はてなキーワード: 長屋とは
https://anond.hatelabo.jp/20220702233906
100%ではないけど個人的には↑の増田に同意してて、子どもが上手く社会でやれなさそうなら生活保護の申請くらいまでは付き添ってやれと思う。
あとこれ読んでて自分の両親は運が良かったほうだと思う。
親ガチャ子ガチャの表現は好きではないが、うちの両親はレアくらいは引いたんじゃないかと思う。
自分の実家は両親が高卒、世帯年収300万、長屋、男3人兄弟ではてブ基準でも若干厳しい環境で過ごした。
当然文化資本も低く、家にあった本は母親の料理本と父親のエロ本だけだった。
ませた子どもだった自分は小学生の頃に3人は産みすぎだろと思っていた。
こんな環境だったら1人くらいはグレると思うが、3人とも大学を出て独立して働いている。
兄にいたっては昨年親に車を贈ってた。
20年近く乗っていたオンボロのミニバンが新車に代わって、父親も喜んでいた。
ちなみにこの父親も変わっていて、子どものクリスマスプレゼントに現金を渡す人だった。ガチャガチャでデジモンカードを2000円分引いてガチャの虚しさを学んだ思い出。
あと子どもの学資保険を競馬に賭けて母親にガチ説教されてた。勝ったらしいけど。
書いてて思い出したけど、子どもの頃「家行って遊びに行っていい?」と聞かれるのがすげー嫌だった。
家に呼べるわけがないので、色々言い訳考えるんだけど、段々面倒くさくなって最後らへんは「呼べるわけねーだろ、あんな狭い家に!!」と言ってた。
親禿財団四期生のJDになぜか母校がDisられてた(´・ω・`)
かつて灘に通ってたというだけでこんなご褒美がもらえるなんて役得すぎる。
えーと、プログラム部の話だったっけ。
俺が灘通ってたのは15年以上前でそのころはPG部とかなかったからPG部のことはよくわかんない。ごめんね。
ただ、灘の文化部って特に顧問の先生が鍛えてくれるとかは全然ないよ。灘で活躍できるなら女子高でも活躍できるよ。
俺が通ってたのは囲碁部。
基本的に顧問の先生が指導するとかは全くなくて、毎日部活メンバーと適当に試合ばっかりやってた。
部室が狭くて机が4つしかないから、席が埋まってる間は部室においてあるファイブスター物語を読んだり自分で囲碁の本読んだりしてた。
負けたら悔しいから自分で勉強するけど、特に誰かが手取足取り教えてくえっるなんてことは全くなかった。
自分の感覚では「強い奴しかいないゲーセンで毎日練習してたら強くなるでしょ」って感じで、みんな自分で勉強して自分で強くなりたいところまで強くなるっていう文化だった。
プログラム部だけが特別とも思えないから、むしろ「環境がうらやましい」みたいな人は灘向いてないぞ。
同窓会で学校見に行ったら、自分が通ってた時と全然違っててピカピカになってたなあ。
でも、あのクッソ汚い文化部長屋で先輩どこか後輩にもボコられながら囲碁しながらだべってるのが生涯の中で一番楽しかったなあ。
戦後の一時的な裕福な時代が終わって、日本は戦前や中世の世界に戻りつつあると感じるよ。
もんちらしってしらない?
江戸時代の長屋とか、今でいうところの弱者男性がたくさん住んでいて、性的なものが欲しい時は春画を眺めていたらしいよ。
お金がたまってきたり、誰かがおごってくれるとかなると、岡場所に行ってたわけだ。
そんな中、長屋での結婚というと、長屋での一大行事だったそうだ。
長屋での生活では、まあ、金やものが無いからいろんな貸し借りが行われる。
そんでまあ、あれだ、嫁いできた女の人も貸し借りの対象だったんだ。
それは多分そんなに悪いことではなくて、長屋に嫁ぐということは、長屋のみんなで面倒を見るってことだったんだろうな。
江戸時代は生まれるときに親の家紋と一緒に生まれると信じられていたが、そんなもん血まみれでわかるわけないからもんちらしって呼ばれてた。
買い物から帰る途中、長屋のようなタイプの古い公営住宅の横を車で通ったのだが、公営住宅と民家と畑の間くらいの所から、一話のカラスが飛び立った。
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カラスはしっかりと子猫のクビを嘴に挟んでおり、宙吊りになっている子猫がいくらもがこうがカラスはふらつきもしない。公営住宅の横の道を挟んだ民家の屋根にカラスは降りた。子猫の助かる見込み0と思い、私は通り過ぎた。
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長屋に表と裏があるなんて知らなかった。時代劇に出てくる貧乏長屋は「裏長屋」なんだな。なるほど。
江戸時代ハートフル人情物かと思って読み始めたら、なんか思ってたんと微妙に違った。猫のサバのいばりん坊具合が想像の斜め上を言っていた。飼い主の拾楽に対するあしらいが杜撰でどS。つよい。そして猫なのに何でも解りすぎぃ。リアル寄りかと思ったら幽霊は出てくるし、拾楽はただのうらなりかと思ったらなかなかのチートぶりだし、成田屋の旦那は存在自体の浮世離れ感がすごい。
ふつうに下町人情が挟まってきつつ、ハートフル人情物とは思えない少年漫画的な活劇シーンがあったり、まあ退屈はしなかった。
登場人物のかけ合いがメインで、情景描写はほぼ死んでるぶん、知らない単語が頻出するとはいえ、頭をパァにして楽しめた。
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今回はたまたま急展開な作品が多かった。そして人気作のいくつかが連載再開されて豪華な感じだが、全部で11作品しか載っていない……。私がこの雑誌を買い始めてそんなに長く経っていないけれど、今までで一番掲載作品が少なくないか? 大丈夫なのかCanna……。
前々回から主人公のアポロもフィーもそれぞれ人知れず悶々と悩むばかりなので、ちょっとストーリーが中弛んでいる印象かも。その前の話(2巻収録分)がかなり盛り上がっていたので、落差が激しいというか。(単行本でまとめて読むぶんには気にならないほどの弛み感かもしれないが)
で、やっと二人が劇的って訳でもなくベタに再会したのだが……、おや、なんだか道を外し始めたぞ。それはやっちゃダメなんじゃなかろうかという事をフィーが思いつき、窮状に陥って元気のなかったアポロがずるずると引き込まれてしまった。
テンションダウンしたところからこの流れは、楽しんで読めるかどうか微妙だ。共感力とモラルガン無視力を試されつつあるのかもしれない。じつに不安だけど続きが気になる。
うーん、第一印象よりは悪くない。でもいいとも思えんなあ。雑誌で推し作品のついでに読むぶんにはいいが、前情報無しで単行本を買って読んだら、膝から崩れ落ちそう。バンドマンBLが好きなら他をあたった方がいいと思う。『ギヴン』とか。
グループ交際回。すっごい、王道の少女漫画だなぁ。毎回読んでそう思う気がするのだが、王道過ぎてさっぱり記憶に残らないので、第1話どんなんだったっけと思って読み返した。王道の第1話だった。王道から一歩たりとも道を外したくない少女漫画好きの人にはおすすめできる、たぶん。
前回までずっと、ドロドロな昼ドラみたいな鬱展開が続いていたので、主人公の悠生が可哀想過ぎて読むのが辛かったのだが……。
うひょーー!! ついに悠生がブチキレたwwwwww しかも、ぷっつんした時の心の中の第一声が、
「くっっ……さいな」
(※攻めの恭悟が他所のΩの匂いをぷんぷんさせて帰宅したので)
って最高wwwww
キレにキレて反撃に出たところで次回に続く。頑張れ悠生ちゃんwwwww
しかし、悠生のモノローグで、元々自分はこういうキャラじゃなかったなどとあり、えっそうだったっけ? と思って第1話を再読。すると、子供時代の悠生は確かに成績優秀スポーツ万能で自信に満ち溢れていたようなのだが、第1話冒頭、恭悟と婚約した時にはすでに、昔の面影など全く残っていないほど暗いしもべ的なキャラになっていた、とのこと。恭悟は自信満々時代の悠生に惚れ込んで、多額の結納金を積んでまで悠生を手入れたのだが?
あれれぇ、これってもしかして、ハッピーエンドの予感じゃない???
はぁ、ネコチャンは癒し……のはずなのだが、今回はピリピリ回。いまぢの元同級生女子がほづつみを陥れた性悪サイコ女だと判明し、温厚ないまぢがガチギレ。こわい。しかし、ネコのサンの正体が宇宙人であることが何ら関係ない感じの展開で盛り上がってしまうのか? それはなんか微妙だ。
あぁ……私の最推し作品……。どうやら次回が最終回の模様。学生時代回想回、温泉回、頑張ってほにゃらら回と、エモーショナルな話が続いていて、主人公の佐田がゾンビで間宮がマッドサイエンティストだということを危うく忘れかけそうになっていたところ、今回は冒頭からふつうにに二人で殺人を犯していた。
めっちゃ突き付けられてからの急展開きた。本当にこの漫画、次回で終わってしまうの……?
学生時代回想回の盛り上がりがあまりにも凄かったために、最終回が尻切れとんぼになったらやだなとビクビクものでもある。しかも今回のラスト、すごい引きが強いし。どんな最終回になるのかなあ。佐田と間宮が実にいいキャラをしているので、終わってしまうのは残念なんだけど。
思ってたんと違うー! 全然ハードボイルドじゃないー! と衝撃を受けてから、もう7話も過ぎてしまった。今回も絵柄がハードボイルドな恋愛漫画だった。すごくほのぼのとしていた。今回のCannaは全体的に不穏展開が多めの中、この漫画だけがほっこりしている。まさかこれに癒される日がくるとはね……。
これもまた衝撃の展開。手に汗握っちゃうな……。ネコ耳獣人達がただのネコ耳獣人ではなかったと、初めて知った。
かなり久しぶりの本誌再登場。ちなみに、『石橋防衛隊(個人)』の方はpixiv漫画で無料で読めるはず。
今回も某衛大ネタ盛りだくさんというか、もはや某大が舞台のBLというよりは某大漫画となっている気が。今回も国分寺榛名は頑張っていた!
私は至極興味がないのだが、このシリーズは商業BL漫画の中ではとても人気がある。何故そんなに人気なのか、読んでもいまいちわからないのだが、少女漫画の王道みたいなところがよいのだろうか。
今回も私にはわからないが、これが人気なのか……と思って読了。
あれ? なんか一つ足りないような? と思ったら硯遼先生の『MADK』が休載だった。次が最終回らしい。
次回は『コントラスト』のitz先生の新連載が始まるらしい。『コントラスト』もすごく人気のある作品だ。まあ好みではないがわからなくもない。確かpixiv漫画で無料で読めるはず。『スリーピングデッド』が終わって『MADK』も終わるとなれば、新連載が1、2本始まっただけでは間に合わないと思うが。誰か推し作家さんの連載が始まらないかなー。
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個人的には、大阪人でギャグセンスのあった、手塚作品のユーモアが好きかな
ケモナーや近親相姦の元祖でもあり、ものすごくドロドロしたところもあって二面性がいい
パヤオの倫理観とか自然観は壮大だし、文芸人としての発言や主張は学ぶものが多い
手塚先生ももちろん文学者だったけど、エンターテイナーだったところがいいと思う
どっちも偉人
宮崎駿は少年時代に、手塚治虫のデビュー長編「新宝島」に衝撃を受け多大な影響を受けたという。
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「新宝島」、当時4ページ程度だった漫画というジャンルを200ページを超えるボリュームで制作され、40万部のベストセラーとなった。
作者:手塚治虫
漫画家を目指していた宮崎駿は、自身が受けた手塚治虫の影響について、こう語っている。
小中学生の頃のぼくは、まんがの中では彼の作品が一番すきでした。昭和20年代、単行本時代ー最初のアトムの頃ーの彼のまんがが持っていた悲劇性は、子ども心にもゾクゾクするほど怖くて魅力がありました。ロックも、アトムも、基本的に悲劇性を下敷きにしていたでしょう。
18才を過ぎて自分でまんがを描かなくてはいけないと思ったときに、自分にしみ込んでいる手塚さんの影響どどうやってこそぎ落とすが、ということが大変な重荷になりました。(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
ぼくは全然真似した覚えはないし実際似ていないんだけど、描いたものが手塚さんに似てると言われました。それは非常に屈辱感があったんです。手塚さんに似ていると自分でも認めざるを得なかった時、箪笥の引き出しにいっぱいにためてあったらくがきを全部燃やしたりした。(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
庵野秀明が宮崎駿の最高傑作と呼ぶ「風の谷のナウシカ」漫画版でも、手塚の影響があるのだという。
風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」
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作者:宮崎 駿
──だけどまあ、『ナウシカ』を観れば、そのスキルたるや、すさまじいですよね。
宮崎:いやいや、そんなことないです。やっぱり僕自身、アニメーションをやる前に手塚さんの影響下にいてね。そこからどうやって抜け出すかっていうので、にっちもさっちもいかなかったっていう、その影がね、いまだに『ナウシカ』の中にありますよ。だから、自分で見てて嫌になるんですよね。結局、そこらへんをほったらかしにしてアニメーションをやってたから。だからいざ漫画を描くとね、手塚さんとは全然違うように見えるかもしれないけども、やっぱり手塚さんの背負ってた時代的な制約みたいなものが、僕の世代の制約としてちゃんと影を落としてると思いますね、例えば、女の子の描き方とかね。今の連中のほうがずっと自由に描いてますよね。それはものすごく感じます。(風の帰る場所 ナウシカから千尋まで より)
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手塚治虫
方や、手塚治虫は宮崎駿の才能に嫉妬していたのだという。手塚賞の大賞に漫画版「風の谷のナウシカ」が選考の中で、推されたているも、嫉妬した手塚治虫の一言で選考がひっくり返った際のエピソードをジブリプロデューサー鈴木敏夫が語っている。
当時、選考委員より鈴木のもとに電話があり、「宮崎駿さんは、受賞を受けてくれるだろうか?」と言われたのだという。鈴木が、「多分、大丈夫でしょう」と返すと、選考委員は、「ありがとうございます。今、選考委員の中で決まっているんですが、手塚先生が遅れて参加するので、最後、手塚先生の確認だけとって、正式なご連絡をします」とのこと。
その日の深夜、鈴木のもとに選考委員より気まずそうに電話があり、「手塚先生がナウシカの受賞に反対された」と言われたのだという。手塚の反対意見の内容を、鈴木はラジオでこう語っている。
手塚:宮崎君が描かれたものだから、大変素晴らしい。僕もちゃんと読んでますし、漫画賞にふさわしい。だけど、まだ完結してないですよね!?残念ですね!漫画賞には、完結しないと。(鈴木敏夫のジブリ汗まみれ より)
だが、漫画賞は、完結しているもので賞をもらったものはこれまでもなかったのだという(笑)完全に、手塚治虫の嫉妬である。
鈴木:手塚さんは、当時から宮崎駿のことをよく知ってたんですよね。だから、宮さんのことをライバルと見なしたんでしょうね。あの人の負けず嫌い?面白かったですね。
手塚は自分が総監督になり、宮崎駿とアニメをつくろうとした!?
また、鈴木は、手塚治虫が総監督となり、宮崎とアニメをつくろうとしたというエピソードも明かしている。
「カリオストロの城」公開前、才能があるのに、なかなか、世の中に受け入れられていない宮崎駿にどうしても映画を撮らせたいプロデューサー(鈴木ではない)が、手塚治虫に相談に行ったのだという。すると、手塚は
手塚:あぁ~宮崎君というのは、素晴らしい!僕もぜひ応援したい!(宮崎が映画化する企画について)ああ!あれを映画にするのか!僕も良く知っているよ。じゃあ、君がプロデューサーで、宮崎君が監督だ。わかりました!では、私が総監督をやりましょう!(鈴木敏夫のジブリ汗まみれ より)
そんな、「新宝島」にとんでもない影響を受けたと語る宮崎駿だが、手塚のアニメーションの仕事にはかなり否定的である。
アニメーションに関してはーこれだけはぼくが言う権利と幾ばくかの義務があると思うので言いますががーこれまで手塚さんが喋ってきたこととか主張したことというのは、みんな間違いです。(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
一時、彼が「これからはリミテッドのアニメーションだ。三コマがいい三コマがいい」とさかんに言っていましたが、リミテッド・アニメーションは三コマという意味ではないですし、その後言を翻して「やっぱりフルアニメーションだ」とあちこちで喋るに至って、フルアニメーションの意味を知らずに言っているんだと思ってみていました。同じようにロートスコープをあわてて買い込んだ時にも、もう僕らは失笑しただけです。(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
自分が義太夫を習っているからと、店子を集めてムリやり聴かせる長屋の大家の落語がありますけど、手塚さんのアニメーションはそれと同じものでした(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
さらに、宮崎駿は、手塚治虫作品が持つ魅力「悲劇性」が、後期の作品では、ただの安っぽいペシミズムに成り果ててしまったと痛烈に批判している。
彼の初期のアニメを何本かみた時です。漂流している男のところに滴が一本たれ落ちる「しずく」や「人魚」という作品では、それらが持っている安っぽいペシミズムにうんざりした。かつて手塚さんがアトムの初期の頃持っていたペシミズムとは、質的に違うと思って(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
これは先輩から聞いた話ですが、「西遊記」の製作に手塚さんが参加していた時に、挿入するエピソードとして、孫悟空の恋人の猿が悟空が帰ってみると死んでいた、という話を主張したという。けれど何故その猿が死ななくてはならないかという理由は、ないんです。ひと言「そのほうが感動するからだ」と手塚さんが言ったことを伝聞で知った時に、もうこれで手塚治虫にはお別れができると、はっきり思いました。(COMIC BOX手塚治虫特集インタビューより)
子供時代の頃は断片的な記憶しかないのだけれど、ひろこちゃんと遊んだあの日の事は何故かしっかりと記憶している。
ひろこちゃんとは小3の時に同じクラスになり知り合った。昭和59年。80年代の独特な空気感があった。
ひろこちゃんはストレートのショートヘアでいつもどこかがぴょこんと寝癖で髪がはねていて、アレルギー皮膚炎なのか、目の周りや膝の裏がポツポツと赤かった。
掃除の時間、雑巾がけをするひろこちゃんの下着が見えた事があった。
茶色く変色していてびっくりした。いつもフッと尿臭がすることがあった。
ひろこちゃんはひとえの、フニャッとした顔立ちでふわふわとした性格だった、どこかいつも泣きそうな表情をしていた。性格が暗いというのではなく…どこかいつも「困ったなぁ」という感じの雰囲気だった。
ある日ひろこちゃんと放課後遊ぶことになった。ひろこちゃんが私を自宅に招いてくれるという。ただしお母さんの了解がいるらしい。お母さんの働く美容室に一緒に向かった。お母さんの姿は細部まで覚えている。
当時ダイアナ妃ブームだったせいか、美容師のお母さんはダイアナ妃と同じ、キレイに両サイドをブローした洗練されたヘアスタイルをしていた。真珠の一粒ピアス、ベージュのニット、チェックの細身のパンツスタイル、
長身にパンプス。自分の母親との違い、地味なひろこちゃんとのギャップ。お母さんはお客さんの髪をブローしている。ドライヤーの音でひろこちゃんとの会話は分からないが自宅で遊ぶ事を了解してくれたらしい。
ひろこちゃんの家は古い長屋のようなところだった。木製の引き戸をガラガラ開ける。
初めに目についたのは暗い廊下の両脇に溜まった埃だった。
ひろこちゃんの部屋に入る。砂壁の小さな部屋。ベッドに腰掛けると布団が湿気でじっとりと重かった。
ひろこちゃんは当時流行っていたファンシーなしおりを一枚くれた。
「海の王 シャチ みんな楽しそう」
何故か台所に移動する。途中、模様ガラスの引き戸の向こうから男性のグォーグォーというイビキが聞こえる。豆電球の灯り。お父さんは夜勤で昼間は寝ているらしい。
突き当たりにお兄ちゃんの部屋、というかスペースがある。物が溢れて窓を塞いでいる。当時の少年が夢中だったプラモデルがひしめいている。
暗い、日の差さない台所。食堂から引き戸が全開になっているお風呂場が丸見えになっている。風呂場が長い間使われていないことが何となくわかる。タイルが干からびていてどこから舞い込んだのかカラカラの落ち葉が洗い場に落ちていた…
マンモス小学校だったのでひろこちゃんとはそれきり、同じクラスになることはなかった。6年生で私は転校した。
子供の頃はひろこちゃんの、けして明るいわけでない境遇を何とも思わなかった。
ただ、そうなんだ、と。それだけだった。
美しいお母さんは?
あの日は何月何日だったのか、あの日私とひろこちゃんはどんな夕飯を食べたのか?
ひろこちゃんは私の事を覚えているだろうか?
江戸のとある長屋に働き者の えらく痩せた男が住んでおりました。
なんでもメーカーの下請けで一生懸命汗かいて日銭を稼ぎ倒しているとのことでございます。
10年務めた小さな会社で、古くなったパソコンで来る日も来る日も打鍵する。
3日続けて取り組んで、それはそれはたいそうな仕様書こしらえました。
取り急いだ男は部下に披露して、意見を取り入れ加筆しなくちゃいけません。
男:「ありがとう。」
すると隣で話を聞いてた年寄りの同僚がファイルをみだりにいじりやがったとのこと。
年寄りの嫉妬はみっともないとはよく言ったもので、ファイルがどこに行ったか分からくなってしまったとのことです。
だけども、昔からの同期が気を利かせてバックアップを取ってくれておりました。
感謝をすると「当たり前だ、お前が失敗したら明日から遊んで酒が飲めない」とのこと。
男は一安心して一服しに行くと、てっぺんをすでに回ってしまいました。
すでに午前0時を回っております。今作ったファイルが夢になるといけねぇと、急いでデスクに戻ります。
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■意味
資料1:「へそが茶を沸かす」の項による。
おかしくてたまらない、また、ばかばかしくてしかたがないたとえ。多くあざけりの意をこめて用いる。
資料7:p.219~220 大笑いしてへそのあたりが大きく揺れるさまを、茶釜の湯が沸騰するさまに見立てておもしろおかしく表現したもの、とあり。
資料8:p.118 「臍が縒(よ)れる」の項に「臍で[が]茶を沸す」があり、「臍のあたりが笑い捩(よじ)れて茶が沸くほど熱くなる」、との意味あり。
他には、「へそで茶を焼(た)く」「へそがくねる」「へそが西国(さいこく)する」「へそが入唐(にっとう)渡天(とてん)する」「へそが宿替(やどが)えする」「へそが笑う、へそで笑う」いう言い方もある。
■出典
資料1:用例として、浄瑠璃『前太平記古跡鑑(ぜんたいへいきこせきかがみ)』(1774)、『譬喩尽』(1786)、歌舞伎『盲長屋梅加賀鳶』(1886)などがあがっている。
資料2:用例として『糸桜本町育(いとざくらほんちょうそだち)』があがっており、資料9によると、安永6年(1777)初演とあり。
資料6:p.275に、『譬喩尽』の例の他に、〔役者三津物・京〕と〔六あみだ詣初・下〕の用例あり。資料10のp.757に、『役者三津物(やくしゃみつもの)』は享保19年(1734)成立とある。また、資料11のp.171に、滑稽本『六あみだ詣(ろくあみだもうで)』の項があり、初編の成立が文化8年(1811)とある。
これらの用例の中では、『役者三津物』の1734年が一番早いことになる。
『役者三津物』は『歌舞伎評判記集成 10』(資料12)p.477-544に収録されている。「役者三津物(京)」の中、立役者之部の澤村長十郎の中に、「…いつもかはらぬ古格とは、イヤハヤ臍が茶をわかす。…」(p.486)と出てくる。
[google]で<へそ×茶×沸かす×出典>をキーワードとして検索すると、資料2の用例『糸桜本町育』が出典として紹介されている。(最終検索日:2005.12.8)
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000027683
なんで図書館がこんなのにこたえてんだろ
ただの愚痴で私には実害ない話しだけれど。
夫の家は代々農家で土地だけはあるけれど、もう義両親共に高齢で、義父の趣味程度にしかお米や畑はやってないし、長男の夫も農業をやる気はさらさらないので、私と出会うずっと前から相続税対策でいくつか田んぼをつぶして借家にしている。ローンを家賃で払えるようにしているだけで、その借家の収入で悠々自適に暮らしてる…なんてことは全くない。むしろ、昔に持っていた土地を高速道路として国に買いとってもらったお金で当時は派手に使っていたらしくて、義父も義母も私から見ると金銭感覚がちょっとおかしくて「お金がないお金がない」と言いながら変なお金の使い方をしている。
借家の中には作りが古くて、長屋って感じのものもある。そこに入る人は生活保護を受けている人が多い。なんでもそういう人は家賃を本人からもらうのではなく、市とかから直接家賃として振り込まれるらしくて家賃の取りっぱぐれがないんだそうだ。
しかし、どうしてもやっぱりちょっと変な人が入居することが多い上に、お金が少しでも欲しい義父母は多少難がありそうな人でも入居を許可している。その物件は建物が古いので、ローンはもう終わっているらしくて、不動産屋に任せている管理費等を差し引いた毎月数万円が義父母に入ってきているらしい。夫と知り合って10年経つが、その間に夫から聞いたり3年前に結婚して同居し始めてから実際見てる限りでは、次から次へと変なトラブルが続いている。中でも今入っている人は、私が聞いてる限りでは一番やっかいだなと思った。
今年になってくらいに、その長屋に住んでいる一人が出て行くことになった。理由が「隣の人がお金を貸してくれと集ってくるのが嫌になった」というのだ。その2人は家の前でよく話しをしているので、仲が良いのかと思っていたのでビックリした。その人たちと義母は顔を会わしたら雑談くらいしていたらしくて、出て行く人が「大家さん、1回あの人(集る方の人)の家の中、確認した方がいいよ。家の中ボロボロだから」と教えてくれたらしい。
その人は70代くらいの男性で一人暮らしなのだが、犬が1匹と猫が3匹飼っている。(私は生活保護の受給者がペットって飼っていいんだっていうのを知らなかったので、ペットがいるのでもビックリした)入居当初は犬1匹と猫1匹と約束していたらしいが、実は猫は3匹いるし、犬もゴールデンレトリバーみたいな大型犬を家の中で飼っている。家の中の確認まで、居留守等で抵抗されたが、何とか義父母で中を確認したら、その人が入居する時にガスとかも直して、畳も張り替えてそんなに経ってなかったのに、ガスが壊れていて、家中多分ペットたちのせいでぼろぼろだし、しかも掃除もできてなくて非常に汚くて部屋の中は相当傷んでいるそうだ。
不動産屋に連絡したら「その人には出て行ってもらうようにしますね」となったが、今の所、いつ出て行くかは分からない。一応その人の次の部屋を不動産屋があてがう予定なのだが、今飼っている犬と猫を処分するのを条件としている。犬と猫には罪が無いので聞いているだけで辛くなった。
不動産屋と義父母は物件の修繕費を請求したくて市に問い合わせているが、市の対応はけんもほろろ。夫が詳しい人にちらっと相談したら「まず市からは貰えないでしょうね。できて、受給金額から毎月少しずつローンを返してもらう程度でしょう」とのこと。
この話題を最近、頻繁に義母から愚痴られる。正社員で働いているので、聞かされるのはいつも夕ご飯の時なのだが、仕事終わりで疲れている上に、現在妊娠しているので心身共に疲れているところにずっと愚痴を聞かされるのは本当に辛い。ご飯を食べているのにゴミや犬猫の糞尿の話しも平気でしてくる。こっちが疲れて碌に返事しなくても義母の愚痴は止まらない。
話題が少し脱線するが、ゴミに関しては義母は人の事が言えないと思う。掃除片付けが本当に苦手なようで折角広くて立派な家なのに、所々廃墟みたいになっているし、要らないものでぎゅうぎゅうの家は非常に住みづらい。ゴキブリやねずみも頻繁に家の中に出る。こんな所で子育てはできない…と手を出すと嫌がられるのを無視して最近少しずつ私が片付けてはいる。つい一昨日の休みも多分、乾物と粉物入れだったのかなという収納スペースを片付けた。蜘蛛の巣が張っていたり、かつて片栗粉だったのかな?という茶色い粉が大量に漏れていて、比較的手前にあったマカロニの賞味期限は2000年で切れていた。少し前は野菜室が半分くらい腐った野菜が液化した冷蔵庫も丸々洗った。台所だけでもそんなことになっている。
そんな家だし、ボロボロになった借家の修繕費の回収は絶望的だし、元々トラブルばかり頻発しているので、夫がその土地で借家を辞めて自分たちがリフォームなり建て替えて住むのを提案してくれた。私はその案に大賛成だったが、義母が激怒して「私の収入が無くなるでしょう!!」と言うので無理になってしまった。たかだか数万の話しなのになと思ったが、後から私たちが入れてる生活費もあてにしてんのかなと思ってちょっと納得してしまった。
義両親も高齢なので、もう管理や業者の窓口を夫が変わったらどうだと一度話しがたが「だって、それしても俺にお金が入ってこないんだよ?」といって無視を決め込む考えだった。義両親は所謂「長男教」の全く逆で、夫の下の兄弟ばかり可愛がっている。そのくせ面倒ごとや頼み事は夫に持ってくる。昔から義父の尻ふきばかりさせられてきたとも言っていた。同居しているのも、夫の都合がいいことがあるので住んでいるだけで「高齢の両親が心配だから」とかいう気持ちは微塵も持ってなさそう。介護も「その時は施設に入れるからいいよ」と言ってくれている。そんな親子関係しか築けてこなかったんだなと思って私も夫の考えに従うようにしている。
私は嫁の立場なので、根本的にどうこうすることも出来ないし、金銭的にも美味しい目も痛い目もあってはいないので蚊帳の外の話しだが、一度夫の方から打開案は反対するのに、現状をずっとぶつぶつ文句言ってる義母の愚痴を聞き続けるのは本当にしんどい。基本的に「でもでもだって」の人間がそもそも嫌いなのもある。できるだけご飯の時間をずらすようにはしているけれど、毎日のことなので難しい。今日は静かにご飯食べたいなぁ。義母はご飯の用意も大変だのしんどいだのめんどくさいだのばかり言うので、私が帰ってから作るよと言ったり、自分たちの分だけでも私が用意するから作らなくてもいいよと何度言ってもご飯を用意してくれる。最初はありがたかったが、こんな話しに付き合わされるくらいなら自分で作った方がましだ。義母、料理もちょっと苦手っぽいし。
話題的にも身近な人には言いづらいし、自分の親にも心配させたくなくて実害のないことだから黙っているけれど、いい加減嫌になって書き捨てにきた。長々とすいません。