はてなキーワード: 郵便局とは
みな同じことを思っているのだ
引き出しから、過去10年分の年賀ハガキ200枚とウン十年前の古い未使用切手が大量に出てきた。このまま眠らせておくのも勿体無いので懸賞に応募しまくって消費しようと考えた。
古い切手はプレミアがついてると思い一応調べたが、今の世の中は切手を趣味としている人が少ないため、50年前の未使用切手程度では全く価値が無いんだそうだ。売るより郵便で使っちまったほうがよっぽど良いと。
で、この半年間、目に付いた懸賞に片っ端から応募してみて、個人的に思うことを並べていくよ。
まず、懸賞マニアのブログなどでよく目にする「年賀ハガキでの応募は失礼に当たり、年賀ハガキで応募した時点で無効になる」との意見は完全なデマだ。
あとよく目にするのは「懸賞は郵便ハガキ(いわゆる官製ハガキ、切手を貼る必要のないハガキ)でしか受け付けていない。私製ハガキ(切手を貼る必要のあるハガキ)での応募は無効になる」もデマ。
だって、俺は年賀ハガキと古い切手と、昔ダイソーで買った50枚入りの私製ハガキしか手元にない。
ハガキ懸賞に応募するにしても、年賀ハガキか切手を貼ったハガキしか応募する手段がないのだ。
それでも、2004年度50円年賀ハガキに2円切手を貼ったもの、【1991年お年玉41円切手、1965年お年玉5円切手、第18回オリンピック競技大会記念5円切手、通常1円切手】という普通に使ったら失礼でしかない組み合わせで無理矢理52円に帳尻を合わせた切手を4枚、ダイソーの安っぽい私製ハガキに貼り付けたもの、どちらのパターンでも懸賞に当選した。
というか、各懸賞の事務局数件に電話で「年賀ハガキと私製ハガキの応募は無効になるか」と質問してみた結果、どこも「大丈夫です」と答えた。必要事項をしっかり書いて、郵送代も足りていて、応募条件さえクリアしていれば、どんなハガキで送ろうと届けばちゃんと抽選の対象になるのだ。
よく聞く、「ハガキは蛍光ペンやマスキングテープで縁取りして、可愛いイラストやシールの一つでも添えたほうが当たりやすい」というのは、「午前中に打ったほうが勝つ」みたいな、ギャンブルにおけるオカルトと大差のない、根拠の無い思い込みとしか言い様がない。たまたまそのハガキが当選しただけの話。
だって、綺麗にデコったハガキが優先的に当選するんだったら「厳正なる抽選」じゃないじゃない。
俺は普通にドンキホーテで1本30円で売っていた激安ボールペンで必要事項を書いただけのシンプルなハガキしか送っていない。読めないほどではないが、字も汚い。それでも当選するので、ハガキをデコるだけ無駄な努力だ。
最近は、ハガキ・ネットの両方で受け付ける懸賞も増えてきた。懸賞マニアのブログには「ハガキで送ったほうが当たる確立が高い」とあるが、個人的な体感ではハガキで送ろうがネットで送ろうが確立は変わらない。ハガキ代を節約するためにも、そういう場合は無料で応募できるネットだけにしたほうがいい。
裏面に印刷してある年賀状ってけっこう余るでしょ?これも懸賞に使える。「謹賀新年」とか「今年もよろしくお願いします」とかイラストがデカデカと印刷されてしまっていても、商品を購入してバーコードやレシートを貼って送るタイプの懸賞なら、イラストが書いてあろうがレシートやバーコードで埋まってしまうので、関係ないのだ。
じゃあ希望する商品や自分の住所氏名年齢などの必要事項はどこに書けばいいのかといえば、ハガキ表の宛先の下のスペースに書けばいい。
横書きで宛先を書けば、下に十分必要事項が書けるスペースが余る。そこに書いてしまえばいい。
それでも、裏面に印刷されたハガキが嫌だったり、宛先を書き損じた未使用ハガキなどがあった場合は、郵便局で交換してもらおう。
1枚につき手数料5円で、新しいハガキか切手に交換してもらえる。50円のハガキだった場合は、手数料5円プラス差額2円、合計7円払えば52円郵便ハガキに交換できる。
一度、上記のように41円切手やら5円切手やらをベタベタ貼り付けた私製ハガキを書き損じてしまい、郵便局へ交換に行ったが、1枚のハガキとしてカウントしてくれて、手数料5円だけで新しい52円郵便ハガキに交換できた。
ハガキは無駄なく使える、結構有難いシステムがある。覚えておいたほうがいい。
前書きが長くなったが、ここからは半年送り続けて見えてきた、各懸賞の傾向を書いていこう。
●クイズに答えて当たる
よくある、「日曜日の国民的アニメといえば『サザ○さん』、○を埋めて送ってね!」みたいな懸賞があるが、こんな誰でもわかるクイズで簡単に応募できる懸賞は応募数が半端じゃなく、まず当選しない。半年間、このようなクイズ懸賞に片っ端から応募してみた結果、一度も当選したことなし。送るだけハガキ代の無駄だった。
テレビを見ていればたまに視聴者プレゼントをしているが、まだまだテレビなんかはかなりの人数が目にしているメディアだ。
「こんな時間に誰が見てんだよ」的な、変な時間にやってるクソつまんねー北海道のローカル番組の視聴者プレゼントも、この半年間毎週欠かさず応募し続けたが、一度も当選したことがない。テレビの視聴者プレゼントも、ライバルが多すぎて倍率が高すぎると思われる。
読売新聞夕刊は、毎日読者プレゼントをやっている。しかし、北海道から沖縄まで日本全国で読まれている全国紙の読者プレゼントで、しかも5名にしか当たらない懸賞なんて、そもそも当たらないだろう。半年間ハガキを送り続けたが、一度も当選なし。
現在募集中の懸賞情報が大量に掲載された懸賞サイトがあるが、これもかなりの人数が見ているだろう。
よって、こういった懸賞サイトで紹介されている懸賞も、かなりの応募数があるだろう。
半年間、懸賞サイトで紹介された懸賞に送り続けて当選したのは一度だけ。
それも、アルミ缶協会みたいなところのキャンペーンで「アルミ缶のイメージをハガキに書いて送った人の中から抽選で1000人に缶ジュースを1ケースプレゼント」というものだった。
アルミ缶のイメージって何?そんな文章書けって言ったって、かなりハードルが高い。無理矢理捻り出して書いた。
このように、応募するハードルが高くて、尚且つ1000名という太っ腹な大量当選だった。しかもハガキしか受け付けていない。
こんな特殊な懸賞だったので、応募数も少なかったのだろう。懸賞サイトの情報は、特殊で当たりやすそうなものだけに送るしかない。
最近増えてきた、「イイネ」したり、リツイートした人の中から抽選でっていう懸賞。
そのタイムラインを見ればわかるが、アカウントさえ持っていれば一瞬で気軽に応募できてしまうために応募者数が途方もない数だ。
こんなもん当たる訳がねえ。それでも実験として様々な懸賞に半年間イイネ・リツイートをしたが一件も当選せず。当たり前だ。
さっきから否定ばっかしてるけど、お前は何の懸賞で当選したんだよって書いてる俺でも思ってきたので、ここからは俺が実際に当選した懸賞を紹介する。
●モニプラ
モニプラというサイトがある。各種メーカーが、新商品のモニターを募集したり、商品サンプルをバラ撒くためのサイトだ。要は、実際に商品を使ってもらう形の宣伝をするためのサイトなので、けっこう当選しやすいのだ。
会員登録したり、SNSの企業アカウントをフォローしたり、フェイスブックページにイイネしたり、キャンペーン情報をリツイートしたり、無料メルマガの購読を契約したり、LINEで企業アカウントと友達になったり、長ったらしいアンケートにグダグダ回答し続けたりしなければならなかったりして、ここまでしたのに抽選なので応募するのが割りと面倒だったりするが、
俺はここで発売前の文房具や、既存の商品の洗剤や発泡酒などの商品サンプルを丸々1個もらえた。
「懸賞に当選したことが一度も無い」なんて人は、ここで一度当選して賞品が自宅に届く喜びを味わってみると良いかも。
商品を購入して、そのバーコードやレシートをハガキに貼って応募する懸賞をクローズド懸賞という。
これ、実際に商品を購入しなきゃいけない分ハードルが高いので、けっこう狙い目だったりする。
個人的な感覚だと、ひとつの懸賞にハガキ10枚程度送れば当選することが多い。
第一締め切り、第二締め切りと締め切りが複数ある場合は、第一締め切りを狙ったほうがいい。まだバーコードを用意しきれてなくて、応募数も少ないためだ。
これも個人的な感覚だが、第一締め切りに複数枚ハガキを応募したものは当選したが、第二締め切りにしか応募しなかった懸賞は当選したことが無い。
冒頭でも述べたとおり、裏面に印刷されたハガキでも有効に使えるので、バーコードさえ貯めれば応募するのはけっこう簡単だ。
不安な場合はスーパーにある専用応募ハガキを使うのも手だ。専用応募ハガキだと、切手を貼るスペースが1枚分しか用意されていないが、手元には50円切手と2円切手しかなかった。2枚切手を貼ってしまうと、最初から印刷されていた宛先が埋まってしまう。
そこで、50円切手を貼った下に2円切手を貼り、中途半端に残った宛先を修正液で消し、その上からボールペンで改めて宛先を書き直したものを送ったことがあるが、それで見事当選したこともある。
ラジオになった途端、テレビよりも当選する確立がグンと上がる。毎週プレゼントしている番組に毎週欠かさず応募していれば、一度は必ず当選するレベルだ。
また、「メッセージが採用された方には番組オリジナルグッズプレゼント」なんて番組は狙い目だ。
早朝や昼にやっている帯番組なんかは、正直あまり面白くない緩いエピソードでも採用されやすい。時間帯に合った爽やかなメッセージを心掛けさえすれば良い。
深夜の芸人ラジオは、ラジオの花形でありラジオの中でもリスナー数が最も多い激戦区だ。芸人ラジオだけあって、こちらに求めているギャグレベルがかなり高いし、実力がモノを言う世界だ。
しかし増田やブコメで皮肉とギャグセンスを鍛えたはてなーなら十分通用するはずだ。
好きな芸人さんに、自分のギャグを生で読んでもらえて、それに笑ってもらえるなんてかなり興奮するし、こんな嬉しいことはない。採用されれば番組オリジナルグッズももらえるし。
テーマに沿ったギャグを送った中から面白い奴3名にサインをプレゼントという臨時特別企画があり、見事にそこに採用され、昔からずっとファンだった大好きな芸人さんのサインが自宅に届いた際は興奮が冷め止まなかった。
あなたがもし田舎に住んでいたとすれば、かなり狙い目の懸賞がある。それは地元のフリーペーパーの読者プレゼントだ。
街中で配っていたり、自宅のポストに勝手に投函されているアレだ。あまり真面目に読むことは無いと思うが、けっこう読者プレゼントをやっているものだ。
都会ならまだしも、田舎のフリーペーパーの読者プレゼントなど、応募数もタカが知れているだろう。
もちろん毎回当選という訳でもないが、他のどの懸賞よりも圧倒的に当選する確立が高い。
実際、俺は北海道の田舎町に住んでいるのだが、地元フリーペーパーの懸賞は頻繁に当選している。
実は、昨日も地元フリーペーパーによる「北海道に所縁のある本をプレゼント」に当選し、好きな小説家の新刊が届いた。
これから読むのが楽しみだ。
以前にもフリーペーパーで地元産の米や、地元の牛乳を使ったケーキ、カゴメ野菜ジュースの新商品が自宅に届いた。
あとは、雑誌を読んでいれば「こんなの誰が欲しいんだよ」と思うような、微妙なプレゼントをしていることがある。
「いらねー」とは思いつつも、試しに応募すれば、これがまた予想通り当たったりする。
例えば、オヤジ向け週刊誌を見るとAVやオナホールなど、大抵の人が「こんなもん家に送られても困るんですけど」と言いそうな読者プレゼントをしていることがよくある。これは応募者数も少ないだろう。
とりあえず、思いつく限りは書いたと思う。
半年間実験的に懸賞に送りまくった結果、月に1、2個ペースで当選した賞品が届くようになった。
懸賞はまさに「数打ちゃ当たる」に他ならないということを実感している。
日常生活を送っているだけで、懸賞情報は割りと簡単にいくつも見つけることができる。
日常の隙間時間を少し使うだけで、簡単にいくつか応募ができてしまう。
ちょっとしたヒマつぶし程度の趣味としては、なかなか楽しいものだと思う。
最初のうちは中々結果が出ずに挫折しそうになるが、続けていれば必ず何かは当選する。
宛名はプリンターで封筒に直接印刷しているが、“書留・特定記録郵便物等差出票”に毎回手書きで届け先を書かなければならない。
しかもその届け先欄がめちゃくちゃ小さい。宛先に長ったらしいカタカナの社名が多いので書くだけでストレス。
書留も配達証明も一枚の差出票にまとめて書くのだが(書留、配達証明の追跡番号と簡易書留の追跡番号でカテゴリが分かれているようなのでそのため。郵便局の指示。)更にそれぞれに速達が付いたり付かなかったりする。郵便局では小さな差出票にいちいち「書留」「配達証明」「速達」のはんこを押して時間を食う。しかも複写になっているのでいちいち2枚にはんこ。
最初から差出票に「書留」「配達証明」「速達」等の記載を入れておいてチェックマークを入れるだけにすればいいのに。
増田に抱負を書くことができるのも年の瀬にサーバーの保守をしてくれる人がいる。
電気を使って新年を迎えられるのも年末なのに保安室で作業してくれる人がいる。
水道もガスも、そしてスマホを使えるのも、誰かが頑張ってくれてるからだ。
警察、消防、救急、そして警備員から刑務所の看守に至るまで、どこかで誰かが頑張ってくれている。
年末年始のテレビの舞台裏では多くのスタッフの人たちが働いてくれている。
働きすぎが問題な日本かもしれないけれど、多くの人たちが日本の「当たり前」を作っているのも事実だ。
ありがたいという気持ちを忘れないようにしたい。
当方29歳男性、東京在住の中肉中背サラリーマン。年末休暇を利用して岡山に一泊一人旅に来ていた。
で、岡山に着いて早々に財布を落とした。現金も、カードも、すべて財布に入っていた。
気づいたその時から、この状況をサバイブし如何に東京に帰るのか、その手段を見つけることがこの旅の目標になった。
予め断っておくが、えっちなご都合展開とかは全くないので、そういう展開を期待する読者諸賢は、この段階でブラウザバックすることを強く推奨する。
まずもって幸いだったのは、事前にホテルの宿泊料金はwebを通じて支払い済みだったことだ。
師走の末に野宿は命に関わる。一泊5,000円のシティホテル故、問題解決に向けての協力は全くしてくれなかったが、それでも夜露をしのぐ屋根を提供してくれただけで御の字だった。
そして、一文無しとは言ったが、普段使っているSuicaには3,000円近い残高があり、コンビニでおにぎりやお茶を問題なく調達することが出来たので、飢えることもなかった。
電子マネー創成期は様々な規格が乱立しており、関東ローカルのSuicaが岡山でも問題なく利用できるに至るまでは、関係各社の粘り強い改善があったはずだ。その努力をしてくれた無名のヒーローたちに、私は心からの敬意を表させて頂く。
さて。財布を落としていの一番にすることは、カード会社への連絡と警察への連絡だ。
全ての連絡を滞りなく済ませてから、やはり一番の問題は如何に明日東京に帰るのか、という点にあると思い定めた。
未成年のころに自転車で2ケツしていたのをこっ酷く叱られたり、北海道旅行で前にも後ろにも一切車がいない一直線の道路を快走していたら、茂みに隠れていた交通警察の餌食になったりと、とかく良い印象がないのだが、最後の最後市井の味方になってくれるというのが警察というものであろう。
お金を落として警察に借りた的な逸話は何度か聞いたことがあったし、今回は岡山→東京の16,640円という金額の高さがネックではあるものの、窮状をしっかりと伝えれば何とかなろうとの思いで、先ほど遺失物届を出した交番に改めて連絡をした。
返ってきた答えは「警察はお金の貸し出しはしていないんですよ」だった。無情である。
曰く、確かに警官がお金を貸し出すケースはあるが、それはあくまでその警官の善意で、ポケットマネーでやっていることであって、警察として制度として運用しているものではない、とのことである。
私としてもさすがに今日初めて話した岡山の警官に、16,640円分の善意を強請るのは酷であろうと判断し、素直に引き下がることにした。
この時点では私はまだ、誰か知人に頼ることなく現状を切り抜けられるならそうしたいと考えていた。旅行先で財布落として無一文となって助けを求めるというのも、なんとも恥ずかしい話であるから。
次に思いついたのは消費者金融でキャッシングするという手である。
人生を堅実運営している私が彼らと接するのはテレビCMくらいなものではあったわけだが、「審査は30分で終了、即キャッシング!」とか、「初回借り入れは30日間利息無料!」とか、けたたましく主張していたのを思い出し、お、これはもしかして良い手かもしれないと思い、さっそく某P社のホームページにアクセスし、必要事項を記入し審査依頼を出した。
そういえば今期の住民税を期限内に払っていないことを思い出し(人生を堅実運営とは…)、クレジット履歴に傷がついていることを一瞬不安にも思ったが、よくよく考えてみるとこの程度の傷で貸し出し拒否していたらあんなに全国ネットでCMをアホほど流せるような事業規模になるわけがない。これはイケると思っていたら、さっそく担当者から電話がかかってきた。
通り一辺のやりとりを経て、お、こりゃこのまま問題なさそうだ、と思っていたのだが、
という質問から状況が暗転する。面倒くさくて免許証の住所の切り替えなんてしていなかったのである。
「いや、住所は前住所のままでして…」
「なるほど、ではこの場合2重チェックが必要ですので、健康保険証か、公共料金の支払いの控えはありますか」
保険証は財布とともに闇に消えた。公共料金の支払いの控えは、東京の自宅にはあろうが、困っているイマココは岡山である。
「いや、それはちょっと準備がむずかしく。。。」
「左様でございますか。大変申し訳ございませんが法律上のルールになっておりまして、条件が満たせない場合、お貸出しをするわけにはまいりません。お力になれず誠にもうしわけございません」
「いえ、こちらこそ、お手間を取らせまして。。。」
彼らは以前、法的にグレーゾーンな金利をとったり、無茶な貸付/回収をしたりして社会からバッシングを受け、金融庁にボコボコにたたかれ、巨大銀行グループの軍門に下り、今やすっかりお役所のような、丁寧でコンプラ意識の高い組織に生まれ変わっているようだった。
これが良いことなのか悪いことなのかといったら、多分良いことなのであろう。私はまた、日本社会の小さな改善を目の当たりにした気分であった。
さて。こうなってくるといよいよ手がなくなってくる。この段階からやむなく、誰か知人に頼ることを前提に考え、また調べ始めた。
そうしてみると、何より厳しいのが、今は年の瀬、しかも東京に帰らなければならない31日は土曜日という点である。日本が誇る金融ネットワークが悉く停止しているのだ。
もしも明日が普通の平日ならば。ゆうちょ銀行のサービス「電信現金払(窓口)」がベストソリューションであろう。
http://www.jp-bank.japanpost.jp/kojin/sokin/hikoza/kj_sk_hkz_densin.html
「送金人の振替口座または総合口座から預り金を払い出し、送金人が指定したゆうちょ銀行または郵便局の貯金窓口で、受取人が現金を受け取る送金方法」である。
ただし、ゆうちょ銀行の窓口機能が停止しているため、これは今回に関しては使えない。
知人に宿泊しているホテルに必要金額を振り込んでもらい、それを確認してもらってホテルから現金を受け渡して頂くことも考えたが、なんせ明日は入金の確認が出来ない。ボツである。
考えあぐねた結果、私は恥も外聞も投げ捨て、ソーシャルネットワークの力に頼ることにした。現状を整理し、友達が327人登録されているフェイスブックにヘルプ要請を投稿した。
今は21世紀。集合知を以て問題に立ち向かう。これが現代的なソリューションである。
そうしたらまぁ、実に多くの方から、心配/励ましのお言葉と、こういう手は使えないかな、というご提案を頂いた。感謝に堪えない話である。
一切観光していない岡山のシティホテルで、私は自分の豊かさを神に感謝した。そして、その中の一つの提案が実り、私は無事東京に帰れることになった。
①知人に最寄りのJR駅に行ってもらって、事情を説明したうえで、新幹線料金をその場で支払ってもらう。
②その最寄り駅の駅員から岡山駅の駅員に連絡してもらい、支払いが済んだ旨を報告してもらう。
③そうしたら、新幹線の乗車券の代わりとなる「業務連絡書(乙)」を発行してもらえる。これがあれば、新幹線に乗車することが出来る。
業務連絡書(乙)は、「運賃・料金の収受による便宜乗車について」定めたもので、「この業務連絡書をお持ちのお客様は、所持金不足ですが、○○駅に運賃・料金を支払われたことが確認されていますので、便宜乗車の取り扱いをお願いします」と記載してある。
要は、JR各社間で、私が今回直面した事態は事前に想定され、その対応策に至るまでしっかりと制度化されている、ということである。
さすがにイレギュラー対応であるし、現場の駅員さんは、私が最初に尋ねた際はその制度を正確に理解されていなかったが、おそらく後からマニュアルを確認し、迅速に対応くださった。
代金の立替は姉にお願いした。窮状を発信してから直ぐに連絡をくれて、最後まで力になってくれた。
終わってみればどうということもない話であるが、こちら側から「こういうことが出来ると思うのですが」と提案することなく空手で相談しに行っていたら、岡山駅の担当者がこのソリューションに思い至らず、未だ岡山をさ迷っていた可能性もある。
そういう意味では、私のソーシャルネットワークがもたらしてくれた情報には、大きな意味があった。
今回は最終的には使わなかったが、他にもソリューションとなり得る案がいくつかあった。
一番びっくりしたのは、ビットコインを用いた解決提案だった。曰く
②知人から新幹線代金相当のビットコインを送金(アプリケーション上で出来るらしい)
③ビットコインATMで換金(岡山駅周辺にも2か所あるらしい)
世の中はやれFintechだ、C2C金融だ騒がしいなと思っていたが、こういうことが出来るようになるのだと肌で感じた。世界は進んでいっている。
また、一番レガシーなやり方だが、直接お金を届けるよ、と言ってくれた方も2名いた。うち1名は香川に住んでいて、それでも岡山駅まで40分だからすぐだよ!と申し出てくれた。本当にうれしかった。
今回私は岡山に財布を落としに行ったようなものである。金銭的には大損だし、まぁ2度はやりたくないとは思う。
しかし、この2日間の体験は、単なる旅気分でぼーっと過ごすよりかは、きっと意義あるものになったとも感じる。
普段は見えない社会システムの裏側が、何だかんだ健全に稼働し、日々進歩していることを知ることが出来た。
ソーシャルネットワークの問題解決能力を、改めて知ることが出来た。
岡山に、行ってよかったな。
さて、新横浜駅を超えて、そろそろ東京に近づいてきた。年末年始は家族とゆっくり過ごそうと思う。
皆様、今年もお疲れ様でした。
【追記/2017-0101_11:10】
新年あけましておめでとうございます。朝起きてはてブ見たら、この記事がいきなり表示されててびっくりしました。お年玉ですかね?
とりあえずブコメで指摘されていた誤字は修正しました。新幹線の中でベタ打ちした文章をろくに推敲せずに投稿してしまったので...まさかこんなに多くの方にお目通しいただけるとは思っておらず、お恥ずかしい限りです。
以下、お正月で暇なので、いくつか気になったコメントをピックアップしまして、ご返答しますね。
・wdnsdy 財布をなくしたことがないので、財布をなくした話を聞くと一体どういう原因で財布をなくしたのか詳しく知りたくなるのだが、大体そこは誰も詳しく書いてくれていない。原因を知って完璧に備えたいんだがなあ
→ダウンジャケットのポケットに財布を入れていて、そのダウンジャケットを手で持って歩いていて、ふと気づいたら財布がなくなっていました。。。単なる不注意ですね。
・h5dhn9k 公衆接遇弁償費は使えるのでは?このケースでは使ってもどうしようもないけども。
→ほかの方のブコメにもありましたが、各都道府県警察ごとに、公衆接遇弁償費の制度があったりなかったりするようです。恐らく岡山はなかったのだろうと思います。
・outalaw SNSをやっていないからヒッチハイクしか思いつかない……。実際財布落としたらそれしか無いからトラックの運ちゃんに事情を話して乗せていってもらう。
・boymeetsgirlsorezoreno 面白かった。自分だったらヒッチハイクかな。とにかくお疲れ様でした!良いお年を!
→小賢しく頭を使うよりも、これが出来るコミュニケーション能力がある人が最強だと思います。私は見知らぬ他人と10時間近く運転席と助手席の関係になることが耐えられんだろうなと思いました。。。
・turione スマホ使えるなら新幹線のネット予約出来るんじゃ
→クレジットカード決済でネット予約したとしても、チケットを引き取る際にその決済したカードの実物が必要なので、今回はこの手が使えませんでした。
・keshitai おサイフケータイかiPhone7があればSuicaとクイックペイが使えるので何とかなる感がある
・kaitoster 自分だったらモバイルSuicaにクレカか銀行口座から2万円チャージしてサクッと新幹線で帰宅するかな・・・。モバイルSuica用のクレカは家に置きっぱなしで普段から持ち歩かないので紛失リスクがない。
・shoutatani スマホにポストペイ型電子マネーと、モバイルSuicaにクレジットカードを登録しておくだけで食には困らないし、宿泊もWebで登録済みカードがあればイケると思う。クレジットカードを一枚は持とう
・MrA-Z 思いついたのは…モバイルSuicaにキャリア決済で入金かな。
→私はPHS+ipod+wimaxのポケットwi-fiというセットで使っているので、モバイル端末に決済機能を持たせていなかったのです。リスクヘッジという面では、やはり様々な決済手段を分散して持っていたほうが良いと今回思い知りました。
・sanam おお、良かった。でも“北海道旅行で前にも後ろにも一切車がいない一直線の道路を快走していたら”これで急に動物が飛び出してきて事故る人も多いので気を付けてね。
→なるほど、そういうことなのですね。。。勉強になりました。まぁ、トラウマもあるので、次北海道でレンタカー借りる際は十分注意します。
・shngmsw ビットコインATMは六本木、渋谷、岡山、鹿児島にしかないらしい。東京と岡山の大都会間だからできたソリューションでしたね。 http://bitcoinjim.com/bitcoin-atm/
→そのサイトを運営している人がまさに、今回のソリューションを提案してくれた人でした。普通は思いつきすらしないですけど、もしかすると5年後にはこんなことも当たり前になっているのかも。。。?
・raic レガシーな方法から最先端のビットコインまで色々な解決策があるみたいだけど、その情報を収集できるスマホが手元にあったのが一番の要因だね。
→これはですね、本当にその通りです。私の場合はPCを持ち歩いていたので、専らPCを使って調べもの、連絡をしていましたが。とにかくインターネットすごい。
・mujou03 なんでまた岡山へ旅行したのか気になった
先日、荷物出しに行ったんですよ。
複数個だったので、
「複数口の伝票ないですか」
と窓口に尋ねたら、
そしたら、
「2個ですと複数口の伝票に書いていただかないと」
ふざけんなよ。
そしてしれっと新しい伝票を渡してくるじゃないですか。
「初めに聞いたよね」「さっき窓口にいた人がこれでいいって言ったんだけど」
と言っても取り付く島もなし。
書き直して出すが、今度はレジのやり方わかってないのか全然会計が出ない。
後ろ凄い並んでる。
並んでるから別の職員もわらわら集まってくるが、時間外でレジを立ち上げられないとかそんな理由であぶれている。
郵政民営化したのに、かなり守られてるよね。
クロネコメール便の方が便利だったし安かったし使いやすかった。
対応もよかった。
なにか代わりになる企業ないのかな。
毒ママなんつーカジュアルな言葉が出てきちゃってる昨今、毒親育ちの皆さま方におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
さて。
この度私は、親に住所を知られないようにする支援措置を受けました。
それは
住民票は、まぁ読んで字のごとくですね。
一度でも引っ越したことがあれば、だいたい縁があると思います。
そして、戸籍の附票というのは、住所の移転履歴を記録したもの。
あちこち引っ越して姿をくらましているつもりでも、これを毒親に見られてしまうと、今まで住んだ場所がぜーーーんぶバレてしまうってこと。
オソロシィ…
そんなのムリ!!コワイ!!というわけで、ググってググっていろいろ調べて、私も恐る恐るながらもがんばって申請してみたのですっ!
毒親の凸や不法侵入に怯えてるひと、遠方だけどいつトチ狂って押しかけてくるかわからなくて怯えてるひとのお役に少しでも立てればいいなと思って、私の踏んだ手順を記しました。
(長くてゴメンね!でも覚えている限り詳しく書きました。)
※ちなみに私は後者。遠方の上に高齢で凸の心配は低いが、命尽きる前にいつ押しかけてくるかと怯えていたのです。
近々引っ越すかもしれんってなったとき、そのとき住んでいたA区の市民課に電話してみた。
↓
私「あのね、B区に引っ越す予定なんだけど、その前に住民票の閲覧制限しときたい」
支「引っ越すならばB区に転入届を出すときに申請することになるよ。そのときに今のA区の住所も一緒にロックできるから」
私「なるほど」
支「ちなみに、引っ越す予定がなく現住所のみをロックしたい場合は、対象者に現住所がバレてないことが前提になるお」
私「バレてるかもわからん」
私「ほほう」
支「引っ越す二週間くらい前までに、警察かB区役所内にある家庭相談室に相談実績作っとくとスムーズだよ」
私「おけ、ありがと」
この電話の冒頭で、支援担当の女性がちょっと慌てた様子で「ストーカーかい!?DVかい!?」と訊いてきた。
と答えたら、切迫した感じはなくなり、落ち着いて説明をしてくれた。
程なくして引っ越す時期がおおまかに決まったので、引っ越し先のB区役所に行ってみた。
窓口は市民課だけど、どこにあるかわからなかったので、入り口にいた案内係のひとに住民票の閲覧制限について相談にきた旨を伝えて案内してもらった。
担当部署の通路の端っこに設けられたパーテーションで仕切った小さなスペースに案内され、机を挟んで市民課の支援担当さんと向かいあって座った。
まず、誰に対しての閲覧制限かを聞かれ、母親であることを話す。
ここからはちょっと記憶が曖昧なんだけど、どういう理由かを聴取され、手順の説明を受けた。
ここでは申請理由は省くけど、まぁ堤防決壊して大変だったよね。
こんなこと、見ず知らずのひとに話すなんてことはないと思ってたから、もう大変だった。
担当さんが席を外してる隙に、胸の内をつぶやいたTwitterでフォロワーさんにたくさん助けていただいた。本当に感謝。
申請に行くときは、誰か信頼できるひとと行ってもいいかもしれん。
最初にA区の支援担当さんから聞いた話では、家庭相談室に相談することになるとのことだったんだけど、B区にあるのは「子育て支援課」というものだった。
多分これは、住民票と戸籍の附表の閲覧制限というものが、元々は主にDV被害者に対する支援措置であったことに起因するからかなと思う。
私の場合は親から受けた過去の虐待での申請になるので、基本的には子育て支援課では受けられないとのことで、まず警察の相談窓口に行くように言われた。
もしも警察でダメなようだったら、子育て支援課でなんとかするから再度来るようにとのことだった。
幸い警察署は区役所のすぐ近くにあったので、そのままその足で警察署の相談窓口に行った。
住民票と戸籍の附表の閲覧制限について相談したい旨を伝えると、体格のよいひとのよさそうなおっちゃんが出て来て、隣の個室に案内してくれた。
自分の名前と、閲覧制限をする対象者を記入する紙を渡され記入。
それを見ながら、どんなことがあったのか、現在はどういう不安があるのかを聴取され、B5のノートに鉛筆でサラサラとメモしてゆく。
区役所で一度堤防決壊してるので、警察署では比較的冷静に「そんな大学ノート(死語?)に鉛筆でいいんだ…」などと考えながら、
それでもたまに泣いたりしながら訊かれたことを答えた。
おっちゃんは、私があまりうまくしゃべれないのを察してか「申請のときに役所から訊かれたら、大袈裟目に言っとくけど、それでいい?」と言ってくれた。私は「お゛ね゛がい゛じま゛ず…」とずぴずぴと返事をした。
話している中でわかったのは、
「現在においてどんな被害があるのか、または今現在被害がなくても対象者と接した場合どんな被害が予想されるのか」が肝っぽい、ということ。
最後におっちゃんはちょっと寂しそうに「弟さんとだけでも連絡取るわけにはいかん?」と尋ねてきた。
「弟にも暴力振るわれたことあるんで…」と答えるとおっちゃんはずっこけてちょっと笑いながら
「んならしょうがないね!じゃ、大袈裟目に言っとくから。安心していいよ」と言って帰してくれた。
ひとまず事前相談はここまで。
警察署を出てから、再度区役所に向かい、親身に相談に乗ってくれた支援担当のひとに警察署での聴取で大丈夫だと言われた旨を伝えて、その日は終わり。
その後、引越し先の家も決まり、いよいよ住民票を移すときがきた。
住民票の異動届を書き、窓口に渡すときに「閲覧制限の申請をしたいんだが」と伝え「がってんちょい待ち」
椅子に座ってしばらく待った。
担当のひとが奥のスペースに案内してくれた。
警察に相談済である旨を伝えると、申請をしたい理由を再度詳しく訊かれ(内心もうやめてー)、いよいよ申請書類に記入をする。
③児童虐待
④その他
とあった。(ざっくりだけど)
私は真っ先に③にマルをつけたが、担当のひとは「違う」と言う。
④なのだそうだ。
詳しくは訊かなかったけど、③は現在起こっている児童虐待に対する措置なのだろうかね。
・配偶者が来ても発行不可。配偶者も発行できるようにするならば、配偶者の身分証明のコピーを持って申請すること。
代理人発行の委任状なんていくらでも偽装でき、その偽装を調べる術がない。対象者が業を煮やして配偶者の委任状を偽装して住民票発行請求をしてくる場合があるので念のため、とのこと。
などなど。
申請を受けたあと、役所のひとが警察に電話して相談内容を詳しく聞き、支援が必要かどうかの決定をするんだって。
支援措置が決定されたか否かの通知が3〜4週間後に書留で届くので、きちんと受け取るように、と言われた。
郵便局の保管期間を超える不在や住所が違うなどで返送されてきたら、支援は取消になるんだそうだ。
まだ引越しが完了していなかったので、旧居から新居に3日おきくらいにポストを見に行った。
その後、無事に通知を受け取り、内容を確認して終わり。
1年ごとに更新で、来年また申請に行かねばならないのが面倒だけど、これで安穏を得たという感じ。
手順②③ではややこしくなるので省きましたが、私の引っ越し先の住所の管轄は出張所になるので、申請窓口も出張所になるから住民票を移すときは出張所に行ってね、とのことでした。
事前相談は役所なのか警察なのかあるいはまた別の窓口なのか(児相というケースもあるらしい)、
とか。
関係各所の名称や、相談・申請の手順は各自治体で違うのだろうと思います。
悩んだら、まずはお住まいの自治体に問い合わせてみることです。
私は正直、親を対象にして自分の個人情報に閲覧制限をかけることに迷いがありました。
私はそこまでひどいことをされていないのではないか?
自分は親に対してとんでもないひどいことをしようとしているのではないか?
でも私、「すうのお母さんと偶然会ったよ」という地元友人からのメールや、玄関開けたら母親が立ってた!という妄想などで寝込むくらいだったんですよ。
これじゃどうにもこうにも、いつ精神の崩壊が訪れるかわからんな、という感じで過ごしていました。
体調や精神に不調が出て生活に支障をきたすくらいなら、それをずっと恐れて生きるくらいなら、と申請を決断したわけです。
あとは親戚や義家族や友人などが親切という名の余計なおせっかいをして母親に転居先を漏らしたりしないように用心するのみ。
今の所、親戚・義実家には引っ越したことを言っていない。別に訊かれてないからな。
もし引っ越したことを話すようなことがあったら、
「行政の支援を受けて母親に住所を知られないようにする措置を受けているので、住所を教えるわけにはいかない」と言うつもりです。
また、私は閲覧制限をかけると強く決意した後も、問い合わせの電話をする前は
とかなり怯えていました。
しかし実際にそんなことはなく、電話に出てくださった支援担当の方は親切に手順を説明してくれました。
「その程度の被害では申請はできないよ!とか言われるかもしれない」
と震えていました。
これも実際にそんなことはなく、役所のひとも警察のひとも親身になって話を聞いてくれました。
ちなみに私が母親にされたことは、
・片親疎外
・機嫌を損ねると食事抜き
などの、主に精神的虐待に分類されるもので、箇条書きで表せるのはこんなもんです。
そのうち、警察での相談で話したのは「言葉の暴力」と「たまに行われる身体的暴力」のみでした。
当初は、どうせ支援してもらえるかわからないんだったらチクショー全部話してやるぜ!と意気込んでいたけど、涙で言葉が詰まってしまって無理でした。
それでも警察の方は私の様子を見て、
「それはひどいね」
と、そう声をかけてくれました。
もう大人になったのに、独立したのに、仕事してるのに、家庭があるのに…
毒親が自分の人生をコントロールして絡め取ろうとしてくるのを必死で避けて生きているひとびと。
自分と、自分の大切なひととの生活を守るために行動していいんです。
申請は正直めんどくさいし、支援が決定したあとも住民票発行などに制限があったり1年ごとの更新だったりと、何かと不便だけれど。
案外、ポンっと飛び越えられるハードルかもな、と感じられるはずですから。
2016/12/18 追記
大切なことを忘れていました。
閲覧制限をかけても戸籍の大元のものは閲覧できるので、例えば結婚した、離婚した、子どもが生まれた、というのはわかってしまうそうです。
ただ、現住所は記載されません。
みなさん読んでくださってありがとう。
「誰か困ってるひとがいたときのために」という方もいらっしゃって、ありがたい限りです。
2017/08/28 追記
まず、役所から電話があり、再度警察に相談に行くように言われ、警察に行って来ました。
警察の方が前回の資料に目を通しながら、この一年間で押しかけなどはなかったか、状況に変化はないか、支援継続を希望するかなど訊かれました。
そして注意事項として、もし押しかけなどがあった場合は迷わず110番すること、戸締りなどには気をつけること、配偶者の親などにも住所は黙っておいたほうがよい、などを言われ、相談自体は10分ほどで終わりました。
前回と同様に支援決定の通知がそのうち届きます、と言われて終わり。
警察署と役所と毎年ふたつ行かねばならないのか〜と思うとめんどうですが、ここ一年を振り返ってみると、住所が親にバレない・突然押しかけて来ないんだ!ということでだいぶ精神が安定したなぁと思います。
みんなもがんばって。
毒親に対する支援措置の例をたくさん作って、困っているひとたちが今後もっとスムーズに手続きできるようになるといいな、と思います。
だいたいのことは、
逆にアナログすぎて、
判子押したり、
往信用の封筒準備したり、
なんかそこはアナログチック。
手続きめんどくさいけどしなくっちゃね~
しぶしぶ。
まあ、そうぶつぶつしぶしぶと言ってられないわ。
封筒に切手、今いくら必要なの?とかってのも分からなくなっちゃうわよね。
でさ、
そういう所あるじゃない。
決め込んで買うんだけど、
やっぱりそこもいまだに電話チケット予約みたいな感じなのよね。
あまりに、
アナログすぎて、
名乗るだけでオーケーとか
守衛さんも
それもまたチップスターね!
プリングルズには味で負けてられないわっ!
止まらないわね!
今日は3つ握ったの。
違うふりかけで味の違いを楽しむわ。
鮭フレーク欲しいんだけど、
ちょっと、風味が付くくらいがいいのよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
アメリカに来て思ったこと
これらに共通するのって、人から見られることを気にしてない人がいるってことだと思う
車に少しでも傷があれば直すし、店のサービス向上のために自分を犠牲にする
しかも客はチェーン店、コンビニ、スーパーであってもサービス向上を望んで、上記のヘルプに行かない人間を批判する
そりゃ病むなーと思うわけですよ
「年賀状、ください。だってもらうとうれしいんです。」池袋駅近くの郵便局で、アイドルグループ『嵐』の5人が、年賀状片手に写るポスターが目に入った。
私が中学生くらいの頃までは、友達と年末前にお互いの住所を教え合い、年賀状を送り合っていた。
パソコンの年賀状作成ソフトが使えなかったので、表の住所から裏の挨拶文まですべて手書き。
友達に漫画やアニメが好きな子が多かったので、年賀状に相手が好きなキャラクターのイラストを、ガラケーで画像検索して描いたのはいい思い出である。時間がたつと画面が消えるのでその度ボタン押すのが面倒だった。ハガレンとか、銀魂とか。あとDグレだったかな。年代がばれそう。
受け取るのも楽しみだった。朝寒い中ポストを開け、自分あての年賀状を探す。友達も自分の絵柄でイラストを描いてくれたりしていて、一つの作品を受け取ったようで嬉しかった。
(凝りすぎて新年間に合わんかった!と冬休み明けに手渡しで年賀状を渡してきた友達には笑った)
現在新年の挨拶はメールやLINEアプリで一言メッセージを送るのみ。こちらの都合もあるが、それよりこちらが送ると、向こうに送り返す負担が生じることを避ける気持ちが大きい。
「年賀状お互いめんどいし送らなくていいからー」と事前に伝えてくれる人も多い。
ネット通信によって相手に言葉を送ることは簡単になった。技術の進歩ありがとう。
でも、自分のため、誰かが手間をかけて作ってくれたものを受け取る喜びを感じる機会が減ったことは、ちょっと寂しいことなのかもしれない。
"21世紀における金融政策” (教科書、2062年出版)より
2012年の安倍自民党政権成立後、日本銀行は金融政策実施に当たって政府との連携を強め、年率2%のインフレ実現を目標に掲げて、「異次元緩和」と呼ばれる大胆な金融緩和策を実施した。
2013年以降、日銀は国債とETF(指数連動型上場投資信託)を最初毎年50兆円、そして80兆円づつ買い続けた。さらに2016年には「マイナス金利」政策を導入し、イールドカーブの人為的な操作にも手を染めた。
それらの結果、2018年4月時点で、日銀の国債保有割合は発行済総額の5割に達し、ETF総額に占める日銀の保有割合も8割に達していた。
にもかかわらず、日銀はまだ2%のインフレターゲットに達成することができなかった。2017年の物価上昇率はわずか0.3%であった。
「もう買うものがない。」というのが2018年度を迎えた日銀にとって最大の問題であった。
市場に流通している国債が極端に少なくなっていく中で、日銀による国債の買入れオペを拒否する金融機関が出始めていた。
2018年4月に黒田前総裁の後を承けて就任した石黒玄総裁への圧力が高まっていた。
そんな中、同年5月中旬、日本の基幹産業である自動車産業の雄トヨタ自動車が本社を置き、日本のみならず世界有数のものづくり拠点でもある愛知県において、マグニチュード8を超える巨大地震が発生した。
地震発生から24時間以内に、東京、ニューヨーク、ロンドンなど、世界の為替市場で、円が対ドルで110円から130円まで一気に下落した。それまで「安全逃避先資産」とされ、発生地が日本であろうが、世界のどこかで危機が起こったときに大量に買われていた円が、初めて売り浴びせられ、暴落したのである。
日本政府はすぐ復興債を財源とした大型補正予算を発表したが、それまで毎年のように編成されていた補正予算に景気浮揚効果はなく、補正以外にこれといった対策を講じることの出来ない政府の経済政策への期待はもはや皆無であった。日銀による緊急対応を求める強い声が経済界からが発せされた。
就任直後から厳しい立場に置かれていた石黒総裁は、この期を逃さずに早速手を打った。
日銀は5月26、27日に緊急の政策決定会合を開催し、政府が発行する復興債を直接全額購入することを発表した。同時に、それまで手を出さなかった「実物資産」についても買い始める、という新しい政策枠組みを発表した。
日銀による芸術作品買入れ(「芸術作品買い入れオペ」と呼ばれた)の枠組みは、以下の通りであった。
① 政策発表から2週間後、日本国籍を保有している者は誰でも、その保有する芸術作品・骨董品を日銀に売ることができる。日銀は適切な判断に基づいて値段を決めて現金で購入する。売却は一人一年に一回のみだが、複数のアイテムを同時に売却することは可能とする。
② 高齢世代(先の世代)が書画や陶器など多くの伝統的芸術資産を保有している一方、若い世代はそのような伝統的芸術資産を保有していない。そこで、芸術資産を持っていない個人・家庭からは、手作り芸術作品や新たなカテゴリーの芸術作品を購入することとする。
③ 日銀は、都道府県ごとに購入した芸術作品を展示するための「アートスペース」を設置し、購入した芸術作品を一般に公開展示する。入館料は大人500円。障害者・12才未満の子供は無料。展示会の収入は全額震災復興に寄付する。
④ 芸術作品買入れオペは、年度単位で行う。即ち、オペ開始から一年後、日銀は購入した芸術作品をすべて焼却する。焼却は一般市民の参加による「焼却式」によって行う。この式の参加費は500円。焼却式後、日銀は改めて次年度の「芸術作品買入れオペ」を開始する。
⑤ インフレが安定的に2%を超える状態が達成されるまで日銀は芸術作品買入れオペを続ける。
この日銀の新しい枠組みは、2000年代後半の世界金融危機後に欧米中央銀行に採用された金融政策とは根本的な断絶を表すものであった。
伝統的な金融緩和の波及経路は主に金利だと思われていた。即ち、中央銀行が金融機関から国債などを買うことによって、銀行は貸出金利を下げることができ、その結果、個人や法人への貸し出しが容易となり、市中に資金が提供される。
他方、日銀の新しい政策枠組みは、金融機関を通さずに直接個人から資産を買うことによって市中に資金を提供する、というものであり、かつ、購入した資産は定期的に廃棄、拙い手作り芸術作品には事実上セカンダリー市場が皆無であったから、定期的に保有資産が消滅していくこの新しい政策には出口がないと日銀が暗黙に宣言したも同然であった。 実際日銀は、新しい枠組みによって増えたマネタリーベースはそのまま放置するつもりであった。
日銀がなぜ国民に直接現金を配らず、敢えて「資産」を買ったのが当時批判されたが、数年後に発表された決定会合の議事録によると政策委員は現金配布という手法に対して懐疑的だったことが明らかになった。
景気が改善しても現金配布ー現金のばらまきーをやめることは政治的に極めて困難、事実上やめられないのではないか、と過半数の政策委員が懸念を示した。資産を買って現金を渡すという仕組みにすれば、国民の芸術的衝動や芸術資産がいつか枯渇されるため日銀はスムーズにテーパーリングできる、と多くの政策委員が考えたのである。
発表から2週間後、全国日銀支店や郵便局でこの「芸術作品買入れオペ」が始まった。当時の記事と日銀の統計によると、最初は書画や陶器など骨董品の買入れが多かった。遊び心のある作品も少なくなかった。毎日新聞の記事によると、男性がお尻と手を会社のコピー機でコピーをとって印刷したものを、日銀が20万円で買い取った。鴻海シャープ株式会社の社員が割り箸で作った家電が1億円で買い入れられ、日本経済新聞の一面に載った。
しかし、買入れオペが始まってすぐ深刻な問題が起こった。日銀の「芸術」の定義があいまいすぎていた。メディアによると、砲身に「金融政策」と大書した張り子のバズーカ砲が日銀に買い取りを拒否された。女性器の形をしたティッシュ箱も断られた。
芸術の知識を持っていない中央銀行が芸術の価値を判断するのはどうか、とアーティストや学者からの批判が強まった。村上春樹が特別記者会見を開き、中央銀行に芸術を売るな、と国民に強く促した。
買入れオペへの参加が低迷した。日銀がオペ開始から半年の時点で行った全国調査によると、日本人のたった1割がしかこのオペに参加していないことがわかった。同調査によると、60歳以上の世代は代々家に受け継がれてきた「家宝」を売ることを躊躇し、若い世代は仕事や育児で忙しく芸術を作る暇がなかった。さらに総じて見れば、日本人はあまり芸術作品を売ったり買ったりすることに興味がなかった。芸術を実物資産として考える人たちはそれほど多くはなかったのである。
市場では、震災直後の暴落から回復した円がドルに対して日々高くなっていた。景気は引き続き低迷し、むしろ後退に直面していた。行き場のない資金が市場を彷徨する一方で、日銀は微妙に価値のある大量の芸術作品を保有していた。
もはや日銀は政策の失敗から自力で立ち直れないと判断した石黒総裁は、善後策を安倍総理に相談した。
しかしながら、政府もまた、残された対策は補正予算の早期執行と復興債の日銀直接引き受け位しかなく、為替市場に対しても株式市場に対してもコントロール能力を失っていた。
興味本位で暇潰しに調べたものだがオークションにおけるチケットの相場に関する具体的な情報がネット上に乏しかったので公開しておく
ヤフオクにおける過去3回のライブ4週間前~前日に成立した取引の相場を分析
分析対象は1枚当たり20000円以上60000円以下の取引に限るものとし、極端に安価あるいは高価な取引は除外する
また相場の推移調査が主な目的であってデータの取りこぼしが多いので取引件数は実数値ではなく目安
4thライブの取引件数等の詳細なデータに関してはフサギコ氏の集計(https://docs.google.com/spreadsheets/d/1zwiTl-YBPnLu_-pOk8hpn0KdzX1mxcZ3S0sdeDNEzfk/edit#gid=1664253501)に詳しい
ライブ2週間前~1週間前(11.16~11.22) 取引件数 17 平均値 31058円
ライブ1週間前~前日(11.23~11.29) 取引件数 26 平均値 29194円
ライブ4週間前~3週間前(10.31~11.6) 取引件数 45 平均値 31480円
ライブ3週間前~2週間前(11.7~11.13) 取引件数 165 平均値 34104円
ライブ2週間前~1週間前(11.14~11.20) 取引件数 106 平均値 31990円
ライブ1週間前~前日(11.21~11.27) 取引件数 206 平均値 31121円
ライブ4週間前~3週間前(8.7~8.13) 取引件数 26 平均値 36645円 中央値 36750円
ライブ3週間前~2週間前(8.14~8.20) 取引件数 29 平均値 36395円 中央値 35000円
ライブ2週間前~1週間前(8.21~8.27) 取引件数 69 平均値 33960円 中央値 32000円
ライブ1週間前~前日(8.28~9.2) 取引件数 47 平均値 31381円 中央値 31000円
ライブ4週間前~3週間前(9.18~9.24) 取引件数 22 平均値 44075円 中央値 42750円
ライブ3週間前~2週間前(9.24~9.30) 取引件数 17 平均値 43571円 中央値 43000円
なお10.1は取引件数5、10.2は取引件数12と発券後に取引件数は急増している(相場は同程度)
2nd、4th神戸ではチケット価格は日を追うごとに一貫して下落し続けている
共通して言える傾向として①「直前になるとやはり相場は低下する」②「チケット発券後は(微妙な席の)相場がやや低下」③「相場に変動はあっても週単位で見ればせいぜい数千円程度の差」
またよく言われる「ライブ数日前は突発的に行きたくなった人間の需要により値段が跳ね上がる」現象は僅かに見られたが相場に影響を与えるものではなかった
よって出来る限り直前を狙った方がいいのは事実ではあるが劇的に下がるわけでもないのでリスクを考慮すれば2週間前、あるいは良席の可能性を残したいならその少し前に買うのが最も優れているように思われる
取引はほとんどが通し券であり、単一日のチケットの取引件数は僅か、かつヤフオクやチケットキャンプの相場を見る限り10.16の相場は5万~6万という異常値(10.15は4万程度だが不安定)
単一日チケットの販売量はかなり少ないと思われるので相場はなかなか崩れなさそう
そのため単一日チケットを安く入手したいならば出品者が1日目だけに参加し2日目に通し券を落札者が現地で譲り受けor最寄り郵便局に局留する形か(落札者が1日目のみ参加希望ならこれは不可能であるが1日目はさして高くないので問題ない)
ブクマ見てると、はてなってジャニーズに関してはヤフコメと同程度だよな~と思う、主に適当な思い込みだけでぐだぐだ言う点において。
別にジャニーズについて知っても仕方ねーよってんならまぁそうですか。はい。
先に言っておくと擁護したいわけじゃなく、ピントのズレたコメント多すぎじゃね?ってだけなんで。そもそも叩いたところで効果はあんまりないとは思うが。
事前にメールまたは郵送で公演案内が来て、郵便局の青い振込用紙に会員番号・希望枚数・希望公演等を記載して郵便局で振込→電話で当落確認→チケット郵送、の流れ。
例外として倍率が異様に高くなっていると思われる一部公演のみ、メールで申し込み登録→当落メール配信→振込、の流れ。
私が把握している限り直近で後振込制になってたのは、嵐・関ジャニ∞・Kis-My-Ft2・V6の一部小規模公演・ジャニーズJrの一部小規模公演かな。
V6は去年のグループのアリーナツアーは従来の先振込制だったけど、今年あった坂本くんのソロ公演とか、あと来年やる予定のトニセン公演なんかのホールクラスの公演はメール申し込みになりつつあるっぽい。
ほかのグループは基本先振込み制。ジャニヲタ仲間の最古参の人がコンサート行きだした頃(20年くらい前)にはこのやり方だったっぽいので今にはじまった話ではない。
自慢じゃないがこれも今にはじまった話ではない。
https://twitter.com/starlet_3_3/status/781817107553984512
個人的になんとなく覚えてるのは嵐のTimeツアー(2007年)
これはこの数年前から嵐の公演の倍率が目に見えて上がってて、前年にアジアツアーの延長として初めてドーム公演やって、アリーナツアーは1日3公演とかやってなんとかさばいてた。
それが翌年のアリーナツアーはついに収まりきらなくなって東京ドームの追加公演が決定、横浜アリーナ公演に申し込んで落選した人向けに東京ドームの優先案内が届いていた、はず。
同様の事例はNEWSとかHey!Say!JUMPでも。というかアリーナで収まらなくてドームに追加、ってなったときにやらかしがち。
ただしこのへんの過去の事例は基本同じツアーの追加公演という形だったはずだけど、今回のKinKi Kidsはおそらく公演としては別物だと思うので(公式の記載も別になってる→http://www.johnnys-net.jp/page?id=consta&artist=8)さすがに理屈が通らなくないか?ってのはある。
まー同じツアーの追加公演でもアリーナとドームでは別物になることはよくあるけど(内容としてはそうでなくてはならないとも思うけれど)
なんで結局今にはじまった話じゃないんで、今の経営状況が悪くなったとかそういう話ではたぶんない。
ただ用意できる席数に対して申し込み数が多くなりすぎたときに、落選者への返金作業の事務コストがかさんでマイナスになるポイントがどっかにあるはずで、それが予測できるところは事前にメール申し込み制を採用しているとみられる。
昔から経営状況が悪いんじゃないのか?と言われるとよくわからん。
ただジャニーズの公演内容からすると1万円以下のチケット代ではまったく予算は足りないだろうなと思うので、グッズ代その他込みでの勘定でないと到底やってられるはずはない。でもそれも今にはじまった話じゃない。
憶測だけど今回のKinKi Kidsの高倍率はもしかして事務所は予測してなかった可能性ある気がする。
KinKi Kidsってもうほぼほぼ年末年始のドーム公演だけのローテーション化したスケジュールだったし。そのドームも何年か前に東京ドーム3公演だったのが2公演に減らされたし。割とまったりチケットが取れる状況ではあったからナメられてた可能性はありそう。
でも外野のファンからしても、超久々のアリーナツアー!とか言われたら倍率上がる予測くらいつくっつーの。そうでなくても今年のKinKiは曲が良い。あれは聞きに行きたくなる。
そこらへんのファンのテンションを読みきれずに、慌てて過去の事例を引っ張り出してわけのわかんない対応しはじめたんじゃないかなー…って感じはある。
いずれにしても、そういう対応でもどうせファンは従うだろうっていう目線でしか仕事してないのは変わらないけれど。
国会デビューした増田先生に期待している方もいらっしゃるようだけれど、個人的には効果はほとんどないと思う。
タレントの写真をネットに出さないあたりからもわかるように、あの事務所はネットにほとんど関心がない。
そもそもネットをほとんど相手にしていない。テレビ・新聞を押さえておけばなんとかなると思っている。
まー最近は一部の公式サイトでは肖像使用を許可しているようだけれども、ネットメディアにはまず出させない。出す必要がないと思っている。見下してるから。
(なのでこういうことが起こる…https://twitter.com/touchshite_pi/status/780953447558328320/)(1枚めが公式サイト・2枚めがネットニュース用)
私は、仕事柄、平日の昼に街を歩くことがある。
スーパーや郵便局や図書館等いたるところで、理解力が低下している老人が若いスタッフに何度も同じ質問を繰り返して、時間を浪費させる光景を何度も見てきた。
複雑な気分になる。
老人の認知能力が下がるのは、一種の生理現象であり、やむを得ないことかもしれない。
昔は、老人が少なかったから、それでも社会は対応できてきたのだろう。
ところがいまや平日の昼、街を徘徊しているのは老人ばかりだ。
老人と言っても、健康状態は千差万別だから、若者とさして変わらない人たちもいる一方で、話し方がくどくて周囲を辟易させる人たちも少なくない。
小売業の店員は、老人対応で相当余計なエネルギーを消費しているのではないか。
老人も悪気があってやっているわけではないだろうが、正直困ったものだな、と思う。
自分は、ああいう形で人に迷惑を掛けたくない、とつくづく思う。