「予讃線」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 予讃線とは

2019-01-20

四国、寝台

寝台では浅く眠っただけだった。起きるとそこは横浜駅を発車したばかりで、車内は人々がまばらに朝の眠気を横たえていた。

金曜、仕事が定時を少し回って終わった。

エンジニアとして現場研修をしている私は、帰路につくためバスから電車へと乗り換える赤羽駅にいた。

――どこか遠くへ行きたい

そう思いたち、改札を抜ける前にみどりの窓口へと向かった。

「22時東京発、寝台券はまだありますか」

用意されたのは、琴平行きの座席特急券。それを手にしたあと、大宮にある自宅へ一旦戻って、身支度を始めた。

最低限の替えの着替えと、歯ブラシタオル文庫本リュックサック突っ込み、口座から少しだけ金を引き出し、気付くと東京駅9番線ホームサンライズ瀬戸を待っていた。

人生初の寝台列車だ。

入線してきた赤色薄茶色の車体に乗り込み、間もなく発車したサンライズ瀬戸号の車窓へ目を向ける。

通過する品川駅にはまだ多くの通勤客が帰路を急ぐ。彼らを裏切るかのようにして、私は東京を離れた。

小学生遠足ときのように、興奮で眠りは浅く、然し心地の良い揺れはまるで子守唄のようだ。

沼津を過ぎるまではそんな調子で、しかし体がいよいよ慣れたのか、それから岡山出雲市行きと分割するまでぐっすり眠った。

瀬戸大橋線に入り、車窓には瀬戸の島々が並ぶ。それまで横になっていた私は、その時を待っていたかのようにすぐさま体を起こし、洗面台で丁寧に顔を洗い、歯を磨いた。高松では多くの乗客が下車し、それから延長運転を行う琴平行きの車内は伽藍であった。

定刻で琴平に到着したサンライズ瀬戸は、しばらくホームに身を横たえ、旅を始める我々を見送っていたように思えた。

観光案内所も閉まっている。まだ9時前だった。

急ぐ必要もない私は、とりあえずその足で気の向くままに、初めて足を踏み入れた四国の道を歩き出した。

金比羅山の長大で急な階段参道はやはり足に堪えたが、御本宮からの眺めを見てそれも消えてしまった。

初詣からまだ数週間足らずで再びお参りをするのは変な気分だったが、この旅の無事を願い、参道列に加わり手を合わせる。

いきあたりばったりでこのあとの予定も何一つ決まってはいない。不思議とそれが心地よかった。

来た道をそのまま下り琴平駅に戻る間に土産の品をいくつか買った。飴、手ぬぐい(今治のものだ)、饅頭

すれ違う人々は意外にもスーツ姿の団体が多く、1人の私は割に目立った。それもまた不思議と気分を高揚させた。

琴平から土讃線上り特急に乗り、松山を目指す。

予讃線に乗り継ぐ多度津駅で近くの食堂に入り、日替わりの昼食を注文した。

予想はしていたが、メニューにはナチュラルうどんが設定されていた。かき揚げおにぎりと一緒にいただく。もちろんとても美味しかった。

予讃線下り松山行きの特急いしづちしおかぜ自由席は半分ほど埋まっていた。

空いている窓側席に腰を下ろし、金比羅山で蓄えた疲労をしばしの間、癒やす

文庫本を開いてすぐ眠ってしまい、松山駅の到着案内で目を覚ますことになった。

松山駅を降りると、失礼ながら想定していた風景とはだいぶ違った街並みが広がった。

すぐそば伊予鉄道路面電車が走り、人々が休日らしい顔持ちで道を往きかっていた。

バスターミナルにて1Dayパスを購入し、中心市である大街道電停に向かう。

大街道電停松山城の目と鼻の先にあり、電停を降りる瞬間、目に入った。

琴平駅では松山方面に向かうか、高知方面に向かうか一寸悩んだのだが、松山に来て正解だったようだ。非常に立派な天守閣だった。

城を横目にマンホールカード収集のため坂の上の雲ミュージアムに赴き、1時間ほど観賞したのち、喫茶店に入りたばこを吸った。

道後温泉行きの時刻に合わせて喫茶店を出て、再び路面電車に乗り込む。

きっとこのまま温泉宿に泊まるのだろう。車内は温泉客でほぼ席が埋まっていた。

道後温泉街は本当に賑わっていて、改めて今日土曜日だということを私に再認識させた。

――少し急がなければ。

人混みを縫うようにアーケードを抜け、道後温泉本館で湯に浸かった。

復路の寝台が高松駅を21時半前に発車する。

琴平駅のみどりの窓口ですでに確保していた、その列車のことを念頭に置きながら、再び路面電車に乗り、JR松山駅前電停で降りる。

駅前キオスクで少しのビールつまみを購入し、もうすぐ発車する高松行きの特急に乗り込んだ。

もうこの旅も終わりだ。

余韻と若干の寂しさを感じながら、日が暮れかかっている四国風景を見て、ビールを飲んだ。

2時間以上瀬戸内海のふちを走りきり、降り立った高松駅は、高層ビルがいくつかそびえ立つ、立派な港町だった。

連絡船時代面影をほんの少しだけ残したホームでまたうどんを食べ、キオスクビールつまみを買い足す。最後の晩餐ともいえるような光景だった。

もう少し、ここにいたかったな。

そんな気持ちを奪い去るようにして、寝台特急サンライズ瀬戸高松を出発。途中の岡山出雲市から来た列車と連結し、東京に私を運んだ。




追記

座席特急券

往路はノビノビ座席を、復路はソロ寝台券を取りました。

座席特急券」と書いたのは、ノビノビ座席について、寝台券必要がなく座席として発券される特急券というニュアンスを込める為です。

高知について

今回でサンライズが大好きになったので、また近いうちに乗って、高知城も見てみたいです。

あと、四万十川も。

2010-12-29

qqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqqq

2009-01-08 高1男子 電車 大分県中津市合馬のJR日豊本線踏切

2009-01-19 中1男子 飛降 福岡市西区小戸3の10階建てマンション

2009-01-21 午後00時50分ごろ 高3女子 電車 三重県津市久居新町近鉄名古屋線踏切

2009-01-23 午後09時  ごろ 中1女子 飛降 札幌聖心女子学院4階

2009-01-27 午前05時40分ごろ 女子(17) 電車 香川県丸亀市JR予讃線讃岐塩屋

2009-01-30 午前05時30分ごろ 女子(16) 飛降 山口県防府市車塚町の路上

2009-02-01 午前02時  ごろ 高2男子 首吊 埼玉県鴻巣市赤見台の公園

2009-02-16 午後05時  ごろ 小4女子 首吊 川崎市川崎区 自宅 

2009-02-18 午前10時40分ごろ 高1女子 電車 大阪府堺市堺区広陵中町南海高野線三国ケ丘駅

2009-02-19 午後03時45分ごろ 男子(19) 硫化 熊本市本山マンション1室

2009-02-25 午前08時45分ごろ 高1女子 電車 新潟市東区岡山JR白新線大形

2009-02-26 午後03時10分ごろ 高1男子 電車 埼玉県春日部市一ノ割東武伊勢崎線一ノ割

2009-03-03 正午ごろ 高1男子 首吊 三重県伊勢市 自宅

2009-03-09 午後01時55分ごろ 中2女子 電車 札幌市豊平区の市営地下鉄南北線南平岸澄川

2009-03-22 高2女子 電車 福岡県久留米市三潴町生岩の西鉄天神大牟田線踏切 遺書あり

2009-04-05 高3男子 飛降 兵庫県川西市小花の15階建てマンション

2009-04-07 高1男子 飛降 岐阜市蕪城町の7階建てビル 入学式当日

2009-04-10 高2女子 電車 埼玉県加須市土手の東武伊勢崎線加須南羽生踏切

2009-04-13 高1男子 電車 埼玉県川越市砂の東武東上線新河岸駅で、線路上に立っていた

2009-04-15 高1女子 飛降 兵庫県三木市大塚2丁目の県営団

2009-04-17 高2女子 飛降 兵庫県姫路市私立高校(賢明学院高)

2009-04-23 高1男子 首吊 神戸灘区公園トイレ

2009-05-04 大3男子 硫水 札幌豊平公園の公衆トイレ

2009-05-14 高2男子 電車 静岡県新居町中之郷のJR東海道線 遺書あり

2009-05-16 中2女子 飛降 滋賀県守山市水保町の14階建てマンション 遺書あり

2009-05-27 高2男子 電車 東急東横線妙蓮寺

2009-05-29 高2男子 飛降 川越市内の私立高校(城北埼玉高校)

2009-06-10 高3男子 電車 近鉄南大阪線河内天美-矢田間の踏切 遮断機をくぐって線路内に立ち入る

2009-06-17 高3女子 首吊 兵庫県西宮市瓦林町の甲子園学院高校5階和室(茶道部) 遺書あり

2009-06-18 中2男子 硫化 東京都青梅市梅郷住宅

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん