はてなキーワード: 渡辺千穂とは
あらゆる事象を『マウンティング』を使って説明しようとする傾向を不思議に感じる。マウンティングと言われても機械の取付金具のたぐいしかイメージできない。いつから『マウンティング』が人口に膾炙し始めたのだろうか?
純正の検索機能で見つかる増田での初出は2014年11月25日18時25分。でもこれははてなの検索が『マウンティング』を形態素解析可能になったのが2014年秋頃というだけの話で、それ以前のエントリでもマウンティングが見られないことはない。2014年7月13日には既に見つけることができた。
Googleトレンドで見てみると2014年の春頃に急増している。その頃のニュース記事を検索してみると、渡辺千穂脚本、沢尻エリカ様主演のテレビドラマ『ファースト・クラス』が女性同僚間での『マウンティング』をテーマとして描いていてそれで一気に流行語になったのだと書かれている。
Googleトレンドでは2014年2月時点で既にグラフが上昇しつつある。これは2月8日に発行された瀧波ユカリ、犬山紙子著『女は笑顔で殴りあう:マウンティング女子の実態』https://www.amazon.co.jp/dp/4480815198の影響が大きいのではないかと思われる。
2014年1月以前も細々とながら使われていた。その中には2013年4月20日発行の『嫌われ女子50』https://www.amazon.co.jp/dp/4584134928という本についての言及も見られる。これも犬山紙子氏の著作である。犬山 紙子氏がこの人間の行動を『マウンティング』で解説するブームを作ったと見ていいのではないだろうか。
はてな村では2011年に内田樹氏がブログ内で使ってプチブームが発生した。「暴言と知性について」http://blog.tatsuru.com/2011/07/05_1924.php
更に前になると2008年ごろからid:Nagise氏がはてなダイアリーで多用されてきた。はてな村での流行はid:Nagise氏にルーツがある可能性もある。