はてなキーワード: 墓穴を掘るとは
金払ってプロとセックスしている分にはバレる可能性低い&バレても精々(既婚者なら)不倫程度の問題、独身なら何の問題にもならないだろうに
わざわざ素人とセックスして墓穴を掘る有名人が多発するのが分からん
なんか問題起こるとすぐ女の落ち度ガーというのが出てくるけど
男側の「どこの馬の骨とも分からん女とセックスする」という重大な「落ち度」がスルーされるのも謎
女側はどうせメンヘラだったり失うものもないようなのも多いだろうけど、男側は失うものありまくりだろ?なのに高リスクな事やってんのアホじゃないのか
どこの馬の骨な素人女なんて、後で性加害訴えられるだけじゃなくてやれ未成年だっただの妊娠しただのと何に巻き込まれるか分からん地雷原だろうに
プロは嫌だつっても、そこで喜んでセックスするような女はどうせセミプロみたいなもんだろうし大して変わらないだろうに
セミプロと分かってても「素人」だからいいんだ!風俗嬢とは違うんだ!って幻想がわからん
仮にセミプロでもないガチな素人を騙したり脅したり酔い潰したり薬盛ったりして云々だったらそれはそれで本当にガチな犯罪なわけだが
それなりの社会的地位がある人が何でそんな事やるんだろう。それで得られるものは「素人とのセックス」だけ
謎
reading isn't in anymore = reading isn't popular anymore
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I want Kamina to tell me to believe in the him that believes in me
カミナに「お前を信じる俺を信じろ」と言ってほしい。
→the himなのがミソ
Don't believe in yourself. Believe in ME! Believe in the Kamina who believes in you!
https://www.youtube.com/watch?v=BwFNWyqHHyY
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He is digging himself into his little hole pretty well all by himself.
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There's no driving incentive to push far ahead when already standing in front of the pack, and it's already too late if you start slipping behind.
先頭に立っているとさらに前に進もうというインセンティブがなくなる。そして抜かれ始めたときにはもう遅い。
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結果を表す only to do が for someone to do の形で表される場合がある
Like I finally think I understood, do a word correctly, mark the correct accent for the professor to pronounce it in some way I've never heard of and mark it incorrect
ChatGPTの解釈: The speaker feels they finally grasp the concept, correctly pronounce a word with the appropriate accent, only to have the professor pronounce it differently in a way they've never heard before. As a result, the professor marks the pronunciation as incorrect
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bright 輝かしい 頭の良い
「彼は聡明な生徒だ」と言おうとして He's a blight student. なんて言ったら大変なことになる
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level it up into/to something レベルアップさせて~にする
i ended up leveling it up into a Gardevior.
I'm leveling it up into a sports car
自分の車をスポーツカーにレベルアップ(アップグレード)するつもりだ
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can't be bothered と don't bother の違い
2. 現在形の do not bother は習慣的なことのみ使える
I don't bother cooking (to cook) because it's easier to eat out
3. 個別の一時的な状況においては、can't be bothered を使う
I haven't eaten anything all day and I'm starving. I can't be bothered to cook. I'm going to grab some takeout.
丸一日何も食べてなくてペコペコだ。自炊するのは面倒だから、飯を買いに行こう(普段は自炊しているかもしれない)
ただし can't be bothered は習慣的なことにも使えるっぽい
ソース:https://www.quora.com/Are-cant-be-bothered-to-and-dont-bother-to-equal-in-meaning
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〔魚・爬虫類の〕うろこ
〔チョウ・ガの〕鱗粉
〔皮膚の〕鱗屑
薄片
〈米〉〔容器内などに生じる〕水あか、湯あか◆【同】〈英〉fur
歯石◆【同】tartar
https://eow.alc.co.jp/search?q=scale
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roll off the tongue
表現パターンtrip [roll, slip] off the tongue
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(人)の機嫌を取る、(人)の気に入る
あの人は八方美人だ
she/he loves to get on everyone's good side
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I always had this image in my mind that .... = ~というイメージがずっと頭の中にあった
I always had this image in my mind that 25 was the year I'd get my shit together
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that method doesn't involve actually producing anything of your own.
=You won't actually produce anything of your own with that method.
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Is there a chance that there will be more earthquakes? Or are we in the clear so far?
after quakes can happen several days after
so nobody knows for sure
in the clear
・We can get out of here now that we're in the clear. : われわれは容疑が晴れたのだから、ここから出られる。
The waves seem to arrive any time now
The waves seem to be coming at any moment
津波が今すぐにでも来るみたいだ
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leveled by the earthquake 《be ~》〔建物が〕地震で倒壊する
7.6 is no joke, Turkey had their cities leveled at like 7.4
震度7.6はまじでやばい。トルコは震度7.4で都市部の建物が倒壊しまくった
houses have been leveled, roads destroyed and there's a massive fire.
It’s gonna be hard to sleep through this
こんな状況で寝るのは難しそうだ
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skew 歪める・歪曲する
askew 歪んだ Jaw becoming gradually askew 顎が徐々に歪む
skewer 串に刺す、串刺しにするように激しく攻撃する
eschew 避ける・控える
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Going on A date - お互いを知るためにする単発のデート。それ以降会わないこともありうる。
Dating - デートを何度か繰り返している状態。ただし恋人関係というわけではなくまだカジュアルな関係。(中にはdating = be in a relationshipだと捉える人もいるらしい)
https://talk.collegeconfidential.com/t/going-out-on-a-date-vs-dating-someone/1117057
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A: what does XXX mean? これはなんて意味?
B: where did you find it? it's all about context どこで見つけたん?文脈は大切よ
A: *explains the context the sentence is used in* (文脈について説明)
B: cant make out using this either unfortunately 残念ながらそれを読んでもわからないな
its mostly way too rare for any information レアすぎて情報が見つからん
what book is this excerpt from? それはどんな本からの引用?
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「時間通り」に「間に合う」
on time は時間ぴったりという意味で、in timeはぴったりでなくてもギリギリ間に合っていれば使える
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自分がそうであるという情報を発信してレスポンスを求めているのではないですか?
これは自分が情報を発信したいという、情報を体から発することで得られる感覚を求めているわけではなくて
あなたが「周りからそういう目で見られる、扱いをうける、意に沿った扱いをしてもらえる」事を期待しているのではないですか?
自分が誰かを嫌いだ、と言いたいのではなくて、嫌いであるという意思について、対処を求めて、その対処の必要が発信者である自分にはあるけれども、という問いかけを
「その扱いをしてくれる何か・誰か」に受け取ってもらいその結果を受けられることを期待して、しかしその依頼先が自分では認識できていないため
「公共の場を利用している第三者のうちのだれかにそれを伝達する仲介を頼みたいないしはそこに期待する人物や団体、層があることを期待して」情報を発信しているのではないですか?
夕日に向かって叫びたい、のであればプライベートビーチや人のいない海岸、葦の生えそろった河原に穴を掘って叫んだりしても良いのではないですか?
その情報で行動をする人が出てくることを、自分としては自分に寄り添ってくれるだけでいいと思うのですが、「障害を排除してやろう」とか「その利権は私も求めていた」という人が寄り添ってきたり
望んでいない結果に至らせようという行動の一助としてその声を利用したりする可能性があると思います
純粋にあなたの心のケアのために故も知らぬ誰かの前で、公然で気持ちを吐露する必要性が、関係のない第三者にあなたの普段見せ得ない内部を露呈させることに快感をもっている人でない限り好きとか嫌いとか言う欲求が言いたいという欲求のみであるとは思いにくいのですが、もしあるのならばそうであると言っていただけると、それは仕方のないことだと私も納得します
拳銃や刃物を隠し持っていても実際に使わなければいかにそれを隠れて使用したり練習したりして練度が高まっていても取り締まられることはまずないと思います
検査をされる場所であったり、されるような行動をしていて呼び止められたときは問題になるかもしれません
公然でそれを使用しようとしたり、実際に使用するとすぐにそれを抑止しその行動を抑圧し停止させ妨害しようとする動きに遭遇すると思います
それは「なにかしらの自由とやら」を侵害したり喪失させたり抑圧する目的ではないですよね
「使用した結果が発生しないように」他者のなにかしらの多様な自由と権利を守るためにそれらを損なわせないために取られる措置は「自由を蹂躙する差別」とは呼ばれず「治安行為」とされますよね
なぜ人を殺す自由を阻害されるのか、差別を発言して他者の行動を発生させる原因を作る自由を問題とされるのか、自由とはなにかみたいな事になるかとおもいますが
自由とはあなたが思ったことをなんでも解放していい という事ではなくて
ではないでしょうか
犯罪者にもなれますし差別者にもなれます 結局行動はできるわけで他者の自由や権利はあなたの行動を阻害する要因とはなりえません
自身の考える倫理や道徳にしたがって行動をすることができます 両手が拘束されているわけでもなく外にでたら警察が後ろをついて回るわけでもありませんから
これは「していい」ではなくて「した結果どうなるかを得る事ができる」自由なのではないですか?
もちろんそのためには「する」必要があるわけで、他者に影響のある場所で行動をすると他者はその行動について何らかの影響を受けるはずです
あなたが影響をあたえてだれかが影響をうけて、だれかが影響をあたえようとしてあながた影響をうける、これらの行動をする自由と結果を得られるのは自由です
あなたが損をしないために、不自由を感じたりしないために、自由であるために、行動を選択しましょう、と言っているのは抑圧でも規制でもなく、自由を拡張し満喫するためのガイドとなっていると思います
もしそれを行動にうつしたらどうなるのか、ということを実際の行動以外で表現する手段もアートという形で認められています
そこまで出来てなぜ実際に行動してはならないのか といわれると してもいい けれども結果如何では社会的にあなたを自由を「抑制なき行動で他者の権利と自由を損なわせる可能性がある」ことから遠ざけるべきだと措置をされる可能性もあるということです
あなたが嫌いだと行動したその目的と同じことを、あなた自身が受ける可能性があるということです
人を呪わば穴二つ、とはことのことですね
他者の墓穴を掘る分にはかまわないのですが、そこに人を落とし込んだら、そういう行動をする人むけにあらかじめ墓穴が用意されているのでそこにあなたが押し込められる
人を憎しと殺したら、殺すような人はいかしておけないと殺されてしまう
そういうことではないでしょうか
そのうち墓穴を掘ることになるぞ。
1年以上前のことではあるがTwitterのフォロワーと1対1のカラオケオフしたがその後無言でブロックされた
ブロックというか相手は鍵垢なのでブロ解されてブロックも同然となった
その直後は完全に拒絶されたんだなぁ程度に気楽に考えていたが、ひょっとして相手は1年や2年経ってから、後になってあることないこと触れ回るんじゃないかと思うとすごく不安になった
セクハラや乱暴の一切の自覚はないが強いて言うなら縁を切られた心当たりは以前に会ったときは相手が遅刻したから奢ってもらったがその時は割り勘にしたくらいのことだ
連絡を取る方法もあるにはあるけれど連絡を取るのはストーカーのようで墓穴を掘るようで
思い出しては不安になって、もし自分がこの名義のまま何か活動を始めたとして
【ヘイト条例「合憲」初の判断】https://t.co/Vj6zbeFVRt
大阪市のヘイトスピーチ抑止条例が表現の自由を保障した憲法に反するかどうかが争われた訴訟の判決で、大阪地裁は17日、合憲と判断した。ヘイト条例を巡る憲法判断は初とみられる。— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2020年1月17日
条例も合憲、本件「認識の公表」も合憲としました。不明確性、過度広汎性、プライバシー侵害、手続保障違反も判断の上退ける包括的な判断でした。住民訴訟という搦め手から争えることを示した点でも重要かと。他の自治体での条例制定の後押しにもなるかもしれません。 https://t.co/Y5kgqVdwf6— 曽我部真裕 (@masahirosogabe) 2020年1月17日
ヘイトスピーチ条例がどうたらとか言っているから川崎の方かと思ったら、保守速報もやられた大阪市の方か。
個人的にはこの手の条例自体あまり好ましいものではないと思うけど、大阪市の方は晒し上げ食らっているのは割とアレな人ばかりだから、こうなるのも当然と言ったら当然かもね。
そしてこれで川崎市が図に乗り、またリベラルや左翼の方々が墓穴を掘る所までやらかす様な気がするのは気のせいか?
しかしこの手の国政で無理だから、地方条例から規制をしていき国政に圧力をかけるやり方は本当に気に入らないな。
息も絶え絶えにリングの上に転がりながら、ウォーズマンはロビンマスクにこう尋ねた。
「だれかオレの顔を見て笑ってやしないか?」
ロビンマスクは彼を見つめ、力強く声をかける。
「だれも笑ってやしないよ」
心から安堵すると同時にウォーズマンの全身から力が抜けていく。
それを抱きとめながらロビンマスクは涙をこぼす。
こんな感動的な場面から始めたい。
これは漫画「キン肉マン」に登場する一人の超人、ウォーズマンについての一つの考察である。
ウォーズマンはロビンマスクの弟子として、漫画「キン肉マン」の第8巻、
人間とロボットの間に生まれ、そのどちらにも属さない「ロボ超人」である彼は登場時、
針状の爪を発射する武器、ベアークローを使って対戦相手を惨殺、
練習のためにグラウンドを走る死刑囚149人のうち148人を殺害、
キン肉マンの仲間であるラーメンマンの側頭部を抉って脳漿に穴を開け、
植物状態にするなど、攻撃の残酷さでいえば作中随一ともいえるだろう。
しかし、そのような残虐さに反して、転んだ子供に手を差し伸べて助けようとしたり、
前述した149人の死刑囚の中でも老人だけは見逃したりといった優しさが
性根は優しい彼を残虐な戦いに駆り立てたのは一体何だったのだろうか。
ロビンマスクは作中、「超人オリンピック」のリング上でキン肉マンへの攻撃の手を止めたウォーズマンに
「また くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活にもどりたいのか」と尋ね、
ここから想像されるのは、彼が故郷のソ連で置かれていた厳しい状況である。
この後、キン肉マンとの闘いを通して彼は残虐さを捨てたクリーンな戦い方の大切さに気付く。
そして、対戦相手のマスクを剥いだ方が勝ちというルールの中で、
ウォーズマンは自身が単なる超人でもロボットでもない「ロボ超人」であることを嘆き、
どこにいっても爪弾きにされ、いじめられ続けた日々を回想して「地獄の生活」だったと称した。
いつしか自分は超人やロボットを「血まつりにあげることがいきがいとなった」のだと彼は語る。
やがて雷鳴に照らされた彼の素顔は、人間でも均整のとれたロボットでもない、
それを見つめるキン肉マンとその婚約者ビビンバの顔も稲光の中で無言にこわばっている。
彼の素顔から受けた、誰も何も発せないような衝撃、
それが登場人物の表情のみを並べることで読者に鋭く突き付けられるのだ。
ウォーズマンの「素顔」は非常にドラマチックなやり方で我々に提示される。
醜い、恐ろしい、そう思ったとしても彼を気遣えば口に出すことができない、
いわば配慮のリアリティとでも呼ぶべきものがこの場面には備わっており、読者ですら、
ウォーズマンの顔からどのような印象を受けたかをあえて言葉にしないように努めてしまうのである。
彼の生い立ちや素顔についての問題はここで一度大胆に明かされたのち、しばらくはその影を潜めている。
残虐を捨て、キン肉マンら「アイドル超人」の一員となったウォーズマンは、
「黄金のマスク」編においては作品舞台として(「黄金のマスク」を巡る戦いはウォーズマンの体内で行われる)活躍し、
仲間を支えながら友情を深めていく。
そして、もはや誰もが彼にまつわる悲劇を忘れ去った頃、冒頭の事件が起きるのである。
彼は師であるロビンマスクとタッグを組み、共闘することとなった。
この時の対戦相手はネプチューンマンとキング・ザ・武道の二人が結成した「ヘル・ミッショナルズ」であり、
ロビンマスクは仮面をつけたネプチューンマンの正体がかつての好敵手、
やがてそれは証明されるが、ネプチューンマンは正体を知られたことを理由にロビンマスクを殺そうとする。
ウォーズマンは師を助けるためにリングに上がるも技を決め損ね、ネプチューンマンに仮面を外されてしまう。
彼の素顔を見た観客は衝撃を顔に浮かべ、ウォーズマンはなんとか仮面を奪い取って、再び顔に装着する。
彼が仮面を外され、再び装着するまでの間に挟まる以下のセリフは注目すべきだろう。
ネプチューンマン「(注:ウォーズマンに対し)醜い顔を隠すために覆面超人の道を選んだのであろう」
ロビンマスク「これ(注:仮面)をウォーズマンからとりあげることはあまりに残酷だ!!」
ネプチューンマンがウォーズマンの素顔を「醜い」と指摘したとき、ロビンマスクは特にそれを否定しない。
それどころか、仮面をつけずに戦い続けることはウォーズマンにとって残酷だと断定的に語る。
これはなぜか。ロビンマスクもやはりウォーズマンを醜いと感じ、
それでいて庇うこともせず受け入れているのだろうか。
当然そうではない。再び仮面をはぎ取られたウォーズマンはロビンマスクに、
そして、「だれも笑ってやしない」という言葉に安堵しながら命を落とすのである。
この場面において我々が再確認しなければならないのは、
そしてそれを“笑われる”ことをいかに忌避しているかということだ。
過去に過ごしてきた「くうものもくえず きるものもろくにない すさんだ生活」について指摘し、
ウォーズマンは当時の暮らしぶりを取り巻く貧困と生活の困窮とを思い返し、それを恐れているかのように見える。
しかし、この時ウォーズマンが真に恐怖していたのは単なる生活苦ではなく、当時の自分が置かれていた立場、
すなわち、周囲からいじめられ、疎まれ続ける「地獄の生活」の中で精神的なダメージを与えられることだったのだ。
ロボ超人であることが理由で受けた誹りや嘲りは彼の心に未だ深く陰を落としていた。
アイドル超人として仲間たちと友情を深めようと、戦いを乗り越えようと、
その陰を完全には取り除けていなかったことが、この場面では悲しみと共に明らかになる。
彼の陰を知るロビンマスクがウォーズマンから仮面を取り上げることを「残酷」だと指摘したのは、
仮面をつけずに生きていくことがウォーズマンにとって、自分がロボ超人であることを
突きつけられながら暮らすことと同義であると考えていたためではないだろうか。
彼はここで一度命を落とし、超人墓場で長く労働をすることになる。
それから少しの時が流れ、「キン肉マン」24巻に始まる「王位争奪編」において
脱出に必要な「生命の玉」と呼ばれる宝珠をキン肉マンに分け与えた後、
超人専門の医師であるドクター・ボンベに人工心臓をもらうことで生き返り、
この時の手術のミスのせいで彼は一度ほぼ戦闘能力を失ってしまうが、
再び登場時のような残虐な戦い方へ、そこからクリーンな戦い方へ、と復活を遂げる。
この「王位争奪編」は、キン肉マンがキン肉星の王として戴冠する場面で幕を下ろした。
平和になった世界の中、ウォーズマンはアイドル超人の一人として、
「メディカル・サスペンション」と呼ばれる特別な治療を受けることになり、長らくの療養生活を送る。
そして順調に体力を回復した彼は、「完璧超人始祖編」で再びリングに立ち、
宇宙から襲来した「完璧超人」たちを迎え撃つことになるのである。
しかし、ここで再び悲劇が起こる。ウォーズマンとその対戦相手、
対戦相手であった”完璧超人”ネメシスはロビンマスクを破った後、
塔状に組まれたリングからその体を突き落とし、砂丘に埋めてしまう。
「墓穴を掘る手間を省いてやったのだ」と語るネメシスの言葉を聞き、
慟哭しながら懸命に砂を掘り起こすキン肉マンの姿は非常に印象的なものである。
この場面において、ロビンマスクを失った悲しみをこれまでの感謝に代え、
続く戦いに向けて決意を固めていくキン肉マンと、
戦闘が始まろうとする中にあって敵に背を向け、
もはや姿の見えない師を思って涙をこぼすウォーズマンの姿は対置され、
対して師匠と弟子の関係にあったウォーズマンとロビンマスクとの関係の違いを示している。
その違いは続くポーラマンとの戦いからも読み取ることができる。
ウォーズマンはこの戦いの中でロビンマスクを失った悲しみから暴走し、自身の戦法を見失ってしまう。
テリーマンは彼を見て、普段の「計算され尽くしたクレバーな戦いぶり」とは逆の、
「ガムシャラに向かっていくだけの戦闘本能の塊」のようだと口にするが、それも当然のことである。
キン肉マンにとって、ロビンマスクはあくまで自分と共に成長していく超人の一人であり、
彼を失ったとしても彼はそれをバネに立ち上がって自分なりの戦いを続けることができる。
しかし、ウォーズマンにとってのロビンマスクは戦い方の土台や軸作りに大きく貢献した人物なのだ。
結果として彼はここで師と共に育ててきた「計算」や「クレバーさ」を失い、
ポーラマンに追い詰められ、ウォーズマンは「オレの命などどうでもいい」、
「刺し違えてでもこの戦いに勝利しなければ…ロビンに合わせる顔がない」とまで言う。
ひたすらプログラムとして戦い続けるだけの「ファイティング・コンピューター」だと笑った。
実体のない、いわば幻影のような彼はウォーズマンにこう語りかける。
「お前はいつも自分のことをロボ超人だと気にしているようだが」
「私はおまえをロボだと思ったことは一度もない」
回想の中で、ロビンマスクはウォーズマンに攻撃の仕方を教えている。
もう少しで目標を達成するという時になってぴたりと攻撃の手を止めてしまう。
ロビンマスクは彼を叱りつけるが、よく見るとウォーズマンが攻撃しようとしていた木の陰には子鹿がいる。
ウォーズマンの意図に気付き嘆息するロビンマスクの前で、子鹿は森の奥へと駆けて行く…
「おまえは血肉の通ったわが弟子だ」
「そのことに誇りを持てる超人になってほしい」
「オレハキカイナンカジャナイ」
彼の言葉はこの場面で、機械と人間が何を基準として分けられるのか、
そのような大きなテーマをも巻き込みながら読者の方を向く。
普段のような冷静な戦いぶりを発揮するが、
その背後にある考えを、彼はこのように説明した。
「今までオレはロビンの恩に報いようとするあまり自分の命を捨てるつもりで戦っていた」
「生きるために…ロビンがオレに託してくれた大事な魂を守るために闘う!」
戦いの中にあって「生きる」ために奮闘することはできるか、
「生かす」ことを考えていた時点でウォーズマンは
彼自身が「機械でない」との自覚をもつにはまだ足りないものがあった。
それが、ロビンマスクがウォーズマンに伝えた、「誇り」である。
体は機械であっても心までは機械でないと宣言できるようになった。
「オレハキカイナンカジャナイ」、
そう宣言する彼の言葉があえて機械的にカタカナで表記されているのは、
「あくまでも彼の体は機械でできているが、“それでも”」、という
“それでも”の先、逆説のその先を読者に想像させるためではなかったか。
ここで物語は、生まれ持った肉体の性質を変えることはできないけれど、
心は変えることができるのだと我々に伝えるが、
「ロビンはオレのなかで永久に生き続ける このオレが死なない限り
幼少のころ、自身を「地獄の生活」に追い込んだロボットの体に対する複雑な思い
――憎しみ、悲しみ、怒り――、
それをロビンマスクが与えた誇りによって乗り越え、肯定することに、
最終決戦としておかれたネメシス戦の直前、
すぐにその発言を打ち消し、「生身である半分」では理解できると語る。
ロボ超人である自分を理解するとともにしっかりと受け入れている。
ポーラマン戦で彼は、「超人オリンピック編」を彷彿とさせる雷雨の中、
「醜いツラだ」、「みんなおまえのツラをみて笑っているぜ」と嘲笑されるが、
彼はその言葉を「それがどうした」と打ち消し、師のために戦いを続ける。
自分の顔を見られること、
そして笑われることを臨終の間際にすら恐れていたあの彼はもはや存在しない。
敵を「生かし」、自分を「生かす」ことに注力する。
「キン肉マン」という物語においては、「人は変わる」ということが繰り返し語られる。
そしてそれを超越する新たな勢力へと超人たちはその立場を次々と転じ、
その度に誰かが喜んだり悲しんだりする。
しかし、生まれ持った体だけはどうしても変えることができない。
そんな葛藤や劣等感、「変わる」ということに向けた諦観交じりの強い欲求を
ウォーズマンは常に抱えているが、
そのような「変わらない」ロボットの体が他方、
静かに受け入れるだけの強さを持っている。