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はてなキーワード: 観光とは

2018-01-16

anond:20180116222652

誰が総理でも関係ないさね

核持ってりゃ別だけど

持ってないとこ来ても

観光

anond:20180115135418

この記事見てニセコに行きたくなった人たちに全力でプレゼンしてみる

まず、滑りたい人たちへ。といっても自分はヒラフしか詳しくないけど

ニセコは雪がいいとは言う。パウダーの軽さな道北道央の方が軽いのだけど、軽すぎると失速したときに立て直しが出来ないのである程度の腕前がない限りは軽すぎると却って楽しみを損なってしまものだ。

その点ニセコの良さは、軽すぎないというところ。

コースレイアウトも一箇所を除いて、すばらしく長いコースビギナーの腕前でもなんとか降りてこられるし、最高に広くて速くて風にも強いゴンドラ(これは愛知万博使用されていたものを買い取ってカスタマイズしたもの)で快適に周回できる。

滑り終えたどの地点にも広いヒュッテが配置されており、休憩のタイミングバラついても全く問題にならない。ゲレンデが広すぎて集合に苦戦するかもしれないので事前の打ち合わせは必要だとは思うが、スマートフォンをなくさないように数名(できれば全員)持っていれば済む。

コースレイアウト例外的に不可避な難所は「第二の壁」という地点なのだけど、ここも相当変則的に避ける方法が一つあるのと、スノーボードでなければそこまで難しい斜面というわけではないので無理せず木の葉落としで降りてもらうしかない。

スノーボード初心者の人たちだとむしろニセコ連山のアンヌプリおすすめになるのかもしれない。しかし初級者以降の腕前か体力がある、スキーヤーが多いなどといった場合はヒラフ&花園おすすめしたい。あのゲレンデには雪山の魅力のほぼ全てがある。地形、圧雪非圧雪モーグルバーン、近年どんどん良くなっているパークレイアウト。

もっと気軽に観光メインでという人々に耳よりなのは、ヒラフエリアはオシャレなカフェレストランがとても多いと言う事だ。

簡単に行ける範囲おすすめを列挙する。定番jojo's cafeグラウビュンデンの両雄はどちらも素晴らしい軽食スイーツが楽しめるカフェで、老舗故にアメニティすらもひたすら良い。もし天気が悪く宿泊からこの二店舗に行っただけで一日を終えてしまったとしても、全然すばらしい休日になることを賭けてもいいくらいだ。食事はどちらも王道メニューで、このエリアでは例外的コスパがある。jojoカフェブラウニーフレンチプレスコーヒーグラウビュンデンのチーズケーキ紅茶滞在中の滑る時間を削ってでも試しておくべき。

滑り志向の方々にはゲレンデ内の食事も、割高にはなるがスキーブームの頃を知っているならば隔世の感があるのではないかと思う。エースヒルタンタアン、HANAZONO308はもう一つのヒュッテキングベルに比べればカフェ飯志向(やや割高)。ウェルカムセンターホテルアルペン食堂か食彩比羅夫もある。

ラーメンベストは風花だ。ひらふ坂の店が目に入るとは思うが、空腹が過ぎるのでなければ5分ほど無料シャトルバス乗り場で待ち、でひっきりなしに周回しているハイエースのようなバスの「泉郷」を経由するものに乗りましょう。(因みにこのバス完全無料で4パターンの行き先があり、使いこなすと飛躍的にひらふ満足度が高まります。)

風花もメニュー王道ニセコラーメンおすすめ。ちぢれ中太麺に絡む味噌クラシカルな味わいの上に、じゃがいもポタージュエスプーマバター香りが合わさる濃密な味わい。超達者な英語でテキパキとホールをさばく店長さんの美しさも行くたび感動する。

風花が泉郷移転してしまったが、ここには前述したグラウビュンデンともう一個、スープカレーのつばらつばらという3つの良店が固まるエリアになったので却って紹介するぶんにはわかりやすくなった。

泉郷から更に先にはそばのいちむら、格調高いカフェMozart、絶品シュークリームイタリアンディナーのL'ocanda、更に少し離れてジェラートのルヒエルがある。ルヒエルは特に車がないと行けないレベルだが、サイクリストでもある方がおられたら羊蹄山周遊の折、地元パン屋の雄ホワイトロック直営カフェと並んで居心地の良い休憩スポットになるだろう。

ついでに倶知安の店も少し。中華ベーシックな広華、点心の籠堂がおすすめ和食日本料理 佐藤が酒も肴も握りも良い。素材は北海道、腕は都会の洗練がある最高のやつ。しかし一番のおすすめは成吉思汗の廣松。ここはあえて説明をしないが、タイムスリップたかのようにかつての倶知安も味わえる名店。おっちゃんおばちゃん元気でね。

ひらふから反対に行けばまた色々あって、東山ソフトクリーム高橋ミルク工房、ベジビュッフェプラティーボ、エリア最高のジンギスカンが楽しめるロフト倶楽部紅茶専門店ルピシア直営カフェ

ニセコ町エリアはほんとに詳しくないけど本格ナポリピッツェリアデルソーレ、そばの楽一、SEEDベーグル高野珈琲店はどれも名店。

車があるなら更に進んで真狩エリア温泉&高級フレンチマッカリーナ、ブーランジェリーJinで買ったパンにトゥルモンのコンフィチュールニセコチーズ工房フレッシュチーズを併せるなんていう世界一の朝食を取ることだってできる。

京極町うどん野乃傘も忘れ難い、夏前の輪行で食べた天ぷらにはアスパラ概念を覆される衝撃を受けた。

なんか食い気に走りすぎたけど、滑り以外の人が多いかと思ってひとまずこんな感じで

本当はまだまだまだまだ語り尽くせぬ思い出とそれ以上の魅力がこのエリアには満ちています

今年はちょっと久々に雪も足りてるそうだし、行かない手はないんじゃないでしょうか。

記事でもありましたけど、この貧しくなったと言われている日本でも尚、世界と比べればウィンタースポーツを楽しむために必要ハードルはとてつもなく低く、かつ得られるクオリティ世界有数です。

この優位さをぜひ一度は享受してみて欲しいです。因みにレンタルギアニセコ、ルスツともにクオリティが高いもの使用できるようになっていたりします。が、繁忙期は予約が必要なほどなのでひらふ場合グランラフレンタルニセコBOOMSPORTを利用するのがベストです。レンタル大手RYTHEMジャパニーズスピーカーが少ないので英語ならば細かい対応を受けられるはずです

2018-01-14

友人の黒人曰く感覚的に日本人黒人差別してないのを分かってるらしい

ちょっと乗り遅れたけど

黒人に黒塗りが差別かどうか聞いてみた

ちなみにアメリカまれアメリカ育ちな

結局はやられる相手によるそう

アメリカ白人が黒塗りかましてきたらムカつくし差別だが、日本芸人がやってるのを見ても何も感じないとさ

それに感覚的に日本人黒人差別してないと感じるのは、黒人普通に異性にモテるから

ご存知の通りアメリカでは白人黒人カップル結婚するのは結構少数派だ

白人から生理的嫌悪されてるのを感じることがしょっちゅうだが日本ではそれがないと

この生理的嫌悪されてるってのが差別での根本的な悪意だそう

日本に住んでる他の黒人外国人同士で結婚するんじゃなく日本人結婚する人が多い

から感覚的に黒人差別してないのを分かってるとのこと

ただ、以上に珍しがられるのはうざったいらしい

東京ではそんなことないが観光地方に行くとガキにスマホ写真取られるんだとよ

2018-01-13

生活保護受給者毎日東京観光して良いの?

BI派だから働かなくても生きて良いし健康で文化的な最低限度の生活保証されるべきだと思ってるんだけど

俺がSNSで知り合った受給者毎日東京観光を楽しんでいて、その様子をアップしてる

金がないときヘルプマークを見せて奢って貰うひとを探すらしい

これって、止む終えない事情生活保護受給してる人たちを貶める行為じゃないか

こういう悪意の人が存在する以上、指導厳格化必須だろ

2018-01-11

カーシェアからマイカーにしてみた

カーシェア辞めてマイカーにしてみて数ヶ月経ったのでどれだけ損したのか得したのか考えてみた。

カーシェアときにした、大きな買い物(IKEAコストコ)は、事前にルート考えて割引パック使って往復50キロぐらいの距離を走って80円/kmぐらいの料金だった。

近所の大型スーパーとかでも移動10分(往復5キロ)買い物30分で時間節約のため、マイカゴ持参で15分前に乗車してこちらも80円/kmぐらい

送迎とかは、ほぼ移動のみなので平均40円/kmぐらい

まり旅行は、レンタカーのほうが安いので一回も行かなかったが電車飛行機で現地に行き借りたが観光もだいたい大きな買い物と一緒

これが使用実績なので送迎2:その他8で平均すると72円/kmぐらいだと思う。

マイカーは、今のところ月1000キロ以上乗ってるので72000円は使ってることになる。

5年で432万円ぐらい

乗り出し300万円で次回車検とオイル交換付きなので

任意保険40万円

15km/Lでガソリンを140円計算の56万円でもお得だった。

持ち家なので駐車場が掛からないのが大きいけど車のランクカーシェアと同等まで下げれば駐車場代があってもそこまで変わらないか

あと、マイカーやめてカーシェアにして得だったみたいなサイトは、45円/kmぐらいで計算されてるのであてにならない。

参考に都内の平均旅行速度が20km/hなのでタイムズカーシェア価格計算すると41円/kmになるからやっぱりおかし

僕の料金は結構頭使って頑張った結果なのであてもなく買い物とかゆっくり観光したらもう少し高いかも。

ただ、カーシェアときには行かなかった買い物や旅行には行ってるので支出は増えた。

カーシェアにしようとかマイカー買おうと検討しているなら参考にしてほしいと思う。

1000キロもというコメントがあったが軽とかにランク落とせば、燃費も良くなって保険も安くなって1000キロまでの走行距離はいらないと思うよ。多少の下取りもあるしね。

追記

カーシェアときと比べて乗る頻度が増えたのは、カーシェアの使った費用がすぐわかるという心理的障壁がなくなったから、カーペット買うにしても今なら車だけどカーシェアで買物に行って選んで持ってくるは、割高だから歩いて抱えて帰ったりした。タクシーでもいいかも。

23区ではあるので近隣の駐車場は3万する、それでも駐車場がついてるお得物件はあるし、自宅購入から数年は来客専用だった。都内休日は、平日より流れが早いし実は快適。

いろんな車種乗れるのは楽しいけど大抵安いコンパクトカーの最安グレードなのでショボい。一回乗ったら満足する

さらに追記

2万円もあれば車の保証を2年伸ばせるから5年間追加費用もかかることはないよ

消耗品タイヤとワイパーに洗車代だから合わせてもざっくり計算しても15万円ぐらいですむ。

カーシェアでもパンクとか営業保障とられるから変わらないよ

東京オリンピックという壮大な茶番劇 追記あり

当方すでに人生の半分くらいを米国暮らしてるおっさん増田です。

なぜこのような前置きをするかというと、この国のオリンピックへの冷遇ぶりはかなり特出してて、俺がこれから書く話もそういったバイアスがあるよってのを念頭に置いてほしいからです。なにせこの国じゃ自国スポーツイベントスーパーボールワールドシリーズNBAファイナルなどなど)が至高で、他国国際大会とか知らねって考えだし、オリンピックに至っては「午前中や深夜の放送じゃ視聴率とれない」という理由地上波では生放送なし&夜のゴールデンタイムに録画済みの編集版を放送ってのがデフォの国なんで。

最近もやもやしてるのはね、ここ数年ほど親戚やら大学時代の友人やら仕事先で知り合った人とか日本から様々なゲストが来て話す機会があったんですけどね、特に東京圏の人ってのもあるんでしょうが、みんな口々に「2020年の東京オリンピック」の話題を持ち出すんですよ。なんか初めて参加した飲み会話題に困ってとりあえず血液型を聞くくらいのノリで。やれ国立競技場を作り直すとか、インフラ作り直すとか、警官タクシー運転手がみんな英語勉強で大変とか。

もちろん話を聞いている場では俺やほかのアメ人も黙って会話にのっているんですが、みんななんで日本オリンピックあんな前段階からお祭り騒ぎになってるのかぴんとこないんですよ。だって長くてもたった2,3か月のイベントじゃない?とりあえず他のアメ人に「hey Masuda、東京オリンピックって何がそんなにすごいんだ?」って聞かれても「日本では国際大会が人気で、特にオリンピックスーパーボールNBAファイナルが合体したくらい人気あるよ」っていうと「へーーー」って反応くるんですが、後々その東京オリンピック関連で5兆円以上つぎ込んでるって聞くとみんな絶句するんですよね。いや俺も毎回絶句してるんだけどね。

スポーツ施設に巨額投資が動くってのは理解できるんですよ。実はロサンゼルスに数十年ぶりにアメフトチームが戻ってくる!(札束で他の都市のチームを引っこ抜いた)ってことでそのチームの本拠地周辺では最新スタジアム建設やら、駐車場インフラの新設、近隣のショッピングモール住宅地再開発とかで巨額の金が動いているんですが、でもこっちはこれから数十年にわたって活躍してくれるからちゃんと元取れるじゃないですか。でもオリンピックってたかが数か月でしょ?オリンピックやったからって劇的に観光客が増えた国なんて聞いたことないし。

んで東京オリンピックについてはよーわからんところでは大金が動いてるみたいですが、肝心のバリアフリーとかが全然進んでない。実は俺の妻と2歳児&5歳児の4人家族で昨年末東京観光してきたんですけどね、さすがに大江戸線みたいなローカル線には期待してなかったけど、山手線まわりだったらもうバリアフリー整ってるかなーと淡い期待でいったんですがところがどっこい!山手線まわりでもエレベーターがどこにあるかわからん&大量にある階段エスカレーターも皆無で毎回動き回る子供連れて&ベビーカー抱えて移動だけで死ぬかと思った。。。なんだよオリンピックにむけてバリアフリーにするんじゃなかったのかよ??(ひょっとして今年か来年中に大型改装する予定でもあるの?)多分エレベーターとか探せばあったんだろうけど10年ぶりくらいに来たから駅もデカすぎて探せねーよ。

あと相変わらずuberlyftも使えない。これ日本から来た人に愚痴っても「東京タクシーすぐ捕まるから」とか「白タクとか不安」とか言われたんだけど、世界のどの都市いっても携帯一つでタクシー呼べて料金支払いも携帯アプリで済ませられるuberになれると、子供つれてタクシーまりそうな駐留エリア探すだけでも苦痛なんだわ。おまけに日本語話せない連中とかだと運転手の片言英語ききながら目的説明せにゃならんのでしょ。ありゃメンドイ。日本の人って政府とか大企業にはしきりに「規制緩和」とか訴えるくせに、民タクや民泊みたいに自分らの生活に直結する自由化には「安全安心」を盾に頑なに反対するよね。うーん、そのメンタリティから行政規制緩和も進まないんじゃん?だって現場にいる人からしたら民タクや民泊自由化と一緒じゃん。

俺が一番もやもやしてる点ってさ、おそらく日本の多くの人も「東京オリンピックフィーバー」の茶番感やら虚無感になんとなく気づいてるんだけど、いまさらそんなこと言っても水を差すだけって批判されるから馬鹿馬鹿しいと思いながらも一緒に祭りにのってる感がありありと伝わってくるんだよね。政治家なんて「東京オリンピックがありますから」とか意味不明理屈でたった数か月のイベント用に重要法案バンバン通してるしさ。

なんか普段なら反対者がでて通らない法案とか巨大予算のビックプロジェクトをみんな「東京オリンピックがありますからそれまでに終えましょう」という虚無感たっぷり大義名分つかってガンガン押し切ってるんだよね。茶番だってわかっている連中も、これがあるから一緒にのってるんだろうね。

思い返せば日本人って白虎隊やら戊辰戦争やら神風特攻隊やら、ずっと続く強者よりも一瞬だけ輝いて散っていく敗者に共感する気質があるから東京オリンピックもその一瞬の花火を楽しむためにみんな盛り上がってるのかな?って最近思うようになってきた。でも一瞬の花火にしては使う額がすごすぎるよね。

この東京オリンピックがあまりに巨額イベントに膨らんじゃったから次回のオリンピック会場に立候補する都市が激減して、24年と28年なんてかろうじて挙手したロサンゼルスパリに速攻で決まった流れとかアホすぎる。東京なんて裏金さんざんばらまいてようやく獲得したのに。。。


追記

冒頭でさんざん「俺の書き込み在米歴ながくてかなりバイアスかかってるからねー」って念を押しておいたのにそこ無視して「おまえが言うな」的なレスがあってはてな村は相変わらずやなぁと微笑ましかったぜ!

オリンピック話題ふってくるのってただのおもてなしトークでしょ?

それは自覚してるw ただとりあえず思いつくおもてなしトーク(てかもてなしてるのはこっちのほうなんだがw)が全員五輪ネタだったから、やっぱファンアンチともに日本ではでかいイベントなんだなぁって。

米国バリアフリーを語るな。サンフランシスコニューヨークもっとひどいじゃねーか

正論だけどあの辺の都市は上の政治家から下の底辺までオリンピック誘致しようなんて思ってないからべつにいいんじゃね?笑 おれも子供小さいうちにニューヨーク観光なんてする気おきないもの子供がいくとこじゃないっしょ。

そもそもオリンピック商業主義に走ったのは84年のロス五輪からじゃねーか

商業主義に走った初期はちゃんと黒字だったか国際的スポーツ興行として割り切っても合格でしょ。問題は近年は国のメンツ(笑)やら巨額の費用負担予算けが右肩上がりで大赤字確定のクソイベントじゃん。だから24年と28年の開催地候補ローマブダペストとか大半の都市が「金かかりすぎるからやめるわ」って次々辞退して、最後に残ったロサンゼルスパリ自動決定したっていうお寒い状況じゃないっすか。

そもそもスポーツイベント全般茶番

違うよ。スポーツ興行としてちゃんと黒字でペイできたら合格オリンピック次世代借金だけ残すクソイベントから茶番

偉そうにDisってるけど次のオリンピックロサンゼルスじゃんw

いやーおれも勢いに任せてキーボードを滑らせたら我ながらそのオチに苦笑したけど、でもさすがに米国の一都市で行われる大会のためにわけわからん連邦法をどさくさ紛れに通すなんてことはないでしょ。。。(あ、でも今の大統領はそれ以前の問題が!

2018-01-06

地方滅ぶべし

すぐにっていうわけじゃない←ここ重要

もう人口が増えていくことはないっていう日本

ならば、少数の老人しか居ない集落無駄な金を掛ける意味はない

洗脳と受け取られてしまうかもだけれど、普通に論理的に考えれば、よほどの変わり者以外はひとが沢山住んでいるところに住んだ方がメリットがある

そしてコストも抑えられる

ということで、そろそろ若者田舎から出よって周知していくべきでは?

なんかしがらみとかあって、ほんとに辺鄙田舎から動けない若い子が可哀そうでもある

今住んでる人を追い出そうとは思わないけれど

徐々に人を集約して無駄な出費を抑えないといろいろ面倒だし

地方は大きな企業を誘致するとか、観光に力入れるとか、一次産業で優秀なのところだけ残るとか

淘汰を作為的にやってかないと破滅が遠のかんよ

[] #46-1「コラえて天国

さあ、今週も始まりました『コラえて天国』。

ガイドブックでは伝えきれない町の魅力を、住人との交流を経てお伝えして参ります

今回の町はここ『アノニ町』。

はてな市にあるこの町は観光街として親しまれております

そんなアノニ町の魅力とは?

早速、覗いてみましょう。


川原にて兄弟らしき二人を見つけました

どうやら石切りで遊んでいるようです

ーーこんにちは

少年:こんちは テレビか何かの撮影

ーーはい 『コラえて天国』です

少年:ああコラ天 聞いたことある

ーー『コラえて天国』はご覧になったことは?

少年:まあ数回 観たい番組放送されない時があって 消去法で観たことはある

ーー今 何をやっているのですか?

少年兄貴石切り教えてもらってる おーい兄貴! テレビ! テレビ

少年の兄:分かってる! あまり映りたくないから あえて避けてんだよ

ーー少しの間 様子を撮らせて貰っても?

少年の兄:構いませんけど……いま苦戦していて進展がないので 面白い画は撮れないと思います


というわけで、しばらく二人の石切練習を眺めてみることに。

少年:よーし! そら!

マサカリ投法のような独特なフォーム

弟くんは水面に向かって、叩き落すように投げます

ドボンっ」

予想通り、一回も跳ねることなく失敗。

少年:ああ~! 一回も跳ねない

少年の兄:テレビで緊張してんのか? さっき3回いけただろ。

ーーえ 3回!? 今の投げ方で!?

少年の兄:いや 今の投げ方ではダメ 現に一回も跳ねてないんだから 俺がもう一回やってやるから ちゃんと見とけよ

そう言ってお兄さんがゴツゴツとした石を拾う。

すると弟くんとほぼ同じ独特なフォームで投げる!

1回、2回、3回…………

ーーうそ!? 9回も跳ねた!

少年の兄:テレビからってオーバーすぎでしょ そんな大した回数じゃない

ーーいや 回数とか以前に投げ方が……

少年:俺と兄貴で何が違うんだろうなあ 同じように見えるんだけど

少年の兄:俺が言語化できる範囲内の説明はし尽くした 後は習うより慣れろだ それとも今から別のコーチを呼んでくるか?

ーーあの……その投げ方で(石を)跳ねさせようとするのは難しいと思います

兄弟:え?

同じ反応、さすが兄弟といったところでしょうか。

兄:いや 確かに一般的な投げ方ではないけどさ ちゃんと跳ねてるし

ーー恐らく その投げ方で数回跳ねさせるのと 普通の投げ方で跳ねさせるんだったら 普通の投げ方のほうが断然……

少年の兄:ええ? そんなに難しいかなあ この投げ方

少年:ああ もう これでよく分かった! 兄貴コーチに向いていなかったのが原因だ!

少年の兄:違うな お前の物覚えが悪いのが原因だ

今にもケンカに発展しそうだったので、スタッフがここで仲介

お兄さんに一般的な投げ方を学んでもらい、それを弟くんに教えてあげてはと提案します。

少年の兄:それ二度手間じゃ?

ーーですがこのままでは お兄さんのコーチとしての面子が……

少年の兄:この石切自体 弟にどうしてもと頼まれて渋々やってるだけなんで俺はどうでもいいんですよ あいつ(弟)が友達相手に見栄張りたいって言うから仕方なく……あ これ言っちゃマズいか


何とかお兄さんを説得し、スタッフが水の石切りの普通の投げ方を見せます

それを見たお兄さんはすぐにコツを覚え、いつものやり方と同じくらい跳ねるように。

あんな投げ方で跳ねさせられるのだから、もとから才能はあったのでしょうね。

こうして満を持して、弟くんに教えます

少年の兄:あの投げ方をしていて気づいたんだが まず軽い石のほうが良いな あと力任せに投げるんじゃなくスナップを利かせて 回転をかけて投げることが重要

さっきまでのグダグダが嘘のように、スムーズ練習は進みます

少年:よーし、それ!

改善後なんと十数分で、弟くんは安定して10回以上跳ねさせられるように!

少年の兄:ありがとうございました 今回のことは弟にとっても俺にとっても良い勉強になりました 学ぶこと 教えること それぞれの難しさが分かりましたよ

ーー最後ちょっとしたお願いなのですが さっきのあの“独特な投げ方”でもう一度やってもらってもよろしいでしょうか?

少年の兄:ええ? “あの投げ方”そんなに面白いです? 構いませんが 今になって改めてやるとなると何だか気恥ずかしいな……

お兄さんがゴツゴツとした石を広い、あの独特なフォームで渾身の一投!

ボッチャーン!」

水しぶきがこちらに盛大にかかるほどの見事な着水。

先ほどのが嘘のように跳ねてくれません。

少年の兄:あれ なんで跳ねないんだ?

ーーいや こちらに聞かれても……

(#46-おわり)

2018-01-03

anond:20180103082647

嫁さんのからだが不自由なので、

旅行に行くにも色々下調べをしなくちゃいけない。

選択肢として必須は貸切風呂家族風呂があるところ。

何冊かバリアフリー旅館の本を買ってみたが

はじめにホテルありきの本だから、そこで何が観光できるのかよくわからん

一ヶ所に長く泊まってゆっくりするべきか。

こういのって旅行会社に行った方がいいのか

じゃらんとかで旅館だけ取ればいいのか

直接電話して予約すればいいのか

どうすればお得なのかもよくわからん

なんで同じ旅館なのに色々料金の差が出るの。

トリバゴCMを見るとホテルに直接聞いたら損するんだろうなって思うし。

そういうのを考えるとめんどくさくなる。

あかんあかん

がんばろう。

せっかくの休みもらえるのだからがんばるわ。

自分に言い聞かせるお正月であった。

2017-12-30

めざせ世界一クリスマスツリーに関するご意見について(回答)

神戸市から回答が来た。私のリクエストは「広報課」に対してで、広報課は公共性の無いイベント(※1)まで広報すべきでない、というものだったが、回答は「神戸市経済観光局観光企画課」からだった。

※1 https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201712/0010779156.shtml

テンプレの間に挟まれていた文言は次の通り。

 平成29年12月1日付けの神戸新聞及び神戸新聞NEXT掲載された西畠清順氏への取材記事に関しては、神戸新聞社による西畠清順氏への取材に基づくものであり、神戸市としては事業概要等の客観的事実に関する内容以外の西畠氏個人発言について回答できる立場にございません。

 神戸市としては、前述の通り神戸の賑わいや観光集客資するという観点から参加しておりますので、多くの方にメリケンパークへお越しいただき、この1本の木が発する魅力に触れていただけたことをありがたく存じます

他のかたへの回答と突き合わせてみると、「西畠氏個人発言」を使って回答していたりするので、矛盾していていて、実に苦しい感じがする。

https://twitter.com/negativeheart_s/status/945996378219540480

世界一のクリスマスツリーPROJECTを中止して下さい

2017-12-23

[]デレマス×ガンダムクロスSS機動戦士ガンダムF92 なおFは推定

こんにちは、アツミ・ムナカタさんですね」

若い男だった。

メガネをかけていて神経質そうというか、ナードっぽいというか、あたしの中の記者イメージとは違っていた。

あたしが頷くと、彼は向かいの席に座り、タブレットテーブルに立てた。

タブレットにはツインテールで派手な髪の色の女の子コンピューターグラフィックが写っていた。

さすがのあたしもコンピューターグラフィックの触らない女の子のお山には興味はない……

いや、なくもないが、この会話を録音するためなのだろうが、このようなアシスタントAIを表示させておく彼の記者らしくなさの方が気になってしまう。

彼は本当に記者なのだろうか。

「いきなり本題ですいません。宇宙世紀130年ごろに見たというモビルスーツの話を聞かせてもらえますか?」

もう40年近く前だ。

それでも、あたしにとってあれは忘れられない大切な思い出だ。

ただ、それはあたしにとって大切なだけで、あたしと彼女以外の誰かにとって聞くに値する話でもない。

彼も、あたしが見たモビルスーツが気になるだけで、あの時の会話に興味があるわけではないだろう。

だけど、あたしは彼女のことをどうしても自慢したくなり、口を開く。


宇宙世紀が進むにつれ、資源採取工業のためのコロニーでなく、観光コロニーという有り方が生まれ始めた。

宇宙余暇を過ごしに来るアースノイドや、商売で財をなしたスペースノイドたちを、コロニー内で作った地球より地球らしい自然で持て成すのが、あたしの住んでいた観光コロニーお題目だった。

もちろん、この地球より地球らしいというのは、人がそう感じる、というだけで、地球地球に住む人以外の動物にとっては、宇宙世紀以前のフィルムに現れる「間違った宇宙」のような居心地の悪さを感じるのだろう。

地球地球に住む人以外の動物も、言葉を介さないからわからないけど。

そんな観光コロニーホテルマッサージ師として、あたしは働いていた。

同業者には、自分屋号を持ち、複数ホテルを掛け持ちするような業務を行なっているものもいたが、あたしはそのホテル専属マッサージ師だった。

その日は、ヘリウムを運ぶ木星船団の方達が地球木星を行き来する途中に、慰安でこのコロニーに遊びに来ていた。

このような団体客が来ると途端に、コロニーが賑やかになる。

大通りには軽食を出す屋台なんかも出ていて、ずっと暮らしているのに少し見栄えが変わるだけで楽しくなってきた。

ぷにょふわで柔らかそうなお饅頭などを買って、食べながら職場に向かう。

「夜の時間」にコロニーが調整された時分、地球より地球らしい自然を唄う割に夕焼けみたいな表現がないのは良く上がる不満点だ、路地裏の方から男女の声が聞こえてきた。

「お姉さんいいおっぱいしとるなー」

ありがとうございますであります、ですがその勘弁してほしいであますが」

初老男性と、若い女性だ。

女性はずいぶん体格がよく、なにより健康的で圧倒的スイカをお持ちだった。

可愛いより格好良いと言われそうな雰囲気だ、豊満なお山は男性受けするだろう。

「いいだろ?

金は…… ねえな、俺ら貧乏から、こんなコロニーきても遊ぶ金がねえんだよ!」

「いやそのお金の話はしていなく」

「そうだ! 金券ならあるぞ! あの木星のじいさんからもらった、金券だ! 金券でどう?」

うんざりだった。

金で女を買おうとする男にも、

金で自然を買おうとする富裕層にも、

そんなスペースノイド地球への憧れをダシに優越感に浸るスペースノイドにも、

そんな金で成り立っているこのコロニーにも。

あたしにも。

気づくと、あたしは女性の手を引いて大通りを走っていた。

その手は柔らかかった、硬貨と比べて。

務めているホテルまで一気に走った。

あたしは息が切れて苦しかったが、彼女はまだ元気そうだった。

ありがとうであります、助かりました」

首を振る。

きっとこのお姉さんなら、自分でどうにかしていた。

二人で部屋に入り、電気をつける。

彼女の顔がよく見えた。

「アキ・ヤマトです」

互いに自己紹介をする。

「アツミ殿でありますか、同じ日系ですな」

そうなのかな?

宇宙移民三世だか四世ともなると、宇宙世紀以前の国の概念は今ひとつからない。

なんでも、ヤマトというのは日本の古い名称らしく、そういうのが面白くて調べてことがあるらしい。

それから色々な話をした。

彼女の話、あたしの話、二人ともの共通の話、二人ともが知らない話。

彼女も興が乗ったのだろうか、自分軍人でまだ公表されていない試作MS木星船団を護衛していること、その護衛には先のコスモバロニア建国戦争レジスタンスエースとして活躍したパイロットもいること、けれどそのエース差し置いて性能が優れた試作機に乗ることともどかしさ。

どこか、別の世界の話のように思えて、楽しく聴けた。

そうして、コロニーが「朝の時間」になる前にアキさんを見送った。

帰り際にまた取るに足らない話をした

「海を知ってますか?」

さすがに、それぐらいは知ってる。

「アツミ殿の名前の「ミ」の部分は海という意味なんですよ」

アツの部分はなんなのだろう。

「アツミ殿もいつか、一人で自在に泳げるようになるといいであますな」

あたしは彼女と二人がよかったが、そうは言えなかった。


「あのー、モビルスーツはいつ頃出るのでしょう?」

……無粋な男だ。

仕方なく、その後観光コロニーが何かしらのテロ組織に襲撃された話をする。

10年以上後の軍の発表によると「木星船団をあえて狙うことで木星から目を背けることが目的の、木星帝国マッチポンプ的な攻撃」だそうだ。

「それでその時にみたのが、F91とF92なんですね」

F92という呼称は、彼女が会話の中で漏らした試作機の名前で、本当にそうかはわからないし、そもそもあれがそうだったのかもわからない。

それでも、あたしの直感…… 少しニュータイプ思想のようで気味が悪い言い方だけど、

直感的にあれに彼女が乗っているのを感じたのだ。

「なるほど、それでその二機が撃墜してしまう。

それからホテルで療養していたF91の方のパイロットの面倒をみていたのがあなたなんですね」

違わないけど、違うと言いたい。

あたしが面倒をみたかったのは、彼なんかじゃない。

「ふーむ、それでそのF92の形状について詳しく聞かせてもらえますか?」

色々と話すが、なにぶん40年前だ。

それなりに適当に、それなりに真摯に、それなりに答えた。

「へー」

「ほー」

「ふむふむ」

相槌がうっとおしい。

「わかりました。そうだ、最後F91パイロットの話も少しいいですか?」

はっきり言って、これこそあまり覚えてない。

……いや一つだけあるな。

ちょっとした小話だけど、彼が泊まっていた部屋の隣部屋があの夜に彼女に言い寄っていたおじさんだった。

あたしが面白がって、同僚にこの話をしたら、

何故か話が混線してしまって、おじさんでなく彼の方が「金券でどう? の人」とホテル内で呼ばれてしまい、少しかわいそうだった。

勘違い?」

そう、あたしの話を聞いた他のスタッフ勘違い

「それは、それは……」

2017-12-16

朝の通勤電車では喋らないでほしい

自分でも不思議だが、平日朝の通勤電車で誰かが会話してると、イライラしてしまう。

東京の朝の通勤電車。たしかに混んではいるが、ほとんどの人が一人で通勤しているのでほとんど誰も喋らない。車内アナウンス車両の音だけがする。

都会なので人の会話が溢れれて当然だが、朝の通勤時間は人の会話に邪魔させずに時間を過ごせる。自分にとっては大切な時間

この「静寂な空間」で喋るのは、観光中の人出張東京に来ている人。

地方の人からすると、この「静寂な空間」を異様に感じるらしい。

しかそうかもしれないが、朝の通勤電車は働く前の準備時間なので、空気を読んで静かにしていてほしい。

2017-12-08

anond:20171208153643

大阪人です。

 

結論からいうと

大阪バッシングしてるのは大半が関東平野に住む非・東京ネイティブ出稼ぎ労働者たちです。

「なぜ?」

いから。

 

「なんで憎い?」

大阪人大阪で生まれ

大阪仕事して

大阪死ねから

よしんば大阪人でなくとも周りの他県は大阪に住んで大阪で働けるから

これができるのは北海道県民くらい。

でも北海道には仕事がない。

よく大阪だって仕事ねーよとか

本社東京だろとか言われるけど

それは下層の話であって中央区オフィスビルでは

バリバリ仕事してるサラリーマンだらけです。

特に輸入輸出関連の商社は規模に関わらず高利益待遇が多いので魅力的です。

東京から転勤候補として一番多いのも大阪です。

ふつーに仕事あります

お金にもなるし、人が足りないくらい。

 

「なんで非・東京人は住んで仕事できないの?」

東京家賃高杉。

安くても人間が住むような環境じゃないのしかない。

東北仕事がなさすぎて永遠に東京に集中し続ける出稼ぎ労働者

その人たち全員に住処を与えるのは広い関東平野でも無理。

結果、糞みたいな条件で近場で住むか、

遠い遠いベッドタウンで寝に帰るだけで通勤ラッシュに神経すり減らして消耗していく。

ところが大阪では通勤時間15分圏内とかザラな上に、

なんなら自転車でどこにでもいける環境

通勤にいちいち消耗したりしないし、遠かったら勤務地近くに引っ越すのは当たり前。

もちろん東京でも解決できます

金で。

大阪は金なくても通勤に消耗しません。

なので自分らは故郷から出稼ぎにきたのに

さらベッドタウンで寝泊まりして通勤毎日消耗しているというのに

大阪人ヘラヘラして生きているのを見て毎回ストレスをため込むわけです。

大阪人常識的生活を送るだけで非・東京人からの印象は悪くなる一方です。

これは出稼ぎ労働者たちが勤務地≠居住地である問題解決できない限りは収まりません。

 

「じゃあ、大阪に住めばいいじゃん」

ところがそうはいかないわけです。

根本的に文化が違うので大阪文化が非・東京人にはまるで合いません。

関東平野のようにストレス社会だと何も事を荒立てずにおくことが美徳とされます

大阪では毎日さな楽しいことを探すことを無意識に行っており、

仕事で役に立たないことや世間話や笑いを共有しようとしてきます

これが非・東京人には余計なストレスになり不真面目な人間であるレッテルが貼られます

一方、大阪人からは非・東京人のつまらなさやユーモアの無さに愛想を尽かします。

お互い歩み寄れない文化的問題があるわけで、

これが非・東京人である出稼ぎ労働者たちが大阪にやってこれないファイアウォールとなっています

彼らが大阪を憎み大阪の悪評を書き続けるほど

大阪東京化されるのを阻止する働きになります

でも非・東京人がこうなってしまうのも仕方がないことで

毎日ごみの中に混ざっていれば余計な情報ばかり入ってきてしまう。

なのでストレスから身を護るための殻が必要になるというのも当然の流れだと思います

 

「でも大阪田舎で不便なんでしょ?」

全く違います

しろ東京で手に入るもの大阪でもほぼ手に入ります

所詮東京にあるもの典型的日本人であれば商機のあるようなアイテムしか並んでいません。

そういったものは規模の大きい都市ならばどこででも手に入ります

工芸品や珍しいものであればむしろ神戸の方が皮産業が盛んであったり

観光目的でも京都奈良四国から近い大阪の方が圧倒的に有利です。

東北は何もありませんし。

沖縄北海道には飛行機で行くので結局同じです。

そして一番の特徴が東京クオリティが低くても商売が成り立つという点です。

成り立つというと語弊がありますが、ようは買い手の人口が多いので売るという観点では非常にイージーモードです。

しかし売るだけでやっていけるかというとそういうわけでもなく、

糞高い土地代で自転車操業をしているところが大半です。

新しい店は多いが潰れていく店もまた多いのが東京の特徴です。

一方、大阪土地代が比較して安いですが買い手が少ない上に地域に密着しているケースが大半です。

そのためクオリティの低い店と認識された時点でその地域でそれ以上の売り上げを伸ばすことはできません。

長く続いた店が安く美味いのは地域住人から愛されるだけの創意工夫をしてきた結果です。

から愛されない限りは大阪ではやっていけず話題性を重視する東京とは正反対です。

例え老舗でも味の変化に利用者は敏感で、簡単に客が減ります

 

以上のことから大阪が憎まれ理由

・住みやす

東京ストレス社会との文化の違い

であり、この2点において劣等感を持ち続ける非・東京人たちに永久コンプレックスを与え続ける存在になっています

なお、京都人名古屋人、九州人、北海道人は故郷プライドを持つだけの要因が多いので

大阪比較する理由が少なく大阪コンプレックスを持つことは少なくなります

 

PS:

と、まあ一方的大阪がいいかのような言い方をしましたが、

やはり仕事の数という点では東京が圧倒的に多いです。

利益率は置いておいて。

ですので暇な時期は東京仕事を取ることが多いです。

ただ仕事の数が多いだけに、そこからおいしい仕事を選ぶだけの労力というのも当然あります

仕事の数が多いだけで無条件に幸福になれるなら出稼ぎ労働者たちはここまで大阪コンプレックスを持たなかったと思います

2017-12-03

anond:20171203222039

わかるわー。

地方で、町から町の間の国道沿いにポツポツ家があったり、山に観光にいったら村があったりびっくりする。

バスが一日2本通るらしいけどそれも廃止になるって聞いた。

若者生存無理だし、お年寄りでもリスキーだよね。

ほんと意味わかんない。

https://anond.hatelabo.jp/20171203113520

俺もたまたま先月仕事深センに行ったので、

1~5について俺も感想文を共有して便乗してみる。

※ただの感想文なので、判断の参考にどうぞ

1.

中国本土通信に関しては、確かに金盾があり、

Google 等の海外サービスは利用できないが

これは常識すぎるので、事前に対策しておくべき。

中国人向けの検索サービス日本語情報が出ないのも当たり前だと思う。

俺は金盾対策のため一通りネット情報を調べ、

香港海外ローミング用の格安 SIMAmazon で出発前に購入し、

また 有料の VPN サービス契約しているのでそれを持ちこんだ。

結果としては、香港SIM では、基本的に全く制限がなく

Google だろうが LINE だろうが日本にいるのと全く同じように通信できた。

iPhone も全ての機能が使えたので、特に不便を感じることはなかった。

有料 VPN については、一部つなげない VPN サーバーがあったり、

VPN サーバーにはつなげても、Googleアクセスできたが

LINE にはアクセスできないといった感じの不安定さがあった。

最近中国政府が全ての VPN サーバー遮断」っていうニュースがあったけど

あれはどうやら認可を受けていない事業者規制しただけの話のようで、

中国本土から Google 等への接続を完全に規制するものではなかったようだ。

2.

俺は深セン仕事で行っている都合で、

観光らしきことは半日しかできていないが、地下鉄で移動した。

改札を通る前に必ず荷物検査を受ける必要がある。

手荷物機械に通すだけでよく、飛行機のような厳重な雰囲気は無いし、

時間帯がよかっただけかもしれないが)列に並ぶとかはなく

改札を通る手間が二回に増えたとかそれくらいの印象。

まぁでも、面倒と思う人はいるかもしれない。

後、運賃がかなり安かったが、これはそもそも物価が安いからか。

地下鉄に関しては、あまり日本にいるのと変わらないぐらいの印象。

あと、日本から深センへの直行便が少ないのは確かだが、

香港の隣町なので、普通香港経由で行くんじゃないだろうか。

俺は、香港で一度入国審査を受けて、

また深セン入国審査を受けるのが面倒だと思って

あえて深セン宝安国際空港直行便を選んだ。

後で聞くと、香港経由で来る場合でも、香港での入国パスして

直接本土まで行ける方法もあるらしい。

あと、帰りは深セン上海日本ルート帰国したのだが、

深セン上海にも国際線と同じような身分確認が行われた。

移動の自由がないというより、そもそも危険が多い国なので

身分確認荷物確認等が増えているんだと思われる。

3.

華強北の電気街は俺も行った。

正直、深センの前情報がひどすぎたためもっと田舎なのを想像していた。

その反動で、かなり規模が大きかったのに驚いたという印象。

規模だけでいうと日本は追い抜かれてるんじゃないだろうか。

売り物はいたって普通だが、発展するのに応じて

「エッジのきいたもの」が店頭に増えていくということはない、

(むしろそういうものは減っていく)と思っているので、

これをもってディストピア理由にするのは違和感があるが。

4.

決済は俺は短期間というのもあって現金しか使わなかった。

ちょっと調べた限り QR コード外国人は使えなさそうだと思ったのもあり

基本的に全て現金生活した。

外国人でも使えるというブコメ情報もあるが)

ただ、店で現金を使うとまず偽札をチェックする機械に通されるので、

そういう国なんだろうな、とは思った。

QR コードホームレスにまで普及しているという話を聞いたことがあるが

やっぱり現金物理)の信用がない国なんだろうなと思っている。

5.

昔、香港に行ったことはあるが、

今回は香港に入らなかったのでパス

---

結論として、増田ディストピアと言う理由が大きくは二つある気がして、

一つは共産主義独裁国家によるものと、

単純に期待よりも悪かったという面があると思うのだが、

俺の感想としては、後者については期待がもともと低かっただけに

個人的には凄い良い印象を持って帰国した側の人間になるかと思います

深センディストピアかい記事バズってるけど

https://anond.hatelabo.jp/20171203113520

この記事

まって!!!みんなだまされないで。

深センではgoogleもつかえるし、

広州経由で飛行機ではるばるくる必要もないんだよ!

wechatpayも普通に使えるんだよ 

とりあえず読んでくれ↓

これ全部解決できるので、めっちゃ共有したい。

今年の8月香港経由で行ってきた。

・1と2。通信移動の自由

香港経由で行けば楽。

情報少ないけど香港から電車乗り継げば簡単に行ける。イミグレが一見めんどい飛行機乗り継ぎと同じで必要事項入力すれば簡単

僕も深セン空港使おうと思ったけど高いし不便そうなのでやめた。

そして、深センでもgoogleは使えます

香港大陸も両方対応するsimを買おう。

コレ経由だとなんか普通にラインも何もかも使えるよ。

これでgooglemapが使えて大変便利でした。

ちなみに深セン地下鉄が驚くペースで路線増えてるし、乗捨できる自転車サービスが普及してて

マジで不便は感じなかったよ

そして決済の問題

いろいろ調べたけどwechatpayは中国口座がなくても使えました!

wechatpayは成田羽田空港歌舞伎町現金チャージができます

僕は残高足りなくなったので現地のホテルスタッフに100元わたして送金してもらいました。

こういう使い方もあり。

wechatpay支払いは「ウェイシン」といえば伝わるよ。

ちなみに、何故か香港のwechatpayできるコンビニでは使えなかった。

電気街多様性はまぁ~人によると思う

追記

ディストピアなのは変わんなくね?って話について。

情弱故に観光楽しめなかった事と監視社会の話は別物。

自分リテラシーの低さと体制の話ごっちゃにする奴らっているよね。

追記

https://anond.hatelabo.jp/20170824102750

僕は前日でこれくらいワクワクした派

2017-11-30

anond:20171129230909

密集した都会に住んでると口を開くのが怖くなってきて無言で他人を叩いた方がまだ気が楽になるんだよ。直すのも苦しいから「マナーだよw」って口でも叩くようになる。

関西の某都に観光に行った時はみんな声が微かに震えてるのが雑談からも聞こえてきてちょっと面白かった

2017-11-25

anond:20171125182135

10代の頃は国内だけど色んなとこ観光した

でも何も変わらなかった

2017-11-22

https://anond.hatelabo.jp/20171122185953

名古屋ホント観光ないよ。北海道における札幌みたいなもんだわ。飯と繁華街だけ。

観光じゃなくて普通に街で遊ぶ感覚で行った方が良いと思う。

友達と3人で行ったときは、一応名古屋城熱田神宮行って、水タバコ専門店に吸いに行って、夜は飲み屋で姉ちゃんナンパして朝まで騒いで帰った。

名古屋市民と触れ合えたのは新鮮でよかったと思う。

飯については蓬莱軒のひつまぶしはやはり美味かった。あと馬鹿にしてたけど青柳総本家ういろうは半端じゃなく美味かった。ハードル下がってたからかもしれんが。

僕と秋葉原PLACE

おかげさまで、長男は順調にアニオタ化している。

長男と僕はとっても仲良しさんだ。

中学生の頃の長男部活と塾に明け暮れ、ママちゃん大好き男子だったが、高校に入りスマホを持ち、友達との付き合いもできてくると自然に母離れしていった。

ちなみに、妻は最初こそ寂しそうだったが、最近中学生の娘と仲良く買い物や女子トークに華を咲かせている。

そんなこんなで長男自分趣味なんかに走るようになり、最近は僕とゲームオススメアニメの話で盛り上がっている。

さて、先日、所用で長男東京千葉寄りに行った際、時間があったので秋葉原に寄った。

神奈川に住んでいるが、僕は会社がこの辺だし、以前は秋葉原パソコンパーツを売る店で働いていた。

秋葉原からどんどんパソコンショップが消え、バスケット献血広場がUDXとかになって、メイドが溢れるようになってからも、なんとなく秋葉原とは着かず離れずの距離感で過ごしていたから、そんなに遠い感じはしていなかったが長男からしたら、そう簡単には来れない場所だったようで、この狂った観光街に大興奮だった。

よほど秋葉原が楽しかったようで、今度また行こうよなんて言われたから、よーし今度はパパがよく行ってた店でご飯でもたべようか!なんて話をした。

そんなわけで、僕が秋葉原の赤貧ショップ店員時代によく行っていた店を思い出す。

まあ、よく行ったといったらサンボだよな。とりあえずサンボ3分牛丼掻っ込んで余った休憩時間でふらふらパーツ探ししてたな。

でも、さすがに長男サンボはまだ早いな。

それからインドカレーのラホールもよく行ったな。金ないからいつもチキンカレーだったけど。

でも混んでるかもなあ。サンボとラホールは基本一人で行く店だもんな。

そういや雁川とか村役場でよく飲んだな。

ま、あのへんでランチもいいけど行くと飲みたくなっちゃうから今回はパス

店の売り上げが良かった時に行ったとんかつ冨貴、うまかったな。

でも去年くらいに閉店したって聞いたな。残念すぎる。

ああ、そういえばPLACEよく行ってたなあ。給料日はいつもPLACE行ってた気がする。大体座れたし、なんとなく居心地が良くて。

あそこのミックスソースパスタが好きだったんだよな。

そういや、かみさんとまだ付き合っても間もない頃、秋葉原に来たかみさんと行った店がPLACEだったな。

よし、今度は長男も連れてってみよう。

そう思って、さっきググったら、今年の8月にビル建て替えの為の立ち退きで閉店してたらしい。

悲しい。

すごく悲しい。

もうミックスソースパスタは食えない。

長男に、ここママとはじめて食事した店なんだぜ、なんて与太話したかったなあ。

2017-11-19

いいねでバレることもある

SNSフォローしてる既婚者、いいねの欄に食べ物やら観光やらの構図がまったく同じ写真が流れてきたので、一緒に行った家族アカウントなのかなと見てみるとどうやら不倫相手だった。どうしてこうしてばれるように公開したくなるんだろうね。そしてヲチすることにした。

2017-11-18

ブラタモリ見ました。

無駄閘門連呼はどうかと思いましたけど、それは置いておいて

日本にも閘門ってあるんですよ。

閘門位置図

現存するのは松重閘門のように保存されているものや遺構を含め100程度かと。

堰と一体のものが多いので、今回の閘門のように単独閘門もっと少ないです。

松重閘門ビジュアルがいいですよね。

京都にも三栖閘門ていう同じような塔型スタイル閘門があります

この二つのデザインは他にはないので保存されているのも納得です。

タモリさんたちが通過した閘門オーソドックスデザインです。

あのタイプ閘門といえば宮城県石井閘門愛知県の船頭平閘門茨城県の横利根閘門などです。

これらは明治大正まれですけど今でも現役なんです。

レンガとマイターゲートという両開きの扉が特徴です。

普通水門のように上に出ている部分がないのでインスタ映えみたいなインパクトはあまりないですが。

でも、船が通るには高さ制限はないし水もたれてこないしいいんですよ。

逆に新しいやつは東京荒川ロックゲートや大阪道頓堀川水門です。

とくに道頓堀川水門デザインはすごいので検索してください。

水門イメージが変わります

水門って名前だけどちゃんと閘門機能がありますので挙げさせてもらいました。

現役閘門の中には観光船で通過できるものもありまして、道頓堀川水門もそうですが、 他に富山県中島閘門東京扇橋閘門(今は耐震補強工事で通れません)、千葉県加藤閘門などなど。他にもイベントごとで通過できることがあるところもあるみたいです。閘門通過体験を一度されてみてはどうでしょう

近江さんがエレベーターみたいって言ったのは個人的にはよかったですね。

機能的に船を上げ下げするのでまさになんですが、それだけではなく

閘門って水位の調整に水の出し入れがあるので先客がいると待つんですよ。

からもうちょっとで入れる船を待って扉を閉めることがあるところがまんまエレベーターだなって思ってます

2017-11-13

中国上海でボッタクリ茶店に連れて行かれたが、ゴネて1/3に値切った

野郎二人で中国上海に行ってきた。

有名な観光地である豫園(よえん)近くを歩いていると、後ろを歩く友達が誰かにしかけれれたようで、立ち止まっている。

横には20代と思しき中国人女性スマホを渡しながら「写真を撮ってくれ」と頼んでいるようだった。

しかけられた友達のことを「若い女性に頼まれたんだから撮ってやれよ(笑」とからかいながら様子を見ていると、写真を撮られ終わった女性が「あなたたちの写真も取りましょうか?」と聞いてきた。それも英語で。

シャイ友達は「いいです、いいです。ノーサンキュー」と断ってしまったが、自分は(まぁこういうときお互い様だ)と思いながら、自分スマホを渡して写真を撮ってもらった。

あとになって考えれば、これがすべての始まりだった。


写真撮って」をきっかけにして、相手中国人女性英語で色々話しかけてくる。

聞けば職業幼稚園先生で、2年前から上海に住んでいるという。日本語ちょっとだけ勉強たことがあり、この前の夏にはクルーズ船で福岡に行ってきたとか。

今度はこちらに質問してきて、いつから上海にいるのか、何日間いるのか、今日はどこに行くのか、どこどこ(上海の有名スポット)には行ったのか、などなど色々聞いてくる。

私のほうが英語が得意なので(そう、中国人女性との会話は英語で行われている)、相手質問に答えつつ、友達との間に入って通訳っぽいこともしながら、5分ぐらいは路上で立ち止まって話していただろうか、さり気なく女性が「お茶は好きですか」と聞いてきた。


「ええ、お茶は好きです」

そう、私は中国茶台湾茶が好きだ。大学生のころには、毎月のように横浜中華街の馴染みの台湾系茶屋に通っては、いろいろなお茶を買いつつお店のご主人の講義(?)を聞いたりもした。今でも台湾に行けば、台湾茶を大量に買ってしまう。そんなお茶好きと知ってか知らずか、相手お茶の話を振ってきたので、私はすっかり警戒心が薄れてしまった。


「この近くで、年に一度の茶道ティー・セレモニー)をやっているのですが、一緒に見に行きませんか?」

うん、見てみたい。それが、その時の正直な気持ち&答えだった。

ティー・セレモニーとは、なんだか仰々しい動きをしながら中国茶を淹れるパフォーマンスで、いわゆる「ザ・観光客向け」のショーなのだが、実は一度も見たことがなかった。それは、私自身がひねくれた性格あんなもんは観光客向けの見世物だ!)だからわざわざ見ようとは思わなかったし、今までに日本台湾で行ったお茶屋さんが本気の真面目な(?)お店でそういうショーをやっていなかったこともある。

しかし、この時ばかりは、どういうわけか、暇つぶしというか見世物として、そういうのを見てみるのも悪くないなと思ってしまったのだった。


「じゃぁ、一緒に行きましょう」というわけで、女性に連れられて(今思えば”釣られて”だ)上海の街中を歩いて行く。

歩きながらも女性は、こちらの年齢やら職業やらホテル場所やら、なんやらいろいろと聞いてくる。私は他人からプライベートなことを根掘り葉掘り聞かれるのが嫌な性格なので、多少は誤魔化しながら適当に答えていると、今度は干支やら星座なんか聞いてくる。てか、干支はともかく星座英語名なんて知らんがな!このお姉さん、英語力はかなりのものだった。


まぁそんな訳で、移動中もずっとしゃべりながら5分ほど歩いただろか、着いたのは(連れてこられたのは)裏通りにある間口の狭い古道具屋?お茶屋?のようなお店。

お姉さんは、店頭に立っていた赤い民族衣装を着た老女に「ティー・セレモニーはやっていますか」と話しかけ(いま思い出したが、英語で話しかけていた。老女は英語チンプンカンプンのはずなのに)、そのまま我々を店内へと導く。

店の奥には、壁にやいかにも中国っぽい書や絵が飾ってあり、一通りの茶道の道具(茶葉やらお椀やら急須やら薬缶やら)が小さめのテーブルの上に置かれ、その周りを囲むように椅子が5脚ほど並んでいる。

ここでもまた世間話のようなものが交わされ、茶屋の赤い民族衣装を着た老女は「ティー・マスター先生」だと紹介される。

ティマスターの老女が中国語で話し、それをお姉さんが英語に訳し、我々がそれを拝聴するという翻訳リレーティセレモニーが始まった。


最初茶道歴史やらウンチクやらを語っていたのだが、おもむろに老女が”メニュー表”を出してきた。

内心で「あーやっぱり金とるのか」と思った。ここまで一切お金の話は出ていないが、こちらはなんとなくタダで見れるものだと思い込んでいた節がある。

しかしまぁ向こうも商売なわけだし、中国人がタダでわざわざショーを見せてくれるとも思えない。まぁそれ相応の金額であれば払っても仕方ないかと気を取り直して、メニュー表を見てみる。


メニュー表といっても、白黒印刷のちゃっちいものではない。それなりの厚紙にカラー印刷され、製本されている。背景には、茶器や茶葉の写真印刷されており、まるでどこか高級料理店のメニューのようだ。おまけに、すべて英語表記

老女がメニューの1&2ページ目を開き、お姉さんがメニューの一部を指して話しかけてくる。「この料金だけどいいですか?」


お姉さんの指の先、2ページ目の中ほどには「RMB48 / kind / person」とある。(RMB人民元英語表記

一人48元。日本円だと約1,000円だ。高いとも言えず、かといって納得もできない、絶妙な値段だ。

普段お金にうるさい私も、この時ばかりは、納得はしていないけどこの値段なら仕方ないという感じで「ああ、構いません。OK」と受けてしまった。


しかし、はて、見開きページの左下には”ルームチャージ20元”やら”テーブルチャージが30元”やら、なんやら書いてあるのだが、この説明はなし。

すっかり警戒心が薄れていた私は、(取り立てて説明しないということは、きっとこの表記関係ないのだろう)と思い込んでしまった。

また、2ページ目のタイトルが「1.高麗人参茶」で、2番以降の続きがあることを思わせる表記だったが、メニュー表は老女が持ったままページをめくるでもなく閉じてしまったので、その先は見ていない。


そんなこんなで、ティセレモニーが始まった。が、茶道の詳細は割愛する。

パフォーマンス自体面白かった。合計で6種類のお茶を飲んで、それぞれの茶葉の解説。その間に、金運を呼び寄せる(?)ガマガエルの置物を撫でたり、お茶の淹れ方を教わったり、内容自体は悪くなかったともう。


パフォーマンスが終わると、老女が、先ほどとは別のメニュー表を出してきて、茶葉のお土産はいかが?と売り込んできた。

値段を見て、私は「むむむ、、、これはボッタクリやな」と思った。

ジャスミン茶やら鉄観音やら10種類ほどの茶葉が載っており、それぞれ大・中・小と3種類のサイズが有るようだが、小サイズの一番安いやつでも380元、なんと7,600円もする!

普段から飲む中国茶は100g 1000円もあれば十分、と思っている私の味覚&金銭感覚からすれば、これは完全に予算オーバーだ。

いや、もちろん超一級品の茶葉には驚くほどの高値がつくこともあるだろうが、私の感覚ではナシだ。それに、いま飲んだやつにそこまでの価値があるとも思えない。


「わー、美味しいお茶だった。私はお土産に少し買っていくわ」というお姉さんに影響されたのか、財布を取り出して買おうかどうか迷っている友達に小声て「買うのやめとけ、高すぎ」と耳打ちする。

お姉さん、こちらの戸惑う様子に気づいたのか「ああ、いいのよ、買う買わないは自由から。私は買うわ。んで、あなたはどうする?」とあくまで買う雰囲気を作り出そうとする。

なんか嫌な流れになってきなたなぁーと思いつつ、「悪いけど、やめとくよ。最近紅茶にハマっててねぇ、まだまだ在庫がいっぱいあるから」と半分本当・半分ハッタリの話をしてお土産購入は断った。


なんか早く帰りたいなぁと思っていると、店の老女、もといババア勘定書を持ってきた。

どれどれ、合計金額1,280元だぁ!?


おい、1,280元って、日本円でざっくり2万5千円だぞ。本気か、こいつら。

一瞬にして頭に血が上った私は、思わず「これちょっと高すぎない?」と文句を垂れる。

すると、お姉さん、もとい客引き女が、勘定書の説明を始めた。


いわく、お茶1種類1人あたり48元で、3人で6種類飲んだから

48元 × 3人 × 6種類 = 900元 だという。(実際には48元より高いお茶もあったので、大雑把な計算で)

そこに、客引き女のお土産代が加算されて、締めて1,280元だという。


金額にピンときていないのか、財布を取り出して札を数えようとしている友達の動きを慌てて止めて、スマホ電卓アプリ日本円に換算した結果を見せて「高すぎだろ、こりゃ」とキレ気味にいう俺。


敵に向き直って「最初メニュー表をもう一度見せてくれ」という俺。

から取り出されたメニューには、確かに”それぞれの茶葉のページに”「RMB48 / kind / person」、つまり「茶葉1種類当たり お一人様48元」とある

あーそういうことね、このおちょこ口一杯にも満たないお茶一つに約1,000円を課金し、それが6種類だから6,000円だと。

あーそうですか、確かに書いてありますね、はい、そうですか、って納得できる訳がない。


「こんなの高すぎだろ」

「いや、ティマスター先生がこれだけやってくれたんだから、決して高くはない」


日本でもこんな高くねぇぞ」

日本のことは知りません。上海には上海物価があるのです」


茶道パフォーマンスを受けたのは認めるが、この価格には納得できん」

お茶一杯の値段は高いかもしれないが、ここ上海では、急須にお湯を継ぎ足しながら何倍もお茶を飲んで、何時間もおしゃべりできるシステムなのです。ほら、メニュー表のここにも書いてあるでしょ」(確かに英語でそう書いてある)


「そんなこと言ったって、こちとら、メニュー表の1&2ページ目しか見せられてないし、そこにある『一人48元』だけ払えばいいのかと思っていた」

「いいや、6種類飲んだんだから、その分いただきます


とかなんとか、英語で喚き散らして少し興奮が収まった俺は、勘定書を手に取って冷静に考えてみる。

合計金額は2万5千円だが、そこには客引き女のお茶代とお土産代も含まれている。純粋に我々が払うべきは、相手の言い値では1万2千円、一人あたり6千円だ。

さて、この茶道パフォーマンスにそれだけの価値があるだろうか?いや、ない。払いたくない。だからといって、払わなくて済むわけでもない。


俺は手を顎に当て、少し考えながら、黙り込む。

客引き女が何か話しかけてきたようだが、怒りのあまり全然気づかなかった。


しばらくすると、敵も「面倒くせえ客だな」と思ったのか「じゃあ、いくなら払うのか」と態度を軟化させた。

なーんだ、やっぱりボッタクってる意識があるんじゃねぇか(笑


ここはあくまで、当初の理解どおり「一人48元」で押し通そうと、「3人分で150元なら払う」と言ったつもりが、相手は「1人あたり150元」と誤解したようで、「ならそれで構わない」ということになった。

横でポカーンとしていた友達に、小声で「悪いけど100元払ってくんない?」と言って、財布から100元札を取り出してもらう。

この時、財布の中に、100元札が2〜3枚と、日本円で1万円札が2枚、さらパスポートまで入っているのが丸見えだったので、財布をさっさと仕舞わせる。


「んじゃ2人分で100元ね」

「え、いや、1人150元でしょ」

「いやいや、だから最初から言っているとおり、1人48元だと思っていたの。だから、細かい端数は無視して、2人で100元!」


これには、さすがの店のババア客引き女も怒ったらしく「そんなの少なすぎよ!」とかなんとか言っている。

こちらは無視して「1人48元でしょ!!」と駄々をこねる。


「そんなのってあり?もう、まったく。せめて部屋代としてもう100元出しなさいよ」

(あーあ、面倒くせえなぁ。でも、あと100元でケリがつくなら)と思ってもう100元を出した。締めて200元のお支払だ。


この期に及んでも、客引き女は演技(?)を止めないらしく、

あなた達が200元しか払わないなら、残りの分は私が全部払うわ」といって、本当に財布から100元札を取り出して払っている。

疑い深い私は、この光景を黙ってボーっと見ながら、頭の中は「なんだ見せ金か。払うふりして、あとで取り戻すんだろうな。わざわざこんな演技しなくても。」と冷めていた。

でも、この見せ金に釣られて、やっぱりお金を払ってしまう人もいるんだろうなと思った。


まぁ、兎にも角にも、支払いを終えて、そそくさと店を後にする。

客引き女は相変わらず話しかけてきたが、もう俺は怒りと情けなさとで、会話する気力もなかった。

「この後はどうするの?豫園を観光?」とかうるさいので、とにかく客引き女と離れたかった俺は「いや、ホテルに戻るよ。だから地下鉄の駅まで。」と言った。

本当は歩いて帰れる距離ホテルだったのだが、一緒に歩く友達に「余計なこと言うなよ!」と目配せしながら、「地下鉄ホテルまで戻る」と言い、客引き女とは駅前で別れた。

別れ際に握手をせがまれた。最後まで馴れ馴れしい女だった。


さて、結果的に2人で200元。1人あたり2000円弱の被害額(?)で済みましたが、百歩譲っても適正価値は半分の1000円ぐらいだろうと思っています

ネット検索すると、同様の被害例がこれでもかと出てきます。引っ掛けのパターンとしては、典型的な手口なのでしょう。


しかし、なぜ今回に限って引っかかってしまったのか?

それは、相手が片言の日本語ではなく、英語でベラベラ話しかけてきたことも大きく影響していると思います

ネイティブ日本人の私達にとって、片言の日本語にはとても違和感や警戒心を覚えることでしょう。しかし、相手が流暢な英語を話すとなると、日頃の英語コンプレックスも相まって、相手が対等もしくは上等の立場にすら覚えてしまます


しかしたら、このボッタクリ集団の元締めは、そういった日本人英語コンプレックスを付け入るために、あえて日本語を使わず英語商売をしているのかもしれません。

英語が完全に理解できなくても、とりあえず「OK」と言ってしま日本人(なまじっか少しは分かる言葉だけに、タチが悪い)

英語で書かれたメニュー表をよくよく見てみれば確かにそう書いてあるので、仕方ないかと思ってしま

・もし不満があったとしても、英語では言いたいことも言えずに、泣き寝入りするしかない

日本振り込め詐欺のように、ある程度マニュアル化パッケージ化されているのかも。


写真を撮ってくれと頼まれること、また旅行者同士で世間話情報交換をする、それ自体はとても楽しいことです。

また、善意の現地民がおすすめ観光地に連れて行ってくれることも、本当にあるのかもしれません。(滅多にないからこそ、メディア美談として取り上げる?)


しかし、問題なのは、現地人を勝手性善説で信じてしまって、

お茶屋に連れてこられた時点で「このお店は大丈夫なのか?」と、自分で立ち止まって考えなかったこ

メニュー表を見せられた時点で、「総額はいくらなのか?」と相手確認しなかったこ

要するに、自分自身でよく考えて、納得してから行動する、という基本原則を疎かにしてしまたことが、今回の失敗につながってしまったのでしょう。


また、スマートフォンという”文明の利器”がありながら、

地図アプリで常に場所確認する(現状の把握)

写真と撮ったりメモを残す(証拠採取

・困ったら即答せずに検索してみる(外部資源活用

がとっさにできなかったことです。

私の場合スマートフォンをネックストラップで首からぶら下げていたのに、いざパニックになっていまうとスマホことなどすっかり忘れてしましました。


今回の場合は、まぁしょうがねぇかーという感じで、いい勉強になったと思っています

これが下手にマッサージ店とかに連れていかれたら、それこそ身ぐるみ剥がされていたかもしれませんし、被害額も少なく済んだと思って諦めつつあります

同様に被害にあう方が一人でも減ることを願うばかりです。

2017-11-09

出張大好きマンなんだけど、まだ出張たことなくて

できますように!って祈ってたらまず京都行けた!

そして次はなんと沖縄!!

そして自腹でもう一泊して次の日観光や!

飛行機代が浮く〜↑

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