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はてなキーワード: 経済とは

2024-09-06

最近知り合った男性(30代後半 年収400万円台)がめちゃくちゃ偉そうにビジネス経済について語ってくるんだけど

投資とか不動産の話すると不機嫌になるんだよね。

ブクマカの中身ってこんな感じなんだろうなって思った。

日本賃金にならない労働が多すぎる」かもしれないが、

それはこの日本で働いて生活しているみんなのお互い様だろう? 

自分無償労働の分、他の人の無償労働を受けて生活しているじゃないか

市場経済、無貨幣経済バーター経済によって日本は成り立っているのだろう? 

anond:20240906144142

女性優遇商法経済が回るなら大いに結構だと思うが

マッチングアプリ男性お金を払って女性優遇しなきゃ回せないビジネススタイルなんだろ?

そもそも火付け役牛角プリキュアおじさんは牛角と一部の商法しか目に入ってない

2024-09-05

日本コンプラ意味をはき違えてる

和製英語化し本来意味とはまったく違う意味文脈で使われてる。

便利で折れない棒を振り回してる連中がいる

 

ググるとこのように教えられる

コンプライアンスには、次のような意味が含まれます

法令社会的ルールを守る

企業倫理社会規範を守る

社会道徳を守る

就業規則などの規則ルールを守る

・公正・公平に業務を行う

 

日本人はこのように使ってるわけだが

complianceにそんな意味ねぇし諸外国でそんな使われ方はしてない

 

法令標準規格準拠する、そんだけです。

 

社会道徳云々はコンプラとは別です。

 

で、日本コンプラコンプラ言うてる連中は

僕の考えた最強の正義、正しい価値観に従わせるためのマジックワードコンプライアンス挟む。

「正しい価値観」の議論定義を迂回したいだけ。

それってあなた感想ですよね、を回避するために、「コンプラから」で誤魔化す。

 

で、だ、欧米コンプラ活動というのは「どうやって法を犯すか」です。

法規制を出し抜く法務活動complianceオブラートに包んでるだけ

 

Uberで例示しましょう。

カリフォルニアスタートしたUber社は当地でも認可外の白タク違法なんだが

ネットでその場でお友達になった人を親切で送り届けてあげる、運賃ではなくお礼を差し上げる。

こーゆー屁理屈事業スタートさせた。

で、当然Uber社は弁護士とも相談して事業を開始してるわけで、ギリいけるっしょと判断

これをcomplianceと言う

あっさり事業軌道になると当局激怒プンプン丸です。

ギリイケてないっす、アウトっす、事業畳んで下さい、と来る

そっからUber社は行政当局と折衝を始める、

互いに妥協点を探りno-action letterを勝ち取り事業を拡大する。

ここまで想定し準備し絵を書くのがcomplianceです。

当然当局事業をぶっ潰される事業リスクもあるわけで、法務リスク投資リスクと全部を天秤にかけて利回りを想定する、ためには法務リスク可視化数値化されなきゃならない

そういう企業内の業務complianceと言うの

 

日本会社コンプライアンス委員会wとか、ぜんぜん違うでしょ?

業務の重箱の隅をつついいて、これは法令違反可能性があります

とか得意げにやってんの、バカかと

アメリカだと、

見つかったら罰金幾ら、脱法続けてたらそれ以上の利益が出る

企業イメージも損なわれない、なら万が一見つかったときには罰金払ってそれから是正すりゃいいじゃん。

ってのをcomplianceというのです。

Meta社のAIデータ収集なんて法務的にはむちゃくちゃでしょ?

日本だとコンプラがぁで停まっちゃうけど、連中は逆にコンプラ的にやると判断するの。

法務的ないざこざを回避できると見込んでギリギリのトコロに足を突っ込む

MetaのAIデータ収集は完全に踏み外してるし

日本ならアイデアがあっても「白タク違法からコンプラ的にアウトだね」で話が終わってしまう。経済停滞

 

コンプラ的に「どう迂回するか」って議論ができない。

コンプラが法を犯す法務活動である理解が無い。

 

法令標準規格準拠する本来的なコンプラ

和式の、価値観まで含め世間迎合強要の意、のコンプラ

いい加減に分離して話しましょうや

 

牛角の例の話題

コンプラ違反コンプラ違反だと騒いでるアホな人たちに言いたい

「なんの法令違反してるんですか?」

「それってあなた感想ですよね?」

コンプラ関係ないですよね?」

 

挙げ句海外法律を持ち出してグローバルコンプライアンスなど謎の造語をぶっこんでくるアホまでいる。

国際法でも持ち出すのか?

女性半額キャンペーンwwwwなにかの条約違反してるのかしら

 

海外子会社国内法人規制法は違うんだからそれぞれの地域や法に準拠してりゃいいだけで

海外進出たからというて国内まで海外法の規制を遵守する必要はない、意味がない。

 

電話通話録音を法的に一切禁じている国がある。相手の許諾があってもダメ、録音がダメ

な国に支店を出したら

「この通話サービス向上のために通話を録音させていただきます」がダメになるのか?

グローバルコンプライアンス的にww

アホかと

ちなみにこのマクラ意味

民事裁判では事前同意の無い録音は証拠として認められないので同意を取ってるだけ

 

AppleGoogleスマホの録音機能を削除、限定しているが

こーゆー判断するのをcomplianceという

こーゆーのをグローバルコンプライアンスと言う

河野太郎国民確定申告制は昔から理想的税制とされてきた

河野太郎が、「年末調整廃止して全納税者確定申告する税制にする」とXで宣言して炎上賛同やらされている問題。これはずっと以前から理想的税制として語られてきたもので、別に太郎が急に閃いた事ではない。

https://x.com/konotarogomame/status/1830737429361504665/photo/1

https://nordot.app/1203999108206085074

 

シャウプ勧告

元々はGHQ戦前日本旧弊で反民主的税制是正せんとした税制改造(シャウプ勧告)に端を発する。つまり民主的税制である

戦前日本では納税単位がイエ単位であったり、戦時増税として物品税が多く設定されている為に市場じゃなくて個人売買した方がお得とか、税務署自体もやたら威張っているなどの問題があった。イエ単位納税個人がイエに縛られている事を前提とするので反自由、反民主的であり、会社員世帯が税額の面で不利になる。戦前資本主義が未発達で会社員は限られたエリート的な身分だったが、これが大衆化して給与も下がったら不公平は看過しえないものになる。また地方自治体の税収源が少なすぎる為にを国家中央が握る地方交付金依存しすぎているのがファシズムの浸透の原因にもなった。

 

こういう判断アメリカ型の税制の更に理想的な形を日本施行して、根幹から民主的資本主義国家の骨格を持たせようとした。

それで導入されたのが、法人税青色申告複式簿記固定資産税などだ。戦前では土地税金地租家屋税金家屋税で、共に国税であった。これを廃止して地方税の固定資産税として納税先は自治体となった。

 

で、問題源泉徴収年末調整だが、これも廃止して個人確定申告にする事がシャウプ勧告に入っていた。だが困難という事で見送りされてしまったのである

それはまず取りっぱぐれの問題税務署会社を押さえておけば効率的所得税は見逃しなく徴税出来るが、社員個人確定申告のみとしたらバックれる奴が出てくるに決まってるし確認作業も大変だ。

もう一つは社員確定申告に来るのが大変だという問題確定申告の為には一日休まなきゃならない。そして税務署で延々並んで…というのをやらないといけない。当時産業殆ど吹っ飛んでしまって生きるのも大変な時期に金を払う為に一日休めるか、会社社員がごっそり来ないという状態是認できるか。

こういう反対意見に押し切られて天引き源泉徴収年末調整のままになってしまった。

 

確定申告理想

シャウプ勧告には有ったのに見送られてしまった総確定申告制だが、その後も理想的税制として導入を訴える声はあった。

それはまず、太郎も言っているが税の仕組みが判るようになり、使われ方にも分解能が上がるだろうという事。

ブクマページなどでは「この機会に簡素化して控除も無くそう」みたいな事言ってる人がいるが、逆だよ逆。どういう行動の支出に控除があるのか、自分はどの控除が掛かっているのかという事を知る事が出来る。「控除も無くそう」というのは天引き以外の納税を知らない意見だ。「所得税」の欄の数字所得から単純に出てると思ってる。だがこの数字会社が控除額を計算して算出しているのだ。

控除がどこに掛かるかを知れば、現在の国が不公平是正する為に会社員のどこの負担を認めて差っ引いているかが判るようになる。

もう一つは利害の誘導。国がどのような行動をして欲しいか、というのが控除に現れる。マイホームを買ってローンを組んで欲しいか(見かけ上通流通量の増加→インフレ)、子供を産み育てて欲しいかなどだ。これは法人税青色申告だともっと鮮明に意図が見える。

 

納税者意識は確実に高まるしその使われ方にも興味が行き易い。

今までは確定申告の為に一日休んで税務署に行くというのが負担だった。年度内で転職したのに確定申告に行かない(行けば取り過ぎ分還付されるのに)人も多かった。

でも電子納税なら夜でも出来るし時間も掛からない。税務署で並ぶ必要もない。負担にならないのだ。テック万歳である

 

という事は増田太郎意見賛同していると思うじゃん?残念だが反対なのだ

 

ネオリベラリズム残滓問題

太郎意見ではこの施策

所得情報を迅速に把握できるので、必要な人にピンポイントでプッシュ型支援を行うことができる

としている。だが「所得情報を迅速に把握」と「ピンポイントでプッシュ型支援」は繋がるのだろうか?

この二つは別の問題じゃないのか?

更に現在でも源泉徴収の為に社員マイナンバー必須となっている。総確定申告化で何か変化があるのか?何もない。

因みに自治体によっては低所得者向けに交通チケット給付金、買い物券などの支援をやっている。現在でも納税額を見てプッシュ型でそれら申込書を送ったりしている。「ピンポイントでプッシュ型支援」されているのだ。

但し地方自治体所得額を把握するには、国税所得税確定→それを基に自治体住民税確定と段階を踏むので、時期は6月辺りになる。太郎はそれを前提に「所得情報を迅速に把握」としたのだろうが、白色申告時期の3月から3か月程度でしかない。この文章を読んで「たった3か月じゃん」と思えないのはダメである

 

だが問題は何故こういう力点作用点が違う事象を言っているのに通ってしまうかという事である

それは2000年代前半の日本ネオリベ流行した為なのだ

 

日本でのネオリベ流行には特徴があり、支持者に経済音痴が大変多い。商取引での慣行法制度、更には経済事件は非破廉恥罪で社会善悪感情と異なるという常識すらない者が多い。

また「メンバーシップ会社から自由な」個人を謳っているくせに経済事象給与所得者の延長で考える事が多い。多いというか専らだ。つまりB層問題だ。

賛同する政策というのは何かを壊す(入力)というものが多く、その結果は任意の好ましいものになる(出力)という根拠がないものだ。

例えば郵便局株式会社化して上場させるという入力に、サービス向上という出力が発生すると素朴に考える。だが普通に考えれば配当が欲しい株主離島過疎地でのユニバーサルサービス継続に賛成する筈がないよなぁ。

また、賃貸家賃を安くする(出力)為に土地建物相続廃止入力)して不動産会社が取得すべきという意見も見られた。これは既得権益者の地主などにも諭されていたが、物件取得費を家賃で回収する必要があるから安い物件なんて無くなるわなぁ。

太郎が今言ってる解雇自由化(入力)で雇用流動性という出力が得られる論も同じで、入力と出力が結びついていない。それを結びつけるのにはどうするか?という設問が出ない言論空間をアテにしているのだな。

 

こういうややこしい社会制度を解体したら望ましく自分が得する結果になる筈!というのは90年代まではリベラルがやっていた。自分が抑圧されているのは社会のせいだ、と。また海外出羽守も同じことを言っていた。

2000年以後になるとリベラルは退潮し、代わりにネオリベ流行した。これは市場を喰われたって事である

だが実際に導入されてみるとこんな考えだったB層達は解放されず、勝者はノウハウを集積出来る法人であった。

また単に市場シュリンクさせ余剰を無くして全体の賃金を縮小させデフレを進行させただけだった。日本からはGAFAMは現れず、Ankerも現れず、3Dプリンタなどの新しい技術を売る会社日本企業の名はない。成長してLGサムソンになる会社もいなかった。

これらが出来なくなる基盤だけを提供したのである日本ネオリベ米韓のそれは性質が違うのだ。

 

ところがそんな入力と出力の間を繋げる努力も無しに任意入力すれば任意の出力が得られると言って憚らない連中は残存している。彼らが持つ社会へのルサンチマン入力と出力の必然性を彼等の中で担保しているのである

そんな連中に向けた言葉を語っているのが太郎なのだ

今回の太郎の表明に「複雑な税制が無くなって控除が廃止される事」を望んでいる意見が寄せられているのがその証拠である天引きサラリーマンから見たら控除の必要性なんて判らない。それでそれを敷延して判り易い世界が来る事を期待してしまうのだ。もうこういう支持のされ方をする政治家は落とした方がいいだろう。

 

太郎アカンみ

太郎はかなり面白い来歴の人物だ。Wikipediaにもあるがアメリカ大学政治学を学んでいるしその途中でポーランド留学している。その間に後に初代ポーランド大統領になったワレサ連帯議長を訪ねている。当時はまだゴルバチョフペレストロイアの前で、連帯反体制運動と見做されていて太郎公安警察にしょっ引かれている。

連帯自由主義寄りだったユーゴスラビア自主労組のような組織で、共産党独裁が前提のソ連勢力圏では「修正主義」と見なされて弾圧されていた。だが後の東欧自由化の先陣を切った運動であった。

その連帯ワレサ議長に、ゴルバチョフ以前に会いに行くというのはすごい行動力だ。筋金入りのリベラルといっていい。

 

だがこういうリベラル保守側に転向した際に最悪となるエピソードというのは多い。一番判り易いのがアメリカネオコンサバティブで、その中心人物スターリン左翼偏向と詰られたトロツキストだった。

国益』誌でソ連崩壊アメリカ民主体制勝利歴史の終わり)とする一派を押しのけて軍拡競争の為と総括した連中が911の衝撃に乗じて共和党内の穏健派を追い出し、宗教右派と手を組んで共和党ジャックしてしまった。その結果イラク戦争を起こし、イラク国内を平定出来ずにISIS活動を許し、中東を戦乱の渦に巻き込んでしまった。責任を問われて失脚し、穏健派パージしていたので今の共和党宗教右派陰謀論のトランピアンに乗っ取られた、アメリカ覇権の内なる脅威みたいなもんになっている。

太郎場合実効性や結果のフィードバックを取り込んで行動していない。設計→実行→修正行政組織の行動葎を取り込まずに、設計しっぱなしなのだ。イージス・アショア配備で断念する旨の報道が出たのに「自分は知らないか誤報」と言って後で泣き言言っていたのを覚えているだろうか?防衛省内の報連相サイクルからパージされていたという事だ。

ワクチン担当でも残数ショート産業医接種を突然停止させ、その余波で通常の大規模接種も長く停止してしまったのに、それは外部の問題だと言って憚らなかった。自分の行動が及ぼす影響を考えず、自分設計は正しいと言うだけだった。

どうも安倍時代に初入閣してそれが通ると覚えたようである

 

Xのブロック問題も初めは「変なネトウヨ」(本人談)をブロックしていただけだった。紅の傭兵の息子だから中国スパイだろお前は、的なもの相手にする必要はない。だが入閣後は自分行為評価している人全てブロックになって、マスコミ質問ブロック、となるとただ設計があるだけで、それが適切な出力となって社会作用するか?という事を問われる環境に居た事が無い。

 

そうすると源泉徴収年末調整廃止と総確定申告化が如何にシャウプ勧告に基づき、ずっと議論されてきた理がある方策だとしても反対するしかない。

しかもこれが「ピンポイントのプッシュ型支援に繋がる」と、入力とまるで関係がない出力が得られる、と言っていれば猶更だ。これは20年遅れのB層設計しっぱなしの政治家が語っているというだけの下らん話である。それは騙しがデフォルトコミュニケーションをしているだけに過ぎないのである

一般兵庫県民が思う知事問題と県政

パワハラはあったんだろうと思う。

だが県内はいいちこ議論は盛り上がらない。

おそらく全国の報道のほうが盛り上がっているだろう。

臭いものに蓋をしたいのかという話ではなく、論点は前知事に遡る。

知事は約20年に渡って県知事をつとめた。

世間的に話題になったのは大河ドラマ平清盛」で汚いだのなんだのボロクソに言ったことだろうか。

記憶では定期的に失言しており、コロナ禍では介護職に補助金を出す必要なんかない的な話をして炎上したのが最後くらいだったかセンチュリー

大阪との間に壁を作るとか東京地震が来たときがチャンスとか、震災後の知事とは思えなかったが、震災復興(経済は落ち込んだが)に尽力した(と言うしかないだろう。実際は県民の後悔と防災意識が高まったせいではないか)という評価長期政権を築いた。なお更にその前の知事震災やらかしているし権力地震可能性への指摘をスルーしたり色々あったので、前知事の初選挙は盛り上がったのだろう。

なぜ長期政権が続いたのか理由は色々あるのだろうが、これを実力とは言いたくない。

兵庫県知事選挙は昔から立候補者が少なく、出てくるのは芸能人とか変な人。自民党公明党がしっかり手を組んで、前知事を祀り上げて長期政権をさせるように導いていた。そもそも公明党が強い占拠区であったはず。

それは維新に持ち上げられた現知事と似たようなもんである

知事失言を繰り返す中で出てきた若い人、それが現知事である。実績なんか誰も知らないそもそもなかったのかもしれない。

知事と全く違う人を県民は望んでいただろう。とくに現知事選挙戦で派手だった記憶もない。でも他の候補者も酷いもんだったので、結果的にそこに投票するしかなかった状態ではあった。

さて結果的告発をされ知事パワハラ問題視され死者までだしてしまった県政なのだが、月日を考えてもおそらく県職員たちは前知事から大きく変わっていないだろうと思う。

県民的に疑問は大きく3つ。

「前知事パワハラ気質ではなかったのか?誰から見てもそうだったが」

「物品をねだったり知事権力をふるっていたのは前知事からの慣習という話」

パワハラで堕ちた明石市前市長がいまだにメディア活躍している状況」

誰と話しても現知事かばう気は一切ない。ただよく知らない人で、全然よくわからない人だ。

まぁ年寄りパワハラ振るわれるより歳下にパワハラされたらプライドが傷つくのもよくわかるのだが…。

ただ、兵庫県政は少なくとも1980年代に腐っており、自民公明と前知事が蜜を吸わせた職員が今幹部に居て現知事批判したということ。そしてその腐敗は現知事が辞めても続くということだ。(辞めなくていいという話ではないさっさと辞めろ)

とりあえず兵庫県政は腐りに腐っていると県民自虐したところで最後ひとつだけ覚えていってください。

最初兵庫県知事伊藤博文です。

USスチールのこれまでの流れとこれから未来

牛角は弱い者いじめをするな

弱者男性は虐げられている。日常的に社会恋愛経済学歴能力で年齢で肉体で魅力で精神で。

牛角女性限定半額は弱者男性差別である断じて許されるものではない。

もともと割引はカップル向け・ファミリー向けとされていたという。だがそこで想定されている男性というのははっきり言えば強者男性である

彼らのキャンペーンの中で弱者男性は透明化されている。これは差別意識に他ならない。

おそらく、彼らの中では人間という存在強者男性女性しかいないのだろう。弱者男性人間ではないかのように扱われている。

こうした差別合理的だとみなすことは問題だ。多様性という言葉もっと知ってほしい。

弱者男性は弱い。弱い者いじめをしてはいけない。いじめ学校で良くないと習ったはずだ。

牛角は猛省してほしい。

anond:20240905000315

消費税に反発してる=>納税意識あるから、ではないでしょ。

単純に価格が上がるというだけで反発は起きる。

消費税上げたら企業増税分そのままとまではいかないまでもある程度は値上げしないといけないのは消費者も分かってるんだから

さっき説明した消費税=売上税と分かってる人にとっては事業者への赤字黒字関係ない増税と分かってるからこれも理由に反発発生する。

消費税の逆進性問題マクロ経済への負の影響からも反発する人もいる。

というか現状確定申告自分でしてる人の方が圧倒的に少数派なんだから全員が関与してる消費税への反発具合と比較すること自体ナンセンスでしょ。

仮に消費税に強い納税意識があるなら企業消費税納入出来なかった場合その企業に”俺がお前に預けた税金を払え”とクレームいれる人がいてもいいはずだが、そんなやつがいたという話を聞いたことがない。

2024-09-04

33歳になって初めて知る両親の事情咀嚼できないのでインターネットの海に放流する

私は2年前まで渋谷ベンチャー企業ゴリゴリ働き、12時出社3時退勤、土日も稼働、コンビニ飯生活を続けていたらあれよあれよと鬱になり遺書を書いて自◯スポットロケハンするくらいには追い込まれしまったので、退職して実家に戻らせてもらった。

人生で初めての母との2人暮らしだ。

母とはそれなりに仲は良い方なのかもしれない。

けど実はめちゃくちゃ苦手な人物でもある。

面倒見は良いのだけど、基本的に人の話が聞けない。傾聴能力が0に等しい。

私「今日友達映画観てきて面白かったよーこんな映画でさ〜」

母「今日雨だったか自転車じゃなくてバスで買い物行ったら、ポイントカード忘れちゃってさ」

ってくらいには会話ができない。

子供の頃からずっとそうで、母は会話ができない人として認定しまっている。なので母に何かを相談したことがほぼない。確定事項を報告するのみ。

それに加えて全ての言動否定的で、同意をしてもらったことが基本的にない。

なので結構線を引いて接していたところはある。

1年ほぼニートをして、鬱もだいぶマシになり、母との暮らし精神的に良いものとは言い難い部分が結構あったので離れて暮らすことを決意。

今はひょんなことから私は北陸引越し友達も増えて仕事も楽しくて鬱の薬を絶ってもう9ヶ月になる。順調にきていると思う。

最近はちょこちょこ母が北陸に遊びにくるようになり、昨日と今日は一緒に過ごしてきた。

昨日は母と珍しく2人で飲みに行き、ひょんなことから父の話になった。

父は平成最後の夏にガンで亡くなっており、54歳でこの世を去った。闘病生活を支えるのはとても大変だった。正直時間も体力もお金も4年くらい削られ続けたと思う。

父のことは嫌いじゃなかったけど、父のこともまた苦手だった。

怒ると怒鳴るし殴られるので、子供の頃は父が怒らないように気をつけながら生活をしていた。

幸い私は末っ子なので兄と姉が怒られるタイミングを学び、極力地雷を踏まない瞬時に空気を読むスキルを身につけた。

しかった時もあった。子供の頃車で遠出した帰りに寝てしまった私を寝室まで運んでくれたのが嬉しくてわざと寝たフリをしていたこともあった。

まあ、基本的に家にいなかったから思い出はあんまりないのだけど。

とにかく怖くて強くて敵わない存在だった父が、最後の方はカリカリに痩せこけて弱々しい存在になってしまたことが結構ショックだった感情はいまだに鮮明に思い出す。

会話ができない母、怒ると暴力的になる父の2人が円満な家庭を築けるハズもなく両親はめちゃくちゃ不仲だった。

お互いの悪口を聞かされて育ったのであった。

子供心に「なんで早く離婚しないんだろう」と常に思ってた。

と、いう感じの両親だったのだけど昨日母から新事実を聞かされる

母「私実は2人堕ろしてるんだよね」

えええ??

聞くところによると

堕ろした

堕ろした

という家族(?)構成だったらしい

まじかよ…

父は全然避妊してくれず、堕ろさざるを得ない経済状況だったらしく、姉の時も平然と「堕ろさないの?」と聞いてくるような人だったらしい

うその頃から夫婦仲は基本的に終わってたらしく、私が成人したあたりで母は離婚しようしていたらしい

そんな時に父のステージ4のガンが見つかって、介護生活が始まったのだとか。

父が亡くなりそうな時期に、勘当していた兄に連絡をした。

(兄は親戚中に借金を作りまくり、誰が何を言っても改善余地はなく、もうどうしようもないやつだったので勘当していた)

結局間に合わず葬式で5年振りくらいに再会した。

これから心を入れ替えて力を合わせて頑張ろう!という話をしていたのだけど、まさかのその直後に窃盗で捕まり執行猶予になっている。クズです。

しかも父の死後借金400万が残っているということが発覚した。生命保険ガン保険も入っていなかった。

なんとか相続放棄できたけど、一家危機ではあった。母は専業主婦パート暮らしからいまだに経済の自立ができてない状態で娘から仕送り必要ではある。送れる金額は少額だけど。

なんでこんな感じなんだろうな…

多くは望まないけど、もう少し普通の家庭に生まれたかったと思う。むしろなんなら生まれてきたくはなかった。この世に。めんどくさい、色々

人生は楽しくはあるけど、根本的に生きることに積極的ではない。

デスノートが手元にあったら即自分名前を書くし、進撃の巨人ではジーク思想にひどく共感してしまう。

まあ何が言いたかたかというと、愛のない家庭で避妊しなかっただけで産まれちゃった存在なんだな、私はこの世に。

ということが分かった。

あと、母の苦労も分かった。それは性格歪むよね。

家族の中で唯一姉はまともで、優しくイイ奴。ほんとになんでこんな環境で優しく真面目に育ったんだ…。

人をなかなか信用できない人間に育った私も、姉だけはこの世で唯一全力で信頼できる。

そんな姉が最近妊活を頑張り、無事妊娠。望まれ子供だ。母体健康でいてくれることを願う。

それだけが私の家族関係の中での唯一の希望です。

まとまりない長い文章だけど、読んでくれてありがとうございました、、!匿名インターネットって本当にありがたい。ほんのちょっとちょっとだけスッキリたかもしれない。

咀嚼にまだ一ヶ月はかかりそうだ。

おわり!

anond:20240904222054

こっちを嘘つき扱いしてるけど考え方としてちゃんとあるんだよなあ

https://www5a.biglobe.ne.jp/~kaisunao/ken-jinken/16eigyo.htm

営業=22/29条

 営業自由営業する自由営業活動自由に分けることができ、前者の自由は22条の自由であるが、営業活動自由29条財産権保障の中で読むべきである

今村成和「『営業自由』の公権規制ジュリスト460号41頁以下)

職業決定の自由は本条項(22条)を根拠とするが、職業活動自由は、ー自営業にあっては、ー本条項のほか29条1項を根拠とする。」

長尾一紘日本国憲法」第3版260頁)

   自ら営業主体となって活動する⇒営業自由職業遂行自由

   被用者として営業活動をする  ⇒営業自由財産権自由29条

    ○ 浦部法穂によれば、今やこれが通説という(『全訂憲法学教室』216頁。)。

 この説の理由付けの例

「この見解は、職業選択自由が、人間がその能力発揮の場の選択保障するものとして、いかなる社会体制にも通用する普遍的原理であるのに対して、営業自由資本主義社会に固有の原理であるという基本的認識根底にあり、また、権利の制約の範囲について、前者は、それが、人間能力の発揮の場であるのに鑑み、その自由は、十分に尊重されなくてはならないのであるが、精神的自由とは異なり、他人生活に密接な関連を有するものであるのに対して、後者については、資本財としての財産権行使自由には、自由主義経済の法的市中としての役割があるために、高度の統制を必要とするというのである。このような見解は、同じく経済自由といっても、憲法22条29条の管に性質上の際があることに着目し、職業選択自由営業自由との関係を明確にしたものとして支持できるのである。」

(『憲法Ⅱ』青林書院91頁、中村睦男執筆分)

(五) 営業29条

営業活動企業活動をおこなうのは、とりもなおさず、みずから所有権財産権)を行使することにほかならない」

奥平康弘憲法Ⅲ 憲法保障する権利有斐閣法学叢書221頁)。

長者番付」を復活せよ

消費税増税によって、庶民生活ますます厳しくなり、結果として消費が冷え込み、経済全体が停滞している。また、かつてのように物質的な欲求成功への強い意欲が薄れ、多くの人々が経済活動に対する熱量を失っている。この背景を無視して、ただ税率を上げるだけでは、事態悪化する一方だ。

所得税を上げれば優秀な人材海外に逃げ、法人税を増やせば企業海外移転を加速させるだけだ。そして最近議論されている「金融所得課税」にも同様のリスクがある。富裕層資産海外に移すか、投資意欲そのものが減退するだけだ。金融市場が萎縮すれば、最終的には国全体の資本流動性が低下し、結果的経済の成長が阻害される。

このままでは「低欲望社会」の硬直化が進み、経済成長はますます遠のくばかりだ。そこで必要なのは発想の転換だ。いかにして「増税したくなる」ような仕組みを作り出すかが鍵となる。

私が提案したいのが、「長者番付」の復活だ。かつて高額納税者公示するこの制度は、富裕層にとって名誉象徴だった。これを復活させれば、富裕層納税一種競争と捉え、我こそはと納税額を競い合うようになるだろう。

現代日本は「低欲望社会」にあり、多くの人々が物質的な欲望を失っている。しかし、富裕層には名誉社会ステータスへの欲求が残っている。節税エネルギーを注ぐよりも、「長者番付名前を載せること」がステータスとなれば、納税意欲が高まり富裕層自発的納税を増やすだろう。金融所得課税のような罰則的なアプローチではなく、競争心と名誉心を刺激する方法必要なのだ

日中自民党総裁選が行われるが、候補者にはぜひこの「長者番付復活」を真剣検討してもらいたい。低欲望社会突破し、富裕層競争心を再び経済に取り込むためには、名誉ステータスを賭けた新しい仕組みが不可欠なのである

北海道ニセコでは公然外国人差別が行われていたが?

外国人観光客が多すぎて屋台やら地元飲食店の値段が爆上がりして

一方で日本人には地元価格で売ってる例がかなりあった

観光客ザンギ1パック1500円、ラーメン3000円、民泊一棟貸しで20

これはあきらかに外国人差別だけど、地元経済を守るためでもあるんだよな

出生率0の国を維持する方法

発展しないまでも、どうすれば終わりまで維持できるか。3つの方向性を考えたい。私からはこれらを提示するので、あと1つを教えて欲しい。

世界で売れるものを作って輸出しまくる

海外市場を当てにする。ただ、当てにされた海外からは疎まれるかもしれない。また、本当に売れるものを作れるかは何ら確証はない。

給与需要を上げていく

減っていく人口経済を縮小しながら維持する。しかし、今より社会保障割合が増え、年を経るにつれてしんどくなる。

移民を入れる

常に移民を入れて、AKBとかのようにメンバーを入れ替えていく。これがこの中では現実的かもしれない。

イカレズの話から女性だけの街」がどうなるか考えてみたけど

ゴミは回収されず経済も衰退して、すぐ破綻しそうやな

2024-09-03

不妊治療テレワーク社内ニート

全社的な出社10~40%要求と、割と自由上司と、割と自由な同僚と、PJ狭間勉強ぐらいしかすることがない社会人にあるまじき暇さが重なり、

のびのびと不妊治療に取り組めている。でも内心は不安でヨロヨロだ。

現在、採卵周期で3日に1回ぐらい受診している。採血と結果待ちもあり、毎回2-3時間ほど拘束される。待合でちょろちょろとテレワークをしている。

今日は思ったほど卵胞が育っておらず、また数日後に受診の運びとなった。PCOS気味なのである

こんな風に、予定は立たないわ、内臓位置問題で内診が痛くてぐったりするわ、薬の副作用でもぐったりするわ、仕事が忙しかったら使い物にならないし、どちらかが無理だったかもしれない。

仕事と挙児どちらか選ぶなら、後者を選ぶ。

でも挙児は選ぶことができないから、働き続ける。キャリアを途絶えさせたら、二度とここに戻ってこれないだろうし。それに、不妊治療保険適用になったけど、やっぱりお金が掛かるからインカム重要だ。

会計は各種検査と薬あわせて軽く1万円を超える。

今後採卵と移植でも数万円ずつ、さら先進医療を使う予定で、それに10万円以上の支払いが確定している。

2、3ヶ月、限度いっぱい、またはそれに近い治療費+先進医療費が掛かったら、なかなかの経済負担だ。

保険適用になったとはいえ、割と負担は重い。

経済基盤が怪しかったらちょっと選択が難しそうだ。片働きでは負担感はさらに増すだろう。

しかし私の労働環境はかなり恵まれている方のはずなので、多くの治療中の女性家族精神的にも金銭的にももっと苦しい思いをしているのではないだろうか。

民間保険で色々カバーできるが、加入からある程度の年月が経過するまでは不妊治療は免責だったりするので気を付けたい。

今日日本では、挙児希望カップルの10-15%が不妊に悩んでいるらしい。

2022年に出生した子供の1割は体外受精経由で、総数77k人だったそうだ。

その割合からすると、挙児希望カップル不妊率はもっと高いはずじゃなかろうか。前に示したように治療ハードルは依然低いとは言えないし、体外受精以前の不妊治療もあるし、それになにより授かれない人もいるのだから

全員がぽろっと授かれたら出生数は万単位で増えるのかな。

キャベツ畑でとれたらいいのにな。

どうして子供ができないんだろうね。欲しいのに。いつも不安でいっぱいだからなのかな。

anond:20240903131659

「でも、結果的に良かったじゃん」

って武勇伝が一昔前にはいっぱいあったんだよ

その成功体験に感化されて猫も杓子も実行して

日本経済ぐだぐだになっちゃったんだけどね

世の中って本当にガキコンテンツ中心だよね


40中盤だけど、マジで世の中の物が子供騙しみたいに思えてきた。

会社仕事経済ホント子供騙し競争競争競争。良い様に煽られてるだけじゃん。何がGDPだよ、くだらない。子供騙しに付き合ってられない。

人生一度しか無いのにそんなに働いてどうすんねん。ファイアだのコスパだのガジェットだのコーナーで差を付けろかよ(笑) ガキ過ぎるんだよな考え方が全て競争で。ガキコンテンツだらけでホント辛い。

 

中年面白いと思う物ってホント無いな。ホント40代男性は何のために生きているのか教えてほしいじゃないけどホントそんな感じだよ。

おお、岡本太郎批判にそのまま使えそうだ。本来万博会場全体の予算であったもの太陽の塔ひとつに使ってしまい、途中で発覚し慌てて止めようとしたが時すでに遅し。あの塔が完成した

[B! 万博] サクッと調べたので間違えてるかもしれんが 万博会場の建ぺい率は70%な..

  

id:tapi423さま、コメントありがとうございます

上記コメント太陽の塔内部の展示資料パンフレットを読んだ私の記憶をもとに書いたのですが、改めて調べたところ

万博会場全体 → テーマ館の展示全体 

の間違いだと思います。いい加減なことを書いて申し訳ありません。ブコメ修正しておきます

 

ただ太陽の塔建設は当時大変揉めていたこと、岡本太郎勝手暴走したこと事実のようです。

以下、参考になりそうなページをまとめておきます

 

岡本と丹下の対立

会場計画プロデューサー丹下健三氏と岡本太郎の取っ組み合いの喧嘩がさまざまな記事言及されています

中でも堺屋太一氏による「地上最大の行事 万博博覧会」は当事者による記述として興味深いので引用しま

 

計画が出されたとき、万国博開催期間は梅雨の時期も含まれるため、人を集めるには「屋根」が必要だという意見が出た。しかし、これほど巨大な建造物屋根をどのように作るのか、技術的な解決策は見えてこない。建設省や通産省から安全性危惧し、縮小変更を訴える声が強かった。

  

(中略: ここから大屋建設の苦労が語られますが省略します)

 

お祭り広場建築軌道に乗り始めたと思った矢先のことだった。展示プロデューサー岡本太郎氏が、お祭り広場大屋根の真ん前に、塔をつくると言い出した。これが、かの「太陽の塔である

岡本氏の発言を聞いた丹下氏の顔色が変わった。

「すでにシンボルタワーは菊竹清訓氏が設計していますあなたは展示プロデューサーなのだから、展示に集中してください」

菊竹氏が設計した蜂の巣状のシンボルタワーは、会場の南端に建てる予定で計画が進んでいた。しか岡本氏は一歩も引かない。

「万国博の展示の中心には、一眼でわかるような造形が必要です。一番目立つ展示を私は考えました」と言ってスケッチブック4冊ほどを取り出した。そこには「太陽の塔」のスケッチが200枚くらい描かれていた。(中略)岡本氏の熱弁を聞いたところで、もちろん丹下氏は納得しない。丹下氏の口調は次第に厳しくなり、

「お前にそんなものを造る権利はない」「造るとしても、目立つところにあるのは許さない」

どうしても造るなら、お祭り広場屋根設計を変更して、太陽の塔屋根で囲って見えないようにする、とまで丹下氏は言った。

すると岡本太郎氏は烈火の如く怒り、関係者のいる前で2人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。互いの弟子たちは喧嘩を止めるどころか加勢し、手のつけられない状態になった。慌てた私はいったん通産省が引き取りますと2人を制したが、「引き取るとはどういうことだ」と、今度は私が2人に罵倒される始末だった。結局、大屋根の中央に大きな丸い穴をあけて「太陽の塔」を突き抜けさせるという妥協案に落ち着くまでに1ヶ月かかった。

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p269~p280)

 

このように「太陽の塔」はもともとシンボルタワーとして造られたものではなかったが、結果的に二つのタワーが万国博に登場した。岡本太郎氏は「自分太陽の塔と、菊竹氏のタワー、どちらが真のシンボルタワーかは大衆審査に委ねるべきだ」という考えを示した。と同時に「自分には自信がある」ということを盛んに表明した。この勝負岡本太郎氏に軍配が上がったことは歴史証明している

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p282)

 

なお、著者である界屋太一氏は通商産業(現経済産業)省の方であること、出版2018年であることは注意が必要です。

まるで仲介役をしていたような書き方ですが、以下の小松左京氏の著書によれば通産省も強固に反対していたようです。

当初の見解とは大きく異なり太陽の塔歴史シンボルになってしまったせいで不都合なことはみんなちょっとずつ伏せている感じはありますね。

 

小松左京ライブラリ

予算といえば、あの「エキスポの顔」といわれた高さ六十メートル名物太陽の塔」があやうく消えかかったことがある。テーマ展示の、総予算は前にもいったように建設費こみのあち見つもりで三十億は必要だと、岡本氏のスタッフははじき出していた。(この金額理事会説明する時、岡本氏はテーマ展示には「最低三十万円」必要だ、とやってしまった。石坂会長の「明治四十五年の万国博」とともに万国博の二大迷言とされている)

 大蔵省筋はこの規模を内々に承認していたが、監督官庁の通産側は、あまり正面に大きなものを建てられると、ホストカントリー日本政府館が目だたなくなる、という理由強硬に反対した、テーマ展示の稔予算はせいぜい三、四億でいい、というのだ。モントリオールテーマ予算百億と大変なひらきだ。そんな予算ではとてもテーマ展示はできないとプロデューサー側がいうと、もともとテーマなんてものは万風博にはいらないものだ、とまで極言した。

(中略)

 予算の三倍にふくれ上った見つもりをむりやり削るのは大変な作業だった。業者サイドと一項目ずつ検討し、全体の仕様をかえ、やっと予算の倍ぐらいまで削った。だがそれをさらに半分にするのは、背筋の寒くなるような作業だった。

場合によっては、石を一つころがしておいても、これが「根源の世界」だとひらきなおってみせると豪語していたものの、当初のイメージが、はなはだしく萎縮してしまうのはさけられなかった。それに私は平野氏と話しあって、第三スペース「心の世界」に展示する、海外民俗資料収集のための、予算千万円は、最初からおさえて、絶対手をつけないことにしていた。一・五倍にまできりつめる時、展示構想を基本からやりかえなければならないところにまできた。

テーマ展示に関わった小松左京氏が予算で苦労する様子が書かれています現在国立民族学博物館小松左京氏と平野氏が守ったのですね。知りませんでした。

 

 

余談ですが、調べていて個人的面白いと思ったところ:

  

 

追記:誤字修正しました

丹下健三郎氏 → 丹下健三

id:ryotarox さんありがとう!)

  

id:tapi423 さん、こちらこそどうもありがとう

色々知ることができて面白かったです。ブコメも興味深く読ませてもらいました。

anond:20240902215013

マッマに孫見せてやりたかったがもうおらんし

どーでもえーわ

ワイが生きてる間だけ治安経済と娯楽が維持されていれば後のことは知らん

共同体の変遷と推し

日本社会における共同体形態は、時代とともに大きく変化してきた。かつての故郷を中心とした共同体から会社中心の社会、そして現代の「推し活」に至るまで、その変遷は日本人生活価値観の変化を如実に表している。本稿では、これらの変化を考察し、各時代共同体が持つ特徴と、その基盤となるものの変化について探る。

まず、最も古い形態共同体として、「故郷」に焦点を当てよう。故郷という共同体の最大の特徴は、その「大地」に根ざした不変性にある。人々は同じ土地で生まれ育ち、その土地文化伝統を共有することで強い絆を形成していた。この共同体は、地縁血縁に基づく強固な結びつきを持ち、相互扶助精神根付いていた。自然災害飢饉などの危機に際しても、互いに助け合い、乗り越えていく力を持っていたのである

しかし、明治以降近代化と、特に戦後高度経済成長期において、日本社会は大きな変容を遂げる。地方から都市部への大規模な人口移動が起こり、故郷が担っていた共同体としての機能は徐々に失われていった。その代わりに台頭してきたのが、「会社」という新たな共同体である

会社は、故郷が担っていた共同体機能代替し、終身雇用家族経営など、日本独自の特徴を持つ相互扶助を実現する場となった。ここでの結束の軸は「生産である社員会社生産活動従事することで、安定した収入社会的地位を得ると同時に、会社を通じて新たな人間関係を構築した。会社という共同体は、個人生活を支える基盤となり、そこでの人間関係は時に家族以上に親密なものとなった。

しかし、バブル崩壊後の経済停滞と新自由主義の台頭により、会社という共同体の力は徐々に弱まっていく。終身雇用制度崩壊成果主義の導入により、会社個人関係性は大きく変化し、かつてのような強固な絆は失われていった。日本人は再び連帯を失いかけたのである

そんな中で台頭してきたのが、「推し活」を中心とした新たな共同体である推し活とは、特定アイドルアーティストキャラクターなどを熱心に応援する活動を指す。この新しい形態共同体は、80年代オタクカルチャーとは異なり、より「共同体的」な性質を持っている。

オタクカルチャー個人趣味や嗜好を強調し、それが結果的既存共同体からの逃避や代替の場として機能していたのに対し、推し活はむしろ個人を再び共同体的な枠組みに引き戻す役割果たしている。推し活を通じて人々は、共通の関心を持つ他者との連帯感を感じ、コミュニティ形成している。このコミュニティは、かつての故郷会社が持っていた連帯感に似た役割果たしているのである

しかし、ここで注目すべきは、これらの共同体がそれぞれ何に根ざしているかという点である故郷は「大地」に、会社は「生産」に、そして推し活は「消費」に根ざしている。この変遷は、共同体としての強度が徐々に弱くなっていることを示唆している。

大地に根ざした故郷は、よほどのことがない限りなくならない。生産に根ざした会社も、人が生きている限り必要不可欠なものであり、個々の会社栄枯盛衰はあれど、会社という制度自体はなくならない。会社を移動することで共同体を失うリスクは最低限担保される。

しかし、消費に根ざしている推し活は、消費するための財がなければその共同体に参加することはできない。財とは個人的なものであり、財を失ったときに補完してくれる基盤はほぼない。生活保護などのセーフティネット存在するが、それを受給することは推し活に回す余剰がほぼない状態意味する。

したがって、推し活による共同体は極めて脆弱な基盤の上に成り立っているため、その財を得るために無茶な行為を働きかねないというリスクにつながる。これを読んでいる皆さんの周辺でもそのような現象枚挙にいとまがないであろう。

このように、日本共同体の変遷は、社会近代化個人主義化の過程を反映している。大地から生産、そして消費へと基盤が変化する中で、共同体の強度は弱まり個人が抱えるリスクは増大している。

推し活という新しい共同体の形は、現代人のニーズに応える一方で、社会の安定性という観点から課題を抱えている。今後の社会は、この新たな形の共同体がもたらす利点を活かしつつ、その脆弱性にどう対処していくかが課題となるだろう。

私たちは、これらの課題に対して、どのような社会システム価値観の変革が必要となるのか、真剣に考える必要がある。消費に基づく共同体脆弱性を補完する新たな社会セーフティネットの構築や、消費以外の要素で人々を結びつける新たな共同体の形の模索など、様々な角度からアプローチが求められている。

日本社会が直面するこの構造的変化は、単なる社会現象ではなく、私たち生き方幸福のあり方に深く関わる問題である共同体の変遷を通じて私たちが失ってきたものと、新たに獲得したものを冷静に見極め、より強固で持続可能社会の構築に向けて、一人一人が考え、行動していくことが重要だ。そうすることで初めて、推し活に代表される新しい形の共同体と、伝統的な共同体の良さを両立させた、真に豊かな社会を実現できるのではないだろうか。

はてサ河野太郎支持じゃないとおかしいだろ 

河野太郎氏「効率が上がらない企業は終わりにする」「働いている人は保証政治ジャーナリスト「血を見る改革議員票が取れるか心配

https://times.abema.tv/articles/-/10140966


いつも言ってたことじゃん

tikani_nemuru_M 時給が不当に高い、とか抜かしている経営者はさっさと廃業して労働者になればいいんだよ。時給が不当に高くて楽なんだからいうことないじゃないか文句わずに払うか廃業しろ

segawashin 日本長寿企業他国に比べても図抜けて多くて、なぜか美徳みたいに語られたりもするけど、要は利潤を上げられない企業が退場させられない変な構造があるからだよね。経済としても不健全なんだからどうぞご退場を。



こういうの

単身世帯化の日本経済への影響 ─ FIRE願望と結びつくと人手不足は深刻

https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/research/insight/2024/insight-jp240829.html

・単身世帯化がFIRE早期退職)願望と結びつく場合には、人口減少+高齢化による構造的な人手不足さらに加速する要因となりうる


これなぁ、俺は今40代独身でこれまで正社員としてサラリーマンをやったことがない、最長で6ヶ月の契約社員だ。

それ以外は短期バイトを繰り返しながら相場を張り続け、2020年以降ようやくFXでのデイトレが安定し始めバイトを辞めた。

今年はだいたい平均すると1日510万の稼ぎで月単位でのマイナスはない、このまま行くと今年の収入は1500万前後じゃないかと思う。


おそらく俺自身個人投資家と名乗るのが最も正しいと思うが、当然何らかの労働力にはなっていないし、納税額以外で社会の役に立っていないという実感がある。

からといって今から何処かに働きに出ていって、労働力にはなるかもしれないが、不快になりながら1日に数千円稼ぐ生活をしたいとも思わないのだ。

2024-09-02

anond:20240902101741

普通に食べ放題とかなんかもうおっさんとか数皿以上食べてるのに同金額とか腹立たしいんで行かないんだよね。食ってろ、みたいな気分になる。

性別で分けず、量に対して課金にすればいいんだよ焼肉ライクとかそれじゃん。

で、女を安くすると男がついてくる、女は男の財布目当てか、っていうのは多分違う。今時人に払って食う飯が楽しい人はそもそも牛角になんか来ない。ていうか人に出させてるの気持ち悪い。

男がついてくるのは本当。なんでもそうだけどおっさん経済を回すよりおばさんの経済回した方が少額の場合活性する。

擁護でもなんでもないし、牛角勝負下手だなって思うけど、牛角プランミソジニーのっけてブヒブヒ言ってるの、悲しくならないのかな。よしんば君たちのママが今の君を見たら悲しいと思うよ。ああママがそう育てたんだからしょうがないね

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