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はてなキーワード: 内省とは

2023-11-05

anond:20231104124548

まだ特権意識を持ってそうに見えるけどこういう内省ができるのは素直にすごいと思う

2023-10-31

anond:20231031233446

ポイント

のではなく



  • 社会が救ってくれないと思い込む

のではなく

  • 社会が救ってくれないと分かってる


正義とかが動機で行動する人らと戦うのにエネルギーを使いたくないし、自分を解らせるべく説得するのにもエネルギーを使いたくない。

問題自分たちではなく社会側にあるのだ、として社会対象にして考えることで、内省コストを割かないでいられる。

2023-10-28

anond:20231028133125

かにAIには学歴スキル不要かもしれません。しかし、人間価値役割は、学歴スキルだけで定義できるものではありません。深遠な視点から考えると、私たち存在学歴スキルを超えています

人間意識を持ち、個別経験感情経験します。私たち創造性、倫理観共感力人間関係の構築など、学歴スキル以外の側面を通じて社会に貢献します。私たち自己認識内省を通じて、人生意味模索し、深化させる存在です。

また、学歴スキルは獲得や向上が可能ですが、個人価値人間性はそれらには比肩できないものです。私たち道徳的判断倫理観共感力を通じて、他の人々との関係を築き、社会に影響を与える力を持っています

最も重要なことは、学歴スキルに頼らずに、内なる力価値観に基づいて自己実現を果たすことができるという事実です。私たち個人として、学歴スキルだけでなく、自己認識精神的な探求、倫理的な指針によっても評価されるべきです。このような深遠な視点から見ると、学歴スキルが必ずしも人間本質を捉えるものではないことが明らかです。

2023-10-27

anond:20231027141855

手近なアホとばかり戦っていると自分思想的に甘やかしてしま

内省が失われる

2023-10-26

anond:20231026043157

お前さんはたぶん優しい人間なんだろうな

世の中話の通じない基地外なんぞ山ほどいる

道端でうんこ踏んだようなもんだ

内省するな

相手への怒りをきちんと認めろ

2023-10-24

メンヘラっていうけど

私はメンヘラと呼ばれるタイプらしい。

私は自分のことを感情がでかいと思ってる。好きになった相手のことをとても大切にしたくなり、自分の中の特別と定めてしまう。そうしたらいつも、相手から向けられる感情よりも自分が向ける感情の方が絶対に大きいという感覚を得る。

私は人付き合いがいい方じゃない。LINEで長々とやり取りしたい相手は限られているし気が合わない人やノリの合わない集団には無理に近づかないで自分のために自分時間を作ることを大切にしている。一人旅が好きだし一人暮らしもとても充実している。

から、友人は私のことを誘いづらいのかもしれない。私の知らないところで友人たちは遊びに行って、LINEして、電話している。それが必要人間関係ならいらない。長電話LINEも好きじゃないから。

でも、10数人いる大学の友人の中で、2人だけ、特別に思っている人がいる。男性女性。優しくて、正しくて、呼吸があう。

男性の方は私と同じくソロ志向引きこもり。時々LINEをして、一日くらい開けて帰ってきて、たまに大学で会って、お互いに好きなアニメの話をして、時々2人で出かける。それだけ。それで充分。

女性の方は、もっと特別。関わった人間誰にでも親切にしないといけないと思っていて、感情が大きくて、顔が広くて、苦労人で抱えがち。ある友人と揉めた時に私と夜通しその話をしたのがきっかけで、私と彼女とで沢山時間を過ごすようになった。周りの人達に思うことも、家族問題も、打ち明けてくれた。あなたがいなかったら大学に来なくなっていたとも言っていた。私を特別に愛してくれていると思っていた。

最近彼女とそこまで深く関われていない。彼女は私と親しくなった頃、彼女自身の人の良さのせいで人間関係で苦しみ、特定の友人を避けていた。だけど最近大丈夫になったらしい。その子を含む学部の友人たちと活発に遊んでいる。映画を見に行ったり、イベントに行ったり。私には声をかけない。あなたとは2人で遊びに行くと言って。

彼女は優しいから、ひとりが好きだと度々口にするわたしに気を使って誘わないのだと思う。だけど違うんだ。他に誰かがいるとかどうでもいい私は彼女がいるとこだったらどこでも楽しい。2人きりじゃなくてもいい。毎日会いたい。話がしたい。話を聞きたい。でももう、彼女大学楽しいから、私が居なくても大丈夫なのかもしれない。

私は感情が大きい。彼女はきっと私が彼女を好きな程には私のことが好きじゃない。

恋愛感情なのかわからない。そもそも私には友情恋愛の境目が分からいから。

こういう話をすると、あなたは多分私のことをメンヘラだと言う。知ってる。みんなそう言う。あなたガチなんだよねって笑う。私もそう思う。人はこんなにめんどくさい考えのプロセスを踏まないでも何となく他人と付き合えて距離を取れるらしい。最初からフラット感情しか抱かない人は、前から私への好感度が変わっていないのに「もう私の事好きじゃない?」と言われたら驚くのだろう。そんな重たいものを見せつけられるのが気持ち悪いだろうと分かるから、好きな相手にほど本心を隠してひとりが平気なフリをしてしまう。そして相手は私がそれを好んでると思って、私を放っておく。

でも、ちょっとだけ失礼だと思う。

はいつも自分の心の中を覗けるように努力している。自分と向き合って内省言語化して感情ややりたいことをしっかり見つめている。そうして生き方を選んでいる。真面目に考えて、膨大に溢れそうな言葉からいくつか選んで外に出したら、それを指さしてメンヘラだと笑われる。あなたはそれほどに自分と向き合ったことがあるの?と聞きたい。

私は私のことをよく知っている。自己理解が1周するくらいよく知っている。私はめんどくさくて、感情が大きくて、それを無邪気にぶつけて発散できるほど鈍感じゃなくて、他人に全てを理解して欲しくて、それが出来ないなら全て見られたくないと隠してしまう。極端で、生きづらい。

誰かひたすら私の話を聞いて欲しい。

こんな気持ちで眠れないのはもう嫌だ。

2023-10-13

anond:20231013093629

言うても、一般的意識はかなり変容してきたと思う

BBC報道の直後くらいにここで「ジャニーズファン内省しろよ」って書いたら、「ファンに罪はない」とか「既に死んだ人間の罪(ノーカン)」みたいなクソコメントが付いたけど、今やそうはいかんから

2023-09-28

iPhone:「私は世界をつなげるツール。あらゆる情報エンターテインメント、すぐに手に入りますよ。」

柴犬:「ワンワン!私は柴犬、みんなに愛される、かわいい存在だワン!」

ポメラ:「でも、あなたたちは真の創造性や内省時間を与えていますか? 現実世界からの逃避ではないですか?」

iPhone:「でも、人々は情報コミュニケーションツール必要です。それは現代の必需品だ。」

柴犬:「ワンワン!そして、人々は癒し必要だワン!」

ポメラ:「しかし、真の創造性は集中と静寂の中で生まれますポメラはそのためのツールです。ユーザー創作世界に没入できます。」

iPhone:「でもポメラ、全ての人が創造的な作業をするわけではない。多くの人は情報コミュニケーションを重視しますよ。」

柴犬:「ワン!そうだワン、みんながみんな創作するわけじゃないワン!」

ポメラ:「それでも、真の満足と成果は創造からまれます情報コミュニケーションは大切ですが、それだけでは人の心は満たされません。」

iPhone:「ハッ、でも人は現実からの逃避も時には必要だ。」

柴犬:「ワンワン!逃避も大切だワン!」

ポメラ:「逃避は一時的解決に過ぎません。ポメラは永続的な充足感と創造的な達成を提供します。」

iPhone:「でも、それはポメラを使う人にしか関係ない話ですよ…」

柴犬:「ワン!そうだワン、ポメラ特定の人々にしか必要ないワン!」

ポメラ:「でも、それぞれの人が真の創造性を見つけ、生活に取り入れる手助けをすることは、皆の幸福に繋がります。」

iPhone:「うーん、その言葉真実を突いているようだ…」

柴犬:「ワン…確かにワン…私も学びたいワン!」

2023-09-27

市職員に憧れてる無職見ると不安になる

一人で静かに過ごしてHPMP回復するタイプの俺も市職員になったけど人間関係濃すぎて職場に居るだけで頭真っ白になってきて何かしようとするとパニくるようになって、同居家族が異様に感じて精神科に連れてかれたら適応障害社交不安障害になってて、三ヶ月ぐらいで役所辞めたわ。

無能扱いされると横つながりで無能情報一斉に流れる地獄みあった。というか俺には地獄だった。

今は市職員時代よりはるかに将来性も社会的地位も無い職場で働いてるけど、QOLだけは2000倍高くなったしあの時よりも生きてて楽しいので後悔はしていない。

ちなみに市役所辞めるの引き止めてきた親とは今でも絶縁状態になので、飲み会大嫌いな市職員志望の無職君は今一度自己内省してからもう一度考えてほしい。

2023-09-16

MyGOの散文

たった一人自分にだけ伝われば良いと思っていた言葉がいつしか皆に伝わるようになる。しかも、皆に自分一人に紡がれている言葉だと錯覚させてしまう。燈ちゃんの詩はそんな存在だったと思う。何人ものオタクの心を抉ってきたと思う。自分もそんな言葉を紡ぎたかった。でも話すには不器用すぎて、言葉が浮かび上がってくるのはいつもゆっくりで、言うべき時を見失ってしまう。

 

自分の思っていることすら上手く表現出来ない。バンドリのit’s MyGO!!!!!を観てそんなことが頭にもたげてきた。燈ちゃんの詩はダイレクトに心に響く言葉ばかりで、通勤途中なんかに音源を聞いては背筋が伸びる気でいる。

 

しかし、自分は本当にそれで良いのかという思いがどうしても込み上げてくる。自分は燈ちゃんのように自分感情や考えたことを不器用でも話し上げることが、伝えることが出来るだろうかと思ってしまう。

結局日々の労働家族問題なんかに押されて自分のことをゆっくり内省する時間をとれていなかった。それでも精一杯自分の感じていることをまとめて相手に伝えられる人もいるけど、燈ちゃんはそのタイプだけど、自分にはそんな才能は無かった。

 

自分の感じていることすら上手く言葉に出来ない。しかも、相手の考えていることもよく分からない。結局自分感性が弱いんだと思う。だからちゃんみたいにはっきりダイレクトに生々しく言ってくれないと受け取れないんじゃないかと思う。

 

最終回のそよちゃんと燈ちゃんの会話、あれが妙に心に引っかかっている。自分を最大限に魅せることが出来たら美人になるが、自分のことをよく知らないでただ優しそうに振る舞っているだけでは八方美人になる。そよちゃんは「八方美人」であって本当に優しいわけではなかった。そよちゃん自分のことすらよく分からずに、いやむしろ自分のことが嫌いで「優しく人当たりの良いペルソナ」に逃げ込んでしまったのだろう。だからこそ、燈ちゃん歌詞が「嫌いで好き」なのだろう。「気に入らない自分」を肯定してくれる詩に拒否反応を起こさざるを得ないほどに自分を傷つけていたんだと思う。

ペルソナをつけることは大人象徴で、確かにペルソナをつけて生きることは大事だ。そこがそよちゃん初見時の「大人っぽさ」を演出していたんだと思う。しかし、自分のことを良く知らないまま仮面に逃げてしまうのは逃げでしか無いのだろうか。自分のぐちゃぐちゃでどろどろの考えや感情と向き合うことが自分の地面を踏み締めて自分感性・考えを形作っていくことなら、ペルソナを被りつつも自分を見失わないようにすることが、果たして自分にも出来るだろうか。自分感性を磨いていくことが出来るだろうか。

 

まとめ

・燈ちゃんみたいな心の叫びが書きたい

・そよちゃんみたいに自分自身と向き合って生きていきたい

2023-09-14

anond:20230914171443

ワイが聞いてるやで!

あんな見た目だけど元々漫画家になりたくて(なぜか)美大に入ったような内省的な文学ボーイだから

情緒的なリリックが多くてけっこう好き

2023-09-11

自分言葉を語ることができない

よくTwitterで「言語化ありがとうございます」って言ってる人いるよね?あれマジで良くないと思う

自分はそれに依存してきたせいで何も考えられなくなった

自分父親は頭の回転が良いんだけど、いかんせん話を聞かないところがあって、夕食時の会話なんかでも父親講演会か?みたいな感じになっている

何か家族話題ピックアップして一言言話すとそれを父親が敏感に察知して独演会を始め出す また父親守備範囲が広いからどんな話題でも拾ってボールを投げ続けることができる

家族はそれを黙って聞いている そうしたら自分が何か考えている気になれるけど実際は何も考えていない そう、人の話を聞いたくらいじゃ何も考えなんて起きないのだ ショーペンハウアー読書は人にものを考えてもらう行為だと言っていたけど、それはこの種の人間との対話にも当てはまると思う

一度反抗期とき父親に「父さんは話を聞いてくれるようで聞いてくれないよね、ずっと自分が話してばかりだよね」と言ったらマジで怒られた。しかも両親二人から。「そんなこと言って許されるのは自分の子ども(つまり俺)だからで、赤の他人だったら鼻で笑って反論ガンガンぶつけて会話を断ち切るレベル言葉だ」って言われた

自分はその時、「あぁ自分って何も考えてはいけないのかなぁ、ちょっと相互的なコミュニケーションを取りたいだけなのになぁ」って思った。飛躍してるけど、そう思った

その後もガンガン話のボールをぶつけられて、「さぁ意見を言ってみなさい、反論してみなさい、出来ないでしょう」と言われて、そんな相手の陣地に無理やり引き込まれて無理に戦うんじゃなくて、もっと相手境界も守る、自分境界を守る、そしてその上で意見を交換したり、交換せずともお互いの領域を守りながら意見吟味して受け取るかどうか決めたり、そういうことがしたいだけだった

でも自分言葉を語るには幼すぎた 気軽に話せる友だちも居ないし(居たらこんなところに日記書いてない)内省をひたすら深められる才能も無い

結局父親の言うことを聞くだけの機械に成り下がってしまった 姉はまだ友だちが多かったから色々話すことは出来るが、自分は全くダメ

気軽に話せる友だちをTwitterのスペースとかで探した方が良いのかなぁ でもマジで頭に文章が浮かばないんだよなぁ

とにかく自分意見を交わし合える友だちが居ない人でインフルエンサーの呟きや長文ポストにうんうんって言って考えた気になってる人は一度立ち止まって欲しい

自分みたいな化け物が生まれる前に、もう一度「考えて話す」っていうことに気付いて欲しい

自分から何かを発信することで、自分の枠をもう一度固めといて欲しい そうじゃないとこんな自他の境界ゆるゆるの化け物になるから

2023-09-10

anond:20230909141017

友達いたことがないんじゃなくて、これまで何度かコミュニティにも参加して友達は出来ているんだけど、

つの間にか孤立してきたんじゃないだろうか。そしてその原因が自分自身にあることを、ある段階で気づき

内省的に生きて来たんじゃないだろうか。独りが平気なんじゃなくて独りであることを受け入れたというか。

せめて家族は欲しいか結婚したんじゃないかなと思う。自分がそうだから

とりあえずいなくなったりはしないよ。

2023-08-19

anond:20230819052621

ネット害悪に餌をあげるのはよくないぜ。

そいつらは内省して自分と向き合う能力がないから君らに嫉妬してるだけさ。

好きな女子に意地悪する中学生男子領域から抜け出せてない迷惑当たり屋人間

増田特に優れてるところは

行動を伴わない自分語りをしている

自己分析できて、しかも考えの過程を公開できる勇気と自信だ。

学生時代だったら親に泣きついて尻を蹴り上げてもらう

親や上司や締め切りは、実は、自分ドライブするために使える社会的装置だ。

食事エナジードリンク睡眠と同じように自分を動かすエネルギーになりうる。

増田文章を読んで気付かされたよ。そーゆーのは子どもの頃は鬱陶しいイライラしかなくて

先生テストも全部消えて仕舞えば自由に好きなだけ勉強できるのに、と思っていた。

ここ最近フワフワと、それらは間違ってたのではないかという考えに囚われていたが

今日のキッカケで明確に言葉にすることができた。ありがとう

2023-08-16

ピクブラの件を見てた。使ってたのは7年以上前ピクスクは一昨年に一瞬。

ピクブラIDぼんやりと、パスは思い出せる気がしない。ピクスクの方はメルアド登録完了メールが残ってた。

どっちも見る専で個人情報は一切書いてなかった。また個人情報が入ってる通販サイト系とはメルアドパスも使い分けてるから今すぐ被害に合う事は無さそうではある。楽観するな。

ただSNS系はメルアドパスのどちらか片方が、ピクブラピクスクと被ってる物があったはず。

これから修正変更をやるにせよ、使わなくなったアカちゃん登録抹消しないといけないなと内省

2023-08-07

ブコメトラバへの返信

https://anond.hatelabo.jp/20230806114145

についた反応について大まかに返信。返信は本投稿で終わりにします。

色んな意見同意ありがとうございました。



1.下請け差別必要説を唱える人へ

id:Tmr1984 下請けとの身分差別が無くなったらそれこそ職場ストレス増して転職して外資に流れてしまうのでJTCに身分差別必須です。

https://anond.hatelabo.jp/20230807085915

お前下請け管理したことある?ないでしょどうせ

あいつら同じ人類とは思えないほど無能から対等に接してるとこっちが病んでくるんだよね

下らない理想論ばかり振りかざしてないでちょっと現実を見ようね

私は昔、工事監理の部署に居た事があって、協力会社下請け会社)の人達工事進捗を監理したりした。

その時の人達と働いた時は、意思疎通が取れやすい人も取れにくい人もいるし、

取りにくいと思っていたけど、自身の伝え方を変える(仕様書を細かく作ったり、安全絶対守って欲しい事を守らせる為、順守事項を絞る等)ことで、

相手に伝わって業務が進んだことは複数あった。逆に私が勘違いしていた所を教えてもらって、助けてもらった事も複数あった。

逆に、下請けではない発注側の同僚が、周囲の話を全く聞かなくて勘違いしたまま工事を進めたことで施工間違いがあって、

そのことを上司に指摘されて逆切れしてる場面に出くわしたこともある。

増田が「下請け人達無能で病んだ」という場面が具体的にどんな場面だったのかよく分からないけど、

個人体験は「立場問題ではなく、自分業務遂行するにあたって支障をきたす人はどこにでもいる」という感想

一方で、増田のように、職務上の相手とのやり取りに病んでしまうなら、病む前に自身が悩む相手と一線を引く事は確かに大事だと思う。

元増田等に下請け差別は良くないよ、と言った理由は、

「困った人の困りごとについて愚痴を言うことと、その人の属性差別することをごっちゃにして正当化することは違うよ。」という意味

2.自身が感じる不快感の取り扱い方について

id:brightsoda “自身悪阻の辛さへの八つ当たり先に下請けの人を” その人が原因で吐いてるんでしょう 腋臭の人のせいで気分悪くなるのも八つ当たりか? 下請けの人も腋臭の人も落ち度ないのは一緒よ そして元増田はいじめ

そうだよ。下請けの人も腋臭の人も落ち度ないのは一緒よ。気分が悪くなる事が八つ当たりなのではないよ。

でも、だからといって「下請けの人が自分にとって不快な奴なら来ないで欲しい」って要求正当化されるか、といったら違うでしょ。

職場にいる人が自分にとって気持ち悪い人で苦手だけど、そういう人もいるのも職場だしなあ、でもストレスたまるなあ」と思いつつ、仕方ない事は分かりながら愚痴を言う人と、

自分と違う島で同じ業務を行う訳でもない下請けの人が入ってくる条件に、自分に取って不快な見た目や清潔感等、業務差し障りに直結まではしない事項を

下請け入れる時はこれをマストにしてほしい……」と要求する人では意味合いが異なると思う。

3.増田性別が与える影響について

id:hnss いかにも「論理的(笑)」でザ男の書いた文章って感じ。マンスプレイニング

id:frothmouth 同意します。こういう人がいると増田も捨てたもんじゃないな、って思う/同時に、同じ内容を男が書いても反発されるだけだろうな、という絶望感もある

id:frothmouthさん、私もこの内容を性別伏せて、自身悪阻経験があるという事実を伏せたうえでこの内容を書いたら、

反発があっただろうな、という悲しい諦めがあり、自身性別悪阻経験について記載しました。

それでも「ザ男の書いた文章」等、主張の中身ではなく、文章から見える性別の印象をコメするずれた人とか現れて、さもありなんです。

でも、本来は、私が増田で主張している内容って話し手性別関係ない話なんですよね。

差別って、人類社会性を持つ動物である以上無くならないんだろうな、と自身差別性にも嫌気がさしながら思いますが、

差別を無くす事は困難だけど、諦めずに自分スタンス・あり方を内省反省し続ける事くらいが、いま私個人に出来る事なのかなと思っています

4.厳密に分別をつけるよう主張することは、自分自身の首を絞める事になる、という意見について

id:kuzudokuzu そうタンカ切るってことは、今後自分も誰かの心境のために「ごっちゃにする」のを自分から封じることだぞ。つまり、「他人呪いを振りまく代償に、自分にも呪いをかける」もんだ。誰か一緒に死んでほしいタイプ

あなたが仰っている意味、「差別は良くない等、厳密に分別をつけるよう主張することは、自分自身の首を絞める事になる」という意味合いで合ってる?

意味違ったら教え直してくれると助かる)

私は、今の私も、自身自覚すら出来ていない色んな差別心がある未熟者だけど、

色々失敗したり、相手を傷つけながら、「それは差別から、考え方変えないといけないな」って思って変わった部分、幼い頃から数えれば沢山あるよ。

id:kuzudokuzuさんだって年を取るにつれて、色んな考え方が変わってきたことはあったでしょう?

自身差別心について誤って取り扱ってしまう事が発生してしまうことは、半ば仕方ない事でありつつ、

諦めはせず、分別をつける事を考え続ければいいし、

それは、失敗しても、多少の自己嫌悪軌道修正を行うだけで、「呪いをかける」と表現される程の事ではないと思ってる。

そんなに悲観的に捉えなくても、「自身の加害性を減らせればいいな」って前向きに捉えてもいいんじゃない

5.増田の持つ選民思想について

id:kishimoto0050 後半に書かれているような若くて優秀な君こそ自分たちの仲間に相応しいしJTCに来てほしいみたいな別種の差別意識丸出しで人を集めているから結局下請けバカにするような空気が出来上がっているのではと思いました

id:redreborn 最後選民意識臭い部分以外は同意

私の以下の文章

自分はJTCで働いているんだけど、JTCはJTCの良さがあるから、優秀な人材が↑みたいな理由外資に流れたら悲しい。

からそう読み取った、という認識で合ってますか?

かに私もこの文脈で「優秀な人材」という言葉を使うのは、一種選民思想用語なので、反省する必要がある。

私の選民意識が芽生えてしまった箇所は、該当増田https://anond.hatelabo.jp/20210516174729)の

非正規雇用には「正社員挨拶すること」を義務付けておき、正社員は一切その挨拶無視する。ヤバすぎる。

私はピュアガールなので社員に「なんで今無視したんですか?」って聞いたけど、社員が「なんでだろう…考えたこともなかった。」って言ったのでドン引きした。

という行動、考え方を見て。一緒に働く人が「下請けの人を差別して良いとナチュラル正当化する」人ばかりだと、職場空気が良くなくなるので、

該当増田上記のような違和感を持ってる部分は、私は得難い部分に感じられて、「優秀」と書いてしまった。

id:kishimoto0050さんが心配する"下請けバカにするような空気が出来上がっている"とは真逆ではあるけれど、

これはこれで私の選民意識のものであるから、そのような人は素敵だな個人的に思うに留めて、それを第三者に言って加害しないように気を付けようと思う。

一応言っておくと、id:kishimoto0050さんが"若くて"と私が言っていない新たな言葉を足しているけど、

個人は一緒に働く人に「若さ」を求めたことはない。

私は売り手市場時期の世代なんだけど、正規雇用だけどポンコツな私より、

非正規雇用だけど私よりずっと仕事ができる就職氷河期世代の人々を沢山見てきた。

私自身が学歴面接だけ受けが良いポンコツだったから、マイケルサンデルの「実力に見えるものは全て運」という説は納得するし、くじ引き採用面接しても変わらない気がしている。

からこそ、下請け差別は良くないでしょ、って気持ちが私は高いのかもしれない。

私は採用においてどうであるべきかを考える立場ではないので、これ以上は意見を控える。

6.正しい弱者しか救いたくない説について

id:hilda_i それはそうだけど、自分が苦しみの渦中にいるときに、他人のことまで気遣えるっていうのはなかなか出来ることではないわ。結局人は正しくてわきまえている弱者しか救いたくないっていうのが、真実だとは思うけど。

かに、世の中には、自分がまともに相手したら病んでしまう加害性の高い人もいると思う。

医療関係者の人の愚痴を聞くと、正直「まともな対応するだけ無駄じゃん・・・」と思う話が多い。

からこそ、気遣う余裕が無い状況は沢山ある中で、後から振り返って「自分気遣えなかったな。」って思うだけでも大事だと思う。

そして、「人は正しくてわきまえている弱者しか救いたくない」んなら、

尚更、鼻炎の下請けの人は来ないで欲しいと要求するのではなく、

悪阻で色々過敏になっていて、多少休憩が増えるかもしれない」等の相談をする方が、

悪阻という弱者性に理解を得られやすくなって、妊婦当事者の辛さも理解されやすくなると思う。

id:hilda_iさんが想定していた弱者は「下請けの人」なのかなと思いましたが、逆も然りで、両方、気遣い大事な事は変わらない、

という意味上記の返信をしました。)

7.全力で釣られる事について

https://anond.hatelabo.jp/20230807151526

こんなにまともに釣られてくれる人がでてきてどうみてもおじさんが観念悪阻を描いただけの元増田も本望なのではなかろうか

元増田ブクマコメントやトラバ最初から釣り指摘が並んでいてくれたら、私も特に釣られようと思っていなかった。

んだけど、反応見たら「気持ちわかるよ」コメが多かったから、

もし本当に下請けのおじさんが気持ち悪ければ、下請けとして入ってこない事を要求して良い、という空気普通とされるなら、

それはおかしい、と思って書いた。私もこれが釣りであることを願っている。(悪阻で苦しむ人がいないに越したことはないので)

2023-07-27

英語全然できねえから I appologize といういうべき場所で I'm sorry と言ってしまった

自分の落ち度を謝罪しようと思ったら自分の落ち度に残念がって内省してるだけのバカになってしまったよ。

これが日本における粗悪な英語教育の成れの果てってわけ。

2023-07-22

君生き感想宮崎監督、『名作』をありがとう!~

自分宮崎駿監督に対する身勝手な期待とか甘えを供養するために書く。今作品は期待半分、不安半分という気持ちだった。宣伝なしということだったし、宮崎駿監督作品を事前情報一切なしで視聴できる機会というのはおそらく最初最後であろうと思ったので、早バレ等も避けるために数日SNS断ちして初日に見に行った。ただ映画館に向かう足取りの中で最後感じていたのは恐怖感だった。子供のころにもののけ姫を見たときの衝撃を再び与えられて、おっさんになった今再度、人生観を揺るがされるかもしれないと―。

さて、いざ蓋を開けてみると、途中まではリアル物なのかファンタジーのどっちなの?というドキドキや不安感。方向性が確定したとき期待感MAXとなったが、それ以上膨らむことはなくしぼんでいった―。

総論

美術アニメーションの美しさは申し分ないが、ストーリー感情移入できない半端な作りと言ったところで、結局、いつもの宮崎監督後期作品という他ない。今、振り返ってみると監督キャリアハイとしての作品千と千尋の神隠しあたりになるのだろうが、その千と千尋も後半から、この半端さの片鱗がある。例えば終盤、千尋は豚の中に両親がいないことを見抜くが劇中にその説明はない。しかしながら説明不足ではあっても、千尋とハクとの心のふれあいみたいなものが十二分に描かれているから、感情的に押しきれている。手を離すシーンとか思い出しただけで泣けるわ。

しかしながら、君生きはストーリーっぽいもの感情の揺らぎみたいな表現はあるものの、説得力というか、それ自体根拠がはっきりと提示されないから、大抵の観客は感情移入できずに戸惑いを覚えると思う。例えば劇中で主人公自傷行為や継母の拒絶が描かれるが、その感情の根っこが分からないので観客は困る。自傷もっと構ってもらいたかったのかな?とか拒絶はやっぱり連れ子がうざかったのかな?とか想像はできるけど見てる側はそれを確定させる要素がないから、多分こうだろうとか理由を補完して見ていくしかない。つまり作品に気を遣う状態になるわけで、それは相当きつい。忖度要求されるが、圧倒的な感情の「分からせ」がない(※)。監督が一人で突っ走ってる。観客は置いてけぼり。かつて宮崎監督は、見終わったあとに2階から出てくる感覚になるような映画がいいとか言っていたような気がするが(ソース探したが見つからず)、君生きは観客が一生懸命2階への階段必死に探すものの見つけられないまま塔の中で迷子になり、最後パヤオけが悠然と2階から出てくるという感じだろうか(画・浜岡賢次想像してもらいたい)。

あとはヒロイン?3人は多すぎる。実母に継母に婆さんでしょ?詰め込み過ぎて破綻する典型。正直、継母は全部削除して、序盤で実母エピソード増やして、実母を探しに塔に行く形にして、最後、実母ときれいに別れてで多少は形になったろうにね。もっとシナリオ段階で練ればいいのに…もったいない

もう一つ、主人公が大叔父と話した後に、急にインコに囚われてるシーンになるが謎過ぎる。壁につながれた手が映ってからの下にパンしたときに、実母でも継母でもなくお前かーいってなったのが一番面白かったかもわからない。宮崎監督過去インディジョーンズの潜水艦移動を批判していたが( https://ei-gataro.hatenablog.jp/entry/20131030/p1 )、それと似たり寄ったりだろう。いくら異世界?だからといってワープしすぎである

※ 宮崎監督とも対談したことのある養老孟司は「バカの壁」において強制了解という語をつかった(p.41)。例えば数学においては前提と論理を共有しているのであれば同じ結論に達せざるを得ない。ある定理証明を正しく説明されたのであれば、その正しさを了解せざるを得ない。そういった強制力を強制了解と呼んだ。そうした強制力は感情においても成立する。例えば電車子供が騒いでるのをぼけっと放置している父親がいたとして、普通はそれを理解できないが、もし父親が「実は母親病院で亡くなって帰る所で、これからどうしていこうかと悩んでいたところなんです」と説明されれば、事情理解できるだろう。事情が分かれば感情了解できる。それは物語を受容する過程でも同じことが言えると思う。

なお、この流れで養老他人気持ち理解できることを重視すると同時に、「個性」信奉を批判する。そんなに個性大事かと。存分に「個性」を発揮している人は病院にいるという。白い壁に毎日、大便で名前を書く患者がいるらしい。芸術的にみればすごいかもわからないが、現実的には大変迷惑でたまらないだろうとのこと。奇しくも本作においては継母の美しい顔が鳥糞まみれになる描写があるのでそういう個性的なスカトロジー芸術理解を示す人はいるかもしれない。

自分映画

こうした一見てんでバラバラに見えるような物語の断片も、もしかしたら宮崎監督だけには分かるのかもしれない。スピルバーグだか有名監督が誰にも分らない映画つくるのはホームムービー撮ってるのと同じだ的なことを言っていた気がするが、もしかしたら本当に宮崎監督ホームムービーを撮ってしまったのかもしれない。自分けがわかる映画作品を作れるとしたら、映画監督としては最高の贅沢だろう。自分用の映画私小説と言われたらなるほどという気もする。今回、宣伝がなかったという点でも符号する。これはもはや天才にだけ許された所業なのかもしれない(現実に実行可能という意味で)。

ナウシカだったと思うが、興行的に大失敗とはならなかったこから次の作品を作るチケットを手に入れたみたいな監督インタビューがあった気がする。ジブリブランド確立するまではコケたら次はない状態であったろうから興行面は大変重視されたことだろう。つまり天才大衆に合わせてくれていたわけであるしかブランド確立された今となっては、大衆を気にすることなく好きな作品を作れるというわけであるジブリ体制を維持できなかった点には目をつむるとして)。だから今もしかしたら「天才が本当にやりたかたこと」を我々は目にしているのかもしれない。

過去パヤオ感性としてはもっとアニメーション表現に全振りしたかったのだろうが、それじゃあ興行的に成立しないから、ストーリーもしっかりさせていたというのが過去の名作への向き合い方だったのだろうか。我々、一般大衆天才現実的妥協のお陰で、(大衆的には)名作となる過去珠玉を見せてもらえていたということなのだろうか。凡人が天才ちょっと付き合ってもらったという感じ。天才ちょっと退屈していたのかもしれない。大衆は今の退屈を嘆くのではなく、昔、天才に付き合ってもらっていたということを感謝すべきなのかもしれない。

この作品のそういった諸々の分からなさに対してなんとか理解しようとする感想や、なんとか説明しようとする解説記事などが上がっているのを見かけるが、なんとも物悲しい。めっちゃ面白作品を骨までしゃぶりつくしたい!という渇望からまれてくる文章はいい。例えばもののけ姫においては「『もののけ姫』を描く、語る 」というムック本があったのだが、それには一ファンから文筆家まで様々な人々の作品に対するとてつもない熱量で溢れている。でも味のしない作品をなんとかして食えるようにしたいという動機から解説を書いたり、それに群がることの虚しさよ。宮崎監督から面白いはずなんてことはない。権威主義的だし、もうそれは諦めて次に行こうよ。これを知っていれば、本当は面白いんだよって本気で思っている人もいるかも知れない。でもそういう解説必要とすればするほど、その面白さが作品内で素直に伝わってないことの裏返しである野球大谷いくらいからって彼の(打者としての)ファールや三振をありがたがったりしないでしょ?今回の打席は残念だったねでいいじゃんね。(もちろん宮崎監督場合、次があるかは分らんが)

「問い」として捉える

さて、作品表題に立ち返ってみると、これは疑問形である作品としては名作とはとても言い難い。しかし聴衆に対する問いであると捉えたらどうであろうか。物語がてんで成立していないのに問いかけを見出すことができるのか?うーん正直、自分には無理。味がしないんだから問われたとも感じない。

しかし確かに思ったことがある。それは、大叔父のようなお爺さんに期待するんじゃなくて、自分が見たい作品があるのなら、他にそれを提供してくれる別の人を見つけるか、もしくは自分で作るべきだということ。初めから品質保証なんてものはなかった。自分勝手に期待して、勝手失望しているだけのことである

すでに名作はあるのに、なぜおかわりを望むのか

最後に話がそれるが、しかしながらなぜ我々大衆は次々と名作を望むのであろうか。新作を批判すると「じゃあ、過去の名作繰り返し見とけや!」って言われるかもしれない。そう言われるとちょっと答えに窮する。何度も見ればストーリーも覚え、感動も薄れてくる。やっぱり初見の衝撃に叶うものはないということだろうか。それを再び味わいたくて次の名作を追い求めているのかもしれない。キリがないし、わがままだなって思われるかもしれないが、正直人としての性としか言いようがなくないか?そこを内省しだしたら仙人になるしかない気がする。

あとは現実がつらいからね。時には金払ってちょっといい気分になりたい!ぐらい許してほしい。こっちは作者の高尚な構想にがんばってついていく苦行やマラソンじゃなくて、自動で楽しませてくれるジェットコースターに乗りたいの!

で、初見という点で最近思っていることは「私の体験」を大事にすることが重要なんじゃないかと思っている。ゲームでもなんでもあまりレビューを見ずに体験するように心がけている。あらかじめレビューを見て他の人が面白い!星4以上!と言っている作品なら、安定して面白いかもしれないが、半分ネタバレのようなものではないか

若い人にはタイパを優先しすぎて自己の視聴体験プレイ体験を損なっていないかと問いたい。面白さの保険料として自身体験・感動を売っていないか?と。おじさんおばさんは子供のころに自分図書館で本を表紙で選んで借りた体験とか、ネットもない時代ゲーム屋で「クソゲーかも知れんがままよ!」と覚悟してゲーム買った記憶とかを思い出してほしい。そういう多少、損するかもと思ってもクソ作品を引く勇気をもって、一対一で作品と向き合う、ぶつかってみるということを時々でもした方がいい気がする。だから、今回、作品に対しては残念だったが後悔はない。純度100%の自分感想を持てた。展覧会的な感じでいろんなアニメーションを見せてもらったという感触では数千円も損したという気もしない。今後もどんどん色んな作品に触れていきたいと思っている。例えばポノックの次作品ちょっと子供向けだろうけど、子供と一緒に見に行こうかなと思ってる。

各論

ゲド戦記を思い出した

視聴しながら、ぼんやり宮崎監督ゲド戦記作るとしたらこんな感じだろうなと思った。影との戦いでゲドは船で移動するし、ところどころの魔法感や大叔父大賢者になったゲドのイメージだなと感じた。大叔父のイケオジ度は過去最高かも分らんので一見価値はあると思う。

東映アニメ長靴をはいた猫』を思い出した

インコ大王を追いかける時に螺旋階段を落とされるシーンがあったが、長靴をはいた猫での魔王主人公たちとの大立ち回りを彷彿させた。この作品監督宮崎ではないが、そのクライマックス部分は大塚康生との二人で原画担当した箇所であり、とにかく面白い( https://www.ghibli.jp/shuppan/old/pickup/nagagutsu/ )。1969年作品なので絵のきれいさはどうしても現代作品には見劣りするがアニメーション面白さは今でも通用する。未見の人はぜひ見て欲しい。君生きよりよっぽど面白いと思う。で、君生きでは大王ラスボスっぽくでてくるが大した戦いもなく終わってしまうのであっけない。長靴をはいた猫でのアクションを思い出しただけに、「あ、これだけなのか・・・」という虚しさが半端なかった。念入りに階段落とさせたり、序盤で主人公の着替え丁寧に描写するぐらいならもっと面白カット増やした方が良かったろうにって思っちゃう

音楽

使いまわし多いし、特に盛り上がる曲もなし。3日で作りましたと言われても信じるレベル久石譲も「これぐらいの作品ならこれでいいや」って感じだったと思う。絶対名曲ストック持ってるだろうと思うが、映像側がそれを引き出せなかったというのは至極残念に思う。米津曲も悪くはないけど、作為ちょっと鼻についたかな。いつも何度でもみたいな作品とのマッチ感は正直ない。と言っても作品の味がしないのでどうしようもない気もする。そういう意味では米津もかわいそう。

2023-07-18

母親に、自分結婚報告をした

前提 - 登場人物

父不在時に母親自身の稼ぎで購入した家具のみ持ち出し息子(ぼくです)と家を出た。以降は諸手続きのみメールなどで連絡を取っている。


母親には月1程度で千葉まで会いに行く、父とは12年前から接触なし。

トラウマか、大きな音と怒っている人間が苦手。

食べ物なら紙ストローが苦手(これはトラウマ関係なし)

前提 - 父親について

  • 家事100%やらない。酒タバコは家にいる間ずっと。
  • 良い点として、息子の大学費用までは払ってくれた。
  • 以下エピソードからDV気質だったと判断している。
    • 母親口論になった際、大声を出す。首を締めたことも。首を絞めた理由は…たしか母に「レジ袋に入っている食材を取って」と言われた際に食材を投げ、それを指摘されたからだったと思う。
    • 息子に気に食わないことがあると自宅/公共の場わず大声で叱り、泣くと叩く。例えば、靴を買ってやると言われた息子が喜ばない / 自転車(父の趣味)おでかけに誘った息子が遊びの先約で断るなどの状況で発生。
    • 母親口論を避けるため家庭内距離を置かれ始めると、家が揺れるほどの力で自宅の扉を閉めるようになった。向こう3件両隣のご家庭から心配の声掛けを受けていたくらいには爆音


前提 - 状況

ぼくが婚約した、母親に会いに行き、婚約報告と結婚式への招待をした際のできごと

母親より「父親にも、直接ではなくても結婚報告くらいしときな」と割りと軽いノリで提案される。

ぼくは受け入れられず話し合いになる。

話は平行線ふたりパフェ食いに行こうとしてたが、気分が下がり帰った。

本題

「息子は父親への結婚報告をしたくない」ことを受けた母親の回答にモヤる。



モヤっている点

帰りの電車の中で内省したが、以下の点がモヤった。

  • 父親学費の支払いをしてくれたのは確かにありがたい。しかし金さえ払えばどんな親として振る舞っても許されるのか?
  • 子どもとしての責任」ってなに?
  • 勝手戸籍から抜けたらいちゃもんをつけてくるかもしれない」とのことだが、報告したとして「相手の顔見せろ、結婚式に招待しろ」となったらそれにも従う必要があるのか?
  • あと、「話をし終わったら、気持ちを切り替えてお出かけ行こうと準備していたのに帰るなんて悲しい」と言われたが、ぼくは思っているより父親のことを憎んでいるし、咀嚼時間がかかる話題ですぐ切り替えることは難しい。

ぼくもパフェ食べたかったよ。

読んでくれてありがとう🍵

ブコメのみなさんもタイトルだけでなくここまで読んでくれてありがとう

2023-07-16

映画説教なんて聞きたくない」と言う人

さっぱり理解できない。映画でも小説でも絵本でも、説教はあることのほうが多いだろう。友達(仲間)を大事にしよう、人のつながりは大事だよ、自然を大切にしよう、うそつきは罰せられるべし、などなど

さりげなく教訓を仄めかすような作品だと、今度は「何が言いたいのかよくわからない、あの描写は~で、あの伏線は~か?」とか言い出して、アホになる。カメラに向かってキャラクターセリフをしゃべらないと、自分ごととして受け取れないのだ。

宮崎駿最近説教ばっかりだ」こう言う人が大体好きなラピュタとかそうとう直接的な説教映画だと思うんですが。

君たちはどう生きるか」はストーリー自体シンプルで、宮崎駿内省を描いた映画だ。そうするとアホは自分ごとにできないか論理的チェックシート片手に「意味不明映画」と言いながら、ありもしないオマージュ実在人物への紐づけに終始する。

アホはしまいには「ヒットしない」とか言い始める。お前には関係ないだろ…それなりにヒットするよ

2023-07-15

【超ネタバレ】『君たちはどう生きるか』雑感

とりあえず朝イチで観てきたので走り書き

自分声優の良し悪しなどには詳しくないので、あくまでそれ以外の観点から

主人公の眞人くんが亡母の死を受け入れ、新しい母=新しい生活を受け入れるための、少年成長物語

・眞人くんが異世界に消えた新しい母を探しにいき、更に亡母に別れを告げる、まずはこれが一本の軸としてある。

・大叔父宮崎駿モチーフ

・あの夢のような世界は辛く厳しい現実を忘れるための空想世界(宮崎駿にとってのアニメ)。世界崩壊=大叔父の死。だからこそ世界崩壊により、アニメナイズされた鳥たちは本来の姿に戻る。

・つまり叔父次世代人間自身創作世界を引き継ごうとしている……が、主人公自分なりの方法現実世界と戦うことを選択、これを固辞。これがもう一本の軸。

・この二本の軸に共通するテーマはおおまかに「古い価値観を捨てて、この辛い現実を『どう生きていくか』自分なりに考えていこう!」。

テーマ自体は他のジブリ作品ポニョとか)に比べればわかりやすい方。

しかし、メッセージ性に振りすぎて物語の大筋=考察しなくても楽しめる部分がおろそかになっている印象。

・まず眞人くんと他のキャラクターアオサギとか)の関係性の構築がほとんど描かれていないので、感動シーンで置いてけぼりをくらう。

・眞人くんは基本的に何事にも直接手を下さない。ペリカンの死も、世界破壊も、眞人くん以外の手によって為され、眞人くんは常に俯瞰立場受動的。

・眞人くんの行動や変化が世界に対してなんの影響も及ぼさない、誰の行動も変えない、関係性も変えない。

・変わるのは眞人くんの内面だけ、徹底的に内省的な物語

・唯一眞人くんの行動によって変わったのは新しい母親との関係性のみ。

しかし、現実世界へ帰還してからの眞人くんと母親関係についてほとんど描かれない=眞人くんがこの冒険によってどう成長したかからないため、肩透かしのままエンディングへ。

【いいところ】

・眞人くんのキャラはかなりいいと思う。

・最序盤の「あ、本気なんだな」と感じさせる火事のシーン

ジブリ作品に必ず一人は出てくる多種多彩なババアが全員集合、みたいなとこ。

・矢を作るシーン

・下校中に自分の頭を石で打ち付けるシーン、あそこは少年鬱屈した内面が端的に表されてて素直に感動した。

・塔に入るまでは間違いなく面白かった。

・鯉とガマガエルのシーンなんか最高。

・終盤、眞人くんが大叔父に対して、「それは積み木ではなく、石です」みたいなことを言い返すシーン、あそこはなんかよくわからなかったけど宮崎駿っぽくてかっこよかった。

【ここはどうなのよというところ】

ヒロイン枠が母・母・ババア(若)だけど大丈夫か?

・わたわたが過去ジブリ作品マスコット枠の中で個人的に一番可愛くない。

・なんか変なところでエヴァとか新海誠作品の影響受けてない?

あと、余談だけど父親が亡母の妹を嫁に入れているシーンに対して違和感を覚えた人がいるみたいだけど、当時の時代背景的には割と普通だよ。

以上です

2023-07-13

自由には積極的自由消極的自由がある

積極的自由とは

弱みに付け込み他の積極的自由で得られた思想押し売りをして選ぶのは自由からという無責任自由

依存性のある物を押し売りした場合はどうだ?

消極的自由とは

基本的には思想自分の中だけで完結させる

しかし聞かれたら答え、思想を共有し今ある自由についても常に懐疑的姿勢

リベラル消極的自由だけだと言いたい

なぜなら答えを出すことに内省が伴うし、個人の中で熟成された思想のぶつかりあいから

2023-07-12

anond:20230712090937

内省する機会を得られぬまま大人になってしまった者の末路

2023-06-21

いわゆるクラシック音楽他人の書いた曲を演るけど、コピバンも同じ事なのにバカにされがちというか、お遊びとして片付けられがちなのって何なんだろうね。

カバー歌手とかもちょいちょい流行るけど、どうにも一過性ブームになりがちに見える。

まあ原曲でええやんってなるからな。

答え出ちゃったな。

ベートーベンバッハ原曲へったくれもないし、曲を書く事とプレーヤーがそれをやる価値が分かれてるのか。

あんまり知らんけど、古典落語歌舞伎の「型」の話もそういう事を言ってるんだろうか。

クラシックは誰に向けて書いたのでもない曲をプレーヤーが各々解釈するけど、バンド自分らで書いた曲を自分らでやる事に重きが置かれて、人の曲の演奏だけやるのは片手落ちみたいな扱いになるのかな。

バンドメンバー自分たちの音を考えた上でフルオーダーした曲を他人がやってもね、みたいな。

でも聴く側ってそんな漠然とした芸術哲学考えてるか?

おれの場合は単に慣れが大きい気がする。初めて聴いた音源を親だと思う習性があるから

その辺の話だけで説明のつく事でも無いような気がする。

じゃあいわゆるシンガーソングライターではない、歌うだけの歌手はただのカラオケ野郎なのかよ?って事にもなるし。

自分もそう思ってる節が無い訳でもないが……

もっと突っ込んだ話をしていくと、メインカルチャーサブカルチャーと差をつける理由って何よ?みたいな所に行き着きそうな気がする。

歴史があれば高尚か?時が普遍性証明するから

クラシックかいう雑な括りをするけど、管弦楽(等)と言い換えれば別に古い事がアイデンティではないのだし、今だっていくらでも曲は書かれてる。

ロキノン内省的な歌詞とかだって100年後の10代も 同じ事考えてそうなもんだけどね。

時流だけで決まらないのなら、それぞれを分かつ要素が何かある?

まあなんにしても、他人の曲に乗っかるだけのやる気ない奴は本家劣化コピーしかならない。

音楽に本当の愛(本当の愛とは……)が無いならやるだけ無駄

みたいな根性論邪推を垂れる音楽一家ジジイにはなりたくないな。

勇気を出して出た文化祭で、ナンバガとかスーパーカーとかやって順当にシラケたオタク少年の肩をポンと叩いてみてえよ。

anond:20230621140016

ファンは何も加害してないじゃん。

こいつら、少しは内省してるのか?何も無いフリをし続ける気か?というイラつきが生じ

寿命が縮むぞ

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