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2016-04-09

3年目だけど会社辞めたい

同じ部署の先輩がいる。俺より4つだか年上。4年前からこの会社アルバイトしてるらしい。部下の俺から見ても断然仕事のできる人間で、何でバイトなんだ?って入社した時からすごい疑問だった。

しか部長もその成績は認めてて、先輩にこの春から正社員登用を打診してた。それを聞いた先輩すげー喜んでた。やっと交通費が出るって。今まで支給されてなかったんだと。マジかよ。

部長も実際、滅茶苦茶乗り気だった。先輩が仕事できるから裁量が増えるのはいいことだって。俺から見たらいやいや遅すぎんだろって感じだったけど。

部長役員に話を通してて、社長前向きに検討するみたいな感じで、俺の同期も「あの先輩、4月から正社員なんだろ?ようやく報われるんだな」って、一緒に密かに喜んでた。

しか4月、先輩は人生のどん底みたいな顔をして出社してきた。

なんかあったのか?と思って俺は先輩を喫煙所に誘った。

先輩の話を聞いて俺は耳を疑った。土壇場になって、先輩の正社員契約を取りやめられたんだって

新卒入社してから3年、社長が気分にムラのある人間だと知っていた。自分の思う通りにいかないとすぐ八つ当たりして、デケェ子供みたいだなと思ってた。

でも、だからってそんなことあるかよ。3月半ばまであんなノリ気だったくせに。ふざけんなよ!!!

まだ何の戦力にもならねえ新卒は平気で15人とか取って、やれランチ入社祝いだってやるくせに、アホみたいに投資してるくせに。4年前からずっと会社に貢献してきた人間一人を社員にできねえのかよ。クソなのか?頭おかしいだろ。新卒投資するなとは言わねえけど、それより先に投資すべき人がいんだろ。ふざけんなよ。先輩とはいえ、あの人は俺が正社員待遇受けてるの恥ずかしくなるぐらい仕事できるんだぞ。あの人いねえと仕事回らねえんだぞ。なんでいま貢献してる人間評価できねえんだ?やっぱクソなのか?頭湧いてんのか?

先輩は一言だけ「殺したくなったわ」って言って、黙りこんだ。

正社員バイト格差はいろんなところにある。交通費が出ないし、俺んとこは実績に合わせてボーナスが数万円ほどでるんだけど、バイトの先輩にはそれもない。

社長にはもっと自分の足元を見てほしい。誰がどれだけ頑張って仕事周ってるのかを本当に知ってほしい。そりゃオッサンだし、若くて可愛い新人に目を引かれる年頃かもしれねえけど、新人ばっか集めたって仕事が回らねえんだよ。指示して教えてくれる上司がいないとさ。ホント現場のそういう所分かってくれねえのな。いつか俺が上に立った時も見てくれねーのかな。そう思ったらすっっっげーーーー辞めてえ。

2016-03-30

学校長裁量卒業させたり学士号取り消したり…専制国家なの??

出席日数足らないんだから卒業要件みたしてないんじゃ?それに千葉大の人は事件はともかく、これから務所につとめて出所して構成しなきゃいけないのに高卒じゃどこもとってくれないよ

2016-03-26

おいてけぼり

感を勝手にうけてる。

昔いた会社や、元同僚達が世の中になくてはならない存在になってきている。

自分はどうかといえば、ごく普通だ。普通リーマンだ。

管理職にはなったし、ある程度の裁量も与えられているが、至極普通だ。

残っていたほうが良かったとか、誘われたときに乗ればよかったとか、そういうんじゃないんだ。

辞めたことも、今の選択にも不満なんかない。

でもあいつらの顔を思い出すと、すごく引け目を感じる。

あいつらと肩を並べたい。

昔、残業すごかったよなーとか思い出話をしたい。

普通に声をかけれるようになりたい。

必ず追いついてやる。

近道や攻略法なんてない世界

自分の歩いている先に、必ずあいつらが居るんだと言い聞かせながら、目の前のタスクを一つ一つ片づけていく。

2016-03-24

クックパッド株主総会資料での岩倉監査委員のブチ切れっぷりが凄い!

ソースクックパッド招集通知から

https://cf.cpcdn.com/info/assets/wp-content/uploads/20160303081613/kabunushishousyuu12.pdf#page=62

この手の監査報告書は、脱税横領が後に発覚したとしても、基本的に「問題ありません」と書かれていたりする場合ほとんどであるが、

クックパッド招集通知には岩倉正和監査委員佐野氏に対する恨み辛み憎しみが、これでもかと言わんばかり書かれていて本当に面白い

(そして、最後はふざけんな!と罵りながらも、法的にはギリギリの事をされててぐぬぬ、と言わざるを得ないという締め方になっていて、哀愁を誘う本当に良い文章である

佐野陽光 取締役が、当社に対して、他の株主3名と共に、「株主提案書」を送付した事実が生じており、かかる事実及び 本事業年度中に生じたそれに関連する事項について、監査委員として、全監査委員が合意した前記監査意見に 補足して、以下、意見を述べる。



口頭から「ヒトコト言わせて貰わないと腹の虫が収まらない!」とブチ切れモード全開。


当社社外取締役から上記株主提案書、 特に、上記の客観的事実に反する「提案理由」について質問されたのに対して、合理的理由なく、一切の説明拒否し、更に、外部の弁護士委任して、上記株主総会において取締役選任議案について委任状争奪戦 を行う準備を進めた。




実際に戦争を仕掛けたのは佐野氏の側だった模様。自分意見が通らないので、問答無用喧嘩を始めたようだ。


なお、佐野取締役は、同取締役会に出席しており、当社代表執行役穐田誉 輝取締役と共に、特別利害関係人として決議には参加しなかったが、上記決議後、同取締役会において、同勧告書を受け入れる旨、取締役会に対して表明した。




すごい。例の無茶苦茶株主提案を提出する直前まで、佐野氏は同意をした風を装っていたようだ。他の取締役にして見れば、まさに寝耳に水だったのだろう。奇襲というべきか。


即ち、佐野取締役は(中略)当社の経営体 制を覆そうとしようとしたものである。




岩倉佐野、お前は俺(ら)を怒らせた!!!!」


佐野取締役の行動については(中略)一切の説明拒否しながら、当社の取締役としての立場を離れて、自らが当社の総株主議決権の数に対する 43.581%議決権を保有する株主としての立場に基づき、かかる議決権保有比率を奇貨として、上記2015年 12月18日取締役会決議を無意味ものとし、かつ同決議で採用されなかった自らの考える事業計画を通そう とするべく、現執行部と上記合意を結んで当社の経営体制を変更しようとしたものであり




佐野氏がやったことは単に自分エゴを通したいだけのワガママ説明すらまともにしない無責任な行動。しか自分の影響力が絶大だって分かっててやってるのが汚すぎる。と、岩倉さんはおっしゃっています


当社の企業価値の最大 化と少数株主利益の正当な保護に反するおそれがあり、その方法も含めて、妥当ではなかったものと指摘せ ざるを得ないものである。

なお、もし仮に、日本法上、取締役が株主に対していわゆる信認義務(fiduciary duty)を負うのであれば、佐野取締役の行動は、当該信認義務違反するおそれがあると思料するものであ る。




おめーのやったこと、見方によれば立派な犯罪だぞ!?とブチ切れ。


次に、執行部については、第一に、佐野取締役の前記の諸行動は、その持株比率からして、少なくとも株主投資家判断に重大な影響を与えるものであることは明らかであるにもかかわらず、社外取締役から要請を 受けても、その内容を適切かつ適時に開示せず、中途半端な内容及び時機に遅れた開示(特に佐野取締役らの 株主提案書を受領したにもかかわらず、社外取締役から要請を受けても、受領事実及びその内容を速やか に開示しなかった。)

第2に、佐野取締役が当社の総株主議決権の数に対する43.581%議決権を保有するため、佐野取締役が準備していた当社第12回定時株主総会 における委任状争奪戦で敗れることを恐れて、2015年12月18日の当社取締役会決議に反する内容の合意を佐 野取締役と結んだ点において、問題なしとは言えないと指摘せざるを得ないものである。




そして佐野氏だけでなく、佐野氏にビビって自分たちの保身に走った執行部にもブチ切れ。「俺ら外部の人間から指摘するまで、株主提案受領を公開しなかったよね?ふざけてるの?」



ここまで怒り心頭岩倉氏、どう考えても理不尽まりないクソな状況に憤慨しつつも、非合法スレスレで行われた本件に関して為す術もなく、辛酸を舐めて捨てセリフを吐いて報告を終える。


これを一方的非難することまではできないもの と考えられ、経営判断原則で認められる経営者合理的裁量範囲をギリギリ超えないもの評価すべきもの と思料されるところである。




世間認識とは裏腹に(もしくは意味予想通りに?)これ、原因はどう考えても佐野氏のような気がするが…金の力とは恐ろしい。

結局、本日株主提案は全て決議され、佐野帝国の復権は達成されたのである

クックパッド明日はどっちだ!

2016-03-22

元妻との同居がつらい

増田当方男。当時息子は1歳ちょっと

から親権あげるから離婚してと言われた。

好きな人ができたらしい。

長年付き合っての授かり婚だったが、妻がキャリアを続けられるよう、妻が大好きな飲み会も週2〜3は行けるように、全力で育児をしてきた(自分裁量仕事量を決められる職種なので実現できた)。その結果がこれである

から抜けた今も、平日育児50%50%で共同生活は続いているが(そういう約束で別れた)、時が来たらいずれ別居するらしい。

もちろん、息子のことを考えて再婚の可能性を最大限に模索している。

土日に男とお泊まりされるのが苦しいが、息子を想うと出て行けと言えないのがやりきれない。

時間が経てばベビーシッターの方と同居しているような気分になれるのだろうか?

ふと思うのは、自分育児の主導権を握ってしまったことによって、元妻が母親になる機会を奪ってしまったのだろうか、ということ。

(完ミ・0歳から保育園・帰りの遅い元妻を待たずに息子と二人で寝るなど)

もっと魅力的な男性になって、妻を男から取り戻すのが理想なのだが、心がいわゆるステレオタイプとしての「母親」になってしまった。

日本政府現在方向性に少なからず疑問を持ちながらも、どう行動すればよいのかわからない人々がいるはずである

この文章は彼らに向けて書かれたものである

私がこれから書く内容はデモ集会への参加を促すものではない。私に言わせればデモ政府への反対集会は表面的な抵抗に過ぎない。必要なのはまず政府が何かを理解することである

政府とは何だろうか?それはシステムだ。だがそのシステムを動かすにはエネルギー必要だ。現在この国ではそのエネルギー兵役労働役などの形ではなくもっぱら徴税の形で調達されている。

そして、その徴税政府に渡されるのはそもそも政府保証したのでなくては、何ら価値のない紙幣だ。つまり政府紙幣価値保証することによって、エネルギーが滞りなくシステムを動かせるように調整していると言える。

この滅亡への道を加速しながら進んでいくシステムを止めるために我々が取れる行動は二つある。

一つはそのシステムを外部から停止させること。革命である。これはあまりにもよく知られすぎている。

もう一つはそのシステムを内部から停止させることであるシステムの維持にはエネルギー必要である。そしてそのエネルギーは人々が政府を信用することだけによって価値を持つ、紙幣によって調達されている。ならばエネルギーを減少させるためにはその紙幣価値を下げてしまえば良い。端的に言えば政府に対して「現在あなたたちのやり方を支持しない」と言うことを伝えたいのであれば、「この紙幣自分はもはや価値を見出さない」と表明するだけで良い。

ではどうやって表明するのか。まず、今すぐには使うことがないであろう貯金日本円ベースではなく、別のもので置き換えることだ。外貨は手っ取り早いが、実のところどの国も内実は統制・計画経済という似たりよったりの内容である。また、国家主体を信頼しなければならないという点で損失のリスクは大きい。

では金はどうか。しかし、いざ金を蓄えると言っても家に置くわけにもいかない。やはり金庫を使ったりせいぜい「金を持っているという権利書」をやりとりすることしかできない。それに、金の価値需要によって左右される。つまり金原子を用いた革命的な産業が興ることによって金価格は上昇し、代替素材として安価炭素が使えるようになれば価格は下落する。多くの人々の人生にとって金とは表面を眺めて楽しむ程度の使い方しかないはずだが、こうした別の要因で需給が左右されるのは資産の置き場所として適切とは言えない。

暗号通貨はどうだろうか。例えばビットコインには開発者コミュニティ存在している。彼ら自身が保有するビットコイン価値を上げたいと思うならば、より安全貨幣を作り、信用を得る以外にない。もし開発者たちが利用者たちの声を聞かなくなれば、利用者たちは開発者を信用しなくなり、結果としてビットコイン暴落するだろう。他にも実用に耐えうる暗号通貨開発者たちは存在している。ビットコインを使わなくても別の暗号通貨割合を増やせばよいだけだ。

翻って、現実国家では、貨幣の発行機会は政府によって独占されている。いくら独自の「ポイント」を考案しようが、それが日本円ベース取引されていることは明らかだ。だから政府国民を舐めきっている。いくら誤った方法貨幣を作り、裁量で人々の価値に介入しようとも、誰もシステムエネルギーを滞らせずに使ってくれるからだ。

政府が隠し切れない量の借金に振り回されていることは誰もが知っているはずだ。簡単に言えば事態はこういうことだ。一昨日は頼まれたので一万円貸したら一万二千円になって戻ってきた。昨日は頼まれて十万円貸したら十三万円になって戻ってきた。今日、利子をつけて返すから百万円を貸してくれと言われている。金額が少ないうちは誰かが貸してやるだろう。しかいつまでもは続かない。この借金をどうにかするためにはすべて踏み倒すか、自分貨幣を大量に刷って「言われた分は返しました」と言うしかないだろう。このようなことがあった後も、政府の発行する貨幣が唯一の貨幣として信用され使われるのであれば、いずれ同じことを繰り返すだろう。

もし我々が政府エネルギーの使い方が間違っていると気づかせたいのであれば、貨幣が独占されたものだとみなすのをやめることだ。そして、常により信頼できる暗号通貨のような資産への乗り換えを検討すべきだ。もしあなた反政府デモに参加した帰り道に、政府の発行した貨幣飲み物を買って飲んだことがあるのであれば、それは政府に対する暗黙の支持を表明したのと同じである

つまるところあなたは代わりに通貨としてのビットコイン日本円と交換して、その買い物をビットコインで決済すべきだったのだ。

*筆者はビットコイン全面的に支持しているわけではないが、有名な暗号通貨ということで代表としてビットコイン名前を出している。暗号通貨詐欺が多く、現状をよく調べずに買うのは危険であると警告しておく。

2016-03-19

[]よくある質問

増田君が悩むほど、世の中の人増田君のことは見てないよ。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.不幸になるためにはどうすればいいですか。

幸福と同じように、不幸の解釈は多岐にわたるから一概にはいえないが、一応は手軽な方法がある。

幸福を認めないことさ。

逆に言えば、幸福でありたいならば認めればいい。

簡単な手段が嫌いなら、中級者向けの方法もあるぞ。

幸福について分析してみるといい。

幸福解釈が最終的に個人の裁量に委ねられる以上、客観的分析すればするほど大抵の場合において結論陳腐になる。

幸福の全貌が「その程度」のものだと思ったとき、君は不幸になれるだろうさ。

逆に幸福なりたければ、不幸について分析すればいいわけだな。

……上級者向けの方法

知らないほうがいい、やめておけ。

幸福だとか不幸だとかの次元ではなくなってくる。

Q.ムカつく人間が出てきて、その人間が最終的に酷い目にあって受け手の溜飲を下げるという構図の漫画がありました。酷く低俗に見えるのですが、これが人気なのはなぜなのでしょうか。

人は気に入らない人間が出てきたら、その人が何か酷い目に合ってほしいと思っているのさ。

例え自身に実害がない相手でも、ね。

立場や状況、程度が違うだけで、“この世界”でもそういう人たちは多いだろう?

自分にとって「気に入らない対象」に、アレコレ言いたくなる衝動に駆られた覚えがあって、実際に行動に移した人は少なくない。

合理的理由があれば尚更だ。

マンガアニメなどでも、酷い人格登場人物が好き勝手立ち回る→主人公などが制裁するという構図は珍しくないな。

もちろん、君のようにそれを低俗だと思うのは間違っていない。

ストレスを抱える→それを解消するというのを一つのコンテンツでやっている。

マッチポンプというのかな。

ストレスを解消したいがために、わざわざストレスを抱えさせるという本末転倒なことをしているわけだ。

そして、それを求める人間がいて、そんな人が少なくない。

需要供給があるとはいえ、倒錯しているな。

はいえ、ストレス人を動かす原動力、脂質みたいなものだよ。

形にこだわらないなら、人がそれらを求めるのは自然の成り行きだろう。

まあ、「気に入らない対象」と「制裁」が分離している我々は健全もいいところだな。


Q.日本死ね

対象が何であれ、「死ね」だとか物騒な言葉は使わない方が良いだろう。

人を呪わば穴二つというし、逆に君が「死ね」と思われても同情の余地はないからな。

……日本も君には死んで欲しいってさ。

まあ、日本の方が先に死んでも、日本に住んでる君はどちらにしろ死ぬけどな。

HAHAHA……移民しよう。

2016-03-15

仕事の出来不出来は最初の一歩

仕事ができない後輩の面倒を見ている。

社内で仕事ができないと噂の彼。いくつか仕事を振ってみたが確かにできない。遅い。

ほんとに噂通りという印象。

本質的仕事ができないと言うより、仕事のやり方がまだ分かっていないんだろう。

・分からないことがあったら聞く。

・危ないときは早めにアラート出す。

・一発完成を狙わず刻む。

こういうことが重要で、みんなそのステップから信頼を得て仕事ができるようになってきた。

という感覚が分からないんだろう。

どっかの誰かの仕事で躓く

噂が立つ

前述のステップがわかってないから同じミスを繰り返す

噂が広まる

どんどんつまらない仕事しか来なくなる

仕事にやる気がでない

この流れが抜け出せてない。

こっちも抜け出そうとして裁量を任せたりするけどことごとく悪い結果しかさなから、最低限しか御願いできなくなってきている。

頼むから奮起してくれ。負のスパイラル最後に抜けるのは自分だし、その姿勢が次につながるんだよ。

明日アウトプットが出ないことなどを注意することになりそうだ。

2016-02-28

君はサブカルストリッパー「栗鳥巣」を知っているか


ストリップを見に行ったら筋少初音ミクかまってちゃんが流れて驚いた、という話。

かなり長文です。

ストリップ」というものを見たことがなかった。

なので、2016年1月某日、都内とある小屋へ行ってみた。

初めて触れた「ストリップ」という文化についても色々思うところはあるんだけれども、

ここでは自分の初のストリップで強烈な印象を残した「栗鳥巣」というストリッパーについて書きたい。

その前に、まず当日のショーの流れを説明する。

なお、これは自分が見に行った小屋での話なので、

しかすると場所によって違うところもあるかもしれない。

まぁ、だいたい同じようなもんだろう。

小屋10時に開場する。開演は10時半である

出演者は5人で、一人あたり30分の持ち時間がある。

30分のうち、前半15分は音楽に合わせて踊る。いわゆる「ストリップ」のイメージ通りのやつ。

後半15分は写真撮影時間となっており、お客さんの好きなポーズで、あるいはツーショットで1枚500円。

撮影希望者がいなくなったら最後に軽くもうひと踊りして終わり。

というのを5人が順番にやったら、全員登場のカーテンコール

これを1セットとして約3時間、日に4セットやって23時ごろに閉幕となる。

ちなみに客は一度入場料を払えば、入退出自由となる。

問題は「前半15分のダンス部分」である

ここについてはどうやら選曲振り付け、おそらく衣装ストリッパー自身裁量に委ねられているらしい。

まり各人の個性というか、センスが問われるわけで、実際、ストリッパーそれぞれにまったく異なるショーだった。

ある人は「いかにも日本的アイドル」を演じ、

またある人は「フラメンコステップを踏む妖艶な婦人」を演出し、

またある人は「K-POPアイドル」に終始した。

それで件の栗鳥巣はなにをしたかというと「サルに扮してのロープ芸」だった。

天井のフックにロープを引っかけてブラブラしたり、なんというかアクロバティックな見世物だった。

bgmはずっとサルに関する曲で、しょっぱな筋少の「おサル音頭」が流れた時は内心苦笑した。

申年だしね。この人はそういう芸風の人なのね…」くらいにしか、この時は思っていなかった。

さて、一人のストリッパーは日に4回ステージに立つと先に書いたが、

4回とも同じ内容ではなく、2種類のショーを交互にやるということには見ていて気付いた。

そしてショーの中には「あるコンセプト(アイドルとか)のもとひたすら踊る」パターンもあるが、

ストーリー仕立て」になっているパターンもあることも知った。

これは大変難しいことであると思う。

音楽衣装ダンスだけで物語表現してほしい。15分で。脱ぎも入れて」というのは、

なんの知識も手ほどきもない人に突然できるものではないだろう。

実際、その日のショーでも物語を取り入れたものはいくつかあったが、

話の流れで「服が脱げてゆく」のが自然であったためしはなく、

「そこでなんでおっぱじまっちゃうの」といった突っ込み所満載のものとなっていた。

そういった突っ込みが無粋で野暮なのはわかっている。

わかってはいるが、やっぱり思っちゃうである

そして栗鳥巣の2回目のショーが始まった。

衣装はさっきのサルではない。

イヤーマフからアンテナが伸びている。

まず流れた曲は初音ミクだった。

カクカクとした動きのダンスあいまって

そうか、彼女ロボットなんだな、と気付いた。

曲が終わり、彼女イヤーマフダイヤルを回し始めた。

ラジオチューニングするような音がして、

古風なロックが流れた瞬間、彼女は手を止めた。

彼女」は音楽に、「ロック」に出会った。

カクカクとしたダンスは少しずつ有機的になり、熱を帯びていった。

そしてラストに「ロックンロールは鳴り止まないっ」が大音量で流れはじめた。

彼女は服を脱ぎ捨て、ほぼ全裸になって自慰に耽るのだった。

ロボット音楽を知る。ロックを知る。人間的な熱を知る。

そのショーは、性行為で「人間らしさ=エロス」の発露を表現するという、

しっかりとした物語になっていた。

整合性があるというと大げさかもしれない。

話としてもベッタベタかもしれない。

ただ、下手すると「脱いどきゃいいんだろ」ともなりかねない世界において、

物語整合性を追求する」人がいることに驚いたし、

正直なところちょっと、いやかなり感動した。

この人の舞台は、また見に行きたいと思った。

余談だが、ご本人はアニメが好きだそうである

また選曲もだいぶ偏っていらっしゃる

ただそういったことよりも(そういった部分も含めてだが)

物語整合性なんて誰に気にしちゃいねぇ」のが主流であろう世界において、

自身のこだわりを強く反映した作品づくりの姿勢を感じたので、

サブカルストリッパー」とした。

2016-02-23

http://anond.hatelabo.jp/20160222175139

なんでそんなに非モテが卑屈なのかといえば

「何事においても出来ないということの原因は人格にある」

という観念に囚われているからだ。

不寛容な人に囲まれて育ったことや、

アイデンティティにつよく結びついた出自容姿、持病という

自分裁量ではどうすることも出来ない事柄に対するコンプレックスがあることで、

彼らの欲求は世間一般のそれとはズレてしまっている。

要は彼らは恋愛というフォーマット

自分が無価値ではない」

ということを証明したくてたまらないのだ。

「好きの反対は嫌いではなく無関心」と誰かがいったように、

彼らは自分が求められないという状況に強い拒絶感を抱いている。

どこで歪んでしまったのか、

彼らは自分他人から拒絶されるのは、

組織や対人関係の上で然るべき機能を果たせない不能な存在からだと考えている。

これは自らの出自に関して、

無能粗相を起こす人間はそこに存在意義はないはずという、

強烈なエリート意識を持つことにより

逆説的に自尊心を高めようとするためだと僕は推測している。

増田非モテ自分のことしか考えていないというが、

それは必然といってもいい仕方のないことなのだ。

なぜなら彼らは自分の行いを他人が認めてくれると思っていないから

他人自分に寛容な印象を持っているという確証を得ることを経て、

ようやく自分の行動が他人にとって意味のあるものになると彼らは信じている。

拗らせた非モテというのは、

自分が常に気にかけてもらえる存在でないということは、

発言力も存在感もないということだから

そのコミュニティ存在する意義がないと考えているはず。

下手をすればコミュニティから締め出されるという感覚を持っている。

こういった人間からすれば増田言動は仲間だと認めていないというに等しい。

彼らは恋愛に絡めてはいるが内実では

承認欲求を満たしたいという欲求が下地になっているので、

彼らのいう「恋人」は「仲間」に代替え可能なワードであり、

セックスすら彼らからすれば「敵ではない」という意思表示しかないのだ。

増田のように非モテというものが含む幼児性の要因を

劣等な人格の持主だからというような結論で収めてしまうのは如何なものかと思う。

彼らが非モテであるのは幼児的なマインドで行動するからというのは間違いではないが

彼らはまともな認知能力を持っていないわけではなく、

他人との関係の築く際に着目する所が初期段階で停まっているだけなのだ

普通であれば幼少期に乗り越える対人関係での折り合いのつけ方で躓いてしまった、

そんな可哀想人間非モテなのである

2016-02-22

税金は値切れる(こともある。常識的範囲でご使用ください)

・これを書いてる人は何者か。

地方自治体税金お仕事を数年やっていましたが、大ざっぱな性格故に自分には公務員は向いていないなーと思っており、夫(民間企業)の転勤と妊娠きっかけに退職し、今は専業主婦

税金仕事をやってたんだーとママ友に言うと、「あれって値切れないの?」「踏み倒せないの?」と興味本位で聞かれることがよくあるので、そのへんを書いてみます

  

  

税金は値切れるというお話

まず、基本的には値切れません。当然です。

ただし、税金が高すぎる正当な理由があると思ったときは、主張したほうがいい。

たとえば、「果物は税率3パーセント野菜は1パーセント」みたいな規定があって、自分の買ったアボカドに3パーセントの税がかけられている、なんてとき

果物は税率3パーセント野菜は1パーセント」という規定は変えられないけれど、何を果物認定するかについては裁量が効いたりします。

アボカド野菜だろ? 植物学的分類とか知らねーけど実際甘くないしサラダに入れるし野菜じゃん!と主張すれば、1パーセントにしてくれることもあります

  

  

税金は踏み倒せるか?

もちろん基本的には踏み倒せません。財産がある人には容赦なく差し押さえします。

ただ、常習犯でない限り、ちょっと延滞したくらいですぐ差し押さえはしないのでご安心を。督促状2回くらいは無視しても大丈夫。多分。

差し押さえを確実に回避するためには、電話して相談することです。

お金がなくて全額は無理だけど、ほんの少しでも払える分だけ払っていきたいんです、という態度を見せて、月3000円でも払っていれば、差し押さえしません。

ちなみに、生活保護レベルお金に困っているときは、債務を帳消しにしてもらえることもあります。そこらへんも要相談

とにかく、滞納者に財産がある限り、ありとあらゆる手段調査して差し押さえるので、差し押さえられたら困る!という時は正直に相談すること。そして、ほんの少しずつでも払うことが重要です。

2016-02-20

負の感情を抱くもの規制して良いのか

http://anond.hatelabo.jp/touch/20160219013645

まとめサイトで取り上げられたこともあって多くの意見が寄せられているこの話題だが、このエントリーの筆者(以下筆者)の考えはおよそ普通女性(筆者が本当に女性かは、そもそも釣りかもしれないとかキリがないのでさておき)が陵辱という言葉に対して抱くであろう普通の考え方だと思う。

さて事の発端は女子差別撤廃条約の定例報告会が2月16日に行われたが、この条約批准状況を検討する同条約委員会から今回の報告会のテーマの一つ(しかまとめサイト見出しにあるような筆頭扱いではなく実際の質疑項目としては7番目)として女性に対する性的暴力を伴うビデオゲーム漫画販売を「禁止」することを求めたものが波紋を呼んだことだ。

まず念頭に置きたいのは、この委員会には安保理決議国連総会のような権限は無く数多ある国連関連機関のひとつに過ぎないことと、国際的批判だとかの重々しい話ではなく委員会を構成するのは各国から選ばれた弁護士など専門家であって国家代弁者が集う場ではないということだ。

また定例報告会とあるように日本けが特別に呼びだされて叱咤されたのではなく、直近ではアイスランドスウェーデンを含めた数か国が同様に報告会を行っている。

そして日本においてはゲームマンガの話だけでなく雇用年金での男女格差など複数の議題があったものだ。

この委員会がどういうところに突っ込むかを言えば、アイスランドに対しては最高裁判事が男性しかいない点や強姦事件での有罪の少なさを指摘する。スウェーデンに対しては割礼と強制結婚の防止に関するデータの提出を求めるなど、一見してかなり細かい。つまり女子差別と見なせるものは手当たり次第とも言えよう。

話を戻そう。政治的には無視できないものの影響力は微々たるもので昨日と変わらぬ明日が来る程度の見解というのが今回の報告ということになり(国連の威を借りたい各種団体はいるが)しかしこういったことをきっかけに色々と考えるのは良いことだ。

冒頭リンク先の話はまさにそうで、ひとまずリンク先筆者の意見を要約すると以下のようらしい。

妄想自由だけど、形にして世に流通させるのはまた別だよ。そんなもんはせめて、裏の世界で超高額で売買するか、無償でひっそりとやり取りしてほしい。

その理由は、そういった表現まで法で肯定されていたら、怖くて、不快で、侮辱的で、女性の名誉を毀損されてると感じるから

被害者が、実在する特定の属性を持っていること」「その属性を持っている存在を、その属性を持っていない存在危害を加えること」「加害行為がその作品のメインコンテンツであり、その描写によって快楽・興奮を得ることが目的に作られている」この3つが揃った時、その作品は表現の自由の範疇を超えてしまう。ゆえにそれなりの規制はあってしかるべきということ。

中略省略は挟んでいるが概ねこうだ。特別意見という感じではなく、ごく普通感覚と言えるだろう。

しかしこのような普通感覚とされるものが本人が想像しない危険性をはらんでいることに注意したい。

その事を踏まえて、このエントリー意見していきたいと思う。

表現の自由日本において既に制限下にある。

憲法保障されている表現の自由だが、古くはチャタレイ事件わいせつ定義が成され、公共の福祉のためにならわいせつ物の規制は妥当であるとされた。つまり公共の福祉に反しないということが表現の自由大前提にある。

近年でそれを強く受けているのが松文館事件で、成人向けマンガにおける消し処理の甘さを指摘したものだが、どのような成人向け作品もいつ告訴されるかわからないしされれば有罪は免れないことを改めて認識させられたものだ。

わいせつ対象は変わる

定義のものは変わらないが社会の変化とともにわいせつ要件合致するかは変わる。チャタレイ夫人の恋人しろ悪徳の栄えしろ現在文庫化され気軽に手に入る。つまり今現在悪だとされたものが数十年先にどう判断されるかはわからないのだ。無論、今は悪だとされれば裁判にかけられれば有罪になることに変わりはない。

気持ち悪いから規制するのではない

怖くて、不快で、侮辱的で、女性の名誉を毀損されてると感じるから表現規制されるのではない。公共の福祉に反するから規制されるのであって、法的には代表的なのはわいせつ図がに当たるから違法となる。誰かが不快からという理由規制してしまうことは表現のみならずあらゆるもの違法としてしまえる危険な考えであり、この先も健全な法の精神がある限りそれは守られるだろう。

規制ではなく禁止しかない

先述したようにあらゆる成人向け作品は現在でもいくらでも禁止できる。だがそれは陵辱物に限ることではないし、また販売を特定の書店に限るなどの規制ではなく違法出版物として流通そのもの禁止することになる。いくら筆者が「全面禁止しろよ」とは言ってないとしても、法で規制しろということは即ち禁止しろということになる。

ゾーニングでの対応

現在は法ではなくその下の条例単位で成人向けとそうでない作品が分かれている。先述したように作品のジャンルではなく性的表現のものが法的に重要なのであって、陵辱も純愛もそこには関係ない。この手の話は東京都青少年健全育成条例改正や児童ポルノ法改正などで過去に各所で散々出尽くしているが、行政出版社もすでに作品のジャンルではなくもっと大きな単位での区分けがされている。コンビニで成人向け雑誌が他の雑誌とは別に置かれているのはそういう理由だ。

こっそりやれよという話は

コンビニ雑誌の表紙やスマホ広告に載せるなよという筆者の言葉には、最近コンビニにおける成人向け雑誌の表紙に女子高生が~という似たような話題があったと思う。これに関しては出版社広告代理店などが対応する問題であって難しい。スマホに関しては広告表示に関する設定やアプリを導入する自衛策があるし、コンビニ雑誌についてはコーナーが明らかに区分けされている以上、不快なら見るなというほか無い。存在自体不愉快だというのであれば、それは行き着く先はやはりそういった出版物のもの禁止するべきだという論になるだろう。なにしろ全てのコンビニや書店から撤廃され特定の小さな通販サイトしか買えないとなって筆者がそれに満足したとしても、世の中には筆者より恐らく強力で熱心な団体存在する。今回の女子差別撤廃条約委員会見解についても各種民間団体が絡んでおり、そもそも今回の見解では規制ではなく女子に対する性的暴力ゲームマンガの廃止を求めている。筆者は廃止された所で安全安心な世の中が得られるだけだろうが、それは当初のこっそりやれという目的から外れているが、筆者は何ら疑問の声を挙げないだろう。結局は自分不快ものを消し去りたいだけと言えてしまうのだ。そうではないと言うのなら、ならば筆者は禁止すると法が言い出した時に「そこまではしなくて良い」と声を上げられるだろうか?

特定の思想から直すべきか?

そりゃいろんな嗜好があるから、中には、対象を虐げたり傷つけたりしないと駄目な人もいるかもしれないけど、それって異常者か精神疾患ではないの?病院行けよ。

筆者は最初には嗜好と言いつつ特定の嗜好については健常者ではないとしている。性的嗜好というのは千差万別だがある種の思想を持っている場合は矯正するべきだ、というのは他者に対する尊厳を踏みにじる行為だ。50年前のアメリカならば白人に逆らう黒人矯正するべきだとなるし、50年前の日本なら夫に逆らう妻は矯正するべきだとなる。いずれもその時代には当たり前のことであり、しかし現代人から見ればひどく差別的だろう。だからといって他者を傷つけるという行為が50年後に許容されるとは思わないが、しかし現代でも黒人差別亭主関白を頭の中で考えることを誰が違法にできるだろうか。

特にこれは性的嗜好という、教育思想などと違い本能に関わる難しい問題だ。法では正しい性道徳という考えがあるが、これを基本にして正しい嗜好を持つように義務付けられるような世界が筆者は望ましいのだろうか。無論、そんなことになれば事態は正しい性道徳に限らず、正しい社会規範や正しい労働者など、あらゆる面で模範的で優秀たる人間性を義務付けられるのは想像に難くないが、まさか筆者に都合の悪い趣味嗜好だけ消える世の中になると考えるほど筆者は愚かではないだろう。

いずれはこうした性的嗜好も脳機能の解明によりそのプロセスが明らかになるだろうが、まだ犯してもいない罪に対し犯罪的思考を消し去ることを是とするならば、それは個々の人格倫理的かつ道徳的操作しても良いということであり、当然筆者もその対象として正しい真人間にされる覚悟はあるだろうか? 少なくともこの筆者には、他者人格一方的精神疾患と判定するという独善的思想治療する必要あり、と判断されるのではないだろうか。

筆者もまた女性から視点だけ

現実的に、女性が男性に性的虐待を加えるというのは、①腕力・体格差があるので〈無理矢理〉が成立しにくい。②女性が見ず知らずの男性をいきなり襲っても、反撃されて傷つけられる可能性が高く、現実の犯罪率から言っても一般の男性にとってリアリティが無い。③むしろやってほしい、多少痛くてもご褒美、という嗜好の男性も散見される。

まず①に関しては、近年強姦罪が男性被害者適用されないことが問題視されているように男性の女性から性的被害については筆者のような「ありえない」という考え方が男女ともに強いので泣き寝入りするケースが女性性的被害より深刻であるさら女性被害者のような支援も充実していない。②も同様だが、犯罪率という観点について指摘がある。犯罪における男女比は細かく分けるとだいぶ違うが、総じて女性が20%ほどである。無視できるほどの数字ではなく、具体的には平成26年の殺人犯967人のうち227人は女性である。これをリアリティが無いという数値とは言えないし、また最近ではデートDVに関する大阪での調査女性から暴力を受ける男性が倍以上の率であることが明らかになるなど、暴力で女性が敵わないからリアリティが無いというのは例え話の喩え話にしても筆者の知識不足である。③にも関連することだが、筆者自身陵辱系ゲームマンガに対して怖くて、不快で、侮辱的で、女性の名誉を毀損されてると感じるから規制して欲しいと語るのに、ならば男性の性的被害者に関してはとなるとリアリティの無さやあろうことか一部の男性は好むからという理由で蔑ろにしている。

このことから

他の属性に対する一方的な暴力や虐待だってもちろん良くないし

もちろんLGBT凌辱だってアウトだよ

などの言葉に一切重みを感じられない。

筆者が女性として一般的な恐怖を感じるのと同様に、また筆者は女性として男性に対する陵辱などに想像が及ばないし世の男性が実はBLゲーム表現に恐怖しているかもしれないなどという考えもない。故に男性に対し筆者は、思慮が足りないなどということは出来ず、陵辱ゲームに対する意見自身嫌悪感からの消し去りたいという個人的要求が第一であると知るべきだろう。

筆者の定義表現の自由を犯す理由にならない

被害者が、実在する特定の属性を持っていること」「その属性を持っている存在を、その属性を持っていない存在危害を加えること」「加害行為がその作品のメインコンテンツであり、その描写によって快楽・興奮を得ることが目的に作られている」

を筆者は規制されるべきものとしている。二番目でちゃっかり同性愛物を省いているのはわざとか天然かはさておき、いずれもどうとでも解釈できるものであり、極めて危険極まりない規制理由である

まず第一の

被害者が、実在する特定の属性を持っていること」

被害者という言葉について、そもそも創作表現上の被害者とはなんだろうか。作中で犯罪被害に遭う存在だとして、それを現実の法で守れというのはナンセンスな話だ。大体被害者定義はどうするのか。家が燃えたら家は被害者から作者は建造物放火罪になるのだろうか。人間だと限ってもその属性は幅広い。誰かを殺せばその人物の役職大統領から実在する特定の属性になるから規制だと出来てしまう。性別に限らず年齢も服装人種も、なにもかもが属性である以上、そもそも創作表現で一切の犯罪被害者は出せないことになる。ミステリーでも刑事物でもだ。

第二に

「その属性を持っている存在を、その属性を持っていない存在危害を加えること」

は、これこそ差別的だ。男性が男性を殺すのは良いが男性が女性を殺す表現は駄目だとか、それに属性定義が難しい。男性同士の殺人であっても片方が日本人で片方がアメリカ人なら属性を持ってないから規制対象だろうか。双子であっても服が違うから駄目だとか、どうとでも言える。

第三に

加害行為がその作品のメインコンテンツであり、その描写によって快楽・興奮を得ることが目的に作られている」

これもまたどうとでも解釈できる。大体だ、その描写によって誰が快楽・興奮を得るのかが不明だ。推測するに筆者にしてみれば病的な嗜好を持つ読者なのだろうが、表現規制より悪質な思想規制がここにある。なにしろ読者が興奮すればすべてアウトにできるわけだが、虫オスがメスを組み伏せる交尾の動画に興奮する人間がいたらそれはアウトにできるのだろうか? アウトに出来るのならこれほど馬鹿げた話はないが、出来ないというのならそれは筆者の嫌悪感に基づく趣味嗜好の篩分けを是とする危険な考え方だ。「普通の人は虫の交尾に興奮しない」を後者定義としてセーフの条件にするならば、同様に「普通の人は陵辱物に嫌悪感を抱くので興奮しない」と出来るのだが、そこを捻じ曲げてアウトにしたいならば「こういうのに興奮する人がいるから」や「これだけは例外」など法に頼らない独善的判断でなくてはならない。

恐怖は抱いている限り消えない

仮に筆者の希望通りに陵辱物といえるもの規制され目につかなくなったとして筆者は満足するだろうか? 一時的には満足するかもしれないが、まず一度自分の願いが達成された万能感と高揚感、そして正義感は覚え続けることだろう。そしてそもそも筆者は女性性的対象とする作品に目をつけるだろう。なにしろ成人向け作品そのもの性的にかつ男性向けとしてあるならば、当然そこに映る女性純愛にせよ男性にとって都合の良い女性に違いない。それを筆者は不快だと言わないでいられるだろうか、それとも女性現実味のない都合の良い存在として描かれておりそういうのを好む男性がいるのだと不快を覚えるだろうか。私はきっと次の規制対象に選ぶだろうと推測する。

そうやって限りない規制を繰り返しついに女性性的に取り扱うことも差別的に取り扱うこともない輝かしい作品ばかりになったとしよう。筆者はようやく安堵するどころか、さら不安を募らせるのではないのだろうか。なにしろ事の発端はそういった陵辱物を好む男性がいることであり、そこに恐怖や嫌悪を覚えていたのであるたかが創作表現描写されている行為にすら嫌悪していた筆者が、果たして我慢できるだろうか。

人格改造か、去勢義務化か、男性の隔離か。筆者は妄言だと笑い飛ばしたいだろうが、筆者の考えの行き着く先はこうなのだと私は言いたい。筆者がなにかに恐怖を抱き続ける限り、目に見えなくなったからといって安堵することはないし、対象を滅ぼしたとしてもまだ生き残りがいるかもしれないと恐怖し続けるだけだ。

表現の自由規制に都合の良い制限などない

程々で良い、少しで良いなどという考えは行政や国といった単位に上がった時、当初の理念とは大きく外れてさらに巨大な制限となる。最近児童ポルノ法改正で様々な規制への波及を危ぶむ声が出ていたのは、つまり個人での裁量によるあれは良いこれはダメという基準法律存在しないということだ。

最初の話になるが、女子差別撤廃条約委員会は陵辱ゲームマンガの「禁止」を求めている。これを錦の御旗として掲げ、その通りだと禁止を呼びかけることはできるし、この先にそういった団体が動くことは目に見えている。だがその禁止が成った時に、一つの創作表現が失われることに筆者は恐らく何も抱くことはない。むしろ嫌悪するものが消え去って小躍りしたくなるだろう。だが筆者の語る所の病気である嗜好の持ち主たちは悲しむだろう。そんな奴らが悲しんだ所で筆者は何も困らないが、しかし筆者が趣味嗜好とするものが何らかの形で規制を受ける時、彼らは味方することはないしむしろ仕掛け人かもしれない。

筆者は自分が悲しむ対象になるようなことは無いと思っているだろうが、表現の自由に手をかけるとはそういうことだ。たか創作物というもの負の感情根底とした規制をかけられるということは、創作物以上に影響力のある現実的存在にも同様に手をかけられるということだ。筆者が好む筆者が健全で正しいと思う存在が、誰かにとって不快で汚らわしい存在でないと言い切れるだろうか?

目を瞑ることが肝心要

自身自由でありたいと思うのならば、他者自由も許容しなければならない。それは現在のこの国において公共の福祉という最低限度の規制を受けるが、それ以上に自分自身負の感情理由とする個人的要求を、同様の理由合致した他者と共謀して排除しようという試みは慎むべきだろう。現実に犯罪を犯せば処罰される。逆に言えば犯罪を犯さないかぎり自由であり、それを無理矢理に犯罪者に仕立てあげて住み心地を良くしようなどという考えを持つならば、あなたもまた誰かに犯罪者として告発され自由を奪われることを許容しなければならない。

世の中には不快と思えるものが多くある。しかしそれをすべて排除して生きたいというのは無理のある話だし、かといってすべて許容するのも無理な話だ。

しかコンビニ雑誌の表紙が不快ならば、あなたは見ないでやり過ごすことが出来る。 Permalink | 記事への反応(3) | 09:02

2016-02-03

自分裁量労働時間を決めやすい人はやりたいだけやればいいが、

底辺っつうか他人の指示に従って働くほうを残業させるのがまずいんだと聞いたと思うが。

2016-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20160131142626

増田に限ったことじゃないが「レスだけど」ってしれっと書かれるのが本当にせつない

いろいろな理由はあると思うので一概にはいえない面もあるが

女性が毎月生理になり血が出てくるように

男性一定期間で精液を出さなければならないんだよ

しか男性場合こちらからアクションを起こし出さないとダメなんだよ

自分で出せばいいじゃんといわれたらそうかもしれないけど

それこそ1月増田を賑やかせていた生理痛がひどいならピルを飲めばいい

と似たようなものでいろいろと苦しいのだよ

結婚しているのに自分で処理をしているのはすごく寂しいのだよ

離婚を考えるほどの寂しさがある

そこで風俗に走ったり浮気をするかどうかは

関係ある場合もあるのだろうが

各々の裁量分別や理性によるものですし

個人的には結婚してるのにそういうことする意味はわからない

からこそレスであることを軽くカミングアウトされるのは寂しいし辛い

童貞のころより結婚後のレス状態は寂しくて辛い

寂しくて辛いなう

2016-01-25

雪が降ると思い出す、あの子

我が家のしきたりでは、高校卒業し18歳の春をむかえると、子供は家を出て各自裁量生活することになっていた。

もし進学したければ、学費は出してもらえたが、それ以外の生活費基本的自分で出さなければいけなかった。

俺はというと、地方国公立大学に進学を決めていたので、大学近くの安い学生寮に入ることにした。

学生寮といっても住んでいる連中は、大学専門学校生はもちろん、ミュージシャンの卵やフリーターなどおおよそ金のない若者の見本市のようだった。

その寮にひとり、場違い雰囲気不思議女の子がいた。

近所にある美大予備校に通う浪人生で、名前はミユといった。

ミユは、白磁器のようなすべすべとした肌で、墨でひいたような黒髪を鎖骨まで伸ばし、前髪は切れ長の目の上で揃えていて、一見クールな印象だったが

それでいてあまり高くない鼻と薄く小さい口に幼さが残り、ちょうど子供から大人へ移り変わるところといった顔立ちをしていた。

冬場はいつも暖かそうなクリーム色のとっくりセーターと黒いタイツを身につけていて、そのふっくらとした女性的な体の線に心乱された男も少なくなかった。

容姿は目立つのに、自分から目立とうとはせず、ひとりのときは絵を描いていて、みんなといるときバカな話をニコニコと聞いているような子だった。

 

つづくかも?

2016-01-24

ここ最近SIer批判について

http://anond.hatelabo.jp/20160123131828

きっと、Web系の仕事楽しいのでしょうね。

最新の技術バンバン取り入れて、自分裁量でどんどん動けて。

華やかな世界。私も行ってみたい。

だけど行かないのは、今の自分仕事に誇りを持っているからです。

ひとつ間違えば新聞沙汰になりかねないこの世界

そりゃー、ちょっとしたスクリプトひとつ過剰反応しますよ。

極端な話、原子力発電所システムだったらそんなこと絶対に許されないでしょう?

増田の主張が間違ってるって言いたいわけじゃないよ。

しろ涙無しには読めないよ。

行き過ぎた保守主義組織が硬化してワケのワカランことになってるのは、私も何度も目の当たりにしてきたし、

顧客を恐れるあまり裏目っちゃうこともしばしば。

だけど、こんな雁字搦めの状態でも何かできることはないか、変えられることはないか、って

ギリギリラインで頑張ってる人たちも沢山いるんです。少なくとも私の周りはそう。

から、『SIerは糞』とか言われると、悲しくなってしまうのです。

2016-01-21

弊社ばかなんじゃないの

また裁量労働制うつ病が出たよ

もう三人目。

最初の一人はずっと休職して、ついにこの前退社した。

社内結婚だった奥様もつられてうつ病になったと風の便りで聞いた。

裁量ないのに30過ぎたら全員自動的役職つけて、裁量労働制適用

断ったら私のように閑職のコールセンターに飛ばされる。

クビにはならないけど、出世はない。

出世はないけど、ほぼ定時で帰れるし土日もきちんと休める。

断ればここに来れるのに断る奴はほとんどいない、みんなそんなに出世したいのか。

人は他人に指摘されることを嫌うが中小企業経営者はそれじゃ回らない

経営者逆鱗に触れた社員と、その後の彼。

http://blog.tinect.jp/?p=19867

僕も昔は他人からの指摘に過剰反応していた気がするし、今でもちょっと「むっ」とすることはもちろんあるのだけど、そこを耐え忍べるかは正に「人間の器」なんだと思う。

大企業新卒から中小企業経営よりまで20代で色んな立場経験させていただいたのだけど、基本みんな他人にあれこれ言われることを好まないので言い方とタイミングはかなり気を遣う。特に相手の間違いを指摘する」場合は。上司はもちろん嫌がるし、部下も大体嫌がるよね。特に中小企業にいる大企業出身者なんて、組織が嫌で飛び出たような人が一定いるから、そもそもの気質が「他人からあれこれ言われたくない」とかだったりするんですよね・・・・・

けど、残念ながら30代やそこらで「完璧」に仕事こなせる人なんていないんですよ。僕もそう。何かしろほころびは出る。その時に「こうしたほうがいいと思うよ」と言わないといけないんですよね。加えて、何言ってるかよくわかんない人とか、失敗が多い人に対しては首輪をつける(普通よりも詳細な報告を求めるとか)しないといけなくなってしまます。ほおっておくと失敗するし・・・・大体そういう人の言い訳って「そんな話は聞いていない」なので、余計に「じゃぁ、もっと細かく指示するね」となってより締め付けをするしかなくなるので本人にとっては悪循環なんですよね・・・

(余談だけど、「そんな話聞いてませんから無理です」は一見合理的なのだけど、「細かく管理しないといけないやつ認定」されて自分の首絞めるだけなので、言い訳としてはあまりお勧めしないです)

文中の下記の記述は正にその通りだなーと思う。ジャニーズくらいに大規模になっているならまだしも、中小企業では致命傷になりかねない。

だが一方で彼は思う。この2つが「その経営者限界」を決める。

どれほど言葉と行動を一致させることができるか

どれほど不愉快現実に耐えられるか

これが「経営者の器」なのではないか。

会社がもうかっている時はいいんですよ。何もしなくてもキャッシュが入ってくるので経営仕事なんてほとんどない。問題は、拡大をしようとするときや、キャッシュフロー悪化しているとき

いずれの場合も、無い袖を無理やり降る話なので凄く不愉快現実に直面しなくてはいけないです。何をしようとしても「お金がない」とか「時間がない」という現実に直面します。社員からもあれこれ心配事を投げかけられます。たいていの場合、これまでの業務と全く違うことをせざるを得なくなるので不安が募るし、「どうにかしたい」という思いがあるからこそ色んなアイディアを言いたくなるんですよね。

これが一部の経営者にとっては面白くなかったりするみたいです。経営者もアホではないので、それなりに頭使ってあれこれ考えていて「そのくらい考えとるわ!」とか思うだろうし、そもそも「ままならない現状」にイライラしてるんですよ。けど、なんとかしなきゃって意識で頑張ってるわけなんですよねその人なりに。まー、けど大体どうにもなりません(笑)

その時に、実直に他人意見を聞けるかどうかが1つの分かれ目になるのかなと個人的には思います。つらい現実をどれだけ直視して、対策を打てるか。

なにも、「言うことを聞け」と言っているわけではないです。重要なのは社員不安問題の解消と、現実直視することです。あぁ胃が痛い・・・

そもそも、万能な人間仮定することなんかバカバカしいわけで、各々が努力して少しでもいい結果を出すしかないんですよ。その時に「おいお前ら、俺の言うことを聞け!」とか自分万能説を振りかざしても意味はないんです。逆に「あなたの言った通りにします」だけの機械みたいな人もいらないんですよね。だって俺が言ってたこと間違ってたら会社つぶれちゃうじゃんwww それに、人がいるなら直列よりは並列に仕事進めるほうがリスクが下がるし、早く進むわけです。

なので、経営者としてはまず第一に必要なヒト・モノ・カネを調達することはもちろんですが、得るべき結果を明示すること(ビジョンとかに近いかも)と、結果に向けた裁量をある程度みんなに持たせること、方向が間違っている人には適切に誘導することが必要です。

困難な状況だからこそ、「指示」ではなく客観的な「目標」を掲げたうえで、みんなで創造的な方法をもって挑んでいけるような環境をつくるべく、あれこれとディスカッションしていける環境を用意することこそが経営者お仕事なんじゃないでしょうか。そのためには、経営者が聞く耳をもってディスカッションに当たらないと始まりません。コミュ力って創造的な仕事他人とするために必要な最も基本的能力なんですよねー結局。

色んなことを思う昨今ですが、結局人間としての成熟度が高くないと企業の成長がそこで止まってしまうというのはリアルにそうなんだよなーと思う昨今でした。

2016-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20151117175949

いや、仕事はある程度自分裁量であと伸ばししたり次の日残業を増やしたりできるけれど

学校の授業は逃したらそれっきりじゃん

2016-01-08

http://anond.hatelabo.jp/20160108111741

ただしイベント出展とか、時間裁量権がない場面で超過労働させられる時も裁量扱いになるので手当なし

ですよね、よくあります

2016-01-03

恒心教の上級教徒騒動について思うこと

あくまでも個人的感想ですが。

今はどこのカラケーも事務所批判一色なので、まとまった意見を書けるこちらに書いておきます

最初に言っておきますが、当職は14回MMD杯で恒心を知った所謂新芋です。もともとなんJを見る人間ではありませんし、ニコニコ動画における淫夢などの”例のアレ”系を知ったのすら比較最近ですので、多くの教徒感覚がズレていると思います。もし事務所さんがこれを読んで、くっさいホモガキに援護され不快に思ったらすみません

証明はできませんが、当職は事務所さんとは一切Twitterなどでコンタクトを取ったことはありません。今から書くことは全て自分意見です。

自分語り失礼しました、以降が本題です。

まず、Dのニコ生コミュの件に関しては、ここでは言及しません。というのも、当職はDのキャスをあまり見ていませんでしたし、生放送コミュにも申請していませんので、wikiで得られる以上の情報を持っていません。

本題の、コミケ騒動に関して。

そもそも、教徒の方がどれほどコミックマーケット及びコミケと関連の深いサブカルに関し造詣があるのか当職はよくわかりませんが、恒心以外の界隈で、これほどまでに「コミケサークル参加しただけで界隈全体からバッシングされる」ジャンルを当職は見たことがありません。あと、コミケに参加するために匿名掲示板住民承認理解)が必要ジャンルも初めて見ました。普通同人活動ってもっと自由ものですよ。(コミケルール範囲で)自由創作したり物を作ったりして、その頒布物を通して同じ趣味を持つ人と交流するのが一般的コミケの楽しみ方だと思います特に中小サークルはそういう傾向が強いでしょう。嫌なものは見なければいいし、どのような物を出すのかはサークルに一任されていますから、逆にジャンルの多くの人がサークル文句をつけることは(そのジャンルアンチでなければ)普通しません。大事ことなので二度書きますが、サークル主が匿名掲示板住民の機嫌を伺って参加不参加を決めたりすることは一般的ではありません。なんJでどうかは知りませんが、コミケ(というか同人界隈)では一般的ではないんです。

あと、どうも教徒の方の多くが音楽事務所さんのサークルコミケにおける「恒心教の代表」のような捉え方をしているような気がするのですが、そのような捉え方も一般的でないと言わざるをえないと思いますコミケあくまで”個人”の表現を発表する一つの場です。企業ブース宗教として出したのなら、”ジャンル代表者”になるのかもしれませんが、個人ブース裁量サークルに一任されています。何が言いたいかというと、教徒が「恒心教の代表者」として事務所さんのサークルを扱い、事務所さんの同人活動に口を挟むのは一般的ではないことだということです。

当職も、冬コミ頒布物の値段を相手によって変えていたというのが本当ならそれはいけないことだと思いますが、はっきり言って叩くには根拠が薄すぎるのではと思います。もともとアンチがたくさんいるわけですから事務所を陥れようとする人が値段を偽って報告することも考えられますし(何を思ったか事務所との会話を録音してニコ動にあげたらうっかり自分の顔をセルフ開示したうえに本垢丸出しで引退したTwitter教徒もいたみたいですね)、頒布物が捌けないことを理由に途中で値段を下げるのは特に中小サークルでは十分にありえることでは?と思います夏コミ後の引退撤回の件も、取り立てて叩くようなことではないですよね。まあ釈明のブロマガ書かないのはどうかと思いますが。サークル主として批判があればしっかり説明するのが常識的な行動でしょう。

ところで、事務所Twitter垢に明らかにコミケについてまともに知らないであろうウンフェ垢が見当違いなリプをつけていたのを見て思ったのですが、教徒の中にコミックマーケットや関連の深いサブカルをよく知っている方はどの程度いるのでしょうか。もしそのような知識もなくなんJ的な感覚事務所叩きをしているのだとしたら、某伊藤君ではありませんが視野が狭いと言わざるを得ないと思いますコミケにはコミケ常識がありますなんJ匿名掲示板常識押し付けるのは視野が狭い以上の何者でもないですよね。

ここまでさんざん事務所擁護をしてきましたが、私怨でいろいろやってるみたいだし全体的には事務所が好きではありません。

以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

2015-12-27

anond:20151227200854

日本人学生修学旅行として韓国訪問し、現地の韓国人に対し過去歴史への謝罪土下座にて行うことを義務付ける」

日本人韓国人に対し何らかの差別的言動を行った場合その場で無条件で摘発可能とする(ただし何が差別に相当するかは韓国人裁量によるものとする)」

日本起源とされている文化・娯楽・芸術全般本来韓国起源であることを認める」

も追加で。

2015-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20151222035129

お前目線でまともな意見とまともでない意見があるとして

まともでない意見があるから、それがどうかしたか

仮にどんな人がいようが、必要だって人が必要である理由合理的にのべてるのに、

自分目線で「まともでない」意見を持ち出したとこで、それが他人自由制限する理由になんかならんと思うけどね。

合憲判決だって裁判官個々に合憲違憲かの違いはあれど、姓を維持したいっつう社会的要請があることまでは共通して認めてるわけで。

もうひとつ判決PDFから抜粋どうぞ。

夫婦同氏制度憲法24条に違反してると言う立場をとる、木内裁判官意見(PDF21ページ目から)。

同氏制度による憲法上の権利利益の制約が許容されるものか否かは,憲法24条にいう個人の尊厳と両性の本質的平等要請に照らして合理性を欠き,国会立法裁量範囲を超えるか否かの観点から判断されるべきことは多数意見の述べるとおりである

ここで重要なのは問題となる合理性とは,夫婦が同氏であることの合理性ではなく,夫婦同氏に例外を許さないことの合理性であり,立法裁量合理性という場合,単に,夫婦同氏となることに合理性があるということだけでは足りず,夫婦同氏に例外を許さないことに合理性があるといえなければならないことである

2015-12-21

理系推薦を使わずITベンチャーに入った工学部院卒のその後

http://ytera22.hatenablog.com/entry/2015/12/20/%E3%80%90%E5%B0%B1%E6%B4%BB%E3%80%91%E7%90%86%E7%B3%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%94%9F%E3%81%AE%E6%8E%A8%E8%96%A6%E5%BF%9C%E5%8B%9F%E3%81%AE%E5%88%A9%E7%82%B9%E3%81%A8%E6%AC%A0%E7%82%B9%E3%81%A8

http://ytera22.hatenablog.com/entry/2015/08/16/%E7%90%86%E7%B3%BB%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%99%A2%E7%94%9F%E3%81%8C%E5%B0%82%E9%96%80%E3%82%92%E6%8D%A8%E3%81%A6%E3%81%A6%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%81%AB%E5%85%A5

俺も推薦に入ったところに入社せざるを得ない、選択肢がなくなる状況が嫌だったから、推薦を使わず東京ITベンチャー入社した。

地方工学部院卒だと、周りは基本推薦で大手重厚長大企業就職決めるが、自分の様なケースは珍しかった。

留学から帰ってきて、いかに日本人は決められたレールの上を走る人が多いか嘆いていたりしてたので、そこのところはあまり迷わなかった。

ただ自分の力で切り開いていかないと行けない、と腹だけは括った。

入社してからは、エンジニアとしてサービス開発に携わった。学生時代研究では他の人とソースを共有して開発することはまれだったので、gitでの管理コーディング規約に基づく実装設計テストなど、サービス継続的に開発し続けるための手法はとても参考になった。プログラミングはできるほうだと自負しており、そこそこ成果を残せたと思う。ただ打ち合わせがとても多いこと、ベンチャーと言いつつ期待していたほど意思決定が早いわけではないこと、1年目の新卒にそこまで裁量があるわけでもないことに不満を抱えていた。

数百人規模でベンチャー気質を求めてはいけない。ある程度成長したベンチャーは、考え方も能力も様々な人がたくさん入社して人が増え、少人数だとうまく行っていたこともなかなかうまくいかなくなる。制度作りをしていかないといけないがまだ追いついていない、という状態だった。

本当に個々の裁量の広さ、意思決定の速さを求めるなら、数人規模のスタートアップだと思う。

(ベンチャーという和製英語はとても定義曖昧なので、ベンチャーを名乗る会社はやめたほうがいい。響きがいいだけ)

また、速度よりも保守性を重視して書かなければいけないところに少しモヤモヤを感じていた。研究では、いかに効率的で処理コストが低くできるか、といったことをしていたので、本質的な処理を書きたいとも思った。

エンジニアプライベートでも勉強すべき、という風潮がなにかと話題になるが、自分未来を切り開いていくためには必須だと思う。なので外部の勉強会に行きまくり、刺激を受け、とても刺激を受けた。こういうのは地方だとほとんど経験できないので、これだけでもきてよかったと思う。

勉強会はただ行くだけでは、刺激を受けただけで意味がない。なので勉強して発表できるようネタを作り、発表を繰り返した。

そうしているうちに、勉強会で知り合ったとあるスタートアッププロダクトの開発を手伝うようになった。

自分方向性とも合いそうだし、なにより面白いプロダクトで、貢献したいと思った。

しばらく週末や仕事終わりに作業する日々が続いた。

結構きつかったけど、充実感があり、また身に付けたい技術を触ることができていたので、楽しかった。

また勉強会露出効果があって、イベント技術スタッフとして呼ばれることも出てきて、いい時は日給10万くらいもらってた。

そんな感じで実力も自信も付けてきた頃に、スタートアップでフルで働かないかとお誘いがあった。

かなり迷ったが、会社辞表を出した。入社後1年半くらい。

社会的信用がなくなるので、クレカを作ったりした。

もうやめる気でいるときに、研究開発部の長から引き止められた。

かなり積極的に外部で活動してきたことが評価されていたらしく、以前から興味を持ってくれていたようだ。

その部署には、自分尊敬している研究者がいて、前から気にはなっていた。

その人の元で働いてみないか、と打診された。

自分のなりたい将来像を考えた時、どちらがその能力を伸ばすのに適しているか、ひたすら考えたところ、残るほうがいいという結論になった。

ざっくり言うと、エンジニアよりリサーチャーのほうが性に合っていた。

部署だけ移動して、モチベーション高く仕事をした結果、

会社名義で記事を書いて何度かバズって、中央省庁から問い合わせが来ていろいろ繋がったり、海外からなにか協力してできないか、とメールが来た。

勉強会のつてで、会社製品テレビ取材を取ってきた。

業務で学んだことを生かして個人ブログに書いたらすごいバズって、仕事で会う社外の人が皆知ってくれてる状態になって仕事を進めやすくなった。

その後は、裁量を与えてもらって自由研究開発を行っている。任せてもらっている以上、もちろん成果は出す。

入社する前に思い描いてたよりはるかにうまくいってしまったのだが、要因は、社外での活動積極的に行い、社外認知度を上げたことだと思う。

社名がなくても、個人で仕事が来るくらいになること。

いくら社内で認知されようと、仕事ができようと、それは社内でしか通用せず、社外に出ても通用しない可能性がある。

社外で認知されると、それ経由で仕事にも繋がってきたりする。

新卒ベンチャーに入ることがいいかと聞かれたらこう答える。

高学歴なら大企業行っとけ。可能ならリクルートに行け。できるやつはどこにいても出てくる。転職しても前職が大企業だとなんだかんだ説得力がある。もしお前に実力がなかったとしても、大企業ならある程度寄生できるだろう。

ガチスタートアップは優秀で即戦力な奴しか採らないから学生時代IT企業バイトでもしてない限り新卒じゃ無理だ。

ベンチャー気質IT企業入って、外部勉強会に参加しつつ何年か修行したあとに行け。参加するだけじゃ何も起きないから、発表しろ

もしくは社内の新規事業コンテストに出して入賞しろ。うまくいけば2~3年で立ち上げに関われる。

カネは会社から出るのでリスク小さいが、社内手続き煩雑さは残るから覚悟しとけ。

2015-12-11

[]よくある質問

から職を奪う者達の半数は悪人で、もう半数は善人である

今回は下世話関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.セクハラだとか、性犯罪だとか、理由があるのは分かるのですが、現代は些かナイーブすぎじゃありませんか。

恐らく君がいっているのは主に女性に対して、だろう。

実際、性犯罪数の被害女性のほうが多い、とされているしね。

から、どうしてもこのテの話題女性側の立場クローズアップされるのは自然ではある。

現状を踏まえない平等論は、かえって理想から遠ざかる。

偏った天秤に、両方とも同じ重りを乗せても偏ったままだからな。

カンによる冤罪うんぬんという新たな問題も出てくるわけだが、それはまた別の問題だ。

どこまでを犯罪とするか、裁量にもよるが……。

事例としては数年前、服の上から写真を撮った人が有罪になった話は有名か。

そもそも盗撮ダメから、当たり前ではあるのだが。

当時は、「いずれ見ただけで捕まる世の中が来そう」と割と本気で思っていた記憶がある。

そういえば数年前、教え子の一人が言っていた話を思い出すなあ。

男性女性レイプされてイッた場合、和姦で無罪」とか。

下世話なことで盛り上がりたい年頃なのは分かるが、さすがに低俗すぎたので叱りつけたね。

……もっと優しく諭すべきだったかもしれないなあ。

Q.結婚したことを「ゴールイン」ということがありますよね。でも、その後の生活もあることを考えると「ゴール」というには違和感があるのです。なぜ「ゴール」という言葉を使うのでしょうか。

君にとっての「ゴール」とは何だ。

死ぬとき? そもそもゴールなんてない?

まあ、それもいいだろう。

「何をもってゴールとするか」という話だ。

また、そのゴールは個々で決めるべき、ということでもない。

例えばサッカーのゴールは誰が決めている。

君以外の“誰か”だろう。

だが、それに参加する人々は、その“誰か”が決めたゴールに向けてボールシュートする。

それが誰かにとって「ゴール」なら、それは他の人にとってもゴール、ということはあるだろう。

ならば、結婚することを「ゴールイン」と呼称して、それを周知とすることに何ら問題はない。

まさかサッカー人生は違う」だなんて、すっ呆けたことは言わないよな。

君がそう思わないことは結構だ。

だが、例えばそこをゴールと定めている人に、「ゴールじゃない」と冷や水をぶっかけ行為が、理知的だと思っているのならばやめたほうがいい。

「ゴール」はある。だが、それは終わりでもないし、一つだけでもないんだ。

から誰かにとってのゴールが、君にとってはゴールじゃないからといって、そこまで目くじら立てる必要はないんじゃないかな。

それが誰の定めたゴールかなんてことは重要じゃない。

シュートするかどうかだよ。

……ゴールできなかったら?

学ぶべき教訓はこうだ。

人生は続く」

勝負の命運を分けるPK戦シュートミスした、とあるサッカー選手言葉さ。

彼はゴールを逃した人間だが、また別のゴールに向かうしかないんだ。

ゴールしても、ゴールしなくても。

その気があるなら、君もシュートしてみることだよ。

その気がないのなら、それもまたいいだろう。いずれにしても人生は続く。

私としては、死ぬまでゴールが一つもない人生は辛いだけだがね。

まあ、私はサッカーのことは全く分からないので、せいぜい頑張ってくれ。

私は球技全般、嫌いでね。

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