はてなキーワード: 雑貨とは
今もそうなんだけど、長い間一人暮らしだったので、若い時に入った1Kの部屋に20年以上住むことになってしまった。
とくべつそれで不便なことは無かったので引っ越すタイミングがなかった。
さすがに一生独身だろうと思って、今年初め頃に3LDKのマンションを買って引っ越した。
今まではキッチンも狭かったんで、ほとんど外食だったんだけど、引っ越したのを機に自炊するようになって驚いた。
自炊をすればこんなに安上がりだったなんて。
ネットスーパーを利用しているんだけど、価格は通常のスーパーと大して変わらないように思う。特価など安い時に大量に購入できるのでむしろ安いくらいだ。
一週間で五千円、これで食料と生活雑貨を賄って、それでも消費しきれなくて四週間に一回は注文しないで飛ばしている。
つまり、食費と生活雑費で月一万五千円、以前は六万、七万円は使っていたことを考えたら、びっくりするくらい少ない。
別に節約しているわけじゃなくて、食べたいものはおなかいっぱいに食べているんだけど、自炊するだけでこうなってしまう。
通常のシステムキッチンの設備意外に、電気フライヤー、炊飯器二台(一台は圧力釜として使用)、オーブントースター、ホームベーカリー、冷蔵庫以外に冷凍食品をつめられる冷凍庫、電気ケトル、電気スライサー等々、器具を揃えたから自炊が億劫でないのであって、器具を置く空間が出来たから、私のような面倒くさがりでも自炊が可能になっている。
買い物難民なる言葉があって、日常のちょっとした食料品や生活雑貨を買おうにも徒歩圏内に店がないという限界集落に住んでいるおおむね老人のことを指すのだそうだが、いわゆる「僻村」は別として、人口数万人のマチに住んでいても「買い物ができない」と文句を言っている人たちの話。
そうとう昔、転勤で渋々住んでいたマチに知人を尋ねていき、バス停からタクシーに乗ったときのタクシー・ドライバーの話すことには
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いやあ、ウチのマチは全然ダメだよ。商店街がどこも閉めちゃって遠くのスーパーまで買いに行かなきゃならねんだ。
息子たちは「ネットで買えるでしょ」と云うんだけど、俺達には全然できねぇし
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さて、このマチは決して僻村ではなく、車で10分も走ればいわゆる郊外型のショッピングセンターと、しまむらやらホームセンターやドラッグストアがあるわけで、このタクシー・ドライバーの爺さんはタクシーに乗っているということは車を運転できるわけ。
よくよく話を聞いてみると、この老人たちはそもそもスーパーでの買い物に慣れていないわけだ。商店街の対面販売で町内顔なじみの店主から買うことが買い物だと考えていて、どこの誰だかわからぬ人がレジにいて、誰も世間話やらおすすめ品やらの話をしてくれないから買い物ができないというだけの話。
しかも、その商店街を歩いてみると昔ながらの八百屋や薬屋は閉店してシャッターを下ろしているけど、代わりにコンビニもファストフード店もある。
世の中変わったんだということを受け入れてそれに対応した行動を取ればよいだけだし、ネットショッピングができないのなら役場が講習会でも開けばよいはずだが、そもそも老人たちが嫌がって来ないから役場も何もしない。
およそ「地方の疲弊」という言葉を何十年も聞いているんだが、疲弊というのは四方八方やり尽くして刀折れ矢付きた状態をいうわけで、何もしないで指を加えて見ていただけの地方は疲弊ではなく、ただの衰退。
彼らが意気盛んだったであろう1960年代後半の頃に盛んだった商店街の幻にすがっているのだから、甘やかさずにちゃんと教育したほうがよいと思う。
現時点で、本人が参加を辞退している以上、もう掘り起こさなくても良いんじゃないかとも思うけど、今回の件で色々と考えさせられたので、自分の中のもやもやを整理するためにこの日記を書いています。
なので、自分と違う価値観の方には全然落ちてこない内容かもしれない。そして私は、コミケや同人誌即売会というイベントにサークル参加した経験はないが、一般参加は何度もした事があり、友人に同人サークル活動をしている人もいて売り子で協力した事があります。このため、出来る限り中立的な目線を持ちたいですが、所謂コミケ参加者側の"オタク"の価値観に寄った意見になる事をご容赦ください。
ただ、自分にも真剣に応援している推し俳優がいるので、今回の一連の騒動はなんだか他人事とは思えなかったので。
まず、問題は一つではなく複数あり、複数の問題が複合的に重なった結果、今回の騒動が起きてしまったんだと思う。混ぜて話すと分かりにくくなるので、1個ずつ取り上げてみることにする。
また、「真木よう子にコミケ参戦を促した黒幕が別にいるから彼女には何も落ち度はない」という意見もあるかもしれませんが、ここでは論点が少しずれるので詳細には言及しないこととします。
まず問題なかった点というか、これは是非とも賛同したいなと思えた点から。
「オタクは普段から表現の自由を訴えている癖に、彼女の表現する機会や表現する自由を奪った」という記事や意見を多数見かけたが、コミケ参戦反対派のオタク(以降、便宜上「オタク」と略す)の中で「写真集を作成する」という行為自体を否定している人はほぼいなかったと思う。写真集を作成し、彼女が写真やエッセイ等で自分自身を表現すること自体はとても素敵で素晴らしいことだ。今回は残念ながらプロジェクトが頓挫してしまったが、今後また別の機会があれば是非とも再挑戦してほしい。
ただしその時は、その作品を発表・発売するのに一番適切な環境や手法について熟慮して頂くことを心から願いたい。
これは既に多くの記事でも言われている通り「クラウドファンディング」自体は資金集めの手段としては画期的であるし、彼女を応援するファンが支援できる、という事は全く悪いことではないと思う。ただ、「クラウドファンディング」というビジネスモデルに頼って「多額の出資金」で作成された「プロライクな作品」を「コミケのアマチュアサークルとして頒布する」となると、やはり違和感が拭えない。
正式にルール化されていなくても、アマチュアサークルで作品を作り頒布する人のほとんどは、例外を除き自費制作が主流。これは、出す作品が同人誌でも写真集でも雑貨でもCDや映像作品でも一緒だと思う。当然、自費制作なので多額の資金を準備するのは大変だし、制作数にも限りがある。そういう制約の中で最大限の努力をして、自分の作品を出す。コミケというのはこういうDIY精神がベースに根付いているし、そういう人達の活力で出来ている。
「クラウドファンディング」の「制作したいものがあっても資金がないので、パトロンを募って出資してもらおう」という精神は今の時代の風潮に合う素晴らしいものかもしれないが、「コミケ」の中の主流である「自分達の制作・頒布するものは基本的に自分達の資金力・能力の範囲内で準備する」という精神とはやっぱり相容れない部分が大きい気がする。
多くのオタクが拒否反応を示したのはこの部分のはずなので、同じことを別の人がやってもやっぱり叩かれていたと思うが、真木さんほどの有名人がやろうとしてしまったことが大炎上に繋がったのだろう。
コミケの企業ブースであれば、出展料金はアマチュア向けブースよりもかなり高くつくものの、そもそもが商用のスペースなので、企業ブースに出展する企業とコラボレーションして参加するという話であれば、もしかしたら成功していたかもしれない。(企業ブースには声優等の有名人が登場することもある)
何故コミケに参加したいのかという質問に対し、真木さんは「ファンの方と交流したい」という回答をされているのを拝見した。コミケは、確かに作品の頒布者とそのファンが交流できる場でもある。ただそれは、あくまで作品を頒布する際に生まれる「副産物」であって、そもそもファンとの交流に適した場所ではまったくもって無い。
コミケは、毎年ニュースになるほどの人混みになる。アマチュア向けサークルのブースは基本的に長机を半分で1サークルが使い、サークル側の1ブース内に入れる人数は2人程。大手サークルでも2スペースで長机一つ分。一般参加者が歩き回れる通路もとても広いとは言えず、移動したくても身動きが取れなくなってその場で立往生するなんてことは当たり前に発生する。人混みではない場所でもブースの周りにずっと人だかりが出来ていたら、近隣のサークルに迷惑がかかる。そもそも、入場するまでの待機列から目的の場所に辿り着くまでに3~4時間以上経っている…なんてことも当たり前に起き得る。夏コミなら炎天下の灼熱地獄の中で長時間外で並ぶことになるし、冬コミなら早朝の凍え死にそうな寒さの中で長時間並ぶことになる。
そんな場所で、所謂有名人である彼女が参加することで起きるであろうリスクを考えるのは簡単だろう。コミケ参加者・彼女のファンを問わず、真木よう子というネームバリューがあれば大量の人達がそのブースに押し掛ける。コミケ参加に不慣れな彼女のファンとコミケ常連客との間でトラブルが起きるかもしれない。それによって、近隣のブースで作品を頒布するサークルに迷惑行為や被害が及ぶかもしれない。コミケに不慣れなファンが長時間外で並ぶことで体調不良者が続出したり、救急車が出動することもあるかもしれない。
こういった可能性に対するリスクマネジメントをきちんと行い、徹底的に対策することまで考慮されていたのかは定かではないが、少なくとも頒布する場所がコミケではなく、個別に専用の会場を抑えてファンミーティング・握手会等といったイベントを開催した方がよっぽどリスクが軽減されるはずである。それに、彼女程の女優であればそのようなイベントを開催することも可能なはずだ。つまり、芸能人とファンとの交流に重きを置いているのであれば、コミケという場は正直不適切としか言いようがない。
これは、自分の推し俳優に当て嵌めて考えても、やはりコミケに出たいと言われたら絶対に全力で反対するだろうし、専用の会場を抑えてファンイベントを開催してくれた方が正直何百倍もありがたい。というか、あんな過酷な空間に推しを放り出すのはファンとしてとてつもなく心配である。
あとこれは、個人的な意思が多分に含まれるが、コミケというのはそもそも芸能人とファン交流の場ではないので、それを正々堂々と「ファン交流のためにコミケに参加したい」と芸能人が言ってしまうのはコミケを私物化したいと言っているようにも捉えられかねないと思う。やはり、ファン交流が目的ならば別の会場をブッキングするべきである。
もちろん、今年の夏コミでの叶姉妹のように上記リスクを全て懸念の上、事前のリサーチと対策を徹底的に行い、かつ準備を入念にしているというのをアナウンスをしてくれれば「そこまでしてでも参加したいのであれば…」と参加を応援する声が増えていたかもしれない。コミケに来るオタクの一部は、とてもトラブルに敏感である。そして「有名人が参加する」という事はそれだけでアマチュアサークルの何倍ものトラブル勃発の可能性を内包している。有名人とアマチュアサークルのコミケ参加にはそれくらいの差があることを、彼女のファンの方々にも是非知って頂きたい。
これは想定の話になってしまうが、発表時点で「クラウドファンディングで写真集を作成をする」という事だけが公表されていて、「コミケ参加」は当選が確定した後に発表されていれば、ここまで批判する者はいなかったように思える。もちろん、コミケ参加を発表する際には、先述のリスクに関する対策案も同時に発表しなければ結局炎上していた可能性はあるが。
毎年多数のアマチュアサークルからの応募があるが、その分落選するサークルだっている。そういった背景があるにも関わらず、確定前に「コミケに参加する」という発表をするのは「芸能人だからたぶん当選するだろう」という驕りにも見えるし、「コミケ」というキーワードを使えば話題性も高まるのでクラウドファンディングで資金集めをするネタにしようとしていたようにも見える。この辺も、オタクからの反論を買うことになってしまった要因の一つだと思う。
この辺は所属事務所の規定にも関わってくると思うが、本人のみで完全に非公式プライベートでコミケに参加するというのであれば、会社員をやりながらコミケに参加するアマチュアサークルと形式は一緒な気がするが、クラウドファンディングというのは一つのビジネスであり、実際の必要経費よりはかなり少ない額とはいえ800万円もの資金を所属事務所を通さず、大々的に公表して集めて、事務所側から何も文句は言われないのか?というところも疑問である。
コミケという場を借りててっとり早く本を出すよりも、少し時間はかかるかもしれないが、事務所と相談するなり、事務所を移籍するなりして、事務所側に彼女自身が望む企画を理解してもらえるように働きかけるべきだったのではないかと思う。
今となっては、あの発表内容に書かれていた文章が、本人による言葉なのかどうかは分からないが、ファンから集めたお金を使う以上、沢山のファンやコミケに関わる全ての人が閲覧できる場所で、あの内容を「本人の言葉」として発表する事を許容してしまったのは、一端の大人であり、女優という注目されやすい仕事をしている社会人として、あまりにも配慮が足らなかったと言えると思う。
これは、かなり個人的な意見になるが、Twitterにて批判を受けた際に、数あるリプライの中から、特に暴力的なツイートを引用して、謝罪文を投稿した事は正直ドン引きだった。彼女の元に来ていたリプライを見ていた人なら分かると思うが、その中には暴言だけでなく、建設的な助言や意見が多数寄せられていた。にも関わらず、謝罪ツイートにそれらの意見を引用するならまだしも、敢えて特別ひどい暴言を引用した意図が全く意味不明だった。
正直、自分のファンに「こんな酷い暴言を受けても謝罪しているアタシって可哀想」というアピールをしているように見えても仕方ないやり方だった。事実、その後Twitterでの論争は更に広がり、彼女の擁護派対オタクでの言い争いが巻き起こっている。こういった状況を誘発する事すら想像できなかったのだろうか。
世間には何も考えずに心無い暴言を吐く人間が山程いる。特にTwitterをやっている有名人というのは、そういう人間には格好の餌食だ。そういうのを真に受ける必要はどこにもないし、逆に相手にすることによって、相手の負の感情を助長してしまう事もあるので、そういう相手へのスルースキルを持つべきである。
逆に、彼女のことを親身に考えてアドバイスをしていたオタクやファンも沢山いたのだから、そういう意見を尊重し引用すべきだったのではないだろうか。そうすることで、擁護派の人もオタクの意見に寄り添えたかもしれないし、オタク側の理解者も増えていたと思う。少なくとも、今よりもう少し、平和な状況になってたと思う。
このTwitterでの一連のやり取りから感じた彼女への印象は、SNSの煽り耐性の無い人なんだなぁ、という印象である。仮にも34歳の立派な大人なのだから、SNSで発言すること、インターネットという世界中に開かれた場所で情報を発信する意味を、もっときちんと考えるべきだと思う。
最近この騒動を受けてか、Twitterアカウントを削除されたようだが、一旦彼女自身がSNSとの距離感を考える良い機会になってくれたら良いなぁと思う。
…以上が、一連の真木さんのコミケ参入に関する一連の騒動への所感です。素人意見なので、色々と間違っているところもあるかもしれないですが、自分なりに整理してみました。
いつか真木さんご自身が、これらの問題をすべてクリアにして作品を発表できる事になったら、その時は快く応援させて頂きたいですね…!
その日が来ることをお待ちしております。
コミケにはマンガ・アニメには全く明るくないような人達(偏見かもしれないけど)のやってるアクセサリーや雑貨のエリアもあるし
割りと一般的な趣味とされてる鉄道とかカメラや旅行に関する同人活動を行ってる人達もいる。
当然非エロでコスプレでもないポートレート写真集を売ってる人もいるし、
それこそオタクとは対極なウェイウェイしてるクラブ文化とかに関する本だって売ってる。
それこそ数日前まで「コミケにはこんな人達もいるよ!オタクだけの祭典じゃない!」って話で盛り上がってたのに
「コミケはこれまで迫害されてきたマンガ・アニメオタクのオアシスで、排他的であるべき」なんて話になるのはなんかちがくない?
ここのレジは何で攻めると効果的か?と考えるのが楽しいのと、明細を見てその日を振り返るのが楽しくてあれこれやってたら、カオスになってきたので自分用にまとめてみる。たぶん住んでるエリアが特定されそうなので増田で。
主な使い分けは、消え物はLINE Payカード、そうでなければau Walletで支払うという使い分け。au Walletは無料で明細がとっておけるからという理由。あとは店舗ごとの優待などで適宜使い分けてる。
規格 | 名前 | チャージ元 | ポイント |
FeliCa | Suica | ビックカメラSuicaカードからチャージ | 1.5% |
FeliCa | Edy | タカシマヤ《セゾン》カードからチャージ | 1.5% |
FeliCa | nanaco | リクルートカードからチャージ | 1.7~2.2% |
FeliCa | WAON | イオン銀行CASH+DEBITからチャージ | 1.0% |
磁気 | LINE Pay カード | Pay-easyチャージ | 2.0% |
磁気 | au Wallet | Jizileからチャージ | 1.7% |
磁気 | dカードプリペイド | Jizileからチャージ | 1.3% |
磁気 | おさいふPonta | 使ってない | - |
コンスタントに訪ねる店だけに絞るつもりだったけど、1年以内に行きそうかなって考え始めたら存外にリストが膨らんだ。
こうまで膨らむと「今日はたまにはEPOS Visaプリペイドを使ってみるのも一興かな」と邪念がよぎってレジ前でまごつくことがあるので増田諸氏にはお勧めしないけど、参考まで。いや、増田が書きたくなっただけ。
そもそもアマゾンで買ったら楽天ポイントもヨドバシポイントも溜まらないのがすでにもうやだ。
どうしてもほかでは合理的な郵送料で入手できないもの(絶版本)は、
アマゾンマーケットプレイスで買うことになるので出品業者ごとに発送業者が違う。
小物雑貨のまとめ買いはピックアップが遅いのか配送が遅いのかわからないけどかなりゆっくり届くけどまあいいよ、楽天とちがってまとめ送料になるから。
調理用品の魚っ平やヤマカガシ対策ポイズンリムーバーや防災用品のホイッスルとかまあそんなものを送料安くネットでまとめ買いできるだけがアマゾンの利点。
最近といっても1か月前くらいに頼んだら1週間くらいかかったから多分プロバイダとかなんとかいうやつだったのかなあ。
諸事情があってその時点で持っていたのは現金1600万円のみ。
年金は国民年金を全納すれば月10万円は65歳から受け取れる見通し。
独身、子なし。
まず中古公団団地の一室を購入した。築45年だったが、メインテナンスはしっかりしてあって、まあ、二十年、三十年は問題なく住めそうだった。
エレベーターのない5階というのは難点だが、運動をしていると思えばいいだろう。ネットスーパーもあるし。
大型団地なので、役所や図書館、病院、公園、スーパーが整備されていて、環境はいい。
それまで住んでいたマンションの家賃が8万円だったので3年住めば十分に元は取れる金額だ。
首都圏にはこういう物件が多数ある。セミリタイアにおいて家賃はネックになるので、こういう物件を探して生活費を圧縮させたほうがいい。
1日10時間勤務夜勤の警備の仕事を週3日やっている。それで手取り13万円だ。
週休4日である。
私は年金積立型の医療・生命保険に入っているので、それの支払いが月3万2千円と大きい。その代り入院費はほぼほぼカバーしてくれて、65歳から85歳まで月々7万5千円振り込まれる。これを維持すれば老後の生活費は賄える計算だ。
管理費が2万5千円、食費が3万円、水道光熱費が1万円、通信費が5千円、雑費(小遣い込み)で3万円だ。それでも月1万円は残る。
余暇を利用して、ウェブライターをやっているが、無理なくやってこちらの収入が月2万5千円ほど。フルタイムできっちりやればひょっとしたら警備の仕事分くらいは稼げるかもしれないが、社会保障費の負担があるのでバイト勤務を続けている。
生活雑貨衣料費等々を含めてだが小遣いが月5万5千円はあることになる。何の不自由もない。
貯金は再投資型のインデックス投資信託にしていて、今のところ年利は税金経費を差し引いて4.8%は維持している。
少なく見積もって2%と見ても、60歳で2000万円、65歳で2500万円にはなっているはずだ。
2%というのはかなり控えめな予想だ。
数字で示した通り、私の条件は一般と比較して必ずしも良いほうではない。それでも独身ならば、週休4日で無理なく暮らせているのだ。
若い人で結婚する気もなく子もいないならばもっと計画的に早期セミリタイアを狙ってはどうだろうか。
その間の年収が平均で400万円越えているなら、最初からきっちり計画して節約して投資していれば、35歳からセミリタイアが可能、年金が仮に月々5万円くらいになっても生活していくことは可能だと思う。
[追記]
投資信託は寝かせておくだけなので、日常的には何もする必要はない。
株式であれば安定して3%以上の配当を出している企業はいくらでもある。配当益めあてならばそちらに投資するというのも手だが、資産形成であれば投資信託の方がいい。
5階建てエレベータなし物件は何もずっとそこに住まなくてもいいのだ。3年住めば元を取れるので、もうすでに元は取った状況だ。
週三回、十時間勤務は基本的には私の都合である。基本的には30時間以上の勤務実績が無ければほぼ社会保障負担をしてくれる会社はないからだ。
普通の会社勤めが出来る人なら無理にこういう生活を送る必要はないと思う。
私は所詮アルバイトなので、煩わしい人間関係もないし、自由時間が大幅に増えているのは事実なので、せっかく独身なら「無理に稼ぐ必要はないよ」という意味でこの記事を書いた。
国民年金は満額支払っても月8万円くらいだが、厚生年金があるのでね。
一応最悪年金は月五万円でも、65歳からは100歳まで月20万円の収入が働かなくても得られるように組んである。
[追記]
ネットオークションというか、東京の商品を地方に発送する小遣い稼ぎをやってみたが、それでも15万くらいは稼げそう。面倒くさいのでやめたが。
それよりも割がいいのはマンガ週刊誌などを海外のオタク向けに発送する仕事。私は英語ができるので、こちらも結構稼げた。
やはり面倒くさいのでやめたが。
何も考えなくていいと言う点では夜勤警備員のバイトに勝る仕事はない。
[追記]
結婚は諦めたのではなくてもうしたくないのでござる。バツイチなのでござる。一人の孤独のデメリットよりも一人の自由のメリットの方が大きいのでござる。
生きがいやら人生の目的やらを重視している人が多くて驚いている。
そんなもの持ったこと今まで一度もない。やりたいことをやるよりもやりたくないことをやらない人生の方がずっと素晴らしい。
[追記]
国民年金を前倒して納付する制度はあるのかも知れないけど、ここでいう全納はそういう意味じゃなくて、40年満期で支払ったならば、という意味です。大学生の二年間、支払い猶予になっている人は多いけど、その場合は60歳までで38年納付計算か、65歳までは追加納付できるので、その期間中に納付するということです。
あと、老後の定期収入は一万でも二万でもやっぱりあったほうがいいよ。年金自体は破綻しないよ。破綻しそうなのは生活保護制度の方だよ。
[最後の追記]
うん、まあ、これがセミリタイアじゃないっていうなら別にそれでも構わないんですが。
言いたかったことは、老後の備えと入院の備えさえある程度できているなら、独身ならフリーターでも十分生きていけますよということだ。
何も無理して稼いで子持ち世帯のために税金を納めてあげる必要もあるまい?みたいな。
日本の場合は正社員の仕事とフリーターの仕事の、賃金、就職のしやすさ、責任等々の格差が大きすぎて、ちょうどほどよい仕事ってのがあんまりないんだよね。
アルバイトならいつでもケツをまくれるわけだし、実際にそうするかどうかはともかくそうできるという自由は何にも代えがたい。
余暇ではイラストを描いてピクシヴにアップしています。そちらでも収入を得ようと思えば可能かもね。
夢、とは違うけど、ふわふわした憧れ職業みたいなのってあるじゃないですか。ミュージシャンとか。そういう夢を追いかけるのは若いうちだけみたいな風潮があるけど逆だと思うんだよね。
ある程度の資産を築けば、好きなことで生活ができるくらい稼ぐってのは難しいけど、小遣い稼ぎ程度稼ぐっていうのは十分可能で、そういう生き方も出来るんだよ。
孤独死とか(笑)、じゃあ定年まで勤めれば孤独死しないのかってことだわね。
人生を65歳以降のために生きるのって、そっちの方が不幸じゃない?
2017年の。
ほかにもまだありそう。
毎回クオリティの高い記事があがってくる人気ブログなのでファンの人も多いと思う。
自分も好きで何度も読み返したりしてるから、結構記事の内容とか憶えてるんだよね。
で、ここ半年くらい、このLITERALLYの記事をパクってるやつがいる。
http://trave-writer.hatenablog.com/
丸パクリじゃないけど、完全にアイデアや構成をパクっててかなり悪質。
要するに、welqがやってたリライトってやつ。語順や表現をちょっと変えるだけでオリジナリティが皆無。
〈オリジナル〉
最短ルートで英語をマスターする現実的かつ効率的な勉強法まとめ
http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/2014/09/02/205648
〈偽者〉
【英語勉強法】ネイティブレベルの英語を最短かつ効率的に習得する方法をまとめた
http://trave-writer.hatenablog.com/entry/how-to-learn-native-english
オリジナルの記事内ではステップ形式で英語勉強法が解説されてる。
1 基礎的な英単語&英文法を一気に詰めこむ(おすすめ教材:DUO、一億人の英文法)
2 会話で使えるフレーズを丸暗記する(おすすめ教材:ネイティブ英会話フレーズ集3240)
3 とにかく英語を大量に話す機会を作る(おすすめ:フィリピン留学 オンライン英会話)
4 映画やアプリなどのツールを使い、英語をブラシュアップする(おすすめ映画:フレンズ)
◆偽者
2 英単語と英文法を一気に覚える(おすすめ教材:DUO、一億人の英文法)
3 よく使う会話フレーズを丸暗記する(おすすめ教材:ネイティブ英会話フレーズ集3240)
4 ひたすらアウトプットを繰り返す(おすすめ:フィリピン留学他 オンライン英会話)
5 海外ドラマを通じボキャブラリーや質を磨いていく(おすすめ映画:フレンズ)
見出しほぼ同じで、内容も同じ。おすすめの教材も全く同じ。(リライトしてるから言い回しは違う)
DUOとか一億人の英文法とかフレンズとか、よく見かける教材だけど1記事内で全部同じにならないでしょうよ。
いや、後半の「エビングハウスの忘却曲線」のところはオリジナルだって?
この1記事ならいいかもしれないけど、過去記事漁ると出るわ出るわ。全部挙げないけど一部抜粋する。
〈オリジナル〉
誰とも会わずに稼ぐ、インターネットの副業の方法23つといくつかのTips
http://tsukuruiroiro.hatenablog.com/entry/fukugyou
〈偽者〉
場所に縛られず収入を得る。ネット等で副収入を得る方法を20にまとめた
http://trave-writer.hatenablog.com/entry/travel-making-money
↑これとか、20個中16個同じ。
〈オリジナル〉
世界一周した僕が「海外個人旅行」のテクニックと節約術を全部まとめてみる
〈偽者〉
《海外個人旅行の節約術や旅のコツ》世界30ヶ国を旅して学んだ"旅のTIPS"
旅のコツ、そんなに似る?最後の「なにかあったら大使館へ!」までパクる?
〈オリジナル〉
バックパッカーのための海外旅行の持ち物 チェックリスト:安く快適に旅するためのグッズを総まとめ
〈偽者〉
快適な旅を実現する"海外旅行のおすすめ持ち物"たち【チェックリスト付き】
〈オリジナル〉
読書の効果を最大化する13の方法 【読書術とおすすめの本の選び方】
〈偽者〉
タイトル寄せると同じキーワードで検索上がってきてバレやすいよ!
〈オリジナル〉
デスク周りを快適にする便利グッズ集 ベスト10【おすすめの収納グッズ・おしゃれ雑貨】
〈偽者〉
デスク周りの超便利グッズ10選【おしゃれで快適なオフィス環境作り】
〈オリジナル〉
作業効率を上げる!便利なExcelのショートカット30つをランキング一覧で紹介
〈偽者〉
仕事が最大"10倍"速くなる便利なエクセルショートカットまとめ
そんなバイブル的な本?コレ。
〈オリジナル〉
〈偽者〉
感動の"海外一人旅"を実現するおすすめの国10つと、最高の旅を送る12のコツ
一人旅のコツも似ているようで。「10つ」って言い方までパクる。
で、別の話。
この偽LITERALLYの周辺を見てたんだけど、このブログの全記事にスター&はてブを付ける人物がいる。
もちろん、ブログ主(id:travewriter)とは別アカウント。これ、id:junworld123。
で、このjunworld123が、偽者ブログ以外に大量にブックマーク付けてるブログ(外部)があって、それがこれ。
なるほど、"world"と"123"から推測するにこっちのブログ主か。セルクマね。
「世界を相手に仕事」?「貿易関係」??(もっとうまくやれよ…)
〈偽者〉
ん?どっかで見たことあるぞ…
これか?
〈オリジナル〉
仕事ができる人とできない人の25の具体的な違い
…
やっぱりこっちでも、LITERALLYパクり…
junworld123=travewriter?複数アカウント?
アウト〜
冒頭にも書いたけど、この人、他のブログ記事からもアイデアと構成パクってる。
特に、
もう10年以上の付き合いがある友人たちとで誕プレ交換をした。
皆がおしゃれな雑貨やおいしそうなお菓子を持ってきた中で、一人のアラサー喪女が持ってきたものがひどかった。
何に使えばいいのか、さっぱり。
「あ〜〜〜こりゃウケ狙いだな」と思った。そして非常に呆れた。
酒の席で「あっはっは、何これ!」と笑いあえるのだろう。
でも今の年齢でウケ狙いでそんな用途不明のものを渡されても、正直処分にも困る。
そして「ああこいつは、これを受け取った相手が嬉しいと思うんだな」などと、気配りができない人間だなと嫌でも相手を下げたくなる。
そういうプレゼントチョイスが、結局のところ独身とか喪女とか不安定な雇用に繋がるんじゃないの?などと、人間性にすら発展して考えたくなってしまう。
普段ネット上でトンキンwwwなどと煽ったりもしたが、ちゃんとしたかたちで東京を見てみた。
俺は今の日本の経済についての知識が欠落しているのであくまで一個人の主観的な感想として見てほしい。
まあ、腐っても鯛というか、一言で東京スゴイ東京発展し過ぎwwwと思った。
まず熱気が違う。どこも人に溢れ、各人が明日の夢と成功を求めていきいきと生きているようだ。
海外旅行で熱いアジアの新興国へ行った帰り、日本の家路につく時に感じる落ち着いた空気、冷えた空気、少し寂しさの残る空気が、東京に限っては皆無のように思われる。
そして、資本の密度が田舎のそれとは明らかに異なる。ここだけ異常だ。
日本全体の資本の4割くらい東京に集まってんじゃないかと目まいがするほど、東京の街は執拗にギラギラとしていた。
道を3メートル歩く度に、雑貨や食べ物の個性的な素晴らしいお店が立ち並ぶ。東京は街そのものが遊園地のようだ。
街中にメーカーのロゴや店の看板がこれほど絶え間なく多く寄せ集まっているのを見たことが無かった。田舎の繁華街が、東京では1ブロックごとに配置されていた。
麻布という言葉は知っているものの、どうしてメディアによく登場するのか分からなかった。実際に夜の麻布に行ってみてそれが分かった。
少し歩くと六本木へとつながる麻布では、日本の一般的な戸建て住宅とは異なる重厚な外国風の豪邸が立ち並び、日本のビバリーヒルズ?と思った。
歩いていると大使館の玄関に次々と遭遇し、ここが首都であることを改めて実感した。
洒落た少戸数型マンションへ帰宅する人たち、1分に1回の間隔で見かける品川ナンバーの高級外車・・・
日本の上位数パーセントの成功者・支配階級が寝床とするコミュニティ、外の世界の喧騒からの影響を受けない住み心地の良い閉じたコミュニティに足を踏み入れていた。
海外のエスニックな料理が好きなのだが、普段日本ではそれが食べられないと嘆いていたものの、東京では全く心配いらない。
ここは本当に日本か?と思うほど海外で経験したスパイシーで胃袋を鷲掴みする良い香りの熱気があちらこちらから流れてきて心が躍った。外国人の数も非常に多い。国際色豊かでカオスな感じ、料理が不味いわけがない。いつか夜の居酒屋巡りをしてみたい。
同じ日本人でも、地方田舎で住むことによって形成される日本に対するアイデンティティと東京で形成される日本に対するアイデンティティは異なるということに初めて気が付いた。
田舎の落ち着いた日常の心休まる日本、東京の激動の熱い日本、どちらも素晴らしいものだ。交互に味わえたらどれほど幸せだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20170321193517
Q. なんで誰もブコメやトラバで質問していないのに答えているの?
A. これは他業種の初対面の人に高確率で聞かれる質問なんで、先に幾つか解答示しておいたほうがブコメがつきやすいんじゃないかな…と思って、
幾つか例題的な意味合いで挙げといた。
Q. 服買った後、店の出入口まで袋持ってくれてお見送りしてくれるみたいなアレなんなの?
A. これは、自分たちのお店で買ってくれた、選んでくれたことに対する最大限の感謝の気持ちを表している。
うちの店はそれなりに商品単価の高い店なので、買い上げに至るまでのお客様とのコミュニケーションも密になるし、時間もかかる。
ただ、ブコメのような意見も多いのも分かっているので、お客様の空気を読んで百貨店路面店以外の、駅ビルやショッピングモールのような入店数の多いディベではその限りではない。
百貨店のような客層では、見送らないことでクレームになる可能性も高い。客層によって、お見送りに対しての感じ方は様々だ。
ブコメの人よ…お見送りは、販売員がお客様に、商品を自社で選んでくれた最大限の感謝を込めて見送っている…と思ってほしい。
Q. どの位置(価格、客層、出店場所)のショップかで接客方針は180度違うとおもうのでそれも書いて欲しい。
A. これは多少フェイクを入れるが、
価格帯・季節にもよるが平均単価3〜5万。メンズ・ウィメンズ両方扱っている。雑貨・靴・アクセサリー・生活雑貨も扱ってるので、商品はかなり幅広い。
出店場所・自分の店は路面店。同ブランド他店は百貨店・ショッピングモール・駅ビル等様々。
Q. 「本当に似合わないものは基本絶対に勧めない」のはわかったが、いざ着せてみたら案外似合ってなかったってパターンは全くない感じ?もしあるならなんて言うのか気になる。
A. 実はこのケース結構ある。基本試着に入る前にある程度予想はつくが、実際着試着してみてわかる情報は圧倒的に多い。
ので、通販もいいが、対面販売で試着したおした方が本当に自分に似合うものってわかると思う。
イチ客として、親とか友達から言ってもらえなかった意見も、販売員さんからスバリと言われて気づいたこと学んだことが自分も多いので。
本当にいい販売員さんは、冷静に本当のことをお客様に失礼にあたらない範囲ではっきりという。
試着してみてイマイチであれば、まずお客様の反応をうかがってお客様の本心や感想を先に言ってもらって、こちらも出方を決める。
お客様本人が本心でどう思っているかによって、接客も変わるケースだ。
似合っていない(カラーが肌色から浮いている・そもそもサイズ感あってない)にもかかわらず、お客様本人は大満足している・どうしてもこれが着たい!みたいなケースも実はあるので。
似合っていなくてお客様が不安に思っているのなら、自店の商品で試着しているもので、お客様の意図や体型にあった類似商品や代替商品を提案してみる。
お客様がそちらで納得してくれるケースも多い。
ちなみに、似合ってないのにその場で大満足しているお客様にも、さりげなく「こういうのもありますよ」と似合いそうなものは必ずいくつか提示する。
本人大満足で持ち帰って他人から「似合ってねえじゃん、それ」と言われ変心し、クレームになる可能性もあるので。
Q. アパレルって平均年齢が低いことが多いよね。それに対してはどう思う?これから増田はアパレルに骨埋めんの?
A. 弊社は販売員の平均年齢が割と高いので、自分も販売としてならあと10年ぐらいはいられるかもしれない。
現状なら販売のスキルだけなら超人手不足業界なんで販売としての転職先はいくらでもある。
ただ、通販の拡大やアパレル自体の業態変換で、今後販売の地位はどんどん低下していく、または専門性が高められていき、
この仕事はすごくツラいのに求められることと責任(売り上げ)はものすごく多くて、見返りが圧倒的に少ない。
こんな現状だから、人も育つ前に見切りつけて、猛スピードでどんどん辞めていく。
他業種に転職する際、スキルの潰しが利かないというのもマイナスだ。
自分としてはこの仕事に誇りとプライドがあるので、詳しくは言えないが販売員の地位が向上するような仕事をしていきたい…と温めている部分はある。
好きだったというより好きなままだけれど、好きなことは少しも過去にはならないけれど、たまには思い出話をしよう。
本郷三丁目の交差点の沿いにMitteというお店がある。私はそこが好きだった。頻繁に通ったとは言い難いけれど、お金をきっちり落とす優秀なパトロンだとは言い難いけれど、それでも私はそのお店が好きだった。そのお店は今日が店仕舞いの日だった。だからたまには思い出話をしよう。
もとより古い文具とかそういうものが好きなのだけれど、Mitteのことは他のどこの古い文具を扱うお店よりも好きだった。
どんなに外が寒い日でもお店の中が温められていて好きだった。色々なものが所狭しと並んでいて、ただ眺めるのでなくかきわけるように探していいものを見つけるのが好きだった。それで何かを買おうとするとお店の人が話しかけていろいろ教えてくれるのも好きだった。
私は街中の服屋や電気屋なんかで話しかけられるのは全然好きじゃないけど、Mitteでお店の人の話を聞くのは好きだった。ものを一つ買うにも、そのものが経てきた色々な経路とか歴史がある。私は古いもの固有のそういう遍歴が濃ゆいところが好きなのかもしれない。ものにまつわる話を教えてもらって、共有して、そのお話とものを連れて帰るような、いつもそんな気持ちでお会計をしていた。
買うのでなく連れて帰るのだった、というのが分かってもらえるだろうか。いいものを延々と時間を掛けて選び抜いて、抱える掌の熱で生温かくなってしまったようなのをレジに持っていったとき、お店の人がいいものとの別れを名残惜しむように値付けをしてくれるのが好きだった。
値付けもふつうの古文具の相場に比べてずっと良心的だった。本当にそんな額面でよいのか疑いたくなるくらいだった。なんでもかんでも安いことが素晴らしいと礼讃する気にはなれないが、良心的だったことは間違いのないことだ。
それからこれはとても個人的な話で、これから述べることがMitteを訪れた全ての人へのもてなしだったとは少しも思わないが、私はお店の人が紅茶やコーヒーやお菓子を出してもてなしてくれることも好きだった。その場所に長居して構わないような気分になるのだった。何時間も長居をして結局買うのはほんの千円だとか数千円が関の山なのだが、それでも居心地良く何時間でも吟味をさせてもらえるような場所は、世界広しに古雑貨屋多しといえど、私個人としては、ここ以外には無いと思う。
Mitteはお客さんで混み合うことが少なかった。採算がとれるか否かでいえば勿論悪いことだが、自分勝手なことを述べるのがもし許されるなら、私は自分以外のお客さんがいないMitteでひたすらものを選ぶのが好きだった。
混み合っているようなのはどうも落ち着かなくて苦手だ。繊細なものばかり並んでいる棚の前を人間が往来するのは落ち着かないものだ。その点あの場所はとてもいい場所だったのだ。それで前述のとおりもてなしまでいただくと、ああ自分の部屋もこんな風だったら素晴らしいのにな!と思わずにはいられないほど素敵だった。
Mitteはいいものがどうしてと思うくらいに取り残されている不思議な場所だった。東独の宇宙豆本なんかあまりにも素晴らしいもので一目惚れだったが、私よりかは宇宙好きな人の元に渡った方がよかろうと思い、一度見送って、数ヶ月後まだあって、まだ見送って、それから数ヶ月後の三度目にようやく、こんなに可愛いものを誰もまだ迎えないなら、私がさらって行ってしまおうと思ったものだった。さらわれた豆本は私の狭い部屋の狭い古文具入れの中に収まっている。少し運命が違えば東独博物館のガラスケース入り豆本の仲間だったかもしれないのに、豆本も数奇な運命を辿っているものだ。
それでも私は冒頭に書いたように、自身が優秀なパトロンになれなかったことを悔いている。続いて欲しいものにお金を落とすことの重要さを今までもわかっていたつもりだったが、それでもやはり手を尽くせなかったように思われる。行きたい場所や欲しいものは、それがある内に大切にしなければならない。
重ねて書いておくが、お茶とお茶菓子などの応対についてはされた人もされなかった人もいると思うが、そのことで何人たりともお店に文句を言うようなことはあってはいけない。私以上のもてなしをされた素晴らしいパトロンだって居るであろうし、私はそのことを悪いと全く思わない。逆に初めてそこを訪れた人などは相対的に落としたお金が少ないのであるから、もてなしのないこともあるであろう。もてなしは無償ではないし当たり前のものでもない。それが普通だなんて少しも思わない。それらは身に余るような優しさだったと今も思っている。食べ物は消えてしまうが、もてなしを受けたことは消えないので良い。
私は、そして私を含む古文具収集家や古雑貨好みの人々はみな、永遠などないことを知っている。東独もソヴィエトももう現代にはないものだ。それでも自らが通った場所が現代でなく過去になることは、どうしてこんなに厳しい気持ちになるのだろう。もう終わったもの、過去のもの、二度と戻れないものにこんなにも執着し心惹かれながら、自らにとって現代と思われたものが同様になるのをどうしてこんなに悲しく感じるのだろう。
Mitteには現代の品物も置いてあったことを分かった上で述べるが、古文具趣味や古雑貨趣味というのは、大きく括ってしまうと、使い終わったもの、行き場をなくしたものに、また新しい行き先を見つけていく趣味なのだと思っている。あの場所から幾多のものの新しい行き先を見出した私は、私たちは、私たち自身の行き場をひとつなくして、一体次はどこへ行くのだろうか。
それでも次の行き先をまたひとつ、そのうち見つけられるのだろう。そうやって集めた行き先の中にまだ何らかの形でMitteがあることを、私は知っている。だからなんてことはない。これは別れの挨拶でもなんでもなくただの思い出話だ。またね。
キングコング西野氏がプロデュースした『えんとつ町のプペル』で、ブログタイトルにつられてみんなが反応した。
そうだ、「お金の奴隷解放宣言」という一文は、とても昨今のみんなの気持ちを端的に表しているのだ。
お金を出せば世の中を少しだけ動かせるんだけど、それでも自分の欲しいものはもっとお金のかかるもの。
生活費以外でのこったお金で皆やりくりしている。趣味に使うお金はいわゆる「娯楽費」だから、毎月毎月少しずつお金を出して買っている。
けれど、昔のゲームや今の書籍・雑貨のように「買ったら終わり」の世界ではなく、「買っても次々に課金しなければならないゲーム」
「毎月少しずつ払って使うツール(セキュリティソフトなど)」にさえも、
毎月なんらかの維持費としてお金がかかる。
それらは少しずつなんだけども、5つ集まれば相当な金額になる。
自分を少し、楽しませるために欠かせないものだから、出して楽しんでいる。
それらには、「自分が」楽しむものだから、「自分で」買っているんだ。
「食っていくために出した商品としての『絵本』の内容を、クラウドファンディングの出資者とイラストレーターさんに許可を取らずに、勝手に見せた」ことに怒ってる。
しかも「描いてくれたイラストレーターさんや、出版社などに利益を出すために金を払うのは『糞ダセー』とは何事だ!!?」なんていってるんだけど。
『糞ダセー』と言ったのは、「イラストレーターさんや出版社」にではなく。
『西野氏本人』なんだ。
その発言の矛先は、誰でもない、西野氏が自分で自分に言った言葉なんだよ。
責めてるのは、「商品としての作品を販売している人たち」でもなく、
あるいは「生きてくために値段をつけてモノやコトを売っている大人たち」ではなく、
「買って見たらその善し悪しが分かるよ」と豪語して、中身を見せず表紙で絵本を売ろうとしていた、西野氏が、自分に、自分で、言ったんだ。
ぼくらは、いつのまにか、自分が自分が、と自分を先に出してしまう傾向がある。
「お金を稼がなきゃ生きていけない」
「ちっぽけな自分が生きていくには身を粉にして働かなきゃ」
そして、お金を嫌いながらも、お金があるから今日も貧乏なんだと叫んで生きている。
そして、出した商品の「ココが悪い」に蓋をして、「これでいいんだ」と豪語して、買って使う人たちのことを見ないで、その人たちのもってるお金を欲しがっている。
でも、ちょっと待ってよ。
買って欲しい人って、だれなんだ?
『絵本』を買う人ってだれ?
こども?
おとな?
おとうさん?
おかあさん?
絵本という本は、えとぶんで魅せてくれてきれいなのに、それなりにたかくて。
でも、西野氏が書いたのは、まったく「あたらしいものがたり」だから、大人が買うように「買って読んでみる」ができない。
こどもは「おやがしってるものがたり」しか、買い与えられないことが多い。
だから、一番絵本を見せたいこどものことを考えないで、絵本は売れるわけがないんだよ。
こどもだって体験したものは、みんなにみせたいしはなしたいし、かたりあいたい。
こどもたちが体験したものって、どれも「はじめて」だから、しったときのよろこびはおおきい。
それなのに、かってくれるおやが「知らないから」っていって、かってくれないんだよ。
「ええ、これしらないんだよな~」で、こどもの「ほしい」がふうじられる。
こどもの「ほしい」に、おとなが「はんのう」してくれないと、こどもは「ほしいものがてにできない」こどもになる。
あるいは、「ほしいものをちからづくでてにいれるためにおやにほうしする」ようになる。
欲しいものを買ってもらうために、親の言いなりになる子供。そうなってほしい?
過剰にお金を追い求めなくてもいいから、お金の奴隷から解放するといったのは、こどもたちにたいして、だったのだ。
おこづかいを貯めて買うこともできるけれど、それよりも親に買ってもらうことがこどもにとっては、はやいんだ。
というか単純に、「親に読んで聞かせてもらった」ことの価値は、自分でほしくて買ったときよりも、記憶に残りやすい。
そして、そのときをこどもが思い出す時、親があとで見つけた時に思い出すときの「きっかけ」としての、絵本。
けれど、おやが「買いやすい」ように、「手に取りやすい」ように、「内容がわからないなら見てほしい」ように、
そのことに気付くのが遅かったから、西野氏が自分を『糞ダセー』といったんだ。
むしろ、「無料化」ではなく「有料でネットにあげてしまうと大人たちしか見られない」。
ログインのパスワードをこどもは知らないと見ていいし、ペアレンタルコントロールでこどもが見れるところを制限するし。
絵本を書店からなくしたところで、スマホでもなんでもいいけど、一番見て欲しいこどもたちが、そこまでアクセスできるかな?
で、補足。
この無料化と、ブログのタイトルで炎上してしまった事で、みんなは思った?
「参加したイラストレーターは知っているのか?」と。
昨今は個人で情報を発信できることができ、逆にアクセスされる時代にもなって。
では、みんながそのイラストレーターさんを知って、Twitterやらブログやらに応援ではなく批判したいがために訪問したら最悪どうなると思う?
イラストレーターさんの氏名をなにも載せずに、絵本の内容だけ公開すると決めたのは西野氏であって、この責任を一人で背負うのは西野氏なのだ。
http://anond.hatelabo.jp/20161222124531
35歳・子無し既婚
ここ最近の円安のせいで額面が大きくなって自分の実感とのギャップが多少アリ。
月収 75万円
国民年金 -3.2万円(2人分)
光熱費 -1万円
食費 -10万円
遊興費 -3万
残り 18.5万
香港の所得税は年収にたいして200万分程度の控除と累進課税によって年収300~400くらいまではタダみたいな額(月1万とか)になる。上限が15%なので高給取りほど得なのだが、自分の年収だと上限の少し手前くらいの税率になるので一番コスパの悪い部類に入る。
香港にも年金があり、自分が納めた額と同じ額を会社からも積立てくれるのだが、2.3万程度が上限で日本ほどの手厚さはないので、帰国時のことも考えて日本の国民年金に任意加入。海外にいる間は厚生年金には入れないのでなにか資産運用を考え中。
健康保険は正社員であれば会社が負担するのが普通のようだが、公立の病院であれば1回1000円程度で診察からちょっとした手術まで可能(ただし待たされる)
家賃は狭めの1LDK(10畳+5畳+キッチン+バス・トイレ)で24万。
子供ができたら2LDKに移る必要があるが、そうなると家賃30万オーバーは必至。
香港は狭いので郊外は安くなるというのがそんなにないのが辛い。
ローカル食堂なら1食600円~1000円、和食や洋食の大衆店なら1食1200円~2500円くらい。ただしこのランクの店は味が微妙でコスパ悪いので普段は自炊かローカル食堂にして、記念日などに臨時別予算で2人で15000~20000円くらいかけて本物の寿司などを食べるようにしている。
Tシャツ・ポロシャツ・デニム・チノパン・ジャケットが各数着あれば1年過ごせる。無印最高。
「まとめ」
子供の学費などは詳しくないが節約するなどすれば今の収入でも1人は育てられるかなと思っている。
海外にいて思うのはやはり日本は健康保険と失業保険の制度はいいなぁと。