「著作」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 著作とは

2017-05-13

http://anond.hatelabo.jp/20170513040822

同人業界に関しては部外者なので聞きかじった範囲で書いてるのが気に入らなかったら申し訳ありません。

コミケ自己規制をしっかりしようとしていてモラルがあることは詳しくはないのですが知っています

ただし、新規で書いたらセーフ(翻案権同一性保持権侵害)でコピーしたデータを一部使ったらアウト(プラス複製権侵害)というのは程度の問題しかなく所詮業界ルールしかないでしょう。どちらにせよ権利者次第には変わりないですし。

(もちろん自己ルールを徹底した上で権利者や立法行政に働きかけ自分たちの居場所を確保していること自体は素晴らしいことだと思っています。)

あと、デッドコピー海賊版という言葉は現著作をまるまるコピーして改変をしていないものを指すと思っていたのですが、原著作の一部を使用したものにも使うのでしょうか。そうなると音楽におけるサンプリングデッドコピーなんでしょうか。

2017-04-29

コンビニ人間』を読んだら自分を見失った

だけの被害妄想フィルターありのただの戯れ言

村田沙耶香氏の著作コンビニ人間』を読んだ。

普段本を読まないが、人に「これすごいわ」と薦められた。いつも読み終わった本を私に紹介してくれる人なのだが、ここがこうすごい、と毎回ネタバレを引き連れて薦めてくるのがこの一冊に対してはたった6文字だけだった。ただそれだけの理由だ。

自体については、人によって受け取る感情が全く違うんだろうな、としか私には言えない。私の中にはすらすらと読めた爽快感反吐が出そうな世間えぐみが残った。

少し私自身の話になる。周りの人が何を楽しんで何を嫌うのかが小学生の時からずっと分からなかった。楽しいことを合わせようと思ったら「○○、楽しくないならやめていいんだよ」と声をかけられたし、嫌いなことを合わせて嫌いな事をした人に対して冷たく接していたらいじめっ子と評されるようになった。

今も人とのコミュニケーションは苦手だし私自身を知った人はいずれ離れていくと思っている。でもそれが嫌いな訳ではない、離れていってほしくないから印象を良くするためどんどんコミュニケーションが化けの皮をまとっていく。どう対処するべきなのかは分かっていない。

そんな人間だ。

話は戻る。

そんな自分、「世間一般には受け入れられないだろう自分」とこの本の主人公が重なって、暗い感情でびっしり心を埋め尽くされた。改めて自分欠点だと思っているその痛い所をつつかれた気になった。

そのまま持ち主の手元に返すことになり、私は感想の一行や二行を本のお礼として(なるかは別として)…と思っていたのだが、本を手渡した時、

「どう?身につまされたでしょ?」

と言われたのだ。

身につまされたって、他人に対してわくわくと返事を待ちながら使う言葉なのか?

この内容に対し私が身につまされると思っていたということは、私は彼女にとって「普通からズレている人」という括りだったのだろうか?

まりこれを読んで自覚しろと思いながら私に薦めたのか?

些細な言葉だけど、少なくとも繊細でネガティブに傾いていた私にとどめを刺すのには十分な一撃だった。

彼女血縁者のひとりで、昔から私がどう振舞ったら害がないのかだったりを相談してきた人だったので、まさか彼女がこの本でいう主人公の妹、だとは思っていなかった。

なんだ、私は『こっち側』に勝手に引き戻されようとしていたのか、と思った。恐ろしいほど本を薦めてきた彼女に対する興味を失った。

色々な視点の私が笑う。この人も私を向こう側に線引いてたんだね。私はやっぱりおかしいんだ。さすがに考えすぎでしょ馬鹿みたい。あの人も同調こそが普通だと思ってるタイプだった、残念。でもどれが正解かは分からないし、どれが間違いなのかも分からないし、どれが普通の考えかなんて見当もつかない。つけたくない。

ただただ自分他人と違うことを痛感させられた。

誰か、私のどこがおかしいのか教えてほしい。

2017-04-27

国会議員ホームページを論評してみた

国会ウォッチャーさんほどではないけど、自分国会は好きだしたまに見る。

今まさにどういうルールや予算が出来るのかとか、どういう運用になるかなとか、面白そうなテーマないかなとか、そんな感じ。プロ野球に例えるならば、時間があまりないとき山田(ヤクルト)vs菅野(巨人)みたいにピンポイント面白いところだけ見るけれど、時間あるならば中継で見たいし、可能ならば直接球場に行きたいみたいな感じ。

国会見てて思うのが、700人近く国会議員が居るだけあって、新聞/報道は国会活動の本当に局所的な部分しか伝えないなということ。国会ウォッチャーさんはどのようにして国会活動を把握しているか分からないけれども(是非教えて欲しいです)、自分は各国会議員ホームページ一次ソースになることが多い。

いずれにせよ、国会議員ホームページ千差万別で、活動報告に写真しか載せていない人も居れば相当仔細に立法活動を記録している人も居れば中村喜四郎みたいな人も居る。ただ、多くの場合、自分のような有権者が求めている情報とギャップが有る。

一つの原因として国会議員ホームページに対する有権者側からの包括的レビューが無いことがあるのだと思う。というわけで、以下自分の知っている範囲で国会議員ホームページレビューしてみようと思う。13人ぐらいの紹介しているが、はてなスパム対策により全員にリンクを貼れていないのであしからず

自分が重要視するのは以下のような基準。

①UI(見やすいか、モバイル対応、反応etc)

政策ビジョン(論点の明確さ、情熱特設サイトetc)

③立法活動(議員立法に関する情報、資料、法律のメリットデメリットetc)

④予算/決算に関する情報(一般会計特別会計、GDP統計への言及、予算書コード番号の付記、税制への言及etc)

行政/司法に対する監視(質問主意書議事録・動画・資料、要約、検索容易性etc)

⑥実行力・組織運営能力

⑦内容が面白い

⑧定期的なengagement(更新頻度、予定の通知、SNS、連絡のし易さetc)

⑨収支報告

多くの人がそれぞれの基準があると思うが、どのような基準にせよ、ある程度国会議員ホームページ標準化してもらいたいと思う。特に、国会議員ホームページは、立法過程を記録しているという意味では単なる個人のホームページとは異なる次元の重要性があるので、是非もっと質的量的な情報発信を心掛けて欲しい。

①UI

前原誠司 衆議院議員(民進党) http://www.maehara21.com/

普通に見やすいのは前原さんのホームページモバイル対応もしているし。個人的には色の使い方が好き。議事録質問主意書も載っているので大まかには議員活動を追える。

ただ、前原さんクラスからはもう少し政策とかビジョンに関する情報が欲しいかもしれない。自民党の石破さんみたいに『シンゴジラ』と絡めて日本の安全保障を語るとかの工夫も交えながら。

あと、政治とカネ問題で失脚したのに収支報告書がないのが残念。

②論点の明確さ・政策ビジョン

辰巳孝太郎 参議院議員(共産党) http://www.tatsumi-kotaro-jump.com/black

野党の一年生議員辰巳さん。コンビニに於ける労働問題に取り組んでいるようで、こういう風に「特設サイト」をつくる情熱は素晴らしいし分かりやすい。自分コンビニ会計について少し調べる契機になった。

野党の議員もっと政策で勝負して欲しい。日程闘争や失言狙うのではなくて。そういう意味でこういう「特設サイト」を作るアプローチはとても良いと思う。

自分は森友問題でこの人を知ったが、とてもテンポが良く質疑内容も分かりやすかった。森友問題でも資料をまとめたサイトを作っている。

正直こういう「関連資料をすべて載せてます」みたいなサイトが欲しかったので、とても有り難い。質疑のリズム感も合わせ、「政界グレン・グールド」とでも言うべき独特の世界観の広がりを感じている。森友問題は下火になりつつあるが、学校法人を舞台にした政治とカネ問題の亜種に思えるしその他行政府情報公開に関する様々な論点があるので、立法府はこの人を委員長にした特別委員会でも作ってそこでじっくりやって欲しい。

また、日本共産党の森友問題に関する追求を見ていると、やはり政党交付金企業献金を受け取らない政治基盤の強さと言うものを感じる。個人的には、国会議員ホームページもっと拡充することにより、幅広く個人献金の慣習が広がり、1~3億円ぐらい集める人が現れ始めたら日本の政治も少し変わるかなと思う。

③立法活動

山田俊男 参議院議員(自民党) https://www.yamada-toshio.jp/

ここで紹介したいのがこの自民党議員。こういう「オレが作った法律」みたいな項目がとても好き。その法律に関する審議なり資料なりが包括的にまとまっているのも有り難い。他の国会議員ホームページではこういう立法活動に関する情報が本当に少ない。<番外編>に出てくる西川議員と合わせ、一部の農林族は良い意味でやたらと説明的なのが不思議

惜しむらくは、その法律に関するメリットデメリットや各種データシナリオが無いこと。あとは、「投票歴」のデータが無いこと。規制改革推進会議の方針といろいろ違うみたいだけれど、「主要農作物種子法を廃止する法律案」や「農業競争力強化支援法案」に関して賛成なのだろうか。

全体的に政策に関する情報も分かりやすい。あと、amebaではなく、wordpresshatenamediumにして移行してもらえると有り難い。

④予算/決算に関する情報

河野太郎 衆議院議員(自民党) https://www.taro.org/2017/01/6929.php

予算に関する情報は、「行政事業レビュー」を主導している河野議員ホームページが一番多いように思う。そして普通にかなり面白いし、勉強になる。残念なのは、河野議員とはいえ各目明細書や予算書コード番号ベースの細かい説明は記載されていないこと。

行政事業レビュー」では次は社会保障テーマになるようだが、「こども保険」の話題からも次の選挙は社会保障が争点になりそうなので、とても楽しみ。河野さんはどれほど議論を主導できるだろうか。ひとまず時間のある時に我が国社会保障制度の説明で定評のある平成24年厚生労働白書』でも再読しよう。

最近提唱された「こども保険」には、「子育てリスク」というような新しい発想が導入され、そのような社会を作った数十年の自民党の施政を否定する可能性があると思うが大丈夫なのだろうか。子供の観点からは、日本に生まれること、誰が親なのか、誰が先生なのかはリスクだと思うが。

玉木雄一郎 衆議院議員(民進党)が提唱するような「こども国債」はもっと知りたい。次世代への負担の移譲という観点から批判されやすいが、歳入面での相続税に対する租税措置的な制度設計だと勝手に解釈しているので。悪影響が多いアパート節税などの相続対策を減らし金融システムリスクを低減しつつ、所得の再分配を実現できる可能性があると思う。

というかこの人まだ3期目なんですね。結構活動が多岐に渡る印象だが、ホームページを見てもその活動を追えない。UIを改善してくれたらかなり有り難い。

ちなみに、決算会計検査院に関する情報は誰か発信しているのだろうか?

行政/司法に対する監視

倉林明子 参議院議員(共産党) http://kurabayashi-akiko.jp/report

自分の興味のあるテーマではないが、何というか情熱を感じる。gds(議事録、動画、資料)もしっかり揃っている。検索も出来る!!!将来関連する法律/予算を調べるときにかなり重宝しそう。強いて言えば、「投票歴」と要約が欲しい。また、どの予算を話しているのか分かりにくいので、予算コードを記載して欲しい。

なお、動画は衆議院参議院サーバーは1年ぐらいしか保存できないみたいなので、衆議院参議院へのリンクではなく、youtubeにuploadするなどしておいて欲しい。倉林さんはそうしている。

あと、審議中のパネルってそんなに大事だろうか。中継にしろ動画にしろパネルを見ながらは結構しんどい。前もって資料を頂けると有り難い。ついでに行政府に何を事前通告したかも教えて欲しい。

正直倉林さんの扱っている議題が自分にはちんぷんかんぷんなのであまり理解できていない。ただいつか必ず読むことがあるのだと思う。i shall return。

やはりDJ的に論点を教えてくれて盛り上げてくれる人が欲しい。。。

永田町のDJ的な存在といえばこの人だろうか。

山本太郎 参議院議員(自由党)のページ

ホームページを見ると結構熱心に議員活動をしていることが分かる。実際に議事録質問主意書だけでなく、要約的な動画を作ったり、さらに動画に字幕があったりと有り難い。

取り上げているテーマは意外に面白い気がする。日本政府がどれほど定量的リスクシナリオを分析しているのかは疑問があるので「原発とミサイル攻撃」(2015年7月29日 平和安全法制特別委員会)みたいな議論は大事だと思った。少子化問題や貧困問題解決手段としての住宅政策(2017年3月9日 内閣委員会)に関する議論も様々な知見を得ることが出来た。

ただ、こうしたテーマに対する陰謀論的なトーンには追いつけない。重要なテーマだと思うので地道に着実に追求して欲しいと思う。あと、DJ的な盛り上げ能力はもう少し期待してます。。。

⑥実行力・組織運営能力

岸田文雄 衆議院議員(自民党) http://www.kishida.gr.jp
塩崎恭久 衆議院議員(自民党)のページ

実行力や組織運営力を確認する方法論はいろいろあると思うが、ひとまず行政機関トップホームページ

岸田さんのホームページは全体的に品があり、ブログの内容も面白い。ちなみに、岸田さんが演説しているときあまりヤジを聞かないのは気のせいだろうか。安倍首相体現しているようなコミニュケーション力の高さな帝王学も、それが今の日本に必要なのかは分からないが、持っているようだ。是非もっとブログ継続的に書いて欲しい。

塩崎さんのホームページ面白い。というか、結構英語上手なんだと言う発見。政策に関する情報はUIに工夫の余地があると思う。昔日経夕刊で一週間ぐらい寄稿してたけれども案外文学青年な気がするのでそういう文章をもっと期待している。

小池百合子 東京都知事のページ

小池さん都知事立候補して急いで仕立たと思われるホームページ。当時は短時間とはいえよくこのレベルまで作ったなと思い、組織運営能力は高いのかなと推察出来た。「情報公開」を争点をするセンスも良いと思う。ただ、選挙の組織運営には強いが、その後の組織運営はどうなのだろうかという印象。

⑦内容が面白い

大塚耕平 参議院議員(民進党) https://ohtsuka-kohei.jp

先程の河野太郎議員と合わせ、メルマガがかなり面白い大塚さんの場合、内容が毎回違いやたらと多岐に渡るが、優秀なブレーンでも居るのだろうか。メルマガの内容を発展させたものを、その後の委員会質疑なので展開するので、立法活動が追いやすい。以下でも取り上げるが定期的なengagementは本当に大事。700人を追うことは無理。

あと、ダークホース的なのが

大野元裕 参議院議員(民進党)のページ

自分インターネット中継の参議院本会議で知った人だが国際情勢、特に中東情勢、に関するブログ面白い気がする。amebaではなく、wordpresshatenamediumにして移行してもらえると有り難い。

というより本会議に登壇するレベル議員でもほとんどの人は、本会議中の写真は載せているがその演説内容や資料をホームページに載せていない。何故なのだろう。

他にも面白いテーマを扱っている議員は居るはずなので自分がチェックしきれていないので是非教えてください。。。

【番外編】出版物面白い議員
西川公也 衆議院議員(自民党)

の『TPPの真実』は今まさに読んでいるが面白い。このように交渉過程を記録してくれていることで包括的評価が可能になると思う。甘利さんとかも是非回顧録を出版して欲しい。他国の交渉官の回顧録も読みたい。ちなみに、TPPに関する「特設ページ」は12ヶ国中日本政府内閣府のものが最も情報公開をしていて資料も多いと思った。結構日本政府が主導してルールを作っていたのかなと推察している。UIは残念な感じだが。

西川さんにしろ甘利さんにしろこのレベル議員政治とカネ問題で失脚する脆弱性を抱えているのはとても残念。その辺の事情をブログなりに書いて欲しい。あと、収支報告書も。

不動産周りのルールの立法過程を知りたくなったので保岡興治 衆議院議員(自民党)の著作も読んでみようと思う。渡辺喜美さんの『金融商品取引法』のように立法過程に携わった方々の出版物もっと出版して欲しい。

⑧定期的なengagement

山添拓 参議院議員(共産党) http://www.yamazoetaku.com/schedule

野党の一年生議員だからか、質疑時間も短く扱うテーママニアックだが、予定を前もって告知してくれるので、少しでも自分なりに調査することが出来る。実際に自分が興味あるテーマではないので、そのまま中継で見る機会は少ないが、あとで要約をさっと読みついでに議事録を読んだりすると結構面白い質問をしているなと印象がある。資料もどこかに置いといて欲しい。

多分twitterでは少し煽り気味。議事録ブログとは違う感じがする。2017年4月13日日経によると、「長澤運輸事件」での最高裁の判断をもとに行政府は「同一労働同一賃金」に関する政策を進めるようだが、その際に論客として名乗りを上げるかもしれない。

日本の国会に最も欠けていることの一つがスケジュール予見可能性だと思う。そういう意味でこのUIはとても有り難い。このように予定という項目がある国会議員ホームページ殆ど無い。というより、他の有権者はどのようにして国会の審議スケジュールを把握しているの??

twitterとか見ていると「明日、本会議代表質問します」みたいな国会議員が多々いるけれども、そんなに社会人スケジュールって流動的なのだろうか。いくら国権の最高機関とはいえ、数日前に予定を教えてくれないとリアルタイムで追うのは難しい。。。

多分、多くの国会議員の方は国会スケジュールに関しては(今日も審議中止みたいだし)そういうルールだからみたいな一種の諦観があると思う。そういうなかで山添さんみたいな感性は本当に素晴らしいと思う。国会の審議のルールも整備できなくて、国家のルールを作れるのだろうか。。。

野党は「日程闘争」という手段で与党に対抗するのも良いけれど、政策論争を本当はして欲しい。「共謀罪」はもしかしたらこ国会で成立しないけれどもそれはスケジュール関係?それとも政策的に落第だから?野党のほうがもっと良い政策を提案したから?「日程闘争」では次の政権を担えるかは微妙だと思う。あと、「日程闘争」とはいえ「憲法審査会」は開催するぐらいの余裕はあっても良いと思う。

⑨収支報告

長妻昭 衆議院議員(民進党) http://naga.tv

多分今日時点(2017年4月27日)で最もホームページが充実している議員の一人だと思う。上記の各種項目はほとんどクリアしているし、「今週の一分動画」も個人的には結構好き。驚くべきことにほとんどの国会議員ホームページには収支報告書が記載されていないがちゃんと(少し古いが)記載されてある。

長妻さんの収支報告書を見てびっくりしたのが、枝野さんの収支報告書もそうだったが、政策を調査・展開するために使われる「調査研究費」などの勘定項目が15万円程度だということ。感覚的には2000万円ぐらいあっても良いと思う。

実は長妻さんのホームページには重要な欠点があると思われる。それはinstagramが連携していないとか、word pressの管理画面のurlにアクセス出来るとか(多分この時点で安全保障は任せられないなとは思うが。多くの議員ホームページも同様)ではなく、数年前まで自分は長妻さんの選挙区だったということだ。確かにその時の自分実効税率も低く責任も無かったのでルールにも興味はなかった。だが、これほど素晴らしいホームページを作って議員活動を定期的に報告しても、その当時の自分レベルの人間には伝わっていなかった。

根本的な原因は、多分、ビジョンが無いことなのだと思う。

年金制度の抜本的な改革とは何か?メリットデメリットは?それに関するデータや資料はどこにある?他の社会保障制度との関連は?その改革後のシナリオは???こういう点を「特設サイト」なり何なりで是非説明して欲しい。現政権の厚生労働白書より良い物を期待している。

とはいえ、2014年衆議院選挙東京小選挙区民進党候補が壊滅したなか唯一当選した議員なので、相当程度ホームページでの活動小選挙区のブレやすい波に左右されないコアなファンを形成するのに成功しているのだろう。ゴールデンウイークに日本待機を命じられた比例復活議員は参考にしたらどうか。

細かい点を言えば、uploadする資料の向きを整えて欲しい。あと、「マクロ経済スライド」に関して長妻さんがどのような発言をしているのかみたいな検索が出来るとうれしい。

収支報告書も監査付きのものが、本当は欲しい。

こんなところだろうか。

終わりに

自分のなかでは上記の9つの項目のうち、5つ満たされていれば投票を検討し、7つ以上あれば個人献金検討する感じ。とにかく、「投票歴」と「収支報告書」と「gds(議事録・動画・資料)」は全国会議員のホームページ標準的に記載されていて欲しい。slackも導入を検討して欲しい。

日本維新の会に関してはtwitterは盛り上がっているがホームページで良いなと思える議員は居なかった。ただ、100法案提出みたいなサイトはある。公明党議員ホームページ自分では良いなと思えるものが少なかった。自分がチェックしきれていないだけだと思うので、誰か教えて欲しい。

国会議員情報発信クオリティーが高まれば、国会中継は少なくともその辺の交流戦試合よりは面白くなると思う。

弥勒 (僧)

曖昧さ回避 この項目では、宗教家について説明しています。その他の用法については「弥勒 (曖昧さ回避)」をご覧ください。

弥勒 (マイトレーヤナータ、マイトレーヤ)[1]

270年頃-350年頃[2]または350年頃-430年頃[1]

Asanga.JPG

著作

瑜伽師地論』[1][2]

分別瑜伽論』[1][2]

大乗荘厳経論』[1][2]

『弁中辺論頌』(『中辺分別論』)[1][2]

金剛般若波羅蜜経論頌』(『金剛般若経論頌』)[1][2]

『法法性分別論』(『法法性弁別論頌』)[1][2]

『現観荘厳論』[1][2]

『究竟一乗宝性論』[1][2]

弥勒(みろく、マイトレーヤナータ〈梵: Maitreyanātha〉、またはマイトレーヤ〈梵: Maitreya〉[1]、慈氏[1]、270年頃-350年頃[2])は、インドの僧。大乗仏教の学派のひとつ瑜伽行唯識学派開祖[2]。

2017-04-06

http://anond.hatelabo.jp/20170406165314

石原里紗は、その著作において「専業主婦家畜だ」といったレトリックを使った主張を行った。

その為、賛否両論に分かれて女性生き方のものを含めた論争が発生した。

当初はその主張の奇抜さ、物珍しさからワイドショーバラエティなどのテレビ番組にも出演したが、

その度に他の出演者から論破され続け、視聴者の飽き、それに伴う石原露出の減少とともに忘れられていった。

へぇへぇへぇ

2017-04-02

村上春樹殺し

自分は、村上春樹ファンである長編は全部読んだ。中編、短編ほとんど読んだ。インタビュー集なんかも読んだ。

騎士団長殺しも発売日に買って読んだ。しかし、読み終わってみると嫌悪感しか残らなかった。そして、それは予感された嫌悪感だった。

一時期に比べ村上春樹著作を読むことも減り、騎士団長殺しを買ってみたはいいが、正直今の自分価値観に合わないんじゃないかという予感があった。

そんな不安に反して、読み始めると小説世界観に没入する事ができた。なにしろ今までの集大成かのように、これでもかと、今までの著作に登場したモチーフが見られ物語の奥行きが感じられ、また文章の流麗さ、比喩表現の豊かさに改めて感心した。

物語の中盤までは、本当に小説を楽しむ事ができた。

しかし、物語の後半に入り、ファンタジー世界で様々な問題解決されてしまう所に、強烈な嫌悪感を感じた。それは今までの著作でもよくあった展開であったが、これまでは物語に没入したまま読み終える事が出来た。しかし、今回に関しては、ファンタジー世界、あるいは高度なメタファー世界問題解決する事に拒否感があり、もはや物語に没入することができなかった。

村上春樹的な世界観が描く未来はどんなものであるのか。村上春樹的な世界観結論とはなんなんだろうか。そんな問いに対する具体的なメッセージを得ることができなかった事に落胆した。

一方で、そんな問いを村上春樹に求めること自体間違っているのかも知れないし、自分メタファーを感じる能力が無くなり、具体的な答えを求め過ぎなのかも知れない。

抽象的に語られ、メタファー世界物語が終わることでこそ、読者個人の心の中で様々な物語となることができ、全世界的な共感を生んでいるのかも知れない。

他方で、今回だけでなく、今まで読んできた多数の村上春樹著作を振り返った時に、これといった結論を得られていないと思った。村上春樹も度々言及する、キャッチャーインザライや、グレートギャツビーカラマーゾフの兄弟などといった過去の名著は、どれを取っても全体を振り返った時にテーマとそれに対する結論思い当たる

しかし、村上春樹著作では、一体なにが残るというのか。共感を呼びこそすれ、どこかに導くことは出来ないのではないか。そしてその意思も感じられないことは無責任なのではないか。そんな強い憤りを感じざるを得なかった。

2017-03-26

雨ニモマケズ」は宗教

宮澤賢治のいわゆる「雨ニモマケズ」は検定教科書で出てくることが多く、やたらともてはやされてきた。しかし、「雨ニモマケズ」が宮澤賢治自身信仰の表れであって、いわば宗教であることは、習っただろうか? 習っていないとしたら、いろいろとまずい。国家的にしれっと宗教教育をやっているということであるし、また、正しく教えていないという、まさに学力低下以前の話。

宮澤賢治がなりたかった「そういう人」というのは、ブッダである。欲は無く、いからず(瞋らず)、よく(能く)観聴きする、すなわち貪瞋痴(三毒)の無い、覚った人だ。相談を受けて廻り、調停に入って争いをやめさせる人物。なりたい姿を自ら書いて携帯することで、己への戒めにしたのである本来の「お守り」、憶持仏のたぐいだ。

宮澤賢治には、肉食(ニクジキ)に批判的な著作がよくある。豚を主人公にしてみたり、人の方が食われそうになる話を書いたりした。農業研究していたのもおそらくは、肉食をせずとも生きていけるからだ。

そしておそらく、宮澤賢治は、ブッダ釈尊)に関して事実誤認をしている。史実釈尊は、雨季安居をしている。つまり、雨季には外を出歩かず屋内で過ごしている。

史実釈尊は、無理をするなと説いていた。しかし往々にして捻じ曲げられるもので、無理をしたり、苦行をしたりする「仏教」がつくられてしまっている。

それに、和國(日本)に届いた仏教と称するものは、中国信仰がごちゃまぜになっていて。つまり儒教が混ぜ込まれている。それは、中国での布教教化のために都合がいいからだし、権力者などが儒教教義矛盾しないことを求めたからでもあるだろう。そうして、中国では仏教儒教習合し、それが輸入された。ちなみに、中国技術文化を受容するためにも神道仏教習合したり、儒教とまぜられたりして、現存する神道本来のものではない。

ともかく、史実釈尊も丈夫な身体はもっていたけれども、雨風に勝とうとはしなかった。

教科書にやたらと出てきて「雨ニモマケズ」がもてはやされてきたのは、いわゆる根性論、「頑張る」ということを注入するためだろう。無理をして「頑張る」ことを美化することが未だに行われ、わざわざ公的教育されている。世(国家社会)のため、ひと(他人)のためには、己を傷めつけることも厭わない、そうした生き方がずっと美化されてきた。世のため人のために自らを犠牲にするという教条は、そもそもは儒教であり、言い方を換えれば軍国教育のようなものだ。要は、階級差別と、全体のために個を犠牲にするという全体主義である

かように日本かいものは未だに政教一致国家なのだけれども、そのことに自ら気づかなかったり、気づかないようにしむけられていることは危険だし、だからこそ、社会の既成構造優越させて変革を避け、創造性や生産性が低く、そして、自死率は高い。

2017-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20170318154213

この理論が本当なら教科書などは完全に書き換わる。

その監修だとかをして著作収入みたいなものが入るようにしたい。

2017-03-15

マウンティング』はなぜ流行してるの?

あらゆる事象を『マウンティング』を使って説明しようとする傾向を不思議に感じる。マウンティングと言われても機械の取付金具のたぐいしかイメージできない。いつからマウンティング』が人口膾炙し始めたのだろうか?

純正検索機能で見つかる増田での初出は2014年11月25日18時25分。でもこれははてな検索が『マウンティング』を形態素解析可能になったのが2014年秋頃というだけの話で、それ以前のエントリでもマウンティングが見られないことはない。2014年7月13日には既に見つけることができた。

Googleトレンドで見てみると2014年の春頃に急増している。その頃のニュース記事検索してみると、渡辺千穂脚本沢尻エリカ様主演のテレビドラマファーストクラス』が女性同僚間での『マウンティング』をテーマとして描いていてそれで一気に流行語になったのだと書かれている。

Googleトレンドでは2014年2月時点で既にグラフが上昇しつつある。これは2月8日に発行された瀧波ユカリ犬山紙子著『女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子実態https://www.amazon.co.jp/dp/4480815198の影響が大きいのではないかと思われる。

2014年1月以前も細々とながら使われていた。その中には2013年4月20日発行の『嫌われ女子50』https://www.amazon.co.jp/dp/4584134928という本についての言及も見られる。これも犬山紙子氏の著作である犬山 紙子氏がこの人間の行動を『マウンティング』で解説するブームを作ったと見ていいのではないだろうか。

はてな村では2011年内田樹氏がブログ内で使ってプチブームが発生した。「暴言と知性について」http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php

更に前になると2008年ごろからid:Nagise氏がはてなダイアリーで多用されてきた。はてな村での流行id:Nagise氏にルーツがある可能性もある。

それ以前の言及普通に動物の生態を書くために使われた用例が多い気がする。

2017-02-14

あずまん大きな物語は死んだ!もういない」

フレンズ「すごーい!たのしー!あなたフレンズなんだねー!」

あずまん「俺はけもフレなんて認めん!1話で切ったわクソが!」

まあそりゃ認められるわけねーわな。

名刺代わりの著作に対する残酷なまでのアンチテーゼが襲ってきたんだから

2017-01-12

よくハナハルは抜けないといわれる

個人的にはほかの作家と同じレベルで抜けるもの抜けないものがあるレベルだと思ってるんだが

うぃきぺでぃあに著作一覧がめっちゃ充実してたからとりあえず抜けるのでぱっと思いつくのをリストアップしてみる

・ふとんぶシリーズ

ネネ(続きはよ!!!

・踊る大観覧車主人公男とヤろうとしてくる女(でもエロがない!!!クソ!!!NTRはどうでもいい!!あの女の子のほうがみたかった!!!

少女マテリアルの特典小冊子のひんぬー女の子(こっちもろくに描写がない!!!俺が好みの子に限ってハナハルは得ろをかかない!!!ぷんすか!!

明日の私にヨロシク

なめねこ快楽掲載時の巻末の一枚イラストもまたよかったんだよこれ

彗星のがるがんティのきんぱつついんて(得ろではないが妄想で抜ける

かみちゅ関連

ごめん正直単行本でたあと雑誌掲載されただけのやつは全部追いきれてないわ


逆に抜けないの

シリアスでかなりストーリー重視のやつ

・豊凶レベルのばるんばるんのきょにゅうがでてくるの


はいまだにハナハル小学4年生の女の子という幻想を捨てていないぞハナハル

2017-01-05

妄想は、自分に自信があるからするものなのか



根底に某座談会へのブチ切れがあるので、不快になる方の方が多いと思われますのでご注意ください。

被害妄想

・少し言葉が悪い

夢小説が好きなオタクが書いている

基本的に、声のでかいオタクが苦手なのですが、そのうえで自分が信じているものを貶された(と私は受け取りました)ならそりゃあ 腹立つでしょ

ということで増田に書き殴ります

今回の座談会は、過去の拙い記事(http://anond.hatelabo.jp/unknownchang/20161229)の引用で恐縮ですが、

https://togetter.com/li/324664

上記記事記述されているような類のものや、#夢小説あるあるというタグが付いているツイートで茶化される夢のスタイル認識でいるのではないかと。

(中略)

そういった、夢のスタイルとして広く認識されている「誰か素晴らしい特性を持った人から見初められて運命が一転し、その過程で成長する話」のことを指して夢と呼んでいるのではないでしょうか、というところに落ち着きました。”

昔読んでいた夢がそうだったから今でもそうだと思ってるんでしょ、という認識です。

別に今ある夢を読んでその認識を改めろだなんて言いません。

こういうことを書くと夢界隈怖い~wとか言われそうですが、関わりたくないです。私はたたら場で暮らす。あなたは山で暮らす。以上。それだけ。

主題に戻りますと、夢は自信がある人がするものなのかという話です。

某つ○いさんの著作でも、「腐は壁になりたい、キャラクター恋愛なんておこがましい」等と書いていらっしゃったと記憶しています

もっとうまく反論したいのですが、悲しみが先に来てしまって何も言えなくなってしまます

好きなものを好きなように創作し、タグもたくさんつけて、注意書きも検索除けもして、避けたいなら避けれるようにしている風土があってある程度適用されていると思えるのですが、それでもまだ貶しの対象になってしまうのが悔しいというか。

そこに理屈なんてあんまりなくて、ただそうしたいからそうしただけで自信があるのね(笑)みたいな空気醸し出されなくちゃならないのなんでなんでだろう

別に自信のあるなしは関係ない、もっというと作者の自信のあるなしは関係ない、作者が、読者がそれに投影/キャラ付する器なだけでその器の行動が作者や読者の自信を表してるなんて論理の飛躍だと思うし。。。

全然まとまっていない

ただただ悲しいし腹が立つ。こんな広く伝わるメディアで言われたらどんなレッテルを誰の心に芽生えさせたかわかったもんじゃない。

2016-12-21

キンコン西野的な「売り出し方」されても、魅力的なものは生まれなさそうな理由

キングコングというお笑いコンビ西野さんという人のブログホッテントリ入りしていた。

(「まだ『情報解禁』とか言ってんの?」http://lineblog.me/nishino/archives/9250121.html)  

自分なりに理解すると

「今の世の中は、ネットの発達もあって、すべての人がクリエイターだ。

クリエイター受け手・買い手の垣根はない。

から、みんなで一緒に何かを作り出して、たとえば10万人でものをつくれば、10万人に売れる。

 そんな時代に、制作秘密にして、小出しに『情報解禁』なんてやって期待感煽るやり方をしてるなんて、ダセーよ、馬鹿じゃないの?」

といいたいのだと思う。

言ってることは、それなりに正しいと思う。時代認識は鋭い人なんだろう。

マスな広告を派手にうちつつ、情報への飢餓感を刺激してものを売る方法が、昔ほど通用しなくなっているのは確かだと思うし。

でも、なんとなく、自分西野氏のいうやり方では、たいしたものが生み出されないような気がしている。



そりゃ、多くの人が関わって「俺たちが作った!」という実感を持てるモノは、多くの人に売れるだろう。

自分たちがかかわっているんだもの、そりゃ愛おしいし、人にも薦めたくもなるだろう。

でも、それって結局、仲間意識や達成感を売っているだけであって、生み出されたモノ自体クオリティとは関係ないところでモノが売れるってことじゃないのかな?

時々、はてなで、大して内容のないブログに妙に絶賛するブクマがついたりスターがついたりして、その背後に「互助会」の存在が指摘されているけれど、同じことが起きる気がしている。


かつて、それほどクオリティの高くない映画とかが、マスコミが派手な宣伝攻勢と情報操作で売れた時代があったが、現代ではそういうやり方は通用しにくくなった。

それは、悪いことではないと思う。

でも、そこで、新しい手法でモノを売るのは勝手だけど、それで、どうでもいい仲間内でほめあっているだけのモノがあふれるんなら、それもなんだかなあ、という感じだ。



「仲間」を「買い手」にしてモノを大量に売るという手法は、実は別に新しいものでもない、とも思う。

その究極の形は、大川隆法氏だろう。

彼の本は、少なくともここ25年を累計すれば、日本出版史上でも特筆すべき売り上げを叩き出していると思うが、まあ、まともに論じる人はいない。

それでも、売れる。

信者」という「仲間」が、がっちり買い支えいるからだ。

10万人を作り手にすれば、10万人に売れる」という発想は、これと一脈通じていると思うのだが、どうだろうか?

そういえば、ある程度知名度ができて信者が囲い込めるようになったら、はてぶから批判シャットアウトした、いんちきりん著作家がいたけれど、それも似ているのかもしれない。

まあ、仲間内で盛り上がってモノを買うのは勝手だけれど、部外者自分には関係ない。

よければ買うし、つまらないければ買わないだけだし。



そういえば、以前、アメトーークに出ていたとき西野という人は「とりあえず俺のファンになってよ! そうしたらドキドキさせてあげるから!」みたいな事を絶叫していた。

なにを言ってるんだコイツは、と思った。

順番が逆だ。

キドキ(じゃなくてもいいが、腹抱えて笑わせてもらったとか、感動させてもらったとか)させてもらった経験があるから、人はファンになるんじゃないのか。

あと「コイツあんまりきじゃないけど、でも漫才めっちゃ面白いよな」というスタンスもありだと思うが、そういうのはダメなのか。

「俺の信者になれば、幸せになれるよ」ってのは胡散臭い宗教教祖言い草だが、西野という人はもしかしたら盲目的な信者に囲まれ教祖になりたいのだろうか?

自分は、信者が絶賛する教祖様作品なんて、その時点で興味が失せてしまうけれど。

2016-12-02

http://anond.hatelabo.jp/20161202002205

その判例被告の言い分がすごいな。

ハンドル名で責任を負う必要がないか著作権がないとか。

ペンネーム正体不明著作家とかいるけど、そういうのも著作権なくなる。

2016-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20161121141852

花言葉起源不明な点も多いけれど、それなりに考えて作ってると思うよ。

西欧文化史伝統を知らないと適当につけたものと思われてしまうのかもしれん。

1819年頃に出版されたシャルロット・ド・ラトゥール『花言葉』 (Le Langage des Fleurs)は、最初期の花言葉辞典である

ラトゥールは独自花言葉を270超のリストにまとめているが、その命名手法の特徴は、大きく2つに分けられる。

第一は、その植物の外形や香り・色・生態といった植物性質・特徴を言葉表現しようとする観察重視の姿勢。たとえばブラックベリーについて、自らの観察をもとに「人目を避けるように生え、ひとたび口に含むと苦さだけが残る」とまとめた上で、花言葉を「嫉妬」と名付けるような手法がその例である

第二は、西欧社会で草花が積み重ねてきた文化史伝統を、一つの単語に凝縮して形容しようとする文化史重視の姿勢である。例えば古代ギリシア伝統を参照しながら月桂樹に「栄光」の花言葉をあてたり、聖書記述をひいて「オリーヴの花言葉平和」などとする。

ラトゥールの著作においては、花の中でもバラに重要位置が与えられているが、これも文化史伝統を重視した結果とみなされている。バラは「花の中の花」と称されるほど西欧文化において重視されてきた花の一つで、伝承神話がとりわけ豊富からである

2016-11-18

雨宮まみが許せない

雨宮まみが死んだことについて

最近訃報の中で誰よりも悲しくて、ファンでもないし著作もそんなに買ってないし、どちらかというとインターネット彼女コラム人生相談を読んでいただけなのだけど。

彼女文章を読んで救われた気持ちになったり、寄り添われすぎて胸やけしそうになったり、けれど誰よりも他人の痛みをわかろうとする人、という印象だった。

それはきれい事なんかじゃなくて、彼女が本当に自分の痛みをすべて晒せる人で、だからこそみんなこの人にわかってもらいたい、この人ならわかってくれると思っていたのだと思う。

それだけの痛みを抱いていて、なお生きることに努力をしている彼女私たち勇気付けられていたし、だから彼女がどう年を重ねるか見ていたかった。

決してファンではなかったけれど(好きではあったけど)、あーこの人今こんなことやってんだ、こういう40代50代を生きているのかと思いたかった。

私は20代中盤で、生まれてこのかた恋人なんていたことがなく、毎日仕事しかしていないのだが、彼女が死んでしまうことは将来に対する希望ひとつ潰されることと同義なのだ

私が将来孤独で、くるしくて、さみしくて、死んでしまいたいと思ったときに、それでもこんなに生きる努力をした人というお手本があることを希望に、

将来何も報われなくたって、ちゃんと生きていようって覚悟をもらっていたのに、なんで死ぬかなあ。死ぬなんてありえないでしょ。

事故です、とニュースサイトで言っていて、でも自殺では?と言っている人もいて、自殺だったら本当に本当に本当に許せない。

私は自殺は一つの選択肢としてアリだと思っていて、それしかないのなら本人が望んでいるのなら、しょうがないじゃないと思っているのだが、

彼女文章や、商売は、彼女が生き続けることによって力が発揮されるのではないの?

死んでしまったらあなたによって励まされてきた人に嘘をついたことにならないの?

私は彼女が書いた文章の中での彼女しか知らないけど。プライベートで何かあったのかもしれないけど。

でも、彼女死ぬきじゃなかった。死んでほしくなんてなかった。

彼女に救われた心を返してほしい。

将来に希望を持たせてくれたことを謝ってほしい。

追記

事故だってことはわかってますがそれでも死んでほしくなんてなかったんです

2016-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20160521160642

いくつかツッコミ

江戸期も男性の約半数、女性の3割強が生涯未婚だったし、

 これはどこでの事例なのかソースがあったら教えて欲しい。(都市部っぽいが。地域差は当然あるだろうし)

考えようによっては、生涯未婚率は5割を優に越える。なぜならば、それくらいの人数は病気などに対する抵抗力の弱い子どものうちに死んでしまうからだ。

そのような防ぎようのない未婚率を抜きにして、生きて15歳を迎えた人の未婚率は、東海地方での調査では1割以下らしい。

特に江戸期の農村では長子以外の男子子どもを持つこと自体が望まれていなかったわけだから

 んなこたーない。理由は先述した通りに乳幼児死亡率が今と比べて比較にならないほど高い上に出産での事故による母親の死者も多いからだ。

上でも書いた東海地方での調査によると

小作層ほど子どもが少なく、地主層ほど子どもが多く早婚傾向にある。

小作の子どもは男女問わず、多くが名古屋京都大坂出稼ぎに行く。そして半数は帰ってこない。

・そうすると小作の家は断絶が増える。そうした世帯の減少を地主層や自作から分家による増加で補っている。

・以上のように下層ほど子どもが少ない傾向にはあるが、根本的に多産多死時代ではあるし労働力需要も多かったので子どもはどの階層でも多め。もちろん、多すぎたら間引きすることもあったのだろうが。

再婚は多い。なぜならば(離別も確かに多いのだがそれ以上に)結婚後数年も保たずにパートナー死別することも多いからだ。特に結婚後1~5年後の夫婦は妻の死による死別が多く、おそらく出産での事故死が相当数を占めていることが推測される。

という結果が出ているそうだ。ソース歴史人口学の大家である速水融先生の数々の著作

 史料として主に使われたのは江戸時代宗門改帳だ。高校日本史でやったかと思うが、江戸時代にはキリスト教徒(および一部の禁止宗派)で無いことを示すために民衆はどこかの寺の檀家であることを必要とした。

この「村ごとの寺の檀家であることを確認する」調査宗門改だ。これとは別に人別改という戸籍調査をしていたが、江戸の中期には事実上宗門改と人別改は一体化した。

この宗門改帳には、少なくとも「子どもが生まれ一定年齢を過ぎたら家ごとに掲載される」「結婚したらその旨掲載されるし、その際には『○○さんの所に嫁(婿も少数ある)に来たのは△△村の□□家の人だ』程度のことは書いてある」

「死亡したらその旨書かれる事が多い(抜けもあるが)」という特徴があるので、宗門改帳がまとまって残っていれば江戸時代家族実態はある程度把握できている。

 余談だが、キリスト教圏、特にカトリックが強い地域でも神父日記が残っていれば似たようなことができる。というかこちらが先にあって速水先生がそれを日本宗門改帳に応用した。

村ごとにあるキリスト教会神父には「赤ちゃんが生まれたら洗礼を施す」「結婚する時には誓いを受けるし、その際には村外からやってきた新婦簡単出自程度は書いている」「死亡したら葬儀を行う」という重要仕事があり、

それらを日記から追っていければ村単位家族状況はある程度把握できた。

2016-11-11

http://b.hatena.ne.jp/entry/yoppymodel.hatenablog.com/entry/2016/11/10/111014

はてなブックマーク - テクノロジー - ネイティブ広告ハンドブックと広告業界の「蹴鞠おじさん」について - ヨッピーブログ

マーシャルマクルーハンは「メディアメッセージである」「人間拡張」「メディア法則」といった今日に至るメディア論の基礎となる理論提唱した批評家、そして英文学である

彼の著作である人間拡張原理」「メディア法則」は、ヴァルターベンヤミンの「複製技術時代芸術」やウォルターリップマンの「世論」とならぶメディア論重要文献であり、彼らはメディア研究に関する学部所属する学生がまず初めに名前を拝見することとなる人物である

知らずにメディアを語るのは恥ずかしいが知っていても決して自慢にはならない、マクルーハンはそんな存在である

強いていえば日本プロ野球界における長嶋茂雄だろうか。

ちなみにアニーホールに出てるんだって


メディアメッセージである

メディアというと僕らはついマスメディア連想してしまうが、ここでいうメディアは「媒体である

マクルーハンメディア論媒体、つまり直接関係のない複数事物を繋いで作用させるもの全般に関する論理なのだ

それまでメディア運送ダンボールのようなものでそれ自体意味はないとされていた。

メディアという容れ物に収められた内容にばかり注目していたのである

しかマクルーハンメディアのものから人は情報を読み取ることを指摘した。

中に入っているものが同じでもAmazonダンボールみかん箱かで印象が変わるように、

同じメッセージでも発信元が違えば意味合いが変わってきたりするということだ。

人間拡張

ざっくりいうと人間五感認知運動能力メディアの力によって拡張されるということ。

例えば新幹線という交通媒体を使えば3時間半で東京から大阪まで移動できるし、

こうしてweb増田を使えば駄文をとてつもない数の人々に晒すことができる。

それもこれも生身の人間だけでは不可能なことであり、メディアによって拡張されているからこそ為せる技なのだ

しか拡張をすれば元々使っていた身体機能活動に関与する度合いが低くなり終いには身体機能を切断(抑圧)つまり麻痺させてしまうという所までがマクルーハンの持論。

メディア法則

拡充

そのメディアは、社会人間生活のどの側面を促進したり拡充するのか。

衰退

そのメディアの出現前に支持されていた(あるいは傑出していた)どの側面をかげらしたり衰退させたりするのか。

回復

そのメディアは何を衰退の影から回復させたり再び脚光を当てたりするのか。

逆転

そのメディア自然に消えたり可能性の限界まで開発されたりするときに、何に逆転したりひっくり返ったりするのか。

http://mediaresearch.blog.jp/archives/1807983.html



もうマクルーハンという名前なんて何年も聞いたことないような人間が寝ぼけ眼で書いたものなので突っ込みは勘弁ください。

2016-10-15

JKだけどウィトゲンシュタインにキレてる

ウィトゲンシュタインほんといけ好かない! 論理哲学論考は思った以上に短い本だったけど中見てみたら命題がいっぱい並んでるだけで、あんなのただの目次でしょ? 目次だけじゃ伝わるわけないじゃん、もっと何倍も紙数割いて解説パート入れなきゃだ~~れも理解できねえじゃん!

 

しかもさあ~! 「私の著作は、ふたつの部分から成っている。すなわち、ひとつは、ここに提示されている部分であり、もうひとつは、私が書かなかった部分である。そして、まさにこの第二の部分こそが重要な部分である。」とか言っちゃってさあ! 嫌な感じ~~!! どうせ頭いいんだろうけどさ、俺の思考についてこられないような奴に理解してもらう気はない、とでも言うつもりかい傲慢にもほどがあるっしょマジで! 工夫を凝らしてどうにか伝達しようという誠実さも見せずに圧倒的言葉足らずの独りよがり論考書いておきながら「言語限界」とか提唱されてもハァ~~?? って感じですよ!! いけ好かねえ~~!!!

2016-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20160924150236

オクテ男子のための恋愛ゼミナール 文庫  アルテイシア 著作

上記の本を彼氏に向かって投げつけて「コレ読んで目を覚ませド低脳が!」って言ってみよう。

その後、往復ビンタして部屋を出て行けば幾分変わるかも。

頑張れ。

2016-09-10

おいおい

おいおい。「頭いいキャラ」演じたいなら、この一節だけは訂正したほうが良くないか

ソクラテス読んで

もちろん言ってることは分かるよな? ソクラテス自身著作なんて(少なくとも残っては)ねーぞ?


http://anond.hatelabo.jp/20160910211933

2016-09-09

アイヌおじさんことkotneiはなぜtwitterアイヌ検索して敵とみなした人物攻撃しまくるようになったのか

ナコルル問題で急に有名になったtwitterer、kotnei

ここ最近アイヌおじさんの名で有名だ

togetterをみるとアイヌ関連で攻撃的なまとめを何個も作り、軋轢を生んでいる人物であることがわかる

http://togetter.com/id/kotnei

このような人格はなぜ形成されたのか、2011年から始まる彼のつぶやき概観することで調査してみた

 

twitterを始めた当初、kotneiの会話の中身は他愛のない趣味カメラの内容ばかりであった。

変節が始まるのが2013年前半あたり。金明秀李信恵といったいわゆるしばき隊人脈との会話が増えていく

金明秀 KIM, Myungsooさんへの返信

忽然朔風 ?@kotnei 2013年3月8日

@han_org 質問させてください。ここでの同化主義排外主義対立する概念なんですか。それとも,一人の人がその両者を同時に持つことはあるのでしょうか。

1件のリツイート 1 いいね

そのきっかけはtwitterだけではわからないが、朝鮮まれ満州育ちの母や鶴橋で育ったという彼のルーツが影響を与えていることが推測される

忽然朔風 ?@kotnei 2013年4月23日

ネトウヨにならなかった理由を@rinda0818 さんが聞いていましたが,育った地域環境に加えて,朝鮮まれ満州育ちの母の影響はかなり大きかったのではないかと思います

忽然朔風 ?@kotnei 2013年4月27日

鶴橋ホテルに着いた。ここから上町台地を登ると、3年間通った母校がある。懐かしい風景

ここまでは韓国朝鮮関連とのかかわりが多く、アイヌに関するツィートはごくわずかだったのだが、

アイヌ関連の書き込みが増えるのが2014年後半あたり

忽然朔風 ?@kotnei 2014年8月14日

札幌市議によるヘイトスピーチRT "@kaneko_yasuyuki: @IcloudBurabu アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権行使しまくっているこの不合理。納税者説明できません。"

転機は金子快之市議が「アイヌはもういない」発言で除名された騒動のあたり

ちょうどこの頃、小林よしのりアイヌを標的にしだした時期であることから、敵の敵は味方とばかりにアイヌ関連の話に入り込むことになったのだろう

そもそも、彼は現在北海道在住なのでアイヌ問題話題にしやすかったものと思われる

忽然朔風 ?@kotnei 2014年11月15日

本来ならば必要のないことですが,カエル粘着があまりにも酷いので,私の生い立ちについて説明しておきます。私は四国まれ日本人の父と植民地時代朝鮮まれ日本人の母との間に生まれ日本人であり,在日コリアンではありません。高校までは大阪で育ち,その後北海道に住んでいます

ここまでの流れでわかるとおり、kotneiの激しい攻撃性は、しばき隊の行動理念根底がある

ここ数年は周辺のアイヌtwittererにも悪癖がうつっている傾向があり、頭の痛いところだ。

[追記]

はてこがアイヌに興味を持った理由は、本当によくわからない

表現規制賛成派なんでしばき隊と相性はよさそうだったけど、北海道関係ないよね

[追記の2]

togetter騒動は、どうやら両陣営お互いしか書き込めないまとめを作って収束したようでよかった。

このまとめを作った意味は、本来対立するべきでないオタクアイヌ対立を避けるために、攻撃対象を正しくしばき隊に向けることにあったんだけど

オタ陣営も「アイヌ警察」「アイヌ自警団」なる単語を作って切断処理を進めてくれたのでありがたかった

kotneiおじさんも普段相手とはまるで物量が違う相手が現れてさぞ疲れただろう、しばらく頭冷やしてくれればいいが、、、

 

しばき隊の影響下に置かれているtwitterアイヌも、今のしばき隊の内ゲバぶりが顕在化するにつれ

いずれ元の穏やかな書き込みの人たちに戻るだろう

その際には快く迎えたい

ただ、本来小林よしのり辺りがアイヌに噛みついた時点でしばき隊以外のもっとまともな面々が支えるべきだった

このために一時でもこんなに溝が深まったのが悔やまれ

[追記の3]

kotnei、今度は城娘に噛み付いてまた火だるまになっとる。いい加減学習しないか

それはそうと、今度はオタク側が金子快之や砂澤陣の記事著作を参照にし始めた。

こいつの中身を信じるのは良くない。

 

kotneiやマークウィンチェスターしばき隊に取り込まれアイヌ警察なら、

金子快之や砂澤陣は小林よしのりに取り込まれた反アイヌ論者。いうなれば鏡の存在

オタはこういうのに入れ込むのは良くないし、

なにより彼らの論法どおりアイヌ民族存在否定されたら、困るのはオタク趣味を持っているアイヌだ。

オタクアイヌ対立してしまったら、彼らはどこを拠り所にすればよいのだ・・・

今回の騒動で再びこの記事を参照する人がでてきたようなので、追記を見たらもう少し考えて欲しい

2016-09-04

ミーハーが選ぶ!光文社古典新訳文庫面白い本ベストテン

http://anond.hatelabo.jp/20160904033715

選定基準

・読みやす

・有名で、他の本や映画に出てきがち

・他文庫の訳よりおすすめ

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー(訳:亀山郁夫

ド名作。読んでおくと伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』がもっと楽しい

幼年期の終わり クラーク(訳:池田真紀子

早く来てくれオーバーロード

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編カント(訳:中山元

NHKの「100分de名著」で取り上げられて改めて脚光。

④猫とともに去りぬ ロダーリ(訳:関口英子)

「本邦初訳」作品古典新訳文庫ならでは。イタリアっぽいユーモア

マダム・エドワルダ/目玉の話 バタイユ(訳:中条省平

エログロ

故郷/阿Q正伝 魯迅(訳:藤井省三

藤野先生』も『狂人日記』も入っていてお得。訳者村上春樹中国関係についての研究面白い

⑦赤と黒 スタンダール(訳:野崎歓

誤訳が多いらしいが、すごく読みやすかった。他の訳では通読できなかったと思う。

ソクラテスの弁明 プラトン(訳:納富信留

訳者は元国際プラトン学会会長(2007~2010年)で、解説の量がすごい。

⑨ジーキル博士ハイド氏 スティーヴンスン(訳:村上博基

読んでおくと、あの映画とかあのミステリーとかのネタ元なので捗るはず。

⑩闇の奥 コンラッド(訳:黒原敏行)

地獄の黙示録』の原作個人的には「叡山の僧兵大将中野好夫の訳より好き。

―――

別の文庫で読んだ方が良いと思うもの独断偏見

①グレート・ギャッツビー(村上春樹翻訳ライブラリーフィッツジェラルド

村上春樹の訳が好き。

車輪の下新潮文庫ヘッセ

高橋健二大政翼賛会文化部長)の訳の方が安い。

③月と六ペンス岩波文庫モーム

英文の読み方(岩波新書)』など、英語の読み方の著作定評のある行方昭夫の訳で。

サロメ岩波文庫ワイルド

保守派論客である福田恆存の訳で。

⑤新訳ハムレット角川文庫シェイクスピア

野村萬斎が自ら演ずるために、河合祥一郎に新訳を依頼しただけあってとても読みやすい。

夜間飛行新潮文庫サン=テグジュペリ

『月下の一群』の堀口大學の訳で。

クリスマス・キャロル新潮文庫ディケンズ

花子とアン』の村岡花子の訳で。

飛ぶ教室新潮文庫ケストナー

池内恵の父、池内了の兄である池内紀の訳で。

カフカ-ポケットマスターピース-01-集英社文庫ヘリテージシリーズ

小説家多和田葉子の訳で。『変身』は先に別の訳を読んでおいた方が新鮮かも。

マーク・トウェイン-ポケットマスターピース-06-集英社文庫ヘリテージシリーズ

はてな民ならハックルベリーは読んでおきたい。柴田元幸の訳で。

―――

サロメ』はまずは舞台で見るとキャッチーで良いと思います

自分はこっちの訳の方が好き・読みやすい・正しいなどあれば是非ご教示ください。

2016-08-20

内閣会議における八田氏の発言について



内閣会議における八田氏の発言について

八田達夫氏はアジア成長研究所所長、大阪大学社会経済研究所招聘教授という肩書

国家戦略特区ワーキンググループ座長を務めており、そのほかの内閣会議委員としても参加しておられる。。

八田達夫氏の発言が保育への偏見によるもの経済学的知見によるものか私にはよく分からない。

内閣会議胃の議事資料を読む中で以下に違和感を持った発言を3つ上げ、すべてネット上の範囲政府統計資料を調べた。

1.2は26年度の国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリングから、3.は平成28年国家戦略特別区域諮問会議から

国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング27~8年度で議事要旨があるのは、27年度の「海運カボタージュ規制に関する規制改革について 」のみ。)

仕組みにすることはあり得ると思います現金を与えると、もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」

平成26年度5月22日国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)から

→「飲んでしまう」はお酒に使ってしまう、あるいは遊びに使ってしまうの意味と私は捉える。

子育て費用を考えると「貯蓄に使われる」が妥当であるだろう。

それで、2年やってから現場に行ったら、やはり私は向いていないといってやめてしまうというのはもったいない話ですね。」

平成26年度5月22日国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)から

八田個人偏見による意見である恐れがある。会議資料にも記載なく、なぜ1年に短縮するか理由不明

また、やめてしま理由に「賃金の安さ」をあげずに、「職業適性に対する不安」をあげる理由不明

正規職員給料を下げて、その代わりに非正規保育士給料を上げて格差を縮小しました。こういうことを全国的特区ではやっていきたいと思います。」

平成28年5月19日第22回国家戦略特別区域諮問会議から

正規職員非正規職員格差は縮小したが、待機児童の解消には至っていない。

そもそも経済学的に「正規職員給料を下げ非正規職員給料を上げ格差を縮小する」というのは正しいのだろうか。


以下は、各発言ネット上の範囲政府統計資料との比較

ゼロ歳児の保育料(運営費約50万)の高さに対し、ゼロ歳児は母親産休を取ってもらう。

ゼロ歳児の子育てに月数万円の手当を払うよりも、比較運営費がかからない4,5歳になった時にバウチャー(使途を指定した現金給付

をもらえるようにするほうがよいのではという提案の中で

しかし、そこで例えば自宅で育てた場合一種バウチャーをもらえ、それを将来子供が4~5才になったときの保育料に

使えるような仕組みにすることはあり得ると思います現金を与えると、もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」

この「もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」という発言を少々調べてみた。

例えば平成24児童手当についての調査では、支給額の7割弱が子供のために使われ、0~6歳児では「子どもの将来のための貯蓄・保険料」が最も多かった。

児童手当を子どものために限定しない用途に使ったと回答した理由複数回答)で最も多いものが「家計に余裕がないため」であった。

児童手当は少額であったが、仮に0~2歳児の子育てに月数万円の手当が払われることになったとしても、貯蓄されるか家計に使われ、

「飲んで」しまうことは少ないだろうと私は思う。

この八田氏の発言会議中に諫める参加者がいなかったことも問題であるだろう。

ただ、八田氏の著作ミクロ経済学Ⅱ<プログレッシブ経済学シリーズ>: 効率化と格差是正(P.490)」では

例外的に使途使用補助金正当化される場合の一つに、受給者判断力が疑わしい場合をあげ、

義務教育アルコール依存症の人が例として取り上げられていることを考えれば八田氏の発言理解はできる。

(ただその文脈である八田氏の発言子育てをする人の判断力を疑わしく思っているとも捉えられるだろう。)


「今の保育士の2年というのを1年にするというのも一つの手ですね。保育士養成に2年も要るのかと。

それで、2年やってから現場に行ったら、やはり私は向いていないといってやめてしまうというのはもったいない話ですね。」

この発言について、まず保育士養成期間を2年を1年に短縮するという指摘は会議資料に書いておらず1年に短縮する根拠がない.

平成26年東京都保育士実態調査報告書によれば、退職意向理由複数回答)は「給料の安さ」が65%、「長時間労働」52%、

次いで「労働時間が長い」、「他業種への興興味」が30%台、「職業適性に対する不安」は22%である

もしこの発言八田氏の偏見によるものならば、無駄会議価値を損ねるだけで座長がする発言とは私は思えない。

また上の発言と同じく八田氏の発言会議中に諫める参加者がいなかったことも問題であるだろう。


大阪市では、従来普通事務職給料表を適用していた正規の保育職員のために、新たに保育職員給料表というのをつくって、正規職員給料を下げて、

その代わりに非正規保育士給料を上げて格差を縮小しました。こういうことを全国的特区ではやっていきたいと思います。」

保育士給料表の新設について」の平成27年1月15日木曜日大阪市職員労働組合(市職)との交渉議事録によれば

組合側が市に「労使合意なき市会への条例提案については認められないものであり、絶対に行わないように求め」ている。

2016年4月27日大阪市サイト上で公開された大阪市長から厚生労働大臣への

待機児童解消に向けた抜本的な対策について(緊急要望)」は3点でそのうち1つは「若手保育士処遇改善施策の拡充」で

「若手保育士処遇改善就業意欲の向上につながる施策必要である

また、2016年5月25日大阪市サイト上で公開された「大阪市保育所等利用待機児童数について(平成28年4月1日現在)」によると

待機児童は昨年度の同時期に比べ56人増加し、273人となっている。




以下は参考にしたURL

1.国家戦略特区ワーキンググループ 関係省庁等からヒアリング 平成26年度

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/h26.html

国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)5月22日PDF

ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/h260522gijiyoshi02.pdf

児童手当の使い道「子ども教育費等」が44.2%

http://resemom.jp/article/2013/07/30/14584.html

Google Books上のミクロ経済学Ⅱ<プログレッシブ経済学シリーズ>: 効率化と格差是正 By 八田達夫(P.490)

ttps://books.google.co.jp/books?id=VsceAgAAQBAJ

2.国家戦略特区ワーキンググループ 関係省庁等からヒアリング 平成26年度

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/h26.html

国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)5月22日PDF

ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc_wg/hearing_s/h260522gijiyoshi02.pdf

東京都保育士実態調査結果を公表東京都

http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2014/04/60o4s200.htm

東京都保育士実態調査報告書PDF

ttps://web.pref.hyogo.lg.jp/kf11/documents/tokyochousa.pdf

3.国家戦略特別区域諮問会議 平成28年5月19日 議事要旨

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/shimonkaigi.html

国家戦略特別区域諮問会議 平成28年5月19日 議事要旨 (PDF)

ttp://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiiki/kokusentoc/dai22/gijiyoushi.pdf

保育士給料表の新設について

http://www.city.osaka.lg.jp/jinji/page/0000299046.html#270115-syuseiteian

待機児童解消に向けた抜本的な対策について(緊急要望

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000287656.html

大阪市保育所等利用待機児童数について

http://www.city.osaka.lg.jp/kodomo/page/0000359797.html

2016-08-19

内閣会議における八田氏の発言について 1/2

国家戦略特区ワーキンググループ座長である八田達夫氏の発言偏見によるもの経済学的知見によるものか私にはよく分からない。

以下に違和感を持った発言を3つ上げ、すべてネット上の範囲政府統計資料を調べた。

1.2は26年度の国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリングから、3.は平成28年国家戦略特別区域諮問会議から

国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング27~8年度で議事要旨があるのは、27年度の「海運カボタージュ規制に関する規制改革について 」のみ。)

仕組みにすることはあり得ると思います現金を与えると、もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」

平成26年度5月22日国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)から

→「飲んでしまう」はお酒に使ってしまう、あるいは遊びに使ってしまうの意味と私は捉える。

子育て費用を考えると「貯蓄に使われる」が妥当であるだろう。

それで、2年やってから現場に行ったら、やはり私は向いていないといってやめてしまうというのはもったいない話ですね。」

平成26年度5月22日国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング議事要旨)から

八田個人偏見による意見である恐れがある。会議資料にも記載なく、なぜ1年に短縮するか理由不明

また、やめてしま理由に「賃金の安さ」をあげずに、「職業適性に対する不安」をあげる理由不明

正規職員給料を下げて、その代わりに非正規保育士給料を上げて格差を縮小しました。こういうことを全国的特区ではやっていきたいと思います。」

平成28年5月19日第22回国家戦略特別区域諮問会議から

正規職員非正規職員格差は縮小したが、待機児童の解消には至っていない。

そもそも経済学的に「正規職員給料を下げ非正規職員給料を上げ格差を縮小する」というのは正しいのだろうか。


以下は、各発言ネット上の範囲政府統計資料との比較

ゼロ歳児の保育料(運営費約50万)の高さに対し、ゼロ歳児は母親産休を取ってもらう。

ゼロ歳児の子育てに月数万円の手当を払うよりも、比較運営費がかからない4,5歳になった時にバウチャー(使途を指定した現金給付

をもらえるようにするほうがよいのではという提案の中で

しかし、そこで例えば自宅で育てた場合一種バウチャーをもらえ、それを将来子供が4~5才になったときの保育料に

使えるような仕組みにすることはあり得ると思います現金を与えると、もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」

この「もらった金で飲んでしまうかも知れませんからね。」という発言を少々調べてみた。

例えば平成24児童手当についての調査では、支給額の7割弱が子供のために使われ、0~6歳児では「子どもの将来のための貯蓄・保険料」が最も多かった。

児童手当を子どものために限定しない用途に使ったと回答した理由複数回答)で最も多いものが「家計に余裕がないため」であった。

児童手当は少額であったが、仮に0~2歳児の子育てに月数万円の手当が払われることになったとしても、貯蓄されるか家計に使われ、

「飲んで」しまうことは少ないだろうと私は思う。

この八田氏の発言会議中に諫める参加者がいなかったことも問題であるだろう。

ただ、八田氏の著作ミクロ経済学Ⅱ<プログレッシブ経済学シリーズ>: 効率化と格差是正(P.490)」では

例外的に使途使用補助金正当化される場合の一つに、受給者判断力が疑わしい場合をあげ、

義務教育アルコール依存症の人が例として取り上げられていることを考えれば八田氏の発言理解はできる。

(ただその文脈である八田氏の発言子育てをする人の判断力を疑わしく思っているとも捉えられるだろう。)


「今の保育士の2年というのを1年にするというのも一つの手ですね。保育士養成に2年も要るのかと。

それで、2年やってから現場に行ったら、やはり私は向いていないといってやめてしまうというのはもったいない話ですね。」

この発言について、まず保育士養成期間を2年を1年に短縮するという指摘は会議資料に書いておらず1年に短縮する根拠がない.

平成26年東京都保育士実態調査報告書によれば、退職意向理由複数回答)は「給料の安さ」が65%、「長時間労働」52%、

次いで「労働時間が長い」、「他業種への興興味」が30%台、「職業適性に対する不安」は22%である

もしこの発言八田氏の偏見によるものならば、無駄会議価値を損ねるだけで座長がする発言とは私は思えない。

また上の発言と同じく八田氏の発言会議中に諫める参加者がいなかったことも問題であるだろう。


大阪市では、従来普通事務職給料表を適用していた正規の保育職員のために、新たに保育職員給料表というのをつくって、正規職員給料を下げて、

その代わりに非正規保育士給料を上げて格差を縮小しました。こういうことを全国的特区ではやっていきたいと思います。」

保育士給料表の新設について」の平成27年1月15日木曜日大阪市職員労働組合(市職)との交渉議事録によれば

組合側が市に「労使合意なき市会への条例提案については認められないものであり、絶対に行わないように求め」ている。

2016年4月27日大阪市サイト上で公開された大阪市長から厚生労働大臣への

待機児童解消に向けた抜本的な対策について(緊急要望)」は3点でそのうち1つは「若手保育士処遇改善施策の拡充」で

「若手保育士処遇改善就業意欲の向上につながる施策必要である

また、2016年5月25日大阪市サイト上で公開された「大阪市保育所等利用待機児童数について(平成28年4月1日現在)」によると

待機児童は昨年度の同時期に比べ56人増加し、273人となっている。


内閣会議における八田氏の発言について2/2に参考にしたURLを書く。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん