はてなキーワード: 紳士とは
たくさんあるので、暇な人は見てください。
アナルが好きだ
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至高のアナルを求めて
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無論 死ぬまで
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はじめてのアナル
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アナルをご賞味ください
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美少女になりたい
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究極の恥じらい
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見られてはいけない穴
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うんこ怖い
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私は便器である
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AVのランキングってないの?
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嫌いなAVのジャンル
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好きなAVのジャンル
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久しぶりにAV観た
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アナル大好き(*´ー`*)
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アナルについて語り合いませんか?
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清く 正しく 美しく
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一日一穴
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みんな心を和まそう
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アナルって言われると
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そろそろ行くか!
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ウンコの重さ
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オナニー道
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裏ビデオ屋
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http://anond.hatelabo.jp/20141204002803
本年もよろしくお願いいたします!!
タイトルの通り、12/23に喧嘩し、12/25に別れたので(私が振った)、彼という一人の人間のことを振り返ろうと思う。若干フェイクはいってます。
本当にきっかけは恐ろしくくだらないことだったんだけど、上記の欠点のこともあり、年齢のこともあり、これは改善しないだろうな、
と思ってお別れを切り出しました。案の定25日に電話したときも「仕事で精神的に限界きてるから手短に」って言われたので、
「別れてください」と言って、「わかった」という答え。その割に23日も仕事でトラブってて精神的にヤバかった、と言い訳する。
何なの。別れたいの別れたくないの?と思いつつ、そういうところ全部ひっくるめて嫌になってしまった。
私的には「ごめん」の一言が聞ければ別れを切り出すつもりはなかったんだけど、2日経っても言い訳しか出てこなくて、謝罪の言葉は
一切なかったからもうダメだな、と。結局相手がどういう気持ちなのか、まったくわからないまま別れることになっちゃった。いいんだけど、モヤモヤする。
彼の荷物がかなり我が家(ひとり暮らし)にあるので、近々とりにくるみたいだけど、会いたいような会いたくないような複雑な気持ち。
この界隈には決して絡むまいとしていたが、どうしても我慢しきれないので書く。
まず言っておこう。自分はチキンだ。誰かを面と向かって罵倒する度胸はないし、そもそも嫌だ。
真偽が定かでないことは保留するし、「事実だったら」というエクスキューズで人を叩くのは良くないと思っている。
だから、所謂ナマモノと呼ばれる「実在の人物を基にした、どこまで誇張されているか判らないもの」に対しては触れたくなかった。
だが、流石にこれは美化しすぎだ。いくらなんでもそれは良くない。
その後、彼は自分を切り売りすることでたちまち注目を集め、一躍時の人となった。一見危なっかしくもあり、同時にそれが緻密な計算によるものにも思えた。
あの人の素晴らしいところは、誰1人として邪険に扱ったり誹謗中傷したりしなかったところだ。こんな人がはてなにいただろうか。
邪険に扱ったり誹謗中傷をしないことだけが、相手を尊重することではない。
「ごめんなさい、あなたに理解させるように僕はうまく説明できなかった」と言うことが、侮蔑の台詞であることもある。
優しい言葉で、オフレコだと言われた話を「僕は認知します」と〆ることが、誹謗中傷に該当しないだろうか。
(通常、認知という言葉は、子供が出来たときに自分の子であると認めるという意味だ。それは、何を意味した単語だと周囲が受け取るだろうか)
一般的には重大な個人情報である病歴を披瀝した上で、離婚しますと淡々と語ることが、邪険に扱わないことだろうか。
笑顔で、優しい顔で、「止めてくれ」という相手に対して「何時でも力になるよ」とコメントすることは、本当に優しいだろうか。
前向きな提案に聞こえる「はてな村カテゴリーを作ろう」という提案は、「ファンが居て交流したいから、オマエのプラットフォームを利用させろ。バナー広告でいくら貰ってるか知らないが、定期的にトップに見えるところに自分の会社のエントリーを載せるぞ。リクルートするぞ。カネは出さないが、要望は当然言うぞ」というずいぶん自分勝手な言い方を、翻訳して前向きに見えるようにオブラートで包んだだけじゃないだろうか。
しかもそれが、線引きの難しい個人のブログを経由してと言う形でだ。
用法用量を守らないような薬の飲み方をしているように吹聴することは、自虐に聞こえるが交通違反自慢と同じだ。危険なのだ。
「いや、僕の自業自得なんですよ。大阪に行ったからペヤングしか食べられなくて厳しいけど」ということが、「オマエのせいでカネが無くなった」と変換して相手に伝わらないと、本当に思って書いていただろうか。
貴殿は馬鹿だからこれ以上話しても無駄ですねという言葉は誹謗中傷に聞こえ、僕の配慮が足りなかったから伝わらなかったという言葉は紳士に聞こえるとするなら、それは間違っている。
netcraftさんのしたことには、面白い事もあった。会社の経営は大変だろうし少なくとも現在運営されているのであれば十分に能力がある方なんだろう。
でも、やってはいけないことも多くあった。
少なくとも、忘年会でオフレコの話をみんなにしたという記事については「誰も邪険に扱わないし、誹謗中傷はしていない」とは断じて言わせない。
まともな顧問弁護士であれば即座にストップをかけるレベルの内容を記事を何本も書いていただろう。
はてなブログには、今日食べた美味しい食事の写真をアップしているだけの日記もたくさんある。
彼らは一切他人に迷惑をかけていないし、誰かに責任を負わせるような物言いもしないし、褒め殺しもしなければ危険な薬のみ方も示さない。
そんなひとはいくらでもはてなブログに居る。ただ、ブックマークを集めないだけだ。
netcraftさんは、面白い記事も沢山書いていた。他人から責められるような酷い記事も書いていた。
肯定も、否定もするのが、「はてな」という場所の正しいあり方のように思う。
もちろん心身の回復を祈っているが、今後は、他人を傷付けるか判断が付かない記事は、顧問弁護士や身近な人間に相談してからアップすべきだと思う。
繰り返しになるが、良い記事もたくさんあった。酷い記事もあった。はてなのプラットフォームにただ乗りするような広告もあった。
(小さく矮小かもしれないが)はてなの築き上げたブランドやPVを横から奪って広告することが、正しい事だとは思わない。
それらがすべてnetcraftさんであり、過度に美化したり、過度に貶めたりすることは、良くないと思う。
自分の商品を売ったり、自分の会社を売り込むのに、はてなブックマークのホットエントリーを使っているとはてな運営が判断すれば、
それはスパムだと扱われても、仕方がないのではないか。
個人的には、能力のある人が「はてな村」には在村していると思うので、はてなクローンを作ってゆるく交流すれば良いと思う。
netcraftさんを美化する「http://anond.hatelabo.jp/20141215184650」は個人の感想だが、それは誰かを傷付けていると、自分は思う。
無自覚であることや善意であることは、相手を傷付けて良い免罪符にはならないと自分は思うし、はてなブックマークを利用している人達もそう思っていてくれることを願う。
妙に大人ぶってるというか達観しててダルそうな主人公はあまり見ない。
これは現在進行形でも言えるけど、もしかしてキョンみたいな主人公はウケが悪いのかな。
元々巻き込まれ系ではあったけど、どこか冷めた感じがクールでカッコ良かった。
似たような主人公に俺ガイルの比企谷八幡がいたが、アレはどうもぼっちである事を楽しんでる節があって
ダウナー系とも違う気がする。
めんどくせえが口癖の某エロゲ主人公よろしく何だかんだ言って巻き込まれてはちゃんと仕事をしていく、
みたいな姿は時々面白い奴だと勘違いさせてくれる、そういう奴。
何かそういう系の主人公はハーレムが生まれやすいけど、だからと言って特定の誰かと必ずくっ付く事はない。
そういう系は最後なし崩し的にヒロインと結ばれるものの、基本的には日常生活に不便さを覚えない特異体質な主人公だったりする。
こういうキャラクター性はどうも進展しな無さからか、敬遠されやすいのかなと思う。
もっと何かに積極的で何かエロい事に忠実で母性本能をくすぐられる他の系統タイプとは異なって
最初から最後まで他人の話は聞かず自分の判断で解決する独善的な思考が好まれている。
そのためか盤上で一人不動な王様のような印象を持ちがちだ。
http://anond.hatelabo.jp/20141208214051
なぜ日本にはレディファーストが根付かないかについてゼミで討論した事がある。
例によって女子学生たちは日本男性批判と想像上の外国人紳士崇拝の言辞を並べていたが、30分ほどで女性教授が
静かに、だが力強い声で言い放った。
「レディーが絶滅しつつある日本ではレディーファーストを普及させようがありません」
教授は海外で教鞭を執っていた時期が長いが、茶道華道ともに師範の免許を持つ人。
その教授曰く、「優遇をあさましく求めるのは日本女性特有の醜態。
言い方の問題かと。
張ってあるURLの記事とそのコメントを見ると、まるで「男性全般が悪い、男は死滅しろ」とヒステリックに叫んでいるようにも見える。
勿論そんな事はみんな言葉にして言ってないけど、そういう「実は議題を盾にして男性叩きしたいだけ」みたいなのを勘ぐってしまうなぁ。
こういう問題は「勿論そういう男性ばかりではない!」という事をちゃんとしっかり丁寧に宣言した上で慎重に議論するべきだと、井戸端会議のネタのように簡単に口にすべき話題じゃない。
さも男の全てを熟知していますよ、って態度の女性のコメントも更に神経を逆撫でする、こいつの妄想的外れすぎて煽りにしかなってね~みたいな。
慎重の上に更に慎重を重ねてお互い紳士淑女の態度じゃないと危ない話題は議論にすらならないよ。
男女間の齟齬っていうか、男性から女性の性的暴行はこうやって話題になるんだけど、女性から男性の場合は話題にもならない。
例えば俺みたいに、子供の頃に痴女にイタズラされた、仕事場の女上司に尻触られる、ホモに犯されそうになった、と言っても話題にもなりゃしない。
同じ理屈で女性が「職場の環境辛い」といえばやれ〝女性の職場環境づくり〟とか〝男性主導の社会〟とか散々言われる。
ある種の人々は言いようのない劣等感を感じている。というか、青春期、人々の多くは言いようのない劣等感を感じているように思う。それは書物で見る限り昔からのようだ。
「その劣等感はどこから来たのか?」とか「どんな理由で感じるのか?」という問いにはあまり意味はない。おそらくそれは青年が何者でもなくて何が出来るかもわからない不安感から生じているのだとは思うけれど、そんなことが分かったところで劣等感はなくならないからだ。正解でも不正解でも、あんまり意味がない。
十代でなんとかしないと、という焦りはこないだの青木君の小四なりすましの話に似ている。僕もそうだった。僕らの世代だと登大遊氏なんかが結構輝いてて、ああいう感じにならなきゃ、と思っていた節はある。十代の時になにか成し遂げないといけない、そのためには誰かに認めてもらわなければならないという焦りは、どれくらいの「大人」に理解してもらえることなのだろうか?
http://anond.hatelabo.jp/20141202220427
上の増田は嘆いているけれどその苦しさってそこまでユニークじゃない。「大人」の多くはその苦しみを経過して(乗り越えてとは言わない)大人になっているよ。
大人だってむかしは若者だったし若者だった以上にチンピラだった。Webの情報支援がなかった昔の若者はいまの若者以上に何も出来なくてずっとずっとボンクラだった。大人の多くは自己努力で青春だの成長だのしてきたつもりでいるから、上から目線で説教したりするかもしれかもしれないけれど、それって高度成長期があったせいであって別段昔の若者が優れてたわけじゃない。
断言する、昔の若者はボンクラだった。公平のために弁護すると、それは昔の若者の能力が低かったというよりも、さまざまな課題解決のためのフレームやマニュアルが共有化されていなかったせいだ。だからその時代、口コミや師弟関係や親族関係が重要だったしコミュ障は今よりずっとスポイルされてた。また、だからこそ「無鉄砲な行動力」が重要視されていた。体当たりでノウハウを積み重ねるというのが今よりずっと意味があったからだ。(なぜならそうして取得したノウハウは簡単には共有されないので差別化の原資になったからだ)。
今の若者はWebによる情報支援があり、さまざまな課題に関して極上のマニュアルを入手することが出来る。遭遇しうるありとあらゆる問題に対して、それを解決した先人がいて、おおよそどうすればいいのかわからないということがない。進学、就職、研究、技術的な学習、恋愛、人間関係、法律問題。様々なマニュアルや手記がWebにはある。少なくとも手がかりは存在する。
そのメリットがある半面、隣を走ってる同年代の姿もよく見えるようになって、それが劣等感レンズとして視界をゆがめている部分があるにせよ、それでもこの情報支援は大きい。今の若者は昔の若者の無意味に強気なボンクラさに比べて、様々なことを実にスマートにこなす。紳士だし慌てないし礼儀正しいし、誤解を恐れずに言えば「有能」だ。
それはおそらく、いわれのない劣等感にさいなまれている増田でさえ有能なんだ。
オタクがサブカルを敵視したのか、サブカルがオタクを差別したのか、はてなブックマークのコメント欄も白熱しており、ヤンキーも巻き込んで混然としています。
http://hatenanews.com/articles/201412/23089
だから、この記事に見られるようなオタクとサブカル、あるいはそれに加えてヤンキー同士の抗争というのも実は本質的ではない。本質は劣等感だ。
いわれのない劣等感がまず先だって存在し、その劣等感は消去できない。麻痺させるしかない。劣等感を麻痺させるいわば痛み止めとして、この種の抗争が存在する。ほとんどすべての人間は、無名の置換可能な消費単位でしかない。若者であればそれはなおさらだ。そんなことは当たり前なのだから、そこで劣等感を感じるべきではない。しかし青春期の自意識にとってはそうではないので、劣等感を感じるし、その劣等感を痛み止めするために、近しい場所にいる別の消費者を罵倒してるだけだ。
歳をとるとその過程で様々なケーススタディを経験するし、見聞する。若いころ、世界には才能ある人(100点)とクズ(0点)しかいないように思う。
もちろん年を取ったこの世界にも100点の人と0点の人はいる。でもそれ以外の点数の人々もいるってわかってくる。わかってくるっていうのは、例えば42点の人がいるということじゃない。そんなことは(理論的には)若者の時だってわかっていた。
わかるのは「42点の人と41点の人の間にある差」だ。そのわずか1点の差が、彼我の間の明暗を分けるというような例をたくさん目にすることになる。「1点の差の大きさ」が実感としてわかるようになる。そもそもある年代を100点で分割すれば、任意の社会人が自分の職場で見ることのできる人間の幅なんて5点差くらいしかないんだ。「俺の今いる会社にいるのは38点~43点」とかそんな感じ。しかしたかがその5点の間の距離が、越えがたく遠いということもわかる。新入社員39点が40点に成長するのはすごく大変だ。
そしてこの点数はジャンルや技能ごとに分かれていてその種類も百種類じゃ利かないってこともわかってくる。つまりどういうことかというと、人間ってのは恐ろしく膨大なパラメータで構成されていて、若いころ思ってたよりもその距離感は遠く、埋めがたく、複雑だってことだ。マクロに見てみれば確かに消費単位としての人間なんて似たようなものだけど、ミクロに見てみればAさんにできてBさんにはできない、って問題にあふれすぎている。卑近なことでいってみれば「議事録を手際よくまとめてコピーして事前に配布しておく」程度のことでさえ、人間と人間の間には差があって埋めがたい――それが中年になるとわかる。
その種の格差ってのはもちろん絶望でもあるんだけど、一方で解脱というか、いいことでもある。
少なくとも「世界は才能ある人(100点)とクズ(0点)でできている」みたいに乱暴で便利で安易な絶望には向かわないですむようになる。
世界を二種類で塗り分けるってのはずいぶん簡単で、その若い絶望は手抜きだったんだな、ってわかるようになるんだ。
若者はまだケーススタディが足りてないから「俺は0点だ!世界はクソだ!」とか叫ぶけれど、ちゃんと観察を続ければ(たとえば)自分は28点だってのがわかってくる。もちろん自分が28点しかないってのは、そりゃたしかにがっかりするけれど、27点の人との間にある圧倒的なアドバンテージも同時にわかってくる。それが解れば、28点全部を放り出して「俺は0点だ!」なんて思いもしなくなる。
それに遠いとはいえ29点の方向もわかるようになる。29点になる為の1点を100分割して28・01点のためになら多少歩くことだってできる。これはなにも努力至上主義みたいな話ではなくて、どちらかというと、真っ暗で見たことも聞いたこともない砂漠に放り出された時、地図を持ってるのと持ってないのとでは大違いだ、という話に近い。努力をしなきゃならん、すべきだ、という話ではなくて、自分に何が出来て何ができないか(=自分の点数もわからない)で生きていくのは、生死にかかわるほど不便だってのももちろんだけど、ただわからないというそれだけで死ぬほど不安で不幸なことだって話だ。
そんなわけで、ここでいう若さ特有の劣等感は嵐みたいなもので中年になれば消える。すくなくともどっかの職場で働いて自分の姿が見えてくれば薄れていく。1点の差を乗り越えるためにグダグダ数年を過ごせば、懐かしくなる程度には過去になる。そこだけは、おっさんとして、安心してもいいんだよ、と言いたい。
http://anond.hatelabo.jp/20141125103742
やりちん紳士です。
バラ一輪は
スーツの胸元につけてあげるというのが
英国流です。
自宅に呼ばれた時でしょう。
それも付き合いの長い男女に限ります。
ディナーを食べたあと、事前にバラの花束を予約しておき、
帰り際にその店に寄って渡します。
もちろんそこで帰すならタクシーつかまえてあげないとダメですよ?
次のパターン
デート前にバラの花束を購入し、会った時、渡した時の彼女の反応が欲しい場合。
そしてレストランへ行ったら、その花束をテーブルにでも飾ってもらいましょう。
良いレストランであれば臨機応変に対応してくれる場合もあります。
その後ホテルへ向かうなら、
それ、「おもてでよか!われぇ!」で日本にある文化です。んなの言われたらすんませんって逃げるか受けて立つかのどちらかだという点なので告白と同じなのは同意します
ただこれを外国の交際に置き換えて考えてみると、雰囲気で付き合ってることになるのって、なんか気づいたら殴りあいしなきゃいけないような状態になってるってことで、やっぱりムリなものはムリだと思います。顔貸せや!って言われたらすいませんって逃げられるけども。
さらにいうと恋愛に関しては無駄にレディーファーストな文化があるので下心あるのかないのかいまいちわからんし、無駄に紳士(そうしないとDVっていわれるからかね)なので強引さみたいのもないしこっちからモーションかけるにしてもタイミングがわからない。ほんとはめんどくせぇなーと思ってるのかもわからんしなぁ。というか考えてみれば日本人相手の恋愛もめんどくさいんだった。どうすればいいんだこれ。
ループする世界に意味をこじつけなくたって、ポストモダンが動物化しなくたって、何かで性欲を正当化する必要なんかなく、いつだって僕たちにはオナニーする権利はある。
F4Uの新作『好奇心は猫をもアレする』は、ひとたび開けば一気に理性なんて吹っ飛ばし、声に出して読みたい日本語と限りない法悦が襲い掛かる、そんなステキな作品である。
この一冊を開いて、一番初めのコマに書いてあるのは「ヘルス部だぁ!?」の一言である。変な部活ものがこの世の春を謳歌する現代において、逆に禁じ手なのではないか。
僕はこれから自分を打ちのめすであろうF4Uワールドへの期待に、床上手な処女のように打ち震えた。
手際よくぴゅっぴゅする導入を経て、「偏差値15学園」連作は開始される。ヒロインはレイプが横行する偏差値15学園において先述のヘルス部を立ち上げ、貯めたお金で塾に行くことを夢見る黒ギャルである。奇想である。どこへ行くんだこの話。その先は是非あなたの目で確かめてほしい。その果てで、あなたはきっと「偏差値」という単語の持つポテンシャルを知ることとなるだろう。
さてさて話はかわるが、読者諸賢もご存知の通りエロ漫画において女の子が行為に及ぶエクスキューズは数多く存在する。そして、どの「なぜ」を選ぶかには、作家性が色濃く現れる。
らぶらぶえっちがあり、無理やりからの快楽堕ちがあり、悪堕ちがあり。中には、極端に人口上の男女比が崩れ女は牝奴隷と化している、機械が人類の観察のために性行為を模するなど、世界の法則を歪めるレベルのエクスキューズでSFというジャンルに一歩も二歩も足を踏み入れた作品も少なくない。
『好奇心は猫をもアレする』では、凌辱系にしろらぶらぶ系にしろ、とにかく女がペニス(作中の言葉をひくなら“そう、それは――ちんぽと呼ぶには、あまりにもペニス”)を求めて堕ちてゆく。
エロ漫画ってそういうものでしょう、と紳士たるあなたは思うかもしれない。
しかしそこはF4Uの真骨頂、堂々たる男根で牝を盛らせ、攻撃的なまでに擬音を響かせながら堕としていく様は迫力すら感じられる。中出しした後に膣から溢れ出る精液からは生命が匂い立つ。
言葉で、絵柄で、セックスに至る過程を暴力的なまでに納得させられている。その独特な言語感覚に支えられた強烈なドライブ感に、F4Uの作家性があらわれている。
思うにF4Uの凄味は、可愛い女の子描写(頭身高め、ヤンキー、優等生、地味子、巨乳貧乳何でもアリ)、ダイナミックな構図作り(魅せるための体位作り!)だけではないのだろう。
それらに加えて、底抜けに力強いちんちん賛歌があるのではないか。どいつもこいつも血管の浮き出た逸物をビキビキイキり立たせ、牝を思うがままに喘がせている。
F4Uの描くちんちんは、物言わずともその在り様で雄弁に語る。早く挿入れたいと切なげに、女を牝に引きずり堕としたいと猛々しく。
「カラオーケストラ」では優等生らしいJKに自ら笑顔でチンポを求めることを強要して内側から精神を破壊し、「忘れ××もの」では処女からセックス中毒に堕とした元カノに真の絶頂を思い出させている。
F4Uの作るエピソードには、どれにもチンポへの畏敬の念が通底している。本作のカバー下でも、チンポ作画に関するこだわりを見せている。そのチンポへの飽くなき追求、はもはやちんちん賛歌の域にある。
これは私見なのだが、エロ漫画は可愛い女の子とちんちん賛歌の両輪で駆動する地獄車である。エロスとナルシシズムの幸福なマリアージュと言い換えてもいいだろう。
性的欲望を向けるに足りる対象と、欲望やその持ち主自身を肯定する象徴としての力強いペニス。特に後者は、露出された欲望を雄々しいもの・女性から欲望されるものそのものとして描いていることで、読者から理性を引き剥がすための後押しとなりうる。僕たちはヒロインたちに欲望を肯定され、ガチガチの男根の背中に自分を重ね、ひととき獣に戻る。男根によって世界に没入し世界と繋がり、猫をもアレしているのは、きっと僕たちだ。
理屈をこねまわすのは終わりだ。サタデーナイトはオナニーフィーバーとキャノン先生も言っている。
さあ諸君。知恵の実なんて吐き捨てよう。猫に戻ろう。めくるめく夜を始めよう。
気づいてたわ
あなたって ドアを叩いて焦らすのね
「はやく出ろよ」なんて思っといて
我慢しないの?
※待ちきれないのよ うんこをしたいんでしょう?
早く Knock My Door とめたりしないよ
揺さぶられるのは オナカだけなんて嫌
我慢して※
Ah どこにいるの 便意感じてるの
ひとり 催すのなら 叩かないで
won't be alone tonight
どんな顔するの?
待ってるだけじゃもう 便意も伝わらないでしょ
だから Knock My Door 拳かざして
膨らみ弾けた 便を器に集めて
流していたいの
Ah 排便しましょう 便意伝え合って
今宵までの切なさを 燃やすように
won't be alone tonight
(※くり返し)
Ah どこにいるの 便意感じてるの
25年間彼女いない歴=年齢だった私だが、半年前に偶然に(本当にただのラッキーで)恋人ができて、この半年間失った時を取り戻すように恋愛について本気で考えてきた。
恋愛コンテンツを漁るように読み、ストリートではいちゃつくカップルの様子を観察し、数少ない知り合いの恋バナを聞きまくり、そして実際に彼女といちゃいちゃした結果恋愛についての認識が大きく変わった。
なんていうか社会に対しての憤りを感じている。私は自分のことを「恋愛の才能に著しく欠如したミソジニスト」だと思っていたけれど、実際はそうではなく、恋愛と女性への苦手意識は社会的に刷り込まれたものだった。
社会には恋愛についてあまりにも誤った情報が氾濫している。いやより精確にはそのほとんどは正しい情報なのだが、恋愛についての情報を読み解く為の特殊なコードが存在していることを恋愛弱者は知らないために、その正しい情報が全て誤った情報として我々の恋愛についての誤解と異性への不信感を加速させる。
「正しい情報」の具体例を挙げてみよう。
・女性はイケメンでなくても好きになれる。最低限の清潔感があればおk
私の場合は主にこの6つの恋愛についての「正しい情報」を元に非モテを完全にこじらせていた。モテなかったとき(恋愛のコードを知らない状態)の誤った理解はこうだ。
・女性は頭の良い男性が好きというがそれなりに頭が良いはずで学歴も申し分ない自分がそのことでモテるということは全くない。むしろモテない要素なのではないか。
・女性は優しい男性が好きだという。優しくというのはセクハラ的なアプローチをしない紳士的な態度のことをいうのだろう。女性に対して失礼なことを言ってはいけない。女性の機嫌を損ねてはいけない。
・俺はイケメンではないイケメンではないイケメンではない。あの人とは釣り合わない。あの人とも釣り合わない。あの人とはひょっとしたら釣り合うかも…?
・レイプはいけない。これはよく分かる。しかし女性が身体を求めて欲しいとは一体どういうことだ。身体を求めるというのはどうやってもレイプ的になってしまうのではないか。これは欺瞞だ。レイプ的野獣性に満ちた野蛮な連中が楽しむのが恋愛であり、自分にはそんなことは出来ない。
このような理解をしてしまうと女性にまったくモテず、それに伴いミソジニー的傾向も高まってゆくことになる。
上記の正しい情報を恋愛のコードを踏まえてより正しく書き換えてみよう。
・女性は自分の行動から感情を察してくれる能力の高い男性、つまり頭の良い男性が好き
・女性は察した情報を元に自分に対して適切な配慮を具体的な行動として示してくれる男性が好き、つまり優しい男性が好き
・最低限「生理的に無理」の範疇から外れれば(清潔感があれば)見た目以外の要素(上記の頭が良い、優しい等々)でも男性を判断できる女性は多い。また、長く付き合っていくにあたって見た目以外の要素がより重要であることを経験的に理解している女性も多い。一般に男性よりも女性の方が異性の魅力を多角的に判断している。
・女性は自分が認めた相手にガツガツされることなく適切に身体を求められることによって女性としての価値を確認したい
多くの女性と一部の男性は恋愛のコードを知っているため、最初の簡略な表現で十分なのだろうけれど、これくらいちゃんと教えてくれないと非モテには分からない。
恋愛のコードを理解するとはどういうことか。これは簡単なことで、男性的なコミュニケーションと女性的なコミュニケーションの違いを理解すれば良い。
男性と女性の違いについて先人が積み上げてきた知見は相当に進んでいて、インターネット上にあるコンテンツを漁るだけでも十分な理解を得ることができるし、ジョン・グレイの『ベストパートナーになるために』のような定評のある書籍を読んでも良い。
お金がないから若者は結婚できないというけれど、少なくとも私は収入の条件によって照らし合わせて妥協点を探る見合い婚などしたくないし、普通に女性と恋愛していちゃいちゃして結婚して結婚してからもいちゃいちゃしたい。
しかしそのためのロールモデルを両親に求めることはできない。私の父は恋愛についての理解度が低い家父長的な価値観を持つ人間だし(父とは色々な話をしてきたが恋愛について話したことはないしこれからもないだろう)、私の友人の父親の多くもそうだ(高校時代に一人だけ凄くモテる友人がいて、その友人は「父親と母親がいい歳していちゃいちゃし過ぎていて困る」と話していた)。
恋愛は一般に理解されているような「誰かを好きになって自然に発生するもの」では決してない。後天的に学習する必要がある。両親が教えてくれなかったのなら自力で学び取るしかない。
そして実は自分が現実に恋愛することを完全に諦めているような極まった非モテには恋愛強者になるための素質がある。
女性とセックスしたいけれどセックスできなくてもまったく問題ないというのは恋愛にとって重要な能力だ。ガツガツしている非モテは絶対にモテない。
ストリートでいちゃいちゃしている若いカップルを観察すると、男性側がいやらしい表情をしているということはほとんどなくて普通に豊かな表情をしている。この意味で草食系男子がモテるというのも真実なのだ。
男性が一方的に性的主体性を持つという社会的理解も改まりつつある。SNSの普及によって男性と同じように女性が性欲を持ち、様々な嗜好をもって男性を選別していることは容易に知ることができるようになった。
私たちが理想とする男女が対等な立場でいちゃいちゃする恋愛を実現するための土台は整っている。あとはほんの少し、ほんの少しだけコツを知ればいい。本当にそれだけなんだ。
約10年前、中学受験をし、県外の中学に通うことになった。そこで立ちはだかったのが電車通学だ。
もみくちゃにされて押し込まれ、目的の駅に着いて「降ります!」と叫んで通してもらおうとしても降りられないことがしばしば。
ドア付近に立ち、荷物が邪魔にならないように床に置くと、自分の身体だけ流され鞄と別れをつげることになる。
無事に座ることができ、小さく丸まって眠りについた。
浅い眠りと目覚めを繰り返し、目的の駅の付近でしっかりと起きた。
早目に降りる準備をしよう、と顔を上げると、目の前に白髪の紳士風の方が立っていらっしゃった。
その方は降りようとする私に向けて「ちょっと待っていなさい」と手をかざす。
わけもわからず座ったままでいると、紳士なおじさんは、「降りる人がいます」と周りに伝え、人が通れるようなスペースを作ってくださった。
そうして私に「どうぞ」とおっしゃった。
何度も何度も「ありがとうございます」を繰り返し、開けてくださった道を通って無事に下車した。
猛暑日に体調を崩した時は、おばさんがそっとウェットティッシュと飴をくださった。
ずっと眠っていたら、「きみ、いつ降りるの? 大丈夫?」とそっと声をかけて下さったおじさんがいた。
当時は中学生で若者の中でもさらに若者で、むしろこちらが気を遣うべき側だった。
しばらくすると体力がついてきたため、きちんと降りられるようになったし、座らなくても大丈夫になった。
お年寄りに席を譲ると「ありがとうございます」と言ってくださった。
今でも電車を使っているが、トラブルは絶えない。むしろ当時が不思議なほど恵まれていた。
中高生が騒いだり、目の前に立ってたのに割り込まれて座られたり、ぶつかったぶつかってないで口論になったりする大人を見かける。
ならばお年寄りは皆いい人か、というと、必ずしもそうとは言えない。
私は、あのおじさんおばさん達のように年をとって、思いやる気持ちを忘れたくないな、と思っている。
追記(2014/10/26)
紳士諸兄よ、元気だろうか。
季節の変わり目だが、体調を崩したりしていないだろうか。
昨年、以下の増田を書いた者だ。久しぶりだ。
http://anond.hatelabo.jp/20130916225651
あれからめでたく結婚し、仕事も激務だが、相変わらずビデボ通いを続けている。
今回、こうして再びの増田を書いてみようと思ったのは、ここ1年、かなりの頻度でビデボ通いを行った結果、「自慰コスト」がパねぇ状態に陥ったため、自省を込めて、状況を書き記してみたいと思ったからだ。
ここ1年、手持ちの手帳に、ビデボに通った日には印をつけてきた(私はこれをGコードと読んでいる)
振り返って見ると、最低週に1日、多い時は週3日通っていることがわかった。
今回、恥を偲んで、コストを算出してみようと思う。
単純計算するために、以下の設定を行う。
・月の利用回数:月4~10回 平均して6回
・計測期間:12ヶ月
・1回あたりのコスト \1,050円~\2,050 最大値\2,050(オナホ代\1,000を含む)
・1回あたりの視聴本数 6本
※消費税改訂に伴い、使用料\1,000に対して50円の値上げ。
上記に基づいた、年間を通じての計算結果は以下のようになる。
・利用回数=72回
・トータルコスト=\147,600
・年間視聴本数=432本
いかがであろうか。
30代男性サラリーマンの自慰コストとしては高すぎる、大きすぎるのではないか。
正直自分が怖い。
ここまでとは。
その問いに対しては、そこに個室があるから、とクールに答えたいのだが、それはアホな思考停止に過ぎない。
自問してみると、自宅での自慰行為が制限されているから、としか答えられない。充分アホな回答だが。
私はおそらく、中毒症状を呈しているのだろう。
スッキリ日々の生活に臨むには、良きタイミングでヌいておかなければならない、という脅迫観念があるのは否定出来ない。
それを果たすために、私はビデボに通うのだった。
この頻度で自宅でヌけていたか、と考えると、恐らく無理だったろう。
週に1度であればきっと許される、2000円程度の出費であれば小遣いで乗りきれる。
それは私が欲望をコントロールし、自らの自慰衝動を征服するために必要なコストだ。仕方がない。ついでにオナホもつけちゃえ~♪上原亜衣ちゃんハァハァ。
……そんな甘い考え、自己正当化が私をここまで追い込んでしまったのだ。
今回算出された私のコストは一般的ではないとはいえ、世の男性、世のご夫婦はいかなるものだろう。
少なくとも私は、そこに金を落とし続けてしまった。
あなたの彼氏、旦那が年間72本ものオナホを利用していると知ったら、どう思うだろう。
432本ものDVDを視聴し、「チッ!これ前に見たDVDじゃねーかよ!この乳見覚えあるよ!」と言いながら下半身丸出しで取り出しボタンを押している姿を目の当たりにしたら、どう思うだろう。
行為後、ウェットティッシュで局部をやさしく拭いている悲しい姿をどう思うだろう。
※ちなみに、前に見たDVDを借りてしまうのは、嗜好に基づきパッケで選んでいる以上、よく起こる事態と言える。ビデボあるある。
おそらく幻滅するに違いない。
そのお金を旅行や、素敵な家具や、自分みがきに充てればよかったものを。
その時間を、パートナーとの大事な時間に充てればよかったものを。
今際、私はそう後悔しながら死んで行きたくはない。
ぜひ紳士諸兄にも、自らの自慰に関わるコストを算出し、よく考えてもらいたい。
そこに愛はあるだろうか。
暗い個室に浮かぶ愛はある。だがそれは自己愛にすぎない。すべてはバランスなのだ。調和なのだ。
ビデオボックス通いを経て、私はそう思うようになった(賢者タイム)。
私は、ビデボ通いもほどほどに、と自らを戒めようと思う。
コントロールが難しい我々の欲望の調整機能。ビデオボックスはそれを担っている、というのが私の持論だ。
だが、それに溺れてはならない。
我々は、自らの手で、自慰への欲望とコストを統制し、再び制さなければならない。
紳士たちよ。同士よ。
「ほどほどにな」と。
そして、愛する人が待っている場所へ帰ろう。僕にはまだ帰る場所があるんだ。
中毒になる前に。
以上、賢者タイムに記す。ふぅ。
かなり長くなる、長文失礼
日曜の夕方、自宅近くのタバコ屋で女性店長と他愛ない話をしていた。
暇な時はだいたいタバコ屋にいるのだ。
お茶とか出してくれるんだよね。
まぁ昨今タバコ屋も暇なんだろう。
大変そうな仕事だな、と思った。
可愛らしい、女子高生だろうか。
化粧もまだ知らないんだろうけど、スッピンでも十分美しいんだ。
そう、私はこの女の子を知っている。
ほぼ同時に「「あっ!!」」と叫んだ(携帯小説的な演出すまぬ)
JK「警備員さんじゃないですか!」
少し昔の私の話をしよう。これもまた長くて申し訳ない。
20代前半の頃
ひたすらモンスターを狩猟するのが主なライフワークだった。完全に社会のゴミである。
そんな私に、仕事の依頼があった。
で、JKが言っていた「警備員さん」という仕事をしていたのだ。
とは言えインドアで貧弱な私が「警備員」などという物々しい仕事をしていたわけではない。
要するに田舎すぎてバスもないような地域で、しかも高齢者が多いと
不便過ぎるこの地域をなんとかしたいって事で「便利屋」みたいな器用な人を
別にどこをという事ではなく、ワンボックスで町を走って何かトラブルないかとか
車出して欲しいって言われたら出したり、あとはPCのトラブルなんかも多かったな。
そんな感じで不便な所を無くすっていう仕事だ。よくわからないだろう。俺も今思い返してもよくわからないんだ。
で、事務所なんてオシャレなものはなくて基本的にやる事がない場合は交番にいたんだ。
田舎の交番なんで、駐在さんが一人いるだけで、駐在さんが外出してる時に
なんかあった時に誰か対応してくれる人がいると助かるって事で
それが今回の件の女の子
曰く、「学校に行けば同い年の人はいっぱいいるけど、地元に若い人がいなくて寂しい」という事だった。
町の警備員さんとしてそこそこ顔も広くて、場所が交番という事で
別に私としてもいかに若い女性がいない地域だからって女子中学生をどうこうしようなんて思わない。
その仕事は結局、採算が取れないという事で(まぁ基本的に全部無料でやって私に安いけど給料払っているのだから当然だ)
一年もたたずに無くなってしまったが、その時は町内の皆さんに随分と惜しまれたものだった。
正直悪くない経験だった。
その後、上京してベンチャーでWEB周りの仕事を色々とこなしているうちに
気づけばインターネット系の一部上場企業でWEBを主体としたコンサルタントをやっている。
まぁ当時のニートあがりの貧弱ボーイが
数年ぶりの再会という事である。
今は寮みたいな所に住んでいるらしい。
正直、典型的な「田舎の女の子」がこんなに垢抜けるとは、女ってのはわからんもんだ。
JK「お仕事中ですか?」
突然お客さんから呼び出される事もあるというのと
私「いや、普段着がこんなもんだよ。服のセンスないからね(笑)今日はお休み」
ここまでで、数年ぶりの再会で色々と話していたわけで
JK「あ、ここの配達したらそのまま直帰なんです」
やはり都会というのはすごい。
話は延々と弾む
私「長々と話に付き合ってくれてありがとう」
連絡先とか聞いてもよいものか、アラサーのおっさんが女子高生に連絡先を聞くというのは、客観的に見てどうなんだ。
と、思考していたら、ふと気づいた
足に包帯を巻いている
私「その足はどうしたの?」
JK「練習中にやっちゃって・・・部活出れないからバイトしているんです」
おいおい・・・。怪我しているなら療養してないとダメじゃないかと思いつつ、そこはあくまで紳士的に
私「じゃぁその寮とやらまで送るよ、都会とは言えこんな時間に女の子一人じゃあれだし荷物持つよ」
JK「いえ、そんな悪いです!」
本当に悪いと思っているのか、嫌なのか・・・。悩む
店「送ってって貰いなよ。やっぱり女の子一人は不安だし、この人ちょっと変だけど不埒な事はしないから、ねっ?」
Jk「警備員さんは不埒な事なんてしません!ただ本当に申し訳なくて・・・」
私「申し訳ないと思うなら是非送らせて欲しいな。ここで君をそのまま放り出す方が私には負担になってしまうよ」
いや、下心がないかと問われれば、ないとは言い切れない。
礼儀正しい娘である。まぁ言っても彼女の両親の事も、なんなら両親のなれそめまで知っているわけで
幸い嫌悪感は本当にないようだった。
JK「こっちですよ?」
私「あぁ、いやタクシー探しているんだ」
JK「私タクシー代なんて払えませんよ!」
JK「ダメです!警備員さんにタクシー代払ってもらうわけにはいかないです!」
ううむ、まぁ言わんとしている事はわかるのだが、タクシー代なんて気になる額じゃないのだが・・・。
私「じゃぁ寮までお姫様抱っこする?」
JK「無理無理無理!なんですかそれ!」
私「いや冗談だけど、じゃあ荷物持つのと、私の肩を杖代わりにするぐらいで妥協して貰えないか?」
JK「そ、それなら・・・わかりました。」
という事で歩き始める
寮とやらは歩いて20分ぐらいだと言う
帰り道も色々な事を話した。
私は相槌を打ちながら、雑談を噛み締めていた。
ずっとこうしていたいな、と心底思ってしまうゲスな自分がいた。
金銭的に厳しいようだ。
そりゃ親元離れた学生なんて生活に余裕がないだろうなぁと思いつつ
なんとか自分が力になってあげれないかと提案を考える。
提案は仕事のうちだ。得意分野だ。
しかし、どんな提案しても援助交際みたいなトークになってしまうのは
どうしようもない。
そこは諦めよう・・・。
ついに寮に到着した。
意外な事に、そこそこ立派な一軒家だった。
この一軒家に部活仲間と暮らしているそうだ。ルームシェアみたいな事なのか、一応学校公認という話だが、どんな学校なんだ?
JK「よかったら上がってください」
私「え、いや、普通に考えて学校公認となると男子禁制だったりしないのかい?」
JK「基本はそうです。でも警備員さんならいいんです」
入ってみると、きちんと手入れがされている、普通の一軒家だ。
そんなに悪くないのかと思案した。
JK「ここが私の生活スペースです」
絶句した。
『ここが』と言われた、そこは
そこにベッドと狭い机がかなり無理な感じで並んでいるだけだ。
GTOかな?
バカな事を考える。
私の思っている事がモロに顔に出ていたらしく
JK「確かにちょっとあれですけど・・・こんなに高そうな物件で家賃2万なんです。住めば都ってもんですよ」
確かにこのあたりで一人暮らしをしようと思ったら
どんなに安いアパートでも6万はかかって、さらに光熱費がかかるから
2万を私に払って2DKとかに一緒に暮らさないか?と提案したくなる。
それはいくらなんでもNGな事ぐらいわかっているから思っただけ。
色々と思案していると男の声がした
「なんだこの怪しいおっさんは?おいJK、部外者は立ち入り禁止だろ」
JK「この人は私の恩人なの!あんたこそここは男子禁制なんだからね!」
DK「つってもMTGとかここでやるのに男子禁制も糞もないだろう」
運用上そうもいかないというのが実情といったところか
私「はじめまして、DKさん。私は○○○という会社でコンサルタントをやっている警備員と申します。名前だけでも覚えていただければ幸いです」
DKは明らかに動揺している。それはそうだ。ビジネスライクな物言いされたのなんて初めてだろう。
別に怪しいおっさんと言われた事に腹を立ててわざとやっているわけではない。恐らく。
彼はどうやら聞いた事のある会社名と、コンサルタントというよくわからないけど、普通のサラリーマン以上の何かである事は察したようだ
罰が悪そうに言う。
こいつ殴っていい?
って言うわけにはいかないので、JKにアイコンタクトしてみる。
JKは申し訳なさそうな顔をしながら胸の前で小さく指でバッテンをしている。
どうやら奇跡的にアイコンタクトが通じたようだ。あるもんだな、こういう事って。
JK「もう、いいから!私の個人的なお客さんに失礼な事言わないで!あんたこそMTG終わったんだから自分の寮に帰ってよ!」
DK「ちっ、わかったよ。」
と言って、私を睨む。可愛いもんだなぁ。嫉妬しているんだろう。
睨みながら階段を降りていく。器用だな。あ、こけた。
バーカ
JK「すいません。あいついつもあんな感じで・・・失礼しました」
私「まぁ彼の気持ちもわかるよ。意中の娘に変な虫がついたんじゃないかって危惧しているんだろう」
JK「いちゅうのこ?どういう意味です?」
気づいてないようだ。
好きな女の子に冷たい態度とっちゃう思春期特有のアレである事は一目瞭然だが・・・。
落ち着くわけがない。
私「晩ご飯とか、どうしているの?」
JK「誰かが作る事もありますけど・・・誰も作らないならパスタとか茹でで食べますよ」
出た!パスタ!
だいたい水泳なんて体が資本じゃないか、そんな食生活でいいのか。
それは知っているが・・・。
奢るというとまた、あんな感じになるのは明らかである。
私「私は、君にとって親戚のおじさんのようなものなのかと思っているのだけど、親戚のおじさんにご飯奢られるのは嫌?」
JK「いえ、そんな事はないですけど、警備員さんは親戚のおじさんじゃないし・・・・」
私「例えばの話だよ。でも私がおじさんだろうが、おばさんであろうが、例え私でなくても大人の人とご飯行ったら素直に奢ってもらうのも子供の仕事じゃないかな?」
JK「もう子供じゃないですよ!!」
超カワイイ
私「これは失礼しました。ではレディーの嗜みとして私にご飯を奢らせていただけないでしょうか」
私「まま、久しぶりに会った、他人というほどお互いの事知らないわけじゃなしに、気軽な感じで行こうよ」
JK「わかりました・・・」
さて、どこでご飯食べようかな。
JK「あそこのサイゼリアとかどうです?」
私「ごめん、サイゼリアは親の敵だから行けないんだ。」
JK「は、はぁ?そうなんですか・・・。」
もちろん嘘だ。
サイゼリアとか勘弁してくれ。
不味いとは言わないが、男の品格を下げる。
JK「好きですー!時々贅沢して友達とくら寿司とか行きますよ~」
JK「でもお高いんでしょう・・・?」
意味をわかって使っているわけじゃないんだろうけど、クスリときた。
私「銀座の寿司とかだとさすがに二の足踏むけど、これぐらいは大丈夫だよ」
JK「そうなんですか・・・?」
やはりというか、値段を見て引いている。
私「何か食べれないネタとかある?」
JK「ありませんけど・・・・・?」
私「じゃ、大将~お任せで二人分握って貰えます?」
大将「あいよー」
JK「ちょちょちょ!お任せなんてしたら平気でいちまんえん超えちゃいますよ!」
いちまんえん・・・
私「あ、好きなものあったら別で頼んでもいいよ」
ここは無視してみる
私「今日は気分がいいから、大吟醸貰おうかな、辛めのやつあります?」
「ありますよー」
JK「聞いてください警備員さん!」
私「この大吟醸一杯で2000円するからいちまんえんなんて普通だよ」
JK「私、帰ってもいいですか?」
私「もう頼んじゃったし、私は小食だから二人分も食べれないよ?」
JK「でも・・・」
私「ここで帰っても支払う額は変わらないよ。お土産に包んでもらう事はできるだろうけど」
JK「本当にいいんですか・・・?」
ようやく納得したようだ。
気にしない事にした後は、さすがに回らない寿司のクオリティーに満足しているようだった。
JK「そういえばDKに渡していた名刺、私にも貰えませんか?」
JK「有名な会社ですよねー?コンサルタントってどんな事をするんですか?」
私「頑なに色々な事を断る女子高生を無理矢理に寿司屋に連れて行ったりするお仕事」
って言ったら『ぷくー』ってしてた。カワイイ。
私「でもね、本当にそういう事なんだよ。臭い言い回しだけど、お客さんに喜んで貰える為ならなんでもするって事なんだよ」
そう言って、彼女は何かに納得したようだ。
JK「あの、LINEとかでもいいので連絡先教えて貰えますか?」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
会話しながら、お寿司を食べる。
彼女は大変満足したらしく、もう10時を回ろうかって時間になったのでお会計をした。
お会計の値段は伏せようと思ってたけどピッタリ張り付いて伏せさせないぞと目が語っている。
本当は失礼なんだよ、それは・・・。
まぁ彼女がそれで納得するならそれでいいかと思ってたが
予想以上の値段だったらしく、また平謝りした。
私「あのね、食べた量は半々かもだけど、私が飲んだ分があるからこれぐらいの値段なの、気にしないの、もうやめようよそういうの」
JK「ううう・・・・。頭ではわかっているのですけど、なんとも言えない気持ちが・・・」
まぁこれも社会勉強だとかなんとか言って、とりあえず納得させた。
店を出るともうすっかり夜もふけてほとんどの人は帰宅すべく歩を進めている。
私「寮まで送っていくよ」
JK「それは申し訳ないです」
何回このやり取りをさせる気だろう。
私「じゃぁ帰宅する君の後ろを寮までピッタリついていく」
JK「それはストーカーですよ!」
渋々と納得したらしい。
知られている事自体を嫌がられたわけじゃなくてよかった。
寮の前に着いた。
彼女は照れくさそうにこちらを見返した。
JK「今日は本当にありがとうございました。警備員さんとお話できて嬉しかったです。またご飯に行きましょう」
私「うん、また行こう」
私「そうか、サイゼリアは親の敵だけど、私はミラノ風ドリアが大好きなんだ」
二人とも、別れを惜しむかのように子供みたいなやり取りが続く
私「もう遅いから、私は帰るよ」
JK「あ、そうですよね・・・」
彼女は何かを考えているようだった。
私「答えられる事であれば、なんでもどうぞ」
ドキっとした。
まぁいないんだけど。
なんて答えたもんだろう。そしてこの質問の意図はなんだろうと考えると
JK「あ、そうなんですね」
私「私からもお願い聞いて貰えるかな」
JK「は、はい」
私「そう、だから、お願いしているの」
彼女はしばし思案した後に、私が遠回しに伝えた事を理解したらしく
赤面していた。
JK「私じゃ・・・」
私「そう、私にしてみれば君はまだ子供なんだよ。それは事実だから」
JK「???」
不思議そうな顔をしている。
私「君が、自分が子供じゃないと言っていたけど、そう言うのはまだ子供な事を自覚しているんだと思う」
JK「そうなんですか?よくわかりません・・・。」
私「そういう事にしておこう、で、もしも君が自分はもう子供じゃないって自覚したら、その時に私がさっき言った事を思い出して欲しいんだ」
JK「よくわかりません・・・」
私「そうだよね・・・。うん、はっきり言うと、今の君と私が付き合うのは私が犯罪者になっちゃうからそれまでは待とうと思うんだ、そして君が高校を卒業した時に改めて私は自分を売込みに行くよ。コンサルタントとして」
JK「わ、わかりました!」
サイゼリア好きなんだな。
私「じゃぁまた・・・。あ、そうだ」
JK「はい?」
私「私はもう警備員じゃないけど、あの頃のように君が困っていたらすぐ駆けつけるよ。困った事があったら相談してください」
JK「わかりました!警備員さんはいつまでも警備員さんなんですね!」
私「そういう事だね。じゃぁ名残惜しいけど、今日はこれで」
そして私は道路の前でしばし何かを探す。
それを見つけたので手を上げる。
彼女は複雑な顔をしている。
私「また怪我している君にあったらもう文句を言わせないよ」
そう言って、私はタクシーに載って帰路につく
JK「やっぱり警備員さんは意地悪だ」
彼女は満面の笑みでそういった
バックミラーを除くと
「結婚できない女の実情」という女性誌の特集記事をめくる指が震えている。すでにオフィス内には自分のほかに誰もいない。さっきまで残業していた男性社員も今は満員電車に揺られているころであろう。
帰ればよいのに、帰る気にならないのだ。デスクの明かりだけが灯された薄暗い室内の静けさにいよいよ心は締めつけられる。帰る場所もこことそう変わらないことを思うと自分の居場所がどこにも無いのに心づく。はあ、と思わず大きなため息がでる。
女性誌を放り出すように手ばなし、おもむろに腰を上げた私は、夜の外気をもとめて窓を開けた。日中のうだるような暑さがうそだったみたいに、夜空はさえざえと澄み渡り、満月のひかりが目の前にたたずむ樹木の梢を照らしている。その傍では小さな羽虫が二ひき、恋人同士だろうか、闇夜の到来をよろこぶかのように、愛のダンスを舞い踊っていた。
ふうっと深い息を吸ったら、涼やかな空気がにわかに全身を満たしたので、すこしびっくりしたけれども、その心地よさに浸るまでもなく、涙がほろほろあふれ出てきた。
ああ、私はきのう、なぜあんなことを言ったのだろう。仕事ができないとか、遅いとか、心にもないことを同僚の彼にぶつけたのは、男だらけの職場で働かなければならない境遇や、男に負けじと気を強く保つところからくる疲労、そして、何をやってもうまくいかない彼を変えたいという願望のせいだったかもしれない。ほかの社員同士の噂によれば、かれは職場で友達がいないだけでなく、プライベートでも独りぼっち、ランチの時間には、毎日毎日ひとりでざる蕎麦を食べているという。根がまじめで紳士的なのに、ちょっと不器用なせいで損ばかりする彼を救ってあげたい、陰口をたたくほかの社員を見返してほしい。想いはみるみる心の中に鬱積し、ついに私は吐き出してしまったのだ。長いあいだトイレにこもっていたのは恐らく泣いていたのだろう、きょうも始終元気がなかったが、たまに私のほうへちらと鋭い視線をあびせていた、きっと、私を恨んでいるのだろう、ああ、私は最低な人間だ、なぜあんなことを言ったのだろう.....思えばおもうほど大粒のしずくがはらはらと落ちてゆく。
窓を閉め、彼のデスクをぼんやりと眺める。きちんと整頓された上に、まるで用意してくれていたかのように、ていねいに折りたたんだ紺色のハンカチが、しずかに据えられているのだった。
私はそのハンカチを手に取ると、ますます湧いてくる涙の粒を押さえようとした。どうせ誰もいないのだ、泣きたいだけ泣こう。子供のような喚き声が室内にとどろくと、胸もとへ落ちた結晶がするすると流れ込み、下着のついていない露わなところをひいやりと冷たく感じさせた。
ようやく家に着いたころにはもう日付が変わっていた。靴を脱ぐのに足元もおぼつかぬ玄関の闇のうちでも、あえて電気をつけず、暗い廊下をそろそろとすすんでゆく。絨毯敷きの部屋にあお向けに寝ころがり、洗濯するつもりで持って帰った彼のハンカチを、下腹部に当てて目をつむる。置時計の針がちくたくと音を刻むいがいに何も聞こえない。明日も仕事か。はあ。
腹の中から声が聞こえるので耳を疑った。
おつかれさま。あなた、きょうはよく泣いたわね。ちょっと疲れてるんじゃない?まあ、ゆっくり休みなさいよ。こういうときこそ休息がかんじんなのよ。ところで、私いいこと知ってるの。あなた、いつもよくがんばっているから、きょうは特別に教えてあげるわね。あのね、そのハンカチの持ち主さん、もうすぐおうちに着くころだけれど、たのしみにしていることがあるみたいよ。じつはね、今夜、あなたをオカズにするらしいの。うふふ。おどろいたでしょ。あなた顔が赤らんでるわよ。いい?あなたはね、わたしなんかって、ご自分を卑しめているみたいだけれど、それはまちがいよ。もっと自信をもちなさい。あなたを必要としている人は、かならずどこかにいるの。信じることよ。よくって?
いい加減に尽きたとおもっていた涙がまぶたの底から再びどっとあふれてきた。疑いや恐れはもはや無かった。震える口がしぜんにありがとうの言葉を伝えていた。
さあ、涙をお拭きなさい。あそこの引き出しに、年賀状のはがきが入っているでしょ。それをたよりにこのハンカチを彼に届けるのよ。終電はまだ間に合うわ。さあはやくしなさいな。そのハンカチ、おかあさんからもらった大切なものらしいわよ。
玄関のとびらを開けると、夜空に星がきらめいていた。満月の輝きのなかで松虫たちが恋の唄を奏でていた。私はいっさんに駆け出した。
いままで30年くらい生きてきて、触れずに過ごしてきたことをちょろっと後悔した。
いや、後悔と言ってもぜんぜん遅くないというかむしろ早いほうだと思うんだけど。
なにしろ、客席の平均年齢が70歳くらい。(中には90歳くらいでは?という人も)
若い人は着物をお召しの人(習ってるっぽい)や外国人観光客が多かったね。
で、何がいいって、なんつーの。まず、フィジカル。
想像してた倍くらい動きがゆっくりで、想像してた倍くらい声がでかかった。
あれアスリートよ。オペラ歌手とかもすごいけど。また質が違う感じ。
あと鼓もすごい。音も信じられないくらい響くんだけど、すごいのが誰もタイミングを合わせようとしないの。
タイミングが合ってないのに誰もあわてない。
合ってないんだけど、合ってる。
何言ってるかわかんねーと思うけどそうとしかいいようがない。
売店で、謡本ていう台本みたいなのが売ってる。
(そこの版元が創業350年とかちょっと意味分かんないくらい歴史が長い。)
それ買ってパラパラめくってると、何言ってるかわかる。
逆に言うとそれがないと何言ってるかわかんない。
(狂言師だけは例外でなんとか現代人にも聞き取れること言ってたけど)
で、館内でも謡本開いてる人がそこかしこにいる。
舞台が進行していくと定期的にページをめくらなきゃいけないんだけど、
みんな気を使ってかそーっとめくる。
静かなシーンで、館内の色んなとこでパラパラいうのが聞こえてきて、それがなんだかすごく粋なんだよ。
舞台上の能楽師にしてみれば、謡本ばっかり見てる人に思うところがあるかもしれないけどさ、そう思ったわけよ。
話の内容も謡本のおかげでよくわかったよ。
なんつーの、すごく引き算的というかさ、ま、このへんはおれの陳腐な言葉を尽くしてもしょうがないよな。
過去みた娯楽のなかでぶっちぎりで平均年齢高かったけど、だからって二の足踏むのはね、もったいないですよ。
長々と回しもんみたいなこと書いたけど、館内の人口ピラミッド考えたらさ、いてもたってもいられなくて回しもんになりたくなっちゃったんだよね。
だからとにかく、観にいこう世!ってことです。
いろいろあって陰毛を剃ってみて、毛が無いうちは快適なんだけどすぐチクチクすっから脱毛器を買おうかと考えてる。
でさー、ググっても業者くせークチコミブログばっかりヒットすんだよね。URLが「キレイ脱毛.com」みたいなの。
レビューにしたって、カタログの文言まんま引っ張って「1平方センチあたりxxの出力があるそうです!お陰でツルツル!」って誰が信じるかと。だますんならもっと上手くだましてくれよ!!(ミスター味っ子より)
ソイエみたいな力技じゃない、毛根に働きかけるタイプの脱毛器だと軒並み数万円するし、失敗はしたくないんだよ。
増田の紳士淑女諸氏にはぜひ脱毛器のオススメor非オススメを伺いたいものであります。
今具体的に検討してるのは、トリアのプレシジョンってやつ。
話題が去っても尚ここまでトラバを続けるような変わった増田であるからには、きっと何か、抱えきれない鬱積した物があるのだろう。
それもまた聖職者の務めだ。
神父や牧師や教会主ではないが、可能な限り、告解を聞き届けよう。
俺の口調を紳士的だとか言いだしたのは君でしょw
“純粋な善意から発生する己の行為であれば、受け手の相手の状態に関わらず、責められる責を負うべき一切の非などない”
と本当に思っているらしい。
よく報道番組などで、ストーカーの行為を擁護側が極力好意的に解釈した場合、“善意の押し付け”という表現がしばしば用いられる。
受け手に対する視点というものが完全に抜け落ちた言動は、「思いやりの無い人」という認識をすでに超え、もはや“人間性の喪失”として受け取られる。
なぜ、益も無く敢えてそのような言動を繰り返しているのか? 常識と禁忌との境界線を越える行為が、楽しいからだろうか?
もう一度自問した方がいい。
君にとって「悪い事」があるかどうかだって、俺にそんなこと分からないよw
つか何か「悪い事」があるなら遠慮なく言ってごらん?w
今のお前の姿勢・態度から受け取れるのは、諧謔半分、ネット越しに人をからかう“上級遊戯”とやらを楽しむ自分への陶酔が半分、といったところか。
増田ではよく見られるごくありふれた態度であり、悪意と認定するには至らないので、安心していい。
「俺が悪意だと思ったんだから悪意なんだ!」って言ってるだけだよね、それ。
その態度こそが、実に危うい。
お前の言動時における視点には、受け手に対する視点というものが完全に欠如しており、また不要だとすら考えている。
その自論を自覚し、また自論として押し通したい意志があるからこそ、この部分だけはどうしても看過できないのだろう。
他の言葉同様に、ハイハイとスルーをしても良さそうなポイントなのに、いつまで経ってもそれをしない。
理由は、推して知るべきだろう。
いったいどこからそんな思いがw
変わった感性してるねw
という事は、Siriがiphone以外にも対応すると、その望みは果たされるのだろう。
早くそうなるといいな。
君が君の「全レス主義」とやらを履行しない時どうなるのかなんか俺は関知しないよw
どうやら気付いていないようだが、他人の全レス主義を一番気にしているのは、他でもないお前自身だ。
普通のごく一般的な増田であれば他人の全レスなど気にしない。本当に、心の底からどうでもいい事だからだ。
今までいくつものエントリを書いてきたが、これまでも、そして今も、他の増田達が、その主義の履行に関して一切絡んで来ていない事が、その証左となる。
そしてお前の言動には、“他人に全レスを貫いて欲しい”という、ひどく奇妙な願いが散見できる。
ひょっとして、自らの増田経験の中で、トラバを返さずに放置し、後悔してしまった過去でもあるのだろうか?
だからこそ、既に他の増田達も去ったツリーでひとり、トラバを付け続け、トラバが返されなくなる日を待っている。
むしろお前の言動からは、返答されずに放置される事を望んでいる気配すら感じられる。
自分と同じように後悔して欲しい、でもトラバは返して欲しい、という、ひどく矛盾した思いでも抱えているのかも知れない。
どちらにせよ、人はそれぞれ、その個人の行いをするだけだ。
結局のところ、お前自身が解決するべき問題であり、他人にやってもらう事はできない類の課題であり、つまりお前個人がいつまでも抱えている宿題だ。
俺が拘ってるんじゃなくて、君が君自身の「全レス主義」とやらに拘ってるんでしょw
こっちはそういう君の拘りを茶化して遊んでるだけだよ。暇な時に。
いつまで自分の「全レス主義」とやらに拘って反応し続けるんだろこの人、ってね。Siriだのおもちゃだの言われてまでw
まぁ、さすがにそろそろ飽きてきてるけどねw
繰り返すが、他人の全レス主義に拘っているのは、他でもないお前自身だ。
また、その関係ない他人の全レス主義の履行について偏執的なまでに完全なる達成を求めているのも、他でもないお前自身だ。
一体何がお前をそこまで駆り立てるのだろうか?
これもまた、気付いていないのかも知れないが。
茶化して遊んでいるだけ、と弁解のごとく繰り返しているが、既に、そう定義され得るだけの行為の範囲は逸脱して久しい。
「ここまで言われたら流石に反応し続けないだろう」と思考しながらも言葉を投げかけるのをやめられないその姿勢は、明らかに異常だ。
なぜやめられないのか? なぜ飽きても続けるのか? 本当に自分は楽しんでいるのか? それを“遊び”と定義し続ける事ができるのか?
恐らく、その答えは一つだろう。
心に抱えた鬱積したものこそが、“ただの遊び”と弁解しつつ、そのような矛盾した行為に走らせているものと推察する。
どうして自分はこんな奇矯な言動を相手に対して取り続けているのか。
改めて、自分の中で行動理由をよく整理し、見直すべきだろう。
己の中に抱えきれないものがあるのなら、顔を隠して吐き出しても良い。