「嫌だ……

    いやだ!」

 麗奈「どうして」

久美子「麗奈特別になるんでしょう」

 麗奈「そうね……」

久美子「麗奈は他の人とは違う、麗奈は誰とも違う。
    人に流されちゃダメだよ、そんなのバカげてるでしょう」

――――「響け! ユーフォニアム」第11

久美子の想いは理屈ではありません、部活のためでも、それどころか麗奈のためでもありません

麗奈に対し特別でいて欲しい、自分では出来ない、だからこそ麗奈にそうであって欲しい、そんな我儘な想いです

そしてデカリボンちゃん彼女が香織先輩に抱く気持ちもまた、久美子のそれと同じものです

教室の窓際、デカリボンちゃんに対し「トランペットが好きなの」そう微笑み掛ける香織先輩

久美子がたった一言、一瞬の出来事麗奈に心を奪われてしまったようにデカリボンちゃんもあの瞬間あの場所で香織先輩に心を奪われました

なぜ大会前の大事な時に滝先生デカリボンちゃんあんな事を言ったのか、香織先輩が望まないと分かっていながら、なぜあんな騒ぎを起こしたのか

全ては香織先輩に特別であって欲しい、香織先輩は特別でなくてはならない、その想いゆえのことなんですね

リボン「諦めないで……

    香織先輩の……

    香織先輩の夢は絶対に叶うべきなんです!

    じゃなきゃ……」

――――「響け! ユーフォニアム」第10



香織先輩の想い

デカリボンちゃん絶対に叶うべきだと言った香織先輩の夢、それが叶うことはありませんでした

香織先輩が自らの口でソロ麗奈が吹くべきだ、そう言ったあの瞬間、その夢は潰えたわけですが

あの時、実は香織先輩には違う選択肢、可能性もありました

例えば自分が吹きます、吹きたいですと、そう言う選択肢

もしくはただ沈黙を貫く、そして麗奈気持ちを聞く、そういった可能性です

結果だけ見れば拍手の数は同数でした、多くの部員たちは投票するという権利放棄し、結果を他人に委ねたのです、文句は言えないでしょう

しかし香織先輩はそうしませんでした

なぜでしょうか、滝先生の言外の圧力に屈したから?それとも会場の、部員たちの空気を読んだからでしょうか?

人には自分が決めるではなく、空気の中でいつの間にか出来上がるそれぞれのラインがありますキャラクターと言ってもいいかもしれません

ドラえもんジャイアンは力持ちで気の強い男の子です、ジャイアンのび太喧嘩をしてもそこに驚きはないでしょう

一方のび太は、弱虫でいつもイジメられている男の子です、もしものび太がジャイアン喧嘩を挑んだら、勝ち負けは関係ありません、そこには驚きが生まれます

人は、誰かの行動がその想定値を超えた時、心を揺さぶられ感動するのです、

ジャイアン喧嘩を挑んだという事に驚くのではありません、のび太喧嘩を挑んだという事に驚くのです

からこそ香織先輩が再オーディションを望んだ時、香織先輩がそのラインを超えた時、多くの部員が驚き、それを見た人は心を揺さぶられました

オーディションの日、副部長あすかに対する想いを聞かれた香織先輩は部長に対しこう答えます

香織先輩「なんか、見透かされてるような気がするんだよね、

     私が思ってることなんでも……

     だからあすかを驚かせたい。

     あすかが思っている私の一歩先を、本物の私が行きたい」

――――「響け! ユーフォニアム」第11



デカリボンちゃんが泣いた日

香織先輩はあの時、「再オーディション希望します」と言ったあの瞬間、確かに一歩先を行ったのです、それはあすかに対してでは無かったかもしれません

しかし、間違いなく多くの部員が思う香織先輩という人物の一歩先を歩いたのです

それはデカリボンちゃん例外ではありません

そしてだからこそ、香織先輩にはあの場面、滝先生あなたが吹きますかと問われたあの時、あの場所

「私が吹きます」とそう言う選択肢もあったのです

今までの中世古香織であればしなかったかもしれない、部のためを想えばそんなことは言えないかもしれない

でも、あの時の香織先輩には、技術的には劣っていても私が吹きたい、吹かせてくださいという選択肢が、権利があったのです

あるいはデカリボンちゃんはそう言って欲しかったのかもしれません

もしくは麗奈なら、誰よりも特別になりたいと強く願う麗奈であったなら、そう言ったかもしれません

しかし、香織先輩はそれをしませんでした

あの日、あの瞬間、香織先輩は決めたのです、人に言って決められるのではなく、空気によって決められるのでもなく

自分判断によって、中世古香織という人間は、中世古香織のトランペットはここまでだと、他人ラインを引かせるのではなく、自分自身によってそこにラインを引いたのです

そして麗奈こそがふさわしいと、麗奈こそが吹くべきだと言い、優しく微笑みます、あの日、教室の窓際でデカリボンちゃんにそうしたように

デカリボンちゃんはそれを見て、香織先輩とはどんな人であったか、どれだけ優しい人であったかを思い出して泣くんですね

一歩先を行きたいと願った香織先輩の夢の終わり、そこにいたのはデカリボンちゃんの大好きないつもの優しい香織先輩でした

からデカリボンちゃんはあふれる涙を止めることが出来ないのです

涙って悲しいときにだけ流れるものじゃないですよね、怒った時にも笑った時にも流れます

まりそれが喜怒哀楽どんな気持ちであれ、その感情が大き過ぎて自分の中で抱えきれなかった時、必死に抑えようとしてもあふれ出てしまう時、それが涙となって瞳からこぼれ出していくのです

デカリボンちゃんを襲ったのは香織先輩の夢が叶わずに悔しいという気持ちであり、香織先輩の微笑みが思い出させてくれたあの時の胸の高鳴りであり

香織先輩の一歩先に行きたい願う高揚感であり、香織先輩のやさしさが与えてくれた安心感でした

そういったもの全てがデカリボンちゃんを襲い、満たしあふれたかデカリボンちゃんはあの時涙が止まらなかったのです

わんわんと声を上げ、ただこぼれ出る涙が止まるのを待つしかなかったのです

あそこまで泣くかと思うかもしれませんが、それは仕方のないことだったのですね

余談ですがこのシーンで流れているBGMはここまで劇中では1度しか使われていません

その1度目が香織先輩が再オーディション希望するシーン

そして、2度目がこの香織先輩が滝先生の問いに答えデカリボンちゃんが涙する一連のシーンとなっています

曲のタイトルは「重なる心」です

宇治高校吹奏楽部のその後

この後、北宇治高校吹奏楽部は滝先生指導のもと一つとなって全国大会という目標に向けて走っていきます

その熱量騒動以前と比べても明らかに上がっており、まさに雨降って地固まるということわざの通りです

物語としては、やはり終盤なので主人公である久美子に焦点を絞り

これまでいつも受け身だった久美子が麗奈という存在に感化され初めて真正からユーフォニアムという楽器に向き合い、「上手くなりたい」と心の底から願い必死努力する

そんな久美子の成長が細やかな演出と美しいアニメーション作画で描かれており、ラストまでワンシーンワンカット目が離せない文句無しで面白い作品となっています

二期に向けて

響けユーフォニアム空気ついて描いてると最初に書きました

この空気に明確に逆らった人物として描かれているのは葵ちゃんです、彼女と久美子の姉は部活に精を出す久美子のアンチテーゼとして作中何度も登場しま

逆に空気に流されやすい人物として描かれているのはポニテ先輩です、作中でも「私そういうのに弱くって」とチョコシェイクを飲みながら久美子に告げています

では主人公の久美子はどっちなのだろう、そんな視点で改めて久美子を眺めてみると

序盤、友人に流されて吹部や低音パートに入る部分は当然のこと、終盤、大会に向けて今までになく必死で練習する姿もある意味では部内や友人の空気に流されただけ、という風にも見えます

もちろんそれは上述したように久美子の成長でもありますし、空気にのせられること、みんなで一丸となって何かをすること、それが悪いという意味ではありません

しろ青春部活ものにおいては必須ともいえる要素でしょう

しか優柔不断な一面が久美子にはあるというのも事実であり、久美子自身もそれを自覚しています

からこそ麗奈という存在に憧れ、感化されたのです

葵ちゃんは「みんな傷つかないようにまとまっていく」と言いました、麗奈は「人の流れに抵抗してでも、特別になりたい」と言います

今の久美子にとって麗奈のように特別になるということはユーフォニアムもっともっと上手くなるということです、それは北宇治高校吹奏楽部が目指す全国大会という目標に完全に合致しま

しかし、もし久美子にも誰かとぶつかって傷付いてしまいそうなるという、優柔不断なままではいけない、人に流されるままではいられないという、そんな事態が来た時

久美子は特別になりたいという想いを貫くこと、そして集団空気に逆らうことができるのでしょうか

1期ではそういった場面は殆ど描かれませんでした

しか見方によっては美味しい部分をあえて残したとも表現できます

ですから続編となる2期ではそんな久美子の新しい活躍と成長の軌跡も見ることができるのではないかと、勝手ながら楽しみにしています

最後

吹奏楽集団の競技です

しかし、それを構成しているのはひとりひとりの部員たちです

全体では同じ方向を向いているように見えても、その実、ひとりひとりの部員の想いは様々なのです

響けユーフォニアムは、思春期特有友情とも恋愛ともいえない女の子同士の関係や甘酸っぱい男女の恋、そして部活に明け暮れる高校生青春と色々なものが描かれています

更に作画の美しさや演出の巧みさも素晴らしいの一言です

しかし、その中でも吹奏楽部というモチーフを使ったからこそ描くことのできる、思春期高校生達が作る空気感、そしてその空気に寄り添うひとりひとりの想い

そういったテーマに着目して視聴するのも響けユーフォニアムという作品の楽しみ方の一つなのではないかと思います

2015-11-09

風俗嬢説教された

時間間際に、説教された。

ほえ~本当にこういうのあるんやなあ。

逆に興味深かった。

  

俺 「もう金持ちから、見下してやるんだ。俺が学生時代青春楽しんだチャラ男とか、青春楽しんだ女達を。それで、金で女買って人生取り戻してるんだよ」

  

嬢 「意味ないじゃん、ってか、それで金目当ての女寄ってくるのでもいいの?」

  

俺 「全然いいよ。こっちも、切って捨てる気だから全然OK.どーせそういう風俗嬢ちょっと金渡しても破産するやろ。だから人生狂わせてやれて逆に楽しいくらい」

  

嬢 「はあ?初対面だからって言っていいことと悪いことあるでしょ、なんで風俗嬢の前でそういうこと言うの?」

  

俺 「ってか、それが夢だからさー」

  

嬢 「性格いね

  

俺 「そうだよ?」

  

って感じ。

ハトが豆鉄砲食らったような顔を俺はしてたと思う。

嬢に話が通じなかったってのと。

風俗嬢が、去り際に悪口言うコピペを昨日見て、ネタだろって思ってたのが本当に遭遇したから。

  

でも、話が通じなかったのは、しょうがないかもね。

風俗嬢で、ナンバー入ってる女だったから、クラスブサメンキャラリア充への恨みとか多分分からないだろうし。

愛されて付き合うのしか知らないだろうから、金で寄ってくるのOKだよってのも多分分からないだろうし。

ハゲチビブサメンで、彼女いない歴人間とか多分生きた中でまともにつきあったことないだろうし。

遺伝子を残したくないレベルでの発達障害クズから子供いらないし、女と結婚なんかしないし、だから女を性欲処理にしか見てないみたいな感覚存在すら知らずに終わるんだろう。

そういう人間と話してんだなって俺も再認識した。

ってか、嬢のことなんて人間だと思ってないし、気持ちよく男のやりたいようにやらせろとしか思ってないから、イキナリ人間性出されてビビッタ。

やっぱ、何でも客の言うことやらせて、気持ちよく受け答えする嬢がええわ。

  

あと、ネタにしてたコピペ

『ワイもソープ行きはじめはこんな感じやったが

最近お気に入りの子が辞めるって言うんで最後に貸切したんやが

最後最後にお前ほんまキモかったわって言われて傷ついたンゴ』

これ、ネタだろって思ってたけど、マジであるんだな。

  

なんつーか。かわいい嬢ってのも考え物やな。こっちのクソみたいな人生をまったく理解できないから普通に対応されてしまうな。

もちろん、理解しなくていいし。そのまま風俗続けて、10年後に底辺してくれればまったく文句ないしから、全然いいけどさ。

何言われても。結局現実は変わらないし。

ニコニコ生放送で、元風俗嬢とか、現風俗嬢とか見てると、だいたいどういう風な軌跡たどるか明白だし、そいつ煽りまくって溜飲下げてるし。

  

俺みたいな金持ちのマジメ君が、こういう若い遊んだリア充女を引き取らないことで、背伸びしたリア充人生崩壊するのが楽しいし、

背伸びしたいリア充が金のために風俗やって、金銭感覚麻痺して落ちていくの楽しいし。

こういう現実が変わらないってのが、クッソ優越感あって。

帰り道ウプウプとクッソ楽しかった。

ある意味当たりだわ。

2015-10-30

他人の不幸は蜜の味というけれど

全てが楽しいわけではない。喜ぶよりも同情が先に来てしまう不幸というものもある。

私としては、子役とか甲子園球児とか、こう若いうちにチヤホヤされて調子こいてた奴が転落すると、特にうれしい。

きっとろくな青春送ってないからだろうなあ。

2015-10-25

2000年代ネット上のあやし楽しい人たちはどこにいってしまったの

優生学会のヒトシンカ氏はどこにいるの?

NTG(白の開拓)の白鴎たんは何をしているの?

ファーレントゥーガのあとあと氏は何に関わってるの?

いずれも、僕の無機質でモノクロ青春に色を付けてくれた人たち。

大人になったら、あやしくも楽しいネット社会に参加できると思ってたのに、みんなどこにいっちゃったの?

行き場もない僕はむなしくはてなにいる。

意外と居心地は良いのは、ここが夢を見失ったひとたちの集う場所からなんだろう。

アニメの好みは人生で決まる

なんか楽しめないアニメジャンルってあるよね?


俺はスラムダンクハイキューなど

スポーツアニメが見てても楽しめなかった。

俺が実際スポーツ苦手で部活もろくにやってないし、

体育で球技が楽しめないのも関係してるように思える。


人気があったと思われる

冴えカノ、はがない俺ガイルのようなアニメも辛い。

青春っぽいことをまともにしたことがないからしか思えない。


能力バトルものは好きなんだけどな。

逆説的にこれらなら人生に活かせるスキルだと思うんだけど何かないかなぁ…

2015-10-24

「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」という短歌がある。

作者は当時、女子高生であった川北天華である

一見、夜空なのに青?微分ってどういうこと?と思ったが、

どうやら天文学的には夜空を微分することは常識で星が強調され、見えない星も見えるようになるらしい。

それを知ってから、僕はこの歌が好きになった。

なぜなら以下のような夢想をしたかである

この歌の主人公受験勉強中の高校生だ。

しかも、夜空を微分することの意味を知る程に

天文学に興味があるに違いない。

そして、問題形式であることから、この歌は誰かから誰かに投げかけられたものである

では誰に?

それは、友達以上恋人未満な男女では無かろうか。

受験勉強スランプに陥る男、志望する天文学の判定が良くなかったのだろう。

志望する学部が揺るぎ始める。

そして、それを心配する女。

どうにか立ち直って欲しい。でも直接言うのは照れくさいし恥ずかしい。

そこであるフォーマット化した問題文の形式メールを送ることで

照れ隠しをしたのでは、無かろうか。

「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」

毎日受験勉強お疲れ様です。たまには、息抜きに夜空でも見上げてみませんか?

模試の結果や周りの意見(街の明りのようなノイズ)が気になるかもしれませんが

自分の夢について、深く考え見つめて欲しいです。)

この歌には、そういった青春がこめられている気がする。

ところで「夜空、青い」といえば

「夜なのに 僕が見るのは あおいそら」を思い出す。

2015-10-23

ただの自己嫌悪を聞いてほしい

「お前の鬱ツイートうざいわ」と以前言われたけどやっぱりうっぷんがたまってるので

吐き出したくなる。まあわかるかもれないけど文章にすると冷静になるもので、

書こうと思いたった時点で悲しみは70%くらいに減っている。

夜中に眠れずに日々を振り返る。発端は自分負けず嫌いだということに辟易したくらいかな。

ちょっとした練習でうまくいかず、イライラして、それでかなり不機嫌になって顔に出てた。

思考もまわらず、愛想笑いもできず、仏頂面になり、あまりしかけられなくなっているんだと感じる。

でも治らずに感情的なままでいてしまう。そんなこんなで寝る前に考えてしまって昔のことを思い出し、

なんでこんな思考の癖がついたのかなとか思ってしまっている。

自分語り

からおとなしく、照れ屋で、いい子だった。

怒られるのが嫌いで、混ぜてと言えず、一人でも遊んでいて、体を動かすのもインドア趣味も好きだった。

小1の頃トイレに行きたいと言えず我慢する、上級生にネタっぽいことを言って笑われたのが予想よりもずっと恥ずかしかった

やりたいことも少なく、さびしいから習い事も始めた。

とくに親は普通だが、割と放任主義で口数もあまり多くないのかもしれない。

本当に子供のころには旅行に行ったりしたのだが中学のころには旅行などしなくなっていた。

親は自分の無口っぷりに理解があったのか、学校での出来事をあまり聞かなかったのかもしれない

そのせいか今でも自分気持ちを聞いてほしいときに聞いてほしいということができない。

さびしいという気持ちは強かったのかもしれないが、他人干渉はされたくなかった、

習い事も好きなアニメが見れないからと一度やめたが、さびしくなったのでまた入った。

無口だったのでとても仲いい友達はできなかったが、嫌われない程度には練習を頑張った。

モチベーションが少ないのでガチでやる人には話題が足りなかった。今でもその気はある。

小学校以来ずっと、夏休みに予定がないのが普通だ。いや、予定はあるが、遊ぼうという約束がない。

キャンプ合宿の予定はあっても人の家ではあまりあそばなかった。

さびしかったが我慢することを覚えてしまった。

いじめはあったのかもしれない。怨むほどのことではないが、プロレスゴッコをやったり、

給食のデザートはやんわりと取られることはあった。

しかし、泣いたりせずいやだと言えば案外それ以降変な絡まれ方はしないのかと思う。

もちろん相手側が「遊んでるだけ」ならばだが。

小学校の頃は数回は一緒に帰った女の子もいた。

無口だったころなので、全然さなかったが、手をつないで帰った。

いや、多分手首をつかまれて家まで送らされただけなんだがすごくうれしかった。

このころからきっと無邪気でぐいぐい来る女子に弱いんだと思う。

中学には部活に入っていた。あまり雑談は沢山はしなかった。

もうだいぶゲーム以外の会話ができなくなっていたかもしれない。

 1年の頃はみんな積極的に仲良くしようとしてくれていたので、変には浮いたりはしなった。

小学校の頃の友達とは合わなくなった。まあこっちから連絡しなかっただけなのだが。

ああ、疎遠だな。でも特に会いたいと思う人もいない。

今は地元友達と呼ぶ人はいないかもしれない。「かもしれない」のである

多分呼べばあって遊んでくれる人もいるだろうけど、まあこれでいいかとか考えてしまう。

近年にも親にもある程度心配されたが苦笑いしたらそれ以上聞かれなくなった。

やっぱり2年生になったら1年生の知り合いにはあまり合わなくなった。

 2年生の人たちが一番印象が少ない。昼休みには図書館に行ったり

隣のクラスに何かしら話してくれるグループがいた。

自分はどのグループとかに入らないぼっちで、みんなただ優しかっただけだ。

遠足ぼっちになり、修学旅行好きな人と組んでといわれるのがつらかった

今でもその言葉に苦しむ。人を選べない。

 3年生になり、部活が終わって、夏休みになる。ふと気付く。

予定がない夏休みってとってもつらいということに。

小学生ならプールに遊びに行ったら友達がいた。だが中学ではたまり場などない。

あの頃にはすごく学校行きたくないということがあり、ときどき仮病を使った。

周りがとってもなかよくなっているのことにうらやましいと思っていたが、

まりアクションは起こせなかった。

スマブラの話をしていた。一緒に遊びたかった。ただ見つめていた。

今思うと、同じ趣味なら友達になる素養があるのだからもっと勇気を出すべきだった。

今でも思っているが、まだ仲好くないと思って躊躇してしまう。どうにかしたい。

中3の頃にはきっと学校外では1回遊んだきりだったと思う。さびしい奴だ。

このころは心が躍動していたと感じる。

仮病もあるが、学校に行ってから、すごくだるくなった時があった。きっと鬱だろうけど。

そんな時友達音楽室行こう、と誘ってくれた。嬉しかった。気遣ってくれてうれしかった。

きっと聞かれたらいろいろ愚痴はいていたと思う。つらかったんだよって聞いてほしかった。

でも彼はただ何も話すことなく一緒の部屋でいたと思う。

話したくないなら聞かない、そういうスタンスだったのかもしれない。

やさしさってわからないよね。自分もっと気遣ってるアピールしなきゃな。

体育祭がすごく嫌いで厨二病ですれた自分がいたが、3年生で、もう終りか…と思うと熱くなった。

最後最後リレーでイスから立ち上がり応援する自分がいた。

熱くなれる自分が好き。という感情を覚えた。

中学卒業する時、告白しようとしたが、ものすっごくどきどきした。あきらめた。

のちにデートすることになるのだが、その話は置いておこう。

携帯の連絡先を交換したのは同じ高校へ行く人数人とその仲間問う感じだった。

自分アドレス知りたかった友達だと思っていた人がいた。

話も合うし、ボケ面白いし、話を聞いてくれた前述した彼だ。

彼は校門で別の友達アドレスを交換していた。

2人とも同じ部活だったのだが、「高校行ってもがんばれよ~」としか言われなかった。

 高校へ行ったが同じ高校へ行った人以外へは連絡は何もなかった。

友人との距離感に戸惑う時期。ちょっと仲良くなり始めたころにグループ通話をしていた。

夜にどうでもいい話をするのに戸惑った。話のネタがない。このころはまだ話をしたいとは思っていなかった。

面倒くさかったのとともに、何の用もないのに通話をかけてくることに理解ができなかった。

 夏休みになっても別の友人だが電話がかかってきた、「いや~なにしてるかな~と思って」

僕は特に何もと答えて、後はふんふんと相槌を打ち、質問を返すだけだった。

電話なんてそのときくらいで、友人との理由なき電話はその後6年ほどはしなかったかもしれない。

 質問はすごく苦手だ。会話がはかどるには話題の数じゃなくて相手への興味とはよく言ったものだ。

彼のことはよくしてくれるし好きだが、別に興味があるとかではなかった。

しろよく質問してくる人だったので会話には事欠かなかった。

家族以外で一番時間を共にした友人だ。相性は良かったと思う。

でも結局疎遠になっている。Twitterではつながっているが。まあ地元では合うタイミングが0だからだ。

 うっとうしくて時間をずらして、一緒に帰らないようにしたのに、ときどきは一緒にはいた。

 その子に言われたことがある。とある映画を見に行った話を聞かされたとき

「いいなーボクも見たかったなー」と言ったら「え、行きたくないとおもってた」と言われた。

確かに行きたいと言ってなかった。このころやっと人にああしたいというようにするようになった。

ケンカもしなかったなあ。ただいっしょに遊んでいて楽しかった。

 まあなんやかんやこのころまではすごい悩んだりせずに、

就職できればいいや、友達いらないからゲームして、アニメ見て生きられればいいやと思っていた。

でも、就活でうまくいかないことで性格が歪んでしまった。

勉強はいから遊べ、コミュ力大事、熱意があればいい、いろいろあるだろうが

何社か落ちて 、自分存在価値を見失ってしまった。もうだめだ、人生経験がない、

青春を全うしていない、普通人間になりたい、いいことがない

そんなことをいろいろ考えてしまっていた。結果夢のキャンパスライフだ!ということになった。

当然勉強対策もあまりしていなかったので苦労した。もともとよく考えるタイプ勉強は嫌いだが、

そこそこできる人間だと思っていたので2流、3流大学にははいることができた。

 地元を離れ、人も少ない地域大学へ行った。同じ高校からは一人もいない。

大学デビューをしようと思いチャラい系サークルに入るがノリが違いすぎて2カ月ももたず

5月病で鬱がちょっとひどいことになった。あの頃は週5くらいで夜泣いていた気がする。

歓迎会でも仲良くできず、帰り道みんなから離れ、後ろでうつむきながら岐路についていた。

家で泣いた。

先輩に話を聞いてもらったこともあったが、何のためにもならなかった。

ふだんから自分の子と話す練習をしないとちょっと信頼できる人でも

30%も言いたいことを話せないと思う。

のちにネタで笑いものにされていると分かった。クズだった。

サークルではうまくいっているが、学部のつながりはほぼない。

過去問は手に入る程度には浅い付き合いがある。

よく狭く深くのほうがいいというが、本当に強く感じる。

「5人いれば十分だよ」といわれるが一人でもいれば十分だろう!?

しかしたら今の自分にも一人はいるかもしれないが信頼しきれていないのかもしれない。

理由は分からない。もっと人を信頼したい。仲良くなりたい。

ようやく時間が今ほどに戻るが、サークルの先輩後輩の話しだ。

もう先輩になる年齢だというのに、いい加減子供っぽくて困る。

一緒にご飯食べに行きたいと思っているが、だれかがあまり思いつかない。

好意がある人にこっそり誘ったりしても断られる。

友達友達に飯行こうぜーと言っているのはよくあるのだが、

自分に対して直接はいってこない。自分も言わないのだが、

誰かのついででは嫌だいう気持ちがあるが、君も行く?と言われて断れない

次に誘われないかもしれないからだ。ときどきおれなんかが一緒でいいのかな?と思って断る

なぜ行かないといっても「なんでだよ~いくぞ」といわれる人がいて、うらやましくて、

自分は誘ってほしそうにチラチラ見てるのに誘ってくれなんだろう。

先輩は先輩同士で仲良く飲みに行ったりしているのに、なぜ自分ぼっちなんだろう。

友達友達でご飯よく食べに行ったり、休日遊んだりしている。自分はなんでないんだろう。

そういえば1対1で休日にあそんだことないな。みんなのついでにあるだけで。

家に帰ってからLINEしたりもないな。個人LINEどうのこうの言ってるけどうらやましい、おれもまぜて

なんでおれが飲みに行こうっていってもまた今度なの?

こんなことを口に出せずにもやもやしてます

もやもやさびしさが積もり積もって日々いらいらする

誰かに聞いてほしいけどいま話を途切れさせるひともいない中ずっと語ったわけで、

自分がこんなことを聞いてほしいって思っているって自覚する以上、

話を聞いてもらう人に負担が大きそうだなって思って遠慮してしまう。

普段は普通に楽しいし、へこんだ時もプライドかいもの邪魔をして、頼れない

かまってくれるという甘えなら無意識でずっとしてしまっている。

話せる状態では話したいと思えないし、話したいと思うようなとき精神不安定でうまく話せない、逃げたい

そんなこんなでいまさら昔の友人や親にも話すのがおっくうです。正しいのは分かっているんだけど。

特に好かれないような性格してるね、っていい年をしたお兄さんに言われたことがある。

活動的な人で憧れる。学外活動学生以外と遊びに行ったり飲みに行った経験で多少同年代の人と話が合わなかったりする。

くだらない話より、面白い話を聞きたいと思う。

好きな人もいるが、その子がよく自分友達とすっごい長く話している、仲よくしているのでほほえましいのだが

まりに見かけるたびに一緒に話しているので嫉妬する。客観的にみて話をよく遮られるので嫌いになってもおかしくないのだが、

自分と話が合う友達なのでしかたないなとおもう。最近好きなタイプに「自分を好きになってくれる人」とかいう人にも共感できる。

やっぱり自分を見てくれる人が好きなのであるもっと人を信頼して、もっと興味を持ちたいのです。

こんな自分をどうすればもっとまともな人間になれるかを日々考えている。

たぶん半端なアドバイスは知ってる知ってると流してしまう。

実行に移すのがいいっていうのがとっても分かっている。だけど・・・

本当どうするのがいいんでしょうか

ちなみに血液型A型性格診断はINTP型だったきがします。

ときどきへこんだとき寝る前に1時間くらいでこんなこと考えている。多分書くのにはもっと時間かかっている。

男は狼であることなんてピンクレディーしか教えてくれなかった

22歳のある日、私は前から交流のあったおじさん(20歳上)とふたり居酒屋に行った。

おじさんはお父さんみたいな人で、将来のこととか悩みとかを普段から相談に乗ってもらってた。

からサシ飲みなんて普通だと思ったし、終電逃したときに「家近いんだけどくる?」って言われた時も善意だと思ってた。

でもこっちはどうしても読みたい漫画があったし迷惑かけまいと思って「満喫いくんでだいじょぶっす!」って言った。

後日、おじさんと何回かドライブに行った。

深夜おじさんとふたりで海を見に行ったり、おしゃれなバーへ行ったりしていたのだ。

ふたりきりとはいえ、おじさんとはいつも通りの会話をしていたので、

「大人の人はこういうつき合い方もするのか」と勝手に納得していた。

でもある日、手をつないできて抱き寄せようとしてきたときに「あれ?なんかちがくね?」ってなって、

唐突におじさんがすごく怖くなった。

そのドライブ以来、おじさんとは疎遠になってしまった。

この話を友達にすると「気づくの遅せーよ!」「普通に危ないからそれ!」「てかお前もカマトトぶってんじゃねーよ」と言われてしまったのだけれど。

で、わたしが「おじさんはちょっと青春思い出して甘酸っぱくなりたかっただけなんじゃないの?」って言ったら口を揃えて「ねーよ!!!」と。

でさ、そういわれてふと疑問に思ったんだけど。

そもそもその「男は突然襲いかねない生き物だ」っていうのをみんなはどこで学んだのっていう話ですよ。

だって別に普段から男性ともコミュニケーションとるし、性的な知識だってそこそこある(はず)。

にもかかわらず、スイッチ入ったというか、さぁ今からおっぱじめようぜみたいな空気を掴むことが全然できない。

なんでだ?ドラマか?私がドラマ観ないから知らなかっただけなのか?どうなんだ?

そういうわけで、私に「男は狼なのよ、気をつけなさい」って私に教えてくれたのはピンクレディーだけだった。

聞いたばかりの頃は「狼ってなんやねん」といった感じだったが、最近ようやく「男は狼だったのか…!?」という理解度まで到達してきました。

えっと、まぁつまり、当たり前は人によって違うから、きちんと相手をおもって推し量っていけたらいいねみたいな。

それにしてもホントに、みんなどこでそういう男女の空気みたいなの学んできたんだろう。



追記

なんかブックマークすごいことになっててびびったけど、

疑問であった男女の空気感をどこで知るのかについて言及している人が意外と少なくて更にビビった。

多くは「おじさんが悪い」か「お前が悪い」ばかり。うーむ。

「知ってて当たり前、常識」と言われても、その常識はどこから来たのかを考えたかったな、みたいな。

なんだかおじさんにご執心な方が多いので、

なぜおじさんが抱きしめてくるとは思わなかったかを箇条書きしようと思う。

・非常に年上でそういうのはもう無いと思っていた

・業種の大先輩であり、社会的地位確立していた

口説く、と判断できる話がほぼなかった(恋話、エロ話など)

・私にヘビーな恋話をする女友達がいなかった

・私は昔からまるでモテず、迫ってくる人は痴漢変質者などの明らかな敵のみだった

・私は昔からまるでモテず、これそういう空気かもしれんと思っても

「んんwwブスの自意識過剰が始まりましたなww」と心の声が言う

なにより私が馬鹿で、

「この業種に入りたての若者意見は参考になるからそれで充分」と笑ったおじさんの言葉をそのまま受け取って、見返りが必要だなんて考えなかったことだろう。

正直、これだけされてしまったのなら疎遠になる前になにかそういうことを1回くらいはすべきなのだろうかと悩むこともあった。

でもそれは、なんか、失礼だと思った。

理由はうまく言えないが、なんとなくそう思った。

都合よくごまかすな、と言われても仕方がないんだけど。

追記による所感としてはそんなところです。

最後おっさん疑惑を持つ人へ。

2年前の出来事ですよ!失礼ですね!

ピンクレディーを知ってるからおっさん

逆に考えるんです。おっさんの知ってる曲を知ってるからおっさんではなく、

おっさんの知ってる曲を知ってるからおっさんに好かれる話が出てくるのだと。

2015-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20151022161511

とらドラ俺ガイルのような青春もの生徒会の一存はがないのような日常系は、だいたいCだよな。

似たタイプでも、俺妹みたいに学校ほとんど出てこない作品もあるけど。

あとは最近石鹸枠」といわれている、ファンタジーと学園ものハイブリッドタイプも、だいたいBかCじゃないかな。

Aでアニメ化されたのは、最初に挙げたSAOダンまち、魔弾の王、六花の勇者オーバーロードGATEと、他にもやはりファンタジー系が多いな。

現代ものだとSAO以外で何があるかなあ、犬ハサは主人公が犬だから学校描写はなかったはず…ってくらいか。

まあ、現代もの主人公がティーン・エイジャーなら、学校が全く出てこないほうが不自然という話だけど。

「学園」に呪縛されるライトノベルについて

なぜ物語の少年少女が「学園」に呪縛されるようになったのか - Togetterまとめ

このまとめの最初のあたりで芦辺拓氏が例に挙げている作品刊行年は以下のとおり。

小林芳雄と少年探偵

→『怪人二十面相1936年

西條八十の白ばと組

→『あらしの白ばと』1952年

高木彬光の古沢姉弟

→『覆面紳士1950年

森下雨村池上富士

→『少年探偵富士夫の冒険1923年

横溝正史の御子柴進

→『幽霊鉄仮面』1937

まず、このくらいのスパンの話だということを理解しておいてほしい。

たかだか十年前と比較するくらいの感覚で「最近ラノベ作家は楽をしたがるから」などと言っていると論点がズレてしまう。

さて、そもそも「昔は学園ものは少なかったが今は学園ものばかり」というのはラノベだけの問題なのだろうか。

Wikipediaの「学園漫画」の項には以下のように書かれている。

少年少女主人公とする作品学校を場としたりその人間関係が中心になることが多いことは当然であり、漫画以前の小説時代から学校もの存在したし、学校舞台とする漫画作品昭和30年から存在した。ただ昭和30年代には、放課後に家の手伝いをする者や中学卒業して実社会に出るものがまだ多く、学「園」ものという呼び方にはある程度の生活階層青春もの意味するイメージもあった。

結果的に、雑誌漫画において学園漫画という「分野」(市場分野?)が生じたと言われるのは、日本高度経済成長が成果を安定させて生活の向上や学歴の向上が既定路線となった1960年代半ば(昭和40年前後)からである

学園漫画で言えば『ハリスの旋風』が1965年、『夕やけ番長』が1967年、『ハレンチ学園』や『男一匹ガキ大将』が1968年である

芦辺氏と同じ論法を使えば「戦前終戦直後には学園もの少年漫画は少なかったのに今は学園漫画ばかり」とも言えそうだ。

もとより、「学園もの」増加の原因を、一足飛びに現代ラノベに求めたところで、何が分かるものでもあるまい。

同じくWikipediaから学園小説」の項。

学園小説一定の発展を見せたのは、少年雑誌よりも少女雑誌においてであるもっとも著名な作家としては『少女世界』の読者から作家デビューした吉屋信子があげられる。

1916年に連載が始まった吉屋信子の『花物語』は、当時ベストセラーとなった連作短編で、女学校舞台とした話が多い。→エス

これは「漫画以前の小説時代から学校もの存在した」「学園ものという呼び方にはある程度の生活階層青春もの意味するイメージもあった」ということの実例と言える。

こうしてみると、むしろ1960年代以前の少年向け娯楽作品において学校舞台とならなかったのは何故か」というほうが問題なのではないかと思えてくる。

そしてそれは、Wikipediaのとおり経済力理由を求めるほうが、現代青少年の心性を大仰に言い立てるよりは筋がとおっているだろう。

(もちろん他の要因もあるだろう、議論するならその点についてすべきである

最後に、筆者が最近読んだライトノベル50作品を「A. 学校が出てこない」「B. 学校は出てくるが事件が起こるのは学外である」「C. 学校が主な舞台である」で分類したところ、以下のような内訳となった。

A. 18作品 B. 16作品 C. 16作品

まり芦辺氏が言うような「全てが学校で起きる学園ものラノベ」は16/50=32%である

言うまでもなく、このサンプル数は少なすぎるし、個人の嗜好による偏りなどもあるので参考程度にお願いしたいが、

最近ライトノベルの全てが「学内で完結している」ということはありえない、とは確実に言えるはずだ。

大ヒット作だけを見ても、SAOダンまち「A」であるし、禁書目録魔法科高校は「B」に分類されるだろう。

正直なところ芦辺氏がどうして「最近ラノベは学園ものしかない」と強固に思い込んでおられるのか理解に苦しむ。

どうか賢明なる読者諸氏においては「へえ最近ラノベは学園ものばかりなんだな」などと鵜呑みにしないでいただきたい。

2015-10-21

なぜ私にまともな彼氏いたことがないのか

スペック

都内20代半ば 正社員 学部偏差値60くらいの大卒 容姿はまあ十人並み(根拠美容室カタログモデルやったことある) モテるでしょとよく言われるが、具体的に容姿を褒められたことはない。

とにかく、性的対象でないものとして出会ってしまった人とそれ以上の関係を築くことか気持ち悪くてたまらない。

たとえば趣味の集まりのなかで、自分以外の二人が付き合い始めたらすごく嫌だ。べつにどちらかに嫉妬しているわけではなく、この場がそういう性的な場だったのだと思って嫌なのです

社内恋愛とかも絶対無理 転職歴あるんだけど前の職場社内で結婚してる人が多かったのが一番の原因なくらい

それも遠因となって、そもそも友達としても人とあまり深い人付き合いをすることができない。

見た目ですぐ惚れてもらえるような美女じゃないんだから、それじゃ彼氏なんてできるはずがないのだ!!

ちなみに男性経験はあります合コン由来で3人。

でも上記と逆の感じで、相手は遊びに誘ってくれたりしたけどまた深い付き合いには持ち込めなかった。だってセックス目的の場だったわけじゃん。(お持ち帰りみたいな形でやったわけではなくそれなりに工程を踏んではみたんですが)

あと、相手を好きで魅力的なら魅力的なほど「友達として尊敬してしまう」のも問題

要するに場の目的意識を一度設定してしまうとそれを動かせないから婚活すればええのん

でも一回くらいまともに告白しあってお付き合いみたいな甘酸っぱいやつやりたいッス先輩……。どうしたら……。

センパイがたご指南ありがとうございましたッス

そもそも人を好きになったことがない、考えすぎ=ナルシストすぎ、という結論になりました。

でも三十路になってもまだ青春やれる可能性はあると思いたいッス先輩

山口組とか

やくざって、北野映画でくらいしか目にしない。

それも架空だし、なぜ北野映画あんなにやくざが出てくるのかもわからない。

暴力を描きたいから

青春ものなら中学生から高校生あたりを出すようなもので、暴力ならやくざで、みたいな?

そんな風にしかやくざを知らない身にとっては、連日のようにニュース山口組の抗争についての報道があるのが不思議

2015-10-17

3巻以内完結のおすすめマンガ

自分ベスト100選んで、「またかよ」って思われそうなタイトル抜いたらいいぐらいの数になったので書くよ。

特に順位とかはないです。全部読んでほしい。

※試し読みとかあるのはできるだけリンク貼ったよ。

・ぷらせぼくらぶ(1巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091886385

大橋博之アシスタントをしてた奥田亜紀子デビュー作。題材としては『桐島、部活やめるってよ』的なスクールカースト

主人公あだ名が「毒まんじゅう」の岡ちゃんと、イケてる「向こう側」の人とのなんとも言い難い関わりを、綺麗なトーンワークで描いている。

自分で始まり自分で終わる岡ちゃんの恋は、クライマックス以外のバリエーションが無い」という掴みから引き込まれしまう。

ケンガイ(3巻完結)

http://sol-comics.shogakukan.co.jp/solc_dtl?isbn=9784091847904

レンタルビデオ屋を舞台にした、フラグの全く立たないラブストーリー(仮)。

主人公普通イケメン伊賀君が惚れたのは、映画を観ること以外のことに興味を持てない、バイト内で「圏外女」と言われてしまうような白川さん。

自分映画観て勉強したり努力するんだけど、一緒に映画観てても全然いい雰囲気になる気配はなく。

好きな人映画チケットあげたら「伊賀くんはあたしを買収して何がしたいの?」「SEXですか?」「します?」って死んだ目で言われるの、キツすぎる。

あと、この漫画読むと映画観たくなる。(自分は『エレファント・マン』を観た)

・たまりば(2巻完結)

http://maoh.dengeki.com/tamapon/

「溜まり場」である多摩リバー」を舞台に、女子高生・美和とアラサー会社員ハルオの恋を描いた作品

女子高生の「青春」をいい年こいた人間が奪っていいものか、という問いかけ。

これをヘビーに味付けすると緑のルーペ『こいのことば』になるのかなあ。

・さきくさの咲く頃(1巻完結)

http://www.poco2.jp/comic/sakikusa/

『ぼくらのへんたい』でプチブレイクしたふみふみこの、奈良に暮らす幼馴染3人の不器用関係を描いた作品

ビターな恋愛ふみふみこはセリフに無駄がなくて、感情をえぐり取るのが上手い。

彼女カーブ(1巻完結)

https://viewer.yondemill.jp/?cid=1196&u0=3

『椿荘101号室』でハマったウラモトユウコ作品高野文子っぽいタッチのいい線を描く。

本作は女性の身体のパーツに関するオムニバスで、個人的には『キミの脚』という話が好み。

フェティシズムを刺激される。↑の試し読み読んでほしいんだけど、服を脱ぐ描写にこだわりを感じる。

ほんとにいい線だ。

ママだって人間(1巻完結)

http://mag.kawade.co.jp/mama/pdf/%E3%83%9E%E3%83%9E%E4%BA%BA1-1x.pdf

出産子育てエッセイマンガ

自分子育て経験ないもので、端から端まで目から鱗、というか自分想像しようのない部分を埋めてくれた。

同作者の『母がしんどい』も秀作。

・誰も懲りない(1巻完結)

https://note.mu/nakamuraching/n/n5680094105e2

『羣青』の中村珍作品一見理想的」な家庭の裏で何が起こっていたか

どこまでが実話なんだろう?となるほど、表現リアルで肉薄してくる。

ほんと誰も懲りなくてどうしようもねえな、とタイトル通りの感想

読んだら1日は活力奪われるほど重くて苦しい。

さよならガールフレンド(1巻完結)

http://www.shodensha.co.jp/sayonaragirlfriend/

(こんなちゃんとした特設サイトあるぐらいには期待作だった)

今年初めに出たばっかりの新鋭の作品山内マリコの『ここは退屈迎えに来て』が好きな人はぜひ読んでほしい。

いわゆるファスト風土の話。

自分地方出身都会住まいなこともあって、作品全体を覆う閉塞感のようなものにすごくシンパシーを感じた。

宇宙を駆けるよだか(2巻続刊)

http://www.s-manga.net/omf/omf_978-4-08-845351-4.html

連載中の少女漫画では一番注目してる作品(そろそろ終わる)。

美人性格もいい主人公と、ブスで性格の悪い同級生の身体が入れ替わってしまう。

設定的には松浦だるま『累―かさね―』に近いかもしれないんだけど、これを少女漫画文脈に落とし込んだのが尊い。

「主導権は常に外見が優れた人間にある」「あんたら美形はいいわよね キレイごと並べてればそれが正義になるんだから

って、少女マンガセリフかと言われると微妙なんだけど。

・スメルズライクグリーンスピリット(2巻完結)

http://comic.pixiv.net/works/790

BL作品自分ノーマルなのでいわゆるイチャラブ系のBL百合は読まないのだが、これは凄くよかった。

http://blog.livedoor.jp/aki22two/archives/1802123.html

このブログを読んでみてほしい。ちなみに百合でいうと「私の世界構成する塵のような何か。」が好きです。

預言者ピッピ(2巻続刊)

ギャグマンガ家・地下沢中也SF作品。全ての事象予測できるオーバーテクノロジーコンピューターが開発され、それが人類の滅亡を予測してしまったら?という話。

こう書くと平凡な印象を受けるかもしれないけど、ストーリーテリングが秀逸なのです。

いがらしみきおの『I』といい、ギャグマンガ家の描くSFって独特の雰囲気があって好き。ただ次の巻がいつ出るか未定で、もう4、5年生殺しを食らっている。

見ての通り息切れしてきたのでこのへんで終わりますが、↓のもおススメなので興味あったら読んでみてください。


ストロボライト(1巻完結)

故・青山景作品。「よいこの黙示録」が未完なのが本当に惜しい。日本は貴重な才能を失ったと本気で思う。

・まちあわせ(1巻完結)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063770209

後味悪い系のホラーSFだけどとてもいい。

・68m(1巻完結)

http://csbs.shogakukan.co.jp/book?book_group_id=9362

高校サッカーマンガスポットの当て方がいい。表題作が最高。

江戸告白(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/451

ノワ―ル時代劇。道を踏み外す怖さ。

ラタキア魔女(1巻完結)

http://csvt.tank.jp/img/rtk/rtk1.html

シュールギャグ

・変身のニュース(1巻完結)

http://morning.moae.jp/lineup/376

つげ義春華倫変系譜に連なる宮崎夏次系のデビュー作。これが一番トガってる。

恋人プレイ文庫版2巻完結)

当時どのくらい有名だったのかわからないのだけど。

神様うそをつく。(1巻完結)

http://afternoon.moae.jp/lineup/187

とても切なくて、とても綺麗な話。

・男の操(1巻完結)

http://www.shogakukan.co.jp/books/09186865

妻を亡くした演歌歌手が歌い続けて、売れて、そして死ぬまで。ギャグなんだけど、最後は泣くしかない。

名勝負数え唄(1巻完結)

http://sokuyomi.jp/product/meishoubuk_001/CO/1

パロディギャグ。作者の名前モンキー・チョップ」だぜ。

・星のポン子と豆腐屋れい子(1巻完結)

http://www.moae.jp/comic/hoshinoponko

小原愼司トニーたけざきの素晴らしいタッグ。1巻でよくまとまってるSFってだけで自分の中での評価が上がってしまう。

・透明なゆりかご(2巻続刊)

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063409574

産婦人科の話。きれいごとがない。

仕方ないんだけど、なんかヴィレヴァンっぽいラインナップになっちゃった

追記

反応あってうれしい。

青山景は「よいこの黙示録」じゃない?

→訂正しました。偉そうに言ってて恥ずかしい。

サブカル臭がキツい

→冒頭でも書いたように今回は「またかよ」系(明らかな名作であったり、こういう類の記事で頻繁に上がるもの)の作品を除いて書いたので、人によってはサブカルっぽく感じても仕方ないかもです。

NARUTO』とか『HUNTER×HUNTER』のジャンプ系も100には入ってましたし、『ギャングキング』とかも。『プラネテス』、『惑星のさみだれ』も。

皆さんのおすすめも聞いてみたいです。『弾丸ティアドロップ』は未読でした。

追記の追記

寝て起きたらけっこう読まれてた。

ブコメで上がってる中だと、

『千年万年りんごの子

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063806786

バニラスパイダー

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063842906

『ネムルバカ

不死身ラヴァーズ

http://kc.kodansha.co.jp/product?isbn=9784063949261

あたりは100に入ってました。

既にそこそこ有名かと思って外してました。線引きが雑でしたね。

今日エントリ―に

皆さん、阿部洋一という漫画家を御存知でしょうか

http://anond.hatelabo.jp/20151018015453

というのがありましたけど、本当に不遇ですよね。もっと知られて然るべきだと自分も思います


指摘のあった誤字等修正しました。ルノアールって喫茶室かよって感じでしたね。

ブコメに挙がっていた未読の漫画読むのが楽しみです。

おっさんだけど男の人生の旬は18までだと思う

おっさんになって気が付いたが男の旬は18までだと思う

今日アルバムを見ていて気が付いたんだ

あの頃は楽しかったし、本当に輝いていた

夢も希望も有って青春していた

それがどうしてこうなったんだ

毎日会社に行って疲れて帰って来て

たまにキャバクラ風俗に行って

休みの日は疲れて寝ているかパソコン

昔は休みの日は仲間達とサッカーしたり

釣りに行ったり、くだらない馬鹿話して

遊んで楽しんだ

それが急に色褪せ始めたのが大学に入った頃

恋をしなくなり、仲間達とはつるまなくなり

就職活動に精を出して疲れて帰ったらもう何をする気も起きなかった

あの頃に戻りたい

なぜこうなってしまったんだろう

2015-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20151016172301

なっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっつううううううううううううう!!!!!

ビタミンスウウマッチ

はじけよういぇーええーええええー

ちょっとまってえ~これからさ♪

あああああああああああああああああああ甘酸っぱい青春の味いいいいいいいいいいいいいいいいいいい

2015-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20151015163744

そうなのか

ダンジョンアニメ一話観てなんとなく察したけど青春ラブコメのほうは知らなかった

内容が全部わかることの是非とタイトル詐欺の間で揺らぐ

http://anond.hatelabo.jp/20151015153806

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は開始直後に出会って以降はまったく求めないし、

「やはり俺の青春ラブコメは間違っている」はラブコメでも何でもなく学校行事運営実録だし、

ま、何でも説明してもらえると思ったら大間違いだよ。

結局どういうことなの?

っていうことなの? 最近広告ラノベタイトル

新書は昔からそうだったかもしれないけど……でもやっぱり新書タイトルもかな。

と思ってググったけど新書はそうでもなかった。もしドラの印象が強かっただけっぽい。

いや、新書みたいなタイトルラノベが増えた? もういいや、わかんないです。

「○○が××で△する」とか、「ジャンル名がどうのこうの」とかそういうのが目に付いて気になる。ということが書きたかった。

新刊タイトル眺めていたらだんだんよくわからなくなってきたけど。でもやっぱり長いの多いよね。

広告で気になっているのは「××の人は絶対プレイしないでください。○○で□□になります」「○○を××するゲームです。△の状態で□をすると~です」系。

具体的な例を探しにいったらどうもDMMばかりに見えるので、もしかしたらDMMメソッド的なものがあるのかもしれない。

なんていうか、シンプルタイトルで「どういうことだろう?」と思わせるのではなくて

タイトル圧縮されたあらすじになっていて「へー異世界ハーレムものなんだ」「ダンジョンラブコメか」「青春ラブコメあんまりうまくいかないのかな?」等、

ある程度内容を説明してしまう方向のものが多いなと、思った次第でございます広告も然り。「女の子の服が脱げるゲーム」なるほどね。あの説明口調なんなんだ。

あの説明口調が妙にゲスく見えてしまうのも謎。

「各地に生息するモンスターを捕まえて集めるゲームです。モンスターを弱らせてあることをすると仲間になります。」……ほらなんか嫌だ。

『俺の彼女死神コスプレ野郎世界の敵と戦う!?』と『ブギーポップは笑わない

どちらを読みたいかは個人の自由です。

古い人間なので後者を推すけれど『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』は好きなのでなんだか矛盾しているような気もする。というか『~笑わない』も文章っぽくはあるか。

他に文章っぽいタイトルで好きだったラノベは『僕らはどこにも開かない』かな。「~ない」ってタイトル多いな、ブギーポップもだし、『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』とか。

急にビシバシチャンプがやりたくなってきた。

2015-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20151013145339

少女漫画というのを固定概念で固まった狭い定義しかとらえてないのでは?

じゃあ少年漫画ワンピースみたいな冒険とバトルや、スポーツ倶楽部活動ものや、DQN喧嘩ものばかりだろと言われたら

そうじゃないと反論するだろ

たとえば『スケバン刑事ドラマ映画にもなったバトル?物、でもこれもジャンルとしては少女漫画なんだよ

私は中学時代病院の待合室で時間を持て余して、置いて合った少女漫画雑誌を手にしてハマった

それから自分少女漫画雑誌かたっぱしから買いまくって購読したよ

当時は少女漫画しか読まなくて、少年漫画は幼稚だと思ってたくらいだ

少女漫画における恋愛は、それがすべてじゃない

しか恋愛メインのストーリーもあるけど、多くは恋愛ストーリー上のひとつの要素に過ぎない

恋愛からストーリー人間関係物語なので、それに馴れた読者は恋愛以外の深いドラマも抵抗なく受け入れる

からローティーン向け少女雑誌に、少年漫画なら青年雑誌に載るようなストーリーも混じって連載されてたりする

最近では原作映画ドラマ化されてる青春群像ストーリーを描くのがうまい吉田秋生も、元はローティーン向け少女雑誌デビューして、アメリカ麻薬差別に苦しむ若者達の『カリフォルニア物語』で人気作家になった、その後の『バナナフィシュ』ではマフィア陰謀と抗争のストーリで絵柄も変わり、後半では描く人物も少女漫画チックでなくリアル頭身で泥臭さまで出てた

ティーン向け少女雑誌で書いてたホラー作家?の山岸凉子なんかは、人間怨念や業を巧みに描き背筋が凍るようなストーリーを描く。でも代表作は聖徳太子テーマにした歴史漫画日出処の天子』だったりする

少女漫画恋愛ばかりと偏見もって、食わず嫌いしてるだけの男が多いのだと思う

実際こんな作品もあるんだというもの出会えば、男でも抵抗なくハマると思うよ

2015-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20151012005840

俺は逆だな。中高共学行って普通に恋愛して普通に経験済ませて

それがどれだけ役に立ったか全く分からない。

青春なんかに現を抜かしているより、学歴ブランド力の方がよっぽど大事だ。

今もそこそこ稼いでいるけれど、正直、中高の経験なんて全部捨ててやり直したいと思うよ。

今の時代、どんな欲求も金でスタイル抜群好みドストライクのお姉さんが解決してくれる。

甘っちょろい色恋沙汰なんて必要ねぇよ。金さえあれば世の中どこまでも行ける。

落ちるのは楽だけど登るのは難しいんだ。おかげで俺は凡人さ。

2015-10-11

それでも『ファンタスティック・フォー』が駄作なワケ。

リブート版『ファンタスティック・フォー』が駄作でない理由(ネタバレなし感想) カゲヒナタのレビュー

気持ちはわかる。

俺も「『クロニクル』のジョシュ・トランク監督!」と聞いてワクワクとときめきをおぼえ、

公開後、実写版デビルマン』がアメリカ侵略たかと思われるほどの大炎上に怯えたクチだ。

で、正直、観た時の印象は「世の中の91%(RT調べ)から総スカン食らうほどダメってわけじゃないだろ。アメリカ人きびしすぎ」。

しかし、「思ったほど酷くはない」でも、F4が駄作であることは変わりないと思う。

(1)人間ドラマを深く描いた内容になっている

これが自分いちばん気に入った要素。

びっくりしたことに、本作の主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者で、わりと性格も悪いのです(作中で、彼らは「Kids」と呼ばれています

前半では彼らの精神的な幼さ、そのように人間になった理由が丹念に描かれています



 まず、「主人公たちは人生がうまくいっていないダメ若者」ではあんまりない。

 研究所を放り出されていたドゥームや、厳格な親に反発したがるジョニーなんかは当てはまるかもしれない。

 が、主人公バクスター入学就職?)した時点で「それまでコケにされてきた天才的な才能が正当に認められた」わけで、事実ここいつは終始ずっとノーテンキというか、あんまりグツグツした情念めいたものを燃やしていない。青春を超エンジョイしている。別にそれはそれでいいけど、マイルズ・テラーのあのアンニュイさを活かしきった『セッション』のあとだけにやけにもったいない。『クロニクルアゲインを期待していた観客もそこで肩透かしをくわされる。

 ケイト・マーラも親と弟の板挟み、ドゥームとテラーとの三角関係コソボ出身という暗い過去、などなどドラマになりそうな設定が顔を覗かせるものの、びっくりするくらい本編に活かされてない。そもそも何考えてる人かよくわからない。観る人によったら、中盤までジョニーと姉弟だって気づかないんじゃないか? テラーとの恋愛要素も、テラ視点でうすら青春っぽく描かれるだけで、特に深くもならない。

 中盤前半まるまる出番のないベンくんに至っては書きこみもクソもない。最序盤でこそゴミ山の底辺家庭で育ったという劣悪な家族・養育環境が思わせぶりに描かれるものの、その後一切言及はない。なんでテラーと仲良くしてんのかもわかんない。信頼関係がどうやって育まれてきたかもわかんないのでザ・シングになってからの「大親友に裏切られた辛さ」みたいなものが薄く感じる。傍目には、ひさしぶりにあった古いクラスメイトに怪しい宗教勧誘されてのこのこひっかかった、頭のよわいかわいそうな人にしかみえない。

 

 ドゥームもドゥームでバックボーンがよくわからない。出てきたときからフードかぶってちょっと気難しいギークを気取っている童貞野郎しか見えない。ドゥームという希代の悪役へ至らせるトラウマイベントに欠けている。研究所を叩きだされた経緯もむしゃくしゃしてとりあえずロックなことをしてみた、程度のマインドっぽい。尾崎豊か。

 とりあえずケイト・マーラが好きで、マーラテラーの仲を快く思っていないみたいな描写はあるものの、二人の仲は決定的なところまで行ってない。しかも、「俺の女にちょっかい出すんじゃねえ」的な釘をテラーにさそうとしたら、逆にテラから「あの機械もうできたよ」と言われて「えっマジで」とばかりに盛り上がる。女にそこまで執着なさそう。

 じゃあテラーに対する嫉妬心なのかといえば、そこも開発チームとして一致団結する過程でうやむやになってしまう。

 総合するに、なんでこいつが地球を滅ぼしたがっているのか、なぜ異次元永住したがっているのかがわからない。異次元エネルギーの影響で頭おかしくなった、で済むかもしれないが、それは「人間ドラマ中心のF4」としてどうなんだ。

 ついでにいえば、クリストファー・ミンツ=プラッセちょっとだけ細くしたような絶妙なムカツキおフェイスがどこかヘタレっぽくて、情けない。

 唯一、バックボーンコンフリクト描写病院での父親との衝突シーンや能力使用に関する言い争い)に成功したヒューマントーチだが、せっかくそうやって高めた緊張を爆発させるシーンがない。問題を劇的に乗り越えるシーンがない。

 「壁」だった父親が唐突に殺されて、「兄弟仲良く……」と言い残して死ぬだけだ。え? これまでの親子喧嘩はそれでオールオッケーなの? もったいない

 要するに全体的に人物への書き込みが不足している。死ね死ねパワーを充填し損なっている。リア充デビューを果たした主人公脳内一人相撲を繰り返してるだけの童貞悪役(まあテラーも童貞だろうけど)、何を考えているかからないヒロイン、中折れしたブラック・コックのような黒人枠、影が薄いだけのかわいそうな親友。これが今回のF4の面々である。到底、ハーレム少女漫画活躍できそうなバイタリティーはない。

 こうじゃなかった。『クロニクル』はこうじゃなかった。ちゃんと主要キャラ三人それぞれの書きこみができていて、そのうえでの関係性がちゃんと……まあいい。これはF4だ。

(2)かなり怖いホラー演出がある

ジョシュ監督自身が「デヴィッド・クローネンバーグ的に人間の肉体が変化していく場面を描きたいんだ」と言っていたとおり、作中では「これホラーだろ!」と思いたくなるシーンがあります



 あー。うん。これはできてた。なんでクローネンバーグやりたかったのかわからんけど、できてた。超こわかった。能力ゲットシーンだけじゃなくて頭パーンも爽快感込みで。

はい、この時点で明るく楽しいヒーローものを期待する人は素直に回れ右なのがわかりますね。



 いや……でもさ。俺たちはホラー映画観に来たわけじゃなくねえ? 百歩譲ってさ、暗いヒーロー映画自体否定しないよ? みんな『ダークナイト』大好きでしょ? おれだって実は『マン・オブ・スティール』そこまで嫌いじゃないよ? グロシーンばっちこーいだよ?

 でも、だから、なに? ホラー描写ができてるから、なに? それがF4の本筋とどう絡んでくるの? 「自分たちが変わっていくことへの恐怖」? いや、おまえらそれかなーり早い段階で適応してたよね? いきなり「一年後……」とかつってたよね? そこ書かないの? 変わっていくプロセスを見せたかったんでしょ? なんで変わってしまった自分適応する/できない/やっぱするプロセス書かないの? なんでスーツきりゃ全部オッケーなの?

(3)能力を持ってしまった「悲哀」が描かれている

これはジョシュ監督デビュー作にして、高い評価を得た『クロニクル』と同様です。

クロニクル』は「能力を持ってしまったがゆえの悲劇」が描かれており、本作では「能力を持ったという運命を受け入れなければならないという試練」が前面に押し出されています



運命を受け入れる」か。良いセリフだな。でも、それ、ドゥームさんの前でもおなじこと言えんの?

え? 言っちゃうの? マジで? 「こうなったのもたぶん運命なんだ」って? 本人の目の前で???

しかに、みんな能力を持ってしまったことにどうやって向き合えばいいのか、その葛藤はありました。

けど、『X-MEN』なんかと違ってその葛藤が全部あいつらの内部で完結してるし、しか特に真摯に向き合うことなく、ラストバトルのテラーさんによる安い演説一発(本当にここはとってつけた感がすごい。それまでのテラーのキャラとも合ってない)で解消されてしまうので、本当にこいつら悩んでたのかよ、と白けてしまう。

(4)世の中の「日陰者」な技術者に対して尊いメッセージが込められいる。

主人公成長物語とこのメッセージは密接に絡み合っており、そこは確かな感動がありました。



 ??? 

 この映画見てると「ああー技術者って大人になってもガキくせえバカばっかで、酒に酔った勢いでうっかり世界滅ぼしかけたりもするんだなー、害悪だなー」って気分にしかなんないよ? 脚本から科学者技術者に対する悪意しか伝わってこないよ? テラーが劇中具体的に技術世界に貢献した例って、レジ故障を直したくらいじゃない?

 テクノクラート讃歌なら『ベイマックス』のほうがよほどポジティブメッセージ性を与えてるぞ? 科学っていいなあ! 研究室っていいなあ! になれるぞ??



F4ダメだった真の理由

 細々書いてきたけど、こんなものは全部些末なダメさにすぎない。「時間配分に失敗している」せいでもない。ましては「暗いから」でもない。

 本作が駄作である最大の理由、それはラストバトルにおける勝利のロジックのなさだ。

 ラスボスであるドゥームさんは異次元世界では神に等しい力を持つ。地形を変形させるなんてお手の物。まさに最強クラスの敵だ。

 しかリブート前のドゥームさんを知る我々にとって彼は「F4の宿敵」として広い認知を得ている。

 こんなもやしみたいなシリーズ一作目でうかうかと殺されるような敵ではないはずだ。

 倒されるにしても、それなりの理由けがあってしかるべきだ。

 それがである

 ドゥームさんはビックリパンチ一発でやられる。しょぼい。イモータン・ジョー様もびっくりのあっさりさでぶっとばされる。イモータンさまはそれでもみんなの心のV8をいつまでももやしつづけるであろうが、この偽クリストファー・ミンツ=プラッセ最期はせいぜい鮫入りの水槽に落ちたどっかのヴィラン混同される程度でしかなかろう。

 

 もうちょっと説明すれば、このビックリパンチはいわば友情の団結ビックリパンチ、少年漫画的な元気玉であるはずなのだが、バラバラだったチームが団結するまでの流れがおざなりというか、雑さ極まっているのであんまり元気そうに見えない。

 しかも、既にドゥームさんに対して一ダウンを奪った直後の攻撃である。そう、ドゥームさんは圧倒的なパワーと地の利を得ているにもかかわらず、ラストバトルに於いてあんまり圧倒しないのだ。とりあえず序盤は筋肉バカ二人を撃破し押せ押せムードにはなるものの、ケイト・マーラときバリアに手こずる始末。もうちょっとがんばれ。

 このバトルさえ、ラストバトルさえよければせめて駄作よばわりはまぬがれえたかもしれない。

 序盤のダルさやルックに反したノーテンキさも、中盤の物語運びである程度までは取り返せていた。

 あとはクライマックスで盛り上げるだけで40点程度は獲得できていたはずなのだが……。

 それでも、ギリギリ次回作が楽しみな程度のクオリティではある。増田トランク監督を応援していますマーラルーニーではなくケイト派です。

 あ、そうそう。本作で唯一良かった点をあげるとしたらケイト・マーラの着ているスーツビッチビチぷりですね。エロいことこのうえない。監督ラバースーツAVとかにフェティッシュを感じてるんだと思う。そういうのが好きな人は60点いくとおもう。

 以上。

2015-10-10

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サバティカル

google:モノより思い出

「フランス人は人生を楽しむことが第一、仕事はその次」

有給休暇を30日完全に取れる国ドイツ

Amazon.co.jp: ドイツ人はなぜ、1年に150日休んでも仕事が回るのか (青春新書インテリジェンス)

一ヶ月以上の長期休暇の採れる企業

google:リフレッシュ休暇 一ヶ月

年末年始は19連休黄金週間お盆は10日間連続休み

一日の労働時間は7時間15分。

残業ノルマもない。

出典: 朝日新聞2014年1月6日

「日本一休みが多い会社」「創業以来赤字なし」 異能の経営者、死去 - withnews

年間休日183日。「日本一休みが長い会社」:日経ビジネスオンライン

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サバティカル - Wikipedia

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