はてなキーワード: ヤエンとは
問題解決に使えるリソースが人によって異なり、他人がその人のリソースを知るために踏み込むのは非礼だから。
次に、その人の持っているリソースや阻害要因もわからないのに問題解決策を出すのは単なるクソバイスだから。
これは女性に限らず、はてブなんか見てたら「仕事上の問題をこう解決しました!」みたいなドヤエントリーに対して「参考にならない」「素人が真似したら詰む」「こいつは恵まれているだけ」みたいなコメントがむちゃくちゃつく。自炊レシピにすら「ナンプラーなんて使い切れないから買わねえよ」だの「まず、調理するスペースがない」だの言う。結局、男でも女でも、自分のもってないリソースを前提とした問題解決策を出されたら不快になるものなのだ。
問題解決大好きマンには、おそらく友達がいない。たとえ相手を不快にさせても「問題解決させてやった」って自己満足したいメンタルが幼い人間だから。
中高生ぐらいの年代だと、同級生であればそんなに持ってるリソースに違いはないし、毎日一緒にいる相手の持ってるリソースを理解できてる前提があるから、問題解決志向でも特に嫌われることはないかもしれない。しかし、大学に上がるともう友達の生育歴とか実家の状況とかは全然異なってくる。普通にコミュニケーションをしていたらだいたいその段階で「問題解決志向は限定的な関係性でしか成立しない」ということを理解する。一部の共感力に乏しい人だけが問題解決にこだわったまま中高年になる。
(女は共感ベース、男は問題解決ベースっていう話も、男が男同士で話すときには距離感を見誤ってクソバイスすることは少ないが、男女で話すときに男は「女の持っているリソースを把握できていて問題解決ができる距離感にいる」と思い込んでしまいがちであるということではなかろうか?)
女に問題解決視点がないのではなく、問題解決策を出すことに対して慎重な人が多いのだ。
特に、白ハゲ漫画の読者層である主婦や非正規労働の若い女子はその傾向が顕著になる。
たとえば、同じように子供を公園で遊ばせている仲よさげなママ友グループがあったとしても、彼女ら個人個人の経済状態、住宅環境、実家や義実家との折り合い、家族構成、夫婦仲の良し悪し、自身の学歴職歴や特殊な技能、職業面でのコネの有無、友達の有無、運の良し悪し、子供の性格や能力、何もかもすべてが違う。
そんな中で相手があるリソースを持っていること前提でアドバイスをすると、クソバイス、ヘタをすると加害になってしまいかねない。人間関係においてそんなリスクを負うわけにはいかないので儀礼的共感にとどめている、というのが実情かと思う。(バリキャリ層ではそこまでの多様性はないので、問題解決志向でもトラブルにはならない)
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140331
社会人2年目のみなさん、チャンスですよ。
去年さんざん説教された憂さを晴らせる季節が今年もやってきましたよ。
ブロガーのみなさん、搔き入れ時ですよ。
エイプリルフールネタなんかおいといて4月の最強コンテンツである「新人に向けてのドヤ」に注力しましょう。
社会の厳しさ、学生時代との違い、処世術、どこを目指すべきか、結婚について、うっかりブラック企業にはいった時の対処法・・・などなどネタは沢山あるはず。
もちろんオススメの書籍を列挙しつつ、地雷もまぜてプチ炎上を演出してPVを稼ぎ、アフィリンクを踏ませる事も忘れずに。
自分の持ちうる経験と文章力を駆使して、思う存分ドヤるのです。
村人も最大限の注意を払って彼らのドヤエントリを発掘し、ブクマし、賞賛のコメントをつけ、ホットエントリを埋め尽くしてあげましょう。
新人は先輩からの有り難いお言葉を頂戴し殊勝な言葉で今後の抱負を語り、2年目は去年の憂さを晴らして自分の成長をアピールし、ベテランはさらに下の奴らに説教するという、セルフオナニー超爆連鎖大会の開幕です。
このビッグウェーブに乗り遅れず、思う存分ドヤるのです。
ああ、この時期マジウゼェな。