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はてなキーワード: つまみ食いとは

2023-03-08

大量の漫画雑誌を購入しつつWEB連載も頑張って追いかけたら「消費」なんだそうだ

そして「消費」は低俗で品が悪く、作品に対して侮辱するような向き合い方だと。

恐ろしいもんだね。

それじゃあ配信サービス毎日新曲をチェックして、そこに出てない曲も確認するために毎週DIGってるような人間音楽を「消費」してるだけのウスラボかい

なるほどね。

それじゃあ将棋プロ野球ファンみたいなずっと齧りついてる連中は皆「消費」をしてるだけか。

はぁ~~味わい深い人生やな。

色んな分野をあっちへフラフラこっちへフラフラして、誰かが教えてくれた話題作だけをつまみ食いするのが正しい「鑑賞」の仕方だとさ。

こいつは実に文化的じゃあないか

まあねえ美術館に展示してあるような絵だけがご立派な絵で、まだ誰もレビューしてない世に出たての作品なんて味わっても後になってから時間無駄だった」とでも感じるかもねえ。

そうだよねえ人生は短いもんねえ。

いちいち出てきた作品から何まで追って、無名新人に期待してみたり雑誌渡り歩いてる作家の連載本数にたまげてたりしてるんじゃあ「消費」って言われても仕方ないねえ。

いやー分かるなあ正しいよ正しいね

漫画は「鬼滅の刃」だけ読めばいいし、映画は「RRR」だけ観ればいいわけで、音楽なら「モーツァルト」と「ビートルズ」なんだろうねいやいやご自慢の人生だ。

どこに出しても恥ずかしくないねえ。

なんたって「消費」なんて下卑て馬鹿たこととは無縁のご立派な「鑑賞者様」だものねえ。

いやはや素晴らしいね

anond:20230307194008

まず、NPO等の位置づけについて少々私見を述べる。

民間非営利団体による社会的課題に対する(時には発見するところからの)アクションはいろいろ細かい種類がある。管轄官庁の違いであったり。ボランティア活動イコールではないが連続していたり。そのへんをひっくるめたズバリの一語がないので、ここではざっくり「非営利団体(の活動)」と呼んでおく。

日本で「NGO」と言うとなんか国際的活動してるニュアンスつくし

非営利団体役割は、行政による社会福祉の補完であるという。近い所で、官民パートナーシップとか新しい公共といった枠組みも近年提示されているな。

行政の補完的存在というのは勿論それはその通りなのだが、枠組みとしてはごもっともでも、補完という言葉イメージから「安上がりな下請け」と捉えられかねない危うさについては注意喚起しておきたい。

ボランティア団体やってる人で「行政のしりぬぐいをしてやってる」みたいなことを言う人がよくいる。これは「下請け」の裏返しみたいなものだ。行政がやるべきことを自分善意で肩代わりしてやってるという意識活動可能性・想像力をあらかじめ縛ってしまう。

行政従属的でも対立的でもなく、必要連携をとりつつ自由に動いた結果が相補的相乗的効果を生むというのが一番理想ではある。

もともとの出自として地縁による互助システムの後継的存在というのも無論誤りではないのだが、非営利団体活動って別に助け合い」的なことに限るものではない。それもまたイメージによる桎梏の一つではある。

自分としては、非営利団体活動とは単純に社会の中の余力的なリソースをかたちにする手段の一つであると捉えている。政治行動(投票とか)、経済活動起業とか)に並列的な位置づけのものだ。

たとえばオープンソースソフト開発、リナックスコミュニティみたいなのがまさにその代表例と言っていいだろう。政治論理商売論理とはちょっと違うルールで、人々の持つリソース結集させて社会に役立つ形にすること。

地域助け合いとか「顔の見える活動」「心に寄り添う活動」とか、「非営利団体活動シーン」でよく言われるそういうものばかりが非営利団体のあるべき姿ではない。

さて、あなた非営利団体が活きるフィールドの例として災害ボランティアを挙げている。

ある意味ではほんとうにそう。民間有志の力がうまく使われれば災ボラくらい非営利活動に「向いてる」分野はないだろう。でも実際のところ、言うほどうまくは行ってない。

めちゃくちゃもったいないことになっている。

現にあれやこれややってるじゃないか、みんなの骨折りを全否定するのかと言われればもちろんそういうことではない。リソースを活かすシステム(の不在)の話だ。神戸震災時が本邦災ボラ黎明期だとしたらいまはせいぜいが中世暗黒時代というところだ。

まあこのことについて具体的に詳論しだしたらキリがないので…。

非営利団体情報公開のありかたについて、ネットの鵜の目鷹の目でやいのやいの監視するのがアホらしいのは全くその通り。

DX的なことだとかの、テクニカルフォーマット作りの議論必要というのも全く同意

そういう具体的方策以前のちょっと理念的な話として、以前増田に書いた記事中で「情報公開非営利団体活動命綱」「コンプライアンスは足かせでなく指針とすべき」といったことを述べた。

https://anond.hatelabo.jp/20221206001603

例えば、ウクライナロシアの「情報戦」「宣伝戦」の巧拙格差を見よと言いたい。

ウクライナはまさに「情報公開」を命綱として支援を呼び込んで戦い続けている。

(もちろん後々色々と醜いものも明るみに出てくるだろうが)

一方でロシアは内向きの情報統制に終始している。

ウクライナはお涙頂戴で各国の慈悲にすがっているのではない。率直に要求を述べているし、率直さによって一定の信用を得ている。

ものすごく不謹慎な言い方になるが、ウクライナコンテンツを生んでいるのだ。命を引き換えに、だけど。ウクライナが公開する情報は、我々にとって価値あるものだ。そこで我々は納得して支援の金を出す。

非営利団体監視されていやいやながらに情報小出しにするんじゃなくて、攻めの姿勢情報しまくってそれを「売り」にするべきだ。

社会貢献的な活動に興味はあってもそれに割く時間や労力は捻出しにくいという人は多くいる。直接参加できない人が、実際の支援現場でどういうことが行われているのかという情報を受け取った上で、活動に対する投資意味寄付をする。

そういう経路を作り出すことができたら「どうやって見張るのか」なんていう問題問題ではなくなる。

個人の直接の寄付と公の補助金とはイコールではないけど、間にワンクッション入るだけで出どころはみんなの懐なんだし話の骨子はかわらない。

ブコメ指摘「ロシアデマ攻勢仕掛けてるだろうが!」あ、それはほんまにその通り。例え話として、持論を述べる上で都合がいい部分だけのつまみ食いになってる。ツッコミアザス

追記

いわゆるソーシャルグッド活動資金調達方法としてクラファンがある。

そこで問題になるのがマスの「情」の力学である

エモいストーリーがくっついてたりしてバズったものにだけ支援が集中するのではないか、そのせいで俗受け狙いのアピール合戦になり、活動のものも歪んでいくのではないか。同情の集まりやすい「ウケる弱者」の取り合いやウソつき合戦になるのではないか。あるいは分断を煽ることである陣営からの集金を狙う、邪悪なハックが行われるのではないか

そういう危惧は当然にあるし、実際そういう状況は生じている。

でも、マスの生理としてそういう(エモいもの殺到する)傾向があるからと言って、世の全員がそうなわけではない。

世間的にそこまで話題でなくても、自分の興味あるニッチな分野で、何をどうしようとしてるのか具体的によくわかる(情報公開がしっかりなされている)活動支援したいという需要だってある。

情報にはそういう堅実な支援者を掘り起こす力もある。

ミーハー的な寄付と、堅実な長期的投資のような寄付とは並立・共存可能であると思う。

2023-03-04

anond:20230304161817

そうだね、他人・他犬の人生うまいとこだけつまみ食いしたいという意味でみれば全くもって一貫してるね、

そのほうがグロいか理解したくなかったけどね。

2023-02-21

オールナイトニッポン55周年記念

先週末はオールナイトニッポン55周年記念ぶち抜き特番で、まぁ全部付き合う律義さはないので、いくつかをつまみ食い的に聞いた。ラジコタイムフリー便利。

リアタイで聞いたのはタモリくりぃむしちゅー

タイムフリーで聞いたのはオードリー電気グルーヴ三四郎伊集院

あとは、なんかのタイミング部分的に聞いたりはしてたけど、BGM程度。

まだ聞いてないけど聞けると良いなーと思ってるのは、ナイナイ霜降り明星aiko、ぐらいかなぁ。

たまたま週末から今日にかけて一人移動が多かったりでラジオ聞く環境がよかったが、かといってラジオもずっと聞いてられないし、明日からはそうはいかないスケジュールだったりで、あとタイムフリーは1週間が限度なので流れちゃうかもだけど。

自分意識的に聞きに行った枠は、まぁ面白いだろうと思って選んでるわけで、まぁちゃん面白かった。ただ伊集院光は、本人の喋りというよりも大勢いた「二部パーソナリティ」を数人呼んでインタビューという感じだったので思てたんと違う…と思った。全体的に「55年企画!」みたいな枠よりは、しっかりメインパーソナリティのしゃべり中心した枠の方が面白かったと思う。大勢ゲストが出てきた枠は、うーん…って感じだった(個人の感想です)。

その前週がTBSJUNKスペシャルで、伊集院爆笑問題山里おぎやはぎバナナマン、の全員が出て、わちゃわちゃしてはいたけど面白かったんだよな。なんていうかTBSニッポン放送放送局性格の違いが出てるなぁとかも思ったな。深夜ラジオのノリは、進行や演出が見えすぎちゃうと、やっぱりあん面白くなくなるんだなー。

一番面白かったのは、やっぱりくりぃむしちゅーで、晩ごはんの買い物&散歩がてら、一人で聞いてたのだが、道で何度か吹き出しそうになった。マスク正義

あとタモリ星野源も、まぁちょっとハイブロウで若干ツンと来る感じはあったけど面白かった。一番笑ったのはEW&Fのファンタジーイントロを歌いあってたところ。

電気は、瀧が最初の30分ぐらいは「あんまり人前でしゃべってない人の声」になってたのが感慨深かった。華が消えているというか…。最後の方はそうでもなくなってきてたから、やっぱり「表に出る役の人の華」ってあるもんだな、そして無くなったりもするんだなぁ、としみじみした。あ、でもまぁ全然ご健勝そうでした。たまむすび放送中にマトリが踏み込んで逮捕されたことになってたのが爆笑したわ。

オードリーとか三四郎とかは当然の安定、通常営業。現体制組の人気番組だし普段と同じ時間帯でやってたし、当然か。

なんで55年?中途半端じゃね?というのはいろんな人がコスってて、それこそオードリー若林ジングルで歌ってたけども。まぁ要するに聴取率調査期間だよなって話と、あとはオールナイトニッポンのサブスク宣伝なんだろうな、というのが、つまみ聞きをした増田想像。3日間のラインナップが思っていたよりは若い人寄りで、懐かしがる年寄りはもちろん、若い人に興味持ってもらってサブスク誘導したいのかなぁという想像をした。

増田ラジオ聞きの中年で、子供のころはオールナイトニッポンを好んで聞いていたがめっきり聞く機会が減り遠ざかってしまっていた。この特番で復活することもあるかなーサブスクるとかもアリかなぁ、とかも思っていたたが、まぁ、とりあえず、この遠めの距離感は変わらなそうだなという結論

それにしてもくりぃむしちゅーが、自分たちのオールナイト若いからも「聞いてました!」といわれるがそれは違法のヤツだろ!と何度も言ってて笑った。

anond:20230221161351

俺は伊集院寿司運んできた方が嫌だね

よだれ垂れてたりつまみ食いしてそうやん

2023-02-13

斜に構えた感性お笑いについて

ガキの頃藤崎マーケット小島よしお流行った。今や何が面白いのかはさっぱり分からないが、ゲラゲラ笑っていた。小学校ではラララライだのそんなの関係ねーだのが流行りまくっていた。ハードゲイは今でもちょっと面白いと思う。

中学の気難しい頃は居間テレビを見る事も減り、キャッチーギャグで笑う年でもなかった。友達同士でお笑い話題になる事もなく、漫画の話が多かったと思う。銀魂とかギャグ漫画日和ユーモアは新鮮で、一周回ってとかではなく逆張らず、順張りのノリで素直に面白いと思っていた。

オタクじみたのが多い男子校だったからか、グループ内ではニコ動を観てネットスラングで会話する事がクールな風潮があった。くだらないMADだかやらないかだかの話をして、PSPに落とした動画を観て盛り上がっていた。

スマホを持ってから家でまとめサイトを見るようにもなった。テレビでは見られないようなブラックでエッジが効いている「尖った」おもしろコピペを読み漁った。友達ネット受け売りで話したおもしろトークはウケが良かったが、自分言葉で喋るのが下手になったし、今でも尾を引いている気がする。

総じてテレビお笑い芸人の「浅い」笑いから、「ディープ」でマニアックな笑いを好むようになった頃だと思う。まあ誰しもムキムキのアンパンマンドラえもんのような「シュール」さを好むような感性の年頃でしょう。

一度姉に連れられて新宿ルミネ劇場へ行った事もあった。既に芸人への不信感(?)があったので、嫌々。当時の感覚で、退屈というほどではなかったが、フフッと笑える程度の面白さだった。ずっとムスッとしてるのも感じ悪いかなと思いそうはしなかったが、まあ我慢しようと全然耐えられる感じだ。一切笑えないコンビも少なからずいた。偉そうに素人素人言ってプロ面する癖にこんなもんか、というのが感想だった。

高校の頃にはすっかりネットに毒され捻くれまくったガキになったので、順当にテレビお笑いが嫌いだった。「マスゴミ」が大嫌いで、バラエティ番組を観てるいような人間低俗に思えた。捻くれた性格インターネットへ導いたのか、本当にネットに毒されたのか、あるいは相乗効果なのかは分からない。

この表現は嫌いだけれど、高校にもなるとクラスで「陽キャ」と「陰キャ」とがかなりはっきりと分かれる。それについて色々と気にかける事も多い年頃だ。無論自分後者で、それが「捻くれた自分」をアイデンティティにしようと思わせた部分もあるのかもしれない。

昔よくあったネタ見せ番組は消え、芸人を名乗りながらネタも見せない(劇場での興行が基本という感覚がなく、ネタテレビで見せるものだと思っていた)。ロケで飯を食ったりスタジオトークするだけ。こちらは芸人の先輩後輩など知りもしないのに、内輪ノリでくだらないギャグ愛想笑いする彼らに嫌悪感すらも覚えていた。

思春期の焦燥に強く駆られる時期で、「低俗である笑いを求める事自体が減った気がする。などと言いつつ、学年中で淫夢流行り、とにかく会話に語録を挟むのがクールだった(最悪)。最初は「は?野獣先輩?114514って何?おもんな……」と心の底から思ったたものだが、無事イキスギィでゲラゲラ笑う身体になった。今思えば凡庸オタク高校生だが、当時はゲイポルノで笑うヤベー俺ら、みたいな意識があった気がする。

大学生になり、流石に対外的社会性の大切さに気が付き、斜に構えた態度は内面SNSで大切に留めておくようになった。

普通」になりたいとは特に思わなかったが、普通の何たるかは知っておいた方が良いと思い立った。その一環として、人気バラエティの「相席食堂」を観てみた。面白いと言われている回を選んで観たところ、これが中々面白かった。いつしか素直に楽しむようになり、シリーズ最初から通して観ていた。その最中かまいたち山内が出た回が強烈につまらず、不快感すら覚えた。つまらない癖にsupremeを着ていたのに余計腹が立った。消えかけていた芸人への嫌悪感が急激に吹き出した。

まり不快で、逆に興味が湧き色々と調べてみた。M-1なるお笑い漫才)界最大の大会存在と、かまいたちがそこでかなりの結果を残している事を知った。

自分漫才特に嫌いだった。コント面白いと思った事はあるが、漫才で笑った事はそれまで人生で一度も無かった。これはよく言われるエンタの罪なのかもしれない。ジャリの頃好きでよく観てたので。

こんなにつまらない芸人が最大の大会で良い結果を残せるなんてどれだけお笑い界はレベルが低いんだと思い、ネタを観てやろうと思った。2018だか19だかのM-1を観た。

かまいたちネタを見て、初めて漫才で声を出して笑った。面白かった。優勝したミルクボーイよりも面白かった。この時完全に芸人への嫌悪感が吹き飛んだ。内輪ネタや共有されたミームに頼らない、最大公約数的なお笑いでここまで面白くできるのかと。毎年M-1を観るようになった。良いと思う芸人バラエティも。

その後数年経ち、やや熱は冷めてきた。テレビお笑いつまみ食いして、自分芸人テレビ的笑いが好きというよりは、単にかまいたち他数コンビが好きなだけだったのだろうなと思った。

ただ、得られた事がある。フン、つまんね。これでプロなのか。などと思いながら品定めをするように観るのが間違いだった。笑いを求める人間が、「我慢しようと思えばできる」などと喧嘩腰になるのがおかしい。

あと、内輪感に入り込むという事を知った。確かに大して知りもしない芸人内輪ノリは、見ていて不快さを覚える事も少なくないだろう。でも、前提となるミーム空気感を知り、彼らのノリに慣れてしまえば中々面白いものだ。たまにくどいなと思う事もあるけれど。ネットユーモアとて、所見で笑えるようなキレのあるものもあるが、前提となる感覚や風潮を要するものも多いだろう。

漫才コント下ネタ内輪ネタより高尚な笑いだとは別に思わない。テレビではとても出せないような下品でエッジの効いた笑いも未だ大好きだ。しか最近、(多分ほぼインターネットだけで)流行っているオモコロ的なユーモアが苦手に感じるようになってきた。マイナーだけど特定層に深く刺さるようなあるあるや、気の利いたシュールさは、つい上手いなあと思ってしまう事もあるものだ。これも今までずっと愛してきた捻くれたユーモアの類だろうに。結局逆張りじみた感性のものは変わっていないのだろうか。

逆張りがいけないとは思わない。自覚的逆張りを貫ける人は好きだ。でも自分価値観や信念に基づくというより、単にミーハーものへの嫌悪感がそうさせているのなら、少なくともそれに自覚的であった方が良いと思う。芸人がよく言う「批評家気取りの素人」は、そういう素直さの大切さを言っているのではないかと思った。もちろんポジショントーク的なマウンティングもあるのだろうけれど。一度素直に受け止めて、それでも合わないなと思ったらその気持ちは大切にして良いと思う。嫌いは好きと同じくらい大切だ。

画一さや没個性を嫌う気持ちは誰にでもあると思う。その気持ちは大切にして良いものだとも。ただ、単にメジャー逆張りをした所で、それはメジャーの裏返しでしかない。マイリノティにはなれるかもしれないけれど、それもまた没個性的なものだ。ありきたりだが、個性とは自分好き嫌いを大切に重んじた先にあるのだと思う。

笑う時くらい小難しい事は考えない方が良いですよ絶対

2023-02-01

Jリーグ界隈の気味悪さ

ストリーマー界隈には母親コメント問題というのがあるんだけどさ

過剰に配信者を心配するコメントのことで、本人は良かれと思ってるからなおのことめんどくさくて気味が悪いのだが

ここ最近vtuberアクシアクローネという人が、こういったコメント辟易してやめてしま事態にまで発展した

にじさんじアクシアクローネ活動休止 一部ファンへ「母親面しないでくれ」と糾弾

https://kai-you.net/article/84512


それで思い出したのが俺がJリーグに興味持った20年前の事

南アフリカワールドカップサッカーに興味出てネット検索してると、サポーターの会話で「うちのこ」がやたら出てくるんだよね

文脈から察するに、それが自分の子供じゃなくて、応援しているサッカーチームの所属選手のことだというのはすぐわかった

もうね、ぞわっとしたよねwなんだそれって

気味が悪くてJリーグに興味持てなくて、欧州サッカーとかつまみ食いする程度になるんだけど

カタールワールドカップ日本代表が注目されて、Jリーグ公式たらこんな動画を出してたわけ


「ここから2023年2月17日Jリーグ開幕

https://www.youtube.com/watch?v=A32xw6cPO3w


1:12「どんな場所へ行こうとどのチームでプレーしようといつまでもあの選手はうちの子

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

公式がこんな臭い動画出すのかよ!っておもったよね

この感じだ!おれがJリーグに興味持てなくなったのは!

2023-01-30

anond:20230130182158

ポテトつまみ食いのおばあちゃんは許せても、

醤油容器や皿をこっそり舐めておくのはちょっと許せないというか、

マジでお店の利用したくないと思ったわ・・・

回転寿司

幼児がレーンで遊んでる動画やら、老人がプライドポテトをぺろっとつまみ食いしてる動画やらが流れてくる。

もう回転寿司はいけない。

まあ何年も行ってないけど。

2023-01-22

[] 細田守 バケモノの子 感想

公開当初、劇場で見て細田守を見限った作品(大好きな監督からサマウォ以前が好きな監督へ)。でもおかげで未来のミライフラットに受け流すことができた恩人(恩作?)でもある。そのバケモノの子を7年ぶりぐらいに見ることにした。もちろん酷評となるが、さんざ言われている人間界不要監督家族観とかとは違う部分を書こうかと思う。

アクションが退屈

改めて見た率直な感想がこれだった。

OPCG、でいいのかな。炎のシルエットで描かれる演舞はとても素晴らしくて、後を知ってる2回目視聴ですら否が応でも期待が高まるカンフー映画のようなケレン味のあるアクションが味わえるのでは、と。

しかし今作の大きな格闘と言えば鍛錬を除けば序盤と終盤の熊(熊徹)と猪(猪王山)(面倒なので略す)の2回のケンカぐらいだ。そして悲しいかな、これが見ていてさほど面白くない。二人の戦いは剣術はもとより、相撲闘牛ボクシングといったようなものオマージュのような動きが散見される。これが良くなかった。自分としては当初これら齧ったようなエッセンスの動きは小手調べだと思っていたのだが、実はまっとうな戦いの組み立ての範疇だったように思える。それの何が悪いって、二人に軸がなくなってしまたことになる。

古典カンフー映画のようなアクションを期待していた身としては、やはり「流派」は大事だったと思う。違う流派あるいは同じ流派の者が対峙して技を競う。それぞれの特徴的な動きの差異が画面に映えるのだ。それこそスターウォーズだってやってる。バケモノの子だと(恐らく)正統派武術を扱う猪と、師匠も居ない独学の熊との対決で、実に映えやすい。ところがそういうのは確かに所作に現れているものの、お互いあちこちからちょいちょいとつまみ食いした動きにしてしまったためにもう、流派のぶつかりもなにもない「ただのケンカ」になってしまった。もっと言えば観客が居るせいで「興行スポーツ」。年末格闘技かのようなエンタメになってしまった。「バケモノ」の活かし方が体当たりなのもマイナスだ。

長年練り上げた鍛錬を披露する、思わず唸るような動きではないせいでもちろんナイスバトルも生まれない。

どちらが勝つかわからない。であるとか、敗者をも称える歓声が起きる決着。なんてものは生じるわけがなかった。次期宗師を決める神聖(かはわからないけど)な戦いがリスペクトも生まれない野次馬がたくさんいるケンカに堕ちていたのは残念でならない。

(負けた猪も勝者並に称えられていたら息子も闇落ちしなかったりそれでも闇に落ちる姿が強調できたりしたかもしれない)

九太の応援が余裕で10カウント超えている賛否多そうなシーンもルールが最重要興行ではなく宗師を決める心も重要な要素の杓子定規でない神事として見ていたので許せたが、その後顔アップで剣を振り回すとかガッカリ


その主人公の九太なんかも悲惨で、やはり修行以外ではまともに動かない。成長後図書館のシーンで不良相手に鮮やかに立ち回るかと思いきや、得意の横長のレイアウトパンを使いつつなんと画面外で音だけでボコるという手抜き。団子ラリーは好きだけどそれぐらいかバケモノ界は闘争世界ではないし、武術を習った主人公人間ボコるのもよくないのは分かる。ただ素直に成長後九太で気持ちよくなれるシーンが欲しかったな。


直近の過去2作だけみてもキングカズマのOZ内移動含めた格闘やおおかみこどもの躍動感ある動きとかセンスは落ちてないはずなんだけどどうしてこうなったのかなあと不思議に感じる。

(剣が震えるところとかは好き)

世界観が見えない

バケモノの子映画にしては場面が少なく感じた。

熊の家を斜め上から見た図と家までの階段坂道、あとは修行場の廃墟っぽいところ?バケモノの子はだいたいこのイメージ。あと市場か。

渋天街という異世界に居るのに街全体の引きの絵とかがほぼ無いからせまっ苦しい。ワクワクしない。主人公視聴者異邦人なんだから、街をそれとなく見せて欲しかった。たとえば熊とケンカして街中をバルクールじみて走り回る追走劇とかはどうだろうか。アラジンの冒頭みたいな感じで。坂の上下を生かすならコクリコ坂もよく時代雰囲気を醸すことができていたと思う。

バケモノの子はとにかく「今どこに居るのか」がわかりにくい。賢者歴訪のシーンは渋天街に必要だった賢者の住む街の全景が描かれるが、それぞれ1秒未満ぐらいの一瞬しか映らない。振り返ってどんな場所に行ったかと思い出そうとしても難しい。結局思い出としては賢者の対面シーンと道中が繰り返される狭い印象になる。

絵作りができていないわけではなくて引きの絵も多くて背景もモブも全員書き分けるなど緻密なのだが、画面ごとにどうにもキャラクター支配的で背景が薄味。乾燥地帯イメージな砂色なのがそう感じさせるのかもしれない。逆に夜や昼夜の境目などの暗さと光は非常に美しくて心に残る。

今作は「時空」の時間を重視しているのかと思う。九太の成長自体がそれでテーマだし、同じ場面で季節が流れるシーンや同じ場所が繰り返されるのも時間の流れが見て取れるので効果的だ。あるいはその犠牲空間が少々ワリを食った形になったのかもしれない。

(季節が流れるシーンやミライの家の書き方は好きなので時間密室劇的方面が悪いのではなくバランスかなぁと)

これ即ち強さな

バケモノ界はたぶん全体的に武芸を修めることに重きを置かれると思う。そして武芸の強さが絶対指標じゃなくて弟子を取るとかも重視されてる。熊ですら過去弟子を取ろうとしたことがある。つまり剣術人口が多そうだけど学ぶのは剣術の裏にある精神性とかかと。それで九太は賢者の話を聞いて強いっていろんな意味があるんだなと理解したわけ。じゃあ数ある強さの中で熊と同じ道で強さを歩むことを自覚的選択しなくちゃならん。

当初の九太は選択余地がなかった。家族を失って一人で逃げ出して置いておいてもらえそうなのが剣術家の熊んところだったわけだ。そこから8年過ごすわけだけど8年後の九太は人間界に重点されてバケモノ界のシーンがすくなるなる。だから8年間かけて(腕っ節以外に)身につけたものがあまり描写されず、思春期父親周りの不安定さがフォーカスされていってしまう。九太の成長は物語最後最後に持ってくる必要があるのはわかっている。でも8年も経ったんだから自主的な強さの理解をお出ししないと漫然と表面だけ模倣していたことになってしまう。それも家庭内で父の真似をする子が似てきたっていうつっまんない閉じた話になっちゃう。

同じく家族を失って別の家庭に入り込む「三月ライオン」では主人公は明確に「将棋が好き」と嘘をつき、契約をして将棋で強くなり続ける代償を払ってきた。そんな主人公将棋と向き合い続けてやっぱり将棋が好きで自分意思将棋世界に居ることを選択する。成長には同じことをするでも「そうせざるを得なかった」という消極的選択から「それでもしたい」と一歩進む必要がある。

九太にそういった前進要素がないのは必然だ。だって最後は熊を「胸の中の剣」にする必要があるから。上手な二人の父子なら8年の中で教えることができただろうけどお互い不器用な二人ではそれができなかったんだろう。感動のラストのために。九太は親近感がわく普通青年に成長した。心は普通程度にしかならなかった。武芸を通して技と体は鍛えられたが心の強さは(幼少期の気の強さの引きつぎはあるが)あまり感じなかった。物語最後には九太は剣を置くことが語られている。胸の中の剣を手に入れて現実の剣を置くのは修めた感がある。最強の剣士が無手となりにゃむにゃむするかのように剣を置くなら悟り理解を経てするが映えるというもの。でも九太はそんなに到達点に達してないし人間的にも彼女や熊の支えがあってようやくここからって印象の方が強い。そんな彼が剣を置いたってただバケモノから人間界に戻ったって記号しかなかった。

センスが良くていい旅もさせてもらっていい教師反面教師も居るなかで8年過ごして出来上がったのがただの思春期不安定青年って…。すこしも「強さとは」が染み入ってないのが残念なキャラだった。

なんなら熊とそれを見つける物語でもよかったけれど、最後は信頼・絆一辺倒で「父と子」をやっちゃったね。

からやっぱり

尺不足…かなあと。もっとバケモノ界やアクションや九太の成長を描いて欲しかった気持ちがとても強い。そして何のせいで尺不足だというと人間界パートなっちゃう。結局、不人気の人間界パート不要論に収束する。ヒロインの楓は細田ヒロインの中でもとても好きなキャラなのだが…。



そんな感じで当時細田にはガッカリしたわけだけど宣伝だけみるとそばかす姫はそこそこドハデで楽しめそうな映画ぽいんだよね。受け流したとは言ってもミライダメージもそこそこあってまだ見る気が起きないんだけど、評判はいいみたいだし。(変わらない悪い点もあるみたいだけど)

脚本雇えと一言で談じると楽だけどこうやって書いてみて自分オタクすぎる気もする。ポストジブリファミリー向けならちょっとクセがあるけどこんなもんなのかな。これが細田監督の味だとも思うから今後の作品賛否が大量に出つつも売れて行くんだろうね。

2023-01-18

コロナ禍が終わってほしくない

コロナ禍が終わってほしくない。

狂った満員電車を消し、うざったい飲み会を消し、無意味会議を消し、変に凝った飲食店を消し、風俗店を消し、旅行留学も消し、無茶苦茶ビジネスを消し、世の中に静かな安らぎをもたらしたコロナ禍が終わってほしくない。

コロナが終わったらコロナが終わったらって、正気か?

戻りたいのかコロナ前の世の中に?

効率の良い金集めのためになにもかもが高速化、先鋭化しすぎて誰も彼もが疲れ切ってイラついていたあの世の中に?

戻りたくない。絶対に戻りたくない。

何もかもが金集めのためだった世の中なんて、今考えるとあまりにも恐ろしくて戻りたくない。

他人の金集めに貢献するために働いて、時間感性を消耗して、消耗した時間感性の傷をやわらげるために、金集めのため変に凝った飲食店つまみ食いしたり、金集めのため最速で人の感性支配するよう計算されたコンテンツを目に映したりなんかして、疲れて寝る。

こんな世の中だったことなんて考えるだけで疲れて仕方がない。

凝った飲食店なんかどうでもいい。評論家でもない大勢人間があっちでもこっちでも凝った料理を食べ続けるなんておかしい。評論家でもないただの人間なんか何食べたってうんこ製造の助走でしかないのに、やれここは美味いとかなんとかって、正気か?

芸能とかもどうでもいい。そもそも大した芸能なんかなかっただろ。コンプラコンプラコロナコロナがとか言って都合よく思考放棄して、気持ち良さそうにつまらコンテンツ垂れ流してる奴らなんか、コンプラコロナがなくなったってしょうもないものしか作れないに決まってる。こういうのとは別で、金集めのために完璧設計されたコンテンツもあるけど勿論論外。金集めのために人の感性支配しようとするな気色悪い。

風俗店なんか一番どうでもいい。どうでもよすぎて言うことない。好きにすれば?

旅行もどうでもいい。感性ガバガバ大勢人間テレビで見たことある観光地に押しかけて写真撮って料理食べてどうなる?どうでもよすぎる。貴重な燃油使ってまでやることがそれ?アフリカだろうが南米だろうが、行けば「何か」があるなんてないし、ただの人間が行けばただの町だろ。バックパッカーですら滑稽なのにノマドワーカー(笑)。現地の滞在許可取れないか観光ビザでちまちませこい移動生活してるのに豊かぶってて笑える。

留学もどうでもいい。高校出て海外大学に4年行くとか、大学院行くとかならまだしも、日本大学に行って間の一年間だけ海外に行って何になる?遊んで終わり、それもくだらない遊び方して終わり。現地の空気を肌で感じたい、現地の人と触れ合いたいって、お前が行けるようなとこは十中八九日本地方都市と変わらん町だし、お前が触れ合えるような現地の人は似たような階級で似たような考え方のつまら学生しかいないよ。ボランティア山谷行けば?山谷学校作れよ。

あーーーーーーーどうでもいいな。全部どうでもいい。コロナでパーになったもの全部どうでもいい。

悲しいんですか?

でもそれって会社の外でグルメぶって感性が生きてるふりしないと自分価値がないと感じるようになってしまった自分人生が悲しいんじゃないんですか?旅行とか留学ちょっと特別っぽい自分演出できなくなって自分には価値が無くなって悲しいんじゃないですか?飲み会会議でくだ巻いて他人自分感情の尻拭いさせられなくなって自分のケツに汚い感情が詰まって価値が落ちてる気がするのが悲しいんじゃないですか?

コロナで全部ダメになったけどコロナがなくたってどの道もうダメだったよ全部。

てか福祉とかもマジでしんどそうだよね。金集めと一番縁遠いもんね。その罰でしんどくてみすぼらしい立場に追いやられてるとしか思えない。金を集められないと罰を与えられるってどんな世の中だよ。

あーあコロナ禍終わっちゃうのかな。嘘と金ストレスの世の中に戻ってほしくないな。

2023-01-11

副島隆彦は頭おかしくないし、佐藤優ディープステイトを信じていない

副島隆彦「私はプーチンウクライナで開戦し、感動した」…佐藤優と語る「ロシア側の見方」 - みんかぶマガジン

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mag.minkabu.jp/mag-sogo/25178549558/



ブコメ見ててちょっとびっくりしたんだけど、みんな副島隆彦の言うことを鵜呑みにしすぎ。

副島隆彦小室直樹弟子で、社会科学つまみ食いが大好きな作家

研究者でも何でもない自分が飯食っていくにはどうしたらいいかってことで、陰謀論を担ぎ上げて人を集めるスタイルをとっている。

師匠の姿を見てて、社会科学つまみ食いじゃ本職の研究者に勝てないと踏んでこういう戦略を取ってるんだろう。

副島の主張は、陰謀論的なフレーズを取り除けば、その辺の左派論客とそれほど変わらない。

なので 「あらら副島センセイがまた耳目を集めようとしているわ」 という姿勢で眺めるべきであって、その言説をマジになって叩くのは、鳥肌実ガチ批判しているようなうすら寒さがある。

佐藤優もこの辺はきちんと分かってて、副島の発言に乗っかって 「ディープステイト」 という言葉を使ってるが、これは一種リップサービスであって、読者はマジで受け取ってはいけない。

(ちなみに、むかし佐藤が別の人の対談で、「今度副島さんと対談するらしいけど大丈夫か?」 みたいな趣旨質問を受けて 「いやあ副島さんはあれが芸風ですからなワハハ」 みたいな回答をしていた)

こういう次第で、この二人の対談は興行みたいなもんなので、マジになるな、と言いたい。

2023-01-04

子供が「味見、味見」とか言いながらつまみ食いすると叱るくせに

子供つまみ食いを見咎められて「味見だから」と言い訳する親はみっともない

2023-01-03

困窮者支援専門性、Colaboに期待すること

監査請求が通ってコラボ不正会計疑惑いくらか目鼻がついてきた一方で、功罪あるとしても功の部分についてはこれまでもこれから必要なことだとの声がある。

かれらは公金を掠めて恥じない悪意の団体なのか。誰もやりたがらない崇高な仕事をやってきてくれた正義の人々なのか。みたいなことは実はどうでもよくて、いずれにせよ能力を越えた範囲仕事本来行政がやるべき範囲仕事を抱え込んだ時点で、質の低い仕事と公金垂れ流しの歯車は自ずと回り始める。

ボランティアとか非営利公益団体には向いている仕事とそうでない仕事がある。

例えば災害の後片付けのような集中的なマンパワー需要によく応え得る。しかしその後の復興期に居座って「コミュニティ再生」みたいな尤もらしい目標のために親睦イベントみたいなのを打ちまくって無意味住民疲弊させたりする。素人でも手が出せそうなところをつまみ食いしても本当の意味で「コミュニティ」をどうこうなんてできないから。

家庭に身の置き所がなくて街を彷徨少女キャッチする。そして食事やベッド、安全安心できる一時避難所提供する。それはいかに民間志向きなミッションである

その次は? いわば社会入り口を見失い先の希望を失った子に、どういうリカバリールートがあり得るか具体的な相談に乗れる人が必要になる。教育職業訓練必要ならば医療家族への介入、それぞれのプロに繋がるハブでもある。要はケースワーカーだ。その職能善意や熱情で代替できるものではない。

そして、一時避難よりあとの長いスパンでの生活基盤の保障。これも公の役割であり、そもそも一般社団法人なりを経由させる必然性がない。

要するに民間団体に期待されるのはキャッチ役と純粋なヘイブンの提供までだ。

とにかくそこに行けば飯とベッドがあり、詮索や説教なしで供される。「この先どうするつもりなのとかのウザい話は今晩はナシですよ、私たちはお役人じゃないんで」との役割に徹し、行政に引き継げばいいものを。

「そこに行政が待ち構えてないからウチラがやるしかないんじゃないか!!」と言うだろう。そうなんだ。そこに行政が待ち構えてないと、どっちみち全ては絵に描いた餅なんだ。

からって分を越えたことをやろうとするんじゃなく、また無駄にいがみ合うんじゃなく、みんなで行政のケツをぶっ叩くのが本当だと思うけどね。やるべきことをやれ、やるべきことをやってないのを隠すために非営利団体を利用するなと。

さて「恩知らずの元少女」の増田

https://anond.hatelabo.jp/20230102104157

にあるように、その敵対的姿勢は身を守る鎧でもある。みっともないトゲトゲ鎧を下手に脱がそうとせず、物理的な支援によって心理的安全性の担保に努めつつ、プロの手に引き継ぐべきである。要は善意で親身になって距離を詰めること自体が侵襲的なんだよ。

池内さおりのラインメッセージリークされていたが、あの内容の何が問題かわからないというブコメが多かった。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/himasoraakane/status/1609824412395790336

前後文脈がわからないのでこれだけでは事の是非を判断できない」のはその通り。「これが問題になり得るとは思えない」としたらかなり想像力が足りない。

アダルトチルドレンだとか毒親とか、精神医療臨床心理の周辺の俗流用語概念には常に流行り廃りがある。

「それ毒親だよ!逃げていいんだよ」と流行りのフレーズをぶつけられて、抱えていた不定形の苦悩にシャープ輪郭が与えられ、状況が好転するきっかけになる者もいる。「そうか、あれもこれも毒親のせいだったんだ」と思い込みに凝り固まりちょっとした行き違いが転落のきっかけになる者もいるだろう。誰彼構わず虫下し飲ませて「ちょうどギョウ虫わいてたんだ、助かったよ」ならば結果オーライだが、その余はただ身体に毒なだけである

不安定状態未成年者に「家族と縁切っちゃう手もあるよ、その気なら協力してくれる人もいるよ」みたいな甘言を提示することも同工。時と場合により猛毒だ。どういう時と場合だったのかはわからない。

ちょっと追記

暇空氏が池内さおりのラインリークを爆弾ネタだという所以は「ほーら共産党と強い繫がりがあるだろ」というばかりの薄っぺら意味だったようだ。だから何なんだよ。そういう所がつくづく付き合いきれない。その行動力一定の敬意は払いつつ。

藤氏みたいなガサツな正義マンには本当の所を言うなら若年者支援なんていう繊細な仕事はしないでくれと思っている。でも100点満点の支援者を屏風から出せるわけじゃないからさ。せめて後進が「あの轍は踏むまい」と反面教師にすることを期待する。大きく言えば市民社会文化的成熟していく一助にならんことを。

2022-12-26

自転車趣味を始めようとするならとりあえずこういうのを買いましょう

2023年から心機一転して年自転車趣味を始めよう!って人がいるかもしれないかオススメのはじめかた。

自転車を買うならブロンプトンという折り畳み自転車だ。

折り畳みの簡単さと走行性能とオシャレなイメージの3つがバランス良い英国自転車だ。

予算は色々あるがとりあえず23万円。変速機構無しから6段変速であるけど、とりあえず6段の23万円のを買うといい。

走行性能10万円くらいのクロスバイクと同じくらい。

町乗り、平地であればそんなに苦なくスピードに乗れて楽しいだろう。登坂はちょっと厳しい。

折り畳みといえばブロンプトン ってくらい大人気なので改造パーツが充実してて、さらに何かあったとき修理の情報がたくさんあるのが良い。

もちろん基本的にはサイクルショップで買ってそこでメンテナンスなどは面倒見てもらうのが一番いい。

次に必要なのはちゃんとした自転車メーカーのロードバイクスマートローラー。

トレックでもジャイアントでもいいか10万円くらいのリムブレーキロードバイクを買う。予算を気にしないならプラス数万円でディスクブレーキロードバイクを買う。

これはスマートローラー専用の車体になる。

スマートローラーは賃貸の部屋で室内でトレーニングするのに必須だ。予算はだいたい10から15万円くらいのあいだ。

この2つでトレーニングをする。ズイフトってバーチャルライドアプリにハマってる人が多い。

折り畳み自転車メリットは「好きなところだけをつまみ食い」するのが簡単なことだ。ようは山とか坂を避けて平地の観光地だけをぶらぶらできる。

じゃあスマートローラーでトレーニングする必要がないじゃんって思うかもしれないけど、人間の体力の衰えってのは恐ろしい。

怠けてるとちょっとしたこと息切れしてしまう。だから鍛えましょう。

そして、ここまで金を掛けたけど結局乗らなかった となってもブロンプトンリセールバリューが良い。

普通ロードバイクなら買った乗った瞬間に低下の半額くらいになるんだけど、ブロンプトンなら2年くらい大切に乗ったものでも半額以上で取引されることがある。

また、スマートローラーも比較的値崩れが起きにくい。頑丈なので壊れないからだろうと思う。

残ったスマートローラー用のロードバイク。これは二束三文以下でしか売れない。

町乗り用のバイクにしてしまうのがベストだろう。

これが自転車で一番面白い楽しみ方で、なおかつ失敗しても金銭ダメージの少ない買い物の仕方である

クリスマスケーキの予約でガッカリしないコツをプロ解説しま

プロです

海外宗教行事レジャー感覚つまみ食いするのをまずやめましょう

2022-12-24

思い込みが激しくて自分の正しさを一切疑わないような人でないと、Colaboのようなしんどい仕事はできない

https://anond.hatelabo.jp/20221223210515

訂正。最後まで読んだら怪文書すぎて同意もできなかったわ

ともかく仁藤さんに正気に戻れみたいなことを言うのはやめろ。

かに彼女言動客観的に見たらあまりにも常軌を逸しているというか

自分の正しさを全く疑わないというか

やべえ教えに目覚めて目がgrgrしてるやべーやつに見えるかもしれないが

そのくらいキマってる状態じゃないと、Cobaboみたいなしんどい仕事は無理なんだ。

Colaboは儲けてるとかなんだかでたたかれまくってるが、利益たまたまついてきたものであって、

仁藤さんがいろんな意味ガンギマリ状態で4年間はそんなに儲からない状態でやりくりしながらやってたんだ。

最初なんかは救おうとする少女たちからも信用されず警戒されたり強く拒否されることのほうが多かっただろうに

仁藤さんからしたら怖い男ばっかりの地獄のような新宿という場所で根気強く声掛け。

そんなん「自分物語主人公で私の道を阻むものはすべて倒すべき敵!」くらいのガンギマリ自己陶酔感に浸ってなくてどうして続けられるもんか。

お前らは5年間同じことを続けられるなら5年後には1億円の寄付はいってくるってわかってたらやるのか?

俺は絶対無理だって

仁藤さんはたしか言動がヤベー人だけど、彼女の異形な偉業は、彼女がそのくらい良い意味で狂ってるからできるのだ。

仁藤さんがまともだったらこんなことできなかったわけで、「仁藤さんの活動応援してるけど仁藤さんの言動はなあ」って言ってるやつは何もわかってない。

仁藤さんはちょっと常人感覚からしたらおかしい人だからここまでやれたんだ。

都合のいいところだけつまみ食いしようとしてんじゃねえよ。

仁藤さんの活動応援するなら仁藤さんのやばいところも受け入れてやれよ。どっちか片方だけ選ぶってのはできないんだよ

2022-12-11

リベラルフェミニズムポストモダンフェミニズムって分類はどうよ

リベラルフェミニズムは「人は生まれながらに自由」「男女は同じ人権を持っている」「互いの権利を害さないよう法律条例があるしその調整もする」という方針で、はてなー的にはおそらく異論あんまないタイプフェミニズム

ポストモダンフェミニズムは「ジェンダー社会的性別)は許せないからそれを再生産しそうなあらゆる物は批判する」「法律条例では快適な社会には足りないのでアップデートした倫理規範で更に強い制約を設ける」「弱者意見が常に正しいので女性の言うことに従わなくてはならない」という、社会学者とかジェンダー論とかを大学で専攻した人が染まるタイプの奴。

 

どっちも一応フェミニズムだし、後者の方が近代議論から余計タチが悪いんだけど、どちらも学問を名乗っていて社会運動の側面もある。社会的性別を徹底的に排除した社会というのがどうあるべきか(目指すべきか?)などは考えてみる価値はあると思う。

後者の方はその理屈の振り回し方が活動家宗教家に便利過ぎたという致命的欠点があるせいで、例えばミサンドリーをこじらせただけの人が萌え絵封殺するための棍棒としてフェミニズムを使う。

あと矯風会の「女の権利制限して肌の露出娼婦も許さん」みたいなパターナリズムゴリゴリ思想倫理規範みたいな顔をしてフェミニズムを振り回す。もちろんリベラルとは真逆なのでこいつらをリベラルと呼んではいけない。

 

ジェンダー解体観点から萌え絵批判をする場合社会にある性差再生産しそうなあらゆる物(シャネル広告でも男性アイドルでも良いけど)もすべて否定しないと一貫性が無いし、棍棒として振り回す奴らは自分に都合が良い部分だけしか勉強してないかちゃんポストモダンフェミニズム勉強した人からすらも馬鹿にされる。

アップデートした倫理なんて物は学問世界ですら答えは出ていないのに、宗教家適当に都合が良い部分だけつまみ食いして自分が正しいと言い出すので矯風会的にはかなり使い勝手が良いんだろうなポストモダンフェミニズム

そもそも学問ってのは「誰の口から出ようが正しい物が正しい」っていう再現性こそが要なのに、ポストモダンフェミニズムは「弱者が正しい」と言い出したか弱者以外が何を言っても間違いとしてしまった結果、学問ですらなくなってしまって袋小路に迷い込んで失敗した学問なんだけど、そこを反人権全体主義者やミサンドリズムに目をつけられて乗っ取られたか活動家宗教家が便利にフェミニズムを名乗ってる。

 

俺は他人思想市場経済活動法律やら倫理やらで制御しようという考えがそもそも間違いだと思うので、規範押し付ける事で他人思想制御しようとしてくる奴らは残らずクソだと思ってるし、絵を焼く奴らも服装押し付ける奴らも反人権な巨悪だと思う。

でもフェミニズムって名乗って活動してるからこの辺の経緯と実体を知らない人から敵視されずに済んでるんだと思う、ガン細胞みたいなやつだ。

2022-12-01

政治と金問題になってるみたいだけど、

コロナで大きなお金がたくさん動いてオリンピックでも大きなお金がたくさん動いて、

いくらでも好きなだけつまみ食いができる状況だったか普段やらないような人まで色々やってただろうなって思う

上は政治家、国税職員に下は家族個人経営飲食店までサラリーマン以外は全員なんかやってたと思う(笑)

2022-11-20

シン・ウルトラマンかにキッツイな……

説明台詞が異常に多い。監督の「空想科学が大好きですよ」アピール作品がつきあわされすぎだ。これでは数百人が手伝ってオナニーをさせているようなものだ。

主人公の喋り方に違和感をもたせたくないのか説明的な喋り方をする人物が多い。喋り方が不自然キャラクターばかりで見ていて感情移入しづらい。

・『古き良き特撮』を意識しすぎているせいで画面の作りが全体的にモサい。ピアノ線で釣ってる風とかやって喜ぶ人なんて本当にいるの?その人形感って本当に必要です?

キャラクターが「役割」を演じている感だけが強く「人物」を感じさせることが少ない。キャラの造形が徹頭徹尾役割」の集合体しか無く、結果として誰に対しても何の感情も持てない。まあ嫌いなメインキャラがずっと出てくるよりはマシかもだが。メフィラスが出てからはマシになるが、そこに行くまでに1時間も「役割」を運ぶだけの装置を見続けることになる。

・都合よく無能な味方。都合よく有能な味方。脚本の都合で動かされている感を脱臭しきれていない。これが上記の「役割だけ」感を加速させる。

・「臭い」のシーンが全面的に最低すぎる。今まで「人類には未知の技術からな」で次々と荒唐無稽空想科学を飲み込んできた努力がここで一気に無駄になってしまう。折角維持してきたリアリティラインが全部ゴミになった。しかもそこに「風呂に入ってない女の臭い主人公に嗅がせたい」という作り手側の意思を感じてしまう。そこから更に今まで我慢してきた尻叩きに対しての違和感が爆発する。そもそもプランクブレーンって単語意味はさぁ……あーもういいやとなってしまう。本当に残念だ。

社会批判人間批判っぽい要素が雑に入ってくるが、そこに全体としての纏まりを感じない。初代の宿題であるウルトラマンゼットンに負けるまでの物語」へのアンサーに向けての下準備なのかもしれないが、それが伝わる人間には何もやらなくても伝わるので尺の無駄。伝わらない人間からすれば鼻につくだけなので無駄。ここについてはゼットン戦直前の神様仏様ウルトラマン様~受け入れの部分だけで十分なので本当に無駄

・「ウルトラマン人類を助ける理由」に対してのアンサーが願望ダダ漏れすぎて笑ってしまう。「俺はアイツが好き」から「アイツも俺が好きならいいな」まではいいけどそれを操り人形使って言わせちゃうのどうなんだ……。



良い所

・展開が早い(ように感じる)。正しい言い方は「肉付けを沢山している割には、本筋を大きく削らずに2時間に収めている」になるわと思う。とにかく無駄がない。要素を増やしすぎたせいで本筋を尻切れにしてしまガチ愚策を冒していないのは優れている。

出演者に「特撮的な演技をすることの気恥ずかしさに対する自嘲」のようなものを感じることが少ない。これをやられると一気に作品陳腐になる。教育が行き届いている。

・「ウルトラマン人類の味方」という前提を鑑賞者が持っていることを前提に作られていてそれを裏切らない。今更になって「ウルトラマンは敵なのか味方なのか……」に登場人物がアレコレ悩むのにやたらと時間を使われても無駄。そこを利用して裏切るタイプ作品もあるが、大抵の場合相手冷水ぶっかけて煽って終わるだけなのでその選択をしなかったのは正しい。

説明は多いが一つ一つは手早いので量の割には尺を圧迫していない。「この程度の話をするためにこんなに時間を?」となるシーンがないのは立派だと思う。これはやりたくて詰め込みまくっている事の利点だろう。嫌々ネタ出しをしている映画ほど一つ一つのネタで長く時間を稼ぎたがり全体に薄味になるがソレがない。

・「役割しか演じていないキャラ達の中で唯一人「役割」以外の部分で強烈にキャラが立っているメフィラス。あーそうだよキャラクターってのはこういうのを言うんだよね。見た人がメフィラスの話ばかりするのも納得である。逆に言えば他の登場人物徹頭徹尾役割」を担うだけの装置しかなく「語るほどの要素がない」のだから

・2時間映画ゼットンまで出す気概。よく詰め込んだという他ない。ゼットンデザインも生体兵器という設定に対しての納得感が強い。

・2022年のうちにアマゾンプライムで見れるとは思わなかった。今年は映画ドラマで100本はアマプラで見てると思うから実質50円ぐらいでシン・ウルトラマン見れちゃってるな。すっげーお得だぜ。

まあ色々キッツイけど総評としては面白かったな。

監督がやりたいことに全スタッフ付き合わせましたが過ぎるだろとは言ったけど、まあそれでつまみ食いしてるわけじゃなくて全体に纏まり持たせられてるならまあいいかなって気がする。

監督の頭の中に依存しまくってるのはやっぱ映画の核だな。

スタッフの色んな意見がぶつかった結果として妥協点の集合体になるような作品じゃ駄目だわ。

でもその結果として「キッツ……」が増えるんだよなあ。

その痛みを楽しめるようになれって事なんだろうけど俺はやっぱちょっと無理かなあ。

やっぱ「僕凄いでしょ」と「こういうのえっちでいいよね」は耐えきれねえ部分があるわ。

2022-11-19

anond:20221119100024

その弁当作ってるの誰だと思う?

夜な夜な工場で汚いおっさんが指でほじってつまみ食いしてる弁当だよ。

2022-11-13

anond:20221113122809

白人の中に広く「白人有色人種」という前提があって

白人たるものつまみ食いや拾い食いはよくない」みたいに白人白人を殴る棒として発明されたんや

無視でええで

2022-11-05

anond:20221105110945

あんまりたことがないんだが、つまみ食いしてるだけでもクソつまらないって感じだったな

老害自慰行為みている感じかな

2022-10-11

anond:20221010102649

その言い方するなら、この元増田も元は歌を歌う人である椎名りんごスタッフのしでかした公益を害する行為に一切ふれずに

通常どおり運営されている表現法律業界と、あとヘルプマーク使っててグッズに迷惑をこうむる普通病人に向かって遠まわしに難癖つけてるよね?

グッズは商標特に注意しないといけないことは同人グッズ印刷会社発注時の注意喚起よんでりゃ普通にみんな知ってるし、

同人冊子でもあぶないのがあるから作品社会影響度ごとに作者が法律に詳しい人相談してきめてるよ。

法律のいいとこだけつまみ食いして拡大解釈してド素人勘違いさせようとすんなよ。

 

で、本当に元増田解釈法律政治に対する難癖じゃないとおもってるの?

本当に本気で「漫画イラストの中に赤十字マークを描くことは禁じられていない」からやっていいと言い放っちゃうの?グッズに赤十字含むイラストつけても「禁じられてない」からいいとおもってるの?どうなの?

なんで、わざわざ、ここにそれを誤解されやすタイミングかい???

元増田みたいな勘違いして迷惑顧みない表現偏重しようとする野郎がいれば、

政府は難癖つけられないようわざわざ誤解しようもない新しい法律をつくるしかなくなるよな?

エロ抱き枕かかえて電車乗るのも「禁じられてない」けどマナー違反なんだよな。

元増田みたいな常識ないやつがいつもまともだったはずの表現を後ろから刺し殺してるんだよ表自戦め

2022-10-05

anond:20221005122426

一見すると韓国右翼に見えるのはその通りなんだが、

実際には韓国の実情には恐ろしく興味がなく、日本と揉めてる部分だけつまみ食いしてたんで、

紛う事なき日本の人だと思うよ。

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