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はてなキーワード: 変動金利とは

2024-10-11

ゼロ金利では1億円の物件を買えていた人も金利が2%になったら7,000万円の物件しか買えない

1億円を35年、無利息で返済する場合、毎月約24万円の負担で返済できる。これが2%になると、当然毎月の返済額は増え、元利均等返済であれば月約33万円の返済になる。これでは払えないため、当然借入を少なくする必要がある。では金利が2%の場合、毎月24万円の負担で済む借入金額はどれくらいか、総当たりで求めるとだいたい7,000万円。

以下のサイトを参考にエクセルで縦軸を金利、横軸を借入金額にした表を作って探した。

https://www.nomu.com/loan/column/hishida/20200212.html

借入金額は200万単位で増減させたから、その程度の誤差はある。このあたり数学的にはエレガントに解けそうだけど、そんな気力はない。誰か解いてほしい。

金利が上がった場合、買い手からみたらどれだけ影響があるのかシミュレーションしてみたけど想像以上だな。せいぜい1,000万程度だと思っていた。今は変動金利で借りている人が多いから、もちろん売る方にも影響がある。円安物価が上がる以上、物価の安定を目指す日銀金利は上げざるを得ない。ここ数年無理して東京不動産買った人は悲惨なことになる人が多そうだな。

2024-10-07

https://anond.hatelabo.jp/20241006092147

港区在住30代夫婦。私(夫)自由診療医師、妻専業主婦子供はまだなし(欲しい)。

いかげんマンション買おう!と欲を出し、今年港区外でマンション買った。2億7000万の2LDK、77平米、駅徒歩1分。2億5000万の住宅ローン変動金利で組んだ。引渡しはこれから

返済支払いが月70万くらい、修繕積立や管理費込みで77万くらいかと思っていたけど変動金利上昇で月の支払いが10万以上上がるかもしれん。

今週遅めの夏休み海外旅行行くんだけど妻は家計にはノータッチからか悠長にエルメスパトロールする!とか息巻いてる。

「ローン返済の件、嫁に話しました。途端に泣き崩れる嫁」

を間近で見れるチャンスとなるか。。。

2024-09-12

anond:20240912024506

うん、インフレしているんから当たり前だろ。インフレ率を加味した実質賃金比較しなきゃ

意味ないのに。それに利上げに言及しておきながらローン金利が低いままの想定なのも

微妙じゃないか? 変動金利型のローンでは、すでに値上げしているところも多

いのに。2馬力家庭が増えたとはいえ、妻の妊娠出産育児による収入減は

無視できないぞ。

2024-08-05

利上げが来たら変動金利のヘッジになるからメガバン勧められてた人達が投げたんだろうか

2024-08-01

変動金利が急激に上がっても5年ルールがあるから安心」とか言ってるバカ

差額は最後に払う必要があるって知らんのか?

2024-06-24

優秀な増田諸君変動金利の上昇ってどれくらいの時期からスタートすると思う?

2024-04-30

信号、みんなで渡れば怖くない

変動金利を選んでるやつが多すぎれば金利も上げられないから乗るしかないこのビッグウェーブ

2024-03-05

anond:20240304234802

精神病の既往歴がつくと基本的に一切のローンを組めなくなるから気を付けてね

そんなことねえよ。

俺はコンサータ飲んでるけど普通に住宅ローン組んだぞ。もちろん変動金利金利優遇幅最大で団信つき。

まあ色々証明するための書類用意したりは必要になるけど。

2024-01-29

住宅ローン変動金利って

住宅ローン変動金利って5年ルールと125%ルールというものが定められてる。

5年ルール金利変動が起こっても5年間は毎月の返済額が変わらない」

125%ルール金利がどんなに上昇しても毎月の返済額はそれまでの25%以上にならない」

これって極端に金利上がっても、5年返済額は変わらないから元本が全然減らなくなるよね。

リボ払い使う人を嘲笑っている人も変動で組んでそうだけど、大丈夫なんだろうかと思った。

2023-09-25

勉強なんて心底どうでもいい」って人間は相当な数いる

数学金融法律哲学も、世の中興味がない人が大半だ。

公立理系出身ですらTaylor展開の収束条件なんてどうでもいいとか、留数定理なんて使えればいいとかそういうレベルだ。

そもそも社会人で留数定理なんて覚えてる人すら珍しい、国公立理系出身でもだ。

某国理系の人にe^ax積分なんて忘れたと言われたときは衝撃を受けた。暗記科目としか思ってないのか。

金融に関してもそう、LIBOR10割引債マイナス金利どころか固定金利変動金利なんて知らない、先物為替金利差?購買力平価?ってなに?財務諸表?聞いたことない、そんなレベルだ。

法律に関しても、憲法違反したら刑務所に入るの?民事刑事って何?とかそんなレベルだ。

そんなこと話すと、変なことに興味あるんだねって顔されるのが大半になってきたのであんまりそういう話は人としなくなってきた。

でも本来大卒ってそういう教養好奇心を持ち合わせてるような人たちじゃないの。

全く持って興味がない人が多すぎ正直大卒でも高卒でも知的水準変わんなくねって思ってる。

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-06-28

anond:20230627173049

とりあえずざっくりシミュレーションして見たら良いと思う。

購入金額は4000万だが手数料や諸経費で大体10%くらい必要になってくるので4400万。

まぁここは貯蓄の600万から400万支払うとして住宅ローン4000万スタートで考えてみる。


収入の部】

収入手取り38万に奥さん側で6万で世帯手取りが月44万円かな?

ここに児童手当が貰えるから1.5万足して45.5万円が使えるお金となる。


【消費の部】

4000万円に35年ローンって考えると変動金利0.3%で月10万円程が消える訳だ。

そして子供1人の家の月の生活費家賃を抜いて平均24万円との事。

戸建ての場合修繕積立金が月1万円必要になる(じゃないと破損しても直せない)

火災保険が年間10万円くらいで月0.8万円。

そして固定資産税が16万円で月換算だと1.3万円。


【残額の部】

まりこの時点で差し引き6.9万円しか残らない。

お子さんが居るなら貯蓄としてもやはり月5万程度は何かあった時のために必要だと思う。

と、なると1.9万円。お小遣いが1人9500円です。


想像できる新居を構えた豊かな生活像】

まりですよ。

これからの季節やれピクニック遊園地だ行きたいと思うんですよ。

きっと車だって欲しいでしょう。そういうのを全て我慢して新居を構える訳です。

お子さんを習い事にも行かせる事ができない訳です。

めっちゃピカピカの家なのにクッソド貧乏生活が待ってますね。

ボッサボサのお母さんとスーツすらままならないお父さんの待つ生活

その上で、変動金利なのでちょっと利上げされたら詰みます。家すら残らない訳です。


【それでも新築が欲しい場合は?】

茨城とか栃木辺境地に構えれば土地ほぼ0、ローコスト2000万くらいの家なら…

まぁ家賃が5万くらい圧縮できるので多少マシかも知れませんがそれでも厳しい。

兎にも角にも、奥さんお小遣いが9500円で許容できるか聞いてみると良いでしょう。

モラハラっぽくなっちゃます現実、そういう生活が待っていると自覚して頂いてその覚悟ができるなら良いと思います。(増田含めて)

(一応貯蓄0にすればスペランカー状態ですが生活できます。ただお子さんの事考えると絶対オススメしないです)

anond:20230628113236

変動金利優遇ゼロになってさらに短プラが2%とか上がってしかもそれが恒常化する可能性を考えると実際隕石衝突と似たような確率な気はする。

仮にそうなったとしても、そこまでの状況なら給料も2倍くらいになってるだろうからあんまり問題ないとも思うけど。

anond:20230628111944

固定金利なら支払額が変わるリスク回避できる

特にリスクを恐れてる元増田にとっては、計算やすいというのはとても大切だと思う

現状の変動金利でぎりぎり支払えるぐらいの目算だと簡単にローン破産するでな

anond:20230628104301

なんか変動金利固定金利を上回るみたいなこと考えてそう

anond:20230627173049

持ち家は見栄とプライドと夢であって理屈じゃないから説得は無理

最初の二つのリスクはどうにもできないが、ローンの支払いリスクだけは事前にしっかりシミュレーションすればある程度軽減可能

今後変動金利は跳ね上がるだろうし、住宅価格暴落しそうだしで、世帯年収700で4000万のローンとか絶対やめたほうが良いと思うけど、

固定金利ちゃんとローン支払える算段が付くなら買えばいい

少しでも不安が残るなら離婚してでも購入はやめとけ

2023-03-04

貯金のままだと金価値が下がって目減りするから物に変えた方が良いとはいうけど

価値の下がらないものっていうのも難しいよなあ

土地だって暴落したんだし

自分にできることは家のローンの少しでも繰上げ返済して変動金利の利息を払う予定を少しでも目減りさせることくらいだ

ローン自体は額面は変わらないから、ローンを返すより貯金投資等別のものに当てて、そこでの運用益込みで返済するのが賢いんだろうけど

自分がそこまでうまくやれる気がしないんだよな

経済とかど素人もど素人ウェブニュースすら見ない世間知らずの常識無しの怠け者だし

2023-01-18

[]【詳細】日銀 黒田総裁会見 大規模な金融緩和策の維持を決定

景気は持ち直し

まず説明したのは景気の現状認識。「景気は資源高の影響などを受けつつも、新型コロナウイルス感染症抑制経済活動の両立が進むもとで持ち直している」と述べました。

物価 023年度半ばにプラス幅縮小

そして消費者物価の見通しです。

18日公表した最新の物価の見通しでは、食品などの値上げが相次いでいる2022年度の物価上昇率はプラス3.0%。そして新年度2023年度はプラス1.6%としました。

今の物価高について黒田総裁は「来年度半ばにかけてプラス幅を縮小していくと予想している」と述べました。

必要な時点まで金融緩和続ける

今後の金融政策方向性について、黒田総裁は「2%の物価安定の目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和継続する」と強調しました。

冒頭発言が終わり、このあと記者から質問が始まりました。

物価目標達成できる状況 まだ

黒田総裁記者会見で、日銀がめざしている賃金上昇を伴って2%の物価上昇目標を達成する見通しについて問われました。

「それにはなお時間がかかるとみている。物価安定の目標を持続的、安定的に達成できる状況が見通せるようになったとは考えていない」と述べました。

変動幅 拡大必要ない

黒田総裁は「日本銀行10年物国債金利について0.5%の利回りでの指値オペを毎営業日実施していて、経済合理性観点からは0.5%を超える利回りでの取り引き継続的に行われることはないと考えられる。日銀としては機動的な市場調節を行っていく方針で、長期金利の変動幅をさらに拡大する必要があるとは考えておりません」と述べました。

市場機能評価 なお時間要する

黒田総裁は、先月の金融緩和策の修正による市場機能改善について「運用見直しからはさほど時間がたっていないのでこれらの措置市場機能に及ぼす影響を評価するにはなお時間を要すると思うが、機動的な市場調節運営を作り続けることで、今後市場機能改善していくとみている」と述べました。

緩和策(YCC)は持続可能

黒田総裁は、YCC・イールドカーブコントロールといわれる、今の金融緩和策の枠組みが持続可能なのかと問われ「市場機能改善ということがまだはっきりする事態になっていないが、機動的な市場調節運営を行うことで今後、市場機能改善していくと考えている。そういった意味でYCCは十分持続可能であると考えている」と述べました。

国債買い入れ増加は問題ない

今回の会合を前に、日銀金融緩和さら修正するという思惑で市場金利上昇圧力が高まり日銀は巨額の国債を買い入れて金利を抑え込む対応を迫られました。

これについて黒田総裁は「金融政策については常に効果副作用を十分に検証しつつ、適切な金融政策運営を行う必要があることはそのとおりだが、現状国債の買い入れが増えたこ自体特に問題があるとは考えておりません」と述べました。

物価目標 達成できておらず残念

黒田総裁は、10年近くにわたって続けてきた大規模な金融緩和策の効果副作用について「1998年から2012年まで続いたデフレからは脱却してデフレでない状況が作り出されたということは言えると思う。ただ、賃金上昇率が十分でなく2%の物価目標安定的、持続的に達成できるような状況になっていないことは残念に思う。金融政策効果は十分にあったと思う」と述べました。

国債保有増加に特別リスクない

黒田総裁は、日銀国債の発行残高の半分以上を保有する状況にリスクがないかと問われたのに対し「現在国債保有の増加が、何か特別リスクがあるとは考えていない」と述べました。

市場修正期待 是正された

今回金融政策を維持したことで、市場に広がっていた金融緩和策のさらなる修正という観測是正できたと思うかと記者に問われ、黒田総裁は「緩和的な金融政策を維持するということをこれまでも申し上げてきたし今回もそれを申し上げている。市場金融政策の変更を期待して動いていたということがあったとすれば、それは是正されたと思う」と述べました。

市場見方が違ってもいい

市場が緩和策のさらなる修正を予想し、日銀市場コミュニケーションは上手くいっていたのかと問われ、黒田総裁は「経済市場が動くときにその将来の見通しについてマーケットの人がいろいろな見方をすることは自然な話だ。金融政策当局マーケットが全く同じ考えでないといけないということはない。私どもとして必要なことは常に金融政策についてオープン議論し、その考え方や見通しを明らかにしてそれを踏まえて金融政策を決定していくことに尽きる」と述べました。

ローン金利の動向や影響 今後も丹念に点検

先月の金融緩和策の修正長期金利の上限を引き上げたことをきっかけに一部の住宅ローン金利が上昇しました。

黒田総裁は「前回の決定会合以降、一部の金融機関国債金利の動向を踏まえて引き上げる動きが見られる。この間、大半を占める変動金利型については適用金利に変化は生じていない。住宅ローン金利の動向や影響は今後も丹念に点検していきたいと思っている」と述べました。

後任のためにというのはせん越

黒田総裁は後任の総裁スムーズバトンを渡したいという思いはあるかと問われたのに対し「依然として2%の物価安定目標を持続的安定的に達成するまでには至ってないということは事実なので、今後とも引き続き任期まではしっかりと2%の物価安定目標の実現に向けて全力を挙げたい。後任の方に何かを申し上げたり後任の人のためにというのは大変せん越ですのでそういった考え方はない」と述べました。

金利操作は今の形が適切

日銀はい短期金利10もの国債金利長期金利)を操作対象にしています

操作対象を2年ものや5年ものなどのより短い国債金利に切り替える考えがあるのか問われました。

黒田総裁は「短期政策金利と最も代表的指標である10年債の金利の2つをターゲットにして、イールドカーブ全体を適切な形にすることが最も適切ではないかと思っている。もちろん一切いかなる変更も検討しないってことではないが、今はそういった考え方にもとづいて政策を行っている」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230118/k10013952851000.html

2022-12-20

金融とかよくわからないので、住宅ローン変動金利に影響出るのかだけ教えてください

2022-11-09

日本でも利上げはできる

変動金利住宅ローンが!!

 →変動金利が連動する短期プライムレートはここ20年変動してない

経済に悪影響

 →金融緩和のせいで産まれゾンビ企業は16.5万社(帝国データバンク)。ゾンビ企業はかえって経済マイナス

国債価格の下落によって日銀債務超過に陥る

 →日銀は満期保有を前提に買い入れを行っており、また償却原価法採用しているため時価が入り込む余地はない。

欧米にような利上げはないにしろ副作用が目立つようになってきたマイナス金利解除ぐらいはすべき。

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