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はてなキーワード: 地力とは

2021-02-02

キングコング西野の最大の目的お金じゃない

もちろんお金目的だろうけど。

西野はとにかく「みんなにチヤホヤさ)てワーキャー言われてたい」人だと思う。

若いころは勢いとビジュアルで他の芸人より早い段階で世に出てある程度ワーキャー言われるアイドル漫才師にはなれた。

けど、芸能界ってのは上には上がいるし、だんだん、地道に地力つけてきた同期芸人に抜かれて、「女子高生に一番人気の漫才師」はノンスタイルになってたりして、やればやるほど思ってたようなスターからは遠ざかっていく。千鳥みたいな好感度NO1でみんなに愛される方向にもならないし。

そこで、常にワーキャーいってくれる信者を囲い込んで組織化する方向にいったように見えるんだが。

2021-01-06

……地力ねぇ

……ごんぼう食ってる間は歯が丈夫だったなぁ

……とか思い出してさぁ

……まぁ別に

……きんぴらなぁ

2021-01-01

32歳のオタクだが絵の練習を始めた

新年も明けたことだし、この1年新たな目標を立てて生きていきたいと思ったので、絵の練習を始めることにした。

コロナ禍によるリモートワーク下で生まれ可処分時間で多くのアニメを視聴して、作品をただ消費することから生産することへの欲求が芽生えたし、

また、最近見たホッテントリである以下の記事に触発されたのも大きい。

https://note.com/enzen3852/n/na1fecd0ac10b

練習するにあたり、萌え系のイラストがある程度自在に描けるレベル目標として定めることにした。

萌え系といっても幅が広いが、プリキュアアイカツラブライブあたりの『これぞ萌え』と言わんばかりのビビッドな絵柄も習得したいし、グラブル皆葉英夫氏あたりの油彩風重厚アーティスティック美少女画の絵柄も習得したい欲がある。よって、そのどちらも、あるいは、その中間あたりの絵柄の習得を狙いとして定めたい次第だ。

我ながら随分と曖昧目標ではあるが、とにもかくにも大体そんな感じのロールモデルを設定して練習を開始し、今日は以下の2枚を描いた。

https://www.pixiv.net/artworks/86735932

https://www.pixiv.net/artworks/86736089

今をときめく美少女イラストレーター森倉円氏のイラストの模写と、筋肉練習という、イラスト初心者向け指南サイトや教本で多く紹介されている入門メソッド(好みのイラストの模写+人体構造学習)を踏襲したオーソドックス練習内容だ。自分の元々の作画スキル高校時代美術部に在籍して最低限度のデッサンを心得たことのみで、当然ながら漫画イラストスキルは無い。だからこそ、デッサンノウハウが活かせるイラスト模写は実践比較的容易で、萌え絵の地力を固める足場として最適だと感じた。

練習絵の投下先としてはpixiv選択最初普通にはてなブログで始めようかと思ったが、練習内容の振り返りのための絵の網羅性・俯瞰性の高さからpixivを選んだ。ただ、pixivは絵に長文を添えて投下することにはあまり適していないので、絵の練習内容や振り返り、改善点を言語化するための文章スペースとしてはてなブログも並走させるか思案中。ただ、実ははてなブログは既に別ジャンル記事を書く場として一応保有しているので、別のブログが良いか。(pixivだが、いわゆる『タグ汚染』としてユーザー検索結果の邪魔にならないよう、有名版権キャラ練習絵を描いたとしても作品タグは一切付けず、ただ最低限『練習タグのみ付けて黙々とやっていくつもり)

そんなこんなで始めた萌え絵の練習だが、休日はなるべく多くこなして画力を速成したい。なので、この正月休みはずっと家に篭ってひたすら描くつもりだ。三が日が終わるまでにどこまで練習を積み重ねられるか、ゲームスコアアタック感覚で楽しんでやっていきたいと思う。

例のホッテントリ記事に倣い、100日、あるいは、任意のn日(比較長期間練習して成果が見えたら、それをまとめた記事も書いてみたいと思う。

2021年は始まったばかり。今年の終わりまでにどれだけ上達できるか、まあ楽観的にやっていこう。

35歳くらいまでには好きなキャラを描いた同人誌も出してみたいものだ。

2020-12-04

anond:20201204234215

まとめサイト並のやじうまウォッチを真に受けてたら何も楽しめんぞ

普通に面白いしGooglePlayベストゲーム2020とAppStoreベストオブ2020の二冠獲得した世界的人気タイトル地力信じろ

2020-10-25

KING Cover(VTuberレビュー たくさん見て聞いたので序列を付ける。

2020/12/29 16:02追記 274曲聞いた 更新終了)

バーチャルYouTuberKINGカバー評価一覧

選出基準

※歌配信やその切り抜きは除外

評価基準
修正について

敬称略、各枠内での並びは順不同

再生リスト(★4以上)

https://www.youtube.com/playlist?list=PL7zJKCZCIu37pRAs1IQxUto2mld6-oyq9

王者

  • 鷹宮リオン
    • ずば抜けた高い歌唱力があるわけではないが声質と息を最大限に生かしたMIX表現力はまさにKING音源としての完成度が最高

★★★★★

★★★★☆

★★★☆☆

★★☆☆☆

★☆☆☆☆

☆☆☆☆☆

番外

除名

  • 紅柏トヲリ

追記

タイトルにオレオレ基準序列つけるってかいといてほしいやつ

書くまでもないことは省略します。オタク自分感性が全てです。

追記 2020/11/10 1:31

追記 2020/12/09 12:16

  • 今更だけどこんな感じで分類している
    • ☆5:聞くに耐えない、★1:趣味じゃないもしくは技量が低い、★2:趣味じゃないが技術はあるもしくは趣味だが技術が低い、★3:すきもしくは技量がある、★4:すきかつ相応の技術がある、★5:直撃もしくは卓越、★王者★:この曲を歌うために生まれてきた存在マッチングしかみてないので技量は関わらず)
    • 技術★と感性★が混在している。両方加点も減点もある
    • 直5段階だと足りなかったし星の数で表すのは不適切だった。気づいたのは90曲聞いてからなのでもう手遅れ。ではな~
  • Aメロの難しさ
    • 難しい導入部分で躓いて世界を作れていない楽曲がとても多い。惜しい

ID:pmint これ「解釈違い」を不正解という意味だと思っているんだろうな。

追記 2020/12/28 20:13

YouTube再生リスト作った

https://www.youtube.com/channel/UCtL4YVGDSz3d9btmDLfMhfQ

2020-09-29

4時間作業たか

複雑な箪笥解体で釘抜いてりゃそんなもんか

無職なのによく働くなあ

持ち込み処分は金取られるから

と言うか既に30リットル燃えるゴミ袋に木っ端を7袋で140円袋代はかかってるしね

こっそり燃やして灰にしたほうが地力が出そうだが

焼き畑よりもリーズナブル

と言うか野焼きも墨作る名目クリアしたこともあるし

火鉢でやりゃあいいんだろうな

もう公衆浴場行きたい

まあ今日スルーされてるし川の管理者のほうが優しくて助かる

2020-08-13

この割れ切った世界谷底

「この割れ切った世界の片隅で」

https://note.com/__carpediem___/n/nba61eb70085a

この記事拝読して少し思うところがあったので初めて記事を書いてみる。

先に言っておくが、筆者を批判する意図もないし、世の中に何か伝えたいわけでもない。

ただ、自分境遇を書き殴り、あわよくば共感してくれる人が現れることを期待しているだけだ。

ちょうど増田なら周囲のノイズ情報から人間性邪推されることもないし、純粋ぼやきを書くのに最適だろう。

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筆者は田舎一般家庭という途轍もないギャップ必死努力とそれを土台とした更なる努力の積み重ねで乗り越えようとしている。このまま突き抜けて欲しい。

が、世の中にはそう上手くいく人ばかりではない。

たまたまちょっと頭が良かった田舎者が、分断された世界を乗り越えようとするも、中途半端努力のツケが回ってきて手前の谷底に落ちて沈むこともあるのだ。

私も北関東の片田舎公立中を卒業し、そこから紆余曲折あっていわゆる高学歴である東京大学に進学した。が、それは努力放棄の結果でしかない。

成功率1割未満の綱渡りを何度も繰り返して辿り着いた先には、そこが『スタート地点』の奴らがゴロゴロいた」なんて経験彼女からすると慣れたものだろう。

だが、私はそれを高校進学で体験し、そこでまさしく「人生を賭けた」努力放棄してしまった。スタートラインが高い奴に勝つには一点集中しかない。一点集中は苦手だ。

中学校地元公立だった。この手の記事で紹介されている事実に相違ない。付け加えるとしたら同級生暴行少年院に入り、卒業生がバイク学校に乗り込んでくるし、喫煙率は中学生の時点で1割ぐらいだったということぐらいだろうか。

そんな中学校だが、3年時の学年主任にまさに世界の分断を教えられ、県内でも都会の子供たちが通う私立高校への進学を勧めてくれた。(彼の息子さんがその高校の先輩で、今は東大卒業して超大手メーカーで働いているらしい。息子さんは分断を乗り越えた。)

受けてみたら運良く特待生になれた。当時好きだった子が先に同じ高校へ進学を決めていたし、修学旅行海外だったので親の許可をもらって進学を決めた。

(ちなみに中学の時一番勉強ができた奴は地元公立高校から東大に進学し、今頃は公認会計士試験に通っているだろう。彼も分断を乗り越えた。)

高校に進学していきなり衝撃を受けた。

まず、ブルーカラーの家庭が我が家しかない。みなホワイトカラーで高給取りの子供だ。余談だが私はそれを嫌だと思っていないしむしろ世の中の為になる仕事で稼いで育ててくれたことに感謝している。だが、どうしても育ちの違いはある。言葉表現するのが難しいが、見た目・行動・趣味の全てに清潔感があり、上品さがある。

なるほど育ちの違いとはこういうことかと初めて身を以て理解した時だった。そして同時に思った。「こんなに育ちが良くてなおかつ才能もある人間に勝てるわけがない」

当時私はITエンジニアになりたいと思っていて、理系に進んで情報科で院進して…なんていう未来を思い浮かべていた。しかしおそらくこのまま理系に進んでも中の上ぐらいにはなれるが秀才天才の類にはなれない。

そんなことを思って文系に進んだ。これが1つ目の努力放棄だ。

文系でもSEとしてIT世界に入る道はあったから、最終的に同じような結果になる以上他の選択肢も広い方がいい。そう思って文系高学歴を目指した。

そして大学受験。ここで2つ目の努力放棄をした。

といっても受験勉強はそれなりに頑張ったつもりだったし、結果的にはよいものだった。が、東大を受けなかったことはその後の努力放棄することに繋がる。

東大に入ればもっと育ちの違い・地力の違いを認識させられる。しか大学に入ってから受験勉強のような厳しい勉強が待ち受けている。受験勉強で懲り懲りだ。そう思って東大以外の大学を受けた。

(ここでも自分が勝てなかった奴は東大合格し、今頃は官僚になっているだろう。彼も片田舎から這い上がった。分断を乗り越えた。)

結果として受験は上手くいき、予想通り合格した。そして大学に進学した。まあ、そこも世間一般的には優秀とされている大学なのでありえんエグい育ちの違いを見せられるのですが…。

就職活動を通して思ったことだが、田舎から生産されるべきは理系秀才であり、文系エリートははっきり言って求められていない。というよりかは結局育ちの良さとコミュ力の高さとある程度の頭の良さと整った顔面が求められているので、そんな遺伝子ガチャ田舎成功させることがまず無理に等しい。遺伝子ガチャ成功しても育ちの良さをカバーするための努力尋常じゃない。冒頭の記事の筆者はそれを実現しそうなところまで来ている。本当に頭が上がらない。

https://anond.hatelabo.jp/20130809115823

そういえば高学歴世界低学歴の世界なんて言葉もあったな。どうも田舎公立中を卒業して必死努力して都会の旧帝大早慶に何とか入った人間には、こうやってエリート層と底辺層との分断が実感を持ってのしかかるものらしい。

地元公立中を出た人間が、初めて都会の人間高校で交わり、そこで夢に向かって成り上がる努力放棄した。次に大学進学でも妥協し、やはり頂点を目指す努力放棄した。

周囲の「普通」を見ると出生ガチャの時点で勝ち目がなさすぎるし、一方で同じような境遇人間は信念に裏付けられた本物の努力で分断を乗り越えている。

どちらもない自分はそんな分断を乗り越える人間ライバルとして花を添えることしかできなかった。

一方でたまたま周囲の人間には恵まれ人生のものコスパよく楽しくやっている。結局はずっと興味があったIT世界に入れることになったので(結局のところ分断は乗り越えられず大手の子会社だ)、これからトップを目指さずに成功とも失敗ともつかない谷底人生を歩んで行こうと思う。

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最後に、「この割れ切った世界の片隅で」の筆者はまだ高校生らしい。これからも私には想像できない、耐えられないような苦労をたくさんするだろう。我々のような屑の屍には目もくれず頑張ってほしいです。最後最後まで勝ち残った時にはきっとその境遇が誰にも負けない強さとなって味方してくれるはずだから応援しています

この割れ切った世界谷底より

2020-08-08

人生失敗した」と感じた時点で死ぬべき

負け組になって、かつ楽しくもないのに惰性で生き続けるのは損だし、低賃金労働をさせてる側の搾取にまんまと乗ることになる

サッサと見切りをつけてスッと死ぬ、これがいい

労働とも介護とも自分の老化とも、事故とも税金とも病気ともオサラバ!

搾取されることもなくなる!

なんなんだこの人生、と思った時点でもうダメなんだ 

勝ち組はそんなこと思わないでニコニコ楽しく生きてるし、地力の差がデカすぎるんで並大抵の努力でやつらに追いつくことはできない

しかも追いついたところで追いつくだけ やつらは楽しいままだし、なんなら追いつかれたことにも気付くまい

負け組にできるのは死んでやることだよ

やつらが踏みしめてる地面こそが俺たちで、俺たちが辞めたらやつらは困る

一生「低賃金で使い倒せる労働力」やって惨めに死ぬか、自分意思未来を断ち切って清々しい気分で死ぬ

そういう話だ

2020-07-26

F欄中退した学歴厨の妄言

自分は、自分のことをとても頭の悪い人間だと思っているし、実際どう考えても賢いほうではない。

そんな人間でも一応「大学」と呼べる機関に一瞬だけ籍をねじ込めていた時期があって、その頃が人生で最も楽しかった。友達はいなかったが、日々、図書館の本を片っ端から読み、大学契約している論文サイトから気になるトピックを拾い、学生証を使ってたくさんの博物館美術館を訪ねた。楽しかった。

大学は本当に典型的しみったれた私文で、偏差値うんこだったが、同期はみんなとてもクレバー好奇心旺盛で、専攻分野への野心に燃えていた。みんな僕よりずっとずっと賢かったし行動的だった。ゼミ先生普通にその分野でブイブイ言わせてる凄い人だった。なので、こんな底辺校ですらこんな素晴らしい学生教授が在籍しているのだから、「頭の良い」大学楽園のような場所なんだろうなという憧憬をずっと抱き続けて生きてきた。

自分は、大学卒業できなかったのでいわゆる就活もできず、適当仕事転々としながら生きている。それでもまぁ幸せと言っていい生活を送ることはできていると思う。

からインターネットでいわゆるKKO議論若者貧困なんかが話題になっていたとき、その当事者たちに旧帝大卒や、それでなくとも国立大卒がゴロゴロいるのを見て、頭を後ろからぶん殴られたような衝撃を受けた。

彼らはそんなに頭が良いのに、頭が良いのにどうして幸せじゃないのだ。おかしい。頭の良い人には幸せになる権利がある。この世界という本に書かれた文字を読むことができる人間にはそれ相応の見返りがあるべきだ。

そして何より、彼らに対して「学歴がないからだ(旧帝だぞ!?)」「努力を怠ったツケが来ただけ」みたいなバッシングが出てくるのに本当にびっくりする。

彼らに「学歴がない」のならクソみたいな大学しか行けず、それすら卒業できなかった僕はなんなんだ。なんなんだよ畜生

そもそも大学の格なんかどうでもいいんだ。どんな大学でも、どんな学部でも、それぞれに万金の価値がある。

日本で一番つよい大学東大京大だと思うが、先進分野では筑波のほうが強いように、考古分野では東北大のほうが強いように、偏差値ブッチギリであることそれ自体意味はないんだ。ネットの一部で有名な国士舘だって中東に発掘調査に行くくらい地力があるんだぞ。

正直ここまで書き連ねてきて自分が何を言いたいか全く分からなかった。けども、とりあえず憤りと虚無感のようなものをいっぱい感じているのは分かった。

たくさんの興味を持って大学に行き、たくさんのことを学んできた人達が、大学名前とか幾つかの数字だけでジャッジされているのを見ると凄く凄くつらいということ。彼ら一人ひとりの頭脳にそれぞれ互換性のない価値がある。忘れないでほしい。それは偏差値に関わらずきっと大切なものから

あと、やっぱり僕は学歴厨だから自分より良い大学に入れてちゃん卒業できた人達にはみんな幸せになってほしいんだよ。そうじゃなきゃおかしいじゃん

2020-07-23

anond:20200722144729

当方30年来のF1ファン。「あのぐるぐるを見て、何が面白いの?」っていう人は結構いる。でもねF1の1回のレースっていうのはそれだけで人生。それはあの隊列のどこを切っても、そうなんだよ。人生があの2時間未満に圧縮されている、それを見るのが面白いのね。

●いきなり先頭からダッシュで逃げて、差を広げて優勝する。でも、差を広げられたからと言って決して楽では無い。エンジンタイヤだっていたわらないと最後まで持つか分からないし、ゴール切るまで何が起こるとも限らない。何かトラブルが起きても対処できるだけの幅を持たせて走る。トップエリート生き様

●逆に、序盤で差を作ったのにもかかわらず、2番手以降に徐々に詰め寄られ、終盤にトップを明け渡してしまう。下手したらトラブルで大きく順位を落とす、もしくはストップ。あんなに素晴らしい人生を送っていたのに、ちょっとの油断が呼び込む悲劇。一方で追い上げた方をみれば、地道な努力が報われての逆転優勝。その一周ごとに徐々にタイムを詰めていく様子(6.5秒、4.2秒、1.9秒、0.6秒)そして最後の追い抜きは痛快。

●車の調子は良かったのに、予選や序盤のトラブル最後付近まで落ちてしまった。鬼の形相での追い上げで表彰台まで挽回(勝つことはほぼ無い)する。苦境に立たされてもベストを尽くすその姿に勇気をもらう。むしろハイになって「あれはベストレースひとつ」とすら言うドライバーもいるね。逆にトラブルで腐って沈んでしまうやつもいる。性格が出るよ。

●同じチーム内での順位争いはいつもバチバチで、見ている方が冷や汗かく。同期入社ライバルみたいな関係バチバチ過ぎて、同士討ちしたり、キレてチーム移籍したり、心が折れてNo2に甘んじたり。ライバルに勝つためなら、レース直前にトイレに籠もって、もう一人にはギリギリまで使わせないといったような汚い心理戦だって平気でするよ。

●中堅勢の走り。トップチームには地力では絶対かなわない。だが、キラリと光る戦略タイヤ選択ピットタイミング・走り方の工夫)で気づいたら、入賞上位。トップチームに何かひとつでもトラブルメカトラブルかも知れないしクラッシュかも?ペナルティが出るかも?)があれば、あわよくば表彰台もありうる。人事を尽くして天命を待つ。

●中盤のポイント争い(10位以内)。来年のシートもかかった瀬戸際。真ん中くらいの順位大勢には影響を与えないのに、本人達は大真面目に激しい攻防のガチバトル。でもね、その1ポイント来年のチームの予算配分を変えるかも知れないし、よりよいチームの目にとまって、来年すくい上げてもらえるかも知れない。そのためにはすこしくらいマシンが当たってでも前に行くよ。

万年最後尾。マシンボロボロで、いつ止まるか分からないし。でもね見ている人はちゃんと見ている。そういうチームから始まってチャンピオンへとのし上がっていった人だっている。

ドライバーだけじゃ無く、ピットマネージメントを見ているだけでも面白い。各チームの監督ドライバー二人のバチバチバトルが同士討ちになるんじゃないかと気が気じゃないし、戦略が嵌まったとき気持ちよさはつい顔に出ちゃうし、トラブルがあると、机を叩いて憤る。まさに人生だよ。

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追記

ルマンは年一度だしさすがに24時間見てられない。あとフォーミュラカータイヤ露出している車)が好き。F1INDYレギュラーにチェックしているが、INDYよりもF1のほうがドラマ性が高い。INDYは黄旗警告でセーフティーカーが出ることによる茶舞台返しが激しすぎてリアルドラマが入ってきにくい。

自転車も好き。というか乗ってる。

2020-07-15

anond:20200715070542

時間掛けてる日課なのか知らないけどそれちゃん効率化した?

効率化できる程度の地力整えた?

2020-06-23

増田スローガン

地力、知力、知識力ではないだろうか

この三つで戦ってるなといつも感じる

2020-05-21

「代わり映えして面白い総選挙」は誰が望んでいる?

さて、第9回シンデレラガール総選挙が終わりましたね。

皆さんお待ちかねのお気持ち表明です。Twitterでさんざん見た?noteで見た?

結構。素晴らしい。そんなわけで是非読んでほしい。

ところで今回の総選挙、始まりたては「どうせ加蓮でしょ」「北条、鷺沢、一ノ瀬、佐久間あたりやろな」「デレステ票が入ってから番狂わせがなくてつまらない」という声が聞こえた。

結果発表の後もまあ「上位10人、代わり映えしねえな」「今回の総選挙はつまらなかった」という声もちらほら。

では聞きたいのだが。

そんな君たちの何人が、4代目のシンデレラガールに石を投げなかったのかを問い正したい。

ガチャブ」は良い。事実だ、否定はしない。だが「不正」「器じゃない」「場違い」。挙句には「偽りのシンデレラ」。

そんな言葉を、一度も投げなかった者だけが「代わり映えしなくてつまらない」と言えるのではないか

過去全ての総選挙を見渡してなお「異色」といえるあの回を、口汚く罵った者の何人がどの口でそれを言っているんだろうね。

そんな負の歴史を振り返って、どうして「番狂わせ」を望むのか。

正直に言おう、私は今回の総選挙の結果に安心した。ホッとした。なぜならばCDの5人の枠にも、上位10人の中にも。

誰一人として「ええ~こいつが?」と言われるアイドルがいなかったからだ。ガチャブは多少あっただろう。事実モバマス鷺沢文香SRや、デレステフェス美波

彼女らがそれらの恩恵を受けなかったかと言われれば、嘘になる。

だがそれを考慮しても「納得」できる。「ああガチャブあったね」程度に収まる。この二人とも実力人気知名度ともに申し分ない。

からこその脅威の2位、そして躍進の8位。

から誰も、特に文句はない。

5位の高垣楓も、「この人なら納得だわ」「すげえ」という声が聞こえた。少なくとも不相応という言葉は聞こえていない。

4位の神谷奈緒も、「加蓮に負けない」という意志を見せた。トライアドプリムスユニット票もあるだろうが、地力が違う。固定層の強みがあった。

3位の一ノ瀬志希は言うまでもなく。前回ともども高い順位で君臨した。

そして1位の北条加蓮は、昨年本田未央に敗れ2位だったことへの悔しさをバネに励んだ。油断せず、慢心せず、確実に掴んでみせたシンデレラガールの座。

文句が言えるか?いいや言えない。なぜなら明確にその順位に辿り着くだけの力があるからだ。

担当Pの母数の大きさ、確実に票を稼ぐ経済力、一途に票を投げる覚悟。そして周りを巻き込む影響力。

代わり映えしない?それはつまり「誰も反論意見のない」、安定して納得できる結果が生まれたからだ。

誰もが納得できる、正しい結果だと理解できる。

これが誰もが望んだ総選挙の形ではないか

私はそう思う、そうあるべきだと考える。

2020-04-13

anond:20200413002154

冷戦時代資本主義防波堤として、アメリカから最優先で保護されてきた。

重要技術無料で教えてもらったり、売れない日本製品アメリカが買って支えてくれた。

今では考えられない、チヤホヤ連続だった高度成長期

で、そのボーナス棚ぼたタイムが終わっても、過去の栄光日本人努力だの根性だののおかげだと、すり替え自画自賛し、

日本システムは何も悪くなくて、氷河期努力しないのが悪いと変えなかったのがほんの10年前まで

 

本当に日本人地力がすさまじいなら江戸時代に停滞弱体化することはあり得ないし、

日本人根性で勝てるならば、大東亜戦争戦勝国になっていていいはずだ。

2020-04-10

急募増田バズるキャッチータイトル

表題のとおり。

中身の文章は俺のクオリティ圧勝しているのに、タイトルだけで持っていかれるクソなエントリが多すぎるのがここ、はてな匿名ダイアリ。

あいにく俺は文章クオリティは雲の子を蹴散らす圧倒的な地力を誇るものタイトルネーミング力はない。

天は二物を与えずって奴だ。ちっ。

から俺が考えるよりタイトルネーミング力、ネーミングセンスだけは俺に勝る増田は確実に居るはず。

教授願いたい。増田のネーミングセンス。俺の文章力。合体しよう。

2020-03-16

anond:20200316123250

小学生電車に乗せて誘拐した男いたやん

SNSで家にいるおんなの子の話し相手になってあげてと誘い出して

女の子地力交番に駆け込んだやつ

2020-02-27

anond:20200226183247

将棋プロアマチュアでは「強い」の意味全然違うというのは多くの場所で言われている。

アマチュアは対戦相手情報ほとんどないため、奇襲が通用やすく、その場限りで強ければある程度何とでもなる。

しかプロは精々百数十人で何十年も戦い続ける。変な戦法は即座に対策されるし、相手の得意先方に真っ向から立ち向かって組み合う力を求められる。

また、プロは持ち時間アマチュアより相当大きく、より深い思考力が求められる。

瀬川晶司今泉健司プロ入り後、いまいちぱっとしていないのも、上記理由によるものと思われる。

要するに、プロ棋士から見て「アマ強豪」は、よく知らないので対策が立てづらいが、プロ棋士棋譜も多くあり、アマ側は対策がしやすい。初見ではアマ強豪が有利と言える。

しかし、プロ入り後に丸裸にされて延々スパーリングを続けなければならなくなったとき地力が問われるということである

そういった意味で、編入試験突破あくまで最低条件であり、折田翔吾も本当の評価はこれからと言える。

ちなみに、折田翔吾が編入試験資格を得た10であるが、勝っている相手ほとんど全員が大した成績も出さずにピークを過ぎてぱっとしない下位の棋士であり、トップ棋士や実力派中堅には負けており、実力派若手とは五分かやや分が悪いように見える。アマ有利な状況でこれなので、プロ入りして揉まれときにどのあたりの位置に付けるかというのもある程度想像はできるかもしれない(とはいえ、我々のような一般人比較すれば、神のようにめちゃくちゃ強いことには変わりがないのだが)

2020-02-24

anond:20200220120917

イタリア集団感染と死者

検査すりゃ、そりゃ出るわな

これからだぜ

日本を嗤った世界さんよぉ

地力が試されるぜぇ

アメリカとか、楽しみだよなぁ

2020-02-12

anond:20200212113458

お前みたいなやつが殆どなんだろうと俺は思うよ。

新しいスキルノウハウが「自分が報われること」に繋がるのか?

繋がるぞ、スキルノウハウ転職必要になったときかにめちゃくちゃ影響あるし、スキルを持つことで社内での必要性があがれば発言権も増えて仕事が楽になるぞ。

新しいスキルノウハウがないか首になるんじゃなくて、周りから外れてあいつには情がな買ったり、いろいろうるさいか首にしてもいいやという状況で首になるんじゃないのか?

元増田はたぶん会社から追い出されたあと、雇用市場から締め出される云々の話をしてると思うってのが一つ。

あと社内で絶対必要スキルとかを持ってたら嫌な奴だろうが首にはなりにくいし、情がないとかうるさいとかで首にされるのはスキルノウハウとは全く別なとこだぞ。

とすると、職場で和を持って上に忖度していくことこそが大事であってスキルノウハウを学べばいいんじゃないか?という方が間違ってるんじゃない?

そういうやつは上が変わったとき無能として切り捨てられる可能性があるぞ。

上に忖度するのを好むのは無能が多いか無能ばっかりの組織ならそれで良いんだと思う。

しろから外れるからスケープゴート、突き落とせるファーストペンギン洪水人柱炭鉱カナリアとして使い潰されて死んでいく。

スケープゴートを欲しがったりファーストペンギンにしたりとかはまだわかるけど、洪水人柱とかカナリアはどういう意味で使ってるん?

まあ向上心を食い物にした悪人が世の中にいることは否定しないけど、向上心のない無能を食い物にしてる商売だっていくらでもあるから地力をつけたほうがいいってことを否定は出来ないと思う。

向上心を食い物にされるような無能なら向上心がなくても食い物にされるだろうしな。

2020-01-15

うどんの国のあの規制の話

どうなる事やら。

香川県のゲーム規制条例四国新聞

https://togetter.com/li/1454680

一般人はほっといてくれって思っているよ(苦笑)

そもそもこれゲーム脳を悪化させた内容に過ぎず、学術論文すらないのにWHO権威を盾に強行しようとしている所が特に悪質だと思うよ。

しか四国新聞の生き残りの政策の為にこの様な規制を社を上げて推し進めているとか本当に頭がおかしいとしか言いようがないよね。

更に四国新聞オーナー平井卓也IT大臣の弟らしいし、自民が悪目立ちしているけど、その他の残り11人はリベラル共産系と言う時点で色々な意味でお察しだなとも思う。

しかしこうして何でもかんでも規制規制ってまた規制で余計な混乱を招き、日本地力を奪いたいのかな?

今まででもこの手の表現規制以外にもダガーナイフ規制ドローン規制日本技術経済の衰退を招き、社会にも余計な混乱を招いたと言うのにね。

安易規制日本の体力自体を奪う結果を招くから問題なんだよ。

しかフェミリベラルあいトリでは表現の自由を言いながら、赤十字弾圧している事と言い、漫画家普段表現の自由を言いながら、著作権では海賊版を盾にして、関係ないネットユーザーまでDL規制違法化拡大やリーチサイト規制で巻き込もうとしている事と言い、今回の新聞社普段言論の自由報道の自由を盾にするくせに表現言論思想規制を社で推し進めている事と言い、どいつもこいつも自分自身自由を盾にする癖に他者自由については熱心に規制しようとするダブスタばかりしているのだから、本気で嫌になるよね。

2019-12-16

設計が良くないな~ってのは分かるんだけど

どうしていいかはわからない。ここに地力がでちゃうね。

2019-12-03

anond:20191203184602

努力して地力作っとかないと、最適なタイミングが来ても投入できる兵力が無いのよ

2019-10-27

anond:20191027155146

やっぱり地力の強い馬が走る、という当然の話なんですよねえ。ともあれアーモンドアイ&ルメール騎手おめでとう!

2019-10-19

[番外編]ラグビーW杯 準々決勝 日本 vs 南アフリカ プレビュー

1週間のご無沙汰、レビュー増田(ありがたく名乗ることにした)です。

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これがポストされる19日は、イングランド×オーストラリアニュージーランド×アイルランドという非常に興味深い対戦が行われ、レビューのしがいがあることは間違い無いのだが、実は増田はこの1週間、所用で日本におらず、帰国日がまさに19日の夜になる。

なので、これらの対戦をレビューしてポストする頃には、日本×南アという大一番に皆が集中していることになるだろう。

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そこで、今回は番外編として、前回の日本×スコットランド戦でも触れたように、増田マレー半島北上しながらボーッと考えた南ア日本が取りうる選択肢展望について触れ、プレビューとしたい。

プレビュー分析すると良いのが、「双方や一方の戦略戦術機能せず、パッと見で凡戦や圧勝劇なったとしても、そこに遂行にまつわるドラマを感じることができる」という所だ。

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このプレビューで、みんなが事前に自分なりの注目ポイントを見つけることができ、より楽しく観戦できれば最高の喜びだ。

因みに前回のレビュー羽田空港外国人に囲まれながら試合を観戦し、翌朝クアラルンプールからポストした。

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4年前のW杯アップセットを演じ、今回も驚異的な戦績でプールAを突破した日本だが、直前のテストマッチの結果が示すように、地力南アには及ばないのは間違いない。

10回やって6回勝てる相手なら地力で優っているとも言えるだろうが。

NZ地元紙が予想した日本勝率24%というのは妥当とも言えるし、むしろ好意的だとも増田は思う。

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まずもっての所、ノックアウトランド勝ち点制でないので、すべての国が点数の大半をペナルティーゴールであげるような「堅い」展開になりやすい。

南アフィジカルを盾にしたディフェンシブでセットプレー中心のぶつ切りラグビーを得意とする国で、そういったゲーム大好物だ。

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また、それは現在メンバーにも現れており、司令塔、SOのハンドレ・ポラード地元南アスーパーラグビーチーム、ブルズで正にそういうゲームタクトを振っている。

ここで出てくるのが、ツーブロックなのかモヒカンなのか微妙髪型の控えSOエルトン・ヤンチースであれば、小柄ながら強気プレーでもって鳴らすSHファフ・デクラークとの連携ボールを回すオープンな展開になるのだろうが、初期代表チームでこのコンビの結果が出なかったため、ポラードの固定となった。

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その後、南アはでかい身体ですぐキレるLOエベン・エツベスや、大会最高クラス長身で掴み合いになると笑顔になるのが怖いLO RGスナイマン、一転してナイスガイオーラが滲み出る大男FLピーター・ステュフ・デュトイ、怖いとかナイスガイとかもうそういう話じゃなくてプレー身体も顔もなんかサイボーグっぽいHOマルコム・マークス、そんな中でどこか哲学者のような雰囲気を漂わせるキャプテンFLシア・コリシなどのFWが中心となった堅いラグビーを基本としながら、「ポケットロケットWTBチェスリン・コルビや、海外中継などだと「マッピンッピ!」と独特のアクセント名前を呼ばれる俊足WTBマカゾレ・マピンピ、直前のテストマッチ連続トライを挙げたワンダーボーイSHハーシェルヤンチース(本日2回目のヤンチース)などを加え、身体をぶつけてよし、走ってよしの非常に攻略しづらいチームになってしまった。

因みにシア・コリシは極貧の身からラグビーのし上がり、功なり名を遂げると、幼い頃に生き別れになった腹違いの妹を自力で探し出し、非常に煩雑な法的手続きを経て養女として迎え、共に暮らしているという。

知的人物として知られ、FW戦には付き物のジャッジ解釈をめぐるレフェリーとのコミニュケーションバッチリだ。

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おそらく南ア戦略ファーストチョイスは、ここ一番の時にオールブラックスさえ封じ込めるやり方、ハイパントを上げて着地点の競り合いやキャッチ後の攻防で直線的にドカンカン身体を打つけ、ボールを前に落とすノックオンからスクラムを狙ったり、ボール争奪戦で時に頭を突っ込み、時に圧力をかけて日本規律を崩してペナルティー獲得を狙うというものになるのではないかと思う。

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マイボールスクラムになったらまた直線的に走ってスクラム脇を急襲し、身体を打つけて1コマ前に戻る。

接点の圧力対応するため日本が人数を集めれば、さあ外のスペースに展開だ。

強力なランナーがいる。

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もっと良いことにペナルティーを獲得した場合、素直にペナルティーゴールで3点を狙うか、タッチキック前進してトライを狙うかは考えどころだ。

タッチ前進したあとの狙いは、立っての密集、ドライビングモールとなる。

日本は今大会スクラムになかなかの強さを見せるが、モールは止め切れていると言い難く、フィジカル絶対の自信を持つ南アが3点で満足せず、これを狙ってくる確率は高いとみる。

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日本としてはこの展開になりたくない。

なので、アイルランド戦やスコットランド戦で見せた、「ボールキープして攻撃時間を使う」という戦術が考えられる。

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しかし、ここで問題になるのが日程と経験値だ。

今回、南アは十分な休養日があり、たとえ守り通しの展開になっても、体力切れは起こしづらい。

それに、地上戦身体をぶつけ続けると、その衝撃で消耗してしまい、日本の方が先に体力切れになってしま可能性がある。

キープするならどのタイミングで繰り出すかが悩みどころとなる。

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さらに悪いことに、南アの多くのプレイヤー日本の早さや多彩な攻撃、意外と侮れないフィジカルの強さなどを「感覚的に」知っている。

これは日本代表クローンチーム、サンウルブズスーパーラグビーに参戦して数年来南アのチームと対戦し続けているのと、南アの多くのプレーヤーがジャパンラグビートップリーグプレーしているためで、お互いに顔見知りの選手も居るくらいだ。

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そこで考えられるのが、サモア戦で日本がとった、「ボール相手の背後に蹴って背走させ、身体接触を避けながら前進し、走力を削る」というやり方なのだが、これも蹴ってしまう事には変わりないので、相手が充分なところに蹴ると、正に相手好みの展開の呼び水となってしまう。

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大会日本ディフェンスはよく機能しているが、国際的日本評価は「恐ろしく早いテンポの多彩で素晴らしい攻撃と、脆弱守備を併せ持つ、『よく取るけどよく取られるチーム』」というもので、増田から見てもそういうチームであって、できれば守勢には回りたくない。

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南アが唯一対応に後手を踏む可能性があるのは、ボールがあっちに行ったりこっちに行ったり、攻守の交代が目まぐるしくなる「アンストラクチャーラグビー」の展開だが、その起点がハイパントだったりすると巨人揃いの南ア空中戦で競り勝たないといけない、ということになる。

ハイパントキャッチが「当たりの日」じゃなかったら果たしてどうやってここまで持ち込む?

アンストラクチャーのもう一つの起点は相手が持ち込んだ密集、ラックボールを無理やり引っこ抜いたり、激しいタックルで落球を誘い、有利状況の反則流し(アドバンテージ)で相手が攻めから守りへ切り替えられないうちに走り抜けるというやり方だ。

こうなってくると姫野やリーチ大阪弁第二外国語のトモさん(トンプソンルーク)に頑張ってもらうしかない。

エツベスがまたキレるかも、とか考えてる場合ではない。

というか、むしろソレについて考えなければいけないのはシア・コリシの方で、大体において宥めてしまうので期待薄だ。

あとデクラークも小さい身体で掴み合いには一歩も引かず、何だったら自分から掴みに行く勢いなので、危なっかしい事この上ない。

シア・コリシの胃壁の強さには感嘆するばかりだ。

あ、マルコム・マークスは大丈夫。彼は多分そういうの超越してる。

まあそれは良いや。

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日本はこれらの考えられる展開の中で、今まで挙げた戦術を切り替えて勝利の緒を探すかもしれない。

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ランキング1位だったアイルランドと5位だったスコットランドを倒したからいけるっしょ、と思いたくもなるが、このように概観した上で考えると、相性で見たところはそれら2チームより遥かに悪いのが現状ではないだろうか。

日本は相性最悪の強敵を前に、わずかな隙間に手を突っ込んで勝利へのドアをこじ開けるプランを見つけなければいけない。

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注目は最初の15分に日本ボールを持った時に蹴るか・キープするか、その後さりげなく戦術が変わっていないか前後半で戦術修正が入るかというプランのところと、地上の密集・ラックでどちらが優位に立つか、ファーストスクラムがどちら優位になるか、エラーや反則の数が時間と共にどう増減するかという遂行のところだと思う。

みんなはここを見てみてほしい。

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果たして試合は4年前の再現となるか、4年越しのリベンジとなるか。

増田普段序文で書く話を今書いてしまったので、レビューで何を書こうか、ちょっと不安だ。

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あ、あと日テレの実況が酷いという意見散見されるが、以前はラグビー界の松木安太郎にならんとして感情爆発実況をしていた元代表とか「いや、展開の複雑なラグビーでそれはちょっと」みたいなのもあったんだから、それを踏まえた上で、今回、数年来みずから映像編集してまでミニ番組Youtube配信ラグビー普及に尽力してきた日テレ安村アナはなかなかい仕事をしている思うぞ。

anond:20191014075520

2019-10-14

ラグビーW杯 10月13日第4試合 日本 vs スコットランド レビュー

私たちは胸を張っていきたい。間違いなく大きな体験で、感極まってしまうほどだ。私たちパフォーマンス祖国のパワーになれば」

プールA、0勝4敗で大会を去る事になったロシア代表、ワシリー・アルテミエフキャプテンは、試合後、晴れ晴れと語った。

「素晴らしいチームと試合をする機会が失われたことは辛い。こんな決定はおかしい。日本台風が来るのは珍しくないのだから、他のやり方を用意していないのはおかしい」

台風19号の影響で試合中止、ニュージーランド勝ち点2を分け合い、W杯史上最高の勝ち点を獲得しながらプール敗退となったイタリア代表セルジオパリキャプテンは言った。

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ラグビーW杯大会23日目、プール戦の帰趨が次々と決まっている。

勝負である以上、必ず敗者が出るのがスポーツだが、勝ち負けや勝ち点勘定が全てであるなら、こんなセリフは出ないと思う。

当事者にとって、この大会試合はただ単に「勝ち負け」以上の意味物語がある。

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今夜、日本スコットランドが対戦する。

この試合の結果でノックアウトラウンド進出を勝ち取れば、そのチームは勝者と見ていいだろう。

結果を掴み取った国では勝者のドラマが語られるに違いない。

しかし、勝者のドラマはまた敗者のドラマでもある。

プールAの突破をかけた大一番は台風で開催が危ぶまれた事でキックオフの前から波乱模様だ、この1戦はどのような物語を双方にもたらすのだろうか。

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スコットランドプール突破のためには勝ち点5か、日本に惜敗ボーナス1を与えない上での勝ち点4が必要で、つまりは大量トライか、日本を寄せ付けない展開での勝利が求められる。

裏を返せば、日本勝利はもちろん、試合ロースコアに抑えるか、食らいつければプール突破できるという状況だ。

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しかし、「計算して試合ロースコアに抑える」というのがラグビーでは難しい。

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考えられる日本戦術としては、キックを多用してエラーを誘い、スクラムラインアウトを増やして、セットアップなどに時間がかかる、ぶつ切りでスローラグビーをするというのがある。

しかし、スコットランドと比べると日本相対的セットプレーが強くない。

また、キックから切り返しスコットランドの得意とするところで、相手の強みを出すリスクがある。

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もう一つ考えられる方法が、アイルランド戦のように、一度もったボールをなるべく離さず攻め続けることで、自分たち時間を使うというプランだ。

この場合は密集でのコンタクトが増えるので、フィジカルフィットネスが求められる。

身体の衝突は消耗するので、それをどう抑えるかという工夫が求められる。

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あるいは、それらコントロールの難しいスローな展開を捨てて、日本攻撃力を最大に活かすオープンな点の取り合い、走りあいを挑むという線も全くないとは言えない。

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勝ち点、日程を含めて日本に有利な状況に変わりはないが、そもそもスコットランドには日本を圧倒する地力がある。

日本はどういう戦術を取るだろうか。

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自力で勝るスコットランド不安材料は勝点以外にもあり、それは中3日のスケジュールだ。

ロシア戦で多くの選手を休ませたとはいえ、スコッドの上限は31人。

試合23人の登録メンバーなので、どうしたって8人は前試合から連戦となる。

実際、スタメンでもウィングのシーモアは先発で連戦だ。

少なくないメンバーが準備に時間をかけられない事は、後半に効いてくるかもしれない。

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試合前、台風被害にあった方のため黙祷が捧げられ、続いて両国国家斉唱される。

試合にはプール突破以上のものがかかったようだった。

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試合はまず前半6分、日本キックオフからペナルティ絡みの攻防で、ゴール前まで攻め込んだスコットランドが先制のトライを奪った。

コンバージョンも決まり0−7。

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8分、日本リスタートキックオフからペナルティを獲得しスクラム選択する。

増田はこの浅い時間帯にペナルティゴールを狙わなかったことに驚いた。

そこから攻める日本

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ここからの攻防は日本ノックオンスコットランドボールスクラムとなる。

有利な状況から、ランでの突破を狙わずキックで攻めるスコットランドだが、これが日本ボールを渡すだけの結果になってしまう。

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ここまで、日本ボールを蹴らず、ペナルティーゴールのチャンスにスクラム選択してまで走りあっている。

対するスコットランドキックサモア戦で日本が使ったものに近く、アンストラクチャーからの攻防を狙っているというより、衝突を避け、消耗から逃げているようにも見える。

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15分、日本ペナルティーゴール獲得。

これはずれたが、18分、日本ディフェンスラインブレイクした福岡からパスを受けた松島トライ

コンバージョンも決まって7−7。

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21分、スコットランドボールスクラム日本としては痛いことに具智元が負傷交代となる。

しかし、交代で入ったヴァルアサエリ愛の活躍でこれに組み勝ってペナルティを獲得、切り返し連続の攻防から稲垣がゴールエリア中央飛び込みトライ

コンバージョンも決まって14−7。

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28から時間帯もランでの攻撃を仕掛ける日本

前半のテリトリー獲得率は日本が70%を超えた。

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そして38分、日本スクラムで再び組み勝ちペナルティーゴールを獲得、これは外れたが、その後のドロップアウトから日本ラインブレイクした福岡堅樹がインゴール飛び込みトライ

コンバージョンも決まって21−7で前半を折り返した。

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前半、日本キックを蹴れる場面でも徹底的にキープして地上戦を挑み、対するスコットランドは消耗を避けて後ろに走らせる意図キックを繰り出した。

しかし、スコットランド選択は思わしくない結果をもたらし、寄せ付けずに終えなければならなかった前半で2トライ分のビハインドを負ってしまった。

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後半のスコットランドプール突破のためフィットネス不安を跳ね返して3トライ以上取らなければいけない。

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後半、キックオフからの攻防でペナルティーを得て深く攻め込むスコットランド

しかライン突破できないだけでなく、日本に攻守を切り返されてしまい、しかも悪いことに、ボールが渡ったのがおそらくこの大会でも最速のランナーの一人である福岡堅樹。

全く追いつく事ができずにトライコンバージョンを献上し、28−7とされてしまう。

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スコットランドは大変悪い状況で、レイドロースクラムからハイパントをあげても誰も落下点までチェイスに行くことが出来ない。

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その後5分にわたる長い攻めで7点を返して28−14としたが、プール突破に向けた3トライは非常に厳しい目標だ。

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50分、日本田中山中を投入し、試合のペースをコントロールしにかかる。

意図的にロースコアにするのは難しいとはいったが、残り30分で14点のアドバンテージを持っての事なら話が違う。

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53分トライを狙うしかないスコットランドは、ペナルティを得てもゴールを狙わずランで攻撃、これを攻め切って待望のトライ

コンバージョンも決まって28-21。

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57分、日本はキッキオフから身体をぶつけて攻め込む。

試合分水嶺になることが多い60分に激しいフィジカルバトルを挑む日本

これを守りきったスコットランドだが、攻撃回数21フェイズに及ぶ我慢比べはスタミナを大きく削った。

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62分、日本ボールスクラムからの攻めを切り返してもスコットランドランナーディフェンスを振り切ることが出来ない。

最終局面でやっと自分達好みのアンストラクチャーな展開になったのに、ここまでで背負ったものが大きすぎた。

67分には苛立って掴み合いまで演じ、このペナルティで自陣深く攻め込まれしまう。

70分には密集で押し負けるという屈辱的なターンオーバーからまたも自陣に張り付けられ時間を使われてしまう。

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72分、スコットランドにとっては試合を蘇らせる最後のチャンス、ペナルティーを得て前進して攻め込むが、日本ディフェンス突破できない。

74分、日本FW田中が織りなす伝統芸能ゆっくりスクラム」で時間を潰す。

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77分、スコットランドにとってのタイムアウトが迫る中、最後スクラム切り返し日本インゴール間際で時間を潰し、迎えた80分、ドラが鳴った直後にボールタッチの外に蹴り出した。

最終スコア28-21。

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日本相手のして欲しくないことを徹底的に仕掛けつづけ、対するスコットランドは限られた選択の中で取り得るプランで臨んだとはいえ、前半の消極性で負ったビハインドが悔やまれ敗戦となった。

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4年前、スコットランドは中3日のスケジュールで挑んできた日本を下したが、今回は初戦の雨や決戦前台風による開催不安に苛まれ、そして今度は自らが背負った中3日での連戦の不利の前に涙を飲むことになった。

試合開催前の運営批判など、議論を呼んだ発言もあったが、命運を引き寄せるため全ての人々が全力を尽くしたのだったと信じたい。

最後まで諦めなかった誇りは傷付けられるべきではないと思う。

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彼らの旅はこれで終わったが、日本はこれで史上初の決勝トーナメント進出し、ベスト4を争うことになる。

運命という言葉はチープだが、多くの人がまた、楕円球で行われる陣取り合戦以上のドラマを見るのだろう、その相手は、4年の月日を経て再びW杯舞台相見える南アフリカだ。

anond:20191005223757

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