はてなキーワード: ウンザリとは
仮に天国があるのだとしたら、あの世があるとしたらこの世は何なのか?
もし天国があるとしたら天国があるにも関わらずこの世が必要な論理的な理屈とは何なのだろうか?
仮に天国があり、この世はジェットコースターのような感覚で自由に遊びにきているのだとしたら、
この世はテーマパークのようなものであり、尊厳が失われるかと思うが、どうか?
そうではなく天国に至るための前段階としての試験場とこの世を捉えたらどうか?
天国に至る資格のある人間を選定するための環境として捉えてみてはどうか?
何物から、何者から、超越存在から間引かれるような立場で、まるで作物の林檎の選定のような扱いを受ける人類の尊厳とは、どうか?
私たちの宇宙が、目で見える範囲で、目に見えない範囲でしかなく、
虫や鳥や、牛や動物たち、木、細菌、無機物、有機物、分け隔てなく帰る世界なく、
この宇宙に内包されるのみの存在であり、そこに理由はなく、原因もなく、ただ在るばかりの答えしかなく、
つまるは空であり、空に変える、般若心経の教えそのものだとしたらどうか?
では無駄ということで、どうか?
神が用意したとして、それも良し。
はたまた偶然が用意したとしても、それも良し。
いや、人為的要因がなくともいずれ地球は住めない惑星となるが、結論とはどうか?
生命とはどうか?
他のものが欲しい。
真理が欲しいわけでなく。
ただ、他のものが欲しい。
これはもう、いい。
これはもう欲しくない。
これと違うものが欲しい。
これじゃないものが欲しい。
違うものが欲しい。
もうこれはウンザリだ。
ウンザリだと叫んだ。
これしかない。
真理などいらない。
これじゃないものが欲しい。
日本じゃまだまだ盛り上がっているとは言えへんけど。
ちょっと前やけど、スイスではベーシックインカム(月30万円)の導入の是非を国民投票で問いたり、国民全員で議論されているほど大きな問題になっている。
案外シリコンバレーではベーシックインカムについてめっちゃ議論されてたり。
まぁ、情弱どもはそんなことも知らへんのやろうけど。
どう考えてもベーシックインカムは導入するべきやろ。
ベーシックインカムについて議論したら必ず出てくる反論意見で、「ベーシックインカムを導入したら働く意欲がなくなるんじゃないか」っていうやつ。
ベーシックインカムは税収で賄うわけやから、ベーシックインカムの導入を機に働くのを辞めて、結局税収が減ってベーシックインカムを行うための税収が足りなくなってしまうんじゃあないか、みたいなロジックなんやろうけど。
月に20万30万もらって満足するやつなんか働かなくてええよ。
その程度のやつが生み出す生産性は知れてる。
そんな考え方がニートのやつは働かなくても、おれがしっかり働いてカバーしたるよ。
なんなら、そういうゴミ意見を言うやつがいなくなるからおれは働きやすくなってもっと稼いでやるよ。
っていうか数年後にはそいつらゴミたちの仕事はAIに奪われて自動的に社会保障をもらうことになんねんから、ゴミどものちっぽけなプライドを傷つける社会保障より国民全員に支給されるベーシックインカムのほうがもらいやすいやろ。
おれはIT系で働いてるもんやねんけど、ITって何して金稼いでるかって言われたらIT化することで人の職業奪って、奪えた数だけ人件費削減になるわけやから、ITってどれだけ人の職業奪えるか、が勝負やねんな。
ゴミどもの職業を奪うなんて、お前らが思ってるほど難しくないんやで。
覚悟しとけ。
「こんな世の中、もうウンザリだ!」
あ、小生、自殺したくなったこと過去数えきれないほどあるでござるよ?
だから自殺したいと思ってしまうことがあることは小生、理解できるでござる。
でもその理由で代表的だと言われてるこれに関しては全く同意できないでござるよ。
【ツッコミどころ】
「こんな世の中」
これって何と比較して「こんな」なの?
こんな世の中嫌だって言うけど、評価する以上は何か対等なものと比較してるってことだよね?
「酸素が嫌だから臭素を吸って生きる」とか言い出すやつがいないように、オンリーワンの体験しかしてないはずなのに、
何が「こんな世の中」なの?
ちょっと創作物の異世界モノとかラノベの転生モノとかに影響されすぎじゃないの?
死んだら転生できるとか、
死んだらあの世があるかもとか、
死んだら無になれるとか、
その幻想の君の心にしかない理想郷とこの世を比べて「こんな世の中」?
この時点で同情できないし同意できないし共感できないでござるよ。
小生はね。
もし、死んだ結果ここよりもクソな世界に放り込まれたらどうするんでござるか?
少しは考えて欲しいでござるよ。
死ねば助かるなんておこがましいでござるよ。
死んでもこの世界の肉塊になって原子・分子・クォーツ・素粒子もろもろ、残されるでござるよ。
ちゃんと魂が解放される確証もないのに、自殺なんてできないでござるよ。
でも何度もいうように何の確証もないでござるよ。
さっき友人と会話していたら、JKビジネスが隆盛だった頃(2012~2013年頃)にドハマりしていたというので、詳しく話を聞いたら当時報道されていた話とは少し違ったので興味深かった。
まず、彼は極度の腰痛持ちだ。
その日は秋葉原で仕事で、仕事が終わり帰宅しようと思ったが腰痛が酷いのでマッサージの店を探した。
せっかくなら今話題のJKリフレとやらを一度体験してみよう思い、適当に見つけたところに入店した。
狭い個室に促され、うつ伏せになり17歳だという女の子に背中や腰を揉んでもらう。
「学校の制服ですよ。学校が終わったら着替えずにそのままバイトするんです」
「個室だと、いやらしいことをしてくるお客さんもいるんですよ」と話題を変えた。
「そりゃあ、いるだろうね」
「やっぱり男の人って、女性にそういうことされたいんですか?」
「そりゃあ、されたくない男はいないだろうね」
「じゃあ、しますか?」
「!?」
まさか、である。未成年の女子高生に肩を揉んでもらうだけの、ゆるい店だと思ったのに予想外の返答に驚いた。
すると女の子はおっぱいを出し、「触ってもいいですよ」というので触っていると、こちらのズボンを脱がせてチンチンを舐めてくるではないか。
「お店にバレると私クビになっちゃうんで、絶対に声を出さないでください」と小声で囁いてくる。
この「絶対にバレちゃいけない、声を出してはいけない」というシチュエーションもエロさに一層拍車をかける。
この衝撃の出会いが、彼をJKビジネスにのめり込ませることになる。
雷に打たれたような衝撃を受けた彼は、それから暇さえあればJKリフレ店へ行くようになった。
全くおっぱいを触らせてくれないし抜いてもくれない店が大半だが、やはりたまにおっぱいやマンコを触らせてくれながらチンチンを舐めてくれる子のいる店があるという。
ここで俺が疑問に思ったのは、JKビジネスについての報道で問題視されていたのが「裏オプション」の存在だ。
報道では「女子高生と個室で二人きりになることにより、女子高生個人にお金を渡して如何わしいサービスを求める客がいる」と言っていた。
つまり、エロいサービスには店のメニューにはない別料金がかかる。美味しい思いをするにはそれなりの対価が必要ということだったが、
彼はメニューに記載された料金と女の子の指名料の、正規の料金しか払っていないという。
おっぱいを触ったりチンチンを舐めてくれることに対しての別料金は一切払っていない。
じゃあ、女の子はなんの旨味があってチンチンを舐めてくれるのかというと、ただ単にそうすると固定客がついて指名料が入るからだという。
現役の女子高生がおっぱいとマンコを生で触らせてくれてチンチンを舐めてくれるのに、料金は5000円もかからないという。
18歳以上の女性がチンチンを舐めてくれるピンサロという風俗があるが、風俗で一番安いとされるピンサロでさえ6000円以上かかる。
女子高生にピンサロ並みのサービスをしてもらえるのにピンサロより安い、男性客にとっちゃ旨味しかない話だ。
話を元に戻すが、新規開拓したくとも、ネットの情報はガセネタばかりで信用性が無いし、どの店の誰がそんなサービスをしてくれるかは行ってみないとわからない。
こっちはピンポイントでチンチンを舐めてくれる女子高生についてほしいのに、おっぱいさえ触らせてくれない女子高生ばかりに当たると骨が折れる。
「前にチンチン舐めてもらったことがあるんだけど、そういう子を他に知ってる?」と。
聞けば女子高生は素直に教えてくれた。「私のクラスの友達が○○って店にいるんだけど、その子を指名すれば良い思いができますよ」
おっぱいすら触らせてくれず、何もしてくれないような子でも、聞けば「××って店のカエデっていう名前の子がそういうことするって、私達の間で噂になってます」と教えてくれる。
教えられた通りの店で指名すると、これがドンピシャ。この方法により、ハズレを一切引かずにピンポイントで当たりを引くことが可能になった。
いつも通りリフレ店で女子高生とディープキスしたりおっぱいを吸ったりしていると、女の子が「JK見学クラブには行ったことあります?」と聞いてきた。
「なにそれ?」と聞くと、女子高生のパンツを拝む店で、友達がそこで働いているので是非行ってあげてほしいとのことだ。
「名前は○○って言います。指名すれば、きっと楽しいと思いますよ。もし、この後時間があれば行ってあげてください」
何が楽しいんだろう。気になるので、店を出ると早速教えられた見学クラブへ足を向けた。
JK見学クラブとは、個室にマジックミラーがあり、マジックミラーの向こうには女子高生が数人いる部屋がある。女の子を指名すると、女の子が自分の部屋のマジックミラーの前で座り、パンツを見せてくれるようだ。
個室に入ると、横にいるオッサンの「ウヒヒ…可愛いなぁ…ゲヘヘヘ」という声が聞こえてきてげんなり。マジックミラーを覗くと、他の部屋から覗く男たちの顔がチラっと見える。どうも、マジックミラーとは言いつつ女子高生からも個室にいる男は見えており、いかにも秋葉原っぽいキモオタや気持ち悪いオヤジには指名されてもパンツすら見せていないようだった。
とりあえず、先程リフレ店で教えてもらった女子高生を指名する。
指名した子が自分の目の前に来るなり、制服のシャツのボタンをはずし、ブラジャーをずらしおっぱいを丸出しにしたかと思えば、パンツを横にずらしマンコまで見せてくる。
え?え?と戸惑っていると、女子高生が手を握り上下に動かしている。
そういうことか、と意を決しオナニーした。それはそれで興奮したが、やっぱり生で触れあえるJKリフレのほうが良いので、見学クラブはそれ以来行っていない。
店だけで満足していたので、女子高生とLINEの交換もしていない。
まさに美味しい思いだけしてすんなり引退したのだ。
なぜ、そんな美味しい思いをしていたのに当時俺に教えてくれなかったのかと問い詰めたが、
女の子はそういうサービスをする男を選んでいるから、お前が行ったところで何もないまま終わるだろうし、可哀想だから教えなかったって。まさに「※ただしイケメンに限る」の世界だ。
コイツはちょっと街を歩くだけで女から逆ナンパされるし、モデルやホストのスカウトからも頻繁に声をかけられるほどの高身長イケメンだ。俺もその様を何度も目撃した。
俺と二人で秋葉原のメイドカフェに行った際も、一人のメイドが彼の横から離れなくなり、「キモい客しか来ない、こんなまともな客は初めて」「電話番号交換したい」「今度一緒に遊びに行きたい、いや、今夜でもいい、今夜あいてる?」などと、俺の存在を一切無視して口説きだしてウンザリしたこともある。
やっぱり、俺が行っても時間と金の無駄だったんだろう。JKビジネスとは、選ばれた者しか美味しい思いができない不公平なサービスだったのだ。
「おおかみこどもの雨と雪はミソジニー」みたいのとかさ
社会学にかぶれた意識高い系が畑違いの映画で的外れな評論してるのたまに見る
溢れ者やマイノリティの疎外感を描いた映画には 育ち良い意識高い系の人達は感情移入や共感できないんですね
そこで「せや!誰もが男か女なんだから男女論に持ち込んだらワイらマジョリティでも感情移入や共感できるやろ!」って脳内で物語を作り変えちゃうわけ
マジョリティの強者にかかれば マイノリティや障碍者や貧困や戦争や疎外感を描いたどんな映画も万人に共通なヌル〜い男女論の話題に変えられてしまう
ほんとウンザリ
機能不全家族だったり発達障害だったり貧困だったり共同体の疎外感などの生きづらさに悩んだことのない楽に育った人間達が楽に受け売り理論で語れる…それが男女論なんです
それまではPCゲーやらコンシューマメインで、怪盗ロワイヤルだとかデレマスだとかのソシャゲに○万つっこんだとか○十万突っ込んだとかとか聞いてとんでもないキチガイが世間には一杯いるんだなぁと半ば自由に使えるお金の多さに嫉妬し、半ば馬鹿にもしていた。
紆余曲折あってそのソシャゲは引退した。そのソシャゲがきっかけでフォローしたツイッターのフォロワはまだそのソシャゲをやっていたり、他のソシャゲをやってガチャSSをTLに流したりしている。
引退して暫くはそれもウザくは感じなかったのだが、近頃無性にイライラしてソシャゲ以外につながりのない人のフォローを全部解除してしまった。
ジャニーズに興味ないのにジャニーズアイドルについてのツイートばかりされるとウンザリ
サッカーに興味ないのにJリーグのツイートばかりされてもウンザリ
すごく当たり前の事である。
ソシャゲ引退してからもひきずっていた何かを捨てられてものすごくスッキリしたので、健全な生活をおくれそうだ。
以下、ソシャゲをやってた時の心境の変化。
ロンチと同時に始めたソシャゲは若干競争要素はあるものの、まぁ大体はソロでポチポチするゲームで、複垢使ったり時間つぎ込めば無課金でもそれなりについて行けるものだった。昨今のソシャゲの常套手段で、無料石を貯めればたまーにガチャも回せて最高レアのガチャキャラも手に入る。
最初はどうやれば効率よく(ガチャ以外で)強くなれるかもあまり分かっておらず、すぐにスタミナが尽きるので拘束時間もたいした事なかった。イベントのたびにキャラが配布され、少しずつ戦力が整っていくのがたのしかった。ゲーム内で知り合った人たちをTwitterでフォローしまくったりして、ガチャ更新のたびにその人たちが最高レアのSSをあげるのをTLで見て羨ましく思っていた。
最初の1年は本当に楽しかった。絵も音楽も良くて、システムはまぁ不満点だらけだったけども。ガチャ更新のたびに盛り上がるTL、それにおめでとうとか死ね!とかリプ飛ばして。丁度艦これもその時期で、武蔵取るくらいまではプレイして、ソシャゲ・ブラゲもなかなか楽しいなと思うようになった。
だが、アップデートは次第にプレイ回数・時間を要求する方向へ加速度的に突き進み、場合によっては(勿論アイテムが不要ならやらないでいいが)日に数時間以上のプレイを強いられる場面が増えてきた。何をやるにもまず何の危険もないミッションを馬鹿みたいな回数こなさないといけない。
ソシャゲをやってる人なら分かるだろうが、ソシャゲは基本薄いコンテンツを周回させてコンテンツの引き伸ばしを計る。それなりに緊張感のある周回ならまだやっていても面白みがあるのだが、強くなれば強くなるほどただのポチポチ作業になり、面白みも何もなくなっていく。
こういった面白みのない作業でモチベーションをガンガン削られてきたところで、期間限定ガチャにて全てのキャラを過去にする能力を持ったキャラが実装される。デザイナーは「使い方は是非研究してみてください」などとふざけたことを言うのだが研究するも何も使い方は明白で小学生でも3秒で分かる。
勿論そのキャラを活かすにはその他の条件も満たさなければならないのだが、全てのキャラを
過去にするレベルの強さを「研究してください」と出されて、「あぁ、運営って(悪い意味で)馬鹿なんだなぁ」と気づいたところで引退する決心ができた。
気がついたら最初は好きだった絵もありがちなアニメ絵に近くなり、好きだったテイストが薄くなってのっぺりした魅力が感じられないものになっていた。
辞めてから考えると、使いたい一つのアビリティのために期待値数万円のガチャを引かないとやりたい事がやれない金満ゲームだったなぁと今更思うのであった。FF5でたとえれば、「にとうりゅう」と「みだれうち」を覚えるのに合わせて10万円かかりますと言われてるようなものでやっぱりキチガイじみてる。
全てを過去にするキャラの実装前からもう辞めたいと半年以上思っていたが、ズルズルと続けてしまった理由はツイッターなどでの繋がりが理由の9割以上を占める。皆も続けているし、せっかく仲良くなった人との共通点がなくなるのももったいないと感じた。基本ネット越しの付き合いしかない(リアルでソシャゲやってるとか言えない)のにこれだから、小中学生でもやりたくないけどやめられない人はかなり多いのではないかと。
1年前,数日間頭痛が続くことがあり,病院に行った.もともと偏頭痛持ちで小学生くらいのころから定期的に頭が痛くなる体質だったが,そうした偏頭痛は大体半日くらいで治るので心配になったのだった.
医者は恐らく緊張型頭痛だと考えられるが,念の為頭部MRを撮るかと言ってその日のうちにMRを取ることになった.MRはCTと違い放射線ではなく磁気で人体内部を走査するもので,1回に40分ほど,1万円くらいかかった.
結果が出るのには1週間程度かかると言われ,その日は家に帰った.私は緊張型頭痛だったのかと安心し,それから数日して頭痛が収まったので,MRの結果をうっかり聞くのを忘れたままそれから1年が経った.
ある日,病院から手紙が来た.手紙には頭部MRの検査結果でお話したいことがあるという旨が書かれていた.頭痛はすっかり良くなっていたが,私は心配になり,1年ぶりに病院へ足を運んだ.
そこで初めて医者から「未破裂脳動脈瘤」という単語を聞かされることになった.
未破裂動脈瘤という病気がある.未破裂動脈瘤は動脈血管の何らかの理由で薄くなった部分が風船の様に膨れる病気で,それが破裂すると大量の出血が起こる.この未破裂動脈瘤が脳の動脈に起こるのが未破裂脳動脈瘤である.
逆に,破裂さえしなければ,瘤が相当大きくない限り(そもそも瘤が破裂せずにそこまで大きくなることは稀)何らかの症状が出ることはまったくない.また破裂するタイミングは予測ができない.
脳と言っても,瘤が脳を覆っているくも膜の内側にあるか外側にあるかで破裂した場合の結果が変わってくる.
脳動脈瘤がくも膜の内側で破裂した場合はくも膜下出血となり,1/3の患者が死亡,1/3の患者が重篤な障害,1/3の患者が特に何もなく日常生活に復帰できるという話だった.外の場合は硬膜外出血という別の病気となる.
私の場合は左目の奥,くも膜の内側にあるためくも膜下出血の恐れがあるということだった.
聞かされたときはなんだか現実感がなかった.「この一年で破裂しなくてよかったですね」「そうですね.ははは」という会話をして再度MRを撮るということになった.
脳動脈瘤の原因について尋ねたが,未だによく分かっていないらしく,先天的に血管の壁が薄いところがあって,そこが年を経ていって膨らんでいくというふうに考えられているということだった.
タバコやアルコールが後天的な原因と考えられているらしいが,私はタバコも吸わないし,アルコールも一滴も飲まない.なりやすさは遺伝するらしいが,くも膜下出血で亡くなった近しい親族はいない.男性より女性の方が若干なりやすいということだったが,私は男性である.なぜ動脈瘤が発生したのかはよく分からなかった.
再度撮ったMRの結果としては,瘤の大きさは1年前と変わっていなかった.未破裂動脈瘤は破裂する前に大きくなることが多いため,期せずして1年間観察することになったが,とりあえずは安定しているように見えるということだった.
動脈瘤の手術を受けられる病院への紹介状を書いてもらい,今度からはその別の病院に通うことになった.
新しい病院で脳血管造影を受けた.これは造影剤を流すためのカテーテルを腕から脳まで入れてCTで血管の三次元構造を撮影するもので,血管の様子を3Dモデルとして見ることができるという優れものである.
造影剤が流された瞬間,血管がカッと熱くなるのが分かり,普段は意識することのない自分の脳内の動脈がどこを走っているのかが体感として分かるという斬新な経験をした.
理由はよく分からないが,CTを撮っている時に,閉じている目の裏に飛蚊症のようなつぶつぶが動くのが見えた.
検査の結果,私の動脈瘤は細長い形をしており,長径が4mm,短径が2mmほど,先端に乳房に対する乳首のようにぽっちりと膨れている部分があることが分かった.
「通常5mm以下で形が均一なものは様子を見るということが多いが,君の場合は5mm以下だが形が不均一で,daughter sac(ぽっち)があり,かつ平均余命から考えて君はまだあと30年は生きてもらう必要がある.手術したほうがいい」医者が言った.「普通,君の年齢でこうした未破裂の脳動脈瘤が見つかることは珍しい.ほとんどが破裂してから病院に運び込まれて緊急手術して死んだり障害が残る」「破裂する前に見つかってよかったね」
破裂する確率はどれくらいか尋ねると,形や大きさにも依るが君の場合はだいたい1年で1%から2%くらいじゃないかなということだった.「君が80歳のお爺さんなら様子見するところなんだが」長く生きるならその間に破裂する確率は累積してやはり高くなる.
「そんなベルヌーイ試行みたいなことを言われても」と私は思ったが,実際そんなもんなのかもしれなかった.要は不発弾がいつの間にか脳内に埋まっていたということなのだ.
昔からある偏頭痛はこの動脈瘤と何か関係あるのか問うと,「全く関係ない」ということだった.「偏頭痛は生まれつきのもので,治るということはなく,それぞれの患者さんが偏頭痛の起こるきっかけを把握して予防するしか無い.ちなみに60を過ぎると起こらなくなることが多い.今は良い頓服薬があるから出しておこう」というので偏頭痛用にマクサルトという頓服薬を貰った.「頭痛があったからこそ今回動脈瘤が破裂する前に見つかったわけで,何がどう転ぶか分からんね」
私は病院からの帰り道に死ぬまでに破裂する確率を計算してみた.医者が言うように1年で破裂する確率が2%とすると,98%の確率で来年も破裂しないまま今と同じように生きているということだ.2年後も破裂しないままでいる確率は0.98*0.98でだいたい96%すなわちこの2年間の内に破裂する確率は100-96で4%ということだ.同様に平均寿命である80歳まで生きるとすると,残りの寿命は54年,0.98^54は0.34.34%の確率で破裂しない.逆に言えば,80歳までに66%の確率で破裂するということだ.
実際のところは破裂しても1/3の患者は日常生活に復帰できるので,80までにくも膜下出血で死ぬか重篤な障害によって死んだ感じになる確率は0.66*(2/3)で44%ほどと言える.
手術せず破裂しないのを祈るのは分の良い賭けとは言えなかった.
同様に,今から24時間で破裂する確率はどれくらいだろうと考えてみた.1年で破裂する確率を同様に2%とし,1年を365日とする.1日24時間で破裂する確率をxとすると,(1-x)^365=1-0.02であり,これを解くとxはだいたい0.000055となる.
すなわち0.0055%で24時間以内に破裂するということだ.後で調べて分かったが,これはだいたいスマホのガチャゲーで一回の試行でトップレアを引くのと同じくらいの確率である.私はとりあえず安心した.
同時に,自分って死ぬんだなと思った.幼い頃に死んだ祖父の冷たくなったゴムのような手を思い出し,それから交通事故で亡くなった小学生の時の親友を思い出した.
思い返すと,私は日々を死んだように生きてきたなあと思った.そしてこのまま突然死ぬのは嫌だなあと思った.死んだら何もかもどうでもよくなるので,生き残った場合に備えるべきだと思った.今まで研究にも就活にも後ろ向きな態度だったのを恥じた.
出すつもりのなかった研究予算に無理やり応募し,興味のある企業のインターンに応募した.
脳動脈瘤の手術のやり方は2種類ある.ひとつは頭を割り開き外からクリップで瘤を留める方法,もうひとつはカテーテルで血管の内側からプラチナ製のコイルを瘤内に詰める方法である.私の場合は瘤の位置がかなり脳の奥にあり,クリップで留めるのは難しいということだったので,カテーテルでコイルを詰めることになった.SFが好きなのでいつか身体に機械をインプラントしたいと思っていたが,まさか治療のためにこうして脳内に物体をインプラントすることになるとは.
コイルが詰められた瘤は血が血栓として固まって破裂しなくなり,二週間程度で膜ができて固まった血栓が飛ぶ心配が無くなるということだった.ただし,術後二週間は血栓ができにくくなる薬を飲む必要がある.
治療の過程でカテーテルの様子をCTで観測する必要があり,そのため長時間放射線に被爆することになるが,最近の機械は少ない放射線でかなり見えるようになっているので,そこまで気にする必要はないらしかった.昔は皮膚が放射線でやけどして赤くなったり,まれに白内障になったりということもあったらしいが,今はそんなことはまったくないとのこと.実際に放射線で皮膚や目に異常が起こることはなかった.
手術の成功率はだいたい97%程度ということだった.単純に考えて2年様子を見るくらいなら手術したほうが良いということだ.私は手術を受けることにした.
結論から言うと手術はうまくいった.関東では全身麻酔でやることが多いらしいが,関西ではカテーテルを入れる入り口である太もも付け根に局所麻酔をするだけが多いらしく,関西の病院だったので局所麻酔だけだった.
なので手術中は自分の脳内でカテーテルが動いているのが分かった.血管自体に痛覚を感じる神経は無いらしく,違和感だけで痛みはなかった.術中はバルーンで血流を一部止めるということだったが,脳というのはよくできていて,一箇所を堰き止めても全体の血流が滞らないように根本の血管が輪になっているので大丈夫だという話だった.後で医者曰く,「いつもは破裂してくも膜下出血を起こして運ばれてきた高齢者の動脈硬化した動脈瘤ばっかり手術してるんだけど,未破裂だし動脈硬化も無いし手術はやりやすかったよ.血栓による脳梗塞も見たところ起こってない」とのこと.
結局のところ手術のための入院で最も辛かったのは尿道カテーテルだった.脳に異物を入れるのよりも尿道に管を入れるほうが痛いというのも妙な話だが,入れるのも痛かったし,抜くのも痛かったし,抜いてから排尿するのも勇気を振り絞る必要があった(痛いが思い切って出すのがコツ).抜いた後排尿しようとして時折尿道から空気が出てくるのは奇妙な感覚だった.
手術直後は凄まじい頭痛が起こった.偏頭痛とよく似た慣れた痛みで,今までの偏頭痛では見たことのなかった歯車のようなギザギザしたものが空中に見えた.朦朧とした意識の中でこれが閃輝暗点というやつかと思った.気分も最悪で手術後にコイルの様子を見るためのMRを撮っている途中で我慢しきれず吐いてしまった(大変申し訳なかった).
翌日になるとだいぶ頭痛は収まったが,それでも一ヶ月ほど偏頭痛のような頭痛は続いた.最初の一週間は眠れないくらい痛い時もあった.他の脳動脈瘤の治療をした人の話を調べると術後にこうした頭痛を起こしている人はいなかったので個人差があるようだ.
1日経って,シャワーを浴びるために頭に湯をかぶった時に,左目に奇妙な筋が走った.明るいものを見て目が部分的に眩んだような感じだ.初めは何か明るいものを見て焼き付いているのだろうと思ったが,いつまで経っても消えなかった.閃輝暗点の一種だろうかと思い,しばらく様子を見ることにしたが,一向に消える気配が無い.翌朝眼科を受けたところ,左目の網膜の一部に浮腫ができているということが検査で分かった.原因は不明で,考えにくいが詰めた動脈瘤から血栓が網膜の血管に飛んだ恐れがあるということだった.通常,血管にはそうした血栓を通さないための仕組みがあり,そうした血栓が目に行くことはあまりないことらしい.
私としては熱いシャワーを頭に浴びたのがよくなかったのではないかと思う.それで血管が広がり血栓が通過してしまったのではないか.眼科医は「時間がかかるだろうが,浮腫は軽度のもので年齢的に若いから治る可能性が高い」と話した.神経の修復を促進するためのビタミン剤と血行を良くする薬を処方された.もしかしたら左目はずっと一部が見えないままなのかとウンザリしたが,見えていなかった左目の奥の動脈瘤という危険な穴が,命を脅かさない代償として目に見える位置に移動したのだと考えることにした.
退院後は血栓を作りにくくする薬を二週間飲んだ.応募していた企業のインターンが受かったため,それから二ヶ月の間インターンに参加して企業で結構忙しく働いたが,最初の方は頭痛が残っていた以外に動脈瘤の治療が何かの問題になることは無かった(目も実際のところそんなに気にならなかった).痛みや症状がある内は不安で頭が一杯になるかもしれないが,少なくともそうした不安がずっと続くことは決してないということが分かった.人間は適応するのだ.
それから数カ月が経ち,今現在は左目の網膜上の浮腫もほぼ無くなった.目が暗順応する過程でもやもやとした揺らめきが時折視界の外側に見えることがあるが,ほとんど日常生活する上では気にならなくなっている.
また,あれだけ頻発していた偏頭痛がほとんど起こらなくなり,起こっても以前ほどの痛みを伴わなくなった.思えば偏頭痛で毎回痛かった部分が動脈瘤のある場所だったのでやはり何か関係があったのではないかと思う.
手術前に応募した研究予算はやはり燦々(*1)惨憺たる結果だったが,インターンさせてもらった企業からは内定を貰ったので,来年から務める予定である.
脳動脈瘤は年齢に関係なく成人の5%程度が持っていると言われている.ほとんどの人にとって知り合いの内の数人は持っているということだ.ほとんどの脳動脈瘤は小さく,破裂することは稀だが,それでも全ての脳動脈瘤は破裂してくも膜下出血を起こす恐れがある(というかほとんど全てのくも膜下出血は発見されていなかった未破裂動脈瘤が破裂することで起こる.逆に未破裂脳動脈瘤が無い人はくも膜下出血を起こすことはほぼ無い).
くも膜下出血を起こしてからでは遅い.MRを撮ったことがない人,特に偏頭痛に悩んでいる人(*2)は一度MRを撮ってもらうことをおすすめする.
たとえ,未破裂脳動脈瘤があったとしても,パニックになる必要は無い.5%は引くかもしれないが,スーパーレアを引くのは難しい.
(*1) 20170108修正.コメントで多数指摘があった通り「燦々」は誤字.燦々たる結果だったらよかったのだけれど.指摘ありがとうございます.
(*2) 20170108修正.偏頭痛と脳動脈瘤は無関係なのでこういった提案はおかしいという指摘があったが,その通りである.医者の言によれば,脳動脈瘤を持っている人の中には偏頭痛持ちの人もいればそうでない人も脳動脈瘤が無い場合と同じようにいるということだった.ただ,私の実体験として,脳動脈瘤の治療後に偏頭痛の発生する頻度が激減したことと発生しても以前と比べて痛みが軽くなったことから,私の場合は両者には何らかの関係があるのではないかと考えている.しかしながら,これはたかだか一個人の体験から来た本人の推量であるので,一般的な話と考えるのは無理があった.指摘ありがとうございます.
世間一般的に女性が「子供が嫌い」だというと良い印象を持つ人はいない
「子育て世代」ヨイショの時代で「子供が嫌い」なんて表立って口に出す人もいない
なのでここで愚痴ることにする
女、独身、20代後半、IT企業勤務、年収800万、付き合って2年の彼氏がいる
慣れるか心配だった「港区」の暮らしは、今では一番しっくりきている
一番良いのが「子連れがいない」ことだ
ベビーカーなんて引いて森タワーに出てくるのは郊外の田舎者がほとんどで
近くの高級スーパーでは一度も見たことがないし
たまに外国人(それもアジア系ではない)の子供をみかける程度だ
近くのレストランや駅では見ることがない
私は子供が大嫌いだ
騒がしいし、可愛くない
子持ちの急な「上の子が熱出しちゃって~」とかいう個人的都合にふりまわされてもきた
「自分の子供なら絶対違うよ」なんていわれることもしばしばあるが
この年齢になるとfacebookには地元、会社、様々な知り合いたちが子供の写真をあげている
どこどこ公園へ行っただの、初めてのクリスマスプレゼントだの、なんだの
コメントは「可愛い」「似てるね」「大きくなったね」「うちの子も~」
べた褒めワールド
テンプレかよ
中には一重で団子鼻でいかにも日本人の子供って顔の子にも「可愛い」
いや絶対可愛くないだろ
スクールカーストではお察しだろ
とにかくそういう「子供は可愛い(絶対)」みたいな褒め称えあう空気が大嫌いだ
子供がみんな可愛かったら世の中もっと美男美女だらけなんじゃないか
事実、私の住んでいるタワーマンションでは子供を見たことがない
だから「結婚しないの?」とか「子供つくらないの?」なんて空気もないのだ
それなりに稼ぐ人たちが、それなりの価格のレストランで、それなりの毎日を過ごす
眠らない大人の街だと、住んで一ヶ月で感じた
年収400万程度で
「こんな風には絶対なりたくない」
そう、世間一般では「結婚して子供がいる家庭」それが幸せだと言われる
子供なんてちっとも欲しくない
ただただ「子供」と、それを褒めあう「気持ち悪い空気」が心底嫌いなのだ
それは構わない
どうしたいとか、勝ちとか負けではなく、
自分と似たような人が少しでも息苦しくない気持ちになれたら良い
両親へ旅行をプレゼントしたり、老後の心配のない生活をさせてあげたい、ぐらいだ
子供は欲しくないし、欲しいと思ったこともない
「子供はみんな可愛い」なんてみんなが思っていると思ったら大間違いなのだ
「子供は騒がしくて当たり前」みたいな顔して叱ろうともしないモンスターペアレンツにも腹が立つし
ろくにお金もないのに「幸せ家族」みたいなのを見せ付けてくるのも理解できない
丁寧なコンシェルジュ
世間一般的に言われる「幸せ」の形を見せびらかして「べた褒めワールド」を作り上げてる奴らへの愚痴だ
「子供が嫌いなんて」「女性なのに子供が欲しいと思わないなんて」
そんなとこだ
子供なんて作るだけなら作れるが、逆に1000万稼げと言われたら稼げるか?
貧乏ド田舎暮らしでブサイクな子供晒してクソくだらない幸せアピールは恥ずかしいからやめとけ
そんなとこだ
一話のうちに台詞の吹き出しが相当数あるが、その台詞に非常に多種のフォントが用いられているはずだ。
過去の人気漫画、ドラゴンボールやスラムダンクと比較するとその違いは特に顕著だろう。
私はこのフォントの数の多さにいよいよウンザリしているのである。
少年マガジンでもなかなかの多さ(もちろん連載している漫画次第というところはあるが)である一方で、モーニングやスピリッツ等の成年向けではそこまででもないことから、
少年漫画にその傾向は顕著だということなんだろう(別にワンピースを貶しているわけではない)。女性向けは正直なところあまり読まないので分からない。
台詞のフォントは漫画のストーリーを飾る・盛りたてる・伝えるにあたって欠かせないものであることは重々承知しているし、フォントをシーンや登場人物の感情に合わせて変えることは必要なことだ。
しかしながら、私にはその多すぎる使い分けを目にしたとき、「このシーンはこう読む・解釈するんですよー」と作者と編集者に押し付けられ、馬鹿にされているような気がしてならない。
そもそも私自身がその漫画・雑誌のターゲット層から外れているからそのような安っぽい表現技法が余計に目につくんだ、外野がぐじゃぐじゃ言うでないよ、という可能性ももちろんある。
ビジネスマナーという名前で呼ばれているがやっている事はただの俺ルールである。
そして形作られているのはマナーを守った意識の高い職場ではなくただのムラ社会だ。
もうウンザリだ。
何故この世界にはムラを形成したがるろくでなしがいるのだろうか。
自分が何も持っていない事をムラのルールを知っている事をステータスにして補いたいのだろうか。
働き者の無能は手に負えないとはまさにこの事だ。
諦めてただの無能になってくれ。
新入りをいびって悦に浸ってエゴを満足させてもいつか自分に返ってくるだけだ。
そんなことも分からないのか?いや分からないだろうなだってお前らはそれほどに無能だからこそムラの掟というステータスを求めたのだから。
妊娠した。
あたり前のように「おめでとう」と言われる。
ありがとうと答える。
治療のことは誰にも言ってない。
でもいなくても幸せだった。
ただ年齢的に厳しくなる前にやるだけのことをやろうと思ったのがメインで
子供を産まないと自分の人生が完成しないとか、そんなことは思わなかった。
自分の中だけで考えれば
不妊治療というプロジェクトが実っておめでとう、なのかもしれないが
夫婦にとって子供がいることがおめでたいという固定概念なのだろうか。
子供が居ないときも幸せで、居ないなりのおめでたさもあったのに?
おめでとうと言われることに違和感を覚え続けて数か月。
こう納得することにした。
おめでとうと言われなきゃやってられない。
なんなんだつわりって。
自分がとんでもない怠け者になったような気がする。
私はこんな役立たずだったのかと絶望的になる。
幸い旦那ができた人なのでそんな私をひたすら励ましてくれて
「いま凄い仕事をしてるんだからそれでいいんだよ」と言ってくれる。
「これからどうなるんだろう」という不安がむくむく大きくなった。
愛おしそうにお腹をなでて「楽しみだねぇ」なんて今のところない。
お医者さんに話したら
「妊婦さんは5か月までみんなそうですよ~。胎動が分かるようになるまで頑張ろう」
とのことだったから、そんなもんかと思っている。
そんな感じの妊婦生活なので、おめでとうと言われなきゃやってれらない。
人から「良かったね!」と言われて「あ、良かったんだ」と思わなきゃ無理。
いま良いことが起きてるし、これから起こるのはめでたいことだと暗示をかけてる感じ。
あの「おめでとう」はその為にあると思うことにした。
まだ安定期に入ってないので、ごく限られた人にしか妊娠を伝えてない。
これからいろんな人にこの話をして「おめでとう」のラッシュがくるのかと思うと少し気が重い。
中には子供を望んでいてうまくいってない友達もいる。未婚の友達もいる。
「おめでとう」の裏にひっそり「あぁ貴女もなの」という落胆も感じる。
ちくしょー、何なんだ。
そんなの私一人に何とかできるわけもないので
http://www.utali.io/entry/2016/11/29/182019
この女性については、僕はこの記事で知ったので、あまりこのことについて深くは知らない。なので、彼女については言及しない。でも、よく見る光景だ。特定のコミュニティに女性が入り、周囲(たいていは30以上のおっさん)がチヤホヤし、その周辺にいる人がウンザリして溝ができていく。
おっさんが性欲を隠して女の子をチヤホヤする。仕事を与える。特別扱いする。女の子はそれに気づかないふりをする。これは周辺から見たらとてもウンザリする。いい年したおっさんが公私混同して女の子に入れ込んでいる姿。それを利用している女の子のしたたかさ。指摘されたら必死に擁護するおっさん。そのことにだけ言及しない女の子。こうなるともうコミュニティは崩壊していく。
こういったときに「これは特別扱いされているな」と簡単に判断する方法がある。その女の子が男だったとしたら、今のポジションが与えられていただろうか? 周りは同じように接するだろうか? そう考えると自ずと答えは見えてくる。
アンチもこじらせているので、批判は女の子に向けられる。そうなると、おっさんは性欲を隠して女の子を擁護する。必ず言われるのは「彼女は頑張っている(からそういうことを言うな)」という言葉だ。何かプロダクトや実績で黙らせるわけじゃないので、こういった擁護はよけいにヘイトを溜めがちだ。女の子もこういった擁護に乗っかってアンチを咎めたりすると、アンチはますます活性化する。それらをまるごと含めて周辺にいる人からは「気持ち悪い集団」にしか見えない。理性的な人はここで距離を取り始めるので、まともな人はどんどん離れていく。残るのは中心にいる女の子と気持ち悪いおっさんばかり。カルト化は加速していく。
そして、こうなったらもう誰にも止めることはできない。おっさんが「性欲でチヤホヤしています」と認めることはないし、でもそうとしか見えないからアンチも沈静化しない。女の子も対処しようがない。
そのうち起こるのが、女の子が対外的に発信することがほとんどなくなって、自然消滅的に言及されなくなっていくこと。そのとき、ツイッターもフェイスブックも、個人に紐づくものはすべて活動がなくなっていく。いわゆる「消える」ってやつだ。対照的におっさんのアカウントを見に行くと、変わらず元気に発言していたりする。また別の女の子を持ち上げたりもしている。僕はこれを悲劇だと思うんだけど、みんなはどうかな。
どうやったらこれを防げるのだろうか? 簡単なことだ。仕事に性欲を持ち込まない。若い女性を無料キャバクラだと思わない。「あわよくば」を考えない。評価は実績を見て判断する。特別扱いはしない。それだけ。そして、たいていの人はそれができているので、できていないおっさんを見るとイライラしてしまう。
社会人として普通の振る舞いをするだけで、こういった出来事は抑えられるはずなんだ。でも、今後もこういったことは繰り返されるだろう。おっさんに性欲があるかぎり。悲しいね。
○朝食:なし
○調子
はややー。
仕事はのらりくらりと適当にこなした。
○お便り返信
よかったー、ここ数日「はややー」がなかった淡々とした日記だったから心配してたよー。
次に気を付ければOKよ。
そうですね、どうも同じプロジェクトに長居する予定なので、今後は対策も含めてやっていきたいです。
type-100 酌するのもされるのもなんか落ち着かないので、気楽に飲みたいよね
death6coin ゲームは?
http://b.hatena.ne.jp/death6coin/20161125#bookmark-309888021
終電のときでも、コマスターのログボ、ポケとるのデイリーイベント、バッジとれーるの台チェックはしてはいます。
ただ、それを書くのが面倒になる感じです。
nagatafe 「てへぺろ」「むきゅー」で通そう
いいですか、島村卯月がアニデレでひたすらに横ステップをしていたのは「前に進めていない」ことの暗示であり、
じっさいにスマイリングやCP全体曲に横ステップがないことはどうでもいいんです。
そういうことです。
(何が何やら)
usausamode セップクモナカをてにいれた
なんのことかわからずググりました。
こういうお菓子があるんですね、そうですね旅行にでも行った時に手土産を差し入れるぐらいは考えておきます。
「なんでミスったんだ」と問い詰められる会議を指して、裁判と言っています。
ちなみに、裁判は淡々と終わりました。
usaginokainushi ポケモンまだ最初の島にいる…。
http://b.hatena.ne.jp/entry/310050536/comment/usaginokainushi
レートを全シーズン満喫したいとかでない限り、自分のペースで楽しむのが良いと思いますよ。
とはいえ、個人的にはポケリゾートはオススメの遊びでかつ、デイリー要素が多いので、早めにそこまではプレイすると楽しそうですが。
次のお便りはちょっと長いので略しました、詳細はURLをクリックしてください。
システムについても語って欲しい
個人的に凄く褒めたいのが「ハッキリしたストーリー」って部分なんですよ。
というのも、ポケモンって良く言うと暗示的、悪く言うととボンヤリしたストーリーが多かったんですね。
例えば第四世代と呼ばれる「ダイヤ・パール・プラチナ」(以下DPt)だと、小さい頃機械が友達だった悪の組織のボスが世界を完全なものにするために今の世界を破壊するとか。
第五世代と呼ばれる「ブラック・ホワイト」(以下BW)だと、ポケモンの解放を謳う悪の組織がポケモンをモンスターボールに閉じ込めることの是非を問うとか。
こう、何か子供に伝えたいメッセージがあるんだろうけど、暗示的な部分が多すぎるせいで、なんかもう宗教の自己啓発みたいなちょっと近寄りがたい雰囲気みたいなのを、僕は感じてたんですよ。
この辺は過去作をプレイしてもらいたいんですけど「なんか難しいこと言ってるけど、要するにどういうこと?」みたいなシーンが多くて、正直子供向けの作品としては歪だったと思っています。
これ、本当は「大人は深読みして楽しめる」と「子供はセリフを追うだけで楽しめる」みたいなのを両立しようとした、スタッフの努力だとは思うんですよ。
なんだけど僕としては、隠しきれてないし、のわりに暗示的すぎてイマイチ意図がつかめない、って感じでした。
ところが、今作は単純明快です。
「傲慢な母親に振り回されるも、最後にはそれを振り切り、自分の冒険を始める『リーリエ』と『グラジオ』」
「過去に主人公同様に冒険をしたが、その結果に納得がいかず今も燻っている『グズマ』」
「『グズマ』と同様に結果は最良ではなかったものの、自分で納得し受け入れ、新しい夢を持ち、そしてそれを叶える『ククイ博士』」
とこの五人の設定が、自立というテーマのもとに非常に明確なんですよね。
と
過去の結果を受け入れその上で新しい夢を持ち、それを叶えるククイ博士
なんかは、作中でも明確に「僕は君と違う」的なセリフがあるので、意識して対比されてる感じでした。
特に文量を割かれているリーリエのエピソードはどれも秀逸でした。
まず興味深いのがリーリエはポケモントレーナーじゃないんですよ。
これって、要するに「ポケモンを持って旅をできるほど、リーリエは親から自立できていない」という意味だと思っています。
ポケモンをプレイするとすぐわかるんですが、町の至る所にいるモブですらポケモンを持っているんですよね。
そういう意味で、あの世界ではポケモンを持って旅をしたり、ポケモンと暮らすのは、当たり前のことなんです。
それはなぜなのか?
というのが、超重要キャラでありリーリエの母親の『ルザミーネ』の性格にあります。
娘のリーリエが自分の命令を聞かないとブチギレ、あっさりと捨てる。
そんな親のせいで、リーリエは本当なら自立できる年齢(※ポケモンの世界の話で、現実で11歳が自立する必要があるって意味じゃないよ)なのに、ポケモンも持てず主人公に頼るしかないんです。
この「親から自立できていない子供のリーリエ」との交流エピソードは、サン・ムーン全体のなかでかなりの文量を割いて描かれています。
これらの細かいエピソードで、リーリエが可愛いことについては、プレイして感じて欲しいですね。
(決別とは書きましたけど、別にリーリエがルザミーネを捨てるわけじゃないのも、良い点だったと思います。
兄のグラジオが「あんなのでも親だからな」と言っていましたが、本当その通りで、このバランス感覚は子供向けながらすごいと思います)
ただ、だけれども、結局この「決別」は、プレイヤーである主人公がルザミーネをバトルで倒すことで完了します。
もちろん、先ほど書いた通り、リーリエはポケモンを持てないほど自立できていないからこそ、誰かが助けないといけないから、これは仕方ないんです。
仕方ないんですが、ここでリーリエにとっては、きっとシコリが残ったんだと思います。
そして、最後の別れに繋がるんですよ。
リーリエは冒険の途中に「主人公に色んなことを教えて欲しい」とか「主人公がいてくれてうれしい」などと、好意を向けてくれます。
だのに、最後の最後で、リーリエは主人公の元を離れて、自分一人で冒険の旅に出ます。
それも、サン・ムーンの舞台になった場所とは遠く離れたところへ。
これって要するに、リーリエは親であるルザミーネとは決別できたけど、それは主人公の手助けによるもので、
結局テーマである「自立」は成し得てないってことだったんですよね。
だから、リーリエは主人公に甘えたくなかったんですよ、きっと。
本当は冒険の途中に何度も言っていたように、主人公と一緒にいたかったんですよ。
けど、きっとそれは彼女にとって「対等な関係」じゃなかったんでしょう。
ちょっと表現が難しいですけど、リーリエが泣くと助けてくれる主人公、リーリエのためならなんでもする主人公、そんな関係の行先が、結局母親であるルザミーネとの関係とかぶったのかもしれないです。
だからこそ、リーリエは主人公からも自立し、最後の最後、旅に出る。
長々と書いてきたけど、リーリエの自立の物語としてとっても面白くて、それでリーリーエがとても可愛くて……
立派なポケモントレーナーになったリーリエといつか再開する続編やリメイクがプレイしたいなあ、と思いを馳せてしまいますね。
・システム
これ、メチャクチャ長くなるわりに、システムだから攻略サイトとか公式サイトとかを見た方が硬いと思うけど、
一応ざっくり。
・種族数:第一世代151、第二世代251、第三世代386、第四世代493、第五世代649、第六世代721、第七世代801(※2016年11月29日時点、例年だとここから三匹ぐらい増える。いやまあ解析情報知ってるけど一応何匹かは伏せときます)
種族ってのは、ポケモンの見た目とかを後述の種族値などを決める要素っていうか、まあキャラクタの数ってことだね。
とはいえ、この数は図鑑NO基準で、中には同じ図鑑NOでありながらも大きく見た目や能力が違うポケモンもいます
・種族値(第一世代では「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくしゅ、すばやさ」の五つ、第二世代〜第七世代では「HP、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ」の六つ)
よく言われる例えだと「人間は知恵がある」「ゾウは鼻が長い」みたいな感じかな。
ちなみに、第一世代から第二世代への移行時に「とくしゅ」が「とくこう」と「とくぼう」に別れました。
第六世代と第七世代では、種族値にテコ入れが行われ、世代が変わるだけで強くなったポケモンもいます。
・個体値(第一世代〜第二世代では16段階、第三世代〜第七世代では32段階)
よく言われる例えだと「同じ人間でもAくんは足が速い、Bくんは足が遅い」みたいな感じ。
この個体値は、第六世代までは絶対に変更できない要素だったんだけど、第七世代からは強化できるようになりました。
・努力値(第一世代〜第二世では全てのステータスが65535まで貯める。第三世代〜第七世代では510を各ステータスに割り振る但し1ステータス255まで)
255までについてはツッコミきそうだな、第六世代からは252だけど、ただし255と252はステータス計算で切り捨てられる都合上実質同じです。
よく言われる例えだと「DNAが同一の双子のAくんとBくんでも、運動部のAくんは運動が得意で、勉強に熱中してたBくんは頭がいい」みたいな感じ。
25個あり、性格によって「こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさ」どれか一つが上がりやすくなり、どれか一つが下がりやすくなる。
……ごめん、これメチャクチャしんどいわ、解析情報も含めて完全に伝えようとするから大変なのかな?
まだこの後に
・性別
・進化
・タイプ
・わざ
・特性
・メガ進化
・もちもの
・リボン
とかがあって、その上で、
これらの要素をどう上下させるのか? みたいな遊びの部分にようやく切り込めるわけだから、ちょっとゼロから書くのはしんどいな。
ざっくり赤緑からの新要素を書くと…
ってそれでもしんどいよ、20年前だもんなあ。
・とくせい
例えば「ゴースト」なら「ふゆう」って特性があるから、地面タイプの技が効かないよ。
「カイリキー」なら「ノーガード」って特性で相手に必ず技を当てれる代わりに、相手の技も必ず自分に当たるよ。
同じ「カイリキー」でも「こんじょう」って言って毒とか麻痺のときに攻撃力が上がる特性の「カイリキー」もいるよ。
・Z技
一回の戦闘で一発限りの大技。
このZ技を使える持ち物「Zストーン」を集めるのが序盤の目的だよ。
・ポケリゾート
いわゆる「放置ゲー要素」だよ。
設定すれば電源を落としてても自動でレベル上げや、木の実育てや、有利になるアイテム探しや、ポケモン捕獲をしてくれるよ。
・フェス
オンライン要素だよ。
バトルや交換はもちろん、ミニゲームも遊べるよ。
ちなみに、オンライン交換は
「フレンドと交換」(赤緑の頃の通信ケーブル交換とほぼほぼ同一、ネットを介すだけ)
「GTS」(ソシャゲのトレード要素を自動化した感じ、自分のポケモンを預けて、そこに「○○希望」って設定すると、オンラインのリストに載って、交換が成立すると自動で交換されるよ)
「ミラクル」(オンラインの誰かとランダムで交換。序盤の虫ポケモンが来ることもあれば、超強いポケモンが来ることもあるよ)
これぐらいかなあ、もうちょいこう何が知りたいかを教えてくれると、書きやすいかな。
おくびょうが出たので、残りは
わんぱく、おっとり、れいせい、むじゃきの四つ。
とはいえ、おっとりとむじゃきは別に使用用途が思いつかないので、れいせいが出たら終わりにしようかな。
一本釣りなら、適当な冷静から卵グループ連絡網を使って遺伝させていく方が早いので、明日からはそちらに切り替えよう。
と思ったんだけど、冷静が一匹もいないんだけど、ポケリゾート開拓のためにそれなりに捕獲してるのにこれは面倒臭いな。
そうえばサファリにポロックだかポフィンだかを置くと狙いの性格が出やすくなるシステムが昔にあったよね。(関係ない話だな)
未プレイ。
ノー課金。
ノー課金どころか、欲しい台が一つもなかったので、コンプしてる台をもう一回プレイした。
○ポケとる
・キュレムを捕獲。(レベル4で捕獲できた、すごく運がよかった)
今回開催されてる他のイベント、ファイヤーとゼクロムとバクフーンは捕獲済みなのでスルー。
メガスキルアップ集めやスキルパワー集めみたいなエンドコンテンツにはあまり興味がないしね。
それだけに、そろそろメインステージをせめてメガレックウザぐらいまでは進めないとなあ。
ログボのみ。
昨日の恋愛面倒やねん特集にて「いや人としてちゃんと恋愛しろよ」という、
恋愛至上主義オッサンオバハンの多さにもうウンザリウンザリウンザリガニである。
恋愛している若者ですら「恋愛は必須なものではない」という意識はあるというのに、ホントなんなんだこのギャップは。
(まあ、だからこそ、逆説的にマイノリティな非モテのオッサンオバハンは生きづらいのだろうけど)
やっぱあれだよ、恋愛至上主義おっさんおばはんは恋愛を自分が若者だった時の感覚で
「改革」「反抑圧」「反体制」と思ってんだから困るんだよ。こまっちゃうナ☆(リンダ風に
長年恋愛文化とはロミジュリカンイチオミヤのごとく大迷惑な抑圧からの救いたり得るものな筈だったのだが、
今となってはもはや逆に抑圧する側となっているのだよ!(な、なんだってー!?
恋愛はむしろ保守主義側となってしまったんだよ!(ななななんだってー!?
もういい加減あなたたちの恋愛しろ恋愛しろコールにこちとら辟易なんです。いい加減にしてほしいです。
はっきり言って恋愛とは、キラキラしたものなので気づきづらいけど、その内実は非常に体育会系マッチョイズムしばきあげ主義と親和性が高いんです。
(いや、外面がキラキラするほど内実はドロドロする、と言うべきか)
肉体的な意味ではなく、精神的な意味、コミュ能力的な意味で体育会系。
普段マッチョイズム的なものを忌み嫌っている人でも、こと「恋愛」となると言うことはマッチョイズム的になってきやがります。
ひたすら努力努力努力。諦めようとすると「ちゃんとやること全部やったのか」とかアリバイとして無限の努力を要求してきます。
(あるいは「人間的未成熟」から来るマウンティングをかましてくる)
それこそ上記のように「反抑圧」なら恋愛をやろうって気になろうってもんなんですが、
「抑圧」側となってしまった恋愛をやろうとは思えんのです。思えんのだよ!分かるかこのニュータイプの出来損ないめ!?
最近、東大女子家賃の件で、高学歴女子がどうのこうのって話になってますが、マイノリティ理系女子からも、ひとこと言わせて。
私は理工学系のなかでも、さらに女子の比率が低い学科に在籍しています。生物化学系や建築のような比較的女子が多いところではなく、150〜200人のうち女子学生数が一桁しかいないような、機械or電気or情報系の学科です。
で、一番嫌いなのが「なんでそこに入ったの?」って質問。
大学に入りたての頃、新歓に行くと必ずさせられる自己紹介。名前、出身、学部学科を名乗ると、たいてい「女子少ないんでしょ?」って聞かれて、「うん、○人中○人だよ」と答えると、「えー!なんでそこ入ろうと思ったのー?」って、その輪の中の誰か一人は必ず言う。たいてい文系女子。本人たちに悪気はないのもわかってるし、珍しいもの見て興味があるだけなんだろうけど。「なんで(女子なのに)その学科に(わざわざ)入ろうと思ったの?」って聞かれてるみたいで、ほんとウンザリ。
私たちは正統派のモテ女子です♡って顔して、何この子〜変な子〜って晒したいの?!?なに?!?じゃあ!!こっちから聞くけど!!!!そこの法学部!!!!昔の裁判の事例とか調べて楽しい?!そっちの外国語学部!!!!ほんとにフランス語の文法とか勉強したかったのか?!?数学とか物理とか苦手でオツムが弱かったから、手頃に入れそうでかつ就活に困らなさそうなとこ選んだんじゃないの??!?(そうじゃない人もたくさんいると思いますが、すみません)こっちからしてみたら、そんなことにはこれっぽっちも興味ないんじゃい。それよか、毎日あんたらが使ってるそのあいふぉんがどんな仕組みで作られてるかとか、Snowがなぜあんたのそのマツエクでなんとか誤魔化してる豆みたいな目を目だと認識して大きくしてくれるのかとか、そういうところにさぁ!興味があったんだよ!!!興味がないのに、こんな男だらけのむさくるしいところに毎日行けるかい!!!
と言えば角が立つから、ニコニコ笑って「興味のある学科だったから。」って言ってたけど。どうせ一度きりしか会わないような新歓だし一回暴れてみてもよかったなぁ、と今になって思います。来年の機械情報電気系の新入生女子には是非チャレンジして頂きたい。
てかね、これほんと、心折れるから。何百回とこの質問されて、そりゃもうね、心もバキバキ。高校生のときから運良くやりたいことが見つかって、入りたくて入りたくて必死に勉強して、やっと入ったのに、同じ境遇のはずの学科の男の子にも、学科に女の子が少ないから新歓で友達になろうとした文系女子たちにも、ことごとく皆に「なんでそこに?」って、疑問を持たれるの。自分の夢に。自分で見つけた自分のやりたいこと、なんで怪訝に思われなきゃならないの。って、もうまじで心折れた。あんなに入りたかった学科だったけど、自分の学科名乗るのが恥ずかしくなって、嫌いになりそうだった。高校生の頃は、なんでこんなに楽しそうなことしてる学科なのに女子の入学者少ないんだろう、って思ってたけど、入ってすぐ理解したね。ああ、この世界では女の子は生きにくいんだなって。実力うんぬんじゃなくて、"そこに存在することを理解してもらえない。"
「なんで?」って聞いてくる子に悪意がないのはわかってるよ。わかってるからこそ、本当に悲しいの。純粋な疑問を抱かれる程変なことしてる?こういうことに興味持っちゃだめなの?ってそう思えてくるの。同じ学科の女の子で、文系就職を選ぶ子もいて。そしたらそれはそれで「せっかくこの学科に入ったのになんで?」って言われてて。もうめちゃくちゃ悲しかった。やるせなかった。
自分で言うのもアレだけど、私はおしゃれも美容も好きで、顔がめっちゃ可愛いとかでは全然ないけど、見た目はそういう学科にいるように見えないんだろうなと思ってて。だからこそ余計に「なんで?」って聞かれたんだろうなと今となっては思う。だからといって「あ〜その学科にいそう〜」って言われたら言われたでショックだっただろうしwてか、文系の女子の「理系の女の子すごーい」みたいな小馬鹿にした感じほんとになんとかならない?大っ嫌い。まじで。
私が今、開き直って、立ち直って、全力で自分の夢を追いかけられているのは「女子がいてくれてありがたい」って、女子であることを尊重してくれて、それでいて女の子だからって甘やかしたりはしない、一人の人としてしっかり認めてくれる周りの人たち、そして、この学科に行きたいと言ったときに「やりたいことが見つかったんだね。がんばれ。」と手放しで応援してくれた両親がいたから。
そうやって認めてくれる人たちがきっとどこかにいるから。200人近く男の子いれば、そのうち何人かは理解してくれるから。自分の夢を諦めないで、絶対に。今いる場所じゃなくても夢が叶えられるのなら、思い切って飛び出してみて。(ちなみに私は途中で環境を変える決断をしました)
この記事で、心無い一言で悲しむ女の子が一人でも減りますように。(憶測だけど、看護学科とかの男の子も似たような境遇だったりするかな?そんな男の子たちにも届きますように。)