はてなキーワード: 司会者とは
そんな感じで俺たちは着々と勝利を重ねていく。
そして、あっという間に決勝戦を迎える。
「優勝は……カジマ選手!」
「うおおぉぉっ! やったっすー!」
そして優勝を決めた。
……随分な話の端折り方をしてしまったが、これには理由がある。
まず地元の一般人のみ参加という制約上、レベルがそこまで高くない。
俺の観測範囲内ではあるが、地元でこの番組に参加するような人間でイタガリアンの適正がある奴はほぼいないんだ。
だが、その中でもカジマは適正がそれなりにある人間だったと確信していた。
前も言ったが、こいつは自己顕示欲が強い。
一般人がテレビになんて出たら大抵は緊張してしまい、普段のパフォーマンスを発揮することは難しくなるだろう。
だが、カジマは「目立てる」という感覚を優先させるのでリアクションを躊躇しない。
それでも多少はプレッシャーを感じていると思うが、程よい緊張感はパフォーマンスをむしろ向上させる。
特にこの日のカジマは、プロのアスリートでも珍しいと思えるほどに絶妙なコンディションだった。
更に身も蓋もないことをいうと、カジマは“絵になる容姿”を持っているのが何より大きい。
そんな奴がリアクション芸人さながらの痛がりっぷりを見せるのだからウケるに決まっている。
目立ち方の良し悪しを上手く判断できないのが弱点ではあったが、それは俺が手綱を握ればいい。
そして計算どおり、見事カジマはそれに応えてくれたってわけだ。
「さあ、今回から優勝者にはボーナスチャレンジの権利が与えられます!」
「何だよそれ、聞いてないぞ」
それが自分の落ち度ではなく、あずかり知らぬところで起きたことなら尚更である。
「スペシャルゲストと対戦していただき、買った場合はなんと賞金が倍!」
如何にも番組的な都合で捻じ込まれたような、思いつきの要素だ。
だが俺にとって嬉しい誤算ではあった。
これで山分けしてもかなりの金が手に入るぞ。
「加えて次回のイタガリアンにレジェンド枠として参戦もできます!」
と思ったが、やはりやめたほうがよさそうだ。
賞金が倍になるのは魅力的だが、次回もまた参戦しなきゃいけなくなったら憂鬱だ。
「あの、このボーナスチャレンジって絶対やらないとダメですか?」
「え……ああ、別にここで負けたとしても賞金が没収になったりとかはしませんよ」
「いや、そうじゃなくて、ボーナスチャレンジそのものをやりたくないって意味なんですが」
「……えー」
俺はそう司会者に尋ねるが、あまりにも予想外の質問だったらしくて困った反応をしている。
まあ、そりゃそうだ。
そもそもこの番組に出て優勝するような人間が、このボーナスチャレンジを断る理由はないからだ。
俺の参加動機が不純なのが悪い。
賞金が増えるなら結構なことだし、次回の参戦権は俺だけ辞退すればいいだろう。
「さあ、今回のボーナスチャレンジで戦うスペシャルゲストはこの方でーす!」
司会者がそう告げると、会場の正面にある扉から煙が吹き上がった。
ちゃちな空砲の音と同時に、扉が開かれる。
いや、誰だよ。
ローカル番組にそんな大層な有名人が来るなんて期待していないが、変にハードルを上げておいてこれは……
「まさかイタガリアンに出てくれるなんて、あまりにも予想外!」
しかし会場は彼の登場に大盛り上がり。
まさか、俺が知らないだけなのか。
「マスダ、知らないの? ネットでも一時期ミーム化した人なのに」
正直、カジマのいうネットミームは、かなり限定された範囲での話なことが多いから鵜呑みにできない。
だが、他の人の興奮ぶりを見る限り、実際に有名な人物のようだ。
「そいつは何でそこまで有名なんだ?」
なるほど、サッカー選手だったのか。
しかし、あの国ってサッカーがそんなに強いわけでもないし、そこまで熱狂的なイメージもなかったと思うが。
その国の元サッカー選手が何でそんなに有名なんだ。
バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんは、最近「バーチャルのじゃロリ狐娘”元”YouTuberおじさん」と名乗っている。
以下この文では彼のことを「ねこます氏」と書く。あと「最近」は主観。ちょくちょく私見はさみます。
○チャンネル名変更
7月26日投稿の動画(https://youtu.be/6IPh2ggvdZ4)でチャンネル名変更を発表した。理由はこの動画と、同日投稿ブロマガの記事(http://ch.nicovideo.jp/nekomimi/blomaga/ar1605158)で述べられている。また、これに先立って5月4日にもブロマガ記事を書いている(https://ch.nicovideo.jp/nekomimi/blomaga/ar1514125)。
簡単に書くとやりたいこと(技術の習得)と求められていること(バーチャルYouTuberとしてのパフォーマンス)が違うのでやりたいことを優先するためにこれまでのような活動(個人の動画作成)を縮小して、チャンネルはVR技術(番組作成ツールとしてのVRとバーチャルタレント)の可能性を模索していく場の提供に転換した。
このことは一部視聴者からファンに対する裏切りという意見も出た。ねこます氏も自覚はあるようで、これに対する謝罪を予めブロマガ記事に織り込んでいた。
私見だが、5月4日のブロマガよりも以前から案件等で多忙であるとよくこぼしており、案件も受け付けなくなっていたにもかかわらず、案件動画しか出さないと文句を言われたり、案件以外の動画を出すことを要望されたりしており、さらにチャンネル登録者数に関連した煽り(いわゆるバーチャルYouTuber四天王問題)も度々あり、対応に苦慮していた様子が伺えたことから、この決断は単純にもう注目を浴びたくない、表舞台から降りたいという気持ちも大きかったのではないかと思う。
ともあれ、かくして彼は「チャンネル登録者数ゼロ人」を自称するようになった。
自己紹介も他己紹介も一切ない謎の「Vaんぐみ」(後述)司会者ラリーがバーチャル番組チャンネルの公式Twitterを運営している。チャンネルアイコンもラリー。
自前の動画以外に番組コンテンツを募集しているが、今のところ9月19日に行われた「VTuberチャリティーライブ」の放送とアーカイブ公開が行われたのみ。
○Vaんぐみ
バーチャル番組チャンネルで作成している、男性バーチャルYouTuberトークバラエティ番組。1クール番組で、10月13日に最終回を迎えた。
2017年12月~2018年1月の早期にデビューした個人バーチャルYouTuberのモスコミュール、天野声太郎、あっくん大魔王、さはな、霊電チアキがバラエティ番組風スタジオセットでテーマトークを行う。また万楽えねが1コーナー持っている。ねこます氏は出演していない。
Wright Flyer Live Entertainment(グリー子会社)、CyberV(サイバーエージェント子会社のCyberZの子会社)、upd8(キズナアイ運営のActiv8が運営するバーチャルYouTuber支援プロジェクト)がスポンサーとして紹介されている。そのためか、ゲスト(VTR出演)はキズナアイ、ミライアカリ、電脳少女シロを初めとしたバーチャルYouTuber界での大物が多い。このゲストによるVTRは「女神チャレンジ」というコーナーで使用されるのだが、最終回はねこます氏が登場した。
VR体験のためのVR技術ではなく、番組コンテンツ作成の道具(リアル世界でいうスタジオやセットなど)として使うことを意識した番組と思われる。VRChatが使用されている。後述のV-TVとともにTVの真似事との批判もある。個人的には、真似をする事自体が問題とも、真似をしているからつまらないとも思わない。
この番組の制作にねこます氏はほとんど関わっていないと思われる。PRも第一回投稿告知ツイートをリツイートして以降行っていない。
○VRoadCaster(V-TV)(https://www.youtube.com/channel/UC4NiGZqQQvpvNvwcJsm_EAg/)
最近始まったわけではないが、個人チャンネルがなくなった今、ねこます氏の(不)定期出演が見込まれる場として重要なので書く。
VRoadCasterは放送局名。雨下カイトが主体となって設立。「現実とバーチャル世界を結ぶ」「クリエイターが主体となって作り上げる」放送局を目指している。V-TVが番組名。V-TVは情報番組で、今後VRoadCasterはそれ以外の番組も制作していく構えだが、今の所V-TVしかないので、以下V-TVについて書く。
V-TVは5月5日に第0回が放送され、以後毎週日曜午後9時から生放送で提供されている。VRで番組制作を行うというあり方と可能性を示すものとして作られている。第17回を持って1stシーズンを終了し、現在2ndシーズンの準備中。公式サイトが用意されている。
KiLA(ライブカートゥーン)、MyDearest、PANORA、MoguraVR、VRChatが支援している。
VRChat内のバーチャルスタジオから、VR技術やVR機器の紹介、VRChat等のVRプラットフォーム内の出来事の紹介等々を行っている。スタジオはいわゆる「近未来的」装いで、エレベーターやVTR用等のパネル展開等ギミックも多い。BGMも自前。エンディングテーマはタイアップ(八月二雪の「夢幻」)と、作りはなかなか本格的。毎回ゲストコメンテーターを迎えている。ゲストはVR技術者の近藤義仁(GOROman)氏、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンの大前広樹氏、株式会社クラスター(輝夜月のライブ会場を提供した)の加藤直人氏等、非バーチャルYouTuberが多い。
ねこます氏はゲストとして出演するが、これは本来レギュラーメンバーのところ他のイベント等との兼ね合いで出演できないことがあり、不定期出演とならざるを得ないため。番組公式グッズにはねこます氏も入っている。他のメンバーは新川良、ミディ、Sig、phi16、ユニ、あかにん。バーチャルYouTuberと非バーチャルYouTuber混成。
ねこます氏は技術的には番組にそれほど寄与しておらず、本人が自虐的に語るように「客寄せ狐」(ただし視聴者を呼ぶだけでなく渉外担当として顔を使っていると思われる)の立場。
余談だが、第15回の放送は8月26日に行われた「バーチャルマーケット」(VRChat内で行われた3Dモデル展示即売会)の取材特集で、ねこます氏が現地でコメントする映像が流れた。同日の夜には「バーチャルカラオケ」というイベントも行われ、ねこます氏はそちらにも出演したのだが、この日バーチャルマーケットとバーチャルカラオケはどちらもTwitterトレンド国内1位を獲得した。バーチャルマーケットに関してはスタッフ参加でもサークル参加でもないとはいえ、これら両方に関わるというのが彼の立ち位置の特殊性を表している。もっとも、彼にとっては、バーチャルカラオケではなく、バーチャルマーケットにサークル参加もしくはスタッフ参加する(くらいの技術力を身につける)方が理想的であっただろう。このねじれが「シンデレラおじさん」の苦悩を端的に表している。
REALITYは前述のWright Flyer Live Entertainmentが提供しているVTuber専用ライブ配信プラットフォーム。
チャンネル名変更後、(不)定期放送をREALITYで行っている。配信タイトルは「ねこます雑談」。傾向から、おおよそ毎週火曜日が彼の担当と思われるが、例によって不定期。
スタジオ配信、自宅配信のテスト役を兼ねていた節がある。スタジオ配信のときにはREALITYのスタッフの手による改修が施されたモデルで登場し、トラッキングも自宅放送よりレベルアップしている。
現在ねこます氏に投げ銭できる唯一の場。ただし彼は投げ銭するならその金でVR機器を買ってVRChatやバーチャルキャスト等のVRプラットフォーム上で会いに来ることを推奨している。
REALITYはスマホアプリだけでなくPCのブラウザでも放送を見ることができる。ただしギフトは贈れない上、コメントもできずまたコメントを見ることすらできない。
○ねこますクロニクル(https://comic-walker.com/contents/detail/KDCW_MF00000080010000_68/)
ねこます氏原案、羊箱氏作の漫画。7月27日からコミックウォーカーとニコニコ静画で連載中。現在#12。
ねこます氏がクリエイター活動を始めてからバーチャルYouTuberになるまでをフィクションを交えて描く。
ねこます氏はみここアバター(バーチャルのじゃロリ狐娘YouTuberおじさんとして活動するときに使用している狐娘アバター)の姿で描かれている。絵がめっちゃかわいい。
○イベント出演(参加)
4月のニコニコ超会議(それに先立って公式生放送が2月と3月にあった)以降、5月頭の「VTuber人狼」と8月末の「バーチャルカラオケ」というニコニコ主催のバーチャルYouTuberイベントに出演したほか、RAGE 2018 Summerに出演した。
8月11日の「電脳少女シロ 生誕祭」には祝辞VTRを贈った。
9月16日には「狼と香辛料」のVRアニメ化記念番組でホロと共演した。このときホロにハリセンで尻をしばかれた。
その他、バーチャルキャストの広報番組・イベントにかなりの頻度で参加している。
8月5日の「ねこます×みゅみゅ×MIRO - 実験放送」ではバーチャルキャスト立ち上げのきっかけの一つがねこます氏の第一回ニコニコ公式生放送であったことが明かされた。
9月8日に行われたINTEL GAMERS WORLD 2018内でのバーチャルキャスト体験会では女性ファンとのやり取りがごく一部で話題になった。
10月7日の「Vカツkawaiiコンテスト 決勝」では審査員を務めた。
今後については合同会社AKIBA観光協議会主催の「秋フェス2018秋」で10月18日~11月18日に行われるバーチャルYouTuberコラボキャンペーン、11月3日のニコニコ超パーティへの参加が決まっている。
ねこます氏は株式会社カバーの配信するアプリ「ホロライブ」にみここアバターを提供している。その関係かニコニコ公式生放送の経験者としてか、8月4日に行われたカバー所属のバーチャルYouTuberときのそらのニコニコチャンネル開設記念生放送にゲストとして呼ばれた。また同じくカバー所属のロボ子が8月25日に行った12時間耐久VRC配信にも最初の企画のゲスト兼お手伝いさんとして参加した。
8月3日と10日に東京MX「VIRTUAL BUZZ TALK!」(https://s.mxtv.jp/variety/v_buzz_talk/)にゲストとして出演した。
8月16日・23日に杉田智和とマフィア梶田がパーソナリティを務めるネットラジオ「アニゲラ!ディドゥーン!!!」に出演。
9月19日から音ゲー「グルーヴコースター 4 スターライトロード」で持ち歌の「バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんのうた」配信開始。
9月22日の東京ゲームショウ2018で今年中に配信予定のスマホゲー「禍つヴァールハイト」とのコラボが発表された。
その他バーチャルキャストを使用した放送に度々凸を行っている。VRChatにもこれまでどおり出没している。
○グッズ展開
多数。アニメイトで買える。
個人的おすすめはアンソロジーコミック。他のグッズと比べれば安価な上、この手のものとしては内容も面白いと思う(とはいえこの手のものの常で題材(ねこます氏)のファンであることは前提)。
○その他・今後の予想
動画は案件も含めニコニコ動画に上げるようになった。チャンネル名変更後4本の動画を投稿している。生放送も時々行っている。
未だイベント等の出演はあるが、動画作成を伴う仕事はおそらくほぼなくなり、Unityの勉強等に時間を割いている様子が伺える。露出は今後減っていくと思われる。REALITYでの配信は、契約次第だがいつなくなってもおかしくないくらいの覚悟をファンは持っておいたほうが良さそう。V-TVへの出演は番組が続く限り続くだろう。動画は技術成果発表の投稿に関しては今後も行われるだろう。
知識があんまり無いので言いたいことだけ言うが勘弁してほしい。
まず1.について。
キズナアイの衣装、今のあの絵柄の表現の中で言えば性的な強調は抑えているだろうと個人的には思う。
自分がその企画の担当だとして、後ろ盾のない雛壇タレントには気軽にさせられる格好だろうが、コメンテーターとして招かれた金メダリストの少女アスリートもしくは政治家大企業の社長高名な俳優タレントなどテレビから見ても有力者の家族や縁者にもエロくない、ただの衣装といってなんの抵抗も無く着せられるか?一つも自分が危うくなるようなクレームが来ないと思うか???????
自分は無理だと思う。
なあ、バカな例えだと思うか?
(閉じた作品内でないにせよ)二次元だからで完全に免罪されると思ってると云うことは、問題視してる側からすれば自分が優位な立場だからセクハラするやつと心根が似通ってないか。セクハラされる方からしたらおんなじだ。女だから衆人監視の下ですらセクハラされるんだって、セクハラする方は責められすらしないんだってな。
そして2.について。
再生産に加担しているといえる。
してないと云う側が子供番組を挙げるが、あれは最先端だからそりゃ問題ないどころかあれがベストアンサーなくらいだ。
明確に子供番組と言えるところからそろそろと段階的に年齢を上げて、特に女子の、女性の扱いに注目してみて欲しい。
子供番組のような、男女よりはどちらかというと個々のキャラクタに拠った活発な建設的に捉えられる発言は段々になくなる。
おバカキャラ女子でない女性タレントの扱いが自分の領分を侵食してる、それも芸ではなく司会者や制作側の単なる偏見からそれをされてて居辛そうな、発言して突っ込まれたい芸人の微妙な顔を見たことはないか。
性的対象に堂々していいと思われる立場にされると驚くくらい軽く尊厳を踏み躪られる。存在をステレオタイプ的に捉え好き勝手に扱って良いと周囲から扱われがちになる。これは1が関わってくる部分があってすぱりと切り分けが出来ていないと言われそうだが、相互に絡んでいるのだ。分けて考えよう対策しようとある程度できるけれども、精査していくと絡んでいるのが分かる筈だ。
第一回戦は早速、俺たちの出番だ。
ウォーミングアップを始める俺たちのもとに、見学に来ていた母は心配の声をかける。
「あなたたち本当にやるつもり?」
「ここまできて『やっぱりやめる』って選択はないよ。だったら最初からやるなって話になるからね」
俺と同じく、母もこの番組を面白いと思っている人間ではなかった。
だが、俺みたいな漠然としたものではなく、一応の“背景”があるから嫌悪感を露にしているのだと思う。
「“痛み”をエンターテイメントにするなんて低俗だし、それを楽しむのは不健全じゃないかしら……」
同じく見学に来ていた弟が母をなだめる。
弟は『イタガリアン』のファンで、俺が参加するとなったときも大層喜んだ。
今回の件で一番盛り上がっているのが、傍観者の弟ってのも妙な話である。
「諦めなって母さん。残念だけど、母さんみたいな繊細な人間相手にこの番組は作られていないし、そんな義務もないんだからさ」
「あなたたちは痛みに慣れすぎて、鈍感になってるのよ……」
母が言うと中々に重みのある言葉だ。
と同時に空虚さも感じる。
昔は人間の体のほうが多く比率を占めていたが、今では脳と心臓のみ。
つまり母は“痛み”に鈍感ですらなく、今では感じることすらできないわけだ。
だからこそ、自分が感じることができないものに対して慎重にモノを考えようとしているのかもしれない。
まあ、実際のところどうかは知らないし、知ったところで俺がどうこうするってわけでもないんだが。
「安心しろって。痛い思いをするのは俺じゃなくて、出場者のカジマのほうだからさ」
「そうそう」
「いや、それはそれでどうかと思うんだけど……」
そして第1回戦が始まる。
地元から参加者を募るから分かってはいたが、いきなり知り合いとの戦いである。
「お前ら、何で出場したの」
「オレはシロクロ! 最強の男!」
シロクロはそう言ってボディビルダーみたいなポージングをした。
どうやら大した理由ではないらしい。
恐らくシロクロの突発的な行動で、ガイドはそれに巻き込まれたってところだろう。
「さて、今回は“木の棒”です」
「出場者の方々は理解しているでしょうが、視聴者の方へ向けてルールを改めて説明をさせていただきます……」
数分かけて、司会者が丁寧すぎる説明を始めるが、ぶっちゃけ大したルールはない。
要はテーマ毎に決められた方法で痛めつけ、出場者はそれにいい感じのリアクションをすればいいだけだ。
こうやってルールを確認してみても、やっぱりこれゲームとして粗末すぎるな。
ルールを複雑化したら大衆ウケが悪くなるとはいえ、これだとテキトーすぎないか。
多分増田は
「フェミは女子アナをポルノとは見なしてないだろうから、キズナアイのポルノ認定を女子アナにも敷衍してやればやりこめられるだろう」と踏んだらしいが、
容姿の美しさを女子アナVtuberなど露出の多いメディア人を測る基準に入れる事の是非に踏み込まないと駄目
フェミニストは、容姿の美しさを基準に入れると「美しさ『のみ』で判断するから差別」などとして
容姿『のみ』を重視していると排他的限定形にさりげなくすり替える
ここに彼(女)らのさりげないテクニックがある
言うまでもなく当たり前の話だが、大半の人間にとって、はなから容姿の美しさは能力・人格など数多ある基準の内、重要でないことはない基準の一つではあるが、あくまで基準の一つの域を出ることはなかったし、これからもない
良い印象を与えるため、表に出る人間に必要な資質の一つとして容姿の美しさが求められているに過ぎない
容姿の美しさのみならず、発話力も求められるのが女子アナであり加えてSNSでのコミュニケーション能力も求められるのがVtuber
なぜなら「容姿以外の条件」によっても女子アナやVtuberの価値は測られているから
容姿による印象の良さは、人柄や話し方による印象の良さと同列のもの。話し方や人柄の良し悪しも見た目の良し悪しと同様能力そのものには関係ないが、
職場の雰囲気をよくして居心地をよくする恩恵があるので採用基準にはなり得る。これは理解可能なものだろう。
これは容姿の美しさでも同じ恩恵があり、それもまた十分理解可能なものである。よって「差別」ではない
人柄や容姿、話し方による恩恵を人を採用する基準から排除するなら今度は「能力『のみ』で人を測る差別」という別の過ちを犯すことになる。
加えて言うと、桜井翔のようなジャニタレがニュースの司会者に採用された事例を見ても分かる通り、「男性が容姿で測られる」事例もあるのであり
「女性『だけ』が容姿で測られているから女性差別」という論理も成り立たない
容姿の美しさによる基準を「差別」とするならば、人柄や話し方による基準も「人柄『のみ』で人を測る差別」「話し方『のみ』で人を測る差別」となり得る
女です。彼氏がいないアラサーの、素敵な出会いが欲しいと思う女です。
この3連休、家でアニメ一挙放送見るよりは何かいいことがあるだろうと思って街コンに行くことにしました。
出会いがほしいとはいえ3日間潰すのはしんどかったので昨日と今日、それぞれ趣味コンと個室カップリングパーティーにいってきました。
こちらの顔面は中から下くらいです。パーツはちゃんとあるのですが、季節の変わり目に肌が汚なくなるのが弱点です。
趣味コンは集められた人の幅が広すぎてジャンルがかぶらず話題に困るし、話す時間が少なくてどこのグループとも自己紹介して終わりでした。
リベンジとして参加した2次会のカラオケでは一人の男性がずーっと喋っていて、奥手な女性陣は「うん…うん…」と静かに相槌をうつばかりです。他の男性が冷えてるのに冷や汗をかきながら話を振るも「うんまぁね…」。
お前らも奥手かい!!いや逆に私がでしゃばってイキり過ぎているのか…?
そんな葛藤をしつつ、慣れていないのに司会者みたいなことをしていたのでめちゃくちゃ疲れました。
個室カップリングパーティーはもっと虚無で、9人くらいの人と10分ずつ毒にも薬にもならない話をしました。これはしょうがないんですけどちょっとコミュ障みたいな人もいて、話噛み合ってないけどとりあえず笑ってました。しんどかったです。
それで、「顔がいいし話も素敵」と思った人とはカップリングできず(ちらっとみたら美人な方とカップリングしていたみたいです。そりゃそうじゃ)、なんとなく趣味が合う第三希望の人とカップリング。
でも趣味はあうけど別にこの人に興味ないし、わざわざ第三希望まで書かなきゃよかったな…ごめんな…と思いながら帰宅しました。
街コンの虚無って、会社でもないのににこにこしなきゃいけない、場を回さなきゃ…って焦ってしまうところにもあるんですけど、男性陣はこんなにお金払ってもまずいごはんしかでないし、会場に着くまでは女性の顔すらわからないガチャ状態だし、地獄か?と感じてしまうところが1番虚無でした。
そして女性は、お金を払って地獄の運営をお手伝いしていると言えるかもしれません。
というかそもそも男性は、本当にこんなところで素敵な女性と出会えるのでしょうか?
ありがたいことに私とライン交換やカップリング成立をして嬉しそうにしてくれる男性がいましたが、私がうつ病持ちのメンタルヘルスに問題がある女だって気づきましたか?
ひどい顔面を治療するのに30万円使ったこと(整形じゃないよ)、それでようやくこのレベルになったことを許せますか?
街コンは、出会いがあるにはあったのですが、罪悪感がすごすぎたのでもう行かないつもりです。
独り身はさみしいので嫌ですが、街コンの虚無に付き合わせてしまうのも悪いので、どうしたものかなぁ、と思っています。
ほんと、みんなしあわせになれるといいなぁ。
http://tablo.jp/serialization/yoshida/news003760.html
吉田豪氏のウェブ連載は好んで読んでいたが、今回の記事はいくつか気になったところがあるため、指摘しておきたい。
『いまでこそ加藤浩次は『スッキリ!』の真面目そうな司会者だけど、もともとは狂犬と呼ばれていたような人で、あの企画は彼の狂犬ぶりを復活させるのがテーマだから、事前にWikipediaぐらいはチェックしておくべきだったんじゃないかと
これは事務所無所属で、たまにテレビに呼ばれる素人枠という意味では彼女と近い立場の人間としての意見ですけど、ボクもテレビはほとんど見ないから知らない番組に呼ばれたときはWikipediaぐらいは調べるし、知らない共演者も調べるんですよ。今回の件は、そうすれば防げた事故だったと思うんですよね。
実際、番組のWikipediaにはこう書かれています。「加藤が収録前からアルコール類を飲んでおり、放送中もアルコール類を飲みながら番組に参加する。加藤の狂犬ぶりを甦らせ、本音をはかせる趣旨の企画」と。
だから、ボクは「狂犬キャラを求められた加藤浩次は期待に応える仕事をして、『スッキリ!』の司会者だと思って安心して出演したゲストは傷ついたという、不幸な事故なんだと思ってます」とつぶやいたわけです。そう、これはお互いにとって不幸な事故だったんですよ。』
(AbemaTV 加藤浩次の「番組内ハラスメント」をじっくり考えてみた 吉田豪)
まず、吉田氏が引用した部分「加藤の狂犬ぶりを甦らせ、本音をはかせる趣旨の企画」(Wikipedia)は
スペシャルの放送日は2018年6月21日。つまりこれは放送後に編集された文。
A氏は放送以前にKAKERU TVのWikipediaを見てもこのことは知り得なかった。
『女性蔑視の傾向があり、過去にオアシズに対して高圧的な態度で恫喝していたという。光浦は当時を振り返って「殺してやりたいと思っていた」と語っている。また、新人時代の小倉優子を泣かしたり、『本能のハイキック』でアシスタントをしていたモデルの田中美保に罵倒し、番組降板まで追い込んでいる。』(Wikipedia)
の記述の方が警戒に値すると思う。
(田中美保とは2013年放送のめちゃイケで対面し土下座謝罪をして一応「和解」しているが。)
次に
『ただし、このイケメン評論家と加藤浩次の罵り合いはこの番組ではお馴染みのもので、2人は当たり前のように取っ組み合いになったりのバトルも繰り広げたりしていて、要はプロレスだったわけですよ。「主に加藤氏、竹山氏の罵声もヒートアップしていきました。立ち上がって大声をあげ、平手で机を叩いて大きな音を立てました(卓上のジョッキがガシャンッと音をたてるほど)」というのも、つまりはそういうことだったんです。』
(AbemaTV 加藤浩次の「番組内ハラスメント」をじっくり考えてみた 吉田豪)
とあるが、これに関してはA氏の記述が正しく、#52(問題の回)で罵り合いをしてから後の回に何度か呼ばれ、似たようなやりとりをしている。
つまり#52の時点では加藤はイケメン評論家C氏とは初対面であり、決して約束された『プロレス』ではなく、C氏が即興で乗っかってくれただけだった。(台本がないのであれば)
そして、最後のギルガメッシュナイトの例えは暗にA氏の主張は見当はずれだと誘導しているように感じる。
私は一度も見たことないんだけど、24時間テレビに貼り付いて見てる人っているの?24時間連続で一つの番組をやること自体が司会者やスタッフにとって拷問としか思えないし、全体的に感動を押し売りしている番組として認識している。
特に100㎞マラソンとか166㎞トライアスロンとか何?日頃鍛えているアスリートでもきつそうな内容をど素人の芸人とかにやらせるのは悪趣味だと思う。いちおうトレーナーをつけて練習とかしているみたいだけど、ある程度若くて体力のあるタレントがやるにしてもしょせん付け焼き刃だし、単なるいじめにしか見えない。ましてや年配者や日頃運動していなさそうな人がランナーに選ばれると、「ランナー倒れたらちゃんと日本テレビ責任とれよ」としか言いようがない。
私は長時間テレビに貼り付いているのは時間のムダだと思うので、似たような内容でもせめて2~3時間にまとめろよと思ってるし、逆に24時間テレビが好きな人にどこが面白いのか教えてほしい。
https://kotaku.com/politician-made-anti-lgbtq-comments-on-dragon-quest-com-1827885043
日本の政治家である杉田水脈がTV番組で行った反LGBTQ発言は、世界的なニュースになった。このTV番組の共同司会者は「ドラゴンクエスト」の作曲者、すぎやまこういちだ。このことは Twitter ユーザの Shaun Musgrave によって指摘された。
君はこの恐ろしくて忌々しい話をぶちまける酷い政治家とヘラヘラ笑ってる司会者たちの動画を見たかもしれない。
でも君が多分気付いていないのは、この番組で笑ってる司会者の1人がドラゴンクエストシリーズの作曲者、すぎやまこういちだってことだ。
これは極めて右翼主義的な放送局だ。番組は社会の主流ではなく、広く見られてもいない。だがこれはすぎやまの仕事だ。番組のテロップはすぎやまの政治的主張とともに、彼がドラクエの作曲者だと紹介している。以下は杉田のコメントだ。動画は編集され字幕が付けられている (フルバージョンはここから視聴可能)。一緒に聞こえてくるのが、すぎやまの笑い声だ。
日本の国会議員らがLGBT教育についてTVで話している。これが現在の状況だ。
#MeToo #takepride #LGBT #transgender #Japan pic.twitter.com/pSt4M1BgQ0
上の動画クリップに含まれていないが、杉田はゲイカップルに税金が使われるべきでないと話した際、"差別じゃないですよね。区別なんです" と付け加えた。すぎやまも "(それは) 区別" と言って同調している。
杉田はすでにその発言を厳しく非難されている。日本最大の新聞のひとつ朝日新聞は "社会は杉田の愚かな発言を排除したが、自民党は違った" と題した社説を掲載した。杉田は自民党=自由民主党 (Liberal Democratic Party) のメンバーだが、この政党はリベラルではなく、むしろ保守与党だ。
杉田が物議を呼んだのは今回だけではない。今月初め、杉田はレイプを告発した女性ジャーナリスト伊藤詩織氏の "女性として明らかな落ち度" を非難した。それは "男性の前でたくさん酒を飲んで記憶をなくした" というものだ。この杉田がいったいどんな政治家なのか気になるなら、テンプル大学教授 Michael Thomas Cucek による説明がある。
3) 18年の地方官僚を経て、彼女は政界入りした。極度に狭量な右翼の道化たち (Yamada Hiroshi, Hironuma Takeo, the Nakaharas) と石原慎太郎の取り巻きとなり、
8) そこから逆戻りして、杉田は2012年に維新の会の地元選挙区で最も人気のない候補者にランク付けられながら議席を勝ち取った。
すぎやまが物議の中心人物となるのも、これが初めてではない。この著名な作曲家は、日本の戦争犯罪否定主義者だと見なされてきた。かつて南京大虐殺はなかったと主張するドキュメンタリーで猛批判を浴びたこの放送局に彼が出演する理由も、自ずとわかるだろう。
スクウェアエニックスがこれについてどう考えているか興味深い。
----
出展:ハングル板より https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/korea/1532664540/
2010年に放送された朝まで生テレビ(あずまんと喧嘩になったやつ)より。
例えばですね、古い話で言うと、今アメリカ行っちゃった松井っていう野球の選手いたじゃないですか。
彼が、フォアボールフォアボールだったんですよ。そしたら司会者が「かわいそうですね」って言うから
全然かわいそうじゃないですよ、と。こうやってフォアボールフォアボールってやってると、
もうスカウトたくさん来て、たっかい給料で雇われて、幸せな人生待ってますよ、つったら、
「おかしい」と。で、「敬遠したピッチャー卑怯ですね」って言うから、卑怯じゃないですよ、と。
監督が敬遠しろって言うから、高校生が監督の言うこと聞くの当たり前なんでね。
監督が卑怯だって話なら僕認めるけど、ピッチャーが卑怯だってのは認められないですねってやったら、
「番組降りてください」って。
育ちのいいエリートの堀氏が、松井秀喜クラスの有名人のことを「松井っていう野球の選手」と、
あえてあまり知られていない人のように言う。この違和感に、聞き手は思わず引き込まれてしまう。
また、「彼が、フォアボールフォアボールだったんですよ」のように、松井の甲子園での連続敬遠のことを、
今月亡くなった笑点の桂歌丸を永世名誉司会の称号が与えられたことが話題になっているけどさ、何で桂歌丸だけなんだ?
桂歌丸を永世名誉司会にするなら、歌丸の前に司会者をやっていた五代目三遊亭圓楽もそうしなければ、不公平だと思う。
そもそも、桂歌丸の司会をやっていた期間はたった10年間しかない。
先代圓楽は1983年から2006年までの23年間司会を務めていたわけだから、司会者としては先代圓楽の方が格上だよね。
歌丸は第一回からずっと笑点に出続けていたから、というのが理由になっているけど、なんか説得力が無い。
しかも、先代圓楽が司会を務めていた時期が笑点の黄金期であり、正直言って歌丸が司会をやっていた時の笑点はつまらなかった。
歌丸と先代圓楽とでは、司会者としての技量も月とすっぽんくらいの差があった。
例えば、与太郎キャラの林家木久扇がおバカな回答をして、会場の笑いを誘った時。
先代圓楽は「バカだね~」とか「木久ちゃん少し黙っていてよ~」などと合いの手を入れて、それがさらに会場の笑いを誘っていた。
歌丸の場合は、木久扇がおバカな回答をしても、それを黙って睨みつけて次の回答者を指して、会場も白けるばかりで面白くない。
(※おバカな木久扇のキャラをどう生かすことが出来るかで、司会者の技量が決まる気がする。その意味では、今の春風亭昇太の技量は未知数)
PeerCastからインターネットストリーミングにハマり、青春の全てをニコニコ生放送に費やしてきた。
一時代を築いたニコ生も今は見る影なく、多くの配信者がYouTubeLiveに流れている。
ピアキャスやニコ生に思い入れがない事もない。しかし、時代と共に便利なプラットフォームが増えるのは嬉しい事である。
問題なのは、面白かった配信者がYouTubeLiveに行くと毒が抜けてしまう事だ。
荒らしをいなし、暴言コメントを面白く処理し、軽妙なトークで放送を盛り上げていた配信者が、YoutubeLiveで「可愛い」「カッコいい」「凄い」等の称賛コメントを浴びせられ、毒気を失い、つまらなくなるのが辛い。
そもそも、昔の生配信は配信者を称賛するような囲いコメント自体少なかったはずだ。配信者を弄って面白がる風潮の方が普通だった。
ところが、YouTubeLiveは配信者に好意的なコメントで溢れているし、荒らしにも敏感だ。少しでも弄りコメントを打てば瞬く間にコメントBANされてしまう。
チヤホヤされるのに慣れた配信者は尖った部分を忘れ、凡百の生配信に成り下がってしまう。
今にして思えば、ピアキャスやニコ生における配信者の役割はバラエティ番組の司会者だったのだろう。
可愛い・カッコいいよりも、面白いコメントを面白く捌ける事が必要な世界だった。
可愛さ・カッコよさが重視された世界。そもそも面白いコメントがないし、すぐ荒らし扱いされるし。
「○○ってVTuberの毒が凄いwww」みたいな話題を良く目にするけれど、あんなものアイドルが毒を吐いているに過ぎない。もっと過激な配信者は多かったし、過激な配信を見ている視聴者はもっと面白かった。
増田は生物学的性・性自認・性的指向すべて女性で、社会人になってからずっとエンジニアをしています。
最近、皆さんもご認識の通り、あるイベントでの発表が物議を醸しています。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/logmi.jp/294756
この発表や付随する世の反応(主にTwitter)を拝見してからずっと、心臓がざわつくような感覚を覚えています。
自身の気持ちを整理するため、今まで自分が”女性エンジニア"として生きてきて遭遇した様々な不自由さと、本件に対して思うことを文章にしてみたいと思います。
ただでさえ特定されやすい属性ですから、多少のフェイクが混ざるかもしれません。
初めて、かつ最大の不自由さを感じた出来事は、ある会社で起きたことでした。
言葉にしてしまうと、とてもシンプルでよくあることかもしれません。
どのようなことがあったのかは、思い出したくもないことなので割愛します。
具体性を欠く話になってしまいますが、複数の第三者の告発を経て収束した出来事でしたので、
行きすぎたフェミニストの過剰反応ではない旨、信用していただければと思います。
色々な心情からしてしまったことではありますが、今となっては全く無駄な時間を浪費してしまったと反省しています。
もし子供がいたら、きっとこのまま泣き寝入りしてしまっていたと思います。
結局、様子のおかしいことに気がついてくれた職場の同僚や先輩が、各所に通報してくださり、
Aは社内で秘密裏に制裁を受け、私には謝罪といくらかの示談金が与えられました。
Aとは直接話をしていないのですが、真摯に謝罪をしてくれたと信じています。
ただ、それまでの過程でAの上司から受けた言葉で、もうこの会社にはいられないと思い、転職する結果となってしまいました。
Aは社内でもそれなりの地位にいたため、その上司となると執行役員クラスになります。
上司からは対面で「自分の監督不行き届きだ、申し訳ないことをした」という旨の謝罪を受けましたが、その中の小さな一言に本音が見えてしまいました。
「ただ”この程度のことで”Aを懲戒解雇にはできない」
この一言で、もうこの会社から貰う給料で生きていたくないと思うようになり、できる限りの早さで転職先を探し、退職届を出しました。
仕事自体に不満はなかったため、必要ではあるが不本意な転職となってしまいました。
すぐ転職できる状況だったなら、示談金も受け取って得したじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
しかし、この件でしばらくは心療内科のお世話になることになりましたし、最寄駅もAに知られていたため転居の費用もかかりました。
今でこそ心療内科のお世話にはなっていませんが、当時は自力で睡眠を摂ることもできなかったし、
Aに似た背格好の男性を見ると動悸がして動けなくなったりしました。
何より、一度損なってしまったものは回復しても元どおりにはならないのです。
この出来事を境に、自分は心身ともにすっかり変わってしまったと感じています。
本件を通して、一人のエンジニアとして受けた損害は不本意な転職だけではありませんでした。
当時、はてなブログで簡単な技術メモのようなことをしていました。
退職後のことですが、そのブログに「楽しそうだね」とコメントがつきました。
きっと私の考えすぎだと思います。そうでない可能性も十分にあると思います。
それでも、「俺はあんな目にあったのにお前は会社を辞めて楽しそうにやっているな」という、
Aからの恨みのコメントなのではないかという不安にとらわれてしまい、ブログはすぐに閉鎖しました。
それ以来、パブリックな場へのアウトプットは一切できていません。
しかしいまや、公的な場へのアウトプットを求められることは、エンジニアにとって当然の時代となりました。
GithubやQiitaなど、エンジニアとしての名刺代わりになるようなアカウントをプライベートに閉じることは、
エンジニアとして生きる上で大変もったいないことだという自覚はあります。
これももう昔のことですから、今更何かあるなどとは思っていません。
それなのに、なぜだか、アウトプットへの気概のようなものを根こそぎ失ってしまい、それを回復できずにいます。
技術サーベイにパスしたり、リファラル採用を活用することで、今現在もなんとか転職活動はできているという状況です。
これ以降も、女性であるがゆえの不自由さには度々遭遇しました。
エンジニアとして採用されたにも関わらず、顧客の受けが良いからという理由で、業務時間の大半を営業同行にあてられてしまった会社もありました。
再三の改善要求にも応じる気配がなかったため、その会社は短期間で退職してしまいました。
会社を見る目がなかったと言われてしまうと、それまでのことですが…
勉強会に参加すると、結構な確率で司会者のアイスブレイクのネタに使われてしまいます。
ひどい時は、受付の時点で「会場を間違えていませんか」と言われてしまうことあります。
「今日は女性の参加者もいらっしゃいますね、嬉しいですね。どちらからいらしたんですか」など、大半が悪意のないもので、非難する意図はありません。
ただ、自分自身でコントロールできない属性を理由に人々の注目を浴びることは、なかなかに消耗してしまうということも、ご理解いただきたいと思います。
多くの人が問題意識を感じている一方で、何が問題なのかわからない・気にしすぎだと表明している人も少なくありません。
こちらのブログで丁寧な所見が述べられていますが、それでもなお、納得のいかない人がいらっしゃるようです。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/piro.sakura.ne.jp/latest/blosxom/topics/2018-06-22_women.htm
問題の記事の「女性エンジニアが少ない問題」を「我々の職場に女性が少ない問題」、「女性エンジニア」を「女性」に置き換えてみてください。
記事としてなんら問題なく、意味も意図も通ってしまうと思います。
「エンジニア」という専門職の女性として論じておきながら、その実、期待する役割は「声や女性らしい立ち居振る舞い」といったジェンダーロールの顕現でしかないのです。
おそらく、「女性エンジニアが少ない」ではなく単に「職場に女性が少ない」問題であれば、ここまで炎上することはなかったのではないかと思います。
(もちろん「女性」でも駄目ですが)
ここまで腑に落ちていただければ、
などといった反論が、全くのお門違いであるとご理解いただけるのではないでしょうか。
私たちは女性という属性をたまたま持っていただけのエンジニアなんです。
エンジニア扱いをしてほしいのです。
それをする気がないのであれば、もしくは性差について論じなければならない状況でないのなら、
わざわざ「女性エンジニア」などとカテゴライズして槍玉にあげないでほしいのです。
こんなことを主張しなければならない状況に、もうずっと私たちは消耗して疲れ果てています。
それでも、もし、次の生をエンジニアとして受けて、性別を自由に選べるとしたら、私は迷わず男性を選びます。
不本意な転職を重ねたといえども、見え始めた自分のキャリアに一定の満足もしています。
彼は私が初めて好きになったアイドルです。
中学生1年生のとき、初めて友達に見せてもらった、男性アイドルばかりを特集する雑誌に彼はいました。デビューしたばかりのそのグループで、1列に並んで、その端っこで、どこか所在なげに微笑む彼は、決して一番好みのタイプではありませんでした。
彼は歌もダンスも本当に下手くそで、どうしてアイドルになったの?と聞かずにはいられないほどの有様で、シングル曲でのポジションや、写真撮影ではいつもグループの端っこです。歌番組ではトークを振られないことも、カメラに抜かれないことだってありました。
彼が、後輩たちがメインのライブ番組にゲストで出演し、番組のトリにソロ曲を歌ったときのあまりにまばらな拍手は今でも覚えてるし、なんならトラウマです。
その人はお芝居もヘタクソでした。たぶん、声が良くないのです。独特のしゃがれ声と、滑舌の悪さと、どこかしらの『振り切れてなさ』は、彼の演技を余計にヘタクソに見せました。
ところで、彼の所属していたグループは、元々9人組だったのですが、脱退や度重なるスキャンダルによって1人減り、また1人減り、さらに1人減って、ほんの2、3年のうちに6人組になってしまいました。
7人から6人になったとき、人生で初めて、フライデーを立ち読みしたのを覚えています。彼と一番仲のよかったメンバーのスキャンダルが、数ページに渡って特集されていました。
それからグループは約1年ほど活動を休止。復活できるのか、そのまま解散してしまうのか、全く定かではない状態でした。
その頃、彼が4番手ぐらいの役柄で出演していたドラマの番宣で出たバラエティにて、司会者に『どのグループに所属しているのか』を問われて、彼はキチンと、今は活動していないのに、そのグループ名を発言しました。これは私にとって感動的な出来事のひとつです。
彼のことが好きでよかったと思いました。
それから無事にそのグループは6人組として復活、リスタートにあたって発売されたシングル曲はとても素敵な、力強い曲で、初めて聞いたときには泣いてしまいました。
それから、彼はグループの中で、『いじられキャラ』というポジションを手に入れました。少し照れが消えたのか、お芝居もちょっとだけ上手になりました。
相変わらず歌とダンスはヘタクソでしたが、彼がコンサートで唄うソロ曲は、その大体を彼が作詞していていて、とてもいい曲が多かったです。どちらかといえばサブカルチャーじみていましたが、その頃、そういうものを受け入れやすい世の中になっていたことも、彼にとってはよかったのかもしれません。
それから、すごくカッコよくなりました。
ここまで言及しませんでしたが、彼はもう、とてもとてもカッコいいのです。くっきりはっきりした濃い顔立ちなのに、品があって、知的で涼やかで、男性的なのにどこか柔らかくて、そんなアンバランスなのにバランスのとれているその顔立ちはもう、奇跡的なのです。
あと言葉の使い方も好きでした。
彼がやっていたモバイルブログや、雑誌で始まった連載など、彼の書く文書はキラキラしていて、瑞々しくて、アイドルらしくない彼だけど、こんなところはアイドルみたいなのかと思って、もっと好きになりました。
そして、それはある日、突然のことでした。
上手くいっていると思っていた6人組が、あっさりと、4人組になってしまったのです。
いなくなった2人はどちらもグループの看板で、4人組となったそのグループは『イチゴのないショートケーキ』と言われていました。
で。
ここまで書くと、もうそのグループがなんなのか。私の好きなアイドルが誰なのか。わかる方もいらっしゃると思います。
どうか、よろしければ、そのグループがまだ好きな方は、これ以上読まないでください。
私がずっと好きだった彼は、4人組になったことで端っこだった立ち位置もどんどんセンターに近づいて、そうしていつしか、アイドル兼作家という立ち位置を確立しました。
アイドルも長く続けていれば、向いていないと思われていた人でも何者かになれるのだなあと、ぼんやり思った記憶があります。
私は彼の、たぶん、賢いところが好きでした。
物事を見る角度だとか、言葉遣いだとか、その手ずから生み出される文章だとか。私は好きだった人に対して『頭が悪いな』と思った瞬間に一番幻滅してしまうので、ある意味では彼は、好きになるべくしてなったアイドルなのかなと思います。
ちなみにいえば、そのグループも好きでした。イチゴのなくなったショートケーキに、またイチゴが乗ることはなかったけれど、フルーツタルトみたいな楽しさのあるグループでした。
でもね、今はもう、解散してほしい。
つい先日、彼のスキャンダルがすっぱ抜かれました。未成年の女の子とお酒を飲んだ、飲ませた、相手は成人済と言っていた、という、あまりにもありきたりな不祥事でした。
別に、もう、13年間も好きでいたら、女性と付き合ってるから嫌だとか、女性と遊んでいるから嫌だとか、そんな感情はありません。
そもそも彼はベッド写真流失という、スキャンダルの威力としては今回の比じゃないものをフライデーされたことだってあります。
それはいい。それはいいのよ。女の子とセックスしてるの大歓迎。好きにしてほしい。
でも、その、頭の悪さに、あまりにも辟易してしまいました。また、その現場には、メンバー4人中3人がいたといいます。
「バレなきゃいい」。その通りだと思います。
でも、普通の人より当たり前にバレやすい立場であることを理解せず、社会人として、自分の関わるあらゆる機関に対して、あまりに無残なコンプライアンス意識のなさに、正直酷く落胆しました。
私は彼のことが、まだ好きです。
多分どれだけ落胆しようとも、きっとずっと、恐らく死ぬまで好きだし、そうじゃなくても、彼の誕生日は、きっと死ぬまで覚えてる。7/11が来るたびに、その日を特別な日だと思うことでしょう。
だから、これはもう私の好き嫌いの領分ですが、私の嫌いになってしまったグループと、嫌いになってしまった事務所を、もうやめてほしい。
彼のグループ、特にリーダーには、度重なるスキャンダルがありました。公式ブログでの彼女との匂わせ、音声の流失、私の好きだったグループのリーダーには、人望が枯渇しているようです。
そして今回のスキャンダル。今回、一番矢面に立っているのは、私の好きな彼ではなくてそのリーダーです。
あまりに学習能力がなくないですか。昨年彼女バレして、今回は違う女の子とのスキャンダル。一人の女の子相手にすら誠実になれないのかと思いました。もう、スーパーへ取材に行って、ジャガイモを見ながら「これはジャガイモですか?」と聞いたエピソードも笑えません。こわい。
リーダーよりスキャンダルが出ている、背の低い金髪の彼については、そのたびにきちんと釈明しているのでそれでいいです。推しでもないし、たぶん彼はそういうキャラクターなんでしょう。
ただ今回のスキャンダルで言われている『未成年の女の子』の名前が、彼が以前騒がれたスキャンダルで出てきた名前と同じだというのは、そうして彼が今回無罪であるように扱われていることは、甚だ疑問ではあります。
私が13年間好きだった、いやまだ好きな、大好きなアイドル。
できることならば、もうグループも辞めて、事務所も辞めて、イケメン小説家として、小さなファンダムを形成して、たまに小さな講演ホールでファンミーティングしてくれたらそれが一番いいかなと思います。
今朝、毎週金曜日に彼が出演している情報番組で、深々と頭を下げて、情けない言葉を並べながら謝っている彼を見て、うっかり泣いてしまいました。
嫌いになれたらいいのにね。
ねぇTOKIOを辞めることはなくない?
ゆーても、
軽々しく家に上がった人が悪いわけやし
逆になんで司会者の連絡しってんの?
Rの法則で有名?な人は逆に知らんよ。
てか、そんな簡単に家に行くなよ。
そもそも山口くんにキスとかされたら
むしろ、自分は喜ぶぞ!笑
まぁ金目当てなんでしょうね。— にのみな❇︎嵐垢 (@ninoninomina) 2018年5月2日
私「もしわたしが山口くんにキスされたら喜んでキスされたー!って報告するわ」
母「全力でやったやん!!って我が事のように喜ぶわ」
私「ジャニーズにキスされたらええやんなあ」
母「最後までしなければいいよ、キスぐらい遊びでしょ」
母娘の会話じゃない— まーや (@08Dkku) 2018年5月2日
男が家に呼ぶって、下心見え見えでしょ。
私なら娘をまず叱るし、自分のしつけがなってなかったって思うけどね。
レイプとかじゃないんだし。
高校生ならそれくらいわかろーよ。
山口くんも悪いけど。
私ならジャニーズとちゅーとか喜ぶけど笑笑— にゃーた (@WitIsjSOSh5gpij) 2018年4月27日
山口くん無期限謹慎かあー…😂 そりゃあ同じ番組出てる人に誘われたら怖くて断れないのかもしれないけど、家に行ったら同罪だとは思っちゃうけどな😅 山口くんだったら私喜ぶけどな(笑)(笑)— 心結&7m♂MAMA (@miyumama89) 2018年4月26日
山口くんの話だけどさ、
ジャニーズがキスしてきたんだよ?
なんで起訴するの←←←
普通の女の子からしたら
泣いて喜ぶ案件だと思う私は馬鹿なのかしら( ˙-˙ )←— ちぃか@いくさ(ばーしょん)の姉 (@chiika54) 2018年4月25日
一方で、芸能人の書類送検に関しては、稲垣さん以来、微妙な呼称が増えたと見える。
たとえば、島田紳助さん(2011年に芸能界引退)が2004年、所属事務所の女性に怪我を負わせ、書類送検(略式起訴、罰金30万円)されたとき。朝日新聞は次のような記事を掲載している。
「日本テレビは『島田紳助さん』、NHKは『吉本興業の島田紳助所属タレント』、テレビ朝日などは『島田紳助司会者』、フジテレビは『島田紳助容疑者』とした」(同年11月15日)
各社への取材結果も書かれており、記事からは書類送検に際し、多くのテレビ局で「一般人は匿名」、「公人は肩書または敬称付き実名」という基準が設けられていることが読み取れる。
一方、新聞に目を戻すと、島田さんのとき、朝毎読はいずれも「容疑者」を使っている。なお、共同通信加盟社では「島田タレント」という表現が登場。翌年も別の芸能人が道交法違反で書類送検(不起訴処分)されたときに「タレント」を使っている。