鬼滅は台詞回しが独特、というのは旧タイトルの読み切り時代から編集側にも言及されていた。
ただその独特さは、なんてことない場面の台詞の稚拙さ杜撰さ、そして一方で正論独白などの見せ場の台詞の力強さ語気の強さ、で表す事ができるように思う。
作者は連載経験が本作以前にないので、場面構成における場つなぎの台詞回しが慣れていないのはわかるが、主に炭治郎の言動に顕著である正論や主張などを語る際の語気はそれらと比較すると苛烈に過ぎ、浮き上がって見え、作者にとってよく聞かされていた言葉や、耳慣れた語調であるかのようにも感じられる。
こういう物言いをする層で真っ先に思い浮かんだのは教職であったが、少し言葉が強すぎるようにも感じた。
どちらかというと仏教あたりの厳しい坊主が身内にかける言葉の語調に近く感じられた。
福岡あたりの出身で、女性漫画家で、30そこそこで家の事情で引退との事だが、
総合して考えると、寺の長女で婿取って寺継いで後継ぎ生むんで引退するのではなかろうかと思う。
妹はいないか、仮にいても跡を継げない立場なのではないかと思う。
もったいないですよね。 しかし最初私が「鬼滅って女性の作者さん?」てきいたら すかさず「男だよ」ってレスもらったの懐かしいなぁ。 連載初回の時、たしかまとめサイトで画像が...