2017-12-08

anond:20171208153643

大阪人です。

 

結論からいうと

大阪バッシングしてるのは大半が関東平野に住む非・東京ネイティブ出稼ぎ労働者たちです。

「なぜ?」

いから。

 

「なんで憎い?」

大阪人大阪で生まれ

大阪仕事して

大阪死ねから

よしんば大阪人でなくとも周りの他県は大阪に住んで大阪で働けるから

これができるのは北海道県民くらい。

でも北海道には仕事がない。

よく大阪だって仕事ねーよとか

本社東京だろとか言われるけど

それは下層の話であって中央区オフィスビルでは

バリバリ仕事してるサラリーマンだらけです。

特に輸入輸出関連の商社は規模に関わらず高利益待遇が多いので魅力的です。

東京から転勤候補として一番多いのも大阪です。

ふつーに仕事あります

お金にもなるし、人が足りないくらい。

 

「なんで非・東京人は住んで仕事できないの?」

東京家賃高杉。

安くても人間が住むような環境じゃないのしかない。

東北仕事がなさすぎて永遠に東京に集中し続ける出稼ぎ労働者

その人たち全員に住処を与えるのは広い関東平野でも無理。

結果、糞みたいな条件で近場で住むか、

遠い遠いベッドタウンで寝に帰るだけで通勤ラッシュに神経すり減らして消耗していく。

ところが大阪では通勤時間15分圏内とかザラな上に、

なんなら自転車でどこにでもいける環境

通勤にいちいち消耗したりしないし、遠かったら勤務地近くに引っ越すのは当たり前。

もちろん東京でも解決できます

金で。

大阪は金なくても通勤に消耗しません。

なので自分らは故郷から出稼ぎにきたのに

さらベッドタウンで寝泊まりして通勤毎日消耗しているというのに

大阪人ヘラヘラして生きているのを見て毎回ストレスをため込むわけです。

大阪人常識的生活を送るだけで非・東京人からの印象は悪くなる一方です。

これは出稼ぎ労働者たちが勤務地≠居住地である問題解決できない限りは収まりません。

 

「じゃあ、大阪に住めばいいじゃん」

ところがそうはいかないわけです。

根本的に文化が違うので大阪文化が非・東京人にはまるで合いません。

関東平野のようにストレス社会だと何も事を荒立てずにおくことが美徳とされます

大阪では毎日さな楽しいことを探すことを無意識に行っており、

仕事で役に立たないことや世間話や笑いを共有しようとしてきます

これが非・東京人には余計なストレスになり不真面目な人間であるレッテルが貼られます

一方、大阪人からは非・東京人のつまらなさやユーモアの無さに愛想を尽かします。

お互い歩み寄れない文化的問題があるわけで、

これが非・東京人である出稼ぎ労働者たちが大阪にやってこれないファイアウォールとなっています

彼らが大阪を憎み大阪の悪評を書き続けるほど

大阪東京化されるのを阻止する働きになります

でも非・東京人がこうなってしまうのも仕方がないことで

毎日ごみの中に混ざっていれば余計な情報ばかり入ってきてしまう。

なのでストレスから身を護るための殻が必要になるというのも当然の流れだと思います

 

「でも大阪田舎で不便なんでしょ?」

全く違います

しろ東京で手に入るもの大阪でもほぼ手に入ります

所詮東京にあるもの典型的日本人であれば商機のあるようなアイテムしか並んでいません。

そういったものは規模の大きい都市ならばどこででも手に入ります

工芸品や珍しいものであればむしろ神戸の方が皮産業が盛んであったり

観光目的でも京都奈良四国から近い大阪の方が圧倒的に有利です。

東北は何もありませんし。

沖縄北海道には飛行機で行くので結局同じです。

そして一番の特徴が東京クオリティが低くても商売が成り立つという点です。

成り立つというと語弊がありますが、ようは買い手の人口が多いので売るという観点では非常にイージーモードです。

しかし売るだけでやっていけるかというとそういうわけでもなく、

糞高い土地代で自転車操業をしているところが大半です。

新しい店は多いが潰れていく店もまた多いのが東京の特徴です。

一方、大阪土地代が比較して安いですが買い手が少ない上に地域に密着しているケースが大半です。

そのためクオリティの低い店と認識された時点でその地域でそれ以上の売り上げを伸ばすことはできません。

長く続いた店が安く美味いのは地域住人から愛されるだけの創意工夫をしてきた結果です。

から愛されない限りは大阪ではやっていけず話題性を重視する東京とは正反対です。

例え老舗でも味の変化に利用者は敏感で、簡単に客が減ります

 

以上のことから大阪が憎まれ理由

・住みやす

東京ストレス社会との文化の違い

であり、この2点において劣等感を持ち続ける非・東京人たちに永久コンプレックスを与え続ける存在になっています

なお、京都人名古屋人、九州人、北海道人は故郷プライドを持つだけの要因が多いので

大阪比較する理由が少なく大阪コンプレックスを持つことは少なくなります

 

PS:

と、まあ一方的大阪がいいかのような言い方をしましたが、

やはり仕事の数という点では東京が圧倒的に多いです。

利益率は置いておいて。

ですので暇な時期は東京仕事を取ることが多いです。

ただ仕事の数が多いだけに、そこからおいしい仕事を選ぶだけの労力というのも当然あります

仕事の数が多いだけで無条件に幸福になれるなら出稼ぎ労働者たちはここまで大阪コンプレックスを持たなかったと思います

記事への反応 -
  • 昔はネトウヨに民国とののしられ、近年では逆にはてサからネトウヨの総本家みたいに叩かれ 大阪という都市のいったい何がそこまでネット民の神経を逆なでしてるの?東京も大概でし...

    • 大阪人です。   結論からいうと 大阪バッシングしてるのは大半が関東平野に住む非・東京ネイティブの出稼ぎ労働者たちです。 「なぜ?」 憎いから。   「なんで憎い?」 大阪人は大...

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