2022-12-17

岸田さんは真の愛国者なんだなあと思う

岸田政権が打ち出したトマホーク巡航ミサイル導入による反撃能力の保持、防衛費のGDP2%への増額、その財源としての増税などに対し、古い考えから抜け出せない古式左派の人たちが激しい非難の声を浴びせている。

だが、私の印象は違う。私は選挙では大抵は庶民暮らし第一に考える日本共産党投票しており、自分左翼だと思っているが、岸田さんの今回の英断は大いに評価したいと思っている。

昨今の国際状況を見れば、やはりロシアウクライナ侵攻は衝撃的だった。まさか国際法無視侵略行為を本当に行うとは私も思わなかった。しかロシア侵略を行い、実際にウクライナの非戦闘員一般人に対する虐殺も発生した。

また朝鮮弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、その気になればいつでも本邦領土に弾頭を着弾させることができることを執拗に示している。

勿論朝鮮米帝軍事的圧力に対する抵抗意味もあろうが、それを差し引いたとしても、我が国人民生命に対して危険性がないと高を括る事は政府として無責任であろう。

これらの事を考えれば、国防力の強化は避けては通れぬ道であり、防衛費の増額は人民安心安全のために必要であると認めざるを得ない。

いわゆる「反撃能力」につても賛否両論がある。反対派が言うのは、現在朝鮮弾道ミサイルは固体燃料ロケットであり、かつての液体燃料型のように発射前に燃料の注入などは行わず移動式発射台から即時発射されるので、発射前に弾道ミサイルよりも遥かに速度の遅い巡航ミサイルによる攻撃で発射を阻止することは不可能である、というものである

これは全くその通りで、旅客機並みの速度のトマホーク弾道ミサイルの発射を阻止するのは不可能である

しかし、それとは違った抑止力がある。

こちからもそちらを攻撃できるぞ、という圧力は実際に有効であることは、治安の悪い路上でもよく知られている。絶対抵抗しないと思われている人は狙われやすい。例えば、痴漢に対してその手をピンで刺してやるぞ、という気迫は、痴漢を萎縮させるのである

仮に弾道ミサイルを本邦に発射し本邦人民を焼き殺すなら、その発射基地人間トマホークで焼き殺す。それを指示した朝鮮人民の敵である朝鮮独裁者トマホークで焼き殺す。それでも我が国攻撃できるのか?覚悟せよ。

これが「抑止力である

この抑止力をより確かな者にするためには、数ヶ月間潜航し続けられる原子力潜水艦の導入も有効である目標国の領海寸前から潜水艦発射型トマホーク使用すれば、朝鮮のみならず中華人民共和国の主要都市ロシア東部の主要都市も射程圏内に入る。

さて、ではその財源はどうするのか?今は亡き安倍晋三は財源として国債を考えていたらしいが、こんな無責任な話はない。MMT系の連中は「国債はいくら発行しても問題ない」みたいな話をして俺も一時信じかけたが、実際に日本でもインフレ傾向は始まっていて、小腹が空いたときに食べていたコンビニ惣菜パンや握り飯の値段は上がっている。立ち食い蕎麦ココイチカレーも値上がりしてるじゃねえか。こんな状況でさら国債発行したらハイパーインフレ人民生活は大崩壊だ。最悪の場合国家財政破綻するだろう。

増税は不回避だ。

しかし岸田さんが素晴らしいのは、増税のメインとして法人税を選んだ。法人税企業から徴収する税金であり、しかも大半の中小企業は除外し、大企業対象としたのだ。

https://mainichi.jp/articles/20221215/k00/00m/010/300000c

もし首相河野太郎小泉進次郎ならば、市井の人から巻き上げる消費税増税を行なったはずだ。しかし、人民暮らしを守りたい愛の人、平和主義者の岸田さんは、消費税でなく、人民搾取する大企業から法人税で財源を調達する道を選んだ。

人民暮らし経済的に守りつつ、強い抑止力国防力を以って戦争危機から人民を護ろうとするこの岸田文雄姿勢こそ、まさに真の愛国者であると言えよう。知らなかった、とは言って欲しくない。

  • >岸田さんが素晴らしいのは、増税のメインとして法人税を選んだ。 これには共産党もニッコリ

  • 復興税の転用はダメだろ、震災復興と防衛って違う分野だし 復興させてから防衛しないと何守るんだって話になる

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん