「格差是正」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 格差是正とは

2024-11-08

トランプ次期米大統領理解する助けになるたった2つのこと

前回、フォルクスワーゲンで考える社会保障の持続性というエントリを書いたのだけれど、今回は再選するに至ったトランプ次期米大統領について書こうと思う。

取り敢えず言っておくが、自分自身特にトランプ次期米大統領支持派ではない。カマラハリス支持派でも無い。前回のエントリの傾向から察して貰えるとありがたいが、敢えて支持を表明するなら日本経済支持派。外国よりも自分自身が生きる日本日本全体よりも自分自身が該当する氷河期世代の味方をする。

トランプ次期米大統領ケインズ経済主義者である

まず1つ目としてトランプ次期米大統領ケインズ経済主義者であるということを認識しておかなければならない。

先日、在米増田、トランプが勝った理由がよく分かるシリコンバレーでキラキラした生活をしてる俺が雑感を書いてやろうというエントリが人気ブクマ入りしていたが、良くも悪くも反トランプ派が持ちがちな考え方が詰まっていて、トランプ次期米大統領経済政策をしっかりと吟味した形跡がない典型的な反トランプ派の主張だ。

敵は愚かなのだと、トランプ側へ票を投じたやつは愚かでなければならないという考えが滲み出ていて、自分たちが当然そうであるように相手だって少なくとも義務教育を修了しており、相手側にも大卒大企業勤めは居るし、何なら高度な学問を修めて専門研究に励んている方々も居る。

そしてトランプ次期米大統領成功したビジネスマンであり、これまでの人生アダム・スミスマルクスケインズフリードマンなど膨大な経済論を見聞きし、最終的に選んだと思われるのがケインズ経済学で、それを支持するケインズ経済主義者(ケインジアン)になったのだと思われる。

そう、トランプ次期米大統領は各種経済論の理解が深い可能性が著しく高いのだ。

ケインズは言う、流通する国内資本を増大するためには公共事業積極的に行って国民雇用を創出することが大事であり、公共事業から得た金銭国民生活をするので流通する国内資本は自ずと増大していき、結果的に景気は回復すると。

ケインズ経済学のわかりやす理解として「穴を掘って埋める仕事でも良い」などと説明されるが、この様な意味のない仕事でも国内資本流通を刺激するには良いとされ、例えば意味のない「メキシコとの国境に壁を建設する」公共事業でも良いわけだ。

まず前提として、ケインズ重要論文雇用・利子および貨幣の一般理論』は世界恐慌から経済回復にあえぐ中で発表された論文であり、その趣旨不景気から脱却するにはどうしたら良いのか?である

ケインズ経済学の発端趣旨としてそもそも不景気対策であり、トランプ次期米大統領不景気対策と言えばケインズ経済学だと判断して(悪く言えば思い込んで)いるのだ。

トランプ次期米大統領目的ケインズ経済学を元にした国内資本流通増大であり、例えば「不法移民違法労働により表へ出にくい国内資本を得ている」のであれば目的達成を阻害するので不法移民へ対して強く出ようとするし、不法移民は総じて貧困労働層と労働市場で競合するし、メキシコの壁と合わせて国内資本の増大という面から見てシナジーがある。

これを偶然のシナジーだと断ずるのは無理があるし、それが無理だとするのであればトランプ次期米大統領やその支持者たちは"意外と"愚かではないということになる。

「たとえトランプが勝って自分さらに貧しくなろうが関係ないのである。一緒に堕ちてほしい」わけがなく、ケインズ経済学の機序理解しているのかは別として、トランプ支持者の多くは「仕事にありつける」「勤めてる会社需要が増える」「貯蓄として投資している会社株価が上がる」「収入が増える」と思っている(判断が正しいか不明だが)のだ。

更に言えば、ケインズ経済学は格差是正についてそこまで効果的な理論を打ち立てたものではないという点も理解しておかなければならない。

公共事業によって失業者という経済的に最底辺の人たちは1段階程度は格差是正されるだろうが、ケインズ経済学は最富裕層から貧困層に至るまでみんなで一緒に豊かになろうという趣旨理論だ。不景気対策なのだから格差は維持されたまま国内全体の資本を増やす理論なのは当たり前の話なのである

トランプ派たちはトランプ次期米大統領ケインジアンであることに(トランプは愚かだかとレッテル貼りしてるので)気付いていないし理解を示そうともしないので、それが故に自分生活のためトランプ投票した人たちの気持ち理解できていないのだ。

トランプ次期米大統領ド・ゴール主義者である

正確に言えば(米国版)ド・ゴール主義者であり、ド・ゴール主義者(ゴーリスト)が「フランスの存続のためにフランス外国依存すべきではなく、フランスはいかなる外国圧力に対しても従属すべきではない」と言う文脈と同じくして「米国の存続のために米国外国依存すべきではなく、米国はいかなる外国圧力に対しても従属すべきではない」とトランプ次期米大統領は言っている。

この指摘は大学生とき政治イデオロギー代表的ものとしてド・ゴール主義を履修した者ならば目を丸くするだろう。何故なら当時のド・ゴールは「NATO欧州経済共同体評価していなかった」人物であり、それはそのまま「同盟国に依存する米国安全保障TPP評価していない」と言うトランプ次期大統領と重なるからだ。

ド・ゴールは知られているとおり(その経歴も加味する必要はあるものの)圧倒されるほどのフランス第一主義者であり、そういった面でもトランプ次期米大統領と重なり、トランプ次期米大統領自身キャリア性質もあるだろうが言動の端々にド・ゴールの影響が見え隠れするし、一見意味不明トランプ次期米大統領言葉の数々や手のひら返し、側近との軋轢などもド・ゴールの経歴を見ると察してあまりある。

ド・ゴール現在でもフランスでは20世紀代表する政治家であり英雄の1人として数えられ、フランス政治イデオロギーの根幹の1つとされているが、ド・ゴールロールモデルの1つとしているであろうドナルド・トランプアメリカのためならば何でもするのであろう。

ドナルド・トランプケインジアンにしてゴーリスト

以上の2つがドナルド・トランプを形作るものである

ドナルド・トランプは決して愚かではなく米国同盟関係を結ぶ日本、そしてそこに住まう我々日本人は決して油断してはならない。

ドナルド・トランプケインズ経済学とド・ゴール主義米国経済と内政へ注力すると言うのであれば、その思惑へ流されすぎないよう与野党わず日本政治家を監視せねばならないし、国際経済への比重を軽くしていくのであれば、日本はその空いた穴を欧州や中露に取られないよう日本経済界を監視する必要がある。

繰り返すが、自民党経団連だけではなく立憲民主党国民民主党、日本維新の会、日本共産党、公明党参政党、れい新選組監視しなければならないし、労働組合の動向も、今後大きく揺れ動いていくであろう世界経済安全保障観点から非常に重要だ。

自分日本国民に味方する、だからこそこのエントリを書いた。

わかりやすい単純な言説に惑わされることないよう今後もみんなと共に日本が少しでもマシになればなと願う。

2024-11-06

anond:20241106152721

税金という存在のものが富の再配分、格差是正機能を持つので、税金を扱う時点で別問題だと言うことはないです。

政治家があえてそれを隠した上で、アジテーションしてポピュリズム全面に出す事はあっても、実際問題税金とはそう言うものです。

anond:20241106103219

178万の壁式じゃダメ理由めちゃくちゃ弱くないかこれ

壁をあげてもまたぶつかるだけだって言うけど

壁で止まるのは扶養の人なんだから別に今より収入増えて止まるのは問題じゃないし

178万まで上がれば当面十分な額だ

(今度壁を上げるためにまた議論になるのは面倒という話はあるので、金額じゃなく時間依存でにするとかの改善はある)


後の格差是正とかの話は正直別の話でしかない

ここに絡めて解消を狙う手もあるけど別口で解消を狙ったっていい

あんまりこの壁の軸に絡める必然性はない

anond:20241106103219

この意見は、現在の「年収の壁」を引き上げるのではなく、逆に引き下げるとともに税制全体の見直し給付による格差是正を主張しています意見自体には、現行制度限界を指摘し、より公平でシームレス税制給付制度提案するという一貫した考えが見られますが、いくつかの問題点矛盾があるため、以下の通り評価します。

 

問題点矛盾点の評価

 

1. 「年収の壁」を引き下げるという提案

• 「年収の壁」を逆に引き下げることで税負担を早期に増やすことは、一部の低所得者層非正規労働者収入減少を招く可能性があります特に収入が108万円未満の層や扶養控除による恩恵を受けている家庭にとっては負担が増大する懸念があり、低所得層生活への影響が無視されています

• また、基礎控除縮小により全体的な税負担が増す一方、給付を強化するとの提案がありますが、実際には給付がどの程度まで拡充されるか不確定です。給付拡充が適切に行われなければ、格差がむしろ拡大するリスクもあります

 

2. シームレス税制の導入と技術的前提

マイナンバーなどのデジタル化により、シームレス税制を実現できる可能性が高まるとしていますが、日本では現時点で情報連携問題プライバシー保護課題が残ります。また、全ての所得資産状況をマイナンバーで把握するには法整備必要で、段階的な導入が現実的です。

• 加えて、関数定義された税率体系が技術的に可能でも、税率を平滑化すると課税が分かりにくくなる場合もあり、納税者にとって理解やす制度であることも重要です。

 

3. 「資産課税」との整合性

低所得者高齢者資産課税についても検討必要です。彼らは既に課税された資産を持つ場合が多く、二重課税問題懸念されます資産課税を行う場合資産による応分負担必要との意見一定合理性がありますが、高齢者など収入が少ない層への負担が過重になりかねません。

 

4. 給付と逆進性の問題

給付を強化すること自体格差是正には効果的ですが、その給付資産状況や家族構成を加味して適正に行われなければ、逆に貧困層が救済されない懸念もありますさらに、少ない所得から少額の税金を取る場合、実際の手続きコストがかさむ可能性もあります

 

5. 政争に関する批判

政争によって税制改革が阻まれているとする指摘には一理ありますが、「得票が1割未満の政党政策に影響力を持っている」とする表現は、他の政党や支持者の意見を軽視している側面もあります民主主義原則を踏まえると、与野党間で妥協と調整が必要であり、全体の合意形成が欠かせません。

 

総合評価

この意見には、所得に応じた税負担見直しデジタル技術活用した制度改革可能性について、現行制度に対する合理的批判が含まれていますしかし、給付強化と税負担増のバランス不明である点や、低所得層への影響が軽視されている点が問題です。

anond:20241106103559

メリット格差是正・富の再配分が確実にできることな

今、所得格差ものすごく開いていて、それを税金が吸い上げて還元することで社会を回しているが

租税を少なくするとその効果が無くなる。


貴兄が言う方式だと、現状に当てはめただけで、全労働者の4割程度が所得税社会保障も一切払わないと言う事になって破綻する。フルタイムで勤務しない人の多くは免税と言う意味から

それを補うように高所得者租税を強化すると、さら税金がかかるラインとかからないラインとの間にとんでもない差が生まれ社会が歪む。

年収の壁はむしろ下げるべき。所得控除は縮小し給付対処

年収の壁を控除枠の増加で対処しようとしているが、これは筋が悪い。

何故なら、年収の壁を引き上げても結局上の壁に当たるだけだから

なので、逆に年収の壁を引き下げる、つまり基礎控除を縮小し、年額20万ぐらいにするべきではないか社会保障負担義務・加入義務についても同様に引き下げるべきである

3行でまとめると

本文

基礎控除の縮小と言っても単に増税するわけではない。以下の様な事を行う。


元々与党でも年収の壁をなんとかすると言う話はずっと議論されており、与党側ではこの方式が有力とされていたはず。ところが選挙人気取りで大規恒久減税という事の意味を深く検討しないまま公約を掲げた政党が、票数以上に権力を持ってしまっていて、なし崩し的に良くない方向に向かっていると感じる。制度設計としてはこちらの方が難易度が高いのでおいそれとすぐに構築する事は難しい。だから12月までに実現しろと迫っている中ではできないことは明らかであり、将来にわたって禍根を残す方式になるであろう事は、想像に難くない。

今のまま単純に引き上げる方式だと、今度はその上限額に引っかかって働けないという事が出てくるだけである

そして、あとから所得控除を縮小する方式に引き戻すのはほぼ不可能になるだろう。不可逆的に、時代に合わない制度延命されてしまう。まだ電算システムがなかった時代事務手続き問題から作られた様な仕組みに縛られてしまう。


所得控除は生活必要な最低限の金には税金をかけないのだ、という趣旨で言われているのだが、それならば消費税はどうなるのかなど、説明には無理がある。

その実体は何故かと言うと、租税手続きにかかるコストよりも得られる税金わずであるために、税務署手続きが回らないからと言う事で設けられているに過ぎない。

しかしそれは過去の話で、今時コンピュータを使わず賃金給与計算をされている労働者などほとんど皆無と言って良いほどに少なく、それを税務システム連携すれば良いだけの話である源泉徴収もそれほど手間ではない。

また、税務署計算についても同じ事が言える。マイナンバーカードシステムがきちんと定着すれば、様々な情報を合算することが出来る。階段状に段階的に適用される税率ではなく、関数定義されたシームレスな税率を適用する事が可能になった。

介護医療保険、その他副業収入生保などもマイナンバーシステムで結びつけられているので、もはや年末調整企業がやるよりシステムを作り上げて税務署が行う方が効率的であるとさえ言える。


そう言った方策を用いる事によって、現在ある問題点、資産が膨大にあるのに、収入国民年金だけで医療費控除使って住民税課税、と言った様な問題にも対処ができるだろう。

彼らの持っている資産はもう1回税金を払っているから、資産課税シンプルには二重課税だ。しかし、だからといって応分負担原則社会保険税や、新たに得る収入の税率まで下げる必要があるかと言えばない。

特に社会保険関係過去徴収しておくべきだったもの徴収できなかったが故に、彼らは資産を貯めているのだ、という事が言えるので、資産によって応分負担を求めるのは当然である

故にこの施策ができれば、偏ったバランスが少しは補正されだろう。


また、逆進性の問題についても対処がしやすくなる。少ない所得から税金をとっておいて何か、と言われそうだが、これは逆である

税額控除は、いくら増やしても収入ほとんどない人や、難病介護などによって困難を抱え控除枠が一杯になるほど金を使っている人などには恩恵がないのだ。


こういうことを言うと、いったん取って給付するのは無駄だ、という意見を言う人がいるが、それはコロナ前の常識だ。今は違う。

この間の給付付き所得控除を覚えているだろうか。コンピュータシステムで処理する事をまともに考えた形跡のない、減税と給付を両方組み合わせるような仕組みであった。

各所で混乱が見られてコストばかりかかったし、ミスも多かった。挙げ句本来行政システム効率化に使われるはずだったシステム開発者のリソース無駄にすり減らす結果になった。いったん取って給付無駄だという考え方が焦げ付いた典型である

控除のみにするとそもそも所得がない、難病介護などで困難を抱え既に十分に控除が行われている人、最も格差是正対象として手当てしなければいけない人に手が届かない。

故に、本気で格差是正するには、所得を超えた給付必要になる。今の所得によって一律に減税したところで補正し切れているとはとても言えない状況である

給付をメインにしていくほかないのである。今はマイナンバーシステムに口座を登録する仕組みがあるために、給付は以前よりも圧倒的に簡単にできるようになっているのだ。さらに今のフィンテック活用すれば色々な事ができるだろう。


時間がかかりすぎるという意見もあるが、時間がかかるなら今すぐ取り掛からねばなるまい。

政争の具になって押しのけられる愚策と、時間がかかってもより良い施策ならば、後者をするべきだ。

また、給付・控除の条件にマイナシステムへの情報のつなぎ込みを義務化しつつ手厚くフォローすれば比較的普及は早いと思われる。それこそ一過性コストである


今の控除を中心とした方式だと、所得控除で手が届かなかった人が次に頼る制度として、生活保護まで飛んでしまう。確かに生活保護は大切な制度だが、これは最小限であるが故に資産を持てないなど社会格差是正と言う面では良い制度とは言えない。

その手前で支援するような制度必要だ。

それには課税を強化しつつも、給付も強化するしか方法が無いのである


そう言った一つ一つの議論の積み重ねを行った上でスタートするべき話を、今回の政争で、しかも全得票の1割も得ていない政党によって不可能にされようとしている。

暗い未来が来そうだなと、そんな予感がしている。時代技術にあわせて制度アップデートしていくという発想でやっていきたい。

2024-10-28

anond:20241028120437

現代日本二大政党制に近付くための政界再編が起きるとすれば、以下のような政策軸で政党離合集散が考えられます

 

1. 経済政策(成長志向 vs. 格差是正

• 成長志向型の政党: 資本主義的成長を重視し、経済活性化規制緩和イノベーション支援を優先する政党です。企業競争力強化や減税、労働市場改革が主要政策になりうるでしょう。

格差是正志向型の政党: 社会的公平性格差是正に力を入れる立場政党です。所得再分配労働者権利強化、最低賃金引き上げや社会福祉の充実などが中心課題となるでしょう。社会民主主義福祉国家に近い政策を取り入れる可能性があり、若年層や労働者からの支持を集める可能性があります

 

2. 安全保障外交政策(対中強硬 vs. 対話路線

• 対中・対北朝鮮強硬派: 安全保障を強化し、中国北朝鮮の脅威に対抗するため、防衛費の拡充や自衛隊能力強化、日米同盟の深化を推進する政策を重視する政党です。国民安全を最優先とする姿勢が特徴で、防衛力の増強と独立した防衛政策の整備を強調する傾向が見られるでしょう。

対話協調派: 対話による平和解決を重視し、近隣諸国との経済文化的協力や地域間の安定を優先する政策です。中国北朝鮮との関係改善模索しつつも、米国との関係を維持する立場を取る可能性があります国際機関を通じた多国間主義に重点を置くことも特徴です。

 

3. エネルギー環境政策(脱炭素推進 vs. 現実的エネルギー維持)

• 脱炭素推進派: 脱炭素社会の実現を掲げ、再生可能エネルギーカーボンニュートラル政策に注力する政党です。環境問題に敏感な若年層の支持を集める可能性が高く、規制の強化や補助金を通じて、クリーンエネルギーへの転換を推進します。

現実的エネルギー維持派: 脱炭素には取り組むものの、現実的コストエネルギーの安定供給を重視する立場です。原子力発電所の再稼働や新規建設化石燃料の利用延長など、安定供給を確保しつつ段階的な脱炭素を目指す姿勢を取る可能性があります

 

4. 社会政策保守的価値観 vs. リベラル社会改革

保守派: 伝統的な家族制度や教育観を重視し、憲法改正防衛政策の強化、移民政策制限など、国家安全国民の安定を優先する方針です。結婚家族を中心とした政策教育改革に関しても日本価値観を守ることを重視します。

リベラル派: ジェンダー平等や多様な価値観尊重外国人労働者移民の受け入れの拡大、LGBTQ+などの少数派の権利を重視する政党です。多様な生き方価値観承認教育自由化保護改革などが目標として掲げられるでしょう。

 

5. デジタル社会行政改革デジタル化促進 vs. 生活重視の慎重派)

デジタル化促進派: 行政効率化やデジタル技術の推進を通じて、経済成長や社会サービスの向上を図ります。例えば、マイナンバー活用範囲拡大、IT技術活用した行政効率化、デジタル人材育成などが含まれるでしょう。

• 慎重派: デジタル化の波に乗る一方で、プライバシー保護セキュリティ対策弱者対策に焦点を当てる政党です。デジタル化による不利益リスクを最小限にするための政策、そして、高齢者デジタル弱者サポート強化を目指します。

 

これらの政策軸に沿って政党が分裂・再編成され、二大政党形成されることで、国民政策に基づく選択肢を持てるようになる可能性があります。また、実際の政治動向や経済情勢、国際関係の変化に応じて、新しい政策連合やコアな支持層の動向も変わるでしょう。

国民民主党はどういう政策?他党との違いは?

国民民主党は、現実的政策立案を重視する中道中道右派の政党として、経済成長社会保障外交安全保障を中心に政策を掲げています。他の主要政党比較すると、以下のような特徴が挙げられます

 

1. 経済政策

国民民主党は「経済成長と分配の両立」を重視し、成長のための積極的財政支出を推奨しています消費税減税や、賃金引き上げ策も検討対象とするなど、働く世代への支援に力を入れています

自民党は大規模な財政政策を行う一方で、財政再建も重視しており、将来的な増税視野に入れた慎重な立場です。

立憲民主党格差是正を中心とし、「分配」を重視する政策を掲げています富裕層企業への課税を強化し、教育福祉への投資を強調しています

 

2. 社会保障働き方改革

国民民主党働き方改革の推進や最低賃金の引き上げ、年金制度見直しを支持し、幅広い世代への支援を訴えています。また、地方経済の振興や中小企業支援にも力を入れています

自民党年金制度介護保険制度改革を行ってきましたが、特に高齢者福祉を優先する傾向があり、若年層への支援限定的です。

立憲民主党教育無償化福祉予算の拡充を重視し、特に低所得者子育て世代への支援を訴えています

 

3. 外交安全保障

国民民主党安全保障現実的な強化を掲げ、日米同盟を基軸としながら、憲法の柔軟な解釈に基づく防衛力強化を支持しています。ただし、専守防衛を重視し、軍事力行使には慎重です。

自民党防衛力強化を積極的に進め、自衛隊役割を広げるための憲法改正も目指しています

立憲民主党平和外交を重視し、専守防衛の堅持と外交努力を最優先にしていますが、防衛費の拡充には消極的です。

 

まとめ

国民民主党は、他党と比較するとバランスの取れた中道的な立場を維持し、働く世代支援現実的経済成長策、安全保障現実路線などを特徴としています

2024-10-27

二大政党制になるとすると、対立軸は何になる?

現代日本二大政党制に近付くための政界再編が起きるとすれば、以下のような政策軸で政党離合集散が考えられます

 

1. 経済政策(成長志向 vs. 格差是正

• 成長志向型の政党: 資本主義的成長を重視し、経済活性化規制緩和イノベーション支援を優先する政党です。企業競争力強化や減税、労働市場改革が主要政策になりうるでしょう。

格差是正志向型の政党: 社会的公平性格差是正に力を入れる立場政党です。所得再分配労働者権利強化、最低賃金引き上げや社会福祉の充実などが中心課題となるでしょう。社会民主主義福祉国家に近い政策を取り入れる可能性があり、若年層や労働者からの支持を集める可能性があります

 

2. 安全保障外交政策(対中強硬 vs. 対話路線

• 対中・対北朝鮮強硬派: 安全保障を強化し、中国北朝鮮の脅威に対抗するため、防衛費の拡充や自衛隊能力強化、日米同盟の深化を推進する政策を重視する政党です。国民安全を最優先とする姿勢が特徴で、防衛力の増強と独立した防衛政策の整備を強調する傾向が見られるでしょう。

対話協調派: 対話による平和解決を重視し、近隣諸国との経済文化的協力や地域間の安定を優先する政策です。中国北朝鮮との関係改善模索しつつも、米国との関係を維持する立場を取る可能性があります国際機関を通じた多国間主義に重点を置くことも特徴です。

 

3. エネルギー環境政策(脱炭素推進 vs. 現実的エネルギー維持)

• 脱炭素推進派: 脱炭素社会の実現を掲げ、再生可能エネルギーカーボンニュートラル政策に注力する政党です。環境問題に敏感な若年層の支持を集める可能性が高く、規制の強化や補助金を通じて、クリーンエネルギーへの転換を推進します。

現実的エネルギー維持派: 脱炭素には取り組むものの、現実的コストエネルギーの安定供給を重視する立場です。原子力発電所の再稼働や新規建設化石燃料の利用延長など、安定供給を確保しつつ段階的な脱炭素を目指す姿勢を取る可能性があります

 

4. 社会政策保守的価値観 vs. リベラル社会改革

保守派: 伝統的な家族制度や教育観を重視し、憲法改正防衛政策の強化、移民政策制限など、国家安全国民の安定を優先する方針です。結婚家族を中心とした政策教育改革に関しても日本価値観を守ることを重視します。

リベラル派: ジェンダー平等や多様な価値観尊重外国人労働者移民の受け入れの拡大、LGBTQ+などの少数派の権利を重視する政党です。多様な生き方価値観承認教育自由化保護改革などが目標として掲げられるでしょう。

 

5. デジタル社会行政改革デジタル化促進 vs. 生活重視の慎重派)

デジタル化促進派: 行政効率化やデジタル技術の推進を通じて、経済成長や社会サービスの向上を図ります。例えば、マイナンバー活用範囲拡大、IT技術活用した行政効率化、デジタル人材育成などが含まれるでしょう。

• 慎重派: デジタル化の波に乗る一方で、プライバシー保護セキュリティ対策弱者対策に焦点を当てる政党です。デジタル化による不利益リスクを最小限にするための政策、そして、高齢者デジタル弱者サポート強化を目指します。

 

これらの政策軸に沿って政党が分裂・再編成され、二大政党形成されることで、国民政策に基づく選択肢を持てるようになる可能性があります。また、実際の政治動向や経済情勢、国際関係の変化に応じて、新しい政策連合やコアな支持層の動向も変わるでしょう。

2024-10-20

少子化対策しません(産む産まないは個人自由です)

格差是正しません(妬み僻みで金持ちの足引っ張りはやめましょう)

って言う政党があれば投票するんやけどなあ

2024-10-05

anond:20241005011407

そうなんだよねー。

なんだけど、格差是正って実現できないと思うんだよね。

金持ちからお金徴収すると、金持ち海外へ行けるだろうし。

そうすると社会が発展しなくなるだろうし


そもそも日本って格差そんなにないよね。ってことで

そこまで重要問題にされていない気がする。

アメリカとかイギリスとかの他の先進国に比べてだけど。

今回の総裁選挙でもそんなこと言ってる人少なかったようだし。

2024-10-03

anond:20241003104258

>「格差是正のための暫定的処置

こいつが暫定的とか言う欺瞞があるから、余計にこじれているわけだろ。

女性専用車両()ですらもう何十年か増してるんだよ(しかも、従来のアファマとは完全に間違った使い方しているし)。

何か暫定的だ●ね。

2024-09-18

岸田首相って、今考えると有能だったよな

岸田政権の功績

福島第一原発処理水放水

中国デマを退け、風評被害払拭

コロナ5類以降

経済活性化インバウンド増加

保険証廃止マイナンバーカードへ以降

公務員組織効率化・DXへの第一

GDP600兆円

名目・実質ともに過去最多

日経平均株価過去最多

バブル後はじめて実質賃金上昇

統一教会議員処分

裏金議員処分

自民党正常化政治信頼回復

所得税の定額減税

児童手当の拡充

格差是正

防衛白書への敵基地攻撃能力の明記

防衛費増額

北朝鮮ミサイル脅威、ロシアウクライナ進行などを受け、速やかに防衛体制を強化

2024年夏、急激な円高の迅速な是正

ウクライナ支援

広島G7

国際社会日本存在感示す

2024-09-15

anond:20240915210440

格差是正には教育問題解決することが大事だ」って意見には正直、ちょっと違和感を感じるかな。確かに理想的にはそうかもしれないけど、現実はそんなに単純じゃないと思うんだよね。学ぶのが難しい人たちもいる中で、教育だけに頼るのは無理があるし、逆に格差が広がるリスクもあると思う。

それに、「学習障害を持つ人たちをなくすのは優生思想だ」っていうのも、じゃあ具体的にどうすればいいの?って話が見えてこない。結局、解決策がふわっとしてると、格差解消には繋がらないんじゃないかな。

anond:20240915211015

一様性に向かうということは、上側も下側も切り捨てるということになるのかなぁ?

格差是正の結果、均質的になるという考えは同意

格差是正を本気で考えてる人に聞きたい

現代社会問題となっている「格差拡大」を解決するためには、教育問題解決効果的だと考える。高等教育を受けることで、問題解決能力知識の応用力が身につき、高収入仕事に就く可能性が高まるためである

しかし、現実には「学ぶことが難しい人たち」が存在し、格差の「下側」に多いのではないかという仮定がある。この仮定が正しいとするなら、その人たちを一時的お金で助けても根本的な解決にはならないだろう。

例えば、アフリカへの援助が成功していない理由の一つとして、援助を受ける人々が目の前の困難を解決することで精一杯で、将来的な投資ができない状況が挙げられる。これは現在日本でも同様のことが行われているのではないか

格差を縮小するためには、学習能力の低い層の教育水準を向上させる必要があるが、その中には「学習障害」や「グレーゾーン」といった問題を抱える人々も存在する。このような人々を「なくす」ことを目指すと、優生思想になってしま危険性がある。

本気で格差是正を考えている人たちは、この問題にどう答えるのか、それともただ「考えているふり」をしているだけなのかを知りたい。

2024-09-09

教えて、立憲民主党はなぜ日本海路を守ると強く主張しないの?

本気で不思議でならないんだけど、海路防衛を通して日本経済を守ると強く訴えれば、連合(組合)を背後に持つ立憲民主党は更に強い支持を得られるはずなのに何で海路防衛を強く主張しないの?

産別も大きなところになればなるほど日本貿易海路の影響は強く受けるわけで、製造業(原材・完成品)やら飲食業(食糧)やらの輸出入には海路大事だし、海外相手にしている日本商社だって取引が困難になるし、そもそも様々な自給率の低い日本では海路防衛がなされないと物価上昇不可避で一般家庭が困窮するし、そうなれば教育第三次産業ITソフトウェアだってヤバくなるよね?

格差是正をし自由に生きるため日本に居るリベラル派ほど海路防衛が物凄く重要なる気がするんだけど、何で立憲民主党海路防衛を強く主張しないの?というか立憲民主党の支持者も支持者で「海路って大事じゃね?」と聞かれたら「大事だよ」と聞かれたときだけ返してくるだけで普段から自発的に訴えないのマジで不思議なんだけど何で?

2024-09-04

anond:20240904234348

まあ格差是正スタンスについてはとやかく言うつもりはないが、消費税はあれレシート消費税とか書かれてるから消費者負担してると勘違いしがちだが、実際には事業者の売上に税金かかるんで消費税上げるのって企業への締め上げ政策やで。法人税純利益にかかるので赤字なら払う必要ないが、消費税売上額自体にかかるゴミ制度やで。

anond:20240904234133

所得税完全廃止するよりはましやろ程度でそこまで格差是正すべきと思ってるわけではないからな

anond:20240904231900

消費税上げて所得税廃止しろ、って言ってその後に格差が気になるなら平均年収以上の人だけ申告ってなんの格差是正にもなっとらんくね?

消費税廃止するなら後半のは筋通ってるが。

2024-09-03

牛角男性差別と言ってる人達は男女の収入格差はどう思ってるの?

自分アラフォー男だけど牛角男性差別と言ってる人らの気持ちが本当にわからない。

例えば男女で収入格差が無いなら怒る気持ちもわかる気がする。

でも女性男性よりも収入は低い。

牛角って高級とは言えない焼肉チェーンだよ。それくらい安く食べさせてあげようよ。その方が優しい世界だと思わない?

飲食店キャンペーンなんかにクレームするより、男女の収入格差是正に声をあげようよ。その方が良い世の中になるよ。

から見ると人が得する事に嫉妬しているだけに見えちゃうんだよな。それは男性地位向上には繋がらないと思うな。

2024-08-27

anond:20240827171818

なんか目的と内容が全く噛み合ってるように思えないな

格差是正だったらがっつり贈与や相続させて税とった方がいいのに

ちびちび贈与して課税避けるのなんてすでに定番の話じゃん

2024-08-18

anond:20240818044334

アジア人女性には出産負荷が大きい」って何か客観的根拠あるの?

日本人女性って産後仕事への復帰が遅いからそれが格差の原因になってるってノーベル経済学賞受賞したゴールディンさんも書いてたじゃん。

産後仕事への早い復帰こそが格差是正の重要ポイントなんだって分かってる?

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん