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2015-09-01

「無」を売ってみた

ステマ記事になりますが、kindleで本を出してみました。

無 菱村俊博

http://www.amazon.co.jp/dp/B013R6FGU2/ref=cm_sw_r_tw_dp_Eoz5vb0EER3WZ

なにも入っていない本です。

1月前にAmazonで「無」を販売している記事がそこかしこまとめサイトで取り上げられていたので便乗。

ただあの商品は包装に凝っていてぼちぼち値段もするので、本当の意味で「無」ではない気が。

逆にデータなら完全な形で「無」=nullを提供できるのではないかと思いだしてみました。

KDPの審査に通るかびくびくだったのですが、「無」ゆえにフォーマットのチェックなどもかいくぐりなんとかセーフでした。

ただ実際は完全にnullにすると、ダウンロード後に本が開けないという事象が発生し、

ある種本当に無を誘発することになってしまったので一部工夫がしてあります

初版を購入してくださった数名の方がにはここでお詫びします。

電子書籍の今後ってどう思います

さらはさておき、正直個人が電子書籍を出せるようになったからといって、

市販の本に勝るクオリティの内容を個人が出せるとは到底思えません。

プロの方の同人的な使用法はとてもいいと思いますが、

それ以外のkdpランキングに出てくるのはビジネス書まがいの情報商材が中心。

素人オリジナル小説は吐き捨てるほどありますほとんどがほんとに遺棄され、

うまい棒換算のおこづかいしか入っていない方がほとんどです。

そんな中ででた架空歴史ノートシリーズは私の中で結構インパクトでした。

架空歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編 設楽陸

http://www.amazon.co.jp/dp/B00CP7Y9IK/ref=cm_sw_r_tw_dp_jDz5vb1MN8WQF

こういった書籍こそが、個人出版電子書籍のもちうる力を前面に出した作品だと思います

そのスピード感コスト感、オリジナリティで従来の商業ベースでは到底出会うことのない作品です。

kdpが始まって数年経ちます

以来こういう電子初期だからこその面白い本がどんどん増えて欲しいと思っていたんですが、

なかなか増えない気がします。

どうしても「本」というコンテンツに縛られている本が多いと思います

一方で現実の紙媒体では円周率の本が話題になりました。

というわけで、

私の出している「無」は単なる便乗商品ですが、

これを見た人がもっと独創性のあるふざけた本を出してくれれば幸いです。

「無」を売ってみた

ステマ記事になりますが、kindleで本を出してみました。

無 菱村俊博

http://www.amazon.co.jp/dp/B013R6FGU2/ref=cm_sw_r_tw_dp_Eoz5vb0EER3WZ

なにも入っていない本です。

1月前にAmazonで「無」を販売している記事がそこかしこまとめサイトで取り上げられていたので便乗。

ただあの商品は包装に凝っていてぼちぼち値段もするので、本当の意味で「無」ではない気が。

逆にデータなら完全な形で「無」=nullを提供できるのではないかと思いだしてみました。

KDPの審査に通るかびくびくだったのですが、「無」ゆえにフォーマットのチェックなどもかいくぐりなんとかセーフでした。

ただ実際は完全にnullにすると、ダウンロード後に本が開けないという事象が発生し、

ある種本当に無を誘発することになってしまったので一部工夫がしてあります

初版を購入してくださった数名の方がにはここでお詫びします。

電子書籍の今後ってどう思います

さらはさておき、正直個人が電子書籍を出せるようになったからといって、

市販の本に勝るクオリティの内容を個人が出せるとは到底思えません。

プロの方の同人的な使用法はとてもいいと思いますが、

それ以外のkdpランキングに出てくるのはビジネス書まがいの情報商材が中心。

素人オリジナル小説は吐き捨てるほどありますほとんどがほんとに遺棄され、

うまい棒換算のおこづかいしか入っていない方がほとんどです。

そんな中ででた架空歴史ノートシリーズは私の中で結構インパクトでした。

架空歴史ノート-1 帝国史 分裂大戦編 設楽陸

http://www.amazon.co.jp/dp/B00CP7Y9IK/ref=cm_sw_r_tw_dp_jDz5vb1MN8WQF

こういった書籍こそが、個人出版電子書籍のもちうる力を前面に出した作品だと思います

そのスピード感コスト感、オリジナリティで従来の商業ベースでは到底出会うことのない作品です。

kdpが始まって数年経ちます

以来こういう電子初期だからこその面白い本がどんどん増えて欲しいと思っていたんですが、

なかなか増えない気がします。

どうしても「本」というコンテンツに縛られている本が多いと思います

一方で現実の紙媒体では円周率の本が話題になりました。

というわけで、

私の出している「無」は単なる便乗商品ですが、

これを見た人がもっと独創性のあるふざけた本を出してくれれば幸いです。

2015-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20150831022101

手塚治虫著「マンガの描き方―似顔絵から長編まで」って本にだな、こんなことが書いてある。

手塚先生アシスタントが、ある日こんなことを言ったんだそうだ。

「あーあ、俺たちは生まれてきた時代が悪かった。手塚先生とか石ノ森先生とか藤子先生とかがあらゆることを描きつくした後だから、俺たちにできることはナ~ンも残っちゃいない」

これを聞いた手塚先生はブチ切れたんだそうだ。

あの神様はよく切れる人だってのはおいといて、このエピソードキモは、「マンガの描き方」の初版カッパブックスの一冊として出版されたのは1977年ってこった。

1980年代の人気マンガ

http://nendai-ryuukou.com/1980/comic.html

1990年代の人気マンガ

http://nendai-ryuukou.com/1990/comic.html

200年代の人気マンガ

http://nendai-ryuukou.com/2000/comic.html

2015-08-11

誰が新刊本を買っているのか?

私は月に20冊以上本を読む。

だが新刊書籍はまず買わない。

近所の区立図書館東京)でたいていの本は借りられるからだ。

人文科学系のマニアックな専門書も、初版が4桁に届かないような本も所蔵されているので困らない。

人気図書(東野圭吾宮部みゆき村上春樹三浦しをん等)は長いこと予約待ちを強いられるが、借りられないわけではない。

図書館にない本、時々手にとって参照するような本はAmazonマーケットプレイス中古を買う。

新品、Kindle版より安い。

状態も良く、帯まで付いていることが珍しくない。"新品"だった不良在庫を買い叩いたものだろう。

読み終わってBOOKOFFへ売る時も、綺麗だから悪くない値段(100~200円)で買い取ってもらえる。1020円で召し上げられることは少ない。

雑誌もまた、図書館やdストアで読める。

ただ、雑誌のような「広く浅い情報」を扱う媒体存在意義のものが危うい。

「広く浅い情報」はネットで手に入ってしまうからだ。

インターネット普及期、真っ先に廃刊したのはコンピューター関連の雑誌であった。ITリテラシーの高い者がまず最初雑誌を買わなくなった。

もうこうなると新刊書籍ダイエット本と宗教の本しか売れないのではないか。

それと、いち早く話題キャッチアップしたい人が買うような本(足の早いタレント本とか)

あるいは荒俣宏先生のようなビブリオマニア、美装本や書棚に並ぶ背表紙を見て満足するような御仁なら"新品"にこだわるかも分からない。でもそんな人ほとんどいないよね。

しかしどういうわけかAmazonにも書店にも新刊書籍はある。いったい誰が買うのだろうか。

追記:図書館を利用すると結果的にたくさんの本が読める

懐を気にする必要がないから大量に読める。

「1200円損したわ!」ってブチ切れる心配がないから冒険できるのね。

ブコメへのレス

◯本をたくさん読む人と、年間でそんなに買わない人では、購入の意識が違うのでは。

 YES!

購入者ブコメのような寄付感覚の高貴な人ではなくて大多数は衝動買い

 ピース又吉「呼んだ? ちげぇ、読んだ?」

漫画はひたすらに新刊で買う

 既刊セット購入→読破→まとめて売る。のコンボは懐に優しい。

 それにコミック場所取るよね。

◯使える(蔵書数や読書スペースなどが充実した)図書館がない!

 同じ自治体内の他館から取り寄せれば良いのでは?

 あと、図書館で本読むのは無理。

 暇なオッサンとホームレスの溜まり場になってる。今頃だと夏休み中のガキがうるさい。

  ・図書館を占拠するホームレスにブチ切れている話 http://anond.hatelabo.jp/20150727174606

◯ふと参照したいときに持っておくと便利

 立花隆宮崎哲弥みたいに、何件もマンション買って書庫代わりにすると便利(無理)

ニッチ雑誌、とかかなあ、買うのは

 ニッチ雑誌買う気持ち、分かり過ぎて困る。

 新刊買い逃がすと、古本屋マケプレで高騰した既刊買うハメになるんだよな。

◯専門分野は近所の公立図書館じゃ全然足りないから買わざるを得ない

 海外出版社から取り寄せたり、大学図書館で大量の論文コピーしたり。

人柱人材が意外といる

 イノベーター(横文字)

◯年を取ると相応の対価を払わないと気持ち悪くなるから

 ま~た、バブル新人類世代以上の説教か。

 時計や車にカネ溶かす老害は、若年層の経済的現実を知るべき。

◯昔から古本屋をよく利用するのだが、著作者に直接還元できる方法がないものかと、いつも思う

 もしカスラック古本の"マネタイズ"を考えたら(もしカス

◯蔵書の多い図書館の近くに住むというライフハック

 ネズミの国のおかげで、浦安市図書館は蔵書が充実しているらしい。

大学図書館にどっぷりだと近所の図書館なんてちょっとなあ

 大学図書館は最強だよな。

◯初読は基本的に全て図書館

 賢明

 いきなり新品買っちゃうのは情弱

図書館って返却期限あるから、買うよりも逆に読書が捗ったりすることもある

 知的ライフハック

◯沢山本を読む人は極小

 それな。

◯そんなに突き詰めて考えることじゃない

 読書社会よりも大切です。

◯最も高くつくのは読んでいる間の「時間

 時間が貴重だからこそ、図書館を利用するのです。

「この本ダメだな……」と思ったら、すぐ読むのをやめる。

 買った本だともったいない気がして、最後まで読んじゃうよね。

◯身銭切ってないので真剣味が足りない

 分かる。

 なら、密林で古本買おうず。ベゾスとせどらーお布施

ブックオフにないものは新刊で買うことが多い

 BOOKOFFせどらーにかっさらわれていて、品揃えがショボイ。

 もっぱら売りに行く場所だね、あそこは。

23区内と、23区外(多摩横浜大阪福岡も)とでは、図書館密度が5~10倍違う

 ダウト

 日本図書館 蔵書数ランキング TOP100(2012年http://10rank.blog.fc2.com/blog-entry-231.html

 ※訂正とお詫び

  図書『館』密度のことか。すまん。

クリエイターお金が行くように行動したほうが良いと思う

 分かる。

 でも税金納めてるし、カネがない人はある程度文化的献金免除されても良いと思うんだ。ほら、貧困層無料オペラ開放してたのと同じだよ。

図書館に足を運んで千円程度浮かすというのは、割に合わん

 ネット1020冊予約してカウンターでまとめて借りる。書店で買うより楽だし速い。

図書館という言葉は知ってるけど図書館を知らない人はけっこういる

 ……え? そんな人いるの?

エロ本を忘れてるよ

 コンビニ店長が「エロ本買うのは年長者」って言ってたな……

◯待つコスト考えたら買った方が安いのでは?

 待っている間に他の本読んだり、別のタスクをこなせば良いかと。

 どうしても早く読みたいなら買えば良いと思う。

◯「人文科学マニアックな専門書も」って、逆に一番新刊で手に入らないジャンルじゃないですか

 完全に盲点だったわ。

キンドルでも買います

 Kindle PaperwhiteUXには絶望した。

  ・絶望した! Kindle Paperwhiteの出来の悪さに絶望した! http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20140722235006

 他方、液晶タイプFireiOS,Android,Windows,MacKindleアプリ)は目が疲れる。

 それと、Kindleを含む電子書籍サービスの終了が怖い。

◯街の本屋にも残っててほしい

 実店舗利用する動機分からん

 ネットに勝る点って、立ち読みできることくらいだよな……

 品揃え圧倒的だし、本の評判チェックできるし、検索かければ一発で本見つかるし、まとめて借りられる(買える)し。

◯手元に置いときたい

 所有欲理解できない。

 本そのものはただの紙とインクの染みじゃないか。

 重要なのは書いてあることというか、情報

 むしろ場所を取るっていう意味で本は『負債』だよ。

◯いきなり中古本になるわけじゃないよ

 潰れた本屋在庫書店から返本された在庫の一部はいきなり"中古本"になりますね……

図書館で借りた本を読まずに返す率の高さよ

 2週間で読めないの?

 期限決まってるとノルマ課せられたような気分になって、否が応でも読まない?

 っていうか読めよ(押しつけがましい教養主義

お金に余裕がある人じゃない?

 禿同

図書館が買ってるんじゃないのか

 五大文芸誌発行部数各約1万(全国の書店数は1万3千強)

 本屋一軒に対して1冊ない計算になる。ネット経由の販売加味するとさらに減る。

 しかも1万部のうち大半は図書館に納品されてるから本屋の取り扱いはもっと少ない。

 ちなみに文芸誌の主な読者層は『小説家になりたいなぁと思っている専業主婦

 文芸誌以外の書籍? 想像するだに恐ろしいわ。数万部でも『よく売れた』とか言われる業界からな……

◯読み返すから買うよ

 私も一部の本は読み返す。

 でもせいぜい三ヶ月、半年程度のスパンで読むだけだから、その都度借りれば良い。

 週一とかで読むの? 暇なの?

◯2週間借りただけで中身が消化できるなんてすごいね

 一度読めば内容理解できるでしょ……

 それともスルメ本のこと言ってるの?

2015-06-12

本を出せば即印税がっぽがぽで左うちわみたいな印象を持ってる人って少なくないんだろうか。

契約条件にもよるが、一般的印税率は10%。例の本は初版10万部だっけ?(豪気ですな) 単純計算だと価格1,500円×0.1×10万で1500万円。

でもたぶんこの額は手に入らない。10万も刷ったら余る。返品されまくると思うし、ブックオフにも大量に出回るだろう(類似例: KAGEROU)。

初版部数がでかいから保証部数は3割として3万部、450万円。これが発売後に払われて、あとは年に一、二度実売部数に応じて振り込み。

ロングセラーになって何度も増刷がかかれば定期収入にもなるだろうけど、まあそういうタイプの本じゃないでしょう。

例の出版のものの善し悪しは横に置いといて、いまどき本がドーンと売れること自体レアだし、まして印税で一生安泰なんて無いに等しい話よ。

2015-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20150611182118

初版10万部刷っているので印税は1500万程度になる予想がされている。

2015-06-09

ノンフィクション作家の末路

前に読んだことのあるノンフィクション作家

最近名前見ないなと思って検索したら、一線を超えていた。

以下、本人のtwitterプロフィールからひとつずつ突っ込んでいく。

作家

→調べたら最近紙の本の出版はなし。

死にかけ体験8回。

→前は3回くらいだったから数年で5回も死にかけたのか。

趣味仕事は旅と冒険弓道ジョグジェットスキースノボ

→前から好きな人だったようなきもするが、スノボしてたのは初耳。

懸垂毎日100回等。

→見るからにひ弱そうなんですがね…。

カジノと株はほぼ常勝。

→「ほぼ常勝」って日本語まれてはじめてみた。たまに負けるってこと?

世界紀行120カ国余。

→紀行って旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章じゃないの?出版されてるんだろうか。

単著は約100点余。

アマゾンで調べても100も出てこない。国会図書館でも100も出てこない。

オリジナル電子書籍別に220点超。

電子書籍題名変えたり、章ごとにわけるなどして冊数稼ぎ。そしてどれも売れてない模様。

不定期有料マガジン1万7500部。

→1ヶ月メルマガさなくても誰から文句を言われない。

Twitterフォロワー数が17,200人くらい。メルマガ購読者数のほうが多いという謎。

著書累計725万部。

→調べようはないけど多分嘘。

中堅会社CEO東南アジアに7法人代表

→調べても全く出てこない。

という感じ。なんだか残念な人になっていた。

この他にも、ネット界隈を見てみると、

財産東北被災者寄付

税金問題を指摘され貸与に変更。ただ誰から感謝言葉もないし、ニュースにもならない。

震災直後に自著増刷

出版社に問い合わせたが初版しか出ていない。

Amazonにて自著のレビュー自作自演

→自著だけに飽きたらず他人に☆ひとつレビューを書き込む。

はい文章書いてたはずなのに、この有り様。

人間どうなるかわからないですね。

2015-05-16

図書館とはどうあるべきか

【日本の議論】悪い図書館「究極の寄贈図書館は東京拘置所」…市民にとって“気持ちいい図書館”が本当に良いのか(1/4ページ) - 産経ニュース

最初は、

「本はタダで読むもの」との認識が広がった

という主張はどうかな、と思ったが、あながち間違いでもなさそうだ。

b:id:wackunnpapa ところで佐藤義亮は新潮社を立ち上げた後,角館町公共図書館に自社の出版物をせっせと寄贈していたはずですが,自社の歴史に泥を塗るつもりかい石井さんとやらは。

b:id:tamasuji 世の中には買いたい本と借りて済ませばいい本があり、買いたいと思える本は少ない。

スーパー試食コーナーでタダで食べられるから、売り物もタダだろみたいな理論賛同が集まる。かと思えば、買いたいと思うほどじゃないから違法ダウンロードしてもいいだろ、みたいな意見もある。なるほど、程度が低い。

出版社が主張したこと

さて新潮社石井氏は、図書館に対して

せめて増刷されそうな本については6カ月、図書館での貸し出しを猶予してもらえないか

しか(少なくとも記事中では)要望していない。それが図書館にとって受け入れ難いものだろうか。あるいは文化的な何かが衰退することに繋がるだろうか。

出版社とは元来(当然ではあるが)利益を追求する。そう言った意味で、図書館古本屋を目の敵にしてもある程度は理解できる(しか賛同はしない)。コメントでも

b:id:bogus-simotukare 新潮社のアホは本が売れないのを図書館のせいにすんじゃねえっての。そのうち「ブックオフの営業を規制して欲しい」と言いそうな勢いだな。

b:id:kako817v002子供たちを読書に誘う為の手段」とは考えないんですか、そうですか。

b:id:meshupecialshi1 自分達だけが儲かろうとするあまり、頭の悪い偏見肩書きで権威付けて押し通そうとする(よくある)例。しかしこういうのが本当に大手を振ってまかりとおるようになってきましたね。

と、先入観というか決め付けを書き込んでいる人がいたが、今回の主張はそこまで過激ではない。図書館目的に照らしても、速報性のない資料をすぐに貸し出せるようにする必要はないし、スタートダッシュを決めたいという戦略ならば、理解可能な折衷案である図書館あるいは一利用者側としても、一過性のもの費用を充てるより、落ち着いて良書を買ってもらった方がよい。そういう意味で、出版社側の思惑とは関係なく、この提案が実現することを望んでいる。

結論が正しいからと言って前提が正しいわけではない

無論、大抵の人たちが噛みついたのは「図書館のせいで我々の売り上げが落ちた」とする出版社側のイイワケだ。

b:id:shag ついに図書館にまでケチをつけるとは...。

b:id:saki_n 図書館のせいで「本はタダで読むもの」の認識が広がったと言いつつ、8割の人は来てないとか言ってみたり。結局図書館のせいではないと分かってるじゃないか。

b:id:The-Globe 返本率が4割近い、って需要予測ガバガバ過ぎるわ、ドイツ10%とは言わんから20%まで下げろ。日本の本需要は高い方だし物流は早いし図書館が極端に多いわけでもない、外部に問題を探す前に企業努力しろ

b:id:mugi-yama 複本の件はよくわからないんだけど「初版部数の9割が売れれば採算が取れるような価格設定」これがそもそもオカシイような気が…

結局、自分不振理由を分かりやすそうな所に求めているあたりは他と大差がない。外野から見れば、お前らが目を逸らしている問題を解決する方が先だろ、と思ったりするわけだ。しかしだからと言ってそういう輩に攻撃的になるのもナンセンスだ。その内絶滅するので「仇敵である図書館を打倒だ」とか叫ばない限り「おじいさん、ご飯は昨日食べたでしょ」といなすのが吉である

図書館のあり方

老害はさておき、図書館とはどうあるべきか、というのは重要問題である

b:id:xuggbo まぁ娯楽作品は1個ずつしか入荷しないとかい制限必要だと思うけどな。

b:id:ssids かと言って「先生が読ませたい本」ばっかり揃って閑古鳥が泣くタイプ学校図書館みたいなことになっても無駄なわけで。

b:id:nowa_s 時間はあっても金はない人(子供や老人、主婦)が主な利用者だよね。被告人も確かにそうだ。図書館がなく新刊も買えないなら、本が読めなくなるだけ/古い本(古典絶版本)も新しい本(流行本)もあるのが図書館のいいとこ

b:id:teebeetee 利用の指標として貸出冊数を使うのはしょうがないとして、複本は所蔵数で割るようには出来ないのかな。/ところで「図書館も人気ある本の需要に答えて当たり前」みたいなのって意見としては読んだことないんだよな。

b:id:yuki_chika 佐藤優氏が図書館の味方のような書かれ方だが、以前から図書館商業出版を圧迫してると批判していた/書物が「商品」なのか地域・個人にとっての受け継がれるべきナレッジベースなのかは明確な解がない難しい問題

2015-04-12

将棋の件を受けて

開発者のかっこ悪さやルール範囲内(今回は修正不可ルールいまいちだったっぽいけど、それを決めたのは対戦相手じゃない)で戦ったプロ棋士への敬意のなさはおいておいて。

IBMスルガ銀行訴訟マイクロソフトの月次パッチに対する反応の時も少し思ったけど、はてなTwitter界隈の流れを見る感じプログラムシステム完璧さへの信仰、それをエンジニアに当然の如く要求する思いが渦巻いているようで純粋に怖い。

将棋なんか局面10の220乗あり得る(らしい)ので、将棋を適切に行う機能に対するカバレッジ100%検証実施せよと言われたらそれをするしかないわけだが当たり前だが出来るわけがない。

工数システム投資は絞られるのに責任けが増大している気がどうしてもする。初版から潜在不良なしのパーフェクトを求められる環境だとすると我々はどうすれば/どのような心持でいればいいんだ?組み込みなんかそれに近いわけだし教えてほしい。

2015-04-03

http://anond.hatelabo.jp/20150402132311

もちろんだけど、版画で見て欲しい。

でも、いきなり画廊にいって手で持って鑑賞するってのもハードルが高いかと思うので(実際はけっこうこころよく手に持って鑑賞させてくれるよ)、伝わる部分、伝わらない部分をすこし説明しようと思う。

例によって、少し長くなるけれど、お付き合い願いたい。

かなり落ち着いてきたし、ずいぶんと絵の勉強もしたので、前よりもわかりやすく説明できると思う。

まず、色について。

画集はおそらく現存するもので一番古いもののうち、一番いい色のもの採用していると思う。

復刻版の浮世絵の色は、初版、あるいは最も有名な版の摺りたてを目指して作るというものと、摺ったものの経年変化まで考えて作るというものの2通りのものがある。

現在つくられてる復刻版は、ほとんどは前者。

摺りたてを想像して作られてる。

後者は、贋作作製ともとられかねないから下火。

そういう復刻版は明治大正の頃に作られていたんだけど、当時なら50年100年くらい経った浮世絵の再現ってことで、意味もあったんだろうけどね。

いまそれやったら、ほとんど灰色になってしまってよくわからない古ぼけた絵を作るってことだからね。

色については、復刻版のほうが圧倒的に綺麗。

ただ、いくつかの色については、江戸時代の絵の具そのものは使えないらしい。

たぶん、鉛とか水銀とかのように、水道法や毒劇物取締法にかかったりするものや、天然素材資源保護の都合上手に入らなかったりとかだと思うんだが、詳しくは知らない。

それを差っ引いても、色については復刻版から見るべきだと思う。

そういう意味で、画集は残念。

摺りについて

浮世絵には摺りでいくつかの特殊効果がかけられる。

画集ではとても再現できない。

まず空摺り、布目摺りという紙へのエンボス加工。

空摺りというのは、色をのせずに摺ることで紙につけるエンボス加工

たとえばこれ、巻物の縁の部分と、着物の衿の部分に注目。

https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/utamaro063/utamaro063_thumb4.jpg

布目摺りというのは、布を押し当てて紙に布のような質感を再現すること。

たとえばこれ、たなびく布が、本当に布のようなエンボスになってたりする。

https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/hiroshige175/hiroshige175_thumb5.jpg

両方共復刻浮世絵を売ってるサイト画像だ。

これについては生で見ないととてもわからない。

そうはいってもスマホ画集でみたいなら

名所江戸百景の亀戸梅屋敷

スマホ画面で鑑賞するのに適した作品として、まず歌川広重の名所江戸百景の亀戸梅屋敷を挙げる。

実は俺のiPhoneロック画面はこれにしてる。

寝る前によく眺めてる。

ゴッホが模写したとかで有名なやつらしい。

なれないうちは有名どころからいくといいよ。たぶん。

さて、画像検索すると、ピンク色に染まった空の一番上の部分が、ピンクから赤へのグラデーションバージョンと、ピンクから青へのグラデーションの二種類がある。

https://www.adachi-hanga.com/ukiyo-e/items/hiroshige160/hiroshige160_main.jpg

http://www.gogh-ukiyoe-museum.jp/images/kameido.JPG

どっちが本物でどっちが偽物っていうわけじゃない。浮世絵って色の違う別バージョンが無数にある。

さて、それはさておき、俺はこの絵をみるときに、画面いっぱいに広がる梅の木の幹ではなくて、幹のあいから見える、その向こうにいる人だかりを見てしまう。

というのは、画面いっぱいに広がる梅の幹の木肌が滑らかすぎるんだ。

言ってしまえばピンぼけ

木の幹は視界に入っているのに入ってない。

フェンス越しに野球をみてる、そんな感じ。

フェンス越しでも野球がみれるように、手前の木のピンぼけは、木の影から覗いてるという風に解釈してしまう。

ピンク色の空が幻想的で、幹と幹の間から見える遠くの人々の会話が聞こえてきそう。

遠くで友達花見をしてる、それに混じりたいのに出て行く勇気がなくて遠くから覗くしかない俺、っていう架空設定をついつい脳内に作ってしまったりする。

さて、これだけでも手品みたいな画面効果だっていうのに、広重ときたらもう一つ仕掛けをつくってる。

次に、白梅の花に目を移してみる。

そうすると、白梅がとびだしてきやがるんだ。

さっきの野球の例えだと、フェンス越しに野球をみてて、ふとフェンスに焦点をあわせるとフェンスがブワァって飛び出してくるような感じ。

とりあえず、興味を持ってくれると嬉しい。

そんなこんなでまたいずれ。

2014-12-25

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰3

ワナビに向けたラノベ創作技術論の整理と俯瞰1

※本稿は上記を始めとして分割投稿されたものである

ヒロイン

ほとんどの場合ラノベヒロイン必要不可欠である水島飯田は主張する。反例はもちろんあるが、ヒロインを据えたラノベがそうでないラノベよりも圧倒的に多いことは事実である

このヒロインについて、水島は「フラッグシップヒロイン」という独自単語を用いて説明している。フラッグシップヒロインとは、その出会いによって、主人公は平凡な日常から日常へと放り込まれる、という点で特徴を持つヒロインである水島はこのフラッグシップヒロインは一人であるべきで、また傍若無人タイプが好ましいと言う。日常が非日常へと変わるのは多くの物語で最初の1度であり、従ってそういった存在は必然的に一人であらざるをえないと言えること、前述の人物間のギャップを想定する場合ヒロイン傍若無人であるならば主人公は面倒見のいい親切な人物となり、このような人格は読者の倫理観を満足させやすく、ゆえに感情移入させやすい、という点で効率的である。ゆえにこの水島の指摘はこれまでの内容とも矛盾しない。

一部の例外を除いて、ヒロイン主人公に惚れなければならない。榎本はヒロイン主人公に惚れる理由はしっかりと、読者に分かる形で描写するべきだという。一目惚れ場合は「外見に惚れ、次に魂に惚れなおす」という形で段階を分けるべきだとする。

突如登場したこの「魂」についての説明は一切ないが、筆者が理解する限り、この「惚れる理由」や「魂」とは主人公の「行為」であり、精神的な何かではない。

クーンツ登場人物個性とは「行為」によって示されるべきだと言う。これは例えばヒロインは優しい性格の持ち主だ、と説明することよりも、読者がヒロインを優しい性格だと感じる行為描写することの方が好ましい、という指摘である

中の人物はテレパシー能力が無い限り他人の思考を読み取ることはできず、その人物設定の書かれた地の文を読むこともできない。ゆえにその行為によってのみ、どういう人物であるかを理解していくことになる。もちろんクーンツや榎本が指摘するように、それらの行為には動機必要である。現実と異なり、なんとなくで登場人物が行動していくことは読者は作家の思考放棄であり、ご都合主義だとみなす。

従って主人公ヒロインが惚れるに足る行為をなさねばならず、それは作中で明示的に描写されなければならない。

さらに、この指摘は主人公ヒロインに惚れることについてもまったく同じである美少女であるツンデレであるといった属性があるから主人公が惚れるのではなく、当該人物の行為によって主人公は惚れる必要があるのであり、さらにその行為が読者にとっても惚れうるものであればこそ、魅力的なヒロインとして意識づけられるものだろう。

登場人物オリジナリティ

水島登場人物オリジナリティなど不要であり、パクればいいとする。一方で五代/榊はそれを「チグハグで安っぽいもの」と批判する。両者の主張は実のところ特に対立するものではない。

西谷は次のような指摘をしている。

ライトノベル作家を目指している人の原稿を読むと、大ヒットした小説に登場したキャラクター名前だけを変えて自分小説に登場させ、自分ではそれに気がついていないことが多いのです

五代/榊が批判しているのはまさにこうした模倣だと筆者は考えている。水島意識的に模倣しており、さらにそれはバレないようにするべきだ、と言う。バレない模倣とは一体なにかについて水島特に踏み込まないが、この点で大塚既存キャラクター抽象化し、別の値で具体化することが正しい模倣だという。例えばオッドアイという属性を「左右で異なる目を持つ」と捉え、そこから「左右で見える世界が違う」と具体化する。

確かにこれは既製品の加工、変形に過ぎない。ゆえに大塚オリジナリティとは「パターンの組み合わせ」「パターンの再発見なのだとする。この2つは、クーンツの「われわれは古い物語の要素を新しく配列し直しているだけなのだ」という指摘、また榎本の「オリジナリティとは「全く新しいもの」ではなく「読者たちが知らないもの、見たことのないもの」の呼び名だ」という指摘を端的に表していると言えるだろう。

一方、様々な属性ランダムに組み合わせ、新たなパターンの組み合わせを発見しようというワナビは珍しいものではない。スクール水着巫女の組み合わせはこれまでにない!オリジナリティだ!といったそれに対し、大塚は「設定の上だけで奇をてらった個性オリジナリティを追求しても意味がない」と指摘する。

繰り返しになるが、大塚はそれが「主題」と深く結びついていることが必要不可欠であるとする。主題関係性を持たせられず、物語上の必然性もない「オリジナル属性」に価値は無いと言っていいだろう。

プロット

プロットについての学術定義としては例えばフォースターが有名であるが、それらを踏まえてプロット定義明確化した文献はフィールドぐらいしか確認できなかった。

よって本稿においては各説の最大公約数的に機能する定義として、「世界」や「登場人物」の変化を「出来事」とした上で、プロットとは「出来事配列」と定義することとした。

さてこの「プロット」について論じるにあたっては、当然ながらプロット不要論と向き合わねばならない。

プロットに重きを置かない理由はふたつある。第一に、そもそも人生に筋書きなどないから。第二に、プロットを練るのと、ストーリーが自然と生まれ出るのは、相矛盾することだから

キングはこのようにプロットを練る必要などないとする。

このキングの著作を高く評価し、手本としても例に挙げているクーンツプロットに関して次のように述べている。

作家にとって望ましいのは、ただひたすら登場人物たちの進んでいく方向に、ストーリーを方向づけていくことであるというのだ。どこやらあいまいなこの方法に従えば、より「自然」なプロットが得られるというのだ。ばかげた話である

作家登場人物小説の方向や狙いをすべてまかせてしまえば、必ずみじめな結果におわる。

ただしクーンツもごく一部の天才であればプロットを練らずとも名作を書きうるだろうとしていることは事実である。よってキングをその例外であるとすれば上記の見解の相違は回避可能となる。

ところが同様にプロットなど考えたりしないという主張は、例えば宮部みゆきや五代によっても主張されている。彼女らがクーンツより文才溢れる天才であり、キングと同格なのだとすることはさすがに暴論であろう。

しかしここでもこれは単なる手順上の相違に過ぎないと筆者は考えている。

まずキングは「原稿を寝かせる」ことを非常に重視している。書き終えた原稿キングは6週間寝かせるが、それは「プロットキャラクターの穴がよく見えるようになる」からだという。こうしてプロットの欠陥を認識し、書き直し、そしてまた6週間寝かせる。キングは欠陥を認識しなくなるまでこれを繰り返す。

確かにキングプロットを事前に練っていないが、これは推敲における徹底したプロットの練り直しに他ならない。もちろんキングが筆の赴くままに書いてもそれなりの内容を書くことができる、という前提はあるだろう。しかキングもまたプロットを最終的に納得いくまで練り込んでいるという事実は、単純にプロットなど不要だとする主張とは明らかに一線を画している。

宮部もまた、書き終えた後での推敲段階で物語の全面改稿を含む大幅な変更がありうること、よって発表後の現行を改訂できない連載小説などは「よく失敗」すると自嘲し、従って自分のやり方は非効率であるから真似するべきではない、と述べている。

このように彼らの意見をまとめると、プロットを先に練って書くことは確かに必須ではないが、それはプロットを練らないことを意味するものではなく、推敲段階で徹底して練り直さねばならない、ということと理解できる。先にプロットを練ることの効果は後で練るより執筆量の少ない段階で修正できることにあり、効率が良いという点に集約できるだろう。

プロットの手順

以上のように整理したところで、ではプロットを練ればそれだけで自動的に良いプロットになるのか、といえばそうではない。重要なのは魅力的なプロットを作り上げることで、練るという行為それ自体ではない。

練り方という点でラノベ作家陣は様々な「プロットの作り方」を提案している。その内容には「どのように作るか」という手順と「どのようなプロットであるべきか」という構造についての両方の側面があり、極端に言えば前者についてはどうでもよく、明確に意識するべきは後者であると筆者は考える。

従って手順について詳細に踏み込む必要は無いと考えているが、似て非なる様々な内容が提案されている点を簡単に紹介したい。

キング同様、西谷は「最初のシーンから順に次のシーンへと書いていく」というシンプルプロット作成手順を提案しており、そのメリットスケールの大きい物語ができること、デメリット時間がかかることだとしている。

他方、西谷は「主題をもとにして最初のシーンを考え、次にクライマックスとなるシーンを考え、その両者をつなぐシーンを考えていく」という手順も提案している。こちらは前者より物語構造を決めやすく、早く書き上げられる手順だという((この指摘はプロット不要に関する筆者の解釈とも合致するところである))。

水島の提案はこの西谷後者の説に類似しているが、「ヒロイン出会う事で主人公の平凡な日常がどのように変化するのか」「クライマックスで何をするのか」「ラストはどのように終わるのか」を最初に決め、次にその間を繋ぐ出来事を作っていくとするものである

榎本は「(人物)が(行動)をして、(結果)になる」を最小プロットとして位置づける。その上で登場人物たちの目的、遭遇する事件葛藤、対立、成長といった要素を盛り込みつつ、まず200字で作成するという。200字で納得のいくものが作れたら次に400字、800字と同様に徐々に増やしていく。これによって効率的プロット作成できるとしている。

大塚は上記とは全く異なり、下記の項目それぞれについて、暗示的な意味を付したカードオリジナルでもタロットのような既製品でも問題ない)をランダムに割り振ることでプロット作成できるとする。

割り振られたカードの暗示から想像を膨らませることで具体化するという。また、これとは別にグレマスの行為モデル主体、援助者、敵対者、送り手、対象受け手の6種の役割をもつ人や物によって物語構造化できるとする説)によってもプロットは作れるとしている。

これ以外ではさら物理的な手順への言及もあり、例えば榎本は単語帳やExcelで各アイディアカード化してこれらを並べ替えながら考えるのだとしていたり、大塚も場面単位で時刻、場所、人物、行動をカードに書き、それを時間軸に沿って並べて考えるのだ、としている。最後1972年初版であるクーンツの指摘を挙げて本項を終わる。

プロットカードとかストーリー構成リストとかの奇妙な発明品は、どれもかつて、作家アイディアを得るための手助けをすると称して売られたものであり、この手のもの現在もなお売られている。が、実際のところ、そんなものはまともな作家にとって、まったく無価値に等しい。


プロット構造

ラノベ作家陣によるプロット構造に対する言及曖昧なものが多く、またまとまった説明になっていないものが少なくない。

いくつか断片的にこの点について言及している部分を拾い上げると、例えば西谷は「キャラクターに新鮮みがあること」「魅力的なストーリーであること」「類似作品差別化できていること」といった要件を上げており、「魅力的なストーリー」とは何かという点については「主人公に苦労させる」「強い悪役を出す」「魅力的な仲間を出す」「新しい場所を訪ねる」としている。作中でそれぞれの出来事の起こる順番への言及特にない。

水島は順序について言及しているが、「タイトルも含めて最初に読者をツカむ」「ラストシーン一歩手前で盛り上がる」「ラストは短くだらだらせず、良い読後感を与える」「それ以外は読者が飽きないよう時々盛り上がるようにする」というもので、具体性に乏しいと言わざるを得ない。

あえて言えば「どんでん返し」と「天丼」への言及があり、「どんでん返し」はクライマックスの決着、直前、ラストシーン最後のいずれかに位置することで効果的に機能するが、当たれば評価を大きく上げるが外れると大きく下げる点に注意が必要だとしている。「天丼」は意外性があり、重要なことを最初は大袈裟に、二回目は間を空けた上でぼそっということで効果的に機能するとしている。

確かにこれらの要素は盛り上げるための1つの技術ではあるだろうが、プロット構造における要素とは言い難い。

さて、榎本は次のような構造プロットが持つことが望ましいとする。

クーンツもまた、古典的プロット成功パターンとして以下のようなプロット構造を推奨する。

念のため触れておくとクーンツミステリにはまた注意すべきプロット上の必須要素があるとして、それを15項目に別にまとめている。つまり上記だけであらゆるジャンルプロット必要十分条件であるとしているわけではなく、様々なジャンル必要十分条件最大公約数として機能するのだ、という指摘であると筆者は解釈している。

大塚プロット構造については後述するヒックスのそれが参考になるとして作中で丸ごと引用している。しかし同時にプロット本質的構造アラン・ダンデスを参考に「主人公の欠落が明かされる」「主人公は欠落の回復目的とする」「主人公は欠落を回復する」の三段階であるとしており、これは榎本やクーンツの主張をさら抽象化したものだと言いうるだろう。

ところでクーンツの主張するプロット構造は「三幕構成」と呼ばれるものである((三幕構成とは序破急であるという言説はラノベ作家の本でもよく見かけるのだが、あれは世阿弥風姿花伝における序破急概念を正確に理解した上でそう言っているのだろうか。まさか読んだこと無いけど字面的にたぶん同じだろといった糞みたいな思考で「教科書」と自称するものを書いているはずはないので、風姿花伝の解説書、待ってます))。榎本は「起承転結」を用いて説明するが、上記のように両者はそれほど乖離したものではない。この三幕構成はとりわけハリウッド映画脚本原則として確立されており、その端緒ともいうべきフィールド、そして大塚乙一などが参照するヒックスについて本稿では整理する。

フィールドプロット理想的構造を三幕構成によって説明する。三幕構成とはあらゆる物語はAct1, Act2, Act3の3つに分割可能だとする考え方である(その意味でいえばクーンツもまた「クーンツの三幕構成」というべき独自の三幕構成を定義しているというべきである)。これはパラダイムであり、ゆえに三幕構成は史上最高傑作にもメアリー・スーにも等しく存在する。

フィールドはこの三幕構成を下敷きに、次のような役割を持つ出来事が順に配列されることが望ましいとしている。

PlotPoint1と2はそれぞれ各Actの最後に、次のActへの橋渡しとなる機能が求められている。またMidPointはConfrontationの真ん中で起こることが望ましいされている。さらにはそれぞれのActはいずれも小さな三幕構成で出来ており、すなわちフラクタル構造であることが望ましいという(フラクタル構造への言及は榎本なども指摘するところである)。

映画脚本における理論であることからフィールドはMidPointが上映時間のちょうど中央で起きることが望ましい、としている。

クーンツがあげる「ついに最悪の事態に陥る」はMidPointのようにも思われるが、クライマックスのようにも思われ、それが作中の後ろにあるのか中央にあるのか言及がないため、判断しかねるところである。これに対してフィールドは明確にそれを作品中央で発生するべきだ、としている点で、クーンツのそれをもう一歩先に進めたものだと言いうるだろう。

なお、MidPointは必ずしも派手なものである必要は無い。例えば映画マトリックス」におけるMidPointはネオ救世主ではないとオラクルに告げられる場面である。争いの無い静かな場面であり、生命の危機に直面しているわけではない。しか物語をこれまで動かしてきた大前提崩壊した瞬間である。MidPointはこのようにもはや後戻りができず、先の絶望的状況の回避方法が読者に容易に想像できない出来事であることが期待されているものであり、派手な出来事 Permalink | 記事への反応(1) | 20:47

2014-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20141223091152

思ったよりもブックマークが多かったので判定基準など補足。

5つ星のものリストとしていますが、正確には5つ星で、レビュー数が3以上のものリストです。

レビュー数が1件、2件で5つ星のものがあるのは除外しています

初版、改訂版、文庫本など複数の版がある場合はなるべくレビュー数の多い物だったか

なるべく初版に近い方だったか基準にしたような気がしますが、

ややうろ覚えで自信はありません。

漫画ライトノベルなどの続き物で巻数の指定のない場合は第1巻で判断しています

同じ本を挙げている方が複数いる場合は、先にコメントされた方のコメントリンクするようにしようと思ったのですが、

途中グチャグチャになったので多分間違っているところがあります

5つ星に限定している理由は、数が多くなりすぎるからです。

1065冊確認した中で4.5以上の評価のものは429冊。ちょっとフィルタリング結果が多くなり過ぎと判断して、5つ星以上に限定しています

評価は星の画像判断しているので0.5星ステップ。0.1星ステップ評価テキストで書かれているのには今日気が付きました。

星4.5と、星5の面白さに差があるとも思えないので、

星でフィルタリングせずに、単にジャンル分けだけするというのもひとつの手だったかもしれません。

1000冊以上の本の評価確認するというのは大変ではありましたが(手動でやってます)、

普段触れる機会のないジャンルの本に触れられて楽しい経験でもありました。

特に児童書は、こんなことでもなければ絶対に読もうとは思わなかったジャンルなので、

楽しめた感謝意味を込めてリスト最初に持ってきています

2014-11-07

st-hatena.comは危険だ!」→Google Safe Browsingの見方が間違ってるのでは?

http://anond.hatelabo.jp/20141106161928

はてブにも書いたのだけど、一応増田にもメモしておく。

st-hatena.com の結果は a.st-hatena.com の結果と一致する

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=st-hatena.com

st-hatena.com の現在の状況

    現在のところ、このサイトは疑わしくないと認識されていますGoogle がこのサイト巡回したときの状況

    このサイト過去 90 日間に Googleテストした 2542 ページのうち 122 ページで、ユーザー同意なしに不正ソフトウェアダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。Google最後にこのサイト巡回したのは 2014-11-06 で、このサイトで不審なコンテンツ最後に検出されたのは 2014-11-06 です。

    不正ソフトウェアには 110 scripting exploit(s), 19 exploit(s), 6 trojan(s) などがあります感染先のコンピュータで平均 3 個のプロセスが新たに発生しています不正ソフトウェアは 40 個のドメイン(fn84.fr/, wkdjfgka.ddns.me.uk/, javaterm.com/ など)でホストされています。

    15 個のドメイン(muramoto.net/, meomore.com/, fn84.fr/ など)がこのサイト訪問ユーザー不正ソフトウェアを配布する媒体となっていたようです。

    このサイトは 29 個のネットワーク(AS9370 (SAKURA-B), AS701 (UUNET), AS209 (QWEST) など)でホストされていたことが判明しました。

不正ソフト感染を広げる媒介をしていたかどうか

    st-hatena.com は、過去 90 日間に 59 個のサイト(vip2ch.com/, blog.goo.ne.jp/nakazato-hitoshi/, netouyomilitary.com/ など)への感染媒体となっていた形跡がありますサイト不正ソフトウェアホストしていたかどうか

    いいえ、このサイトでは過去 90 日間に不正ソフトウェアホスティングは検出されていません。

これは、a.st-hatena.com のカウントと一致する。

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=a.st-hatena.com

a.st-hatena.com の現在の状況

    現在のところ、このサイトは疑わしくないと認識されていますGoogle がこのサイト巡回したときの状況

    このサイト過去 90 日間に Googleテストした 247 ページのうち 122 ページで、ユーザー同意なしに不正ソフトウェアダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。Google最後にこのサイト巡回したのは 2014-11-06 で、このサイトで不審なコンテンツ最後に検出されたのは 2014-11-06 です。

    不正ソフトウェアには 110 scripting exploit(s), 19 exploit(s), 6 trojan(s) などがあります感染先のコンピュータで平均 3 個のプロセスが新たに発生しています不正ソフトウェアは 40 個のドメイン(fn84.fr/, wkdjfgka.ddns.me.uk/, javaterm.com/ など)でホストされています。

    15 個のドメイン(muramoto.net/, meomore.com/, fn84.fr/ など)がこのサイト訪問ユーザー不正ソフトウェアを配布する媒体となっていたようです。

    このサイトは 1 個のネットワーク(AS9370 (SAKURA-B) など)でホストされていたことが判明しました。

不正ソフト感染を広げる媒介をしていたかどうか

    過去 90 日間に a.st-hatena.com が他サイトへの感染媒体となっていた形跡はありません。

サイト不正ソフトウェアホストしていたかどうか

    いいえ、このサイトでは過去 90 日間に不正ソフトウェアホスティングは検出されていません。

a.st-hatena.com っていったい何?

a.st-hatena.com はリダイレクト用のドメイン

例えば http://a.st-hatena.com/go?http://anond.hatelabo.jp/アクセスすると http://anond.hatelabo.jp/ に飛ぶ。

はてなアンテナリンクするときにクッションページの役割を担ってる。

a.st-hatena.com は「危険サイト」なの?

なにかおかしいな、と思って goo.gl ドメインの結果も見てみたら似たような感じだった(後述)。

おそらくリダイレクト先が危険サイトだった場合リダイレクト元のドメインgoo.glとかbit.ly、t.coなど)もカウントされるような仕組みになっているんじゃないだろうか?

なんで a.st-hatena.com と st-hatena.com の結果はリンクしてるの?

たぶんGoogle Safe Browsingの仕様

a.st-hatena.com + b.st-hatena.com + d.st-hatena.com + f.st-hatena.com + ... とすべて足し合わせたものst-hatena.com の結果になるようだ。

まり危険なの? 安全なの?

特に危険はない。

はてなアンテナリンク先(はてな関係ないサイト)に危険サイトがいくつかある、というだけ。

結論

st-hatena.com は現状でウィルスを配信してはいないし被害を被ることもない。

・・・と断定していいだろう。

参考: goo.gl ドメインの結果

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=goo.gl

goo.gl現在の状況

    現在のところ、このサイトは疑わしくないと認識されています過去 90 日間に、このサイトの一部で不審な動きが 1 回検出されていますGoogle がこのサイト巡回したときの状況

    このサイト過去 90 日間に Googleテストした 5488513 ページのうち 2753 ページで、ユーザー同意なしに不正ソフトウェアダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。Google最後にこのサイト巡回したのは 2014-11-06 で、このサイトで不審なコンテンツ最後に検出されたのは 2014-11-06 です。

    不正ソフトウェアには 1174 exploit(s), 708 trojan(s), 200 scripting exploit(s) などがあります感染先のコンピュータで平均 2 個のプロセスが新たに発生しています不正ソフトウェアは 594 個のドメイン(shop-corp24.com/, mt.co.kr/, jvvupdate.com/ など)でホストされています。

    157 個のドメインfeedburner.com/, finanstek.net/, padsdel.com/ など)がこのサイト訪問ユーザー不正ソフトウェアを配布する媒体となっていたようです。

    このサイトは 1 個のネットワーク(AS15169 (GOOGLE) など)でホストされていたことが判明しました。

不正ソフト感染を広げる媒介をしていたかどうか

    goo.gl は、過去 90 日間に 990 個のサイト(nudevista.tv/, vporn.com/, acervoamador.com/ など)への感染媒体となっていた形跡がありますサイト不正ソフトウェアホストしていたかどうか

    いいえ、このサイトでは過去 90 日間に不正ソフトウェアホスティングは検出されていません。

このサイト過去 90 日間に Googleテストした 5488513 ページのうち 2753 ページで、ユーザー同意なしに不正ソフトウェアダウンロードされ、インストールされていたことが判明しました。Google最後にこのサイト巡回したのは 2014-11-06 で、このサイトで不審なコンテンツ最後に検出されたのは 2014-11-06 です。

a.st-hatena.com の結果とよく似ている。

もしも「st-hatena.com がウィルスをばら撒いている」と考えた場合Googleもまた現在進行形ウィルスをばら撒いているということになる。

参考2:bit.ly と t.co

引用するのが面倒なのでリンクだけ。

どちらも似たような結果になっている。

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=bit.ly

http://www.google.com/safebrowsing/diagnostic?site=t.co

編集履歴

11/7 16時くらい: 初版

11/7 16:35:見出しを使うように修正

11/7 17:25:タイトルを変更、説明を追加

2014-10-26

漫画家やめたい


子供の頃からの夢だった漫画家

35になった今、ホント割にあわねーなって思う。

好きで選んだ道だけど

こんなに割に合わないとは思わなかったよ。

ジャンプですら今や新人単行本初版は3万。

短期打ち切りだと3巻で9万。

360万だよ、印税

必死こいてあらゆる新人と戦って勝ち抜いて、

1/10000とも言われる連載権勝ち取って。

それで360万。

景気の良かった20年前なら

3巻打ち切りでも1巻10万、30万部出たか

1200万持って帰れた。

最悪でもそれならまぁ、頑張る価値はあったと思う。

1000万あれば飲食店だって開ける。

でも今や360万。

馬鹿じゃねーの。


編集原稿料加味して(3巻分で原稿料5,600万くらい)

年収1千万超えるよ!とか言ってるけど

それ全部アシ代に消えるからね。

過去と違って

絵のレベルは格段に上がり、密度も手間も激増。

手塚の頃と一緒にすんなよ。

絵の密度見比べろボケ

マンガ業界に輝きがなくなって

騙される若者も減ってきたかアシスタント全然まらないし

ヘタクソでもそれなりに金かかる。

修行とかで買い叩ける時代じゃなくなった。

デジタル化で初期投資額も激増。

パソコン揃えりゃアシ一人に最低10万かかる。

で、連載終わったら何の価値もないゴミスペックけが

大量に残るわけだ。

でも原稿料は変わらない。

ジャンプ新人ページ一万。

全然ペイできないっつーの。

足りない分は激減した印税補填

悪魔か。

お前ら編集給料は一切変わってないくせに。

出版不況単行本新刊冊数を倍に増やして自転車操業したせいで

一冊辺りの発行部数は減り、ヒット率も減り(単純計算で一番景気良かった1995年より3倍も売れづらくなってる)

そのつけは全部作家還元

本当にありがとうございます

あのでっかいビル爆破テロ起きなかったらいいですね。

雑誌赤字からってこれからWEB

ワンパンマンが当たったか

飼い殺してきた新人大量投入で数撃ちゃ当たる作戦

ジャンプ+にマンガボックス

新人怨嗟の声が鳴り響いてるよ。


でもこれでもジャンプは一番マシな方。

これがホントこの業界の先のなさとエグさを思い知らされる。


とある月刊誌とかだと原稿料7000円だってな。

さらにはそこの単行本初版6000部。

やっすい原稿料

アシも最低限しか雇えず漫画漬けになって

若さ健康も友人も恋人もあらゆるもの犠牲にして

1年かけて3巻出して印税70万円。

すき家バイトした方がマシだろ。

しかも読まれねぇ。

6000部とか。同人誌レベル

ただでネットでばら撒いたほうが閲覧多いし感想ももらえる。



何のために書いてんのかって

思うんだけど多分ほとんどの場合

「後に引けない」だけ。

マンガ書いてる奴なんて

大体がコミュ症で、学もない、社会不適合の塊。

年を食えば食うほどその乖離幅は膨らんでいって

マンガ以外に何もできなくなる。

それを編集もわかってるから買い叩いてくる。

マンガ技術なんて白黒の絵を早く描くだけで潰しきかないしな。

アニメーター作画技術が汎用的だから潰しがきく)

他に出来る事は何もない。

みゆく泥船に捕まってアップアップする事しかできない。



でもホント

出版不況のツケをただただ作家押し付けてる現状はさ

絶対恨み買ってると思うよ。

んでそれは今ドンドン膨らんでいってると思う。


でっかいビル、いいですね。

年収1000万、いいですね。

爆破されたら作画資料撮りにいかないとな。

2014-07-18

最終兵器彼女の話題で思い出したけど

一巻の初版カバーだけ、クリアPP貼りでツルツルだった。(初版以外や他の巻はマットPP貼り)

編集が指定をミスったのかな?

http://anond.hatelabo.jp/20140718070734

2014-01-21

わたしがボードゲームを好む人を嫌う人を嫌いな理由

わたしがボードゲームを好む人を嫌う人を嫌いな理由

趣味ボードゲームです」という人を貶す人が苦手だ。

ボードゲーム自体は好き。完全情報、不完全情報わずに、人と頭脳で対戦することは非常に楽しいと感じる人でもだ。

 

インスト好きを嫌がる人が嫌い

たいていのボードゲーム説明書の文量が多い。

またその説明書ものによってはかなりいい加減だったりもする。

そしてデジタルゲームと違ってそれらがきちんと頭に入ってないとゲーム進行が止まったりする。

説明書コピーだけ与えられて突き放されるのと、経験者がどのようなゲームか説明するのと、どちらのほうが安心感があるだろうか?

 

勝ち負けにこだわらないのを嫌がる人が嫌い・・・というわけではない

大多数が勝ち負けにこだわらない人だろう。

その人たちはゲーム雰囲気駆け引きを重視している人だろう。

ゲーム内の事故に対して何か言い合うというのも決してつまらなくはない。

一人だけ逃げ遅れて「あいつ、無茶しやがって。」と言ったりとかね。

 

また、ボードゲームはそのほとんどが運ゲーの要素が高めである

そして、これまた大多数が運の制御や把握(いかさまと言う意味ではなく確率戦略的変動や確率分析した上での状況判断)ができない。

ゆえに運ゲーから必死になって勝ちを目指すのは・・・という思考に走りがちなのだろう。

 

私はガチよりなので一応勝ち負けにはこだわる。

ただ、極端なプレイング(特に3人以上の対戦において戦略研究目的でもなく最初から勝ちを放棄し妨害のみに徹する)は許容できない。

 

多種多様ゲームを知りたがる人が嫌いな人が嫌い

残念ながらボードゲームを買うというのは甘いものではない。

PCゲームならAmazonやらSteamなどで何回かクリックすればほぼ確実に買える。

ボードゲームは本を買うよりも大変である

初版が全世界で数万。

最悪の場合、この初版しか作られない可能性もある。

ボードゲームを遊ぶ人口は本を手に取る人口より少ないが、数万と言う数は決して多くはない。

さら中古市場もないに等しいレベルである

賞は取れなかったが隠れた名作なようだから買ってみよう・・・と思っても、もうすでにお店に並んでいないことなどざらな世界なのだ

ゆえにそういうのを許さない人たちは山のようにゲームを買う。

そのような買う人を批判するのは遠まわしで無意味無知業界批判だろう。

 

自分で作るようになる人が嫌いという人が嫌い・・・というわけではないが

おそらくそれは『駄作が比較的多い日本ボードゲーム同人界隈が嫌い』というべきなのに『自分で作るようになる人が嫌い』と勘違いしているのではなかろうか?

残念ながら日本製商業同人オリジナルコピーわず、駄作が多いと思う。

(正しくは海外製の翻訳版は、翻訳担当利益出ると踏んだというお墨付き&先述の買いまくる人が人柱になってくれたりもするため安心

ノウハウが足りない、テストプレイ煮詰まっていなかった、製作者の誰かが○○○というカード愛しすぎてしまった、とかいろいろ原因があると思われる。

特に街コロ+のマグロ漁船とかマグロ漁船とかマグロ漁船とか。

とりあえず日本製は買うな、地雷率が高い。

(というか同人はゴロサークルである、というか私自身がゴロサークルとは知らずに在籍していた事実がある)

ついでに日本企業翻訳してない物は買うな、地雷率が高い。

 

で話は変わるが、たいていのゲーム(それがオリジナルのものであっても)はゲームバランスがあんまりだったりする。

アグリコラ職業ランダムは有名な超運ゲーである

ゆえにドラフトして運を丸くしようという試みが普通に行われる。

ローカルルール・調整が簡単に行えるところがボードゲームのいいところだと思う。

そういう面はゲームが悪いのであって人は悪くないので、批判しないでいただきたい。

 

「あれ?これって何かに似てる」という人を批判する人が嫌い

「人に教えたい」「自分もなんでも知りたい」「所持したい」「自分も作りたい」

そういう『毎日毎日インターネットにかじりつく知識欲に駆られた人』を批判するだけの人

この増田を読んでる君みたいな『文は読むけど考えない』人が僕は嫌いだよ。

外に出なよ。

2013-12-27

http://anond.hatelabo.jp/20131227232808

P2Pは実は意外と溢れてない。過去流出した物は確かに多いが、「最新の」「欲しい物が」「確実に」は手に入らなくなってきてる。

理由は簡単で、俺を含む何人かがアップロードしてる奴を2chの該当スレッドでひたすら叩き続けたから。

「流すのが遅い」「画質が悪い」「○○書店限定イラストが無い」「ファイル名がおかしい」「初版以外は流すな」みたいな感じで。

アップロードする奴の呼称を「スキャン係」「作業員」とかに変えさせた。

で、数ヶ月で誰も新規をアップロードしなくなった。たまにゲリラ的にアップロードする奴は居るが、それを報告する奴もいなくなった。

2013-12-07

女子中学生の私が『進撃の巨人』を見て思ったこと

 私は原作漫画は読んでいませんが、アニメは毎週兄と一緒に楽しく見ていたのでその感想を書いてみますネットこころない大人たちによって叩かれすぎだと思うのです。すくなくとも私の周りでは大人気ですし、時代についていけないセンスのない大人たちが若者文化を叩くのを見ると私はとても悲しい気持ちになります(いつの時代もそうだったのでしょうか)。

 私はこの作品に触れて、作品内容が類似しているかどうかはともかくとして、アルベール・カミュペスト』、ジーン・ウルフ新しい太陽の書』、スティーヴ・エリクソン『Xのアーチ』、村上春樹世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、安部公房飢餓同盟』、大江健三郎万延元年のフットボール』などを思い出しました。『進撃の巨人』はこれらの小説のどれにも劣らない深みと非常に高いクオリティを持った稀有な少年漫画なのだと思います。その作風アニメを見る限りたしかに単純で素朴で荒削りですが、作者の諫山創先生は、世間にあふれる自意識自尊心だけは一人前の凡庸な作家たちが血も滲むような努力をしたところで一生得ることのできない文学的センスというもの無自覚のうちに獲得していらっしゃるようにわたしには思えます

 壁の向こうには海があって、海には宝とも言える塩がたくさんあるとエレンアルミンが目を輝かせて会話するシーンがあったと思いますアルミかわいい!)。壁の外に真の楽園を夢見ながらも、壁の外の脅威=巨人によって偽りの楽園である壁の内側にとどまるしかない人類。そして偽りの楽園は日々縮小傾向にあり、もはや人類は楽園という夢想を捨て現実に立ち向かう必要に迫られています。もし外からの脅威によって人類生活圏が縮小しないのなら、人類はこのまま壁の内に閉じこもったまま、一種の自己欺瞞によって自らを制御し動かしながら、秩序を維持することに一生を捧げていたでしょう。そうした変化のない永遠の倦怠ともいえる世界では、いずれ歴史が失われ、始まりも終わりもない空白の永続状態だけが字通無意味に残る、いや、それは記録されないので残るというよりは虚空に漂うことになるでしょう。しかし『進撃の巨人』の世界では人類は変化を迫られました。そしてその変化を迫ってきたのは、脅威=巨人なのですが、その巨人とは人類自身だったというわけです。

 現状を打破せよ変化せよという声なき声、暗号を発しているのが巨人ですから巨人とは人類無意識飢餓感、欲望のメタファーだと思います。そして人類は自らの欲望の代理である巨人と戦わなくてはなりません。これは自己矛盾をはらみます人類はみずから欲望をいだき(巨人生産)、みずから欲望を抑圧し(巨人駆逐)、みずから破滅します。いつしか人類の欲望は敵となっています。それは生への意志を否定するものです。みずからの欲望が真の楽園への道を閉ざし、日々縮小する偽りの楽園におい鬱屈とした毎日ゾンビのように送るしかなくなっているのです。原始においては槍で戦うしかなかった人類が、科学技術進歩したことによって、核兵器生物兵器などのとんでもない力を生み出すようになってしまいました。長い歴史にわたる真理の探求と知識への欲望が私たち人類生活を豊かにし明るい未来へと導いてくれるはずでしたが、洗練された人類は新たなそれまでとは比較にならない圧倒的に暗愚で野蛮な状態に陥ってしまったのです。巨人性器がないのは必然で、それは人類の欲望なき欲望だからです。欠如によってしか私たち未来を示すことができなくなってしまったのです。

 そんな行き詰まった世界人類はどうやって生きていったらいいのでしょうか。巨人を完全に駆逐したとき人類絶滅するでしょう。これは勝利なき戦いです。かならず負ける戦いです。私たちに突きつけられたこの運命私たちはどう立ち向かうべきでしょうか。友情によって? 愛によって? 暴力によって? 狂気によって?

 現代社会ではみなそれぞれが不安をかかえて生きています。それは生存の不安です。自分不安無自覚でいることはもはや許されません。人類の足場はもろくも崩れ去ってしまい、そうしたなかで人類は原始への回帰、裸で樹上生活をしていたころに戻ろうと、立体機動装置最後のあがきをこころみるのです。これだけの技術力がありながらどうして他の兵器を作らなかったんだという批判がありますが、腰部から射出されるアンカー射精メタファーだということを考えればそれが無意味な批判であるということがわかります(そもそも巨人の完全駆逐目的ではありません。巨人を完全に駆逐したとき人類絶滅するからです)。人類アンカーを射出しなければならなかったのです。それが人類の見た最後の夢だからです。かつて液状で運動性に優れていた精液はこの時代おいては外的要因によって働きかけられないと動かない冷たい鉄になってしまいました。それでも人類去勢不安を打ち破るために重い腰を上げてさびついたアンカーを射出しつづけなければなりません。それはまさしく不条理悪夢ですが、しかしこれこそ現代私たちがおかれている状況というわけです。

 現代論理的未来予測というものをつねに逸脱し飛躍し暴走して、私たちの手の届かないところに行ってしまます私たち世界から疎外され置き去りにされ、存在理由をはぎとられてしまっています人類人類自身と向き合い戦わなくてはなりません。しかしその戦いには勝利というものがありません。滅亡へのゆるやかな推移があるだけです。

 私は『進撃の巨人』は現代社会警鐘を鳴らしているのだと思います私たち自分巨人とどう向き合うべきでしょうか。私たちは当然のように幸福を追求しますが、その幸福はいったいなんなのでしょう。希望なき時代希望とは? 光なき時代の光とは? 私たち絶対者、神を殺し、あるひとはそれを人類の勝利だと誇りさえしますが、依然として私たちには難問が残っているのです。

 こんなニュースがありました。「進撃の巨人 : 最新巻が初の初版200万部突破 1巻の50倍超、「ワンピ」に続く快挙」(http://mantan-web.jp/2013/12/07/20131206dog00m200072000c.html) やはり時代に求められているので売れているのだと思います。批判している大人のひとたちは自分の愚かさをよく考えてみてください。

2013-09-29

保存用メモ

生野区連続通り魔事件』の削除について

該記事は特筆性無しとの主張により数度の削除を経て、現在削除(白紙保護)という状態に陥っています。

経緯

    ①(初版作成)
    ②Wikipedia:削除依頼/生野区連続通り魔事件 20130526(削除5、存続4)、管理者Muyo(ノート/履歴/ログ)氏により削除
    ③Wikipedia:削除の復帰依頼/生野区連続通り魔事件(復帰26、削除15)、管理者Freetrashbox(ノート/履歴/ログ)氏により復帰
    ④Wikipedia:削除依頼/生野区連続通り魔事件 20130618(削除31、存続26)、管理Triglavノート/履歴/ログ)氏により削除
    ⑤(復帰強行)
    ⑥Wikipedia:削除依頼/生野区連続通り魔事件20130629(削除8、存続1)、管理者Bellcricket(ノート/履歴/ログ)氏により即時削除、白紙保護Wikipedia:削除の復帰依頼#生野区連続通り魔事件 - ノート(復帰1、反対1)、管理者Bellcricket(ノート/履歴/ログ)氏により即時却下

②③④ の段階では削除、存続意見が拮抗している状況が伺えます。つまり特筆性無しでコミュニティコンセンサスが得られている状況ではありません。しかし、④ の段階で削除が実施され、⑤にて手続きによらず復帰強行、⑥にて即時削除(白紙保護)がなされています。そこで、⑦にてわたしのほうから手続きに則り復帰 依頼をかけましたが、管理者Bellcricket(ノート/履歴/ログ)氏により即時却下されてしまいました。事由としては<同じことを繰り返すな>ということですが、そもそもわたしの理解ではコンセンサスなき削除状態をただす依頼であったため、<同じこと>という認識は誤りだと考えています。

本件につきまして皆様のご意見果たして特筆性無しというコンセンサスが得られているのかどうか、をお聞かせください。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月29日 (土) 14:54 (UTC)

コメント ④の削除は、②の削除で合意不十分として③で復帰した経緯を全く無視したものに見える。よって⑦が提案されたものと考える。しかし、この経緯が理解されなかったらしく、⑦が即時却下されたため、まずここで認識の違いを埋める作業が必要だと考える。--Shigeru-a24(会話) 2013年6月29日 (土) 16:23 (UTC)

コメント この中で一番問題なのは⑤ですね。なので⑥は当然の処置、⑦は却下されて当然です。一方、②から④の判断が適切だったかどうかは削除依頼を隅から隅まで熟読していないので、判断は控えます。--JapaneseA(会話) 2013年6月30日 (日) 01:11 (UTC)

コメント ②および④では、「特筆性あり。存続すべき」ということの妥当性を保証できるような情報がついに提示されなかった、ということでしょう。ですから、少なくとも④については、それぞれの経緯を踏まえた上での、問題のない判断だったと言えます。(個人的には、③では「復帰すべき」とするコンセンサスが得られていない状況だったので、復帰が適切だったのか、少々疑問に感じています結果論ですが、あのまま「復帰せず」でも良かったのではないかと・・・)⑤は行為として最悪なので論外、⑥は当然の処置、⑦は却下されても仕方がないでしょう。⑦は、削除状態を「正す」のではなく「質す・糾す」依頼であったというふうに私の目には映っています。--Rienzi(会話) 2013年6月30日 (日) 02:26 (UTC)

コメント 各依頼について、

        ②の時点では存続意見より削除意見のほうが妥当(この時点から資料にニュースでは不十分、以後の経過次第では復帰可能と示唆されています)。
        ③については削除依頼で不参加の利用者が多く参加した(何故最初削除依頼意見を言わなかった方々がこれほど参加したか原因は予想できますが)ため、意見合意が出来てないという理由。
        ④については意見が十分に出尽くしWP:DP#CLOSEで言うところの『審議がまとまった』(自分は削除意見と存続意見の大勢が出揃ったと解釈しております意見がまとまったという意味ですと『意見が拮抗している、その他技術的な理由等により、終了判定と削除実施が遅れることがあります』と相反するものになるので)ところで、削除意見のほうが理にかなうという判断。
        ⑥はGFDL違反が絡む案件。
        ⑦は新たな材料が無いため③,④の焼き直しとなることは自明。

    現状ではこういう解釈をしており、どの管理者の行為についても問題は無いものと考えます。そもそも特筆性を問題にされている案件なのに二次資料の提示がされないことが現状での特筆性の無さを示していると考えます。よそでも言ったのですが『現状では確認できる資料が新聞レベルでありその域を越える資料が提示されていないため、特筆性(WP:GNG)を担保する二次資料(WP:PSTS)がないためウィキニュース最近の出来事止まりということです』。
    ④において無効撤回も含め賛否コメントの内容を大分すると
    削除意見「現状特筆性が無い、特筆性を裏付ける資料が無い、特筆性を担保する資料が出てきてからでも遅くは無い」27「ウィキニュースの範疇,報道量の不足」4「雑報である、単なる嫌韓感情」1 
    存続意見「犯行理由等が特異,人種にまつわる事件」10「特筆性の理由は不適」1「特筆性はある、資料は十分」11「ネットニュース,削除依頼などで多く関心を持たれている事が特筆性の証紙」3「発展性がある」3「削除に足る要件を満たさない」2「議論不十分」1「事件の大小は問題無く十分百科事典的」1--210.141.54.34 2013年6月30日 (日) 03:35 (UTC)
    分量が多いので若干見落としがある可能性などは否めませんが、だいたいこんなところです。加えて一度コメント入れて議論しない方もいますので編集者間の審議の合意は無理です、審議の内容であるコメントや議論に基づき管理者・削除者が削除の提案に合意をすることはあるでしょうが。--210.141.54.34 2013年6月30日 (日) 03:35 (UTC)

コメント 大勢という文言を使ってらっしゃる方がいますが、基本的にWikipedia多数決ではないと思っています。ですので、④の時点で「削除票が多い→削除が妥当」という解釈は間違っています。この間違いを糺そうとしたのが⑦の当方依頼および今次の議論提起です。削除されるのであれば、削除票が相当な大勢を占めねばなりません。相当な大勢であれば、それはコミュニティコンセンサスが得られていると考えてもいいでしょう。しかしながら、そうではない。であれば、削除ということでコミュニティコンセンサスが取れていない状況であると考えるのが妥当です。多数決ではないんです、コンセンサスが取れているかどうかなんです。何回も書いているんですが、ここの観点でのご意見を伺っているのです。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 05:21 (UTC)

    コメント ヒートアップしすぎです。お茶でも飲みましょう。いま、生野の件の参加者平等に招集したところでありますから、皆さんの意見を聞きましょう。
    もう一点。返信を乱発するのはよくないので、私のコメントの一部を撤回しました。--Shigeru-a24(会話) 2013年6月30日 (日) 05:30 (UTC)

        仰ることはわからないでもないのですが、本議論を提起したことによりこちらWikipedia:投稿ブロック依頼/BlueSkyWhiteSunでわたしにブロック依頼がかけられています。わたしがブロックと決したならば、本議論も自動的にクローズとされてしまうでしょう。あまり時間は残っていません。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 05:37 (UTC)

            『大勢』は『たいせい』であり大体の状況という意味です。すなわち削除意見、存続意見が大方出揃いコメントの傾向が定まったということです。
            元々の英語版の『Wikipedia:Deletion policy』にある『Deletion discussion』によると「削除依頼に参加する編集者は削除するか否か見解を出せる」「可否は多数決により決まるわけではない」「参加者は各々が自分の見解について説明し方針を参照する」といった内容であり、利用者の間で合意形成をするのではなく、利用者各自が見解を述べ管理者・削除者に対し合意を得るというのが本義であると考えます。そういった意味ではWikipedia:削除の方針の削除依頼のところは主語が省略されており誤解を招きやすい表現です。
            自分削除依頼は利用者の間で合意形成をするものでは無く、個々人の意見が集まったところで管理者・削除者が判断し閉じるものである解釈しております。今回の件に関しては存続方の見解が削除方の見解に比べ具体的な証左に欠けていたのではないかと考えます特に資料が新聞ニュースまり特筆性を押し出すには力不足であったと見ております)。--210.141.54.34 2013年6月30日 (日) 08:03 (UTC)

                すべての合意は利用者間でなされるものと理解しています管理者等は利用者間の合意に背くことはできないと存じます。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 09:47 (UTC)

特筆性という『弱い』制約にしたがって削除するには合意レベルが低い。合意が取れているのか自体も明瞭でない。--60.34.102.131 2013年6月30日 (日) 07:46 (UTC)

コメント 「④の時点で『削除票が多い→削除が妥当」という解釈は間違っています」とおっしゃられている方がいらっしゃるのでコメントします。そもそも、④の時点で「削除票が存続票より5票多いから削除しました」などという低レベルな判断・処置が行なわれたのではなく、削除票、存続票の中身をよく吟味し、検討して、総合的な判断の結果として、④で対処なさった管理者の方は「それぞれの投票時のコメント内容を見る限り、削除が妥当」と判断なさった、ということです。ですから、「④の時点で『削除票が多い→削除が妥当』という解釈」があったかどうかということは問題になりませんし、④の時点での管理者の方の判断には「糾す・糺す」必要のあるような間違いもありません。「削除されるのであれば、削除票が相当な大勢を占めねばなりません。相当な大勢であれば、それはコミュニティコンセンサスが得られていると考えてもいいでしょう。しかしながら、そうではない。であれば、削除ということでコミュニティコンセンサスが取れていない状況であると考えるのが妥当です」とのご意見については、結局のところ、Wikipedia:ウィキペディアは何でないか#ウィキペディア多数決主義ではありませんから見た場合に、意地悪な言い方をすれば「全有効投票数における削除票の占める割合がある一定量以上でないと『削除』という判断を下せない」ということになってしまます。そもそも、「削除票が相当な大勢を占めねばならない」とする根拠が不明です。ウィキペディアでは票の数でコミュニティコンセンサスが得られたかどうかが決まるわけではありません。投票の際に、どのような理由を述べるか、が重要なのです。ぶっちゃけた話、仮定の話として「方針文書・ガイドライン文書と照合した上で、具体的に理由を述べた削除票5票」と「個人的・主観的な理由を述べているだけの、適当な理由付けの存続票5票」があったとした場合、表面的には「票が同数」ですが、これは「存続」以外では判断できないということなのでしょうか。そういう事ではないと思うのですが・・・。「多数決ではないんです、コミュニティコンセンサスが得られているかどうかなんです」との仰せですが、一連のコメントを拝見する限り、「削除されるのであれば、削除票は相当な大勢を占めねばならない。大勢を占めていなければ「削除が妥当」とするコンセンサスが得られたことにならない」という意見は、削除票を不当に軽く扱うものであると思います。その理屈ですと、「票の中身を検討する必要性」が度外視されているように感じますし、何よりもまず、「削除票と存続票の扱いや重さに極端な差をつけている」ように感じますが、ウィキペディアにおける「票」の重みは、「投票時のコメントの中身」によって決まるのであって、「削除票だから軽い」「存続票だから重い」というわけではありません。削除票が相当な大勢を占めていたわけではないことをもってコミュニティコンセンサスが得られていないとするのはかなり無理があるのではないでしょうか。投票時のコメントの中身や説得力次第では、表面上の票数とは関係なしに、票数が少ない側(④のケースだと、「削除」側)の主張が通るケースもあるでしょう。しかし、④のケースでは残念ながらそうではなかった、ということでしょう。長文失礼いたしました。(結局のところ、「④の判断は誰が何と言おうと間違っていた。④の削除処置を糺し、正すために、記事を復帰すべきだ」ということなのでしょうか)--Rienzi(会話) 2013年6月30日 (日) 08:18 (UTC)

    コメント そういうあなた自身が存続票の存在を不当に軽くみているとしか思えません。中身中身と仰いますが、一体どこで削除票には中身があり、存続票には中身がないということがあきらかになったのでしょうか。存続票に中身がないといっているのはあなた個人であってコミュニティはそのような判断はくだしていません。くだしていない以上、双方の見解票は同等の重みをもって扱われるべきでしょう。なお、「正す」「糺す」論については本論とは無関係なため割愛させていただきます。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 10:09

(UTC)

        返信 (BlueSkyWhiteSunさん宛) 票の「中身」は管理者の方が判断材料としてよく読むわけです。そして、その結果として、記事は削除になったり存続になったりする、ということです。私は「存続票に中身がない」とは一言も申し上げておりません。強いて言うならば、存続票が削除審議に与えた影響力の結果は、管理者の方々のご判断(処置)に現れているのではないでしょうか。なお、「(存続票の中身についての判断をコミュニティが下していない以上)双方の見解は同等の重みを持って扱われるべき」とおっしゃられていますが、そうであれば「(削除票の中身についてもコミュニティが判断を下していない以上)存続票と削除票は同等の重みをもって扱われるべき」ということです。ということは、「削除されるのであれば、削除票は相当な大勢を占めていなければならない」という意見説得力を失います。なぜなら、票の重みについていかなる予断もないはずの状況で、最初から「削除票は相当な大勢を占めていなければならない」(語釈に忠実に言うならば「削除票は議論において相当な力を持つ中心勢力・メインストリームとならねばならない」となるでしょうか)とすることは妥当性がないからです。「相当な大勢を占めない限り、『削除票』を投じても記事は削除にならない」ということであれば、存続票に比して、削除票がクリアすべきハードルが高い(「相当な大勢」を占めねば考慮されない)という状況を招きますしかしながら、「双方の見解は同等の重みをもって扱われるべき」であるおっしゃれたということは、「削除票は相当な大勢を占めていなければならない」という見解は撤回又は否定されたものと考えられます。なぜなら、「削除票の側だけ、クリアすべきハードルが高い」ということはなくなるからです。(翻って、存続票について考えた場合、存続票も「存続の為には、存続票は相当な大勢を占めねばならない」とお考えなのであれば、まだ話はわかりますが、一連のコメントを拝見する限りはそのようなお考えは読み取れませんでした)--Rienzi(会話) 2013年6月30日 (日) 11:06 (UTC)

            あー、ごめんなさい。同等に扱われなければいけないのは「双方の見解」ではなく、「双方の票」ですね。これはわたしの2013年6月30日 (日) 10:54 (UTC)のコメントを読んでもらえればわかると思います。それと作成された記事はWikipediaでは存続が基本です(誰でも勝手に記事作成はできますが、誰でも勝手に記事削除はできませんよね)。記事に対して削除すべきというのであればそれ相応の根拠がなければいけない。その根拠をまとめたのが削除の方針です。削除の方針を適用するためには根拠を述べて審議を通さなければいけないのです。なかでも削除方針ケースE(特筆性)は立証が難しい、というかほぼ不可能。であるならば、コミュニティの大勢を以って判断するしかないわけです。それが最前から繰り返しているコミュニティコンセンサスです。もし、コミュニティの大勢が一致していない場合、つまりコンセンサスがない場合、ケースEについては削除主張者は根拠立証不可であり、作成された記事は基本存続の原則に立ち戻るわけです。つまり、「存続の為には、存続票は相当な大勢を占めねばならない」ということはないのです。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 11:36 (UTC)

コメント 私はもう、この事件に関連する議論はもう疲れたのであまり参加したくないのですが、会話ページにお知らせがありましたので、お知らせがあったら必ずコメントする義務はないのですが、一応コメント残しておきます。あと機種依存文字である丸囲み数字は代替できる時には使用を控えるべきかと思いますが・・・。 まず私からすれば、②の削除措置は私個人としては問題のない事だと思っていましたが、まぁ仮に合意が取れていなかったとしましょう。そのための③があり、現に復帰しました。私からすれば、復帰する合意も取れていないので、削除の合意が得られていないとする意見に対して復帰の合意が得られていない意見が出なかったの不思議なのですが、復帰依頼で十分な人数と期間を持って議論をすべきという意味合いがあったのかもしれません。では、その間で特筆性を有する資料をどなたか提示したでしょうか?私は無かったと考えています特筆性が「ない」の証明は複数の状況から総合的に判断するしかないですが、特筆性が「ある」と証明するのは、たった1つの資料を提示すれば済むことです。それを悪魔の証明というかヘンペルのカラスというかは分かりませんが、そういうことです。 なお、⑤に関しては論外です。仮に前の復帰依頼で削除の合意が得られていなかったとしても、それは復帰の合意が得られている事と同義ではありません。議論を無視した復帰は方針に反します。したがって⑥の削除は全く問題ありません。 そして⑦についても問題ありません。というか、この議論もほぼ同義かと思います。④の削除でも言われていますが、記事の復帰にはこれまでに挙げられたもの以外の、全員とは言わずとも10人中8人くらいが「この事件には特筆性がある」と言える資料を提示すべきです。私はこの議論に対して最初から削除派を貫いていますが、そのような資料が提示されれば考えを変えますし、提示されても尚考えを変える気がないと判断するのでしたらいつまでも納得しない人としてコメント依頼を提出するなどの事は構いません。ですが現状では、はっきり言ってしまえばそういう現状を変えるような客観的な根拠を提示せずに復帰に固執する方が納得しない人に該当するのではないでしょうか?そして、各議論で「削除票と存続票は拮抗している」という意見散見されますが、多数決主義ではないという方針は何度も述べられていますが、仮に票数を数えるとして、存続票のどの程度が中身の濃い、具体的な意見を述べていたでしょうか?依然出た意見かぶるものもありますが、存続票が多いのに削除を断ずるのは不当だという意見は、中身の濃さを見ずに存続票と削除票のそれぞれの重さをないがしろにする意見かと思います。 --Kiruria281(会話) 2013年6月30日 (日) 08:33 (UTC)

    コメント 票の中身論については上にコメントしましたので割愛します。特筆性においての削除(削除ケースE)やその他の削除ケースは、削除要件によって削除を行うものです。そして、そのケースに該当しない場合、多くの記事同様、存続が適用されるわけです。削除を訴える側は自らの主張にともない、削除要件を立証する必要があると理解します。立証が不可能であれば削除を申請することは不可能です。ケースEについてはもっとも立証が難しいものしょうがコミュニティとして記事の特筆性がないという判断がくだれば、立証に代えることも可能でしょう。コミュニティとしての特筆性がないという判断、すなわち、コミュニティコンセンサスが得られるかどうかが、ケースEの適用是非を決定するということになると考えますしかるに本件の数次にわたる投票がなされている現況を顧みれば、コミュニティコンセンサスが得られていないのはあきらかです。それを問うているのが本議論です。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 10:09 (UTC)
    コメント 私は②には参加してませんが、読み返すと④の時以上に、②の存続票が酷過ぎるなと感じました。5対4と言ってもスピード違反論理意見が二つにそれと同調する意見だけでは、他の削除票と同価値と呼べるものではないでしょう。②の時点で削除で決着ついたと言わざる得ないでしょう。その後状況の変化があったわけでも、加筆されたわけでもない④の削除が正当か不当かなんて論じるまでも有りません。⑤⑦に至っては問題外でしょう。加筆さえされて充分量の内容になったのであれば、復帰に協力でもしますが、現時点ではあり得ない話です。--あな34(須魔寺横行)(会話) 2013年6月30日 (日) 09:25 (UTC)

        コメント 票の中身論については上に述べましたので割愛します。充分量の内容というのはどの程度の量か、具体的にご提示いただけますか。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 10:09 (UTC)

コメント 論点を整理します。ケースE(特筆性)による削除は立証は難しい(これは削除側にとっても存続側にとっても同様)、したがってコミュニティコンセンサスを以ってその有無を判断せざるを得ない。本件については長期にわたってその特筆性の有無が審議されており、直近の正常審議の行われた④の投票においてもコミュニティとしてのコンセンサスが得られている状況ではない。票の中身云々については立場によってお互いが相手の票の中身を判断して良いものではなく、基本的にその票の重さはいずれのものであっても同等に扱うべきである。なお、わたし自身の特筆性を有りとする論拠は日本では稀有(初?)なヘイトクライムであること、外部のニュース媒体からWikipedia編集に関して報道があった、こちらも稀有(初?)なケースであることです。--BlueSkyWhiteSun(会話) 2013年6月30日 (日) 10:54 (UTC)

    コメント 二度同じことを言うのもなんですが、削除の方針について日本語版のベースとなっている英語版では利用者各自が方針に則り削除すべきか存続すべきか意見しその審議内容から削除者・管理者が判断するようです。日本語版でもWP:DP#CLOSEに『意見が拮抗している、その他技術的な理由等により、終了判定と削除実施が遅れることがあり


  

2013-07-29

検索エンジンスパム犯罪歴を隠そうとした犯罪者から削除依頼が合ったので削除しま

検索スパム必死逮捕歴を隠す

【流れ】

1,病人から架空処方箋を使い詐欺をする 容疑者薬事法権威と呼ばれていたらしい

2,初版実刑を受ける態度だが数年で出所

3,SEOスパムのためにwikipedia捏造、「○○容疑者逮捕考察」など それがバレて2ch祭りになる

4,それをここでまとめる

5,スパム放置つつこのまとめにも削除依頼 ←今ここ

以下の内容はここに書いてあった内容である

http://nvmzaq.blog.fc2.com/blog-entry-154.html

2chでも書かれていたがこいつは全く反省していないと思われる。

2013-05-12

http://anond.hatelabo.jp/20130512203721

ああ、いるいる。貴方みたいなユーザー相手に四苦八苦しているSEはよく見かけるし、自分もそうだわ。

アドバイスしておくと、何がどう駄目なのか文面化しておくこと。頭の中で考えないこと。対案以前にどこが駄目なのかはっきりさせておけば問題ない。

最後に修正した後、また別の何かを思いついてひっくり返すのは駄目。これもよくやる人いるけど、結局最初初版が一番良かったなんてことになりがちだから

2013-04-17

村上春樹の新刊について語るとき中小書店員の語ること

595 :無名草子さん:2013/04/12(金) 11:36:29.77

村上春樹、どうですか?

売れてます

596 :無名草子さん:2013/04/12(金) 14:37:09.87

まあこんなもんだろって感じ

597 :無名草子さん:2013/04/12(金) 15:11:39.11

配本5冊じゃどうしようもない・・・

598 :無名草子さん:2013/04/12(金) 15:34:01.09

村上 配本0 終わった

600 :無名草子さん:2013/04/12(金) 17:08:12.79

村上 配本1・・・取次営業に怒りの電話をしたが返事が来ない・・・

45万部ほんとうに刷ったのか?

601 :無名草子さん:2013/04/12(金) 17:31:53.38

どうせ 大手アマゾンにながしてるんだろう。

街の本屋なんか、取次相手してないから。

602 :無名草子さん:2013/04/12(金) 17:36:52.36

たった45万部なの?

603 :無名草子さん:2013/04/12(金) 17:48:51.49

大手書店の一部じゃ余りまくるんだけどな

それでも足りないところはいっぱい出て重版を重ねて大手書店へどんどん送りこみ

商機が終わった頃に、余った本が街の本屋へ回る

619 :無名草子さん:2013/04/12(金) 22:05:18.50

>>603

それで返品率云々言われるんだからたまったものではないw

605 :無名草子さん:2013/04/12(金) 17:55:47.09

1Q84の3のときは配本2冊だった・・・

今回はなんと倍の4冊もきた!

606 :無名草子さん:2013/04/12(金) 19:06:33.30

( ;∀;) イイハナシダナー

607 :無名草子さん:2013/04/12(金) 19:24:04.72

せめて 責任販売制にしてほしいな それか 買い切りでもいいが

ハリポタはその点 良かったかと。

614 :無名草子さん:2013/04/12(金) 21:37:03.97

村上春樹新刊3桁きたって足りないんだからどうにもならんわ

次の入荷はいつになるやら…

615 :無名草子さん:2013/04/12(金) 21:44:46.53

なんであらかじめもっとたくさん刷っておかないんだ

初版部数が多いより、何回も刷ったほうが出版社的にはおいしいのか?

616 :無名草子さん:2013/04/12(金) 21:47:50.36

品薄商法だろ

いつものこと

617無名草子さん:2013/04/12(金) 21:49:07.00

一冊1785円もする文芸書を一度に大量に刷る勇気文藝春秋にはなかったんだろ

618 :無名草子さん:2013/04/12(金) 21:55:08.94

今回ので言うなら

なんかニュースでやってるから買ってみよう派が多いから品薄商法意味ないよな

その層は後からじゃもうどうでも良くなって買わないぞ

てか覚えてすらいまい

何回角川春樹の新刊出たってニュースでやってたんだけど

って聞かれたか

621 :無名草子さん:2013/04/12(金) 22:34:59.76

なぜ責任販売制にしないのか。

622 :無名草子さん:2013/04/12(金) 22:36:43.69

責任販売制なのに初回配本足りません

とか抜かした出版社があったなあ

626 :無名草子さん:2013/04/13(土) 06:04:21.07

次回の村上春樹は、大手書店には1冊も並びません

街の小さな本屋さんに沢山配本しますのでそちらで購入してください。


みたいな漢な出版社が現れないものか・・・

645 :無名草子さん:2013/04/14(日) 06:24:06.90

0冊とか4冊しか入ってこない書店もあるのにね…


http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20130412k0000e040156000c&inb=mo&fm=knrn

東京神田三省堂書店神保町本店は1500冊を取り寄せ、14日までの3日間、屋号を「村上春樹堂」に変更し、営業する。

正面玄関には新作200冊を平積みした高さ約2メートルの「ハルキタワー」がお目見え。初日は通常より3時間早い午前7時に開店すると、行列を作ったファンが次々と買い求めた。

647 :無名草子さん:2013/04/14(日) 10:47:07.29

1500冊!!!

649 :無名草子さん:2013/04/14(日) 10:54:58.82

これじゃあ小さい書店は潰れるのは仕方ないなあ。せっかくの売れる商品を回してくれないんだもの

650 :無名草子さん:2013/04/14(日) 11:21:11.79

しかったら、文春の他の本も売れよ・・・って言いたいんだろうな、大手は。

653 :無名草子さん:2013/04/14(日) 16:15:41.25

あるとことはいいよな うちも本部もうちょい頑張って欲しいわ営業もだけど

あいつらこういうときに働かないでいつ働くんだよ

654 :無名草子さん:2013/04/14(日) 17:13:52.09

配本2冊じゃタワー作れませんorz

取次さんせめて6冊下さい。

655 :無名草子さん:2013/04/14(日) 17:29:07.83

フランス文庫のタワーならうちでも できる。 配本0冊はきついわ

店頭客中、得意サンで 7冊いるのに。。。 

656 :無名草子さん:2013/04/14(日) 17:30:25.75

コーナー作って新刊切れて既刊だけの春樹コーナーの空しさ

657 :無名草子さん:2013/04/14(日) 17:35:28.31

大型店以外で2ケタ入荷してる書店なんてあるのか?w

ここ見てると涙しかでてこねーよ

658 :無名草子さん:2013/04/14(日) 19:12:40.24

ウチまで回って来る=実は売れてない

だと思ってるので、ああホントに売れてるんだな~って感想

660 :無名草子さん:2013/04/14(日) 20:14:49.25

>>658

わかるw

ダメもとで頼んだ本が満数来ると「やっちまった」って思うもんな

661 :無名草子さん:2013/04/14(日) 23:30:19.42

新潮しろ、今回の文春にしろ、何故買い切りに踏み切らなかったのだろうか。

掛け率が76でもかまわない。

1Q84で自店がどのぐらい売れるのか、まともな店員・店長ならば見当がつくはず。

出版まで時間はあるのだし、希望を集めることはできるはず。

コストがかかり過ぎるのだろうか。

大手けが書店ではない。絶対必要数にも満たない配本では、中小書店は商売にならない。

出版危機がこれほど叫ばれる中、なぜ業界全体で利益を分け合う選択肢を避けるのか。

ましてや新潮・文春ともに業界の最大手リーダー的な存在だろう。

自分たちだけが良ければいいのだろうか。見てて寂しくなる。

いまさらながら、静山社いかに立派だったか

掛け率76は、買い切りなのにおかしいと当時憤ったが、

とにかく皆に行き渡る事を考えたのは、いまさらながら尊敬に値する。

1500冊のタワー?ご立派ですねぇ。

662 :無名草子さん:2013/04/14(日) 23:43:20.69

新潮しろ、今回の文春にしろ、何故買い切りに踏み切らなかったのだろうか。

書店側の理屈で考えたら何故でも、そりゃあ出版社の側からすれば買い切り=掛け率を下げたくないだろw

出版社もここぞとばかりに儲けたいだろうし、仕方がないと言えば仕方がない

663 :無名草子さん:2013/04/14(日) 23:46:21.85

てか毎度アホみたいな分配してんのは取次じゃねーのん

664 :無名草子さん:2013/04/14(日) 23:59:05.45

弱小が無くなれば大手利益が独占できる

665 :無名草子さん:2013/04/15(月) 00:23:34.25

初版45万が少なすぎなんだよ

666無名草子さん:2013/04/15(月) 00:24:51.71

>>662

別に掛け率を下げなくてもいい。

満数配本してくれるなら、今回限り掛け率上げてくれてもかまわないって

中小書店の多くは考えるのでは。

商品がなければ、売ることすらままならないわけで。

>>663

取次はめんどくさい事したくないから、ほっときゃ「アホみたいな分配」するだろう。

からこそ、物がまだ言える大手が自発的に買い切りに取り組んでほしかった。

>>664

そうだろうけど・・・中小書店がどんどん消えていけば、

長期的には書籍をめぐる産業全体が衰退していくし、それは寂しい。

667 :無名草子さん:2013/04/15(月) 00:25:45.41

うちみたいな弱小でもKAGEROUは大量に来たのになぁ

責任販売でもいいかもっとガッツリ欲しい

明らかに配本が偏りすぎだし、そもそも初版も少ない

via 書店統合スレッド 本屋のホンネ 第66刷

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