「2012年」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 2012年とは

2023-01-20

anond:20230120132100

イギリスでは

特別に訓練された専門チームが、まず被害者から証言をきちんと聞き出し、

駅構内電車内に設置された膨大な数のCCTVカメラから情報を解析、

もしいれば証人意見なども参考にして、原因の究明や犯人特定を進めている。

ロンドンは、2012年オリンピック開催に合わせ、

鉄道バスなどの公共交通機関はもちろんのこと、

市内の至る所にCCTVカメラが設置され、死角のない都市と言われている。

2023-01-19

漫画雑誌の表紙が声優グラビアというケースが増えてきた気がする

というわけでちょっと調べてみた。

公式サイト電子書籍サイトからバックナンバー表紙をザッと漁ってみた。見落としがあるおそれが大いにある。

のちに声優になったケース(例:山本彩乃)は含めていない。=LOVE福原遥ちょっと迷ったが含めていない。

講談社 週刊少年マガジン

2011年2/2号 以降を調査 ttps://www.fujisan.co.jp/product/1132/b/list/

2010年44号の平野綾確認済。

小学館 週刊少年サンデー

まとまったバックナンバー一覧が見当たらなかったため未調査

2008年8号と2009年35号の平野綾確認済。

秋田書店 週刊少年チャンピオン

まとまったバックナンバー一覧が見当たらなかったため未調査

2009年No.30、2010年No.2+3の平野綾2015年芹澤優内田彩新田恵海(メインは漫画実は私は』)は確認済。

集英社 週刊ヤングジャンプ

2002年No.1 以降を調査 ttps://youngjump.jp/history/2002.html

2018年No.47特大号はフェルナンド・トーレスが表紙で左上の囲みにPyxisという最高の構成https://twitter.com/ynjn_jp/status/1055113591144108033 )。

講談社 週刊ヤングマガジン

2011年2/14号 以降を調査2013 No.37以降は ttps://magazine.yanmaga.jp/ym/bn.html 、それ以前は ttps://www.fujisan.co.jp/product/2685/b/list/

  • なし

小学館 週刊ビッグコミックスピリッツ

2016年1号 以降を調査 ttps://galapagosstore.com/web/magazine/backnumberlist/10000027011

2012年5月28日号の平野綾確認済。

講談社 モーニング

2011年2/10号 以降を調査 ttps://www.fujisan.co.jp/product/2651/b/list/?limit=45

モーニングは通常漫画作品が表紙のため、実写の人間が載るのは掲載漫画(この場合グラゼニ』)が映像化されたときくらい。

小学館 ビッグコミックスペリオール

2016年14号 以降を調査 ttps://galapagosstore.com/web/magazine/backnumberlist/8000800381440

白泉社 ヤングアニマル

2011年2/11号 以降を調査 ttps://www.fujisan.co.jp/product/2675/b/list/?limit=45

2008年No.9平野綾確認済。

スクウェア・エニックス ヤングガンガン

2010年1/7号 以降を調査 ttps://www.fujisan.co.jp/product/1281680991/b/list/?limit=45

集英社 月刊ヤングジャンプ

2010年No.1 以降を調査 ttps://magazine.yanmaga.jp/mym/bn.html

ほか

いまはなき紙媒体月刊コミックアース・スター2010年代前半から声優表紙多数( https://www.fujisan.co.jp/product/1281691766/b/list/?page=3 )。

ヤングドラゴンエイジ声優表紙多数( https://dragonage-comic.com/dragon/ )。

2023-01-18

[]【詳細】日銀 黒田総裁会見 大規模な金融緩和策の維持を決定

景気は持ち直し

まず説明したのは景気の現状認識。「景気は資源高の影響などを受けつつも、新型コロナウイルス感染症抑制経済活動の両立が進むもとで持ち直している」と述べました。

物価 023年度半ばにプラス幅縮小

そして消費者物価の見通しです。

18日公表した最新の物価の見通しでは、食品などの値上げが相次いでいる2022年度の物価上昇率はプラス3.0%。そして新年度2023年度はプラス1.6%としました。

今の物価高について黒田総裁は「来年度半ばにかけてプラス幅を縮小していくと予想している」と述べました。

必要な時点まで金融緩和続ける

今後の金融政策方向性について、黒田総裁は「2%の物価安定の目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和継続する」と強調しました。

冒頭発言が終わり、このあと記者から質問が始まりました。

物価目標達成できる状況 まだ

黒田総裁記者会見で、日銀がめざしている賃金上昇を伴って2%の物価上昇目標を達成する見通しについて問われました。

「それにはなお時間がかかるとみている。物価安定の目標を持続的、安定的に達成できる状況が見通せるようになったとは考えていない」と述べました。

変動幅 拡大必要ない

黒田総裁は「日本銀行10年物国債金利について0.5%の利回りでの指値オペを毎営業日実施していて、経済合理性観点からは0.5%を超える利回りでの取り引き継続的に行われることはないと考えられる。日銀としては機動的な市場調節を行っていく方針で、長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えておりません」と述べました。

市場機能評価 なお時間要する

黒田総裁は、先月の金融緩和策の修正による市場機能改善について「運用見直しからはさほど時間がたっていないのでこれらの措置市場機能に及ぼす影響を評価するにはなお時間を要すると思うが、機動的な市場調節運営を作り続けることで、今後市場機能改善していくとみている」と述べました。

緩和策(YCC)は持続可能

黒田総裁は、YCC・イールドカーブコントロールといわれる、今の金融緩和策の枠組みが持続可能なのかと問われ「市場機能改善ということがまだはっきりする事態になっていないが、機動的な市場調節運営を行うことで今後、市場機能改善していくと考えている。そういった意味でYCCは十分持続可能であると考えている」と述べました。

国債買い入れ増加は問題ない

今回の会合を前に、日銀金融緩和さら修正するという思惑で市場金利上昇圧力が高まり日銀は巨額の国債を買い入れて金利を抑え込む対応を迫られました。

これについて黒田総裁は「金融政策については常に効果副作用を十分に検証しつつ、適切な金融政策運営を行う必要があることはそのとおりだが、現状国債の買い入れが増えたこ自体特に問題があるとは考えておりません」と述べました。

物価目標 達成できておらず残念

黒田総裁は、10年近くにわたって続けてきた大規模な金融緩和策の効果副作用について「1998年から2012年まで続いたデフレからは脱却してデフレでない状況が作り出されたということは言えると思う。ただ、賃金上昇率が十分でなく2%の物価目標安定的、持続的に達成できるような状況になっていないことは残念に思う。金融政策効果は十分にあったと思う」と述べました。

国債保有増加に特別リスクない

黒田総裁は、日銀国債の発行残高の半分以上を保有する状況にリスクがないかと問われたのに対し「現在国債保有の増加が、何か特別リスクがあるとは考えていない」と述べました。

市場修正期待 是正された

今回金融政策を維持したことで、市場に広がっていた金融緩和策のさらなる修正という観測是正できたと思うかと記者に問われ、黒田総裁は「緩和的な金融政策を維持するということをこれまでも申し上げてきたし今回もそれを申し上げている。市場金融政策の変更を期待して動いていたということがあったとすれば、それは是正されたと思う」と述べました。

市場見方が違ってもいい

市場が緩和策のさらなる修正を予想し、日銀市場コミュニケーションは上手くいっていたのかと問われ、黒田総裁は「経済市場が動くときにその将来の見通しについてマーケットの人がいろいろな見方をすることは自然な話だ。金融政策当局マーケットが全く同じ考えでないといけないということはない。私どもとして必要なことは常に金融政策についてオープン議論し、その考え方や見通しを明らかにしてそれを踏まえて金融政策を決定していくことに尽きる」と述べました。

ローン金利の動向や影響 今後も丹念に点検

先月の金融緩和策の修正長期金利の上限を引き上げたことをきっかけに一部の住宅ローン金利が上昇しました。

黒田総裁は「前回の決定会合以降、一部の金融機関国債金利の動向を踏まえて引き上げる動きが見られる。この間、大半を占める変動金利型については適用金利に変化は生じていない。住宅ローン金利の動向や影響は今後も丹念に点検していきたいと思っている」と述べました。

後任のためにというのはせん越

黒田総裁は後任の総裁スムーズバトンを渡したいという思いはあるかと問われたのに対し「依然として2%の物価安定目標を持続的安定的に達成するまでには至ってないということは事実なので、今後とも引き続き任期まではしっかりと2%の物価安定目標の実現に向けて全力を挙げたい。後任の方に何かを申し上げたり後任の人のためにというのは大変せん越ですのでそういった考え方はない」と述べました。

金利操作は今の形が適切

日銀はい短期金利10もの国債金利長期金利)を操作対象にしています

操作対象を2年ものや5年ものなどのより短い国債金利に切り替える考えがあるのか問われました。

黒田総裁は「短期政策金利と最も代表的指標である10年債の金利の2つをターゲットにして、イールドカーブ全体を適切な形にすることが最も適切ではないかと思っている。もちろん一切いかなる変更も検討しないってことではないが、今はそういった考え方にもとづいて政策を行っている」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013952851000.html

2023-01-15

古賀正義、怪しいヤングケアラー利権発言あり

しかし本当か?

今一生新刊子ども虐待は、なくせる』

2022年4月28日

古賀 正義中央大学文学部教授)さんは、学校の子もの場所を作れと提案

ヤングケアラーにも対応できると主張

親権者子どもの居所許可権があるという法律をご存じないのだろうか

https://twitter.com/conisshow/status/1519673137507758081

世界思想社金曜日webマガジン更新

@sekaishisosha

『「若者支援」を読み解くブックガイド』(かもがわ出版)をご恵送いただきました。弊社の刊行からは、『ストリートの歌』(鈴木裕之)と『ひきこもり家族社会学』(古賀正義石川良子編)が紹介されています。この二冊からだけでも、幅広く選書されていることがわかります

中央大学広報

@Chuo_PR

いじめ事件における「責任」の所在

リスク社会と応答の責任

古賀 正義中央大学文学部教授

専門分野 教育社会学

http://bit.ly/RQpvCu http://fb.me/1PO0zId7x

午前11:07 · 2012年8月27日

https://twitter.com/Chuo_PR/status/239906925125439488

村上靖彦

@yasuhikomurakam

2019年10月8日

困難校の生活指導先生エスノグラフィーって面白そうだけどあるのだろうか。清濁併せ呑む日本独特の文化だったと思うので面白いのではないだろうか。

子どもたちの側のは『ハマータウンの野郎ども』や『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』があるが。

と書いて「夜回り先生か…」と思い至る

𓅢ザイタクチュウデス()

@18991129

返信先: @yasuhikomurakamさん

教育社会学だと古賀正義編の以下の本が挙げられるかと思います

https://amazon.co.jp/dp/4760892621/ref=cm_sw_r_cp_awdb_c_NR-MDb6HH72JJ

ごま空気読まない

@gomaf502

2022年7月20日

大石さんの国会参考人質疑

子供庁」の名称に「家庭」入れる件、

「『家庭』入れる入れない、もし選べたら?」

「家庭」名称に警戒感示さずお茶濁しの参考人達、忘れない

https://youtu.be/h2AkQQfLKzY

名古屋大学出版会

@UN_Press

2021年5月28日

教育実践を本格的に調査分析広田照幸古賀正義伊藤茂樹編『現代日本少年院教育――質的調査を通して』

少年院ではどのような教育が行われているのか? 本格的なフィールド調査を通して、教育学の視点から多面的分析イメージ一新する研究

書誌情報https://unp.or.jp/ISBN/ISBN978-

未来定番研究

@mirai_teiban

2018年8月20日

新語辞典ジェネレーションZ】

1990年代後半から2010年の間に生まれ世代のこと。生まれた時にはデジタルツールが当たり前に普及していたこから、「デジタルネイティブ世代」とも呼ばれます。そんな世代の人々の価値観とは?

#中央大学文学部教育コース #古賀正義

fin.miraiteiban.jp

第18回| ジェネレーションZ | FUTURE IS NOW

https://newspicks.com/news/7996713/

登録しなくても読めたり読めなかったりするのはなぜだろう


予想インフレ率も上がり、円安になり、株価も上がり、物価も上がって、あのままで行けば2014年の夏頃にはインフレ目標2%を達成していただろう」「それに水を差したのが2014年4月消費増税だった」

現在リフレ派は物価が上昇しても、それは円安等による輸入物価上昇によるもので彼らが望む物価上昇ではない、と言っているがそれならば2013年当時にデフレ脱却したように見えるのは同様に円安による筈だ。当時の方がインフレ問題視されなかったのは、幸いな事にエネルギー価格が下がっていたかである円安も今回と同様に当時もアメリカ長期金利がの上昇と連動しており、それは異次元緩和の始まる2012年から既に起こっている動きだ。

リフレで当初の需要不足によって起こるデフレを解消して景気を回復させたはずだが、それが消費税増税のために失敗したと言うなら、何故か消費税増税によってできるデフレギャップだけにはリフレ効果は及ばなかったというおかし理屈だ。デフレ貨幣現象であり通貨を増やせばインフレ期待が起こって景気がよくなるという話には大した根拠はなかった。要するにリフレ効果なんてないのである(金融緩和効果ではなく、当初も輸入物価によって物価が上昇したのであり、また今現在のようにインフレ目標を達成したところで景気に大きな変化はない)。

アベノミクスで最も改善したのは雇用

アベノミクス雇用改善したとは言えない。リーマンショック後に団塊世代退職期を迎えた分の補充が、大震災の後にようやく始まったのだが、生産年齢人口が減少した事で、労働供給側の事情非正規賃金が上昇している。だいた物価目標が達成できないのに、雇用けが改善する波及メカニズム説明する事がでない。

参考

https://supplysideliberaljp.hatenablog.com/entry/2019/06/14/175108

2023-01-10

anond:20230110220643

韓国大法院、日本企業徴用者に対する賠償責任を認める(2012年

この事件以降、韓国には司法までもが反日でアタマおかしいということになり、

嫌韓反韓運動をして韓国を更生させることを諦めて、完全に無視するようになった。

その後、韓国国内では不買運動やら、いろいろ反日運動が盛んになったけど、

日本側は徹底して無視している。

2023-01-08

羽生善治の「初」挑戦を前に

プロ将棋界の2023年は、藤井聡太王将羽生善治九段が挑戦する第72期王将戦挑戦手合七番勝負事実上の開幕を迎える。

2017年藤井デビューからの29連勝を達成した時、羽生は「檜舞台で顔を合わせる日を楽しみにしています」という言葉を贈った。

その時は、誰もが王者羽生に若き挑戦者藤井が立ち向かう構図を思い浮かべたはずだが、そこから5年半、ずいぶんと形を変えたものの、いよいよ1月8日静岡県掛川市でその幕が開こうとしている。将棋タイトル戦としては極めて珍しい、両対局者への前日記者会見がネットで中継され、ニュースに様々な記事が踊り、メディア空気はずいぶんとそわそわしている。

視聴法

先にこちらを書いておいたほうがいいかもしれない。王将戦は普段のようにabema将棋チャンネル無料で対局を見ることができない。CS囲碁・将棋チャンネルが独占放映権を持っているからだ。以下の方法のいずれかを選択することになる。

スカパー、またはCATV囲碁・将棋チャンネル契約する

すでにチューナーアンテナを持っている人、またはCATVに加入している人にとってはこれが一番確実だろう。CATVによっては、契約の基本セットに入っていて追加料金無しで視聴できるかもしれない。

abemaのPPVを購入する

今回はabemaでは「1局ごとの有料課金」というかたちで囲碁・将棋チャンネル番組をそのまま配信している。abemaのチャット欄が好きだという人はこれを選ぶのがよいかも。

YouTubeの「囲碁将棋プラス」で視聴する

囲碁・将棋チャンネルYouTubeの有料チャンネルhttps://www.youtube.com/@igoshogiplus 囲碁将棋プラス」でも月額390円の課金で視聴ができる。こちらは第1局が無料配信のため、おすすめできる。

番勝負展望

これについては、率直に言えば多くの将棋ファンはそこに期待していない。羽生の奪取を「信じている」ファンはもちろんそれなりの数がいるが、他方でそれを「期待している」ファンの数はそこまで多くない。メディアが沸き立つこの番勝負に、ファンが大きな楽しみを抱きつつも、熱量が沸騰しそうになっていないのもそこが理由である。両者の現在の実力を示す指標であるeloレーティングによる期待勝率が示す番勝負結果のケース別発生確率にそれがよく現れている(出典:第72期王将戦(シミュレーション) 将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)2023/1/7 現在)。

藤井聡太4-0羽生善治47.00%
藤井聡太4-1羽生善治32.34%
藤井聡太4-2羽生善治13.91%
藤井聡太4-3羽生善治4.78%
藤井聡太3-4羽生善治0.99%
藤井聡太2-4羽生善治0.60%
藤井聡太1-4羽生善治0.29%
藤井聡太0-4羽生善治0.09%

もしブックメーカーがこの勝敗で賭けをしようと思ったら、仮に本命である藤井4勝0敗のオッズを1.05倍に設定したとしても、控除率を50%にしないと儲けが期待できないことになる。もちろん本場イギリスブックメーカーはそんなに高い控除率は設定しないので、これはやるだけ胴元が損するたぐいの賭けにしかならない。

だが、往年の絶対王者が、競合揃いの王将リーグを6戦全勝で勝ち上がったのに、これほど圧倒的な差が本当にあるものなのだろうか?

2022年度、羽生復調の理由

2021年度にプロ入り後初の年度での負け越し経験した羽生が、2022年度に勝率を6割5分にまで戻してきた理由については様々な考察がされているが、ここでは明確な説明がされているものとして、プロ棋士https://www.youtube.com/watch?v=6PYg7IpYucg 中村太地解説を紹介したい。要約すれば次のようになる。

不利な後手番では、敢えて勝率が低いとされる戦術採用する
その上で、相手方に難しい選択を迫らせるようにしてミスを待ち討ち取る

スポーツファンなら、モハメド・アリジョージ・フォアマン相手に自らロープを背負う不利を負いながら、フォアマンの疲れを待って一気に逆襲に転じて勝った「キンシャサ奇跡」を想起するかもしれない。いかに自らが有利な条件にあるからといって、アリや羽生ほどの実力者を相手に有利をそのまま拡大していくのは極めて難しい。そこに逆転の余地が生じる。

羽生がこういう戦法を選択するようになったのは、「将棋AIが強くなった時代において、プロ棋士はいかに自らの身を処すべきか」というテーマに向き合った末のひとつの答えに辿り着いたという意味合いがある。将棋AIの示す最善を追求するだけではなく、敢えて不利とされる順に自ら入っていっても、それでも勝負に勝つことができる程度には将棋自由ものであるし、それを示すのが人間の生きる道であろうということを、自ら結果を出すことで証明しているようにすら見える。

藤井聡太の凄味

ところが、この方法藤井聡太には通じない。デビューから6年を過ぎてなお生涯勝率が8割3分を保つ藤井の強みは、たまに話題になる「AI超え」ではなくて、むしろ選択の難しい局面AIが最善とする手を正しく選び取っていくその確実さにある。こうなると、わざわざ自分を不利にしてまで複雑な場面を作っても意味がない。そのまま有利を拡大されて押し切られてしまう。

羽生2022年度、藤井と2局戦って2敗している。1局は後手番で、上記動画解説されていた「横歩取り」戦法を採用し、1手の疑問手を正確に咎められて完敗した。もう1局は先手番で正攻法を挑んだが、中盤戦の何気ない自然に見える1手、ただしAIに言わせれば選ばない、そんな手をきっかけにじわりじわりと藤井が優勢を拡大し押し切られてしまった。

かつて「コンピュータ人間」の対決として行われた電王戦ときに「コンピュータに勝つための準備は人間に勝つための準備と全く違う」と言われた。今、同じことが藤井について言われている。曰く「藤井さんに勝つには他の棋士に勝つのと全く異なる準備が必要になる」と。あくまでも現段階においては、羽生藤井相手にどういう手札を切ってくるのか、そこが最大の興味になっているのは、自然ことなである。もちろん、この先の成り行き次第で、そこは大きく変わることになる。

羽生の「初めての」挑戦

なので、あくまでも現段階では、勝敗以外のところにそれぞれの楽しみを見出すような状況になっている。私が楽しみにしているのは、138回目のタイトル戦にして、初めて羽生が「明確な挑戦者」として迎える、というそシチュエーションのものである

羽生は、タイトルを獲得する前の段階において、すでに実力では棋界でトップであった。以来、同格の相手と争うことはあっても、自分よりはるかに強い相手と戦うということはついぞここまでなかった。つまり、もうすぐ40年に届こうとする羽生の棋歴の中で、これはまぎれもなく初めての状況なのである。そういう未知の状況にあっては、過去のことを材料にした分析はそこまで意味をなさない、むしろ真っ白な頭でこの誰も見たことのない景色を楽しむに尽きる、そういう姿勢でこの第1局を見てみたいと思っている。

なお、逆のシチュエーション、つまり羽生が実力的に懸絶していると見られていた状況でタイトル戦に負けたことがあるか、というと、これがある。以下に、タイトル戦が始まった日において羽生が対戦相手よりeloレーティングで250以上上回っていて敗れた例を示したい(なお現在藤井羽生のレート差が273である)。

1996年度第67期棋聖戦:対三浦弘行(レート差272 )

羽生が七冠を独占し無人の野を進むがごとくの進撃を続け、誰が羽生の牙城を崩すのかに興味が集まっていた中、それをなしたのは当時としては意外な伏兵三浦弘行だった。2年連続羽生棋聖位に挑戦しており、すでに単なる有望な若手の域ではなかったにせよ、羽生に勝つにしてもここではないだろうという見方一般的な中での快挙だった。

2012年度第70期名人戦:対森内俊之(レート差283)、2013年度第71期名人戦:対森内俊之(レート差255)

前年の2011年度に羽生から4勝3敗で名人位を奪取した森内だったが、この年度は名人戦以外の成績が全くふるわず、年度勝率.345を記録して2ch将棋板では「3割名人」なる蔑称をつけられるに至った。これに対し捲土重来を期す羽生A級順位戦を9戦全勝で制して森内の名人位に襲いかかる。結果は火を見るよりも明らかと思われていたが、名人防衛の準備を進めていた森内が4勝2敗で防衛する。羽生は翌2013年も森内に挑戦するが1勝4敗で名人戦で3年連続で森内に敗れる。星数だけでなく年々内容も悪くなる一方で羽生の威光に翳りかとも見られたが、翌2014年に4年連続の顔合わせで羽生は4勝0敗のスイープで名人位を奪還する。

絶対的強者に対して「失うものがない」立場で応じる側が強者であるということを、羽生ほど経験してきた棋士はほかにいない。その立場羽生は今回初めて逆転して勝負に臨むことになる。これはきっと面白いことになる、それは間違いないだろう。

id:BigHopeClasicでした。

2023-01-02

物凄いブックマークページをみつけた

ブクマ数3800超、コメント数800超というページであるが、リンク先はメルマガのページ。今のところは……。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/diamond.jp/articles/-/295864

勉強ネタ以外でブクマ3000越え、なおかつコメント数800越えというのはとてつもない状態だ。

なんとブクマ2012年ぐらいから始まり、最新では2022年まで断続的にブクマが続いている。

なんて名作エントリなんだ……。

 

ブクマを見てみましょう。

みんなで同じページを見ているとは思えないほど、発展的に色々なコメントをしている。

普段からはてな民ってそんなものではというのは置いておく。

これほど活発に注目されているということは素晴らしいエントリなので、共有しておきます

2022-12-26

情報学って進歩しないな

深層学習が始まったのが2012年10年経って深層学習の応用はわんさか出てきたが深層学習並みのブレークスルーは一つもない

ITエンジニアにはもっと頑張ってもらいたい

2022-12-19

2011年から2019年米国株はなぜ上がったの?

コロナで上がったのは分かりやすいんだよ

そういう政策をやったか

その前を見てみるとITバブル回復したのは2013年なんだよね、13年もかかってる

まり

2000年 経済成長期(世界的に)

2000年2012年頃 停滞(ITバブル崩壊リーマンショック

2011年2019年 謎

2020年2021年 コロナバブル

2022年2024年 コロナバブルの返済

 

米国株が上がり続けるっていう今の神話において、〜2000年はまず当てにならない(その時代日本も上がっていた)

んで2020年以降はバブルだったと考えると

依存してるのは2011年2019年となるんだけど

ここ何で上げたか理解できてない

ここがもう一度くると考えられないと長期投資厳しくない?

例えば停滞がたまたま20年続く可能だってある

2022-12-16

パナソニックNP-TR5(2012年製)を使っている

家族構成使用頻度

私・妻・小学生の娘の3人暮らし

使用頻度は、平日は昼食後と夕食後。休日は朝・昼・夜の3回。

食洗は台所に置いてあり、同じ部屋にテーブルを置いて食事などしている。

食洗に入れる前の準備

うちの場合は、油汚れはぼろ切れなどで拭き取っている。洗剤の量を増やせば対処可能なのだが妻が「環境負荷がどうこう」とうるさいのだ。

また、食器の汚れをふやかすために洗い桶に水を張って、そこに漬けている。

で、ふやけた汚れを手でザッと洗い落として食洗にセットする。

食洗にセットする際の手間

取扱説明書に書いてあるメーカー推奨の入れ方で並べている。

妻いわく「パズルか」

包丁はなぜか切れ味が落ちるので入れてない。

フロン加工の鍋も、なんだか加工にダメージが来そうで入れてない。

フライパンや大鍋はそもそも入らない。

食洗の設定

80度の高温洗い。乾燥はなし。

食洗が止まってすぐに開ければ、そのうち、食器の熱でだいたい乾くし。

音と時間

うるさいが、まあ許容範囲掃除機ドライヤー、おれのひげそりの音が嫌いな娘は、たとえリビングにいても、食洗の音には別に何も言わない。

時間は、乾燥しなので30~45分くらいではなかろうか(測ったことがない)

食洗の中にある食器必要場合は、一時停止して取りだして使っている。

残渣入れの掃除

毎回、止まってすぐに流しでザッと洗い流している。流しにはトラップが付いてるので残渣もそこでとまってくれる。

食洗用の洗剤にかかる費用

900g入りで500円を切るくらいのを使っている。1日2~3回使っているので、1ヶ月くらいでなくなってる気がする。

食洗内部の掃除

思い出したらやっているが、なかなか思い出さない。

故障について

数年前に、盛大に水漏れが起こるようになった。取り出し口のパッキンの隙間に残渣が溜まっているのが原因だったり、パッキンの掃除でパッキンがズレたのが原因だったり。

で、面倒なので食洗がすっぽり入るトレーを買って、水が流れ出す穴を1箇所空けて、その中に食洗を置くようにした。

そうしたら、2~3回は水漏れを起こしたが、その後数年間は水漏れを起こしていない。解せぬ。

総括

食洗はホットクックと同じく、手間を買うものである

時間自分の手でやった方が早いが、ほっとけるのが楽でよろしい。

私は、もはや食洗なしの生活には戻れないし、戻りたくない。

だいぶんガタが来ているが、安い物ではないので今のが動く限りは買い換えたくないでござる。

anond:20221215175645

2022-12-15

「小さくて多い」が日本問題

コングマリット→コングロマリット修正


会社が「小さくて多い」

CPUだったらintelAMDGPUだったらnvidiaAMDアメリカ企業業界基本的に2,3社、多くても4,5社に集約している

ルーターシスコシステムズとジュニパーネットワークスとか、映像編集Adobe3D/CADオートデスクDBオラクル,MSクラウドAWS,Azure,Googleみたいに寡占で儲ける


それを頭に入れたうえでこれ見てほしい


自動車(トヨタホンダ日産スズキマツダダイハツスバル三菱日野いすゞ)

鉄道(日立川崎近畿車輛総合車両製作所日本車輌製造)

造船(今治ジャパンマリンユナイテッド大島三菱、名村、川崎三井、定石)

複写機プリンター(フジリコーコニカミノルタキヤノンエプソンブラザー京セラシャープ東芝富士通NEC)

デジカメキヤノンニコンソニーフジパナソニックオリンパスリコー(ペンタックス)、シグマ

ミシン(ブラザージャガージャノメJUKIベビーロックアックスヤマザキ)

化学(三菱ケミカル、住友化学旭化成信越化学工業三井化学昭和電工東ソー日東電工三菱ガス化学)


ひどくない?同じ業界にいくつあるんだよって思わない?日本企業だけでこれ。

これに加えて海外企業もあって競争してるわけだからそりゃ儲からない

まぁ化学に関しては一言化学というのはかなり乱暴なんだけど、材料でみても結局同じことなのでわかりやす化学にした

リストに載ってないけど、化学に関しては数千億円レベルに限っても、この倍くらい会社があって、再編が進んでない業界としてよく化学業界が挙げられる

https://gyokai-search.com/4-chem-uriage.htm


新しい産業ベンチャー企業でごった返してるっていうならアメリカでもあることだけど

成熟した業界でいつまでたっても再編が起きずに無駄競争をしてるのが日本なんだよね

から欧米企業利益10%~20%なのに、日本企業はいつも5%あたりでうろうろする

それが次の投資余力の差につながって成長に差が出てくる


半導体製造装置メーカーでもそうで

2021年の半導体製造装置メーカー売上高トップ15、日本企業は7社がランクイン

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220328-2305876/

何も知らない人が見たら7社もランクインはすごい!とか喜びそうなランキングだけど、

記事でも触れられているように、大手のほうが伸びが大きくて5位以下は伸びが小さい。

装置に関しては東京エレクトロンが大きいか例外ではあるけど、その他は「小さくて多い」だよね

から日本装置シェアは低下してるという問題がある

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/071501087


事業が「小さくて多い」

会社が「小さくて多い」の次は、事業が「小さくて多い」

日本代表する企業パナソニック東芝三菱日立を見てもわかるけど、なんでも屋総合電機メーカーなんだよね

いわゆる複合型、コングロマリットってやつ


トヨタ冷蔵庫洗濯機を作りだしたら、車の開発がおろそかになるだろってのは想像できると思う

無茶なたとえって思うかもだけど、それくらい今の日本には無茶がはびこってるってことだよ

何でも屋はやはり今の成熟した時代ではかなり無理があるんだよね

から俺はソニーホンダといっしょに車を作るって話を聞いたとき、まずいなぁって思ったよねw

ソニーって白物家電やらないからほかの電機メーカーみたいに事業が「小さくて多い」問題が最小だったと思うんだけど、EVはどうだろうね

まぁ肝心の部分はホンダがやるからそこまでコングロマリット病を発症しないかもしれないけど


何でも屋っていってみればイオンとかファミレスみたいなもんでさ、だいたい何でもあるけど、たとえば服なんかは10の子が好むようなものは置いていない

文化成熟し細分化された時代総合スーパーや百貨店ファミレスでは限界があるよね

服はユニクロ、靴はABCマート家電ヨドバシAppleにこだわる人はAppleストア

家電量販店にしても郊外に店がぽつぽつある「小さくて多い」型のヤマダ電機より、駅前にでかい店たてて大量の客をさばく「大きくて少ない」型のヨドバシのほうが利益率がいい

ヤマダ電機 675店 売上 1兆6,005億8,300万円 経常利益 368億8,900万円

ヨドバシ  24店 売上 6,931億円 経常利益573億円


日本家電競争力ないのに自動車はある程度競争力あるのは「小さくて多い」が発生してないからだよね

トヨタ冷蔵庫洗濯機作ってたら、自動車で負けてたよね

そしてホンダは2輪や船とか飛行機とかやってるからから4輪が不調なんだと思ってる

(でもホンダ経営者は、複合化で事業が支えあってるから会社が安定しているんだとか解釈してそう)

日本家電業界は不調だけど、例外的にダイキン好調なのは空調専業メーカーからだよね

空調機器だけで3兆円という「大きくて少ない」をすれば十分戦えることがわかる


それに気づいて復活したのが日立

2012年

HGSTハードディスク)をウェスタンデジタルに売却

2014年

日立マクセル(電池光学部品、理美容磁気テープCDDVD)をマクセルホールディングスに売却

日立機材をセンクシアに売却

2016年

日立物流(流通)を佐川急便に29.0%売却(追加売却の予定)

日立キャピタル(保険リース)を三菱UFJに売却

2017

日立国際電気通信機器放送機器監視カメラ)を米KKRに売却

日立工機(電動工具)を KKRに売却→工機ホールディングス

2018年

クラリオンカーオーディオカーナビ)を仏エナップ シス エスエーエスに売却

2020

日立メディコ(MRICT超音波診断装置画像診断機器事業)を富士フイルムに売却

日立化成(化学)を昭和電工に売却

火力発電事業三菱重工に100%売却

こんだけ売って業績回復した日立を、はてブは叩いているけど俺はいい方向だと思っている

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOUC199XJ0Z10C22A4000000/

ちなみに富士通PFU売ったし、新光電気工業富士通ゼネラルも売却するって言ってるから

次の日立富士通だなと思って俺はひそかに株を買ってるw


日本半導体産業は元気がないって言われるけど、元気な分野があって、それがパワー半導体なんだけど

2021年のパワー半導体メーカーランキング見てほしいんだけど

1位 infineon(独) 48億ル

2位 onsemi(米) 20ドル

3位 STMicro(伊仏) 17ドル

4位 三菱 14億ドル

5位 富士電機 11ドル

6位 東芝 9.9億ドル

7位 vishay(米) 9.9億ドル

8位 nexperia(蘭)6.7億ドル

9位 ルネサス 6.4億ドル

10ローム 6.3億ドル

を見るとわかると思うけど、ここでも会社が「小さくて多い」をしているのが日本企業

そして総合電機メーカー事業が「小さくて多い」もあるので、二重の「小さくて多い」問題が発生している

日本のパワー半導体に迫る危機事業統合など一刻も早く対策

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00065/00521/

にも書かれているけど、総合電機メーカーの一事業にすぎない半導体投資額が大きくなると

事業バランスを気にして思い切った判断ができなくなくなって投資負けして撤退するというパターンを繰り返している。

早く三菱富士東芝総合電機は半導体事業ルネサスロームみたいな専業メーカーに売却するか、事業統合して別会社として切り出すほうが良いと思うよ


今絶好調といわれてるのが京都企業で、「京都企業はなぜ強いのか」なんて特集がされたりするんだけど

任天堂村田製作所日本電産、ローム共通してるのは複合メーカーではないってことね

「この分野ではだれにも負けません」みたいな特化型が京都企業の特徴

だけど、問題企業もあってそれが京セラ

かつては京都といったら京セラみたいな時代があった。アメーバ経営とか一時期もてはやされたけどこの10年くらい停滞している

せっかくセラミックじゃ負けませんな専業の強みがあったのに、なぜかスマホとか電動工具とかプリンターとか始めて複合化してしまって(あの悪名高きバルミューダぼったくりスマホ京セラ製)

そんなことやってるから案の定村田製作所においつかれ、そして離され始めている

から京セラアメーバ経営見直しを迫られてるんだよね

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF205NV0Q2A620C2000000/

日本電産も、最近工作機械進出してこれから京セラ化するかもしれない

まぁ2本柱程度だから、まだ問題いかもしれないけどね

あの名物社長がいる間は即断即決できるけど、後継者サラリーマン社長になったら意思決定スピード遅くなって典型的日本企業になるかも


オタク産業にもある「小さくて多い」問題

任天堂は亡くなった山内社長が他分野に手を出すなっていってたらしいけど、最近アニメとかテーマパークかに手を出し始めてて、ゲーム事業がどうなるか心配ではある

でも岩田社長の功績として素晴らしいのは、家庭用と携帯機の開発を統合しして「小さくて多い」問題を解消したことだよね

2つしかないものを「多い」っていうのも変な話だけど、作る側も買う側も一つに絞ったほうが助かるよね


フロムソフトウェアは「大きくて少ない」路線成功した代表例だよね

フロム2005年~2010年ごろは社員数250人で年に5~10本ペースでゲームだしてたけど、今は社員数350人で1、2年に1本のペースになって大成功

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2#%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB


逆に今不調なのがスクエニ

スクエニ社員数3000人で年30~40本もゲームリリースしている「小さくて多い」路線で失敗した

業績が好調カプコンスクエニ社員数が同じくらいなんだけど、年に5~6本のペースで、スクエニの1/7しかゲームを出していない

任天堂社員数7000人で年10本程度なので、スクエニいかゲームを乱発しているかがわかる

スクエニリリースから推測すると、毎週ゲーム出してるペースだ。これでは社内で自分会社ゲームちゃんと把握できてる人いないのでは?と思ってしま


アニメ業界といえば、アニメーターの薄給問題が有名だけど、それも会社が600社もある「小さくて多い」問題からだよね。

オタクたちはアニメ日本文化だ!国が補助金出して支えろ!とか言ってるからホラーだなって思う。

アニメの話になるとはてブ集団催眠錯乱状態になるよね

製作会社自体が「小さくて多い」し、製作委員会方式のせいでアニメ権利者が「小さくて多い」からヒットしても利益分散してしまうし

見る側にしても年200本もアニメ製作されたら可処分時間分散する「小さくて多い」だし

鬼滅の刃委員会方式やめたかリスクは大きいけど利益も大きいだろうから、いい見本にしてほしいよね


まとめ

今回は特定業界に絞って言ったけど、農業病院も「小さくて多い」で、根本的な問題解決せずに補助金で何とかしてる状態だし

地方自治体行政システム問題1700もあるからだし、知床遊覧船のKAZU1の問題も結局のところ、日本に950社以上あって過当競争からだし

銀行オーバーバンキング問題とかさ、とにかくこの国は小さいものが多すぎる


「小さくて多い」が日本問題

「大きくて少ない」が日本の目指す方向


参考記事

なぜ「ゾンビ企業」は宮崎に多くて、沖縄は少ないのか

https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/23/news061.html

米巨大IT、複合企業化のツケ(The Economist)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB060OR0W2A101C2000000/

2022-12-13

ハテ=ナブク・マ・カー(1983〜)

日本ブックマーク専門家ネット記事評論家平成から令和にかけて活躍した近現代ブックマーカーの頂点に立つ一人である

代表作は、『トップコメおかしい』『スターください』『判断保留』『ふむ』『あとで読む』『優秀な増田』『建設APIのハック技術入門』『消えた増田行方を追う』など多数。

2012年ブクマカ初の増田文学賞を受賞するなど多くの名誉ある文学賞を受賞し、大喜利大会などに尽力したが、2022年(令和4年)11月末に、過激ブコメのためアカウント凍結2023年に復帰予定[※本人Twitterより]

2022-12-09

アーマードコア界隈がえらく騒いでるなーと思ったら

前作は2012年

11年も待たされればそりゃ狂喜乱舞するよな

2022-12-08

anond:20221208170744

2011-2012年ドルトムント時代えぐかったんやで

ブンデスリーガ連破して香川リーグ13得点

DFBポカールの決勝でバイエルンから5点取って優勝した試合香川の躍動を忘れないわ

マンU行っても一応ハットトリックとかしたしな

2022-12-06

2012年ベルリン在住の95歳の女性、マルゴット・ヴェルク(英語版)が、かつてヒトラーの毒味役であったことを公表した。1943年から1944年の約2年間、ヒトラー東部戦線の指揮をとった現ポーランド北部司令部ヴォルフスシャンツェで毒見を行っていたといい、「ヒトラー菜食主義者で、アスパラガスニンジン料理が多く、肉はなかった」と証言している

2022-12-04

2位とはなんだったのか

2009年11月のいわいる事業仕分けから、もう13年も経った。「2位じゃダメなんですか?」の質問発言で非常に曰く付きとなったアレだ。

ところが最近、13年も経ってまだなおナゼ「2位」という言葉が出てきたか理解できてない人がかなりいる事を知った。それどころか、スーパーコンピュータの京は、事業仕分け時点で世界一になることが明白だったなどという認識まで飛び出す始末である

ただ、資料もなしにどこが変だと言っても仕方あるまい。何がどうして「2位」なのか、少し語ろうじゃないか

アーキテクチャ

初期の次世代スーパーコンピュータ (この時点では名前が付いていなかったが、以下わかりやすく京と呼ぶ) 計画 は、補助金を投入してのHPC産業育成に目を向けられていた[1]。世界一の性能を出していた海洋研究開発機構地球シミュレータが、NECのSXシリーズベースにしたベクトル型であり、ベクトル型のスーパーコンピュータ日本お家芸とみなされていた。これを育成することが一つの目標。そして、立ち遅れていた当時の世界スーパーコンピュータの潮流、スカラ型の開発に追いつくこと。これがもう一つの目標となった。結果、世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットなどという中途半端方式になる。実に日本的な玉虫色の決定と言えるだろう。しかし、補助金の注ぎ込みが不足し、事業者持ち出しの負担が大きくなってしまった。結果、事業負担が高額になることを嫌い、NEC日立撤退する[2]。これにより、世界の潮流通りのスカラ型とならざるをえなくなった。

CPUはというと、世界スーパーコンピュータの潮流では当時から既に汎用のx86アーキテクチャCPUが既に多くなってきていた中、富士通SPARC64VIIIfxを採用した。よく国産CPU表現されているが、SPARCの名で分かる通り、当然命令セットは米国Sun Microsystems (現 Oracle) のセカンドソースであり、端から端まで国産というわけではない。更に、業務UNIXをささえるマシンとして一世を風靡したSPARCではあるが、当時ですらもう下火となっていた。京の事業費の約半分、実に600億円が、この専用CPUに注ぎ込まれることになった。なぜその選択をしたのか。富士通サイトには省電力と安定性が理由として書かれている[3]。しかし、その省電力という目標も、後述するように微妙な結果となってしまった。また、ソフトウェアの使いまわしも微妙となった。

目標性能

計画2005年に始まる。世界でも類を見ないベクトル型とスカラ型のハイブリットという構成もあり、概念設計にはしっかり時間を費やした。2007年9月には性能目標10P FLOPSと示した[4]。稼働開始は2010年2012年に完成という工程も同時に示されている。直前の2007年6月のTOP500を見ると[5]、1位のIBM BlueGene/Lが370TFLOPS。5年後に30倍という性能を目指したことになる。当時の発表としては、世界一が取れるような計画だったが、しか日進月歩の分野で5年は結果的に長かった。

さて、前述のように、ベクトル陣営2009年5月撤退を決めた。10P FLOPSの性能と決定した時には、ベクトル側も居たのに、そこがぽっかり空いた状態10P FLOPSのあてはいつついたのだろうか? 2009年7月報告書[6]では、スカラ単体で10P FLOPSを達成できること、ベクトル部は存在していても接続まわりの性能が不足していて問題があったことが表明されている。結果的に、なくなってよかったというトホホな内容だ。さて、同報告書では、稼働開始前の2011年6月に、ベンチマークだけでも10P FLOPSを達成してTOP500の1位を目指すと書いてある。どうしてこうなったのだろうか。

強すぎたライバルたち

遡ること半年2009年2月3日米国国家安全保障局(NNSA)はIBMと新しいスーパーコンピュータ Sequoiaを展開すると発表した[7]。性能は20P FLOPS、京の予定性能の実に2倍を達成するという発表だ。しかも、提供開始は2011年2012年。京の1年も前になる可能性があるという。

そう、双方が計画通りなら、京は2012年提供を開始する時には既に2位になっているという話題が出ていたのだ。なるほど、あせって2011年ベンチマークだけでも「トップを取った」という実績を残したいわけである

さて、その後のSequoiaはというと?

ある意味計画通りだろう、2012年提供が開始され、2012年6月のTOP500[8]では予定通り20P FLOPSを叩き出し、1位になる。しかし、2012年11月のTOP500[9]では、Crayとオークリッジ国立研究所が作ったTitanが叩き出した27P FLOPSという数字ににあっさりと抜き去られ、2位になる。まるで幽遊白書ラストのような展開だ。しかも、SequoiaIBMPowerアーキテクチャで構築されたA2プロセッサだったのに対して、TitanはAMD OpteronNVIDIA K20Xの組み合わせ。汎用性でも差を開けられている。これはお手上げというものだろう。

事業仕分け

さて、話は京に戻す。京が有名になったのは2009年11月13日の行政刷新会議、いわいる事業仕分けである(ここは参考文献は要るまい)。このときまで、そんな計画があることを知らなかった人の方が多かったのではないだろうか。どういうニュアンスで言ったかからない、まるで日本を貶めているかのように聞こえる「2位じゃダメなんですか?」という言葉が非常にインパクトを与えたことだろう。

さて、じゃぁ何が2位なのか。だ。前述の通り、この時点ではIBMSequoiaに追い抜かされることが見えていた。TitanはGPU調達など細かい話が決まってきたのは2010年なので、この時点ではほとんど影がなかったはず。ということで、3位じゃなくて2位としたのは、Sequoia意識してのことだろう。つまり、「2位じゃダメなんですか?」というのは、1位を諦めて2位の性能で我慢するべきということではなく、客観的に見れば「2位になるのが見えているのだけど、何で1位と言ってるの?」という話になってくるのが見て取れる。蓮舫氏がそこを意識してたか知らんけど。

共同事業者撤退し、一応強気に「大丈夫」と言ってはいるが、本当に達成できるかは周りから疑問符が付くグダグダプロジェクト状況、ほぼ専用設計で量産時にどういう問題が出るかわからないCPUソフトウェア新規制作税金の投入は中途半端で、産業を育成したいのか企業負担を増やしたいのかよくわからない(だから撤退する事業者が出る)。そもそもここで出来たスーパーコンピュータCPU抜きにしても売れるのか分からない。そりゃ、金田康正教授でなくても、京にはため息が出るというものだ。

達成できたこと、できなかったこ

さて、京は何を達成したのだろうか? 京は完成前ではあるものベンチマーク実施し、見事11P FLOPSを叩き出し、2011年6月[10]と2011年11月[11]のTOP500でトップに躍り出る。この分野に日本ありと示した…かどうかはわからないが、一つの実績として言えるのは間違いない。いや、経緯のグダグダからして、見事なプロジェクト進行だったと称賛できる。しかし、前述の通り供用を開始した2012年9月[12]にはTOP500ではSequoiaに追い越されており、直後のTOP500ではTitanにも追い越されて3位となっていた。1位は、ベンチマークだけの存在だったと言える。

では目標産業育成としてはどうだっただろうか。京をベースにしたスーパーコンピュータ PRIMEHPC FX10[13]やFX100は、東大[14]、名大[15]、キヤノン[16]、九大[17]、信大[18]、JAXA[19]、核融合科学研究所[20]、気象庁気象研究所と、調べるだけでも国内実績は多くある。国外実績は、台湾中央気象局[21]、シンガポールナショナルスパコンセンター豪州 NCI、英国 HPC Walesと、それなりにある。ただどうだろう。産業としてうまくいったのだろうか。有価証券報告書を見ても、その他のセグメントに入ってしまっているため状況がつかめない[22]。謎ではある。とはいえもし、産業としてそれなりに育ったのならば、有価証券報告書で報告する事業セグメントとして独立したものを与えられてしかるべきだったのではなかろうか。少なくとも1000億も出したのだ。そのくらいではあってほしかった。更に言うなれば特に競争の激しい国外市場をうまく取り込めたかというと、産業育成という視点では頑張ったとは思うものの心もとない結果だったように、少なくとも私には見える。

消費電力の面はどうだろうか。上述の通り、SPARCを使う理由には省電力が上げられていた。これをライバルSequoia、Titanと比較してみよう。2012年11月のTOP500[9]で見ると、京は12.6MW消費するとあるSequoiaは7.8MW、Titanは8.2MWだ。実はこの時の報告のあるスーパーコンピュータの中で、最大の電力消費量を誇っている。高いほうがいいのではなく、消費電力は低いほうがいいので、これはかなり問題がある。

費用面はどうだろうか。これもライバル比較してみよう。京は日本円にして1120億円かかっている。対してSequoiaは2億5000万ドル[23]、Titanは9700万米ドル[24]だ。2012年11月で見るとドル相場は82円なので、Sequoiaは約205億円、Titanは80億円となるだろうか。京のプロセッサ開発費を除いたとしても、数字が違いすぎるのだ。


纏めてみよう。京は、一時期でベンチマーク上だとしても、TOP500で1位を取った。これは「夢を与え」(平尾公彦氏)た結果だったろう。しかし、それは砂上の楼閣でもあった。しかしそれを実現するための費用米国の5~10倍で、性能は実は半分、消費電力は1.5倍という結果になり、産業育成も盛り上がったかどうかは判然としない。こんなところだろうか。

さいごに

近年のスーパーコンピュータを含めたHPC分野はどうなっているだろうか。近年のクラウドコンピューティングの流れを当然HPC分野も受けており、主要プレイヤーとしてAWS名前が挙がっている[25]。またレポートでは挙がっていないものの、Google Cloudも猛追しており、円周率計算では1位を叩き出している[26]。必要な時に、必要な規模で構築できるクラウドコンピューティングの波は、さてHPC分野でどこまで浸透していくのだろうか。産業育成の方向が、2009年時点では確かにハードウェア開発だったろう。しかし、事業仕分けへの反発により、日本方向性を間違ってしまったのではないか。私は、そんな気がしてならない。


[1] ttps://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/hyouka/kentou/super/haihu01/siryo2-3.pdf

[2] ttp://www.nec.co.jp/press/ja/0905/1402.html

[3] ttps://www.fujitsu.com/jp/about/businesspolicy/tech/k/whatis/processor/

[4] ttp://web.archive.org/web/20130207162431/https://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2007/070914/index.html

[5] ttps://www.top500.org/lists/top500/2007/06/

[6] ttp://www.jaist.ac.jp/cmsf/meeting/14-3.pdf

[7] ttps://www.llnl.gov/news/nnsa-awards-ibm-contract-build-next-generation-supercomputer

[8] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/06/

[9] ttps://www.top500.org/lists/top500/2012/11/

[10] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/06/

[11] ttps://www.top500.org/lists/top500/2011/11/

[12] ttps://www.riken.jp/pr/news/2012/20120927/

[13] ttps://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-24020620111107

[14] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2011/11/14.html

[15] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/05/15.html

[16] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/6.html

[17] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/08/22.html

[18] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/02/13.html

[19] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2014/04/7.html

[20] ttps://nsrp.nifs.ac.jp/news/PS-next.html

[21] ttps://pr.fujitsu.com/jp/news/2012/06/25.html

[22] ttps://pr.fujitsu.com/jp/ir/secreports/2015/pdf/03.pdf

[23] ttps://arstechnica.com/information-technology/2012/06/with-16-petaflops-and-1-6m-cores-doe-supercomputer-is-worlds-fastest/

[24] ttps://web.archive.org/web/20120727053123/http://www.hpcwire.com/hpcwire/2011-10-11/gpus_will_morph_ornl_s_jaguar_into_20-petaflop_titan.html

[25] ttps://www.sdki.jp/reports/high-performance-computing-market/109365

[26] ttps://cloud.google.com/blog/ja/products/compute/calculating-100-trillion-digits-of-pi-on-google-cloud

2022-12-03

anond:20221203181931

この増田が言っている2012年2021年の変化だと、所得名目はもちろん実質でも増えている。特に最低賃金の上昇もあって、低所得層の伸びが大きい。

レジャー白書2022が個人的に衝撃的だった

たまたま見かけたレジャー白書(7,700円税込)を読んだんだけど、かなり衝撃的だった。



■何が衝撃的だったか

余暇人口が激減している。

それも特定の分野に限らず、ほぼ全てで。



■例えば何が激減してるの?

2012年2021年

単位:すべて「万人」


・屋内の趣味

囲碁:400→150

ビリヤード:460→210

写真:2150→1070

陶芸:250→110

お茶:300→150

スポーツ

ジョギング:2450→1820

卓球:830→540

サッカー:570→360

バスケ:390→290

他にもたくさん書かれているんだけど、ほぼ全てで人口が減っている。

■なぜ減少しているのか?

詳しく書かれていないけど、推測としてスマホだろうと。

スマホに関してはなぜかほぼ書かれていない。

唯一「動画鑑賞:3420→3690」がおそらくスマホだろう。

これは人口が増えている数少ない趣味

コロナの影響は?

コロナ人口が増えたのもある。

けど、それでも2012年の水準には戻っていないものほとんど。

減っているものはえぐいほど減っている。

コロナで減ったのは?

2019年2021年

カラオケ:2980→1520

飲み屋:1790→900

観劇:410→210

ソフトボール:320→130

水泳:920→520

ボーリング:930→450

ゲートボール:50→10

他にも山ほどコロナで激減している。



■その他気になったもの

2012年2021年

釣り:810→560

ブームかと思っていたが減っている。コロナ後も減り続けている。増えてると思った。けっこう意外


将棋:850→500

藤井ブーム一時的に増えた年はあったが、それでも減少傾向


テレビゲーム:3080→2100

今はスマホなんだろうね

ゲームセンター1860→1250

意外と頑張っていると思った。コロナでもあまり減ってない

パチンコ:1110→720

こちらも意外と頑張っているなと思った。


中央競馬:960→790

ギャンブル系ではパチンコを抑えてNo1に。人口増加している年もありスマホゲームの影響だろうか?


サウナ:1210→760

ブームと言われているがそれでも減っている。

サイクリング1080→690

コロナ後も減り続けている。


最後

ブームと言われているレジャーでもほぼ全てで人口減。

商売人にとっては厳しい時代になりました。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん