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2020-10-29

タイムパラドクスゴーストライター」とは誰だったのか ~タイパク考察「基本」の「き」~

タイムパラドクスゴーストライターとは誰だったのか

そもそも哲平はタイムパラドクスゴーストライターとは言えない。この漫画タイトルは間違っている」

タイパク考察において頻出話題の一つである

結論から言おう。

タイムパラドクスゴーストライターとは未来のアイノイツキである。そして佐々木哲平はタイムパラドクスゴーストライタータイムパラドクスゴーストライターとなる」

初代タイムパラドクスゴーストライター=アイノイツキ

タイムパラドクスゴーストライターという言葉を読み解くには、この漫画には2つのホワイトナイト存在するという事に目を向ける必要がある。

10年後の未来で藍野伊月が描いた「初代ホワイトナイト」、そしてそれを哲平がコピーした「2代目ホワイトナイトである

初代ホワイトナイトは藍野伊月がアイノイツキ名義で作った作品であり、これは純粋に藍野伊月一人の手による作品だ。

では、2代目ホワイトナイトはどうだろうか?

哲平が多少の改良を加えはしているものの、基本的には「初代ホワイトナイト再現しようとした作品である

成分分析をするのならば、アイノイツキが60%哲平が10%哲平なりに再現しようとしたアイノイツキ30%で、ほぼほぼアイノイツキ分で作らえた作品である

言うなれば、アイノイツキが10年後の未来から哲平に干渉することで、哲平の名義で描かせたアイノイツキの作品と言える。

ゴーストライターを、作品の名義人ではないがその作品(の全部もしくは大部分)を本当に書いた人物定義するのならば、2代目ホワイトナイトゴーストライターはアイノイツキとなるだろう。

言うまでもないことだが、10年後の作品である初代ホワイトナイトの影響によって10年早く2代目ホワイトナイトが産まれているのは紛れもないタイムパラドックスである

Q.E.D

タイムパラドクスゴーストライターとはアイノイツキに他ならないのだ。

タイムパラドクスゴーストライタータイムパラドクスゴーストライター=哲平

まり、哲平はタイムパラドクスゴーストライターではない!

という結論づけるのもこれまた早計である

後半、フューチャーくんの力で世界時間を止めた状態でm哲平は2代目ホワイトナイトを完成させている。

初代ホワイトナイト未来におけるアイノイツキの過労死によって途中までしか描かれていないが、哲平は2代目ホワイトナイト精神と時の部屋無限時間を利用して完成させている。

さてここで一つ疑問が生まれる。

果たして、2代目ホワイトナイトはどこまで佐々木哲平の作品なのだろうか?

2代目ホワイトナイトは、言ってしまえば初代ホワイトナイトの模造品である

終盤の展開も、アイノイツキが倒れたことで回収されなかった伏線布石を随所に活かして展開されることになるだろう。

見方によってはこれは二次創作とも言えるが、他人の手を借りて初代の続きが描かれたものとも言える。

たとえば、ゼロの使い魔などはまさにその「作者が死んでしまったあとに代筆者の手を借りて完成された作品である

2代目ホワイトナイトの完結は、初代ホワイトナイトを知らないものから見ればオリジナル作品の完結だが、初代ホワイトナイトの模造品であることを知るものからすれば、代筆者の手を借りた初代ホワイトナイトの完走とも言えるのだ。

実際、哲平が目指したホワイトナイトは「もしもアイノイツキが最後まで書き上げられたならば世に生まれていた作品」がベースにある。

まり、イツキが初代ホワイトナイトを通して2代目ホワイトゴーストライターした後、その続きを引き継いだ哲平は2代目ホワイトナイトゴーストライターとなっていたアイノイツキのゴーストライターをすることでホワイトナイトという作品を完結させているのだ。

これは非常に高度なタイトル回収である

まず、ゴーストライターが実は主人公ではない所からまり、その後終盤で主人公が本当にゴーストライターになる。

しかゴーストライターゴーストライターであるし、タイムパラドックスも二重に起きている。

これでもまだ「タイムパラドクスゴーストライターというタイトルは間違っている」という主張をすることは、出来る。

することが出来るのがタイパクの懐の深さだ。

この作品には無限考察議論余地があるのだ。

この漫画を題材にして「哲平のやったことは盗作と言えるのか」「ジャンプ爺さんがやったことは正しかったのか」「この漫画メタフィクションだったのか」と多くの議論ができる。

タイパク、なんて奥が深いんだ。

終わりに

久しぶりにタイパクが盛り上がってるようで何よりだ。

ホッテントリ増田に踊るタイパクの文字を見て、私の心もウッキウキである

さて、今回増田を取らせてもらったのは他でもない。

「みんながタイパクをちゃんと読めているのか心配になった」からにほかならない。

タイパクは、作者ですら後日談を通して設定が斬新すぎて誰もついていけなかったとフォローを入れなければいけないほどの作品だ。

ファンアンチまで幅広い層に、ちゃんタイパクを読めていない読者がいるという悲しい作品である

今回はこの場を借りて、タイパクの「基本」をおさらいさせてもらった。

タイパクはたしかに難しい。

タイムマシン・上位存在メタ要素が複雑に絡み合っている。

しかも14話という短い話数ながらページの多くは哲平が良心の呵責や無茶振りに振り回されてはその度に屁理屈をこねて乗り越える描写に使い込まれしまい設定は投げっぱなし気味である

だが、ジャンプの紙面で未来ジャンプ盗作するという斬新過ぎる物語、その過程を補強するために繰り返される設定の増改築は、まさに打ち切り漫画界の九龍城砦

珍味中の珍味と言えるこの漫画を、ただ駄作から流し読みして、盗作してるしてないの論争だけで終わらせてしまうのは勿体ない。

この増田で「基本」を抑えた皆には、是非もっと高い次元タイパクを語り合ってもらいたい。

たとえばジャンプ爺さんが一体何者だったのかなんて面白いぞ。

読者の集合無意識、連載レースの具現化、作者の命さえ軽んじる市場原理、様々なものに結びつけていくらでも考察ごっこが出来る。

勝手死ぬな」「勝手に生きるな」と勝手に言われるし勝手に言う

要は自分が何を言いたいかというと健康診断検査つらい」なんですが。

それについていろいろと考察した長い文章が下に続いているだけ。

社会

日本人寿命が長いのって、国民皆保険があるからお金負担が安いことと、会社員が35歳以降に人間ドックを毎年受けることで早期発見治療しているかなのだろうか?人類医療で生かされてる(活かされてる)んだよな、健康的な意味でも、寿命的な意味でも。そりゃあそうだ。予防医学だよな。歯医者の定期健診を受ける、とか。

でも、トシくって様々な検査ちょっと辛かったりするのを目の当たりにすると、

検査をしたり医療を受けたりしてまでも生き永らえたいというモチベーションが、果たして自分にはあるのだろうか?」

という疑問が湧いてきてしまうのだよな・・・

積極的安楽死か、消極的安楽死か、なんか、そういうのが脳裏によぎる。

会社員でいる以上は、自分労働リソースとして供出しているのだから、その「労働リソースとして将来的にどのくらい使えるか」ということが会社的には気になるわけだし、あと法律で決まってるのかな?その辺の理由で、会社から言われたとおり健康診断を受けなきゃならない。「直せばまだ労力として使えるのならちゃんと直せ」というのが、営利企業や国力といった視点から論理と言えるだろう。

なんか、自分の体は自分だけのものじゃない」という感覚がする。「公僕」、会社社会の共有物かのような感じがする。

それは良いことなのか、悪いことなのか。

あ、検査がつらいんで受けません。安楽死しまーす。っていう自分の体に自己決定権利はないのかな。それ人道的にどうなのかな。

その「自分の体が自分のものじゃない」の最たるものが、家族意向により、胃ろうで生かされている人間でしょう。倫理的にどうなのでしょうか。かくいう私の親戚にもいます。こわいので面会していないです。いまはコロナで面会もままならないですが。

医学は、人為的に死をコントロールできる術です。進歩すればするほどコントローラブルな範囲が広がる。いずれは不老不死も実現するのかも知れない。

そのコントローラーを渡されて握るのは、本人であるべきなのか、他人であるべきなのか。自分というシステムroot権限は誰が持つのか。


えらい

それにしても、35歳くらいを超えてる会社員の全員がこういう検査受けてる、ってすごくないですか?

人によっては人間ドックを毎年サボってる常習犯が居たりして、まあ気持ちはわかる・・・ってなっちゃう。

医療体制がすごいのもあるし、検査にみんな耐えてるのえらいですよね。

医療進歩して検査負担を減らす改善継続的に行われていて、胃カメラを口から入れるとき不快感を減らすためにイカリングみたいな白い輪っかをくわえると、かなりラクになるんですよね。あれ。ノーベル平和賞でしょ。10年前に受けた時あんなのなかったし肩に注射麻酔してたんですけど、最近はのどスプレー麻酔になったし1時間麻酔切れるし、カメラ自体も細くなった。昔の胃カメラトラウマになってる人もいると思いますけど、いまだいぶ負担減ってるんで、バリウム飲むよりもラクじゃないかと思いますよ。


加齢と経済消費傾向

若い頃ってさ、なんか、さまざまな「リソース」というもの無限であるかのように錯覚していた。

言い方を変えれば「有限なリソース」という概念のものが頭の中になかったのかも知れない。

健康時間も、仕事にかけられる労力も、無限だと思ってたので、スケジュールも何もなくがむしゃらに働いていたような。

でも社会に出て、あ、いろんなものって有限なんだなって気づいて。そのリソース管理がすごく難しいことに気づいていった。

そして30を超えると、「自分健康寿命」というリソースの有限さをひしひしと感じるようになる。

若いころはモノを買うときお金の使い方がコスパばっかり考えていたように思う。安物買いの銭失いだ。

それはそれで「将来への投資」の考えがなさすぎる、貧者の思想だとは思うけど。お金に対してそういう貧しい考え方で育ってしまったのだから仕方がない。トシとっていってお金の使い方が少しはマシになったし、服にかけるお金がふえたりした。

トシを取ると自分寿命が頭の隅にチラつくので、コスパが多少悪くてもペイするように意識が変わっていっていると思う。

「いまは時期が悪い」とか言ってチャンスを見送っているうちに自分寿命のほうがなくなっていくからね。

たとえ時期が多少悪くても、じゃあいまやろう。お金をポンと出してやったぜ。と。

経済の話でいうところの「機会損失」って、商品在庫があるとか、買える機会とか、開催期間が限定されたイベントとか、そういう「外的な機会」の損失するかどうかを焦点にしがちに見えるけども、それだけじゃないんだな。外的機会がある間に、かつ、自分健康もなければならない。健康でなければ商品を購入して満足することができないから。

健康が不足していて機会損失も大いにあり得るわけです。「大切な推しイベントなのに風邪ひいていけなくなった」とか。

これっていうのは「推しは推せるときに推せ」「孝行したいときに親はいない」と通じるものがある。

から商売するのって、「ちょっと健康不安が出てきて、かつ、そこそこお金持ってる人」を狙うのが効率よさそうですよね。健康商品じゃなくても。

ゲスいですが。足元見てる。

そういうターゲッティングして商売してる人間自体も、いずれはその該当者になるんですよ。

自己決定

「おれは長生きしないんだ」つって、暴飲暴食してる人、ラク死ねると思うなよ。苦しむぞ。みたいな脅しツイートを見かけたりしますけど、まあ確かにそうなんですけど、それも安楽死があれば解決するんですよね。

日本における安楽死議論での反対派って「イジメみたいに同調圧力によって安楽死自己決定を促されてしま危惧ドグマにしてますけど、

すでに健康診断圧力によってつらい検査を受けさせられてる」現状があるので、たしかにそうかも。そうなるだろうなあとは思われます

自殺と他殺」という対比の概念がありますが、それと同じように「自生と他生」とでもいいましょうか。

どう転んでも、自分の体の健康維持や死についての決定権は、自分けが独占的・排他的に所有してはいない(できない)ようですね・・・。やはり自分の体は公僕性、公共物性を帯びているようです。それは国民皆保険であるから、国としては保険治療コストの高い病気をなるべく支払わずに済ませたいので、治療コストの高い病気にかかるリスクを下げておくための検査コストを支払っておく(強制的に受けさせる)ほうがトータルでコストが安い、という計算なのでしょうか。

他者圧力によって胃ろうで生かされてしまうようなことがある社会と、

他者圧力によって安楽死で死なされてしまうことがある社会

どっちがマシなんですかね?

同調圧力存在すること自体は不変なんですね。


勝手死ぬな」

勝手に生きるな」

勝手に言われるし、勝手に言う。

介錯してラクにさせてあげたほうがいいんじゃない?とも思うし、

もっと生きたかったんじゃない?とも思える。

人為的に死をコントロールできてしまうということは、サバイバーズ・ギルトってやつが生まれる。生存者の罪悪感。

面倒なことにならないように、自分の生死を他者人為的コントロール下に置かれることが無いようにしたいですね。

やっぱ自分コントローラ握って健康診断うけるかどうか決めたり、コロっと安楽死理想なんですよ。でもそれって一貫性としては、このコロナのご時世で「公衆衛生を省みない自分勝手自由な行動に出ることの許容」をも意味してしまうのですが。感染症や、医療保険の有無、といった社会的な連帯関係のものは物議をかもしますよね。そりゃ。

タイマーをセットできればいいのにね。デスノートみたいに。

自分死ぬときVR-HMDかぶって、なんか、すごい音と映像で逝きたい。

臨床宗教師仕事の中に「VR機材の管理」も含まれてくると思うんですよね、今後は。「テクノ法要」もありますし。映像や音声のクリエイターも、その走馬灯のような「最期映像」をクリエイトする日が来るわけですよ。

からVR業界から法曹界医療関係転職するようなキャリアパスもあるでしょうね今後は。

塞翁が馬

みとりびと、おくりびと

2020-10-28

易者はなぜ死んだのか

明らかに鈴奈庵エアプかもしくはあまりにも読解力がないと思われるyoutuber考察()と銘打っておそらく炎上上等で投稿していた

東方鈴奈庵で易者が殺され小鈴が生き延びた理由」とか何とかい動画で久々にブチブチにブチギレたので

鈴奈庵本編から読み取れる情報を元に、自分なりにちゃん考察していこうと思います

とは言っても独り言かつ、昔読んだ記憶だけで書いてるから間違ってても許してクレメンス

 Q.なぜ小鈴は易者のように霊夢に殺されなかったのか?

 A.霊夢がよく知っている人間から

正直これに尽きると思います

書籍作品での霊夢の様々な行動を思い返して(書籍を読んだことがないなら話半分で聞いて)いただきたいのですが、

金儲け、信仰心神社への参拝客と基本的異変モードじゃない霊夢は欲にまみれ、浅はかな行動に出ることも多いです。

これは霊夢が劣っているだとか未熟だからではなく、あくま霊夢は「人間であるからだと読み取れます

幻想郷には僧侶である聖や、仙人である茨歌仙など欲に囚われなさそうなキャラクターもいますが、

彼女たちでさえ完全に欲を捨て去ることは出来ずに居ます

博麗の巫女とはいえ少女である霊夢も同様です。

一方で霊夢妖怪と言えども容赦なくしばき倒して退治して回る、いわゆる『鬼巫女』のイメージもありますが、

これは単純に妖怪がそう簡単に死なない存在であるから、悪さを行わないよう懲らしめる程度にシバきまわってるだけかと思われます

(「求聞史紀」でも阿求が定期的に妖怪をこらしめることを頻繁に記述している)

さて、正直ちゃんと「鈴奈庵」の7巻を読んでいれば気付けるかとは思うのですが

小鈴対峙する際、霊夢は明らかに動揺し、紫に罪をなすりつけて事を解決しようとします。

これは「小鈴自分がよく知る人間であるから、何とかして救おうとしている」事は明らかでしょう。

ではなぜそうしているかと言えば、易者を退治した際に明らかとなった「人間妖怪になることは最大のタブー」の問題があるからです。

ルールに則れば、妖怪化した小鈴は博麗の巫女として、易者のように退治しなければならない。

でも友達にように接していた小鈴を自らの手で殺めたくない…

こう考えることは何ら不自然ではないでしょう。

正直、易者の死はこの描写をするために存在していたのではないでしょうか。


 Q.では易者はなぜあっさりと殺されたのか?

 A.幻想郷の為にならないか

易者が殺されたのは単純に霊夢にとって赤の他人かつ自分を全部知ったような口ぶりで話しててムカついたから…

というのは正直あると思いますが、もっと明確に殺されても仕方ない理由がありました。

まりにもルールから外れたからです。

一つは「里の人間妖怪化したから」ですが、正直これは例外があるルールかと思います

勿論里の人間がじゃんじゃか妖怪化すれば、人間が減る上に妖怪人間境界曖昧になり

結果的に他の妖怪が損をしてしまうので幻想郷の安定を保つために存在しているルールなのかと思います

妖怪人間の図式を保ち続けるため、人里が強くなりすぎないようバランス調整してるんだと思います。多分。

さて、殺された理由ですが…もう一つは「静観する姿勢を見せたから」だと思います

えっ酷くない?と思うかもしれないですが、幻想郷にはもう一つ大きなルール存在します。

そう、「スペルカードルール」です。

スペルカードルール」についての詳細は説明がめんどくさいので省きますが、

大事なのはスペルカードルールでの取り決めは絶対であることです。

逆に言えば、「スペルカードルールを使わないのであれば何をされても文句は言えない」のです。

もし、あの場で易者が霊夢に対してスペルカードルールに則って勝負を申し込んでいれば、

博麗の巫女として受けざるを得ない。

そしてそれは、「幻想郷妖怪」として受け入れられる一つの儀式めいた行為でもあります

そうすると勝ったにしろ負けたにしろ、彼が「妖怪」として受け入れられる可能性は大いにあったのではないかと思います

人間を辞めて妖怪になり、かつ妖怪として幻想郷適応しようともしない。故に退治されたのではないでしょうか。知らんけど。

 Q.小鈴は人里の中でも特別血筋か?

 A.そうではないが、重要人物ではある

これも前述のクソみたいな動画で触れられていたのですが、小鈴本居宣長関係あるのではないか、という話です。

これについては設定で語られていないのでなんとも言えないですが、私は血筋的には関係ないと思います

だってそうなら影狼ちゃん今泉吉典関係あることになるじゃん。単純に神主の遊び心じゃないんですかね。

ではただの村人Aかと言われると、そうとは言えません。

なぜなら彼女は「あらゆる文字を読める程度の能力」を持っているからです。

何故この能力があるのかは分かりませんが、これにより人里では到底学ばないような英語さらには妖怪文字も読むことが出来ます

(頑張ったら書くことも出来る)

そしてその能力故か、単純に気まぐれか、阿求も小鈴の元に頻繁に通っています

そのせいなのかまた偶然なのか、霊夢小鈴に対して特別感情を持っています

幻想郷にとって重要人物2人の近くにいてかつ、最低限友人程度には意識されている。

これは彼女の才能か、何らか(主に紫とか)の介入があったのかは定かではありませんが

少なくとも村人Aではない事は明らかでしょう。

以上です。

正直他の動画は見てないからあの一本が特別酷かったのかもしれないけど、

開始2秒の雰囲気がもう駄目だったので多分おんなじようなもんだったと思います

やっぱ炎上狙いのyoutuberってクソだわ。

2020-10-27

2次元になりたい

2次元になりたい

かわいかったりかっこいいデザインキャラアバターが欲しい

動画とか上げて沢山コメント欲しい

当たってるのか間違ってるのかみたいな人格考察ツイートエゴサしたい

自分自分の仲いい人のpixiv百科事典とかニコニコ大百科のページ作ってもらいたい

〇〇組とかのグループファン勝手命名されて記事作って欲しい

捏造のかっこいいFAとか手描き動画とか人力作ってもらいたい

2次元キャラが好かれるのはいい部分しか公式で描かれないか

悪い部分も理由があるなら描かれるから

どうしようもないクズでもなぜか好かれるのは自分とは関係いか

自分無駄自尊心が周りの評価と反対にどんどん大きくなっていくのは 自分しか知らない自分のいい所を皆に描写して見せられないからで

自分自己肯定感が周りの評価に関わらずどんどん低くなるのは 自分しか知らない自分の悪い所がみんなに描写されないか

いい所だけ見て 悪い所の理由勝手考察して深堀りして エモい物語勝手創作して 輝く中で私を生きさせてくれる都合のいいファンが欲しい

自分の周りにいい人がいるとみんなに教えたくなる だからpixiv百科事典作ってほしい 魅力的な人をもっと広めたい 楽しい日々を記録したい pixiv百科事典エピソードとか書いてほしい

現実楽しい日々があっても長くは続かないし 信頼関係永遠じゃない でも二次創作してもらえたらそれは永遠になれる そういう幻を見れる

2次元になりたい

もう花言葉うんざり

映画でも漫画でもアニメでも、植物を出して何かをほのめかすのは終わりでいい。

第一植物の種類を知らない。

朝顔ひまわりくらいなら区別がつくが、キンセンカやら曼珠沙華やら見ても何の花か分からない。俺は植物博士じゃない。

オタク考察して「これ○○の花だよね。花言葉は…」としたり顔講釈垂れられるのも何より鬱陶しい。

あと一つの種について花言葉なんて沢山あったりして何とでも取れる。

その中から恣意的チェリーピックして解釈するなんてことも散見される。

とにかくもう花言葉うんざりだ。

これから作品には決して植物を登場させず、過去作品には副音声解説を入れてぶち壊してほしい。

2020-10-26

anond:20201026162111

重要視されて考察対象になるのは脚本演出

脚本演出漫画そのままだから2つの評価は全部原作者に向けられる

監督撮影カメラマン

もちろんここの腕が良くなければいい映像にはならない

東京BABYLONリメイク

BABYLON=「BABY」+「LON」ELY

東京BABY=昴流くん

東京LONELY=星史郎さん

若い子たちはこんなことにも気付かずに好き勝手考察しあって自己満足するんだろうね…

からその惨状が目に浮かんでつらいよ。

2020-10-24

anond:20201024165145

考察が浅い

自ら中華を自負し、周辺の他民族北狄東夷西戎南蛮蔑視したアチラとは全く事情が異なる

東南アジア華南方面を足がかりに日本に訪れたヨーロッパ人に「南蛮」の表現を当てて以来、本邦の宗教観の根っこにあるカーゴカルト的な面と相まって、日本で使われる南蛮なる語に蔑視ニュアンスはないぞ

2020-10-23

anond:20201023155030

可愛いコミュニケーション能力が高い女性について考察したらええやんけ。(´・ω・`)知らんがな。たぶん容姿関係ないぞ。目の前の相手大事にできる子ってだけだろ。

anond:20201023155242

誰が社会学者と名乗ったよ?自分が思った考察だけだが?悔しかったら、自分でそのあたり文章しろ。罵ることしかできないクソ野郎

2020-10-22

鬼滅の作者とその引退事情台詞しから見る

これは意図した使い方じゃないが、ただ書いておくだけの考察

鬼滅は台詞回しが独特、というのは旧タイトル読み切り時代から編集側にも言及されていた。

ただその独特さは、なんてことない場面の台詞稚拙杜撰さ、そして一方で正論独白などの見せ場の台詞の力強さ語気の強さ、で表す事ができるように思う。

作者は連載経験が本作以前にないので、場面構成における場つなぎの台詞回しが慣れていないのはわかるが、主に炭治郎の言動に顕著である正論や主張などを語る際の語気はそれらと比較すると苛烈に過ぎ、浮き上がって見え、作者にとってよく聞かされていた言葉や、耳慣れた語調であるかのようにも感じられる。

こういう物言いをする層で真っ先に思い浮かんだのは教職であったが、少し言葉が強すぎるようにも感じた。

どちらかというと仏教あたりの厳しい坊主が身内にかける言葉の語調に近く感じられた。

福岡あたりの出身で、女性漫画家で、30そこそこで家の事情引退との事だが、

総合して考えると、寺の長女で婿取って寺継いで後継ぎ生むんで引退するのではなかろうかと思う。

はいいか、仮にいても跡を継げない立場なのではないかと思う。

作品全体に散らばる兄姉感や、和洋折衷たる大正モチーフいかに扱っているかを見て、なんとなくそのように感じた。

去ればもう戻ってこないタイプ漫画家だと思う。

2020-10-20

能力の高い開拓者になると大ヒットを引き起こせるのではないか

鬼滅の刃社会現象になっている理由について色々な理由考察されているけど、一番の理由はこれだと思う。

まり「鬼滅以前のジャンプには鬼滅の刃のような作品存在していなかったから」。

鬼滅の刃の連載が始まったのは2016年11月だったけど、当時の少年ジャンプって日本の「失われた30年」みたいな雰囲気だったと思う。

90年代ドラゴンボールスラムダンクその他)のような黄金期はとっくに過去のものとなり、いつ終わるか分からないワンピースファンも半分諦めているハンターハンター、そして新しく出てきてはすぐ消えていく90年代の焼き増し劣化コピーのような新作ばかり。

今までジャンプ作者が思いつかなかったような世界観キャラクター作品が新鮮だった。

そしてそれが読者や時代に見事にウケたので大ヒットになった。

まりは、鬼滅の刃の大ヒットの構造的要因とは「90年代黄金期の否定」なんだよ。

ジャンプ必要友情努力原理原則は守りつつ、90年代とは全く違う漫画を作ったから大ヒットした。

2013年に大ヒットしたドラマ半沢直樹についても同じだと思う。

当時のテレビドラマ刑事モノ・医療モノ・弁護士モノばかりで、銀行モノのドラマほとんど無かったと思う。

どのテレビドラマ警察病院弁護士事務所か裁判所ばかりで視聴者が内心飽き飽きしていたところ、それまで思いつかなかった銀行ドラマということで大ヒットしたのではないか

そして半沢直樹というドラマ自体も丁寧に作られていたのは言うまでもない。

それまで誰も思いつかないような分野を最初開拓したのが、大ヒットを起こしやすいという法則はあるよね。

anond:20201020202047

よし、批評してやる。

・人工子宮 → エーリアン4で採用済み

育児ロボット実質的乳母のことだろ

セクサロイドブレードランナーA.I.考察済み

ということで、SF というか社会科学テーマにふさわしくない?

2020-10-19

舞台面白いけど現場が辛い…

声優オタクをずっとやっていて、去年までは主にライブトーク系の声優さんイベントに通いまくっていた。

しかし今年はコロナの影響でこれらのイベントほとんど行けず、その代わりに舞台にたくさん行くこととなった。

きっかけはコロナ直前の1月に観た舞台

当時推していた声優さん目当てに10公演全通し、面白くて、その舞台に出ていて気になった別の子が出る舞台2月も8回通った。

コロナで一旦途絶えたが、9月以降、ライブ系のイベントはまだほとんどがオンラインの中、舞台は実演が再開し、またちょこちょこ舞台を見に行った。

9月には1月に見た舞台の続編があり、今度は流石にコロナが怖いので全通とは行かなかったが、7公演見て世界観にどっぷりとハマった。

10月にも、9月舞台で気になった子を目当てに、2回ほど舞台を見に行った。

 

舞台の良さは、表現は難しいけど、何回も見て世界観にどっぷりとつかることの一体感個人的には感じる。

ライブは、良い音楽や会場と一体となった盛り上がりが楽しいが、どちらかというその場限りで、かつ一回一回でものすごく体力を消費する。

舞台は一回一回で得られる満足感は良いライブほどではないと感じるが、何回も見て、たくさんある登場人物の特徴、世界観等を理解し、ストーリー理解度を高め、謎への疑問や考察等を深める。

こういったじっくりと楽しめる点が面白いと感じる。

どっぷりとつかるので、舞台が終わった後の損失感、舞台ロスが非常に強く、しかしそのロスがなんとも気持ちいい、そういった楽しさだ。

 

長年声優オタクとしてライブ等のイベントに年間5〜60回通っていたけど、少々そういったイベントにも飽きてきていたので、これから声優さんが出る出ないに関わらず舞台を主現場にして行こうかな〜となんとなく確信してきているところだ。

しかし、どうしても現場が辛いなと思う出来事があり、迷っている。

 

今年計27回舞台を見たが、そのうち3回、座席の座り方で文句なり注意を受けた。

 

1回目は1月舞台の開演前。

この会場はパイプ椅子のため、2時間座り続けるのがとても辛く、脱いだ上着をクッションがわりとして敷いて座っていたら、後ろの席の男性に見えなくなるから勘弁してくれと言われた。

私は身長が180cmぐらいあり、座高もそこそこ高い。

しかも会場はフラット。ただでさえ後ろだと見えにくいのにさらにクッションで高くなったら見えにくいだろうなと思い、その場はそれに従った。

お尻が痛すぎて、観劇中は何度も姿勢をずらさざるを得なかったが。

多分私の座高が低かったら同じことをしても何も言われなかっただろう。

現に他の座席でクッションを敷いている女性を見かけた。

 

2回目は9月舞台の上演中。

3階の通路席で見ていたのだが、会場のスタッフ女性に横から、『前のめりでの観劇はやめろ』(正確な文言は当然これではないが、見せられた自分の印象としてはこれ)という旨が書かれたシートを見せられ、そこで集中していた観劇ストップし、以降集中して観劇できなくなってしまった。

自分姿勢は、前のめりかなんなのかは知らないが、確かに背もたれから背が離れて、腕に顎を乗せる形で見てしまっていた。

しかしこれには理由があって、3階席は座席前後の幅がめちゃくちゃ狭く、自分くらいの身長人間が背もたれに背をぴったりつけているとエコノミー症候群になるくらい苦しかたからだ。

普段こんな姿勢で見たことはなく、現に同じ会場の1階席で見たときは、座席幅がゆったりとしていたため、普通に前のめりにはならなかった。

また俺の隣(とは言ってもコロナ禍なので1席は空いていたが)のお兄ちゃんも同じような格好で見ていた(しかし俺と違って通路席ではなかったので、スタッフのお姉さんが見せようとしていたシートに気づかずそのまま観劇を続けていたが)。

前のめりで見るなという注意を聞いたのはその会場が初めてで、前のめりってなんやねん、それが一体どんな迷惑になるんだと思って、『舞台 前のめり』でググって上の方のページをいくつか見てみたら、そこには、この表現は適切ではないかもしれないが、俺には地獄しかと思えない光景が広がっていた。

前のめりは後ろの席の人を見えにくくする行為であり、音を立てたり、前の席を蹴ったり、録音録画したりするのと変わらない、いや、それらと違って実際に行われる頻度という意味ではそれらよりももっと怨嗟対象になりやすい、舞台観劇上の極悪非道マナー違反だったのだ。

前のめりする人に対する怨嗟怨嗟怨嗟の声を見た時は驚きとともに、寒気がした。

舞台界隈、怖え〜。某◯◯マス警察も可愛く見えるぐらいの地獄現場だな。』

前のめりの何が悪いんだなんて軽々しく口にしようものなら、完全に犯罪者糾弾されて、打首獄門晒し首にされかねない勢いだ。

個人的には前のめりだろうがなかろうが、座席の傾斜や前の人との座高差で見えるか見えないか決まるんじゃないかと思ったが、そんな疑問を口にしてスタッフに口答えでもしたら、それだけで迷惑な客、クレーマー客と認定されちゃうんだろうな…

実際今回の席も、後ろに座席は全くなく(客がいないのではなく席がない)、斜め後ろに席はあったが、斜め方向に見ても見える先は会場の壁であり、ステージを見るのを妨げることはあり得ない。

そんな理性的反論でも、「うぜ~。前のめり禁止は会場のルールなんだよ。従えないんだったら出て行け。」って思われるんだろうな…

なんだかな…

 

3回目、そしてこの文章を書くきっかけになった出来事が起こったのは10月の舞台の上演中。

その舞台を見る初めての回だったので、どんな舞台なのかなという気持ち観劇していた。

幸い今回は1階の前の方のゆったりした席だったため、前のめりの心配はない。

背もたれにぴったり背中をつけてじっくりと座って見ていた。

舞台を見始めて序盤、ステージ演者全員で歌うところがあり、この歌が非常に自分にハマり、「おっ、もしかたらこ舞台結構楽しめるかも」、と思った矢先だった。

『変な姿勢で見るのやめてくれません?』

突然暗闇の中、後ろの女性から言われ、一瞬なんのことやら理解できなかったが、自分のせいでステージが見えづらくなっているから頭を下げろと言われたということは理解し、頭を下げた。

自分はその時、前のめりにはなっていなかったが、席にかなり深く座っていたので、見ているときは気づかなかったが、頭がちょっと出ている状態だったと思う。

ただ、別に座席から腰を浮かせていたわけでも、背伸びをしていたわけでもない。

その劇場規定されている規則を一切破っていなくても、後ろの人が背が低くて、その人が見えづらくなったら、それだけで迷惑行為なのだ

そして迷惑行為をする奴ならば、被害者立場で、相手が同じ立場舞台を楽しもうとしているという事情など一切汲む必要なく、”正義の鉄槌”を振りかざして悪を退治できるのだ。

その舞台は、もうそれ以降まともに集中して見ることが出来なかった。

なんか俺悪いことしたのか?くそー、ふざけやがって、折角楽しく見ていたのに、今度なんか言われたら反論してやる、とか舞台の内容とは一切関係ない思いが頭の中を駆けずり回り続け、舞台の内容に集中するどころではなかった。

舞台が終わった今になっても、言われた言葉トラウマになって、思い出しただけでもイライライライラしてしまう(その気持ちちょっとは落ち着くかなと思ってこの文章を書いてはいるのだが)。

 

この3回の経験で、なんとなく悟ってしまった。

舞台現場では、背が高いこと、座高が高いことはそれだけで迷惑行為である。」

ということに。

背が低ければ座席間隔が狭くても前のめりになることはない。

背が低い、または後ろの人の背が高ければ、全く同じ姿勢で見ていても、変な姿勢で見ないでくれと後ろから正義”の鉄槌を振り下ろされることはない。

背が高くて、後ろの人を見えづらくしてしまえば、劇場規則に何ら違反はしていなくても、それは舞台現場では迷惑行為なのだ

これは長く声優現場に通っていた自分にはかなりショックだった。

声優さんライブトーク等のイベントでも、当然座席構造や前の人の身長によって、ステージが全く見えないまたは見えづらくなることはある。

私は身長は高い方ではあるが、それでも突出して高いわけではないので、前に背が同じくらいの人がいてステージが見えづらくなったなんてことはしょっちゅうある。

それでも前の人にしゃがめと言ったことなんてないし、私に限らず、背が高くて見えないからと言って前の人をどかそうとした人なんて声優現場では見たことがない。

当たり前であり、前の人は自分と同じ立場で、抽選の結果その席を獲得しており、その人の身長には何の罪もなく、そのようなことをする資格は誰にもないからだ。

しかし、舞台現場では、見えづらくしさえすればそれは迷惑行為として排除することが出来てしまうのだ。

ただ単にゆったりと座ってじっくりと見ているだけでも。

声優さんライブ現場でも迷惑行為と呼ばれるものはある。

輝度ペンライトを使ったり、曲の良い所でイエッタイガーと叫んだり、曲と関係なく声を出したり、周りにぶつかるのを気にせずに手足を動かしたり、オルスタで前の人間を無理やりはがして前に行ったり、ステージペンライトを投げたり、等々。

これらのどれが真に迷惑行為であるかどうかとかはどうでもいい。

言いたいことは、これらの行為は、それを行っているものが自らの意思に従って行っていることであり、それがゆえにその人自身意思でやめることが出来るということだ。

でも、背が高いことをやめるなんてのは不可能だ。

背が高いから、後ろの人に邪魔にならないように沈んで見ろというのも、2時間という観劇の間続けるのは困難であり、そもそも同じお金を払っている同じ立場の客として、背が高いということだけでそのような不利を強いられる謂れはない。

ただ、べき論とか筋論してはそうであると思うが、実際の舞台現場では、背が高いことを迷惑行為としてぶったたいても問題ないという状況になっているのだろう。

3回目のようなことを言われたのはその1回だけであるが、前のめりに関する怨嗟の声を見るにつけ、それを行った女性が少数派とはとても思えない。

少なくとも舞台現場では一定数いる可能性が高いと認識しておく必要があるんだと思う。

 

舞台にはまるきっかけとなった1月舞台の続編が、恐らく来年あり、それは絶対に見に行きたい。

その他にも、コロナのせいで今年できなかった舞台来年いくつか予定されており、それらも見に行きたいなと考えている。

でも、正直上に書いた経験により、私の心の中には舞台現場は怖いという認識が出来てしまっている。

私の身長来年縮むことはないので、私が舞台を見に行けば、それだけでステージペンライトを投げたり、周りの人を押しのけたりという迷惑行為をしているということにされてしまう。

今まで2~300回は行った声優現場で、迷惑行為いやだな~と思うことはあっても、自分自身迷惑行為当事者となることは全くなかったのに、舞台現場では、見に行っただけで、迷惑行為野郎とされてしまう。

本当それを考えるだけでも憂鬱だし、今度後ろからなんか言われたら言い返してやろうか?、とか舞台の内容とは全く関係ないことを頭の中で考えてしまっていること自体が嫌だ。

一応来年も前向きに舞台を見に行きたいなとは思っているが、少しでも嫌な経験をしたらぽっきりと折れてしまうかも...

折角舞台という楽しい現場を新たに見つけたと思っていたのに、本当に残念だ。

anond:20201019021425

鬼滅の良さは「マニアック感」を出しつつ設定はマニアックではない(覚えなきゃいけないことは少ない)&一見ショッキングだけど救済措置を用意してフォローしてる」のがヒットした理由じゃないかと思う。キャラは大胆に殺して「これは今までの普通マンガと違う!」と特別に思わせつつも天国描写とかでファンを傷つけすぎない(進撃は傷つけすぎた感じ)。学園パロディつけて死亡済キャラ萌えしてたファンも逃がさないし、殺しまくって話題にした後、二次創作で人気のキャラをくっつけての最終回発情期と転生のコンボファンサービスも欠かさない。意外と多い「これは他のマンガとは違うの!と言いたいがきつかったりマニアックすぎる展開は嫌」という層をがっちりつかんだ、凄くよく考えられてたシステマチックな頭のいいマンガだと思う。

まりアニメ化前は「話は面白いけど伏線とかミスリードとか考察要素とかそこまでないし設定は大味なので、アンケート出すような設定に矛盾があったら萎えちゃうような層」にはそこまで受けなかった。しかし、そういうジャンプアンケート層には多いが世間一般では少ない層には打ち切りにならない程度に受け、BLEACHとかNARUTOみたいな専門用語とか技の仕組みとか出されてもなあって層には「これはマニアックで私位しかきじゃないかもという特別感と、求めてるマニアックすぎない王道面白さ」が両方満たされる漫画としてヒットしたんじゃないかな。

anond:20201019021425

鬼滅が傑作だと評されることへの個人的違和感言語化すると「面白いのに凄い傑作と言われると首を捻ってしまう」であり、その理由は「巨悪と戦う漫画の割に世界観が壮大でない」からだと思う。

ナルトしろブリーチしろワンピースしろ、個々のエピソード面白いのとキャラがいいのは勿論、世界観情報量が膨大(露骨な言い方をすればWikipedia読み込まんといかん位用語が多い)で、これの真似は確かにできんわって思うのが大きいと思うんだ。二次創作するには楽しいけど、これ1から自分で作れって言われたら時間いくらあっても無理だと思ってしまう。キャラとかエピソードは思い付くけど、世界構築はできない。

でも鬼滅の世界観は割と狭めなのだ。鬼がいる以外は現実に近く、チャクラだの念だのといった説明必要特殊設定はなしで技のエフェクトは※あくまイメージである

組織については敵味方双方、あまり複雑ではない。階級はあるが、主に「柱とそれ以外」でありたとえばワールドトリガーのような部隊ごとの特色や上司下関係といった要素は少なめである。敵も強さはヤバイが、無惨というトップの他は序列はあるものの複雑な組織体型はなく派閥上司部下の無惨を介さな関係性も(元からセットの鬼以外では)あまりない。例外である蜘蛛山も、独裁者奴隷という割と単純な図式である

武器や戦法や技についても、呼吸とか型とか確かにかっこいいんだけど、斬魄刀や血継限界スタンドに比べると設定的に語れるところは少なめである

敵の目的に関しても、ただの長生きしたい性格の悪いやつのわがままでありぶっちゃけ無惨の言うとおり小規模な災害なので、考察余地も少ない。似た悪役にからくりサーカスのフェイスレスがいるが、あれの場合「滅茶苦茶壮大な悪事からさぞ遠大な計画がと思ったのに女にふられたからとかふざけんな」というオチなので、最初から小物の私欲というのとはまた別である

勿論、設定が複雑であればあるほど素晴らしいと思っているわけではない。設定を扱いきれない位ならない方がよいとさえ思う。規模だって世界を救わなくても町一個をサイコ殺人鬼(たまに殺す以外は小市民)から救う話だって全然面白いのだから。ただ、ガワが王道少年漫画で千年の巨悪に立ち向かう話なのでどこかに壮大さを求めて読んだら肩透かしを食らった、というだけの話である

まり、鬼滅とは「いろんな意味で設定が壮大で(かつ細かく)ない傑作」なのだと思う。逆説的にいえば「巨悪と戦うバトルもので設定が異様に凝っていて壮大なうえでそれがおおむね生かされていて面白い」という、これまでのバトルもの傑作の特徴を持たずに売れたという点ですごい漫画なのだと思う。

anond:20201017201833

具体的にその根拠となるシーンがどこかにあるだろうか? いやない。カナメが策略をもって神崎を落とそうとしているのなら、「言い方考えよ?」というミノリ(音楽担当)との会話で「あれは作戦ですよ」ぐらいの話があってしかるべきである

ミノリが「ちゃん作曲勉強しようかな」というシーンをよく読んでみろよ

ミノリさんにはいい刺激になったが、神崎さん本人はどうなるかな」って書いてあるだろ

神崎が出してくる”絵”はどうかな」じゃなくて「”本人は”どうなるかな」と言ってるんだよ

カナメは神崎のことを「絵は抜群に上手いがプロ絵描きとしては未熟」と考えていて、一皮剥けることを期待しているんだよ

(その先の「プライドを擽りつつ報酬をチラつかせて仲間に引き入れる」という展開への期待でもある)

上記の「どうなるかな」というセリフは、その為の「刺激」をこれから与えるぞ、ということを暗示したセリフじゃないのか

このセリフに対し、ミノリは「え?」と反応していることからミノリはカナメの意図を読み切れていないということが窺える

中の人であるミノリはカナメの意図を掴めなくてもよいが、読者である我々はカナメの方が他のキャラより一段高い

視点でモノを見ていることに気付かなければいけない

ただ単に「裏表のないキャラ」という程度の解釈ではこの意味深コマ説明がつかない

カナメはミノリは褒めて伸びるタイプ神崎は叩かれて伸びるタイプだということを察した上で振る舞っているように見えないか

「”ふつう”なんて言葉言われ慣れてなさそう」と言うセリフも、その言葉プライドを刺激するのに効果的だと自覚していることを表している

ラストの「自信作が出来たか約束時間より早く来た」という行動も、性格と行動パターンを熟知しているから瞬時に理解できている

カナメは神崎は連れてくる時点でミノリに対する触発効果も予期しているように思う

ミノリが神崎作品を見てやる気を出している時も、「予定通り」と言った表情である

実際すべてが思惑通りに事が進んでいるからケロッとしていられる(ただミノリに諫められたとき「慎重ですよ」と言ったのも恐らく本心である

どちらが上かという視点些末な議論に過ぎない

カナメは作曲能力においてはミノリの方が、作画については神崎が上だと端から認めている

個人に出来ることは限界があるというリアリズム立脚した上で各々の才能をより引き出すよう、ひいては優れたゲーム製作できるようことを進めている

「肉奢ってくれよ肉」というセリフ

これにはおそらく貴殿考察のような深い意味はない

自分の懐具合に関わらず羽振りの良さそうな奴に奢れ奢れ言ってくる安っぽい奴はい

この男はそういう「安っぽさ」の象徴である(背景の通りすがりキャラもこの男に眉を顰めているだろう)

神崎が提出したものを「さすが美大生ですねー」と一発OKを出したら、この男のように才能にかまけて小手先でナメた作品を作るような人間になってしまうかもしれない

実際神崎が初回提出した作品は上手いだけで凡庸だったのかもしれないし、そうでないのかもしれない

カナメには上記のような危惧があるので、端から発破かける意図で即ダメ出しをしたのかも(具体的な指示がないのもその為か)

anond:20201019012654

そりゃ、ご先祖様が猿だったから仕方がないじゃん。社会生物学でも勉強してみるか、高崎山にでも行って猿のマウンティングでも研究して、自分にとってマウンティングメリットデメリットがあるのか考察してみたら、良いのじゃない?病識があるだけ、正常だと思うよ。

2020-10-18

学生時代からの友人がツイフェミになってTwitterモンスターに転生してしまった…

学生時代からの友人がツイフェミになってTwitterモンスターに転生してしまった。

いわゆる、「成長するにあたって、友人との価値観が離れてしまって疎遠になった」というだけかもしれない。

たぶんこれから先、ほかの友人とも結婚したり子供ができたり……。

そんな人生ステージが変わるごとに起きるありふれた出来事なのかもしれない。

でもあまりにやるせない気持ちでいっぱいなのでここに吐き出させてほしい。

その友人とは中学校時代からの仲で、腐女子仲間だった。

ほぼ毎日一緒に下校して、復活やD灰あたりの話をしていたと思う。

いまだに寄生イノセンス単語を聞くと心が痛む。

当時は両足に寄生イノセンスをもった人間という設定で過ごしていたからだ。

少し足が速かったからといって調子に乗った。一生の傷になってしまったので後悔している。

話が逸れてしまった。

その友達とは高校大学は別の学校に進学したが、定期的に連絡を取って遊んでいた。

その時もまだ関係性は中学時代と変わらなかった。

推しの話をしたり、部活の話をしたり、うちの担任の脇汗がヤバくてさ~w的な下世話な話をしたり、とにかく普通の会話を違和感なく楽しめていた。

いっぱい話せて楽しかったな~と思ってお互いどちらからともなく「次いつ空いてる?」というメールを送る。

親友といっても過言ではない関係だったし、大人になってもこの縁を大切にしたいなと思っていた。

思っていたのだった。

少しずつおかしくなったのは、私たち社会人になってからだった。

社会人になってからはさすがに忙しくなり、学生時代のように頻繁にはその友人とも遊べなくなってしまった。

ただお互いTwitterアカウントがあったので、そこで近況などはなんとなく伝わっていた。

今思えば最初の変化はささいなことだった。

いつも友人がTwitterでつぶやいている読んだ作品への感想

そこに「お色気シーンが多くて、女性差別を感じる」という一言が混ざっていた。

当時はちょうど『ゆらぎ荘』のカラーページのお色気表現が過剰だとかいう話が出ていた時期だった。

余談だが、私は社会人になってからというものの、同い年なはずの同僚たちがすごく華やかにおしゃれをしていることに驚き、メインの興味がファッションメイクのほうに移ってしまった。

その集団での地位獲得のためには、身ぎれいにすることが必須になったためだ。

それゆえ漫画についての情報に以前よりも疎くなっていたため、「ふ~ん、なんか過敏になってるな」という程度の感想しか持たなかったと思う。

次に来たのはあの全国ニュースにもなってしまった『宇崎ちゃんポスターの件だ。

友人はTwitterで怒り狂っていた。

巨乳公共に出すなんて男尊女卑」「アヘ顔ポスターを堂々と掲示していて傷ついた」というようなことを言っていた。

個人思想自由だと思っていた私だが、胸が大きいほうだったこともありうっかりこの発言に傷ついてしまった。

友人が胸の縮小手術があるというツイートRTしている姿を見て、別に個人にいっているわけではないことは重々承知していても、

どうしても「私も胸を縮小しないと公共の場に出るなということ?」という疑念彼女に感じてしまった。

あと宇崎ちゃんのあの表情はまったくアヘ顔ではない。

腐女子だった時にさんざん語ったのだから友人も承知していたはずなのだが……。

過去記憶を消してしまったのだろうか?

そこから友人は加速していく。

政権に関する口汚い言葉をつかった批判タグトレンドにのるたびに、友人もそのタグを入れて口汚い暴言しか見えないツイートを連投する。

『ヒプマイ』のコミカライズに端を発した男尊女卑考察ブログがバズったときは、読んでもいない作品社会の敵かのように苛烈に罵っていたのに、

最近アニメ話題になってから、まるで初めて作品名を聞いたかのように「興味が出てきた!」と言い出し、手のひら返しをしてきた。

貧血が軽く見られているのは男性があまり貧血にならないからであり、男尊女卑の結果」などと言い出した時は、

無関係事柄を結び付ける様子があまりにも似ていて、ちょうどその前に見ていた『コリアンタウン殺人事件』という映画を思い出した。

別に決定的なことがあったわけでもない。

でも友人が上記のようなことを言っているのを見ていたら、どんどん彼女への友情を感じなくなってしまった。

今あるのは「私の好きなものの話を友人には絶対にしてほしくない」というただそれだけ。

そう、もう関わりたくなくなってしまった。

長く友人だった相手だったし、親友だと思っていた。

おばさんになっても、一緒にお互いの子供を連れて旅行に行ったりとかしたいと思っていた。

そんな相手に対して、別に直接的に何かを言われたわけではないのにもううんざりしてしまった。

そう思ってしまった自分への罪悪感や、どうしてこうなっちゃったんだろうというやるせなさからここに書いた。

いつからどうして、こうなっちゃったんだろう。

2020-10-17

このブコメがひどい

例の漫画は「立場が強いクライアント立場の弱い美大生を食い物にしている」作品ではなく、むしろその逆だと私は思う

https://www.tyoshiki.com/entry/2020/10/17/011237


ブコメがひどい

日本人の読解力はここまで落ちたのかという感じ


id:paradisemaker

批判されてるのは指示出しできてないのにリテイク繰り返すやり方なので、立場どうこうでは無いと思うけど


この記事は「あの漫画批判されている理由」でもなければ「パワハラ批判に対する反論

でなく「美大生の立場がどうだったのか」という記事

実際にに美大生の立場がどうであったか、という点に関しては異論反論もあるだろう


こいつに至っては「立場どうこうで無い」と書いてある時点で記事趣旨を全く理解できていない

立場どうこう」がこの記事の主眼なのである

はっきり言えば社長仕事のやり方についての是非はこの記事では関係ないのである

その話は今はしていないのだ

立場の話は関係ないと思うのなら、お前がブコメする記事を間違えているだけである


この記事では関係ないと書いたが

そもそも社長仕事についてはこの記事の末尾で補足されている

この記事あくまでこれは例の漫画はこういう情報が書いてることを無視しないでほしいと言ってるだけであり、私はカナメさんの行為肯定してません。

というか、私は今リアルタイムで「会社上司から」これと同じ仕打ちを受けている真っ最中であり、立場が上の人間がこれをやると下の人間がどれほど消耗するのかを身をもって味わっています。そういう意味でも「神崎さんはめちゃくちゃ余裕あるな」と思いながら読んでました。そういう意味でも、カナメさんの行動は普通に考えたらEVILですし普通に嫌いです。

と明記してある。

文章を読めないバカ配慮して追記したのであろう。

残念ながらその努力もむなしく「社長仕事の是非について」語るバカが絶えなかったわけだが

id:paradisemakerブコメなど典型例であろう

嘆かわしいことにこんなとんちコメントが今のところスターを最も集めている。

例の漫画に対してはパワハラ行為批判していれば無条件である程度のスターが集まるシステム確立してしまっているということだろう

システムなので書く側もスターを付ける側も何も考えない

なのでこのようなトンチンカン事象が起こる。嘆かわしい。


id:masdanony 立場上下関係なく、理由曖昧否定他者を使った挑発感情操作をする、ああい仕事の仕方はあまり肯定されるべきではないと思う。立場はそういった手法簡単に覆されることがあるので。


こいつも同じくひどい。

立場上下関係なく」

この記事漫画キャラクター関係性の話をしている

関係がないのはお前のブコメの方だ

「ああい仕事の仕方はあまり肯定されるべきではないと思う。」

誰も!記事を!読んでいないのである!!!


id:confi いつでも切れるのに教育「してやってる」のが日本労働習慣の悪いところの真髄なのでは

こいつに関しては意味不明すぎて、さすがに他のブコメでもツッコミを食らってる。

美大生がいつでも切れる立場だった」という記事で何の話をしているんだコイツ

これにスターを付ける人間がいることも恐ろしい。


id:uunfo わざと挑発するってのがもう時代遅れなんだよ。結局それパワハラから。/そもそも納品物に見合った代金払ってなくて、買い叩けてよかったわーとも言ってるわけで

キャラクター間の関係性の話をしているのであって、社長仕事のやり方を(以下略

こいつに至ってはもう「立場上下」の話に触れてすらいないという

何しに来たんだお前は


id:otoan52感情をワザと逆撫でするコミュニケーションテクニック」がダメだと思うんだけどね。仕事パートナーとして馬鹿にして接してるということであり。論理的に丁寧に説明してダメ出しをし、気付かせるのが普通でしょ

社長仕事の話は(以下略

こいつも何しに来たんだ

相手の話をきちんと聞いて主旨に沿ったコメントをするのも、普通というか当たり前のことだと思うだが

丁寧に説明して君みたいに内容読まなかったら意味ないんだよ?


あとスターあんまり付いてないけど気になったやつに触れる


id:junnishikaw 違う。インディーだろうが何だろうが「チームで」「不特定多数相手に観せるモノ」をつくるんだったら関係上下とか関係ない。きっちり伝わる具体的なオーダーは礼儀だし何よりできる作品に影響する

違うのはおめーだ

この記事漫画キャラクター関係性に関する考察記事なので

聞いてもない君の仕事論が一番関係ない


id:UFOqibe あの漫画肯定してるのは、今までまともな現場に入ったことのない人間か、あわよくば誰かを安値搾取したいと考えている輩だけ。

はい人格否定出ました。

さすがにこれにスターは付いてないが、あまりにもひどいので

というか漫画パワハラ描写批判しているやつが漫画の好みだけ人格否定モラハラ行為やってんのはどういう了見なんだよ

別の記事でもいたよな?「この漫画擁護してる人は~」とか言ってる人



いやぁもうほんとにひどい

雰囲気ブコメしてるやつに雰囲気スター付けてるやつ

本当にひどいありさまだ

最低限一回くらい記事呼んでからコメントしようや

2020-10-15

20年以上守ってきたジャンルに裏切られた話

あるジャンル20年以上もの間、没頭していた。青春を捧げたと断言できる。

どのジャンルか詳細はボカすが、90年代末のポケモンブーム真っただ中に登場した、漫画ゲームアニメメディアミックス作品だ。

比較マイナーだが作品名を聞けば、30歳前後なら誰もが口にすることだろう。「あー懐かしい」「そんなのあったね」「まだやってたんだ」と。

まさにそのような、最新の情報を調べようともせず、調べても「昔の方がよかった」などと抜かし、そのくせ恥ずかしげもなくファン自称しては雑語りをするような連中を啓蒙する活動を何年も続けてきた。

かに一度「死んだ」ジャンルではあることに違いないのだが、10年も前にゲームの新作を出して復活して以来何作も続編を出し、web漫画も連載中で、新しいグッズもたくさん発売されている。

今ではれっきとした、「生きた」ジャンルなのだ。出戻りや懐古厨どもに好き勝手言われる筋合いなど微塵もないのだ。


健やかなる時も病める時も、自分ジャンル人一倍貢献してきた自負がある。

復活前の空白期間からwiki運営していたし、希少な資料から情報を得るために国会図書館にも足を運んだ。

イベントには公式非公式わず顔を出した。ジャンル最大級の合同誌に寄稿したこともある。

ゲームが出れば毎回現物複数DL版も購入したし、ブログツイッター考察だってした。

そして暇さえあれば作品名で検索し、雑語りを見つけてはツイッターフォロワーたちと一緒にRTした。

東に懐かしいと言うニワカあれば 行って 現行作品認知しろと言ってやり

西に昔の方がいいと言う懐古厨あれば 行って 思い出補正だろと言ってやり

南に低迷期の不人気作品disあれば 行って お前の感性浅薄だと言ってやり

北に喧嘩炎上があれば 行って 有害な方を制裁してやり

そうしてあらゆる方面から20年以上という気の遠くなるような歳月を、ジャンルを支えることに費やしてきたのだ。

アニメが終わったとか主人公が変わったとか雑誌連載が終わったとか、そんなくだらない理由で脱落したお前らに代わって、ずっとずっと。


そんなジャンルを、なぜ離れたのか。早い話が、疲れてしまったのだ。

自分フォロワーたちがどれだけ半可通を見つけ出して正しい知識啓蒙しようとも、思い出に憑りつかれて過去を美化し続けるゾンビのようなオタクたちが毎日毎日無数に湧いてくる。

更には自らの無知不見識無礼を棚に上げて我々をブロックする者やレスバを仕掛ける者、過激派レッテル張りをする者など、反感を隠そうともしない者も少なからず現れた。

しかし決定打となったのは公式姿勢である

自分が、否、我々がこれだけ作品への認知や売り上げに貢献してきたにもかかわらず、こともあろうに今年始まったスマホアプリ懐古厨に媚びた。

ボイスに、戦闘システムに、デザインに……随所に「みなさんご存じのあの頃」の要素をちりばめたのだ。

システムキャラシナリオが気に食わないとか、バグが多いとか、展開がへたくそだとか、そういった点はいくらでも庇ってきた。

せっかくシリーズ始動に伴って一新した部分もあったのに、間違いなくそれを支持していた人もいたはずなのに、ノスタルジーのためだけにそれらを否定して退行する姿勢うんざりしてしまった。

そうして公式から錦の御旗を下賜された懐古厨どもは出戻りと合流して急速に勢力を増し、ギルド様相を呈している。

いかに我々が精鋭といえど、もはや手に負えないほどの規模に膨れ上がった。

ブログ放棄した。ツイッタージャンル者の99%をブロックした。

必死に守り抜いた結果がこれでは殉教者か、はたまた道化か。どちらにせよ自分の戦いは終わった。

今後は他ジャンルでひっそりとやっていく。もしどこかで見かけても、そっとしておいてほしい。

2020-10-14

恋愛アドバイスください

恋愛下手くそすぎるのでアドバイスください。初投稿です。ところどころ偽情報混ぜてます

結論:

①好きな男のことが「好きだ!」と思って発作的に行動するのを辞められるのか。

顔面雰囲気が好きだけど、話はつまらん男に時間をかけるのはどれくらい非合理的なのか客観的意見がほしい。

自己分析→ことの経緯の順に説明する

自己分析

23歳 OL

どこに行っても「あなたはどこでも生きていける」と言われるタイプ

ネット性格診断すると、魔王とかジャイアンとか知能のある熊とかになってしまう。多分それで就活難航した。

色んな人とおしゃべりして意見を交換したり議論することが大好きなのに、無意識の断定口調や語尾のせいで引かれてしまうことが多々。人の心の機微を読み取るのがとても苦手で、愚痴を聞かされても「そんなことお金で今すぐ解決できる」「そんなに辛いなら今すぐ会社を辞めるか上司に異動の相談をした方がいい」とデリカシーのない言葉を口走ってしまう。

趣味:世界史解説本を読む、国際政治解説記事動画を見る、戦争映画アニメ鑑賞

【ことの経緯】

学生までのつまら恋愛

高校卒業まで、恋愛時間金銭の浪費で馬鹿がやることだと思っていた。高校のうちは勉強したり部活努力することが、将来の仕事に役立つと思っていた。バイト恋愛大学生になってからやることが順当だと思っていた。

大学入学後、ラブライブが好きな男がいたので私もラブライブが好きだと声をかけた。色々ラブライブの何が好きかと話をした。最初ラブライブの買い物についていくだけだったが、花火大会に行こうと言われた。暇だったので行ったら帰り道告白された。正直大して好きではなかったが、これも経験だと思い了承した。だが、男の私への好意と私から男への好意にあまりにもギャップがあった。人間関係を円滑にするために、好きだと言われても嘘でも好きと返した。嫌いではないから好きと言っても間違いではないと思った。しかし、だんだん男と過ごすのが億劫になった。どうして貴重な休日を潰して、恋愛的に好きでもない人間日常愚痴だとか高校の辛かったことなどを聞かなければならないのかと憤りさえ感じた。ので、デート約束反故し最終的に振った。

大学3年の晩秋ゼミの仲間の伝手で男を紹介された。「お前の顔がタイプで興味あるんだって」と言われ、自分顔面に興味を持ってくれる人がいることが嬉しかった。3回デートして付き合った。顔が好きならそうそう嫌われることはないし、前回の恋愛がクソだったので今度こそこのチャンスを生かして彼氏を好きになろうと思った。頑張った。だが、まただんだんと土日を潰してまで男の愚痴や身の上話を聞かされるのが辛くなった。一緒にすごす時間面白くない。時間と金が浪費されると思ったし、「私は頑張って呼び捨て名前呼んでるのになんであんはいつまでも私をさん付けで呼ぶんだよ」と意味不明なキレ方をしていた。またデート反故音信不通になってしまった。

これ以降、彼氏は未だ出来ていない。

※他の男とデートしたり告白されフッたりなどはした

入社後、2019年4月。初めてのときめき

入社後、新人を集めて研修が3ヶ月続いた。長期の座学の合間に、社会人精神だとかだるい講義があった。休憩の折、隣の同期にふざけて「友達に軽く言ってしまたことを帰ってから後悔したりする?」と話しかけた。すると同期の男はちょっと笑って「そんなのいっぱいあるよー」と返した。

その瞬間、好きだ!!!!と思った。大抵の人間はそう返答するだろうが、彼が言うとすごくか弱くてかわいいと思ってしまった。講義中はそれ以降動悸がおかしくなっていた。帰宅してからその男のことを考えていた。今まで感じてこなかった「付き合いたい」という感情を初めて知覚した。

これは早いうちに手を打っておかないと後悔すると思ってその同期と仲良いやつに彼女の有無を確認した。彼女はいないようなので、例の同期にLINEGW空いてるかどうか尋ねた。とても緊張した。「一緒にピカチュウ映画を観に行こうよ」と尋ねたら、OKしてくれた。すごく嬉しかった。約束してすぐに、名探偵ピカチュウチケット2枚を買った。

GWピカチュウ

今までの私は、デート場所の移動が面倒なので、家から行きやす場所を設定していた。が、その日はわざわざ同期の住む最寄駅まで行った。路線の端から端まで乗ったので2時間近くかかったが、全然苦じゃなかった(大学の友人曰く、普段の私からは考えられない行動らしい)。映画面白かったが、同期と二人で出かけているということが嬉しくてあまり内容を考察などはできなかった。映画が終わったあと、電気量販店を回ったり雑貨店を一緒に巡った。その後、二人でお茶をして談笑した。英字プリントされたシャツダサくてかわいいなーとか考えながら、色々話を聞いた。真面目で、誠実で、若干要領が悪そうな雰囲気だとか、初そうな見た目がとても私のツボだった。しかし、聞いているうちに話の中身があまりないなと思った。休日は金モザなどのアニメを観たりポケモン遊んだり、平日の暇なときソシャゲをしているそうだ。「他に興味のあることとか、趣味はないの?」と聞いても、特にないと返された。「俺、普通の人だよ」と言われたのが印象的だった。

普通だ、と言われたときに恐怖を感じた。いくら見た目や雰囲気が好きでもし付き合ったとしても、結局また「つまんない」と思ってフッてしまうかもしれないと思った。こんなに衝撃的に好きだ!!!と感じても、自分からフったり「お前とは話が合わない」と言われてフラれるのはきっと凄く辛い。

それからスケジュールの都合もつかずやりとりも減り、彼と会うことはなかった。

※その後他の男とデートしたりなどはしたが、好みではなかったので付き合ってない

〈翌3月会社イベントで再会〉

例の同期とやりとりすることもなく、他の男との不発のデートにも飽きた翌3月たまたまその同期と会社の発表会で同じ回に参加していた。自分そいつへの「好きだ」という気持ちはもう覚めて、これからはただの同僚への感情しかないと思った。実際、座って出番を待っている彼の姿を見ても、動悸がおかしくなったりはしなかった。

だが、同期が壇上で喋っている姿を見て、私の目論見は完全に誤算だったと強く自覚した。

やっぱり好きだ!!!!と思った。喋ってるアホな例えとか姿がいちいち全部ツボだし、「マジ付き合いてぇ!!!」と思った。非常にかわいい。守りたいのにちょっと追い詰めたいという気持ちも出てしまうという、少々アレな心情だった。

どうしてももう一回会いたいと思ってまたLINEをしてしまった。しかし、彼からはやたら「忙しい」やら「休日出勤がやばい」だとか断られ続けた。会えないなら電話しようと声をかけても断られ続けた。いちいち返信する律儀なところはとても良いが、流石に断られすぎてイライラしてきた(自業自得である)。そんなに私に会いたくないのかよ畜生!と憤り、もう彼のことは考えないようにした。

10月マッチングアプリの男〉

例の同期の存在すら忘れていたこの頃、友人からそろそろ喪女を脱却しようとマッチングアプリを勧められた。ちゃん恋愛したいし知らない人と会っておしゃべりしたいと思ったので、登録した。たくさん来る通知を捌きながら、ある男が目に止まった。写真を見た瞬間、「好きかも」と思った。早速LINEで会う約束をしてデートした。

※このマッチングアプリの男は便宜上Aとする。

Aと会った瞬間、ちょっとがっかりした。マッチングアプリではバストアップ写真しかないのが盲点だった。この男は背が小さく、声が小さく高かった。好みじゃないのだ。

しかし喋ってみるとなかなか趣味が合って楽しかった。第一、私のディープアニメの話にもついてきてくれるのが凄い。Twitterのオタ垢でもそうそうない。芸術への造詣も深く、彼の話は非常に興味深かった。筋肉質なのも好印象だし、国家公務員キャリア組エリートなのに全然驕ってない。出会いのない職場だそうで、女慣れしてなさそうな雰囲気だとか、ジョークセンスはいまいちだったりはあったがそんなの大したことはない。もう少し背が高ければ、もう少し声が低かったら私にとって満点だったけど、でも超いいなと思った。

〈今〉

Aと付き合うのはアリかもな〜とふわふわしながら仕事をしていた最中、あるメールが目に止まった。なんでもないメールだったが、そこには社員名前がズラッと並んでいた。

例の同期の名前が書いてあった。名前を見た瞬間、「好き!!!!会いたい!!!!」と思ってしまった。今マジでLINEしようか頭抱えてる。

恋愛向いてねぇーーーーー!!!!!!

2020-10-13

文学者文芸評論アニオタアニメ考察、やってることが同じにしか見えんから学問とする必要あんのかって思っちゃうなあ。昔の文学者評論もするけど翻訳もするしで、価値はあったと思うけど、今の文学者必要と思えん。ブログにでも書いてればいいんじゃない

anond:20201003105829

当時のインターネットはまだ「オタク裏情報ネットワーク」だった。

漫画と言えばジャンプゲームといえばプレステ、という程度の地方のガキが、

大学オタサーにでも入らなければ知れないようなディープ情報を得ることができた。

しか現在のように「何でも知りたいことを知ることができる」ものではない。

曖昧模糊とした噂話が広がり、実態を掴むことができないもどかしさがあった。

月姫というゲームがすごいらしい」というのもその一つだ。

それはさながら「伝説エロゲ」だった。

たった二人で作った同人ゲームらしい。

まり面白さにクチコミで広まったらしい。

そして熱狂的なファンを生み出したらしい。

もちろん同人ゲームなんてそう簡単に入手できるはずもない。

現在とは違ってスクショの一つですら共有するのは大変な時代だ。

コピーが出回っていたとか言っている奴もいるがそれもたかが知れている。

多くのオタク月姫プレイできなかったはずだ。

そんなときFateが出た。

Fateは「誰にでも買える月姫」だった。

ただし、そもそも月姫話題になったのは、月姫面白かったからで、

それは「膨大な裏設定とファン考察」という様式に則っていたからでもある。

2000年代前半ならエヴァの余韻が残っている。ガンパレの人気もあった。

もちろんエロゲ自体ブームもある。

みんながKanonTo Heartの話をしていた。

作品に触れ、感想を書き、設定を考察し、二次創作に励む。

そのサイクルがインターネットという装置によって高らかに駆動していた。

幸せ時代だった。

まさにFateCLANNADが発売された2004年こそがエロゲブーム絶頂だった。

やがて、オタク最前線は「深夜アニメニコニコ動画」へと移っていったのだった。

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