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はてなキーワード: 模索とは

2024-04-29

AIが考えたエッチストーリー

現代日本舞台に、主人公である若き女性藤崎瞳(ひとみ)は、大手企業社長令嬢として育てられた。彼女は贅沢な生活名誉享受しながらも、内なる孤独欲求不満に苦しんでいた。

ある日、瞳は父親経営する会社で働くことになり、そこで2人の侍女出会う。侍女たちは瞳の世話をするために雇われていたが、彼女たちの美しさと艶やかな魅力に瞳は惹かれていく。

侍女たちとの接近によって、瞳は内なる欲望や禁断の快楽を知ることになる。彼女侍女たちとの関係を深め、日々の生活の中で新たな刺激と愛を見出していく。

物語は、瞳と侍女たちの三角関係や愛の模索、そして社会偏見や抑圧に直面しながら、彼女たちが自らの本当の幸福を見つけるための旅路を描く。瞳は自らの欲望や愛を追求し、侍女たちとの情熱的な関係の中で成長していく。

2人の侍女との交流を通じて、瞳は社会の枠を超えて本当の自由幸福を見つけ、自らの運命を切り開いていく。彼女たちとの情熱的な愛と禁断の関係が、瞳の人生に新たな輝きを与えることになる。

2024-04-28

フレックス休日出勤しただけで怒られが発生した

中堅のメーカーで働いているが、ついに上司から勧告を受けた。

しっかり働いた分だけ勤怠記録をつけろ、だと。


元々専攻と業務内容が合致して飛び込んだ、第一志望の企業だった。

もっとも、大学にいて行っていた基礎寄りの研究とは大幅に違う部分もあり、

入社から顧客対応などを含め学びながら業務に携わっていた。

から見れば「一応一通りの仕事はこなせる社員」程度にはなっていると信じたい。


ただ、労働をしていると先輩や上司の毛ほどにも役に立ってはいないんじゃないかと思う。

別の部署に配属した同期たちと比べても、おそらく自分の貢献度は低いだろう。

そのため、自分が同期と同じ給料を貰うのはおかしいんじゃないかと思い始めた。

個人的に、労働を行っていると他の日常のことを考えずに済むからまだ楽しいと思っていた節もある。

こういった思惑の中、労働時間を見かけ上減らせば良いんじゃないかと考え付いた。


私の部署はそこそこ忙しいため、大抵の正社員は平日でも2時間残業を行っている(中には1時間早出する人もいる)。

まあそのまま帳面通りつけるとオーバーなのでフレックスなどを利用している人も多い。

使わない人たちもいるので、超過した残業時間を記録しない人もおそらくいるのだろう。

元々私は残業をつけるのが嫌だったので、毎日見かけ上は定時に帰ることになっていた。

まあ、それで上司や勤労管理部門から文句を言われることもなかったか問題なかったのだと思う。

ところが、最近この労働時間を定時前にしたり(例.8時~15時半など定時より短くする)、休日出勤を記録しなかったら上司勧告された。


「ここまで付けないのはお前の評価が下がるから、せめて最低限は記録しろ

「お前よりA(仮名。後輩)が早く帰ってるのに労働時間がA以下なのは流石に問題になる」


別に度を越えた残業をしている訳ではない(一応他の上司や先輩と同時刻の範疇残業を終わらせている)。

製造現場仕事でもないただのホワイトカラーなので労働時間の長期化で大事故が起こるわけでもおそらくない。

ちょっと時間単位当たりの額面が他の人よりも二回り程度少ないだけである

勤労部門から直接的な文句が来ているわけでもない(これは勤労にいる同期や仲の良い先輩から確認済)。

その状況で上司からのみ勧告されるのは、少しおかしいと思う。


やれサビ残やりがい搾取だ言われている世の中で自分の行動は贅沢だし、会社にとっても雀の涙程度の利益しかないと自覚している。

大型の改善提案1個だした方が個人的にも企業的にも大助かりだからね。

ただ、今の労働と多少の手取りで満足しているからこれ以上自分仕事で貰う気にはなれない。

なんとか上司との折衷案がないか模索である

2024-04-26

発注者側の意識で起きてること

https://piyolog.hatenadiary.jp/entry/2024/04/26/013037

(※SIerコンサル発注者側を渡り歩いた意見です)

これがそうかは100%自信がないけど、ここ数年コンサルが中下流まで手を出して炎上する大型案件が多い。

または、コンサルが上中流までやって、下流は(運用フェーズを見越してねじ込んだ)発注者側の開発運用業者が入るパターン


これまでは上流+中流大手SIerのインテグ業者で、下流SIer肝いり会社が入るのが通例。

だけどこのパターンって「あからさまなベンダロックイン」になるので、単純換装しかしないのにコスト増で時代についていけないわで、5年ごとの換装の2~3回目で発注者側は爆発する。


そこで耳障りのいいコンサルが、経営層に響く資料を作ってシステム刷新を受注するというのが最近

しかし、泥臭いインテグ仕事が苦手コンサルが、これまで大手SIerが得意だった「カットオーバー前に行う泥水仕事」の処理の仕方がわから炎上する案件が後を絶たないとみている。


今は発注者側としては「ベンダロックインのまま手綱を締める(と、予算を確保する)」方法模索するのが最善策かと。

2024-04-25

anond:20240425135325

・ブキの射程でチーム分けがされるが、同じ射程のブキ内での強弱が激しい

・その上で直近の勝率が平均化するようにチーム分けがされている

・4人対戦なので1人が担う責任が大きい

強い方が勝つ(=自分勝敗に関わる)というより弱い方が負ける(=戦犯が居る方が負ける)という感覚になりやす

2以降は自分世界でどのくらいの強さかが可視化されるようになったため1戦1戦の価値が高くなり負けるストレスが増えた

1の頃は一定以上の強さはみんなS+99という枠内におり1戦負けたところで次に勝てば気分は晴れたが、2以降は負ければランキングが下がるし勝ったところで結局実力相当に収束するだけなので高が知れておりモチベーションが削られ続ける

世界中で比較され少数の勝ち組以外全員負け組になるという構図は明確にグローバル資本主義問題点なので、任天堂子どもたちに新しく幸福社会模索してもらうためにあえてそうしていると思う

2024-04-20

サントリー不買しない人ってどういう属性


軽く遡るだけでもこれだけの悪行を働いているクソ企業なんだけど、こんかい西村博之を起用したことで、さらに以下の属性が追加されたよね。



サントリー我が国にふさわしくない売国企業であり、さらには児童ポルノ陰謀論に対しても肯定的姿勢を取る世界的にもクズゴミで滅ぼすべき企業だという自己紹介。ここの商品を購入するということは以上に挙げた姿勢肯定的に捉える売国奴

ついでに言えばサントリー芸術文化事業に乗り出しているのは衆知の通り。国民からアルコールを利用して大金を巻き上げ、サントリーホールを建てたりサマーフェスティバルと称して演奏会などを企画している。

このような演奏会ホールを利用している芸術関係者は深く恥ずべきだし、当然この企業依存しない体制模索すべきである

それをせずに演奏会に足を運んだりホール演奏している楽団演奏家、作曲家、すべて売国奴である

少なくとも、この界隈が健全であれば来週以降のスケジュールはすべて空白となるはずだ。そうならないなら、特にクラシック音楽でメシを食ってる関係者は自浄作用のないゴミクズ売国奴だと自己紹介をし続けることになるだろう。

国民はもちろんこのような存在絶対に赦してはならない。

anond:20240420092931

学校恋愛教えて少子化対策??

・・・恋愛脳的世界観に縛られない多様な性のあり方を模索する運命にある人たちに、あえて恋愛インストールして少子化解消の役目まで担ってもらうのは、あまりに遠回り過ぎやしないか

いま子育て従事してる人たちは、苦境の最中にいる

彼らに十分な手当てと、必要インセンティブを与えれば

より豊かな家庭を築いてくれるさ

自然な家庭支援は、結果的少子化問題を解決するはず

エマアレックスは、公園中央にある一本の大きな木の下に設置された古びたベンチに座っていた。黄金色に染まる木々の葉が風に揺れる中、二人はまるで異なる世界の住人のように、それぞれ異なる思索に没頭していた。

エマアレックスの横顔を盗み見ながら、彼への深い愛情に心を満たされていた。彼女思考は、彼の笑顔、昨夜二人で共有した冗談、そして彼の手が偶然触れた瞬間の温もりにまつわる記憶に溢れていた。彼女は、どうやったらこの繊細な感情言葉にして伝えることができるのか、その方法模索しながら、彼が同じように感じてくれていることを願っていた。

一方でアレックスは、まったく異なる思考にふけっていた。彼の頭の中はいつか見たコメディ映画一場面でいっぱいで、その滑稽なシーンを思い出すたびにくすりと笑いをこらえるのがやっとだった。映画の中でのある不器用キャラクターバナナの皮で滑って転ぶシーンは、彼にとってこの上なく楽しい逸話であり、その笑いが彼の心をくすぐっていた。

公園の夕景は美しく、風がエマの髪を優しく撫でる中、彼女アレックス自分愛情を感じ取ってくれることをただひたすらに願っていた。しかし、アレックスはその場の心地よさと映画コミカルな回想に心を奪われており、二人の間に流れる感情アンバランスは、見えない壁のようにそっと存在していた。

この小さな公園の中で、二人の心は同じ時間を共有しながらも、まるで異なる軌道を描いていた。エマ愛情深い視線アレックスの微笑みが、秋の柔らかな夕日の中で静かに交錯していた。

2024-04-18

広告ブロッカーが問いかける、インターネット広告理想現実

インターネット広告を巡る議論は、常に賛否両論を呼んできた。広告情報流通に不可欠な存在である一方、ユーザー体験を損ねるものとしても認識されてきた。近年、広告ブロッカーの普及により、この議論に新たな火種が投じられている。

広告本来目的は、広告主の商品サービスについて、ユーザー有益情報提供することにある。それは、ユーザー広告主の間のコミュニケーションの一環であり、両者にとってWin-Win関係を築くことが理想とされる。しか現実には、多くの広告本来目的を見失い、ただ単に広告収入を得ることだけを目的としているように見受けられる。

特にブログアフィリエイトサイト上の広告は、質の低下が顕著だ。ユーザーを騙してクリックさせるような広告ばかりが目につき、ユーザー体験を大きく損ねている。これらは一時的には収入を得られるかもしれないが、長期的にはユーザーの信頼を失い、広告主のブランドイメージも傷つける。広告収入というシステムから利益を得ようとするあまり本末転倒な状況に陥っているのだ。

特に深刻なのが、SNS上でのAIを利用した詐欺的な広告蔓延だ。巧妙に作られたこれらの広告は、ユーザーを欺いて個人情報を盗み取ったり、偽のサービス誘導したりする。健全広告というよりは、もはやサイバー犯罪一種と言っても過言ではない。プラットフォーム信頼性根本から揺るがす由々しき事態と言えよう。

こうした状況下で、広告ブロッカー存在無視できない。ユーザー立場に立てば、質の低い広告ブロックするのは正当な権利だと言える。しかし、媒体運営者にとっては死活問題だ。広告収入依存するビジネスモデルは、存続の危機に直面している。だが、ユーザーによる広告ブロックを「不当」で「利己的」な行為と決めつけるのは短絡的だろう。問題本質は、広告収入のみに依存し、広告の質の向上よりも単価の上昇で対応してきた媒体運営者側にあるのではないか

さらに、広告主の視点から見ても、課題は山積している。詐欺的な広告主と正当な広告主の区別は容易ではない。ユーザーからすれば、どの広告が信頼できるのか判断しづらいという実情がある。そしてこの問題の背景には、広告業界全体の不透明構造がある。広告代理店やアドネットワークが介在することで、広告主とユーザー距離が離れ、悪質な広告主が紛れ込む余地が生まれしまう。広告主側も、自社広告配信状況を十分に把握できていない可能性がある。

結局のところ、問題本質利権問題に行き着く。質の低い広告詐欺的な広告を野放しにしているのは広告提供業者であり、その広告提供業者を公に許しているのは各種大型プラットフォーム(SNS及び動画サイト)や中小ウェブサイト経営者だ。そしてこの中で、詐欺広告や質の低い広告自主的制限可能なのは提供業者と大型プラットフォーム経営者のみ。特に大型プラットフォーム経営者は、広告主と消費者を結ぶ重要結節点であり、交渉力を持ち合わせる業界ルールメイカーとしての立場にある。

ここで問われるのは、消費者が大型プラットフォーム経営者に対して、質の低い広告詐欺的な広告を載せるなと要求する権利があるのかどうかだ。言い換えれば、消費者利益のために、プラットフォーム経営者の「しない自由」を制限する正当性があるのかという問題だ。

この問いに対しては、肯定的な答えが導き出せるだろう。今やインターネット公共の場であり、現実ビジネスの場となっている。プラットフォーム経営者には、その公共性を維持する責任がある。そして何より、消費者が実際に被害を受けているという現実がある。詐欺的な広告による経済的損失や、プライバシー侵害への懸念看過できない。にもかかわらず、プラットフォーム経営者がその要望真摯対応してこなかったのは問題だ。

この状況を打開するには、消費者広告主、プラットフォーム運営者の三者が協力し、具体的なアクションを起こしていく必要がある。

まず、プラットフォーム運営者は、消費者からフィードバック積極的活用し、広告審査体制を強化すべきだ。AI活用した自動検知と並行して、人間の目による確認を徹底することが求められる。また、広告主の身元確認厳格化し、広告内容の事前審査義務付けることも重要だ。広告ポリシーを明確に定め、違反広告には厳正に対処する姿勢を示さなければならない。

広告主側にも、自社広告配信状況を適切に管理し、質の高い広告提供する責任がある。業界団体などと連携し、自主規制ガイドライン作りを進めることも有効だろう。

そして消費者は、問題のある広告積極的通報し、健全広告環境作りに主体的に参加することが求められる。プラットフォームに対しても、改善を粘り強く要請していく必要がある。

プラットフォーム経営者には、「しない自由」よりも、「すべき責任」がある。業界リードする立場である以上、消費者の信頼に応える努力を怠ってはいけない。もちろん、行き過ぎた規制表現の自由市場健全な発展を阻害する恐れもある。だからこそ、消費者広告主、プラットフォーム経営者三者が対等な立場議論を重ね、バランスの取れたルール作りをしていくことが大切なのだ行政にも、この取り組みをサポートする役割が期待される。

ここで、インターネット本質的な位置づけについても考えてみたい。インターネットは、当初は「市場原理に任された自由な場」という性格が強かった。規制は最小限に留め、自由競争を促すことが重視されてきた。しかし、インターネット社会に不可欠の基盤となった現在、その公共性は著しく高まっている。フェイクニュースヘイトスピーチプライバシー侵害など、弊害への対策が急務となっている。

こうした認識の下、各国で法規制の動きが強まっているのは事実だ。だが、だからと言って行き過ぎた規制は避けなければならない。インターネットイノベーション表現の自由を阻害しないことが肝要だ。市場原理と公的規制バランスいかに取るかは、社会全体で知恵を出し合うべき課題である

今こそ、従来の広告依存ビジネスモデル見直し、新しい価値交換の形を模索すべき時だ。サブスクリプションモデルや有料記事など、ユーザーに直接的な価値提供し、対価を得るビジネスモデルへの転換も一つの選択肢となるだろう。情報に対する価値観も変化し、良質なコンテンツには対価を払うという意識が広がりつつある。

また、広告収入の一部を広告審査の強化に充てる仕組みを作ることも検討に値する。広告の質を高めることが、結果としてプラットフォーム収益向上につながるのだという認識を、業界全体で共有することが重要だ。

健全広告業界の発展は、ひいては健全インターネットの発展につながる。広告主、メディアユーザー三者が協力し合い、透明性と信頼を高めることで、より良い広告の在り方を模索していくことが求められる。広告ブロッカーの普及は、そのための重要な転換点となるはずだ。

インターネットは、「市場原理に委ねられた自由な場」から公共性を帯びた社会基盤」へと変貌を遂げつつある。そして、我々はその変化の只中にいる。だからこそ今、インターネット広告の在り方を問い直し、健全インターネット未来を築くために行動を起こす必要がある。広告ブロッカーが投げかける問いは、そのための重要な一歩なのだ私たち一人一人が、その問いを自分事として捉え、できるアクションを起こしていくこと。それが、より良いインターネット未来を切り拓く鍵となるだろう。

anond:20240418093457

自分10年以上前アメリカ交換留学してたけど

概ね同じような感想を抱いたなー、懐かしい。

政治のみならず、宗教経済地政学IT、湧き出る好奇心が止まらなかったのを覚えている。


結論日本ベスト、ってこと。

香港やらドイツやら色々住んでいたけど、あらゆる面で日本トップ


あとは宗教別に差別するつもりはないけれど、アブラハム系はやっぱりどこか違和感が拭えなくて

カトリック系の幼稚園やら高校に通った経験からも、やっぱり仏教神道に戻ってきちゃう

欧米でもマインドフルネスやら禅を学んでいる人はどこか考え方が温厚というかウェットというか、今でも話が合うので連絡取り合ってる。


帰ってきたあと、接客業家庭教師バイトおすすめ日本文化へのリハビリにちょうどいい。

あと今でも何とかTOEIC900↑をキープしてるけど、使わないと本当に錆び付くので自分なりの方法模索するといいと思う。

意外に大変。

2024-04-14

裕福な女子が余裕を持って格上受験するから医学部合格率が低い

表題のことを書き残したい。

医学部入試男性のほうが合格率が高いのは差別の結果、というのは数年前よく見かけた。上野千鶴子2019年東大入学式"祝辞"でも冒頭で以下のように触れられている。

「全国医学部調査結果を公表した文科省担当者が、こんなコメントを述べています。『男子優位の学部学科は他に見当たらず、理工系文系女子が優位な場合が多い』。ということは、医学部を除く他学部では、女子の入りにくさは1以下であること、医学部が1を越えていることには、なんらかの説明が要ることを意味します。」

しかし、慶応医学部医学科 ("祝辞"では”事件”のあった東京医科大や順天堂大と混ぜて紹介された)は、点数操作無しで合格率男女比1.37で、上野の母校である京大("祝辞"には登場しなかった)も1.27だ。こちももちろん点数操作は無い。根本的な原因が点数操作以外にあることは、文科省調査結果が出たときから明らかだった。

医学部と他学部合格率男女比が異なることへの私の説明表題の通りで、詳細に言うと以下になる。

受験者の全体平均と医学部など難関大学受験者に多い富裕層では、受験選択の傾向が異なる。富裕層女性偏差値的格上校を積極的受験するため、合格率は男性なみかそれより下になる。》

難関大学は、特に理系医学部以外でも男性のほうが合格率も高い(ことが多い)

2019年4月時点で、一般人でもweb複数年・多数の学部の男女合格率を拾えたのが早稲田 だ。

学部ごとに'13~’18年の6年間の一般入試合格率男女比平均値を出すと

政経0.92, 法学0.97, 文化構想0.94, 文学1.03, 教育1.02, 商学1.22, 社会科学1.22, 人間科学1.20, 基幹理工1.47, 創造理工1.17, 先端理工1.57

となる。文系は男女拮抗が多いが、理工系3学部男性のほうが合格率でもはっきりと高い。

女子枠創設が話題('24年春時点)の京大理系は、‘22年、’23年の合格率男女比が理学部で1.55、1.79、工学部で1.38、1.29となかなかの値だ。

'23年の教育学部(理)も合格率比0.45とすごい値だが、ここは約10名という定員数の影響が大きいだろう。

裕福な家庭の女子学生には余裕がある(?)

 

学部日本大学全体の平均を見ると文系理系女性のほうが合格率が高く (あるいは男女拮抗)、難関大学では男性合格率が高いなら、普通大学難関大学では合格率の男女比がはっきり違うことになる。

よく知られているように難関大学学生受験生の学力面以外での特徴は、経済的に余裕がある割合が高いこと。大学受験で難関大とフツーの大学で違う、はだいたい、リッチ受験生とフツーの受験生の行動が違う、になる。

リッチでそこそこ以上に成績が良い高校生が難関大を挑戦的受験するときは、都市部の中堅以上の私大を滑り止めにしていることが多い。

また、滑り止め大学受験・進学が容易な富裕層大都市居住者女性大学進学率が男性並みか、それ以上で、日本大学受験生の全体平均、ましてや就職コースを含む高校生の全国平均とは状況が大きく異なる。

富裕層女子学生でも進学についてのプレッシャーが強い、とも言えそうだが、"祝辞"では

女子学生浪人を避けるために余裕を持って受験先を決める傾向があります

と言ってこれが絶賛されたのだから、フツーは買えない余裕を高い家庭経済力で買っている、という認識が良いのだろう。

たぶん、都市から地方への進学がカギの一つになっている

逆転に至るさらなる要因として、都市から地方大への進学者数が男女で大きく異なることが挙げられる。例えば以下の調査結果

ttps://www.ipss.go.jp/publication/e/jinkomon/pdf/19823104.pdf

都市から地方公立大に進学する動機で大きいのは、一人暮らしをしたい・学費を低く抑えたい、だろう。男性理系との相性がいい。

女性が格上大学記念受験する傍らで男性都市部から地方に進学すると、男性の難関大合格率が相対的に上がる。

社会学徒的には初歩の初歩?

詳細な検討にはデータ (滑り止めと、進学実績水増しのための多数校受験区別とか) が足りない。

しかし書いていて、家庭経済力の差・都市地方における滑り止め確保のコスト差・男女の自主的な行動の違い、が組み合わさって自然難関大学では女性合格率が下がる、というのはむしろ社会学の知見としては当然の結果に思えた。

ただ、そう明記しているものを見つけられなかった。

難関大学における女性学生や志望者の少なさを問題視する論文はすぐ見つかるが、一般社会では数年前に問題視され、"祝辞”でも触れられるくらい話題になっていた合格率は、あまりアカデミック社会学では考察対象になっていないようだ。

かに、人気になれば下がる合格率にやっきになるほうがおかしい。しかし、余計な男女分断を避けるためにもそう言ってくれれば、文科省も何年も調査しなかっただろうとも思う。せっかくなので、ここに書き残しておく。

借金やきついバイトをさせないのは性差別” と上野千鶴子に言われたくない

あの"祝辞"は冒頭の後、こう続く。

2016年度の学校基本調査によれば4年制大学進学率は男子55.6%、女子48.2%と7ポイントもの差があります。この差は成績の差ではありません。『息子は大学まで、娘は短大まで』でよいと考える親の性差別の結果です。」

原因がやはり家庭経済状況と、それへの対処の男女差に要因があることは明白だろう。例えば2014年に発表された調査では、奨学金借金している割合男性理系50%、女性理系46%、男性文系44%、女性文系41%だった。

学生数は男性が文:理 =約1:1、女性が同4:1なので、調査結果の数字を当てはめると借金率男女差は約5ポイントとなる。そして借金だけでなく、きついバイト貧乏生活、長距離通学など、大学進学の金銭面をどうにかするのは基本、男性のほうが適性がある。

借金などムチャをして進学できるのは男性有利な構造があるため、と主張はできる。ただ男性のムチャの動機は、自分より高所得パートナーを得るルートが無い、社会保障も届かない、という要素が強い。

エリート女の泣き所はエリートしか愛せないってこと、主夫 (ハウスハズバンド) を養うなんて現実的じゃない」

という上野本人の有名な言葉が、そしてこの発言をした上野がこの「祝辞」を述べる栄誉を与えられ、なおかつ今も権威として君臨している現実が、男性女性よりも進学や労働でムチャをする理由、ムチャせざるを得ない原因を端的に示している。
一方でそれらのムチャは、よく死ぬ(もちろん同じルート突入たからには男女問わず)、という副作用と、それでもそれがマシ、というつらい現実を伴っている。

上野の主張は、彼女ほど親の経済的援助(大学近くに住居を準備し、かつ博士課程修了までの学費生活費も支える)に恵まれていない子と、そこまではできない親の苦労と苦悩を無視している。また大学進学以外のキャリア視野に入っていない点でも同じ傾向で多様性を欠いている。

そして、大学進学率の低さを解決するために非エリート家庭への経済的支援模索するのではなく、エリート女性を含む女性全体に対する性差別解決せよと主張するのは、自らの指導地位を利用して非エリート女性被害者性を奪う行為だ。

他人の苦難に親身になるのは素晴らしいが、"彼女たちは苦労させられている" を "私たちは苦労させられている" に変換して他者非難し、自己権益を主張する行為を、私は当時も今も好きになれそうにない。

anond:20240414034447

とっくに旬を過ぎて大御所立場をどう維持していくかという模索をしてる段階だったからなぁ

たけし城で人気絶頂の中謹慎したたけしとは全然状況が違うよね

ごっつええかんじの放送中だったら復帰待望されたと思うけど

2024-04-13

おじさんの話を誰が聞いてくれるだろう

おじさんにだって、誰かに話を聞いてほしいことがある。

今日の出来事趣味の話、愚痴、困り事。

仕事のことだったり、プライベートだったり、自分自身のことだったり。

でも誰が聞いてくれるだろう。

身の回りを振り返ってみると、話を聞いてくれそうな人がいないことに気づいた。多分これは、コロナ禍でより一層、いなくなったと言えそうだ。

話をするだけで、少しでも気分が晴れることもある。でしょう?

もちろん解決を求めて相談することだってあると思いつつ、そんな深刻な話はそう多く発生しない。

結婚している人だったら、パートナーに話せばいいじゃないかという人もいるだろう。

良好な関係を築けていれば、パートナーに聞いてもらえるかも知れんけど、あいにく、そういう感じではない。あちらさんの話を聞くことはあっても。

仕事をしているなら、職場というコミュニティもあるっちゃあるけど、

業種や職場雰囲気によりけりだろう。コロナ禍以降、雑談をする機会がめっきり減った。

増田のおじさんの場合プライベートの友人も大半が家庭を持っているので、話を聞いてくれ、ということにはならず。

縁が遠くなりつつあって、コロナ禍がそれに輪をかけた。年賀状がお正月にきて、あとは散発的にLINEする程度だ。

そういう状況に置かれていることに気づいた。そう、誰もおじさんの話なんて聞いてくれない。

だったら、話を聞いてくれる人を開拓するしかないのだ。

まず、重たい話を聞いてくれる人を探していくうちに、いわゆる電話相談サービスが世の中には結構あると気づいた。

相談したいカテゴリ別にいろいろあるし、有料のものもあれば、無料のものもある。

重たい相談事は、電話相談をすることにした。その場で解決しなくても、相手が見当はずれなことを言わない限り、かなり気持ちも楽になる。

続いて、既存の限られた人間関係で、少しずつ雑談の機会を増やしていくことを模索しようと思った。

それをやっているうちに、徐々に、雑談をする相手が見つかってきたので、お互いに話して聞いて、というのは、好都合だ。

あと、試してみたいと思いつつ、まだ試していないのは、いわゆる「夜に営業する、お姉さんが接客する飲食店」。

増田のおじさんは、おじさんになるまで、この手のお店に行く機会が全くなかった。

聞き上手なお姉さんがいるのかもしれないが、いくらお金がかかるかもわからんし、そこはまた未知数だ。

ここまで書いていると、方向性が見えつつあることに気づいた。

世の中がガラッと好転するわけではないから、少しずつやるしか、ないわけだ。

2024-04-10

おれにはもう何時間も何時間も未知のゲームの未知の謎解きを模索してプレイする情熱時間もない

なので詰まったらあっさりと攻略を見る

その結果侵入者に着陸して22分間何も発見できずに間を無駄にしたところでやめた

つまんねぇなと思ったらパッとやめるのが正しい選択なんだ

2024-04-09

一旦ちょっと外に出したい

何かを訴えたいわけじゃない

友人等はゼロ、親兄妹とすらそれが出来る関係を築こうとしなかったオッサン

とっ散らかった愚痴を吐きたいだけ

30迎えてちょっと経ったくらいから勃たなくなるし

揚げ物辛くなるし、そもそもの食欲がわかなくなるし

あれだけ永遠に布団の中にいたかったのに8時間睡眠すらやりきるのが難しくなったし

アニメも1クール10本とか見れてたのが

1年がかりで1クール作品をやっと見終える(多くて3本)になり

サブ的な趣味だったゲームも随分ご無沙汰で

お絵描きだけはまぁ続いてるけど手癖で低レベルの似たようなの量産してるだけであんやりがいは無く

かと言って向上心はすっかり失せて

仕事終わったあとの疲れ方的に

元々少ない体力、筋力も恐らく更に減ってて

とにかく今年36になるまでの間に動物としても「人間らしさ」にしても

維持する機能が一気にだだ下がりして精神的についていけなくなってる

まぁ、多分人より早目に迎えてる気はするけど

ただ何にせよそろそろ寿命なの…?とか

終活しなきゃ…いややる意味ある生き方してないか

とかの思考が増え始めてるってのに

世代は勿論20、30上でも活躍(までいかずとも真っ当に生活)してる人が圧倒的多数なんだから

身体に鞭打ったり向き合って付き合い方を模索調整しながら頑張るのがあるべき姿

って現実があって

でも面倒くさくて面倒くさくて

出来る気しないししたくもないからいじけてる

自ら終わらせる度胸も無い

インターネット上でたまに見かける、実は病気が原因の不調かもだけど

かめる為に病院行くの面倒くさいし

何科かもよくわからんし調べるのも面倒くさい

運良く命の危機があるならまだしも半端にヤバいのだと最悪だろ

とかも思いつつも結局全部面倒くささが勝ってそれまで

睡眠くらいせめて50まではバリバリ8時間どころか10時間可能!でいたかったな

2024-04-05

[]4月4日

ご飯

朝:サンドイッチ。昼:サラダドーナツ。夜:カップヌードル。間食:柿の種

調子

むきゅーはややー。おしごとは、んんー。

シャドウバース

運がいいのかランプドラゴンで8連勝。

ただ自分選択肢みたいなもの殆どなく、順番にプレイするだけなので簡単楽しいけど、流石にもうちょっと選択肢があるデッキを使いたくなってきた。

とはいえ自然エルフは難しそうだし、もうちょいいい塩梅デッキがないか模索したい。

2024-04-01

関数型言語豪語するやつはバグが多い

別に関数型言語だろうがオブジェクト指向言語だろうが業務によって使い分けるけど

関数型言語をやたら主張してくるやつはめちゃくちゃバグが多い

普通に考えると型付けの関数型ならバグが少なくなりそうなのに実際には全くそんなこと無い

観察したことがある感じだとオブジェクト指向的に状態を整理するようなことが苦手で

それが嫌でオブジェクト指向から逃げて関数型を主張してくるので

根本的に体系的な物事の捉え方ができてないのでバグを量産する

例えば商品として服と靴があったとして、カートに入れたら服は税込みなのに靴は税抜きになってたりする

ちなみにオブジェクト指向をやたら主張してくるやつはバグは少ないけど開発がめちゃくちゃ遅い

俺の考えた最強のデータ構造模索し続けるし他人にもそれを求めるのでめちゃくちゃ面倒くさい

服と靴を買うだけのサイトなのに「靴磨きのサービスを追加する場合は?」みたいなことを考え始める

何事もほどほどがいいと思う

2024-03-29

シャオミが発表したEVと800Vの急速充電網

配信

https://www.youtube.com/live/DsiyB5Es32s?si=TAKpzwiUrziO37-9

日経記事

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM28AJS0Y4A320C2000000/

シャオミのSU7 EVは、たったの450万円で15分充電510kmの走行可能というEV技術の飛躍を示している。

しかし、MAXグレードは800Vの急速充電対応とのことだが、もし日本へ導入するとなったら、そのインフラ網の構築には課題存在する。

インフラ改修の課題

日本で800Vインフラを構築するためには、既存の400Vシステムからの大幅なアップグレード必要とし、新たな電力ステーションと電力網の改修への投資が求められる。

さらに、安全規制相互運用基準も高電圧対応するため進化する必要がある。

1.電源供給

800V級の急速充電設備を設置するためには、大量の電力を安定して供給できる電源が必要である現在インフラがそのような大電力を供給する能力があるかどうかを確認する必要がある。電力供給が不足している場合は、電力線の強化や新しい電力供給源の確保が必要になる場合がある。

2. 変電所設備

800V級の急速充電に必要な電力を供給するためには、変電所や配電設備もそれに対応できる能力必要になる。これには、変圧器アップグレードや、高電圧対応した配電設備の導入が含まれることがある。

3. 充電スタンド設備

充電スタンド自体も、800V級の高電圧対応した設備でなければならない。これには、充電器本体の他、配線やコネクタなどの設備が高電圧に耐えられるように設計されている必要がある。

4. 安全基準規制

800V級の高電圧充電設備は、安全性が非常に重要である。設置するにあたっては、日本安全基準規制に適合していることを確認し、必要認証許可を取得する必要がある。

既存インフラがこれらの要件を満たしていない場合、新たな投資と改修が必要になる可能性が高い。一方で、新しい技術ソリューションを利用することで、大規模なインフラの変更を避けつつ、高電圧充電の実現が可能になる場合もある。具体的な設置計画については、電力会社設備メーカーとの協議を通じて、最適な解決策を模索することが重要である

コスト課題

既存インフラを800V級の急速充電器に対応させる過程で、運用コストにも注目する必要がある。以下のような運用コスト考慮される。

1. 電力消費の増加によるコスト

800V級の急速充電は、一般的な充電設備に比べて大量の電力を消費するため、電力コストの増加が予想される。これは、充電スタンド運営コストに直接影響を及ぼす。

2. 設備メンテナンス更新

電圧充電設備は、既存の低電圧設備に比べて技術的に複雑であるため、メンテナンス更新によるコストが増加する可能性がある。特に安全性を確保するためには、定期的な検査部品の交換が不可欠である

3. 安全規制への適合に関するコスト

電圧充電設備の設置と運営には、安全規制への適合が必要であり、これには認証取得や検査のためのコストが発生する。安全基準が厳格になるほど、コストは高くなる傾向にある。

4. インフラアップグレード拡張

電源供給変電所設備を強化し、高電圧対応するためのインフラアップグレード拡張には、大規模な初期投資必要である。これらのコストは、長期的な運用コストにも影響を与える。

これらの運用コストは、800V級急速充電器の普及と運用の実現可能性を評価する上で重要な要素であるコスト削減や効率化のためには、最新の技術エネルギー管理システムの導入、運用効率最適化が求められる。また、将来的な技術進化市場の変動を見越した柔軟な運用計画立案必要になる。

まとめ

ということでEVも、所謂おま国存在する。

よって、日本じゃEVが普及すんのは無理w

2024-03-27

岸田「くそ、何度タイムリープしても総理を降ろされる世界線なっち

岸田「くそ、何度タイムリープしても総理を降ろされる世界線なっちまう

さぁ、君が岸田ならどう戦う?

主人公・岸田

総裁にして総理現在支持率低迷中。

目下、大きな問題になっている裏金問題裏金議員に厳しい処分を下せば、世論支持率は上がるが、党内に恨みを買い、倒閣運動に発展する。状況として、9月に党の総裁選があり、それに勝てないと総理をおろされる。勝利条件は①支持率回復して、9月までに解散総選挙を行い勝利をすること、②または党内をうまくまとめて解散総選挙なしで9月の自民党総裁選を勝ち抜くこと。このどちらかのシナリオを目指している。

世論コントロール不能で、たとえ裏金議員に厳しい処分をしても「総裁責任はないのか?」というブーメランで追及され世論の支持を失い、解散もできず倒閣される世界線経験済み。

主なキャラクター(M木派)

・M木

幹事長。M木派の領袖

幹事長として岸田を支えるフリを世間にしながら数々のサボタージュパフォーマンスをして実は足を引っ張っている。すでに岸田とは険悪。基本的に4月の3補選後に責任を取らされて幹事長を辞めさせられる運命にあるが、幹事長を辞めさせずに総裁選に出馬させないという世界線もある。

能力と集金力は随一だが、党内に人望がない。自身が率いるM木派は分裂含みだが、M木としては何とか派閥を残して、総裁選への足掛かりにしたいと思っている。が、幹事長立場総裁選に出馬すれば「裏切り者」、「明智光秀」といわれ、かたや、出なければチャンスを逃す可能性もあり、葛藤している。基本的に岸田の支持率を下げる方向に行動する。

・K藤

M木派所属。厚労大臣官房長官など、ここ数年党内で評価をあげ、ポスト岸田の一人に数えられるようになった。M木派にいるので、M木がボスである限り総理にはなれない。なのでM木の排除をひそかに狙っている。「派閥解消運動」の余波でM木派が解散したり、分裂した場合フリーに動けて総理への道が開ける。H生田とT田と仲が良く、HKTというユニットを組んでいる。基本的にM木派内で仲間をつくりつつ、M木の影響力を下げる行動をする。

A派のキャラ

・A派五人衆(H生田、N村、M野、S耕、T木)

裏金問題の中心。H生田、N村、M野、S耕の4人は年齢ほぼ同じ、キャリアもほぼ同格でライバル関係裏金の党内調査では、座長のS谷(後述)、非主流派のS村(後述)のほか、五人衆からはN村、S耕の2人だけが事情聴取され、H生田、M野はホッとしている。ただ、世論が収まりきらずH生田、M野も追加で呼び出される世界線もある。五人衆を含め、A派の議員ポスト岸田にはなれず一回休み。この五人衆の処分具合で世界線が変わるようになっている。なお、T木の通称はP。

基本的に自らの処分を甘くさせるような行動にでる。彼らへの協力を拒むとリーク、世論操作、各種人脈を使った脅し透かし、なんでもやってくる。A派は残党も多く、残党の行方不明。五人衆の恨みを買うと、それぞれが残党を引き連れて倒閣運動してくる。

・S谷

A派座長。A派の名目上のトップ。A派は五人衆の影響が強く、自身ほとんど影響力はないが、5人衆がそれぞれ牽制し合っているゆえにトップにまつり上げられている。A派の裏番長Mにもいいように使われていて重ストレスに悩まされる。選挙に弱く、処分は極力軽くと思っているが、もう後は野となれ山となれとも少し思っている。

・S村

A派の非主流派。かつては総理候補候補だったが、黒い疑惑があり、また派閥の裏番長のMの怒りに触れて失速する。裏番長Mに対して深い恨みをもっており、何とか仕返しをしたいと思っている。権力は五人衆に奪われてしまったのに、裏金問題の詰め腹だけ切らされそうになっており、とても怒っている。

処分を甘くしてもあまりメリットはないが、処分を重くするとヤケになって、あることないことを言い出し、支持率や、党内の情勢に大きな影響を与える、ある意味ジョーカー

・裏番長M

A派の裏番長世間の人気はめっぽうないが、A派に対しての影響力がある。自らに司直やマスコミ報道の手がおよぶことを恐れており、五人衆の処分を穏便に済ますよう、ことあるごとに圧力をかけてくる。

その他の派閥・その他のキャラ

・麻U

麻U派の領袖。何を言っても許される暴走老人2nd。「派閥解消運動」でも唯一原型を残した派閥を率いている。派閥プリンスにK野がいるが、まだK野では派閥をまとまりきれないと思っている。派閥は数年前に3派が合併して大きくなったが、分裂含み。岸田が仕掛けた「派閥解消運動」に激怒するも、その怒りはすでに静まり現在唯一まじめに岸田を支えている。N階派のT田の台頭がとにかく許せない。基本的関係は悪くないので不義理をしない限りは倒閣運動に参加しない。

・N階

元N階派の領袖世間的なイメージは最悪だが、面倒見がよく議員業界団体に人望がある。言語ままならず、通訳必要。「派閥解消運動」で派閥解散し、影響力が激減する中で政界引退を発表する。自身地盤を狙うA派のS耕と仲が悪く、S耕が身動き取れないうちに、息子に議員の座を譲れないか模索している。息子ファーストの行動をしてくる。

・T田

元N階派の若頭武闘派で面倒見がよく集金力がある。が、あまりにイケイケなため、よく思わない議員も党内に多い。「派閥解消運動」で解散したN階派の残党を率いるべく、時を伺っている。地元シマカブっている麻U派の麻Uと仲が悪く、地元では公然ドンパチしている。A派のH生田、M木派のK藤とは連携関係にあり、HKTと呼ばれている。

・R和おじさんS

総裁。一時脳梗塞疑惑があったが、最近は復調気味。無派閥を貫いていたため、裏金問題ではほとんど唯一の「無傷の大物」。岸田に権力を奪われ、かつ岸田政権では冷や飯を食わされてたので、何とか一矢報いたいと思っている。慕う子分結構おり、また地元が隣のK泉(Jr.)を可愛がっている。自ら総理に目指すルートのほか、K泉(Jr.)を担ぐルート、若手を担ぐルート、さまざまな選択肢があるが、岸田の味方は基本的にはしない。

・K泉(Jr.

かつての人気ナンバーワンタレントオヤジ超人気だったがそれをしのぐ人気があった。が、数年前に発表したポエムズッコケた。運気の下がり目に結婚し、子どもができた結果、いまでは政治家というよりも良き家庭人になっている。野心はなくもないが、オヤジからはあと10年は総裁に挑戦しなくてもいいといわれている。氷河期入社したので同期の仲間がほぼいない。誰かに担がれれば総理を目指してくるが能動的には動いてこない。

・K池

野心家。永田町王国から飛び出して、隣の国の女帝になった。が、そろそろ女帝も飽きてきたし、今年の夏の選帝で帝位を狙う某大物に恐怖感を持っている。女帝を続けるルートのほか、4月補選出馬し、永田町王国に帰還、ジャンヌダルクとして自民党ジャックし、国王を狙ってくるルートがある。年齢的に大勝負最後のチャンス。自民党内では昔を知る人からは嫌われているが、若手からはそんなんでもなく、むしろ年齢的にそんなに長く君臨できないとも思えるので、イメージ刷新ワンポイントリリーフ大穴存在でもある。基本的に、自分総理になろうとする選択をしてくる。

2024-03-26

『強くなろうとする弱者は、いちばん性格が悪い』

単純な話、この世の富は有限であり、奪い合いこそが人類の基本姿勢だ。

その為、『必死に奪おうとする弱者』が、いちばん哀れで穢らわしいゴミ――いちばん性格が悪い存在に思われるのは必然である

たとえば格闘技一つとっても、拳のサラブレッドとして、優秀な両親によるサポート――食事管理、幼少期からジム所属させ、愛を与えて自信を付与させる……など、与えに与えられた裕福なガキほど、よく仕上がった大人になり、さらなる賞賛を得やすい。

対称的に、ブレイキングダウンに参加するような荒くれ者は、貧乏団地育ちで、まともな教育も受けられず、治安が乱れた街には悪が渦巻いていて、いつだって心は混沌としているからこそ、「俺は今ココに生きているぞ!」とアウトサイド生き方の中で、危なっかしく命を燃やしている。

でもって、そんな歪みきった世界にも関わらず、那須川天心や、武井壮のようなエリートが、下の下の下の世界にも出しゃばってきて、とことん雑に悪を見下してゆく。

持つ者はいいよな~?

それっぽい言葉と、神が与えた才能と、お手軽な優しさをぶちまけりゃ、なんぼでも光り輝ける人生なんだから

畢竟、くそ喰らえな構造の中で、ガンガン綺麗事が響き渡るとき、虚しさが悪へと切り替わってゆく。

金も地位も名声も、愛と平和も、優しさも善行も、その他ありとあらゆる可能性を、強者が根こそぎ奪ってしまうからな。

じゃあどうする?

正攻法じゃ勝てねぇから、腹を決めてぶっ壊れるしかない。

そうやって我々は、敵意を育て、破滅主義になり、世界を憎むようになる――

とても悲しい事だが、持たざる者努力をすると、自律神経が乱れ、情緒不安定になり、ノルアドレナリン闘争か逃走のホルモン)が分泌し、すごくリスキー毎日突入やすい。

怒り、焦り、悲しみが噴き上がり、「何もかもが悲劇だ!」「誰も彼もが敵だ!」などと、心が荒ぶりやすくなってしまう。

そらそうで、発達障害/双極性障害/社会不安障害/不眠症/過眠症/低収入/孤独など、弱者属性を持っている人々は、社会的に弱い立場であり、そうした現状を客観視し過ぎると、惨めな気持ちにもなるってモンだ。

しかしながら、試行錯誤――破壊再生を繰り返して、1%のチャンスでも掴み取る為には、心の痛みと戦いながら、冷たい現実直視し、真の自分に辿り着き、最適解を模索するしかない。

そして、「変わりたい」「強くなりたい」という願望は、『今この瞬間を否定する』思考でもある為、似たような弱者たちの反感を買いやすく、ちょっとした揉め事に繋がりやすい。

一例を出すと、弱者界隈の者たちに言わせれば、『自己責任論』『努力論』は、耳にするのもおぞましいツートップワードだろう。

ただし、歯を食いしばって勝負に打って出なければ、一生変われない……可能性の芽を摘んでしまいかねない……ってのもまた確かな話であり、『他者への配慮』『過度な優しさ』ばかりまき散らしていると、人生でろでろに腐ってゆく。

からこそ、ファイトクラブ名言――【ワークアウトは自慰行為だ。男なら自己破壊を】よろしくフルスイングで開き直って、「人生自己責任だ!」「負け犬のままで終わりたくない!」と力強く叫びハイリスクな一歩を踏み出すしかない。

というのも、代表的弱者属性――鬱で貧乏などに苛まれると、余裕がなくて選択肢を増やせない中で、鬱々しさと甘えが混ぜこぜになり、ちょっとやそっとでは抜け出せない、転落の日々に陥りがちだ。

そんな絶望境遇から、むりやり這い出る為には、「こんなところで終わらねぇからよ!」「これは俺様復讐戦だ!」などと、躁的な攻撃性のエネルギー必要になってくる。

寺山修司も『書を捨てよ、町へ出よう』の中で、【勝負世界で、何よりも大きな武器は「不幸」ということである。これは「何が何でも勝たねばならぬ」というエネルギーを生み出す力になる】と書いているように、どん底の寒さを思い知ったうえで、這い上がる熱量を高める事が、下の下の下の住人には求められる。

そもそも論、ただでさえ深刻な格差社会――ガチモンの弱者のみならず、中流層以上の人々にしても、「途中で足を止めたら終わる……」という、止まらない不安に追われ、みんなぎりぎりで生きている。

であるからハンディキャップだらけの弱者が、「もっと稼ぎたい」だとか、「もっと可愛い子を獲得したい」だとか、そういった夢を叶える為には、それなりの自己犠牲が必要になる。

いつまでも、おんおんと泣きじゃくって、お金や愛を得られるのは、それなりの性的魅力を持った女子だけだろう。

その他の者たち――大多数の男や、ノンセクシーな女は、あくまでも自分の力でもって、人生を切り開いてゆく他ない。

その過程で、脳内分泌物のバランスが崩れ、とんでもない気分屋になり、周囲に当たり散らしてしまったり……、かと思いきや、頭を抱えて自虐し始めたりと、ぐっちゃぐちゃな時間もやって来るだろう。

そして、精神コストを使い果たして、脳も心もすっかすかになって、飢えた獣のようにピリピリとしてしまい、「なんだこの性根が腐った野郎は?」などと、周囲に呆れられ、見捨てられ、嫌われキャラになってしまったりする。

やはり、世界中のみんなが、要領が良くて、人に愛されやすくて、スムーズ人生渡り歩ける訳じゃない。

人類社会に立ち向かって、一所懸命努力した結果……、ひたすら空回りしてしまって、全てを失うなんて実例も、この世の中には腐るほどに存在する。

とくにこの日本社会は、ひとたび転落して、ブランクが空いてしまえば、誰でも入社可能民度の低い、精神的に疲れる企業ばかりで、働く羽目になりがちだ。

すると、文化レベルの低い同僚に、悪口や陰口を付き合わされたり、ある日、盗難被害が発生したり、急に大量離職が起きたりと、安心とは程遠い……劣悪な環境で生きる事になる。

そうなれば必然的に、こちらの心も殺伐としてしまう。

そんなときには大抵、ムカツキのオーラを解き放ちつつ、下剋上精神が強化されて、「こんな腐った場所から抜け出してぇ!」と、浮き足立ってしまい、半ばパニック状態である

といった流れで、『強くなろうとする弱者は、いちばん性格が悪い』という、悲しき物語が広がってゆく。

2024-03-24

anond:20240324115630

競技フェアネスの確保とトランス女性アイデンティティ: 生物学的な性別に基づいてカテゴリー分けされることは、スポーツ競技におけるフェアネスを確保するために重要です。トランス女性女性として生活していることは尊重されるべきですが、生物学的な性別に基づくカテゴリー分けは彼女たちのアイデンティティ権利無視するものではありません。代わりに、トランス女性スポーツ参加に関する詳細なガイドライン規定策定することで、彼女たちの権利競技フェアネスを両立させる方法模索すべきです。

トイレ利用の安全性プライバシー: トランス女性トイレ利用は、彼女たちの権利尊重し、公共の場でのプライバシーを確保するために重要です。しかしながら、女性トイレ生物学的な性別に基づいて設けられており、トランス女性の利用が他の利用者安全感やプライバシーを脅かす可能性があります。そのため、個室トイレの設置や、トイレ利用に関する教育理解を促進すると同時に、トイレ利用に関する適切な措置配慮必要です。

anond:20240324114815

提供された論点に対して、以下のような反論提示します。

1. **競技フェアネスの確保**: 生物学的な性別に基づいてカテゴリー分けされるべきという考え方は、スポーツ競技におけるフェアネスを重視する観点から理解できますしかし、トランス女性女性として生活している以上、彼女たちに対して男性と同じカテゴリーに分類することは、彼女たちのアイデンティティ権利無視することになります。代わりに、トランス女性スポーツ参加に関する詳細なガイドライン規定策定し、競技フェアネスを確保する方法検討することが重要です。

2. **トイレ利用の安全性プライバシー**: 日本法律により女性トイレの利用が違法とされている事例があるとしても、トランス女性女性としての権利を持ち、公共の場でのトイレ利用においてもその権利行使することが重要です。安全性プライバシーを確保するためには、トランス女性の利用に関する適切な措置配慮必要です。例えば、プライバシーを守るための個室トイレの設置や、トイレ利用に関する教育理解を促進することが挙げられます

3. **包括性と公正性の実現**: 包括的かつ公正な解決策を実現するためには、様々なステークホルダー意見考慮し、対話を重ねる必要がありますトランス女性権利尊重しつつ、競技フェアネス安全性を確保するためのガイドライン規定策定が不可欠です。また、トランス女性に対する差別偏見に対する教育と啓発活動重要です。

以上の観点からトランス女性スポーツ参加や女性トイレ利用に関する議論は複雑であり、包括的解決策を模索する必要があります彼女たちの権利安全性を確保しつつ、競技フェアネス公共の場でのプライバシー尊重する方法を見つけることが重要です。

anond:20240324114131

トランス女性スポーツ参加と競技フェアネス: トランス女性身体能力女性より高いという研究結果もあります生物学的な違いは否定できません。スポーツ競技においては、身体能力だけでなく生物学的な性別に基づいてカテゴリー分けされるべきです。女性選手トランス女性に対して不利益を感じる可能性があることは、競技フェアネスを確保する観点から重要です。

トランス女性トイレ利用と安全性: トランス女性女性トイレを利用すること自体日本において違法であり、大阪では実際に送検されていますトイレ利用における安全プライバシー重要です。女性トイレ女性にとっての安全な場であり、トランス女性の利用が他の女性利用者安全感を損なう可能性がありますトイレ利用における安全性プライバシー考慮した上で、包括的かつ公正な解決策を模索する必要があります

包括性と公正性の実現: スポーツ競技においては、トランス女性の参加を認める際には、競技フェアネスを確保する方法検討する必要があります。同時に、トイレ利用においては、ユニバーサルデザイントイレの整備や、トイレ利用に関する教育や啓発活動重要です。包括的かつ公正な解決策を実現するためには、様々なステークホルダーが協力して取り組む必要があります

結論: トランス女性の権利と尊厳尊重しつつ、スポーツ競技トイレ利用における安全性プライバシーを確保するためには、慎重な検討配慮必要です。競技フェアネス安全性を両立させる解決策を模索し、包括的社会を築くために努力することが重要です。

anond:20240324005330

トランス女性女性スポーツに参加し、女子トイレを利用することは、彼女たちの人権尊厳尊重し、包括的社会を構築する上で重要な一歩です。

1. **スポーツ参加における包括性と平等**: トランス女性女性として生活しており、女性としての権利を持つ一員です。そのため、彼女たちも女性スポーツに参加する機会を持つべきです。トランス女性自分性別に一致する環境競技することは、彼女たちの心理的健康自己認識にとって重要です。また、トランス女性の参加によってスポーツの包括性が高まり多様性平等原則が強化されます

2. **トイレ利用における尊重プライバシーの確保**: トランス女性自己認識に基づいて女性トイレを利用する権利を持ちます彼女たちは自分自身を安全で快適に感じる場所トイレを利用する権利があります女性トイレでのトランス女性存在が他の利用者に影響を与える可能性がある場合でも、トランス女性人権尊厳尊重するためには、理解と受容を促進する教育配慮必要です。同時に、他の利用者プライバシーも確保するために、トイレ設備プライバシー保護策の改善が求められます

以上の観点からトランス女性女性スポーツに参加し、女子トイレを利用することは、包括的で公正な社会を築くために重要です。彼女たちの権利尊厳尊重しつつ、他の利用者安全性やプライバシー配慮しながら、包括的解決策を模索することが必要です。

AI絵師への不快感

絵描きです。DALL·E 2 やMidjourneyが出た頃から画像生成AIを知って使ってみた。仕事上のこともあり何に使えるか、どう使うかは模索してる。今のAI検索結果がまとまって出てくるという認識

最近スマホアプリの普及もあってAI画像生成するTwitterアカウントが急に増えた。二次創作の界隈にも出てきた。

設定とか全然知らないままポン出しの絵アップロードする。このキャラのほくろはそこじゃない…とかザラ。この種族とあの種族の特徴混ざってるとか、種族身体的特徴として公式設定になってるやつも全部無視。まあもともと手や足や、細部変でも出す人は多いけど。

公式画像をi2i平気でする。公式画像切り貼りも多い。アイコンとして配ったりもする。やめろ。

絵に対しての解像度が低いから、違和感が解らない。絵描きごっこはしたいけど、大半が勉強しない。

レタッチしてみましたっていうのも見たけどそこだけ浮いてる絵なのがわからない。にじみ水彩プロンプトの絵にアイビスGペンは浮く…技法への理解もない。

AI使ってて加筆上手い人も時々はいる。細部へのこだわりがもともとかなりある人や、見る力が高い人はAIで伸びることもあると思う。絵が好きな人だと思う。

AIでも、何枚も画像出力してアップロードしてるから苦労してると主張するアカウントをみた。ツールによっては手だけ直せる機能もまああるしControlnet使ったりリタッチしたらいいのに…知らないしできないんだろうな。

ガチャたくさん回してるのが苦労?

絵を描いてると多数のラフボツ資料に当たるのも著作権について調べるのも、そんなの普通のことだったので、ガチャ大量に回すだけで辛い人には笑ってしまった。じゃあそれだけすごい絵を出力してるのかな?と思ったら公式のi2iもかなり多くて失笑した…。

2024-03-23

「生成AIがもし生き残ったら、どうする?」に対する、答え

居酒屋で、酔ったサラリーマン社会批判をしている。

◯◯という政治家が悪い、××という悪い奴が悪いことをしている、俺たちの仕事もっと待遇を良くすべきだ、サラリーマン搾取されている、などなど。テレビから発せられる内容を見て、自分なりの意見を語っている。酔っ払った姿とは対照的に、そのスーツはよく整えられていて、「正装」と言って差し支えないものだった。

しかし彼は、本気で社会を変えようと思っているわけではないだろう。

もし本気なら、今すぐ居酒屋を出て選挙立候補し、政治家になってこの国を背負って立つだろうから。だから、彼のそれは単なる社会への愚痴に過ぎない。不平不満を言いながらも、社会に何とか適応しようとして、それでも溜まった不安を酒の場で吐露しているだけ。

向こうのテーブルにも、同じようなことをしている酔った男がいる。しかし、彼の服装はおよそ社会人とは思えないものだった。先程の「正装」とは比べ物にならないほど、乱れている。おそらく、ニート。少なくとも、仕事をしていない人。社会から逃げながらも、その社会に対する不平不満を吐露し続ける人間。おそらく彼も本気で社会を変えようとしているわけではないだろう。

彼は今不満を口にしているが、それに意味はあるのだろうか?

もし彼の言う通りに社会が変わったとして、おそらく彼の立場はそう大して変わらないだろう。労働環境改善されても、その恩恵を受けるのは企業に勤めている人間だけ。長年ニート生活をしていた彼に光が差すことはないだろう。

別に、不満を吐露すること自体はいいと思う。社会はいくらか不合理なところはあるだろうし、それを是正すべきなのかもしれない。酔っ払いサラリーマンが言っていることも、ニートの彼の言っていることも、もしかしたら正しいのかもしれない。

しかし、サラリーマンには帰る場所がある。同僚に連れられて帰る彼の左手薬指には、結婚指輪が輝いていた。「社会適応しようとしている」彼の社会批判は、そこで止まった。

ニートには、ない。おそらく彼の親らしき人が、騒ぎが最高潮に達したときに彼を回収し、店に謝罪して足早に去っていった。「社会適応しようとしていない」彼の社会批判は、それでも止まらなかった。

政治家になれ、とまでは言わない。

しかし、「居酒屋社会批判をする」と言う行為

それが彼の限界だったのだろうか?

万が一、そこに為政者がいたとして、彼の話を聞くかすら怪しいのに。居酒屋にいる一人二人を啓蒙したところで、社会を変えるのには程遠いと言うのに。そんな事をしているなら、「社会適応しようとする努力」をすべきなのではないか

社会が変わるとき、おそらくサラリーマンの彼は生き残る。ニートの彼は、もしかしたら生きる道があるかもしれない。

社会が変わらないときサラリーマンの彼は当然生き残る。ニートの彼に、生きる道はない。

なら、ニートの彼が今すべきなのは社会批判ではなくて、変わらなかった時への……。

そんな事を考えていたとき

「生成AIは悪だ!」

AI絵師が悪いことをしている!」

絵師搾取されている!」

背後から、怒鳴る人の声。

そこに、別の誰かの声。

「生成AIがもし生き残ったら、どうする?」

その人は答える。

「決まってるだろ!消えるまで批判するだけだ!」

あえて、振り返ることはしなかった。

普通、生きていく策を模索する、とか答えるんじゃないのかねえ。」

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