はてなキーワード: 海外市場とは
ふと昔のVに関する記事を追っていたら2018年の以下の記事が見つかった。
Vtuber市場、供給過多で早くも飽和気味 : 市況かぶ全力2階建
https://kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/kabumatome.doorblog.jp/archives/65925486.html
当時のコメント欄が未来を見通していたり、あるいは全く外れていたりして面白かったのでコメントをとりあげて語ってみたいと思う。
・順調にセカンドライフ化していってる。
セカンドライフとの比較が結構見られた。確かにこの時期はいろんな企業が独自にVを立ち上げたりしていたので、そう感じたのもわかる。実際マネタイズがうまくいかなくなって消えていった事務所も見てきた。
潜在需要をうまくマネタイズできたのがえにからやカバーなのだろう。
・んで比較対象にセカンドライフ?あれはオンゲーでしょ?Vtuberはどういうものか皆ちゃんとわかってる? / だからyoutuberの枝分かれした1ジャンルに過ぎない言うてんのに何勝手に大きな期待して勝手に失望してんの君ら。
この見方は正しかったと思う。自分も動画製作者・配信者・ストリーマーのバリエーションのひとつと見てる。そしてここ数年でこのジャンル自体が大きく成長したのだと思う。
・結局先行者だったキズナアイとソレに続いてクラスタ分けされた、シロ・アカリ・ルナ、あとはこれらの環境をはじめて一人でやってしまった元祖バ美肉のじゃおじ、くらいしか生き残らなさそう。
・新しい文化はゆっくり醸造していくものだからな。今はガートナーのハイプサイクル的には失望期に向かってる。あと5年は掛かるんじゃね/現状は素材提供する受託側が儲かる状態/四天王と委員長は絶対安全圏だな
泣いていいか?
この頃には既に流れが来ていたが、2018年以降生配信の2DのVが業界を席巻するようになり、四天王は相対的に影響力を弱めていくことになる。
コメント欄で全く言及もされていないホロライブがここまで伸びると予想していた人はいたんだろうか。
・Vtuber総数は推計5000人、に驚愕。そりゃ多過ぎだな…もっとも、YouTuber自体がレッドオーシャンの極致なわけだが…。/企業が本気でコンテンツ制作に取り組んでくれるのは、官製「クールジャパン」よりよほど良いと思う。
・まさにレッドオーシャンですね
・パイ全体が小さいから、参入が増えると一瞬でレッドオーシャン化。利益度外視の趣味でやってる個人ならともかく、時間当たり人件費が明確な企業がペイできるだろうか?
・要は10数年前に流行したバーチャルネットアイドルのガワを売れないyoutuberに被せただけのもんなんだからこうなるのは自明だったと思うんだがブルーオーシャンだと思われてたのか・・・大丈夫か広告業界
・つぶしあえー(オッさん声で)/ここはブルーオーシャン、って乗り込んでみたはいいが死屍累々って構図すごく好き。傍から見る分にはエンターテインメント。中はきっと大変だろうけど。
とうとう2万人突破したぜ。
VTuber(バーチャルYouTuber)、ついに2万人を突破(ユーザーローカル調べ)
https://www.userlocal.jp/press/20221129vt/
上の記事にあるトップ10のうちキズナアイ以外は2018年にはいなかったことを考えると、まだ全然ブルーオーシャンだったのかもね。(追記:フブキもいた)
今年はぶいすぽっ!が急成長していたりと、売り方によっては出来ることはあると思う。(コミケのグッズ販売で300分行列はびっくりした)
先人の開拓のおかげでパイはだいぶ大きくなったと思うが、それでもまだ小さいとは思うので今後も期待。
黒船というか、ホロENとかにじENが海外市場の広さ・強さを証明していて強いなぁ…とは思った。
VShojoはどうなのかな。
・ゆるキャラめいてきた
・金かけられるなら中身おっさんより本物美少女のほうがコストそんなに変わらない割にマス受けするわな・・・Vtuberは見るものじゃなくてなるものやろ
・女子ウケしないものが流行った試しがない。女性には、中がオッサンってバレバレだから、Vtuberなんて誰も近づかないし話題にすらしない。
・「中の人がオッサンでも組織力でバックアップ」の強みが「PVが伸びなくても人件費がガンガン出ていく」弱みに。これソシャゲの悪いパターンじゃね
今だと「中身おっさんが〜」というのはあまりにも無見識だけど、2018年当時は本当によく言われていた。
女性ウケについては、努力の甲斐あったのか最近は女性リスナーが増えたなと思う(少なくともにじさんじは)
えにからのIRだとリスナーの男女比率は半々くらい。実際にじフェス(リアルイベント)を見てる感じ、肌感覚とも合致している。
・vtuberもそろそろ終わりか。
・スーツにネクタイ締めた連中が金目当てで参入しはじめたらそらもう終わりよ
・Vtuberかぁ、三次元モデルに喋らせたり踊らせたりして配信してるのかなと調べないでいる内にもう下火になってきてた。コンテンツの消費が早すぎる。
・騒がれ始めてからのコンテンツの消費速度が凄かったしこんなものでは。現状人気あるものとバ美肉おじさんみたいにコミュニケーションツールとしてVR使ってるのぐらいしか残らないかもね
・京都出身の某若手映画監督・脚本家の人のツイキャスを見てたときに「飲みの席で某広告代理店の人から『Vtuber、勉強しといたほうが良いよ』と言われた」という話を聞いて、嗚呼、炭鉱のカナリアが死んだと思いましたね
・酷い業績でこれをやれるハートの強さ 同人イベント(コミケなど)で人気がない事を知り、ステマに近いゴリ押し事業なんだと悟った。供給過多にもなるし、飽和状態にもなりますわ。
オワコンと言われ続けて早4年、コミケのジャンルではVtuberが最大手になりました。炭鉱のカナリア、死ぬには早すぎたな。
プリコネに限らずサイゲは割と積極的だったよね。ゴルシとか既に誕生してたし。
・全員追ってた人がどうなったか気になるね…
確かにどうなったんだろう。
・ニコニコ動画の時からいい続けているけど、ネットの面白さってアマチュアの面白さだから、お金かけてプロの面白さにしても、アマチュア特有の雑味や体当たり感が失われて重しrくなくなることがざらにあるのよねぇ…
わからないでもないが、アマチュア特有の雑味や体当たりをしてみたら炎上するようになって、色々と世の中変わってきたのを感じる。
・ゴールデンウィークのぽんぽこ24時間生放送の後ぐらいをピークとしているの実感と符合する(わからない人にいっておくとvtuber史に残るイベントです)(vtuber視聴者としての意見です)(由持早く喉がよくなるといいね)
ぽんぽこ24時間も恒例イベントになって久しいけれど、見る視聴者は割と固定されてる感じはするんだよな。
当時は界隈のファンみんなが見てた気がするんだけど。
指摘の通り、人気者を技術力で魅力的に表現する機会は増えたが、技術力で人気が出ることはない。
・一時期のビットコインみたいになってきた。今参入しちゃだめだ。
この頃のBTCは1BTC=6,400ドルくらい。大暴落を経ても今日は16,566ドルくらいだから、参入しておけばちょっとは儲かったな。
記事の宏光MINI EV全幅が正しいとして、広くする方は簡単。でも幅を狭くするのは自動車の設計の中でも一番難しい。フェンダやドアに膨らませてある要素があれば片側7mm痩せればよいけど、その寸法を考慮していなかったら相当に厳しいかな。トレッドまで変更するとなると車両の基本のディメンジョンを変更せざるを得ないし、記事内容ほど簡単には日本の車両法規制に対処できないかもしれない。逆に対処できて、相応の販売店、整備拠点を確保出来たら一定数が売れるかもしれない。
スペックだけでなく、販売後の部品供給などの問題も考えるとなかなか難しいのではないかな。
「軽」の枠にとらわれない小型・低価格のEVをもっと世に出すべきだ。とか
この記事書いている人は本当のEV車の実態を知らない人だと思います。日本のEV車は何度も耐久テストを重ねたりバッテリーの衝突事故の火災防止対策を念入りに行われていて日本のEV車が火災事故を起こした話はほとんど聞いたことがありません。海外のテスラ車も韓国のEV車も衝突事故による火災が頻繁に起きておりその真実を報道しないマスコミもだらしないです。それからEV車が中古で出回ることがほとんどないのは交換用バッテリーが高く採算が合わないからです。毎年中国や海外では数百万台の中古EV車の廃車が行われていることも知ってほしいです。
ことごとく安さが売りでしたが、品質も装備も微妙で販売台数は伸びず今では忘れ去られています。
今の海外勢は日本車と比べて遜色無いと言われていますが、最新のドイツ車ですら日本車よりトラブルが多いと避けられる節が今でもあります。
再進出したヒョンデも目の肥えた日本人相手に勝負するのは並大抵では無く逆に評価されれば世界でも通用出来るとコメントするほど日本市場は厳しい戦場のようですから、スマホと違って高価で命を預ける車はシェアを伸ばすのは大変でしょう。
まず気になる点は、衝突安全性。
前提として、平均的な軽自動車の衝突安全性を大幅に下回るレベルであれば、輸入を許可しないで頂きたい。
また、同様に高速走行に動的不安のある車体であれば、自動車専用道路での走行を禁じる等の制約を設けるべきであろう。
国土交通省と自動車事故対策機構による試験により、しっかりと合格レベルであれば何も言わない。話はまずそこから。
現代の車に求められる事は、環境問題もそうだが安全性の確保。これを抜きに単純にEVだから軽を駆逐出来る訳でも無く、その意味では日本の車市場は甘くない筈だ。
普通の軽自動車規格に準拠しようとしたら、かなりの改造が必要です。その結果、重量も増え価格も高くなります。
なので、このような中国産EV車が、直ちに日本の軽自動車市場を圧迫するということは、ちょっと考えにくいです。
販売するとしたら、超小型モビリティ規格で販売されるはず。超小型モビリティは EVと相性が良い。超小型モビリティの利用が増えて来れば、通常の軽自動車もある程度の影響を受けるようになるかもしれません。
超小型モビリティは、これから普及してくるカテゴリーなので、これからどうなるかははっきり言ってわからない。
個人的には、75歳以上の高齢者は、自動的に超小型モビリティ限定免許にして欲しい。
宏光MINI EVを受け入れるような割り切れる国民ならば、そもそも「ガラパゴス」なんて状況にならない……。
そういう国民になるべきか否か、という議論はした方がいいと思う。
で、国民が「割り切り」をちゃんと受け入れるというならば、別に宏光MINIを受け入れずとも、日本人がそういうクルマを作れば良い。
議論から目を背け、革新したい勢がこういう「黒船」使って無理やりやろうとすると、様々な「副作用」で疲弊するんだよね。
自動車の安全性に関しては国際規格があり、日本だけガラパゴスになっていない。
東南アジア、中国では、予防安全、衝突安全の規格が不十分であり、この試験技術も遅れている。
バックミラーが片側だけなど部品が削れるところを削るのは、インドでも実施済。
それでも良いと価格重視で購入する購買層は、経済力の関係で各国にいる。
最近、中国BYDがEV車を生産し、日本で販売することを公表。この価格は400万円以上。
中国製品が、労働力等で低価格化しても限界がある。加えて安全性、走行性を確保するとなると欧米のシステム製品、センサーなどの部品を使用し、低価格化の限界がある。
この安全性、走行性を求めるとなると日本製品が、世界でも一定の市場確保は確実。
安全性の低いEV車は、ゴルフカートなどの限定された市場になる。
最近、この手の記事が増えているが、視点がズレているのではないか。日本でも、2025年から自動運転のタクシーの実用化がはじまるそうだ。まずは、電車のように遠隔で見守りしながらという事のようだが、それでも運転手が必要なくなれば、値段も安くなるだろうし、利用しやすくなるだろう。特に都市部であれば、自動車を持つランニングコストを考えれば、自動運転のタクシーを選ぶのではないか。これは以前から言われている事だが、自動車はこれから公共交通に変わっていくだろう。それもおそらく、10年以内位のスパンで急激に変わる可能性がある。ホンダとソニーの提携も、それを見越しての事ではないのか。日本メーカーが考えるべきは、交通システムとしての自動車であって、安売り競争に参加する事ではないだろう。
サクラなど軽BEVで、高速安定性だとか、走りや内装の質感だとかを無駄に?追求することが、価格高騰につながっているのなら、そういう部分を簡略化した、低価格な軽自動車を開発して欲しいし、それなら(場合によっては海外市場も含めて)一定のニーズはあると思うのだが・・・
宏光の車が日本でそのニーズを充足するかどうかは、微妙な気がする。一方で、これが実際に日本導入されて、そこそこ売れるようなことになれば、軽自動車が壊滅するとまでは思えないものの、まず軽BEVの将来は真っ暗なものになるだろうなとも思う。
「ガラパゴス」「黒船」みたいな結論ありきな言葉は止めて実質で評論して欲しいもの。
EVの地域適合性が普及の鍵となると思う。
寒冷地ではバッテリーの性能低下やエアコンに割かれる電力が問題になる。
車に拘りの無い一般の人にとって走りは当たり前に走れればそれで良いだろう。
寒冷地で残りの走行距離を取るか、暖かさを取るかの苦渋の選択を強いられるような車は避けられると思う。
近代のEVはオープンカーから出始めた事と無関係ではないと思う。
プロパンガススタンドが主流でガソリンスタンドが稀ならプロパン車を買うし殆どのスタンドがチャージステーションになればEVを買うと思う。
例えば人手で扱えるバッテリーの規格が統一され、小型車は二個、大型車は六個とかの充電済みバッテリーを交換して短時間で満タンに出来るシステムの出現を期待したい。https://news.yahoo.co.jp/articles/62c99c84ff8ebb9aafd24d4ea8acfe5e5f01d578
2022/10/11TBSラジオ、アフター6ジャンクション、
アニメジャーナリスト数土直志の「2022年秋アニメから見えるアニメビジネスのトレンド」まとめ
・ただでさえ強かったジャンプがさらに強くなり、今はジャンプ一強状態
・ジャンププラスで紙媒体の限界を超えた原作供給量を確保した結果、
・アニメ制作費の高騰と共に、アニメ業界に「失敗できない」という
プレッシャーがかかり、手堅いジャンプ原作に各社が殺到している
・近年は「連続放映せず時々休ませる」など
・ただでさえ強かったジャンプがさらに強くなり、今はジャンプ一強状態
・ジャンププラスで紙媒体の限界を超えた原作供給量を確保した結果、
・アニメ制作費の高騰と共に、アニメ業界に「失敗できない」という
プレッシャーがかかり、手堅いジャンプ原作に各社が殺到している
・近年は「連続放映せず時々休ませる」など
気になって調べてみたので、2022年8月末の状況として簡単にまとめておきます。
今年のこれまでのEVシェアは27%、BEVは20%、前年同月比+112%。去年の2倍以上に増えてます。今年のEV販売数予測は600万台ほど。これは日本の乗用車市場より大きな数字です。
7月売り上げトップはBYD SONG PLUS。BYDが好調で、テスラの納車がない月とはいえEVトップ10中6車種がBYDです。最近になってヨーロッパやオーストリア、日本にも進出し始めたBYDだけど、自国市場でしっかり商品力をつけていることが伺えます。
2035年でエンジン車販売禁止が決まった欧州市場、6月のデータです。
EV比率は21%、BEVは13%。サプライチェーンの問題などでエンジン車を含めた全体としての自動車市場が-17%も縮小する中、BEVは+4%の成長をしています。
売り上げトップはもちろんテスラ。四半期締め月はテスラの納車が集中します。他にはVWやFIAT、Hyundai などがEV売り上げトップ10にランクインしてます。日本車はなし。
カリフォルニアのエンジン車販売禁止が決まり、その他の青い州も同じ規制を導入すると言われているアメリカ市場。日本車がよく売れてるのはまさに東西海岸線沿いの青い州なんだけど、大丈夫ですかね?まず話題のカリフォルニア市場を今年の上半期で見ると、BEV比率は16%。これはHVの比率より高いです。全ての乗用車の中で売り上げトップはテスラモデルY、2位はテスラモデル3。
全米市場全体では細かい数字がわからない(Hyundai Kona とKona EVなどエンジン車とモデル名が同じ場合に内訳がわからない)とのことですが、ブルームバーグのレポートによるとBEV比率は全米で5%を超えたとのことです。去年の今頃は2%ちょっとだったので、だいたい2倍の成長です。
EV売り上げトップはぶっちぎりでテスラ。Ford やVW、Hyundai に続いて10位に日産リーフが入ってます。
バイデン政権がEV投資に前のめり、連邦政府主導で州を跨ぐ高速道路に急速充電器設置しまくるそうです。それを受けて(?)ピックアップトラックが人気な内陸部の赤い州でF150とハマーのEVバージョンの予約が好調です。GMとFordは自分達が強みを持つ赤い州のEV化を狙ってます。
全世界だと14%がEVでした。前年同月比+73%。2021年にEVの売り上げがHVを抜いたと話題になってたけど、差は広がってます。
これだけEVの売り上げが増えてるのに、売るものがありません。
日産リーフは世界で売るには賞味期限切れでしょう。アリアは海外市場でまだ一台も納車できてません。
「水素も本気、EVも本気」なトヨタの本気のEVは、車輪が取れるから走れません。プラットフォームを共通するスバルも。「本気」でこの有り様か…
そのSwitchの日本語翻訳を義務付ける方針のお陰で他のハードにも一時に比べると日本語版が最近は充実しているから、"日本向けの開発をやめて海外市場に注力するようになる"のではなく逆に日本向けの開発が増えてる例になってるぞ
この例を元にするなら、
ps5が日本からなくなったらソフト開発がどうのみたいな話をする人がいるけど、こっちも日本向けの開発をやめて海外市場に注力するようになるだけなんだよね
ではなく「ps5が日本からなくなったらソフト開発がどうのみたいな話をする人がいるけど、日本のゲーム市場はswitchが大きいから影響ないよ」だろう
■どうしたら日本にゲーム関連企業の関心をとどめておけるかって問題
PS5値上げの件でやいのやいの言ってるウヨが多いけど、結局はここに帰結すると思うんだよな
値下げ幅で言っても日本の値上げ幅はアメリカ等に比べて低いわけ。つまりソニーは日本が物を買えない貧乏国って判断をしてるんだよね
その判断ってのは家電全般でもそうだし、車とかでも同じようなことが起きてる
これは仕方ないことで、日本が悪いとかそういう話ではなく商売をしている以上当然の判断
で、ps5が日本からなくなったらソフト開発がどうのみたいな話をする人がいるけど、こっちも日本向けの開発をやめて海外市場に注力するようになるだけなんだよね
実際、海外のゲームの日本語翻訳が当然じゃなくなってから久しい
これは大手メーカー以外のゲームがどんどん増えている現状も関係しているわけだが、たかだか人口が1億しか居ない上に言語体系が異なってて習得が容易でない日本語にリソースを割くのがコスパが悪いってのも当然の話だ
大手メーカーでも機械翻訳で日本語化なんてことを普通にやってしまうのが現状
マシなゲームだと、ユーザー有志が日本語化したデータを流用して後から日本語が追加されるケース。でもこれも自分で金出してやってるわけじゃないからコスパがいいってだけにすぎない
ユーザー側が何かしないとこちらに振り向いてもらえないって時代が来てるよね
PS5値上げの件でやいのやいの言ってるウヨが多いけど、結局はここに帰結すると思うんだよな
値下げ幅で言っても日本の値上げ幅はアメリカ等に比べて低いわけ。つまりソニーは日本が物を買えない貧乏国って判断をしてるんだよね
その判断ってのは家電全般でもそうだし、車とかでも同じようなことが起きてる
これは仕方ないことで、日本が悪いとかそういう話ではなく商売をしている以上当然の判断
で、ps5が日本からなくなったらソフト開発がどうのみたいな話をする人がいるけど、こっちも日本向けの開発をやめて海外市場に注力するようになるだけなんだよね
実際、海外のゲームの日本語翻訳が当然じゃなくなってから久しい
これは大手メーカー以外のゲームがどんどん増えている現状も関係しているわけだが、たかだか人口が1億しか居ない上に言語体系が異なってて習得が容易でない日本語にリソースを割くのがコスパが悪いってのも当然の話だ
大手メーカーでも機械翻訳で日本語化なんてことを普通にやってしまうのが現状
マシなゲームだと、ユーザー有志が日本語化したデータを流用して後から日本語が追加されるケース。でもこれも自分で金出してやってるわけじゃないからコスパがいいってだけにすぎない
ユーザー側が何かしないとこちらに振り向いてもらえないって時代が来てるよね
https://anond.hatelabo.jp/20220518232547
きららアニメに関する増田がバズってるけど、アニメ業界の空気読めてないよな。
はっきり言って、きららアニメはオワコンなんだよね。間違いなく、アニメ業界の人間はみんなそう思っているだろう。
まあ、俺はアニメ業界の人間ではないけどね、ネットの記事を見ていると、そういう風潮をひしひしと感じる。
実際、きららアニメは減ってきているではないか。2019年には『まちカドまぞく』しか放送していないし、2021年は『ゆるキャン△』の2期だけで新作のきららアニメは1本も放送されなかった。
こんなに少なくなっているのに、低俗なまとめサイトですらオワコン呼ばわりする記事がない点で本当に終わっているよな。
アニメの話題できららアニメを出すのは恥だと言われる時代は確実にやってくる。きららアニメを知る人はほとんどいない。その上、布教しようとして作品を見せると「キモい」と言われる。なぜなら、終わっているから。
では、なぜきららアニメはオワコンなのか――それは、海外人気がないからだ。
今日のアニメ業界にとって海外人気は、成功を考えるのに最も重要なものさしである。これは、数土直志氏をはじめとしたアニメビジネスのジャーナリストが口を酸っぱくして言っていることだ。(アニメ系ブロガー、アニメ系YouTuberも)
これまで成功のものさしだった円盤の売上は減少していき、配信の時代だと言われるようになった。
その一方、日本アニメの海外市場は急成長を遂げた。「アニメ産業レポート」によると、海外の売上は2014年で3,266億円だったのが、2020年になると1兆2,394億円と急成長した。
割合的に見ても、海外の売上は2014年までは3割に満たなかったが、2020年には国内の売上を上回った。つまり、日本アニメの国内市場は相対的に縮小した。
今覇権を握っているコンテンツプラットフォームは週刊少年ジャンプと小説家になろうであろう。特に、ジャンプは、少年ジャンプ+の作品が出てくるたびにはてなブックマークでバズる。
そして、今の時代における花形ジャンルは 異世界モノ と ラブコメ だ。
こういったジャンルの共通点は、日本国内だけでなく海外でも絶大な人気があることだ。
今の時代、最も数が多いのは異世界モノであろう。特になろう発のなろうアニメが顕著だ。その情勢の中でラブコメが追い上げている。
なぜ、異世界モノやなろうアニメがあんなに多いかというと海外人気が高いからだ。
中国の大手動画配信サイトbilibili(ビリビリ)での再生数は他のジャンルを圧倒していて、覇権の基準といえる1億回再生を達成した作品は多い。「スマホ太郎」と散々揶揄された『異世界はスマートフォンとともに』ですら1億再生を突破している。
また、英語圏のアニメレビューサイトMyAnimeListの点数を競うMALスコアランキングも比較的高順位。
さらに、国内においてもdアニメやAbemaTVを中心に再生数が高い。
そのおかげで、数が多いだけでなく2期決定率が極めて高い。放送終了直後に発表するんだから、それだけ結果が出せているということだ。
異世界モノでなくても『政宗くんのリベンジ』『デート・ア・ライブ』『ようこそ実力至上主義の教室へ』のように、海外人気のおかげで続編が決定したケースが後を絶たない。
そりゃあ、海外のアニメファンからすれば、きららアニメにありがちな極端にデフォルメされたキャラデザはチープな作画に見えるし、恋愛をせず男に媚びようとしない女は幼稚だもんな。
そう、女子高生にもなって男に媚びない女は年不相応に未熟。海外は日本以上の恋愛至上主義で、恋人を持とうとしない人間に厳しい。
そんなまんがタイムきららはアニメ業界からそっぽを向かれている。
その世相が最も露骨に現れているのは制作会社のWHITE FOXであろう。『はたらく魔王様!!』や『シュタインズゲート』などで知られるヒットメーカーである。
この会社は、最も有名なきららアニメ『ご注文はうさぎですか?』を捨ててなろうアニメに傾倒していった。
主な作品として『Re:ゼロから始める異世界生活』や『ありふれた職業で世界最強』とかが挙げられるが、その極致と言えるのが『無職転生』であろう。何せ、アニメを制作するためにわざわざスタジオバインドという新しい会社を設立するぐらいだ。その凄まじいクオリティは他のアニメを圧倒した。
異世界モノのように人気が出ることが確実視される花形ジャンルであれば、企画はいくらでも通る。しかし、人気のないジャンルはやがてアニメ業界からやがて絶滅する。
それにしてもカドカワはきららアニメを割と多く製作してるよね。どうせ、なろうとかラブコメとか本命の自社出版原作アニメを引き立てる噛ませ犬だろ。
それ以外に何の理由があるのかね。
Abemaにあった夏野剛社長のあの発言からしてそうじゃないか。
グラビアより過激な漫画が日本はあふれている。
よくグーグルとかAppleの審査に通らないんですよ。
それも含めて、どこまでは公共でいいけど、どこからはダメというのを、もう1回このネット時代にふさわしく、基準作り直さないといけないのかなとすごく感じますが、僕がいる出版業界は自由派ばっかりなんだけど
海外市場が急成長しているのだから、日本のアニメや漫画は海外で通用しなければならない。
そのためには、海外の表現規制に適合するべきであり、その中で最も代表的ものの1つがGAFAの基準だということだ。
そして、それ以上に重要なのは作品が海外で人気が出ることだ。つまり、海外で通用しない作品は穀潰しだと唾棄される。
例の発言の後にカドカワは何をやったか――中国の大手IT企業テンセントとの資本提携だ。中国の表現規制に適合したいとのことだ。
それに関連して話題になったのは『小林さんちのメイドラゴン』だ。トールたちの大きな胸を小さく書かざる負えなくなったのだ。
これを言い換えれば、中国の表現規制を突破さえできればめちゃくちゃ儲かる。そこまでして作画を直すのは、中国でのビジネスはそれだけ大きな利益が期待できるということだ。
まんがタイムきららは時代に取り残されてしまった。はっきりいって、かなり詰んでいるんだよね。
前述の通り、花形ジャンルは異世界モノとラブコメである。しかし、きららはそういうジャンルに力を入れることが出来ない雑誌だ。
みんなが予想ができる通り、ラブコメを推そうとすると百合厨がギャーギャー喚き散らす。
異世界モノだって一応手を出してるけど、RPG不動産がたまたまお声がかかっただけでやる気がない。ついでにいうと、読者もあまり評価しない。
売れる花形ジャンルに手が出せないのは成長の見込みがないということだ。
すでに、損切りの時が差し迫っているようだな。2年以内できらら系列の雑誌は1つ廃刊になるだろう。そして、5年以内でまんがタイムきららの歴史は幕を閉じる。
せーのっ
これがもうすでに大きな誤解だわ。環境のためじゃなく、市場を制して生き残るためにEV化を進めないといけないんだよ。
日本のメーカーは世界を相手に車を作って売らないと今の規模を維持できない。そして世界の市場は急速にEVに置き換わってるんだよ。日本だけ「より合理的なシステムを構築」なんて悠長なことやってたら、日本メーカーの競争力が落ちて海外市場を失うだけ。
参考までに、世界最大の中国市場では2021年に昨年比でプラグイン車は145%上昇する一方でガソリン車は4%ダウン。12月には車全体の売り上げの20%以上をプラグイン車が占めるようになってる。ヨーロッパも似たような感じ。
アメリカは欧中に比べたらまだ遅れてるけど、バイデン政権が充電へのインフラ投資や税額控除を増やして、自国のEV産業を必死で成長させようとしてる。
欧米や中国のメーカーは、EVに投資しまくってこの巨大な市場を狙ってる。日本のメーカーが戦わないといけない舞台は、日本じゃなくて世界なんだよ。
お前も含めて、アンチEVは世界を見る視点が決定的に欠如してる。もう一度言うけど、日本だけ変な回り道をしてると、日本メーカーが競争力を無くして没落していくだけだ。足を引っ張るな。
NHKの特集を見てるけど、EVシフトを止めるのは無理でしょ。
欧州ではEVが新車販売の8割を超える国も出始めて、ドイツやイギリスなどの主要国は前年同月比2倍の勢いで成長してる。VWを筆頭に欧州メーカーも前のめり。EU当局も前のめり。
世界最大の自動車市場である中国でも、たくさんの中華スタートアップとテスラやVWがしのぎを削っていて、やはり前年同月比2倍の勢いで成長してる。NIOやXPengは欧州市場に進出し、東風や五菱は日本の配送車市場に食い込んできている。
世界第2位の自動車市場があるアメリカは、テスラを抱えているうえにGMやフォードもCOP26に署名してEVに前のめり。GMは2035年の脱エンジンを宣言し、フォードのピックアップトラックEVは16万台の予約が入ってる。バイデン政権も前のめりで、充電スタンドを拡大するインフラ投資も実現する。
こんばんは。増田です。最近、元三洋の人が書いたスマホの記事が面白かったので、私も書いてみることにしました。
ちなみに私は電装系サプライヤー勤務。年齢は元三洋の人とおそらく同じくらいです。かつてはホンダ系列だったのですが、今はそこを離れてとある企業の傘下になってます。あのときは結構衝撃を受けましたけど、確実に働きやすくなりましたね。
さて、日本企業はEVに消極的で世界の時流に乗り遅れ、未だに内燃機関に固執している、みたいな話。半分本当で、半分ウソです。世界に先駆けてEVを積極的に取り組もうとしたのは日本でした。(ここで言うEVは純粋にバッテリーで動く電気自動車のことで、本当はBEVと書いたほうが正確なんでしょうが、ここではEVとしておきます。)
それにはいわゆる京都議定書(1997)の存在があります。これは温暖化防止の為の初めての国際的な取り決めでしたが、この会議で日本は2008~2012年に6%の温室効果ガス削減を約束しました。当時はかなり日本に不利と言われたものですが、開催国のメンツもあって政府は本気でこれを達成しようとします。その対策の一つとして推進されたのが原子力発電でした。当時日本は原発を国家をあげて推進しようとします。東芝がウェスチングハウスを買収して(2006)、原発で世界に打って出ようとしたのもこの頃です。
ただ、原発は基本的に24時間一定の効率で発電させるものです。出力調整はできないことはありませんが、かなり非効率です。昼間の電力需要を満たそうとして稼働させると夜間に電力が余るので、揚水発電などで調整するのですが、その切り札として見られたのがEVでした。つまりEVは夜は基本的に充電器につなげておくものであり、大量のEVを普及させて夜間に充電させれば、原発の電力を効率よく使って、車自体から出る温室効果ガスも減らせるわけです。
で、三菱自動車からi-MiEV(2009)、日産自動車からリーフ(2010)がほぼ同時期に発売されます。これはリチウムイオン電池を使った初の量産EVで、三菱はGSユアサと、日産もNECトーキンと巨大な工場を建てて電池の量産体制を整えます。特に日産は実際のところかなり本気の参入で、同時期に全国で充電設備の導入も急ピッチで進められました。
そして、どうだったか。まあ、売れなかったわけです。いや、世界初の量産EVとしてはこの2つは望外にできの良いものだったと思います。売れない理由はいくつか挙げられます。リーフについてはデザインがナマズみたいで全く先進的でなかったこと。エアコンやヒータを使うと走行距離が実質100km程度しかなかった。電池の劣化が想定以上に早く進んで中古市場でも値崩れしていた、トヨタのハイブリッドの出来が良すぎて先進イメージを求める層はそちらに流れた、など。一言で言えば実用的ではなかったのですが、まあそれでも初めて出てきたEVとしては大したものだったのです。でもこの評価は全くエンジニア目線でしょうねぇ。すみません。
ただ、最も大きな要因は東日本大震災(2011)でしょう。これで原発を主軸に温室効果ガスを減らすという国家戦略は完全に頓挫しましたし、それをあてにしたEVの普及など望むべくもなかったのです。実際EVはガソリン供給が途絶えた被災地でかなり役立ったのですが、その後数年間原発を失った日本は電力供給が逼迫することとなり、主戦場である日本でEVは売れなくなりました。日産はその後も地道にリーフの改良を続けますが、もはや主戦場で売れなくなったEVに積極投資はできなくなり、2代目リーフ(2017)は初代から大幅な進化はなし。i-MiEVは一代限りで姿を消します。日産はNECトーキンの電池事業を受け継いだAESCを中国のエンビジョングループに売却します。
ちなみにウェスチングハウスを買収した東芝はその後地獄を見る事となり、今日の凋落につながるのはご承知の通り。日立も海外の原発建設から撤退します。そんな事をしている間に、中国が国家を上げて次世代の原発開発に取り組んで、技術的には完全に抜かされてしまいました。なんだか泣けてきますね。21世紀の日本は完全にツキに見放されたって感じがします。はい。
さて、じゃあ巨人トヨタはどうだったか。トヨタは保守的でEVから距離をおいていると思ったあなた、そうでもないんです。実はトヨタはあのテスラに出資(2010)し、トヨタとGMが共同で運営していた工場(NUMMI)をテスラに売却。テスラを支援していました。実際に共同でSUVのEVを出したりしています。実はテスラのスタートを支えたのはトヨタであり、テスラの主力工場は元トヨタの工場でした。ところが2014年くらいから提携を解消。トヨタのクルマづくりとテスラのクルマづくりが決定的に合わないことが原因だったと言われています。
実際、テスラの車は粗雑極まりないものでした。彼らの作り方は信頼性の高い車載用の電池ではなく、ノートパソコンなどに使われる安価な電池を大量に積んで、それを高度なマネジメントで制御するというものでしたが、クルマづくりは全くの素人。ADAS(運転支援システム)も信頼性に欠けていて、ただの支援システムなのに自動運転と銘打ったので事故が続出。生産技術もかなり問題があり、量産モデルであるモデル3が出るときは大量の予約が入っていたにもかかわらず、ちっともラインから完成車が出てこない有様。イーロン・マスク自身が工場に泊まり込みで生産を指揮したと言われています。このとき生産技術者をあちこちから引き抜いてかき集めますが、その多くが彼のやり方に従えず去っていったとのこと。
まあそんなことで、ぶっちゃけこの頃、テスラが世界をEVで席巻するなんて、私ら業界人で予想できてた人なんていなかったと思います。やっぱり車なんてそう簡単に作れねぇんだなぁザマアミロ、くらいの感じでした。まあでもその予想が全く裏切られてしまったのはご承知の通り。ただ、テスラがいかにすごいと言っても生産台数ではまだトヨタやVWの足元にも及びません。年間数百万台の車を生産するにはまだ乗り越えなければならないハードルは数多くあります。テスラの株があれほど上がっているのは、彼らはそれが出来ると思われているのでしょう。いやホントかな。どうなんだろ。
まあとにかく現状はこんな感じですが、これからEVが本当に普及するかどうか。トヨタも含めて、「世界の自動車の大半がEVになることなんてないよ!」と思っているメーカーは無いと断言してもいいと思います。どこもEVの時代はかならず来ると思っている。問題はその時期です。トヨタはもっとかかると思っていて、それは段階的に移行すると思っていました。テスラは一気に最終ゴールに攻め込んできたわけです。それについて考察してみましょう。
EVの問題点としては航続距離と充電速度。そして電池の資源の問題があります。特にコバルトなどの資源は簡単に供給を増やすわけには行かず、今のような垂直立ち上げみたいなやり方で一気に電池生産を増やすことはできないと思われていました。なのでトヨタはHVやFCVで段階的にそれを進めるつもりだったわけです。特に水素は自然エネルギーとの親和性が高く、風力発電や太陽光発電のように出力が安定しない電源でも、それによって水素を造って貯蔵すれば実質的に電池と同じ役割を果たすことができます。充電速度も航続距離も水素を使ったほうが優位です。ちなみにいまトヨタは水素エンジンをやけに宣伝していますがあれは効率が悪くて話にならない、ただの宣伝用であり、彼らが水素でやろうとしていることはあくまで燃料電池をつかったFCVです。
しかしイーロンはそんなまどろっこしいことしなくても、電線で電気を運んでバッテリに入れた方がいい、そのための障壁となる電池の欠点の改良にリソースを全振りしたほうがいいに決まっていると言うわけです。電池の開発というのは時間がかかり変化も漸進的であり、そんなことは無理だろうというのがわずか5年前までのほとんどの業界人の見解でした。しかしいま世界はイーロンの言うとおりに進んでいます。資源の問題は中国メーカーを中心にリン酸鉄系電池で解決されつつあり、急速充電の問題、それを可能にする電力インフラの問題、自然エネルギーの出力が不安定な問題、これらの問題がすべて電池技術で解決されようとしています。まったく、なんちゅうことでしょう。
今日本はオーストラリアの褐炭を使って水素を取り出して運ぶとかいろいろ考えてやっていますが、おそらくすべて失敗して産業の墓場になる未来が見えます。まあでも、長距離トラックくらいはひょっとしたらFCVの入る余地があるかも知れません。しかしそれも充電技術の進歩によって電池で解決される可能性が高いです。
・トヨタ
電動車についての卓越した技術蓄積を持ち、電池技術も電池への投資余力も持つ稀有な会社。ここが死んだらもうおしまい。パナと一緒に電池の開発と生産に勤しんでいるが、実はパナはライバルテスラに電池を供給する関係でもある。ちなみに傘下の豊田通商は電池に不可欠なリチウム資源をガッチリ握っている。実はEVの技術開発や投資も怠ることなくやってきたが、誤算はその流れがあまりに早すぎたことだろう。今年スバルと共同でEVを投入予定。
・ホンダ
米GMと組んでEVに取り組む。2040年までに内燃機関を全廃すると宣言したが、彼らが満を持して出した量産EV「Honda e」はあまりな出来で全然売れてない。電池は韓国LGケムあたりから買う予定らしい。HVには早くから取り組んできたが、トヨタがTHSを地道に改良していくのに大して、ホンダのHV技術はコロコロ変わり、イマイチものにならないイメージ。企業イメージは先進的だが、実は社風はかなり保守的である。evについての意気込みはすごいが、個人的にはいま最も心配なメーカー。
言わずと知れたEVにおいて世界で最も先行していたメーカー。しかしそのアドバンテージをほとんど活かせず、極めて信頼性の高い電池も持っていたが、コスト的に折り合わず中国エンビジョンに売却。リーフは長年世界トップの売り上げを誇るEV車種だったが、今はトップテンからも外れた。まだアライアンスを組むルノーのほうが健闘している。日産アリアで挽回できるか。無理だろうな。
・マツダ
未だに直6エンジンを開発するなど、一見時代遅れに見えるが、実は割とクレバーじゃないかと思われるメーカー。というのは、EVが普及期に入れば、eアクスルといった駆動システムをメガサプライヤーから買ったほうがいいし、電池にしてもCATLやLGあたりの最も安くて性能の良いメーカーから調達したほうが有利である。ADASもコンチネンタルやモービルアイから買ったほうがいい。要はみんな似たりよったりの車になる。となると、自動車メーカーに求められるのは制御技術とデザイン、そしてブランドである。今マツダはそれを必死に磨いている。マツダくらいの規模のメーカーだと案外この戦略が一番いいのかも知れない。
・スバル
卓越した四輪駆動の技術を持つ。売り上げの大半が北米。多分、トヨタにひっついてその一ブランドとして生き残るつもりでしょう。
コンパクトカーを安く作る卓越した技術を持っていて、100万円以内でアルトやミライースを作れる生産技術はたいしたもの。この点において強力な強みを持ち、ダイハツは東南アジア、スズキはインドで高いシェアを持つ。しかしこの強力な強みを速攻で無効にするのがEVであったりする。ダイハツもスズキも海外市場は中国EVメーカーに席巻されてシェアを失う未来が見える。国内で軽EVを地道に作るかも知れないが、それすらも中国メーカーの台頭で怪しい。将来は暗いだろう。
車載電池のトップを突っ走っていたが、CATLとLGケムに抜かれて現在3位。テスラの株を売却して多額の利益を得たが、なぜかをそれをブルーヨンダー買収に使い、電池の新技術や設備への投資は先をゆく二社に比べると消極的。トヨタはパナソニックを見限り始めていると聞く。
・日本電産
EVモーターやeアクスルで覇権企業を狙う。しかし永守が死んだらどうなるんだろう。
他にもいろいろ書きたいことがあるけど、疲れたのでやめる。ところで、元三洋の人の書き込みをみて、ずっと今までiPhoneを使っていたのを、GooglePixelに買い替えました。なんでかって言うとね、それについたユーザー体験がうんちゃらという大量のブコメを見て、iPhoneを使い続けることが、結局新しいものに積極的にスイッチできない日本人の保守性から来てるんじゃないかと思ったから。それで思い切ってAndroidにしようと思った。中華スマホはちょっと怖いのでPixelです。そんだけ。以上。
そりゃ、社会条件が変わっちまったからだね。どんだけ「内燃機の技術は日本が世界一で、660ccのエンジンで高速を難なく、かつ燃費良く走れる車が安価に売られているのは世界的に見れば驚異的」だとしても、それより安く作れて、CO2フットプリントが低い自動車が出てきたら、市場としては蒸発していくしかないじゃん。
日本市場のガラケーの機能的成熟はものすごくて、同時代のセルラーで同等レベルのものは海外市場に全く存在しなかったけど、iPhoneが出てきてから、最初の頃は「バッテリ持ちが悪い」だの何だの難点だらけだったスマホに5年足らずで駆逐されちゃったでしょ。今グローバル市場でトップシェアを持ってるのは、Apple以外は韓国・中国のメーカーばっかり。初期は比較的健闘してたソニーすらもうトップ10に入ってない。
このままだと乗用車でも同じことが起こる。日本の自動車産業は、余力があるうちにEVに向けて全力でピボットするべきだったんだよ。日産はルノー傘下になったことで、そのトレンドをよく理解してたし、雌伏の時期を経て、今後もグローバルで戦える技術力とブランド力を獲得できた。実際、欧州でのリーフの認知度と販売はすごいよ。長いことEVとCV(コンベンショナルビークル、内燃車)との性能を比較するベンチマークカーにされてるもん。