はてなキーワード: 部活メンバーとは
当方、齢37である。来月末に引っ越しをする。大学卒業から約15年、暮らしてきた実家近くのアパートを離れるのである。
社会人としての稼ぎが少なすぎて、実家の手を借りなければ生きられない。よくメシを食べに行っていた。情けない社会人だった。それは結婚しても変わらなかった……幸い、子どもはいない。
妻は、いいやつだ。こんな貧乏暮らしの人間と結婚してくれた。見栄っ張りなのが玉にキズである。親戚や近所同士の集まりでも、コモンカード(MTGで言うと「モグの狂信者」 わかったぞ! わかったぞ! わか……)に等しい私を、高年収の正規サラリマンとして紹介することがあった。
よくできた妻だと思う。私にはもったいないくらいの。悪態をつくことはあるけど、裏切ったりしない。近所の実家にお米や野菜をたかりに行く時も、一緒に付いてきてくれた。
もし、この世界がエロ漫画の世界で、あらくれ氏が描くみたいなオッサンに妻が寝取られてしまったとしても、私は許すと思う。私に尽くしてくれる良妻である。
大学時代、ぜんぜんダメな子だった。偏差値50台の二流以下の大学で、学生時代はアルバイトばかりやっており、部活もサークルもせずにダラダラ過ごしていた。就職活動はひどいものだった。
「Fの就職チャンネル」で就活生の動画(ex.大学4年の6月から就活始めたりする)をたまにやってると思うが、まさにあんな感じの、圧倒的ダメダメ就活生だった。
さて今回、引っ越しをするのは、晴れて正社員としての採用が決まったからである。関西の南の方に住んでるのだが、隣県での採用が決まった。大まかな括りだと機械操作オペレータである。年収+はなんと約200万円。
今まで、この田舎にある小さい製造会社で毎日毎日、機械や仕様書・図面と格闘してきた。25才の時、契約社員として雇ってもらった。それまでは近所にある町中華の店でアルバイトしていた。
正直キツかった。専門知識は一切ない私立文系人間である。マジで辛かったよ。しかも、小さい会社なのに出張まであるんだからな……だがしかし、ついに培ってきたワザが評価されたのだ!!
今年の4月になってから(妻の強い勧めで)転職サイトに登録してみたところ、私のワザというのは、意外と需要のあるスキルだったようである。(ビズリーーーーーーーーーーチッ!!)
大したことは思いつかなかったが、とりあえずやってみたことを列挙する。
・少し高級な中華料理屋で暴飲暴食
・昔の思い出グッズを漁る(MTGカード、進研ゼミ中学版、ガラケーの写真など)
・地元神社の奉納祭り役員への立候補。当日記を書き始めた頃に無事終了
あとは、里山登りかな。幼い頃、祖母に連れられてよく里山散歩をしていた。小高い山の頂上から見下ろす町並みは壮観だった。
なにぶん田舎なので、里山がたくさんある。グーグルマップで見てみると、東京の方でも端っこの方は青々とした山が広がっている。あんな標高数百メートル以内の山を、ひたすらに登っていく。
自宅の裏から繋がる山道の入口から始まって、よいしょよいしょっと里山を登っていく。私が子どもの頃は、近所の人はみんな林業してたから、開けた地形がけっこうあった。里山というよりは丘陵に樹木が生えてる感じだった。
亡き祖父の話によると、戦時中はどの里山もはげ山状態だったらしい。戦争で石油燃料が不足したため、国民単位でみんな柴刈りをやりまくったのだ。グーグルマップで言うと、あの青々とした山がほぼ肌色だったということだ。
今は林業をする人はおらず、里山は荒れ放題である。てっぺんまで行っても町の景色など見えやしない。雑木の群れが頂上を覆い隠している。
樹木が生い茂ってないところだと、町の景色が見えたりする。山の標高は低いけど、限界効用が低いとでも言えばいいのか、珍しい景色なので壮観である。汗ダラダラで意識が朦朧としてるのもある。脳がマヒしている。
https://tadaup.jp/15183559802496/
高校時代の卒業アルバムも読んだっけ。柔道部に籍を置いていた。
高校卒業式の直後、部活メンバーみんなで柔道場でお祝いをするのだが――その時の写真が出てきた。
なんと、みんなからの寄せ書きも残っていた!! 超恥ずかしいけど公開してみよう。別にいいだろ。増田にこういう投稿するの、人生最初で最後なんだからさ。
(部員一同)
増田さんは、□△高校の相川さんがロリロリで好みなんですよね!!
相川さんを是非モノにしてください
増田先輩の行動で一番驚いたのは、■▲高校の藤田さんの写真をこっそり撮って、救急箱に貼っていたことです
閉会式の時、柔道着の藤田さんが目を閉じて、優勝旗に顔を傾けているやつです
とにかく3年間お疲れ様でした。先輩にはクソお世話になりました!!
増田先輩の柔道、粘り腰で凄かったです。どんな時でもあきらめずに、ベストを尽くしてました
冬の大会で4人抜かれてから5人抜きした時はマジでびっくりしました!
増田先輩の変態エクストリームハートには緊張させられっぱなしでした。
早く警察に捕まってください!!笑
増田先輩へ
増田先輩
お疲れ様でした!!
けど、引退した後もたくさん乱取り付き合ってくれて、たくさん寝技も教えてくれて、感謝してます
いままでありがとうございました♡
増田君が入部してきた頃にはどうなることかと心配をしました。ご卒業おめでとうございます。キャプテンとしての重責、大変ご苦労様でした。柔の道は、将来どこかで役に立つ時がきます。力必達(※つとむればかならずたっす)。何事も最後まで諦めず努めてください
・先輩ご卒業おめでとうございます これからも頑張ってください
・3年間お疲れさまでした 面白い先輩でした笑
・これからも今までみたいに頑張ってください
これはひどいwwwwwwを地で行く内容である。こんなん、人に見せられるもんじゃねーだろ。
でも、いいよ。増田民へのサービスだ。いつもお世話になってるからな。
そんなこんなで先月に就職が決まってから、結局最後までできなかったことがある。大学時代の思い出の開封である。
それ以外の思い出BOXはすぐに開封できた。実家にある元自分の部屋にある段ボール箱のテープを、ビリッとやればそれでよかった。でも、大学生時代は後味が悪すぎる。就職すらできずに、逃げるようにして卒業したんだから。正直、嫌な思い出である。トラウマと言っていい。
いや、大学の卒業式は出席したのだ。謝恩会にも。問題は、マクドナルドでの思い出である。
マクドでアルバイトしてたんだけどさ、卒店式っていうのがある。文字どおり店舗からの卒業式である。毎年3月にある。
卒店式だけど、マクドナルドって経営や店舗運営が外資ルールだから、エリア内の店ごとに売上を競わせるんだよな。
それで、いい結果を出してる店舗だとそれなりの貸館施設で、いまいちな結果の店舗だと近所の公民館を無料で借りて、ジュースやお菓子をテーブルに並べて卒店式をやる。
大学時代にアルバイトをしてたマクドの店は、成績がいいところだった。京都にある四条河原町店という名門店舗である。店舗番号は100番以内、つまりマクドナルド黎明期に作られたお店のひとつだ(今でもあるのかな)。
当時の私は就職活動に失敗して、無職neatでの卒業が決まって落ち込んでいた。
そんな時、自分のひとつ年下の後輩のスウィングマネージャー(※できるアルバイトが社員の仕事をする。時給+50円)から話があった。「増田さん今までお世話になりました。卒店式、ホテルグランヴィア京都でやりますからね。店長が、すげー男を見せてくれた(※足りない分は自腹切ったらしい)んすよ!! 自分、増田先輩のために送辞読みます」とか言ってた。
でも、私は嬉しくなかった。就職活動に失敗してニート確定の自分が、そんな場で送辞を読まれたって嬉しくもなんともない。畜生というやつだ。
結局、卒店式には出ないって後輩君に伝えた。すごくガッカリしていたよ。だって、彼が初心者の頃、私がずっと付いて教えていた。彼が嫌なことあって、アルバイト中に不貞腐れてる時でも、構わずにとにかく、いろいろ教えていったよ。
この子は才能があるから、すぐにうまくなるだろうと思ったけど、やっぱりすぐに上手になった。
ただスキルがあるだけじゃなくて、なんというか、仕事の本質がわかってるというか。能でいうところの上手(うわて)みたいな感じである。世阿弥がさ、『風姿花伝』で伝えてるような、社会人技能について嵩があって丈もあって(※今でいうとT型人材)、本質的なことがわかってる子だった。
一度だけ、後輩君から催促を受けた。二度だったかもしれない。あの時のことは覚えてる。
あれは事務所だった。「卒店式出ましょうよ」というシンプルなものだった。しかし私の答えは……。
「そんな気分じゃない。早く就職しないと。すぐにできないかもしれんが」と言ったら、「増田さん。AJCCで2回も勝ったじゃないですか!! 余裕っすよ」と言ってた。
※AJCC…マクドナルドの技能大会。「2回勝った」とは、地区大会と府大会で部門別優勝したの意。関西大会では、府大会と違うメンツでオペレーションになったので、コミュ障だった私はボロボロの成績だった
その後の後輩君とのやり取りは覚えてない。最後の方だと「あのな、後輩君。どんだけ綺麗に、上手く、速く、素早く、ハンバーガー作れたってな。社会じゃ何の役にも立たねーんだよ!」と悪態をついた。
それで、後輩君は黙ってしまって、それ以来やつとは会話していない。最後の勤務日も、淡々と仕事を終わらせて――いや違う、確か女性の学生客がトイレでゲロ吐いたんだっけ――それの片付けを夜に終えて、私にとってのマクドナルドは終焉を迎えた。
帰りに、同じくマクドナルド河原町三条店(※こちらは関西最古の店舗らしい。今でもあるのかな)に寄って、チョコパイかベーコンポテトパイを買って帰った。マックポークだったかもしれない。マックチキン……( ;∀;)
しんみりしてしまった。
学生時代の思い出を開封するのは心理的にキツイ。けど、時間は限られている。いったん妻とこのアパートを出たら、帰ってくるのは十数年後になるかもしれない。妻はうちの実家嫌いなので……。
そんなのはちょっと、想像したくなかった。というわけで、アパートの自室の押し入れを開けて、学生時代の禁断に近い思い出の段ボール箱を開封した。
そしたら、いろんなものが出てきた。当時のガラケーとか、大学時代の成績表とか、学位記とか、マクドナルド辞めてから郵送で届いた卒店式の寄せ書きとか、昔の授業ノートとかだな。産業社会学部のゼミのみんなで撮った記念写真もあった。京都駅の近くで行われた社会科学の研究展示会で賞を取った時のやつだった。当時の日記も出てきた。
その日記、最後の方だけパッと読んでたんだが、どうやら学生時代の私は卒業時に108万円の貯金があったらしい。なんでそんなにあったかというと、大学1回生の時からマクドナルドで週5で働き続けていたからである。いわゆる超修行をしていた。ここまで働いてると、身体が脳をハックするようになる。
……厨房の注文画面が「ピッ」と鳴ったら、考えるよりも前に身体がハンバーガーを作り始める。考えるんじゃなくて、調理行程を『感覚』が捉えるようになる。トングとか、ソースガンとか手に取るんだけど、なんかさ、感覚がさ、一体感がすごい。トングが身体の延長というか、もはやマクドナルドというお店自体が、自分と一つになってるような、そういう感じ。
例えば、トングを握ってパティ(肉)を掴んでる時って、体のどこがそれを認識してるのだろうか。
指先だと思うかもしれない。けど、その指を支えているのは筋肉組織と関節であり、それらをさらに骨組織が支えている。物質に触れている指先というのは、入口である。
骨組織と言ったけど、トングでパティを掴んだ時の刺激って、関節の中を電気信号が走って、最後は脳に伝わる。ということは、刺激というのは、結局は指先じゃなくて『脳』が認識している。
でも、その刺激って指先が認識してると人は解釈することができるし、実際にしている。脳が認識してると捉えることもできるし、体の先っちょが認識してると捉えることもできる。
こういう解釈が成り立つということは、指先が触れてるトングそのものが、パティの感触を認識してるってことにもならないだろうか。
剣道の達人だと、竹刀が体の一部みたいになっていたりする。サッカー選手だったらボールである。そうだ、ここでの私にとっての肉体の最延長は、指先じゃなくて、トングなのだ!!
もう少し延長すると、店舗で働いている自分というのは、床に立っている。呼吸をしている。ほかの従業員やお客さんの存在を感じ取っている。ということは、其処に存在している以上は、その床を、空気を、ほかの店舗スタッフを、お客さんを、なによりマクドナルド四条河原町店という、その存在が――私という人間の延長として考えることはできないだろうか。
実際、国際赤十字とか、国連とか、国際NPOとかで働いている人、それ以外にも人類福祉のための活動してる人って、地球とか、人類社会そのものを自分の延長として捉えてるんじゃないか? そう感じざるを得ないようなニュースがたまに飛び込んできたりする。
それはさておき。108万円の貯金、結局どうしたんだっけ。
あー、そうだ。グータラだった自分は、フリーター生活とともに2年もしないうちに霧消したんだった。でも、あのお金があってよかった。あれがなければ、秋から始まる奨学金の返済に対応できなかった。
あの頃(23~25才)の私は、アルバイトではダメだと、奨学金の返済に耐えられるだけの仕事を探して、探して、探しまくって、ようやくたどり着いたのが今勤めている金型の製造工場だった。
始めは出荷場での勤務だったけど、オペレータの給料が高いというので転属を申し出たのだ。これらは当時の日記を読み返して初めてわかった。案外、人は記憶を改ざんするものである笑
ちなみに、まだ奨学金を返済できていない。普通の社会人だったら、繰り上げで30前半くらいには全額返済できていると思われる。今はその程度の稼ぐ力すらないけど、これから妻と一緒に創り上げていきたい。
あんまりにも好きすぎて我慢できなかった。1年のくせに生意気にも女子マネの彼女がいた山田は彼女が忍び込んできてチンポコを咥えてるもんだと勘違い(というか寝ぼけていた?)していたようだが実は俺が咥えていた。山田のチンポコは一年のくせにかなり長かった。当時の俺が咥えたチンポコの中では顧問の吉田よりも大きい唯一のチンポコだった。もう夢中になってしまった。山田が起きる心配はしていなかった。合宿中散々実験してきたからだ。頬を数発ビンタしても「う、うーん」と寝返りをうっただけなのを(逆に他の部活メンバーには気づかれそうになった)確認した俺は確信した。山田は馬鹿だ。こいつなら気づかない。俺は夢中になった。ビンビンの山田自身からは青臭い匂いがする。もう入れてやろうか!!?と激情仕掛けたが流石にそれはキャプテンとして相応しくないと思い抑えた。なんとか射精まで持ち込もうとしたが「うーん〇〇(彼女の名前)、ヤバイって」という言葉をかなりハッキリと寝ぼけながら発生したのだ周りに気づかれたら一大事と無念ながら中断した。このリベンジはのちに山田の彼女の手引で2人が抱き合っているところに乱入した俺がなんやかんやと言いがかりをつけたうえで最終的に俺がフェラチオするということを強引に認めさせて晴らすこととなる(山田の彼女はヤリマンで俺のことが実は好きだった。男しか好きにならない俺の気を引こうと必死だった)。
言わずと知れたチ。の作者の前作。
チのヒットを受けて完全版?みたいな感じでリアル合本版みたいな感じで今年になって刊行された
序盤だけは一度無料公開分で読んだことあったけどはじめて全部通して読んだ
天才と秀才が出会う 挫折 部活メンバー集め 部活勝負 時間が飛んで社会人・・・
熱いものをかこうとしててそれを感じなくもないけど、空回り感が強い
惰性に流されて楽なほうにあきらめそうになるけど・・・あきらめない!!!
みたいなワンパターンで飽きちゃった
序盤の小学生編のテンポはよかったけど高校編あたりからgdgd
同じように何かに打ち込んで挫折したりそれを乗り越えた人には響くのかもしれんけど
全体的に800とDIVEっぽさを感じた
親禿財団四期生のJDになぜか母校がDisられてた(´・ω・`)
かつて灘に通ってたというだけでこんなご褒美がもらえるなんて役得すぎる。
えーと、プログラム部の話だったっけ。
俺が灘通ってたのは15年以上前でそのころはPG部とかなかったからPG部のことはよくわかんない。ごめんね。
ただ、灘の文化部って特に顧問の先生が鍛えてくれるとかは全然ないよ。灘で活躍できるなら女子高でも活躍できるよ。
俺が通ってたのは囲碁部。
基本的に顧問の先生が指導するとかは全くなくて、毎日部活メンバーと適当に試合ばっかりやってた。
部室が狭くて机が4つしかないから、席が埋まってる間は部室においてあるファイブスター物語を読んだり自分で囲碁の本読んだりしてた。
負けたら悔しいから自分で勉強するけど、特に誰かが手取足取り教えてくえっるなんてことは全くなかった。
自分の感覚では「強い奴しかいないゲーセンで毎日練習してたら強くなるでしょ」って感じで、みんな自分で勉強して自分で強くなりたいところまで強くなるっていう文化だった。
プログラム部だけが特別とも思えないから、むしろ「環境がうらやましい」みたいな人は灘向いてないぞ。
同窓会で学校見に行ったら、自分が通ってた時と全然違っててピカピカになってたなあ。
でも、あのクッソ汚い文化部長屋で先輩どこか後輩にもボコられながら囲碁しながらだべってるのが生涯の中で一番楽しかったなあ。
某所で取り留めなく書いた物です。備忘録も兼ねて日記にしてみたいと思います。
今更だけど業・卒は一度ハッピーエンドを迎えた話のバッドエンド巡りを何度も見ているようでやっぱりつらい
そのハッピーエンドと思われていた祭囃しが「実は問題残ってますよね?」って当時から言われていたから続編を作るならこういう沙都子周りを掘り下げる話になるのは納得なんだけども
100年間身内で殺し合ったり特殊部隊に殺されてきた雛見沢の住人が最後の最後でやっと皆協力して最高のハッピーエンドを掴みました!って話の続きでまた仲間を疑ったり殺し合ったりしてますって、竜騎士07さん鬼だよ
最近「最終的に沙都子は許されるのか(許されて良いのか)」という事がよく話題になっているけど
罪滅し編で圭一が過去の罪を仲間に打ち明ける件で沙都子が言った
「前の町でどんな善行を積もうとも、こちらに来て嫌な人だったなら、前の町の善行なんか知ったことじゃなりませんわね」(※逆もまた然り)がそのまま業・卒での沙都子にも当てはまるんじゃないかと思う
「…ふーん。…梨花ちゃんはお勉強家だからすごい素敵な大人になれそうだな?」
「……もちろんなのですよ。ボクは大人になったらスゴイスゴイのです。」
「あぁら、私も大人になったらすごいレディーになるんですのよ~?」
「沙都子はいくつになってもお子様だと思うぞ。賭けても良い。」
なんて業での高校生編を見越したような掛け合いが原作綿流し編の時点でもうあったというね…
恐らく梨花ちゃんと沙都子は将来的に道を違えるだろう事は初期の初期から構想にあったんだと思う
仮に今回の業・卒みたいに沙都子にループ能力が与えられなかったとしても
ループを繰り返して精神的にはもう子供とは言えない梨花ちゃまと良くも悪くもいつまでも子供らしさを残していそうな沙都子だと、絶対どこかで反りが合わなくなる日が来てもおかしくなかったよなってむしろ凄く納得した
カレーの悪戯や少々過激すぎるトラップなんかもそうだけど、沙都子は少々他人に対して加虐的すぎる面もあったし
「死ぬ事で何度でも同じ世界をやり直せる能力」を得た時部活メンバーの最も能力の乱用に歯止めが利かなくなりそうなのが沙都子なのも分かる(次点は罪滅しレナと目明し詩音?)
祭囃し編でも沙都子がかつて犯した罪が成算された訳じゃない、という所も合わせて
業・卒の沙都子は旧沙都子と別人じみてるって感想をよく見る
自分も卒を見ていて「沙都子って仲間に対してここまで残酷になれる子だったっけ…?」と感じる時もある
でも今の沙都子って昔の沙都子とまるっきり別人なんじゃなくて、考えたら沙都子って確かにこうなる可能性は昔からあったな…って納得が行くんだ
例えば梨花ちゃまに対するあの加虐はルチーア入学後二回裏切られたってだけでは説明付かない気もするけど
ひょっとして沙都子って昔から親友の梨花ちゃんの事をずっと嫌いだったんじゃ?って考えると妙に腑に落ちるんだ
梨花ちゃんと沙都子が同い年の女の子である事にも関わらず梨花ちゃんは村中から愛される恵まれた女の子で、逆に沙都子は村中から白眼視される嫌われ者であまりに差がありすぎる事は旧作でも描かれていたけど
幾ら親友で当人には何の落ち度もなかったとしてもこれで嫉妬せずにいられるかって言ったら無理だと思うんだ
梨花ちゃんの方はループの経験で成熟している分沙都子の事を「対等の友達」とは見てないし、どちらかと言えば可愛らしい子供とかペットとか、「好きではあるんだけど自分よりは格下」の存在として沙都子の事を見ていたし
梨花ちゃんと沙都子の関係って、AKIRAの金田と鉄雄のような、「仲の良い友達なんだけど明確な序列は存在する」下に見られている側の子が常にもう一人に劣等感と不公平感を抱えているタイプの関係だったんだと思う
鷹野さんが沙都子に自分に似た物を感じていたのも梨花ちゃまに対して劣等感を持つ者の共感だったのかなと
綿騙し編の魅音に対して沙都子がやたら冷酷だったのも、雛見沢症候群を発症した事が無い魅音が発症する所を見てみたいって好奇心だけじゃなくて、沙都子が元々園崎家を大嫌いだったからあんな事をやったんじゃないかな
沙都子からすれば園崎は北条を村八分にして沙都子と悟史を虐げるよう村中に命令した明確な敵だから、
表向きは仲良く付き合っていても普段から魅音に対して良い感情を持っていなかっただろう事は分かるし
鬼明し編で口だけとはいえレナに対して少し申し訳なさを見せた沙都子が綿明し編で魅音を足蹴にしてるのを見て「この子本当に魅音の事が嫌いなんだな…」って思ったもん
卒での沙都子のムーブは梨花ちゃんと魅音という自分より上位の存在に対して上に立ちたいというマウンティングが大いにあったような気がする
今の沙都子は梨花ちゃまが自分の制御下に入りつつある事が嬉しくてたまらないんだろうなぁ
あの二人の関係って友達としてお互いを認め合う対等な仲って感じじゃなくて
どちらが上どちらが下と明確に決まっていないとお互い納得行かない関係なんだろうなって思った
梨花ちゃんにとって沙都子は下の存在だし、沙都子にとって梨花ちゃんは自分をずっと見下してきた存在だから今度は自分が見下す側にならないと我慢ならないと…OPでバトルしてるのはそういう事なんだろうか
そういう意味でやっぱりあの二人って相性が悪くていじめっ子といじめられっ子って関係が素なんだろうね
今回の沙都子が語った沙都子が村中から虐められているってあながち嘘でも無いのが因果だと感じた
皆殺し編以前のカケラだと沙都子は雛見沢住人で一人だけ村中から嫌われ露骨な無視とかされてきた訳だし
今回の鉄平への村人の陰口も以前は沙都子がターゲットだった訳で、沙都子の村への恨みは根深いと思う
ループの影響で皆殺し編のように村全体が沙都子の事を思っていて鉄平も改心した今のカケラで祟殺し&皆殺しを再演しようとするのが今のルーパー沙都子の悪趣味な所だけど
沙都子は丸くなった今の鉄平を利用する事に良心が痛まないのか?ひょっとしたら情に絆されるんじゃ?
って予想が郷壊し編の時に結構あったけど、沙都子って虐待の記憶がフラッシュバックするくらい鉄平への恐怖心を持ってるし今も利用するために嫌々付き合ってるだけなんだと予想してるなぁ
沙都子は「以前がどんな善人でも今が嫌な人なら以前の事なんか知った事じゃない」みたいな事を罪滅し編で語っていて、それはつまり「沙都子は昔の事を気にしないタイプ」なんだと解釈する事も出来るけど
沙都子から見た鉄平って「去年まで自分と兄をとことん苛め抜き100年分のカケラで一度の例外もなく自分を虐待した人」なんだよね…トラウマに今でも苛まれているし沙都子にとって鉄平って現在進行形で「嫌な人」なんだと思う
上でも言われてるけど自分を虐められっ子の被害者だと思ってる沙都子が、かつて自分を虐めた事のある加害者を害したり利用する事に良心が痛んだり情に絆されたりなんてする訳ないよなぁと…
ひぐらしのアニメをようやく見たので懐かしさのあまりにPC原作をプレイしてみた。
ぶっちゃけると小学生がラノベ読んだら面白かったので、俺も真似して書いてみたレベルの作文だった。
当時これが面白いと感じたのは、1%のなんちゃらが気になっただけだった。
実際に後付ばっかりの設定にうんざりしたし、ぁぅぁぅ言ってるだけの羽入が出てきてうんざりもした。
結局面白かったのは鬼隠しと綿流しだけでほかは蛇足状態でプレイした。
部活メンバーは良い。あの子達は若いしノリは熱血だったりと子供らしいねってなる。
二つ名みたいのは正直作者のネーミングセンスの無さに呆れたが。
山狗は特に小此木のセリフがいちいち痛かった。もう見てられない。コンシューマーはプレイしてないんだが、あれにボイスがついてると考えただけで痛さが倍増する。
声優さんが可哀相に感じるレベルで痛い。中途半端にリアルっぽい舞台を使っているから余計に感じるのだろうと思う。
気がつけばどこにも謎が存在せずあるのは痛いセリフを吐く大人たちと遊びのようなノリで戦う主人公たち。
全体通して思ったのはやはり小学生がラノベに憧れて書いてみた黒歴史的な作文だった。
いやもうねほんとマジで驚くくらい出来よくないな。なんで人気出たのかがわからんくらいだ。
決して面白くないわけじゃないんだがなんというか絵本を読んでいる感じなんだな。
今回思い出を掘り起こすように原作をやったがもう二度とやらんだろう。
片付ける予定の物の中にそっとしまうことにした。