はてなキーワード: ポカーンとは
よく、カスタマーから「不在票が入っていない」だの「在宅していたのに留守とされた」だの苦情が入ってくる。
知らんがな、こっちは配達人と違うがな、発送元なだけだわ、と思いながらも謝り、配達人さんたちにも下手に出てなんとかやっている。
配達人の方たちも暑いなか大変だろうし、と思っていた。今日までは。
なんとか仕事が終わり、帰宅すると「7月26日お届け指定」と大きく書かれたシールの貼ってある、私の頼んだ、夫に内緒の、高いワインが玄関に置いてあるではないか。
今日、何日だ。
23日。
指定日は、夫が留守の日だ。
夫が受け取っていたらしく、呑気に「それなに?」とか聞いてくる。
頭に血が昇って送り状に印字された電話番号に掛ける。
佐◯急便のお姉さんもポカーンとしている。
自分がおかしいことはわかっているが、配達の日が違ったからとここまで怒る人はなかなかいないのか、問い合わせて十数分しても折り返しの電話が掛かってこない。
再度電話をかけ、先ほど掛けた者ですが、と言うとまた送り状番号を言えとか言われる。アホか。クレームつけとる(自分でもわかっているが)奴の名前くらい覚えておけ。
ラチがあかないのでこちらから最寄りの配達所に電話を掛けて苦情を言う。向こうの解決案は「一度引き取り、改めて26日にお届けしてはどうか」だった。
アホか。
既に一番知ってはいけない人が受け取ってるんだよ!
「いや、もう意味ないんでそっちが引き取ってください。配送料金は払いますから」と言うと、中身はなんですか、と聞いてくる。この電話、家の電話ですけど。そこに夫がいるんですけど、と言うと黙る。
コンビニ受け取りにすればよかったのに、という意見はほんまそれ、としか言い様がない。
運送業者は本当に謝らない。
どころか、「お届け指定のシールは貼ってましたか」を最寄りの営業所と係員と、あとからかけ直してきた(一応お偉いさん?)奴が別々に開口一番に言う。
始めに掛けた最寄りの係員は仕方ないけど、お偉いさん、私をさらに怒らせてどうするの。
「あのね、シールも貼ってあったし送り状にもきちんとはっきり書いてあった。一度受け取ったものをなんでわざわざ回収してまた26日に届けるの? 意味ないでしょ? 受けとるべきでない人が受け取ってしまったことを怒ってんだけど」というと黙るだけ。
まあ夫には訳を話してかなり早い乾杯をしたんですけど、本当は8月予定だったからね。隠しておいて8月に出そうと思ってたのに。あいつらほんま許さん。
考えてみれば、子供向けアニメって「ターゲット層が一番詳しいわけではない」という特殊な世界だよな。オタク向けアニメならオタクが一番詳しいけど、子供向けアニメに一番詳しいのは大きなお友達や親御さんや元子供という。
なのでまあ、全プリキュア人気投票とかに参加できる人はそもそも大人だよねという話に。今の子供さんは「満と薫はプリキュア!」なんて力説されてもお口ポカーンでしょう。初代プリキュアが15年前、つまり当時の5歳児はもう20歳でお酒の飲める歳なわけですよ。
疲れた、、
あとは寝てまた朝満員電車に押しつぶされる
その繰り返し
なぜこうなったのだろう?
なぜこれを選んだのだろう?
わざわざ東京に来てプライベートな時間を捨てて働いているのか?
俺の幸せって?
コンビニ飯に毒される体と
また歳だけ食う
問うても問いきれない後悔と自責に追われながら眠りにつく
ヨレヨレのスーツを着て
彼女もおらず
なんのために生まれて
なにをして喜ぶかもなく
日々に追い詰められる
これを読んだブクマカ達は
趣味を持て
彼女作れ
外にでろ
本を読め
とか書くんだろ?
わかってるさ
、、っていうしがないサラリーマンのドラマを神木隆之介主演で観たい
、
まー、ベタに体を入れ替えて「101回目の東京ラブストーリー 〜君の名は〜」というタイトルでね。
ラスボスはシュワルツェネッガーで未来から来た設定。
永野芽郁がやられてスーパー地球人に覚醒した神木くんなんだけど最終的にシュワちゃん連れて火星に瞬間移動して一緒に爆発するのね。
星になった神木くんを小松菜奈が見上げて泣くと、会社の社長のリリー・フランキーが「僕は死にましぇん!!」ってプロポーズするんだけど、ギフハフが突然来てリリー・フランキーをさらっちゃうんだよね。
小松菜奈ポカーンなんだけど、そこに彗星が落ちてきて〜fin say yes we can〜
でいんじゃね?
(続き)
これ、『サマーウォーズ』--これは脚本自体は奥寺さんですけどね--の頃からの一貫して細田さんの弱点だと思うんだけど、いわゆるカギカッコつきの“リベラル”的な女性観・家族観の理解がひっじょーに浅薄で浅いんですよ。女性が家長、新しい!女性は子育てをしていて偉い!男はイクメン気取りだけど全然わかってない!主夫の育児なんてドタバタでダメダメ!→ね?俺わかってるっしょ?みたいな意識/無意識ですね。
まず、イマドキ4歳児に「男の子でしょ!」って言って説得するのは“絶対になし”とまでは言えないまでもちょっと古くさい感覚だと思うし、そんなあさーい理解だからサイコ父ちゃんが無慈悲な既読スルーをする一方で、クソガキ様の自転車の練習のとき--この父子モチーフもイマドキ手垢つきまくってませんかねえ--急に古くさい父親のイメージとなるんですよ。要するに無理してかっこつけて大衆に目配せしているおかげで世界観やキャラクターの知能レベルがガタガタなんです。
さらに痛いのがね、ミライちゃんが初めて現われたその動機、ネタバレになるから一応伏せますけどね。何か裏事情があるのかなーと思って見てたらそのまんまで、は?なんじゃそりゃ!っていう。何故そこだけ急に価値観が昭和中期以前になるのかな・・・?キミ、設定上は一応令和時代を育ったんでしょ・・・?ってかそれ、おもしろい、のですか・・・??
ところが、このミライちゃんについては、はあ、それで・・・?未来のミライちゃんにとっての“今”ならまだしも新生児のときのソレってそんな気にするもんなの?というか、我々はリアリティラインをどこに設定すればよいのかな・・・?となっちゃっていて、行動原理が全くロジカルじゃない!ギャグとしても全くおもしろくないし。そもそもね、あれだけドタバタしてたらいい加減お父さん気付くでしょ?何か不思議な力が働いているのかな?ってか結局“現実”ではどう処理されたの?ってのが全く意味不明、というね。
良かった点も一応言っておきましょう!特にクソガキちゃんのクネクネクネクネした動きね!ここに関してはいわゆるアニメーションに疎い私でも「あっこれは気合い入れてるな、金かけてんなー、他の諸作品とは次元が違うなー」と思わせるものがありました!
でもね、それに関しても、「動きリアルっしょ?」「幼児の動きわかってるっしょ?」という自意識が先に見えてしまって素直に楽しめない自分がおりました。ここもなー、動きを見せようというのが先にあって全くロジカルじゃないんだよな。
擁護派の中には、「アニメーションリテラシーがちょっと高くないと」「『話がどうこう』って言い出すとやっぱり『つまんない』って感想が出てきやすい」っておっしゃってる方もいるみたいですけどねー。専門学校生が卒業制作で作る映画の話をしているならまだしも、あれだけ大メジャー作家のアニメーション映画でそれ言い出しちゃったらダメですよ。動きを追求するにしても「話がどうこう」の最低限のレベルはクリアしてくださいよ。そこは逃げないでくださいよ。比較するのはちょっと残酷すぎるかもしれませんが、宮崎監督作品や高畑監督作品の批評でアニメーションリテラシーの高低の話出てきますか?そりゃリテラシーが高い方の方がより作品世界を楽しめる。そういうことは往々にしてございます。両巨匠の作品もそういった性質のものですし、ポスト世代では、庵野監督作品、片渕須直監督作品だってそのように評価できると僕は思います。
しかしね、それにしても、あれだけの資本がついていて、ちゃんと作品に力があればリテラシーの高低にかかわらず、大衆みながそれぞれの立場で楽しめるものになるはずなんですよ、本来は。
極端なこと言えばリアルなアニメーションが欲しいだけならモーションキャプチャーでウニウニ動かせばいいだけの話で。僕は、それ以前の、物語としての最低限の誠意やマナーの話をしているんです。
その象徴として最たるものがあの“意識高い系”住宅。あれ、わざわざ建築家の方にオリジナル建築の設計を発注したとのことですが、あのねえ・・・これ、建築家の方は発注に答えたまでで全く悪くないと思いますが、新生児と4歳児をかかえたサイコ父ちゃんが仕事をしながらワンオペ育児をする家があの作りって・・・。あのう・・・控えめに言って狂ってるんでしょうか?これも「ためにする」デザインにしか思えないというか、あの家の作りでこの家族--暴れ回る幼児たちやこれから年を取るご夫婦--が一人も頭をかちわらずに天寿を全うできたらそれこそ奇跡なんじゃねえかという(笑)。やっぱりねーそこらへんの視点への気配りも含め、とことん不誠実なんですよ。
あとねー、クソガキちゃんについてもですね、「アナルプラグ(笑)」って書いてきたリスナーもいましたけれども(笑)、未来のミライちゃんに対して顔を赤らめて言うセリフとか、“王子様”に対する態度とか、サイコ母ちゃんのアルバム(唐突に出てくる、結婚式のスライドのようなリアリティのないアルバム。あれだけ小綺麗な写真見せといてなーにが“黒歴史ww”じゃい!)への反応とか、カギカッコつきの“東京駅”での振る舞いとか、ラストシーンのミライちゃんの説明ゼリフとか、もうとにかくその場その場で場当たりでてっきとーにキャラクターを動かしているから、まとめて一本の映画として見させられると賢さの設定がぶれぶれなんです。
特にアナルプラグのクダリなんて完全に大人側の欲望の目線やんけ、これのどこがリアルな4歳児なんすか!というですね。
ぶれぶれといえば、こちらも指摘しておかなければなりません。
物語の根幹かつクライマックスにもかかわる、世界観の設定ですね。
ミライちゃんがこれまた脈絡のない説明ゼリフでとあるタブーを説明するんですが、その数十分後にはたやすくタブーが破られる。そして特にペナルティーもない。じゃああの説明ゼリフはなんだったの?観客ポカーンみたいな。
そもそも未来のミライちゃんが全て知ってるように振る舞っているのは何故?とかね。言い出したら切りがありません!
BTTFシリーズのようにパキッと全ての伏線を回収しろとまでは言いませんよ!けどね、作品独自のタブーを出したらペナルティもあわせて説明してくれないと意味ないでしょ!ってかそれって創作における最低限の誠意、マナーなんじゃないんですか?
どういうことか。要するに、タブーが実際に破られる?大丈夫か?大丈夫か?あーとうとう破られてしまったー!そのあと一体どうなるー?、という状況があって初めて我々観客は一緒にハラハラできるわけですよ。たとえるならアレですよ。映画『グレムリン』ありますよね。1984年。ジョー・ダンテ監督の出世作。その中で、例の3つのルール、ありますね。
この作品でたとえるなら、映画内で3つのタブーを説明したにもかかわらず、結局ペナルティはよくわからない。映画の後半でギズモが太陽が燦々と照る真っ昼間にグラサンかけてジャブジャブ海水浴をしている。そんで最後の最後にそれまでの展開と無関係な第4の設定が唐突にギズモの口から語られる。なんじゃそりゃ、みたいな(笑)。もう一体何がしたいの?というレベルですよ。
世界観の設定自体もね、これ、実は初見のとき、クソガキちゃんのインナートリップやらセルフセラピーやらの話かとも思ったんですが、どうもそうじゃない。福山ひいじいちゃんや東京駅のクダリを踏まえると、クソガキちゃんが明らかに経験しえないこと・知りえないことを経験していて、なんでインナートリップのルールからも明らかにはみ出している。
あのねえ、4歳児を主人公にすること、オムニバス形式であること、現実と夢、空想があいまいなことって世界観がグチャグチャであることの免罪符には決してなりませんからね。童話や寓話、不条理ってそういうことじゃあないんですよ。ことほどさように、幼児を、というか人間のあり方そのものなめている所作としか思えません!
細田さん、クレヨンしんちゃん、映画版だけでもいいからもう一度じっくり全部見てくださいよ。全てが100%の傑作というつもりはもちろんありません!ありませんけど、幼児が主人公であること、ギャグマンガであることを世界観の言い訳にしているのはほとんどありませんよ。その上で、幼児の幼児性、第一子と第二子の関係性、ペットとの関係性、親子が親子であること、夫婦が夫婦であること、家族が家族であること、などなど、比べるのもホントおこがましくてしんちゃん側に大変失礼な話ですが、大人も子供も笑えるギャグも交えつつ逃げずに遙かに高度のレベルで達成してますよ。
クレしんとの対比でいえばクライマックスのアレね。あー出た出た細田演出、はいはい。なんて意地悪な僕は呟いてしまったわけですけれども、これもちょっとしたネタバレになっちゃいますが、クレしんの某・大名作映画。監督・脚本は原恵一。ナンチャラ帝国(笑)オトナナンチャラ(笑)の、“あの例のシーン”。これ、見た方はおわかりかと思います。と同じようなシーンをクドクドクドクド・・・。犬まで登場させてクドクドクドクド・・・。そもそも犬ってああやって母犬と別れるのか・・・?違うんじゃねえの(笑)?ってかそれもセリフで説明すんのかーい!見てりゃそれくらい黙っててもわかるわ!それ以前の問題としてに父犬はどこに?ということも含めて、とにかくひっじょーにテンポが悪い!!
あと一つ、これだけは言わせてください。
僕、前から言ってますよね。我々の用語でいうところの、いわゆる一つの“ベロベロバー”問題でございます。
クソガキたちがおどけた何か面白“げ”なことをやれば面白くなると思ってますよね。テレビではそれでいいかもしれないけど映画はそれじゃあ笑えないんですよ。
なおかつ、それ以外のギャグもアナルプラグでしょ!?単に下ネタがダメってんじゃないですが、時と場所と見せ方を選んでください。ただただ不快です。R指定なくていいのか?これ、子供に見せてもいいの?という。
さらに、その滑ったギャグを、全然成長しないクソガキのワガママやサイコ両親の立ち振る舞いで上書きして不快感を増させていくという(笑)。もはや“げ”ですらないじゃないか(笑)!
うるせー!こちらがお前らを「好きくない」んじゃー!とホント上映中心の中で何度叫んだことか。
そんで全然成長しないサイコ両親が終盤あまーい自己満足のセリフを言い合いますよね。はあ・・・。それはまあいいんですが、まずご自分たちのサイコ性に手を当てて顧みていただいて、素晴らしいご両親のご美意識にはお反しあらせられるかもしれませんがご自宅に子供用の転落防止柵をつけるなり、恵まれた収入でハウスキーパー雇うなりしないと死人が出ますよ、なーんてひねくれた僕なんかは思っちゃいますけどね!ええ、ええ、どうもすいませんねえ!ひねくれ者なもので!
これもねえ、今回は残念ながらあざとい部分だけ、“やだみ”ばかり印象に残ってしまいました!
はいカメラパンしました。時間が経過しましたよ。これ省略だよ。映画的でしょ?というのもさー、それはそれでいいと思うし、正直さすがうまい演出だなあと感じたカットも中にはありました!冒頭の息でガラスを曇らすシーンとか、雪のシーンとかですね。でも、これは演出じゃなくて脚本の方の問題かもしれないけど、とにかく登場人物がクドクドと設定を喋る喋る。別に未来の人だからってイコール全知の人じゃないですからねえ?
これもそれなりの理由があれば設定を喋ること自体は全然いいんですよ。
さっきたとえにあげたBTTFシリーズのドクとか、顕著な例ですよね。要は、彼は物語の構造上、観客が知らないことを「知っている」から、タイムマシーンの設定を「知らない」マーティン(=我々)に対して多少くどく説明しても全く嫌みにならないじゃないですか。ちゃんと時間が変わって彼が設定上「知らない」世界のことは観客が知っていても一切説明してないでしょ。
このあたりもなー。知識レベルの設定が全然統一されてない。観客は最初から最後まで悪い意味で置いてけぼり。
たとえばこれ僕からの一つの稚拙な提案ですけどね。ひな人形を巡るくっだらねードタバタをどうしてもやりたいんなら、おじいさんのエピソードも、一見するとくだらない代々の言い伝えである迷信的なナニカを律儀に守りました→そうしたらおばあさんとめでたく結婚できました→ミライまでの血脈が繋がりました→だからミライもそれをなぞったのです、ってすればですね、まあ設定のレベルとしてはひとまず統一できるじゃないですか。そのあたりも含めてとにかく“雑”の一言に尽きるんですよ。
あと、これ、感想メールで指摘していたリスナーもいましたけど、父ちゃん側の血筋はガン無視?問題ですね。誰しもそうですが、父と母が「両方いて」初めて今の我々に繋がるんじゃねえの?おいしいところ、ドラマチックなところのつまみ食い的な、「ファミリーヒストリー」をそのままやりたいならわかりますよ?でもこの映画のテーマって、平凡な一家族の、非・ファミリーヒストリー的な部分にあるんじゃないんですか?
「ファミリーヒストリー」的にいってもですね、もうこれ作品の根幹の価値観の話なんですが、サイコな両親とは距離を置き、血縁を自分からは繋がず、一人で自己完結してアナルプラグで遊んで暮らす一生は果たして「不幸」なのか?「何かしらの罰を受けなければいけないこと」なのか?という問いにはこの映画、実は全然答えられていませんよね。そのように考える人は、排除され、存在しえない世界となってしまっている。ここ、最初にも述べた“この光景は果たしてユートピアなのかそれともディストピアなのか(笑)!”という問いにも繋がるところですが、このあたりも、昨今生産性だなんだとニュースになったりしていますが、イマドキの価値観でいえば、全体としてはどんどん多様な個人の価値観を尊重する方向に向かっていっていますよね。少なくとも、僕個人はかくあるべきだと考えています。「家族派は家族派」、その立場はもちろんそれで否定しないけれども、一方で「アナル派はアナル派」だし(笑)、「乳首派はもちろん乳首派」(スタッフ爆笑)、本当はね、みんな違ってみんないいと思うんですよ。
このあたりも細田さんの“臆面のない傲慢さ”の意識/無意識、いわゆる“やだみ”がどうしても透けて見えてしまっているというか。というよりも、悪いこと言わないからもう細田さんはこれ以上家族のテーマは触らないか、触るとしても設定から脚本から何から全部外注して演出だけに専念する方が良いと思いますけどねえ。僕は。
というか、そもそも幸せって他人と比べてしまった時点で大概幸せにはなれないですからね。“あの”東京駅の“あの”新幹線の設定を踏まえるとどうもここはそういう世界ではないようですが。僕はこの世界は断固拒否したいです。絶対に嫌です。別にひとりぼっちでも本人が幸せならそのままで全然いいじゃねえか、というね。僕なんかはそう思ってしまいますけれども。
あー時間がない!声優のお話とかもしたかったんですけどね。福山雅治さんの意外なはまりっぷりとかね。
結論としては、申し訳ないですが、僕個人は「好きくない」類の映画と言わざるを得ませんが、山下達郎さんの主題歌を劇場の音響で聴きたい方、幼児がアナルプラグを刺して絶頂する場面を超絶作画で見たいという方に対しては・・・・・・オススメです!
(終)
ドラえもん第一話「未来の国からはるばると」では未来世界からドラえもんとセワシがやって来るが、その時の感じは、
急に押しかけてすまんな、俺らなお前の子孫や。 ちょっと未来から文句言いに来たんや。ほらみてみぃお前の将来のアルバムや。就職に失敗して、結婚に失敗して、事業に失敗して、ほんとお前どうしようもない無能やわ。そのせいでわしら子孫が大迷惑しとんじゃ。わかっとんのかこのボケ。 死にたなったか?ええぞ、でもまず俺の話を聞いてからにせいや。まずな、俺等な、お前に文句言いに来ただけやない。逆や、救済しにやって来たんや。びっくりしたか? …え、そしたら運命が変わって手前が生まれないんじゃないかって?チ、感のいいこっちゃ。どうせお前にはわからんだろけど説明しとくとな、行き先が同じなら乗り物が違っても変わらんのや。つまりそういうことや。 (のび太ポカーン) あのなぁ、お前は策を受け入れるしか無いんやぞ?選べる立場か? でも心配すんな、何こいつをちょっと居候させてくれるだけでええんやで。ちなみに拒否権はないからな。じゃあの」
こんな感じだったはず。
それでこれの何が問題かと言うとそもそもの奴らの話を裏付ける証拠がアルバム1つしか無いところで、ドラえもんの後の話を読んでるとこんなものいくらでも捏造可能だというのがわかる。さらにこのアルバムはその後二度と出てこないわけで詳細に調べられたらまずいというのが想像できる。
それに冷静に考えれば、行き先が同じなら乗り物が違っても変わらんみたいな謎理論は全く理解できない。
やはりドラえもんは嘘をついている。
あれは冤罪だった。ある日突然、学年主任に呼ばれて「お前がいじめをしているという報告が複数の女子からあった」と言われた。全く身に覚えのないことで否定したが認められなかった。
しばらくして、クラスメイトでいじめっ子だったSも呼ばれて一緒に事情聴取をされた。Sとは昼休みに少し話をする程度の仲だったが、学年主任曰く俺とSは仲が良く共謀していじめたという話になってた。
いじめられたのはクラスメイトのGで、知的障害者っぽいやつだった。SがGをいじめていたのは知ってはいたが面倒なので知らないふりをしてた。そもそもGはいじめられてるという自覚がないようで、遊んでいると思っていたらしい。
事情聴取でも、やってないと主張したが逆効果で生徒指導や教頭まで呼ばれて最終的に認めざるを得なかった。Gが単独でやったことも共謀したと認めさせられた。俺とSはGに謝ったが、Gはポカーンとして状況が理解できてなかったようだった。
その後は両親に連絡がいって、両親がGの親に謝っていた。俺は両親にいじめはしていないと言ったが信用してもらえなかった。親に信用されないのは本当に辛かった。
どう考えても女が嘘の報告をして俺に罪を被せようとしたとしか考えられない。誰がそんなことをしたのか分からなかったが、強引に認めさせた学年主任や教員には相応の仕返しをした。
椅子に画鋲を置いたり椅子を液体糊でベチャベチャにしたり数えきれないくらいやった。その度に生徒指導で怒られたが全く反省しなかった。「悪いのはお前らだ」。今でもそう思っている。
私は大学願書郵送締め切り前日に自室で母と大喧嘩して、大学願書破られて、ポカーンとなったの思い出した。
浪人決定!
で、この後、反射のように悲鳴のように泣いて、出てって!と叫んで自室から追い出したの覚えてる。しばらく引きこもった。
母はハッとして&やっちゃったことに気づいて、困惑する中追い出された。
気が触れるかと心配したのか、
ドア越しにゴメンね、ゴメン。ってずっと謝ってた。
本当はほとんど記念受験だったけど、受けないのと受けるのではやはり違うのと、
母にこんなことされたのが、絶望で、私も混乱して泣いてた。
少し冷静になって、ドア開けて、
(よく覚えてないけど)記念受験だったからいいよということを伝えて、仲直りはしたと思う。
ただしばらくは受験できないの悲しくて、一人にしてもらったかもしれない。
私を思ってしてくれたことも沢山あった。
その辺は確認できないと、すべて許せなくなる。
だけどその相手を思うこころは、自分から見せなきゃ返ってこないこともあるし、
どこかで腹くくって、
破って浸けて捨てた理由をちゃんと話して、ごめんなさいって言えるといいね。
その上で、ちゃんと謝ってもらった方がいいと思う。
小学生の時にプレイしたファイナルファンタジー3をiOS/Android版でやったら、結構面白かった。他に書くところもないので、プレイ記録をこちらに(ネタばれ全開)。
<全滅記録>
こちらはもういい歳をした大人だ。FC版より簡単らしいiOS版、慎重にプレイすれば、全滅なんてしないだろうと思ったが、それなりに全滅した。
・封印の洞窟に行く前にミスリル坑道でお宝拾ってやろうと思ったらガイコツ強すぎて全滅。
・グッコーなんて地味キャラだし余裕でしょと思ったら、サラマンダーの炎に焼かれて何回も全滅。これが一番死んだ。強すぎだろ!
・さあ、ペースもつかめてきて余裕余裕と思ったら、時の神殿でメイジキマイラ3体がバックアタックしてきて、いかずち3連発。白魔導士がお亡くなりになり、そのまま全滅。時の神殿ではバックアタックされると漏れなく全滅か瀕死に。どんな確率ゲー!
・レベル40ぐらいでバハムートに戦いを挑んだら、瞬殺される。攻略上は順当なタイミングのはずなのにおかしい。
・古代の民の迷宮を順調に進めていると、キングベヒーモスが出現。お、体がでかくてグラフィックがかっこいい!と余裕をかましていたら、メテオ連発され全滅。キングベヒーモスってそんなキャラだったっけ??
バックアタックされると瀕死になるのは、終盤まで変わらなかった。確かに、このあたりの難しさはFC版を彷彿とさせるが、やはりFC版の暗黒の洞窟で増殖しまくる分裂キャラのが恐ろしい。
<あっさり倒せた記録>
反対に、あっさり倒せて子どもの頃のトラウマを解消できたボスたち。
・ネプト神殿のおおねずみ。ちゃんと黒魔導士3人+白魔導士1人で行ったらあっさり勝てた!FC版では、面倒くさがって物理系のシーフ+戦士を変えず、シーフでとんずらしまくっていたので、ジョブも小人向きでなくレベルも低く死にまくった。横着するな、子どものころの自分。
・まどうしハイン。もちろん、学者を加え、今回は風水師にも初チャレンジ!学者で調べて弱点を黒魔法!…あれ、黒魔法がたいして強くないぞ?風水師の地形!「シャドウフレア!ダメージ4000!」ハインを倒した!…ポカーン。な、なんなんだ風水師!風水師の強さとランダムな面白さを気に入り、しばらく風水師を使い続けました(その後、シャドウフレアを見ることはめったにありませんでした)。
・ガルーダ。竜騎士の装備を揃えるのが面倒だったので、編成を変えずにとりあえず突撃したところ、2ターンの間1度もいかずちを使ってこず2ターンの総攻撃で撃破!いかずち使ってこないガルーダって何だよ!
・暗闇の雲。ちゃんとレベルを60ぐらいに上げていったら、それほど苦労せず倒せた。片方の職種が物理攻撃通らず焦ったが、放っておいて結果として問題なかった。熟練度99のシーフでキングベヒーモスからまもりのゆびわを人数分回収していたのも良かったっぽく、いかずちがそれほど痛くなかった。
<ジョブ>
・シーフ:熟練度を上げようとはじめから使い続けたら、エアーナイフ(海底洞窟)とベヒーモスナイフ(時の神殿)を手に入れたあたりから攻撃が異常に強くなり無双に。忍者と防具も大してかわらない(頭リボン、鎧ふうまのころも、腕まもりのゆびわ)ので、個人的にはシーフ押し。
・ナイト:ずっと使っていなかったが、戦士/ナイト系がいなかったので後半で加入させたら、熟練度は低いは素早さは遅いは弱い弱い。しかし、武器が謎に充実しており、アルテマウェポンとエクスカリバー持たせておけば熟練度が足りなくてもマイナス点をすべて吹き飛ばす。
・風水師:上記のとおり、ハイン戦でびっくりしてから後半まで使ったが、明らかに黒魔導士より使える。弱そうな見た目なのに前衛に立ててベルで殴るのも楽しい。シーフの無双化あたりから攻撃力が物理攻撃に負けてきて、古代の民の迷宮の前で引退。ランダムで安定はしないが、最後まで使うのもアリかと。
・黒魔導士:おまえ、弱いよな!強いのは序盤のみ。もう少し、黒魔法に見せ場を作ってあげて欲しかったかも。威力も大したことない上に、利用回数制限があるとやっぱりキツイ。中盤で物理系ジョブを風水師にして黒魔導士を残していたのだが、黒魔導士をクビにして風水師にすべきだった。
・吟遊詩人:終盤で加入させて鍛えた。回復して補助して攻撃して面白いぐらい役立つ。役立たずから主力に昇格、おめでとう!
最終パーティは、シーフ+ナイト+吟遊詩人+導師。召喚魔法を使う機会は1度もなかった!3の召喚魔法はストーリー性もまだそれほどないし、まあいいか!
<鉄巨人>
・見に行ったら、2ターンで全滅。物理攻撃で3000くらうのでまったく勝てない。レベル80~90は必要と見た!が、レベル上げするヒマがないので、YouTubeでバイキングを活用して倒している人の映像を見て満足して諦めた!
<総評>
・十分に楽しめた。思い出の中にあったFC版が色鮮やかによみがえった感じ。
・グラフィックの制限上仕方なかったのかもしれないが、モンスターが6体(8体?)ワラワラ出てくる理不尽さはもう一度味わいたかった。
・ジョブ的には、風水師と吟遊詩人がツボだった。黒魔法の使いやすさがもう少し良ければもっとバランス良かったかも。
・FFは回数制限のない回復手段の有無でプレイ難易度が相当変わるよなあ。吟遊詩人(と長老の杖)ありがとう。
最後になるが、スクウェア・エニックスには、FF4をDS版オープニングムービーのクオリティでフルリメイクすることをいつか期待したい。
こないだ上司と飲んでるときに「結婚はしないの?」って聞かれた。わたしは26歳のSE。上司とは3年くらいの付き合いになる。毎日毎日9時から21時まで働いて帰って寝る、もしくはたまにこうやって飯屋に連行されて飲んで帰って寝る生活。平日はゴリゴリ働いて、週末は趣味の社会人サークルがあるからほとんど家に居ない。こんな状況じゃ自分の面倒を見るので精いっぱいで、恋愛も結婚もしてる場合じゃない、するなら部署変えてもらわないと無理です。ってこたえた。
それなのに全然ピンときてないみたいで、彼によると結婚に魅力を感じていないから時間がないとかを言い訳にしてしまうんだそうだ・・・。そして結婚することのメリットを羅列し始めた。
「さみしくない」とか「家賃も折半で済む」とか「子供はいいもんだ」とか。いろいろいってたけど。どぉーでもいい。黙れ。○ね。○す。
しまいには「俺もお前と同じくらい残業もして働いてるし週末も活動してるけど、家庭は維持できてる」だと。あーーー思い出したらイライラしてきた。
わたし「お言葉ですけど、奥さまは上司さんの扶養内ですよね?」
上司「そうだけど」
わたし「それで上司さんは帰宅したら食事とお風呂が用意してあって今着てらっしゃるスーツもバスケットに入れておけば奥さまが洗濯したりアイロンかけたりクリ―ニングに出したりしてくださってるんですよね」
上司「そうだよ」
わたし「上司さんは奥さまがお仕事諦めて飯炊き女に従事して下さってることもっと感謝したほうがいいですよ。わたしも上司さんと同じくらい手取りがあれば家事もできるジゴロ飼って結婚でもなんでもしたいですけどね。あいにくそんなお金もないし。今は自分の面倒見るので精いっぱいなので(あなたのような)自分のこと自分でできない男性やそもそも多忙な男性と懇ろにしてる場合じゃないんです。」
いまから十数年前、高校生の頃に「M-1甲子園」というイベントに出た。
よしもとが主催、イオンが協賛の高校生の漫才コンテストであり、吉本が素人の高校生の中から未来のスター発掘するという意図がある大会なのだが、いろいろ不可解な思いをしたので書こうとずっと思っていて、昨年末のとろサーモン久保田の上沼恵美子への暴言、立川志らくのM-1での審査を評したブログがホッテントリになったタイミングで書きたかったが師走の忙しさで書く時間がなく無下にしてしまった。
もうタイミングを逃したのだが、今年のM-1まで取っておいても書くのを忘れてしまいそうなので、今このタイミングで書かせてもらう。
俺が高校生だった十数年前、地元のイオンでM-1甲子園なるイベントの予選があるので出場しようと友人から誘われた。
俺は中学の文化祭で、生徒が体育館でステージで催し物を披露するコーナーで中2から2年連続漫才をし、2年連続投票の結果優勝した。それまでギター覚えたてのヤンキーが稚拙な演奏を披露しイキがる場でしかなく、ヤンキー以外の出場は暗黙の了解で禁忌とされていた雰囲気の中において、ヤンキーの許可なくそこに割って入った俺の漫才が優勝したのだ。
中1の頃はオタク扱いされスクールカースト最底辺だった俺が、中2の文化祭からは学校の人気者となれたのだ。その年頃の女子というのはスポットライトを浴びた男だったら誰でも良いようで、それまで俺のことをゴミのような目で睨みつけ忌み嫌っていた女子どもが急に俺のことをチヤホヤしていたが、俺は奴らのことを恨んでいたので硬派気取ってまるで無視していた。今考えたらやれたかもしれない。
高校生になってから文化祭の時の相方とは違う高校に進んでしまい、相手も部活に勉学に励みたいとのことで漫才は続けられなかったところ、別の漫才をやりたかったという友人が俺をM-1甲子園に誘ってくれた訳だ。
予選通過したら東京で決勝があり、優勝したら賞金20万円貰えるらしいのだが、まあ、中学の時の相方は笑いのセンスもよく、俺の書いたネタに文句も言わずそのまま受け入れてくれ、相性もよかったので満足いくネタが披露でき爆笑をかっさらうことができたのだが、M-1甲子園に誘ってきた奴は笑いのセンスがまるで無いどころか俺の作ったネタにいちいち文句を出し、その割に自分でネタは書かず俺のネタをベースにまったくつまらない方向に改変を要求し、お笑いをやるっつってんのに道化を演じるのが嫌なようでかっこつける言動ばかり取りたがり、人を笑わせたいというよりスポットライトを浴びてただ女子にモテたいだけという性欲しか感じられない奴で、ああこりゃあクソ滑りするなあ予選絶対通過しねえなという未来しか見えなかったが既にM-1甲子園にエントリーしてしまったので後の祭りだった。
俺は学生ながらに雑誌の読者投稿コーナーや深夜ラジオでネタが採用され、ネット大喜利で優勝を経験している職人だったので、ネタ作りに関しては自信があったのにも関わらず俺の意図した笑いどころが全却下された挙句ただ男子高校生ふたりつまらない立ち話をするだけの漫才とは言えない地獄のような内容しか用意できずM-1甲子園の予選の日はやってきた。今もその日を鮮明に記憶している。
当日、そいつは気になっている女子をつれてきて、もうすぐ始まるつってんのに、つまらない内容だがネタ合わせだけはしておきたい俺を尻目に女子と2人でイチャイチャとイオンのゲームコーナーでずっと太鼓の達人をしていた。
高校生なので楽屋などなく、これから始まるショッピングモールの広場に用意された舞台周辺に出場するっぽい高校生がぞろぞろ現れ始めた。俺も1人そこで待っていると、出場するっぽい奴が近づいてきて「あれ?見ない顔ですね?普段どこでやってるんですか?」と声をかけられた。
見ない顔?普段どこで?純粋な素人の高校生が集まっていると思っていたのだが、こいつら普段どっかの舞台出てんのか?
質問の意味がわからないので「人前で漫才やるのはこれが初めてですね〜」と答えると、「あっ…」といった顔をしてそいつは離れていった。
通りすがりの子連れ家族の父ちゃんに「これから漫才やるんですか〜?誰が出るんですか〜?」と聞かれ「高校生の漫才コンテストです」と答えると、「なんだ〜素人か〜絶対つまんねえな〜誰が見るんだそんなの」と吐き捨てられた。俺がこれから出るんだよ!という不快になる一幕もあった。
するとイオンのイベント担当みたいな人が出てきて「これから始めます」と胸につける番号札みたいなのを配りだしたので、急いでゲームコーナーから相方を引っ張り込んできた。
審査員は吉本芸人だ。各地方に吉本の事務所があり、うちの地元の吉本芸人が審査員として招かれており、イベント開始直前に腰を低くしたイオンのスタッフに先導されながら会場へとやってきた。
すると、それまで会場でそれぞれバラけてダラダラしていた、これから出場する高校生達が一斉に一列に並び、もう夕方なのに「おはようございます!」と業界丸出しの挨拶で綺麗にお辞儀をした。
それに対し審査員の吉本芸人は「おう、頑張れよ」と一言いうと審査員席に着座した。
そんなん知らん俺はもちろん並ばず業界の挨拶もせず、ポカーンですよ。こいつら、全員吉本の息かかってるやんけ!
その瞬間、この大会の意図を把握した。これは、吉本の息がかかっている、将来吉本所属が決まっている高校生を集めて、あくまで素人として吉本が世間に紹介するイベントなんだと。
予選出場の高校生コンビは全部で10組、俺の他にポカーンとしていたのは1組だけだったので、確実に素人と言えるのは俺とその1組のみで、残り8組は吉本の息がかかってる連中なのだ。
じゃあ、どう転んだって完全な素人は絶対に予選通過しねえじゃねえか。これから俺が滑るのはわかりきっているとはいえ、一気に冷めてしまった。
いざ漫才が始まると、さすが審査員の芸人におはようございますと礼する連中だけあって普段から仕込まれているのだろう、みんなしっかりとしたネタをして、横で観ている俺は笑ってしまった。
けど、他の吉本の息がかかってると思われるコンビは、他のコンビのネタには一切笑わず鬼のような目で睨みつけていた。怖っ。
で、いざ俺の出番がきたが、ボケもなく笑いどころのないネタがウケるはずもなく、少数集まった観客が舞台に目を向けず全員が手元の携帯を見ているという、生きた心地のしない地獄のような時間だった。死ぬかと思った。
漫才が終わり、審査員が苦笑いをしながら「独特な世界観ですね」とだけ言った。
その後の出番だった「おはようございます」を言わなかったコンビもやっぱり面白くなかった。
もちろん吉本高校生の中から東京行きが決まり、もうこいつとは二度と漫才しねえと決めて、素人であるはずの高校生たちの不可解な行動に疑問を持って帰った。
次の日エゴサーチをしてみると、2ちゃんねるの芸人板で俺がクソつまんねえとボロクソに叩かれていた。死ぬかと思った。
その数週間後。
深夜に何気なくテレビをつけていると、地元ローカル番組で吉本若手芸人のネタを見て笑ったら罰ゲームというコーナーが始まった。
ローカルタレントがニヤニヤしながら口に牛乳を含み、そこに出てきたのはイオンで漫才をやった高校生たちだった。
えー!?もう「吉本若手芸人」って言い切っちゃってるじゃん!!じゃあもうこいつら素人じゃないじゃん!!
高校生という紹介もなく、あの日イオンで見た連中全員がその番組で「吉本芸人」としてネタを披露していた。
息かかってるどころか、地元ローカル局とはいえテレビの仕事受けちゃってる時点でプロだよね!俺の予想は正解に近かったのだ。
ええ、こいつらプロじゃんと思った俺は地元吉本の所属芸人一覧をネットで確認したが、あの高校生達は誰も所属芸人に名を連ねていない。
なんなの?やっぱり素人なの?どっちなの?謎は深まるばかりである。
その数日後、この連中は「素人なのかプロなのか」の事実が判明する。
学校から帰ってきてバイトに行く準備をしながら夕方のローカルワイドショーを見ていると、地元の芸人を夢見る高校生に密着した特集がはじまった。
そこで特集されている高校生は漫才コンビではなくピンなのだが、ただつまらないダジャレやギャグをするのみで舞台では滑り続け、ライブで勝ち上がれなく悩んでいるという。
仕組みはこうだ。吉本の事務所には芸人を夢見る高校生が次々駆け込んできており、ライブで勝ち上がれば晴れてプロとして吉本に所属できる仕組みで、そのピン高校生はプロを目指しているがライブで滑り続けてなかなか勝ち上がれないのだという。
吉本の稽古場みたいなところでネタ見せをして、社員なんだか作家なんだかわからないがその様子を見ていた大人からつまらない、それじゃ勝ち上がれないぞと叱責されそのピン高校生は悔し涙を流していた。
そのシーンで、あのイオンで見た高校生たちも映り込んでいた。特集は「頑張れ○○くん!未来のスターとして応援します!」と締めくくられた。
つまり、吉本所属のプロとは言い切れないが、「吉本預かり」として普段から吉本の舞台に出演していて、稽古場では吉本の人間からも指導されている。それで、たまにテレビにも「吉本芸人」として出演しちゃう。
もうこれは素人とはいえないのではないか。完全に吉本の息かかっちゃってるんだもん。
その当時、M-1甲子園で決勝を勝ち進んだコンビが実は松竹芸能所属(事務所ページにもプロフィールが記載されていた)だとわかり、M-1甲子園の「プロは出場不可」というルールを破っているのではないかとお笑いファンの掲示板で炎上していたのだが、それ言ったら出場している高校生の大半が半分プロみたいなもんじゃねえかと思った。
やっぱり、この大会は「素人の高校生の中から未来のスターを発掘」なんて意図じゃなくて、「吉本預かりの芸人を世間に認知してもらう」大会でしかなかったのだ。
その頃は世間で圧倒的な若手お笑いブームだったこともあり、素人の大会と銘打ったM-1甲子園ですらネットではちょっとした話題になっていたのだが
俺が高校を卒業する頃には審査内容の不透明性などが指摘され盛り下がる一方で、ネットで話題になることが全くなくなってしまった。
高校を卒業したら芸人になりたいと漠然と思っていたが、こんな経験をしたので絶対に吉本に入ることだけはないなと考えていた。
高校卒業後、イオンで見た彼らのコンビ名でググって現状を調べてみたのだが、そこから吉本に所属することなく芸人の道を諦めそれぞれ大学に進学したり就職したりしているようだった(そいつらのブログを見つけたのだが解散報告などをしていた)
そんな俺も相性の良い面白い相方を見つけることもできず、ピンでやる度胸もなく、そのまま普通にサラリーマンとなった。
その後M-1甲子園は「ハイスクールマンザイ」というダサいイベント名に改名し、一時はその様子が全国放送などされていたようだが全く話題になることがないのでもうとっくに終わったイベントかと思っていたら、今調べたら去年もやってたみたいだ。
ということです
『ガチンコファイトクラブ』を楽しんだ人はいるだろう。
見ている当時は興奮したものだ!
そういう、「やらせ」を全面的に出した作品や映画がここ10年くらい流行っている。
マッコイ斉藤というテレビプロデューサーが好きな手法だったりするんだが。
『クローバーフィールド』、『REC』、『ブレアウィッチプロジェクト』というホラーが多い。
この面白さに気付いたのは、「秋葉あかね」というAV女優の作品です。
身長177cmということから、登場の時から、「もしかしてあの宝塚の!?」という話だった。
なんと、SODすらも、それにあやかろうとしてか、「あれから3年、、、(その宝塚の人が3年前にヘアヌード写真集を出した)」という釣りを行った。
それで、顔を見せずに、「森の中でうつむいた長身美女の映像」が流れる。
2chを見ると、結構な人数がつられていたようだ。
そして、顔写真が公開されると、「ゼンゼン違うじゃん」となる。
しかし、AVデビュー作品を見ると、「私は身長が高すぎるので、それがコンプレックスで、女性らしくできなかったから、女性らしくなりたい」
緊張した面持ちで、「演技」をする。
周りも、もちろん、その演技と流れを成立させるために、「乗っかかって」演技をする。
これが、本当に、往年の『ガチンコファイトクラブ』を見ていた時の雰囲気なんですよ。
周りが、もちろんおかしくても、話を合わせる。
その妙味、これからどうやって落としどころをつけるのか?という緊張感。
僕が指摘したいのは、何と言っても、最後のシーン。
あの森で、デビューの時の、あの格好で、顔をこちらに向けている。
あ~あのデビューの時の。
「私の幸せは、、、男の人と、生でセックスして、中に射精してもらうこと」
分かるだろうか?
これなんですよ、これ!
「ポカーン( ゚д゚)」ってなるでしょ?
フェイクドキュメンタリーの、「違和感マックスの終わり方」が好きなんですよ。
おすすめは、「あやのあんだーばーぱーぷる」や、「宮野真尋」や、「星空もあ」
もちろん、色々あるんですが。
成功例より失敗例のほうが圧倒的に学ぶものは多いと言う人がいるがなるほどその通りかもしれない。
2時間ほど触ってみてメモを兼ねて気になったことを書いてみる。
なお、私はメインはサーバー系エンジニアであってそこまでクライアント側には詳しくなく、
javascriptはjqueryなら結構使えるとかのレベルで近年のjavascriptは詳しくない。
後試しているブラウザはChromeである。他のブラウザでも試すほどの気力はない。
おそらくもっと詳しい人ならこれ以上のべからず知見をあのページから叩きだすのではないか。
(そういう人はこういうごみページ触るのは無駄な作業と思ってはなから触らないかもしれないが)
まず、最初のページ
https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/
「大会ボランティアに応募する」のリンクボタン(でかっ、でかすぎる)をクリックして
https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer/method/
のページに飛ぶ。
このページは応募前の事前説明みたいなのだが、開いてみるとすぐに実に目を引くリンクボタンがある。
「応募を考えてくださっている皆さまへ」
目を引くので押してみると目的の応募ページではなくポエム表示ページに飛ぶのである。
https://tokyo2020.org/jp/special/volunteer-message/
そしてその耐えがたいつまらないポエムを読んだ後やっと下にはなぜか妙に小さい文字のリンクで
やっと応募できるのか思ってクリックすると、なんとさっきのページに戻りでかでかと
「応募を考えてくださっている皆さまへ」を見る再び羽目になるのである。
応募を考えてくださっている皆さまへ→大会ボランティアに応募する→ループで遊べる。
…うれしくない。
「リンクボタンは無駄に大きいと圧迫感があってよくないので大きさは必要な大きさをよく検討し無駄にカラーで広げるな」
と怒られたことが私にはあるが、これを見てなるほどと思わざるを得なかった。無駄にでかいボタンは確かに逆効果。
しかもその問題のリンクボタンはメインの目的(応募ページに飛ぶ)ではないのである。
本来の目的のボタンより目立つボタンがあるのは画面構成として大きく間違っていることを知った。
そもそもトップページ・つまらないポエムページ・事前の応募説明の各ページに
「大会ボランティアに応募する」のリンクがあってそれぞれ飛んでいくページが違うというのも…。
後、リンクボタンの大きさの基準が全く分からないのもあれである。さすがに一つのサイト内では統一したほうがいいと思うのだけど。
上記の「応募を考えてくださっている皆さまへ」のある縦に長いページの一番下に今度はやたらでかく
(でかいから目立つと言いたいが一番下にあるし上の方に同じくらい目立つ「応募を考えてくださっている皆さまへ」があるから無意味である。)
ログインを求められるのだ。Googleアカウント(私にはAndroid携帯かパスワード忘れた捨てアカウントしかない)
Facebookアカウント(持ってない)Lineアカウント(持ってない)
そんな化石のような私はどうするのかしばらく悩んだところ、下に小さく
これはなんだろう。上記3アカウントをホイホイ提示できる人しか相手にしていないんだろうか。若い人はいざ知らず、爺さんばあさんは持ってないだろう。
化石にとって応募の壁は高い。
新規登録で先に進むとメルアドを教えろやコラァと怒られてやる気がつきそうになる。
やむなく捨てアドをコピーして貼り付けようとしたらメルアドコピペ禁止の鬼仕様。
最初から不適合者のそぎ落としにかかっている。これは応募ではなく奴隷の耐久試験なのではないかと思った。
もう一つ、このサイト新規登録をしたら取消せない。ログイン情報を取り消すことが出来ないのだ。
その辺の詐欺サイトならともかく公的サイトでこれとは…認識が甘かった。
やってはいないが、おそらくGoogleやFacebook・Lineのアカウントも同様だろう。
悪いサイトの実例を見て学ぶとかいう殊勝な理由でこのサイトを触る気なら他に使わない本物の捨てアドを使うことを勧める。
本気で応募したい人は別に止めはしないがこのサイトを勧める気にはならない。
このサイトでやるよりはそのうちみんなの会社に来るであろう企業徴兵に応募したほうが幾分かましだと思う。
まず推奨ブラウザが哀愁を誘う。IE11以上って…IEは11までしかないですやん。12…ないよね?
背景が青の白文字なのも意味が分からない。カラフルにしたかったのだろうか。
白文字はラベル的にアクセントをつけたりボタンをカラフルにしてボタンの文字を白にするといった使い方をするもんだと思っていたが、
ちなみに水色のボタンがあるステップ(ぶっちゃけSTEP4や5の削除ボタン)もあり、
背景の青なことが災いし微妙なコントラストで特にそのSTEPは違和感バリバリである。
ボタンに色を付けるほど背景には気を使わないといけないようだ。
細かく言うと、その機能はさらに追加ボタンと削除ボタンがセットで一個でも項目を追加すると削除ボタンがアクティブ(紫色になり)
上限まで追加するとさらに追加ボタンが水色になる。紫色は押せる・水色は押せない(disable)扱いのようだ。
やはり背景は白か色を付けるにしても薄い白っぽいカラーリングに限ると思った。
最初に突撃した先駆者はレポートで国籍すら選択しなきゃいけなかったと悲鳴を上げていたが、さすがにやばいと思ったのか
選択肢を見たら…なるほど初期選択じゃないと日本なんて選択できないわこれというレベルだった。
いろんなサイトを見ているが、これだけのプルダウンは初めて…嫌になるよな。
細かく見ると、実は日本語入力で候補を絞り込めるようである。おお。凄い。
でも説明がないとプルダウンに日本語入力をしようとする人は少ないだろう…。
ちなみに国の選択は「国籍」「上記以外の国籍」「居住国(STEP2)」の三つある
(まあ上記以外の国籍は必須じゃないが…)絞り込みに気づかないとかなりの苦行。
私が驚いたのはほかにもあるが、最初に突撃レポートを出した先駆者の作業で最も衝撃的な画像はNaNで敷き詰められたカレンダーであろう。
今(9/29:0時時点)でも再現する。方法は簡単で生年月日かパスポート期限日を一度入力する。
→再度選択する。これだけである。ほぼ間違いなく日付をDDMMYYYY形式で認識してそれをYYYY年MM月DD日に表示しなおしているが、
その変換した日付を認識できないのである。それであの破壊力抜群のNaNカレンダーを見ることが出来る。
その状態でカーソルを外そうものなら日付がでたらめになってしまい再入力である。
もしやと思い、英語に変更してカレンダーを動かしてみたらビンゴ!だった。英語では問題の事象は起きないのだ。
こいつらひょっとしたら英語でしかテストしてねえな…。英語でもしてなかったりして。
ちなみに恐ろしくどうでもいいことだが、誕生日は1900年以降を入れないと保存できないようにチェックがかかっているが、
まあ、そんなでたらめを入力する私みたいな不埒者は応募しても落ちるだろうから多分問題はないだろう。
さすがにNaNカレンダーはそのうち連中が直すと思う(直す…よな?)ので見たい人は早く見ておくとよい。
私は年配者向けのサイト運営を仕事にしているのだけど、私のところの客さんは縦に長いのを嫌う。
縦スクロールが嫌みたいだ。
短い項目は1行に二つとかやって少しでも入力欄を縦に長くしないように努力する。
はい・いいえのプルダウンで一行丸々使うというのは驚愕の発想である。
トップス・ボトムズ・靴・帽子でそれぞれラベル・プルダウン1行の計8行使うが
私ならトップスボトムズのラベルプルダウンで1行・残りで1行の2行かラベルとプルダウン分けても4行にする。
レスポンシブサイト用のフレームワーク使ってれば仮にスマホの幅になっても調整間違わなければそれなりに表示してくれる。
何よりパソコンのフルサイズ表示ではいいいえのプルダウンで一行とかはないだろう…。
国籍だって長い国名にも限度があるのだから長さ半分でいいと思うしそういう謎なプルダウン幅が多すぎて不思議である。
はいいいえを選択する際の右の異常に長い空欄が私には物悲しく思えるのだ。
このサイトがプルダウンだらけなことがあり正直一番私が気になってイライラした点はこれである。
でもSTEP4では短めのちょうどいい幅のプルダウンを横に並べていたりもするし、
正直何を考えているのか。(まあ、行追加処理の方は1行のほうが実装に都合がいいからこの部分だけちゃんと幅合わせしたんだろうけど…)
エラーチェックでエラーになるとポップアップが表示されるがこれがなかなかうざい。
その辺のプラグインを使ってもエラーを修正すればエラーメッセージが消えるご時世でわざわざ×ボタンを押してエラーメッセージを消さないといけないのだ。
びっくりだ。私のつたない技術でさえそれはしないと言い切れる。
例えばこのサイトでスポーツに関する経験の入力欄は200文字である。
試しにああああああを連打して200文字以上入れてみると困った事象に出くわす。
文字数の上限を超えていますのメッセージが画面中に出るのだ(一つではない、おそらくオーバーした文字数分)
電話番号で0連打でも同じことになる。面白く…はない。ぼーっとして押してると大量のエラーにポカーンとすることになる。
そしてすべてのエラーメッセージを×ボタンで消していくことになる。
まあエラーを直して保存ボタンで保存して再描画しても消えるが…。
私は今でもおそらく現時点だと古臭い部類に入るだろうjquery.validateを使ってたりするが、
あれで結構便利でありそんなに考えて実装しなくても決してこんな実装にはならない。不思議だ。
このサイトはReactを使ってるみたいだが、Reactにだってそういう部類のバリデーション実装は多分あるだろうになぜこうなったのだろうか。
私だけでなく多くの人があのサイトにダメ出ししているが、本当に使えば使うほどダメサイトである。
写真を提供して申請してさらに先に進めばより魅力的な魔境が待ち受けているのかもしれないが残念ながらそこまでする気にはなれなかった。
良いところはReactを使っていること…くらいではないか。
ログインページのロゴから推察するにAtosがこのサイトの責任企業になるんだろうか。
どれだけAtosやその他関係者が中抜きしたり下流に放り出したりしたか知らないが、億くらいの金はかけて作ったのでしょう?
もうちょっと責任もって作らない?下っ端企業が100万程度で作ったサイトだってもう少しちゃんとチェックする(というか実装を求められる)よ。
ちゃんとした企業なら1000万~2000万も出せばこれと同一内容でよりレベルの高いサイトを提供するんじゃないの。
ひぐらしの畳み方は好きだったよ。
うみねこは、とにかく事件の真相がわからなくてポカーンで離れた。俺には愛が無かったようでそれ以上考察する気も起きなかった。特にアンチ活動はしなかった。
うみねこの舞台の雰囲気が良いというのは同意。文章・背景写真・BGM全部あわせて。
ひぐらしもだけど、作者の社会人経験が活きてる感じの描写が多くて、
当時の俺は、フィクションの教養しか無い作家が過去の名作の二次創作をやってるだけみたいなファンタジー伝奇エロゲ・ラノベはもう食べられないわ、
って社二病だったから、コテコテの美少女ゲームのフォーマットに働く家族持ちのオッサン(オバサン)の悲喜こもごもを混ぜてたあの2作はすごく新鮮だったなあ。