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2020-10-08

いざ感想を書くと何を書いていいか増田からない楢川出す魔怪異定価を蜷特かを雨村家財回文

おはようございます

楽しいライブコンサート時間はあっと言う間にすぎて終わってしまう切ないわね。

今朝方はまた幌馬車に揺られて

無事帰って来れました。

6時間で帰れるかなと思ってたけど、

8時間ぐらい掛かっちゃって、

おまけに雨降って寒いし、

幌馬車移動も大変よ。

今週はもうライブないので来週以降にまた賭けるわ!

今週前半は怒濤のように過ぎていったので、

家事全然してないじゃないって帰ってきたら

そう言ったどっとたまったモノを片付けなくちゃいけないので、

それはそれで大変だし、

ライブレポートもまとめたいところね。

最近サボっていたから、

ちゃん記事にして思いを後生に伝えるの!

ここまでの意気込みはあるんだけど、

いざ書き上げるのは大変なのよ。

音楽専門家じゃないから、

あんまりかいこと書けるわけでもないし、

ただただ思いをと筆を運んでも

スゴかったわ!一言でこれに尽きるのよね。

どうにかこうにか、

知らない人にもそう言った魅力が伝われば良いなと思うけど、

内輪でウケていても仕方ないの。

外に向けて知らない人が読んで

何かの知るきっかけになってもらえたらなぁって。

うついついマジトーンで語ってしまうわ。

この思いを共有したいの!

あいSNSで軽く流れちゃって後から拾うことが出来ないものよりも。

ごめんごめん、

またマジトーンだわ。

たまになっちゃうのよね。

まあ今週は大人しく睡眠もしっかり摂ってサラダ食べるわ!

長旅だと食生活も乱れてしまうわ。

うふふ。


今日朝ご飯

幌馬車の中で食べるシースーよ。

夜と朝食べ損なっちゃうといけないからって、

ライブ会場の横に併設されているマーケット

ライブ終わってからの閉店間際のお寿司よ。

から寿司とは豪勢じゃない?

デトックスウォーター

レモン炭酸水よ。

これはどこにでも比較的手に入りやす

デトックスウォーラー入門者へも便利だから

こういう出先のときも便利極まりないわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-10-06

ワイは安楽死反対過激派なのでゼロ以外は認めない anond:20201006213726

アメリカ尊厳死について

米国における自殺幇助 (Assisted suicide in the United States - Wikipedia )

https://en.wikipedia.org/wiki/Assisted_suicide_in_the_United_States

 

「当然のことながら、死の幇助の受容性は文脈によって異なります2014年のComRes/Careの世論調査では、73%が

 “末期の病気で、自分人生を終わらせることを明確かつ確定した意思宣言した英国知的 精神判断能力 がある成人が、

 致死量の薬を自己投与して自殺をする支援を受けることができる” という法案合法化に賛成しています

 

 しかし、これらの同じ人々の42%はその後、死の幇助に反対するいくつかの経験的な議論が強調されたときに、考えを変えました。

 

 例えば、愛する人負担にならないように彼らの人生を終えるように人々に圧力をかける 危険性のようなものです。」

 

 

 

オレゴンワシントンカリフォルニア尊厳死2016年レポート (尊厳死国立センター)

https://www.deathwithdignity.org/news/2017/11/report%E2%80%8B-%E2%80%8Bcard%E2%80%8B-%E2%80%8Bon%E2%80%8B-%E2%80%8Bmedical%E2%80%8B-%E2%80%8Baid-in-dying%E2%80%8B-legislation/

 

尊厳死法に基づく処方箋尊厳死法による死に基づく死尊厳死法に基づく死亡者割合全死亡の割合
オレゴン20413365%0.4%
ワシントン24819277%0.3%
カリフォルニア19111158%0.1%
合計64343668%0.3%

 

 

 この結果をどう捉えるかは、完全に自分自身の立場次第。

 賛成派なら教育水準が高い=年収も高い層が尊厳死を選んでいるとするでしょう。

 自分は反対派なのでハイパー学歴社会米国に置いて高卒未満(Less than high-school education)がこんなに含まれているのかよが感想

 つかなんで修士未満か?じゃねぇんだよ、ニュースドキュメンタリー実質的に州から死ねと言われているってヤツみたぞ。


 白人白人高卒未満
オレゴン96.6%3.4%5.9%
ワシントン95.7%4%3.3%
カリフォルニア89.5%13.1%5.4%

 

 

 

 この結果をどう捉えるかも、完全に自分自身の立場次第。

 賛成派なら、治療費懸念尊厳死ほとんど関係しない、経済的理由以外で自分自身に選択を下したとするでしょう。

 自分は反対派なのでやっぱり経済的理由を気にしている人おるやんけ!!!以外に無い

保険なし治療費が気になる
オレゴン1.4%3.1%
ワシントン2%N/A
カリフォルニア3.6%N/A

2020-10-03

兵庫県立大学大学院 情報科学研究科 博士前期課程2021年入学一般入試

兵庫県立大学大学院 情報科学研究科 2021年入学一般入試 受験

2021年度開設であるので、今年度は全く情報なし。

この冬に予定されている院試受験者と、来年度以降の受験者のために内容をメモしておく。

前提として私の背景は下記となる

入試

研究科のページから教員一覧に目を通して、やりたい研究に近い研究室で学生ウェルカム感のあるウェブページもつ先生に連絡した。

そのあとオープンキャンパスに出席し、そこでの座談会で事前に連絡させてもらった先生と話したが、どうも研究テーマ研究室とミスマッチ感がでていたので、その先生に他の先生を紹介してもらった。最終的には、紹介してもらった先生第一希望受験申し込みをおこなった。

研究計画書

つの項目について2ページ以内で書かないといけない。

いわゆる"研究計画書"・"論文"みたいな仰々しいフォーマットではなく、見出しフォント大きく、太字にして、必要なところはリスト形式にして、と、口頭試問前提の読みやすさ重視のフォーマットにした。

例えるならGitHubのREADMEのようなフォーマットで書いた。といっても下記については一般的なレポート記法に従った

志望動機

半ページ強を使った。内容としてはざっくり下記の3点を記載した。

現在もしくはこれまでに専門的に取り組んだ研究(例えば卒業研究)等の概要

半ページ弱使った。卒業研究はどうも書きづらかったので、幸い長いこと取り組んでいるプロジェクト研究ではない)があり、そのプロジェクトについて、研究ぽいとこだけ抽出して概略を書いた。

博士前期課程修了後に希望する進路

2行程度書いた。博士後期課程行きたいけど、そのとき金銭事情にもよるから未定ということを書いた。

入学後に取り組みたい研究について

2枚目丸々1ページを使った。

構成研究テーマ名・背景・方法・成果

背景・方法・成果で1/4ずつ、加えて残りの1/4に研究テーマの概略図(パワポ1枚みたいな)を載せた。

下手なこと書いて口頭試問で痛い目に合わないことを意識して、とにかく専門用語・具体的なアルゴリズム名は避けるようにした。

統計機械学習なら、平均・分散までしか使わない。SVMディープラーニングなんて言葉は避ける。可能な限り高校生でも知っていそうな言葉だけ使うようにした。そうすると参考文献を書く必要もなくなり全体的にスッキリした体裁になった。といいつつ専門用語まったくないのも薄っぺらい気がしたので、確実に解説できる1語だけを記載して、その1語には参考文献の番号振って、ページ末端に小さいフォントで参考文献を記載した。

あと、提案手法評価方法だけはすごい意識した。このあたりは"研究計画書の書き方"で、グーグル検索してもらったほうが詳しい。

小論文

会場は大きめのホール受験生は30名ほど。多くの受験生はスーツだったが、Tシャツジーンズ受験生もいた。試験当日の座席配置と合格発表の番号を見るに私服受験生も受かっていた。

問題は2問でた。

必答1問 A4 1枚

"研究科で何を学んで何に活かすか"みたいなテーマだった。私は具体的な志望業界があるので、データ分析に関する研究をして、その業界研究職でこういう仕事がしたいということを書いた。

選択1問 A4 1枚

テーマから選ぶ

  1. あなた企業データ分析業務の立ち上げをすることになった、社内で人を集めるか or 外注するか どちらか選びその理由を書け
  2. データ収集-データ処理-アルゴリズム-可視化を通じて、社会課題をどう解決するか。
  3. 生体情報が普及した場合医療現場はどう変わるか
  4. 企業情報漏えいをなくすためにはどうするべきか

私は2を選んだ。具体的なシチュエーションを想定したうえで、下記のような観点で、ストーリーを作った。AIビジネス/ビッグデータビジネスの事例の本で読んだことを項目にあてはめて回答した。

口頭試問

待合室として教室に移動させられる。1人30分で、口頭試問は3会場あって1人ずつ呼ばれる。試験時間は当日に案内があった。一番遅い人は4時間待ちだと思う。待合室は比較的出入り自由。待合室にスタッフがいるわけでもない。自分試験時間に待合室にいればよいと案内あったが、途中、試験時間時間変更があった。受験生は各々スマホいじったり、トイレにたったり、おそらく外出もしていた。すごい暇なのでスマホの充電は十分にしていったほうがいいと思う。

試験会場は少し狭めの教室希望をだした先生+3~4名の先生方が長机に並んでいて、その前にパイプ椅子がおかれているような形式先生方はおそらくコース混合だったと思う。

希望先生から研究計画書に書いた統計用語から発展した内容の用語について説明できるかという質問があり、教室の黒板を使って説明した。たまたま口頭試問対策でヤマはってた質問だったが、対策していなければ答えられない用語だった。必修講義統計基礎レベルではでてこない用語で、統計応用レベル教科書でこんなこと書いてたなという内容を説明した。といっても決して"専門書"レベル範囲ではないので、私が勉強不足なだけかもしれない。分からないことは分からないで通して、しどろもどろになりつつ自己採点100点満点中40点ぐらいの説明になった

そのあと他の先生方も含めて、いろいろ質問を浴びせられた、なぜこの研究科を選んだのかとか、なぜこのテーマをやるのか、どうやるのかとか面接に近い感じ、研究計画書に書いた、これまでの研究希望進路についてはとくに聞かれなかった。終始、なごやかな雰囲気ではあった。

こんな雑多なメモだが、役に立つと嬉しい。

ここ数日間ヘラってた時間が多かったが無事脱却できた気がする

手付けられてなかったレポートもこれで集中して取り組めそう

よかったよかった

2020-10-02

2.5次元舞台を受け入れない権利

コロナ禍で弊社も漏れテレワークになり、仕事をしながら久々にアニメを観た。

アニメみて、漫画を読んで、久しぶりに二次創作読んで楽しかったのに、最後わたしに立ちはだかるのが2.5次元だ。

公式は否応なしに己のコンテンツなのでアピールをするので、渋々受け付けているが、わたしはあまり得意ではない。

好きではないきっかけは、あまり似つかわしくない体型の人が洋服だけ着たコスプレイベントで見たこなのだけれど、

結果プロコスプレすら受け付けなくなってしまった。

気色悪、と思いながら役者TwitterInstagramブロックするのだ。

ついでに素人コスプレイヤーもブロックだ。

コロナ禍で2.5次元舞台も次々に中止や延期を余儀なくされ、わたしは正直話題すら見なくなりとても心穏やかだった。

最近舞台レポートすらみるのが苦痛だったからだ。

いい大人なので、「2.5次元舞台無くなってよかったあ」なんてもちろん口にはしないし、

なんなら友人のチケット取る手伝いだってするし、彼女たちの待ち侘びた舞台がなくなれば一緒に悲しむ。

ただただわたしが視界に入れることに対してのみ不快感があるのだ。

元々オタク世界はとても綺麗なコスプレイヤーが売り子をしてるサークルが何故か「コスプレイヤーを呼べるわたしの人脈すごいでしょ」アピールをしたりするし(どこ向けのマウントなんだろう)、

2.5次元舞台自体初めはニコニコ動画おもちゃにされてたけど、寛容されやすコンテンツだったのだと思う。

ゆえに、好きな作品2.5次元舞台化されたら、よろこび、好きにならなければならない圧力がある。

わたし理解はするが寛容できないので、オタクのこの圧力に耐えられなくなってきた。

別にかけてるわけじゃないんだろうけど、ひしひしと感じるのだ。

タバコを吸う権利があるなら副流煙を吸わない権利があり、

2.5次元を楽しむ権利があるなら2.5次元を受け入れない権利をくれ。

可能ならわたしSNSに現れないでほしい、可能ならば。

ごめんなさい 

ということは

この程度許せという命令でもある

わかってんのかなぁ・・

求めているのは謝罪ではなく原因追求の結果のレポートであり謝罪ではないって

あたりまえだよね

で、謝罪する異常(以上)、自分に過失があるといっているんだから

原因追求や発生原因 再発防止策のレポートを出してくれって

当たり前じゃない?というより、なぜ、ごめんなさいと同時に出さないのかが理解できない

10円だから20円だからとかはあるが1円の誤りでも会社倒産し得る

そのぐらい謝罪って難しいのだが

どうみても

こんにちは程度で

ごめんなさい

といっているなぁと言うのに対して

腸が煮えくり返って 病院に通った場合

慰謝料ってまじで医者料なんだが・・・

ほんとに、腸が煮えくり返って とりあえずコーヒー飲んでから

メール・・・どこにすんだろうな。

2020-10-01

同人活動が好きだった

私は同人活動が好きだ。

それほど多くのファンがついているわけでもないし交流にもあまり積極的な方では無いが、マイペースに細々と活動している。

前述の通りそれほど多くのファンがついているわけではないので、たくさん反応が貰えるわけでもない。たまに貰えればいい方だ。それでも自分が描いたものが本になった時の感動が大好きで、もう何年も活動している。

同人イベントにも年に数回参加していた。

弱小サークルなので毎回それほど多くの部数が売れるわけでもないが、同じジャンル、同じカップリングの同志たちが集う同人イベント特有空気感が大好きだった。

世の中には思ったよりも優しい人が多くて、こんな私でも時折「新刊楽しみにしていました」などの温かい声をかけて頂けたりもした。相手側としては何気ない一言で特段深い意味も無かったのかもしれないが、そういった生の声を直に聞けたときは望外の喜びを感じた。

少々生々しい話になってしまうが、交通費活動経費に含めるとするなら私のサークルの収支は毎回赤字だった。

趣味なので採算については気にしていない。そもそも商売お小遣い稼ぎのつもりであればややマイナーな現ジャンルでは活動していないだろう。

私はきっと会場でしか得られない""実感""が欲しくて同人イベントに参加していたのだと思う。

大好きなジャンル二次創作本を頒布するだけなら、通販だけで充分事足りた。

ところが2020年2月後半辺りからコロナ渦によって日常は大きく様変わりしてしまった。

同人界隈も相次ぐイベントの中止で苦境に立たされているという情報は逐一目に入ってくる。

私も一日も早く事態収束して欲しいと願いながら、オンライン通販を利用して細々と同人活動を続けている。

このところ緊急事態宣言が解除され、自粛ムードも和らぎイベント会場にも少しずつ人が戻り始めたという話を目にするようになった。そういった状況の中で、ここに来てイベント参加に対して前向きなレポートツイートだんだん重荷だと感じるようになってきた。

イベントはいいぞ!」

知っています。かつて何回も参加していたからこそ。

現在地方で家族暮らしている私は自分趣味と万一感染した際のリスクを天秤にかけると、まだ参加は難しいと感じてしまう。

やむを得ない事情自粛を続ける、続けざるを得ないという人はきっと私の他にも大勢いると思う。

意識の高い人達イベントに参加する事で同人文化の火を絶やさずにいようとしてくれている事はありがたい。

けれど、イベントに参加しない・出来ないからと言って別にジャンルへの愛や熱意が無いわけではないのに……と荒んだ気持ちになってしまう事も増えてきて、正直すごく疲れてきた。

ほんの些細なポジティブ言葉も同情圧力に感じられるようになってきたので、そろそろ辞め時なのかもしれないと考え始めている。

2020-09-29

[] #88-12「マスダの法則

≪ 前

我ながら、何とも支離滅裂な夢を見た。

夢とは得てしてそういうものだが、寝覚めの悪さは否定できない。

思考速度が鈍り、倦怠感は体全体にのしかかる。

この気だるさは低血圧けが原因じゃない。

昨日の疲労冷凍諸君エナジードリンクが体に残っているからだ。

“あの時”に限りなく近い、最悪の状態

だが、それは理想状態ともいえた。

「あー……そうだ、これこれ、この感じ」

まとわりつく不快感に、かえって笑みがこぼれた。

自分の体が、自分の思っていた通りの状態になっている。

それが絶不調という形であれ、目論見どおりであることには変わりない。


これが俺の法則において重要な部分だ。

課題レポートのように掲げるならば『バロメーターバイオリズム因果関係相互作用』といったところだろうか。

まあ、これは超個人的な究明でしかないので、ここでは“マスダメーター”だとか“マスダイズム”とでも呼ぼう。

このマスダメーターは調子の良し悪しを指標する、いわば基準値のようなものだ。

大まかに身体」・「精神」・「神経」などに分類しているが、これらは相互作用している。

今の俺が正にそうだな。

疲れているのに重たい料理を食べたから消化不良を起こし、その消化不良とエナジードリンク睡眠不足に繋がる。

それぞれの要素が絡み合って今朝の不調に繋がり、その不調が更なる不調を生む。

これがバイオリズム……じゃなくて、マスダイズムにも悪影響を及ぼす。

マスダイズムとは、個人的に「何となく気になること」や「何となくやっていること」を概念的に纏めたものだ。

俺が毎日やっている、テレビチャンネルと音量を10にするというのもコレに含まれる。

とはいえ、これ自体パフォーマンスに大きく影響しない。

気になっても引きずらないし、やらなかったとしても後悔に値しない、そんな些細なものだ。

一瞬、体の中を通過していくだけ。

しかし、マスダメーターが不調だと、この“通過”が円滑に行えなくなる。

どうでもいいことを必要以上に気にしたり、悪い方に考えたりする。

占いを信じてもいないのに、やたらと気にしていたのも、そのせいだろう。

やらなくてもいいことに対して成功・失敗の二元論で判定してしまう。

あの時、俺が「しまった」と思ったのも、それが原因だ。

それに悩んだところで、不調で思考も働かなかったのだから、納得のいく結果・結論なんて出てくるわけがない。

そうして最初に抱えていた不調を解消できないまま不平不満が重なり、負の連鎖へと繋がる悪循環が生まれたってわけだ。

噛み砕いていうなら「調子の悪い人間が何かをやれば、それは悪い結果になりやすい。そして悪い結果を出してしまった人間は、更に調子が悪くなる」みたいな話さ。

そして、結果というものは、結果を出した人間というもの他者にも影響を及ぼす。

それが授業中にやたらと名指しされる因果へと繋がったってわけだ。

…………

法則さえ解明されれば、後はこっちのものだ。

要点さえ抑えておけば、テスト赤点をとることはない。

本質理解は、運命裁定権を意のままにするんだ。

まり俺の思うまま、この日は最悪だったってこと。

「心ここにあらずといった感じだな」

5時限目、シマウマ先生の声が教室内に鳴り響く。

「そんなに悠々としているとは、私の話を聞くまでもなく解答できるというアピール……そう解釈してよろしいかな?」

ボーっとしていたので主語は聞き逃してしまったが、その言葉が誰を指しているかは明白だった。

もちろん、授業の内容は頭に入っていないので答えられるわけがない。

これから俺は的外れな解答をして、先生に嫌味たっぷり説教を聞かされるのだろう。

しかし気負いはなかった。

馬面教師の宣告と共に、俺は“答え合わせ”を終えていたのだから

その事実をかみ締めながら、俺は自分の口元を左手で覆い隠す。

それは感情が表に出すぎた時、思わずやってしまう癖だった。

この癖を仲の良いクラスメートは知っているが、いま俺の口元がどのような感情を表しているか、そこまでは分からないに違いない。

だが、それでいい。

この法則と同じで、これは個人的で、誰も共感しなくていいことだ。

からこそ、せめて自分が納得できる結論を求めなきゃいけない。

それこそが俺の、俺による、俺のための法則と、その証明なんだ。

(#88-おわり)

anond:20200929104822

切れたので分けました

・このように私は研究職向いていないのではないか就活は①にすべきでは?と思うのだが、ただ、両親や教授就職課のお兄さんは、このまま理系就職した方がいいよって言うんです。

・母は、私がさっき挙げた研究職向いていないと思う要素のほとんどは、別に他の職種でも必要能力なのだから別にあなたはどの職種も向いていないのよ。そもそも働くのが向いていないのよ、でも就職しなきゃいけないの、と言うの。

・私は高学歴なのか?まあ一般にはそうなのだろうな。学歴足切りはされない学歴だとは思う。そりゃ東大とか偏差値的に上はいるけどね。

この大学に行きたくても入れない人は沢山いるんだよ、は色んな人に言われた。

就活を始めてインターンとかで他の学生所属を聞いて、エッ、優秀な化学系の大学って日本全国にめちゃくちゃあるじゃん!私その中じゃめちゃくちゃちっぽけじゃん!マジムリ!と思った記憶はある。狭い研究室の中で井の中の蛙をやれていた頃は幸せだったなぁ、とも当時思った。

まあ私の大学も、そのめちゃくちゃある優秀な化学系の大学ひとつではあるのだろう。

理系就職しないとしてじゃあどこに行きたいの?特に希望無いんでしょ?とも母に言われた。それはそう。大卒平均(できたらうちの大学卒業生無難金額くらい)は稼ぎたい、とはふわっと希望している。化学系の研究開発以外で何の業界があるのかどんな職種があるのかもよく知らない。知らない幸せがあるとM1の時は思っていた(就活視野を広げない言い訳とも言う)。あーあと敢えて言えば文系就職としてもいわゆる人気な業種は怖い。知り合いにいないのでよく知らないが、金融とか商社とかコンサルとかその辺ね。

就職課の人に言わせれば自己分析が足りないのだろうな。自己分析自己PR全然かけなくて1月かに発狂しながら作った。

・あれかしら、本当に退学しないまでも、第二新卒就職するつもりで少し就活するのはありだと思うの。下を知るべきかしら。

そういえば大学受験で病んだのも下を知らなかったのはあるかもな、と思っている。ハナクソほじってても入れそうな大学なんてひとつも知らなかった、高校の知り合いで、私がハナクソほじってても入れそうな大学に入っている人をかけらも知らなかった。

3年生の時に、今の学力そのままで受験になったとして入れそうな大学はどこですかと聞いたとき怒って教えてくれなかった塾の先生は少し恨んでいる。逆恨みだが。

高校受験別に病まなかったのは、私がまだ世間を知らずにぽやぽやしていたか理想が上がらなかったのが大きいと思うが、下を十分知っていたのもあるのかもしれない。楽に入れる滑り止めが沢山あったのもある。

んーただ受験就活を同様に考えるのは危険かなぁ

嗚呼やだやだ忘れてた「大学受験もっと勉強すればよかったな病」を思い出しちゃった

でもね、しょーじき大学受験ちっとも勉強しなかったし、浪人生ときセンター前2週間くらいしかまともに勉強しなかった記憶あるけど、それでもうっかりそこそこの大学に滑り込んでしまったじゃん。それが悪い意味成功体験にはなってると思う。あの時なんとかなったんだから今回もなんとかなるんじゃね?みたいな。

・院進学はほぼ即決で決めたが、就活したくないから、文系就職絶対病むから、院進をすればきっと就活楽勝だろう、は理由の半分くらいであった。もう半分は、内部進学します!と言わないと教授研究室に入れてくれなさそうだったのと、実験レポートは好きだったのはある。

この手の、結論先延ばしにしたいというモラトリアム思考でここまで来てしまう、勉強はできる人ってありがちだと思うのよね。ほら見た?ちょっと前に私が書いた理想キャリアプランもさ、結論先延ばしにしていると思わない?

・これ思いつきなんだけど、自信が無いのって有機化学ができないと思っているからかな?もう一度勉強したら自信がつくかしら?院試もう一度解いてみる?失くしたと思うから誰かから借りてやらなければならない。

あーでもこれは躁による無謀な思いつきな気がする。怖いな。

・というか今絶対躁入っているのよね、どうしよう、自己管理ができない。昨日の夜も興奮して眠れなくてこの追記を書いていたら筆が滑って朝になってしまった。

トラバ返信でもしたように、やる気が出るときと出ないとき乖離が激しくて、私は勝手に躁鬱のケがあると思っているのですが、頑張れる時期は馬鹿みたいに頑張れて徹夜休日実験早出残業も厭わないでできるのですが、できない時期は御覧のとおり引きこもる、というかんじで、高校時代から苦しんでいる。

一時期ラミクタールに手を出したが、就活で不利になるかな、というのと、平日ラボを休んで病院に行くのが嫌だったのと、お前のそれは薬じゃなおんねーよと友人に言われて2週間でやめた。

・今までの文章を読んでいただけたら分かるかと思いますが、私はどうにも理屈っぽくて、特に自己を語ると理屈っぽくなり、行動に移すまでにものすごく腰が重いという悪い癖があります。あまりよくない性格だろうなと思うので、改善出来たらいいのにな、とは思っています。やらない理由を探すのが得意で困ってしまます

この理屈っぽさを研究でも生かせればよかったのでしょうが、残念ながらあまり生きることはなく、見切り発車で実験をかけて失敗することが多いです。

それから自分選択責任を取るのが怖くて、つい逃げの言葉を使いがちなのもよくないと思っています。うっかり、とりあえず、などの副詞をよく使いますが、責任を逃れたい意識がにじみ出る言葉だな、と思って本当はあまり使いたくありません。

それから、私は自罰的で自己批判的である、との評価は人からよく貰います。そのこと自体はそんなに悪いことだと思わないで生きてきましたが、自己PRがかけらも書けないのが本気で困っています

それからもしかして謙遜と私の自己批判は違うのでは…?」みたいな思いが少しあります

・私はこれまで相談室のようなサービスを使うのにものすごく罪悪感があって、いや、今でもあるのですが、まあこんな状態なら使う権利があるだろう、と思って使うことにします。コロナ渦で登校する学生が激減して空きは多いそうです。

・いや、罪悪感と言うより、敢えて露悪的に書けば、「手のかからないいい子でいたかった」という話だと思う。これはB4になったばかりの時にめちゃくちゃ思って病んだが、もう教授迷惑をかけることは気にしないことにした。

本気でだらだら書いてしまいました。これだから女の話はつまらないと言われるのです。

と言うことで就職課に相談に行こうと思います

たすけて、いけるんじゃない?と思うときと「もうだめだおしまいだ」と思うときが交互に訪れている。

anond:20200928113830

ただの底辺学部生だけど勝手自分の前期と重ねて読んだ。

実験オンラインで行われ、ただでさえ理解力に乏しい自分にはちんぷんかんぷんだった。出せば添削してくれると言われてもレポートと呼べるレベルにすら達していないゴミを出すことができず、友人もいないため詰んだ。結局レポートの最終締め切りいつまでなんていう温情メール夏休みの半ばまで届いていたのに無視した。留年です。

他大の友人はインターンに行ったり相談会に参加していたけど春に就活案内メールを一斉登録してフォルダ振り分けしてから一つも読んでない。

その時は本心から親の金留年してやろうとか今年はコロナでとても満足できない学生生活を送ったのだからやり直そうなんて思っていた。やり直すのだから勿論就活来年以降やればいい。

実験すなわち進級についていけなくなって何もやる気がしなくて同時双方向型の授業にほとんど繋ぐこともせずゲームばかりしていた。

数年やっていたバイトもバックレて店長からの連絡を一切無視した。

色々な人に迷惑かけてるな。

いっそ見捨てて欲しかった。その時は。

前期の単位をドブに捨てたあと下宿先に父が迎えに来て片付けられずにいた部屋を綺麗にしてくれ、そのまま実家に戻った。

両親は見捨てないし担任本来留年しなかったら配属されるはずだった研究室教授は丁寧にメール通話での面談をしてくれる。担任から連絡が来たときは正直留年決まる前にやってくれればよかったじゃんと思った。ただ担任実験担当であり、更に本来の締め切りが5月あたりのレポート8月半ばに出してもいいよってメールをくれていたのにそれは言い掛かりだろう。教科担当にできる最大の譲歩だったでしょう。

この優しさに数週間前までは漠然と死にたかったんだけど、数日前後期が始まってからは逆にもう一年単位落とさないように頑張るぞ!みたいな前向きな気持ちが湧いている。

ただ去年から躁鬱を疑っており下降するのが後期の半ばを過ぎた頃と予測されるので不安は残っているのだが。

ここまで書いておいて思ったのは、自分元増田共感するけど元増田自分共感は覚えないんじゃないかということ。自分大学を辞めようと思ったことはないし、これから自分を変えたい。自分のできる限りで恥ずかしく生きようと考えているから。

2020-09-28

40代やばい… 寂しすぎる… 結婚相談所助けて!!」

ってのは

10代は大学受験のため

学校予備校家のトライアングル

20前半は

レポート試験実験だ実習だで

実はそれほど遊ぶ時間もなく

就職したら

不景気人員削減下で1人あたりの仕事量多くて

仕事覚えて、慣れでこなせるようになるまでは

忙しいだけの毎日

30代くらいになってようやく

ちょっとした時間自由に使えるある程度の金ができて

ちょっと遊びながら人生エンジョイすると

気づくと40

で実際大量に未婚者がいるわけで

これってもう個人問題だけじゃなくて

社会システム問題だよね

2020-09-27

久しぶりにUnity Editor起動したら動かなくなってた

ゲームに逃避する前は起動したんだけども(だからいつごろから動かなくなってたのかわからない)

これはゲーム作るのなんてやめてゲームで遊ぼうぜということなのだろうか


しかしこれ、厳密には起動するんだよな、メニュー付きのでっかいウィンドウが出て、

3Dの画面とか個別の画面が出るようなタイミングクラッシュレポートに落ちてスタックトレースにD3D11やatidxx64の記述がやたら

…………。

…………………。

滅殺!Radeonゲーム用設定をデフォルトに戻すボタン押下)

はい動いた

動いたよ

ゲームやめようってことね

anond:20200926232025

主催者ではなくあなた精神問題だと自覚しているのであれば、有意義レポートだと思うけど。

[] #88-10「マスダの法則

≪ 前

目処は立った。

俺は家に帰ると、レポートをまとめる作業に取り掛かった。

検証で書いたメモを、順繰りにノートへ貼っていく。

こういうのには慣れている。

シマウマ先生の授業において、課題レポート評価は成績の5割を占めるからだ。

補習を避けるための小手先ノウハウ)は、望むと望まざるに拘わらず鍛えられる。

「さて、まずは条件Aから始めるか」

ここでBマイナスは手堅く取れる、レポートの作り方を説明しよう。

まずはテーマを決める。

いわば俺はそのテーマしか漠然としていたので苦戦していた。

ここをハッキリさせておけば、そのための資料集めや、最終的なゴール地点も自ずと見えてくるだろう。

次に、それを採点する人間性格を知っておくこと。

例えばシマウマ先生は、現代社会にも根付普遍的問題提起が好物だ。

後は関係のありそうな歴史的背景を添え、科学的根拠で味付けすればいい。

そのゴマすりこそが、ウマ目のホミノイドを満足させるのに欠かせないウマ味調味料なんだ。

それでも建前上は科学社会のためっていうお題目があるから書けるけれど、今回はそうもいかない。

このレポート寸評するのは、それを作った自分自身

より繊細で、より大雑把な作り方が要求される。

「いや、この寝起きの低血圧は条件Aではなく、どちらかというと条件aだな。だから、これは、ここと……」

パズルを組み立てるのに大事なのはピースの形を把握することだ。

記憶の断片を探り、それらの何が、何と関係があり、どのように繋がるか。

あの日は何時ごろだっけ、確か……レバノン料理を食ったよな。いや、レバー料理だったけ。あと飲み物は何だったっか……」

集めた情報憶測に基づいて取捨選択し、打ち立てた仮説を状況証拠裏付ける。

そして実際に起きたことと結びつければ、その原因には可能性が広がっているんだ。

これが学校レポート作りならCすら貰えないだろう。

だが、この超個人的な答え合わせに、権威ある体系やエビデンス必須ではない。

この法則を利用して、テレビチャンネルと音量を10に合わせる人間は俺しかいないのだから

…………

こうしてパズルを組み立てること30分。

「やった、これで理論上は矛盾していない!」

暗中模索だった事象は、真実へと導く法則昇華した。

出来上がったレポートを、しみじみと眺める。

いざ纏まったものを読み返すと、あっけないものだ。

何気なく利用している公式理論も、見た目に反して試行錯誤の末に生まれたのかもしれない。

だが達成感に浸るのは、もう少し先だ。

この法則が、本当に法則足りえるか。

それには実証が不可欠だ。

俺はカレンダーをめくり、来月の日付にデカデカと星形の印をつけた。

あの時と同じ10日、実験はこの時しかない。

次 ≫

2020-09-24

成績順の授業

大学、とりあえずその学年取れる授業は全部取るようにしてるんだけど元々の地頭が良くない(入試も推薦取れるレベルの評定がなかった)からレポート文章ダメとかで大体単位ギリギリに取れてるし、課題が重なると正直きついが、今のところフル単とれてる

成績順で少人数開講の授業があって、履修しようとしたんだけど、上位10人ぐらいの人で埋まってしまって中の下くらいの自分は当たり前のように取れなかった 悲しい、、、

後期も少人数開講の授業があるんだけど、まず前期にその授業を取れてたか単位差があるから、前期履修していた人が優遇されてしまうんだな つらい もっと勉強できる人間になりたかった

2020-09-23

テスターさんへ

今回は、奇想天外な、最悪のバグプログラマーとして入れておきました。

まりバグ件数1件はかならずあります

みつけてね

ただし、ものすごい、奇想天外です。

考え抜かないと、わかるかぁ!

というようなバグです。

ご報告待ってます

同じく、そのルートで報告するか!というルートで奉告してきたチームもいます

なぜか、このルートで返事

さっして

いちおう、考えればバグとわかるようになっています

そんなわけあるか!って思ったチームもいるようです。

 

末端のテスター

直接プログラマー本人に異議申し立てできる

心理的抵抗はある場所重要

原則 どのようなバグでも レポートが上がる以上 すべて開発チームに届くはずです

2020-09-19

またグラフ問題やってるけど

http://jin115.com/archives/52300968.html


最近ホントグラフ読めない人多すぎるよね

日本語ですら読めないとか言われてるんだから仕方ない気はするけど


仕事レポート論文とかでグラフ作ったことないんだろうか

この例だと 80% より左なんて全部青なんだから不要情報じゃん

そこ出してなんになるの?

そのせいで文字入れる部分とかが小さくなって見づらいだけ

ちゃんとしたところで作ったことがあればそんなの出したら怒られると思うんだけど


もう少しわかりやすくいうなら、0.0005 付近で推移してたものが急に 0.5 になったとする

1000 倍になったということが重要なのに、これで 100%であるグラフなんて作ろうものなら、

全部水平に見える線になってなんの情報もなくなる


とりあえずテレビを叩きたいというのは伝わるが自分バカさを全世界に広めてるだけだと理解したほうが良いと思う

2020-09-13

anond:20200913200801

なんかフランス発の無料IT学べるナントカ日本進出東京最近できたとか言うてたやん

あれ潜入して定期レポートしてみてくれや

2020-09-11

anond:20200911023405

履修組むの難しすぎん?なんで実質3年で履修し終わる計算しなきゃだめなん?4年通うんでしょ?→個人自由だけど4年の卒論だるいので時間にゆとりを作った方が良い

なんで1年生では専門科目履修できないねんその分野に興味あって入学したんだぞ→まずは大学に慣れないとね

体感的にほぼみんな奨学金借りてるんだ。借りてない人が少数派→俺の体感は借りてる人の方が少ないか場所によるのかも

この学科オタクばっかやん→誰しも何かのオタク

学食高い上に量少ない、クリスマスツリー光らすなら学習安くしてくれ→事前に大学情報調べるべきだったね

エレベーター馬鹿混むじゃん間に合わんて→知ってるのなら急ごう

就活先輩の話と状況変わりすぎてまったく参考にならん

オンラインインターンってなに→地方勢でも参加できちゃうインターン

オンライン講義先生学生もやり方わからなすぎて手探りじゃん支え合って生きような→だな

毎週ほぼ全部の講義の出欠確認が800字以上のレポート提出ってどうしたらそうなる?寝れないて→過酷だね。前半にキツイ授業取っておけば後半は楽単ばっかり取れるから頑張れ!

と思ったら先生も寝れてないらしい→支え合って生きような

圧倒的孤独 終わらないレポート 迫る提出期限→3年なら友達も既にいるのでは?とにかく頑張れ!

図書館大学しまってる期間が長かったから前期の講義Google先生頼み→オンライン図書館とかね

3年後期オンライン決定〜みんなどうしてる?元気?就活なにしてる?→そういうのは友達に聞いて情報得た方がいいよ。取り残されるから

1年生かわいそうだな履修ちゃんと組めた?→周り見てたら試行錯誤してたっぽいね

世界がガラッと変わってしまってわからないことだらけだね。こんな状況で大学行ってるのはうちらだけなんだから、何も知らない周りの無責任言葉は気にせず頑張ろうな→大学再開したら感染者増えたみたいだね。貴重な1年間を無駄にしないようにね!

現在私立大3年生が入学して思ったこ

入学してから今まで思ったことをただ書き連ねるだけです。時系列で書いてるから前半めっちゃアホ

履修組むの難しすぎん?なんで実質3年で履修し終わる計算しなきゃだめなん?4年通うんでしょ?

なんで1年生では専門科目履修できないねんその分野に興味あって入学したんだぞ

体感的にほぼみんな奨学金借りてるんだ。借りてない人が少数派

この学科オタクばっかやん

学食高い上に量少ない、クリスマスツリー光らすなら学習安くしてくれ

エレベーター馬鹿混むじゃん間に合わんて

就活先輩の話と状況変わりすぎてまったく参考にならん

オンラインインターンってなに

オンライン講義先生学生もやり方わからなすぎて手探りじゃん支え合って生きような

毎週ほぼ全部の講義の出欠確認が800字以上のレポート提出ってどうしたらそうなる?寝れないて

と思ったら先生も寝れてないらしい

圧倒的孤独 終わらないレポート 迫る提出期限

図書館大学しまってる期間が長かったから前期の講義Google先生頼み

3年後期オンライン決定〜みんなどうしてる?元気?就活なにしてる?

1年生かわいそうだな履修ちゃんと組めた?

世界がガラッと変わってしまってわからないことだらけだね。こんな状況で大学行ってるのはうちらだけなんだから、何も知らない周りの無責任言葉は気にせず頑張ろうな

2020-09-10

anond:20200909154851

俺は創作ができない。

これは文章が書けないって意味じゃなくて、架空物語を生み出すことができないってこと。

事実をもとにしたレポートドキュメンタリーみたいなものなら書けるんだよ。

でも空想妄想ってものができない。

どこかで読んだものとかどこかで見たものに毛が生えたようなものしか思いつかないし、それらのシーンが繋がってストーリーになることもない。

たぶん一種精神疾患なのかもな。

まぁ特にこまることはないけど。

創作はできなくても他人創作を楽しむことはできるし、萌えることもできる。

オタクとして知識をべらべら喋る分には何の問題もない。

2020-09-09

anond:20200908145214

これ面白いレポートだな

たいへんゆとりがある世帯は全体の1%程度。その世帯収入は1700万以上か

そうすると夫1300万、妻400万くらい稼いでないとゆとりを感じられないと

2020-09-07

ツイッター月経カップが妙にバズっていた

ある日から急にツイッター月経カップ言及する人が増えた。

月経カップを初めて使用してみたという方が、その体験所謂オタク構文的」に仕立てたレポがバズったことがきっかけらしい。

月経カップユーザー自体国内にはまだ少なく、能動的に調べない限り情報が入ってこない中、親しみのあるオタクノリで語られたことで存在を身近に感じられた方が多くいたのだと思う。

興味深くその流れを追っていた中で、「月経カップユーザーメリット面ばかりを強調して勧めてくるのでなんか宗教っぽい」という意見を多く目にした。そこで、月経カップユーザー何となく胡散臭い、という疑念への回答をユーザーとして自分なりに考えてみることにした。

第一に、月経カップは決して安い買い物ではないし、一般的薬局等での取り扱いもされておらず、ちょっと気軽に試してみる、ということが難しい。

だってそのままドブにお金を捨てたくはないわけだから自分に合うものかどうか、各メーカー製品比較するなどして購入する前にかなり慎重に検討している人がほとんどではないかと思う。

使用が慣れるまで痛い思いをした」という情報レビューなどを調べればそれなりに目にするので、そのあたりのリスクも引き受ける覚悟の上で(というと大袈裟かもしれないが、ある程度は仕方がないと受け入れて)実際の購入に踏み切っている人が多いのではないか

そこまで行き着く動機というのは、私の場合には、それまでの生理用品の使用に著しく不快感不自由を感じていたことだった。

ここで特定生理用品についてのディスを書くつもりはないので、具体的にどこがどう悪いといったことは詳しくは言わないが、元々皮膚が荒れやすい体質だというのが大きい。

言うなれば最初から、「ナプキンなどの使用に伴う苦痛A」が解消されるのなら、「月経カップ使用に伴う苦痛B」は許容できるという不等号になっているのだ。

苦痛Aの解消にフォーカスが当たっている自分のような人間にとっては、苦痛Bというのは既に自分の中で飲み下してしまっている部分なので、つい「不快が”全部”なくなった!」みたいな言い方をしてしまいがちなのかもしれない。

しかし当然ながら何をより不快苦痛に感じるかというのは人によって大きく異なるわけで、苦痛Aの方が苦痛Bよりずっとましだという人がいるのは全くおかしいことではない。

それぞれ自分安心できる道をとるべきなので押し付けるような言い方だけはお互いにするべきではないが、何にせよ人の言う「快適さ」にはその人の価値観個体差によるバイアスがかかっているという当たり前の話でもある。

加えて、体質や心持ちの方が変わらなければおそらくはずっと要因としては残り続けるであろう苦痛Aに比べて、苦痛Bの方は多くの場合、慣れによって無くなるか、少なくとも軽くはなってくるという、怪我リハビリテーションのようなところがある。

リハビリとして考えてみると、「この器具を使えばあなた身体はずっと自由に動かせるようになりますが、慣れない内は痛かったり違和感を感じたりしますよ」という選択肢自分で納得して選んだ場合、その後練習を積んでだいぶそれを使いこなせるようになったという時に「確かに自由にはなったけれど、リハビリのこういう所がこれだけキツかった」とデメリットを伝える方に向かうよりは、今まで強い苦痛を感じていた人であればより一層「この器具を使ってよかった!同じ悩みがある人にぜひ薦めたい!」という感動ばかりが全面に出てしまうというのも、心理としてそこまでおかしなことではないのではないか

そういった性質と、元々ある程度各自リサーチした上で使用している人が多かったという背景から、ある種の「前提」を共有しているコミュニティで閉じてしまっていたという面はあり、そこが傍から見た時の”怪しさ”に繋がる要因であるかもしれない。

そもそも今回バズったきっかけのレポートを書いた方のように、「今までナプキンでもそこまで苦労をしていたわけではないか、人からもらったので使ってみた」というケースは結構特殊なほうではないかと思う。

しかしバズったことで月経カップ含めて色々な生理用品について率直に、気軽に語られるきっかけになったのならばそれはいい機会だし、また、月経カップ使用してみたが上手く使えなかった、という人が自分を責めてしまわない為にも、バズったレポートのような「失敗談」がオープンに聞ける機会があるのは良いことと思う。

私自初心者の頃は着脱に苦労した経験があり、個人的には「慣れれば絶対にうまくいきますよ」という言葉の方に勇気づけられて練習できたタイプではあるが、「同じように上手くいかない人がいる」とか「諦めてもいい」という声によって安心を得られる人もまたいると思う。

反面、拡散される中で月経カップユーザーからすると少し「怖いな」と感じられるノリもあった。

ここで少しだけ、仮に今、日本では圧倒的に月経カップ(もしくはタンポン)を使っている人がメジャーで、紙ナプキンを使う人が一番少数派である、という反転した状況を想像してみてほしい。

この状況が反転した世界では需要が少ない紙ナプキンは高級品で手に入りにくいが、それでも”わざわざ”紙ナプキンを使っている人たちというのは、体内に何かを装着する事への心理的な抵抗感など、各自の切実な理由があってそれを選択しているのである

そうやって自分なりの安心を得ている人が少数いる中で、突然「なんか紙ナプキンていう生理用品があるらしい」という話題SNSでバズったとする。

ナプキンユーザーが圧倒的に少数派である状況で、「紙ナプキンかいやばいツールw」みたいに面白コンテンツとして消費されたり、「経血を体内に溜めないで自然に外に出すっていうのがいかにも子宮カルトの人が好みそうだよね」と特定思想集団と結び付けられたり、「公共トイレに毎回ゴミを出すなんて不潔、感染症スプレッダーになっている」などというネガティブ意見がワッと湧き上がるのを想像されると、少しこの「怖いな」という気持ち理解いただけるのではないだろうか。

意見を言う自由があるのは当然のこととして、「オープンに語る」ということと「他人領域踏み込む」ことは違うし、特に生理用品は単なる「嗜好」や「趣味」という基準からではなく、もう少しプライベート身体健康上の理由から選択している人が多いと思うので、その辺りはデリカシーを持って語っていったほうが良いのではないか

最低でも、〇〇をつかっている人はこうなんじゃないかとか、勝手イメージ想像に基づいた偏見をばらまくのは良くないし、そういう姿勢こそカルト等と揶揄される”疑似科学”と何も変わらないように思う。

一応補足しておくと、今回バズったことでレポート主の方を責めたりするつもりは全くない。むしろ予想外にバズってしまたことで色々と矢面に立たされてしまい大変なことだろうと思う。

使った人が率直な使用感を述べることは全くの自由だと思う。しかし、その中でも少しだけ読んだ方への誤解に繋がるのではと心配になる部分はあったので、以下は参考として書かせていただく。

月経カップメーカーHPなどには身長体重出産経験のありなしによって推奨されるサイズが書かれており、先ずは自分に合ったサイズを買うことでリスクを抑えられる。

レポ主の方はMサイズを人から貰い受けたとのことだったが、未経産かつ性交経験がないと書かれていたので、サイズが合っていない可能性があり少々心配になった。もちろん体格や個人差があるので一概には言えないが、Sサイズさらに短いタイプ等もあるので、基本的にはこれから使用される方は最初月経カップ自分で選んだ方が間違いがないと思う。

また、着脱の度に煮沸消毒したほうがいいか、という点に関して。メジャー月経カップメーカー使用方法には基本的には月経期間が終わった後と始まる前に1回煮沸消毒すればよいと書かれており、メーカーによっては必ずしもそこまで神経質にやる必要はないと書いているところもある。月経カップ区分的には一般医療機器にあたるので、「なんとなくこうじゃないか」と各自判断するよりは、使っている製品ごとに書かれている使用方法を守るのが安全だと思う。

最後に、処女場合性具等で拡張しないと月経カップは入らないのではないか、という懸念については、逆に経産婦の方やパートナーペニスは入る方でも月経カップ最初痛くて入らなかった、という意見もよく見る。月経カップ装着の仕方にクセがあるので、ディルド等の性具と比べて考えるより、やはり月経カップ特有の装着の仕方に慣れていくことでしか痛み等は解決しないように思う。

ただ、確かに今まで膣に何も挿入経験がないという方とそうでない方とでは心理的な抵抗感なども大きく変わってくるとは思うので、まずはタンポンなどで挿入しやすい角度や感覚などを練習してみるというのは有用だと思う。

追記

ツイッター上で、ここで言及しているレポート主の方に何点か指摘を頂いたようだったので補足。

先ず、「マイノリティとまで言って「月経カップを使う人」をコミュニティ属性にしている時点でうわあと思ってしまう」、という指摘に関して。

文章内で”マイノリティ”という言葉使用したことに関しては、単に”少数派”という意味使用したつもりだったが、意図しない含みを連想させる言葉であることも確かだと思ったので、そのまま”少数派”に訂正した。文章の至らなさがあり申し訳なかった。

そして確かに話を分かりやすく進めるために「月経カップを使う人」をひとまとめのように表現してしまっている部分はあるかと思うが、勿論、月経カップユーザー特定属性に押し込めたい意図はなく、私の主張はむしろその真逆のところである

月経カップユーザーが閉じたコミュニティになっていかない為にも件のレポートがバズったことには良い作用があった、という事を書いたはずだったのだが、この日記レポート主の方に向けて月経カップを「庇え」と言っているように受け取られてしまったようで残念だった。

また、「ナプキンネガキャンをしている月経カップユーザーだって居た」、という指摘については、もしその「ネガキャン」の内容がナプキン使用している人を不当に貶めたり、偏見のある発言をしていたということなら、私が問題視しているのはまさにそういう声や、この日記コメント欄にも発生している「布ナプキンの方が云々」のような発言のことだ。

元々この日記レポート主の発言に向けてではなく、あくまでその流れに便乗して乱暴発言をする人たちを危惧して書いたものだったが、結局レポート個人の気を悪くさせる結果になってしまたことについては申し訳ないし、ここで交換日記めいてしまうのも良くないので以後は更新しないことにする。

2020-09-06

「私はオタクですが」と言いながらオタクを叩いているのは9割が35歳以上の独身特撮オタク陰キャ腐女子であるらしい

一昨日オフ会出会った特撮オタの人(この人は陽キャで既婚)からとても面白い話を聞いたのでこちらにまとめておく。





最近オタク市民権を得てきたとか調子に乗りすぎだと言われる。確かに一部のオタク界隈は間違いなくそなのだが、オタク全体が解放されたわけではない。

市民権を得たのはソシャゲやってるライトオタクアニメ漫画などが好きなやつらだけ。その他のオタクは相変わらず隠れることを余儀なくされている。

その代表格が「独身の」特撮オタクフィギュアオタクだ。特撮オタクは直にイベントにいってはじめて一人前と呼ばれる。仮面ライダーを欠かさず視聴しているだけでは輪の中に入れない。特撮系の5ちゃんねるでジゴワットレポートの人の陰口をたたく数の多さがそれを物語っている(らしい)。

アニメなら共通話題を出しやすいが、特撮ものはそうはいかない。必然的孤独を強いられるし、フィギュアなどを買っている人間特にそうなる。彼ら彼女らにとってみればオタクというのは未だに隠れるべきものであり見つかれば叩かれるものなのだ

特に同志を得られなかった特撮オタは自由にふるまうオタクを見ると嫉妬意識だとかオタクの鉄のおきてを破った人間への嫌悪感で狂いそうになるらしい。そしてアニメオタクを叩きたいという欲望を強烈に募らせるのだ。俺様がこんなに我慢してきたのになんでお前らは自由にふるまっているんだ。許せない、というわけだ。

また、特撮オタクは金がかかる。そのため、薄給人間特撮オタをやっているとそれ以外のごらくがなにも持てない。その結果、独身で、特撮以外何も持たない限界オタクが出来上がる。こうした限界オタクは、自分精神を保つために選民意識を持ちやすい。そして「我々特撮オタクこそが真のオタクである」というトンデモ理論が生まれるのだ。特撮はただでさえ正義を訴えるコンテンツが多く、特撮を見すぎると悪と戦うヒーロー願望を持ってしまうのだという。陽キャさんは半分冗談ぎみに「萌えアニメよりは有害度が高いかもしれないなw」と言っていた。

そんなわけで、オタクへの嫉妬と、陰キャをこじらせて我こそは真のオタクという選民意識を持った特撮オタク一定割合誕生する。素直な人間は、その嫉妬心や憎悪をそのままむき出しにする。しかしこれにあれこれと理屈をつけ始めるやつがいてそういうやつらがネットオタク自称しながらオタク叩きをするらしい。

この選民意識同調やすいのが「BL」界隈の腐女子のうち、友達が少ない陰キャである。これまた腐女子一口でいってもいろいろいて、多くの腐女子はBLだけが好きなのではなく多趣味であり友達も多いそうだ。ところが、どっぷりBLにはまった結果リアル友達がいない類の腐女子特撮オタと同じように選民意識を持ちやすい。また、一定年齢以上の腐女子は、長年の迫害の結果オタクは隠れているべきであるという意識特撮オタ以上に強い。その結果として隠れてないオタクたちを見ると嫌悪感をむき出しにするのだという。言われてみると、はてなブックマークオタク叩きをしている人間の多くは年配の腐女子であるな。

こうして陰キャ独身男性特撮オタと陰キャ腐女子は「陽キャオタクが憎い」という理由で結託しているのだという説明だった。

さすがに大げさすぎるので信憑性がどこまであるのかはわからないが、特撮オタク腐女子界隈の人から賛否あるだろう。

ただ一部は真理が含まれているような気がする。少なくとも思い当たる節はあった。

2020-09-05

申真衣×スプツニ子!対談、「代理母」はタブーか?

 2020年4月号の「VERY月刊女性ファッション誌)」上で行われた対談記事が物議を醸し、Twitterなどでひととおり話題になった。生命倫理格差社会フェミニズムという三本の矢が同時に折れた全方位型の炎上だったのだが、当該記事は既に削除済み。魚拓は以下から

https://matomedane.jp/page/58758

 この対談においては、卵子凍結と代理出産というセンシティブトピックが扱われた。当該記事の中で、スプツニ子!氏は自身卵子凍結をしたことを明かしたうえで、モデル・申真衣とともに「ブランドバッグや海外旅行とそう変わらない金額」、「成人式の振り袖より卵子凍結をプレゼントする方がずっといい」という文言を引っ提げて卵子凍結を読者に強く勧める。ふたり話題代理母へと移り、「卵子凍結の次に来るのは代理母だと思うんです」という申のビジネスライク発言に、スプツニ子!氏は「その流れは必ず来ますね」「そもそも男性って女性パートナー代理で産んでもらって、親として認められているのに、女性けが自分で産まないと認められない、なんておかしい」と同意を示していた。卵子凍結や代理出産といった選択肢を気軽に選べる「特権女性ふたりによる対談には、代理母になるのはどこの誰なのか?という重要トピックが欠落しており、Twitterには批判的なコメントがあふれた。

この炎上を受け、対談に登場したスプツニ子!氏は、9月5日10:07に自身Twitterアカウントで以下のようなコメントを発表している。

そもそもですが、私はキャリアのための代理出産に反対です。(中略)結果として、まるで私が代理出産積極的に推奨しているかのような受け取られ方がされてしまいました。(中略)誤解なく様々な視点を伝えるために、私自身も勉強する必要があると痛感しました。皆様の大切なご意見を有難うございました。

 この文章を端的に翻訳すれば、「私は代理出産を非推奨ですが、皆さんは誤解してしまいましたね」であるVERYの元記事からは、氏が「代理出産を非推奨である」という主張を読み取ることは困難だったが、この記事第三者であるライターエディターによって編集されたものであることを考慮すれば、確かに事実が歪曲され、誤解されやす文脈提示されていた可能性はある。なにより、本人がこのようなコメント署名入りで発表している以上、我々はこれを信じるよりほかない。氏は当該ツイートの添付画像の中で「代理出産の諸問題についてはVERY以前にインタビューを受けた記事でも触れている」とも記述している。そこで、いくつかの記事を実際に読んでみた。

30代前半から後半という、いちばん仕事楽しい時期と、女性妊娠出産タイミングは丸被りなんです。人類テクノロジーサイエンスでいろんな課題解決してきたのに、妊娠出産だけは野放し。卵子凍結も本当はもっと早くからみんなやっていいのに。私はアーティストとしても妊娠出産概念とかタイムリミットを変えたくて。 (中略) 代理出産って倫理的によくないともいわれるけど、男の人って古来から女の人に代理で産んでもらっているじゃないですか。「僕の子どもを産んでください」って。どうして私も代理で産んでもらえないのかと思ってしまうけど(笑)

出典: https://madamefigaro.jp/culture/news/191105-tiff-women-in-motion.html

もしテクノロジーでそれ(※代理出産)が可能になったら(実際、既に可能だけど)女性男性と同じように自分の子を誰かに代理で産んでもらっちゃダメなのかな? と最近考えるようになりました。代理出産というのは今も賛否両論あるトピックで、国によって合法非合法と状況も違いますが、これからもっと様々な角度から議論されても良いのではないかと思います

出典: https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/111100138/112100004/

「一番仕事楽しい時期である30代って、女性妊娠出産タイム丸かぶりなんですよね。仕事クリエイションが大好き、という女性たちには(キャリア上の不安で)怖くて踏み切れないという同世代が多い。(中略)男性は古来からずっと女性に“代理”で産んでもらっていますよね。だから私もなんで産んでもらえないの?と思います」と、最近卵子を凍結したことも交えながら語った。

出典: https://www.harpersbazaar.com/jp/lifestyle/womens-life/a29706988/kering-women-in-motion-191107-hb/

 …もう充分だろう。スプツニ子!氏の主張は首尾一貫している。「こっちは男の代理で産んできたんだから、私も代理で産んでほしい」ということだ。代理出産に対する彼女アーギュメントは、常に「男性vs女性」という構図への強烈な反発にのみ基づいている。「女性」どうしの間に生じる格差については一度も言及されていない。少なくとも、「代理出産の背景にある社会構造格差問題」について触れたうえでその有用性を提案する、という展開は見受けられない。そして、その主張は頻繁に「(30代以降の)女性キャリア」と結びつけられている。引用した3本の記事はすべて別の媒体・別のライターによって執筆されたものである。また、有名人実名を出したイベントレポートなどを事務所チェックなしに公開することは出版倫理上考えにくいので、これらの記事はおそらくすべて彼女自身の(あるいは彼女マネージャーなど本人に非常に近い人物の)チェックを経ていると考えることが自然だろう。これらの過去記事からも、彼女コメントにある「私はキャリアのための代理出産に反対です」を読み取ることは相当に難しい。

 代理出産に賛成なら、賛成でいいのだ。実際に、代理出産技術は、一部の人々にとっては最後の砦である同性愛カップル不妊症に悩む女性だけではない。たとえば、病気やケガなどにより、生殖能力はあるが出産という行為母体にとって非常にハイリスクになってしま場合など、ぱっと思いつくだけでも色々なケースが想定されるだろう。卵子凍結にしろ代理出産しろ、その技術必要としている人は必ずいる。「キャリアを維持するための代理出産」を支持しているとしても、自分がそう思っているのなら、そしてその技術で救われる人がいると信じているのなら、そう主張すればいいのだ。嘘をつくこと、それは最も不誠実な選択肢ではないのか。

 VERYの対談は、こういった技術について、女性どうしがオープン議論することができる貴重な場所だった。しかし、ふたりの会話はあくまで「特権階級のおしゃべり」に終始しているように見える。スプツニ子!氏は、格差構造的な暴力についても事前に承知していた、とTwitterではっきり述べている。問題承知のうえで対談に臨み、そのトピックについてきちんと触れるタイミングがあったのにそれを怠ったとしたら ― それは、フェミニズムに携わる者、そして教育者としてメディアに出る者が絶対に取ってはいけない態度だと言わざるを得ない。議論が促進されるきっかけ、多くの人に深い思考を促す契機を自ら潰しているのだからスプツニ子!氏の弁明コメントは、自身過去に主張してきた内容と矛盾するものであり、議論の場としての対談企画の信用度を貶めるものだ。彼女彼女自身に嘘をつき、この国における女性権利についての議論きっかけはまた一つ失われた。こんな炎上、そして「悪いのは私ではなく誤解したライターと読者だ」と言わんばかりのコメントの後で、積極的に同じような企画を立ち上げるメディアなどあるわけがない。本来であればその長所短所含めて公に検討されるべきだった「代理母」の問題は、こうして「タブー」になっていく。

スプツニ子!氏のTwitterでの発言に対して、筆者は強い憤りを感じている(これは余談だが、検索エンジンに引っかからないようにするためか、文書ではなく画像コメント投稿した用意周到さにも半ば呆れた)。しかし、これを原因に彼女のこれまでの研究作品、および彼女所属機関否定することはしない。彼女知識アイデアは誰かを助けることができる可能性に満ちている。過去自分に嘘をつかず、責任他者押し付けず、持論や現在社会が抱える問題点を正しく把握したうえで議論を新たなフェイズへと押し上げることが、ひとりの教育者としての正しい態度だと信じる。

 誰に何を言われようが、あなた身体も心もあなただけのものだ。卵子凍結のための採卵は、無痛ではない。「海外行くより安いよ」「今どき、凍結してないなんて古いよ」と他人に言われたからといって、高額な手術を受ける必要はない。パートナー性別自分自身の体調の問題で、自然妊娠や分娩が困難である人にも、子どもを持つ権利平等にある。「代理母なんて愛がない」「倫理違反だ」と他人に言われたからといって、心から愛する人の子どもを持つ最後の手段あきらめる必要はない。たとえ女性が30代で出産経験したとしても、彼女たちのキャリア子どもたちの安全を守る社会を作るための方法は必ずある。すべての人が色々な選択肢を柔軟に選べる社会のために必要なのはアカデミアの皮をかぶった詭弁ではない。次の世代社会を少しでもマシにするために、我々はここで議論を止めてはならないのだ。

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