はてなキーワード: 紳士とは
20代の頃から落ち着きたくて仕方がないアラフォーのオッサンが女関連でしくじった、そんなつまらない話。
見た目だけは雰囲気イケメンと言われるが中身はコミュ障、「誠実」といえば聞こえはいいが実態はいい歳こいて未だに直球勝負しか取り柄のない、馬鹿正直でしかない。
そんな俺がこのGW、またしてもコクって断られたと。
相手はちょい年下。
数年前に趣味の集まりで出会い、以来時々2人で遊んだり、最近はLINEで楽しく盛り上がっていたのだが・・・
結婚を前提にと俺が切り出した次の瞬間、彼女から言われた言葉を、俺は一生忘れないだろう。
「えっ!?来ると思わなかった」
明らかにここから逃げ出したいオーラ全開のまま、更に彼女の言葉は続く。
「増田さんとは何回か2人で遊んだけど、別にそれだけで、単なる友達だと思ってたし・・・」
「私も家で親から色々言われるし、だから増田さんが結婚焦るのも分かるよ」
ここまで聞いて「そんな事当たり前じゃないか!」と言ってやりたくなったけど、グッとこらえて
「わかった、わかったさっきのナシ!そしたら今までどおり友達としてやってくって事で」
と収めた。そうするしか無かった。脈無さ過ぎにも程があるだろ。
ちなみに彼女は来られることに慣れてないわけじゃなく、この間まで別の男と付き合ってた(そういう雰囲気を察せなかった間抜けな俺は確実にコミュ障)という話をされる展開に。
例によってその男は最初会った時からすごく感じが良くて、押しが強くて「それで来るだろうなーと思ったら来た」と。
まあ喧嘩もいっぱいしたとか言ってたっけ。
こんな話をされるとか、墓穴掘った感じである。
「増田さんはすごく話し易いんだよ、同じサークルの○○さんには話せないかなってことでも、増田さんには話せる」
と言ってきたが、それでなおかつ友達のままでいましょうというのは、正直な話
「あんたは都合のいい男だったよ」
と言っているようにしか聞こえないわけで。
以下は完全な愚痴。
コミュ障な俺の交際経験なんてそれこそ毛が生えた程度でしかないのだが、そうした経験から導き出される、俺の一番コミュ障な部分は「好きになった女をその気にさせられない」ことに尽きる。
要するにデートでも日常会話でもいいけど「お前は俺にとって友達以上の存在なんだぜ」という、良い意味でエッチなメッセージを、ドン引きしない塩梅で、相手に合わせて伝えていくということが、そういう「イケてる言動」が破滅的にできない。
つまり恋が始まった所で、どこまで行っても独り善がりの一方通行であり、間違っても想いを交わす、或いはお互いが想いを交わしたと勘違いするレベルには至らない。
一応、一回だけ上手く行ったことはあるけど、ほどなくしてその女は他の男に寝取られ、後処理で死ぬ思いをした。
そんな事もあり、恋愛が全く綺麗じゃないものというのは心底理解しているつもりだが、更に俺の場合、恋愛というのは得られるモノ以上に負担が大きすぎて、気持ち的に辛さしか残らない。
というわけで、俺にとっての結婚は完全に相性の問題、世間でいうところの「ご縁」、もう少し科学的な言い方をするなら「確率の問題」になってしまう。
そこでは恋愛感情や、ましてやキスやセックスなど、かなり優先順位が低くなる。
それくらい割り切らないと、多分俺は一生結婚できそうにないから。
それに、くっついた後で芽生える想いは必ずあると思うし。
そう考えるとお見合いっていいよな、独力で女をハントするのに比べたら殆ど据え膳上げ膳だもんな。
俺はもう少し独力で頑張ってみるけど。
とにかく、今後は紳士的に会話をした結果のフィーリングとか、第三者の「増田と△△さんは合いそうだよー」とか、万に一つではあるが相手から近づいてきたりとか、そういう数少ないチャンスを狙う方向で行こうと思う。
私の職場には増田増美(仮名)さんというとてもいい匂いのする女性がいる。
増美さんの声は声優の内田彩さんに、顔はカレーパンマンに似ていてとてもかわいい。
着ている服はパステルカラーを基調としたもので、増美さんのやわらかく明るい性格に合っていてとてもすばらしく、雨の日でも私たちのテンションを上げてくれる。
「またそんなところ突っ立ってるんですか!」(おお、なんと卑猥なことば……)
出ていないわけではないのだ。
申し訳程度の丘がそこにはあった。
だがなんだろう。
とても不安になる。
あ……申し訳程度だ……と私は思った。
それはちょうどパラボラアンテナあるいは鍋のふたのような曲面を描いている。
ふむ。
たしかにないわけではない。
緩やかな曲線がそこにある。
あることにはある、隠そうにも隠せないほどにはあるのだが、隠したくなるサイズ感なのだ。
増美さんは申し訳程度の胸を恥ずかしがっているかもしれないが、やんわりと主張してくる申し訳程度の胸なので、むしろ巨乳よりも目がいってしまう。
「私に気づいて」と申し訳程度の胸はささやいているわけである。
ぺったんこの無乳にたいしては私たちは紳士然と完全スルーを決め込むだろうし、巨乳に対してはむしろまじまじと見るのは不躾なため私たち童貞は目を逸らしがちである。
だが申し訳程度の胸に対して、その胸の「気づいて」というささやきに私たちはあらがうことができない。
つぎの瞬間には消えて無くなっているのではないかと不安になるからなんども確認してしまう。
あ、まだあったと私は安心する。
もしかして次の瞬間には消滅しているのではないか?
だが安心してほしい。
もう一度見てみるとやはり申し訳程度の胸はそこにあるのだ。
なかなかしぶとい。
しかし私がなんども見ていることによって、その視線の矢で申し訳程度の胸がへこんでしまうのではないかという危惧に襲われることもある。
私の次の視線が増美さんの胸の最後の瞬間になってしまうかもしれない。
そう考えると私は増美さんを見ることが恐ろしくなってくるのだが、「私に気づいて」というささやき声が聞こえるためどうしても私は増美さんの申し訳程度の胸を見ないわけにはいかないのである。
私たち童貞が見ないで誰が彼女の申し訳程度の胸に気づいてあげられるのだろう。
繊細な童貞だからこそそのささやきに耳を貸すことができるのである。
ただ、童貞はなにかができるわけではない。
来週もまた私は申し訳程度の胸を見守るだろう。
そこにまだあると確認するために。
エレベーターに見知らぬ女性と二人だけになったとき、明らかに下りる階を早めて自分から逃げられたってことに「傷ついた」って男性の話をたまに聞く。
片思いをしている女性に対してメールやLINEを何度も送ったり、自宅近くを理由もなく歩きまわっていることを「襲う気とか全くなくてただ好きだからつながりたいだけ」と言う男性もいる。
正直それをたいして知りもしない男性にされるというのは非常に気味が悪い。
向こうがどう思っていようと関係なく、自衛意識がある女性なら心の警戒レベルが上がって当然だ。
「ブスのくせに自意識過剰してんじゃねーよ」とか「仕事で疲れてそれどこじゃねーよ」というのはそちらの都合。
気持ち悪い、無条件に危険だと思うのはこちらの都合。
想像しにくいというなら、自分が乗ろうとしているエレベーターにレスラー体型で刺青だらけのナイフをちらつかせた人が乗ってきたら、そっと早めに降りたいと思うんじゃないだろうか。
極端な話、一見見た目が普通そうな男性に対してもそこまでのことを感じることだってある。
エレベーター降りてみたらその男性が子猫とじゃれていたとしてもそんなのは関係ない。
ファーストコンタクトでそこまでのことを見抜ける人なんてまずいない。
ということを前提に話をすれば、興味のない男性から(もし紳士的な手順であっても)誘われたときには何らかの警戒心を抱くことも女性にはある。
特に明らかに恋愛慣れしてないっぽいDT風の空気感を垂れ流しているやつならなおさらだ。
ヘタに「興味ありません」「スケジュールは空いてるけどあなたと二人は嫌です」なんて言ったら逆ギレされたり、ストーカー化することだって心配だ。
やんわり断ってもそれを根に持ってあることないことを共通の友人に言いふらされることもある。
今彼氏がいなくても実は近くに気になっている人がいるので、断る口実に「実は彼氏いるんでー」なんて言ったらそのせいで本命に近づくチャンスをなくしてしまうこともある。
だから「また今度誘ってください」というのはとりあえず問題を先回しにしつつ、「行く気ねーんだよ。察しろKYめ」という最強の言葉なのだ。
さらに言えば、もし多少なりとも誘ってきた男性に興味があるなら「その日はダメなんです、でも○月の日曜なら大丈夫です」みたいな具体的な含みを持たせる。「今度残業一緒になったときに食事しましょう」とか。
それがないということはまず絶対に脈がない。
もうちょっと付け足すと、女性という生き物は興味のない人からの好意を気持ち悪いと思う反面で、自分が好意を全く持っていない人からも好かれていたいという気持ちを多くの人が持っている。
だからもし自分が好きな女性を誘っても「また今度~」とか何度も言われているなら、あえて他のそこそこ距離感があるけど本命ほど好きじゃない人にあっさりと切り替えたような態度をしてみるといいと思う。
相当に嫌悪感を持たれていなかったらきっと次の誘いには乗ってくれるはずだ。
女性の心理が面倒くさい?
さまぁ~ずは内Pの頃から見てて、なんか当時は自分も若くて何も考えてなかったからか、セクハラ的行為に対して何も考えずに普通に笑ってたんだけど、最近きつい。
内Pの頃のさまあ~ずはそんなに売れて無くてまだ若かったけど、今のさまぁ~ずは売れっ子で芸能界的にも上の方にいて、見た目もまあおっさんだし、若い子にセクハラするの見ると上下関係をたてにセクハラするエロ上司にしか見えない。
内村さまぁ~ずで、若い女の子たちがいかにも「さまぁ~ずのセクハラ待ち」として登場するだけで、もういいよ…って気分になる。
大江麻理子アナは「さまぁ〜ずのお二人は普段非常に紳士的。だからセクハラも気にならない」と言ったそうだが(wikipedia情報だから本当かどうか分かりませんが)、普段紳士的だったらセクハラしてもいいの?
ていうか「普段」ってなんだろう?普段は許されないことが、テレビだったら許されるのだろうか?
今話題になってる谷澤恵里香さんは、胸をもまれて「ありがとうございます」って言ったそうだけど、そういう風に言えない・思えない子もいるだろうし。急にそんなことされてびっくりして、その場ではそういうしかないかもしれない。
「セクハラOK」が売りになってしまうような世界は、芸能界だろうとなんだろうと受け入れがたい。
http://www.cyzowoman.com/2015/03/post_15322.html この記事読むと、ベッキーとローラはちょっと本気で怒ってる(ひいてる)のかな。(文字だとニュアンスが分からないけど)
相手を怒らせて、恥ずかしがらせて笑いをとるなんて、下の下じゃないかなあ。
どうもかおなしの一人です。
ぼくがはてなで遊んでいる理由は一つ、日本語が好きだからということに尽きますよ。
はてなには頭の良い人が沢山集まっていて、ブコメのたった100文字で見事なコメントを残すでしょ?
みんな日本語が上手だし好きなんだなぁって思うんです。
twitterみたく文字制限あっても連投できるわけじゃないから、本当に一番書きたいことにしぼられるよね。
みんなの言葉の操り方を眺めているだけで面白くて、日本語と一緒にそれを愛している自分まで愛されてるような気がしてくるっていうのがはてなで一番楽しい瞬間かな。
そんな中で、増田というサービスは皆の目線にさらされるに実に適したサービスなんです。作者が誰か限定されないということは、そこに書く文章だけで人となりを想像させることが出来るのですから。
常々、わたくしは文章とは声を持っているものと思っております。
まるで指紋と同じように、わかりやすいところで言えば一人称や書き手の視点、細かいところで言えば句読点の用い方や、主に選ばれる単語、接続詞のタイミング、構成の順番、文章の持つリズムなど、しっかりと勉強をしたわけではありませんので詳しいことはよくわかりませんが、そうしたものを感じ取るうちに文字から声が聞こえてくるようになります。はじめのうちは雑音の様に色々な声が交じり合って聞こえますが、読んでいるうちに一つの声に絞りこまれていき、中にはうっとりするような美しい声で紡がれる文章などがあり、そうした出会いがやめられずにはてなにあつまる皆さんの文字を追いかけてしまうのです。
そんなわたくしが文章を描くときは頭のなかの声に従って文字を紡ぎます。そうすれば不思議とその声にふさわしい文章が紡ぎだされていくからです。そう、例えば変態紳士のような声などで。
はてな村奇譚の作者さんが顔を描かなかったのは偶然か、それでもさすがだなとひとりほくそ笑んでしまいました。
これが作者有りきのブログとかだとしたら、同じ人がそんな色々な内容書いてたら全部フィクションって思われちゃうじゃないですか
そんなに毎回うんこもらすわけにもいかないし
それでもどうしたって増田でうけるためにはある程度内容と文体を限定しなくちゃいけないんですけどね
はてなの面白いところは、嘘かホントかより書いてあることにどうやって反応したかってことですよね
そんなこともわからないで脊髄反射的に釣り釣りさわぐユーザーとか、誰もそんな紙一重な自己防衛の予防線踏み越えないから安心しろよとかおもうわけですよ
あきらかな炎上狙いっぽい記事に対してもスター採れるって思ったらまっしぐらに釣られにいってるわけじゃないですか
それこそがブックマカーの鏡でしょ
そっこうでトラバくれるのはいいんだけど、「はい。釣り。」じゃなくて、そこは釣られてから釣り返すところでしょ
トラバで元増田のブコメ数食ってやろうっていう気持ちで書いたらどうですかね
元増田が記事を削除して逃亡する瞬間がセックスの何百倍も気持ちいいっていうのをみんなしらないんだろうなぁ
あと、句点は嫌いじゃないですよ。何も考えずに使われる句点をみると可愛そうだなって思いますけど
さておき、他の増田作家さんが何を考えてるのかわかりませんが、概ねこうやってみんなの賛否渦巻く中心に紛れ込んではほくそ笑んでるんじゃないかな
多分保守的なアドバイスを求められているので、保守的に答える。
連絡先を交換した後、食事のデートに誘うこと
一緒に食事でもいかないか、と誘うこと。
社用の連絡先で個人的なお誘いをするべきではない。
また、女性の個人的な連絡先の場合でも、女性本人からもらっていない限り、そこにいきなり個人的なお誘いをすべきでない。
会って話す機会があるなら、そのときにさらっと誘ってみれば?「仕事とは関係なく、個人的なお誘いなんですが」と断わって。
相手がOKしたら、連絡のために個人的な連絡先(携帯メールとか、LINEとか)を交換すればいい。
どこに?本当に警察に通報されることを心配するなからストーカー規制法の要件を調べろとしかいいようがないが、増田が狂わなければ、そんなに簡単にストーカーにはならない。
さて、社会的な常識としては、君の相手との間で君が社会的に優位な関係があって、相手が簡単に断わりづらいような状況でなければ、食事にお誘いすること自体はまったく問題がない。
このときは相手がYES/NOを言いやすいように、時期を指定し(○○の週末、○日か○日)、お誘いの内容もなるべくはっきりしておくべき(店を指定するなど)。
そして、断わられれば、さらっと引き下がり、相手に迷惑をかけない必要がある。
断わられたとき、強く拒否されたのでなければ、期間を置いて、もう一度誘うまではいい。
二度断わられて、「またの機会に誘って下さい」的なことも言われなかったのであれば、それ以上は誘わない。
「またの機会に誘って下さい」と言われた後に期間を空けてまた誘い、もう一回断わられ、対案も出されなかった場合もあきらめる。
増田レベルなら、お昼に軽くランチか、午後にカフェの方がいいのではないか。そこで話が盛り上がれば、その場でディナーに誘えばいい(お店は考えておくこと)。
次のデートに誘うことで、相手への興味を示しつつ、初日は日中にあっさり返すことで、紳士であることを示す。
もちろん、断わられた場合はあっさり引き下がる。
これより踏み込んだ方が上手くいく場合も多いと思うが、ここまで保守的であれば、相手に迷惑をかけることはないし「ストーカー」呼ばわりされることはありえない、と増田でも分かると思う。
友人のYは、ちょっと危ないなとは思ってた。仲間内の中でも「あいつはきっとホンモノのマゾヒストだ」って密かに噂されてた。
けど、さすがに「ちょっと布団で巻いて欲しいんだけど」と真剣に頼まれた時は、頭の中で盛大にパトランプが回ったよね。(これは! ガチで! ヤバいやつ!!)って。
私「え……何……布団……?」
Y「そう。それで俺をくるんで、縛って欲しい」
私「しば……?」
Y「ああ、何で縛ればいいんだろう……あ、延長コードとかでいいかな?」
私「え、私が? Yを? 縛るの?」
余程怪訝な顔をしてたと思う、いや、して当然だと思う。
いろはすをガブガブ飲んでいたYは、私の珍妙な顔を見てキョトンと返す。
Y「いや、何も本格的に筵(むしろ)でくるんでくれとは言ってないじゃん?」
私(え、簀巻きって筵でやるのが正式なの?)
断っておくけど、Yはただの友達だ。彼のプレイに協力する義理も必要も、一切無い。
気を付けの姿勢で横たわるY(ちなみに、暑いだろうからという理由でパンツ一丁だ)の首から下をくるんと布団で巻く。出来るだけ圧迫してくれと本人が強く希望するので、胸部・膝付近の二ヶ所を延長コードで強く縛る。ごわごわしてやりづらいし、女一人の力では足りない気がする。人を簀巻きにするのがあんなに大変だとは思わなかった。
延長コードはYが用意していた結束バンドとやらで固定した。あれ、便利だね。まさか人を巻く為に使うはめになるとは思わなかったけど。って言うか何で常備してるんだろう。
ジャジャーン。Yの簀巻き、一丁上がりー。
見るも無残な簀巻きっぷり! 手も足も出ないとはこのこと!
ひょっこり頭だけ布団から飛び出してて、かえって無力感が増してる。
私「で、後はどうするの?」
Y「何もしなくていい」
私「うぇ?」
Y「今から、そうだな……2時間。俺の上に座って、漫画でも読んでてくれればいい」
えっ、この簀巻き状態で放置プレイを敢行? しかも私を参加させるつもり?
簀巻きのYは当然身動きもロクに取れず、ただ力無くフローリングの床に転がるだけ。更に漬物石(=私)を上に乗せて2時間を茫漠と過ごすって、それ何が楽しいのよ。
丸太にまたがる時の要領で、友人である(はずの)Yを布団で巻いた何かにまたがる。胴の辺り。
Yの妹が愛読していると言う『君に届け』が揃っていたので、とりあえず手に取る。
『君に届け』がなかなかどうして面白くて、しばらくはYの上にまたがっていることを忘れて読んだ。
Yはすごく大人しくて、実に優秀な簀巻きだった。呼吸による微弱な動きも、モコモコな布団に吸収されるのかあまりこちらに伝わってこない。
3巻を読み終わりそうな頃だから、30分くらいかな。だんだんモゾモゾが目立つようになってきた。
そりゃあね、身動き一つするなって言われたって、生きてるんだもの。するよ。身体のどこかが痒くなったり、居心地悪く感じたり、絶対にする。動かしたくなる。
でもYは動けない。
Yの簀巻きが不快そうにモゾモゾ動く。「……んん」みたいな、吐息めいた声が微かに漏れ始める。ああ、気持ち悪くなってきたんだなって思った。でも私は何も言わないし、どいてもあげない。
2時間のゲームが始まる前、Yに念を押されたことが1つだけあった。
どういう意味かは後々よーくわかった。
モゾモゾが目立つようになってきて、7巻を読み出す頃、Yが明確な言葉を発した。
Y「ね、ちょっと解いて」
来たか、と思った。試されている。
私は「んー」とあからさまに上の空で答えた。
Y「脚がさ、痺れてきてて」
私「あー」
Y「攣りそうなんだよ、ほんとに」
私「そりゃ大変だ」
私「もうちょっと頑張ってみよっかー」
何してんだろ、私。とは思った。
脚が痺れてきたのはきっと嘘じゃないんだろう。1時間も重石を乗せて同じポーズでいたら、そりゃ身体のどこかしらが悲鳴を上げる。
彼がマゾヒズムを味わいたいと言うのなら、私はサディズムを発揮しなければならないのだ。目覚めよ、私の内なるサディストよ!
Yは聞いているこっちが可哀相になるほど、憐れな声を上げ始めた。おずおずとしたお願いが、徐々に鬼気迫ると言うか、迫真の嘆願へと変わっていく。
まるで本当に筵にくるまれて東京湾に落とされる寸前みたいなテンションで「解いてくれ!」って言ってくるから、(えっマジなの? マジでヤバいの?)ってヒヤヒヤしっぱなし。『君に届け』ってこんなに冷や汗が噴き出すようなホラーな漫画でしたっけ?
Y「漏れる」
私は戦慄した。そして唐突な記憶のフラッシュバックが脳裏を襲った。
まさかこれも計算なのか? 事前の水分摂取により、簀巻きプレイ中に圧倒的尿意を催すことを計算していたのか? そうまでして自分を限界へと追い込みたかったのか?
二十代男子が「おしっこ漏らす」のって、もう人としてアウトだろ。人として。
そこまでスレスレの状況を楽しめるのかこいつは、と私は心底愕然としていた。それとも私が知らないだけで、放尿プレイとかが紳士淑女の貞淑なお遊戯の一つとして流行ってたりするの?
漏れそうなYはモゾモゾどころか牡牛の如くのたうち回り始めて、上にまたがるどころではない。私はロデオなんて嗜んでないんだよ、悪かったな。
呆気なく振り落とされたカウボーイの私は、Yが苦悶の表情で「漏れる」「もう」「だめだ」と言った断片的なワードを唸るのを茫然と見ていた。あと15分もこれを観戦してろって言うのか。苦行かよ。
ハサミでパチンと結束バンドを切断し、布団から脱皮したYは酸欠なのだろう(そうだと思いたい)、紅潮した顔でぼーっとしていた。
早くトイレに、と言いかけたが、もうその必要は無くなっていた。
名誉の為に言っておくけど、彼は簀巻きにされている間、尿意に耐え続けた。人間である為に、ひたすら我慢して我慢して我慢した。
だから、簀巻き状態から解かれた瞬間に気が弛んだとしても、まぁ、何も可笑しい話じゃないのだ。
修士論文に対する一切のやる気が失われた。僕は2年間,ほどんど研究していなかったし,そもそも研究室にも殆ど顔を出していなかったから,もともとやる気なんてなかったに等しいか。本格的に取り組み始めたのだって,先月から。あー,そもそも,今やってるのは研究ではないか。言い換えると,なんでもいいからどうにか卒業してやるんだ!という気力がほとんどなくなってしまったのだと思う。
現時点では,卒業できるか半々レベル。周りは普通に卒業できるよと言っているが,多分先生方はどの程度努力してきたか,見抜くことができると思う。ここからは本人の意識と努力と誠意次第。ただ卒業したいだけなら,研究(笑)に対する指摘も頂いたし,あと1週間でどうにかすることはできると思う。でもそのどうにかなるっていうのは,教授たちの「俺の指摘が多少は反映されてるようだし,まぁ納得はいかないけど卒業させてやる」っていうお情けでしかない訳で。修士論文で良く言われる,努力賞の対象にすら入らないと思う。決め付けですが。やったの2ヶ月だし。こんなもので卒業させてやると言われても嬉しくないし,万一そんなことがあったら拒否したい気分。
卒業できればどんな恥をかいたって関係ないって昨日までは思ってたけど,色々あって急にプライドが邪魔をするようになった。その色々っては,担当外の先生から初めてもらった研究(笑)に対するコメントなんだけど,ここにきて気づかされてしまった。具体的にいうと,「これ研究なんですか」とか「研究のけの字も理解してない」「存在自体が怪しい」といったもの。まず,「研究なめんじゃねぇ」というお怒りのコメントで,僕の「卒業できさえすればなんでも良い」というスタンスが大変失礼であったことを自覚し,「そもそもホントに取り組んだの?」というコメントで,2ヶ月とはいえ時間を掛けてきたことを否定された気がして,この程度取り組みなんて努力でも何でも無いことに気づいた。いままでもそんなコメントを頂いたような気がするけど,まだまだ先のことだと思って紳士にうけとめなかったのでしょう。普通ならここから,卒業するために,なにくそと頑張りをみせるところだけど,やる気がでない。頑張ったところでゴミはゴミにしかならない。研究でもなんでもない適当にまとめあげた文章を,研究と言い張って出したくない。
僕は同研究室の先輩が書いた,研究のけの字も感じられない論文を読みながら,卒業できるであろう水準(ボーダー)を見定めながら取り組んできたけども,そういうものの考え方が害悪なんだよな。やっぱり「研究」しなきゃだめ。僕が取り組んでいた研究(笑)はこの研究室の名前と一緒に外に出すべきではない論文だとはっきりと感じた。失礼にもほどがある。
そんなことがあって,逃げています。逃げを取りたいです。卒業の可能性を高める選択を取れません。周りの人は100%僕のこの考えと行動をバカというでしょう。もっともです。
人生は一度きりなんだから,どっちつかずの状況から抜け出して,はやく次にいかないと。幸いなことに,現時点ではこのことが鬱を呼ぶような深い悩みの種となっているようなことはありません。(後々酷く後悔して悩んでしまうかもしれませんが)ただし,指導してくださった先生や,短い間とはいえ励まし合って進んできた同期,親には多少の罪悪感を感じます。あと,修士卒ということを期待して取ってくれた就職予定の会社にも。頭はもう春休みや,就職後のことで一杯です。(ありがといことに,取ってくれるとの話をきいています)僕は今まで同様,やりたいことに多くの時間を費やすために,春休みを過ごします。
けじめとして,最終審査会にはちゃんと臨みます。ほとんど研究室にいってなかったのに,論文提出直前のアポにも親身になって対応してくれた先生には本当に申し訳ないと思っています。言いたいことが書けたので,この話はやめで。
長々とかいておいてアレですけど。冷静に分析してみると,いざ卒業できないかもしれないという可能性を目の当たりにして,失敗しても大きなショックを受けないような予防線を張りたかっただけなのかも。卒業に拘らないと言いつつも,肩書きは欲しいし,大なり小なりショックは受けるでしょう。あと3日もすれば,絶対に何が何でも卒業したいなんて言い出すかもね。ここまできてしまったら,図々しく行くのが一番クレバー。固い頭と真面目は損をする。
当協会は増田の記事の95%以上をアナルにすることを目的としているが、アナルという高尚な思想に基づいて議論する場でもある。
そのため会員にはアナリストとして紳士的にふるまって欲しいと思っていた。
しかし、当協会の目的が達成され、95%以上の増田が紳士的なアナリストになると、増田が増田でなくなることに気付いた。
いい歳したおっさん達がどうでもいいことで煽りあっているのが増田ではないか。
アナルはどうでもいいことではないが、政治・経済について言及した記事で皆が好き勝手なトラバをとばすように、
アナルについてもおっさんたちによる熱い議論が交わされてもよいのではないかと思った。
そのためには、アナルについて適度に煽り合うことも認めざるを得ない。
今後、どのように増田にアナルを普及させていき、増田をどのようにアナル化していくか今のうちから真剣に考える必要がある。
アナルを通じて、「名前を隠して楽しく日記。」の表記どおり、楽しいアナルダイアリー(穴田)にしていきたい。
当協会の目的
増田にアナルを普及させ、増田の95%以上の元記事・トラバ、さらにブコメをアナル関係にすること。
当協会は会員制ですが、だれでも勝手に会員になれます。タイトルにタグだけ入れてください。
ただし、当協会はアナルについて語り合う高尚な場ですので、アナルに関係ない煽りなどは禁止します。
煽られたら無視してください。
例
A「じゃあどうやってうんこするのさ」
低能などはNGです。
B「うんこなんてするわけない。可愛い女の子からはそのような汚いものは出ないのです。」
このような感じで反論してください。
時には、この例のようにお互いの主張が全くかみ合わず平行線をたどることもあり得ますが、お互いのアナル感を尊重し、紳士的な対応をお願いいたします。
おそらく可能な限りフェアに扱ってくれたであろう
ヒロインが学生だろうと良いところのお嬢様だろうと一切構わず無計画に避妊なしの性行為を行い、
その後の話でも妊娠しているかもしれない事実には一切触れずにヒロインや主人公は何食わぬ顔でいつもの日常をただただ全うする。
ヒロインの人権なんて一切考えない寝取られゲーの間男だろうとヒロインのことを常に第一に考えて徹底して紳士的な振る舞いを貫いた純愛ゲーの主人公だろうとこのスタンスは基本的には変わらない。
こういうエロゲをやる度に「都合の良いときだけ妊娠という概念が消えてなくなる世界」のお話を見ているようで、得も言われぬ違和感を感じてしまう。
たまーに気持ち程度に「今日は安全日だから・・・」くらいは言及してるエロゲは見るけど避妊についてちゃんと描写されていたゲームなんて数えられるくらいしか見たことないと思う。
何も男性向け美少女ゲーム内で女性蔑視がどうとか語るつもりはない。しかし、だ。
妊娠させるということは男性が自分の証しを女性の胎内に刻み込み、下手をすれば女性の一生を大きく一変させてしまうかもしれない、そういう行為だ。
言い方は悪いが男にとってこれほど支配欲を満たせるものはないと思う。
それがこんなにも軽く描写されるのは物凄く勿体無いのではないか、ということである。
低偏差値校に通う頭が空っぽのギャルなどではなくて、賢くて育ちもよくて妊娠のリスクをちゃんと考えられるヒロインが将来を大きく変える覚悟で避妊なしの無計画性行為を受け入れる、
もしくは好きでもない男の子供を妊娠したかもしれないという事実に怯え葛藤する、
そういう細かい心情を重々しく描いてくれた方が私としては嬉しいのだが、やっぱりそこら辺は徹底してご都合主義になった方が需要があるのだろうか。