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はてなキーワード: 住宅街とは

2023-03-23

お昼に食べたパン屋さんのピーナッツバターコッペパン白身魚フライコッペサンドが大変おいしかった。学校の目の前な立地の住宅街の中のパン屋さん。おじちゃんが店番に出てると常連さんとのおしゃべりが長くてなかなかこれくださいが言いにくい。おばちゃんが店番だとサクサク進むんだけど、自分から言い出さないとレシートレジももらえない。でも、パン手作りタルタルもおいしいからいいのだ。また買いに行こう。

兄弟葬儀

彼は長男として色々な期待と重圧を受けながらも、両親からとても愛されて育ってきたのだろう。

兄弟だった彼は、幼かった頃は隣県に住んでいた事もあり、盆や正月には叔父と共によく遊びに来たものだし、私達も両親と一緒に遊びに行ったものだった。

ところが私が中学に上がった頃、叔父の転勤と共に簡単に往復できる距離ではなくなったこから、“もっとも、当時の我が家の状況を鑑みると、理由はそれだけではないようだが”彼との音信は完全に途絶えてしまい、無事就職が決まって今は勤務先の新潟に居るらしい、という事を叔父から伝え聞いていただけだった。

彼の訃報を受け、私は両親と共に叔父の元へ赴くことになったのだが、私達が斎場へ到着した時にはまだ親族関係者の誰の姿もなかった。

斎場職員に案内された通夜会場には故人の亡骸が納められた棺だけがあり、叔父の到着を待たずに棺の窓を開けて故人と対面した。

いたことに、十数年振りに見る故人は少なくとも私の記憶にある幼い丸顔の彼ではなく、彫りが深くてひげの濃い、独身だった頃の私の兄と瓜二つの容貌だった。

甥の顔を久しぶりに見た両親も、死に化粧所為かもしれないが、と前置きしつつ、本当に寝ている兄のような顔だと。

気がつくと叔父は私達の後ろに立っていた。

正確に言えば会釈するまで、“少なくとも私は”叔父だということに気づかなかった。そのくらいにやつれてしまっていたのだ。

故人の仕事を後押しして遠方に送り出した叔父は、何度も何度もうわ言のように後悔の言葉を口にするばかりで、先に到着していた私の兄と叔母の弟に辛うじて支えられているような状態だった。

その日の夜行われた通夜には、身内だけだと言いながらも、叔父夫婦関係者のみならず、沢山の故人の同級生や友人達が訪れ、予想していなかったのであろうか、叔父は引きつった表情ながらも、その日一度だけ笑顔を見せた。

通夜が終わった夜遅くに私達は叔父夫婦に家へ招かれ、二人は故人の思い出話、そして故人の最後と、再び自分の後悔の言葉を口にした後で、長男に先立たれた現実を、まるで自分達に言い聞かせるように話してくれた。

実は私の両親は、今日まで叔父の家を一度も見たことがなかった。

叔父には、一度だけでも兄夫婦に自らが努力の末に築いたささやかな城を見て欲しい、そういう思いがあったのかもしれない。

実は数年前、私は一度だけ妹を連れ、叔父の家に遊びに行ったことがある。その時故人はおらず、叔父夫婦が私達の相手をしてくれた。

当時の記憶は薄れ掛けていたが、部屋を案内されて少しずつ思い出してきた。

しかし、リビングキッチン荷物が散乱した様は几帳面な筈の叔母のそれではなく、二人の心境をそのまま表しているのが見て取れた。

その後、叔父は一人葬場へ戻り、冷たくなった息子と一緒の最後の夜を過ごした。

翌日の告別式の席上、叔父喪主挨拶の途中で言葉を詰まら号泣したが、振り絞るような声で最後まで読み上げ、叔父、叔母、叔母弟の家族一同で深々と弔問客へ頭を下げた。

皆で献花台の花を分けて棺に詰めて故人を飾ったのだが、沢山の花と思い出の品で個人の顔以外が埋め尽くされた棺の蓋を、叔父夫婦は中々閉じることができなかった。

火葬前にもう一度お顔を見られますから、と葬儀屋に促されてようやく蓋を閉じ、友人と親族で棺を黒い霊柩車まで運んだ。私も棺を持った一人なのだが、両手で抱えた棺は青年となった故人が納棺されているとは思えない程に軽かった。

故人と喪主は黒い霊柩車に、その他はマイクロバス揺られ、住宅街を抜けた郊外にある広い霊場に到着した。

途方も無く広くて、幼い子供たちが芝生の広場で遊んでいる、公園と見紛うような穏やかで緑豊かな風景が.だからこそ余計に、冷たい打ち放しコンクリートの壁で覆われた霊場の中で、故人の棺を囲む我々との落差を大きく感じさせる。

最後に皆で別れを告げ、叔父夫婦もしばらく名残惜しそうに棺の蓋の窓を開けて顔を見つめていたが、叔父が意を決したように閉じ、そのまま故人は荼毘に付された。

火葬が終わった後に行われる骨上げは、当然ながら丁重に死者を敬って厳かに執り行われる儀式であるが、この霊場における骨上げは、霊場職員ステンレス製の台に乗せられた遺骨の部位一つ一つを細かく説明しながら骨壷に納めていく、という正直なところ厳かとは少々距離を、いや、ある意味では場違いエンタメ性すらも感じさせるもので、さながらテレビで見る検死のワンシーンか、解剖実習のようにも見えた。

詰め込み始めて間も無く、若かった所為もあって立派な故人の遺骨は骨壷に納まりきらないだろうことが、誰の目にも明らかに映った。

目の前で全てを納めるように親族一同懇願したのだが、霊場職員は、納めるには遺骨を砕くしかないですが、と説明し、少々躊躇った後で、遺骨を擂り粉木のような棒を使ってバリバリ音を立てて潰しながら骨壷に詰め込み始めた。

“恐らくこれは霊場ではよくある光景に違いない”とはいえ、私でさえギョっとしたそれは、叔父夫婦にはたまらなく暴力的に映ったのだろう、叔母は声にならない悲鳴を上げて顔を真っ青にし、叔父はたまらず席を外してしばらく骨上げの場に戻れなくなってしまった。

しかしながら、骨になって無残に打ち砕かれた息子に背を向けて震える叔父にも、今にも卒倒してしまいそうな叔母にも、声を掛けられる者は、私を含めて誰も居なかった。

ただ骨を潰す不気味な音だけが響き、霊場職員は黙々と骨壷に遺骨を詰め込み、皆無言のままそれを見つめる他無かった。

来場した時と同じバスに揺られながら、来た道を骨壷を抱えて斎場まで戻るとすぐに、父は叔父夫婦に手短に別れの挨拶を告げ、足早にその場を後にした。

時間が迫る訳でも無い筈。いくらなんでも実の弟になんと冷やかな…そう私は思いながらも叔父達に頭を下げ、父の背中を追って車に乗り込んだ。

すると父は、私の気持ちを察したように車内で私と母に、こう諭した。

冷たいかもしれないが私達が居ても何の慰めにもならない。他の親族の足止めになるだけだ、と。

実は、集まった親族の顔ぶれは叔母関係者が中心を占め、叔父側で駆けつけたのは私達と兄だけという、どちらかというと叔母側の意向が強く見て取れる葬儀と、叔父夫婦現在関係性は薄っすらと私にも理解できていたが、父はこの場においてもその事について一切触れなかった。

そして悲嘆に暮れる弟に対する同情の言葉を口にし、人のために涙する父の姿を生まれて初めて見た。

故人の命日は何の因果誕生日の前日、24年と364日の本当に短い人生だったが、彼にとっては辛くて長い戦いの日々だったのかも知れない。

故人の御冥福を謹んでお祈り申し上げます

実家に戻ると家を空けていた間に、少々痴呆気味で放って置けない祖父の面倒を見ていてくれていた妹が迎えてくれた。

両親に促されて、“もっとも、父も母も叔父と会話できるような心境になく、私にこの役目を押し付けただけなのかもしれないが”無事帰宅したこと叔父電話で告げると、本当に良かった、と喜んでくれたが、これから色々と大変でしょうが…と言ったきり私は言葉が続かなかった。

私の様子を察したのか叔父は、今日ありがとう、それじゃあ、とだけ言い、電話は切れた。後日私の兄から聞いた話では、電話の後すぐに叔父は眠ってしまったらしい。

この3日間殆ど眠れていなかったのだから当然だろう。

叔父長男との淡い思い出を夢に見ながら目を閉じたのか、それともこれから差迫るであろう、暗い現実想像しながら横になったのかは、私にも分からない。

※ 一部修正しました。

2023-03-19

anond:20230318150318

他県から名古屋に来て住んで、愛知県内で働いているけど、三河尾張言葉文化人間性も違うし、西三河東三河奥三河海岸部でも全く人が違う。

尾張西尾張東尾張知多半島名古屋西部東部南部北部中心部、で人の感じが違う。

それはどこの都道府県でも同じだと思う。

たまたま元増田性格の合わない地域生活したのか、閉鎖的な地域マウントしたがる人たちと過ごしたんじゃないかな。

名古屋なら、地下鉄沿線で、海抜標高の高い住宅街が人が上品で住みやすいし、仕事相手もこのあたりなら大丈夫

2023-03-17

anond:20230315190147

異常独身男性の爆発力で発電しよう

異常独身男性発電所住宅街に建てるな!(NIMBY

町内会掲示板になにか動物写真が貼ってあった。また迷い猫かと思って通り過ぎざまに覗くと、『ハクビシンにご注意!』と書いてある。写真の画質は荒く、暗闇に目を光らせたひょろ長い動物が写っている。住宅街でも屋根裏に住み着いて、糞害が発生するらしい。

ああ、こいつか、と思った。

去年から木造の平屋に住んでいる。昭和初期の建物だと不動産屋は言っていた。立地のわりに家賃が安かったので借りたが、毎日、夜になると寝室の天井裏で何かが走り回る気配がする。ベッドに入って電気を消すと、狙いすましたようにどたばたが始まる。

こんな音をたてるネズミって、どんな大きさだろう。「きっと子犬くらいの大きさに育ってるよ」と彼女が答える。ベッドに横たわったままこちらを見ず、眼の白い部分だけが潤んで光る。この種のやりとりは毎晩寝る前の儀式みたいになっていた。どちらかが黙ったらもう寝るという合図だ。

ハクビシン画像iPhoneで見せた夜。「かわいい。ねえこれ見たい」と彼女は言った。

板を外して天井裏を覗いたら、ハクビシンの糞だらけかもしれない。野生動物勝手に捕まえちゃいけないらしいから、見つけたところでどうしようもない。とは言ってみたが結局、週末にホームセンターへ脚立を買いに行くことになった。この興味と意欲はどこから来るのか。彼女はこれほど動物好きの人物であったか。一緒に暮らしてみたところで、知らないことの方が多い。

思えば、天井裏のどたばたが始まった頃から彼女は籠もるようになった。夕食後の片づけが終わると無言で寝室に行き、鍵をかける。自分ダイニングテーブル国語の小テストを採点していると、壁の向こうからベッドのきしる音が聞こえる。はじめのうちは思い出したように間を置いて聞こえるきしりが、次第に規則正しく、小刻みになる。聞いているだけでこちらも緊張感の高まりを感じるが、寝室は隣なので聞かないようにすることもできない。

「さ」と「ち」が逆になっている答案を赤ペンで直したりしているうちに、ベッドのきしりは神経質なほど小刻みに高まってから突然止む。ほどなくして彼女は裸足でやってくる。顔は風呂上がりのように上気して赤く、目はどろんとしている。冷蔵庫から牛乳を取り出してコップに注ぐと一息に飲む。まるで今日は一滴も水を飲んでいなかったように、喉を鳴らして飲む。飲み終わるとキッチンシンクにそのままコップを置いて、椅子へ逆向きに跨がり、背もたれに肘をついて、髪をくしゃくしゃにつかんだままじっとしている。こういうときには話しかけてもだいたい返事は返ってこない。

土曜の夕方ホームセンターへ行ってアルミ製の脚立を買った。二つのはしごを留める部分が赤く塗装してあり、なんとなくレトロな感じが気に入った。二人で車に脚立を積み終わると暗くなっていたので、どこかで何か食べてから帰ることにした。

国道沿いのドライブインに寄った。入口の上にメガラーメンと大きく書いてある。プラスチックの板を一文字ずつ切り抜いて貼ってあるらしいが、左端の一文字が剥がれ落ちて読めない。店内は他に客がいなかった。テーブル席に座ると店主らしい人が出てきてメニューを置いていった。「ラーメン」と一行だけ書いてあったので頼んだ。

出てきたラーメンは真っ黒で甘辛かった。スープの表面が灰色になるくらい彼女コショウの瓶を振った。そんなに入れて辛くないのか聞いたが、これおいしいと言いながら彼女は丼を飲み干した。

帰宅して寝室に脚立を設置すると、彼女は滑らかな動きで昇った。脚立を支えながら見上げると、彼女天井の板を外し、頭を入れて覗き込んでいる。何かいる?と聞くと、わかんない、もっとよく見ないと、と言いながら天井裏に入っていった。

「ああああああああああ、めっっちゃくちゃ生えてる、生えてるよ?」

何が、と聞いた瞬間、天井の穴から何かが大量に、雪崩をうって落ちてきた。完全に埋められてしまったので手でかき分けて頭を出し、ひとつ拾い上げてみると、それはピンポン球大の茶色キノコだった。つまむと弾力があった。見たことがない種類だったので、食べてみる気にはならなかった。寝室を埋め尽くしたキノコを少しずつポリ袋に入れ、燃えるゴミとして出す作業はそれなりに大変だった。

ということがあったのが去年の秋口なので、そろそろ半年になる。

寝室に置いたままの脚立をどこかへ片づけようかと思うこともなくはない。が、彼女が戻ってきたときに降りられなくなると困りそうなので、当面の間はそのままにしている。

2023-03-15

東京適応できなくなりつつある

子供のころは、バスが1時間に1本しか来ないような山奥の村落に暮らしていた。大学進学で地方都市に出た後、就職で初めて東京に来た。その東京暮らし20年以上になる。

若い頃は東京での生活適応できていたが、今になって東京での生活に徐々に適応できなくなりつつある。


東京の何が問題かというと、第一に人の多さだ。俺はもともと人混みが苦手だが、歳を取るごとにそれが一層加速している。

新宿のような場所行きたくないのはもちろんだが、それよりマシな23区の外れの住宅街のような場所でもだいぶ人が多いと感じる。

俺がもともと暮らしていたのは、小学校の全校児童が30人にも満たないレベル過疎地なのだ

東京でも午前5時頃に散歩すると誰もいなくて快適だが、そのぐらい人がいない状態でないと俺は安らぎを感じないのだ。


第二の問題は、目と耳に入る情報の多さだ。どこもかしこ看板標識広告だらけで、脳がそれらの情報処理に追い付かない。そこら中から話し声や音楽が聞こえて頭がクラクラする。

子供の頃は、夜になると街灯の明かりもないような森の中の道を通って学校に通っていた。よく晴れた夜は星空がよく見え、虫の音だけが響いていた。

不思議なことに、東京喧騒が苦手な俺でも、虫の音ならいくらうるさくても平気だ。それら星空と虫の音に俺はずっと癒されていたのだと今になって思う。

東京にはその癒しがない。緑の多い公園などは東京にもあるが、あんなのは作り物で、本物の野山には遠く及ばない。人も多くてとても癒しにはならない。


そんなことで、外に出るのが嫌になり休日はすっかり引きこもるようになってしまった。若い頃は環境の変化にまだ適応できていたが、歳を取るとやはり自分田舎人間なのだと強く思う。


じゃあ田舎に帰るかというと、問題は三つある。

一つは田舎に帰っても仕事がないこと、

一つは20年以上も外に出た自分はもはや余所者なので田舎生活にも今さら馴染みにくいこと、

一つは妻が生粋東京まれ夫婦そろって移住するのがまず無理なことだ。

もし子供がいたら教育問題もあっただろう。

妻が東京まれなことが特に問題で、この問題夫婦で分かり合うことがまるでできないし、他のどこへ移住するにしても妻の方が耐えられなくなる。


そんなわけで東京でずっと耐えているが歳を取るごとに東京への苦手意識はどんどん加速している。そのうち耐えられなくなりそうだ。

2023-03-14

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

肉体労働は嫌だ。感情労働は嫌だ。

アイロンのかかった良い生地の白シャツと濃紺無地のスーツに袖を通して、濃紺のネクタイを締めて、綺麗に磨かれた内羽根ストレートチップを履いて、タクシー赤坂丸の内内移動したり新幹線グリーン車出張して、閑静な住宅街の低層マンション帰宅すると綺麗な妻と可愛い子供達が迎えてくれる。そんな人生を送りたかったのに。大学に入るまでは全てが完璧だったのに。あーーーーーークソ!!!!!!

俺が結婚したいと思うような清楚で品のある女性は、俺が今からでも就けるような仕事をしてる男を絶対配偶者として選ばないんだろうな。商社マンはかっこいいしすげーわ。電車痴漢して、それがSNSで晒されて大バズりしても安泰だし美人な嫁も可愛い子供もいるんだから。あーあ。やり直させてくれ。リプレイリトライリセット!!!!!!!!

2023-03-08

メトロレストランは何処ですか?

住宅街で二人組の中国人旅行者らしき人に尋ねられた。

メトロと言えば大阪メトロがあるが、近くに駅は無いし、そもそもレストランではない。

相手中国語しか話せない風で、こっちも日本語しか話せない。

メトロ?」

と聞くとめっちゃ激しく頷かれるのだけど、思い当たる場所が無い。

それで、首をかしげるジェスチャで「分からないです」と伝えてみたら、

相手ジェスチャーなら伝わるかもと思ったらしく、

両手で何かを持ってかぶりつくしぐさをしてくれた。

ハンバーガー?」

と聞いたら、満面の笑みを浮かべて頷かれた。

そうかマクドナルドか。

あの角を左に曲がれば直ぐですよ。とジェスチャーで示したら、

笑顔でお礼らしき言葉を言って二人は去っていった。


マクドナルド中国語で 麦当劳 Màidāngláo (メイダンラオ)というらしい。

かに2人の発音メトロというよりもメィトゥロゥな感じだったのだが、それがマクドナルドとは思いつかなかった。

そんなわけでハンバーガーを食べる仕草が万国共通でよかったなとつくづく思った。

だってあの中国人のジェスチャ、ホントに美味しそうにハンバーガーを食べてる風だったんだもの

2023-03-03

山口高校で、生徒や教師が呼吸苦になって30人搬送された事件

2日経ったけど、原因の続報とかないな。

これ駅とか住宅街でこんな事件が起きたら大事件だと思うが原因がわからんとかあるのかね。

2023-03-02

景観の動向に疑問。地域個性もっと重視されるべきでは。

景観に関する動きが日本で活発になっているように思う。

それ自体は良いことだし時代の流れだと思う。

ただ景観基準で一つ気になることがある。

景観賞受賞の新興住宅街などを見ていると地域独自性というものが重視されていないものも度々見られるように思う。

国土交通省解説では次の記載がある。

https://www.mlit.go.jp/crd/townscape/keikan/pdf/keikanhou-gaiyou050901.pdf

良好な景観は、地域自然歴史文化等と人々の生活経済活動等との調和により形成されるものであ

ることにかんがみ、適正な制限の下にこれらが調和した土地利用がなされること等を通じて、その整備及び

保全が図られなければはならない

歴史文化デザインというものも良好な景観には必要だが重視されていない例が見られるように思う。

しかしA市の街並みなのに、A市らしさがなく、世界のどの地域でも良いんじゃね?と思うような街並みでは地域個性歴史文化が生かせていないと思う。

近年では気候風土適応住宅ガイドラインを制定する動きが見られる。これにならい気候風土適応住宅に限らず地域歴史文化的なデザインガイドラインとして整理していただきたいと思う。

また近年の課題である木造建築推進も踏まえて欲しい。

anond:20230302114108

住宅街すし屋だと今でも何気にだいたい出前してくれるしね。

出前だと、その時の思い付きで食べたいもの頼む楽しみは無くなるが、コースならそもそもそういうの無いしなあ。

anond:20230302113725

グルメ回転寿司に行くメリットを強いて挙げるとすれば、赤ちゃん子供連れでも気軽に行けるくらいかなぁ

それだって住宅街地域密着寿司屋なら事前に相談して時間帯とか他の客との兼ね合いとれれば全然許されそうではある

2023-02-26

大阪とかなら分からんけど、名古屋金沢仙台レベル地方都市は栄えると言っても立川とか八王子とかとそう変わらないレベル駅前は立派な商業施設ビルが立ち並ぶけど、ちょっと離れるとすぐさま退屈な住宅街が延々と続く。

これが都心部だと、駅前の栄えた光景が駅と駅の間で途絶える事無く、どこまで歩いても続く。デカ公園とか寺社仏閣、博物館みたいなおもしろスポットが点在して、川沿いの独特な町並みなんかも挟まれる。その移ろいを楽しむ体験は、地方じゃ味わえないものだと思う。

街中の光景を楽しみながら歩き回る趣味のない人には無意味だし、住まずともたまに観光で行けば十分という人もいるだろうけど。

2023-02-25

大阪吹田豊中中間くらいに住んでんだけど

ここ最強すぎるだろ

いわゆるベッドタウンなんだけど

転勤族多い+住宅街から治安がめちゃくちゃいい

東京より治安いい

かつ電車一本でザ・大阪の街に出られる

空港にも新大阪にもモノレール1本だから飛行機新幹線も使いやす

攻守最強すぎる

2023-02-17

[]新GeoGuessr日記7

無料版。シングルプレイヤー。Classic Mode。マップは「World」。時間は無制限

1問目

賑やかな街角一見してヨーロッパの古い都市かと思ったが、逆方向を見ると高層ビルが建っていた。

目の前の店の看板に「The Oldest Cheese Shop in America!」と書かれている。ほんまかいな。

標識に「Manhattan Br. Bowery」と書いてあるから、これはニューヨークなのかな。

道の名前はわかるんだが、それを地図で探すのが難しい。

グランドアベニューじゃないよ。グランドストリートを見つけたいんだよ。紛らわしいな。

地図を探し回ってようやく見つけた。ロウアーマンハッタングランドストリート

誤差4m。5000ptだった。

最初チーズ店は開業1892年で本当にアメリカ最古のチーズ店らしい。

もつい一週間ほど前にコロナ禍が理由で閉店が発表されたらしい。悲しいね

2問目

綺麗な住宅街石畳道路に真っ白な家屋

たくさん店が並んでいるけど看板文字英語ではないな。

ÄとÅを両方使うのってスウェーデンだけだった気がする。

で、この規模の都市といえばどうせストックホルムじゃないの?

と思ったけど地名がぜんぜん噛み合わないな。

途中で「E14」の道路標識を見つけて、それはストックホルム周辺に無さそう。

どうも北のほうの「Östersund」という街らしい。「Hotel Östersund」ってさっき見かけたぞ。

道路名前から初期地点を割り出す。誤差0m。5000pt。ぴったりだった。

3問目

大きくカーブした道路看板に「Welcome to Edgerton」と書いてあるからEdgertonという町なんだろうな。

「SOUTHERN WISCONSIN NEWS」とも書いてあるのでウィスコンシン州だったりするかもしれない。

これで道路の番号さえわかればなんとかなりそうだが…と言ってるうちに見つけた。国道51番だな。

ちゃんウィスコンシン州だ。いいぞ。

道路を辿ってEdgertonを発見。本当にウィスコンシン州南端だった。

誤差30m。5000ptだった。

4問目

川辺だな。近くに橋がかかっている。

そこまで広くない道の両脇にずらっと駐車されている。観光地なのかな。

看板を見るかぎりフランスっぽい。「A9 A75」とあるのは道路番号かな。

フランス地図A9とA75を探す…「BÉZIERS」という街か。

おお、道路標識に「BÉZIERS」という文字列を見つけた。

しかし「川辺で橋の近く」というわかりやすい目印があるのに地形がピンとこないな。

行き詰まったので回答してみるか。

ううん、BÉZIERSからやや離れた「Agde」という街だった。

詰めが甘かったな。誤差は19km。4938ptだった。

5問目

今回は5問とも都市部だったな。マンションみたいな建物に挟まれた道。

看板を見つけたがこれはスペイン語か…?

地平線までまっすぐ続いてそうな広い道路がある。

道路標識に「MADRID」とあるのでマドリード周辺なのか。

いや逆向きの標識に「BARCELONA」とあったのでだいぶ遠い都市標識に書いてるパターンかこれ。

うーん、地名道路番号から考えると、どうもバレンシアみたいだな。

道路名前人名がそのまま付けられてて探しづらい…が、それらしい道路を見つけたぞ。

南北に伸びるJuan XXIII通り。そこから緩やかにカーブしたFederico Alcácer Aguilar通り。

初期地点はたぶんこのあたりだろうから回答。誤差10m。5000ptだった。

結果

トータルスコアは24938ptだった。

2023-02-13

anond:20230213161503

加齢による具合の悪さで病院行ってもしゃあねぇだろせいぜい漢方山ほど渡されるくらいだわ。40肩で肩から左腕がちぎれ落ちそうなくらい痛ぇし外歩く振動にも耐えられないので自分の左腕をちぎれない様に右手でつかみながら、すり足でウーウー呻きながら外歩いてる自分は傍から見たら住宅街に突如現れたゾンビの様だとは思うが、それでも2~3週間したら収まってこんど右肩が取れそうになるんだが、んなもん病院行ってもしょうがねぇのよ。自律神経失調とかの動悸や突然異常な発汗もそうだし耳鳴りが年単位で止まないのもそうなんだわ。人間ドックでもMRIでも異常がある訳じゃないんだわ。加齢なんだからしゃあねぇだろ

2023-02-10

[]新GeoGuessr日記5

無料版。シングルプレイヤー。Classic Mode。マップは「World」。時間は無制限

1問目

山の中。以前の「カリフォルニア村」の感じに近い。

しばらく走り回っていると小さな町に出たが、どうも「BOW」という名前らしい。

消防署アメリカ国旗が掲揚されている。

だいぶ道が広くなってきたし、もうちょっと道路標識が欲しいな。

と思ったら州間高速道路89号線と交差した。やったぜ

州間高速道路青地に赤い冠を被せたような標識いちばんわかりやすい。

89号線はだいぶ北東部だな…バーモント州とかニューハンプシャー州とか。

89号線を辿っていって93号線と交わるあたりで「BOW」を発見した。

誤差は1.7km。4994ptだった。

2問目

ちょっと荒れた平野という感じだが少し離れたところに町が見える。

しかしあっという間に町を通りすぎてしまった。線路と並走する道路だ。

うーん、ひとつ看板があったが、英語じゃないな。

道路脇に小さく「3A」「Fetesti」と書かれた標識があった。道路名前かな。

地平線の彼方まで緑の平野だ。穀倉地帯なのかな。壮観だけど道路線路以外に何もないぞ。

しばらく走って標識発見。「Tudor Vladimirescu」と書いてある。町の名前っぽい。

「ヴラディミレスク?」という響きはなんとなく東欧っぽいけど。

看板URL発見。毎度のごとくドメイン確認してみるが「.ro」だった。どこだ。ルーマニア

地図ルーマニアを拡大してみるとそれっぽい「3A」という道路があった。

辿っていくと「Tudor Vladimirescu」も発見。そこからさらに西へ進んだあたりかな。

回答すると誤差200m。4999ptだった。

3問目

また似たような風景だな。ひたすら畑が広がってる。

西に進むと小さな町に出た。そこからさらに進むと大きめの道路に。

山が見えないから開放感がある。車でかっ飛ばすと気持ちいいだろうな。

看板に「MERCEDES, TEXAS」と書いてある。確かに風景テキサス州っぽい。

お、国道83号線の標識があった。これで割り出せるかな。

83号線はテキサス州南北に貫くようにながーく伸びてるんだけど、

南部南部メキシコ国境付近に「MERCEDES」があったので回答。

誤差は2.4km。4992ptだった。

4問目

めっちゃ日本っぽい。標識看板も見つけてないのに「日本だ」って思ったな。この道の狭さ。建物の密集具合。

住宅街なので道路標識とかは無いけど…電柱に「箕面市半町2丁目」とあるな。大阪か。

日本はあちこち地名が書いてあるから楽だな(それが地名だとわかるだけか?)。

地図から箕面市を探して半町2丁目を見つけたのでサクっと回答。誤差は100m。5000ptだった。

5問目

ちょっとした森の中の道路という感じ。

ただ二車線あるしそんなにド田舎という感じではない。

以前のオーストラリアキャンベラちょっと似ている。

道路脇に何の前触れもなく星条旗が掲げられている。アメリカは本当に国旗が好きだな。

樹木からするとアメリカの北のほうの感じがするけど。

なんかさっきから看板に「Lake」とか「Bayside」とか「Harbor」とか書いてあるなと思ったら湖がちらっと見えたぞ。

たぶん湖だよな。「Lake」だし。「ELK LAKE」という名前っぽいが。どこだ。

おお、なんか地図アメリカ北部をずっと眺めてたら、めちゃくちゃ偶然に「ELK RIVER」という小さい町を見つけたんだがどうだろう。

アイダホ州北部か。湖っぽいものとして「エルク・クリーク貯水池」というのがある。「Reservoir」であって「Lake」でないのが不安だが。

ここは回答してみるしかいか。えいやっ。

撃沈した。誤差2381km。1013ptだった。

五大湖のほうだったな。ミシガン湖の脇に「エルク湖」があった。無念。

結果

トータルスコアは20998ptだった。

2023-02-08

外国で暴れて精神科に入れられたんだけど

なんか書いたけどクソ長いか外国精神科措置病棟が気になるやつは下までスクロールしてくれ。

入院に至るまで

お前らは精神科入院したことはあるか?俺は一回もなかった。でも精神科/心療内科に通院はしてた。俺はADHDから毎日ストラテラを飲まないと仕事にならない。ストラテラは処方薬だから医者に行かねば貰えない。毎回医院に行って1分話して処方箋貰って金払うだけ。

ある時、俺は海外一身上の都合引っ越した。医療制度というのは国毎に大幅な差異がある。引っ越した先の国では生憎ストラテラは18歳以下のみの保険適用だった。やっとのことで見つけたクリニックの先生は、ビバンセを勧めてきた。言うには最新の作用機序リタリンよりOD不安もない。そして保険適用。かつてコンサータがまるで駄目な方にしか効かなくて3日でやめた記憶もあったものの、軽い気持ちスイッチしてしまった。

ADHDにはニ種類の薬がある、と俺は思ってる。集中力を高める薬と、気が逸れにくくする薬である。似たような響きだがまるで逆だ。後者が俺の相棒であるストラテラ、前者はコンサータ(どちらも先発名)。コンサータは薬というと聞こえはいいが、どちらかといえばヤクと読むべき、ほぼ覚醒剤である。もちろん患者が薬物依存になるとまずいので、徐放剤といってガツンとキメないように調整はされている。先生の勧めてきたビバンセもこの覚醒剤サイドで、違いといえば覚醒剤原料が体内で覚醒剤に変わるというところであるビタミンAじゃなくてカロチンなのかくらいに俺は認識していた。間違ってたら教えて。

そうして薬をビバンセに変えたら途端に寝れなくなった。初日なんて考えてるだけで夜が明けた。今思えば当たり前で、覚醒剤なんだから眠れなくなるのは当然だ。でも俺は一日の睡眠が減っても活動できると喜んでいた。季節は夏。高緯度の日照も相まってたいそう便利だった。

しかし季節が進むにつれ、困ったことが出てきた。まとまって考えることができないのである仕事の都合上ゆっくり腰を据えて考えられないのは致命的だ。家族にも最近まるで話ができないと呆れられている。俺は薬が足りないのだろうと考えた。先生相談して薬は一日40mgから徐々に増え、ついには120mgまで達した。高緯度では夏昼が長いかわりに冬がとことん暗い。俺史上で最悪の冬が迫っていた。

冬になると俺の考えはいよいよまとまらず、出前一つ頼むにも1時間かかるレベルになっていた。仕事でも当然頭は微塵も回らない。上司は進捗の無さに苛立ちを隠せず、俺は完全に途方に暮れていた。家族心配してるものの俺にも全く見当がつかない。しっかり薬を飲んでるのに…俺は焦って更に薬を飲んだ。そうして寝室に籠もって考えると、ふと人生とは詰んでいる気がしてきた。人生とは詰んでるから人生は詰んでるのだ!ただの循環論法小泉進次郎も逃げ出すくらいのアホくさい"証明"だが、当時の俺にはQEDと思えた。そして俺は一切の社会活動をやめた。

俺は恐怖に怯えて布団にこもる。世界は詰んでるから何をすべきかわからない。俺は何日も何週も寝てないように感じた。もはや家族もこの世界を詰ませた陰謀一角に違いない。俺は家族の一人をその首謀者と断定し、他の家族と俺は囚われているか処分しなければならないと画策した。幸いこの企てはすんでのところで失敗し、家族は俺を行きつけの精神科に連れて行った。そこでも俺は先生に向かっていか家族が俺の世界ダメにしたか語った。診断は統合失調症、なんか薬を処方されて俺はそれを飲まざるを得なかった。そして俺は意識を失った。

意識を取り戻すと俺は大変なことに気づいた。家族は俺を陥れるのに成功し、完全に俺は世界から分断されてしまった!行動するのは今だ、そう思った俺は誰かに家族陰謀告白するたった5,6行のメールを2時間かけてしたためて、覚悟を決めて救急車を呼んだ。俺はこの内容を見せて告発するんだ。しばらくして警察が家に来た。俺はぱっと玄関に出た。あれ、俺は鍵かけて閉じ込められてたんじゃなかったのか?それに警察?でも俺が家族に嵌められてることを説明するには誰でもいいか。そう思い俺は警察官についていった。本当は俺が傷害罪犯人っぽいか警察署に連れて行かれたんだけど、俺は家族が悪いと信じて決めつけている。警察官も通訳挟んでもまるで話が通じない東洋人にさじを投げたのか、救急車措置入院と相成った。

入院

救急車外国っぽい青いライトを光らせて夜の山道をひた走る。救急車に本人として乗るのに怪我一つしてないのは不思議なもんだなと、妙に冷静なつもりの俺は思っていた。どれくらい走ったか救急車は薄暗い建物の前に止まった。俺は促されるとおり建物に入った。石造りの古い建物で、照明もロクにない薄暗い廊下を右に折れて、15人位入りそうなでかい部屋に通された。巨大な机の向こうに何人か人がいて、書類に何通かサインさせられた。正直何喋ってるのか全然わかんなかった。部屋が暗かったのか、その人たちは顔だけ真っ黒に塗りつぶしたように見えた。その後は夜も遅かったこともあり、すぐ相部屋の寝室に通された。枕元にはスーパーで一番安い炭酸水ボトルが置かれていた。一杯だけ飲んで徐々にせり上がってくる不安に蓋をした。途中同房の人にトイレ場所を聞いたところ、寝ているように見えたもののすぐ教えてくれた。でも何言ってるか分かんなかったか自分で探した。

次の日起きて俺は焦っていた。なんで精神科入院してるんだ…言ってる意味が全く分からないと思うが、マジで焦っていた。

朝起きたら何もすることはない。みんなおもむろにロビーに出たり朝飯を食べている。それがまず気に食わない。生産的ではない気がする。周りのやつの目が全部死んでるように見える。ここにいたら俺は終わりだと思った。なんのことはない、家族仮想敵に仕立ててたのが精神科になっただけだ。なんだけど、俺は自分危機的状況に最悪なリアクションを取った。錯乱だ。

まずはでかい声を出して職員を探した。しかしまるで相手にされない。そのまま逃げようと思って大声を出しながら雪の上を素足で走った。しかし、精神科だけに柵がある。逃げ場はなさそうだ。少しだけの理性で俺は柵をよじ登るのを諦めて戻った。すると職員が騒ぎを聞きつけて何人か集まってきた。外に出れるチャンスか?俺は必死自分はまともだからここから出せと迫った。しか職員はつれない態度ですぐ俺を元のロビーに戻して対応をやめようとする。なるほど、騒ぎを大きくすればするほど対応する職員も増えるんだな。それを学習した俺は更に声を荒らげて職員を捕まえた。

彼は俺にこういった。あなたがまともなら、それでいいじゃないですか。俺は焦った、こいつはこのまま話を終わらせようとしている。逆を言えばいいのか?そう思って俺は自分サイコパスから危険から病院から追放したほうがいいと逆張りしてみた。そうすると職員サイコパスかどうかは血液検査しないと分かんないですねと返してきた。んなわけないだろ、その時の俺ですら分かった。分かったが、検査を受けないと何も変わらない気もしていた。なので必死サイコパスだね俺は危ないねと話を合わせ、とうとう採血までされるに至った。

しかしどうだろう、検査が終わったら彼は、はい用済みと言わんばかりに俺をロビーに戻すではないか。これまでの会話で勝手検査=退院と思い込んでいた俺は完全に頭にきて、いよいよ本気で暴れた。そうすると複数職員外国語で(当たり前だ)何か言いながら迫ってきた。それがちょうど進撃の巨人普通巨人みたいに見えた俺は恐ろしくて走って逃げた。ロビーから裏の通路を通って行き着く先は袋小路。ドアが閉められたとき、俺はそのドアにドアノブがない事に気がついた。

入った部屋は6畳くらいで、日本人感覚で言えば十分な広さだった。床はリノリウム、壁はクリーム色一色で、はめ込みの厚い窓が冬の寒々しい景色を切り取っていた。部屋には唯一つベッドが置いてあった。退院するために暴れてたのに閉鎖病棟に入れられるだって冗談じゃない。俺はドアをバンバン叩くがまるで開けてもらえなさそうだ。覗き窓からゴミを見るような職員の顔がちらりと見える。次に俺は窓を開けようとした。割ろうとも思ってこちらも叩くがなかなか頑丈でヒビひとつ入らない。この時点で俺は寝たら廃人になると思い込んでいた。ここ10日寝てない(体感から、寝たらパソコンRAMのように頭に入ってる記憶知識知恵すべてが失われ廃人になるに違いないと。しかし体は完全に疲労困憊していた。トイレに行きたいが行かせてくれる気配もまるでない。いよいよ俺は錯乱して部屋の中で小用を足した。これがもしかたら窓の外から目に止まり救出されるのではと思ったが、あとから思えばもし見えたとて重度の精神病患者が暴れてるようにしか見えないだろう。ともかく俺は疲れ果てて寝落ちした。

どれほど寝ただろうか、気がついたら閉鎖病棟に寝ていた。さっきの部屋だ。少なくとも廃人というには認知能力記憶連続性は失われてなさそうだった。あと、漏らして寝たはずなのに服やシーツは取り替えられていた。それには少なくとも満足した。

しかし俺はあまりの空腹と便意ですぐ耐えられなくなった。部屋は暗く時間も何日たったのかすら分からない。とはいえ2大欲求が充たされないことには始まらない。俺は再度ドアを叩いた。しかし飯が全く出されない。トイレも連れて行ってはもらえない。刑務所の部屋にはトイレがついてると聞いたことがあるが、この部屋はベッドしかない。ドアをひたすら叩いてようやく職員から得られたものは、おまるですらない用を足すお椀であった。このとき俺は完全に人権を失ってることを理解した。その後しばらくして食事も与えられた。ツナと冷たいジャガイモを混ぜた犬のエサレベルのもので、俺はさら人権がないと思って涙をこぼして食べた。こっちはよくよく考えると、実はただのメシマズな賄いだったのかもしれない。ともかく起きた日は俺の人生でも指折りの人権のない日だった。

次の日俺はまたトイレ交渉をしてみた。ダメ元だ。しかしあっさり外のトイレに連れて行ってもらえた。人は一度酷く当たられると、多少でもマシな扱いをされた時いいことをしてもらったのではと勘違いする。その時の俺はまさにそれで、トイレに行けただけで感謝した。同時にトイレに行けない可能性に恐怖した。何も口答えする気がなくなった。そしてその日はパンバターだけ食ってたまにトイレに出て終わった。

次の日は更に良くなった。部屋の扉を常に開きっぱなしになるように、食事も他の患者たちと取るようになった。もちろん俺はクワイエットルームに逆戻りしたくないから何も口答えはせず唯々諾々と従った。病棟全体には10人ほど入院していた。そのうち数人から閉鎖室に入れられるなんて可哀想にと同情されてしまった。そうして開かれた閉鎖部屋に何日いただろうか、ほどなくして相部屋に移された。

相部屋の相手はまともな学生さんに見えた。挨拶もするし自己紹介もしてくれた。ただ、虚空に向けて話し出すときと、段ボール箱ラジオと称して実際には携帯音楽を鳴らすときだけはヤバい奴だと思った。実際彼は軽症なのか、一週間ほどで退院していった。他の患者は古株そうに見えた。分かんないけど。常に冷蔵庫自分の食い物を入れては食べてるおばあちゃん、常に食洗機を回すおばあちゃん、常に電話してるトルコ人の女、2chにいそうな青年偶数日はクレオパトラ級のゴリゴリメイク奇数日はサロペットの地味子になる女の子、みんなそれ相応に精神を患ってそうに見えた。

部屋から出られるとはいえ閉鎖病棟自分のいる階から外には出られない。と言っても中で暮らしていくのは暇な事以外何も不自由はなかった。朝昼晩三食食事は出るし、キッチンで持ち込みの食事を作るのも自由だ。途中から家族文明IT機器を持ち込んでもらってからは暇潰しも簡単だった。社会に触れるのは怖かったから、オフラインゲームだけを黙々と遊んだゲーム時間を埋める作業か、あるいは順序立てて行動する訓練のように思えた。ゲームでもいいから何か進捗がないと人間としての価値がなくなるような切迫感を感じてプレイし続けた。

夜は就寝時間があり、あまり遅くまで起きていると当直の人にハロペリドールを飲まされた。すごく頭が鈍くなって好みではなかったが、あの部屋に戻りたくはないから諦めて飲まざるを得ない。

先に書いた通り閉鎖病棟から俺は一歩も出られなかった。当たり前に聞こえるけど、俺だけ外出が禁止されていた。他の患者たちは毎日午後一時くらいにお散歩に出かけていた。たまには俺も外に出たいと思って参加していいか職員に尋ねたが、あなたズボンと靴がないんですと残念そうにみな口を揃えた。自分の足で歩いて入院したのにズボンと靴が無いことがあるだろうか?しかし何度聞いても埒が明かないので、ズボンと靴は汚れて捨てられたのだろうと解釈した。家族に頼んでズボンと靴を差し入れしてもらった。そうしてズボンと靴が揃ってもなんやかんやと言い訳して外に出れず、入院して2週間たちようやく外に出ることができた。

散歩病棟の唯一外に出る玄関職員が開けて、その引率でぞろぞろと歩いてついていく。まず、俺が最初にいた病棟を通った。驚いたことに、この病棟は外の道路からなんの障害もなく行き来できるようだ。柵があって出られないと思っていたが、反対側は正面の入口に繋がっていた。はじめにもう少し理性があったら閉鎖病棟に連れて行かれなかったのにと思う反面、理性がないか入院したわけだし、あの錯乱状態で外に出たら車にはねられてそうだなとも思った。

この散歩想像していたものよりずっと大規模だった。30分から時間精神病院の周りの住宅街を黙々と歩いて回る。歩き電子タバコに歩き火タバコで吸い殻を投げる精神病患者達に近隣住民から苦情は来ないのか、非喫煙者としてはヒヤヒヤする。患者同士しゃべりながら歩いていて、小学校遠足くらい伸びた列を定期的に立て直す。そしてなぜおばあちゃん冷蔵庫食品を蓄えてるかも分かった。多分自分スーパーに買い物に行ってるのだ。そうなってくると家なんだか閉鎖病棟なんだかよく分からない。散歩で外の空気を吸えるのは嬉しいが、また俺はここにいたら駄目になると思った。今度こそ話で退院に持ち込まねばならない。

職員はのらりくらり退院の話を誤魔化し続け、医師の診察もろくになく、どうなってるのかと思い始めた、入院一ヶ月後。小原ブラス似の職員の引率で卓球テーブルサッカー遊んだ帰りに唐突に俺は数日後の退院が告げられた。退院する支度中に、その職員が「あ~ここにあったわ〜」みたいな猿芝居をしながらロッカーから俺のズボンと靴を出してきたが、既に俺にはツッコミを入れる気力は残されて無かった。彼らからしてみたら、話の通じない患者にどうやって秩序を与えるか、自分の気が狂わないか考えた結果がその猿芝居なんだろう。

そうして退院して数ヶ月はものすごく不安で仕方なくどうなるかと思ったけどその後はすっかり元通りになった。相変わらずのADHD、薬を飲まねば仕事にはならない。先生も上手いことストラテラ保険で落ちるようにしてくれた。ビバンセは少なくとも依存性は無かったようで、リタリン系の薬を飲みたいとも思えない。元々飲んでキマってた訳では無いからかもしれない。そのあとめちゃくちゃ面倒なことになったんだけどそこは割愛勝手に敵に仕立てて迷惑一方的にかけたのに見捨てない家族には感謝言葉しかない。

まとめ

2023-02-06

近隣住民苦情で摘発されたガールズバー

大阪にはアポロビルっていう全フロアえっちショーパブが入ったビル住宅街の中にあるんやけど

やっぱりご近所トラブルが一番怖いのかタクシーで着くと「お静かにお願いします!」みたいな札もった黒服が駆け寄ってきよる

やっぱり長くやっていくにはそういうのが大事やな

2023-02-03

anond:20230202020747

美人イケメンハイスペもブスもキモオジも、等しく良い相手を望むだろし、自由に願望を持つ権利はあると思うから自分を棚に上げて身の程知らずなどと言う気はないけどね。

現実として婚活はお互いが売り物の市場から、その観点自分の値段と釣り合った買い物を考えないと、天文学的確率の偶然を除いて永遠に結婚が成立することはないよ。

ちょうど都内で戸建て探してる自分も同じ気持ちから理解はできるよ。やっぱり、23区の閑静な住宅街で、駅から5分以内、東京駅まで40分以内、広さは30坪以上、公道に面してて、旗竿地じゃなくて、洪水崖崩れリスクがなくて、6000万以下という条件は俺も譲れないし。

2023-01-31

人生でよかった時間 3選

大学とき帰省して地元散歩したとき

大学1〜2年くらいのとき、たしか春休み帰省して、暇だったかちょっと散歩に出た

中学くらいからずっとインドア派だったか地元を歩くのは久しぶりで、なんだったら未就学児のときぶりに歩くようなところを歩いた

当時好きだった公園に行ってみようと思い立って、記憶をたどって歩いてたら、思ってたところにはたどり着かず、でも桜がたくさん咲いているいい感じの広場に出た 

まあ、言っても大したことはないし、桜だって別に満開ではなく、だから花見の客もいなかったんだけど、それはつまりその場には俺しかいなかったということで、広い空間と桜を独り占めしている形だった

正直痺れた 素直に良いところだなあ、と思った 

春そのものみたいな気候で、まばらな雲の向こうで青空が綺麗だった 花の匂いがしていた

豊中市街の散歩

豊中市都市緑化植物園に行こうってことで、彼女電車に乗って行った

曽根からあげが気になる店があったんで、そこに寄ってから行こうぜ、ということで、曽根で降りて、からあげを食って、2〜3キロ歩いたような気がする

歩きたくて歩いたというよりは、バス代を節約したいという動機の方が強かったんだけど、豊中市街はすごく良かったな

なんというか、いかにも住宅街という感じで、高級住宅街というほど気取っておらず、かといってゴミゴミしている感じはしなくて、非常にちょうどよかった まあ実際のところ多少は高級住宅街なんだと思うけど、それをそこまでハッキリとは感じさせないところが素敵だった

道中にいい感じのカフェがあって、アラいいわねという話をしていたら、急に強い風が吹いて、立て看板(黒板みたいなやつ)が倒れた

間近で目撃してしまったので、なんとなく放っておくのも悪い気がして、彼女と一緒に立て直していたら、店の中から店主さんが出てきて、お礼を言われた

それでコーヒーを奢ってもらってたりすると非常にエピソードとしてイイんだけど、まあさすがにそこまでのことをしたわけではないし、普通にお礼を言われ、普通にいえいえと言ってその場を離れた 確かそうだった

あとからGoogleマップを見たら、ケーキ紅茶のセットなんかが結構うまそうで、植物園の帰り道、なんだったら寄ってもいいかもね!という話も出たんだけど、結局近くにあったロイヤルホストに寄って帰った

あのカフェに寄りゃよかったな、とときどき思う

ロイヤルホストも悪くなかったけどね

休日出勤後の川沿い

仕事を始めて1ヶ月少し経ったところで、たしかコロナ関係の急な対応をする必要が出て、職場のみんなで日曜日に出勤した

対応は緊急性があるだけで内容自体は大したことなく、総出でやればすぐに終わって、解散12時前だった

そのまま帰るのもなんだかな、と思って、職場の近くのスーパーに併設の饅頭屋で饅頭を買って、これまた近くの川沿いに行って、ひとりで座って食べた

しか5月で、暑くも寒くもない、ただ日向にずっといると暑くなってくるような気候だった

川沿いはガッツリ日向だったから、少し暑かったけど、仕事終わりの解放感も手伝って全然不快感はなく、けっこう長いことその場にいた

川を渡る橋を電車が通っていく音だったり、鳥の鳴き声だったり、川のせせらぎだったり、そういうものが聞こえて、手に持ったビニール袋の中には家に帰ってから食う用の饅頭があって、なんというか満ち足りた時間だったな

 

2023-01-29

PayPay使えないタクシーはだいたいダメ

1メーターだけとかでタクシーよく乗るんだけど

PayPay使えないタクシーはだいたい乗務員ダメだね

乗務員ダメだなーって思ったらPayPay使えないこと多い

荷物の出し入れを手伝わなかったり、住宅街飛ばしたり

業務外の電話を平気で客前で出たりとかヤバイ奴おおいね

2023-01-26

[]新GeoGuessr日記2

無料版。シングルプレイヤー。Classic Mode。マップは「World」。時間は無制限

1問目

閑静な住宅街という感じ。芝生の上に家が等間隔に建てられている。アメリカ都市部ってこういうイメージだな。

道路の狭さからイギリスかとも思ったが、車が右側通行なのでやはりアメリカだろう。

でも住宅街すぎて、大きな道路に出ないと街の名前がわかるような店や看板がないんよな。

とりあえず近くの道はWalnutストリートという道らしい。

途中の建物に「ここはジャーマンシェパードに守られている。盗みに来るなら気をつけな!」みたいな張り紙があって笑った。

ようやく大きな道路に出た。駅の名前が「Linden Station」だったからLindenという街なのか。州の名前わからん

お、高速道路の番号が95。これは大きい。

95を辿っていくと…ニューヨークの近くにLindenを発見

そこから辿ってWalnutストリートの近くで回答。誤差は700m。4998ptだった。

2問目

山、というほど起伏はないし、森、というほど木々があるわけでゃないが、

建物標識も何かしらの人工物も(道路以外は)見えない感じ。めんどくさそう。

しばらく進むと小さな町が。標識英語ではない。ダイアクリティカルマークがぐりぐり付いてる感じ。

「Juršeti」「Blaškovići」「Radovići」…東欧

地図で見るかぎり地名に「š」が使われているのはチェコ・スロバキアリトアニアあたり?

まあスロバキアでいっとくか〜と回答。クロアチアだった。

もうちょっと地図を拡大して細かく見れば国くらいはわかったかもな。

誤差は581km。3388ptだった。

3問目

かなり大きな街だ。道が広い。アメリカっぽい。道路脇に溶け残った雪。北部か?

看板によく書いてあるし、街の名前は「DAKOTA」っぽい。

いや街というより大都市のなかの地区名前なのかもしれないが。

しかノースダコタでもサウスダコタでもない「ダコタ」ってどこなんだ?

ノースダコタサウスダコタのあたりを眺めても見つからないな。

カナダ国旗付きの運送トラックがいた。やっぱり北部なんだろうか。

しか地図を見てもそれらしい街が見つからない。

いや、俺は大きな勘違いをしてるんじゃないか

カナダに近いアメリカじゃなくてカナダのものなのか、ここは。

カナダ国境沿いを見ていくと「Winnipeg」という街を発見

これさっきゴミ箱に書いてあって印象に残ってた文字列だ。

「Winnipeg」が街の名前で「DAKOTA」は通りの名前か。

なんとかダコタストリートを見つけ出して回答。誤差は3m。5000ptだった。

4問目

道路の脇に小川が流れていて、その反対側は広い土木現場(畑を作っている?潰している?)。

山に囲まれていて辺境っぽい雰囲気だが、離れたところに町が見える。

これ畑っていうか田んぼか? 東アジア? もしかして日本じゃね? やったぜ!

米どころの農村っていう雰囲気だが。

工事現場の「発注者」のところに「熊本県県北広域本部阿蘇地域振興局」って書いてあるな。

阿蘇市で間違いなさそうだ。「古城公民館」。「古城保育園」。見つけた。

誤差は70m。5000ptだった。

5問目

道路は広いが町としては小さい雰囲気街路樹が南っぽい。

英語じゃない。またポルトガル語か。看板ブラジルって書いてあるな。

道路の番号は「PR317」。東へ向かうとき「Toledo」まで45kmとある

ブラジル道路(州道?)のアルファベット部分は州を表していて「PR」はおそらく「パラナ」だ。

パラナで317番の道路を見つければいいんだが、Googleマップをそれなりに拡大しないと表示されないんだよな。大変だ。

なんとか見つけた。317番の道路を辿って…Toledoを発見

そこから西に45km、道路の形からしてサン・ジョゼ・ダス・パルメイラスという町かな。

誤差は5m。5000ptだった。

結果

トータルスコアは23386ptだった。

2023-01-21

家を建てたときのはなし(追記あり追記その2あり)

結論から

メーカー選定編

間取り

建築中編

住み始めてから

ここまで書いたが

結構知識がないと満足に建てられない家って何なんだよって思ってしまう。

これに加えて土地探しもしてたけど、長くなるので割愛する(地盤シールドマップは役に立つよ!)

みんないい家建ててね。

おまけ 参考にしたyoutuber

いろんなYoutuberいるけど自分で家を建てたことないやつ、買ったことのないやつの動画は基本見なくてもいいと思う。

追記

“ダクト内部を自力掃除できないので、空気が汚い” 業務用エアコンタイプの全館空調は空気清浄もするからダクトは汚れないし空気も綺麗。水道管直結で加湿できるタイプもある。メンテも楽。

いくらフィルタ掃除してもダクトは汚れちゃうんだよねー。カビなんて生えたらもうどうしようも無い(気づくことはできないけど)。あと加湿タイプってどうなんだろ、よく知らないけど結露心配

地鎮祭のススメはちょっと気になる

結構気になってコメントくれてる人がいるが、地鎮祭には大工安全を祈願する目的もあるし、終わった後は営業と近隣住民挨拶回りもある。地鎮祭がなくても営業挨拶回りはしてくれるらしいが、施主が次に近隣住民挨拶するのは引っ越した後だから、だいぶ間が空いてしまう。工事中に何かあったら最終的には自分も関わってくるので、一応早めに挨拶しておいた方が良いかなと思った。

ここだけ文章テイストが変わっているけど、あまり深い意味はないです。ちなみに地鎮祭をやっている人は全体の半分ぐらいらしい。

あと自治会には入ってないです。

この手の人の、更に後悔ポイントを集めて建てたが、それでもなお家造りは難しい。まあ、何千万もかかるのだから当然の話で、面倒なら賃貸にしといた方がいい。中間層、角部屋以外、複層ガラスで十分な断熱環境だし。

結局のところ最適解は個人で大きく変わるので、めんどくさいのが嫌なら賃貸でもいいと思う。巷では「家は3回建てないと満足しない」と言われてるけど、ちゃん勉強すれば1回で80点は取れると思います

賢い買い物する為にはちゃん知識つける必要があるって事なんだろうな。 “結構知識がないと満足に建てられない家って何なんだよ”

その通りです。高い買い物だからこれくらい調べて当たり前と思いがちだけど、マンションとか建売はあっさり買っちゃう人が多いんだよね。多分だけどああいう人たちの優先度は、土地(立地)が一番高いんだろうなと思う。

一戸建て趣味世界なので、お気に入り建築家に発注する注文住宅以外はアホだと思っている。まずは一流の建築家と知り合え。

庶民には無理だと思うなー、コスト的に。出会ったとしても一般住宅を建ててくれるかな?ヤマダホームズに一流建築士が建ててくれる商品があった気がする。

今日の昼は1日中晴れていたが、日中エアコンなしで行けた」住んでる地域、県によりそうだけどどこ住みなんだろ 差し支えなければ教えて欲しい

関東1都3県のどこかです。ちなみに夜中の12時に21度のリビングエアコン消しても、朝9時に16度までしか下がってなくて(前の家はもっと下がっていたと思う)、そこから太陽の光でまた気温が上がっていく感じです。

家を建てる=性能のいい箱を作る方法ばかりになるのがはてなっぽい。もちろん大切だけどこういうの以外にも大切な要素はたくさんあって家づくり楽しい

やっぱりショールーム楽しいよ!家を建てたあともエコカラット選びでまたショールームに行きました!性能にこだわるのは普段からそういう仕事をしてるからかもと思ってました!

ステラて。テスラのパワーウォールのことかな。

そうです、すんませんアニメの見過ぎだ。

どうしてYoutuberのことをみんな信用してしまうのだろうか。年間数棟レベル工務店がやってる住宅Youtuberよりも、何万棟も建ててるメーカーの言うことを信用してあげればいいのに。

鉄骨メーカー営業が気密の話を自分からする訳ないんですよ(木造に比べて構造上どうしても気密は劣ってしまうので)。

なのでメーカーのしがらみなく公平に評価してくれる人の方が信頼できるんですよ。

もちろん契約してからは正直ベースガツガツ自分知識をぶつけて行った方がいいとは思います

ちなみに参考にあげたYoutuberもいわゆるYoutuberだけじゃなくて、一級建築士さんやハウスメーカーやめた元営業とかもいるので、出身母体を調べて満遍なく見ていくのがいいと思う!

これはブクマカもな。ドヤ顔でサッシばっか叩いてるけど殆ど何も知らん奴が大半やろ。 "自分で家を建てたことないやつ、買ったことのないやつの動画は基本見なくてもいい"

ホントそう思う。

追記その2

いちいち引用はめんどくさいので箇条書きで。

文字数オーバーなので続きはこちら。

https://anond.hatelabo.jp/20230123001746

2023-01-19

旗振り当番。

 今朝は旗振り当番だった。七時五分に家を出た。たぶん、その五分後には旗振りポイントに着いていたと思う。

 本来は七時二十分から四十分までが当番の時間なのだが、以前は七時に到着しても最初に通過する子供たちは既に通過した後というのが常だったので、決まりよりも早くからつのが習慣になってしまった。ここ二年ばかりは、年度初めの保護者会で、役員の人たちが「子供たちを旗振り当番の時間よりも早くに登校させる事がないように」と強い口調で保護者たちに言い聞かせている。その甲斐あってか、子供たちが先を争うようにして七時頃に旗振りポイントを駆け抜けて行くという姿は、あまり見られなくなった。

 子供たちが来るまで十分くらい、押しボタン信号の下で立って待つ。その間、鳥を見て過ごすのが好きだ。今日はほんの数羽しか見かけなかった。電線に留まったキジバトスズメカラスは声は聞けども姿は見えず。そして、あまり羽を広げて羽ばたかず、水面すれすれを跳ねるトビウオの様な動きで飛んでいった鳥。

 子供たちはまだかと、視線住宅街の中に向けたところ、どこからキジバトの特徴的な鳴き声が聴こえた。どこからか、というか、顔を上げればすぐそこの電線キジバトがまだ居るのだが、それと鳴き声とがすぐに結びつかなかった。鳴き声が家々の壁に反響しているのか、どの方向から聴こえて来るのか判らなかったのだ。電線キジバトを目を凝らして見れば、その胸の辺りが鳴き声に合わせて膨らんだり縮んだりを繰り返しているのだが、鳴き声がそこから聴こえて来るようにはどうしても感じられない。ほんの数年前までは、鳥のさえずりを聴けばどこで鳴いているのか大体見当をつける事が出来たのだが、今はそれが出来ないのだ。これも老い兆候なのだろうか。声は聴けども姿は見えずのカラスも、意外と見える所にいたのかもしれない。

 子供たちは予定通りに七時二十分頃に現れた。いつもどおり、四人ほどのグループを作って、こちらが挨拶をすればちゃんと応え、悪ふざけもせずに横断歩道を渡っていった。最近、この地区転入してきたばかりの家の子と思われる、中学年の女子が混ざっていた。どうやら親のどちらかが白人であるらしく、日本人離れした顔立ちをしている。この子には背の高くて顔立ちのよく似た兄がいるのだが、兄の方は姿が見えなかった。前回の当番の時は、その男の子けが早くに旗振りポイントを通過していったので、今日も私が旗振りに来る前に通過したのかもしれない。

 三十分になる前に、地区の子供たちは皆通過していったので、十分早いが帰る事にした。私の家は地区の外れにあり、地区の外側を取り囲む大通りを通って帰る方が早いのだが、旗を次の家に回さなければならないので、地区の内側の道を歩いて帰る事にした。実は今日本来はうちが旗振りの当番なのではなくて、うちの次の家と日を交換したのだ。本来はうちの次に当番の回る家はうちの斜向いの家なのだが、今日は次の次の家に回さなければならないということ。その家は地区の内側のちょっと入り組んだ場所にある。

 自分の住んでいる地区なのに、地区内を散歩でもするように歩くのは、かなり久しぶりだ。下の子供が小学校に上がったために、頻繁に散歩に連れ出す事がなくなった。一人でぶらぶらと歩いていると不審者かと思われて警戒されてしまう。ここは田舎だが、都会と同じかもしかするとそれ以上に近所の人達との交流希薄だ。昔、東京新宿の外れに住んでいた事があるが、その時の方が同じマンションに住む人達と顔を合わせれば挨拶ぐらいはしていた。今は、すぐ隣に住んでいる人達ともあまり挨拶を交わす機会がない。道やゴミ集積所で行き会ったとして、こちから挨拶をしない限りはお互いに無視して通り過ぎる事が多い。

 朝八時前だが、既に住宅街はひとけが乏しくしんと静まり返っている。人の気配がないとスズメも寄り付かなくなるので、たまにカラスや季節の鳥が鳴く以外は、本当に静かなのだ。歩きながら家々の外観や植えられた草花を見て歩くのが好きなのだが、この地方出身であるうちの配偶者は、そうやって人の家をジロジロ見るのは恥ずかしいし喧嘩売ってると思われるからやめてくれと言う。

 今はパンジービオラしか見られる花がない。山茶花や椿も季節の様な気がするが、さっぱり見かけない。かつては美容院だったらしい民家の軒先には、以前はよく何かしらの花の植わったプランターが置かれていたが、今はなかった。その先の家はここ数年に建てられた新しい家で、郵便ポストの下にレトロな薬缶が置いてあり、その口からパンジーの花が今にも溢れ落ちそうな格好で顔を出していた。そのまた先の家も比較的新しい家なのだが、敷地道路よりも高く、玄関口が階段数段分のところにある。そして最近の家だったら駐車場に使いそうな空間木造屋根を建ててある。屋根てっぺんが家の一階の天井の高さくらいのところにある。そして屋根の下には盆栽がいくつも並んでいた。盆栽棚だけの為に建てられた四阿だったのだ。見上げないと盆栽棚があると分からないので、ずっと気づかなかった。盆栽は、よく手入れのされた松や真柏のようだった。

 この辺は、まだ昔ながらに大谷石ブロックで出来た高い塀をめぐらした家が多い。そういう家にはいわゆるシンボルツリーではなく、豪農の家の庭のように見栄えのいい庭木が植えてあるのが見える。本職の植木屋によって剪定が施されたものだ。最近まで、本職の植木屋仕事というものに興味がなかったのだが、気をつけて見てみるとプロの技は本当に凄いんだなと思い知らされる。太さのある枝毎に丸い形に剪定されている木があるが、それらの丸の内側には葉があまりない。何故かというと、木の葉というのは日に当たる所しか機能しないからだ。それでも、夏場の木は内側だろうが外側だろうが所構わずに枝葉を生やす。そのまま手入れをしなかった場合は枝がごちゃごちゃに混み合ってしまう。植木屋は、内側を向いていてどうせ育たない運命の枝を優先的に切り落とす。だから手入れの行き届いた木の場合、樹形の外側にだけ枝葉があって、内側は綺麗に空いているのだ。そしてどの葉にも適度に日が当たるようになっている。

 ブロック塀だけでなく、生け垣敷地を囲う家も結構ある。生け垣プロ剪定したものと、家の主が自前で剪定したものは違う。プロ剪定した生け垣は、横から見ると緩やかな形のAの字になるよう剪定されているのだ。それは、頂部を強く剪定すると樹高が高くなりにくいという樹木性質を利用した、樹形管理方法だ。また、下の方の枝につく葉にも日が当たるようにするためという理由もある。一本の樹木は、葉で合成された養分によって主幹を養っている。ところが、その枝はといえば、他の枝で作られた養分を回してもらって生きるということが出来ない。枝は自らが生やした葉で作った養分で食べて行かなければならないのだ。という事は、日の当たらない場所に生えた枝は、樹全体がどんなに繁茂していても生きられない運命なのだ。自らの葉から養分を得られないためである。つまり生け垣のように上から下まで葉を繁茂させないと格好のつかない樹は、下の方の枝を長く、上部の枝を短く剪定して全ての葉に日光を当てるよう剪定すべきなのだ。それで、緩やかなAの字の様な形にするという訳だ。

 旗を次の当番の家のポストの下に置き、家に帰った。

 洗濯物を干す前に、昨日買ってきたばかりの紅目木のミニ盆栽剪定し、育苗ポットから駄温鉢に植え替えた。まだ植え替えの時期ではないが、週末には寒波が来るというので、水はけの良い土に替えて、厚みがあって保温性のある鉢に入れたかったのだ。

 道具を片付けて水をやり、しばらく紅目木を眺めてボーッとしていた。ぼんやりしているのは、何かに夢中になっているときよりも案外脳みそがせわしなく働いていて良くないらしいのだが、スマホを見て過ごすよりはまだマシな様な気がする。

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