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はてなキーワード: 大都市とは

2023-11-04

anond:20231103104356

東京とか大阪みたいな大都市だとテロ対策って名目ゴミ箱撤去されてんのよ。

本当の理由は、市場競争が激しかったり人口に伴うフリーライダーが多くて、社会のためにゴミ箱の設置管理という私財を提供する余裕が無いことだと思うけど。

俺も増田と同じで田舎から東京に出てきたクチだけど、東京大阪みたいな余裕のない社会は嫌だなぁと思う。

anond:20231103104356

大阪に限ったことではないと思うが

オウム事件以降テロ対策名目コストカットされてきた

でも東京大阪あたりの大都市だと、そこらへんに捨てられる量も少なくないか

しろゴミ箱一定距離ごとに設置するほうがコストを削減できるのじゃないか

ヨーロッパトルコあたりだど、ゴミ箱に灰皿も付いているよ

2023-11-02

日本4.0」の記事とそれに対するはてな村の反応を見た上での私見

概要

https://coralcap.co/2023/11/japan4-0/

上記記事と、それについたブコメを見て思ったことを適当に書く。

記事ブコメについて

上記記事は「経済活動の総量は減ったとしても、人口当たりで考えれば豊かさを向上させることは出来るはずだ」という趣旨だと思うんだが、

経済活動の総量が減るだろ、何言ってんだ」みたいな頓珍漢なブコメが大量に星集めてるの見て悲しい。

ただ悲しい。

記事の内容について

日本他国比較してどうなのか」という観点しか見ていない感じなので、著者は都会に住んでる人なんだろうな、という感じがする。

日本経済活動の総量が減るということがどういうことなのかを理屈ではわかっていても実際どうなるのかを肌で感じたことが無いんだろうなと思う。

「都会に限った話」という条件で語るなら筆者の意見妥当性のある内容だ。

人口が半分になろうとも、首都圏大阪近辺、地方大都市あたりは豊かさをより感じられるように変化させていくことは可能だろう。

その代わり、地方は末端から徐々に壊死していく。そこに対する提言は一切記事に書かれていない。

日本全体でどれだけ「平均的な豊かさ」が従来以上のものなったとしても、壊死する地方に住んでる人間の豊かさは2倍どころか、現状以下になることは明白だ。

そもそも著者の視界に入ってない事について私が推測で語っても何も意味がないのでこれ以上の言及は避ける。

議題を俎上に乗せるためにまず自身の考えを公開するという点は非常に素晴らしいと思う。

でも、ここから先にたどり着く議論の先には「都会VS地方」という結論のない戦いしかないように思う。

切り捨てられる側からしたら、移住した先により豊かな暮らしが待っていたとして、その豊かさをそのまま受け入れられるわけではないということは分かってほしい。

豊かな都会の理屈だけで日本全体を論じるのは大雑把すぎる。

でもいずれ、この「正解のない問題」に対する答えを出す時期は来るので、罵り合いにしかたどり着かないとしても議論を始める価値はある。

個人はその問題が表面化する前にあの世に逃げるので、どんな意見を出そうと大した意味はない。

俺たちの残す負の遺産を背負わされる若い世代のみんな、申し訳ない。

けど、俺も日本全体から見捨てられた世代から大目に見てほしい。

anond:20231102113532

京都って大都市じゃないけど、古都保存して文化保ってるよね?

anond:20231102080426

先進国首都とか大都市でも大通り以外では夜歩いてるだけで10代の不良グループに襲われる危険があるとかろくでもない。

治安だけで言ったら中国とかのが100倍住みやすいし快適だと思うわ。

2023-10-25

anond:20231025141012

日本は毎年梅雨台風猛暑と凍結が来るじゃん

欧米で同じような気候のとこに古い大都市なんてあるか?

2023-10-24

anond:20231024164854

年を取ったら安い戸建て中古を買って住めばいいんだよ。余ってるくらいなんだからさ。

もはや通勤する必要も無いんだから駅近とか関係ないし、仕事のある大都市部にこだわる意味も無いから住みやすくて安上がりな所を選べばいいんだし。

もしそういうことすらできない経済状態なら、それは人生負け組というか人生プランに失敗したってことであって、分譲マンションを買っておけばよかったとかいう以前の話。

2023-10-10

埼玉の“留守番禁止条例案”と電動スクーター

例の議員、旧来の家族観信奉者だからこんな条例案出したんだ、て見立てが主流みたいだけれど、他の動機かもしれないなと思っている(もちろんすべて憶測

 はてなでも、何かで事故が起きるとすぐに「〇〇を法律禁止すべきだ!」と吠える人がけっこういる。例えば電動スクーター危険運転者が1人自損事故で死んだだけでも「電動スクーターのもの禁止すべき」という人が多い。

 今回の条例案動機も「放置されて子供が死んだ事件がある、なら放置禁止すべきだ」という、かなり安直動機が出発点だろう。

 しかし、子供放置電動スクーターも、どちらも是非を決めるのは程度問題だ。制限速度を完璧に守ってる電動スクーター特に危険存在ではないし、小学生に5分間留守番をさせるのは特に危険シチュエーションではない。しか暴走する電動スクーター危険だし、小学生に3日間留守番させるのは多くの人が危険だと考えるだろう。

 つまり時間でも子供を一人にするなというのは、「少数の事故理由に、電動スクーターのもの禁止すべき」と主張する人の心理と同じだ。規制には必ず抜け穴っぽいものが生じるが、それが許せないのだろう。

 さらに言うと、「条文的には5分間の留守番でも条例違反になるが、そんなささいなものは『取り締まらなければいいじゃん』」と考えているかもしれない。例えば現代日本で多くの自動車スピード違反を起こしているが、それに対しドライバーの多くが「警察は何かあったら自由に取り締まれるように、厳し過ぎる制限速度を設定しているだけで、10kmオーバー程度では取り締まられたりはしない」と認識しているようだ。

 県議もそれと同じ理屈で「何かあったら自由に取り締まれるように、厳し過ぎる留守番制限を設定しているだけ」かもしれない。「〇時間以上の放置ダメ」みたいな基準を明言してしまうと抜け穴になってしまうから

 さらに、埼玉県大都市だが、それでも地方議会国会ほど立法能力が高くないと推測される。国家1種を通ったエリート官僚サポートしたりしないので。

 立法能力が低いことにより、「〇〇は良くない!禁止すべき!」という素人感想レベル意見がそのまま条例案になってしまったのでは。

 共働き核家族を敵視するためにこんな条例を作った、みたいなのは陰謀論っぽいので、より「ありそう」な動機を推測してみました。

新海誠の好きなところと微妙なところについて書く

あんまり映画を観る方じゃないけれどね。

ほしのこえ

記憶は定かではないが、おそらくこれが最初に見た新海アニメ

大学在学中はSFに飢えていて、「AKIRA」とか「エヴァンゲリオン」とかを観ていたのだけれど、「ラーゼフォン」にはハマることができなかった。問題は長さなのではないかと思い、26話も見る必要のない映画を手に取った。

この作品が好きだったのは、クラークイーガンが好きだった自分が求めている、別の惑星風景描写があったことだ。僕が映像作品評価するのは、どれくらい思いがけない風景を見せてくれるかだ。火星の大地や、木星イオあいだにかかる雷の橋が美しかった。ヒロインから携帯メールにも確かクラークへの言及があった。

また、日常の美しさを切り取った言葉を、詩のようにつなげていくアニメを見たのは初めてで、そこも新鮮だった。

敵方宇宙人が、鏡像となって話しかけてくるところなど、露骨エヴァの影響を受けているし、詩的な文章村上春樹フォロワーに過ぎないと感じはしたものの、この監督作品もっと見てみたいと感じた。

「僕と彼女の猫」は忘れてしまった。珍しく自分好意を寄せている女性視点失恋の話だった気がする。

雲のむこう、約束の場所

僕が好きな要素がとにかく詰まっていた。架空歴史知的早熟だけれども情緒的には年相応の少年少女、そして天にそびえる真っ直ぐな塔。東京からも見える北海道メガストラクチャーという、自分想像力はるかに超えた世界を見ることができた。

もちろん、欠点もあった。ヒロイン・佐由理を救うか世界を救うか決断を迫られる主人公・浩紀は、セカイ系典型例に感じられて冷めてしまったし、あと、これは前にも書いたのだけれど主人公のやっていることはテロリズム肯定だ。

テロ組織名前も、北海道を手に入れるためなのにアイヌ解放戦線じゃなくて、サハリン樺太先住民族ウィルタ解放戦線だ。ヒロイン祖父名前キノエはアイヌ系の名前だが、そこには一切触れられないし、朝鮮半島のように南北に別れた家族悲劇は、ごくわずしか触れられず、プロットには絡んでこない。つまるところ、政治は装飾でしかない。いいのか。

にもかかわらず、この作品を好きになってしまった。アニメで精密に描かれた東京景色は、当時の僕の生活圏とかぶっていた。自分の暮らす世界彩度を高めた景色は、ぐずぐずとした感傷に僕を引き込んだ。何にもでもなれると、まだかろうじて思い込めていた頃だった。

そして、テーマ曲があまりにも切なく、これがずっと頭の中で流れ続けていた。過剰なまでに作中で繰り返され、露骨でさえある。しかし、悔しいけれども切ない気持ちになるのをやめられなかった。ラストで虚無に飲まれ北海道の美しさで息をのんだ。

自分青春に満足できていなかった僕は、この甘ったるいテーマ曲映画呪縛されていた。批判しつつも、フィルムブックとノベライズを買ってしまうほどだった。これが感傷マゾなのか。

秒速5センチメートル

退屈さを感じる場面や、冗長な個所もあった。でも、日常風景を美しい色合いで描くアニメを他に知らなかった。第2話冒頭の、貴樹が空想する巨大ガス惑星が空にかかった惑星風景は、僕が創作していたSF小説舞台として何度も用いた。

そして、第3話で流れた「One more time, One more chance」ですべてを持っていかれた。ヒロイン・明里と結ばれないラストを見て「そうなんだよ! これこそが人生なんだよ! はっはっは!」と快哉を叫んだ。「鬱エンドだ」「悲しい」と言っている連中を笑っていた。なんてこじらせた大学生だったんだ。これもノベライズを買った。

振り返ってみれば、主人公はいつまでも明里の幻影に惑わされており、サーフィン少女・花苗の気持ちちゃんと向き合っていない。独り身の期間が長かった自分は「応えてやれよ!」とあとになって思ったものだった。そりゃあ、思春期から初めての感情ばかりで、あまりにも未熟で、だから人間関係で目も当てられないような失敗を繰り返すんだけれど、「結局お前モテてんじゃん!」と怒りが湧いた。

後に、貴樹をはじめとした新海アニメ主人公たちはどうやって童貞卒業したのかな、夜のお店かな、などと根拠のまったくない最低な空想をするようになってしまった。自分がそうだったからって投影するなよ。

星を追う子ども

激しくツッコミを入れながら観た作品

統一感のない固有名詞(※僕はファンタジー名前を付ける際には一貫性必要だと信じている。だからアルカンジェリ、ケツァルトル、シャクナ・ヴィマーナと複数言語から安易に引っ張ってくるのを良しとしないし、文法的に怪しいヴィータクアやフィニステラという語も納得できない)、ジブリの表層だけをなぞったような描写主人公明日菜が地上世界と地下世界の両方の血を引いているという重大な設定が劇中ではほとんど描写されないなど、自分が気に食わなかった点は多数あるが、最大の問題点は悪役の森崎(ムスカ揶揄される)のサブプロットのほうが面白く、新海誠思い入れを持っているように感じてしまったところだ。

愛するもの喪失を受容せず(子の喪失ってキーワード村上春樹フォロワーっぽい)、代理品や依り代を求め、神々なり悪魔なりと契約する姿は碇ゲンドウともかぶり、なんにせよ強烈なキャラで、明日菜を食ってしまっている。いっそ明日菜いらなくないか

冥界をめぐり、禁断の知識の代償として盲目になるのは神話的でちょっと良かったけどね。

この頃から、新海アニメを僕はさら批判的に見るようになる。

しかし、作者の意図性癖が透けて見えるというのは一方的に親しみを感じる契機でもある。不完全にゆえに見透かせるものがあり、理解者になれたと錯覚できてしまい、結果的作品を愛してしまうことがある(※これは新人賞を取った作品を読むときもそうなんだけど、「作者はこういうことをやりたいんだろうな。なら、ここをこうすればもっとよくなるだろうな」と考えつつ読むことが多い。創作をしていた人にありがちなことなのかな?)。

言の葉の庭

言いたいことはたくさんある。

けれども、最大の欠点は「何でもかんでも台詞説明してしまうこと」だ。

最後タカオとユキノが見つめあう場面で、高まった気持ちをぶちまけるのだけれど、音楽映像がうるさいなので、台詞なんていらない。

海監督は文章を書く能力はあるのは認めるけれども、「説明小説でやれ」と感じる。「なんでも説明するのをやめてくれ、映画受け手を見くびるな」とも感じた。

そして、鮮やかな色彩がわざとらしく感じられ、反発を覚え始めた。

ただ、この頃から日本古典を扱いだしたのは嬉しい。ささやか愛国心が満たされる。

僕は海外文学が好きなので、逆に外国の人に日本の詩を知ってほしい。

君の名は」「天気の子

観ていない。

言の葉の庭」の一件もあったが、ハッピーエンドになったということを聞いて、寝取られ性癖(というかBSS、「僕が先に好きだったのに」?)を抑える優秀なプロデューサーがついたんだな、とシニカルに考えていた。売れるようになった、大ヒットを飛ばすようになったとも耳にして、新海誠自分からどんどん離れて行ったように感じた。そして、もう二度と新海アニメを見ることはないだろうと思った。友人や尊敬するSF作家が見ていると聞いても、耳を塞いでいた。

君の名は」の予告の「スカート注意、男子目線!」といったセリフにも、新海誠性癖が透けてみるのだけれど、徐々に作者のあけすけな欲望に対して嫌悪を感じるようになっていた。

これは男子出身の僕がそうだからかもしれないけれども、僕には、男性監督女子高生をじろじろ見て偏愛していると気づくと、鬼の首を取ったかのように指摘してやりたくなる悪癖がある。岩井俊二映画を観たときもそうだし、「ラストレター」を観たときは「俺を振った女は不幸になればいい」という怨念を感じた。庵野秀明俳優やってたのはめっちゃ面白かったけどね。

「すずめの戸締まり

ある女性が新海アニメが好きで、じゃあ一緒に見に行こうということになった。ただし、彼女が好きだったのは「君の名は」以降だった。

「お手並み拝見」と思いながら(なんだかんだで楽しみにしていた一方、不安でもあった)観てみると、極めてまっとうな少女の成長映画になっていて驚いた。

被災者のすずめが「死ぬのなんて怖くない」と言っていたのが、逆に震災記憶と向き合い、心底死を恐怖し、逆に生きる実感を取り戻す構成が素晴らしかった。自分を助けに来た謎の女性自分自身だったってのも良かった。周囲の支援必要なのはもちろんだけれども、傷付いた自分を癒すためには、どこかで自分の力を信じて自分の足で立ち上がらないといけないのだ。

ロードムービーとしても優秀だし、周囲の人々が善意にあふれてすずめに手を差し伸べてくれたのも、叔母の環が思わず激高して負の感情をぶちまけるシーンのための溜めだと感じ、よく計算された素晴らしい脚本だと感じた。

今まで肯定的だった(あるいはマスコットしかなかった)猫が、ダイジンという善悪不明存在になったのも面白い。

今まで別の災害という形で間接的に東日本大震災を扱ったと聞いていたが、正面から向き合ったのはとても立派だ。このタイミングでなければできなかっただろう。

恋愛要素を薄めたのも大正解。「シン・エヴァ」を観たときみたいに、「監督大人になったんだな」と感じた。

それでも無念な個所はある。人口希薄になった土地を神々に返すというモチーフと、地震を封じる要石というモチーフが、完全に噛み合っているわけではない(人口が減少している時代から出てきた発想では? なぜそこから厄災が漏れ出る?)。少しぶれている。また、震災は人力で防げる、つまり東日本大震災は防げた、という誤った読解を誘発しかねない面もある。

あとは、震災描写リアルだし、緊急地震速報が頻繁に鳴るので、観ていてずきずきと頭が痛み、かなり気分が悪くなった(御茶ノ水近辺も学生時代生活圏内だったし)。昔は「アルマゲドン」みたいなパニック映画大都市がぶっ飛ばされるのを見たり、「地球大進化」の大隕石地殻津波が起きて日本列島が引き裂かれるのを見て気分爽快になっていたのだが、ある時点で感受性が「まっとう」になってしまったらしい。

ところで、この作品村上春樹かえるくん、東京を救う」のオマージュだとよく言われるけれども、「海辺のカフカ」のパロディも仕組まれている。東北まで中古車ドライブする芹澤青年が車内で流すのが「夢の中へ」だが、「海辺のカフカ」でも星野青年が何を探しているのかもわからない中田老人を連れて車で高松ドライブしながら、「探し物は何ですか~」と口ずさむのだ。誰か気づいてないかな。

そのくせ、村上春樹オマージュにとどめ、影響下からは完全に脱しているように感じた。

疑問点。すずめの三本足の椅子過去自分に手渡されたことで、時間の輪っかをめぐっていないか? 

その他

どの作品かは伏せるが、主人公が僕の名前と同じで、ヒロインから名前を呼ばれるたびに恥ずかしいくらいに動揺してしまった。

当時流行っていたラブプラスをやっていたら、おそらく引き返せないことになっていただろう。

あと、「すずめの戸締まり」に関するウェブ記事で、新海監督が#MeTooのこともあるしパンチラを封じたと聞いて、機を見るに敏だなと感じ、何となく気に食わなかった。正しい判断だと思ったけど、商業性に屈したようにも感じたのだ。正確には、「雲のむこう~」みたいに政治的を雰囲気に使うのをやめたのが、なんとなくタイミングが上手すぎて、逃げ足の早さを感じるのだ。

でも、とっくに青春コンプレックスこじらせオタク向けクリエイターから国民監督に変わってしまったのだ。寂しい。あんなこじらせた作品を書くのに既婚者なのも納得できない時期があった。

まとめ

こういったことを、友人に対してつらつら語っていたら、「それはお前、もう立派なアンチだよ」と指摘された。「アンチじゃない、愛情と憎しみの両方を持っているだけだ。複雑な感情をも抱えているんだよ」と反論すると、「お前が複雑な感情を抱えていない対象なんてあるのか」と笑われた。ひどくない?

これだけ複雑な感情を抱えているので、「君の名は」「天気の子」を見るのがずっと延期になっている。諸般の事情ラブコメ苦手だし。

2023-10-05

公共インフラ崩壊大都市近郊から起きる

最近バス運転手不足が叫ばれて久しいが、自分は都会に住んでるから大丈夫と思ってるみなさん、大きな間違いだ

一番不足するのは間違いなく大都市ベッドタウンから

なぜか?近くの大都市の方が賃金が高く雇ってもらえるからである

実際千葉市市原市内は今年の春と秋に相当なバスの減便を食らっており、需要が高いにも関わらず通勤や通学が大変な地域が生まれているが、何の手立ても打ててない

千葉鉄道インフラ需要に比してかなり脆弱なのでバスがなくなるのは死活問題なのだが、このザマであり解決は見込まれなさそう

金剛バス撤退問題になっているが、あれも大阪近郊である(大阪のことは詳しくないので割愛する)

個人的千葉は全てのインフラ脆弱かつ東京に吸われるかつ依存せざるを得ないので絶対に終の住処に選んだり家を買ってはいけないと思うんだが、人気なんだよね

南房総放置っぷりを見ると千葉だけは絶対なしってことがよくわかるんだがなあ

2023-10-01

(追記)中国がわりとやばい件について②

https://anond.hatelabo.jp/20230611231950

これを書いた者だけど。

↑書いたのは中国恒大集団の件が本格的になる前だったので、単にお気持ちだけではないことを信じてもらえたのではないだろうか。

最近の色々について追加で書きたいことがあるので投稿させてもらう。

愛国ホルホル動画アメリカやその他の国への批判の増化が半端ない

前も中国すごい動画が増えてて昔の日本みたいになってきてると書いたけど、この数か月でも加速した。

それに加えて、アメリカの失敗や痛ましい事件を喜ぶ動画が本当に増えた。bilibili等の中国コンテンツだけではなく

Youtubeにまでバイデンが泣いてプーキラキラしてるクソサムネ動画がアップされている。

ん?既視感がある?そうだね、中国をひたすらバカにしながら失われた30年やった日本だね。

しかし、日本とは違う点はスマホをみんなが持つ時代になったのとそれで稼げるようになったのでやばい

中国は人の数が多いので「金稼ぎ」にそれを利用する人が多く、もうハチャメチャに中国褒めたもん勝ちみたいになって

白人やら黒人やらが中国を絶賛してたりする。それをPV稼ぎだと思わず喜んでる人民が多い。

(しかPV稼ぎ外人が本当は興味がない中国のことをあまり理解しておらず地雷を踏んで炎上しているときもある)

これ今読んでる人で金に困ってる人がいたら「私は日本人ですが本当は中国人に生まれたかった」と顔をしわくちゃにしながら言いつつ中国国旗日本で掲げる動画とか出せばお小遣い稼ぎになると思うよ。

自分中国はもうだめかもと思ったのはこういう面もある。成長し続ける精神ではすでになくなっている。

【使えない+中共の脅威になりえる若者

中国若者失業率20%を超えたあたりから報道しなくなったというのは様々な理由があると思うが

本当は20%の時点で40%近くはあったと思う。貯金一定以上ある無職フリーランスとしてカウントされているとのうわさもある。

そして「専業子供」が増えている。つまり家事手伝いまり実家暮らしニート

彼らにはそこまで悲壮感はない。だって「今は」親がある程度金あるし「今は」問題ないし選ばなければ仕事はある。

しかし彼らがいざ本腰を入れて働こうと思ったときに、今後の中国の成長を支えられるような状態だろうか?

中国人をまるで全員が日本人より優秀であるかのようにいう人がいるがそれは良く見過ぎだ。

どちらかというと中国アメリカに近い。ごくわずかの天才がすべてどうにかし、まあまあい普通の人が天才サポートをし、トイレを汚しながらうんこしたり道にタンを吐くしか能がない大量のクソバカで中国構成されている。

自分の予想では、来年以降本格的に不景気を実感した人民が徐々に自国に不満を持ち出し、数年以内にはもうプーが笑ってられない状況になる。

このへんは詳しく書きたくないが、中共が一番怖いのは他国ではなく自国である自分は感じた。だから政府人民の不満を他国へ向けることに必死なのだと思う。

ちなみに若者バカなやつはマジでバカすぎて恐怖を覚えるレベル日本ののほほん鼻ほじバカとはレベルが違う。

先日は知人の子どもから米国株が今から50%下がると言われてるらしいんですが、それは日本の株を買わせようとする岸田首相対策(陰謀)ですか?」と真面目に聞かれた。

んなわけねえだろどんだけ岸田最強なんだよ。てかアメ株下がるなら日本株も死ぬわ。

自国を信じない人民が増えた】

これは確実にゼロコロナのせいだと思う。逆にあんなんされて国信じてたらやべえと思うしそれはそれで幸せだ思うけど。

あれで「もしかして国って守ってくれないの?」と思う人は確実に増えた。

日本人がいう「国は腐っている、国は守ってくれない」はまだマシなほう。文句言うけどなんだかんだ母さんの飯は食う中学生くらいのレベル

中国場合は親が手足を縛り蹴りまで入れてきたのでえ???となった人民が多かっただろう。

自分は〇〇年住んだ中国から日本へ本帰国することを中国人の同僚たちに伝えた時「うん、それがいいと思う」と言われた。

東京大阪でいい仕事があるなら紹介してほしい」とも。

これは昔の中国では絶対に考えられない。彼らにも思うことが色々あったんだろう。

ネットでも行き過ぎた外国批判に「これは自国自分たちをだまそうとしてるのになんで気づかない?」との書き込みも増えてきた。

中国日本人の想像を超えて愛国心が本当にやべえ国だったのにこれはまずい。

さっきも書いたけど、プー中共が一番恐れているのは人民だと思う。人民コントロールできなくなった中国など想像するだけで恐ろしい。

前も書いたけど、中国独裁こわーいと言っている人がいるが、中国独裁国家だからまだマシな状態なのだ

日本に処理水電凸してた暇人どもを見てみんなわかったと思うけど、行動力あって失うものまりないバカってやばいから本当に。

日本バブル崩壊との違い】

パンダハガーたちは喜々として「中国は強い!不動産バブル崩壊なんかでこの大国は傾かない!」「中国EV世界支配する」と壊れた機械のように何度も何度も言っているが

彼らは深セン北京上海のような巨大都市および中国の豊かな層しか見ていないだろう。

いつも思うんだけど、「中国好き」って言う人ほど偏ってて中国のすごさもやばさも本質的理解していないのってありがちだと思う。

日本バブル崩壊悲惨だったが、あれはある程度全員の暮らし底上げされてから(日本が全体的に豊かになってから)の崩壊だった。

中国がまるで最強のIT大国になったと思っている人もいると思うが、それは外国人が目を付けがちなだけで今でもクソド田舎はクソド田舎のままで農民が大量にいるわけで。そして少子高齢化も進むわけで。

国の経済に打撃が与えられるならどうなる?というのをもうちょっとイメージしたほうがいいと思う。

前も書いたが、昔の中国が好きだった(今も嫌いでは決してない)ので悲しさもあり批判的な文章になってしまったが

偏った意見ではないと思う。

あとどうでもいいけど、処理水の迷惑電話カウンターは「中国もっとやべえの垂れ流してるよ」ではなく

はいこちタイ人身売買センターです。お客様情報キャッチしました。」とかのほうがよかったと思う。

あん電話するようなアホはそれで漏らしたと思う。

(追記)

追記というか書きたかったけど色々つっこまれそうと思って書かなかったことやっぱり書く。ちょっとズレてるとは思うんだけどなんとなく言いたいことわかってもらえるとありがたい。

中国はすごいんだ!と言いたい人の気持ちわかるんだけど。実際すごいところは本当に日本とは比べ物にならないレベルですごいし。

でもプー立場になりたいかと言われると絶対なりたくないよね?

いつ出て行くかわからない天才たち、自分アイデンティティ不安を覚えるがゆえに間違った愛国心で暴走するorじわじわ自国への疑いを強くさせる普通の人たち、何か間違えたらすぐ暴れ始めそうなクソバカども。しかも昔みたいに無理やり鎮圧したらSNS時代隠しきれず国内外非難される。かといってバカを抑える有効手段が他にない。

こんな人民を抱えて国の経済成長が止まり始めた、そんな状態の習くんの気持ち考えたことありますか?しかももう70歳だし。

みなさんには習くんにもっと寄り添ってあげてほしい。

あと中国デフレ始まったら本当に終わりのサインだと思う。だからデフレなってないアピールし出した。日本10価格競争やばい日本人の10乞食精神やばいから「安く売らないなんて非国民だ」「安ければ安いほどいい」みたいな雰囲気になって落ちるとこまで落ちる。これよくある偽中国崩壊論じゃないから。疑うなら身近に中国に関わってる人いたら聞いてほしい。

anond:20231001203558

今の世相知ってるでしょ?

東京はもちろん世界一大都市NYだってロスだって弱者バトルが主流だよ

お金持ちもエリートもみんな、自分の持っている中の一番の「弱さ」を自慢する世の中だよ

上手く弱さをアピールできた人には減税や補助金などのご褒美も待ってる

子育て世帯の弱さだってなかなかの切り札になる

増田だって補助金もらえるならもらいたいでしょ

2023-09-20

anond:20230920110045

九州はね、まあ住みやすいと思うよ。気候は温暖だし食い物はうまい住民のんびりしているし。だけど東北よりは人口が多くて大都市中都市も結構あって経済的にも規模がそこそこあるからね。

でも、よそから移住してくると独特の地方文化にとまどうことも多いかもな。ただ九州人はわりとあっけらかんとしているから入って行きやすいかも知れない。福岡市長崎市は昔から海外との行き来の多い土地柄だったし、そういうのは唐津にも八代にも鹿児島にもあったからね。

とはいえ、やっぱり移住して働くとなると大都市の方が有利だから福岡市第一候補になるだろうな。福岡市人口も増加中で活気があって、新幹線も通っているし、空港が近くて地下鉄で行ける便利さだし、なかなか良いと思うよ。関西までなら新幹線でひょいという感じだし。

以下、Wikipedia福岡市から抜粋

東京23区を除いた全国の市でも横浜市大阪市名古屋市札幌市に次ぐ5番目の人口(約163万人)を擁し、人口増加率は政令指定都市の中で首位である2020年国勢調査)。


以下、Wikipedia福岡県から抜粋

県庁所在地福岡市は、九州地方最大の人口を擁する都市であり、西日本においても大阪市に次ぐ人口を擁する都市である福岡市北九州市の2つの政令指定都市を抱え、いわゆる三大都市圏以外では人口密度が1,000人/km2を超える唯一の県である。全国では人口北海道に次ぐ9位、面積は千葉県に次ぐ29位。

人口 5,107,992人

(推計人口2023年8月1日

anond:20230920132032

何がやってみなきゃわからんのか知らんけど

核ミサイルの照準がつけられてるのは秘密でもなんでもなくて30数基というのもはっきりわかってるから

まあ核ミサイル日本大都市から30個に撃たれてもやられてみなきゃわからないと言うのはその通りだけど普通の人なら嫌じゃないかなあ

2023-09-17

大都市火葬場は坊主フェス会場みたいになってる

施設デカくて焼却炉が6つくらいずらーっと並んでて同時に焼けるようになってるんだけど、故人を燃やし始めるとそれぞれの焼却炉の前で坊さんが念仏を唱えるわけよ。右の方で南無阿弥陀仏と聞こえたかと思えば、左の方では南無妙法蓮華経と聞こえたりして、しかも坊さんの数もまちまちで、1人で読経してるとこもあれば、金持ちなのか坊さんが5人くらいいて念仏を唱えている家もある。

家族の嗚咽と坊主たちの念仏が混ざり合って、一種トランス状態みたいな空間だなあと思った。

2023-09-08

日本に帰りたい (追記したよ)

ホームシックがひどくなってきた。

日本は素晴らしい場所だ、田舎に居てもコンビニというギリギリ精神を保てる娯楽が存在する

漫画があり、ちょっとヘルシーなご飯も食べれる、しかも安い

しか自由の国のコンビニを見てみよう、脂ぎったソーセージスプレーから出るチーズ、一日分のカロリーが摂れる菓子パンが並び

レジにはゴキブリ、外には薬中とホームレス

おっと何か音がするぞ、遠くを見ると車が燃えている

そもそもこいつらは都会が何かというのをわかっちゃいない

高いビルさえあればいいと思っているし、ユニークな店というもの存在しない

日本だとサブカルの店やら、何かの専門店が多いが、こっちは同じ内容の店がひたすらに並んでいる

ちくしょう タトゥーショップばかりではないか

日本大麻が許されず、この国で許されるのは当たり前に思えてくる、それぐらいつまらないのだ


追記 9/8

読んでくれたりコメントをくれた方々ありがとう

学生だと思われているようだが、私は高校1年生の時にこちらに留学して、そのまま居ついている10数年選手なのだ文化的にはもうこちらの方が慣れ親しんでいる。

現地の友人もいるし、稼ぎもそれなりにあるし、結婚もしている。近いうちに家も買う。完全に基盤が出来上がってしまった。だからこそ日本にはもう帰れないのでホームシックになったのであるマリッジブルーみたいなもんだと思う。

それでも帰国したきゃしろよ、と言われるかもしれないが配偶者日本語を読めず話せず、かつ私の仕事日本需要があまり無いためなかなか難しいのだ。

あと確かに都会の一部にはユニークな店もあるが、そういったエリア家賃が高すぎて住めないし、

西海岸大都市にも住んでいたが正直なところ、ドンキホーテの方が確実に楽しい

ちなみになぜ車が燃えているのかはわからない、しかしたびたび燃えているのだ。

それとコンビニに行く理由田舎からスーパーが遠かったり、ガソリンこちらではコンビニ駐車場にガソスタがある場合が多い)を入れに行くからだよ。

ああ、あとこの国が嫌いなわけではないという事は主張しておこう。もちろん素晴らしい面の方が多いし、私には合っている。

しか日本も好きなので母国の素晴らしさを思い出して、時たま里帰りという言葉に夢をみてしまうのだ。

2023-08-30

勝ち組ほど子供を作りたがるのは男子だけじゃなくて女子もだよ

子どもは「贅沢品」になったのか。上位大学と中堅以下の大学学生たちに見えた「意識の差」』

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8dd6ebe824bc0984ceff04d12d5c429cb88678a

この記事、昨今話題の「若者恋愛離れ」に対し、上位大学学生と中堅以下の学生とで子供を持つ意欲に差があるという調査結果は凄く納得いくけれど

この記事で残念なのは意見実例を挙げているのが男子学生ばかりで、女子学生が少ない事だな

実際、上位大学と中堅以下の下位大学とでの子供を持つ意欲の差って、男子学生よりも女子学生

自分は故あって上位大学女子学生が多く集まる場所にいるけれど彼女達本当に凄いもの

都内大都市実家の太い名家に生まれ、当たり前のように女子御三家のような名門校から東大私立トップ大に入り

それに加えて海外旅行お金のかかるレジャーも楽しむ、キラキラした学生ばっかり。

そして何よりも、生まれついてのブルベ色白の肌で大きな二重の瞳、童顔小顔の似たようなルックスばかり。整形やメイクではあれは無理だろう。

おそらくは彼女達の親の世代で既に婚姻における選別と淘汰が進みきって、容姿が良くないと結婚出来なくなっているんだろう。

そういう女性コンプレックスも何もないから、似たような上位大学男子結婚して自分達の優秀な遺伝子子供に受け継がせる事に何の不安もないんだよね。

そして「子育て」についても、福利厚生が充実した公務員大企業への就職約束されているので当たり前のように仕事と両立する予定でいる。

フェミニストしろそうでない女性しろ、「子育て女性負担がかかりすぎるから女性本心では子供なんてほしくない」という事にしておかないと

自己の主張に不都合から困るんだろうけれど、実際は上位層の女性ほど自己実現の一環として子供を望むし子育て負担感なんて感じてない。

一方、中堅以下の下位大学女子学生学業の成績や親の資産のみならずルックスも劣った人が多いので、自分遺伝子を受け継がせたくないか結婚出産に尻込みする。

よく言われる、「少子化女性が一人でも生きていけるようになったから」「自立した女性結婚したがらない」なんてのは大嘘

実際には経済的に安定し『自立』した女性ほど結婚子育てを望み、そうでない女性は望まないというのが現実だと思う。


2023-08-23

anond:20230821154655

駅弁大学と呼ばれるような大学でも国立大学なら一応のレベルにはあるからマシな方。というか御の字だよ。

首都圏をはじめとした大都市部のマトモなレベル大学ポストなんて、、なかなか、、

2023-08-15

田舎には尖った飲食店がない

人口6万人ぐらいの、山奥の田舎町に住んで2年になる。

ここに来てつくづく思うのが、田舎には尖った飲食店がないということ。

バカかい餃子とか、ルーロー飯だけ次元が違う美味しさの海鮮居酒屋があれよ、と思う。

実際、前住んでたところ、いわゆる大都市には探せばそういう店がいくらでもあった。大都市ではないが、県内ちょっと栄えてるところに行けばそういう店もある。

だけど田舎には尖った店がひとつもない、本当にない。

あるのは無難チェーン店と、無難メニュー無難な味で出し続ける”地元で長年愛される老舗”だけ。

田舎というのは、ひたすら「無難さ」で塗り固められているように思える。

駅前に数年前にできたケーキ屋もオリジナルの映え商品を開発したりしてインスタで人気だったが、今月閉店する。

田舎人間気質的に、尖っているものや異質なものが許せないというのはある。毎日それを感じながら生活している。

それ以上に、人口が少ないということは、尖っているものや万人受けしないものが生き残れないということでもあると思う。

例えば、パクチー好きな人割合は全体の2割ほどらしい。10人中2人しか顧客にならない商品を出しても、全体の人口が多ければ顧客数としてはそれなりにいるので経営が成り立つ。だけど人口が少ないと、そういう尖った料理食材はほんのわずかなマーケットしか相手にできないので、経営が行き詰まる。田舎に尖った店が少ないのは、そういう理由じゃないだろうか。実際そういう店が閉店するのを見てきた。

ただ、都市空間にとって、尖った飲食店というのは必要だと思っている。

日本人向けに一切アレンジしてないグリーンカレー屋の周りはなんとなく空気が軽いし、ふざけた名前のふざけた営業時間喫茶店で過ごさなければいけない時間人生には必ずある。そしてそういう尖った店がある街はどこか寛容で、良くも悪くも人のことを気にしないでいられる。デニッシュだけで40年近く商売してるパン屋があれ。デニッシュしか売ってないパン屋が40年も存在を許されてる街なら、少々の尖りも許されるだろう。

飲食店に限らず、尖ったものの居場所がない田舎はやっぱり苦しい。「無難さ」というのは結局のところ「不寛容」の言い換えにすぎないんじゃないだろうか。

2023-08-14

朝の情報番組で、台風交通網等甚大な被害可能性がある大都市梅田周辺の映像流れると思ったら、名古屋スルーして、何故か台風からかなり離れた東京新宿東京駅辺りの映像報道を流す。

東京ローカルニュース版なら分かるが、わざわざ全国版東京偏向報道は本当に要らないです。

2023-08-04

香川文化

anond:20230731103637

ネイティブ香川民じゃなくて転勤で来た関東地方から移住者だけど、香川享受してる文化を挙げておく。

文化

割と多い。もちろん京都奈良の比じゃないけど、狭い県の割にはあちらこちらに文化財がある。やっぱりなんだかんだで讃岐国中央に近かったからかな。四国遍路もあるし。

国宝も、建物だけで2件ある。増田故郷の県は香川県よりずっと広くて人口も多いけど、建造物国宝がないので、正直羨ましい。近所にある国宝も見に行った。京都奈良で感じるような、荘厳! という感じではなく、地味な佇まいだったけど、ここで千年近くもの時を閲してきたんだと思うと自然と厳かな気持ちになる。

追記丹下健三香川県庁東館忘れてたわ! 何も知らずに県庁に行ったときに「やたらと作りがオシャレだな???」と思って調べたら重要文化財にもなってる丹下健三作品ビックリした。初めて行ったときには渇水注意喚起をする垂れ幕がかかっていてそこにインパクトを感じたんだけど、もっと建物自体を堪能すべきだった。

寺社仏閣神社仏閣

香川で外せないのはやはり金毘羅さん。参詣道にずらっと土産物屋が軒を連ね、色んな年代奉納記録に出迎えられ、途中に戦後掃海殉職した人たちの顕彰碑があったりする。そっか、金毘羅さんって海の守り神だもんな。参道の途中にある表書院には円山応挙作品もある! 応挙をじっくり見られるのは非常に嬉しい。そして奥社まで歩くとなかなかの運動になるし、何より奥社でしか売ってない限定お守りなんかもあるんで、ぜひチャレンジしてみてほしい。

屋島寺もいいよ。建物がすごい立派なのでそれだけでももう見る価値があるんだけど、宝物殿が地味に充実してて、立派な展示品に目を奪われてしまう。それに屋嶋城っていう、天智天皇時代に作られた山城も残ってて、地味に観光地としてのポテンシャルが高いんだよな(屋島といえば那須与一、と思うかもしれないけど、古戦場がまったく古戦場感しないので……)。

あと、津嶋神社レア度が高くてよい。沖に浮かぶさな島に作られた神社で、年に1度の夏季大祭(ちょうど今日だった! 忘れてたわ!)の日にだけ橋を渡って行くことができる。年に1度しか買えないお守りなので非常にレアだし、何よりその日だけは予讃線臨時駅津島ノ宮駅」が設置され、小さいお子さんを連れた親御さんと鉄道が大好きな大きいお友達がパシャパシャ写真撮影しまくっている。もちろん増田撮影したよ! ミーハーからね! 子供健康と成長の守り神だから子供たちがいっぱいお参りに来ていてほっこりした気分になるし、海の上に架けられた橋を渡って参拝するという体験がもうたまらないよね。

追記お遍路さんもいいよね。白い衣装着てお経唱えてる姿を見ると、信仰が生きてるなぁって思って感動する。増田信仰心薄いからお参りできれば満足なので……

大名遺産

香川県は、江戸時代高松丸亀にそれぞれ大名が封じられていた。なので高松丸亀のそれぞれに当時の藩主遺産がある。江戸まわりは天領のほかは小さい旗本領とかそういうのばっかりだったから、こういう「数万~十数万石の地方領主のお膝元」は逆に味わえないんよね。

高松名物はなんといっても栗林公園松平家のお殿様(水戸徳川家の親戚)が作らせた壮大な和風庭園で、「ザ・和風庭園!」って感じの景色が素晴らしい。秋ごろに行われる夜間ライトアップ絶景と言うしかない。園内にある掬月亭っていう茶屋には抹茶代を払えば入れるんだけど、ゆったりした畳の間で抹茶を飲んで菓子をかじりながら庭園を眺める時間幸せ。あと、予約すれば手こぎの舟で園内の池を巡れるらしいので、優雅な殿様気分にひたりたい人はぜひやってみよう。園内の土産物屋が充実してるのもいい。「どうだ明るくなつたろう」グッズも置いてあるよ!(あれを描いた絵師香川出身らしい。知らなかった)

丸亀城は……うん、遠くから見るとすごい立派だね! 松山城とか、他の天守閣と比べて明らかにサイズが小さいというか「大きめの納屋か?」という感じ。でも、よくよく考えたら香川西部っていう狭い地域統治してた藩の拠点なんだからこのくらいが適正サイズなんだろうな。全国各地にあったはずの小藩のリアルを今に残す貴重な建築だと思う。あとマジで実際のサイズと遠くから見たとき雄大さのギャップがすごいのでああいトリックアートじみた建築を作れた江戸時代職人さんすごい。登城しなけりゃ立派な城に見えるもんなマジで

離島

気軽に行ける離島が多い。そして離島にはそれぞれ独自文化や趣がある。八十八ヶ所巡礼の島ver.ってのがあって、小さな島でもいくつもの寺が残ってたりする。これまで行った島で良かったのは以下。

次は小豆島に行ってみようと思ってる。地味に『からかい上手の高木さん』の聖地でもあるんだよね。楽しみ。あと離島が点在する瀬戸内海景色美しすぎる。日本アドリア海だろマジで

博物館美術館

意外と充実してる。香川県立ミュージアムは香川史に関する展示をわかりやすく纏めてくれてて満足度が割と高い。廃藩置県の時期に一時期愛媛県併合されてたけど独立運動を繰り広げて置県を勝ち取ったあたりは溢れんばかりのパトスを感じられる。県庁松山だったのか……そりゃ独立したいよな、四国の反対側だもん。高松美術館はなぜか上田薫に力を入れていてよく展示している。デュシャンやらポロックやらはちっとも良さがわからん、という増田みたいな層にも魅力が伝わる絶妙なチョイスで良い。観音寺道の駅には「世界コイン館」という展示と大平正芳香川選出なんだね。知らなかった)に関する展示が両方あって、世界各地のコイン日本貨幣史を堪能したあと戦後自民党史が学べるという構成になっている。カネの意味が違ってくるでしょうが

そして「四国村」は絶対に外せない。屋島にあるんだけど、四国各地から伝統的な民家とか農業用の小屋とかを移築してきてて、ぐるりと巡ることで四国地の文化を体感することができる。一口四国といっても、山岳部から沿岸部まで色々あって、それぞれの風土生業に適した家屋の形があるんだな、という当たり前の学びをほんの数時間で得ることができるので、民俗文化とかが好きなら絶対に行くべき。

追記四国水族館のこと忘れてた。やっぱり地方水族館はその土地の魚を展示してなんぼなところがあるけど、四国水族館地元の魚の展示&解説が充実してるから好き。具体的には滋賀県立琵琶湖博物館の次くらいに好き。アカメ水槽インパクトあるよね。こんなでかい魚が日本河川に棲んでるのか……。あと琴平にある「金陵の郷」もいい。金陵っていう香川では有名な酒蔵が運営してるんだけど、日本酒の製造工程を原寸大の人形再現してあって実質的日本博物館金毘羅参詣の帰りにふらっと寄って日本酒の歴史製法について勉強したうえで美味い酒を直営価格で買ったり日本酒グッズを物色したりするの、最高ですよ。日本酒をあしらったマスキングテープ買っちった。

現代文

やっぱり何といっても瀬戸内国際芸術祭だろう。去年が開催年だったので増田も行ってみたけど、こんな小さな島にこんなに人が??? って感じになる。残念ながら増田にはあんまり魅力のわからない芸術作品もそれなりにあるんだけど、少なくともそれらが地元に根づいているのは感じ取れるし、国外からアーティスト呼んできてるのは率直にすごいと思うんだ。外人さんもそれなりに見るしな……

オタク文化でいうと、上で書いたように小豆島が『からかい上手の高木さん』の聖地になってるほか、観音寺が『結城友奈は勇者である』の聖地なので、観音寺観光案内所に行くとゆゆゆのパンフがもらえるしゆゆゆの絵が描かれた自販機もある。え? TVアニメは見れるのかって? 聞かないでください……(『プリキュア』『鬼滅の刃』『進撃の巨人』『水星魔女』は見れたよ!)。アニメ映画もなかなかやってないことがあるし、『プリンセス・プリンシパル』はわざわざ岡山まで見に行ったからね俺。あとやっぱり「仕事帰りにあの映画見てみるか」みたいなのは難しい。どうしても「今度の休日イオンモール映画見よう」になっちゃって、「空いた時間で試しに見てみる」的行動が取れなくなったから鑑賞本数は減った。

書店

まあ……これは東京大阪並を求めるのは無理ですわ。岡山と比べても明らかに書店の規模がショボい。書店めぐりはできるけど、池袋ジュンク堂みたいな大型書店めぐり不可能東京大阪なら確実に置いてあって岡山でもたまに置いてあるあのシリーズが置いてないのか~! みたいなのがあるからマイナーな本は諦めるしかない。もちろん売れ筋の本とか有名どころのシリーズを読む分にはなんも不自由はないわけだけど。

でもジュンク堂みたいな東京のチェーンよりも宮脇書店っていう地元チェーンの方が強いのは文化を感じる。ブックカバーデザインと紙質はすごい好みだけど、文庫新書ブックカバー上下が固定されてない形式のやつだからハードカバー選書を買うとき宮脇書店に行って文庫新書が欲しいときジュンク堂とか他の店に行ってる。宮脇書店は車がないと厳しい総本店高松市街地のド真ん中にある本店(いちおうビルがまるごと書店になってる)があるけど、総本店はまだ行ったことないんだよな。やっぱり総本店だと大都市顔負けの品揃えだったりするのかしらん。

あと、高松アニメイト、ラノベシュリンクが全ての本にかかってるわけじゃなくてすげえ牧歌的まさかアニメイトでラノベ立ち読みして買うかどうか判断できるとは思ってなかった。東京だとそんな性善説運用は無理でギッチギチにシュリンクかけちゃうからなぁ。

追記)ルヌガンガ、知らなかった! ありがとう! あと宮脇書店について書き忘れてたけど、地元チェーンだけあって香川四国岡山に関する書籍ものすごい豊富だし、県内のたいていの街に支店があるのもありがたい。香川文化を支えてる企業だと思う。品揃えについて補足すると、本当に普通読書ライフを送る上ではまったく支障はないよ! Y出版社から出てる◯◯学のガチ学術書シリーズが置いてない、とか、F社から出てる△△学のブックレットが見当たらない、とか、ぎゃああああ国内の××方言に関する本が2冊しかないじゃんジュンク堂書店池袋本店ならダース単位で置いてあるのに! とか、T大学出版会やH大学出版局最新刊をちっとも見ないな……とか、そういう話だから

飲食店

ご飯はやっぱり、うどん! あちこちにお店があって楽しいし、セルフサービスの店に入ったらうどん玉を湯がくのも客がやるタイプの店で「セルフってそういう……」となったりした。あと釜揚げ専門店以外では釜揚げうどんを頼むべきではないという暗黙の掟もある(調理時間がかかって他の客を待たせるので)。ただし基本的地元民向けのファーストフードなのでまったく旅行者には向いてない。

旅行者向けなのは、むしろアレだろ、骨付鳥とかそういうのだろ。骨付鳥はやっぱり丸亀本店がある「一鶴」。もちろん丸亀以外にも支店はあるけど、まあ一度は丸亀本店に行っておきたいよね。鶏は雛が柔らかくてオススメビール飲みながら骨付鳥食って、シメに鶏めしを食うのが最高。一鶴の鶏めしマジで美味いか香川に行ったら絶対食ってくれレベル一鶴以外にも骨付鳥の店は色々あるので、好きな店を開拓してみるのも楽しいぞ!

他にも、高松駅にある地元民向けの立ち食い寿司屋とか、三豊のラビオリ餃子屋とか(モチモチで超美味い。冷凍のやつを通販もしてるらしいよ)、香川産の食材を使った定食をお手頃価格で食べられるまいしょく家っていうローカルチェーンとか、色々美味しいお店があるので、ぜひ香川ごはんを味わってほしい。

そしてカフェ香川県でカフェめぐりをしたらもう東京カフェになんて入る気が起きなくなる。広々とした店内で好きに席を選べるスタバなんて初めて入ったわ……(丸亀スタバ市民交流センターも兼ねてるから店内に本棚があって自由に本を取って読めるんだよな。最高かよ)。店主にとっては嬉しくないかもしれないけど、香川県の人口が「カフェ複数ある」「混んでない」を両立できる最適の人口規模なんじゃねーの感もあるな。あちこちに落ち着いて座れるオシャレな喫茶店がいくつもあって嬉しい。あと高松商店街には和菓子屋さんが何軒もあって、そこの喫茶コーナーは和な甘味を堪能できてとてもよい。

イチオシ高松片原町商店街にある「了見」。センスの良い家具が飾られた落ち着いた雰囲気の店内で窓際から商店街の行き来を見下ろしながらお茶が楽しめる。お茶も、ポットで出てくる紅茶以外に、県内産の緑茶を冷やしたガラス製の急須に入れて出してくれたり、県内産の緑茶を使ったソーダがあったり、と、独自メニューが色々あって飽きないし、スイーツも美味しい。そして特に混んでないので長居しても怒られない! 東京とか札幌だったらこんな店並ばないと座れず時間制限とかかかるだろ絶対。こんな良い店でのんびりできるんだから、やっぱ地方都市は住みやすいわ~。東京は人多すぎやきん、落ち着いて座れないんよ~。

まとめ

とりあえず、東京暮らしが長い関東出身者だけど、香川文化を堪能してるよ、というお話でした。やっぱり東京メリットは集積にあるからマニアックな本がいっぱい並んでる大型書店に毎週通いたい! とか、東京国立博物館国立科学博物館国立西洋美術館を全部めぐりたい! とか、マイナー映画劇場で見たい! とかの逸般的な文化ニーズに応えるのは東京の方が上。仕事帰りにちょっと立ち寄る、みたいな気軽な消費もしやすいし。でも、忙しなかったり混雑してるのは嫌だ、ほどほどにのんびり文化享受したい、というなら、香川くらいの地方がちょうどいいんじゃないかなぁ、と思うのですよ、はい

追記)住み心地でいうなら、「雨が少ない」。これ。マジで水害がほぼ絶無。去年関東台風で大騒ぎになってたとき特に被害はなく「あ、なんか大雨降って早明浦ダム埋まったわw」くらいの感じだった(被災地の人には申し訳ないが)。もちろん雨が少ないから常に渇水危機はあって、一昔前は一般人取水制限とか受けてたらしいんだけど、少なくとも増田は住んでて水に困ったことはない。「水を節約してください!」っていう行政からのお知らせは色々来るけどね。雪も降らないから滑って転んでタブレット台無しにしたりしないので、気候で言うなら多分岡山の次くらいに住みやすいのが香川なんじゃなかろうか(岡山は水あるからね……)。

中国不動産バブル

のおかげで中国の内陸部に旅行できたので、良かったです。

日本から観た中国って、多分、北京上海等の極東地域の印象しか無いんだけど、

黄河を遡ってゆくと、中国本土のほぼ中心付近の内陸にも、大都市があって、

食べ物がめちゃめちゃ美味しい。

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