はてなキーワード: たまたまことは
こんなに読みにくいしレシピ書くのにも向いてない場所なのになんか読んじゃうし、上品すぎずジャンキー寄りなのも私好み。
https://anond.hatelabo.jp/20200317154739
この影響でピザを作り始めた。
業務スーパーに美味しくて安い本格チーズが何種類かあるから、それだけでまったく飽きない。
・引きこもるのに飽きてきたなら餃子を作れ!!今すぐにだ!!
https://anond.hatelabo.jp/20200328190842
たぶんピザと同じ人だけど、文章で食欲をそそらせる天才だと思う。
元々餃子はそんなに好きじゃなかったけど、豚ひき肉、白菜、長ネギ、ニラという増田の通りにしたら美味しかった。キャベツより白菜派だわ。野菜多めアドバイスに従ったら売ってるのとは全然違ってて完全にハマった。
https://anond.hatelabo.jp/20200422231935
この中にある粟米肉粒飯と鳳梨蝦球がドンピシャだった。
そんな変わったものも使わないのに自分のレパートリーにはない味が増えて大満足。
粟米肉粒飯は週一ぐらい食べてる。
https://anond.hatelabo.jp/20200714165912
やたらそうめんをもらったのでここを参考にバリエーションを選んでいた。
https://anond.hatelabo.jp/20200804004750
今年はスパイスカレー記事が流行った。私は結局これに落ち着いた。
味見して塩を足すというアドバイスがメインだけど、これは本当にそうだった。
・オクラ食べよう
https://anond.hatelabo.jp/20200819104643
オクラはわざわざ買わない食材だったけど、たまたまこの記事をみかけて紹介されてる簡単な味付けのやつが美味しかったのでレパートリーになった。
・在宅勤務後のクラムチャウダー
https://anond.hatelabo.jp/20201014214804
この増田は悲しい失敗談なのだが、これきっかけでクラムチャウダーの素を買うようになってちょこちょこ作る。ありがとう増田。
・家庭用の醤油ラーメンをこってり美味しく食べる
https://anond.hatelabo.jp/20201107180829
油で炒めた野菜にスープ入れてそこで麺を煮込むから明らかに体にやばいんだけど、麺のでんぷんでスープがどろどろしてめちゃくちゃ美味しい。
一般人でも多数派を味方に付ければ勝ちなのがネット社会なんじゃないの
だって実際、学者でも何でもない一般人のフェミ批判がすごく共感されて
元の発言者の社会学者(俺はこいつのことを何も知らん、味方する気もない)は
少なくとも現時点じゃ作家個人に対して作品を左右するような権力はないよね
たぶんそれはすごく先の話で
現時点では版元編集者のほうがはるかにずっと作家に対する権力を持ってる
逆に極端なことを言えば作家が書き直す気になっても版元が反対する場合もある
百田尚樹とかあれだけ叩かれても内容をまったく書き換えない
平然とそういうことができる作家もいる
少なくとも田中芳樹って社会的に無力な新人若手作家でもないだろ
だから社会学者が一方的に強大な権力でぶん殴ってるとも思えない
断っておくが
その社会学者(俺は名前すら覚えてない)の主張内容はいっさい擁護してない
力関係の話だけをしている
まずはこちらをご覧頂きたい。
https://twitter.com/m_molockchi/status/1296416784552267778
諸口正巳さんという小説家が筆を置かれるらしい。
要約すると思ったような反応がもらえなくて気に病み、徐々に小説が楽しくなくなり、筆を置くと。
正直に言うとたまたまこの引退宣言が目に留まっただけで、増田はこの方の事を詳しく知らない。
だが、この方が反応をもらえなかった理由はすぐに分かった。
これに尽きる。
大勢の人からちやほやされるには、それが偶像である必要がある。
夢とか幻想などと言い換えても構わないが、人はどうしても、自分の都合のいい存在に惹かれる。
いくつか例え話をしよう。
・好きなアイドルがいた。「彼氏は卒業するまで絶対に作りません!」というプロ意識の高さに惹かれて応援していた。しかしある時彼氏とホテルの前にいる写真を週刊誌に撮られてしまった。あのプロ意識の高さが虚言だと気付きファンを辞めた。
・Aシリーズの動画が面白くて、そのYoutuberをチャンネル登録した。しかしそのYoutuberはAシリーズの動画をある時から投稿しなくなり、Bシリーズの動画ばかりを投稿するようになった。しまいには「Aシリーズの動画は反応悪いからいいかなww」とTwitterで呟いた。それを見てチャンネル登録を外した。
・シリーズもののゲームの待望の最新作が発売された。過去作の大ファンだったので早速発売日に購入した。しかしプレイしてみると、大好きな過去作のキャラがdisられておりショックを受けた。こんなことであれば新作をプレイしなければよかった。
人が離れる時、そこには「自分が抱いた都合のいい幻想の破壊」が存在する。
であれば、自分という偶像コンテンツを維持するために、都合のいい幻想を見せ続けなければならない。
しかしながらざっとTwitterを見ただけでも、氏に自分という偶像を維持する姿勢は感じられなかったのだ。
著作を読んで楽しむことと、SNSを含めた最新の投稿をリアルタイムで追い続ける事は違う。
例え本が好きでも、好きな漫画や小説の作家を全員フォローし、全員の最新の投稿をしっかり追っている人は多分そんなにいないからだ。
「自分のSNSアカウントで好きなこと呟いちゃいけないのかよ!」
という反論が必ずある。
呟いちゃいけないわけではない。
ただ、なにも包み隠さず好き勝手に呟こうとすると、絶対に「偶像」は仕上がらない。
芸能人が日常のぼやきではなく、見栄え重視のまとまったツイートをすることが多いのはこの為だ。
氏のTwitterは偶像ではなく、一人の人間だった。だからSNSをしつこく追うのはきっと相当熱心なファンだけ。
でもどうしてもそういう風にできている。
反応をするのは人間だ。
機動警察パトレイバーの初期OVAシリーズを始めてみたのは中学2年の頃だった
ちょうど劇場版パトレイバー2が公開されている時期だった(当時はそんなこと知らずにたまたまこの時期にハマった)
レンタル店で劇場版1作目を見て面白くて、OVAシリーズやTVアニメシリーズを借りて見るようになりドハマリした
その頃、初期OVAシリーズの廉価版のビデオが売られてて、中学生の僕の小遣いでも買えるくらいの価格だったので購入し
それこそテープが擦り切れるほど何度も見ていた。
それから10年くらいは、定期的に見返していたけど、ここ10年くらいは見てなくて、今年久々に見返してみたんだが
昔好きだったアニメを今見返してみたら、そうでもなかったりすることも多々ある中、パトレイバー初期OVAシリーズは、全く色あせてなかった
今僕は41歳なのだが、中学2年の14歳の頃のあの頃のままの面白さでびっくりした
まあ思い出補正もあるんだろうが、やっぱりパトレイバーは面白いなと思ったんだけど、
それよりも、初期OVAシリーズは、元々全6話だったはずが、人気が出てもう1話制作され、その後、劇場版やテレビシリーズが作られていったわけだけど
当時は、パトレイバー以外にも様々なOVA作品が発売されていた、中学生当時の財力では全部は見れなかったが
中学当時としてはちょっと大人でマニアックな感じの作品も多く魅力的に映る作品も多かったと思う
もちろん今ならネット配信ということになるだろうが、全3話とか全6話とか短い話数でクリエイターが作りたいものを作るみたいな。
最近シュレッダーの上に書類を積み上げる人がいてそれがどのチームのものかは把握してたが
たまたまこっちに作業しに来てた同僚が見かねて書類の山を全部シュレッダーしてくれたら
書類の中に新入社員のものをみつけて全部が彼のものではないだろうがその新入社員には
ちゃんと注意というか指示しないとだなぁと思うのだが…
でもあの新入社員は毎日のように部長やら先輩やらがシュレッダー使ってるの見て
まさか誰かがやってくれると思ってたなどとは言わないだろうが…
感覚としてはそういう事なのかもしれないが、もしそういう感覚だったのなら
なぜそういう感覚になっていたのかも聞きたいが言語化は難しいだろうなぁ
自分の世代だとだいたいそういう雑務は先輩にはさせるなという流れがあったから
自分のものは自分でがあたりまえで先輩がやってたらやりますよと声を掛けに行っていたが
非科学的なので放っとこうと思ってたけど、年々時間が経つごとに忘れていくので備忘録書いとく。
昔、救急病院で働いてた頃のこと。
当直中、病棟ナースから電話がかかってきた。いわく、病棟まで来てほしいとのこと。
急変ですか?と聞くも「いや…緊急性はないと思うんですけど…」とはっきりしない。
こういうことはたまにあって、緊急性なさそうだけど微妙に気がかりなケースだったり、地味な困り事だったり、こっそりアイスを食べる共犯にされるとこだったりする。
とりあえず行ってみる。
消灯中の病棟は真っ暗でしーんとしていて、ひとまず急変という雰囲気ではなかった。暗いリノリウムの廊下に非常灯の緑のランプがぼーっと光ってて、左右の病室からたまに患者さんが寝返りを打つ音が聞こえた。その中でナースステーションの明かりだけが煌々と白く灯ってて、近づくにつれて遠隔心電図モニターのプップッていう規則的な音が聞こえてきた。
夜勤の看護師さんは二人。見回りは終わったとこみたいで二人ともナースステーションにいた。その日の担当は一人は中堅さん、もう一人は、年齢は中堅さんと同じくらいだけど最近新しく採用された新入りさん。とりあえず声をかける。
「あの…子供が走ってるみたいで…」
は?
脱走か?解熱して元気になったやんちゃ盛りの子かな。ちゃんと巡回してるはずだし、ここ小児病棟とだいぶ遠いけど。
「いや…」
新入りさんが言い淀む。中堅さんは苦笑いしている。からかわれた?
「いや…なんか子供がいて」
耳をすましてもモニター音以外何も聞こえない。救急車のサイレンもナースコールも誰かの叫び声もない、穏やかな良い夜だ。…寝ていたかった。
一応ダメ元で小児病棟に問い合わせる。「いなくなってる子いませんか?」PHSの向こうの声が怪訝そうに「はぁ?」と言った。一応見回ってくれてるらしき靴音が電話の向こうでちょっとだけ響いて「みんな寝てます」。
だよね。
「あの」
新入りさんが言った。
「幽霊だとおもうんですけど」
今度は私が「はあ?」となった。何でこのクソ眠い時間にオカルト与太話聞かなならんのだ。
たぶん露骨にイラッとした顔してしまったんだろう(ごめん)。中堅さんが新入りさんと私の間に割って入った。
「や、私もパタパタって足音?みたいなの聞いた気がしますし。一回だけ念のため病棟内見てもらえませんか?いやホント、一応」
はーーーーーー?????
こんな静かな夜は珍しいのに。起こされなければ寝てられたのに。いや苛立ってはだめだ。一緒に働く人のメンタルは大事。腹を括って「分かりました」と言う。
新入りさんが何か準備するものないですか、と言った。ナースステーション内を見回すと、お昼に学生さんが実習したシリンジやら針やらが目に入った。
若干腹立ち紛れに50ccシリンジと18G針を手に取り、空のシリンジに『カラ』と書く(使ったシリンジには即中身を書かねばならないので)。人間か幽霊かとかこの際知るか。人の安眠邪魔しやがって。見つけ次第刺す。絶対に刺す。朝まで刺す。
(悪い子には注射するぞーーー!!)
廊下だけじゃなくてリネン室や車イス置き場、トイレ、ストレッチャーの影まで鬼の形相でペンライトを向ける。誰もおらん。当たり前やけど。
可能な限り穏やかに整えたつもりの顔でナースステーションに戻ると、看護師さんが二人ともニコニコしながら私を出迎えた。
「誰もいませんでしたよ」
「みたいですね」
「もう(宿直室に)戻っていいですか?」
「はい!」
二人ともさっきのぎこちなさが嘘のような上機嫌。
新入りさんが笑顔で私の持つシリンジを指差した。捨ててくれるらしい。
お礼と共にシリンジを渡して、私は寝た。
ここまでなら割とよくある、怖がりさんが怖がったけど何も起きなかった話だ。すぐ忘れる。
記憶に残ったのはこの後の展開のせい。
数日だか数週間だか経った頃、たまたまこの病棟で仕事をしていた時のこと。
何気なく目にした看護師さんのカートの上に、筒状の変な布切れの塊?みたいなものが載せてあるのに気付いた。
好奇心で近づいてみると、私があの時持ってた50ccシリンジだった。「カラ」って書いてあるし。お札やらお守りやらでびっしりぐるぐる巻きにされている。
怖!!!!
こんなん感染源やんけ!!
院内感染の元をカートで持ち歩くなよ!!!誰だよ!新入りさんか!!
ごめんけど捨てた。
その数日後だったと思う。(ずっと病院にいすぎてあんまり日付の感覚がない)
血相変えて新入りさんが私のところに来た。半分寝ぼけながらパソコン叩いてた私に小さな白い箱を押し付け、彼女は言った。
「あの、これに祈ってください」
「はい?」
よく見たら箱は18G針100本入りの箱だった。封を切ってないディスポの注射針が箱の中に整然と詰め込まれている。
「祈るって何……」
「念じるだけでもいいので!」
状況が分からず困惑する私。あんまり話したことはなかったけど、新入りさんは割と穏やかな人という印象だった。それが徹夜明けみたいなぼさぼさの頭と化粧っ気のない顔で、目を血走らせてこっちに箱入りの大量の注射針をぐいぐい押し付けてくる。
「握りしめてくれるだけでもいいんです!ぎゅって!!」
いや ぎゅっ じゃねえ。
助けを求めて周りを見回す。(やべー)の顔をした研修医がそそくさと部屋を出て行った。おいやめろ置いていくな。
ヒートアップする新入りさん。
困る私。
脳炎じゃないよな、薬か?精神疾患か?こんな病態あったっけ?何だどうしたどうしよう、と思ってるところに病棟師長さんが来た。師長さんは私に「ごめんね」と言うと、新入りさんの肩を抱いてどこかに(たぶん控室に)行った。
しばらくして、新入りさんが辞めたと聞いた。
いまだに思い出しても謎。
書くの結構大変だな
思い出したらまたメモする
まさに今、ディズニーへ行ったことがない友人お連れて一緒に行く計画を立てている者です。休園中なので停滞していますが。
たまたまこちらを見かけたので、いつか行かれた時用に長くなってしまいますがTDL(ランド)TDS(シー)のオススメを書かせていただきます。
エビーノジャンプ→TDSのタワー・オブ・テラー(以下タワテラ)
水の上を進む系→TDLのスプラッシュマウンテン
トラウママスコット→誰が来るかはランダムなので、代わりにTDLのミート・ミッキーをオススメします。余談ですが私のトラウマはタワテラのキャラです。
ジェットコースター→TDLサンダーマウンテン、TDSセンター・オブ・ジ・アース
個人的なオススメ→TDLミッキーのフィルハーマジック、TDSタートル・トーク、マーメイドラグーンシアター
オススメフード→TDLミッキーワッフル、共通 リトルグリーンまん、期間限定スーベニアプレート付きメニュー、ポップコーン(TDLもTDSも種類が豊富です)、TDSカスバ・フードコート(カレーのお店です)
ミッキーやミッキーの仲間達、シンデレラ、スターウォーズなどがお好きな場合はTDL(初めての方にオススメです)、ダッフィー(クマのぬいぐるみ、TDSでのみ販売)、アリエル、アラジン、イタリアっぽいオシャレな雰囲気がお好きな場合はTDSがオススメです。(TDSでのみ飲食店でアルコールの販売があります。詳細は各店舗にお問い合わせください)
あと夏は暑い中並ぶ事が多いので初めての時は夏以外がオススメです。
https://anond.hatelabo.jp/20200521211842
当初政府はその問題を、不況と同じレベルで考えていたらしい。時代に適応できない事業が淘汰され、自殺者が増えても、全体としてはやがてバランスが取れていくだろうと。
「エコシステムってやつね。何かが壊れたり死んだりしても、時代に沿った形で自然に復元し、バランスが保たれるはず、そう考えたのよ、政府は」
ところがそうはいかなかった。専門家の試算によると、復元が不可能なほど、人も事業も経済的な理由で死ぬことがわかった。あるいは海外に身売りする企業が増えるだろうと。実際、その兆しが見え始め、政府の支持率も落ち始めた。
焦った政府は、そこで本格的に救済措置を検討し始めた。それまでも単発的な給付金や貸付などは行っていたが、それでは間に合わなかった。
「結局いろいろあった後に、有望な事業は国が保護することになったの。うーん、半分国営化みたいな感じ?」
その経緯についてもっと詳しく聞きたかったのだけど、サタさんは「カショウに聞いて」と言って、説明を端折った。
一方、個人に対しては、継続的な給付金、つまりベーシックインカムが検討され始めた。
「その話が出たとき、もうみんな大盛り上がりだったわよ。そんなのできっこないって言いながら、本心ではみんなワクワクしてた。でもやっぱりね」
そうはいかなかった。財源が足りないのは明白だった。
「ベーシックインカムの話が出るずいぶん前に、政府はマスクと一時給付金を配ろうとしたの。でも、IT化の遅れのせいで、あちこちでトラブルが起きたの」
IT化の遅れ。これはカショウも言っていた。簡単にいうと、それまで政府は、既存の産業やエコシステムに気を使いすぎて、新しい技術を取り入れることができなかったらしい。あと、かたちを伴わない情報やデータを軽く見ていたのも、IT化が遅れた理由のひとつだったと。
「そんなときおとなりの国がね、ITの専門家――専門家って言っても学者というよりガチでコード書くプログラマのほうね――を招き入れて、マスクをみんなに、均等に行きわたらせることに成功したの!」
その様子を見た役人か誰かが、本格的なIT化と、配給制を検討することを政府に進言したらしい。そこではじめて、その技術的価値に見合う予算が組まれ、実務的なプランや技術の選定が行われた。どういったリーダーやエンジニアが必要かも、“おとなりの国”を参考にして割り出し、その発案者は政府を説得した。
「そんな案、コロナ以前は絶対通らなかったわ。政府は、それまでの社会の基盤となっている業界を優先せざるを得なかったから。でもそのつながりを断ち切ったのがコロナだったの。コロナが新しい可能性のリミッターを外したの」
古い社会的基盤を維持するために、新しい可能性は活躍の場を奪われていた。そのことをサタさんはリミッターと表現したらしい。サタさんは、配給制のバックグラウンドに、労働力不足があったことにも触れた。
「外出や人との接触も制限されるじゃない?そしたら、必然的に労働力も減るのよ。労働力が減ればつまり……、モノが減るの。外国との行き来もできないから、輸入も難しくなって……」
つまり、資源は限られている。その資源を過不足なく、国民に行きわたらせるには、現金よりも物資のほうが有効との考えで、配給制が有力となった。
「もうみんなガッカリよ。SNSは荒れまくって。配給制って、戦争の貧しいイメージしかないじゃない?あと、社会主義っぽい感じ?完全に私たち、管理されてるような?」
しかし政府へのネガティブなイメージは、数年後にはまったく真逆のものに上書きされることになった。
「着いたわ、ここよ」
サタさんは大きな建物を指さした。その配給所は、この一帯の集積所も兼ねていて、ここからさらに小さな配給所にも送られるらしい。サタさんたちは、たまたまこの大きな配給所の近くに住んでいた。
「よくここで買い物したのよ昔は。いろんな服屋さんとかレストランが入ってて。懐かしいわ」
今は、積み上げられた荷物以外は人も物も少なく、がらんとしている。
サタさんは並んだ端末のひとつに、自分の小型タブレットをかざした。
「指輪型とか時計型とかあるけど、私、指輪も時計も苦手なの。だからずっとスマホ型のを使ってるの」
サタさんのタブレットに、荷物の格納場所が示される。その案内に沿って、僕たちは移動する。
「よう!サタちゃん」
初老の男がこちらに笑顔を見せる。作業着らしい服装に身を包んでいる。サタさんも満面の笑顔とあいさつを返す。
「前言ってたやつ。届いてたよ」
彼はそう言って、僕たちをその場所まで案内した。
配給所では、必ずこういったおじさんを見かける。彼らはたいてい、荷物を下ろすのを手伝ったり整理したりしている。
すでに紹介したとおり、この世界では、生活のための労働というのはほとんどない。たいていはロボットによって自動化されている。
じゃあなぜ、彼らはここにいるのか。
それは、ちょっと説明がむずかしいのだけど、彼らのパッションとしか言いようがない。
つまり彼らは、ここで作業を手伝うことを喜びとしているのだ。誰かと立ち話をすることを楽しむものもいる。黙々と作業するものもいる。
いずれにせよ、誰かからの感謝の言葉や、あるいは作業そのものを、自分の喜びとしている。
カショウと行った盛り場なども同じで、過去にそういった経験のある年配の男女が、食事や飲み物の提供を手伝っている。配給所や盛り場に限らず、こういった自主的な労働は、あらゆる場所で見られる。
「昔はみんな、生活のためとか、それが普通だからって理由でしかたなく働いてる人が多かった。労働は苦痛だと思ってる人がほとんどだった。だけど今は、楽しみや自己表現でさえありえるのよね、働くことが。自由だから」
おじさんが笑顔でそう言った。
おじさんのような有志の労働には、ポイントが付加される仕組みになっている。ポイントは、この世界の通貨のようなもので、モノやサービスなど、何とでも交換できる。僕たちは基本的に政府の配給とサービスだけで生活ができるので、ポイントはまさに、趣味や嗜好品のためのおこづかいと言える。
「昔のポイントカードのなごりね。もうちょっと気の利いた名前なかったのかしら」
ポイントが使われるシーンとしては、誰かのハンドメイド家具やアート作品と交換したり、何か作業を頼んだ時に、その謝礼として送ったり。たいていは個人間取引で利用される。
おじさんは振り返って棚のひとつを指さした。
「これだ。降ろしてやる」
配給物資だけでなく、個人間取引の荷物もここに届く。サタさんはうれしそうに小包を受け取った。
おじさんは自走式のカートにすべての配給物資を積んでくれた。3、4日分の食料や生活雑貨なので、そこそこの量がある。
「前回は雑穀を頼みすぎたから、今回は減らしたのよ。その代り、今回はペーパー類がかさむわね」
「配給制も、最初の頃はめちゃくちゃだったが、こんなに細かく調整が利くようになるとはな。便利なもんだ」
「最初はね、あれが足りないとか、システムのトラブルとか、大混乱だったわよね」
「機械化が追いつくまでは本当にモノがなかったしな。でもあっという間に、人間の労働力の不足を機械が埋めてくれた。それに今は……、ストレスが少ないから、ストレス解消のために無駄に消費することもなくなった。そんな気がするんだよな」
「リミッターもはずれたしね」
「ん?リミッターって?」
サタさんはフフフと笑ってごまかした。
「ほんと!何もかもストレスなくてラクになったわ。昔ほら、オンラインショップのサービスで定期購入ってあったじゃない?あれを政府が一括でやってくれてるような感じね、今の配給制って」
そう。配給制と言っても、一律で配給されるわけではなく、その家庭の消費傾向が反映されているので、不満を感じることはほとんどない。
各家庭ごとに一定の枠があり、その枠の中でならどんな組み合わせで発注してもかまわない。そしてその消費傾向はコンピュータに記憶され、次回からの配給プランに反映されるので、放っておいてもある程度その家庭の生活傾向に合った物資が届く。
「ただ、昔ほどバリエーションがないのは寂しいわね。昔はね、石鹸ひとつとっても、いろんな企業が、いろんな色や香りのものを売ってたのよ」
「今は需要の大きいものしか作らないからな、政府の一元管理だから」
「技術や品質、コスト的に洗練されたものしか作らないとも聞きました」
僕も勇気を出して、会話に参加してみた。
「昔あった企業の、すべてのノウハウや技術を結集させて作ってるからな。どの製品も、最高のところでコストと品質のバランスが取れてる。まあ、どれも無難で個性がないと言えばそうなんだが……」
サタさんはさっきの小包を開けて、中から半透明のなにかを取り出した。鼻元に近づけ、においをかぐ。中に鮮やかな花が埋め込まれているのが見えた。明らかに量産された配給品とは違う、“誰かの作品”だった。
そう言って、それをひとつおじさんに手渡した。かすかに清々しい香りが漂う。
「いやぁオレはこういうのは……」
「じゃあ奥さんに。ふふふ」
おじさんにお礼を言って、僕たちは配給所を後にした。自走式カートの後を、僕たちはゆっくり歩いた。
「ああいいにおい」
サタさんはその間ずっと、“誰かの作品”を鼻に押し当てていた。
※自己陶酔長文
※同人界隈のくだらない話です
※ハガレンはあくまで個人的な感想、感慨、そういうものの中で引き合いに出しただけです。こじつけというか、たまたまこういうものの中で自分がしっくりくるのがハガレンだっただけです、うまく言えないのですが。ハガレンが好きな方は閲覧気をつけてください。
「鋼の錬金術師」という有名な漫画がある。鋼の義肢を持つ兄のエドワード・エルリック(通称エド)と、鎧姿の弟、アルフォンス・エルリック(通称アル)が、「真理」(神様的な存在)に奪われた自身の体を取り戻すための旅をする中で賢者の石をめぐる壮大な陰謀に巻き込まれていくダークファンタジーである。
私はこの漫画が大好きなのだが、一つだけ「あんまり気に入らないなあ」という展開があった。それは、物語の最後、主人公のエドがアルを取り戻すためにとった手段のことである。
そもそもなぜ兄弟は体を奪われていたのかというと、死んだ母親を蘇らそうとして人体錬成を試みた結果、錬金術の「等価交換」の法則により、代わりに自分たちの肉体を奪われてしまったからだった。二人の肉体を取り戻すには万能のエネルギー源である「賢者の石」が必要だったのだが、エドとアルは賢者の石が生きた人間を材料にして作られていることを知ってしまう。
経緯をまるっと端折るのだが、結局物語の終盤、エドは賢者の石を使わずに二人の肉体を取り戻す方法に気づき、実行する。エドの決意に、「真理」は「正解だ」と言って笑う。
エドが全てを取り戻すために差し出したのは、エドが錬金術を使う能力そのものだった。
私はその展開に正直もやっとしていた。
「鋼の錬金術師」の見どころの一つは、エドが繰り広げる巧みな錬金術の数々だったからだ。それに、「最年少国家錬金術師」という厳つい肩書きや手を合わせるだけでどんどん色々なものを作り、意のままに動かすバトル、錬金術の知識を使い炭素硬化の能力を使う敵をもろい消し炭に変えてしまう展開……。錬金術はエドというキャラクターのアイデンティティだった。
実のところ、錬金術のような便利なものに頼らず額に汗して自力で生きろという作者のメッセージは作中で示唆されてはいた。エドの師匠のイズミは凄腕錬金術であるにも関わらず、「錬金術に頼っちゃいけない」と言って近所の子供の壊れたおもちゃを手作業で直す。そしてエドも最終回、「錬金術がなくてもみんながいるさ」と、金槌を手に清々しい笑みを浮かべる。
だが、やはり読者からすると、「それでいいの⁉︎エド、あんたすごかったのに」と思わざるを得なかった。
しかし今、Twitterをやめたことで、エドの清々しい笑みの理由がわかるようになった気がしたのだ。
前置きが長くなってしまった。
私は同人の字書きである。Twitterやpixivで二次創作小説をアップするとそこそこバズる、ジャンルではまあまあ人気の字書きだ。
小説を書くのが好きなぼっちオタクの私にとってTwitterは、ジャンルの情報や推しの素敵な二次創作、実社会のニュースやトレンドをリアルタイムでたくさんチェックすることができる大切な情報ツールであると同時に同人友達を見つける出会いの場であり、萌え語りができるコミュニケーションツールであり、どのような傾向の話を書けば芳しい反応が返ってくるのがすぐにテストできる巨大な実験場であり、お手軽に承認欲求を満たしてくれる蜂蜜の壺のようなものでもあった。
しかし、同人界隈でTwitterをやっていると、疲れることもたくさん出てくる。人間関係、承認欲求、ジャンル学級会。三者三様に歪められたキャラの二次創作がどっと流れてくるタイムラインに疲れ、私は果たしてこのキャラを本当に好きなのだろうか?それともみんなで口をそろえて「〇〇ちゃんえっち」とか「可愛い」とか「エモい」とか言わなければいけないような集団意識のせいで好きだと思い込んでいるだけなのだろうか?と悩むこともあった。Twitterでキャラグッズを次々と大人買いする人々や、論理が通っているのかよくわからない考察ツイートを見るたび、胸焼けするようになってきた。創作でも、いわゆる「互助会」に組み入れられるのが重荷になってきた。
それでも、同人のSNSが私の生活の中心にあり、そこでの中堅字書きという立ち位置が数年の間私のアイデンティティだったから、Twitterをやめられなかった。情報を追えなくなったり、忘れられたりするのが怖かった。
(一応リア友もいないわけではないけど、就職を機に皆地方に散ってしまってあまり会えないし、しょっちゅうはやりとりしないため「居場所」感はあまりなかった)
冴えないぼっちの日常生活を送る私の唯一のきらきらしい社交場が失われることへの不安感から、私はTwitterを続けていた。
だけど、限界が来た。
きっかけは、私が、おそらくリモート飲み会で、ジャンルの顔的な人の不興をかったことだった。このことについては何を言っても主観になってしまうのでうまく説明できない。特別な粗相をしたつもりはなかった。ただ、今まで仲良くしてくれていたその人が、飲み会を境に急に全く絡んでくれなくなったので、何かしてしまったのかな天…と思った、というところだ(他の飲み会メンバーからはハブられてはいなかったけれど、わざわざ「私なんかやらかしました?」なんて鬱陶しがられる自意識過剰な質問もしづらかった)。強いて言えば最初、私のスマホの電波があまり良くなくてもたついたせいで若干場を乱してしまったとか、その人が話しているとき一度トイレに立ったとか、そういうことはあった。もしかしたらとんでもない粗相を無意識のうちにしていたのかもしれないし、あるいは全く別の理由かもしれない。
とにかく、その人が絡んでくれなくなった瞬間、その人の取り巻き的な人たちがほとんど反応してくれなくなったのだ。
Twitterで彼女たちがワイワイ盛り上がっているのがやたらと目についた。彼女たちの創作をヨイショすれば機嫌を直してくれるかもしれないけれど、不純な動機で同人を利用するのはもう嫌だと思っている自分がいた。
私は、何をすればいいのかよく分からなくなってしまった。彼女たちより有名な字書きになって見返してやろうと憤ったり、自分を責めたりと、このご時世において生活に困っていない恵まれた身でありながらバカみたいな理由でメンタルがぐちゃぐちゃになった。ジャンルの顔的な人や、それに媚びている取り巻きたちのかいた推しを目にするたび、推しそのものが嫌いになり始めている自分がいた。
(また、同人界隈がきっかけになって仲良くなり、LINEを交換して旅行などにも行った人たちがジャンル移動していたため、TwitterでやりとりすることがほぼなくなったというのもTwitterをやめるきっかけの一つでした)
楽しいこと、心が慰められることよりも、つらいことの方が上回っていると気づいたとき、やめようと思った。
そして私は、ずっと私の生活の中心にあった同人アカウントを消した。消す前から、このご時世における自分の悩みの卑小さ、不毛さには気づいていたが、消して改めて、自分が長い間スマホの中の小さな世界を首を縮めてのぞきこむばかりで、顔を上げてきちんといろいろなものの広がる世界を見ていなかったのだと気がついた。
思えば、どこかに観光に行っても、何を食べても、Twitterに投稿することばかり考えていた。何を書けばウケるかとか、通知の数とか、そんなことで頭がいっぱいだった。いつのまにか自分自身で、同人アカウントしか居場所がない状況を作っていた。
世界の命運や肉親の志を背負って闘うエドと、ただの同人字書きの私では月とすっぽんよりさらにかけ離れており、同じ括りで語るのはおこがましいこと限りないということは分かっている。
しかし、そのとき私は確かに、エドの最終回での清々しい笑みの理由がわかった気がしたのだ。
エドは、錬金術の能力を手放すとき、「思えばずいぶん踊らされたよな」と口にした。錬金術師として活躍したエドは、しかし、錬金術で母親を蘇らそうとして大切な家族を奪われ、錬金術を使い倫理にもとる悪事をはたらく者たちを数多く見てきてもいた。錬金術は、壊した物を直すこともできるし、武器にもなる、一見万能な術だ。しかし死んだ人間を蘇らせることはできないし、錬金術頼みでは解決できないこともたくさんある。
Twitterも同じである。日常のあらゆる情報をリアルタイムで発信する。Twitterを使えば全世界の人々と繋がれる。しかし、日常に入り込むそれらは、同時に、日常を強大な「それ」(錬金術/Twitter)なしではいられなくさせてしまう。「それ」を利用しているはずの私たちは、いつのまにか「それ」越しでしか世界を見られなくなってしまう。
錬金術にしろTwitterにしろ、便利ですごいものは良くも悪くも影響力が大きくて、世界やものの見方を変えてしまう。それに振り回され、人間の作った枠組みの中でおだてられて自分はすごい人間なのだと慢心し、甘い汁を吸ったかと思えば虚しい思いもする、そんな力の渦から脱却したから、エドは最後、笑ったのだと思う。
Twitterを退会し、同人の交流をやめてできた時間の中でやりたいことは意外と早く見つかった。小説や映画など色々なものに触れてみたい。資格を取ってキャリアアップしたい。今は難しいが、時勢が安定したら小説のカルチャースクールに通いたい。どうにかして、ネット頼みでなく新たな交友関係を築けるよう模索していきたい。
たぶん、徐々にTwitterをやめたことに対する寂しさや後悔は増していくのだろう。それでも、私のなりたい未来の姿は小さな世界の局所的人気者ではないから、寂しさを糧にしてふんばりたいなと思っている。
最後に。
会社の飲み会を終え最寄り駅から帰宅途中たまたまこの店が目に入り、少し飲み足りないなと思って入店したのがきっかけだった
自分よりも少し年上のマスターが一人でやっている店だったが、このマスター自家製のサングリアが絶品でこれを飲む為だけに定期的に通っていた
酔った勢いで冗談半分でマスターに「これ瓶詰めして売ってくださいよ」「レシピ教えてくださいよ」と頼んで笑いながら断られたこともあった
その後自分は転職したり結婚したりして2度転居したが、この店には電車を乗り継いて通っていた
4月になり我が社も在宅勤務となったため、外出する機会がめっきり減った
連休明けに今の状況が落ち着いていたら一度店に行ってみるかと思っていたところ、マスターから「今月一杯で店を閉める」と連絡が来た
嫁に事情を説明し、先日一人でバーを訪れた 客は自分一人だった
差し向かいで酒を飲みながら「店閉めてどうするんですか」と思い切って聞いてみると、今の奥さんは公務員なので食うには困らない
この店の稼ぎは大した額ではなくて前妻に子供の養育費を送金して店の家賃払ったら自分の小遣い程度しか残らないんだと教えてくれた
終電の時間が迫っていたので会計をお願いすると、マスターは「もう店には出せないし残ってるやつ持っていってくれると助かるよ」と瓶詰めのサングリアを2本私に手渡してきた
私は「しっかり味わって飲ませて頂きます」とマスターに礼を言い握手をして店を後にした
常に備えあり
水、保存食を中心とした食料を買ってクローゼットの奥にでも置いていてほしい。大事なのは自分で買いに行くことだ。いつまでもサプライチェーンが機能するとは思わないでほしい。
今回使うことがなければラッキーだ。ただし災害はいつか来る。買っておいて損はない。
ググって防災グッズや災害用キットから適当にチョイスして見繕ってほしい。
あと幾ばくかの現金も手元にあった方がいいだろう。
きっとトイレットペーパーは十分だろうけども、そのほか日常生活に欠かせない日用品も少し買い足しておくといいだろう。どうせ再来月には使うものだ。
決して買い占めを推奨しているのではない。再び社会を混乱に陥れるつもりもない。
新型コロナウイルス COVID-19の感染者数は指数関数的に増えていく。
SARSと違って致死率が低く、特定の環境下を除けば重症化しづらいのが不幸中の幸いだ。
有効なワクチンがないとはいえ、僕らは具体的な脅威を実感していない。雰囲気でマスクをして消毒をして、人混みを避けている。
けれどもウイルスが凶悪化することを想定して、あるいは明日大地震が来ることを想定して備えをしてほしい。
COVID-19を機に急激に社会構造が変化している。これが当分続くのか、この騒動の一時のものなのかはわからない。
当面感染者数は増加の一途だ。今後医療現場や飲食業、食品製造業でも感染者が発覚することも時間の問題だろう。
社会を歯車と置き換えるのであれば、そのうち歯が欠ける。社会やサプライチェーンが一時的に機能停止するかもしれない。
だから備えをしてほしい。
非常時が平時になりゆくように,明けない夜はないというようにそれでも世界はまわる。
乗り越えたのか、忘却の彼方に追いやったの定かではないにしろ、我々は過去の大きな天変地異や事件もそうしてやり過ごしてきた。
突如社会機能が停止したとしても日本のことだからすぐ復旧するだろう。だけども復旧するまでの繋ぎとして備えをしてほしい。
今の状況に東日本大震災のような大災害が起こらないとも限らない。
起こらないことを祈っているし、きっと起こらないとは思うが、それはあくまで希望でしかない。
我々が直面している脅威はCOVID-19というウイルス自体ではなく、COVID-19が曝け出した人間の本質と社会機能の弱さなのだ。
もう数ヶ月前から、なんのきっかけだったかも忘れたがTwitterで某氏をフォローしていた。
そのうちに温泉+貸切+マッサージ受け放題のスパが都内某所にできるツイートが流れてきた。
温泉施設がいつでも使える上に、貸し切りにでき、SPAの利用とマッサージなどが受け放題で
高級タオル、シャンパンも用意されていると言う。これはよさそう。そう思い、楽しみにしていた。
思ったより安い、というのが正直な感想であった。
会員は選考らしい。
さて、LINEで募集が始まった。登録フローがわかりにくいが、まず見学をしてから登録をするらしい。
インターフォンを押し、中に招き入れられ、温泉についての説明を受けるが、やりとりがちぐはぐで、違和感を覚える。
スパの成分や効能についてはオーナさんが語ってくれるものの、プラン内容についての詳細がわからないのだ。
自分は普段ホテルのSPAを利用しているが、比べると対応がぎこちなく一抹の不安を覚える。
こちらはお湯に浸かるタイプの温泉ではなくミストサウナのような施設。
サウナが苦手な自分でも、苦痛なく入ることができ、とても気持ちがよかった。
しかしこの施設、やはり清潔感と高級感がない。カビのような匂いも若干する(これは温泉の成分のせいかもしれない)
化粧品も通販のもので(現在は別のブランドになった模様)個室のベッドも簡易的、触れるもの、目に入るものなどの備品は普通な印象を受けた。
別荘という言葉通り、友人の家のような感じだ。
見学が終わったあとは、少しお茶でもしながら、プランの施術内容や利用可能時間、支払い方法などの説明があるかと思っていると
玄関に送り出されその場で入会するか否か聞かれ、枠はあまりない、ということを強調される。
ということで、施術内容については口頭でのやりとりのみで、全容がよく分からず小さな違和感が積み重なりモヤモヤしたままこの場所を後にした。
パンフもないし、サイトにも詳細が書かれているわけではないので、実態がわからない、という印象。
オープン前のことだったので、準備が間に合ってなかったのかもしれない。
想像が膨らんで期待しすぎたのかもしれない。
現場の施術スタッフさんが一流の人が揃っているらしいので、その人たちが良い施設を作りあげてくれるかもしれない、
ただたまたまここを見学した方に会う機会があり、自分だけが受けた印象ではないとわかり、この文章を書いている。
このインフルエンサーさんはお金を受け取らず善意でやっていらっしゃるということだが、
もし本当に「施設も申し分ない」と思ってらっしゃるなら名前にも傷がついてしまうと思う。
少なくともいつでも使える訳ではないし、上がった後に寛ぎたいラウンジは共用部分にあるし、別料金でもいいのに飲み物の提供はなさそうだし
https://www.pref.kagawa.lg.jp/content/dir1/dir1_1/dir1_1_1/plahfe200120143751.shtml
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例に関する資料の公開(総合資料)
https://icc-japan.blogspot.com/2020/01/blog-post_13.html
いやー、コレやべーね。
何がやべーって元々のゲーム障害って代物自体、WHOに認められたとかほざいているけど、実際は久里浜医療センターがロビーした結果名称だけ決まって、中身はおろか因果関係や定義すら決まっていないお粗末な上にその樋口進氏って奴、子供にも麻薬治療薬をぶち込めとか平然と言っちゃう程度には自身が何か別のモノをキメてポジってるだろって思える位にはやべー奴。
そしてそんな疑似科学未満の代物を条例で適用しちゃったもんだから、世間でも騒ぎになっているゲーム障害とやらのボロが出まくったり、大バッシングされている最中で、更にパブコメの募集を県内に限っちゃったもんだからもう大変。
あ、四国新聞も闇が深すぎてマジやべーね。
それはともかく、改めてこの素案の比較見たけど、マジでやべーね。
上記の定義すら決まっていないゲーム障害とやらを根底にしている辺り、冗談抜きでどっかで言われていた様に脳みそをうどんと交換した方が良いレベルの代物な訳よ。
その根底のゲーム障害とやらが定義すら決まっていないのに引きこもりやら視力障害やら言っちゃう辺りやばくね?
しかもスマホは努力義務にしたからセーフとか余りにも親御さん舐めているにも程があるよね。
それ以外も何が何でもゲームが悪いと決めつけて、連呼している辺り、頭おかしー。
それと一番何がヤベーってこいつらスマホの課金問題もただゲームが悪い悪いと言っていて、病気だって連呼しているだけなんだわ。
やばくね?
課金問題に関してはそれこそユーザーとゲーム会社の問題で金銭問題なんだから、一般人はともかく脊椎動物であれば、ふつーは消費者庁絡みの話題と判るのにゲーム障害だ、規制汁とか言っちゃうの。
この区別すらついていない奴が条例とか作ってるのマジやべーって。
国政でもやべーの多いのに地方どれだけ終わってるんだよと言うレベル。
それと二年後の検討云々についてもこんなもの調査すると言う名目作ろうとしているけど、こんなもん席と予算の確保及びアンケと称する何かで国政に圧力をかけようとしている事も見え見え。
アンケなんざ恣意的な質問で誘導すりゃ幾らだって好き放題できるのはそれこそ男女参画や著作権関連を見りゃ判る事だしな。
あいつらアンケの誘導所かパブコメですら誘導したり、賛成意見水増しした挙句、都合が悪い結果ならガン無視して、そのまま出来レース始めちゃうの。
やっぱ元祖は違うね。
そもそも委員会自体規制派で固めれば好き勝手しほーだいだしな。
それこそ男女参画や文化庁みりゃわかる。
いやー、まじやべーね。
共通土台で研究、薬剤開発にも期待 ゲーム依存症をWHO認定 -専門医・樋口進氏に聞く-
https://medical.jiji.com/topics/1218?page=2
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/289702.html
https://togetter.com/li/1454680
香川県議会議員「うどん県PR団のヤドンの事業は、ネットゲーム依存症対策条例とはまったく関係なく進めていきます」
https://togetter.com/li/1456356
香川県の条例素案、親に努力義務『スマホの使用を1日60分までが、ゲームに限定する形で修正』
https://togetter.com/li/1458205
どうでも良いけど、きしめんって見ているとサナダムシがケツからでそーだよな。
時事メディカル見入って、たまたまこれが目についたが、前に見ていたのが、例の話題だったから、速攻でうどん=回虫だなってなるんだわ。
ケツからでそーだよな。
こんにちわってな。
ほんっとどうでも良いけど寄生虫ってかわいーよな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%8A%E3%83%80%E3%83%A0%E3%82%B7
はじめて書きます。うじうじして結局全部消す、みたいなオチになりかねないので、バックスペースキー禁止縛りで書こうと思います。以下、本題。
ある声優をWikipediaで調べているとニコニコ動画を使ってラジオをしていることを知り、聴いてみることにしました。以下はそのレポート。
声優のラジオは聴いたことがありませんでした。というより、私の知っているラジオというものは陽気なおっちゃんがひたすら音楽をかけるものだけでした。たまたま初めて見つけたのが声優のそれだったわけですが、芸人とかそれこそミュージシャンも、曲を流さずにまったりトークするだけのラジオがあったんですね(いやそりゃあるだろ)知りませんでした。
というわけで初視聴。といっても映像はありません。以下感想、、、、へーーーって思いました。前述のとおり 陽気なおっちゃんが謎のテンションで曲を流すラジオ=ラジオ番組 のステレオタイプを持っていたのでこんなものがあるのか、というのが感想です。どうやらラジオ内に複数のコーナーがあるようですが、機能していないらしく、終始、普通のお便り(ふつおた というらしい)を消化しつつ声優二人で駄弁る、そんな番組でした。雑ですね。でもその割には、というよりそれなのに、すごく洗練されていたように思います。なんでだろうね、(あとでここになんか書こうと思ったけど何も出てこなかった)。
そうそう、その声優二人というのが新人声優でして、まだファンも少なかったんですかね、発信媒体がニコ動なのに映像なしというよくわからないラジオだったのもあるのか、視聴者数は数百人しかいませんでした。いや、むしろ百数十人といってもいいくらい。これは本当に未知の世界でしたね、、ラジオってもっとこう、一万人は聴いてそうな、そんなイメージがありました。まあまあまあ、その視聴者の少なさがアットホーム感を生み出していたんでしょうかねえ、初めて聴いた私にとってもそれは聴き心地のいいラジオでした。
というわけで次の回も視聴します。30分だけというのもあって興味本位で聴いてみようってのがやりやすかったですね。ふつうのお便り(ふつおた)ではパーソナリティ二人の出演した何某に関する感想が多くを占めるものの、何でもないようなお便り、「旅行に行ってきたよ~」みたいなのもありました。そんなお便りも結構消化してくれるみたいですね。二回目もよかった。
というわけで三回目の視聴。お便りを送ってみた。ただの興味本位。
読まれました(マジで?)。内容は本当に取り留めもないことでした。要約すると「このラジオ聴いてるよ~イエ~イ!」って言う感じのね。ラジオにお便りを送ったのも読まれたのも初めてだったのでうれしかったですね。新人さんとはいえ、役者さんみたいな、人々の前に立ってお仕事をしているような人たちは自分にとってはるか遠い存在のように思っていたし、そもそもこの世界に存在していないのではないかとまで思っていたぐらいなので、じぶんの考えたラジオネームとお便りが媒体から聞こえてきたときはめちゃくちゃ喜びました。
一応執筆者本人の属性について説明しておきますが、、、オタクです。といっても最近はアニメも全然見ないですしゲームは苦手です。単にAKB系やその他芸能人やテレビ番組に一切の興味を示さないので消去法的にオタクを名乗っている感じです。テキトーですね。
Q.じゃあ声優には興味があるのですか? A.なかったです(過去形) まあそこは色々ありましたが省きます。
あーもうながったらしい
そんなわけで(どんなわけだ?)リスナーになって、あれは半年ぐらい経ったころですかね、お便りの常連さんのラジオネームは大体覚えました、というそんな頃です。高校同期とつるむためについったーをやっていたんですが、そこでそのラジオについて呟いたのがきっかけで、お便り常連さんの内のひとりにフォローされました。ここで二番目のびっくり。セカンドインパクト。「ラジオにお便りを送っていて人、本当にこの世界に存在したんだ!」と。いや、そりゃいるでしょ、って感じですが、、でもなんかあれなんですよ。あれってなんだ?存在を感じ取って嬉しかったです。他にもどこかで自分と同じラジオを聴いている人がいるんだって知れたのでね、なんせ視聴回数が数百のラジオですから。
月日は流れ、ラジオも流れ、それでも内容は変わらずまったりおしゃべりするだけ。いつからか、このラジオを聴くのを何日もまえから楽しみに待つようになっていました。
行きました。会場でアンケートを書き、その内容が公録で使われました。公録内で次々と唱えられる「り系ネーム(ラジオネーム)」。どれも、ラジオにいつもお便りを送っている人たちの名前。どこにいるんだと座席をきょろきょろ見渡しつつ、、、いまここにみんな来ているんだということがとても不思議で可笑しくて、ずっと頬を緩ませていました。
そんなこんなで、なんだかんだで、ラジオが始まって二年、自分が聴き始めて一年半経ちました。
いつも変わらずそこにある、孤独な僕の心のオアシス。そんなラジオでした。
終了の告知を聞いたときはショックでしたが、パーソナリティの二人共に、本業で仕事の場を大きく広げて忙しくなったので多分そのせいですね。喜ばしいことです。
私はこのラジオがきっかけとなって、新しい世界を知りました。このラジオは自分の世界を広げてくれました。今までは消去法的在宅オタクでしたが、真のオタクになったのです(字面が嫌すぎる)。様々なイベントに参加するようになり、住む場所も年齢も全く異なる友達をたくさん作ることができました。お金はどんどん無くなっていきますが、今が自分の人生で一番充実している自信があります、確信があります。
Wikipediaから興味本位でこっそり聴き始めたラジオ、最終回は、ツイッターでFFになったたくさんの方々と楽しくお見送りが出来たらいいなあと思っています。
私は“指出毬亜と河野ひよりの「り」系ラジオ”が大好きです。 ただ、それだけです。
「声優の」とは言わないし、「ラジオを」とは言わないですが、たまたまこの記事を読んだ方にも、あなたの中の世界を変えてくれる、そんな出会いが訪れることを願っています。
そんなこんなで、何でもないような駄文をはてな匿名ブログという名の瓶に詰め、ネットの海に流します。
某り系リスナーより
ドラえもんが多いけど、大長編じゃないドラえもんって、ジャイアン、スネ夫に劣らずのび太もかなりの畜生な気がする。
悪い子どもを濃縮した感じ。
3位 カイジ
猜疑心が強くなりそう
2位 男塾
民名書房刊に影響されるとめんどくさい
1位 美味しんぼ
外食先で必ず問題行動をとるようになりそう。間違った正義感を植え付けそう。
図書館にあるマンガは借りさせるとして、ハンターハンター買い戻そうかな
そろそろ絵本にも飽きたかなと思って、たまたまこち亀の最終巻があったので渡してみた。
紙のマンガはほとんど断捨離してて、残ってるのは「大奥」、「昨日何食べた」、「絶望に効く薬」だけ。
小1に読ますにはどれもきつい。「絶望に効く薬」はもう少し大人になってから勧めたい。
こち亀の残りをブックオフで買ってもいいけど、小1の息子が漢字を覚えつつ、多少の正義感とか、倫理観や知識を得られるようなマンガないかな。
Twitterでもブログでも勿論実生活でもなかなか言えないことを吐き出せる場所として思い浮かんだのがここだったからだ。
わーーーーーっと何も考えずに書いて、推敲もせず投稿して、終わったと思ったら秒でコメントがついた。
びっくりした。そのスピードもだが内容にもだ。
めちゃめちゃびっくりした。どきどきした。
思えば自分はここをよく知らない。吐き出す場所を求めて彷徨いついたのがたまたまここだった。
Twitterはもう窮屈だ。アイコンは自分の写真とか自分の撮った写真か絵。
プロフには本当のことを書くし、芸能人や文化人が公式マークを付けてひとりの人間として生きている。
生きている人間が「自分は生きている人間」だと自覚して、連続性のある生き物として活動をしている。
その場限りの言葉をその日その瞬間の自分がその時の気分だけで話すのは、なんとなく許されない。
当たり前だ。自分には名前があるのだ。ハンドルネームだろうが、なんだろうが、前後に続く関係性のための名前がある。
ひとにリプを送る時なんてもっとそうだ。自分は自分を個としていないことは、個としてTwitterを使っている生きた人間に考えなしな言葉を浴びせていい理由にならない。
そう、こういうのは「全員が匿名」でないと成立しない。
それでも個としての存在が薄いなりに人間の書いた文章であるので、無暗矢鱈に悪意を持って言葉をぶつけるのは酷いことと思うし、
こういう行き場のない言葉の最終地点であるところで、その場から絶対に排除しようとする動きは侘しい気もする。
生理前になるとイライラしたり落ち込んだりする、いわゆるPMS
それにより周囲に迷惑をかけたり不快な思いをさせる人間のなんと多いことか
職場等の公の場でも明らかに普段より感情的になっているのをよく見かけるので
家族やパートナーに対しては肉体的、精神的DVに類する行為が行われているケースは無数にあるだろう
私はこれらの生理(PMS含)に由来する他害行為を「生理ハラスメント」と呼んでいる
どうせ「PMSのせいでイライラするのだから仕方ないではないか。当人の責任ではない」と言いたいんだろう
命の母のCMでも生理前イライラするのはあなたのせいじゃないってやってるもんな
うんうん、それはその通りだ
確かにイライラすることそれ自体はホルモンのせいであってどうしようもない部分は大いにあるだろう
でもそのイライラを表に出してしまったら、それは当人の責任だろう
PMSによる他害行為は、生殖能力を保有、維持することによって起こる衝動、つまり「性欲」により他人に肉体的、精神的被害を与える行為であり
PMSによって他人に被害を与えることを「ホルモンバランスのせいだから仕方ない。周囲が理解してあげるべきだ」と言えるのは
女性にに性的な嫌がらせをする男性を「男性ホルモンによって性的欲求や攻撃性が増幅されているせいなので仕方ない。周囲が理解してあげるべきだ」と言える人間だけだからな?
言えねーだろ?
つまりはそういうことだよ
生理前だからしょうがないって開き直って周囲に当たり散らすのは、溜まってるからしょうがないとところ構わずセクハラかますような行為であり恥ずべき行為だ
たまたまこれ書いてるときにこの記事がホットエントリに入ってるの見かけたけど、結局こういう認識の人間が多いんだろうな
男の「性欲」は自己責任でコントロールすべきだが、女の「性欲」は周囲が理解し支えてやるべきものだ
みたいなさ