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2017-10-22

anond:20171022005238

わかります

本大好きなんでどんどん買っちゃうんですけど、やっぱ質量問題になりますよね…

全部電子書籍にしたら部屋の3分の2が消えますね…

でも紙が好きなんですよ、漫画とか本によって紙が違ったり装丁が凝ってたり、紙を触ってめくる感触ほんとにほしいです!

謎の技術でなんとかなりませんかね。

2017-10-17

anond:20171017221010

絵描きじゃなくて、絵を発注する側の意見自分イラストレーター目指すならこうする。

①まず売り方を明確に絞る。漫画家めざすのか、ラノベの表紙とか書きたいのか、一般書の装丁に使われるようになりたいとか、壁サークルになって稼いだるとか。そしたらインプットすべきこともルートも明確になる。場合によっては会社勤めを続けるという結論になるかもしれない(たとえば会社員エッセイコミックが描きたかったりした場合とか)

②売り込み先が決まったら、辞める前にとりあえず今ある絵をもって営業行ってみる。漫画なら持ち込みかな?発注側の反応を見てみる。

③それでもやっぱり絵に集中したいなら、25で3年経験あればまだ再就職できるし一回辞めてタイムリミットつけて集中してみる。27過ぎると企業の反応が変わるから、26って履歴書に書けるうちに転職したいがどうかな。

都心の人ならだけど、学校行っても発見がある(コネもできる)。どこでもいいわけではない。

画力より、熱量大事って部分が結構あると思う(発注する側からするとスケジュール感も重要から熱量も一つの才能だし、大事にしてほしい。再就職は若ければ有利だからチャレンジは早いに越したことない。

絵以外のインプット大事

ただ、8時間勤務くらいならフルタイム会社員しながらイラストレーターやってる人もちょこちょこいるよ。

2017-10-15

3巻以内完結のおすすめマンガ (2017)

http://anond.hatelabo.jp/20151017231411

の3つ目です。

順不同で、試し読みがあったものリンク貼ってます

関根美有傑作選 はびこる愛(1巻完結)

http://uguilab.com/publish/2016habikoruai/

同人誌ベース活躍されていた作家関根美有さんの傑作選。

力の抜けたタッチ作品の中に、1作品に少なくとも1つ、はっとさせられる言葉が込められています

言葉で言っても陳腐化してしまうので、とにかく試し読みしてみて欲しいです。

同作者の「青エリと白エリ」シリーズもとても良いです。

四ツ谷十三新世界遭難実験(1巻完結?)

https://comic.mag-garden.co.jp/yotsuya13/

発明天才四ツ谷十三によって未知の惑星に飛ばされた主人公一行のサバイバル漂流記。

十三えげつない仕打ちテンポの良さと、惑星で現れる生物たちの造形に対する必要以上のこだわりが素晴らしいです。

1巻時点で第1部完となっており、第二部再開の目処が立っていないようなのですが、個人的には度胸星預言者ピッピと並んで続きを切望している作品です。

ミッドナイトブルー(1巻完結)

http://shodensha.tameshiyo.me/9784396766870

装丁が気になって手に取った作品タイトルの通り、前ページが濃い青色印刷されていました。

短編集で、表題作も素晴らしいですが、個人的お気に入りは「白い糸」という短編

大学時代から好意を持っていたものの、ずっと飄々と躱され続けた女の先輩に、5年ぶりに再会した男の話です。

この先輩のキャラが最高でして、、

カフェでカフィを(1巻完結)

http://www.shueisha-cr.co.jp/CGI/book/detail.cgi/1246/

普通カフェオフィス、道端、はては風呂まで、様々な場所コーヒーを飲む人たちにフォーカスを当てた連作集。

もともとこういった線が好みではあるのですが、カメラワークの巧みさ、会話のテンポの良さが素晴らしいです。

特に風呂コーヒーを飲む夫婦を描いた「カフェ・ド・バスルーム」は、現実夫婦を見ているような生々しさがあってとても良かったです。

久々に「うまいな~」と唸らされた作品でした。

・神の獣(1巻完結)

http://sokuyomi.jp/product/kaminokemo_001/CO/1/

一部でシン・ゴジラ元ネタになったのでは?と言われていますが、その真偽が気にならないくら純粋面白い作品

古代から復活した大怪獣オーガに、人類科学の粋を集めて戦う様が1冊を通して描かれ、読み終わったときにはそれこそ映画1本読み終わった時のような充実感があります

以前はプレミア価格がついていて手に入りづらかったようなのですが、現在電子版が安価配信されているので是非。

リピートアフターミー(2巻完結)

http://sokuyomi.jp/product/ripihtoafu_001/CO/1/

滅茶苦茶にあらすじが書きづらいのですが、単純に言うと善行を積むことが趣味女子高生コンビニ強盗が一緒にタイムリープし、同じ1日を10回繰り返して悲劇回避を目指す話です。

帯に「タイムリープジェットコースターミステリー」とありますがまさにその通りで、複雑で緻密なタイムリープ物語を、スピード感を保ちながら全2巻のページを余すこと無く使い切って物語を描ききっています。(そのため、あとがきカバー裏に書かれてたりします。)

・変身!(3巻完結)

http://comic-walker.com/viewer/?tw=2&dlcl=ja&cid=KDCW_EB01000015010001_68

無機物以外になら何にでも変身することができる少年と、その同級生少女とのボーイ・ミーツ・ガール

何者でもない思春期の悶絶感を、何にでもなれる少年を通して描き出しています主人公バッタに変身して童貞卒業することから性の葛藤描写したり)。

何より、作者のポップな絵が物語テンポを与えていて、画として単純に楽しむこともできます

・15で少女は、あれになる。(1巻完結)

http://matogrosso.jp/15desyojo/02.html

地球外生命体と戦うため、左手生物兵器を埋められた少女たちの恋心を描くオムニバス

まずタイトルが良い。設定は奇抜ですが、それが思春期の繊細な感情を描くのにとても効果的に使われています

もっと色んなケースの話を読んでみたかったです。

また、気が向いたら書いてみようと思います

2017-10-14

「本の『そうちょう』」←変換できない

装丁でした。

2017-09-20

紙が大判電子書籍

大判と値段が同じなのが納得行かなくて電子書籍に手が出ない。

コストがかかるのは確かにわかるんだけど、データの大小でそのコストってそんなに違うものなの?

文庫版ぐらいの値段じゃできないものなんだろうか…?



追記

大きいので読みたいって話じゃないよ。

そもそも大判の本の値段が高いのは紙とか装丁コストなんじゃないの?それが省かれた電子書籍でなんで同じ値段なの?って話。

(実際どこにどうコストがかかってるかとかは、私はわかってないよ)


で、トラバにあったURL読んだけど、なるほどな〜て感じ。

コストというより、法律的問題なのか〜。

2017-09-09

昨日、知り合いが出した同人誌を売りに行った

仕事が原因で病気になり、働けなくなり、ヘロヘロ専業主婦をしながら趣味リハビリのために同人活動をするオタクです。

夫と話し合った結果、小遣いは1万円(ここから交際費化粧品、服、生理用品、薬その他諸々を出す)。

イベント毎に夫から3万円を貸してをもらい、印刷交通費スペース代差し入れetc.を支払い、イベントでの売上から3万を夫に返済するシステムだ。


欲しい人の手に必ず渡るように!と本を大目に刷っている人を実際に見たりツイッターRTで知ると神様かな!?と思うと同時に、在庫を抱えるだけ本が刷れて保管できる余裕があるってすごい…と羨ましくなってしまった。

同人活動オタク活動も一個人趣味から完売した同人誌再販をするのもしないのも本人の自由推しCDを買うのも買わないのも本人の自由舞台チケットを買うのも買わないのも本人の自由公式課金をするのもしないのも本人の自由である

だが萌える推しCDは欲しいし、舞台観に行きたいし、課金もしたいし、友達萌え語りをしたい…けれど月一万円の小遣いでは正直厳しい。

私は強欲なのだろうか?


舞台チケットは1枚約7000円。

その後友達ファミレス萌え語りして電車賃含めたらお小遣いは大体消える。

その月は実家にも帰れないし友達とも会えないし下着も洗顔フォームも買えない。

洗顔フォームが買えないので最近はお風呂石鹸で顔洗ってるんだけど乾燥して顔がかゆい

お金があれば同人活動がしやすくなり、推し理解を深めるために同じ推しの人と語れて、きっとハッピー気持ち原稿ができるかもしれない。

けど、そうでないかもしれない。

そんな不毛思考をしているうちに親戚の結婚式で着るワンピースがなくて買うことになったのだが、今月は夏コミで出した赤字補填のために小遣いを返済に回してしまったのでお金がない。

私がお金に換金できるものと言えば同人誌しかないので、泣く泣く現在活動しているジャンルの知り合いが出した同人誌同人誌古書店に売った。

感想を送ろうと思ってた本が5冊ほどあって、迷ったけれど売った。

とても申し訳ない気持ちになった。

売ったお金ワンピースを買いたいが、長袖の服が2枚しかないので長袖の服がまず欲しい…。

結婚式就活スーツならあるから就活スーツで行けないかなぁ…でも親戚の結婚式就活スーツなんかで行ったら確実にアウトだなぁ…。


話が逸れた。

私の作品を好きだとお世辞でも言ってくれた方ありがとう

お金がないので当分新刊はないしイベントも参加できません、ごめんなさい。


ちなみにピク◯ブにアップする作品を描くのと、本にする作品を描くのでは描く段階から心構え(?)違うので、オン専で同人活動をすれば良いのでは?と言われるかもしれないが違うのだ。

オフ同人活動お金がかかるけれど色んな経験ができる。

原稿間中情緒不安定になりやすく、泣きながら「出ない神本より出るクソ本、描き上げることが大事なんだ」と何度も唱えて描いた原稿

そんな原稿が本になった時の感動。

試行錯誤した装丁の紙の手触りが良かった時の安心感

友人や好きなサークルさんへ渡すためにデパ地下をウロウロして買った差し入れ

差し入れの一つ一つに短いながらもカードメッセージを書いて貼り付ける前日の夜。

イベント当日、知り合いと顔を合わせて元気?と挨拶をする時の嬉しさ。

好きなサークルさんに「これからも頑張ってください」という一言(大抵噛む)を言う時の緊張感。

グッときた本には感想を送り、会える人には手紙をしたためて次のイベントで渡す。

それらが「私のオフでの同人活動なのだ

オン活動は描いたものにすぐ反応が来てそれはそれで楽しいのだけれど、上に書いたような経験はできない。

社会に馴染むリハビリで始めたとはいえ、オフ同人活動したいな〜〜!またあの幸せ時間を楽しみたいな〜〜!!でもお金がかかるんだよなぁ〜〜!!と、思ったところで、ある程度お金をかけないと趣味は楽しくないよね…?と思ったので書き留めておく。

2017-09-07

白泉社前史

 白泉社創立の由来は、当時集英社織田信長みたいな、能力と才能を持ち容赦なかった若菜正の、ライバル・梅村義直追い出し策にある。その頃の集英社派閥は大きなものが二つあり、少年ジャンプを中心とする長野規一派(少年漫画派)と、ノンノマーガレットを中心とする若菜正一派(少女漫画広告取り雑誌派)がいた。両派閥の内部での結束と団結は強く、必然的派閥外の者(特に二人より年長の者)は追い出されることになった。

 梅村義直はかつてりぼん編集長であり、それより出世して当時、りぼん内での独立系派閥を持っていた。梅村義直の忠実な家臣の小森正義は、りぼんから別冊マーガレットに移り、さら白泉社移籍した。山岸凉子三原順などのコネクションは小森に由来する。

 小長井信昌は少年漫画部門にいた関係長野規の盃を受けた身であり、少年漫画編集の野望を抱きながら(それは後年、白泉社少年漫画雑誌創立につながることになる)、その手法少女漫画に生かし、別冊マーガレット美内すずえ和田慎二などを育てた。編集者の腕と頭の切れは抜群であるが、ワンマンで旗幟不鮮明な小長井は若菜正に警戒された。

花とゆめ」創刊時は、付録つき月刊誌ということで、りぼん意識しながらより低年齢の読者を対象にし、花とゆめコミックス装丁りぼんマスコットコミックスを模したものだった。

 しかし、とある年に、週刊マーガレットライバル雑誌だった講談社少女フレンドが月2回の刊行になるという事態が生じ、売れ行きがさほど悪くなかった週刊マーガレットをそうするわけにもいかず、白泉社花とゆめを月2回刊行ライバル誌にするという策を集英社は打った(余談だが、これは講談社のぼくらマガジンに対して小学館集英社グループ少年ジャンプを作った策と同じである)。

 当時の少女フレンド大和和紀庄司陽子里中満智子その他強力連載・読み切り陣を揃え、花とゆめは苦戦したが、美内すずえガラスの仮面」、和田慎二スケバン刑事」という大和武蔵級の作家によって巻き返しをはかった。

(多分続かない。これは伝聞を元に整理したもので、キャラ設定その他脚色が入っており、史実とは異なります

2017-08-29

https://anond.hatelabo.jp/20170829170921

(それが例えば友人に撮ってもらった個人的ピンナップであるとかコメントがあるとか、ある程度手作り感のあるものを※1)

「創りたいものがある」

真木よう子は「商業ではできないものを作りたい」って言ってたよね。あれは嘘だってことか。

あと同人誌では「趣味から」って全く手作り感のない採算度外視のゴージャス装丁をしばしばやるけどアレもダメか。

ファンのためにという目的が違う。コミケファンとの交流の場ではない。

これまでコミケ絡みで問題が巻き起こるたびに「コミケ商売の場じゃなく交流の場だ!」って言う人がたくさん出てきたけど

今回に限っては「コミケ交流の場じゃない!」って言う人が多いんだよね。どっちなんだろう。

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828144555

豪華装丁2000円ってのは500とか1000部だったら採算の心配が出てくるけど、3000+α作ってるなら部数で吸収できるのでは

2017-08-11

pixiv小説に思うこと

pixiv小説って評価が相応じゃない。

あ、ここでいうpixivの小説二次創作、主に腐向け作品だと思って読んでほしい。

pixiv小説って評価が相応じゃない。とても面白くて「人に読ませる」文章なのに、ブクマ数が極端に少ないとかザラにある。

もちろん人気ジャンルかそうでないかに差があるのは分かってる。

ブクマ数が多いなって思う基準が50なら1桁は少ない。基準が100なら20前後は少ない。

私もミーハー人間からブクマ数が多い小説に手を伸ばしがちであるしかし、冒頭数文で(あっ、この人は書くのが下手だな)だと悟って読まなくなることや最後まで読んでも(何が何だかからなかった)とブクマせずに終わることも多い。

二次創作から下手な人がいて良い。むしろそれを排除しようなんて思ったら二次創作という文化健全ではなくなってしまうと思う。

文章構成が上手くできていなくても、ネタが良ければブクマしたりする。二次創作から商業じゃないから!

でも、下手なのに面白くないのにブクマ数が多い、過大評価されている、と感じるものが多すぎるのだ。

こんなに上手いのに何故評価されないのか。作者の宣伝が足りないのか。タグ付けの問題か。

でも、pixivでは匿名っぽく小説を上げている人も多い。タグ腐向けタグとカプ名だけの人も多いし、タグを何もつけていない人も多い。そういった人たちだけが極端に評価されていないわけではないしその人たちの作品ブクマ数はむしろ多い傾向にある気がする。

から宣伝タグ付けだけの問題ではない気がする。

では、何が下手で大して面白くもない小説pixiv評価させてしまうのだろうか。

私としては仮説が3つほどある。

一つ目

R-18。単純にエロがあるとブクマ数は伸びる。たとえ(なんだこれめちゃくちゃだ)と感じるような文章構成のものから、"原稿用紙の使い方"自体から間違っているようなものキャラクター解釈を大きく違えているもの、でさえもR-18というだけでブクマ数は大きく伸びる。

これは人間の三大欲求に則しているか理由としては間違っていないだろう。

ただ、それだけで評価されてしまうのは気味が悪いと思ってしまうのは私だけだろうか。そうか、私だけか。

二つ目

表紙がある。

pixivでは小説に表紙が設定できる。pixiv提供しているシンプルな数種類のものはもちろん自作イラストやら写真やらを表紙にすることが可能だ。大半の書き手たちは主にpixiv提供しているものをそのまま使用している場合が多い。

その中で自分の撮った写真同人誌の表紙よろしくフォトショ等で自らデザインしたものを表紙にしている人たちもいる。そういった人たちは小説自体に深いこだわりが多い人が多い。故にそのような表紙を使う人のブクマが伸びるのは大いに理解することができる。

しかし、問題は次だ。

大手絵師イラストを表紙に使っている人だ。身内だとか交流があるだとか、それは理解できるし表紙を描いてもらうのも理解できる。けれど、イラストが表紙のものは内容に関わらず初動のブクマ数が異様に多い。イラストブクマするかのごとくブクマ数が伸びる。

これが怖いし、気持ち悪い。これで初動のブクマ数が多いためにランキング入りしてしまうのも気持ちが悪い。

もちろん絵師イラストを表紙に使うな、とは言わないしそういうコネクションがあるのは素敵なことだろう。

しかし、内容に関わらずブクマをつける人たちには憤りがある。内容を読んでから評価しろ

装丁大事だ。しかし何よりも大事なのは中身である小説だ。それを読まずして評価するのは首を傾げざるを得ない。

三つ目

ブクマ数が多い人のブクマ数が伸びる。

一度面白い作品を書いた人はそのあとも一定以上のブクマがつく、評価がされる。もちろんファンがついたということもあるのだろうが、一回面白くて上手い作品が書けたとしても、次があるかなんて分からない。しかし、内容も見ずにブクマをしている人間がいるように感じる。

これに少しばかり関連して、ブクマ数が多いものしかブクマしない人間がいる。ブクマする理由はただブクマ数が多いから、そう言わんばかりに読む小説に傾向なく、ブクマ数だけで小説を読んでいる人間がいる。

まあ、それで"当たり"は掴みやすいんだろうけれど気に入らない。

取り敢えず、いま思いつく3つの理由を考えてみたけれど他にも理由はあるはずだろう。SSみたいな短い話だけが良いだとか、会話文多めの方が良いだとか、ギャグの方が良いだとか。

もちろんSSが悪いなんて言ってないし、会話文多めの小説を見下してるわけじゃない。ギャグ小説シリアス小説下位互換だと思ってるわけでもない。

ただ、実力よりも評価数が多かったり少なかったりするpixiv小説が謎だと思うという話だ。

あと一つ、最後にもう少しだけ私の仮説を聞いてほしい。これはいろいろなところから怒られそうだから、読み飛ばしてくれてもいい。怒られること覚悟でこの仮説を示そう。

オタク普段小説を読まない。

もちろん、文学作品を親しむ人間が多いのは分かる。私も実際文学作品をよく読む人間だ。オススメオーソドックスっていうかこんなこと書いたら逆に「お前それしか読んだことないんだろ」と言われそうだが夏目漱石だ。一番好きな話はこれまたド定番こころだ。現代作家なら村上春樹で、鏡という話が一番好きだ。他には山田宗樹の書く話も好きだったりする。でも、彼らの書く話は「人に読ませる」文だし面白い

少し話は脱線したがオタクは意外にも本は読まない。読んだとしてもライトノベルマンガアニメノベライズだ。そもそもオタクに限らず本を読む人間というのは少ない。自分が読んでいるからと言っても隣の人が本を読む人間とは限らない。学生時代はそれなりに嗜んだけど、今はさっぱりだという人も多いはずだ。必ず月一冊は読んでいるというだけの人間ですら探すのは難しい。

オタクが読んでいる本は、小説は、文学ではない。実は読んでいるようで、真に本を読んでいないのだ。「ライトノベルを見下しているのか!」と怒られそうだが、怒られることを覚悟で書いている。批判どんとこいだ。ライトノベルでも面白いものもあるし上手い文もあるが、基本的には似たり寄ったりだし、何よりラノベ独自文章の使い方がダメだ。あれはあれで文化として存在しているのだろうけれど、小説に求められているものって本当にソレなのだろうか。

又吉直樹火花という本がある。芥川賞を受賞したあの本だ。あれは個人的には素人に毛が生えたレベルだと思っている。でも、話題になったし売れたし何故か芥川賞も獲れてしまった。

何故だとお考えだろうか?

それは"小説を読まない"人間が手を伸ばしたからだ。普段小説を読まない人間からこそ、なんとなく「凄い」と思わせたら書き手は勝ちなのだ小説を読まない人間というマジョリティ話題になってしまえば書き手は勝ちなのだ

多分、pixiv小説にはそういうところがある。

どんなに小さなジャンルであってもマンガ投稿されてなくても小説存在しているなんてことがある。供給に飢えているオタクはそれを読む。小説を読まない人間勘違いの「凄さ」「萌え」によって実力不相応のブクマは増えていく。

"小説を読まない"人間評価は難しい。小説語に慣れていない人間評価は難しい。知識が足りない人間評価は難しい。

ライトな層のオタクたちは小説評価に慣れていない。

絵については散々文句が言えたりするオタクたちも小説評価に慣れていない。

私は小説に対する知識教養が少ないオタクたちがpixiv小説に対する評価を歪めていると思う。

もちろんこれは原因理由の一部であって全てではないと思うが、確かに理由だと思う。

この意見批判があるのは覚悟しているし仕方がないと思うが、私はこれを事実だと考えている。

もしも、これを読んで必要以上に怒りに狂った人がいるならば、考えてほしい。

あなた小説が読めるのか、と。評論が読めるのか、と。国語ができるのか、と。

なんなら、学生時代まで遡って現代文の成績を考えてみるといい。読解はできたのかと。

まあ、私の書いている文章が読めているあなたは、自分文章を読める力があっても周りの人間は、想像以上に読解力が無かったことを思い出せるだろう。そういうことだ。

冷静に考えた上で、この意見批判があるなら聞かせてほしい。私は純粋に不当な評価pixiv小説存在することが不思議なのだ。その理由が知りたい。私の考察に至らないことは沢山あるだろうし、あると思っているから臆して匿名でこの文章を書いている。でも、できればこの文章をキッカケに理由が解明されればいいと思っている。純粋に知りたいから。

さて、最後に私は何が言いたいかと言うと、pixivで人に読ませる素敵な文章かつ面白い作品を書いている人の小説が不当に評価されているという事実が悲しい。

pixivで下手な小説かつ面白くない文章が不当に評価されているという事実に憤りを感じている。

下手な小説も上手い小説面白い小説面白くない小説存在していていい。それが二次創作の良さだ。

しかし、正当な評価がされないのは悲しい。

文豪が筆を折ってしまうのは悲しいことだし、駆け出しの人間の成長の目を摘んでしまうことも悲しいことだ。

願はくは、pixivでの小説が正当な評価を得られるようになりますように。

2017-07-06

https://anond.hatelabo.jp/20170706120838

単行本文庫、それぞれの定価を引き継いでるから当然っちゃ当然

から40年とか前に出た文庫なんかは定価が100円台だから電子書籍

その値段で出てたりした

最近は再装丁と称して今の普通価格にしちゃうことが多いと思うけれど

https://anond.hatelabo.jp/20170706120541

そういう値下げの意味もあるんだろうけど、やっぱり装丁の違いで価格差演出しているぶん、納得感がな…。

おそらく単行本文庫が同時発売でも価格は違うと思う。

2017-06-01

会社もっさりした女オタクが許せなかったのに

私が働いている会社には女性社員100人ほどいるのだけど、

廊下ですれ違うたびに「今日ももっさりしてるな……」と思う数人がいて、

その数人の一人が彼女だった。

おそらくきちんと乾かさずに寝ているだろう髪の毛はなんとなくしっとりし、

先端は肩に当たって不規則にはねている。

肌の感じもぱさぱさしていて口周りは産毛のせいかぼんやりし、

全体的に加齢と睡眠不足を感じさせる顔だ。

そのうえ、控えめに言っても「ぽっちゃり」に分類されるだろう体形のくせに

やたらとフリルレースのついた安っぽい布の服装を好んでいて、

フレアスカートから大根のようにずんぐりした足をむきだしにし、

社内ではリボンのついたスリッパ使用している。

すれ違うだけでも

もっさりしていてやだな……」

「その魔法少女みたいなハートリボンまみれのスマホケース何なんだよ……」

「せっかく美容院に行ったなら毎日ヘアケアもきちんとしろ!」

「30代になってサマンベガカバンを使うな! アニメキャラマスコットもつけるな!」

といった感想がうかんでしま相手と同じチームに配属されたのが、去年の9月。

歓迎会で「あ、増田さんって26歳なんだね。私より2つ下とは思えないくらいしっかりしてるね」と言われて、彼女がまだ20代であることを知り、非常に驚いた。ついつい「先輩こそいつかわいい洋服を着て若々しいので、もしかして私より若いのかも……?とか思ってました(笑)」と思ってもみない返答をしてしまったくらいだ。

言っておくが、私はめちゃくちゃオタクだし腐女子だ。

からこそ、周囲にオタク腐女子であることがバレないよう、そしてバカにされないよう、身だしなみに人一倍気を使ってきた。

努力が功を奏して、オフ人間関係では、休日は一人BLを読みふけりPixivを回遊してはオンリーイベントに出陣しているオタク女だとバレることもなく、「そこそこリア充」ぽく見せることができている。「美人」と言われることはほとんどないが、自分の素材を生かしつつTPO清潔感配慮したファッションを心がけているので、自分よりも土台のいい女の子からかわいい」「おしゃれ」「その服どこで買ったか教えて~」と言われることは少なくない。好きなキャラのグッズを買うことはあるけれど、身に着けていくのはオンリーファンイベントオフ会ときだけ。

今の会社IT系だし、ソーシャルゲーム部署もあるからオタクも多い。比較自由服装OKな気風で、男性エンジニアなどはアニメキャラTシャツで出勤したりもしている。それでもうちの部署比較外回りが発生するし、つねに「会社の一員としてどうみられるか」「年相応の落ち着きを伴っているか」も意識しながら、ヘアスタイルや髪色、日々の服装・バッグ・ネイルの色などを選択している。痛ネイルをしたくなっても、イベントの前の日の施術してもらって、終わったらすぐオフする。彼氏がいるときは、休日服装には彼の好みを取り入れる(ちなみに現在フリー相手地方赴任で遠距離恋愛になってしまった彼氏自然消滅して以来、今のところ彼氏はいない)。毎月の美容院、毎週のジム通いに、毎日スキンケアと、日々のさまざまなメンテナンスも欠かさない。おしゃれは努力なのだ

もちろん、それはあくまで私の自己満足であって、他人押し付けるつもりはない。それでも、隣にもっさりした人がいたら不快感が生じてしまうのまでは止められない。同じチームではあるが直属の上司部下というわけではないから、できるだけかかわらずに過ごそうと決めた。

決めたのだが……その決意はすぐに覆された。なんと、先輩に「増田さん、もしかして〇〇ってアニメきじゃない? この間のオンリーイベント出てなかった?」と私がオタク腐女子であること、ジャンル、そしてオンリー出展していることまで当てられてしまったのだ。そのアニメのグッズを持っているところを見ていたので警戒はしていたが、まさか同じCPだったとは……。

「気づいたにしても本人に黙ってろよ!これだからデリカシーのねえオタクは……」という気持ちはあったが、現場をおさえられている以上否定するわけにもいかない。次のオンリーも出る予定だったし。やむをえず認めたものの、「ぜったいに内緒にしててくださいねランチおごりますから」と念を押し、二人きりで初めてランチを食べることになった。

「えー、〇〇好きな人、うちの部署にも結構いるよ。一緒に話したかったな」

会社で、趣味の話をするつもりはないんです……。すみません

自分スタンスを明確に伝えると、先輩はそれ以上無理には押してこなかったが、「でも増田さんっていつもおしゃれで爪先にまで気を使ってるし、全然オタクだと思ってなかったから、オンリーで見たときはびっくりしたよ。会場ではたしかにいつもよりもラフな格好だったけど、やっぱり周りに比べて垢ぬけてたもん」と私を褒めまくった。

しかも「実は増田さんのところのサークルの本、いつも買ってるんだよね。私が行くときは売り子さんがいることが多かったから気づかなかったんだな。表紙とか装丁もやっぱおしゃれだし、二人の気持ちの流れが丁寧に書いてあって、本当に好きなんだよね……書いている本人といっしょに働いてるなんて、すごいうれしいな」と言う。

「なんだもっさりしてるくせに意外と見る目あるじゃん……」とうっかり調子に乗った私はついペラペラ自分の話をしてしまった。

「見栄っ張りなので、『やっぱオタクからダサいんだ』みたいに見られたくないし、オタクからこそ人一倍身だしなみにも同人誌デザインにも気を使ってますね。彼氏にも、『え、オタクだったの!?』と驚かれることが多いです」

「徹底してるなあ……。私、ここだけの話、ずっと女子校育ちで、彼氏できたことないんだよね。それもあってあまり人の目を気にしてこなかったな。ファッション誌もきちんと読んだことなくって、今まで少女漫画で読んできたかわいい女の子イメージとか、そういうのをごちゃごちゃに取り入れてこの年齢まで来ちゃった。自分全然合ってないのかも……とは思いつつ、オンリーとかライブに行ったら似たような服着てる同年代の人もたくさんいるし、まあいいかな~ってスルーしてたんだ。でも、増田さんの話聞いたら、ちょっと自分もがんばろうかなと思ってきた」

「見ていてかわいい服と、自分に合った服って違いますもんね。もちろん、『自分テンションの上がる格好』も大事だと思うんですけど、『人は見た目が9割』という本もありますし、少しだけ自分の好みを譲歩して人にどう思われるかを考えながら暮らしてみると、思いもよらない反響があったりして、楽しくなりますよ。自己表現は、同人活動ですればいいんですよ」

増田さんすごい……。そりゃ仕事もできるわけだよ」

「いやいや、見栄っ張りなだけなので……」

「ねえ……もしよかったらなんだけど、私の服装についてちょっとアドバイスに乗ってもらったりはできないかな? 実は、最近思い切って婚活アプリ登録したんだけど、全然マッチングしなくて……。素材がアレだからしょうがいかもしれないけど、増田さんの話聞いて、もう少し頑張る余地がある気がしてきた」

まさかの展開である。なんでそんな面倒な頼みを引き受けないといけないんだ……。断ろうかとも思ったが、一瞬考えたすえ「私でよければ……」と応じた。面倒ではあるが、さすがに同じチームの先輩であるオンリーに出ていることも、活動ジャンルCPまでバレている。見栄っ張りの私としては、先輩がそれを言いふらす危険性をできるだけ排除しておきたい。

それに……もっさりしている怠惰人間は嫌いだが、努力して改善しようとする人間は嫌いじゃない。私も、中高時代もっさりしていて、スクールカーストでは底辺オタクグループに入れられていたから。

「その代わり、ちょっと厳しい意見も言うと思いますし、運動とかもしてもらいますよ? お金もかかると思う」

「え、運動?」

ファッションには体形も大切です。今の体形にあった服装を選ぶのでもいいですが、彼氏を作るのが目的なんですから、体形とか髪型とか、ふだんの過ごし方から見直したほうが絶対にいいです!」

「そこまで親身になってくれるなんて……。精いっぱいがんばるよ!」

結論として、先輩はきちんとミッション遂行した。私がいい教師だったということなのだが、この9カ月、ずいぶんと頑張ってくれたと思う。

体重は7kg減ったまま週2のジム通いで維持しているし、髪の毛はすすめた美容院できっちり整え、清潔感のあるボブスタイルにしてもらった。たまのイベントの際に施術していたというジェルネイルも、ゴテゴテしたデザインをやめてもらい、綺麗な塗り方を覚えさせ、自分ピンク系のワンカラーをほどこしてもらっている。メイクも、適当に買ったプチプラ集合体を一つずつやめさせて、年齢に合ったデパコスに置き換えつつ、BAさんから顔に合ったメイクアドバイスを聞くように指導した。

服も、既存の安っぽい服のほとんどはメルカリで売ってもらった。フリルレースのついた服、アシンメトリースカート個性的な柄のワンピースなどが上級者のたしなみであること、サマンベガのバッグはどう考えても年齢に合わないこと、などを丁寧に伝え、休日恵比寿アトレにいっしょに赴いて、シンプルで使い勝手と質のいい服をコツコツと買ってもらった。

きちんとしたプロトータルでアドバイスしたらまた違う結果になるかもしれないが、少なくともこの8年ほど見栄をはりつづけてきた私の基準でも、納得のいく「小奇麗なアラサー」ができあがったはずだ。実際先輩も、前より鏡を見るのが楽しくなったと言うし、つづけている婚活アプリでも、マッチングして食事デートくらいまではするようになっているそうだ。

「ただ、相変わらずコミュニケーションスキルが低いから、結局アニメマンガか、仕事の話しかできなくて、あんまり話が弾むところまではいっていないんだよねえ……練習あるのみかなあ……」

それでも私は知っている。社内の男性社員たちが、先輩を見る目がなんとなく変わっていることを。そして街を一緒に歩いているときの、周囲の男性まなざしも変わってきたことを。肉体とファッション改造をしてもらううちに気づいたのだが、先輩、思ったよりも素材が良かったのだ。私なんかより全然美人である。笑うと、元AKB大島優子に似ている。

自分指導した成果が世間にも評価されていることがうれしい反面、最近、先輩が婚活アプリ出会った男性について話すときに、胸がチクチクする自分にも気づいてきた。つい話をさえぎって、自分からアニメマンガの話を不自然ねじこんだりもしてしまう。先輩が彼氏をつくれるようにサポートしたはずなのに、先輩が男の話を自分からするのを聞くのが、イヤなのだ

この気持ち、一体なんなんだろう。

2017-05-31

anond:20170530180926

反応してくれてありがたいし、(もう一人のよくわからない人よりは)賛成できる意見だけど、そのときどきで一番調査してるの印刷所と即売会なんで、本をつくるたびにいちいち読むし、あなたたちもそうしたほうがいいよ。

前半はおっしゃるとおりで、だからこそ自分文章を書くだけだから全部大丈夫というわけにはいかないんだ。

1人でラノベよりかっこいい本つくりたい編集者も兼ねるんだから挿絵もお願いすることはある。

エロい」というか恋愛のシーンに筆を費やして盛り上げてたらそこを選んで挿絵をつけてくれたっていう場合、本当めちゃめちゃうれしいよ。自分で載せない判断なんかできそうにないくらいだ。

 蛇足蛇足だが

逆にいえば実際のところ、小説でもR-18マーク自主的につけてゾーニングしてれば子供の心を傷つけることがないという意味安全側だから二次小説書きでもわりとみんなつけてる(そのことを上に貼ったリンクにも書いてある)。

地雷の多いモンスター読者」避けのお守りの意味あいも強いし、完全に18歳以上の人でも「これはR-18がついてませんが、大丈夫ですか? 私は生々しいシーンが苦手です」といって確認しながら買いに来てくれる人もいる(ちゃんと生々しくないやつ進めて買ってもらって嬉しかった)。個人的意見としては今時は細かくタグをつけるにこしたことはない。食品アレルギーみたいなもん。

逆に、おっしゃるとおり18禁小説などないという立場で何もつけずに押し通している人もいるし。それもその人に似合ってるなと思う。(結構しっとりねらいの難解めな文体で、大人な鑑賞力のある人でないと萌え萌えになれない感じで、装丁キレイ目で一貫している。固定読者多い。うちみたいにとっちらかった芸風の一部としていけないものがうっかり読ませてはいけない人の手に渡る・・ってことはないだろう)

自由で美しい発想を形にして人につたえるには本当めんどうくさい規制がいっぱいある。勉強しようね。

2017-03-28

女性向け同人誌に「電書で売れば解決」は的外れ

最近女性向け同人界隈で買い手のモンスター行為話題が相次いだ。

そこで「電子書籍で売れ」ってブコメをよく見かけたが、全く的外れコメントであると思う。

多分こういう人は普通書籍か、精々男性向け同人誌しか知らないのであろう。

 

女性向けは、やたらと凝ったラグジュアリー装丁をやりたがる。

綺麗な表紙絵、気合いの入った特殊加工、お高い特殊紙の数々。作り手の夢を詰め込んだノベルティグッズ。

男性向け大手が抜き本としてのシンプルさに変化していくのと相反して、女性向けは総じて装丁に金を注ぎ込む。

エロエロなドエロ本もそう。漫画に比べれば売れにくい小説だって例外ではない。

何故同人向け印刷にあれほど紙変えや特殊加工のオプションがあるのか、少し考えれば分かるだろう。

彼女らがそれを自分の本に使うからだ。印刷屋にとっては彼女たちの希望に応えた方が注文が増えるからだ。

 

果たして電書でそれらの凝りに凝った装丁の美しさが表現できるだろうか?

はち切れんばかりの萌えを本に注ぎ込みたい作り手が満足するとでも?

女性向け同人誌コレクターアイテムの要素があるとも言える。

勿論女性向けの読者でも「置き場所がない」「中身が読めればそれでいい」という人は一定数いる。

しかメジャーであるとは思えないし、多くの作り手の意識はそこにはない。

「知らんがな」と言われようと、作りたい人間意識乖離している以上、電書で読めればいい本とわざわざ物理書籍にして売る(売りたい買いたい)本との需要は全く異なると言わざるを得ない。

2017-03-27

イベントで買った同人誌がハズレだった

タイトルの通りである

春コミで買った同人誌のいくつかがハズレだった。

10冊買って10冊全部が最高だなんてことはありえないと思っている。

言っちゃ悪いがプロでもなんでもない素人創作物だ。そういうこともある。というか、そういう事の方が多い。

それを500円、1000円、あるいはもっと金額を出して買うことを選んだのは自分自身であることもわかっている。

それでも500円あったら安いランチが食べられるし、1000円あったらいろいろできる。

金を払っているんだから私を楽しませろ、とは言わない。同人誌個人の嗜好の発表会である

描き手が妄想をかたちにしたものを、買い専の私は金を払って見せてもらっている立場なのだ

から描き手にああしろこうしろと注文をつけることはしない。

しかし一方で、せっかく金を払ってるのだからその分は楽しみたいと思っている。

貧乏性の私は1000円を無駄にしたと思いたくない。

今回ハズレだった本は

・表紙こそ好みの絵柄であったが本文はそうでもなかった

・どういう話なのかよくわからなかった

・推しのキャラ解釈が合わなかった

長編オチが気に入らない

といった具合である

これをどうやって金額分の元を取るかといえば「よかった探し」をする。

・本文はそうでもなかった=表紙は好みだった

・どういう話かよくわからなかった=雰囲気と絵は好き

キャラ解釈が合わなかった=別のキャラ解釈は合っていた

オチが気に入らない=その直前まではよかった

このように考えるけれど、ネチネチした性格の私は「とかなんとか言ってもハズレはハズレ」という思考は残っている。

その思考ねじ伏せるくらい「ここがよかった」というポイントを羅列していく。

しかし言うほどぽんぽんと出てくるわけがない。出てくるくらい良い本ならそもそもハズレとは言わない。

それでもひねり出すためにどうするかというと、感想を書くのである

最近は本の奥付に感想フォームのQRコードを載せているサークルがある。

そこから感想を送る。別にpixivメッセージでもいい。

当然だが「お前の新刊買ったけど表紙に比べて本文が下手!表紙詐欺!」などという内容ではない。

「会場で思わず手に取ってしまうほど素敵な表紙でした!」と書く(この感想がいい感想かどうかは別だ)。

とにかく気に食わない点以外は全部褒める。

絵が好み。線が綺麗。話が上手い。描写が丁寧。タイトルけが巧み。カラーの色使いが素敵。

ネタがなければ装丁を褒める。PPがかわいい特殊紙キャラにぴったり、本文色インクが話の雰囲気マッチしている、とか。

とにかくほめる。ほめちぎる。目についた要素を全部ほめる。

もちろん自分に嘘はつきたくないので、絵が気に食わないのに「好みの絵柄です!」とは書かない。

感想を書くために目を皿にして長所を探し、実際に文字に起こし、誤字や失礼な言い回しがないかチェックする。

そうすると自分の中で「あれ、この本ハズレじゃなくね?アタリじゃね?」と思えてくる。

時間をかけて感想を書き、送信ボタンを押す頃には、ハズレの本はハズレでなくなっている、ことがある。

もちろん全部が全部そうはならない。現実非情である

最近Twitterアカウントも奥付に載っているので、鍵付でなければ感想を送ったあとでアカウントを覗きに行く。

すると「感想をもらえた!嬉しい!」とツイートしていることがある。

それを見て「私のようなネチネチした人間が送ったとも知らないで…」とニヤニヤしている。

そして大事なのはアタリだった本にも感想を送ることは忘れてはならないということだ。

2017-03-05

ハルキ嫌いの彼女が俺を殺しにかかってる

ハルキストだ。

目覚めたのは高校生の頃。

たまたま手にしただけなんだ。嘘じゃない。

海外日本人用の図書館で、赤と緑の装丁小説が目について、

ちょうど年頃だったので恋愛やらセックスやらの話が読みたかったんだ。

最近はそんなハルキしてないよ。

新刊がでたら、一年後くらいに手に取って読むぐらい。

1q84は楽しかったし、多崎つくるは80点くらいで正直あの話題になったアマゾンレビューの方がクリエイティブだったかな。

そんな俺だが村上ハルキ嫌いの彼女ができた。それも流れだよ。

彼女には俺がハルキ好きなこと伝えている。好きになった経緯も、好きなところも。

でもだめだ。

もうハルキディスるのが体に染みついているみたいで、ご飯食べて仲良しムードになった帰り

本屋ディスプレイに例の新刊が展示されているの見て、

「どこが楽しんだろうね」

とディスってきて、俺は「そうだね」と返した。

それ以外返せなかった。

ハルキストの男たちはみなセックス下手って友達と言ってるw」

ハルキストは厨二」

そういう言葉に俺は心えぐられてきた。

もう、たくさんだ。

俺は、彼女と別れられないから、脱会する。

痛みを持った決断だがしょうがない。

ハルキストのみんな、いや村上原理主義のみんな。

どうやら俺はここまでだったようだ。

あとは任せた。

p.s.

本当に好きだったんだよ、嘘じゃない。今でも目をつむればあのころのことを思い出せる。

でも思い出すのに時間がかかるようになっただけなんだ。

2017-02-19

リテラシーの低い腐女子

何にでもLINEを使いたがる腐女子

LINE・Neverまとめが死ぬほど嫌いな腐女子

泥ver.4.x以下の端末を未だに使ってる腐女子

紙に固執する腐女子



今日はこれくらいにしておくか。

2017-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20170131081248

修正とか、ネットにはない装丁挿絵とかあるからネットで読めるのに』ってのは違うかな。

ただ、なろう系の小説は中身が面白いから売れてるわけじゃないしな。ほぼノリ。未成年20代流行に乗る感じでしょ。

まぁ、売れれば良いんだよ。

2017-01-15

電子書籍至上主義者と「紙の本」原理主義者は別の「本」を思い浮かべている

うまく説明できないけど。

前者の言う本は知識を得るためのツールで、それは仕事で使う参考書自己啓発本の類。あるいは、読んでいることがステータスになる本。

本とは情報インプットするためのもので、入手が簡単アーカイブ性が高い方が使い勝手がいいか電子書籍を好む。

後者の言う本はアート体験映画好きが映画館ポップコーン匂いをひっくるめて映画を楽しむように、書店で本を選ぶ手間暇と装丁や紙の手触りをひっくるめて本だと思っている。

私は「紙の本」原理主義者で、だからはてブに上がってくる電書籍万歳エントリーいまいちピンとこないし、

電子書籍至上主義者も紙の本の「良さ」を熱弁されたところで頭に?が浮かぶだけだろう。

結局、何が言いたいのか自分でもよくわからないのだけれど、電子書籍の普及で紙の本が衰退することはあっても完全に代替されることはなくて棲み分けが進むだけかなみたいな、ふわっとした話。

2016-10-20

[]

螺旋階段アリスと虹の家のアリスを読んだ。新装版は表紙が詐欺過ぎると思う。かといって前の装丁があっているとはいいがたいのだけれど。

全体的に、不思議の国のアリスオマージュしているせいか日常ミステリなんだけど、非日常感が漂っているように感じられた。

やり取りが不思議の国のアリスっぽいのはいいんだけど、そのせいでふわふわしちゃって、日常らしくなかった気がする。

内容としては、扱っている事件結構毒のあるものがあった気がする。けど、心温まるおちが多分に用意されているので安心して読み進められると思う。それだけじゃないけれど。

ミステリとしては虹の家のアリス内の鏡の家のアリスにやられてしまった。まんまと騙されたので、変に恥ずかしいです。

2016-10-06

女性向け同人誌価格について

もう何度も出尽くされた話だけど、数年作る側として同人誌頒布してみて価格について自分なりに考えたことをまとめようと思ったので。

価格のことはイヤでもついて回ったのであくまで一個人の考え方としてアウトプットしてみる。

 

 

そもそも弱小サークルなので印刷費+スペース代がとんとんって感じだったけど、それでも最終的に大きな赤字にはならなかった。

これは本自体を少しだけ多めに刷って半年以上(本によっては一年とか)+通販在庫を捌けさすスタイルだったことももちろんあると思うんだけど、私のようなへっぽこが趣味として同人をしていくうえで赤字が少なくすんだのはジャンルカップリングと毎回新刊を手に取ってくださった方々に感謝するばかりです。

 

 

同人誌で儲けることについて

私はこれを「多少は儲けたっていいじゃん」と思っている人だけど、黒字がでた分に関してはできれば他の人の同人誌買ったり、お世話になってる印刷会社さんにお金を落としたりしてくれれば嬉しいなぁとは思う。

私のカプでも【多少は黒字でたっていいじゃん派】と【同人黒字なんてもってのほか派】と両方いた。

 

んで私の周りの【同人黒字なんて~派】はとにかく儲けている人への攻撃がすごかった。

あくまで私の周りだけだから特殊な人が集まっただけだと思うけれども、黒字をだしてそうなサークルノベルティ等で還元してなさそうな人はもうなんか思い出したくも無いレベルで罵っていらっしゃった。闇を聞いてしまったと思う。

 

これはすごく勝手分析だけれどもその人たちはおそらく「ジャンルに対して真摯自分」であり「ジャンルで儲けようとしてる人間」を許せなかったんだと思うし、「自分たちがやってないことを平気な顔してやってる人」に腹がたって仕方が無かったのかな、とも思った。

 

 

趣味から赤字でいい

これは、同人に対しては半分正しくて半分間違ってることだなと思った。

例えば普通趣味で、何か習い事をしたりするってなったとき先生との相性、立地を含む通いやすさとかを見ると思うんだけど富豪でもない限り必ずそれに伴う料金を考えると思う。

少なくとも私は見る。めっちゃ考える。続けていくうえでどこまで趣味投資できるのか。お金を使えるのか。自分の月収から趣味に対してどこまでの金額を使えるのかっていうのは結構重要なことだと思っている。

 

普通趣味もしくは習い事(例えば語学教室とか料理教室とか)って同人と違って金銭のリターンがあるほうが珍しいんだよね。

から趣味赤字が当たり前で、その赤字(というか自己投資なんだけども)を財布と相談したうえで現実的な値にするかというのも本人に決定権がある。

 

でも同人ちょっと違う。

同人は誰かに強制されるわけじゃないから多くの人にとって趣味だけど、当人印刷会社だけ額を決められないんだよなぁっていうのに同人誌を作りはじめてちょっとたった頃に気付いた。

 

私を例としてあげる

私の月収、生活環から一ヶ月の趣味にあてられる金額は2,3万円ぐらいが自分の中での目安だっだ。

参加する即売会イベント基本的に2,3ヶ月に一回、ぐらいなので一回のイベントに対して掛かる金額は4万~6,7万ぐらいになる。

ここから私は【交通費】【スペース代】【印刷費】【当日買いたい同人誌】を全部まかなっていた。冒頭でも書いたけども弱小サークルなので基本的にこれだけの額があれば上記はクリアできたし、頒布側の人はわかると思うけれどもこれがいっきににドカンとくるわけではないのであくまで目安としてほしい。

 

一例としてあげると

一月:スペース申し込み代金4千円~6千円

二月:印刷費(私の場合)約3万~5万(部数とページ数によっての変動や印刷会社による価格の違い)

三月(イベント当日):交通費東京場合往復で5千円程度)、同人誌の購入費平均2万ぐらい

 

 

こんな感じで多少の変動はあれどまったりとやっていた。

ところがどっこい。私ももちろんサークル参加するとあるイベントで嬉しい誤算が起こった。

買いたい本が多すぎて上記の予算オーバーしてしまった。

再録、アンソロ、分厚い個人誌のオンパレード同人誌一期一会買わなければ絶対に後悔する。

 

馬鹿だと思ってくれていいんだけどそれはもう欲望のままに買った。戦争は大勝利だった。財布はもちろん瀕死だった。

次の日からもやし豆腐主食になった。

冒頭にも書いたけれど私は本自体を少し多めに刷って、半年ぐらいは持つように在庫を持っていた。

新刊の内容や装丁参加者の入りに左右はされるけれども基本的に一度のイベント印刷費が回収できることはない。そういうサークルでした。

 

このイベントで私の本が売れたかっていうとまぁ、まぁいつもと同じでした。

まり私は予算オーバーをし(これは自己責任であり本が摂取できてるので心は安らかだった)、イベント以降も自分にとって大きな額の赤字引きずったままだった。

赤字を引きずったままの私はどうしたか

続けていくためには黒字にできなくても現実的赤字に戻さなければ生活は圧迫されたままだ。

結論を言うと印刷費を削った。ページ数は無理だったし装丁オプションのせてなかったので部数を削りました。

 

毎回イベントでは余ってるし、半年一年持たせなくてもとりあえず落ち着くまではイベント一回分と通販あればいいかなって。

本を作るのは好きだし、手に取ってもらえると嬉しい。でも私の場合は人が作った本も欲しかった。次のイベントもおそらくこのフィーバーは続く。アニメ化して人気だったし!!!次イベは丁度推しのパートだし!!

買いたい本に割く金額が増えるのだから、使える金額の上限が決まっている以上どこか切らなければならない。

いつもより人が増えた今回のイベント新刊頒布数は変動していないのだから減らしてもいいだろう。そう思ったのだ。

 

 

そして次のイベントではありがたいやら部数読み間違えて悲しいやら新刊まさか完売だった。

受け入れてもらいやすい内容だったのも影響したのかもしれない。その本はイベント開始から時間もったかどうかも怪しい。

サークル活動を続けて私はここで初めて複数から再版ありますか?」と声を掛けられた。

刷れば刷っただけ一冊単価が下がるのが同人誌だけれども、部数を減らした私は完売しても印刷費分がやっと回収できるレベルだった。

金銭面を総合するとここでやっと普通生活に戻れるラインにはなっているが、正直再版は厳しい。だって既刊はまだ残ってる。これ以上部数を落とせば原価割れで売れても売れても赤字になるわけで、残っている既刊が全部はければ再版分の赤字を補えるがそんな奇跡に期待するのは厳しい。果たしてその赤字は私の中の現実的赤字に納まるのか?その赤字を抱えたまま次の印刷費は捻出できるのか?と思うと再版はできない。

ごめんなさい、と言うしかなかった。(今でも読みたいと言ってくれた方がいたのに再版する財力が無かったことを悔やんでる)

印刷費って自分で決めれるようで決めれないかもしれない

それまでが長めに頒布するスタイルだっただけに、いつも手に取ってくださってた方々も「あのサークル(私のサークル)は長めに頒布してくれるから後回しにしても大丈夫だろう」と思ったのだと思う。私も買う側なら私のサークルをそう判断する。

結果として手にはいらなくてももちろん自分判断を悔やむしかない。けれどこの時ふと思った。

「あれ?これって私はこの程度で済んでるけどシャッターや壁なんてこのレベルじゃ無理だよな?っていうか文句つける人でてくるだろ」と。

有名になればその分だけいい人も悪い人もついてくると思う。

そして有名な人がみんな財力をもっているわけじゃない。

 

私の印刷費はかかっても過去最高で5万円ぐらいだったけど(それでもこの額を振り込むとき勇気がいった)、大手サークルはなんかもう「私の生活費からだせる印刷費はここまでの額で刷れるぶんだけ!」って決められるレベルじゃない人ばっかなんじゃないだろうか…

私の月収を簡単に超えてくる印刷費なんじゃないだろうか……

みんなが富豪なら問題ないけど、きっと人気のあるサークルさん(壁やシャッターだけでなく)の中には学生さんもいたりするんじゃないか。そしてその人たちの財布の状況とは別に需要が発生してしまうんじゃないか

私は自分頒布数と印刷費が自分で決めれるけれど、そうじゃない人もいて、そして需要を作っている人間に間違いなく本を買った私も含まれているのでは?

そう思ったら【同人誌黒字なんてもってのほか派】が途端に恐ろしくなった。

いやいや、だって、本が買えなかったら悲しいじゃん…本欲しいよ……買わせてくれよ……印刷するための多少の黒字は確保しててほしいよ……

次の印刷費にあてるだけの黒字は持っててくれるほうが安心するよ……再版で毎回赤字リスク抱えるのやめてくれよ……額でかすぎたら心臓キュってなるじゃん

次の印刷費の満額だすような黒字じゃなくてもさ、せめて半分だけでも黒字分を確保してくれてたら安心だよ…

再版繰り返せばいいだけでは?自分が買う本減らせば?

女性向け界隈では人を叩くのに使われる「完売はわわ」「再版はわわ」というのがある

最初ツイッターとかで「完売しちゃってごめんなさい><はわわ」ってする人のことだと思ってたんだけど、毎回毎回再版してる人のことをサークル側が「いい加減学べば?馬鹿じゃないの?」と言ってたりもする…女が集まってるんだからこんなのはたぶんどのジャンルカップリングでも多かれ少なかれでもあるのかな、と思う。

私の場合は買う本を減らせば印刷費に当てられたけど、たとえば最初からどうしても我慢が出来ない分しか本を買ってない人にそこを我慢して印刷費にあてろというのは酷だし、そもそも既にそこを削っている人もいるかもしれない。

私は欲望を抑えられなかっただけなんだけど、今は不景気だし減給とかあとフリーランスの人は収入自体が左右されたりするんじゃないかな、と思うとやっぱり赤字現実的な額に抑える努力必要だし、赤字抑えた結果の本が手にはいらなくなるぐらいなら黒字だしていいから刷ってくれ!頼む!って感じがする。

まとめ

こういうのを誰かと話す機会もなくなってしまったのでどこかに頭の整理として書きたかった。

作品自分の子供なんです!とか、本が売れないと創作意欲が萎えからとか、神のアフター代まで賄うべきとか、印刷費以外の経費のことを考えろ!とか私はそういうことを言う気はさらさらないです。

 

ただ「欲しいと思った本」が「その時に欲しいと思っている人に届けられる冊数」が成り立てば最高だなって思ったら、黒字金銭的にはもちろんメンタル的にもすごく大事ことなんじゃないかな、と思いました。

2016-08-15

私の異常な性的嗜好

私は29歳の男性自分の性欲を極めて異常で汚らわしいと感じている。私は自分ほど価値のない人間はこの世に存在しないと思い、早く殺されるべきだとも思う。

中学の時、アンデルセン自伝を読んで、親を殺した17歳の少女恋人共に斬首される描写があり、非常に興奮した覚えがある。

それ以来、若い女性子供が、(性的暴行を受けて)殺されることを見聞きしただけで、勃起射精する。よくAVにあるような拷問には全く興味がない。私が興奮するのは、以下のような素材である

古代ローマキリスト教信者女性が、輪姦され乳房を抉られて殺された話。

・同じく古代ローマで、宰相セイヤヌス10歳の娘が、「処女処刑できない」という理由で、強姦されてから死刑に処された話。

・近現代イランでも、若い女性処刑される前に強姦されることはあるという(サトラピの漫画でも言及されていた)。

戦国時代に、親に連座した子供などが、串刺しや牛裂き、釜茹などの、苦痛の多い残虐な方法処刑された話。

清朝で、反乱を起こした20歳女性が、囚人たちに輪姦された後、凌遅刑公衆の前で裸にし、乳房をはじめ体中の肉を時間をかけて削ぎ落す刑)で処刑された話。

19世紀英国で7~10歳の男の子が、窃盗放火などの罪で、公衆の前で絞首刑となった話。しかもその絞首刑はロングドロップ発明される以前なので、窒息により十数分苦しむ方法体重の軽い子供が、中々死ねずに悶え苦しむ様を、皆が楽しく見物していたということ。

現代イランで、若い女性クレーンで絞首されて、なかなか死なずに足をバタバタさせて悶え苦しむ映像がある。

・18~19世紀西欧日本で、刑死者が本人の意志に関わりなく強制的献体され、特に女性男性医師興味本位性器子宮などを解剖された話。あるいは少年が皮を剥がれて本の装丁にされ、骨は標本として最近まで展示されていた話。

性的ポーズを取らされている「人体の不思議展」が、実は死刑囚の体を同意なしに加工しているという噂。

20世紀アメリカで、14歳黒人少年や16歳の黒人少女電気椅子処刑され、少女強制的献体させられた話。

アメリカ猟奇殺人犯A・フィッシュが、誘拐した少年を、棒で全身を殴って痛めつけて肉を柔らかくしてから、殺して食べた話。その他様々な、子供対象とした残虐な殺人事件

コンクリート詰め殺人事件台湾の白燕燕ちゃん事件ルーマニア女子大生暴行殺人事件などの詳細(被害女性いかに酷い性的虐待の末、命を奪われたか)。

現代における女性死刑囚と、その死刑執行ニュース最近では江藤幸子さんや吉田純子さんといった女性が、絞首された後、遺体全裸にされて、漏らした大小便を拭かれたのだろうと想像すること。

中国若い女性死刑執行前に見せる無念そうな顔と、その女性が頭を打ち抜かれて、物言わぬ肉塊となっている写真1990年代00年代自分と同じ空気を吸っていた若い女性が、今は腐って土となっていると思うこと。

こういった話や映像を見聞きするたびに、何度でも勃起射精する。おそらく、一人の人格女性子供)が、地獄のような苦痛と辱めを感じながら、短い人生の長い最期の時を過ごしたという事実に、強烈な万能感のようなものを感じるのだと思う。

宗教を信じていれば、苦痛の中で死んだ人も、来世で報われると信じることができるだろう。しかし、私は信仰が無いので、短い人生最期の瞬間をこのように悲惨な形で終えた人は、それでお終いなのだと思うしかない。この人たちの人生は、犯され辱められ、いたぶられて殺され、墓にも入れてもらえない、そんな目に遭うためのものだったのだと思うことが、快楽なのだ

死刑が好きなのも、おそらく死刑囚の死は社会が望む死で、殺人被害者と違って悼まれることがないからだろう。あるいは自分死刑執行する権力の側に置くことで、いい気になっているのだ。

家族や友人・知人には無論、一切秘密である

精神科医簡単に話したことがあるが、「性癖治療必要はない」と言われた。確かに私は、痴漢暴行動物虐待などの犯罪はしようと思ったこともなく、表面的には紳士的な人物として通っている。

しかし、私の内面はこのように鬼畜にも劣る人格の持ち主だ。本当に死刑に相当するとさえ思う。しかし、今のところ自殺はする気にならないし、遺書に何て書いてよいのかもわからない。

誰かが私を誘拐し、「因果応報だ」と言いながら、私が自慰ネタにしていた方法で私を拷問し、処刑することがまっとうな気がする。

スーパー精肉コーナーに行くと、ここが私の居るべき場所のように思う。屠畜される牛や豚が羨ましい。私は「死にたくない!」と泣き叫びながらも屠殺場に引きずられ、そこで全裸にされて、股間から鋸で切断され、内臓を取り出され、枝肉にされたい。そして全国の大人子供に食べられたい。食べられて消化され、大小便となって排泄されたい。あるいは、家畜の糞尿と混ぜてミミズの餌とし肥料にして畑にまき、あるいは肉骨粉となって家畜飼料となって、牛糞や豚の糞となるのもよいだろう。あるいは猟奇殺人犯に捕まって、嬲り殺された後、トイレ殺人犯の糞尿と一緒に流されるのもよい。とにかく、私が死ぬことで誰も悲しむ者がいなく、逆に喜ぶ人がいるような、そんな死に方をしたい。墓や葬儀は嫌だ。生ゴミとして処理されたい。世界中から永遠に忘れられたい。

私は死にたいのではない。でも生きていても空虚しかない。自分を殺したい。命乞いする自分無慈悲に殺したい。なんのために生まれてきたのだろう?

追記)タイトルの誤字を「志向」→「嗜好」に訂正しました。(2016/08/18)

2016-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20160808205325

あなたのような合理主義者には一笑に付されるだけだとは思うんだけど

紙の本はモノとしての良さがあるんだよな~

電書の装丁画像一枚だし本文サイズも可変だしで、デザインへったくれもないけど

紙本は装丁家によって内容と合致した設計がされて本文や口絵もそれに合ったデザインがなされていると

それを眺めてるだけでうれしくなる

情報としての本は電子書籍のほうがいいと思うけど、俺は紙の本も好きだわ

2016-08-05

メレ子さん

なぜプロを名乗らないのですか?ファンも多く、本も売れている印象です。そのことは同世代プロライターより立派な装丁で有名な画家を起用した本を出版されていることからもうかがえます。本職のことは存じておりますしかし文筆業ももうひとつ本業と言って差し支えない才能だと思います

その旨過去発言されてますか?ご存じの方お願いいたします。

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