2015-12-11

[]よくある質問

から職を奪う者達の半数は悪人で、もう半数は善人である

今回は下世話関連。

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.セクハラだとか、性犯罪だとか、理由があるのは分かるのですが、現代は些かナイーブすぎじゃありませんか。

恐らく君がいっているのは主に女性に対して、だろう。

実際、性犯罪数の被害女性のほうが多い、とされているしね。

から、どうしてもこのテの話題女性側の立場クローズアップされるのは自然ではある。

現状を踏まえない平等論は、かえって理想から遠ざかる。

偏った天秤に、両方とも同じ重りを乗せても偏ったままだからな。

カンによる冤罪うんぬんという新たな問題も出てくるわけだが、それはまた別の問題だ。

どこまでを犯罪とするか、裁量にもよるが……。

事例としては数年前、服の上から写真を撮った人が有罪になった話は有名か。

そもそも盗撮ダメから、当たり前ではあるのだが。

当時は、「いずれ見ただけで捕まる世の中が来そう」と割と本気で思っていた記憶がある。

そういえば数年前、教え子の一人が言っていた話を思い出すなあ。

男性女性レイプされてイッた場合、和姦で無罪」とか。

下世話なことで盛り上がりたい年頃なのは分かるが、さすがに低俗すぎたので叱りつけたね。

……もっと優しく諭すべきだったかもしれないなあ。

Q.結婚したことを「ゴールイン」ということがありますよね。でも、その後の生活もあることを考えると「ゴール」というには違和感があるのです。なぜ「ゴール」という言葉を使うのでしょうか。

君にとっての「ゴール」とは何だ。

死ぬとき? そもそもゴールなんてない?

まあ、それもいいだろう。

「何をもってゴールとするか」という話だ。

また、そのゴールは個々で決めるべき、ということでもない。

例えばサッカーのゴールは誰が決めている。

君以外の“誰か”だろう。

だが、それに参加する人々は、その“誰か”が決めたゴールに向けてボールシュートする。

それが誰かにとって「ゴール」なら、それは他の人にとってもゴール、ということはあるだろう。

ならば、結婚することを「ゴールイン」と呼称して、それを周知とすることに何ら問題はない。

まさかサッカー人生は違う」だなんて、すっ呆けたことは言わないよな。

君がそう思わないことは結構だ。

だが、例えばそこをゴールと定めている人に、「ゴールじゃない」と冷や水をぶっかけ行為が、理知的だと思っているのならばやめたほうがいい。

「ゴール」はある。だが、それは終わりでもないし、一つだけでもないんだ。

から誰かにとってのゴールが、君にとってはゴールじゃないからといって、そこまで目くじら立てる必要はないんじゃないかな。

それが誰の定めたゴールかなんてことは重要じゃない。

シュートするかどうかだよ。

……ゴールできなかったら?

学ぶべき教訓はこうだ。

人生は続く」

勝負の命運を分けるPK戦シュートミスした、とあるサッカー選手言葉さ。

彼はゴールを逃した人間だが、また別のゴールに向かうしかないんだ。

ゴールしても、ゴールしなくても。

その気があるなら、君もシュートしてみることだよ。

その気がないのなら、それもまたいいだろう。いずれにしても人生は続く。

私としては、死ぬまでゴールが一つもない人生は辛いだけだがね。

まあ、私はサッカーのことは全く分からないので、せいぜい頑張ってくれ。

私は球技全般、嫌いでね。

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